コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage14at EROPARO
コードギアス 反逆のルルーシュ エロstage14 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
09/07/05 22:06:05 chUz+oc9
マジコ版では「R」から奴隷作りに余念がないようだがw

401:名無しさん@ピンキー
09/07/06 07:30:57 chfqtQMV
本編とナナナ以外のメディアミックスはなあ…
メディアミックスには本編と違うことをさせる主義にありがちな弊害で
特定キャラ贔屓やそのための敵対キャラ貶めがきついのがなあ

402:名無しさん@ピンキー
09/07/06 17:21:51 HFSQ9T0w
ぶっちゃけそんなもん本編もナナナも大差ない
アニメスレだかアンチスレだかでやってこいよ

403:名無しさん@ピンキー
09/07/06 17:47:33 X/HEh6EI
>>447
だな
どの作品も登場頻度に偏りとか普通にあるし

それよりも>>445の「マジコ版では「R」から奴隷作りに余念が無い」の詳細が気になるw
エロに応用できるものなのかどうか・・・

404:名無しさん@ピンキー
09/07/06 17:54:20 HnC5bf9j
攻め受けについて話題があったが、普段「攻めのイメージが強い」「受けのイメージが強い」というキャラに
逆のパターンとなってしまうSSとかちょっと読んでみたい気がする

あくまで俺の主観だが
受けの印象が強いから攻めるパターンに:ナナリー、天子
攻めの印象が強いから受けるパターンに:咲世子さん、ミレイ
ナナリーは>>210-236辺りでネタになってたけどw

405:名無しさん@ピンキー
09/07/07 18:36:11 WF1onB3i
>>424
同じく>>193だとカノン姐さん×ニーナも見てみたい
カノン姐さんだったらそんじょそこらの男よりも女心判ってそうだし、シャーリーが死んだ時のニーナとの絡みとか…

406:名無しさん@ピンキー
09/07/09 07:02:46 p2dGZK9i
オペ娘三人と妊婦c.c.の談笑とか読んでみたい。
さり気なくルルーシュとの性生活の事を振られ少し惚気交じりに話すc.c.
たまたま通り掛かって赤面しながら話に聞き入るカレンとかナナリーとかコーネリアとか最後にはルルーシュ以外みんな集まりそうだけど

407:名無しさん@ピンキー
09/07/09 14:32:31 IKVrNIKn
カレンとかカグヤならむしろルルーシュに夜這いをかけに行きそうだ

408:名無しさん@ピンキー
09/07/09 17:26:38 2JyHwnVe
オペ娘3人の一人(名前失念)と玉城のもちょっと読んでみたい
最終話で看病とか絡みあったぐらいだし

スタッフによるとエピローグでは何の関係も無くなったらしいが

409:名無しさん@ピンキー
09/07/10 19:38:08 nyW0ULKk
双葉綾芽ちゃんだな
シャーリが死んだあと折笠さんの本役になってしまった…

410:名無しさん@ピンキー
09/07/12 02:03:07 CvLELrTa
双葉さんって胸が揺れるシーンあったよね
「敵機接近!」か何かを伝えて振り向くシーンで


411:名無しさん@ピンキー
09/07/13 15:07:05 SmOzAfGJ
保管庫つながらないぜ

412:名無しさん@ピンキー
09/07/13 15:52:48 hqCjiPl0
>>456
確かに
でもgeocities全般が繋がり難くなってるって感じだな

程度に差はあれど、繋がらない所と繋がるまでに時間のかかる所とある

413:名無しさん@ピンキー
09/07/13 15:59:41 hqCjiPl0
>>457
今、もう一度確認したら繋がった
他のサイトも繋がるし、サーバーの調子がおかしかったか、geocities側で調整中か何かなんじゃね?

414:スザク・ジノ×ノネット 投下前
09/07/14 00:08:46 RwsomTeY
・R2終了後、ノネットさんは生き延びているという仮定で展開してます。
・現在の状況ではノネットさんが湿っぽいです。
豪快女傑でない面が多いので、お気に召さない人は「スザク・ジノ×ノネット」でNG登録して下さい。
・今回の投下分ではまだエロまでいきません。すいません。

以上をお伝えして、幕開け部分、投下させて貰います。

415:スザク・ジノ×ノネット 1
09/07/14 00:10:52 RwsomTeY

 

(愛していたんだよ、私は。いや、今でも……愛しているんだ―…)





 御伽噺をしよう。ごくありふれた、ありきたりな、御伽噺。

 あるせかいにとってもわるいおうさまがおりました。ゆうきあるものたちがたちあがり、たたかいましたが、わるいおうさまにはかてません。
 みんながちからつきてもうだめだとおもったそのとき、「ゆうしゃ」があらわれ、わるいおうさまをやっつけて、せかいはへいわになりました。

 ああ、その通り。最初の一ページから結末は誰でも予想がつく。勧善懲悪で綴られ終える物語。
 誰もが希望の欠片も握れず膝を折って手をついた時、正義の味方は颯爽と現れ、悪者は罰せられ、世界に訪れる平穏。
 だがこれが、そう―たとえばの話。現実に起こった出来事だとしたら、どう思う?

 何故「彼」は最悪の状況に至るまで現れなかった?何故憎むべき悪に苦しむ者をそれまで救わなかった?
 その力があるなら、多くが犠牲になる前に救えただろう者もいた筈なのに、何故?どうして?
 絶望の底に沈み全ての者が屈するしかないと項垂れ、牙を剥いて向かった者達がその牙を折られて哀れな生贄となろうとしている、
その時を―まるで好機とばかりに―選んで現れたのは、何故?どうして?
 
 ここからは仮説。これからは仮定―そう、「if」。もしかしたら……かもしれない、そんな曖昧な話。

 「全ては、ある者によって、膳立てられた、【御伽噺そのもの】だった」。
 
 
 絶望の底にいる時、人の目は沈み、俯き、濁る。暗闇に突き落とされた時、垣間見えた僅かな光が眩しく感じる程に。そしてその眩しさ故に、
目を細め手を翳し、光を発するモノの形を捉える事が出来ない。ただ、暗闇に差し込んだ一筋の光に縋るだけ。それだけ。 
  たとえその「光」が、虚無の数であり黒衣と仮面で姿と顔を隠し本来の身を晒さないような、「モノ」であっても。
 
 それが己の救いとなるなら縋る。ただ縋りつく。誰もが幼子のように、赤子のように、生きる糧を、希望を、それに見出せるのなら、迷わず縋る。
 ―そう。「誰」であっても「何」であっても構わなかったのだ、あの時は。
 人は所詮動物だ。絶望から救い出した者に容易く靡く。この者に従って入れば救われる。そう刷り込みが行われる。自分達に必要なのは、
絶対的な安全をもたらす存在。それが「彼」なら今後も「彼」の示す事全てに間違いは無いと信じてしまう。いとも簡単に。
 正体不明の男を。ただ、記号のように示された名と姿を。
 仮面で覆われた先の顔など知らずとも、正義の使者として崇めることに迷いすらない。彼こそが救世主だと。誰もが信じたあの瞬間。
 
 今振り返り、思い返して感じなかったか?―拭おうにも拭いきれない、違和感を。
 出来すぎた勧善懲悪の結末。揃い過ぎた役者。機を狙って現れた主役。勝る者がいなかった筈の魔王の死。民衆を歓喜させた瞬間の詞。
 それが「現実」だったという「事実」。―事実は小説よりも奇なり。だが、これは小説なんかじゃない、御伽噺だ。御伽噺の世界だ。
 人は笑うだろう。現実だというのに?事実だというのに?何を否定する事があるのだと。だが、真実はそこには含まれていない。誰も知らない。
 
 信実を知る者がいるとしたら恐らく―唯一人だけ。舞台の中央に立っていた者。絶望に射した光。御伽噺での勇者。そうその男― 

「知っているのはお前だけだろう―?ゼロ……―いや、枢木スザク」
 



 出来すぎているのだとその人は笑った。
 生死の確認出来ない反逆者枢木スザクの死亡。百万人のゼロが行われた事より疑われる複数人の「ゼロ」の存在。そのカリスマ性溢れる
熱弁で人々を決起させた男が、語らず黙して剣を取った姿。悪帝に忠義を誓ったジェレミアが己の君主の死を前にしてゼロに身を引いた理由。
 それに、と。赤く染めた唇が再び笑む。悪戯っぽく、楽しげに。だがこちらは続く言葉に何一つ笑えなかった。

「私はコーネリア殿下とは親しくさせて頂いている。無論殿下は何も仰らないが―虐殺皇女の命日に殿下と揃い花を手向けるゼロの姿は、
どうあっても不自然じゃないか。裏切り者と罵ったゼロ本人がユーフェミア皇女へ花を捧げるなんて。……ああ、情報源は明かせないな?こちらも
手持ちのカードを全部ぶちまけるつもりはない。そちらが仮面を脱がない限り。……と、言っても、既にバラしているのと同じなんだけどな」
 なぁジノ?と傍らに立つ長身を見上げて楽しそうに笑う。だがジノは苦渋の表情でゼロを見詰め、俯いた。すまない、と言葉すら出ない様子で。

416:スザク・ジノ×ノネット 2
09/07/14 00:13:29 RwsomTeY
「石でも詰めてるのかと思う程硬い口だったぞ。公私共に良くして頂いている殿下にまで誘導尋問を掛けて、更にジノを揺さぶって、ようやくここまで
辿り着いた。流石の私も苦労したよ。……殿下には、そしてジノにも―悪い事をしたと思っているが、反省はしていない。だから謝罪もしない。
 ―目の前にいる男が枢木スザクであるとして、私はどうしたいんだと思う?……ゼロ?」

 ジノに急ぎ話したい事があると言われた。誰にも知られたくない。どうしても伝えておかなければいけない事があると。苦しげに呻くような声と表情が
易い事態ではない事を伝えていた。通信を受け取り、夜に潜み赴いた邸宅。指定されたそこはブリタニアでも穏やかな田舎の片隅で、黄金色に光る
穂が館を囲み、その広い大地の中で、人の姿は一度も見かけることはなかった。扉の前で待っていたジノが、自分を確認した時、痛みを堪えるような
顔をしていて、それでも語らず屋敷の扉を開いた時―初めてジノが、自分を欺いていたと知った。目の前に佇む、ある人の姿を目の当たりにして。

「ようこそ、ゼロ。初めまして。私はノネット・エニアグラム。―いや、久しぶりと言おうか……枢木スザク」





「……スザク、すまない」

 二人きりになった時、重たく彼女の傍らで口を閉ざしていたジノが、ぽつりと漏らした謝罪。エニアグラム卿と僕との間に挟まれた彼が一番の被害者
なんだろう。寧ろ謝るのは僕の方だ。ジノを巻き込んでしまった。変声機を通さない声で喋るのは久しぶりだ。隣で唇を噛み項垂れる彼の肩を軽く
叩いて、首を横に振る。
「ジノ謝る事は無いよ。エニアグラム卿が言う事は尤もだったし、ジノと同じ立場に立たされたなら、僕もきっと同じ選択をしていたと思う。ナイト・オブ・
ラウンズとしてもジノの方があの人とは親睦もあっただろうし―逆に巻き込んでしまって、ごめん。本来なら俺一人がここにいる筈だったのに」

 彼女、ノネット・エニアグラム卿―貴族制は廃止されても、そう呼ぶ癖はなかなか直らないでいる―に、あんな言葉を投げかけられたら、ラウンズ
として誇りを持って戦っていたジノには返す術がなかっただろう。ジノにも言った通り、彼女の言い分は何一つ間違っていなかった。

 屋敷の扉の閉まる音に気付かず、呆然とする俺を前にして全て知った、それでもまだ仮面を脱がないなら刺し違えてでも暴いてやるとエニアグラム卿
は言った。だからといって捨てた姿を誰であろうと晒す気はない、無言で否と続けた俺に、彼女は真っ直ぐな視線を向けて、こう言ったのだ。

「―なら、笑え。お前達のいいように掌で踊らされていた事に気付いてしまった私を。知らずとも良い真実を暴いてしまった愚かな奴だと笑え、ゼロ。
……私はな、愛していたんだ。いや、今でも愛しているんだよ。同じ皇帝に仕える騎士達を。ナイト・オブ・ラウンズの名とナンバーを預かる者全てを。
ジノも、アーニャも、モニカも……ブラッドリーの奴は確かにいけ好かないところはあるが、それでも、名を連ねる者として認めていたし、分け隔てない
感情を抱いていた。枢木スザク、お前もな―?生憎と立ち会う機会も殆どなかったが、他の者と同じだけ私はお前を愛していたし、愛している。
 シャルル皇帝陛下が逝去され、お前が反逆者となり、そして共に陛下を守るべく在った仲間はお前の手によって討ち倒された。
あの時、私もバルトシュタイン卿について行くべきだったのかもしれない。最後の懐刀として残っていろとワンの命を退けて往けば、騎士としての忠義を
果たし朽ちていけた。ジノとアーニャだけでも生きている事が嬉しかったよ、思うところがあるだろうとあまり姿は出さなかったが―……なぁ、ゼロ。
愛する者同士が討ち合い、死に、そしてそれら全て用意されたシナリオで、信実を知らずにただ呆けて生きている己を知った時の私の気持ちが分かるか?
共に騎士として誇りを持ち陛下の下に集った者が死して散り、生き残った中で何も知らず、気付かず、若い命が残った事を喜んでいた私は―そして、
お前が『枢木スザク』を捨て、『ゼロ』と成り世界を率いていると知った時の私の気持ちが―……分かるか?なぁ、枢木スザク」

417:スザク・ジノ×ノネット 3
09/07/14 00:17:57 RwsomTeY
 エニアグラム卿は微笑んでいた。ゆっくりと笑みを浮かべて、微笑んで―それが微笑ではなく、自嘲であることに気付いたのは、「スザク」と久しぶりに
その名で呼ばれた時だった。何も答えられなかった。俯く事も許されないと分かっていたから、顔だけは、仮面越しに彼女に向けたまま、無言を貫いた。

 幾つもの犠牲が出る、それを覚悟で、俺とルルーシュは決断した。全ての因果を断ち切り、新しい世界を切り開く為に俺達は「死ななければならない」。
どんなに責められても、罵られても、他に方法がなかった―いや、あったのかもしれない、だけど俺達が選んだ方法は、たった一つでそれを覆す事は
たとえ命がここで尽きようとも出来ない。死ぬ気で掛かって来るのなら、そうしたくはないけれど、それに同じだけ気持ちを込めて応えなければならない。

 俺は死んでも、「ゼロ」は生きなければならない。己に課されたギアスはそう訴えている限り。


「悪魔に魂を売ったの白騎士を捨て、英雄でいる気分はどうだ?自分のそれは罪だと背負ったつもりで仮面を被り続けているのだろうが、それはただの
都合のいい逃げでしかないよ、スザク。少なくとも私の前では、私の愛する者を奪い、愛する者と共に偽り生きている、ただの偽善者だ。臆病者だ。
罪を罪と思うなら何故仮面を取らない?何故、今この時すら私を欺こうとする?
愛する者を奪われた痛みを、お前が知らないとは言わせない。全て謀略の中にあったという憤りを、お前が分からないとは言わせない―枢木……」

 流れるようにエニアグラム卿の身体が、被さった。思わず危険を察し構えて押し返そうと思った時、一切の殺気が感じられない彼女が零す雫で黒い
スーツが濡れる感触が、温かく滲みるモノが、そして―生きていてくれて良かった、と。そう呟く安堵の声が、大きく胸を揺さぶった。
 

 憎みながら、今でもこの人の中には「ナイト・オブ・ラウンズの枢木スザク」が生きている。親友を売り渡し得た地位、それも謀反と共に投げ捨てた地位。
既にラウンズを越えた騎士としていた、そして事実上世界から消えた筈の「枢木スザク」を、この人はまだ、仲間を討った者でも、ゼロと偽る今でも。



 ―ユフィ、君も同じだったんだろうか。君を殺したゼロを、ルルーシュを、あの時の君は許し微笑んで言ったんだろうか。生きていて良かった、ルルーシュ。
慈悲深く人を包み込む愛を持つ君なら―?

