【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合37at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合37 - 暇つぶし2ch500:名無しさん@ピンキー
09/05/16 21:08:21 uiGB5LTn
どSのカリン様もベッドの上ではかわいらしい小さいにゃんにゃんでしたとさ

501:名無しさん@ピンキー
09/05/16 21:09:06 uiGB5LTn
>>499
SSでくれ

502:名無しさん@ピンキー
09/05/16 21:31:40 9E2CseVt
>>499
親子二代で勇者とかラムネ&40かとw

まぁ両世界で時間の流れが違う辺りはちょっと似てる気もするが…

503:名無しさん@ピンキー
09/05/16 23:40:22 8kHNQBsl
>>502
サイト父がジョセフに頼んで作ってもらった
ワンオフモデルのヨルムンガンドに乗って戦うサイトですね、わかります

「俺は今!猛烈に!!(性的な意味で)熱血してるゥ!!!」

504:名無しさん@ピンキー
09/05/16 23:42:12 SGY2xj7g
それ熱血ちゃう、充血(股間的な意味で)や

505:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:56:24 f1y2YNvn
不用意にカタツムリ食ってハルケギニア住血線虫に寄生されるきゅいきゅい

506:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:58:34 1A0huebH
ドラゴンはその体に棲む寄生虫さえ高価な霊薬って設定がファンタジーにはよくあるな

507:名無しさん@ピンキー
09/05/17 11:32:09 vo6ZmIvH
>>502
ヒロインが桃髪ツンデレ貧乳お嬢様だしな。

ルイズは大食いじゃないが…

508:名無しさん@ピンキー
09/05/17 20:14:57 X1He3VJO
>>499
才人父とジョゼフが友人となると
ジョゼフは才人の事を赤ん坊の頃から知っていて
イザベラやシャルロットとは幼馴染みとか

509:名無しさん@ピンキー
09/05/17 20:25:18 CZWvHSwZ
ジョゼフは娘のイザベラと親友の息子のサイトをくっつけようとしてシャルロットの邪魔をする
そしてそれが裏目に出てシャルロットにフラグが立ってしまい、絶望
シャルルを殺害してシャルロットを追い遣ることに
そしてタイミングを計ったようにサモンサーバントでサイトはルイズの使い魔に
ジョゼフのトリステインを目標とした戦争ゲームが始まる

510:名無しさん@ピンキー
09/05/17 20:43:22 2aQqE91u
シャルルを殺すとまではいかなくとも何かありそうだな
あとそのジョゼフだと日米貿易摩擦、バブル景気、失われた10年の頃の日本を知っていそう
宇野総理の辞任や、金丸信が捕まった事も知ってるとか

511:名無しさん@ピンキー
09/05/17 21:44:09 2P3f4BkL
アメリカンジョーク風ゼロの使い魔


才人が行方不明になって早数ヶ月・・・
息子がいつ戻ってきてもいいようにと、両親は彼の部屋を整理していた。
すると、

「・・・あの子ったら、こんな本をベッドの下に隠してたのね」
「ん?どうしたんだい・・・」
「ほら、Hな本がこんなにいっぱい・・・」
「ああ、才人くらいの歳なら大抵隠れて見ているもんさ」

父親は、母親から本を受け取るとパラパラめくってみた。

「あの子がここにいたら、こっぴどく叱ってやることも出来たんでしょうね」
「そうだな・・・」


「だが・・・どうやら、あいつにはお仕置きしても逆効果なようだ」
父親は本の内容を見ながら言った。

512:名無しさん@ピンキー
09/05/17 21:49:06 BcXhpnYD
サイトがマゾかよwww
ヤプーでも見つけたのか?www

513:名無しさん@ピンキー
09/05/17 21:53:06 CZWvHSwZ
ワロタ
これは普通にアメリカンな感じだね

514:名無しさん@ピンキー
09/05/17 21:54:24 Wx/fJ19H
笑うけどちょっとしんみりしちゃうな
才人の両親は心配してんだろうなあ

515:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/05/17 23:57:04 fLW4MdHq
>>506
>>ドラゴンはその体に棲む寄生虫さえ高価な霊薬って設定がファンタジーにはよくあるな

その電波…確かに受け取った!

516:名無しさん@ピンキー
09/05/17 23:59:18 2aQqE91u
若かりし頃の才人パパの恋のお相手

マリアンヌ、シュヴルーズ先生…まだ結構いそうだな

517:シルフィ売られる ◆mQKcT9WQPM
09/05/18 00:00:16 fLW4MdHq
※このSSの内容は16巻に準拠しています。せんたいさんのSSとは独立しています※

ガリアは困窮に瀕していた。
それは当然である。ロマリアに敗北し、戦敗国として多額の戦時賠償金を請求されたからだ。
それは、前ガリア王ジョゼフの溜め込んだ財産を売り払っても、国庫を空にしてもなお、利息にしかならないほどの金額であった。
そこで、現ガリア王シャルロットは、行動に出る。
火急にこの戦時賠償金を消化すべく、資金を作るために。

