コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage14at EROPARO
コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage14 - 暇つぶし2ch668:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:20:52 2VlsJPu5
「・・・・殺すの。私を!」
スザクは躊躇いつつも肯定する事しかなかった。
「そうだよシャーリー」
扉を一枚隔てた向こう側にいるシャーリーは湯舟に浸かっているはずなのに、身体全体が冷めて行くのを実感した。
「理由を教えて・・・・・」
「君が偽りの記憶を持ち続けていれば殺す必要性はなかった。だが、記憶を取り戻した今、最重要国家機密を知る立場になった。だから、協力出来ないのなら君を殺すしかない」
「・・・・・・」
「だから、頼む、協力をして欲しい。君を殺したくもないし、死なせたくもない」
シャーリーの性格からして、それがどんなに難しい事なのかはスザクが一番解っていた。良くも悪くもシャーリーは裏表がないに等しい性格だからだ。
「・・・・・・」
「シャーリー、YESと言って欲しい」
この時、スザクの頭の中では、シャーリーの記憶をもう一度書き換えて貰う思案が浮かんでいた。だが同時に、シャーリーが記憶を取り戻していたのなら、ルルーシュも記憶を・・・・。
その可能性に思い至った時、スザクの中で疑惑が核心へと変わった!。そして私人スザクから軍人スザクへとスイッチが入れ変わった。
《ガラ》
スザクはバスルームの扉を開けて、中に入りシャーリーに近付く。
「ス、スザク君」


669:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:23:11 2VlsJPu5
いきなりバスルームに入って来たスザクにシャーリー身構え、そしてスザクは怯えるシャーリーに構わずにスザクは質問をシャーリーにぶつける。
「シャーリー、君はどういう情況で記憶を取り戻したの!」
「え、あ・・・・・その」
「答えて!」
俯いてスザクの質問に答えるシャーリー。
「買い物を帰りにルルと携帯電話で話しながら帰る途中だったの・・・・・」
「ただ、それだけ」
「うん・・・・・」
「周囲に不審な人とかいなかった?」
「わからないわ」
スザクは幾つかの可能性に付いて考えたが、シャーリーが何等かの外的要因で記憶を取り戻したのなら、ルルーシュも外的要因で記憶を取り戻したと見るべきだと。
「そう言う事かルルーシュ」
「やはりあのゼロはルルーシュだったのか!」「ス、スザク君」
スザクは壁を叩いて歯軋りするしかなかった。まんまとルルーシュに騙され続けていた事にスザクは気が付いた。
「ど、どういう事?」
「・・・・・シャーリー、君が知る限りルルーシュは学園に居て、外国とかに行っていないんだよね」
「う、うん」
「・・・・・・中華連邦に居たゼロの正体がルルーシュなのなら、学園に居たルルーシュは・・・・替え玉かあ・・・・・」
(学園に居たルルは替え玉?、じゃあ偽者のルル!)
学園に居たルルーシュが偽者なら、此処暫くのルルーシュの変貌の説明とが理由が着く。
(じゃあ私は、ルルの偽者とキスしたの!)
ある意味シャーリーに取ってショックだった。(私のファーストキス・・・・・)
ショックの余り泣き出したい心境に。
「シャーリー」
「え」
「僕が良いと言うまで、此処から出ない様に、いいね!」
そう言うとスザクは、乱暴に扉を閉めてバスルームから出て行く。
「・・・・・・」


670:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:25:32 2VlsJPu5

(此処を出るなって・・・・まさかルルに会いに行くの!?)
スザクは単身直接学園に乗り込んで真相を確かめる気でいた。
寝室でラウンズ服から野戦戦闘服に着替え、リビングでプラスチック爆弾、手投げ弾、サブマシンガン、銃、軍用ナイフら野戦戦闘装備一式を用意し、車は遠隔操作が可能な四連装対戦車ミサイル砲二基を装備したロイド製特殊車両で学園に向かおうとしたのだが。
「スザク君、何処に行くの」
「シャーリー」
そこにバスタオル一枚だけの髪を濡らしたシャーリーがリビングに。
「・・・・・君は此処を動くな」
「ルルに会いに、ううんルルを殺しに行くんでしょう」
「まだそうだと決まった訳じゃない」
「だったら、なんでそんなの用意するの」
「・・・・・・」
「どうしてもルルを殺さなくては駄目!?」
「当たり前だ!」
スザクはこの機会を逃したくはなかった。そしてルルーシュに完全に騙されといた事への怒りに支配されてもいた。
「じゃあナナちゃんはどうなるの!」
「!」
ナナリーが脳裏に霞めたスザクは迷いと苦々しい顔を浮かべる。
「たった一人のお兄ちゃんを殺さたら、ナナちゃんは今度こそ一人になるわ」
「だがルルーシュはゼロだ!」
「解ってる!、解ってるわ、例えそれでもナナちゃんの為にも、ルルを殺すべきではないわ」
スザクの中で躊躇いと皇帝から受けていたある秘密勅命が重くのし掛かる。
『もしゼロの正体があれであるならば、ナナリーを殺せ!』
だがスザクは首を振る。
「・・・・・君は、自分の父親をゼロにルルーシュに殺されたのを忘れたのか!」
「それは」
スザクは自分の迷いとナナリーの影を振り切るかの様に続ける。
「それに、ルルーシュはユフィに虐殺皇女の汚名を着させて、自分一人だけ英雄になろうとした卑怯者だ!」


671:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:28:31 2VlsJPu5
「それは、」
「それにルルーシュは英雄願望が強すぎる」
「・・・・・」
「その強すぎる英雄願望は全てを破滅に導きかねないんだ」
「・・・・・」
「解ってくれたねシャーリー」
スザクは全装備を持って出ようとしたら、スザクの携帯電話が鳴り出す。
「誰だ?」「ルルーシュ」
「ルル」
携帯電話の着信メモリーにはルルーシュからの着信が記されていた。
仕方なしにスザクは出る。
《ピッ》
「ルルーシュ」
『スザクか!』
「どうしたのこんな夜分遅く」
『夜分遅く済まない、お前に報せようか迷ったんだが』
「うん、何?」
『シャーリーが買い物に出掛けたきり、まだ女子寮に帰ってこないんだ』
「・・・・・・」
『それでこっちは今、大騒ぎになっている』
「心当たりは」
『全部当たった!、シャーリーの家にも連絡を取ってみた』
「それで」
『帰って来ていないそうだ』
「心配だね」
『ああ』
「まさかとは思うけど、シャーリーが黒の騎士団に誘拐された可能性も考慮にいれないと」
(え?)
情況が今一つ把握出来ないでいるシャーリーだが、自分が誘拐されていないと異議の声を出そうとしたが、スザクの手でリビングの壁に押しやられて口を封じられてしまう。
『おい、ちょっと待てスザク。黒の騎士団はエリア11にはもういないはずだが』
スザクは良く言うと思いつつもルルーシュに合わせつつ、ゼロとしての完璧な証拠を得ようと誘導尋問を開始した。

672:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:31:04 2VlsJPu5
「黒の騎士団の全てがエリア11を出て行ったとは限らないさルルーシュ」
『それはそうだが』
「それにゼロだって末端の団員の行動まで把握は出来ないさ」
『・・・・・・・』
ルルーシュ自身も当たらずとも遠からずと思う所があるので、反論が出来ない。
実際に昨年のブラックリベリオンでは、決起に参加した一部の民兵が略奪や婦女暴行に走ったり、玉城が生徒会メンバーを勝手に殺そうとした事があるだけに、団員の全員が必ずしも品性方向とは言えないのが実情でもあった。
『ともかく、警察に届け出を出す事にしたよ』
「うん、それが正しい選択だと思うよルルーシュ」
『ああ』
「後、それと、僕も今から学園に行くよ」
『今からか?』
「シャーリーの事が心配だし、今から僕直属の部隊第101空挺機動旅団を学園に出撃させる」
第101空挺機動旅団はKMFグロースター一個連隊と降下歩兵一個連隊からなるブリタニア軍精鋭部隊であった。
『スザク!、それは止めろ』
「シャーリーの事が心配だからだよ」
『幾ら心配だからって』
「ともかく今から学園に向かうよ」
『軍は出撃させるなよ!』
「解っているよ!。所でルルーシュ」
『なんだスザク』
「来週月曜日はロロの誕生日だったよね」

673:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:32:40 2VlsJPu5
『・・・・・・』
「どうしたのルルーシュ」
『ああ、いや』
(これではっきりと解る。今のゼロがルルーシュかどうか)
スザクはこの時、ルルーシュとのやり取りに注意を払う余りシャーリー周囲への注意が散漫になっていた。
シャーリはスザクの手の力が多少緩んだのを感じると、お腹を空かして起きたアーサーとほぼ同タイミングでスザク親指と薬指の間に噛み付いた。
「いでえー」
予期していなかったシャーリーの反撃が原因でスザクは携帯電話を落としてしまう。次の瞬間シャーリーは携帯電話に飛び付いて確保。そして。
「ルル!」
『シャーリーか!?』
「今すぐに逃げて!」
「シャーリー余計な事を」
スザクはシャーリーから携帯電話を奪い返そうと飛び掛かるが、シャーリーは携帯電話を放そうせずにルルーシュに警告を発し続ける。
「ルル逃げて!」
「シャーリー電話を返すんだ」
「もうばれているの、ルルが記憶を取り戻しているのが!」
「シャーリー!」
「キャーア」
焦ったスザクは思わずシャーリーの頬を叩いてしまい、シャーリーは床に転がってしまいバスタオルが開けて全裸に。
「余計な事を」
携帯電話を取り戻したスザクだが、もう既に回線が途切れていた。
「くっ」
急いで電話を掛けたが回線が繋がらない。
スザクは急ぎ学園に向かおうとするが、顔を朱く腫らしたシャーリーが全裸の間々スザクの左足を掴んでいた。
「行かせない。ルルを殺させない。ナナちゃんの為にも」
「シャーリー」
スザクはシャーリーを振り切ろうとするが、シャーリーがあらん限りの力でしがみついているので振り切れない。
(本気を出せば、シャーリーに大怪我をさせてしまう)
スザクはジレンマに、シャーリーは必死の思い出スザクを止める。
「シャーリー離れろ!」
「ルルを、ルルを殺すのなら私を先に殺してスザク君!」
シャーリーの心からの絶叫だった。
「・・・・・・」
「私を先に殺してぇ」

674:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:34:35 2VlsJPu5
「シャーリー君はそこまでルルーシュの事を」
「お願いスザク君、ナナちゃんの為に見逃してあげて」
スザクはシャーリーに対して余り乱暴はしたくはなかったが、余り時間を掛けすぎるとルルーシュの逃亡を阻止出来なくなる。スザクに焦りが募る。
「シャーリー離れてくれ!」
「行かせない。絶対に」
「シャーリー」
「ルルを見逃してくれたら、私を貴方にスザク君に挙げるわ」
「!」
「だからお願い。ルルを見逃してあげて」
左足から腰へと溢れる涙顔でのシャーリーの縋り付いたお願いに硬直してしまうスザク。
「・・・・・・」
「代償は私。私の命と身体をスザク君に挙げる。だからお願い、ルルを見逃して」
「駄目だ!。君にそんな事をさせられない」

675:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:35:48 2VlsJPu5
「今の私に出来るのは、この命と身体をスザク君に提供する事。だからお願い、ルルを見逃してあげて」
シャーリーはスザクに懇願しつつゆっくりと立ち上がって、スザクの頬に両手を添えて唇を重ね合わせる。
「シャ シャーリー」
「ルルを ルルを殺さないで」
「・・・・・・」
「ルルを殺さないでくれたら、私はスザク君の奴隷に喜んでなって挙げる」
「・・・・・・」
この時のスザクを支配していたのは形容のしがたいシャーリーへの恐怖だった。
スザクがその気になればシャーリーを排除するのは簡単な事。だがシャーリーの真っ直ぐ過ぎる感情が、スザクの身体を恐怖で硬直させてしまった。
ブリタニア軍軍人として過去に望まぬ物や女を押し付けられた事はあるが、その都度軽くあしらうか無視を決め込む事でその場を凌いで来たが、シャーリーにはあしらう事も無視する事も出来ないでいた。
スザクが硬直していると、シャーリーは膝ま付いてズボンのファスナーを降ろし始めた。
「シャーリー!」
「スザク君、私の初めてを貴方に挙げるわ」
「止めるんだ、君がそんな事をする必要性は うっ」
シャーリーはファスナーを降ろした後、パンツからスザクのペニスを外に出す。
「スザク君。私、余り上手に出来る自信はないけれど、こうすれば男の人が喜びのは知っているよ」
「止めるんだシャーリー」
スザクはまるで金縛りにでもあったかの身体を動かそうとするのだが、シャーリーに硬直ギアスを掛けられたかの様に動かない。そしてペニスだけが別の生き物かの様にシャーリーの手の動きに合わせていきり立つ。
「凄い。こんなに大きくなるんだ・・・・・」
「シャーリー」
「スザク君。私は気にしないから、大丈夫だよ」
「だったら、何故泣くんだ君は!」
「・・・・・・」
スザクの問いに返答しないシャーリー。その返答の代わりにスザクのペニスを口の中に含に始めた。

676:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:37:08 2VlsJPu5
「うぅ・・・・・・」
スザクのペニスを口に含んだシャーリーは亀頭に舌を這わせて、ゆっくりとアイスクリームをすくい上げる感じで亀頭を嘗め回す。
「シャ シャーリー」
スザクが明らかに感じ始めているのを悟ったシャーリーは、ペニス全体を口の喉奥深くまで含んで、入り切らない所は白く細長い指で扱く。「ん、ぐぅっ!」
喉奥深くまで飲み込んでしまいむせ返るシャーリー。
「ケホ、ケホッ」
「もう止めてくれシャーリー。こんな事をしたって僕の考えは変わらないんだ」
シャーリーはニッコリと微笑んで、またスザクのペニスを喉奥深くにまで口に含んで愛撫を再開する。
「んぐっ、んっ、んっ、・・・・・・ぐうっ、うっ、んん、うぐぅッ・・・・・・」
「シャーリー・・・・・・」
シャーリーの愛撫にスザクの理性は次第にゲシュタルト崩壊へと進みつつあった。学園随一の美少女で人気者だったシャーリーを征服している高揚感が芽生えると同時に、無償なまでな悲しさが感情が、次第に両方が心を覆い尽くして行く。
シャーリーはスザクの憎しみの感情を自分の中に受け入れ様と愛撫を続ける。
そしてスザクの中で何かが弾けた!


677:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:39:01 2VlsJPu5
スザクは乱暴にシャーリーの頭を掴むと、自分の腰を前後に動かすと同時にシャーリーの頭をも動かす。
「んぐ、ぐ、ぐ、んぐぐ」
シャーリーがぽろぽろと涙を流しながらむせきをしていようが、お構いなしにシャーリーの口内をペニスで蹂躙して行く。
「泣け、泣くんだ、大きな声でシャーリー!」
スザクはありったけの怒りと憎しみの感情を凌辱して行く形でシャーリーにぶつける。
だがシャーリーは必至に堪え、浚にスザクを自分の奥深くにまで受け入れ様と両手をスザクの背中越しに回す。
「ぐ、ううん、ぐう、ぐ、ぐ」
スザクの動きに合わせてスザクのペニスに舌を絡ませるシャーリー。
「なんで、なんで、なんで君は」
スザクはシャーリーが怖かった。その壊さから怒りと憎しみが生まれ、シャーリーを凌辱する事で怒りと憎しみをシャーリーの中にぶつけるスザク。
そして全てを受け入れるシャーリー。
「う、・・・・・シャーリー全部飲むんだいいね」
スザクはペニスの中に強烈なマグマの塊を感じた。そして次の瞬間、亀頭が開いてシャーリーの喉奥に射精をした。
《ドクドクドクドクドク》
シャーリー吐き出しそうになりながらも、スザクに言われた通りに全ての精液を飲みながらもスザクのペニスをいつしむかの如く愛撫を続けた。


678:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:40:38 2VlsJPu5
シャーリーは苦しみながらも、スザクの精液を飲み込んだ後も丹念に丁寧にいつしむかの様にペニスを愛撫し続ける。
そんなシャーリを思い切り汚して汚辱塗れに落としてやりたいどす黒い欲望が目覚める。そしてルルーシュを取り逃がした罰をシャーリーに与えたかった。
「シャーリー、ソファーに手を付いて四つん這いになって尻を差し出せ!」
「・・・・はい」
シャーリーはナナリーの為にも、ルルーシュをスザクに殺させたくはなかった。だから覚悟を決めていた。スザクに蹂躙凌辱されるのを。
「スザク君・・・・こう」
「うん、いいよその高さで」
自分に言われて尻を差し出したシャーリにスザクは自分の中の度S感情の高ぶりを押さえられない。
シャーリーの尻を掴んで、迷わずに一気に膣内に処女幕をペニスを貫いた。
「きゃああああああああああ」
一気に貫かれた事で全身に激痛が走る。
「あぐ、あああ、つうううん」
「シャーリー、まだこれからが本番だよ」
裂けた処女幕からの鮮血が膣口から溢れて床にポタポタを落ちる。
「はあ、はあ、はあ、あつうん、あああ、い」いいい」
スザクは休ませる気はなく、激しく挿入を繰り返す。その都度に満足に濡れていない膣内は引き裂かれると錯覚をする痛みを繰り返す。
「ん、んん、つうん、ひい」
スザクは中挿を繰り返しながらシャーリに声を掛ける。
「本当は痛いんだろシャーリー」

679:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:42:11 2VlsJPu5
「!」
スザクの問い掛けにシャーリー苦痛一杯の涙だ顔で左右に振る。
「シャーリーは嘘が下手だね」
「・・・・・・・」
「嘘が下手な子には優しくは出来ないよ!」
スザクは前後だけではなく、円回転や左右にも運動を始め裂けたばかりの処女幕をさらに蹂躙し膣内を処女の血、二人の愛液でぐちゃぐちゃに掻き交ぜる。
「ヒィ、ヒァ、ヒィ、クウン、アアア」
頭の中で何度も痛みのスパークが光り、まるで自分の下半身が自分の物ではない感覚に見舞われて、シャーリーは自分が一体何者か分からなくなってきた。
「アゥ、ヒィ、アアー」
「!」
スザクはシャーリーの身体に変化が起き始めているのに気が付いた。シャーリーの子宮から愛液と言う名の蜜が溢れて来る。身体が身体を守ろうとする防衛本能なのだろうが、スザクと仕手は寄り凌辱しやすくなる。
そしてシャーリーを落としめる為に利用する事を思い付く。
「シャーリー凄いよ。どんどん濡れて来ている。感じ始めて来たんだね」
「!!!!!、ち、違う」
「違くないよ、なら、なんでこんなに蜜が溢れて来ているの」
スザクはシャーリの蜜を指三本で掬い上げてシャーリーに見せる。
(!、嘘)
シャーリーの心臓が一瞬凍り付いた。
スザクが見せた指三本には蜜が処女の血も混ざて糸滴を作っていた。
「シャーリー、君の本質は淫乱だったんだね。なら遠慮なしに奴隷として調教させて貰う」
そしてスザクはラストスパークに向けて自分の腰とシャーリーの腰を激しく動かす。


680:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:44:43 2VlsJPu5
「ひぅひぅ、ああ、あ、つうううん、ああ」
スザクがラストスパートに向けてピッチを速めると、二人の結合部分から卑猥な音がクチュクチュと聞こえ来る。
「いいよシャーリー。もっと蜜を溢れさせて」
次第にシャーリーの中で倒錯にも満ちた感情と凌辱される事への喜びへの燭が灯る。
スザクはシャーリーの豊満な胸を掴み、身体背中に身体を密着させて更に子宮の奥へと注挿を繰り返す。
「ああ、あ、あ、あ、ああー」
(な なに、この感じ?)
子宮の奥にスザクの膨張したペニスが激しく当たり、子宮全体を掻き回し出した事でシャーリーの女としての本能が刺激されて、怪しい高ぶりがシャーリーの身体を支配して行く。
(私 感じている)
「凄いよシャーリーの中! 蜜で一杯だよ」
(私の中にもう一人の自分が居て、その自分が私を笑いながら支配して行く)
(ルル ごめんね)
スザクはシャーリね左肩に軽く歯を立ててキスマークを残す。
「いた!」
左肩から首筋にそって、舌で舐め上げて耳たぶを軽く噛んで左耳を舐め回す。
敏感になっていたシャーリーの身体はその都度びくびくと反応し、膣を軽く締め上げてスザクのペニスに強い刺激と快感を与える。
「うう」
シャーリーの膣が名器だとスザクは瞬間的に悟った。シャーリーを独占したい自分だけの物にしたい独占欲が充満する。
右手でシャーリーの顔を後ろに向かせて唇を重ねて舌を侵入させてシャーリーの舌を自分の舌に絡ませた。
そして
「シャーリーもう限界だ。君の中に出すよ」
その一言にシャーリーはハッとなる。
「待ってスザク君。中には中には出さないで」
「勿体ないから出すよ」
「今日は今日は危険日なの!」
シャーリーはすっかり失念していた。今日中だしされると妊娠してしまう確率が高い日だと。
だがスザクはクスッと笑みを浮かべると子宮の奥にペニスを一突きさせると、大量の精液を放出した。
「あう!、・・・・・いやあああああああ」
《どくどくどくどくどく》
スザクの精子が液がシャーリーの子宮一杯を満たして行く!

681:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:46:42 2VlsJPu5
「うう、ひく、ひく」
スザクは息を切らしながら泣き崩れるシャーリーを見ながら満足感を覚えると同時に、自分が本質的な部分で父親と同じ人間である事を思い知らされる。
(僕は母親を知らない)
スザクは幼い頃に何度か母親の事を父親に聞いたのだが、父ゲンブはあしらう事は合っても明確に答えてくれた事はなかった。
だから母親の記憶と思い出話があるルルーシュとナナリーが羨ましいとずっと思っていた。
スザクが母親の事に付いて知ったのは、戦争が始まる直前に古くから枢木家に使えていた女中のタミさんが、母親の思い出があるルルーシュとナナリーが羨ましがっていた自分に見兼ねたからだ。
母親の名前は『桜』。
年齢は不明なのだが、十代半ばの若い色白の女性だったと言う。
なんでも父ゲンブから大事な物を取り上げられてしまい、帰して欲しければ枢木家の跡取り息子を産めと父ゲンブに脅迫されていた。
泣く泣く父ゲンブに従い二年近くも半ば軟禁扱いを受け、枢木神社からは一歩も外を出る事を禁じられていた。
母桜は枢木神社に居た頃は毎晩の様に星空を寂しく眺める日々を送り続け。
そして自分を産んだ後に、父ゲンブから約束通りに隠されていた大切な物を返されて、泣きながら枢木神社から解放され姿を消したと言う。
スザクはその話しを聞いたからは父ゲンブを忌避をし始め、ナナリーが父ゲンブの毒牙に掛からせない為にもルルナナ兄妹を、ナナリーの療養を名目に伊豆の別荘に三人で移ったのである。
(だが自分も父の事は言えないな)
スザクはそっとガウンを掛けながらシャーリーの無惨な姿を見て、結局自分は父ゲンブと同じ人間だと自覚するしかなかった。
(ともかくルルーシュを何とかしないと。もう学園から姿を消しただろうけど、学園を利用させない為にも、学園を閉鎖させないと・・・・・・だが、ナナリーはどうする・・・・・・)
出口が見付からない迷宮をさ迷っている自分がそこにいた!

682:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:48:36 2VlsJPu5
今日はここまで。向こうのスレが1000に行ってなければまた転載します

683:名無しさん@ピンキー
09/08/29 21:06:46 qCYDxihL


684:名無しさん@ピンキー
09/08/29 21:08:30 zhsHHgd3
キャラサロンっていうから
なりきりスレのログじゃないかな

685:名無しさん@ピンキー
09/08/29 22:58:52 rxKbDW8O
そのSS投降された分全部見てきたけど、シャーリースレのようだよ

686:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:01:12 HvloIxX6
ルルミレが読みたい
出来れば男女逆転祭に絡めて

687:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:23:44 J7+etBEr
>>730
通りでな
どのキャラもえらく改悪酷いから何事かと
特にシャーリーの描写に違和感ありまくりだ

688:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:25:43 xHqnMHZS
読んでないけど
汁文ってこと?

689:名無しさん@ピンキー
09/08/30 00:59:23 e4NFTwgb
保管庫の更新、前回は7/13か。
一月半経ってるな。
SS増えてるし、そろそろ動いて欲しいんだが。

690:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 07:25:01 Z6Qc/mE4
>>732
自分はエロパロスレなんだからこういうネタもありだと思ったけど
見てきたけど、かなりの長期連載?だったよ。まだ終わってないけど

>>733
違うと思う、たぶん汁じゃない。違ったら汁と混同するのはその人に失礼かと
↑だけだとシャーリー→ルルーシュだけど
段々シャーリーがスザクに依存してく感じの話のようだ
2人の間に恋愛感情はないみたいだけど

691:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 07:51:09 dH4MjeqK
転載したのは書いた本人なのか?
あとここはキャラサロン板のログ倉庫じゃないんだから
一言伺いをたててほしかったな
あと>1読んで凌辱系ならまずそう書いてくれ

692:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 08:53:03 YGDL2FmC
そうだな

693:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 17:49:22 e4NFTwgb
さあ! 民主主義をはじめようか!!

694:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 18:03:46 pLB9+LLN
>>738
神楽耶様や天子様にですなw
賛成派は前の穴に、反対派は後ろの穴に挿n…もとい、投票という訳ですね

小説版(ナイトオブラウンズ)では合衆国ブリタニアも民主主義になっているとの事なのでナナリーにも、という訳ですね!

695:名無しさん@ピンキー
09/08/31 13:38:37 foqGDr0h
素晴らしい

696:名無しさん@ピンキー
09/08/31 17:43:51 lt468aEz
何か最近、神楽耶だと個人的にナイトメア・オブ・ナナリーのような付け入る隙が全く無い神楽耶とか、
このスレのカグスザSSのしたたか過ぎる神楽耶とかの印象が妙に強いなぁ…

ナナリーに関しては攻めナナリーを見てみたい今日この頃…
やるとしたら反逆学園ギアス先生またはおでん屋ナナちゃんでルルーシュ相手か、
ナイトメア・オブ・ナナリーでアリス相手か

天子も何かいい案ないかな?

697:名無しさん@ピンキー
09/08/31 18:18:22 PAXgzJBU
>>741
そういう時は神楽耶キャラソンを聴くんだ
もういないルルーシュを思って切なく歌うか弱く儚げな神楽耶が聴けるぞ

698:名無しさん@ピンキー
09/09/01 13:10:48 b6b6f3RP
興味をそそられるな

699:名無しさん@ピンキー
09/09/01 15:49:42 cwmMjrhe
ルルカグで日本=ブリタニア二重帝国とか

700:名無しさん@ピンキー
09/09/01 18:04:32 IdhSX2fG
空白の二ヶ月の間に捕虜になった神楽耶とかどうよ?
悪逆皇帝ルルーシュの真意を察しながらも蹂躙され、泣きながら耐えるとか

ゼロレクイエムに至らないIF展開で、日本=ブリタニア二重帝国も見てみたいがw

>>741
同じ攻めでも、ルルーシュとかには黒ナナリーで、アリスには白ナナリーでいけるな
つーか黒くないナナリーが攻めて違和感が無いのが、アリスとロロ(ニュータイプの小説)以外に思い浮かばん
天子はシンクー相手も考えてみたが、シンクーが同意し難そうな上に、最悪腹上死しそうな気も…
他は神楽耶×天子しか思い浮かばなかった

701:名無しさん@ピンキー
09/09/01 19:33:15 npCZ3Bok
5年くらいしてそういう方面の知識もつけてきた天子様が亡きシンクーを思い自慰・・・しかうかばん

702:名無しさん@ピンキー
09/09/01 23:58:46 y+IKjYzg
二重帝国なら日本は所詮「エリア11」だからな・・・
EUか中華連邦ならあり得るが。その意味じゃルル天は十分にアリだ。

ルル本人じゃなく縁者との婚姻ならアリだが・・・適任者がいるのか?

703:名無しさん@ピンキー
09/09/02 00:01:02 2G98Xoc6
>>747
オデュ(ry


年が近いという理由だけでパルやキャスをあてがわれて壊される天子様とか

704:名無しさん@ピンキー
09/09/02 00:01:49 +Q9amHcA
ルルーシュの血縁の男ってシュナイゼルしかいなくね?
関係者って意味ならやっぱスザクになるのか?

705:名無しさん@ピンキー
09/09/02 00:03:34 y+IKjYzg
ああ、側室なら日本からでもアリだろ。

とにかくブリタニアと日本じゃ力関係が違いすぎるんで正妻の目はない。
政略結婚なら国内の有力者か、国外だと中華連邦orEUの中枢部しかあり得ないってこと。

706:名無しさん@ピンキー
09/09/02 00:22:31 b/wrEDB9
ルルーシュの場合正室も側室も関係なく愛しそうだけどな
全方向に愛を(無意識に)ばらまく男だし

それならいっそルルーシュ皇帝のハーレム物語が見たいぜ
C.C. カレン シャーリー ミレイ カグヤ
あと誰か候補いるかな

707:名無しさん@ピンキー
09/09/02 06:07:43 +Q9amHcA
愛するのは可能でも体力がないから途中でへばるよ…

708:名無しさん@ピンキー
09/09/02 10:43:58 qRRLNRG+
そっか……

709:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:21:07 5fbRpvK8
へばったところで形勢逆転でおk
ルルーシュなら攻められてもばっちりだ

710:名無しさん@ピンキー
09/09/02 17:26:08 rEEA9fgs
自分にギアスをかけるんだ

711:名無しさん@ピンキー
09/09/02 18:10:22 5BDa9yVk
さよこあたりに篠崎家に伝わる強壮薬でももらえばおk

そんなSSあったよね

712:名無しさん@ピンキー
09/09/02 19:18:23 mMRELvNj
悪夢の神楽耶でエロパロやるとしたらどんな感じたろ?