 たとえば。ルルーシュが君の前で。仮面を外し、長らく人に見せる事のない素顔を見せた時。「おかえり」と優しく微笑んだりした?生きてくれて良かった、
ありがとう、そう言えた?腹違いの兄をも殺し、君自身をも死に落としたルルーシュを、咎人である僕を、君なら―……
 
 ユフィ、僕は、君に何もしてあげられなかった。その気持ちが彼女の願いに応えようという気持ちにさせたのかもしれない。君とこの人を何処かで照らし
合わせて、君に報いる事の出来なかった過去を清算しようとしているのかもしれない。僕は卑怯で、姑息で、浅ましい人間だから。
 誰かにゼロとして持ち上げられるよりも、罵られて嗤われる方がずっと心地良いんだ。彼女の言葉を聞いていて、とても安心出来た。でも、僕はもう
枢木スザクではなくて「ゼロ」だから、そんな事を甘んじて受け入れる訳にはいかない。仮面の中には誰もいない、ゼロと言う存在だけが絶対だと。


 なのにユフィ、僕は今でも君を想っている。「枢木スザク」はもう死んだはずなのに。君への想いは今でも―殺せないままでいる。

418:スザク・ジノ×ノネット 4
09/07/14 00:20:30 RwsomTeY
 重たそうに顔を上げたジノが、広く高い天井を見上げて俺の後を追うように言葉を続ける。

「……あんな姿、初めて見た。いつも豪快で、力強くて明るい人だった。バルトシュタイン卿の信頼も厚かったし、誰とも訳隔てなく付き合える人で、
私が『エニアグラム卿』と呼ぶと拗ねるんだ。子供みたいに。他人行儀だぞと言って。
だけど殆どの事実を揃えて俺に問いかけ答えられないと言った時、ヴァインベルグ卿、と呼んで、枢木が生きているのなら伝えたい事があると。
……ジノとしか呼ばれた事がない、他人行儀だと責めるあの人が自ら私をそう呼んだ時の顔は、まるで縋る仔猫みたいで……堪えられなかったんだ」

 俺に一切傷つけない、万が一その動きがあったならこちらもそれなりに動くつもりでいる、と忠告したジノにエニアグラム卿は同意し、そして俺は呼び出された。

 真実を知っていて告げられない事への罪の意識と、仲間を案ずる彼女の姿を前に、俺より縁の深かったジノがどうしてそれを振り払えただろう。辛い役を
請け負わせてしまった事への申し訳なさはあっても、ジノを責めようなんて気持ちは微塵もなかった。本来ならジノはここに至るまでに開放されるべきだったのに
「ついでにお前も一緒に来い」と引き摺られる形になったジノ。並んでエニアグラム卿を待つ時間、ジノは小さな吐息を零して漏らした。






「でも、こういう話はせめて服を着ている時にするべきだった」
「……それは俺も同感だよ、ジノ」






 大人三人でもまだ余裕がありそうなベッドの上で、三角座りをして膝を抱えるジノと並び、正座をした俺は深い深い同意を頷き示した。
 

419:スザク・ジノ×ノネット 
09/07/14 00:24:59 RwsomTeY
半端で申し訳ない。とりあえずここまでで、後日またエロ込みでお邪魔します。
説明せずに伝わったかどうか微妙な表現にしてしまったんで補足すると、ジノとスザクは素っ裸です。
今度こそエロまで持ち込みますんで、お邪魔しました。


420:スザク・ジノ×ノネット 5
09/07/14 03:21:16 RwsomTeY
「それで枢木スザク、お前には慰めてもらいたい。私を」


 被さる身体に応えるべきか否か迷って、仮面を片手に持ちながらもう片手のやり場に迷っていると、先程までの表情が嘘のようにピタリと冷静さを
取り戻したエニアグラム卿が、顔を上げていきなりそんな事を言ってきた。思わず頭の上に?が浮かぶ。慰める……背中を擦ったりこのまま抱き締め
ていればいいんだろうか?そんな疑問が顔に浮かんでいたようで、エニアグラム卿は違う違うと首を横に振り、耳元で囁いた。

「男が女を慰めるというなら方法は一つしかないじゃないか」

 一瞬、それがどういう意味か考えてしまった。いやまさか、でも―だけど恐らく、そういう意味に違いない。問い返すように彼女を見ると、頷く代わり
にっこりと微笑まれた。手から仮面が滑り落ちる。コーン、と音を立てて転がっていくそれをジノが追いかけ拾い上げてくれた。俺の呆然とした様子に
ジノも不審に思ったんだろう、近付いてこちらの様子を窺っている。だが、俺はどちらにも返事を出せずにいた。予想外過ぎる内容に返す言葉がない。

「ついでにジノ、お前も来い。私に長く黙っていた分のツケをしっかり返してもらうぞ」

 片腕をしっかり俺の首に掛けたまま仮面を抱えて佇んでいるジノの襟首をむんずと掴み、引き寄せて勝手に話を進められている状況。ルルーシュ、
君はこういう時、どう対処しただろう?ゼロとして聞きたい。……ついでに男としても。「違う!それは間違っているぞ!」と頭の中でルルーシュの声がした。
 そうだ、幾らなんでもそれにハイと頷く訳にはいかない。何ともいえない空気を察知して怪訝そうにジノが俺とエニアグラム卿を交互に見遣っている。
今この時、はっきりと言おう。それは出来ないと―だが、俺の台詞は次のエニアグラム卿の言葉に飲み込まれた。

「……何もかも忘れさせてくれ、お前達が」

 寂しげに笑うような声で呟かれたその言葉。出来ないと言い掛けたのに喉に引っ掛かって出て来ない。それはジノも同じだったらしく、戸惑った表情が
やがて俺に向かい、尋ねるように視線が重ねられた。ほんの小さな頷きを互いに交し合ったところで、ふわり、といい香りを残しエニアグラム卿の身体が
離れる。……と思ったらジノと並んで背中を押され、赤い絨毯が敷かれた階段を昇らされ、あれよあれよという間に広い屋敷の中の一室に押し込まれた。

 ナイト・オブ・ナインの名は伊達ではなかった。男二人の背を悠々押して進む力は女性のそれとは思えない。踏ん張る隙も与えずバランスが整えられない
絶妙なタイミングで背を押されては抵抗らしい抵抗も出来なかった。転がるようにして部屋の中に入った俺とジノを、閉じる寸前の扉からひょいと顔を出した。
エニアグラム卿が、先に脱いで待ってろ、と言う。言われて振り向けば部屋の中央に鎮座するのは立派な寝台であり、エニアグラム卿が言うにはシャワーも
同室内に備えられているらしい。脱げないなら今ここで二人纏めてひん剥く。そういう台詞が冗談に聞こえない相手だ。というより卿は本気なんだろう。
 じゃあ直ぐ来る、と言い残し、部屋の扉は閉まって―鍵は掛けられていなかったが―そこから俺とジノはお互い顔を突き合わせ、暫く無言で見詰め
合った後、同じ速さで先にどうぞとシャワーを勧めていた。

421:スザク・ジノ×ノネット 6
09/07/14 03:23:48 RwsomTeY
「こうなったら仕方が無い。……それであの人の気が休まるなら、そうしよう」


 腹を決めたジノの言葉に俺も頷いて、ゼロの衣装を一通り脱いでシャワーを浴び、ジノと交代して濡れた身体を拭くと、ベッドの上で静かに彼女を待つ。
互いに会話を交わす暇もなく、今になって漸くやりとりが出来る余裕が出来たが、裸のままでお互い横並びになり、出来るだけ相手を見ないようにして話す
のも何だか間抜けだし。真面目な話をしているのに、時折開く「間」の悪さに何ともいえない表情になる。何時かのカレンのように、怒りを篭めて全力で拳を
ぶつけられるのも覚悟でいたのに、おかしなことになってしまった。

 ……天国のユフィ、不可抗力というのはこういう状態を言うんだね。でも心は何時までも君のところに在るから。今の僕が言うと説得力に欠けそうだけど。
 
そうやって視線を重ねずにぼんやり過ごしていた時間は、酷く長く感じられた。本当は数分にも満たない程度だったのかもしれないが、兎に角感じた時間は
何時間もそうしていたような―居心地の悪さがあった。背筋を伸ばして拳を膝の上に置き、エニアグラム卿が来るまで待って、そして―扉が開く。
 濡れ髪と化粧を落とした顔は中性的な美しさがあった。年上の女性を相手に少年ぽい、なんて言うのも失礼かもしれないが、そんな言葉がぴったりと
当てはまるような顔立ちに、バスタオルで包まれた身体はブリタニアの人らしく成長に富んで、胸は特に意識もしていないのに目に入ってしまうほど―大きな
膨らみがぶつかり合って深い谷間が出来ている。すらりとした長身を象徴する足は、鍛えられていた分余計な贅肉もなく引き締まっていて、なのにバスタオルが
ギリギリ隠す腿部分は女性らしく柔らかそうで―……見惚れてしまっていた。性的な意味じゃない、丁寧に彫り込まれた彫刻を見ているような気持ちで、
俺は惚けた顔を晒しながら彼女を見ていた。ジノの視線も同じように彼女に向かったまま動いていないようだ。逆に視線を集めた当人は、ぶふ、と噴出して口を
押さえ、俺とジノを指差して声高らかに笑い出す。

言われて慌てて視線を逸らし、俯く俺とジノを前にして歩み寄りながらスルリとバスタオルが捲られて―落ちる音につい顔を上げてしまい、見てしまった。
 熟れた女性の素肌を。丸く実った膨らみが押し合うようにして胸を飾り、緩やかな曲線を描いて締まっていく腰、鍛えている分臍から下まで綺麗に窪んでいて、
そして、まだ湯に濡れた雫を幾つか散らしたままの、髪と同じ色で形良くそこを覆う柔らかそうな茂み。キュッと引き締まった腰の分、強調されるまろやかな形で
正面から見ても充分に分かる臀部の形。太腿は白く照明に輝いていた。―過去に裸でも俺に襲い掛かって来たカレンを組み伏せた事があるが、その時は
状況を理解するのに精一杯で、身体を見るなんて事は出来なかったけれど、今は違う。エニアグラム卿がベッドに乗り上げると、湯気と共に柔らかく温かい香り
がふんわりと広がる。石鹸や香水でない、きつくもなければ仄かに優しく香るにおい。女性独特の香りなのだろうか、これは。

ジノと俺の間を割るようにしてシーツに仰向けになりベッドの上で大の字になる彼女を振り向いて―そして何処に目をやればいいのか本当に困った。ジノも
同じようで、口元を押さえ赤くしながら、一切隠そうとしない卿の姿に戸惑っている様子。こんな大胆に妙齢の女性の裸体を晒されて、慰めろと言われても、
はい分かりました、と直ぐに動けるような自分じゃない。こういう事には柔軟そうにジノでさえ、顔を真っ赤にして視線を逸らす程だから、俺も同じ位、またはそれ以上
赤い顔をしているんだと思う。顔が熱いのが良く分かるから。そんな俺達をお構いなしに、エニアグラム卿は大の字に広げた腕でジノと俺を引っ掛け、自分の乳房へ
それぞれの顔を押し付けて来た。柔らかさよりも弾力と張りのある感触に埋もれ間近に見るのは、サーモンピンクの突起とそれを囲む輪。

422:スザク・ジノ×ノネット 7
09/07/14 03:28:01 RwsomTeY
モンピンクの突起とそれを囲む輪。
 俺もジノもしっかりと頭を抱えられて、そこから逃げられない状態だ。たゆむ胸の膨らみは横になっても大きく丸い形を整えたまま頬に滑らかなきめ細かい素肌の
感触を伝えてくる。視覚にも自分の目の前につんと今は柔らかそうな蕾がそれぞれ並んでいて、俺はジノと彼女の膨らみ越しに視線を遣り合う形となった。

「基本はキスから、と言いたいところだが、若い子等に強要するのは如何ともし難いしな、先ずはここからでいいぞ。……経験はなくとも、大体の知識はあるだろ?」

 そう言って、エニアグラム卿が俺とジノの顔を引き寄せていた手を離し、膨らみの谷間を両手で割り開いて、互いの口元に突き出した、華やかな色で飾られた、
膨らみの中央の先を。どうすればいいのかは、知っている。だが本当に、こんな形でしてしまって良いんだろうか?何よりも彼女自身が後悔することになったら、
俺自身が悔やんでも悔やみきれない。一過性の衝動に駆られて、というならここで止めるべきなんだろう。だが、まるで俺の葛藤を知らないかのように、卿の声は
明るく気安い。気にするなと言うような意味が込められているんだろうか。

「あー、それからな。エニアグラム卿とか言ったら握り潰すぞ。何処とは言わないが。そういう呼び方はもう過去のものだ。貴族制は廃止されたのだからな。これからは
私のことはノネットさんと呼ぶように。枢木スザク、お前の事もスザクと呼ばせてもらう」

 卿と呼ばれる立場を過去のものと言いながら、未だにナイト・オブ・ラウンズで居続ける貴女の真意は何処にあるんですか―?