ここはガリア辺境の貴族の屋敷。
金にあかせて作った、無駄に広い成金趣味の邸宅。
そこで、今夜、闇のオークションが開かれる。
しかし闇のオークションとはいえ、この秘密の会場に官憲の手が入ることはない。
なぜならば。

「まさか、シャルロット女王陛下自ら私にお声がかかるとは…光栄にございますな」

いまやオークションの始まろうという、その貴族の屋敷のホールに設えられた、オークション用舞台の舞台裏。
下卑た笑いを浮かべるこの屋敷の持ち主の前に立つのは。
女王としての格好ではなく、かつてトリステイン魔法学院で『タバサ』として着ていた、魔法学院の制服に身を包んだ、シャルロット女王。
シャルロットは、この貴族と関わりがあった。
かつて、『北花壇騎士七号』として、この貴族の主催する闇のオークションの警護を担当したことがあるのだ。
そこでは、禁制とされる薬品や、危険度の高い幻獣、国家機密すら取引されていた。
そして、今。
女王となったシャルロットは、ジョゼフの持っていた禁制のマジック・アイテムなどを、この貴族のオークションで金に換えようとしていたのである。

「お世辞はいい。はじめて」

『雪風のタバサ』と名乗っていた昔と変わらぬ冷たい表情で、女王は淡々と貴族に告げる。
貴族は慇懃に礼をすると、舞台に上がる。
そして。

「皆様お待たせいたしました。早速競りを始めましょう。
 さあ、まずは最初の品です。
 今や入手も困難、超レア中のレア、『オーガの血』1ダースからいってみましょう!」

会場に集まった、正体のばれないよう仮面をかぶった人々からは、ちょっとした町くらいなら丸ごと買える様な金額が飛び交う。
このぶんなら、相当な金がガリア王家に転がり込む。
シャルロットが心の中でほくそ笑んでいると。

「…あのー?おねえさま?」

隣から間抜けな声がする。
そこにいたのは、シャルロットの使い魔、風韻竜シルフィードの化けた、蒼い髪の美女。
肌も露な蒼い夜会服に身を包み、そして、その首には無骨な鎖につながれた、赤い革の首輪が嵌められている。

「なに」

使い魔の質問に、シャルロットはぶっきらぼうにそう答える。

518:シルフィ売られる ◆mQKcT9WQPM
09/05/18 00:01:17 /SUk9Fhk
シルフィードはこの会場に着くやいなや、人間に化けさせられ、この格好をさせられたのだ。
そして何をするのかも言われないまま、この舞台裏で待機している。

「シルフィ、なんでこんな格好しなきゃなんないの?
 首輪くすぐったくてイヤなのね。きゅいきゅい」
「すぐわかる」

使い魔の質問にほとんど答えず、そう言ったきりシャルロットは押し黙る。
シルフィードは主人がそれ以上問答する気がないと察すると、きゅーいきゅーい言いながら、鎖をじゃらじゃら言わせて遊び始めた。
しばらくすると、先ほどの貴族が舞台裏へやってくる。

「お待たせいたしました。それではトリをお願いいたします」
「分かった」

貴族の言葉に従い、シャルロットは舞台へと歩き出す。
シルフィードの繋がれた鎖を手にして。
くいくいと引っ張られ、シルフィードは抗議した。

「な、なにするのねちびすけ!そんな引っ張らなくても自分で歩けるのね!きゅいきゅい!」

そう言ってシャルロットを追い抜き、舞台へと出る。
シルフィードの視界に、異様な光景が写りこむ。
そこそこ広い会場の中には、まばらな人影。さきほど飛び交っていた声から予想される人数より、ずいぶんと少ない。
全部で十二人しかいない会場は、やけにさびしげだった。
最後の品まで待つような好事家は、この程度しかいないようであった。
シルフィードはきゅい、と首をかしげる。

「そーいえば『おーくしょん』ってなに?」

主人から『オークションに出る』とは聞いていたものの、『オークション』の意味が分からないシルフィードだった。
そのシルフィードに対し、脇に控えるシャルロットが囁く。

「竜に戻って」
「え」

シルフィードは驚いた。
今まで、人前でしゃべるなだの姿を変えるなだの言われ、ひたすら正体を隠してきたのに。
いきなり、衆人環視の前で竜にもどれ、と言われたシルフィードが驚くのは当然と言えた。

「で、でもいいの?」
「構わない」

まあご主人様がこう言ってるし、とシルフィードは納得する。
そして。
一息息を吸い込むと、身体にかかった呪を解き放つ。
一瞬で蒼い髪の美女の姿は掻き消え、そこには真っ青な風竜が顕れる。普通の素材だった夜会服は大きくなった身体に耐え切れず千切れ飛んだが、魔法がかかっている首輪だけはそのままだった。
おおお~、とどよめく会場。
シルフィードはそんなふうにどよめく人間どもを見て、首輪がくすぐったいのも気にならないほど気をよくしてしまう。

ふふん。所詮人間なんてこの程度なのね。

そして、威嚇といわんばかりにぎゅるおおおおおおお、と重低音で鳴いてみせる。
会場がさらにどよめく。
そして、次の命令が主人から飛んでくる。

「人間に化けて」
「きゅい?もう~?」

もう少しこのまま会場にいる人間どもをびびらせてやりたかったが、主人の命令とあらば致し方ない。

519:シルフィ売られる ◆mQKcT9WQPM
09/05/18 00:02:05 fLW4MdHq
シルフィードは呪文を唱え、人間の姿に戻る。
首輪を嵌めただけの、扇情的な身体の蒼い髪の美女が、そこに現れた。
そして再び、どよめく会場。

ふふん。風韻竜の威厳にびびりまくってるのね!いい気味なのねー!

