09/05/06 00:09:29 OYj9tzl2
「あーめあーめふーれふーれかーあさーんがー♪」
『う…く…苦し……』
「ぎゃーミミズ!!ていうかおおみみず!!でかい!!太い!!ぬるぬるぬめぬめ!!気持ち悪い!!」
『ま…待て…体が濡れて…息が…できないんだ…』
「ひ?! そ…そうなんですか!それはお気の毒に!」
『雨の日は…土に水が染みてな……こんな成りをして情けないが……のたうち回り苦しむしかないんだ…』
「雨の日のたびにっすか!梅雨とか超大変じゃないですか!」
『……良ければおまえの傘を貸してはくれないか?』
「え、でも……」
『目もなく鼻もない我が身だが、なに、礼はする……おまえの家の畑の土を…うんと…肥やしてやろう……
なにを植えてもみごとな花が咲き、青々と葉が繁り、秋にはたわわに実りが訪れ、連作障害も起きないようにしてやる…だから…早く…早く傘を…』
「は、はい……」
『……すまない、助かった。
……雨が止んで次の朝が訪れたら、庭を…見てみろ……約束の印に一面に花を咲かせてやる。私が今日中に溺死しなかったらの話だがな……』
「は……はあ…わかりました……」
こうですかわかりません
雨の降った翌日の道路のミミズの死体の多さと言ったらないよな