 問いかけようとして、止めた。きっとまた、あの寂しそうな自嘲が帰って来るに違いない。慰めるべき立場の者が彼女を追い詰めてしまっては本末転倒だ。
 今はこの人が、ノネットさんが願うよう、出来る限りの事をしよう。色づいた突起にゆっくりと舌を這わせ、唇の中に含んだ。ふにゃっと柔らかい感触は最初の間
だけで、舌で転がし唾液を塗りつけて吸い付いていくと、次第にそこは硬くツンと張ってくる。ジノも同様に胸への愛撫を開始しているようで、子供が母親の乳を
貪りあっているような絵柄になっていた。これで良いのかどうか、試しに尋ねようと視線を上に上げれば、軽く指を噛んで息を飲む姿があった。その口に挟さまれた
指を解いてやりたくなって、懸命に舐め、吸い付く。口の中に溜まった唾液ごと啜ると、酷くいやらしい音がした。

 ジノの方は先端を指で転がしながら、その突起の下の周りを丁寧に舐め上げている。ジノの方が詳しいのかもしれないが、この場で知っているのかと問うのも
おかしくて、俺は俺なりのやり方で、軽く歯を立てたり、吸い付いて先の先まで引っ張ったりして愛撫を続けた。頬に当たる弾力も心地いいが、こうして胸に当てて
いると、彼女―ノネットさんの鼓動が早くなっていくのが良く分かる。感じてくれている?そう思うと更に手が大きな膨らみを両手でもって揉み込んでいく。
 指が柔肌に飲まれ、押し返される。ぎゅっと力を篭めても手を緩めれば指を弾くくらいに張りのある膨らみ。両手でも収まりきらない一つを弄りながら、口では
充分唾液で濡れて光る先に冷たくした息を吹きかけた。

「ぅ、ンッ―……は、ぁぁッ!」

 喘ぎ堪える声が、何時の間にか「しなければならない」事から、「したいこと」に変えていく。戦闘での勝利とはまた違う達成感のようなものが込み上げてきた。
 ジノが人差し指と親指でクニクニと先端を弄りながら、俺の方に視線を向けるので、銜えていた口を離し、何?と視線で問い返す。くぃ、とジノの顎が彼女の
下肢を示していた。そちらに向かえと言う事らしい。代わりに俺が弄っていた乳房にはジノの大きな掌が伸びていく。俺は黙ってそれに従う事にした。なだらかな
腹部に唇を這わせて辿り着くそこ。整えられた薄い茂みを開こうとすると、自発的に細い足首がシーツを掻き、ずるずると引き摺って膝が立ち、大きくMの字に
長い脚が開いた。細くネイルに彩られた指が自ら秘肉を割り、茂みの中に隠れた小さな核までも晒してくれる。ここまでされると、逆にこっちが恥ずかしくなって
しまうが、そこへ顔を近づけていくと、上でジノに乳房とその突起を弄られているノネットさんが、薄っすらと微笑んだ。それで良いんだ、とでも言うように。

423:スザク・ジノ×ノネット 8
09/07/14 03:46:20 RwsomTeY
だが意識を俺の方に向けた事で、嫉妬でもしたのか、ジノの反撃に遭い、びくんっと腰が震える。すっかりジノはその気になって―寧ろこういうことは雰囲気
に乗ったもの勝ちだという気がしてきた―年上の女性を弄ぶのが楽しいらしい、執拗に乳房や突起を舌や指で弄り回している。

「んぁ、あんッ、くぅ……ん、んんんぅ……ッ!」

 ワントーン高い声が喘ぎになってノネットさんの唇から漏れてくる。それでも何処か堪えている様だ。何もかも忘れさせる事が俺に与えられた枷なら、この程度
では満足して貰えないだろう。柔らかい茂みを掻き分け、細い指が導く秘唇を目の当たりにする。濃く深い赤とピンクを入り混ぜたような生々しい秘肉の色に、
小さな粒が薄い皮を被ってピクピクと震えている。拭き取られなかったお湯の名残か、それとも感じてくれているのか、既に湿った温い息遣いがそこから感じられ、
ごくりと息を飲んで暫くの間凝視していた。だが、見詰めるだけでは何も先に進まない。何処を弄ったら一番良いのか―ほんの少し悩んでから、濡れた秘口
の中に指を一本だけ差し込む。ぬめった柔らかい肉に歓迎されて、容易く一本の根元まで飲み込まれてしまった。同時にシーツを握り締める白い足の指が
見えたが、構わずに中に入れた指を抜き、今度はそのぬめりをもって、秘芽に向かう。充血してぷっくり膨れ上がったそこをヌルヌルした愛液で擽ると、面白い
位にビクビクッとノネットさんの身体が跳ねた。

「……ひゃ、んんっ……あ、あふっ、ひ、ぁあ、ンぁあぁぁッ!」

 ここがどうやら特に弱いらしい。ジノは首筋を焦らすように舌を這わせて擽っていた。無論両手の指は突起を抓んだままだ。捻るようにして引っ張ると、ビクッと
身体が揺れる。声は辛うじて我慢している様子だが、上の愛撫でもう充分に感じてくれているらしい。ぬめった割れ目から愛液が滴って落ちてくるのをじっくりと
観察出来る俺から見て、大きな膨らみはかなりの感度を備えているようだ。そして、ここも。薄皮から半分顔を出した秘芽の、皮を引き上げるようにして指で
擦っていく。硬すぎず、柔らかすぎない感触が指に心地良い。Mの字になった足が足掻くようにシーツを皺くちゃにする。濡れ髪が左右に揺れて、何時もならば
真っ直ぐに向けられる眼差しが、逃げるようにして左右に首を振り、動いた。もっと決定的な刺激は与えられないだろうか。
 もっとこの人が喘ぐ姿を見たい。身悶え、声を震わせ、苦痛ではなく愉悦に歪む顔が見たい。―これは男の本能、人間の原始的な欲の表れなのだろうか。
 秘芽を親指で擦ったまま、今度は指を二本、中に突き入れてみた。入り口の狭さが少々辛かったが、ノネットさんの指と開いた脚のお陰で何とか納まった先は、
熱くぬめり、柔らかな粘膜でそこが脈動し、蠕動して指を締め付ける、不思議な空間だった。軽く上下に抜き差しすると、唇を噛むようにして堪えるノネットさんの
姿があり、ジノを介して、僕達に任せて下さい、と伝えた。望まれたのなら、応えなければならないだろう。額に浮かんだ汗を手で拭い、彼女が頷く。
 ジノの、少し楽しそうな声が降ってきた。一発拳を受けていたが、でも俺も言えばジノと同じ意見だった。「今のノネットさんは、いやらしくて可愛いですよ。とても」。
軽く拳を受けた仕返しとばかりにジノが乱暴に乳房を揉みしだき、それに合わせて溢れる蜜の音を立てながら指を探るよう入れて、舌で秘芽の薄皮を剥ぎ、直接
丸い粒を舌で吸い付く。

「や、あ、あッ、ジノ、スザクっま、待て、んぁ、あああああッ、い、ィイッ!両方、もっと、乱暴にしてくれたって、構わない、からなっ……あ、ぁああッ」
「乱暴にしてくれて構わない、んじゃなくて、乱暴にされたいんじゃないですか?ココだけでも敏感すぎますよ?卿」

 頬を紅潮させて薄っすらと涙を浮かべ訴えるノネットさんに、ジノが楽しそうな声で意地悪を綴る。後での仕返しが怖くないのかと思ったが、今の俺もそんな事に
構っていられない程、この行為に没頭し始めていた。ジノがグイッと両手の指の間に挟んで突起を引っ張ると、それに釣られて乳房が釣鐘のように張る。

「あ、ぁーッあーぁああああッ!胸、はぁあ、んぁ、いじ、弄るな、弱いんだよっ」
「なら弄って欲しいっていう意味ですね?こっちはどうですか?」

 ジノに同調し、俺も探った中で一番反応の良さそうな箇所を見つけた。ざらりとした感触の媚肉の天井を擦ると、面白いくらいに実った身体が跳ねる。
 感じやすいのかな?と思った。女性経験はあまりないんだけれど、こんなに反応を示してくれるのは嬉しいし、楽しい。何時の間にか俺は、慰める義務では
なく、ただ性的な行為を愉しむ子供のようになっていた。

424:スザク・ジノ×ノネット 
09/07/14 03:53:23 RwsomTeY
一先ずここまでで。枢木はスイッチ入るとドSっぽいイメージ。
後はノネットさんのおっぱい生かしたプレイと本番とアナルプレイになると思うので
苦手な方は引き続きNG登録して貰えると助かります。

また書き溜めれたらお邪魔します。

425:名無しさん@ピンキー
09/07/14 08:25:20 x4fectPP
>>469乙GJ!
ノネットさぁぁぁぁあんえろいよノネットさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん!!!!!ハァハァ


ところで保管庫が404なんだぜ……


426:名無しさん@ピンキー
09/07/14 16:26:39 V+0e/nar
裸待機ワロタw

続きもルルカレも楽しみに待ってます!

427:名無しさん@ピンキー
09/07/14 16:43:34 DeuV9cPi

スザノネいいじゃないかスザノネ!この二人は凄く好みだ
もっと読みたくなった、頑張ってくれ

続きもルルカレも待ってるぜ

428:名無しさん@ピンキー
09/07/14 17:01:29 NcY7He6E
>>469氏GJ!
続きに個人的に好きなワード(おっぱいとかアナルとか本番とか)が満載で楽しみだ!

429:名無しさん@ピンキー
09/07/14 20:08:56 3cADp6Y0
>>470
URLリンク(geocities.yahoo.co.jp)
こういうことが起こってるみたい

430:名無しさん@ピンキー
09/07/14 23:13:18 l4yPspE+
ドロテアさんとかマイナー過ぎるかな…

431:名無しさん@ピンキー
09/07/15 01:56:32 RM2gH0ev
褐色美人いいよね!!
ドロテアさんの見た目超好み!
相手は名無し兵とかがいいのかワンさんかテンさんあたりがいいのか

432:名無しさん@ピンキー
09/07/15 16:52:12 PnE/40v9
>>476
戦闘能力はワンさんと並ぶとの事だから、ワンさんと絡むのがバランス良さそうな感じはするけど、
弱み握られて犯されたり、ドロテアさんが攻めに回るというのもいいなw

433:名無しさん@ピンキー
09/07/16 19:35:04 vclTUOGO
>>469乙!
シリアスなのに、なんか笑っちゃったぜw

434:名無しさん@ピンキー
09/07/17 20:18:01 FBbfwkcc
この面子で3Pなんていいかもしれない。
URLリンク(ranobe.sakura.ne.jp)
URLリンク(ranobe.sakura.ne.jp)

435:名無しさん@ピンキー
09/07/17 20:58:00 nts5fvVF
>>479
ネリ様、マリーカ、リーライナか
ヴァルキリエ隊のも少ないし、百合も好物だし是非読んでみたい!

あと、テンさんメインとか無いかな?
相手はドロテアさんでもヴァルキリエ隊でもカレンでもナナリーでも誰でもいいんで

436:名無しさん@ピンキー
09/07/18 17:44:35 hbM+UJ52
神楽耶様ネタをもっっとおおおおおおおおおおおおおおお
神楽耶様不遇すぎるううううう

437:名無しさん@ピンキー
09/07/18 17:46:10 5wnGbTYX
天使たんに夜伽の手ほどきをする神楽耶ねーさま

438:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:09:43 hbM+UJ52
ルルーシュたちが人質として送られるのが皇家だったという設定で
誰かあ
俺の持つ表現じゃむりぽ

439:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:13:35 M3MvJkZn
>>481
神楽耶様ネタだと民主主義(という名の輪姦)か天子との百合・レズがいいな
どっちも読みてぇ

>>483
とりあえず大まかなプロットや設定が知りたい
考え付いただけでも箇条書きでもいいから見てみたい
それによって小説にしてまとめてくれる職人もいるだろうし

440:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:23:57 hbM+UJ52
そんな深くは考えてるわけじゃないんだ
自分で言っといて、すまん
あくまでルルーシュ×神楽耶をいい形に考えるならそこからかなと思って……
どうしても長編になる気がorz
あんまし、文章書いたことないから(理系のレポートなら散々書いたんだが)
どうしてもご都合+駄文にならざるをえなそうで


441:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:49:10 uwguJrSq
ルルナナと神楽耶さま幼馴染設定だとルルーシュの尋常じゃない幼馴染補正対象がスザクから神楽耶さまに変わるから
801空間が発生しなくなるんだよな
元からお兄様最優先なナナリーはともかく子供の頃からのつきあいなのに今一歩踏み込めなかったミレイさんあたりにはこれは大きい
兄妹愛や男同士の友情だと引き下がってても女幼馴染が相手だと対抗馬になってくるかも

と作者さん本人じゃない俺でも思いついたから>>485先生ならきっとやれる
なに、理系のレポートもSSもいかに独りよがりにならずに相手に伝えることを考えて書くかって点は同じさ

442:名無しさん@ピンキー
09/07/19 08:27:22 kxPMD1T0
ミレイさんは別にスザクに対しては遠慮してなかったような気がするが…
踏み込めなかったのは親から結婚を突きつけられてるからじゃないのか

443:名無しさん@ピンキー
09/07/19 10:22:49 pUU4DfMA
487同意
一番の問題がスザクと神楽耶様を置き換えたとき
関係を縮めるイベントをどうするかなんだよな
神楽耶様の性格上かなり難しいと思うんだよ
アニメなんかも実際神楽耶様の描写自体が少ないし、
かなり厳しい

444:名無しさん@ピンキー
09/07/19 10:23:47 pUU4DfMA
485です


445:名無しさん@ピンキー
09/07/19 10:35:31 OMQiV7+W
ルルーシュのあの尋常じゃないスザクスザクスザクスザク(ryが
カグヤカグヤに変わるのかw
ちょっと面白いかもな

446:名無しさん@ピンキー
09/07/19 13:11:10 j+5+RNxK
>>488
つSEの「鬼」イベント
でもあれは神楽耶のほうの好感度変化だったよな…

まあ、スザクの「初対面なぐりあい」は神楽耶だと「鬼」イベントに代用できても、
その後の「秘密基地」のイベントがなければ、ルルーシュのほうが靡かない。
スザクはルルーシュと正反対だからこそルルーシュからある種の期待を寄せられてたわけで
神楽耶は寧ろ作中でもルルーシュと最も似た人間性持っていると思うから、スザクのような劇的関係性変化は望めないようだが、
時間かければ、スザク以上安定した関係築けるではないだろうか、C.C.のように。
実際幼馴染でもなんでもない、単なる仕事上の付き合い(?)だった本編も、ルルーシュは神楽耶のこと
相当信用しているようだし