鼻高々のシルフィードだったが、そこへ先ほどの貴族の声が聞こえてくる。

「ご覧いただけましたでしょうか?彼女はご覧の通り伝説の韻竜なのです!
 女王陛下の使い魔である伝説の韻竜、今回は女王様のご好意により、韻竜の『お口』でのご奉仕が競売にかけられました!」

おおおおおおおーっ、とどよめく会場。

「へ?なに?お口???」

意味が分からずきょとんとするシルフィード。
しかしそんな間もなく、会場から湧き上がるとんでもない金額の声。
その声が飛び交う間、シルフィードは先ほどの貴族の言葉の意味を考える。

きょうばいって、モノを売ることなのね?
いんりゅーのおくち?シルフィのおくち?
おくちでご奉仕…。
おねえさまがサイトにしてたみたいな…。

「ええええええええええええええーっ!?」

驚くシルフィードの声と。

「二十億!」

白髪に金色の仮面をかぶった男から告げれたとんでもない金額がかぶさり。
それから少しの間、会場が静まり返り。

「では、二十億で『韻竜のお口』落札です!」

主催者の声が、オークションの終了を告げたのだった。

520:シルフィ売られる ◆mQKcT9WQPM
09/05/18 00:02:35 /SUk9Fhk
そして、貴族の屋敷の裏手。
小さな森の中にある泉で、『お口』でのご奉仕は行われることになった。
さんざん渋ったシルフィードだったが、シャルロットにガリアを救って欲しい、と頼まれてはしかたない。
新たに手渡された質素なベージュのワンピースを着て、シルフィードは待ち合わせに指定されたそこへ来ていた。

「…しかたないのね。苦いお薬だとでも思ってガマンするのね」

心底イヤそうな顔でシルフィードが手近な木にもたれかかっていると。
そこへ、先ほどの白髪に金色の仮面をかぶった男がやってくる。
そして、シルフィードの格好を見るや否や、彼は激昂した。

「…どういうことだ、その格好はなんだ!」

…なんなのねもう。全裸がいいの?やっぱしこういうの好きなヤツってへんたいさんばっかしなのね。

心の中だけで突っ込み、シルフィードはしぶしぶ、ワンピースを脱ぎ始める。

「…脱げばいいのね?脱いでするのがいいのね?」

白髪に金色の仮面の男は、その言葉にうむ、とうなずく。
すぐに全裸になると、シルフィードは男に寄って行く。
そして男はいそいそとズボンを…下ろさなかった。
それどころか、さらに激昂しだした。

「…まて!そうじゃない!違うだろう!」
「…きゅい?」

意味が分からない。裸になった。あとは咥えるだけ。これ以上何があるというのか。

「…なんなのねもう。約束はクチだけなのね。胸なんか使わせてあげないのね」
「何を言っている!私は竜の口で咥えられるのを所望したんだ!人間の女なんぞに興味はない!」
「…ほえ?」

シルフィードの目が完全に点になった。

そして、シルフィードは彼の言うまま、竜になって彼を丸ごと口の中でしゃぶりたおした。
小一時間シルフィードの口の中でねぶりたおされた彼は、竜の涎まみれで泉に放り出される。
涎にまみれて『ああ、もう死んでもいい』と夢見心地に呟く彼を見てシルフィードは思った。

…人間のオスってへんたいさんばっかしなのね…。

当然その中には主人の想い人も、学院にいたあの丸いのも含まれているのであった。~fin

521:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/05/18 00:04:01 /SUk9Fhk
しまった注釈ミスったw
※このSSの内容は16巻に準拠しています。せんたいさんのSSとは微妙に独立しています※
イヤ最初はからめるつもりあんましなかったんで。ええ。少し絡んじゃいました。ええ。