713:名無しさん@ピンキー
09/09/02 19:42:02 b1zIDLHj
>>757
何とか対等にやりあえそうなのがゼロさんぐらいしか思い浮かばない…

714:名無しさん@ピンキー
09/09/02 20:20:04 Em5CVXC4
>>757
カグヤ様に性的に虐められるナナリーとか?
年が幼すぎるか。

715:名無しさん@ピンキー
09/09/02 20:30:45 rycgOhek
>>759
エピローグでナナリーは駐在大使になってるし、神楽耶様と絡ませようと思えば絡ませられるかも
神楽耶様と性的な外交とか?
ナナリーだけでなく、アリスも入れた3Pでw(無論、アリスもナナリーと一緒に神楽耶様にやられます)

…何か、アリスとナナリーが一緒でも、悪夢の神楽耶様相手に優位に立てそうな気がしねぇw

716:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:36:47 a9I8lluX
悪夢のスザクやゼロさんなら・・・あの二人ならきっとなんとかしてくれる・・・

717:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:47:23 9dDja4Qe
ゼロさんの股間はなんか自在に動いてあらぬところまで届きそうな気がする

マッシヴなボディに魔女のテクか…
なんかどんな女でも落ちそうな気がするぜ

718:名無しさん@ピンキー
09/09/03 06:20:34 GZ21qRio
でも咲世子さんなら、咲世子さんなら返り討ちにしちゃいそうでもう・・・www

719:名無しさん@ピンキー
09/09/03 07:15:41 4NePFLhn
>>760
ベッドの上で日本とブリタニアの外交について、身体で語るわけですね。わかります。
ユフィが皇帝に即位する直前みたく、神楽耶様がナナリーに国と国の友好関係を築く者としての矜持を問う訳ですね。わかります。
一方のアリスは「私が代わりに責めを受けるから、ナナリーには手を出さないで!」と言うものの、神楽耶様に騎士としての矜持を問われる訳ですね。わかります。
そして最後は百合ってるナナリーとアリスに神楽耶様が二人纏めて愛撫したり、ナナリーとアリスが神楽耶様にご奉仕したり色々する訳ですね、
大変よくわかります!

>>761
悪夢のスザクはユフィ一択(しかもプラトニック)というイメージが定着してなぁ…
子供の頃のスザクと神楽耶様の絡みも好きだけど。
…やっぱゼロさんが一番しっくり来るかw

>>762
問題はゼロさんはふたなり扱いなのか(マッシヴボディとCCを切り替えられる)、
ゼロさんのサイズはいかほどのものかというのもありそうだ。
あれでポークビッツのような大きさだと目も当てられんw
かといって巨根すぎると、女に苦痛を与えるだけになりそうだし…(最悪、ゼロさんの激しいプレイに女が耐え切れず死に至りそう)

720:名無しさん@ピンキー
09/09/03 17:54:54 UR9+q5Co
流石のカグヤ様でも、ゼロさんのは入らない気がする
先っぽでもきつそうな気が

カグヤ様×ナナリー×アリスはちょっと見てみたいw

721:名無しさん@ピンキー
09/09/03 18:21:55 JjRNxu2T
>>764
悪夢のスザユフィはあんな澄ました顔して実は肉体関係ある方が萌えるけどな

722:名無しさん@ピンキー
09/09/04 17:30:57 7gJsAu0Q
悪夢のスザユフィは、ユフィの方からスザクに迫ってきて…ってのが頭に浮かんだ
何かスザクの方からは、主従意識が消えない限りは迫ってこなさそうな気がする



で、主従意識が消えたら政務に影響が出ない範囲で、誰も見てないところで肉体関係に及ぶ…とw

723:名無しさん@ピンキー
09/09/04 18:14:24 S1SskFB1
あの二人は公私をきっちりわけそうだが。

724:H.H.
09/09/04 21:02:01 CvT0rLOw
話ぶった切ってすみません皆様お久しぶりですH.H.です…
帰る場所の前編から4カ月以上もたってしまいました誠に申し訳ありません。
もう私の駄文を乗せてくださっている保管庫の管理人様には感謝しています
おそらくほとんどの方が忘れたでしょうがようやく後篇が完成したので>>182-187の続きを投下します。

注意
1:時間軸はゼロレクの後日談
2:エロパートあり、だけど初心者なので下手


初心者の駄文なのであわないと判断したらNG推薦します

725:H.H.
09/09/04 21:02:35 CvT0rLOw
帰る場所(藤堂鏡志郎×千葉凪沙) 2

 突然の出来事に千葉は一瞬何が起きたのか理解ができなかった。
 藤堂に強引に腕を掴まれたと思うと気がついた時には藤堂の骨ばった手は彼女の腰と背中に回されており自分の唇は藤堂の唇に触れていた。
 口付けをした事のない千葉は初めての口付けに戸惑うことしかできなかった。
「…っあ、んぅ、」
 しかし、驚く暇も与えられず唇の間から藤堂の舌が強引に入り込んで行き千葉は舌を絡め吸われ触れるだけの柔らかい口付けは深く濃厚な口付けへと変わっていき彼女はそれを享受するしかなかった。

「…っん、ふぁ…!と、とうどうさ…ん…」
 ようやく藤堂が唇を離すと二人の唇の間にはどちらの物とも付かない唾液の細い糸を紡ぎ、
千葉の顔は、はほんのり赤く染まり目には少し涙が浮かび潤んでおり頭一つ分ほどの身長差から藤堂を見上げる形となり上目づかいになっていた。
 また突然の深い口付けに腰の力が抜けてしまったのか千葉は藤堂の背中に腕を回し崩れかけたバランスを保っており自然と抱きつく形となってしまった。

 そんな千葉の乱れた姿は藤堂の欲情を煽ることとなった。

「…凪沙」
「え…?」

藤堂の腰に回された手が膝に回され千葉は抱きかかえられ、そのふわりとした心地に再度頭がついていけず呆けてしまう。
抱きかかえられた時の体勢で布団の上に座らせられたかと思うと押し倒され襟元と裾が乱れ上は鎖骨と胸元が、下は細長い脚がそれぞれ露わになり千葉はより扇情的な雰囲気が出ていた。

「あ、あの藤堂さん」
「凪沙…聞いてほしい。私は同情でお前に同居に誘ったのではない」
「え…?」

藤堂は打ち明ける。言えなかったその想いを言葉で紡ぎ。



726:H.H.
09/09/04 21:03:39 CvT0rLOw
「私はお前の気持ちを知りながらずっと目を背け続けお前を傷つけてきた。だから、お前と向き合うためにお前と一緒に暮らそうと思った…」
「う、嘘…」

 それは思いもよらない言葉。ずっと一方的な想いだと思っていたのに。

「嘘ではない、一緒に暮らせばお前に向き合える機会だと思った。だが私はまたお前を傷つけてしまった。先程のお前を見てようやく私は気付いた…。今までの関係では駄目だと…だから…」


「藤堂さ…あっ」

 藤堂は千葉の長襦袢を占める帯に手をかけるとそのまま解き体を包んでいた長襦袢を緩ませたうえで裾や襟の部分を肌蹴させる。

「あ、あの藤堂さん、ひゃ」
 藤堂の指は長襦袢を肌蹴させるだけに留まらず胸を覆う下着を外すために手をかける。
 また前でホックをつける種類のであったためブラジャーは簡単に外れ
千葉の形の良い豊満な胸は藤堂の眼下に晒され彼女の心中を羞恥が襲う。

「や…、あんまり…見ないでください…恥ずかし…」
「何故拒む?もう私たちは以前の関係ではない、それにこんなにも綺麗なのに」
「で、でも…ぁ」

 豊満な乳房と鎖骨の間に藤堂が吸いつき千葉の白い肌に赤い花を咲かせる。
 それは二人の新しい関係の始りを告げる印として
そして彼女は自分のものだと印をつけるために。

「…あ、これ。ぁ!」

 藤堂は千葉に有無を言わせずに胸の愛撫に移る。
彼は女を知らない。それでもただ本能のままに愛撫を施していった。

「ぁ…ふぁ」
 藤堂の骨ばった大きい手にすら収まりきらない豊満な胸を鷲掴みで強く揉みしだしその柔らかさを堪能する中千葉はほのかな痛みと慣れぬ感覚からほのかに声を洩らす。
 その少し強引な愛撫で乳房の突起はツンと立ちそれを指先で弄び強く詰み千葉はその感覚に声を抑えながらも身を捩じらせる。

「…ん。ひゃぁ、や…ぁ」
 突然の感覚に千葉は、頬を染めさせ声を上げてしまう。
 藤堂は固くなった乳首に舌を這わせ始めたのだ。

 最初は舌先で転がすように弄び、時には口内で強く吸い、時には前歯で甘噛み愛撫をする。千葉は最初こそ羞恥と違和感を感じていたものの、次第に仄かな快感を抱く様になる。


727:名無しさん@ピンキー
09/09/04 21:04:54 JAEznoZz
悪夢のスザクもやっぱり非童貞なのかね?

728:H.H.
09/09/04 21:05:05 CvT0rLOw
「もうこんなになって。厭らしい躯をしている」

「嫌、そんなこと…」

 藤堂の言葉を否定するものの千葉の躯と神経は最早快感に犯されつつあり表情は上気し始め目は涙で潤んでいる。

「口では否定しているか。…だがこちらの口はどうだ?」

「…ふぇ?あ、ふぁぁ!」

 藤堂の発言の意味が解らず呆けていた千葉だが下半身の感覚に素っ頓狂な声を上げその言葉の意味を理解した。

藤堂は下着越しに千葉の秘部に指を這わせ既に濡れている其処に少しずつ力を入れ撫で上げる。

「っふ。もうこんなに濡らして。やはり厭らしい女だな」
「い、嫌ぁ。言わないでください…恥ずかしい…」

千葉はあまりの顔を赤くし照れ隠しに顔をそむけてしまう
しかし彼女の言葉とは裏腹に唯でさえ濡れていた千葉の秘部は藤堂の指により更に愛液を漏らし下着を汚していた。

「そう言うな、こちらの方も見せてもらうのだから」
「え、ちょっと待っ…あ!」

先ほどまで秘所を愛撫していた藤堂の指は、ショーツにかけられ手早く脱がし千葉の秘所が露わになる。

「…。綺麗だ…」

卑猥に潤みを帯びながらも美しさのある千葉の「其処」に見とれ軽くため息が出る。

「…や。そんなに見られると恥ずかしいです…っあ、嫌ぁ!」
「?…凪沙」

藤堂は、千葉の反応に驚くこととなる。
千葉の秘所に直接指を這わせ壁を割り開こうとするが其処はきつく閉ざされまた指を入れた際の痛みを千葉本人が拒み藤堂の指を受け入れようとしないのだ。
「あ、や。ひぁ。駄目です。」

 それは浅く指を入れようとしただけでも苦痛が伴い千葉はそれを拒むことしかできない。

「…そうか。初めてだったのかお前も…」

 そう、彼女は藤堂と出会い祖国を取り戻したいという願いと藤堂への想いを抱き性別を捨て戦い続けたのだ。故に彼女は男を知らない。
愛する人の愛撫で蜜を帯び濡れた秘所も異物を入れられる恐怖と痛みで震えている。

 藤堂は指を秘所から抜き千葉の秘所を解すためにあることを実行するために太腿に手をかける。

「え?と、藤堂さん!?嘘、やあぁ!」

 藤堂の行動に千葉は甲高い声をある。


729:H.H.
09/09/04 21:07:52 CvT0rLOw
藤堂は千葉の足を抱え膝の裏に手をつかみ、足を大きく広げ顔を近付けるのだ。
そして愛撫で赤みを増し蜜で濡れそぼった秘所は藤堂の眼下へ晒されることとなり千葉はあまりの羞恥に今まで以上に取り乱し半泣きになりながら腰を引こうとする。
 だがただでさえ愛撫の快感で力が抜けており、女性の力が男の力に敵うはずがなくそれが出来ずに広げた足の内側に軽くキスを落としながら藤堂が千葉の秘所に近づいてくる。

「嫌!ダメ!止めてください!見ないで下さい!そんな汚い所、あぁぁぁぁ!」
 藤堂の頭を股間から引き離そうと弱々しい力で藤堂の頭を引っ張り必死に抵抗する千葉だが、藤堂が秘所から足の付け根に漏れている蜜を舐めとりそのぬめりとした感覚に素っ頓狂な声を上げる。
その時藤堂が顔を上げ千葉に優しく語りかける。
「凪沙、大丈夫だ、お前の此処はこんなにも綺麗なのだから。それにお前に汚いところなどないよ」
「…え?」

藤堂の優しい問いかけに千葉の中にあった恐怖は安心感に変わり始め、彼なら大丈夫だと信じ抵抗をやめ藤堂の行動を全て受け入れる覚悟をして抵抗を止める。
先ほど足の付け根に漏れた蜜を舐める作業に戻し蜜の滴り落ちる秘所へと舌が辿り着く。

「ふぁ!?ひぁ、あぁぁ、いやぁぁぁぁぁ!」
愛液をはしたなく漏らす千葉の秘唇に藤堂の舌が触れ、両手の親指で押し開きながら舌を使い壁を割り開き少しずつ少しずつ舌を入れ股間のぬるりとした感覚と心を埋め尽くしそうな羞恥に千葉は甲高い声を出す。
藤堂の舌先はとどまることを知らずできる限りの深さまで舌を入れきつく締まる秘唇を解すために貪るように中をかき乱す。
「ひぁ…いやぁ…あ、ぁ、んっん、あぁぁ!」

 舌先でナカを嬲られ、ぶちゅり、ぬちゅぅという卑猥な音と、今までにない程の羞恥と、神経を犯しそうな快感に見舞われ、千葉は頬を染め目には涙をためる。
表情に加え口からは甘ったるく淫らな喘ぎ声を洩らし、体をびくんびくんと震わせ普段の凛々しい千葉の姿とは程遠い儚くも淫らな美しさを纏った乱れた姿をさらしていた。

「あ、だめぇ…やぁ、あぁぁ…」

730:H.H.
09/09/04 21:08:24 CvT0rLOw
藤堂が秘唇に強く吸いつくと唯でさえ卑猥な潤いで光る千葉の秘所はだらしなく愛液を垂らし、その蜜を舐め上げる。
 藤堂は被唇から少しずつ舌を抜き、指を入れ秘唇の解れ具合を確かめる。
 彼の長く太い指に蕩けてしまいそうな熱さとぬるりとした濡れた感触に見舞われる。より解きほぐすために指を動かし入口を広げていいそのたびにぬぷや、ぐちゅと卑猥な水音を経て疼く。
「ん…ふぁ……ぁぁ」

