09/09/22 00:53:15 oijkKFxq
白いバスタブの中で、俺以外、一人の少女が居る。
波打つ長いアッシュブロンドが彼女の白い裸身に纏わり付く。
足を動かせない少女は、俺と同様に全裸のまま、ぺったりとバスタブの底に座っていた。
『・・・お兄様・・・、えっと・・・。その・・・』
ナナリーが顔を赤らめながら、俺をじっと見つめている。
否、正確には目が見えないので、伏目がちに俺の方を向いている、といった所なのだが。
自分の体形の幼さを恥じているのだろうか。細い腕で自分の小さな胸を隠している。
俺はそんな妹のいじらしさに、堪らず後ろから強く彼女を抱き締めた。
『ひゃんっ・・・。おにいさま・・・、あの・・・』
後ろから見えるナナリーの頬は愈々真っ赤だ。その林檎のような可愛らしさに、俺は不意打ちのようにちゅっと口付ける。
『・・・!!・・・あ、あの、おにいさま・・・、このままだと・・・、体が・・・洗えません・・・』
先程からゼロ距離のまま、ぴたりとくっついているのだから当然と言えば当然か。
『ああ、ごめん。ナナリー』
口では謝罪しつつも、妹の細い体から離れようとしなかった。
『・・・お・・・、おにいさま?』
これで何度目とも知れない、妹の俺を呼ぶ声がする。
如何にも戸惑っていると言わんばかりの、何処か不安げな声だ。
その様子に普段は隠している嗜虐心を擽られた俺は、更に体を密着させた。
―ぐり。
『・・・んぁっ・・・』
ナナリーが小さな声を上げる。僅かに熱を孕んでいる。
その声を聞いて笑みを深くした俺は、更に自分の体を動かした。
―ぐっ、ぐり・・・
『ぁっ・・・、あっ、駄目・・・です・・・、おにいさま・・・』
ナナリーの自制を促す声が響き、自由に動く上半身がもがいている。白い尻たぶが、上半身の動きにつられてゆらゆらと揺れている。
・・・俺が、後ろからナナリーの尻に緩く勃起したペニスを押し付けていたからだ。