09/04/18 22:51:24 y/eLYS0g
「うくっ……くぅぅ……あっ……」
込み上げてくる射精感を押さえつけるのでライは精一杯だった。本音を言うなら今すぐぶちまけたい。
この精嚢にたまった白濁をリシェルの口の中に。きっとリシェルはそれを美味しそうにゴクンとしてくれるだろう。
尿道に残った精液もちゅるちゅると啜りだしてくれるだろう。それもたまらなく楽しみだ。
けれど今は少しでも長く感じていたかった。この自分専用のメイドがしてくれる御奉仕の時間を。
「ちゅっ……んちゅ……あっ……はふっ……んちゅる……」
そんなライの心の内を感じ取ったのかリシェルも微妙に奉仕のポイントをずらす。
口づける肉棒の部分。かろうじて射精に至らないようにあえて急所を外す。
フェラチオにおける焦らしのテクニック。それさえリシェルは身につけていた。
焦らされる感触。肉竿にたまった精液が陰茎の中でのた打ち回るような錯覚をライは覚える。
悶える。苦しむ。早く射精したい。けれどクイッ。竿の中腹をリシェルは指で戒めてくる。
射精封じ。これはキツイ。その上ではむはむ。愛らしい唇が先端を執拗に甘噛みしてくるのだ。
更にくにゅ。くにゅ。親指がカリ首の辺りを指圧。はちきれんばかりに膨張する海綿。
たまらない。こみ上げる情欲。より一層に激しく。
(リシェル!リシェルっ!リシェルっ!リシェルぅぅうううううう!!!!)
そしてライの頭の中はリシェルでいっぱいになっていた。もうリシェルのことしか考えられない。
思いがもう溢れてきそう。ビキッ。ビキッ。男根の弾力が戒めるリシェルの指を押し戻す。
いかる肉筋。パチンと弾かれるように戒めは解けた。後はもう盛大に降りそそぐ慈雨。
生命の源となるシャワー。そのありったけをライはぶちかます。
「くぁぁあああああああっ!リシェルぅぅううううっ!!」
「んぐっ!んぶっ……あぶっ……んぐぅぅぅぅぅ……」
ドクッ。我慢していた分だけ射精は凄まじかった。注ぎ込まれる白濁の精液。
リシェルの口の中で暴れまわる。ドロリと濃厚でいて苦いスペルマ。
「んぐっ……んぶっ……んっ……ゴクっ……」
それをリシェルは飲み下す。ゴクッ。ゴクッ。一滴も残さずに喉を鳴らして。
リシェルがゴクンと精液を飲み下す音。それがライにはたまらなく感じられた。