んじゃ寝ますノシ

522:名無しさん@ピンキー
09/05/18 00:04:52 +bHYlhJe
アホ竜モノには大いに期待

523:名無しさん@ピンキー
09/05/18 00:05:33 QXSRbmgf
>>521
お休みなさいませw

つか、なんつー変態だよこの貴族w

524:名無しさん@ピンキー
09/05/18 00:10:12 WWFr9s2D
>>521
シリアスものなのかと思った~<導入


525:名無しさん@ピンキー
09/05/18 02:11:13 lgm0bkBB
>>521
俺が食ってた夜食のラーメンの返還を要求する

526:名無しさん@ピンキー
09/05/18 12:38:06 CuezY9dH
>>525
俺ので良ければ
つザーメン

527:名無しさん@ピンキー
09/05/18 17:28:06 +LIMJCoz
>>526
汚ねぇw

528:名無しさん@ピンキー
09/05/18 18:22:45 vJMFi/QO
アン様あたりなら美味しそうに吸いあげるだろう

529:名無しさん@ピンキー
09/05/18 19:08:18 XaLse/zQ
>>499>>508を組み合わせてちょっと妄想

27歳当時の才人パパとジョゼフ@1986年の東京
ジョゼフ「お互いもうすぐ父親か…」
才人パパ「ジョゼフ、コーヒー入ったぜ」
ジョゼフ「お、悪いな」

才人パパ「俺達が出会って8年か…」
ジョゼフ「大学に入学した時からだからもうそんなに経つんだな」
才人パパ「あん時は、まさかお前が魔法の国の皇太子殿下だとは思わなかったな」
ジョゼフ「ま、驚くのも無理はないがな」
才人パパ「思えばあっちでは色々あったよな…」
ジョゼフ「どうした?」
才人パパ「いや、何でもない…」

畜生!俺に文才があれば…

530:名無しさん@ピンキー
09/05/18 20:48:09 XD2usUVP
若き日のヒロイン達のママ(一部除く)とサイトパパの実らずに終わった恋

なんでだろ、妄想したらBGMに『ルビーの指環』や『ワインレッドの心』が何故か…

531:名無しさん@ピンキー
09/05/18 21:48:06 JR+lPtPJ
ルイズ「どうして私だけ魔法が使えないのかしら・・・くすん」
カリン「今まで黙っていたけれどあなたの本当のお父様は平民なの、たぶんそのせいで魔法が使えないのよ」
ルイズ「?!」
公爵「(柱の影で)?!!!」
サイトパパ「(異世界で)へっくしょい!」

532:名無しさん@ピンキー
09/05/18 21:52:49 iL3Mosvl
なんかサイトパパのイメージが高槻巌になってきたw

533:名無しさん@ピンキー
09/05/18 22:12:03 SbA3yLP4
>>532
ミョズニトニルン「バカなっ!私のゴーレムを魔法を使わずに破壊するなんて!?」
ヴィンダールヴ「獣たちが怯えきってる…あなたは何者です!?」
サイト父    「何、通りすがりのサラリーマンだよ」

こうですね、わかります

534:名無しさん@ピンキー
09/05/18 22:24:37 +axYZcPA
もう6月に17巻出るのか
ノボルいつでも賢者モードになる術を身につけたな

535:名無しさん@ピンキー
09/05/19 23:53:32 Y8B+9wQX
>>530
娘に話して聞かせてたりしてそう
「黒い髪に黒い眼鏡をかけてて、見た事もない武器を使う人なの…」
とか

あとナンパの邪魔をしたグラモン元帥を怒りに任せてボコボコにして親子二代に渡る因縁作っちゃったとか

536:名無しさん@ピンキー
09/05/19 23:57:56 TyQM4sgV
サイトパパ「俺と彼女の運命的な出会いを邪魔しやがって!このっ!このっ!」
と、コブラツイストをかけられて悲鳴をあげる元帥ですか

537:名無しさん@ピンキー
09/05/20 20:10:52 V9XdYL5Y
>>532
紅音也もいける

538:名無しさん@ピンキー
09/05/21 23:58:50 t2MnIfkT
その線で行くとサイトのお母さんはハルケギニア出身でサイトは混血って事も。

サイトママ「有楽町西武か、お父さんと結婚する前に初めて地球でデートした場所なの。」
サイトパパ「あん時、まだ開業したばかりだったな。それと、お前が興味津々だったの覚えてるぞ。」
サイトママ「そりゃもう、ガリア出身のお母さんからすれば目新しい物ばかりだったから。」

とか

539:名無しさん@ピンキー
09/05/22 00:02:17 qdWVTMr5
>>537
年代的にも一致する気がしてきたw
確かにおとーやんなら、ハルキゲニアで才人以上の浮名を流すことも楽勝だろうよ

540:名無しさん@ピンキー
09/05/22 18:20:24 CnP3Eyz5
若き日のサイトパパとジョゼフ、色んな意味で最強コンビなこの二人

地球から色々持ち込んではハルケギニアで騒ぎを起こし、
カリンママでさえもこの二人にだけはお手上げだったとか。

541:名無しさん@ピンキー
09/05/22 19:43:06 Q4TMKsES
>>540
>サイトパパとジョセフが最強コンビ

 サイト父→真
 ジョセフ→百舌鳥さん
 サイト→イカルガン

こんな構図がふと頭をよぎった
……バレット氏のSSの読みすぎだ

542:名無しさん@ピンキー
09/05/22 19:44:22 RCXX0PMe
今、デルフに命を吹き込んでやる

543:名無しさん@ピンキー
09/05/22 23:47:19 n5j5xCTM
悪漢達「(剣を折られ)ひぃぃぃぃぃっ!」
サイトパパ「やっぱ刃物には飛び道具でしょ」
ジョゼフ「よくそんな物持ってるな」
サイトパパ「こう見えても昔はワルだったから」