だから、ルルーシュと神楽耶幼馴染ルートだと
「鬼イベント」(神楽耶テレ)→以降神楽耶ルルーシュ兄妹かまい倒し、人間性改善(でルル小デレ?)
「枢木家じゃないのでナナリーの縁談自体なし」→「日本占領」→スザクと違って「ブリタニアぶっ壊す宣言」を聞いた神楽耶なら
寧ろ共犯宣言だしかねない→本編前で六家とのつながりを持つことに。
案外妻ルートはすんなり実現できそうだな

後、神楽耶と言えば、民主主義改めブリタニアへの政略結婚輿入れぐらいしか思いつかない。
賢帝ルートの場合、これもありかと。

447:名無しさん@ピンキー
09/07/19 16:48:55 40a1NdtS
本編のままでも顔見せれば六家は取り込めると思うんだけどねぇ
桐原には実際見せたわけだし

婿に行こうと皇族なわけだし、将来ルルーシュを押し立てて皇位簒奪もできるしで、皇ルルーシュルートは十分ありだわな

ただしアッシュフォードに行くこともなく、シンジュク事変にも巻き込まれないわけで、騎士団ではなく解放戦線を利用することになる

448:名無しさん@ピンキー
09/07/19 16:55:25 kxPMD1T0
そのルートだとカレンが死んでそうだなとちょっと思った
まあどうせエロの本筋には関係ないからいいけど

449:名無しさん@ピンキー
09/07/19 21:29:53 pUU4DfMA
鬼イベントなんてあるのか・・・
知らんかった
そうそうルルーリュ側の神楽耶に対する認識を強くするイベントってこれって
言うのがないんだ
せめて実力を認めるために将棋のルールを教わり、チェス代わりにして
対戦
意外といい線でルルーシュと張り合う神楽耶ってな感じで
結構問題なのがスザクの扱いがおかしくなるんだよな
ゲンブ殺さないとブリタニア軍に入るきっかけがないし
そうするとデヴァイサーの関係でランスロットとかの開発
なんかは圧倒的に遅れるだろうし
やっぱり何かしらブリタニア軍に入るきっかけを作らないと
面白くない希ガス

ルルーシュは六家全員に会う機会はなかったと思うんだよね
桐原自体は結構枢木とつながりが強そうだったけど
ゲンブ自体「桐原翁は」みたいに言うメディアはあるし
他の六家も似たように工作はしたのは確かだろうけど
ゲンブがあえて桐原といったのに憶測加えるとそうなるかな


450:名無しさん@ピンキー
09/07/19 21:48:40 +mL/sTkR
>>941
神楽耶がルルーシュと最も似た人間性はないわ・・・
後ルルーシュが神楽耶の事を相当信頼している写生も無かったと思うぞ

451:名無しさん@ピンキー
09/07/19 21:51:17 40a1NdtS
作中でルルーシュに一番似てるのはコーネリアじゃね

452:名無しさん@ピンキー
09/07/19 22:10:39 MpLMMwrK
写生じゃなくて描写じゃないかと思うんだけどどうだろう(ネットスラングならすまない)


全然関係ないけど朝千葉が読みたいな、藤千葉確定しててもなんか、まさしく趣味だ
あとラクシャータさん×香凛さん(セシルさんでも良い)百合

453:名無しさん@ピンキー
09/07/19 22:11:44 H8XvBWo5
本スレでも指摘されてたんだから調べればいいのにw

454:名無しさん@ピンキー
09/07/19 23:20:52 fGtGTaM1
>>496
兄、姉という点ではコーネリアでしょうが、常に「王」であろうとつづける点において
は神楽耶ぐらいと思う

てか、そろそろエロと関係ない

455:名無しさん@ピンキー
09/07/20 07:23:07 TsggEoHa
カグヤは別に王とかじゃなくね?家柄の誇りは持っていたようだが

>>494
スザクは別にそのままカグヤとポジ交代でいいんじゃね?それこそエロ関係ないんだし、仲間でも801の奴らは喜ぶだろ多分
まあルルーシュ的に完全な布陣過ぎるがwどちらかと言えば問題はカレンじゃね、その世界だと確かに普通に死んでそう


まーこういうパラレル設定もいいが、やっぱり普通に本編基準のSS読みたいな
個人的にはそろそろルルカレ希望だ

456:名無しさん@ピンキー
09/07/20 07:26:27 OkIn3DjV
>>491
あんま参考にならないかもしれんけど、悪夢では神楽耶とナナリーのファーストコンタクトで、
神楽耶がナナリーに嫌味言ったんだよな
んで、当時は誰にも頼る気が無かったルルーシュからは「出てけ」みたいな感じで追い返されてたが

そこからSEの鬼イベントに繋げるとか?

>>497
ラクシャータさん×セシルさんはなんとなく想像付くけど、ラクシャータさん×香凛さんはちょっと想像付かねぇw
読んでみたいけど(無論どっちも)

457:名無しさん@ピンキー
09/07/20 11:57:50 foK67yW3
カレンとか扇組はたまたまゲットーに視察に来ていたルルーシュに拾われることにすればいいんじゃね
そういうの自分で行きたがる性格だし

そして三人官女ハーレムルートへ移行

458:名無しさん@ピンキー
09/07/20 12:44:27 yFFBt5Qp
神楽耶の庇護元に残るか、アッシュフォードに行くかで選択しか

459:名無しさん@ピンキー
09/07/20 13:15:04 SV2w0mgG
ルルーシュ皇家ルートだと
アッシュフォード学園とのつながりはなくなる・・・か。

カレンとは扇ルートがあるが、原作よりもっとはっきりした上下関係になりそうだな。
ただ、扇グループが何か目立った業績を上げないと、カレンとルルーシュがつながるほど皇家の目に留まることはないと思われ。
ルルーシュが目覚めたC.C.に呼ばれる・・・くらいしか。
「私にはわかる・・・皇家に目通りを願え。そこにお前たちの救世主となる男がいる」とか。

んでルルとカレンが出会い、色々都合をつけてアッシュフォード学園に転入。
でもそうなるとカレンは最初からルルの正体を知っている前提になるかな。

460:名無しさん@ピンキー
09/07/20 13:16:30 SV2w0mgG
んで逆にスザクとは幼少時のつながりがなくなるから
原作よりもっとはっきりした敵対関係になる、と。

461:ルルーシュ×カレン
09/07/20 15:55:08 RE2ga7Id
>>500でなんか本編基準のルルカレ希望が出てたので、突発で筆休めに書いてみた。
諸事情によりエロ描写若干控えめ。エロはスザノネで頑張るから大目に見てくれると有り難い。
「俺を慰めろ」のシーンから、「しっかりしろルルーシュ!」に繋がらず、慰めルートに入ったら。
エロ温めで短かめ。NGは「ルルーシュ×カレン」でお願いします。

>>485に期待。話題がここまで膨らんでるから需要は高いと思われ。
理系レポート書けるなら全く問題なく纏められるって。と感想文もロクに書けんかった自分が言ってみる。

462:ルルーシュ×カレン1/3
09/07/20 16:10:51 RE2ga7Id


「俺を慰めろ。 女ならできることがあるだろう?」



 自暴自棄になっているルルーシュはそう言い放ち、何でもするのなら慰み者になれと強要してきた。
 
 近付く唇。きっと触れ合ったらこの先逃れられない。直感でそう感じた。

 これが自分が今まで信じてきたゼロの姿なのか。偽り続け、騙し続けてそれでも黒の騎士団を生み、小さなレジスタンスでしかなかった自分達を日本を
代表する組織へと導いてきたゼロの姿だと?
 ―こんなのはゼロじゃない。狡猾で騙ることも戸惑わず、親友すら己の敵となるなら討てと言える強さを持つ、自分の知るゼロという男は、信じてきた
ゼロはこんな―

 引っ叩いてやろうと思った。情けなく自嘲に歪む顔を、思い切り引っ叩いてしっかりしろと、ここで投げ出されては仲間を捕虜に取られ、
歯痒い思いでルルーシュが覚醒し、再びゼロとなり騎士団を率いる為に待ち続けた時間が、思いが、全て泡と消えてしまう。
ゼロとして自分を騙したのなら最後までゼロとして騙し通してみせろと、言ってやりたかった。
 
 だが、目の前にいるのはゼロではない。ルルーシュなのだ。「ゼロ」という仮面を脱ぎ捨てたそこにいるのは、信じる者を失い、戸惑い、怯えて縋る自分と同じ
年齢の少年だ。―カレン・シュタットフェルトではなく紅月カレンと、イレブンではなく日本人だと主張するように、ルルーシュだって、ルルーシュ・ランペルージと
名乗る権利も、ルルーシュである意志も許されて良い筈なのだ。
 薄幸の令嬢と偽っていたように、ルルーシュもまた世界を欺き続けた。だが今の自分は本来の自分であることを望み許されている。
 じゃあルルーシュは?縋るところも、心の拠り所も失い、それでも欺いた罪だからどんなに傷つこうが立ってゼロを演じ続けろと?
 自分にゼロという存在に縋っていた時、真実を知った時の驚愕と絶望を味わったそれを今感じているルルーシュを、それすら業だと言えるだろうか。

 葛藤する心の中では長く時間が過ぎていた。だが実際は吐息が近く感じる距離が零になるまでの僅かな間。塞がれた一瞬、握り締めた拳が震えて、
振り上げそうになるのを堪える。殴りつける代わりにルルーシュの服の袖をきつく掴んで、望まぬ形で訪れた口付けの時を、カレンは受け入れた。





 ざらざらしたコンクリートに拳を押し当てる。腕が突っ張って、必死に身体を支える。だが本当の支えになっているのは、身体の中に食い込んだルルーシュの
熱だ。引き抜かれてしまったらそれこそ腰砕けて身体はその場に崩れ落ちてしまう。痛みと痺れで下肢が熱い。

463:ルルーシュ×カレン1/2
09/07/20 16:11:50 RE2ga7Id
 ぐいぐいと乱暴に押し広げられた秘裂から零れ滴るのは、紅い血だった。初めての行為がこんな
形になってしまうなんて。ルルーシュの、すまない、と耳元で
呟く声さえなければ悔しさに震えながら泣く事も出来たのに。
 荒い息が耳に掛かる。は、は…っと途切れぬ呼吸。―可哀想なルルーシュ。守るものを失ってしまった者はこんなにも脆くなってしまうのだろうか。
一時の快楽に逃げて、一時の温もりを求めてしまう程に。
 急いた動きがゆっくりとしたものに変わっていく。破瓜の血に気付いたルルーシュが気遣ってくれたのだろう。だが痛みと共に貫かれる快感を覚えてしまった
身体には緩慢な動きの方が辛い。だが口で伝えるには恥ずかしすぎる。ならルルーシュに察してもらうには自ら動くしかない。後ろに腰を突き出し立ったまま
繋がった臀部をゆっくりと引き、そして突き出す。ルルーシュの律動とは違うリズムを打つ。ずるりと膣内を擦るルルーシュの熱の形がより伝わってゾクゾクと
背筋から流れた痺れが全身を駆け巡り子宮を疼かせる。

「あ、あッ、ルルーシュ、ルル、……シュぅ……っ!」
「っ……カレン、ここ、か……?」
「ば、か……そんなこと聞かないで、あ、やんっ、あ、あっ、ああんッ!」

 そうやって互い腰を揺すり合う内に特別カレンの弱い場所をルルーシュが見つけ出した。最初与えた痛みの分を快楽で宥めようとしているのか、執拗に奥の
上を傘を広げた雁首に擦られ、甲高い声が響く。自分達以外いないだろう、廃墟の場では響くそれに耳を傾ける者もいない。身体を支える手を解く訳にも
いかず、唇を噛んでも漏れる声が、喘ぎが木霊する。ルルーシュの息遣いも先程より荒くなっている。耳朶を湿らせる熱い息が掛かり、それが不意に逸れた
かと思うと、首筋にキリ、とした痛みと呼ぶには余りに弱い刺激。何をされたか理解する思考も蕩けてしまって、濡れた音と互いの体液を繋がった箇所から滴らせ
ながら、肌と肌で埋める寂しさ、虚しさ、凍えそうなほどの心の隙間から吹き荒ぶ冷たい風。
 ルルーシュの性器がカレンの恥部を犯す。寂しいなら、辛いなら、自棄になっているなら何も考えずに貪ればいいのに、こんな時ですら我を忘れていないのか、
それとも理性とは別のところで何かが働いているのか、ぎこちない行為の中でもルルーシュの手はカレンを感じさせようと動いていた。ルルーシュ、優しくしないで。
 酷くていい、乱暴に扱われていい、ただ吐き出す事の出来ない苦しみを誰でもいいからぶつけたかったというなら、優しくしないで。―私に期待させないで。
淡い期待を抱かせないで。望まずただゼロが必要だったから従った、だけで良いことにしなければいけないのに、それ以外の願いを、期待を抱えてしまうから。

「んぁ、ァッ……!ルルーシュ、ぅ…っ!ぁ、アん、も……だめぇッ、きちゃう、きちゃぅッ、あ、あ、もぉ、わたし……ダメぇッ!」
「カレン、……カレンッ!―ぅ、あぁ、あ……は、くぅうううううっ!」

 先にカレンが昇りつめ、すぐ後を追うようにルルーシュが達した。引き抜く間もなく、熱い迸りがカレンの胎内を満たしていく。熱くて濃いそのにおいが一面を満たし
力が抜けていくカレンをルルーシュの腕が抱きとめる。ひ弱な癖に、無理しないで。そう言おうとして、だが声は音に成らず、カレンの身体はゆっくりとルルーシュの
腕に抱かれていった。

464:ルルーシュ×カレン1/3
09/07/20 16:13:02 RE2ga7Id


「カレン。すまな……―ッ!」

 事を終えてどちらも荒い息が穏やかな呼吸に戻り、乱れた衣服を整えた後、直ぐにルルーシュから出た謝罪の言葉を断ち切ったのは、カレンが打った平手の
乾いた音だった。ルルーシュの頬が赤くなるほど目一杯に引っ叩いて、余計なものをやってしまったとでも言うようにカレンが両手を払う仕草をする。ルルーシュは
呆然とカレンを見詰めていたが、やがて諦めたように俯く。冷静になって自分の発言や行為を心底悔いているようだった。

「謝って済むと思ってるわけ?アンタがゼロじゃなかったら顔が歪むまで殴ってやってたわ。女の子に向かって言っていい台詞と悪い台詞の区別ぐらいつけなさいよ、
少なくともゼロならこんなふざけた真似はしないわ」