秘所を広げる藤堂はあるものに目がとまり秘所から再び指を抜きそこに手を移す。

「…ん…とう、どうさ…ん…ふぁ!?やぁぁぁぁ!」

陰核を強く摘まれ千葉は驚き声を上げながらビクッと震わせそれが藤堂の口の熱に包まれるとあまりの快楽に悲鳴に近い声を上げのけ反りかえる。
藤堂は行内でそれを甘噛みし、時には舌先で詰るなど愛撫を始め千葉はあまりの快感に身をよじらせより甲高い喘ぎ声を洩らす。

「あ!ふぁ、やぁ!だ、だめ…で…す…そんな…あぁぁ!」
「大丈夫だ…私に任せておけ…」
喘ぎながらも掠れた声で懇願するもその快感と藤堂の優しい声とその際に普段はかかりようのない上に快感を与える陰核に息がかかり身をじわじわと焦がす快感に声を震わせる。

「ひ、ぁ…ん…ぅぁ…ぁ!」
 藤堂の愛撫は激しさを増すばかりで陰核を強く吸われ千葉は体をのけぞり返し泌唇から溢れる愛液は次第に量を増していきそのあまりの量に漏れていく蜜は藤堂の下唇と尻の谷間に流れ未だに彼女の下を敷く長襦袢を汚していく。

千葉の脳内は快楽と、羞恥と、愛する人に愛撫される悦びで入り乱れゆく。

「きょ…きょう…しろうさ…ん」

震える声でその愛おしい人の名を呼ぶ。

「ん…なんだ…?」

再び陰核に息がかかり体を捩じらせるが凪沙はその続きの言葉を紡ぐ。

「ぁ…わた…し…おかしく…なりそうです…」



「ああ…私も…同じだ…」

快楽に溺れていく二人…。
今はただお互いに快楽を貪り合うばかり…。


731:H.H.
09/09/04 21:09:03 CvT0rLOw

(だいぶ慣れてきたか…)
 愛撫により千葉の秘所は藤堂の指を二本受け入れられるくらいに解れており、そろそろ頃合いだと感じ藤堂は布越しからも熱の伝わる自身を取り出そうと褌を緩め自信を取り出すとその手に千葉の手が添えられる。

「…鏡志郎さん…」
 
「ん、なんだ…凪沙?」

 藤堂は千葉の様子にきょとんとし返事を返すと彼女は顔を赤らめ

「あ、あの…する前にお願いがあるんです…聞いてくれますか…?」

 藤堂は初々しい彼女の願いに頷きそれにこたえ千葉は口を開く。

「…も、もう一度、口付けをして欲しいんです……始めてで、不安だから…」

 あまりにもささやかな凪沙の申し出に少しばかりきょとんとしながら聞き返す

「それだけで良いのか?」
「はい、それだけで良いんです…ですから……」


 その様子に藤堂はほほを赤らめながら下を俯く千葉のあごを掴み上を向かせ浅い口付けをする。

「…っん」

 初めは浅いものであった口づけであったが次第に深さを増していく。

また先ほどの口付けと違い舌を入れ合いお互いを貪り味わうような深い口づけ。

口内をどちらの物とも取れぬ唾液が交差し合いお互いに舌を絡めお互いを求めあう。


「…ん…な…ぎさ…」
少し名残惜しそうに藤堂が唇を離すと二人の間をどちらの唾液とも取れぬ銀の橋を繋ぐ。

「…っあ…きょ……う…しろ……う…さん」

千葉はとろんとした目を涙で潤ませ、頬は少し火照るように赤らめ色に蕩けた表情で藤堂を見上げる。
その表情が藤堂の浴場に拍車をかけ、藤堂は千葉の足を開き熱く濡れそぼった秘所に醜くそそり立つ自信を宛がい、少しずつ自身を挿入し始める。

「…!あぁぁ、きょ…う…し…ろうさ…あぁぁぁ!」

 挿入に伴い千葉の下半身に痛みが走る。

「……っく…」

 千葉の中は想像以上に熱く狭く挿入を行う藤堂にも苦痛が伴った。
 いくら秘所を、愛撫を施し解したとはいえ千葉はまだ処女なのだ。男のそれはあまりにも大きい。


732:H.H.
09/09/04 21:10:57 CvT0rLOw


 それと同様に藤堂も女を知らない。お互いに初めてであるために挿入はスムーズにいかず進むにつれ藤堂は自身を絞めつけるような苦痛に見舞われ千葉は下半身を裂かれるような痛みと出血に見舞われる。


「ぅ…ひぁ、あぁあ、きょ…きょう、しろうさん」

 千葉は必死に苦言を吐かず耐えてきたが藤堂の自身が半分以上なかに入ると痛みに耐えきれず涙を流してしまう。

「…凪沙」

藤堂は指で千葉の涙を拭い優しく語りかける。
不器用でありながらも自分にできる精一杯の優しさをこめて。

「止める…か…?辛いだけなら…」

千葉は藤堂の優しさと気遣いに喜びを感じながらも首を強く降り藤堂の申し出を断る。

「いいえ!このまま続けてくさい!」

「しかし…」

 千葉の下半身は痛々しい鮮血が目に入り、経験がない自分がこれ以上行為を進めて上手くいかないのかもしれない不安と千葉を傷つける罪悪感に苛まれる藤堂。

「私…嬉しいんです…。ずっと…鏡志郎さんにこうしてもらいたかった…だから…」

しかし目を涙ぐませながらも真剣なまなざしで意志をつたえる千葉の言葉を聞き、彼女の真剣さを理解し藤堂は彼女の誠意最後まで続ける決意を固める。

「…ああ、すまない」
 藤堂は千葉に優しくキスをして行為の続きを始め彼女を気遣いながら少しずつ挿入し続け最奥にまで到達した。

「…っあ…きょ、鏡志郎さん」

「凪沙…動くぞ」

 藤堂の問いに千葉がこくりと頷きそれを合図にピストン運動を開始する。

「…っあ…!ひ…ぁ…鏡志郎さ…ん、あぁ…!」

「凪沙…!」

 千葉には避けるような痛みが藤堂には自信をより締め付けるような痛みがそれぞれ二人に激しい苦痛が襲う。

 藤堂が動く度に千葉の中からは鮮血の入り混じった白濁した液が漏れ布団を汚す。

それでもお互いを求めるあまり千葉の細い躯を強く抱擁し千葉は彼を求め離さないように藤堂の広い背中に爪を立てて跡を残す。

733:H.H.
09/09/04 21:11:35 CvT0rLOw
そして「愛おしい人と結ばれる」と言う激しい痛みと苦しみにも勝る悦びがあった。

「きょ、きょうしろ、うさ…ん。私、もう…い、一緒にぃ…」

 千葉は激しい痛みの最中も快感に生まれ快楽に飲まれそうになる。

「…ああ、私も…だ…一緒に行こう…」

 それは藤堂も同じで、藤堂は千葉に優しくキスをすると自身を千葉の最奥に突き上げる。


「っひ…ぁ、あ、あぁぁぁぁぁ…!」


「…っく…!」


 達したのは同時でその時二人は至福を感じ意識を手放した。





まだ仄かな月明かりが部屋を照らす部屋で藤堂は目を覚ました。

腕の中にはまだ眠りについている愛しい女性。
鎖骨に赤い花のように浮かぶ痣と内股を汚す血の混じった白濁とした液体が藤堂に少し罪悪感を灯す。

藤堂は二人が出会った日を思い出す。
 
 厳島の戦火の中、ブリタニアの爆撃により多くの人が死に絶えた中ただ一人息のある女がいた。

それが千葉凪沙だった。


734:H.H.
09/09/04 21:12:00 CvT0rLOw
 藤堂は一人でも多くの命を救いたいという一心で彼女を助けた。

 懸命な治療とその藤堂の想いが答え三日後に彼女は意識を取り戻した。
 


彼女の傷が完治するまで軍に置きその後は一般人に戻り女性としての幸せを願った。

 だが、遂に彼女の傷が完治した日藤堂は別れを告げようとしたが彼女はそれを拒んだ。

「私を軍に入れてください!」

 命を救った恩を返すために軍に入隊し戦いたいと強く頼んだのだ。
だが一人の女性としての幸せを願った藤堂は自ら死地に赴こうとする彼女の申し出をよしとしなかった。

それでも彼女は軍への入隊を望んだ。自分には誰も待ってくれる人がいない、だからあなたのために戦いたいと。
 
藤堂は天涯孤独で帰る場所がない千葉の居場所になろうと誓い彼女を軍に迎え入れた。

彼女に相応しい男性が現れる日までせめて自分が彼女の生き甲斐になろうと。

自分のような戦いしか知らない男など彼女は相応しくない、そう日々言い聞かせながら。

しかし千葉は藤堂が思っていた以上に深く藤堂を愛した。

そして藤堂もまた次第に千葉を愛するようになり彼女とともに生きる明日を望むようになった。



735:H.H.
09/09/04 21:12:23 CvT0rLOw

奇跡の責任をと戦いに身を捧げ死のうと思った。
それでも、許されぬことだと感じ彼女と共に未来を歩む道を望んでしまった。

ともに激戦をくぐり続け寄り添ってくれた彼女と。


藤堂は心地よく眠る千葉の顔に手を添え優しく口付けをする。一回、二回と。

「…っん」

 二度目の口付けで千葉は意識を取り戻し、少しずつ瞼を開け始め目の前の愛する人が視界に入る。

「…!お、おはようございます鏡志郎さん!」

 千葉は先程の情緒のことを思い出し、顔を赤らめ照れ隠しで思わず顔をそむけてしまいすこし気まずい雰囲気になってしまう。


「…凪沙こっちを向いてくれないか?」

 藤堂の優しい声で少し安心した千葉は振り返り藤堂のほうを向く。

「…は、はい」

 千葉が振り向くと藤堂は少し戸惑ったが声を出す。

「そ、そのすまなかった…。最初は引き留めるだけだったつもりなのだが初めてのお前にあのようなことを…これではお前に愛想を尽かされても文句は言えんな…」

「…!そんなこと言わないでください!」

千葉は藤堂の後ろ向き暗い意見を激昂し否定する。

「…私、ずっと鏡志郎さんにこうしてほしかった…貴方が好きだから…」

 緊張しながら不器用ながらも言葉を紡ぐ。

「だけど拒絶されることが怖かったから逃げようとしていたんです…だから少し驚いたけど凄く…」

だがその紡ぐ言葉を藤堂は唇で塞ぐ。これ以上の言葉はいらないから。

「……ん」

「ありがとう…私のほうこそすまなかった。私はお前が思う以上に臆病でお前に向き合えなかった…だからあんなことをしてしまった。それでもお前はこれからも私と一緒にいてくれるのか凪沙?」

 それは千葉にはこれ以上の無い言葉。答えはもう決まっている。

「…勿論です鏡志郎さん」


多くの激戦と犠牲の末に得た平和。

二人の生活は始まったばかり。


736:H.H.
09/09/04 21:15:00 CvT0rLOw
以上ですが今読んでも何というお目汚しの駄文orz
我ながらあんなに長い時間をかけた結果がこれかよと泣きたくなります(涙)

読んでくださった方はありがとうございます、そしてこんなお目汚しの駄文を投下してすみません…

737:名無しさん@ピンキー
09/09/04 21:32:57 JAEznoZz
>>781乙!
途中割り込んじゃってすんません…
千葉さん初々しくて可愛いなぁ

738:名無しさん@ピンキー
09/09/05 00:23:08 fQQh7avt
久々に藤堂千葉キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
忘れてないよ~

739:名無しさん@ピンキー
09/09/05 17:54:28 5/7JEiez
>>781氏、完結乙です!
続きを待ちわびておりました!

藤堂×千葉も中々いいもんだなぁ…

740:名無しさん@ピンキー
09/09/05 20:33:19 jf0tiwT5
ああキター!!
千葉さんかわいいよ千葉さん

741:名無しさん@ピンキー
09/09/06 03:02:34 iKNz0xTv
お疲れ様です

742:H.H.
09/09/06 21:48:16 neYhG4L7
こんばんは喜んでくださった方がいてよかったです…
もう少し修業を積んでまた籐千葉やライ千葉を描きたいです
ネタ提供があればお願いします

743:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」
09/09/07 01:38:27 3jcV7an7
・ルルカレ(完全にルルーシュ→←カレン状態)カップリング色強
・ガイシュツネタで申し訳ないがルル帝にカレンがついたら仮定
・捏造多数、エロは明日にでも投下出来ると思います。
・今回はごらんのありさまだよ!(エロなしの前半パートです)

無理だ、という方はNG登録宜しくお願いします。

744:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」1
09/09/07 01:39:39 3jcV7an7



  新生ブリタニア。新皇帝ルルーシュの統治は、当初こそ歓迎されたが次第に露見していく暴虐な皇帝の行動には
意を唱える者も少なくなかった。だが、圧倒的なブリタニア兵の数と、緻密な戦略、それを実行する有能な騎士達の
存在に、シュナイゼル他生き残った皇族や黒の騎士団側も逆転する機を得られず、淡々と時間は過ぎていく。
 特に「黒の騎士団」の中では、余りにも大きなイレギュラーが二つ起きてしまった為に半ば内部崩壊寸前だった。
 ゼロの正体がルルーシュ・ヴィ・ブリタニアであり、前ブリタニア帝国を討つ為に騎士団を利用し、そして己が皇帝と
なった今、容赦なく敵として―立ちはだかった事。
 そしてもう一つ。騎士団の中でも特化したKMFの操縦術を持ち、エースとして戦場を駆けた―紅月カレンが、
長らく培ってきた騎士団結成以前からの仲間をも裏切り、ルルーシュ皇帝の騎士となって枢木スザクと共に下って
しまった事。

 尤も信頼を置き、また一番の戦力であった紅月カレンの欠員は、交友の深かった扇等を動揺させ、その結果
不安定な状況に陥った騎士団の体制自体に不満を唱える者も出始めた。シュナイゼルとの会談もまた、ルルーシュ
の正体を知る事が出来たが、ブリタニア皇族である者と手を結ぶやり方に万人が納得したわけではない。
 ゼロ―否、ルルーシュ程のカリスマ性にも、判断力にも欠けた扇だが、事実上の騎士団総纏め役である。
 戦闘特化の藤堂達は戦う事に重きを置き、総指揮は扇要に預けられていたが―彼が一番気に掛けている事が
騎士団の存亡や対新生ブリタニア帝国ではなく、一人の女の安否である現状、ルルーシュが率いる新生ブリタニアに
対抗する術はなかった。
 しかし、そんな状況下で、騎士団を半ば包括したシュナイゼルは、機を逃すのではなく機が来るのを待っていた。
己の下にある「ナナリー」という最大の鍵を持って、そして世界最恐の破壊兵器の鍵を持って―虎視眈々と、
ルルーシュと対峙するその時を窺っていたのだった。