544:名無しさん@ピンキー
09/05/23 04:47:17 PMZrF8TP
>>543
なんかいい感じだなっ
もっとやってみろ

545:名無しさん@ピンキー
09/05/23 19:07:18 RBGjPQk/
>>543がマリアンヌとの出会いだったらとして勝手に続編を妄想

ジョゼフ「ところでこいつらどうする?」
サイトパパ「そうだな…速達で地獄に送るか」
ジョゼフ「こんな安物に速達は勿体無いだろ」
サイトパパ「じゃ遅配で」
悪漢達「ひぃ~!御免なさい~!」
サイトパパ「あ、逃げた」
マリアンヌ「あ、あの……」
サイトパパ「駄目だよ、あんな有害ゴミがうろついてる場所に一人でいちゃ」
ジョゼフ「次から気をつけるんだぞ」

546:名無しさん@ピンキー
09/05/23 20:47:00 hd31JlNk
何故かサイトパパのイメージが柴田恭兵になってきた

547:名無しさん@ピンキー
09/05/23 20:54:57 EQAspNWb
>>546
セクシー平賀w

ならジョゼフは舘ひろしだな。

548:名無しさん@ピンキー
09/05/23 21:48:18 LDOT6fUf
>>547
やめれwww
お目付け役の課長が胃を悪くしまくリングwww

549:名無しさん@ピンキー
09/05/23 22:15:58 MvEDboTp
なんという危ない二人…。

550:名無しさん@ピンキー
09/05/23 22:49:25 E2fmF3fz
>>548

課長=シャルル。つまり彼の死因は神経性の胃潰瘍だったんだよ!!


じゃアレか、ガリアの宝物庫にはグラサンにショットガンにハーレーが保管してあるのか。

551:名無しさん@ピンキー
09/05/23 23:06:13 6/wVsIqs
>>550
>グラサンにショットガンにハーレー
タイガー戦車の裏に隠してありました。

552:名無しさん@ピンキー
09/05/24 04:40:33 2+tyDWnA
>>545
タバコが縁で出会ったキュルケママとか

サイトパパ「あれ?ライター、ライター…」
ジョゼフ「火なら貸してやるぞ、ほれ」
キュルケママ「あら、火なら私が用意致しますわ」
サイトパパ「あ、どうも」
キュルケママ「その火を点ける物や煙は一体なんですの?」

とか

553:名無しさん@ピンキー
09/05/24 23:52:25 RkyfZqhC
サイト・イザベラ4歳、シャルロット2歳当時

ジョゼフ「イザベラやサイト君は?」
サイトパパ「遊び疲れて、二人の姫君と共にお休みだよ」
ジョゼフ「どれどれ、後のガリア皇太子と皇太子妃の寝顔でも…」
シャルル「兄さん、皇太子妃と言うのはシャルロットの事だよね?」
ジョゼフ「おいおい、イザベラに決まっているだろ」

親バカな兄弟をちょっと妄想してみた

554:名無しさん@ピンキー
09/05/25 07:32:36 KyM3VB0q
ときどきでいいから、黒髪のメイドも思い出してあげてください


555:名無しさん@ピンキー
09/05/25 09:59:32 mh8pjpsR
ジェシカのこと?

556:名無しさん@ピンキー
09/05/25 10:37:10 aUBanhSA
たぶんパエリヤ

557:名無しさん@ピンキー
09/05/25 14:15:28 m8X0sSFa
シエスタママとの出会いだったら

ドライブでタルブに出かけて
シエスタママ「祖父の同郷の方だったんですか…」
才人パパ「まさか同郷の墓を見つけるとは思いもしませんでしたよ。」
ジョゼフ「うちもあの通りだから、人が流れ着いてもおかしくはないだろ。
ところで、あのゼロ戦どうするか?」
才人パパ「そうだな~、工学部のあいつらでも連れて来るか……どうかしました?」
シエスタママ「あ!いえ……別に何でも…」

558:名無しさん@ピンキー
09/05/25 21:15:01 Kl1HzZcI
考えてみると結構出会ってそうだよな

若い頃のマザリーニやフサフサの頃のコルベール、若手時代のマルトーとか
子供の頃のエレ姉さんやワルド、バーガンディとか

召喚されたサイトを迎えに魔法学院に出向いて
サイトパパとシュヴルーズ先生がかつて恋仲だった事が発覚するとか

559:名無しさん@ピンキー
09/05/25 21:24:33 GMjxyfmR
息子が突然行方不明になってしまいサイトの母ちゃんは必死に耐えてるのに、
旦那はハルケギニア行った事あるのを黙ってるって鬼畜過ぎだろ。


560:名無しさん@ピンキー
09/05/25 21:27:57 8013owiB
世界鏡的なアイテムでこっそり息子の勇姿を観察してたりして
サイトママ「あらあら、あの子もあなたに似て手が早いわねぇ・・・(ニヤニヤ)」