 冷めた目でルルーシュを見遣るカレン。最初に頬を打って引き止めてやれば余計な傷を作らずに済んだのかもしれない。ルルーシュの、自己嫌悪という傷を。
でも終わった事を後悔しても時間は巻き戻ってくれない。だから、自分が望む先は自分の手で奪取するしかないのだ。

「けどただで許す気もない。ルルーシュ、アンタには責任を取ってもらうわ。―反省してるって言うなら、これからはゼロとして逃げ出すような真似はしないで。
ゼロとしてこれからも黒の騎士団を背負って戦って。ルルーシュではなくゼロとして、私達を最後まで騙し続けて。これはお願いなんかじゃないわ、義務よ。
自棄で女を乱暴した責任としてのね。―それで、チャラにしてあげる。……質問も疑問も一切受け付けないわ。『はい』か『イエス』の答えしかいらないから」

 淡々とルルーシュを真っ直ぐに見詰め言い放つカレンにルルーシュは無言を長らく続けていたが、静かに頷いて、分かった、と呟いた。
 カレンはその様子を確認するとくるりと踵を返し、ルルーシュに背を向ける。気が済んだら早く帰ってきなさいよ馬鹿、と言い捨てて、足早にその場を後にした。
背中にかかるルルーシュの視線を感じながら。

 暫く歩いて、人影のないところでふと足を止める。首筋に一瞬点った熱を思い出し、人気のない寂れた街の一角のショーウィンドウを覗くと、そこには紅い痕。
あまりにも目立つ場所に一つ、ぽつんと付けられた紅い紅い痣。それを覗くカレンの、ガラス越しの顔が泣き笑いになる。どうして、こんなことしたの?ルルーシュ。
ただの勘違いだと、思い違いだと、ゼロであった姿に敬う気持ちが残っていただけなのだと、自分自身に言い聞かせていたのに。くっきりと残された痕に、こんなにも。
 ―嬉しいと、思ってしまう。あれは戯れ、それこそルルーシュにとっては気の迷いでしかなかった行為。むしろ彼自身を自虐に落とすようなそれであったのに。
 求められて、振り払えなかったのは同情からだけじゃない。その痕を見つけ、見た時に気付いてしまった。自覚してしまった。私はゼロでなくルルーシュが好きだ。

「けど―言わないから……安心して」

 硝子越しに姿の見えない相手へ続ける。思いを告げればルルーシュの事だ、責任としてカレンを受け入れるに違いない。だがそんなのは違う。今日の行為と
何一つ変わらない。そんなものは望んでいない。だから、言わない。どれだけ好きになっても、どれだけルルーシュが大切な存在になっても、まだ伝えない。
 いつか―いつか。ゼロがブリタニアを倒し、日本を取り戻す事が出来て、お互いにただの学生に戻れる事があったら。その時に伝えよう。夢物語のような話
でも、ゼロがいれば実現できる、きっと、必ず。
 その時は、自分から口付けで思いを伝えよう。ルルーシュから今日受けたキスとは違う意味を、想いを篭めて。



 だが二度目の口付けは、奇しくも互いの別れの挨拶となる。
 


「さようなら、ルルーシュ」
「―……さようなら、カレン」

 彼女は誇りと尊厳の為に戦う道を選んだ。
 彼は偽りの仮面で覇道を貫く道を選んだ。

 袂を分かつ二人に―三度目が、訪れる事は、なかった。


 まだこの時はどちらも知らぬ現実、ゆっくりと残酷な未来の歯車は廻る。いつか迎えるその瞬間まで―。


                                               了

465:ルルーシュ×カレン
09/07/20 16:15:56 RE2ga7Id
思いっきり番号振り間違えた……反省している、真剣にすまない。
投下順で間違い無いので、名前欄の数字は見ないことにしてくれたら助かる。

お邪魔しました。次こそスザノネ仕上げてきます。


466:名無しさん@ピンキー
09/07/20 16:31:44 NFFLHaox
>>510
GJ!
切ないな

467:名無しさん@ピンキー
09/07/20 17:34:07 TsggEoHa
>>510
GJ!ルルカレ待ってたから嬉しいわ
スザノネも楽しみにしてるぜ!

468:名無しさん@ピンキー
09/07/20 21:33:55 BtCFKddR
>>510
GJ!でした。


469:名無しさん@ピンキー
09/07/21 15:30:01 dul1YWn4
誰かスザナナもの投下してー。

470:名無しさん@ピンキー
09/07/21 15:37:32 isKONhu7
>>497
朝千葉と言われると
千葉さんが藤堂を好きなのを解っていても朝比奈が千葉さんを無理矢理などっちも救いがないのしか思い浮かばないな・・・

471:481
09/07/21 15:43:09 L6hUyPHI
スレチだけど今Re;後のSSを書き始めたんだがどこに投下すればいいん
だろうか
そのうち神楽耶物も書いてみるお

472:名無しさん@ピンキー
09/07/21 16:37:04 M1Jty2TP
>>510
うわぁぁぁぁぁルルカレ切ない!
本当にGJ

473:名無しさん@ピンキー
09/07/21 18:34:41 MmMFvwoy
>>516
エロならここだが、普通のはわからん

474:ナナリー7歳xゲンブ
09/07/21 23:28:54 dul1YWn4
お兄様にはいえない、心配させるから。スザクさんにもいえない。恥ずかしいから。
この枢木家に引き取られてからお兄様はお手伝いさんも断って掃除洗濯お料理も全部
自分でやってくださる。・・・でもお風呂だけは本邸の方にお手伝いさんが私だけを
連れて行ってくれる。いくら10歳と7歳の兄妹でもそれだけはまずいとスザクさん
のお父様がまずい・・・。といわれたらしいので。
いつもお風呂場の戸は少し隙間があって粘りつくような視線が裸にされた私にねっとり
絡みつくのを目は見えなくても感じていた。確かに。

475:名無しさん@ピンキー
09/07/21 23:45:43 TzxRFsLj
誰かロロ×ヴィレッタ書いてくれ
少年×褐色巨乳美女好きだ

476:ナナリー7歳xゲンブ
09/07/22 00:56:49 1YMoCfeU
見られている、でも誰に?まだ膨らみもしない薄い胸、細い手足。
・・・くく、今はまだほんの子供だがあれはかなりの器量よしだ、後10年もすれば。
良い女になっているだろう。・・・わしも跡継ぎが息子1人では頼りない。
あの娘にはわしの子を生んでもらう。

477:名無しさん@ピンキー
09/07/22 06:56:33 GnaT1jIs
>>520
興味はあるけど、どんな感じになるんだろうか?
ルルーシュに篭絡される前だと淡々とした事務的な態度でヴィレッタを甚振ったり、
篭絡された後だとルルーシュと一緒になって3Pとか、そういうのは頭に浮かぶんだが

478:名無しさん@ピンキー
09/07/22 14:17:19 Dav/bfq8
補習補習と兄さんを追いかけまわすので私刑とか

479:ナナリー7歳xゲンブ
09/07/22 19:04:53 1YMoCfeU
足と目が不自由な娘だが、他は差し支えはあるまい。後3年程すればまずあの兄とついでにスザクを
どこかの寄宿舎にでも放り込んで・・・。それから。
ゲンブの暗い欲望がナナリーの幼い体をねっとりとなめ回していた。


480:名無しさん@ピンキー
09/07/23 08:52:46 BqpcZtDD
>>521>>524
投稿するならまとまった分量書き溜めてからやれ…

481:名無しさん@ピンキー
09/07/25 19:48:11 4hoL3IWb
>>522
同僚をヌッコロスのは溜まってるせいじゃないかと考えた女教師ヴィレッタは、
監視部屋でルルーシュを見ているロロに後ろから、その巨スイカで頭をはさみ、右手でその息子を……

482:名無しさん@ピンキー
09/07/27 17:17:22 yQlqkzBu
>>526の攻められパターン見て思ったんだが、そもそもロロはセックスのやり方とか知ってるのかすら気になる
知ってるか知らないかでヴィレッタ相手に攻めるか攻められるか変わりそう

暗殺者時代に女をターゲットとする際に、やる事やってた可能性も否めないが

483:名無しさん@ピンキー
09/07/28 00:05:07 yAJRtvDs
保健体育の教科書見ながら淡々と…とか

484:名無しさん@ピンキー
09/07/28 02:45:43 wzg4plC2
そのシチュエーション凄くいい…!


485:名無しさん@ピンキー
09/07/28 19:07:35 o+DehiNv
>>524
そもそも小説版でれいーぷしようとしてウザクに刺されてるんだけど

486:名無しさん@ピンキー
09/07/28 20:02:18 0u/eJZBh
>>530
ザ・スニーカー掲載分ではナナリーを殺そうとしてたらしいね
あと、ナナリーを娼婦として娼館(娼窟だっけ?)に売ろうとしてたとも

>>527
暗殺以外、必要な知識以外は疎そうだしなぁ>ロロ
校内成績もそんなに良くないらしいけど(碌に学校に行った事も無いから仕方ないが)、
ルルーシュと一緒にピアノの連弾が出来るぐらいだから、興味のある事については飲み込みが早いかも

…エロ関連に興味持ったら素人にも拘らず色んなプレイしそうw
中には時止めギアスも応用したりとか

487:名無しさん@ピンキー
09/07/28 20:40:18 mjWoG5q7
時止めギアス使いながらだと、心臓止めながらの激しい運動で腹上死しそうなんだがw

488:名無しさん@ピンキー
09/07/28 22:32:03 DRSs7xaR
ボロ雑巾はいらんよ
ルルーシュでいいだろ

489:名無しさん@ピンキー
09/07/29 11:05:31 DDHbymPQ
ゲンブ真性のロリコンでスザクが息子だったのが気に入らなくて見向きもしないのかも。
娘なら溺愛していたかも。

490:名無しさん@ピンキー
09/07/29 11:11:24 8RR9MWQA
総集編出たがスレ住人的に感想どうよ?

491:名無しさん@ピンキー
09/07/29 14:44:41 r9nKzrsp
おまけのカレンC.C.卜部の絵が卜部役得すぎてうらやましい

ただ、エロパロはしにくいなぁ

492:名無しさん@ピンキー
09/07/29 16:59:19 4nMK68os
>>536
あれはどういう状況なんだろうな?
露天風呂に入っていたところをブリタニア軍に襲撃されたとか?

いずれにせよ、確かにエロパロはしにくいなぁ
つーかC.C.丸見えじゃね?

493:名無しさん@ピンキー
09/07/29 18:59:29 nUMfFSyF
総集編は確かにエロパロしにくい。
最近のじゃ>>479が向いてるかな。

494:名無しさん@ピンキー
09/07/29 23:37:44 DDHbymPQ
何かギアスの父親ってろくなのいないのなwシャルル、ゲンブは言うに及ばず。
それにロリ野郎率高し。

495:名無しさん@ピンキー
09/07/30 08:27:46 L2jSzDCU
パパダールトンは作中評価からするといい親父だったらしいじゃないか

496:名無しさん@ピンキー
09/07/30 08:32:38 uaf5W4Pa
シャリパパもいいお父さんって感じ
カレンの親父は結局首都フレイヤで死んだとかなんだろうか…

497:名無しさん@ピンキー
09/07/30 08:58:03 a7Hsf1Kc
>>541
どれぐらいの貴族なのかとかわからんからねぇ…>首都
カレンの親父は、家の存続のためにカレンを引き取ったから、いい父親かと言われると疑問符も付いたりする

ダールトンは孤児院に寄付とかしたり、孤児を引き取って育てたり、いい父親っぷりだったよな

498:名無しさん@ピンキー
09/07/30 10:29:24 +jly3qGJ
ルルーシュはナナリーにとってある意味父親のようなものだと中の人も行ってたしな
ただ親馬鹿が過ぎて暴走するのは遺憾ともしがたい。たった3歳しか違わない妹の親代わりは
結構荷が重くストレスもたまっていたのだろうが。

499:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:30:23 KPte/mRi
ルルーシュが女体に対して性欲が希薄なのはナナリーの介護を 全部 一人でやってたせいもあるんじゃないかな

サヨコさんが何時頃から来てくれるようになったのかはわからんが、小学生くらいまでは看ていたとしたら...

500:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:40:43 uaf5W4Pa
咲世子さんはアッシュフォードのメイドだからルルーシュたちが学園に引き取られたあとにつけられたはず
ということはルルーシュ15歳、ナナリー12歳だっけ?
際会聞いたはずなのに中学入学だったか高校入学だったか思いだせん、CDはどっかに埋もれてるし

501:名無しさん@ピンキー
09/07/30 21:00:11 t64FT7gT
ルルーシュが中等部に入る時

502:名無しさん@ピンキー
09/07/30 21:04:21 uwD+OS/c
>545
際会はミレイが中2の春の話だから、ルルーシュが中1、ナナリーが小4。
ルルーシュの性格を考えると、それこそナナリーの生理が始まるくらいまで、一緒に風呂入ってそうだ。

503:名無しさん@ピンキー
09/07/30 21:11:28 a7Hsf1Kc
>>547
ルルーシュが中等部に入るまではどうしてたんだろ?
つーか何歳ぐらいからアッシュフォード家が匿う状況になったんだっけか
媒体ごとにマリアンヌ死亡~日本敗戦、アッシュフォード家が匿うまでの期間に、
1年以上説と数ヶ月説の二つが流れてるけど、本編ではどう考えればいいんだっけ?
悪夢は後者のパターンだけど

その間(ルルーシュ中等部入学まで)は咲世子さんも来てたっけ?