 ―新生ブリタニア帝国の玉座に構えるルルーシュの双璧を担うのは、白の騎士枢木スザク、そして紅の騎士、
紅月カレン。
 枢木スザクを裏切り者と笑えなくなった、とカレンは紅い騎士服を纏いながら一人自嘲する。兄ナオトの親友であり
自分にとっても兄妹のような人であった扇達の元を去り、今や世界の敵として畏怖される悪逆皇帝の騎士となった
己が、どうしてスザクを罵れるだろう。……ただ、全てを賭けた問いを向けた時、全てを投げ打っても良いと思って
ルルーシュに語りかけた時、「君は生きろ」と言った言葉と、共に復活した黒の騎士団として戦っていた頃に彼から
告げられた「全てが終わったら、一緒にアッシュフォード学園に帰らないか?」という言葉が胸に、心に響いて、
気付けば自分は聖天紅蓮を駆り、ルルーシュの元に向かっていた。
 ルルーシュすら予想していなかったカレンの行動、そしてスザクすらも剣を向けるのを忘れ、呆然とする中で、
「私はルルーシュにつく」とそう断言して、数週間―何がそうさせたのか、共闘する事となったルルーシュとスザク
の間の張り詰めた空気は、決して友情が再構築されたわけではない、と告げているようで、そんな関係を不審に
思いながらも、日本を行く末を気遣いながらまた矛盾してルルーシュに従う事を決めた自分も、他人のことを言えた
義理ではないと、苦笑する。
 カレンは信じていた。ルルーシュの本心は決して現状を望んでいない事を。仮面越しで、偽られ、裏切られもした。
だが、信じたかった。信じるに値すると思った。一体誰が敵となる側の者の生を望むだろう。一体誰が、取り戻せない
過去に一緒に帰ろうと言ってくれるだろう。
 今になって、少しだけスザクの気持ちが分かったような気がする。それでもやはり未だ共にルルーシュの下に付き
ながら彼の生き方を認められずに、小さく唇を噛む。だが、裏切り者の名と共に背負う罪の重さだけは、カレンも
深く感じていた。

 それでも―わたしは、ルルーシュを信じる。



745:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」2
09/09/07 01:40:30 3jcV7an7

予定外だった。全くの想定外、情に絆され易く、守るべき者がいる彼女がこちらに付くなど有り得ない、筈だった。
 この計画の中にカレンを巻き込んではいけない。カレンは、生きて次の世界を担うべき存在だ。彼女に悪役など
似合わない。蔑まれ、疎まれるのはもう俺とスザクだけで良い筈なのに―!
 苦い表情で広い私室の中、膝に置いた拳を震わせる。気付けば勝手に傍らで寛いでいた長い緑の髪の魔女が
呆れたように息をつく。
「カレンの前で、お前は仮面を被り続けなければならなかったのに、出来なかった。その理由が
……’それ’であるなら尚更難しい事だっただろうが、偽り続けなければならなかったんだよ、ルルーシュ。
女を甘く見過ぎていたな、女は逆境に立たされた時が強い。選択を迫られて選ぶものは唯一つ。お前の母親、
マリアンヌが肉体を失ってもシャルルの傍らにいたように、カレンも―」
「五月蝿い!」
 手近にあったグラスを壁に凭れるC.C.に投げる。錫製のそれは全く見当違いな方向に向かい、遠い壁に打たれて
床に転がった。哀れむように魔女は苛立つルルーシュに歩み寄り、その背中を抱き締める。
「もう手遅れなんだよ。大切なモノは決して近付けない、そうしてお前はナナリーを奪われた。そして大切では
なかった筈のモノがそれに変わった時、遠ざける事はもう叶わない。全てお前の思惑通りに行くとは限らない。
お前が幾つもの姿を持つように、父親の破滅とナナリーの幸せというアンバランスな願いを抱いたように、
ヒトはヒトである限り、想いが行動を決定する。……お前だってそうだろう?そうだったんだろう?」
 母親のように語り掛けるC.C.の言葉に硬く奥歯を噛み締める。それでも、それでも。そうだったとしても。
全て俺の過失であったとしても、ナナリーも、カレンも、そして生かすべき者は生きなければならない。
 淘汰されるべき者は淘汰されなければならない。―せめて、カレンが来た時に突き放せば良かったのに、
それすら出来なかった自分自身の意思の弱さが原因なのだ。
「―……まだ、間に合う」
 搾り出すような声で、ルルーシュは呟く。考えうる最良の選択。彼女を救う術。焦らなくてもいい、単純な事だ。
ただ―もう一度、そして深く傷つけてしまう事になるが、その選択以外には、彼女を無事、穏やかで平和な世界へ
連れて行く術はない。
「……今更、誰に罵られようと蔑まれようと、構わない筈だったのに」
 最愛の妹すら裏切る形でいるのに、今一度躊躇する己の甘さに嘲笑すら浮かぶ。
「それだけ深く惹かれたんだろう?」
 慈しむ声が上から降って来る。ルルーシュの頭を抱えて寄せるC.C.の手は赤子を受け止めるように優しい。
「せめて抱いてやれ。―ルルーシュ、一切の悔いを遺さないつもりなら、一度くらい向き合ってやるといい。
お前自身と、カレンの想いに。それがもしもう一度お前がカレンを裏切る事で深い傷を負わせる事になっても、
女は強い。お前が知る以上にな。……傷ついて血が流れても、その血は乾けば傷口を塞ぎ、守る。なら、
せめてお前の手で傷を作ってやるのも―」
 そこでC.C.の言葉が一旦途切れる。震えるルルーシュの身体をしっかりと抱き締めた。





                「……愛というものだ」






746:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」3
09/09/07 01:47:01 3jcV7an7
 

 深夜―ルルーシュの、皇帝の寝室に呼ばれてしまった。部屋の扉をジェレミアがノックした。ショートパンツに
タンクトップの格好のまま、慌てて出て、何事かと尋ねれば「陛下が寝室で待っておられる」と言われ、着替えも待ってくれずに
直ぐ向かうよう促された。思わず変な妄想に取り付かれてしまい、顔を赤くするカレンだったが、「陛下をお待たせする気か?」
と催促されて疑問も妄想も追いつかず、案内されるが侭、ルルーシュの寝室へ向かう。
 ―やがて皇帝の寝室の扉の前に辿り着いた。礼儀正しく去っていくジェレミアの背中を追った視線が扉に向かう。
細かな彫刻が施された高く天井近くまで伸びる扉、ノックすべきか、でもこの厚さじゃ届かないかもしれないし、
けどいきなり入るのも、一応相手は皇帝だし、それにこんな時間だ、いやだからこそ何故自分を呼んだのか、しかも寝室に。
拳を握り締めたまま悶々としていると、扉は内側から開かれた。

「いつまでそこに立っているつもりだ?―これだけ静かな廊下に靴音が響けばこの扉越しにも充分伝わる。
その場にいつまでも居たいと言うなら止めはしないが、その格好でいれば流石のカレンでも風邪をひくぞ」

 扉を開いて出て来た、呆れ顔のルルーシュが直ぐ傍にあり、思わずムッとして言い返そうと睨み返した時、カレンは
ルルーシュの服装があまりにその場にそぐわないものだと気付いた。寝着とも思えない、皇帝の正装とも違う、それに
その服装は、カレンも良く知っている―

「……アッシュフォード学園の、制服……」
 
 襟元を正しながら唯一残っていた一着があったんでな、と零すルルーシュに向かい、カレンは真っ当な疑問として

「もしかしてソレを着てずっと待ってたの?……ええと、制服フェチだったのは知らなかったけど、そんな趣味があったなんて、
あ……もしかしてスザクのだったりするんじゃ!男女関係なら兎も角男同士でどうにかなるかって質問ならお断りよ!」

 両手で身を引き大きく腕で×を示し、ドン引きするカレンの様子に、ルルーシュは思い切り眉間へ皺を深く刻んで
こめかみを押さえ、頭痛を堪えるよう溜息を漏らす。お前は一体ここ最近何を見て来たんだ?と問い掛けるルルーシュは、
スザクと俺がそんな仲が良さそうに見えるのかと逆に尋ね、カレンは、あ……と小さく声を漏らして落ち着いた。
 二人の間にある空気は同志や仲間などと言った穏やかなものではない。内にあるものをそれぞれ押し殺しながら共闘
しているように見えた。一時的な、何かによって。じゃあ何故?と問い掛けるカレンの眼差しを受けてルルーシュが
天蓋付きの大きなキングサイズのベッドに腰を落とす。視線だけをカレンに向け。

「アッシュフォード学園に帰れないのなら、せめて『ルルーシュ』としてお前と過ごしたい」

 ルルーシュは諦めていた。この先自分達があの懐かしい仲間達の中に戻れないことを。二度と花火を共に上げる事が
出来ないことを。懐かしむことの出来るただ一つの衣装、あの時ただの学生で、賑やかに生徒会で笑いあっていた頃の格好。
懐かしくて、切ない。

「わ、私は、ごめんなさい、持ってない。持ってくるのも忘れてしまって……せめて一緒に制服で、気が済むまで
懐かしい話でも出来たら良かったんだけど」
「構わない、カレンはそのままで。その方が脱がす手間が省ける」

 言って差し伸ばされた手に反射的に腕を伸ばし、掴まれてぐんッと引き寄せられ、カレンの身体はルルーシュの胸の中
に包まれていた。脱がす手間、ってそれは、まさか、そういう―?思わず真っ赤に染まった顔でルルーシュを見上げると
ルルーシュも少し戸惑いがちに視線をずらし、ふいと横を背いてしまった。だがほんの少し赤い頬がちらと見える。

「ル―」
「嫌なら何もしない。俺も初めてだし、上手く出来る自身もない。幻滅したというならそれは仕方ない。
だが前のように、ただ逃げ場にするつもりはない、慰めて欲しいからでもない、カレンが欲しいと思った」

 何と言えばいいのか、一先ず名前をと綴りかけたカレンの言葉を遮り、ルルーシュが続ける。アメジストの双眸がじっと
碧い瞳を捉えて離さない。―ああ、信じたいと願ったのは、信じると決めたのは、きっと私が、誰よりも。
 ルルーシュに惹かれていたからなんだ。
 カレンの背中にルルーシュの腕が回る。応えるようにカレンもルルーシュの背中に腕を伸ばし、抱きつく。
 瞳が近づく。互いの息遣いが触れ合う。長い睫毛がどちらともなく静かに落ちて、互い求め合った初めての口付けが
漸く―交わされた。

747:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」4
09/09/07 01:48:33 3jcV7an7


 


 ―バルコニーから見える空は曇り、だがその上に煌く要塞が空を制圧するが如く鎮座し、電子的な光で夜でも尚明るい
帝都の姿はどこか暗い影が被さって見えた。決戦の時は近い。バルコニーの柵を握り締めるスザクの手に力が篭った。

「どうだ?ゼロレクイエム前に望む光景は。お前が枢木スザクとして最後に見る夜景かもしれんぞ、しっかり焼き付けておけ」
「―C.C.」

 何時の間に傍らにいたのか、紅い色で満たされたグラスを回し、バルコニーに両肘をついて遠くを眺める緑の紙の魔女が
そう問い掛けてきた。ルルーシュのところに行っているのかと思ったよ、と事務的で冷めた声がスザクの口から漏れ、魔女は
ゆっくりグラスを回しながら気怠げにスザクを見やり、薄く笑みを浮かべて言った。

「今頃ルルーシュはカレンと最後の夜を過ごしてる。邪魔するのはあまりにも野暮だろう?」
「―じゃあルルーシュはやっぱりカレンをこの作戦に―…」
「逆だ。あいつは大事なものを遠ざけようする癖がある。それは恐らく一生治らないだろうな。最後の思い出作り、
といったところか。童貞坊やが無事致せるかどうかは分からないがな」

 そう言うと、C.C.はクッと紅い酒を一気に飲み干した。スザクの表情が一層やりきれない、理解できないと言いたげに
歪むのを横目で見やり、視線すら逸らそうとするスザクへ、空になったグラスを弄びながらC.C.は問い掛ける。

「何もせずに返すべきだと思うのなら、お前も子供の証拠だ。あの童貞坊やと何も変わらん」
「だけどカレンを巻き込まないつもりなら、そんな―」
「思い出を残すのは残酷だと言うのか?男の勝手な言い分だな。偽善にも近い。繋がる思い出すら得られずに
離れ離れになる方が女にとっては辛いものだ。―スザク、男はな、そうやって自分の弱さを女の弱さと決め付けるが
女は男よりずっと強い生き物なんだよ。……私が良く知る女で言えばマリアンヌ、お前で知るならユーフェミア、と言ったか?」
「…………っ!」

 最期まで、自分の事を、日本特区のことを気遣っていた、息も絶え絶えであるのに、迫る死にも怯えず微笑んだ彼女の
姿が脳裏に浮かび、拳が硬く握り締められる。ぐっと息を飲んで唇を噛んだ。
 そんなスザクの傍らでバルコニーにもたれ掛かり、曇った雲の中薄暗く光る要塞を見上げるC.C.。

「蟷螂の雌は、交尾が終わった後、雄を捕食するそうだ。それを残酷と思おうか?―雌はな、守らなければならないモノ
の為に何処までも強くなる。雄は、守るモノを与えてやらなければならない。たとえ己が朽ちても雌が守り、生き抜く為に」
「―…例えば?」
「美しい思い出、色あせていくかもしれないが愛し合ったという事実。それだけあれば充分あの女は立ち上がれるさ」
「ルルーシュのことだ、酷く裏切る形で突き放すんだろう?それでも―」
「それでも。ならその絶望に耐えうる強さを与えてやればいい、この先、失ったものに嘆き哀しむだけではないと気付ける
ように。もう一度立ち上がり、守るモノを見つけ、一人でも戦っていけるように」

 行かないで。行かないで。そう叫んでももう届きはしない彼女の冷えていく手。それから伝わったのは心優しい想いと願いと、
自分に宿ったのは復讐という憎しみ。だが女は違うのだろうか、同じ絶望を迎えても、そこから得るものが変わるというのか。
 スザクの視線にC.C.はふっと穏やかに微笑んで、言った。



    「女を舐めるなよ、お前達。力だけでこの世を変えられると思ったら大間違いだ。女の強さを思い知るがいいさ」

748:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」
09/09/07 01:53:36 3jcV7an7
途中改行失敗したけどすまん。
また明日改めてお邪魔します。

749:名無しさん@ピンキー
09/09/07 03:55:56 kHwIficM
すごい良い雰囲気だ。GJ!
続き待ってる

750:名無しさん@ピンキー
09/09/07 07:51:03 Udkwvtwv
ルルカレキター
さりげにスザクとCCの雰囲気もイイな
続き待ってます

751:名無しさん@ピンキー
09/09/07 11:33:33 teT8jExy
いい雰囲気だが、カレンロロ雑巾ルート?
黒の騎士団に裏切りが知られてるし、ルルーシュにまで裏切られたらカレン
帰るべき居場所がなくなっちゃう悪寒・・・