561:名無しさん@ピンキー
09/05/25 21:36:52 m8X0sSFa
才人ママは実はジョゼフが紹介したどっかの没落貴族の娘とか、王宮のメイドだったとか

562:名無しさん@ピンキー
09/05/25 21:52:23 JhhmI/1+
サイトママは老いて懐かしいサイトのことを想って亡くなったルイズが転生した存在
やがて部分的に記憶を失ってサイトパパと出会う

563:名無しさん@ピンキー
09/05/25 21:59:34 nBKp+d2+
昔の少女漫画かなんかでそんな設定見た気がする

564:名無しさん@ピンキー
09/05/26 00:34:26 f/pc4DAA
>>562
ネトラレ云々以前に
運命の恋人が母ちゃんになってたってどんな悪夢w

565:名無しさん@ピンキー
09/05/26 05:13:34 vqFEmIdK
トリスタニアで騒動を起こし、カリンママと鬼ごっこになった最強コンビ

才人父「ハッハッハ、ザマ見やがれ!」
ジョゼフ「魔法衛士隊はエリートと聞くが、大した事ないな。ほれ、タバコ」
才人父「センキュー!……おや、まだ一名追ってきてるのがいるな………!!」
ジョゼフ「伏せろ!魔法攻撃だ!」

才人父「あら!?これいつからオープンカーになっちゃったの!?」
ジョゼフ「とにかく飛ばせ!公爵夫人とブタ箱デートは勘弁だろ!?」
才人父「俺、そんな悪趣味じゃねーよ!」

566:名無しさん@ピンキー
09/05/26 10:37:46 9yjEInXK
なんか凄くルパンです…
カリン様がとっつぁんになってしまう

567:名無しさん@ピンキー
09/05/26 11:49:39 1PkBZWDw
ボルボ氏のエロ新作が読みだい(ヽ´ω`)

568:名無しさん@ピンキー
09/05/26 13:32:53 u2Zbrp6H
170cmOver氏マダー?
キュルケの新作早く見たいお

569:名無しさん@ピンキー
09/05/26 16:19:27 0qJinCoD
結構両極端で、真面目な面も併せ持つ二人とか

本編開始から10年くらい前?
サイトパパ「(新聞読みながら)ついに金丸信が捕まったか」
ジョゼフ「ハルケギニアではこういった不正は中々発覚せんからなぁ…
ガリアでも不正撲滅に取り組んではいるものの…」
サイトパパ「俺が高校の時にもロッキード事件っつーのがあってな…」

リッシュモン「ぶえっきし!」

570:名無しさん@ピンキー
09/05/26 17:13:49 DfQHDchp
>>564
GS美神とか
ルシオラが横島の子供に運良く転生したら運命の恋人が父ちゃんだぜ

571:名無しさん@ピンキー
09/05/26 17:32:56 wvaWlj1A
>>568
氏の作品でヒロインキュルケに目覚めた紳士も多かろうなw
あれはいいものだ。

572:反・胸革命!
09/05/27 00:48:35 HQDYeN1y
「養生しなよ」
「おーう」
「何か食べ物を差し入れに来るよ」
「あんがと」

その日、騎士隊の面々が先に医務室を後にした。
ルイズにリンチされた上にキュルケに腹上死寸前にされたサイトの方が重傷なのは当然といえば当然であり、
今日は医務室を一人で過ごさなければならなかった。
そうなると暇なのは道理で、昼間にシエスタやテファが見舞いにきたり、
気を利かせたギーシュやマリコルヌが差し入れを持ってきてくれたりしたものの、夜も更けるとすることがなくなった。

「暇だ……」

一日横になっていると、夜はそう簡単には眠れない。
双月が今日も光り輝いている。
キュルケの部屋はここからは見えない。

(仮にもせっかく恋人同士になれたのにこれじゃあなぁ……)

無性にキュルケに会いたくなった。
フレイムが運んできたあの手紙は大事に懐にしまってある。

573:反・胸革命!
09/05/27 00:49:20 HQDYeN1y
キュルケの香水の微かな香りを思い出し、そっと瞳を閉じて彼女の顔を脳裏に描く。
視線は下へと移り、やがてたわわに実った褐色の双乳で止まる。
そして、脳細胞をフル活動させて彼女のあの声を蘇らせた。

ダーリン……

潤んだ瞳、湿った唇、ツンと立った二つの蕾。
揉みしだく度に甘い果汁が採れるのではないかとばかりに瑞々しい弾力で形を変える美巨乳。

「……一回抜こう」

サイトは自分に正直になることにした。
腹上死しそうになっても、男の性は変わらないらしい。

「はぁ……はぁ……うう……キュルケ……」

おそらくこの学院で今自分はトップクラスに情けない姿でいるに違いない、
と自覚してはいるものの、こういった時なぜか思いとどまれないのが溜まった青少年という生物だ。
しかも、キュルケの極上の肉体を知ってしまった彼は、あまりに強烈なあの快楽からそう簡単には逃れられない。
彼女はまさに触る麻薬といってもいい存在なのだ。
そうしている内に、サイトの若い性は早くもクライマックスを迎えようとしていた。
と、その時だった。