504:名無しさん@ピンキー
09/07/30 22:40:33 +jly3qGJ
ナナリー生理で失敗して他人の手を借りる屈辱とかアーニャに当り散らしていたな小説版で。
生理が始まった時はかなりのショックだったに違いない。兄のルルーシュにしても
かなりの衝撃だったろう。内心もうその頃から嫁にやる覚悟を固めていたり・・・。
数々の親父的発言がそれを物語ってる。
「ギアス」はルルーシュの妹婿探しレースの話ともとれるな。

505:名無しさん@ピンキー
09/07/30 22:45:00 PECD2qea
だが、ナナリーはとっくに嫁いでいる気だったというある意味どんな凄惨な事件よりも悲惨なオチ
それが愛だとも思うが

506:名無しさん@ピンキー
09/07/30 23:15:57 a7Hsf1Kc
>>549-550
媒体によっては兄離れしたり、せざるを得なくなったりと色々あるけど、
ルルーシュも自分がいなくなった後のナナリーの相手として、スザクを考えてはいたっけ
スザクは死にたがりだし、ナナリーも自分に依存してる状態なので二人に生き甲斐を与えてやりたいって感じで

反攻は最後もルルナナ兄妹END(更に言うと幼馴染END)だったけど、
悪夢は良い形で兄離れしたからなぁ…その後百合ENDを迎えたけど、ルルーシュ的にも信頼出来る相手だったから大丈夫か
ナナリーはとっくに嫁いでいる気だったというオチはSE5の「おでん屋ナナちゃん」でも如実に語られてたなw

507:名無しさん@ピンキー
09/07/31 00:50:33 8k7xpr+P
候補がスザクしかいない

508:名無しさん@ピンキー
09/07/31 01:02:04 2RcPhr13
ルルーシュの幼馴染補正が度が過ぎてるだけで他に意中の相手がいなければオレンジやリヴァルあたり結構いけそうだけどな
どうにも精神が危なっかしいところがあるスザクよりは地味なりに伴侶を案じてくれそうだが

まあ、結論から言うとナナリーがシスコンルルーシュを超えるキモウト過ぎてどうしょうもない

509:名無しさん@ピンキー
09/07/31 02:09:11 VHhBi6xQ
ルルーシュが学園で生徒会メンバーやC.C.やカグヤといちゃいちゃするSSが読みたいな

510:名無しさん@ピンキー
09/07/31 02:30:27 Emjv8+Ne
天然さよこのクノイチプレイが見たい。メイドプレイでも構わんが。

511:名無しさん@ピンキー
09/07/31 04:11:45 GpbgOLc1
敢えてのルルナナエロが非常に読みたいです

512:名無しさん@ピンキー
09/07/31 07:31:55 XqNXmq+i
自分は敢えてナナルルを希望。

513:名無しさん@ピンキー
09/07/31 07:45:10 J/KXbNTJ
>>553
幼馴染補正が度が過ぎてるというか、ルルーシュがあまり他人を信用しないのが大きいかもな
スザクは1期は完全に信用ムードだったけど、2期に入ってからは自分を捕らえた、ナナリーを踏み絵に使った等から
幼馴染補正と不信感の間で揺れ動いてるというか、訳判らん事になっててなぁ…

ナナリーも度の過ぎたブラコンというのは確かに言えてるわw
言ってしまうと、皇族に関して言えばナナリーに限った話じゃないけど
でもまあ、どいつもこいつもああなっても仕方ない境遇でもあるし、否定はせんが

>>554-556
神楽耶、天子、ナナリー、アーニャの4人で幼女百合パーティ(南にやられるでも可)とか見てみたいな
あと、神楽耶相手に民主主義(という名の輪姦)も

514:名無しさん@ピンキー
09/07/31 08:10:39 lavwi/fY
もしスザクにナナリーを嫁がせても3日に1回はお兄様が遊びに来たという名目
で監視しそうで怖いなwそんなこぶつき嫁をもらってくれるのはスザク位だが。
夫婦生活の名残(ナナリーの首筋にキスマーク等)を発見しひどく不機嫌になるルル兄さん
あるいは兄馬鹿丸出しで「早く甥か姪の顔がみたいなぁ」などとごちるルル兄さん(実際は半年年下の義兄)
そんな平和なSSキボン。

515:名無しさん@ピンキー
09/07/31 21:03:38 z4wc9w92
>>557
俺も読んでみたい
ナナリー攻めってそうそう無いし

516:名無しさん@ピンキー
09/07/31 21:13:02 2RcPhr13
>>559
日に日に頬がこけていくスザク
さすがに毎日やりすぎなのではないかと心配して調べてみると
結婚したはずの妻が誰かに操を立てていて夜の生活完全拒否
そんなことはルルーシュにも言えず…というオチ

517:名無しさん@ピンキー
09/07/31 23:29:05 C51BbOnV
不憫過ぎるw
まーもしそうでも少年兵上がりのスザクはその辺り淡白そうだから
妻の事を理解して自分の処理は他で済ましてこれそうだが
あれ、そう考えるとルルーシュ的にはやっぱり理想の相手だな

518:名無しさん@ピンキー
09/08/01 00:29:40 aWNEyFLR
ナナリ―がルルーシュの子を妊娠した時点でスザクの嫁に。
スザクが毎日一生懸命働いてるのをよそに
賭けチェスでボロく儲けて暮らしている無職のルルーシュと有閑マダムなナナリ―とでひたすらボテ腹ファック。
お腹の子は表向きはスザクとナナリ―との間にできた子供。当然スザクに育ててもらう。
そのスザクも家で何故か妻がほとんど相手してくれないので、職場で上司のユフィと不倫中。

というNTRものが読んでみたい。

519:名無しさん@ピンキー
09/08/01 00:34:42 M/NBvk8W
そこまでするくらいならどこか知り合いがいない地域に行って夫婦生活するだろ(笑)

520:名無しさん@ピンキー
09/08/01 01:01:52 TFOO560D
なんという昼ドラギアス

521:名無しさん@ピンキー
09/08/01 01:11:04 D0wOnfeb
何故かナナリーの子が黒い髪で大もめなわけですね

どろどろしたのより明るいハッピーなのが読みたいぜ・・・

522:名無しさん@ピンキー
09/08/01 01:52:20 d+GGLdMs
うん、誰かさんにシモい知識を吹き込まれたナナリーが恩返しと称してルルーシュの身体を上から下から攻めまくるってのはどうだろう

523:名無しさん@ピンキー
09/08/01 02:51:18 3MOlpsb4
ナナリーが偏った知識でルルーシュを責めるのも良いな
ナナルル良いじゃないか
職人さまお願いします

524:名無しさん@ピンキー
09/08/01 06:58:55 uU44aiSt
>>567-568
ナナリーにシモい知識を吹き込むのは咲世子さんかミレイさん(あるいは両方)だろうと思いつつ、
慣れない手つきで彼女なりに頑張って攻めてみるのか、力の入らない足で踏みつけながらも小説版ばりに罵るのか、
どっちがいいだろうか?

どろどろしたのよりは明るい内容のがいいな…

525:名無しさん@ピンキー
09/08/01 07:04:38 Mc9VPf9K
慣れない手順を思い出しながらためらいつつ罵りが良いです!

526:名無しさん@ピンキー
09/08/01 17:08:00 fhxB0TUg
小説版改変だが、こう罵るわけか

ナナリー「そんな事だから、愛した人も…ユフィ姉さま一人をイかせる事も出来ないんです」
ナナリー「スザクさん…私に踏みつけられて硬くしてるなんて、あなたは中途半端ですね」
ナナリー「お兄様、妹の前でこんな粗末なものを勃たせるなんて、頭おかしいんですか?」
ナナリー「もういいです。目障りですから、せいぜいそこで悶えて私の前でイってください」

まさに外道w
この場合のルルとスザクはドMになりそうでwww

527:名無しさん@ピンキー
09/08/01 18:05:12 krnbsb5Z
マジで外道wwこの場合、ルルーシュとスザクは首輪標準装備だな。

528:名無しさん@ピンキー
09/08/01 18:48:07 uU44aiSt
>>571
ナナリー…
このナナリーはマウントポジションでルルーシュやスザクの上に乗っかってそうだな
パイズリはまず無理だから(する胸も無い)、手でしごいたり上半身の力だけで腰振ったりして攻めるわけか
あとはマ○コとアナルを同時に挿れられても余裕でいられそうw

つーかこのルルーシュは下手するとvipのルルーシュみたいな変態になりそうw

529:名無しさん@ピンキー
09/08/01 19:31:16 8gF8yV4B
ルルーシュってナナリーの初めての生理パンツとか洗っていたっぽいよな
そのパンツはその後どうしたんだろうな
まさか・・・
咲世子さんがいない時はやりたい放題だしウマーな兄妹ライフを満喫できそうだな
俺がその立場だったら色々やっちゃうな

530:名無しさん@ピンキー
09/08/01 20:34:38 53DkUnDs
>>574
扇?

531:名無しさん@ピンキー
09/08/02 22:42:05 pkxii2JN
>>571
このスザクはユフィとやってるのがデフォかw
ナナリーにボロクソに叩かれた事で、スザクはユフィをイかせようと奮起するわけだな

532:名無しさん@ピンキー
09/08/05 16:49:27 iEXhv/PX
>>569
健気に攻めてみるのも、辛辣に罵るのもどっちもいいなw

533:名無しさん@ピンキー
09/08/07 02:27:42 bHaNbDrU
>>571
それ何て絢辻?

534:名無しさん@ピンキー
09/08/08 17:37:17 9ia+oGij
>>571
粗末なものてwww
ひでぇwww

535:名無しさん@ピンキー
09/08/08 22:09:58 MNW2B7rp
ここ最近過疎っていて寂しい
職人さんが最近いないから?

536:名無しさん@ピンキー
09/08/09 02:38:53 llpYqlP8
放送終わったアニメはこんなもんじゃないかね。

537:名無しさん@ピンキー
09/08/11 19:10:53 uWPrGyv1
遡るけど、ロロ×ヴィレッタとかミレイ×ロロとか見てみたいな
つーかロロ関連で何か読んでみたい

ミレイ×ロロだとSEみたくミレイさんに玩具にされる感じとかで
(その後ロロが本性出して淡々と冷徹にミレイさんをいたぶるのも可)

538:名無しさん@ピンキー
09/08/12 01:11:04 XwbvGDMh
ミレイさんならルルーシュ相手が読みたいなぁ
ミレイ婚約に全力で反逆するルルーシュが見たい

539:名無しさん@ピンキー
09/08/13 23:11:57 w3MAkfPn
ミレイならロイドが見たい、想像つかないけど興味ある

540:名無しさん@ピンキー
09/08/14 17:54:46 SoF3O8Fr
>>584
問題があるとすれば、ロイドさんにも童貞疑惑が流れている事かw
一応概念は知っているらしいが

初体験ながら器具とか薬物とか利用した怪しげなセックスとかしそうだw

541:名無しさん@ピンキー
09/08/15 00:25:05 M8a1E3zT
絶対相手の脳波とか心拍とかデータとろうとする

542:名無しさん@ピンキー
09/08/15 02:17:21 TOd354dI
>>586
なるほどw

543:名無しさん@ピンキー
09/08/15 02:33:10 gAGtY95L
ロロナナエロが見たい
ありそうでない組み合わせ


544:名無しさん@ピンキー
09/08/16 06:36:39 xmBJ7GWu
>>588
兄さん絡みでの嫉妬に駆られてナナリーに乱暴するロロでも、
色々あって仲良くなった上でやるのでも、
はたまたナナリーが慣れないながらも一生懸命ロロを攻めてみるのでも、いずれにしても美味しいなw

545:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:36:14 GhNHJyej
考えてみれば意外とアリっぽいな、ロロナナ
問題は本編での接触が全く無いことか

546:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:39:20 Qpfrv/06
確か雑誌に載ったルルーシュの妄想SSでは喧嘩しつつも仲がいいみたいな感じじゃなかったっけ>ロロナナ

547:名無しさん@ピンキー
09/08/17 22:51:24 TNmklHxq
>>590
まともに接触があったのはニュータイプのルルーシュの妄想SSと、ナイトメア・オブ・ナナリーと生徒会事件簿だけだしな
ナイトメア・オブ・ナナリーはロロの外見とか設定とか違うからアレとして、
生徒会事件簿もロロはナナリーと仲の良いクラスメートかつ姓が同じなだけで兄弟じゃない設定だったり

マジコ版もロロとナナリーの接触が無いままロロ死にそうだし、やるとしたらニュータイプのSS準拠かねぇ?

548:名無しさん@ピンキー
09/08/18 03:06:51 3bLwE3bR
舞台をおでん屋ナナちゃんの世界にすれば、どんなカプも接点が作れそう。
ただ問題は、肝心のナナリーが目も見えて、足も悪くない上、ルルーシュより腹黒いという点。

549:名無しさん@ピンキー
09/08/18 07:21:32 cea3OpKo
おでんやなら押しかけ鬼嫁神楽耶が面白そうなんだけどww

550:名無しさん@ピンキー
09/08/18 07:56:40 uthbLaCJ
>>594
むっつりスケベな自衛官スザクが神楽耶に搾られるwww

個人的な主観なんだが、おでん屋ナナちゃんの世界だと本編とは対照的に、
ルルーシュは百戦錬磨で遊びまくってて(同時に女絡みの苦労も味わってて)、
スザクは童貞臭そうw(あのむっつりっぷりだと)

551:名無しさん@ピンキー
09/08/18 11:10:26 OPOkG+0y
おでんやルルーシュはナチュラルボーンスケコマシだけど無自覚未経験な気がする

552:名無しさん@ピンキー
09/08/18 18:15:59 fvbZeLKy
>>595
そんな世界も面白いなw
OVAとかでパラレルやればいいのにな

553:名無しさん@ピンキー
09/08/18 18:22:08 cea3OpKo
>>595
スザクが素人童貞とかで
ひんぬーには興味ないとか神楽耶に余計なことを言って搾られる的な
そして計画妊娠されて結局一生面倒を見させられる

554:名無しさん@ピンキー
09/08/18 18:30:46 +2gE83T/
>>598
それちょっと…いや、かなり見たい

555:名無しさん@ピンキー
09/08/18 20:31:53 BCh4jk9d
>>598
見てええええええ

556:名無しさん@ピンキー
09/08/18 22:34:33 uthbLaCJ
接点なしと言えば、ロロナナも見たいけど、
おでん屋ナナちゃんの玉城とナナリーも本編じゃ接点が皆無だったからちょっと面白そうな気もするw
おでん屋のツケを溜めてる玉城が、(黒)ナナリーに身体で返すとか

働き手的意味でもエロい意味でもどちらの意味で捉えても構いませんw

カグスザも見てぇwww
出来ればスザクだからこそ耐えられるような激しいプレイをw

557:名無しさん@ピンキー
09/08/19 03:24:53 5yQaxiQc
以前書いたものを投下してみます。無駄に長いのに、途中までなんだけど。


カレンの有り得たかもしれない話です。

558:デリヘルカレン
09/08/19 03:27:44 5yQaxiQc
カレンは汚いアパートの一室に招かれていた。

ルルーシュ奪還の作戦を実行に移すため、バベルタワーの内部に潜入できたは良かったが、そこでは悲惨な仕事が待ち受けていた。
バニーのコスプレをさせられるだけでなく、タワーでは客に性的な奉仕も行っていたのだ。
プロポーションがいいカレンは奉仕担当に抜擢されてしまい、日本人(イレブン)というだけで同じ人間として扱ってはもらえないそこで、カレンは半ば強制的に働かされていた。
だがこれも作戦を実行に移すまでの辛抱だった。その日は近い。
しかし、作戦を実行に移したあとでも、この仕事から抜け出せるのかとカレンは懸念していた。
憎悪すべきこの仕事を。