752:名無しさん@ピンキー
09/09/07 12:54:35 A2MWij4g
アッシュフォードか、オレンジ畑か…

753:名無しさん@ピンキー
09/09/07 22:04:15 Udkwvtwv
個人的にはいいんじゃないかと思うがなあ
カレンはルルーシュとの愛が報われなかったのが罰みたいなもんなんだし
結ばれたパラレルなら、そのくらいの罰があった方がリアルだと思ってしまう
まあ所詮二次妄想だし、要らんかとも考えてしまうがw

754:名無しさん@ピンキー
09/09/07 22:41:00 Z0XW2TH4
別にルルーシュが死ななくてもカレンとくっついたとは思わないし
それが罰って言うのは違うだろ。正直どんな罰だよ。

755:名無しさん@ピンキー
09/09/07 22:47:27 CebANj5u
だねえ
ルルカレは好きだが生きてても進展あるとは思えない…
その道が交わりそうで交わらないのがいいんだけどね

756:名無しさん@ピンキー
09/09/08 00:58:18 XwbcBOp9
>>793
GJ!
特にルルカレ好きだったわけじゃないが、
キャラ掴んでくれてるからのめりこんで読めた
あとC.C.がすごくいい女だ
続き楽しみに待ってる

757:名無しさん@ピンキー
09/09/08 01:24:49 H0/npk/G
ゼロレクイエムなんて物騒なこと考えなきゃなぁ
アッシュフォードで突き放さなきゃ普通にルルーシュにつくだろうし

皇帝と騎士の恋愛とか絶対両親になぞらえられてルルーシュがうんざりしそう

758:名無しさん@ピンキー
09/09/08 11:27:03 TGHseID1
つってもカレンはマリアンヌやスザクと違ってバリバリの騎士って感じはしないけどな、戦士ってイメージはあるが
とにもかくにも普通の学生というか、長所も短所も普通に持っているようなただの女の子なんだろう
何よりルルーシュもそれを望んでいたしな

759:名無しさん@ピンキー
09/09/08 17:44:50 ebfO3uqD
>>757
悪夢版神楽耶様×ナナリー×アリスも見てみたいけど、神楽耶様×ユフィの頂上決戦も見てみたい気が
ユフィを皇帝に推した時のやりとりをエロパロで見てみたいw

>>803
俺もカレンは「誰かの騎士」ってイメージはしないんだよな
「誰かのため」に動く事はあっても、騎士のように忠誠を誓うとか守り抜くとかそんな感じはしない

760:名無しさん@ピンキー
09/09/08 18:06:46 EJAjyNV+
正体バレるまでのゼロに対しては明らかに忠誠を誓うとか守り抜くとかで動いてたけどな。
普通の騎士に比べてワイルドつうか活動的つうか、そういう印象が強すぎるんだよねカレンは。
ぶっちゃけた話、格式ばったことと縁がないキャラだね。

たまに言われてることだが、シャルルに対するマリアンヌの立ち位置がぴったりなんじゃね?
騎士であると同時にパートナー・伴侶。
憧憬と忠誠と、そして愛情(対象が同性だったなら友情だろうか)が行動原理。

761:名無しさん@ピンキー
09/09/08 18:58:07 oyChjl+H
何があっても何がなんでもついていく、というタイプではないんだよな
自分のやりたい事がまずあって、それをかなえてくれるゼロだからついていくという形
だから自分の思惑と違う方向にゼロが進むと信じられないというか、信じない
基本的に一本気

762:名無しさん@ピンキー
09/09/08 19:06:15 oyChjl+H
敢えて言うなら「お兄ちゃんの騎士」みたいな
(ナオトもかたちがないんだけど)

763:名無しさん@ピンキー
09/09/08 19:45:00 TGHseID1
>>806
ああ、そんな感じ
騎士だのテロリストだのいう前に一人の女なんだよな。結局はそれが捨てきれてない
CCへの態度といい、「騎士」であるマリアンヌやスザクとはその辺の覚悟からして違うというか
だからこそルルーシュとの関係も彼らと違って「普通の男女」のものを築くことができるんだよな
他と比べてそこがルルカレの魅力なんだろう

つーかこれ以上はルルカレスレ向きかね

764:名無しさん@ピンキー
09/09/08 21:43:50 7iGZeWwD
スザ咲世という文字が頭の中に唐突に浮かんだけど
ネタは思いつかなかった

765:ノリでスザ咲世を書いてみたよ。でもエロは無理だったごめん。
09/09/08 22:20:42 aVFm23wG
>>809

 彼女はお茶を持ってゆく。その日も、その次の日も、その次の次の日も。
 ライトグリーンの淡い色。白い焼き物の内側に広がる優しい緑。温かい湯気を蓋に閉じ込めて。
 漆塗りの盆の上、楚々とした歩みの上で微動だにしない湯呑みと急須の揃い。

 誰も居なくなった彼だけの部屋に満たされる、茶葉の香り。
 許可を得て部屋に入ると、急須から湯呑みに注いでどうぞ、と差し出す。
 広い部屋、卓一つ椅子一脚、主一人の一室で彼女は微笑む。

 漆黒の仮面の人は何も言わない。湯呑みに手は伸びない。唯、小さく顎を引く仕草をくれる。
 そして彼女はまた微笑む。丁寧なお辞儀をしてその場から引く。

 それから暫く後、空になった湯呑みを下げに行くのだ。

「何故ゼロに日本茶を?」

 誰かに問い掛けられた時、彼女は微笑んで言う。彼は親日派ですからと。そう言って微笑む。

 
 本当は誰よりも日本を愛し憂い守ろうとしそして世界の為にその身を糧とした彼の為。
 日本を愛おしみながらそれを語れず偽りも出来ず今や誰に知らせる事も叶わない彼の為。

 今日もお茶を淹れる。二人の間に言葉はいらない。
 一滴も残さず綺麗に縁まで拭われた湯飲みが全てを語ってくれるから。

 今日も彼女はお茶をもってゆく。そして明日も、恐らくその次の日も。これからもずっと。
 言葉無くとも通じ合える和の文化を愛しと思いながら。


     「あら……茶柱が。きっと今日はいいことがありますよ。―さま」

766:名無しさん@ピンキー
09/09/08 22:42:55 7iGZeWwD
>>810
どうもありがとう
ほのぼの系だな

767:名無しさん@ピンキー
09/09/08 23:00:02 oyChjl+H
しんみりした

768:名無しさん@ピンキー
09/09/08 23:14:39 TGHseID1
いい雰囲気だな
しかしまさかスーさま…

いや、何でもない

769:名無しさん@ピンキー
09/09/09 12:17:35 p+Xp84n+
よかった

770:名無しさん@ピンキー
09/09/09 12:28:59 0WAKg0Lc
gj!

771:名無しさん@ピンキー
09/09/09 13:10:26 t989h3DU
URLリンク(ackcscdc.blog.shinobi.jp)

772:名無しさん@ピンキー
09/09/09 20:49:26 c9EJ27U4
きめえもん晒すなクズ

773:名無しさん@ピンキー
09/09/10 16:53:53 YGI3yrg0
腐れの宣伝乙

774:名無しさん@ピンキー
09/09/12 06:27:44 6kIRFPiF
ルルーシュの誕生日限定でとことんご主人様【ルルーシュ】に尽くすc.c.をみてみたい

775:名無しさん@ピンキー
09/09/12 12:46:53 bOnzjUsd
ルルカレが投下されただけでスレが活性化するあたり皆カレン好きだよなw

776:名無しさん@ピンキー
09/09/12 12:51:34 z8ETxWFC
そんなんじゃなくずれた認識を多少矯正したくなるだけなんじゃね

777:名無しさん@ピンキー
09/09/12 13:18:46 gn3YpmGy
女の子は皆大好きだぜ

ミレイさん物見たいなぁ

778:名無しさん@ピンキー
09/09/12 14:03:45 cfzcrRvd
カレン厨ウゼー
汁臭いんだよ

779:名無しさん@ピンキー
09/09/12 17:08:19 GOFTmEVp
ルルカレ厨がウザイ

780:名無しさん@ピンキー
09/09/12 17:11:52 z8ETxWFC
>>822
ルルミレの希望は何度かでてるけど職人来ないね…
具体的にネタ出せばだれか食いつく人がいるかも

781:名無しさん@ピンキー
09/09/12 17:18:01 J64oYnTU
>>825
ミレイさんが攻めになりそうってのもあるんじゃないかな?
エロパートに持ち込むにしても、エロパートでルルーシュが攻めになるにしても、
ミレイさんの方から迫ってくるって感じが頭に浮かんでなぁ…

尤も、自分から迫ってくるルルーシュってのが余程の事じゃないと思い浮かばねぇ…

782:名無しさん@ピンキー
09/09/12 21:06:10 oNEbzNAK
>>826
逆に考えるんだ…
ミレイが「処女vs童貞なら勢いで押した方が主導権!」と勢い込んで襲ったけど、いざヤってみたらルルにいいように弄ばれたと
その手段があるじゃないか

783:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:09:50 onw7IZgo
10時間ぶっ続けでやったらBGMの幻聴がするようになった

さて完徹で続き続きっと

784:名無しさん@ピンキー
09/09/13 01:10:25 onw7IZgo
誤爆しました

785:名無しさん@ピンキー
09/09/13 14:39:58 h1GORbqk
>>827
ルルーシュには無理だろ
エロパロだからエロパロ補正で可能だけど、
本編のルルーシュそのまま持ってきたらルルーシュが攻め側に回れるのって
頑張ってシャーリーとカレンくらいかな…
でもカレンだと言い合いになって雰囲気的にぶち壊れそうな気がしないでもない
まぁ、最後まで言い合いしつつ最後までやるのもありかもしれないけど

786:名無しさん@ピンキー
09/09/13 15:33:58 lZJET5DG
ラクシャータさんなら誰とがいいかな
ディートか玉城か卜部か…ロイド?

787:名無しさん@ピンキー
09/09/13 20:38:03 v9tn4OFR
誰でもいい

788:名無しさん@ピンキー
09/09/13 20:49:52 1DTsK4o/
>>831
卜部いいな。

789:名無しさん@ピンキー
09/09/14 06:05:31 Ic70OiNV
>>830
膣内敏感体質というエロパロギミックを搭載すればどうだ…?
なおかつルルーシュが遅漏れだったら…っ!

まぁ、エロパロ補正ならある程度どうとでもなるよ
問題は先入観を打破出来るだけの文章力を提示させられるかっていう問題に行き着くだけだし

790:名無しさん@ピンキー
09/09/14 10:09:12 JLz2zDHK
ラクシャータ姉さんにゲフィオンディスターバーの応用でなんとかしてもらうしかないな

791:名無しさん@ピンキー
09/09/14 10:27:35 RTzHQwF3
>>835
それでなんとかなるのはジェレミア卿だけだろうwww

792:名無しさん@ピンキー
09/09/14 11:57:31 i0zHEXpo
ロイドにドルイドシステムの転用で何とかしてもらうしか

ロイドに嫁がされる前に抱いてくれ、ってシチュならルルーシュ主導でいけると思うんだけどねぇ

793:名無しさん@ピンキー
09/09/18 18:05:56 dImTrXds
ロイドさんの場合、相手はラクシャータ姉さんかセシルさんかミレイさん辺りだろうか
…とはいえ、ラクシャータ姉さん以外に攻めてるイメージが思い浮かばない上に、
ロイドさん自身に童貞疑惑があるからなぁ…

正直、ロイドさんのエロSS読んでみたいがw

794:名無しさん@ピンキー
09/09/18 20:22:23 q2Ds4PB+
ロイドなんて言うんだろ?

795:名無しさん@ピンキー
09/09/18 23:21:57 fVla8rYN
ロイドさんの相手が人間かどうか心配です

796:名無しさん@ピンキー
09/09/19 00:09:21 ZOssqtOP
ロイド×紅蓮の強姦ものとな
魔改造的な意味で

797:名無しさん@ピンキー
09/09/19 10:22:12 YaffK/WJ
仮面優等生なナナリーと変態紳士ルルーシュの絡みを読んで見たい

798:名無しさん@ピンキー
09/09/19 20:11:30 X2CwqNDN
>>841
過去スレにあったなそうゆうの

「ひぃぃぃやあぁぁぁ やめてぇぇぇあたしの身体もてあそばないでええぇぇ」

みたいのが

799:名無しさん@ピンキー
09/09/19 22:20:59 tjidL/XP
ロイド×ランスロットもいける
お父様と清純派の娘的な

800:名無しさん@ピンキー
09/09/19 23:21:36 yc94+q3D
ガウェイン×紅蓮とか逆に見てみたいな
パイロットの性格をあんまり反映せずに

801:名無しさん@ピンキー
09/09/19 23:43:50 OwqgPOTp
ガウェインが攻めか
・・・いいかもしれない・・・

802:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:14:38 FzXGETc1
パイロットの性格反映したらC.C.攻めになっちゃうからな

803:名無しさん@ピンキー
09/09/20 03:15:39 GAhIEVG3
C.C.×カレンか…
ありそうでなかったな

804:名無しさん@ピンキー
09/09/20 16:37:11 1/jaTf21
>>848
一回あったけどな
少しギャグ路線だったけど

805:名無しさん@ピンキー
09/09/20 16:47:03 DSFGFXJF
カレCなら百合スレの方に投下されてたなあ。
Cカレは同人絵とかならちょくちょく見るんだけどな。

806:名無しさん@ピンキー
09/09/21 21:04:56 kzzoFNlh
嫉妬にかられたカレン×奴隷CCが見たいな

807:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:48:52 oijkKFxq
R2の6話「太平洋奇襲作戦」あたりのルルーシュ×ナナリーです
設定上1期も込みで

・ルルーシュが変態
・挿入はナシ

投下します

808:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:50:10 oijkKFxq
静かな浴室。
恐らくは此処にも以前は監視カメラが取り付けられていたのだろう。
しかし今は違う筈―。
数日前、学園全体を取り巻く全ての監視を逆手に取って、機密情報局を掌握した俺はゆったりとバスタブの中で手足を伸ばした。
久方ぶりに自分のペースと自由を取り戻したという実感に、軽い満足感を覚える。
・・・そもそも、このルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを掌中に収めるなど不可能なこと・・・。
心の中で自分にとっての全ての敵に対し嘲りの声を響かせる。
流れるシャワーが体を這い、温い水温がじんわりと覆う。
流水音だけが流れる浴室は、他に誰も居ない所為か本当に静かだ。
最近は本当に、入浴は一人で行っている。それが普通だろう。