コンコン……

「うおっ!?」

文字通り飛び上がって驚いた彼は、まだ完治していない身体に走った鈍痛に顔をしかめ、
同時に今の自分の状態に血の気が引いた。


574:反・胸革命!
09/05/27 00:49:54 HQDYeN1y

「ど、どなた!?」

裏返った声でドアに向かって問いかけ、ズボンを慌てて引き上げる。

「きゅるきゅる」

ドアの向こうで聞き覚えのある声、いや、鳴き声が聞こえた。

「フレイム?」

こんな夜更けになんだろう、と思っていると、ドアが静かに開いた。
ゆらゆらと尻尾に炎を灯したサラマンダーが一匹、薄暗い廊下に立っている。

「何か用か? キュルケから何か預かってるとか?」

のしのしとこちらへ歩いてくるフレイムに問いかけるが、どうやら何か首に提げているというわけではなさそうだ。
フレイムはサイトの問いかけを意に介する様子もなく、医務室内をくまなく歩き回っていく。

「なんだなんだ、どうしたんだよ? 今日で俺以外はみんな退院しちまったぜ」

そう言うと、フレイムは心得たらしく軽く頷いた。
そして、サイトの股間に視線を落とすと、人間でないにも関わらず呆れた表情だと分かる感情を顔に浮かべた。

「うわっ!? な、なんだよ! 仕方ないじゃないかこっちだって何日も入院で溜まってるんだよ!」

ズボンを未だ押し上げて自己主張している自身のものを抑え、彼は叫んだ。
それをフレイムはジト目で見つめている。心なしか軽蔑の色も混じっている気がした。


575:反・胸革命!
09/05/27 00:50:52 HQDYeN1y

「か、勘違いすんなよ!? 俺は別にお前のご主人様を欲望のはけ口として見てるわけじゃないんだからな!」
「きゅる?」

ほう、そうなのか、とでも言いたげな声を発するフレイムに、彼はルイズのような前置きを口走り、
更に恥ずかしさも合わさってか饒舌にまくしたてる。

「キュルケが魅力的過ぎるっつーか……俺には勿体なさ過ぎるっつーか……
女湯覗きに行ったときだったてキュルケ以外の裸なんて眼中になかったくらいで、
そんで他の奴がキュルケの裸見るのが許せなかったわけで……そんで大声で叫んじまって……
ああもう何言ってんだ俺」

フレイムが今度は少し神妙な顔をしてサイトの顔を見た。

「……岡惚れって奴なのかもしんねーけど、好きな女の裸見たいって思うの、お前には分かり難いかもだけどさ」

相手が人語で何か返答を寄越す存在ではないことに今更ながらに気づき、サイトは自嘲の笑みを浮かべた。

「言い訳してんじゃダメだよな……うん、そうだな、今度会ったらちゃんと言わなきゃな、〝好きだ〟って。
そうでなきゃオカズにするのもダメかもしんねー」

そう独り言を言い終え、彼はフレイムを見やった。
すると、フレイムは開けっ放しになっているドアを振り返り、きゅるきゅる、と困ったような鳴き声を出した。

「ぷ……」

ドアの向こうの死角に、誰かがいるということに気づいたのは、その時になってからだった。


576:反・胸革命!
09/05/27 00:51:28 HQDYeN1y

「あっははははっ!」

堪えきれなくなった女性の笑い声が医務室に響いた。
サイトはその声に、恥ずかしさを通り越して顔面蒼白になった。

「きゅ、るけ……?」
「ごめんなさぁい、盗み聞きするつもりはなかったのよぉ」

ドアの向こうから現れた人影は、案の定キュルケその人だった。


・・
・・・

サイトのベッドの隣、面会者用の椅子に座ったキュルケはロングブーツの美脚を組んで話を聞いていた。

「なるほど、女湯をのぞいたのは騎士隊仲間の巻き添えだったのは分かったわ」
「そ、そう、そりゃ良かった」
「で、怪我の具合はどう?」
「あ、ああ、だいぶ良いよ、明日か明後日には退院できそう」
「そう、良かったわ」

彼女はギーシュが昼間差し入れてくれた葡萄酒を喉を潤す程度に口にすると、

「それで、さっきの話についてだけど」

と切り出した。


577:反・胸革命!
09/05/27 00:52:08 HQDYeN1y

「う……」

思わずギクリとしてしまう。
自分をオカズにされて嬉しい女性はそういないことくらいは予想できる。
しかも、そんな醜態をさらしていた男に惚れられていると盛大な妄言を耳にして、彼女は一体どう感じたことだろうか。
これがルイズなら既に五体満足ではないだろう。
恐る恐る、キュルケの顔を窺う。

「はぁ……」

苦笑いを浮かべていた。
安堵とまではいかないが、どうやら怒っているわけではなさそうだ。

「いいの、本当に?」
「え?」

尋ねる彼女の瞳にはどこか物憂え気な感情が揺らめいていた。

「あ、えーと……」

サイトは答えに窮した。
しかし、彼とて無意味に彼女への想いを口にしていたわけでもない。嘘を言ったつもりはないのだ。

(じゃあ、決まってるよな……)