今日は直接客の家に来たのだが、そこはひどい有り様だった。
何年も掃除をしてないようなゴミ溜めの部屋からは異臭が漂っている。
栗の花のような臭いもする。
部屋の主は30代ぐらいの太めの男だった。
本人も汚い格好をしている。
デリヘルなど呼ぶ金があるなら掃除をしたらどうなのだ、とカレンは内心思った。
時刻は昼過ぎで、性行為を行うためにカーテンが敷かれた部屋は薄暗く、全容はよく分からないのがせめてもの救いだった。


それでも今カレンの豊かな胸に夢中でしゃぶりついてる男には身の毛もよだつ思いをさせられた。




559:デリヘルカレン
09/08/19 03:30:53 5yQaxiQc
あまりにも汚い格好をしていたため、せめてシャワーぐらい浴びるのかとカレンが思っていると、男は上目遣いにカレンを見上げ、開口一番に「しゃぶって」と言い、カレンの手を自分の股間に持っていったのだった。
その前に風呂に入れ!とは言えないので、「くわえた後でキスをなさるのですか?」と申し訳なさそうな顔で言うことで、なんとか時間を稼いだが、その発言は次の窮地へカレンを誘った。
不満そうな顔をしながらも、当然ながら男はカレンに接吻を求めてきたのだった。
「んっ!……んぅ~……んっ……」
それも舌を入れてくる強引なディープキス。
男の強烈な口臭に耐えながら、カレンも男の口内へ自分の舌を入れ返した。
受け身になってばかりいるのでは奉仕とは言えない。
むせるような臭いがカレンの口中に広がったが、目の端に涙を浮かべただけでなんとか耐える。
男は調子に乗ってカレンの舌と自分の舌を交わらせてきた。
あまりの口臭でカレンは自分からのアプローチはそこまでで、男は遠慮なしに舌でカレンの歯茎を時間をかけて舐め回した。
さらにたっぷりと臭い舌を味あわされ、汚い唾液を飲まされた後、口内へのじゅうりんは止んだが、代わりにその汚い舌で、首筋、耳などを舐め始め、カレンはされるがままになった。
粘っこい唾液へ不快感を感じながらも、カレンの頭のどこかではめいていがはじまっていた。
さらに、元々が露出の激しいバニーコスの胸をはだけられる。
カレンの豊かでそのうえ形も良いおっぱいが飛び出した。
乳輪も小さく可愛らしい。それはまさしく美巨乳といえた。

560:デリヘルカレン
09/08/19 03:36:10 5yQaxiQc
「……おっきいね。それにすっごくおいしそう……」
男は言ってカレンの胸元に顔を近付け、鼻孔を広げながら息を深く吸い込んだ。
「……いい匂いもする」
あっさりと胸を露出されてしまい、さらに言葉で攻められてカレンは羞恥に頬を赤く染めたが、男はそんなカレンの表情を横目に豊かな谷間へと顔を埋めた。
そのまま左右へ顔をふり、自己主張は強いが柔らかな胸の感触を存分に味わう。
カレンに自分の顔を胸で挟むように指示すると、カレンは仕方なく両手を使って谷間を圧迫し、男の顔に胸を押し付ける。
「……て、天国だ~……」
男が呆けたようにこれ以上ないぐらいの情けない声を上げようと、カレンの羞恥を強めるためにしか作用しない。
その行為をしばらく楽しむと男は胸を揉みしだきながら、可愛らしい乳首を口に含んだ。
「ちゅっ……んちゅっ……ちゅっ」
母乳を望む赤子のようにカレンの豊かな胸を音をたてて男が吸い始めると、カレンは嫌々ながらも感じてしまう。
「や……やあぁ!……」
「……気持ちいいの?」
あえぎ声に反応して男は胸に吸い付いたまま、カレンを見上げた。「……は、はい」

561:デリヘルカレン
09/08/19 03:38:54 5yQaxiQc
こんな男と会話などしないまま事を終えたいカレンだったが、意図せずに勝手に口が答えてしまう。
強靭な意志でKMFを乗りこなし、戦いに挑むカレンも強烈な快楽の波には逆らえなかった。
カレンの言葉を聞いた男は乳首を吸うのを止め、
「俺も気持ち良くなりたいんだけど」
言って乳首を強めに噛んだ。
「んふっ!」
突然の快楽にカレンは身をのけぞらせる。
(気持ちいい……もっとして欲しい……)
カレンがこの仕事から抜け出せるのかと懸念する理由はそれだった。
客の相手をするうちセックスが好きになっていってしまったのだ。
最初は訳も分からぬままに処女を奪われ、相当落ち込んだが、嫌々ながらも行為を重ねる内にセックスの味を覚えていった。
今では一人の時自慰にふけるようにもなってしまった。
でも自分の指では満足できない。
最高の快楽をもたらしてくれるのはやはり男根だった。
単に自分は男が欲しいだけなのかと思ったカレンは騎士団の残党勢力である男たちでも試してみた。
だが、店での行為の際に感じる背徳感のようなものや自分が汚されている、といった意識が生まれず、男たちにはいい想いをさせてやったが、自分では楽しめなかった。
故にこの仕事をカレンは止めたくないと思うようになっていた。
ルルーシュには悪いのだが。

562:デリヘルカレン
09/08/19 03:48:17 5yQaxiQc
男はカレンに覆い被さった状態から立ち上がると、またもカレンの腕をとってしゃがんだ姿勢に引き起こすと、すでに隆起している股間のふくらみに擦り付けた。
カレンはすぐにでも手を引き戻したくなったが、擦りつけられるうち男根の逞しさを感じていき、男に擦りつけられるのでなく、徐々に自分の意志で股間のふくらみを擦りはじめる。
そうすると、男は手を離した。
カレンは手を擦り付けながら男の股間に顔を近付ける。
(……かたあい。それに、大きいみたい……)
これがどんな快楽を自分にもたらしてくれるのかと思うと思わず舌なめずりをしてしまいそうになる。
カレンはさらに顔を近付けると、隆起した股間のふくらみにいとおしそうに頬ずりをし、ズボン越しに男のペニスの大きさを再確認した。
その瞬間男がびくんと震え、彼の息子がさらに大きくなるのがわかった。
顔を上げるとジッと奉仕されるのを待っている男と視線があった。
カレンはにっこり笑って言った。
「気持ち良くしてあげますね?」
男はカレンをじっと見下ろしつつも、身動き1つしない。
脱がしてほしいらしい。
カレンは妖艶に微笑むと、男の尻の方へと手を伸ばし、そのデカいケツを揉み上げる。
目の前の彼の息子がまたもびくんと震えたのを確認してから、カレンはようやくズボンのベルトに手を伸ばす。
カチャカチャと音を立ててベルトを外す作業をあえてゆっくり行うことによって、淫心を高める。
だが、男のズボンとパンツが床に落ちた瞬間、恍惚とした気分は吹き飛んだ。
モノはデカい。
勃起した状態のそれは今まで見たものの中で、1、2を争うのではないかと思う程の大きさだった。
が、そしてそれ以上に臭い。
それが露になった瞬間にまさしく鼻の曲がるような悪臭が漂った。

563:デリヘルカレン
09/08/19 03:56:39 5yQaxiQc
フェラチオの経験はもちろんあるのだから、男性器の臭いや、精液の味がいいものではないことは十分わかっていた。
だが、それでもこの臭いは異常だろう。
大きさはともかく臭さは間違いなくこれまで見た中で1位だ。
男の体臭もないわけではなかったが、そんなものを消しとばすぐらいに男のペニスの悪臭は凄まじかった。
カレンは思わず顔を背けてしまった。
男はその動作に気付いたのか、途端に不機嫌な顔をする。
「どうしたの?気持よくしてくれないの?」
「えっと、あの……」
カレンは言いよどんだ。
まさかこんなものを舐めるわけにはいかない。
しごくのが精一杯だろう。
それすらも嫌だった。今の状況でせめてもの救いなのは男のモノが仮性包茎なのか皮がむけていない状態にあることだ。
それがむけたら一体どうなってしまうのか。
カレンは必死に言葉を探しながら、悪臭漂うモノに嫌々手を伸ばす。
触れた瞬間、手が腐食していくような感覚がしたが、我慢してペニスをさする。
背けた顔も悪臭に耐えながら、正面に戻し、息子越しに男の顔を見上げた。
営業スマイルで言葉を紡ぐ。
「ところでシャワーを浴びさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
ペニスに添えた手はあくまでさする程度に刺激する。
しごけばむけてしまうだろう。
「なんで?」
男は不機嫌な表情のままだ。
「私、汗をかきやすい体質でして……」

男は鼻で笑った。
「そんなの気にすることないよ」

564:デリヘルカレン
09/08/19 03:59:50 5yQaxiQc
「ですが……」
「それにさ、」
口角を吊り上げて、男は笑う。
「君のかいた汗は全部ボクが食べてあげるから」
気持ち悪い。
何を言っているのだ。
たとえ汗っかきなのが嘘でなくても、汗など食べさせてやるものか。
闘争心を沸き上がらせながらも、カレンは言葉を紡ぐのに必死だった。
「ですが、あの……」
「ていうかさ、」
男が急に真顔になる。
「今いいとこじゃん」
カレンにさすられている息子を指していった。
もっともな意見だ。
男ならここで止めてほしくないだろう。
「ですが……」
「ですが何よ?」
ふいに名案が浮かんだ。
「……お風呂ならではのサービスもございますよ」
男がきょとんとする。
だが、すぐにカレンの言葉の意味を察したのか、気持ちの悪い笑みを浮かべた。
そうだ。風呂でいい思いをさせてやる。
体も綺麗にしてやる。
男にとっても悪い条件ではないはずだ。
カレンはすがる思いで男の返事を待った。
「それもいいねえ……」
男は笑顔のまま、言葉を続ける。だが。
「でもあいにくウチには風呂がないんだよねえ」
満面の笑みで男がいった。
「え……?」
カレンは凍りついた。直後、ペニスをさすっていた手を掴まれる。
「きゃ……」
「ちゃんとしごいてよ」
強引に手が動かされ、ペニスをしごかされる。

565:名無しさん@ピンキー
09/08/19 04:03:22 5yQaxiQc
いいとこなんだけどここまで。
続き書くかは微妙です。

566:想いと、想い
09/08/19 15:33:11 yovCkcIv
エロシーンなしでスマネ
ルルカレで

567:想いと、想い
09/08/19 15:34:03 yovCkcIv
「どうして…何も言ってくれないの?」

黒の騎士団を追われたルルーシュがよりによって神聖ブリタニア帝国皇帝となって姿を現し。
超合集国加盟申請のために日本を訪れ。
カレンはその思いのたけを静かに、彼にぶつけていた。

永劫に続くかに思えた沈黙の時間。
これで全てを断ち切ろうと一歩を踏み出したそのとき。
ルルーシュの唇が開いた。



「初めて来ましたが…日本はとても良いところですね」
「な、何を…」
カレンはとまどった。と同時に腹ただしくも感じた。
あくまで初対面で通すつもりなのか? そこまで自分を拒絶するのか?
その想いが自分の顔を険しくしていくのを自覚していた。

しかし。
「週末はハイキングに行きたいものです。この身ではなかなか適いませんが」

え?
再びとまどうカレンに、今度こそ踵を返しながらルルーシュは続けた。
「では私はこれで。黒の騎士団のエースパイロット紅月カレン。
 いずれゆっくり話を聞きたいものです」
投げかけられた言葉の意味を反芻し立ちすくむカレンを背に、皇帝は静かに去っていった。


568:想いと、想い
09/08/19 15:37:34 yovCkcIv
土曜の夕刻、空が茜に染まる中。
カレン=シュタットフェルトは共同墓地の入り口に立っていた。
もしかしたら… その想いに突き動かされるまま、今度こそ誰に告げることもなくこの場に来ていた。

歩みを進める。彼女の元へ。
その墓標の前に…学生服の少年が佇んでいた。
シャーリー=フェネット。
少年を、ルルーシュ=ランペルージを心から想い、その想いの故に命を散らせた娘。

歩みを進める。それに付き従う砂利の音。
少年は近づくにつれ大きくなるその音に振り返ることはなく、しかし垂れた頭を上げた。
「よく、わかったな…」
「さすがにナリタとは思えなかったから。きっとここだと思った」
「結構ヒネったつもりだったんだがな」
「足りないんじゃない? 頭いいのにそういうところは抜けてるわね」
「そうかな」
「そうよ」
初めて彼女に振り向いた。少し苦笑気味だけど、やっと笑ってくれた。
その微笑みに心のさざ波が静まっていくのを感じながら、カレンは少年の傍らに並んだ。

569:想いと、想い
09/08/19 15:38:24 yovCkcIv
沈黙が続く。
それは先日のような不安に押しつぶされそうな圧迫感はなかったが、心を刺す痛みを伴うひと時だった。
けれど、それは罪。それは罰。
だからカレンは共にこの痛みを受け止めようと思った。一人じゃないから、受け止められた。

空が茜から紫に色を変え、最初の灯火がまたたく頃。
ようやく少年が沈黙を破った。

「シャーリー、な、生まれ変わっても俺を好きになるって。そう、言ったんだ…」
「…そう」
「俺は、俺を一番大切に想ってくれていた人を、死なせてしまった。
 ああ! 俺は大事な人を、俺の手で殺したんだ!
 俺の… 俺の『力』のせいで…」
慟哭に震える拳を、カレンはそっと両手で包んだ。
しばし経ち、震えが収まってから、静かに、問うた。
「…後悔、してるの?」

「…後悔?」
「そう。これもあなたの行いの結果よ。あなたは、自分の罪を悔いているの?」
「…そうだな。悔いることができたなら、どんなにか良かったろうな」
「…?」
「俺に、後悔する資格などないんだ。俺は、俺のために、多くの人生を狂わせた。
 だから、世界を手にすることが俺の責任だ。
 そうさ! 俺はそのためにギアスを使い、ギアスのために母さんも、初恋の人も、俺を好きでいてくれた人も失った!
 それだけじゃない! 妹と、弟さえも俺は殺したんだ!
 俺は、俺を大事に想ってくれた人を皆殺しにしたんだよ!
 今更戻れる道があるわけもないだろう! 悔いる時間があるわけもないだろう!!
 そうさ、俺は最後までやり遂げるしかないんだ! 世界を壊し、世界を創造する!
 全てを、終わらせるんだ…!」

一度取られた手を振り払い、一気にまくし立てるルルーシュ。
その決意に悲壮な影を垣間見たカレンは、次の瞬間悟ってしまった。
「ルルーシュ、あなた、死ぬ気なのね? 全てを終わらせて」
微かに唇を歪めた少年は応える。
「もう、俺を想う人間はこの世に残っていないさ」
「いるわ」
「どこに?」
「あなたの目の前よ」
そっと彼のほほに手を添え、少し背伸びして、その唇に自らの唇を押し当てた。
あの時、決別を込めて行うつもりだった口付けは、機会を変えたことで込められた想いも変えてしまった。
精一杯の気持ちを込めたキスは、少し長かった。