しかし。

――・・・一年前は、確かに此処に『もう一人』居たのだ。




『Secret Pastime』





暖かな浴室の気温は、俄かに一年前の記憶を喚起させる。
数週間前まで完全に忘れて、否、『忘れさせられていて』、それでも尚やっと取り戻した記憶―。
愛らしい顔。
蕩けそうな表情。
甘い声。
・・・俺にとって世界で唯一の、愛しい少女の記憶だ。
一年間、いつの間にか引き離され、行方を追い求め、遂にその声を、その無事を確認出来た妹。
俺はその鈴の鳴るような愛らしい声を、親友と思っていた最悪の敵の電話を通じて聞いたのだ。
そのことを思い出した瞬間、込み上げる激情を抑えることが出来ず、俺は一人拳を振り上げる。
「・・・・・・・・・・――クソっ・・・!!!」
静かな浴室では、俺の毒づく声と、壁を叩く音がよく反響していた。


そんな最愛の少女――ナナリーを、一時的にでも完全に忘れていた自分に抑えようも無い腹立たしさを覚えるとともに、
嘗て彼女と過ごした淫靡な記憶が今、俺の記憶の深層から蘇ろうとしていた。

*******************************************************


809:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:53:15 oijkKFxq





白いバスタブの中で、俺以外、一人の少女が居る。
波打つ長いアッシュブロンドが彼女の白い裸身に纏わり付く。
足を動かせない少女は、俺と同様に全裸のまま、ぺったりとバスタブの底に座っていた。

『・・・お兄様・・・、えっと・・・。その・・・』
ナナリーが顔を赤らめながら、俺をじっと見つめている。
否、正確には目が見えないので、伏目がちに俺の方を向いている、といった所なのだが。
自分の体形の幼さを恥じているのだろうか。細い腕で自分の小さな胸を隠している。
俺はそんな妹のいじらしさに、堪らず後ろから強く彼女を抱き締めた。
『ひゃんっ・・・。おにいさま・・・、あの・・・』
後ろから見えるナナリーの頬は愈々真っ赤だ。その林檎のような可愛らしさに、俺は不意打ちのようにちゅっと口付ける。
『・・・!!・・・あ、あの、おにいさま・・・、このままだと・・・、体が・・・洗えません・・・』
先程からゼロ距離のまま、ぴたりとくっついているのだから当然と言えば当然か。
『ああ、ごめん。ナナリー』
口では謝罪しつつも、妹の細い体から離れようとしなかった。


『・・・お・・・、おにいさま?』
これで何度目とも知れない、妹の俺を呼ぶ声がする。
如何にも戸惑っていると言わんばかりの、何処か不安げな声だ。
その様子に普段は隠している嗜虐心を擽られた俺は、更に体を密着させた。
―ぐり。
『・・・んぁっ・・・』
ナナリーが小さな声を上げる。僅かに熱を孕んでいる。
その声を聞いて笑みを深くした俺は、更に自分の体を動かした。
―ぐっ、ぐり・・・
『ぁっ・・・、あっ、駄目・・・です・・・、おにいさま・・・』
ナナリーの自制を促す声が響き、自由に動く上半身がもがいている。白い尻たぶが、上半身の動きにつられてゆらゆらと揺れている。
・・・俺が、後ろからナナリーの尻に緩く勃起したペニスを押し付けていたからだ。



810:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:55:24 oijkKFxq
下半身に感じる柔らかなマシュマロのような感触に歓喜しつつ、俺は更にナナリーの上半身にも手を這わせた。
折れそうに細い腰から両手ともに昇らせて、滑らかな肌の感触を楽しむ。
その手が、幼い二つの膨らみに到達する。

ふにゅん。

『っやんっ!!』
途端に、ナナリーの小さな体が撥ねた。その反応に満足げに目を細めながら、俺は更に小さな膨らみを陵辱する。
小さいながらも確かに幼い頃とは手ごたえが違ってきた、『女』の胸だ。
手の動きに合わせてふにゅふにゅと形を変えるそれは、まさに練り絹のように滑らかに感じられた。
態と焦らすように、薄ピンクの突起の周りを責めると、ナナリーの高い声が更に高くなる。
『・・・ぁ・・・、やぁっ・・・、お兄様ぁ・・・、そんな・・・トコ・・・ばっかり・・・』
その台詞を聞いた途端に、俺はナナリーが見たら竦み上がるだろうという笑みを浮かべた。
『ナナリー。・・・『そんなトコ』って、どんなところ?・・・どうして欲しい?』
ただでさえ赤いナナリーの顔が、更に赤く色づく。自分の言葉に恥じ入ったのか、小さな手を自分の顔を覆うように持って行く。
そんな様子を逐一観察した後、俺は再び優しく言葉を投げかけた。耳元に吹き込むように囁く。
『・・・お前がして欲しいこと、何でも言って良いんだぞ・・・?お前に、気持ちよくなって欲しいから』
『・・・んううぅ・・・。・・・・ふぅーー・・・、ぅーー・・・』
『・・・ヘンな時に強情にならなくて良いのにな』
妹は自分の喘ぎ声を抑えるように、手で口を覆っていた。その様子に僅かに呆れつつ、俺は彼女を『素直』にさせるための
方策を開始した。


側に置いてあったボディソープのポンプを押し、僅かにピンク掛かった液体を手に取る。
辺りをフローラルな香りが漂い始める。
両手を摺り合わせて僅かに泡立てると、滑らかな液体塗れになった両の掌を、再び妹の乳房に持っていった。
ぬるりとした手を滑らかな肌の上で躍らせる。
白い肌の上を、更に白い泡がふわふわと覆っていく。
10本の指を器用に動かし、それでもナナリーが望んでいるだろう決定的な刺激は与えない。
乳房の白い肌と、その頂周りの乳輪のピンク色の、その境目に触れるか触れないか、というぎりぎりのラインを掠るように触れる。
ナナリーはその度にぴくんぴくん、と体を震わせた。
彼女の胸の頂は、通常の状態よりも更に色身が濃くなって、膨らんでいるように見える。
ぴんと勃ったその頂に、俺自身の欲望から来る衝動に耐えられず、手を這わせようとした瞬間――。
   ・・・ナナリーが遂に『此方』に堕ちてきた。

『・・・んぁうっ・・・!・・・・おにいしゃま、・・・おっぱい・・・、めちゃくちゃに・・・してぇ・・・!!!』



811:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:58:19 oijkKFxq
どうやら妹は俺の腕の中で、心身ともに蕩けそうな快感に呂律が回らなくなってしまったようだ。
理性すらとろとろと蕩かされたナナリーが、自分の欲望に素直になったという事実に、強い征服感を覚える。
『・・・・お望み通りに。――俺のお姫様』
低い声を耳元で響かせると、その響きにさえナナリーは細い身を戦慄かせた。
ぶるっ、と震えた上半身を改めてぎゅっと抱き締めて、小さな胸の尖りに遂に指を滑らせた。

『ぁあーーーっ!!!・・・んんはっ、や、やぁっ!・・・おに、おにいひゃまっ・・・』
刺激を与えられて跳ねるナナリーの体を抱えながら、仄かな乳房を揉みしだく。
先程まで態と触れないでいた乳首を、親指と人差し指できゅっと摘む。
感触は予想通り、こりこりと固くしこっていた。
その固さをほぐすように柔らかく指で乳首を嬲るが、その動きは実際、更に刺激を送るものだ。
泡塗れになった胸から泡が伝い落ちて、ナナリーの真っ白な腹を彩る。
腹を更に下って、無毛の下腹部を隠すように泡が伝う光景が見えた。
淫猥な光景に俺は更に下半身に血を漲らせて、柔らかい尻へと押し付けていた。
『んにゃっ、やっ、あ、あっ、・・・!!!』
『ナナリー、・・・気持ち良い?』
俺の問いに素直にコクコクと頷いているナナリーの顔は真っ赤だ。
その細い腕が後ろを探るように動き、悪戯を続ける俺の腕に絡みつく。
刺激を加えられる度に上半身が揺れ、その振動が小さな尻と俺のペニスに伝わる。
文字通り、『めちゃくちゃ』にされた妹の胸には、泡で隠されているものの、その白い肌には赤い手の痕が残ることだろう。
――俺の掌の痕が。





不意に、ナナリーの小さな体がかくかくと震えたかと思うと、一気に緊張した。
『・・・・んんんぅぅうぅ~~~~~・・・!!!!』
真っ赤な顔をくしゃくしゃにしながら、ナナリーが声にならない声を上げた。
動く上半身がぴくん、ぴくん、と断続的に揺れている。
・・・・・ひょっとして――。
はぁ、はぁ、と荒い息を続けるナナリーに、意地悪な問いを投げかけた。
『ナナリー。――もしかして、・・・・・・イッた?』
俺の直接的な物言いにはっと我に返ったようになり、ナナリーは顔を両手で覆った。
何を今更、と言いそうになった言葉を飲み込み、俺は妹の秘所に手を伸ばした。


812:名無しさん@ピンキー
09/09/22 01:01:50 oijkKFxq


くちゅり。

やけに響いた粘着質な音を聴いて、ナナリーがびくりと体を揺らす。
見た目にはまだ子供のような、一本筋の入った妹の股間に手を差し入れ、柔らかな肉に人差し指と中指を宛がってぱくりと開いた。
開いた割れ目に感じるのは、明らかにボディーソープとも水とも違う、しとどに濡れた感触だ。
潤んだ其処は、俺が指を動かす度にぬめりを増していくように感じられる。
ナナリーの小さな体を抱え込んで、その部分を指で弄り続けてはいたのだが。
――ナナリーを背中から抱えた状態では、その部分をじっくり拝むことは出来ない――。
・・・そう考えた俺は、徐にナナリーの小さな体を反転させて、向き合う形となった。


『ふぇっ・・・、・・・・・・おにい・・・さま・・・』
ナナリーの甘い声を聞きながら、その部分をしげしげと見つめる。
柔らかな肉の唇の中の、更に生肉のような『女』の部分。
未だ包皮に包まれたままのぷくんとした肉芽。
色の白いナナリーによく似合った、綺麗なピンク色だ。
柔らかな肉を、透明な蜜がてらりとコーティングしている。
肉びらの奥に有るのは、まだ誰にも――この俺にさえ侵されたことの無い聖域だ。
小さな尿道口の下に確かに息づく、男を愛するための場所。
顔を近づけて見ると、女の香りが鼻腔を刺激する。
・・・俺は、それら全てをまさに目で犯すように、熱い眼差しで見つめていた。


妹の愛しい部分が自然とひくついて、奥から新たに蜜を溢れさせる様子を飽きもせずに見ていると、
遂にナナリーが耐えられないと言うように口を開いた。
『・・・おにいひゃまぁ・・・。あ・・・、あの・・・、そんなに見ないで・・・』
俺が顔を上げてナナリーの顔を見上げると、彼女は酷く恥ずかしいと言わんばかりに、細い眉根を寄せて真っ赤な顔をしていた。
妹は目が見えないが、俺の刺さるような視線と気配と息遣いを、ずっと自分の股間に感じていたのだろう。
しかしそんな俺の行為を咎めるような台詞を言った妹の手は、俺の肩口に添えられたままだ。
『・・・見られるのがイヤなら、隠せば良いんじゃないのかな?』
俺の意地悪にナナリーの頬の赤みが増すが、小さな手は俺から離れようとしない。
閉じた瞼に更に力を入れるように目を固く閉じて、長い睫毛がふわ、と揺れる。
そんな妹の愛らしさに、俺の心と下腹部がきゅんと弾む。
既に俺の劣情は、今にも噴出しそうな処まで来ていた。


813:名無しさん@ピンキー
09/09/22 01:04:43 oijkKFxq

『――ナナリー』
俺は低い声音を響かせると、自分に向かって正面を向いていたナナリーの体を返した。
長いアッシュブロンドに隠された白い背中と尻が、自然と俺のほうへと向けられる。
伏せた猫のようなポーズを取ったナナリーの細い腰を抱えて、自分の方へと引き寄せる。
このままだと頭に血が上る、と思った俺は、ナナリーの上半身も起こしてバスタブの縁に手を添えさせた。
ナナリーがバスタブの縁を掴んで、不安げに背後の俺を振り返る。
揺らめく湯気の中、僅かにぼやけた視界の中で、それでもナナリーのあられもない姿がよく見えた。
白い尻の間にある不浄の穴と、その下に息づいている、先程指と目で悪戯に愛した箇所。
開いた肉の花びらからは、透明な液体がほんのり糸を引いていた。
細い太股を割り開いて間に自分の腰を据える。

ごりゅ・・・。

完全に勃起した俺のペニスとナナリーの秘所が触れ合う。
『んあぁ・・・・』
『・・・っく・・・、・・・ナナリー・・・!』
暴発寸前の下半身には、僅かな刺激でも起爆剤になりそうで冷や冷やする。
俺の腰の上に自分の腰を載せられた格好のナナリーは、下半身に感じる熱さの虜になっているようにも見えた。
俺の肉芯がナナリーの柔肉をぐいぐいと押し上げている。
自分の意思の制御を外れて動いてしまいそうなところを、何とか押し留める。

『・・・ナナリー。女の子の大切なところ・・・、洗って・・・あげるから』

熱い吐息交じりの声で、俺は宣言した。





814:名無しさん@ピンキー
09/09/22 01:09:14 oijkKFxq

ぐっ、ぐっ、ぐっ・・・

『おに、ひゃま、っやっ、はっ、あっ、っ、んぁっ・・・』
『んっ、んっ、くは、・・・ナナ、リー・・・』
二人の荒い息遣いが静かな浴室に木霊する。
俺のペニスがナナリーのスリットをぐいぐいと押し広げている。
さぞや卑猥な形に広がっているんだろうと夢想しつつ、更に腰を動かすスピードを上げる。
俺のペニスの先端から溢れたぬらついたモノが、ナナリーの蜜と交じり合う音が聞こえる。
くにゅくにゅと、濡れた音を響かせながら腰をスライドさせる。
ナナリーの『一番大切なところ』に侵入はしていない。
ただ、柔らかく濡れた肉の間で、自分のペニスを扱き上げているだけだ。