570:想いと、想い
09/08/19 15:39:15 yovCkcIv
「…カレン?」
「私がゼロの部下としてだけあなたの傍にいたと思ったの?
 あなたの素顔を知るまではそうだったわ。それまであなたは私の目には、ただの皮肉屋にしか映らなかった」
「的を得た評価だな」
「誤魔化さないで! …ううん、あなたは皮肉屋の殻で本心を守っていたのね。
 素顔のあなたは妹を、友達を、自分の大切な人たちを心から想い、そのために全てを賭けられる素敵な男の子だった。
 私はゼロよりルルーシュ、あなたのために戦うように、何時の間にかなっていたのよ」
「俺にとって君は大切な仲間だった。黒の騎士団でカレン、君が一番俺の傍にいた。
 だから俺は、もし君がここに来るなら、最後に話そうと思った。ルルーシュ=ランペルージとしてカレン=シュタットフェルトと。
 アッシュフォードの皆にはもう会えない。俺が俺を託せるのはもう君だけだったから」
「最後なんて言わないで! ううん、最後になんてさせない!
 私が守る! 私があなたの傍にいる! 絶対に、死なせない…」

少女は少年の手を取り、己の胸に押し当てた。
「ね、ルルーシュ、感じて?
 私の鼓動。こんなにドキドキしてるんだよ?
 あなたに会えて。あなたの想いを理解できて。私の想いを伝えられて。
 私、こんなに高鳴ってる。こんなに私、あなたを好きでいられる。
 あなたを一番大事に想う人はここにいるんだよ? だから…」
再びカレンは口付ける。閉じた目からは一筋、涙が流れた。
(シャーリー、ごめんなさい。私、ひどい女だよね。あなたの目の前でこんなこと…)
(ごめん。だから誓わせて。あなたの大好きな人は私が守るわ。絶対、死なせない)
(だからごめんね。生まれ変わったあなたの傍にルルを行かせるのはもう少し先。そのときは私も逝くから、今度は最初から正々堂々勝負しよう)

571:想いと、想い
09/08/19 15:40:06 yovCkcIv



















572:想いと、想い
09/08/19 15:40:58 yovCkcIv
「俺は世界の憎しみを集める。だからカレン、俺の傍にいたら君も世界から憎まれることになるぞ?」
「―構わないわ」
「俺の傍にいることは黒の騎士団への裏切りだ。君は大切な仲間から憎まれ『裏切り者』と蔑まれることになるぞ」
「―ええ」
「君の戦う理由は守るべき人だ。俺の傍にいてはそれができなく―」
「―それ以上言わないで。覚悟が鈍るわ」人差し指を当て、彼の言を止める。
「母さんのことは確かに心残りよ。でもルルーシュ、あなたが作る世界なら私は母さんを託せるの。
 それにね、ルル。相変わらず女心には疎いのね―」
「?」怪訝そうな表情が可笑しくて、ちょっと笑ってから続ける。
「女の子の一番の幸せはね。自分の一番大事な人と共に在ることなのよ。
 例えその道が修羅の道でも。
 行き着く果てが地獄の底でもね―」



後日、シュナイゼルとルルーシュ、現在と未来をそれぞれ見据えた二人の最後の対決の場に
紅蓮の姿はなく、真紅に染められたランスロットが純白のそれと綾為し戦場を舞う光景が記録される。
そして。
ゼロレクイエムが当初二人が思い描いていたのとやや異なる結末を迎えたのは別の話―

573:名無しさん@ピンキー
09/08/19 15:43:46 yovCkcIv
以上。
エロシーンは>>616で各々想像してくだされい。
>>617の会話は事の後の褥の中と思いねぇ。
シーン補完できるものならしてみやがってくださいおながいします。

スターオーシャン2で初めてSS書いて以来何年ぶりだ? の2作目。
何を受信したのかわからんがとりあえず後悔はしない方向で一つ。

574:名無しさん@ピンキー
09/08/20 00:31:14 ozgipurM
>>610
こんなとこで止めておいて、続きは未定…だと…!?

575:名無しさん@ピンキー
09/08/20 07:26:14 G8AiqYqO
>>610
是非続きを!

>>618
直接的描写が無いというのもまた妄想書きたてられていいねw
GJ!

576:名無しさん@ピンキー
09/08/20 09:12:43 gZU9JXRS
GJ
ルルカレ心中エンド切ねえ…
しかし本編よりカレンもついでにスザクも、幸せになれただろうなあ
ナナリーは一層不幸に思えるがw

577:名無しさん@ピンキー
09/08/20 14:14:42 JroP0w3U
>>616
アッシュフォード学園の中とみたw

「ここは変わってないな」
「うれしいわ。だってここでなら私たちは学生のルルーシュとカレンでいられるもの」

「ね、シャワー浴びさせて?」
「着替え、持っていこうか? あの時みたいに」
「バカ!」

とかw

578:名無しさん@ピンキー
09/08/20 21:32:09 rcjAE+7m
>>622
夜の学園お忍びエッチテラ萌エス
誰か書いてくれー!

579:名無しさん@ピンキー
09/08/21 01:40:10 4oBnNrF7
ここはあえての悪逆皇帝なにそれおいしいのルートでだな

でなかったらオレンジ畑組に加入とか

580:名無しさん@ピンキー
09/08/21 08:38:38 sToGfYr5
悪逆皇帝とその寵姫ってのもなかなか美味しいぞ
地獄まで~ってのはCCやスザクでも出来なかったことなんだよな。まあスザクは近いもんとはいえ男だから除外
シャーリーはもう死んでるとして、やっぱりカレンの地獄までルルーシュとっていう恋心は叶えてやりたかったな

581:カグスザ
09/08/21 12:13:19 Ew6c22IS
おでん屋ナナちゃん設定
スザク24歳、神楽耶21歳くらいか?
ちょい古い言葉遣いを目指してみたら撃沈した…。

582:カグスザ1
09/08/21 12:14:01 Ew6c22IS
「はー、つかれ」
ほろ酔い気分も吹っ飛ぶ衝撃を枢木スザクはその身に受けた。
三和土に置かれた小さな女物の靴、その靴には確かに見覚えがある。
慌てて靴を脱ぎ盛大にすっ転びそうになりながらも持ち前の運動神経を駆使して居間に駆け込む。
果たして、煌々と明かりがついた居間には、歩く台風ともいうべき皇神楽耶が座り、ぼりぼりとせんべいを食べながらテレビを見ていた。
「まあ、お帰りなさいお兄様」

『あっふ、んぉ、ああん、イイ、イイわー』
画面には見事な肢体をくねらせ、男の上で腰を振る女優がでかでかと映し出されている。

自称許嫁であるこの娘は、スザクに恐怖を起こさせることにかけては天下一品なのであるが、今回はまさに驚愕をきたし、彼は慌ててリモコンを探してテレビを消した。
「どうかなさいまして?」
「勝手に上がりこんでなんてモノを見てるんだ君は!」
「あら?これはお兄様の私物でしてよ。私が持ち込んだわけではありませんのに」
平然と言い返す神楽耶。
だがいっかな男の一人暮らしとはいえ、そういったものは一応隠してあったはずなのだが、彼女はやすやすとそれを見つけたらしく、部屋の中は特に乱れてはいなかった。
「だからって女性がそんな」
「べつにそういうものを見るのに女性も男性も関係ないと思いますわ。そう大して面白いものでもありませんけれど」
「だったら見なきゃいいじゃないか」
「お兄様の妻としては嗜好を把握しておくのも悪くないかと思って勉強していたのにつれないことをおっしゃるのね」
スザクは頭をかきむしり、心のままに声を荒げた。
「いや妻になるとかそんな申し出はとっくの昔に断っただろう。そもそも僕は神楽耶みたいなまな板に用は……」

ピシッ

とたんに神楽耶がものすごく神々しくかつ寒々しい笑顔になり、空気が凍る。

「そうですわね。お兄様のコレクションでもいちいち巨乳だの爆乳だのとタイトルにはいったものが8割以上を占めていましたし?」
笑顔のままスザクに近づいてきておもむろに股間に手を伸ばし、玉をつかむ神楽耶。そして布越しとはいえ爪を立てられてスザクは悶絶した。

583:カグスザ2
09/08/21 12:14:49 Ew6c22IS
「まったく、乳にばかり興味を示すだなんて赤子と同じではありませんか」
神楽耶はうふふふふ、と小鳥のさえずりのような声音で笑いながら痛みにショックを受けているスザクの隙を突いて床に転がし、とすんとその腹の上に腰を下ろす。
そのまま上体を傾けると、スザクのくちびるをぺろりと小さな舌で舐めた。
「お酒臭いですわね……飲みすぎは体に毒ですよ」
珍しくしおらしいことを言ってはみるが、先ほどの行いは忘れられるものではなく。
しかしてスザクはさらにひどいことをされるのではないかという恐怖で金縛りにあったように動けないでいた。
「まずは接吻といったところでしょうか」
ずいと唇を寄せると、神楽耶はその舌でスザクの舌をとらえて口内でもてあそぶ。
吸い付き、甘噛みし、とろとろと唾液を流し込み、そんなことをするうちに酔いが回って来て体からは力が抜けてしまう。
そうなると神楽耶の独擅場となることは必至だった。
「いい子ですね、お兄様」
上体を起こすとくるりと背を向け、ズボンのチャックを下ろし、パンツの中から半勃ちになった一物を取り出すと、神楽耶はまじまじとそれを見つめた。
「仮性ですか?」
スザクは羞恥で耳まで真っ赤に染まり、神楽耶をどかそうとするがうまくいかない。
神楽耶はいかにも仕方がないといった風に皮を剥く。
「お風呂に入ってからはじめたほうがよかったかしら」
蛾眉をひそめながら先端に白魚のような指を滑らせ、恥垢をこそぎ落とそうとするが、流石に普段空気には触れていないところで敏感になっているというのにそんなことをされたらたまらない。
刺激にあっさりと陥落して、怒張というのにふさわしく勃ちあがったそれをふむふむと興味深そうに見つめる神楽耶。
「これぐらいでこうなるものなんですね。私には用はないとおっしゃったのに。お兄様ってもしかして未経験なんですか」
「ば、ばかにしないでくれ、経験くらいある」
とは言ってもソープランドでだが、せめてこれくらいは見栄を張らないとやっていられない。
「へえ……」
細くなめらかな指で怒張を優しく包み込み、かと思うと強くもみしだいたり、変幻自在といった感でもてあそびながら生返事をする神楽耶。
めくるめく快感の渦の中でスザクの思考力は完全に停止した。
「そろそろお兄様は準備万端みたいですね」
先走りをぺとぺとと指で引き伸ばしながら神楽耶はまた向きを変え、着衣をはだけて局部を露出させる。
尻ごと怒張にそれをこすりつけ、自分のいいように体を動かす。
ぷりぷりとした肌の感触がたまらず、スザクは声を漏らした。
「くっ」
「まだ挿入もしていませんのに、出されては困ります」
握りこんで射精を引き伸ばす神楽耶。なめらかな肌にぬるりとにじみ出てきた粘液が加わり、快楽がよりいっそう強くなる。
「かぐや、おねがいだからはなしてくれ…」
切々と哀願するが、無碍にもその訴えは取り下げられる。
「だ・め・で・す」
くちゅ、と音が大きくなったところでようやく神楽耶は陰茎を局部にあてがい、重力と勢いを利用して挿入を果たす。
「くはっ!」
いきなりの大きな刺激に耐えられず、スザクの口から大きな声がこぼれ、どぷりと決壊を起こして達してしまった。

584:カグスザ3
09/08/21 12:15:39 Ew6c22IS
「ううぅ……熱い……」
一方神楽耶は破瓜の痛みに一瞬顔をしかめる。だがスザクに気取られぬように彼女は余裕綽綽と言った風に煽った。
「一瞬でしたわね。流石にあっけなさ過ぎますし、もうちょっと頑張ってくださるでしょう?」
挿入したままスザクの胸に抱きついて、いまだはだけられていなかった胸元を露出させる。
薄い胸が肌に押し付けられ、ぷにゅぷにゅとした感触を味あわせしながら再び硬くなってきた陰茎を膣内で感じて神楽耶は我が意を得たりとばかりに腰を引いた。
立ち上がったとたんにきつく締め付けられこすられてスザクの息はさらに乱れる。
「あん、お兄様、もっとよく感じてくださいまし」
ぐいっとまた腰を打ち下ろし、快感とアルコールに溶けてしまったスザク頭はもはや機能せず。おののきも理性も吹っ飛んでしまった。
にわかにむくりと起き上がると、神楽耶の腰を掴まえて、小さな尻を揉み、座位の状態で突き上げる。
「俺は生きなきゃいけないんだー」
豹変に驚くも、願ったり叶ったりの情況となって、神楽耶は痛みをこらえながらスザクの動きについていく。
「きゃ……ん、ああ……」
余裕も何も奪われる言葉のない交接。
やがて神楽耶からも痛みは忘れられ、激しい肉欲の渦の中、二人の意識は溶けていった。

翌朝。
スザクはまどろみの中、背中の痛みを不審に思い、寝返りをうとうとしてはっと気づき、起き上がる。
「お兄様、起こし方が乱暴ですわ」
スザクの上で寝ていた神楽耶が目をこすりながら不平をもらす。
フローリングに垂れ落ちたまま乾いてしまった精液や、しどけないというよりもあられもない神楽耶と自分の恰好を見て昨晩のことを思い出す。
「まさか、まさか……」
「昨日は激しすぎて疲れておりますのに。流石に初めてであれはきつかったですわ」
「はじめて?君まさか」
「先ほどから同じ言葉ばかりですのね。お兄様の妻になって差し上げると申し上げたのですから処女に決まっているではありませんか。馬鹿なのですか」
つんと澄まして言う神楽耶。そしてぐちゃぐちゃになってしまった下着の上にぽとぽとと落ちた液の中には確かに赤いものが混じっている。
「婚前交渉くらいこの時代は気になりませんわ。それに私をきちんと生活させてくれさえいただければ愛人が何人いようがかまいませんし」
にっこりと笑う神楽耶と、勢いに流されてしまった自分を怨みながら、スザクは盛大にため息をこぼした。
「すぐに跡継ぎを産んで差し上げますからね」
微笑みながら、神楽耶はその日からばっちりスザクの家に住み着いたのだった。


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