くりゅん

『ゃはっ!!!』
ナナリーが頓狂な声を上げた。
柔肉の中の感じ易い箇所、クリトリスと、俺の亀頭がぶつかったのだ。
亀頭で小突き上げるように、包皮に包まれたその箇所をぐんぐんと攻める。
ぐしょぐしょに蜜に塗れた肉びらが、ペニスに纏わりついてくる。
・・・まるで、ナナリーの胎内に侵入したかのような錯覚を抱かせた。
既にナナリーは息も絶え絶えな状態になっている。
バスタブについた手に力が入りすぎている為か、指が白くなっていた。
俺は堪らず、ナナリーの背中に覆い被さり、ふわふわの髪に顔を埋もれさせる。
柔らかな髪、それでも水に濡れた今は、童話の人魚を思わせた。
俺はその人魚を抱く力を更に強くする。
バスタブに縋りついているナナリーの手の上に、自分の掌を重ねて、腰を荒々しく動かす。
傍目には、男が年端もいかない少女に覆い被さり、後ろから犯しているように見えることだろう。
『おにい、しゃま、あ、きもち、い、いっ、ぁうっ!』
『なな、ナナリ、・・・かわい、・・・可愛いっ・・・』
二人ともに理性が飛んでしまったような台詞を紡ぎだす。
ぷにゅんとした肉の壁の一つ一つが、やけにリアルに感じられる。
先走った俺の劣情は、ナナリーの秘口が齎す蜜と溶け合って、彼女の細い太股の間をたらたらと垂れているようだった。
余りに卑猥な光景と感触に、自分の射精管が焼け付くような気がする。
自分の限界を悟った俺は、これで最後とばかりに強く腰を叩き付けた。
『あ、あ、ぁあっ!・・・ひゃ、あっ・・、・・・・あぁーーーーっ・・・・!!!!』
ナナリーの長い悲鳴が浴室に響き渡る。
どちゅん、と勢いを持って俺の亀頭とナナリーのクリトリスがまたキスをした。
俺の先端の尿道口に、ナナリーのこりこりとしたクリトリスが嵌まり込む。
その感覚に、二人ともに耐えられなくなって――・・・。

『だめ、あ、いく、イ・・・・・・・・・!!!!んあっ!!!あ、やぁあ~~~~~~っ!!!!!』
『・・・ぁぐぅっ・・・!!、くっ、ん、んん・・・』
ナナリーの絶頂を迎えた高音を聞いて、俺は篭った声を出した。
――びゅぐっ、びゅっ、びゅく・・・・
俺のペニスから吹き出た劣情が触れ合ったナナリーの秘芽に、直接浴びせかけられる。
熱液の飛沫を感じる度に、妹はその熱さに甘い吐息を漏らした。
断続的に続く射精に釣られて腰をゆすると、ナナリーもまた体を大きく震わせていた。
息が落ち着いた後、そっとナナリーの体を返して再度向き合わせる。
こってりとした粘液がナナリーの秘部を白くデコレートしていた。
『洗う』と口ばかりの言葉で、実際には汚してしまった。
絶頂の余韻にひくつく秘所を、動かない足を開いて曝したナナリーに、極上の笑みを向ける。
自分が出した液を指に絡める。
ひくひくと蠢く男を知らない膣口を、その指の腹で少しばかり強く押した――・・・。

*******************************************************

815:名無しさん@ピンキー
09/09/22 01:12:38 oijkKFxq







・・・はぁっ、はぁっ・・・。

他に誰も居ない静かな浴室で、自分の荒い息が木霊する。
握りこんだ自分のペニスから、残滓を搾り出すように手を動かした。
嘗ての妹とともに過ごした、余りに幸せで淫靡な記憶に耽溺した俺は、何時の間にか自分で自分を慰めていたのだ。
自分の手の中に放ったのは、一年前に妹の体に放ったものと同じだ。
違うのは、

         ナナリー


・・・・お前が居ないことだけだ。






改めて体を洗い、先程の自慰の痕跡も何もかも消し去る。
体を清めながら、俺は絶対に妹を、ナナリーを取り戻す決意を固くしていた。
そして――・・・、


   ――お前を取り戻せたら、今度こそ『奪って』しまいそうだよ、ナナリー・・・。


自分の中の最も昏い部分に存在する欲望から発せられた呟きは、俺の胸の内だけに留められたのだった。





<終>


816:名無しさん@ピンキー
09/09/22 01:13:28 oijkKFxq
以上です
書き殴り申し訳ない

それでは失礼しました

817:名無しさん@ピンキー
09/09/22 13:39:20 eXWXbVde
>>861
GJ
エロすぎる…!!!

818:名無しさん@ピンキー
09/09/22 14:57:38 9XpghT9X
>>861
乙乙
ルルナナいいなぁ

819:名無しさん@ピンキー
09/09/22 22:44:23 ePuLj3wH
>>861
乙!
素敵だ

820:名無しさん@ピンキー
09/09/22 22:44:40 gMwqQYsY
>>861
ふぅ・・・堪らんです。GJ!!

821:名無しさん@ピンキー
09/09/23 15:22:42 MECPclHC
>>861
賢者タイムキター!!!
ルルナナ風呂ネタハァハァ(;´Д`)

822:名無しさん@ピンキー
09/09/23 22:12:14 T7ElZO9H
>>861
GJ!
ルルナナ良かったです

823:名無しさん@ピンキー
09/09/24 19:39:01 Imn9rjkV
GJ

824:名無しさん@ピンキー
09/09/26 10:16:50 PP2H25eh
保管庫更新きたな

825:名無しさん@ピンキー
09/09/26 13:54:33 +yCM/nKU
保管庫の人乙

後このスレで保管されてないのは・・・
とりあえずルルマリを書いてみたよ >>393-394
スザク・ジノ×ノネット >>460-463 >>465-468
ルルーシュ×カレン >>507-509
ナナリー7歳xゲンブ >>519 >>521 >>524
デリヘルカレン >>603-610
想いと、想い >>612-617 後日談 >>641-645
カグスザ >>627-629
さんどうぃっちーず >>668-669
スザシャリ >>710-726
H.H. >>770-771 >>773-780
守りしモノ >>789-792
ノリでスザ咲世を書いてみたよ。でもエロは無理だったごめん。 >>810
R2の6話「太平洋奇襲作戦」あたりのルルーシュ×ナナリー >>853-860

・・・いっぱいあるな・・・


826:名無しさん@ピンキー
09/09/26 14:06:17 iPG/+RYB
>>870
ここ最近、投下が増えてきたからなぁ…
傾向としてはいい傾向だし、まだスレも存続しているうちに保管されてるから
読む分には今のところ困らない

不安なのは、保管庫管理人様がついていけるかという点か
保管漏れもあったし

827:名無しさん@ピンキー
09/09/27 18:16:05 b2GY7miD
そういえば、このスレでも保管庫でもまだ取り扱ってないカプって何があったんだっけ?
確か5スレ目にあった、シャルル×マリアンヌとか保管漏れしてたような

828:名無しさん@ピンキー
09/09/28 19:03:56 SczPoiUp
このスレで挙がってたのだと、カノン関連とかロロ関連(ロロナナが一作くらいあったっけ?)とか、
あとナナリー攻めのいくつか。ロイド関連もなかったかも
それからスザク×カレンは前から何度か要望見たけどSSはなかった気がする

829:名無しさん@ピンキー
09/10/01 08:00:58 oWwS5JdO
スザクとカレンは、スザクがカレンに無理矢理ネタとかカレンによる足コキとか見たいな


830:名無しさん@ピンキー
09/10/01 10:04:43 /bLl3SC/
スザクが無理やり・・・・は見てみたい!!スザカレきぼんぬ。

831:名無しさん@ピンキー
09/10/02 14:56:00 blu6pG+s
逆にカレンのライバル意識が暴走して…みたいなのもいいな
生身では勝てないけど「生身」にはこんな意味もあるのよ、で攻守逆転みたいな

832:名無しさん@ピンキー
09/10/03 13:49:45 nn0Xp38G
ただゼロラブなカレンがスザクに体を許したがるとも思えないので
ここはディルドでスザクを掘るというのはどうだろうか

他スレ向きかな

833:名無しさん@ピンキー
09/10/03 20:40:00 vyZ32Tt4
>>877
・・・帰れ、腐女子

834:名無しさん@ピンキー
09/10/03 20:50:59 GGLEEnZm
ゼロラブ(笑)

835:名無しさん@ピンキー
09/10/03 22:46:58 f4Kcb14X
ゼロラブかはおいておいて、
黒の騎士団のためにスザクを誘惑するカレンという設定ならありじゃないか?

>>878
どっちかっていうとそいつ汁じゃないかと思ったけど

836:名無しさん@ピンキー
09/10/04 01:44:03 IoTHC2wO
となると一期、ランスバレするあたりまでがいいかもな
さすがに二期ではもう無理だろ

837:名無しさん@ピンキー
09/10/04 10:11:35 OEoozwJx
ヴァルキュリエ隊ものは

838:名無しさん@ピンキー
09/10/04 15:23:33 k+2STTCH
汁はルルカレルルシャリ厨だからな

839:名無しさん@ピンキー
09/10/07 17:46:08 8yZ5C9r/
スザク×カレンだと、状況的に神根島辺りは…
スザクが無理矢理でもいいし、カレンが>>876みたく…って感じでもいいし

840:名無しさん@ピンキー
09/10/07 18:45:07 C+njmImL
カレンが誘惑兼騎士団への勧誘なら、学校祭時期でもありだと思う

841:名無しさん@ピンキー
09/10/07 20:48:06 WH/VW15N
やるだけならR2で捕まった時に

842:名無しさん@ピンキー
09/10/08 13:00:19 tI6qE3jV
>>876のシチュいいなあ
カレンが強気に出るのがイイ

843:名無しさん@ピンキー
09/10/08 13:26:34 EPPFWpeC
強気に出て頑張ってみたけど、スザクの方が上手だったというオチが良いな
カレンから誘ったのであれば強姦にはならないなw

844:名無しさん@ピンキー
09/10/08 17:32:09 2vrqRLT4
そういやカレンが処女とか至る所で言われてるけど、情報ソースって何だっけ?
スザクが非童貞というのは、谷口と櫻井の対談か何かというのは知ってるが

845:名無しさん@ピンキー
09/10/08 17:37:44 o1fHE3El
猫騒動のときにファーストキスが!ってショック受けてたせい

846:名無しさん@ピンキー
09/10/09 12:39:07 iA9m/Q9Z
ファーストキスはルルーシュなんだな

847:名無しさん@ピンキー
09/10/09 13:03:33 iA9m/Q9Z
>>889
スザクは枢木家出てから拾われた?例のバイク乗りの姉さんに童貞奪われたのかね
それとも谷口の言ってた口には出来ない凄惨な少年兵時代の出来事なのか

848:名無しさん@ピンキー
09/10/09 17:58:30 vVpgx7gu
>>892
少なくとも、スザクの性格的に積極的に童貞捨てようとは思えないし(当時の年齢的にも)、
誰かに童貞奪われた方が可能性高いわな

口には出来ない凄惨な少年兵時代は初耳

849:名無しさん@ピンキー
09/10/09 19:49:58 vfzMQTf+
>>892
両方あったとも考えられる
バイクのお姉さんは世話にもなってるし、自分からではなかったにせよ
お互い同意の上で童貞奪われて、少年兵の時も何もなかったとは言い切れない

850:名無しさん@ピンキー
09/10/10 23:42:17 o6q+joG9
喰われるスザクぷまいです…

851:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」
09/10/11 00:57:43 pxOnOZdm
一月空けてしまいました。明日が今日まで延びてすいません。今回にエロ含みますが描写は温いです。
カップリング色は相変わらず強いので、ダメだという方は恐れ入りますがタイトルにNG登録をお願いします。

852:ルルーシュ×カレン「守りしモノ」5
09/10/11 00:58:05 pxOnOZdm
「い、痛いのには慣れてるからッ!!」

 ベッドに二人が辿り着いた後のカレンの第一声が、それだった。

 
 手伝おうかとも一応聞いてみたのだが頑なに拒否され、脱ぎ切るまであっち向いててと枕を後ろ頭に投げ付けられて、―長く、
待った気がする。「焦るな、足掻くな、がっつくな」と母親面でC.C.に言われた時は五月蝿いと眉根を寄せていたが、今ルルーシュが心の中で
唱えているのがその三つで、余計な事をと思った忠告が今更有り難味を感じさせ、それがあの魔女の詞だと思うと妙な苛立ちを覚えるが、
初めて見たカレンの―シャワールームでの事故はノーカウントとして―素肌全て晒された様に、こくんと息を飲む。
 何処からどう触れようか、先ずはキス?ここは雰囲気に従って唇から?それとも緊張を取り解す意味でも頬にすべきか、等と考えあぐねて
いると、真っ赤な顔のカレンから、そんな台詞が飛び出してきた。
 覆い被さるルルーシュを見上げる瞳は真っ直ぐだが、唇もシーツを握り締める手も震えている。怖くなんて無い、ここは戦場ではないのだから
怖がる必要はないのだろうが、身体は強張って行動に至る前のルルーシュに対し、そんな宣言でここから先の行為に自分へ言い聞かせる
カレンと、突拍子もなくそう言われて思わずフリーズしてしまうルルーシュ。あうう…と呻くような声を漏らすカレンより、まだ自分の方が冷静でいる
と判断し、たとえ初めて同士であっても女性をリードすべきは男だと考えて、緊張しきりのカレンの頬へ手を伸ばす。
……脱ぐのに時間が掛かる等と言う理由をつけて着衣のままベッドに乗り込んだのは正解だった。でなければカレンに男としては貧弱な裸体
を晒して今頃赤面しているのは自分の方だっただろう。少々姑息だと自覚はありながらも事をスムーズに進める為、制服の襟元すら緩めずに
いるルルーシュが、カレンの頬を撫でながらゆっくりとした口調で宥める。

「―出来るだけ痛みのないように努力するが、そんなに力んだままだと痛みも恐らく増すだろう。無理な話かもしれないが、力を抜け。
俺も善処を尽くす。無理だと思ったら直ぐに言うんだ、無理をさせてまでしたくはない。……しかし、不公平だな」
「……う、うん、分かった。お願いする。―不公平って、ナニ、が?」
「男は最初から快感を得られるのに、女は苦痛が真っ先に来るんだろう?豪傑のカレンだって緊張してしまう程。幾ら快感の持続度が
女の方が長く得られるとしても、一度二度で慣れるものではないらしいし、本能的行為とはいえ体内に異物を挿入するわけだから―」
「……ルルーシュ、物凄く突っ込みたい箇所が二箇所ほどあるんだけど?誰が豪傑だッ!あとその、女の子の身体に関しての知識は
何処から仕入れてきたのよ?このむっつりスケベッ!確かに最初っからあんな事言った私が悪いんだろうけど、けどッ!この状況で理論
立てて悩まれても困るのよッ!そ、それにね、痛いのには多分理由があると思うのッ!―赤ちゃんを授かって産む時の痛みに備えられる
ように―って……だ、だから痛い時はすっごく痛いけど、き、気持ち良くなってきたらそういう感覚も長い、ようになってるんじゃないかしら」

 始めようとする空気が何だか違う方向に向かい始めた遣り取りからぽつりと漏れるカレンの言葉。子を孕み産み落とす女には、その際に
苦痛と、そしてそこに至るまでの長く得られる快感を。だが最初の破瓜の時は何時かやってくる新たな生命を外の世界に出してやる苦痛の
デモンストレーションを。―そうして腹を痛めて生む故に、母は子を愛すという。
 
 新たな世界が開けた時、その世界には生母に痛み寄越して生まれた者達全てが、幸せでありますように。
 母の愛情を信じ、注がれた想いが偽りにならず、何時までも愛すべき母を誇りに思い続けられますように。


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