サイトは高鳴る胸の鼓動を聞こえないと自身に言い聞かせ、彼女の目を見つめ返した。


578:反・胸革命!
09/05/27 00:52:45 HQDYeN1y

「私、わがままよ」
「それは分かってるよ。実は友達想いで面倒見がいいこともさ」
「本気の恋は、けして後悔してはいけないの。私を恋人にして、後悔しないのね?」
「今のところ、後悔してないよ……少なくとも、キュルケが側にいて後悔するようなことはないと思う」

しんと部屋が静まった。
それがどのくらいの時間なのか見当もつかなかったが、実際はほんの一瞬なのかもしれなかった。
ややあって、頬杖をついたキュルケの表情がふと和らいだ。

「……分かったわ」

ふう、と彼女が息をつく。
そして、少し恥ずかしげに付け加えた。

「光栄に思いなさいよ。私がここまで一人の殿方に操を立てるなんてそうないんだから」
「肝に銘じておくよ」

サイトは踊り出したい気持ちをぐっと堪え、笑顔で応じた。
これで本当に、自分たちは新しいスタートが切れる。そんな気がした。
困難も多いだろう。しかし、今はただこの瞬間を祝福したい気分だ。

「それで……」

キュルケがサイトの滲み出てくる歓喜を見透かしたかのように艶然と微笑んだ。
フレイムが何かを察したのか、部屋の外へと出て行く。


579:反・胸革命!
09/05/27 00:53:21 HQDYeN1y

「溜まってるのよね……?」
「あ……」

まだ軽く硬度を保っていた彼の股間に、彼女の細い指が伸びていた。


・・
・・・

「ん……ちゅ……ちゅぱ……んはぁ……」

そそり立つペニスに熱く、柔らかな刺激が与えられている。
キュルケの赤い舌先が血管の浮き上がるほどに固くなった男根を這い上がる度に、
まるでその微熱に溶かされてしまうのではないかと思うような快楽が伝わってくる。
目の前にはセクシーな紫の下着を露わにした彼女の股間が広がっていた。
いわゆるシックスナインの体勢で二人は互いを愛撫していた。
サイトも彼女の下着に手をかけ、そっと彼女の秘所へ舌を伸ばす。
淫らに愛撫するというより、そっと口づけするように彼女の花弁の中心を舐める。

「ちゅっ……」
「あんっ!」

キュルケはピクンと彼の舌先が自分の中へ侵入してきた刺激に身体を震わせる。
と同時に、濃密なキュルケのラブジュースの味が彼の舌に広がった。
舌をより深くへ侵入させると、まるでキスをリードするように彼女の膣壁が舌に絡みついてくる。
愛液を促すように、彼は舌先でキュルケの綺麗な桃色の膣内を刺激した。
刺激はあっても、できるだけ丁寧にするのを忘れない。


580:反・胸革命!
09/05/27 00:54:00 HQDYeN1y

「キュルケのここ、もう濡れてるじゃないか……?」
「あん……だってぇ」

言うまでもなく、キュルケはいつもより感じているようだった。

「だって、何?」
「……ダーリンが、あんなに好きって言うから」

キュルケのうっとりとした声が、彼の更なる性感をくすぐった。
やはり、自分の手でするなどよりずっと彼女との行為は気持ち良く、そして心地よかった。
この少女をもっと感じさせたい、絶頂へ導きたい。
そう思えるセックスができるのも、もしかしたら彼女の魅力の一つなのかもしれないとサイトは感じた。

「キュルケ、入れていい?」

少し早いが、今日のキュルケの濡れ方なら問題ないと思った。
舌先で感じた彼女の膣壁も、早く雄を受け入れたいとヒクついていた。彼女もインサートを望んでいてもおかしくはない。
少しずつとはいえ、互いに身体の意思疎通ができるようになってきていた。
キュルケは予想通り、小さく頷いて挿入を受け入れてくれた。

「キュルケ……その、避妊しとかないと」
「ん、私が持ってる」

彼女はスカートのポケットからコンドームを取り出した。
そして封を切って中身を取り出す。
すると、彼女は口にその先端をくわえた。


581:反・胸革命!
09/05/27 00:54:39 HQDYeN1y
「んー……」
「うぁ!?」

ゆっくりと口をペニスの先端へあてがうと、そのままフェラの要領でゴムを被せてしまった。

「き、器用だね」
「あらん、褒めてるの、それ?」
「もちろん!」
「きゃ!?」

サイトは体勢を入れ替え、彼女の身体にのし掛かった。

「ちょっとダーリン、まだ包帯取れてないんだから無理しちゃダメよぉ」
「はぁはぁ、キュルケ相手に全力で挑まないんじゃ男が廃るよ!」

キュルケのブラウスをはだけ、まろび出た巨乳を思う存分に揉みしだく。

「んぁああ!?」

喘ぐ彼女の女性器に自身の男性の切っ先を合わせ、腰をゆっくりと推し進める。
彼女の中は、トロトロの愛液に満たされ、熱く、粘度をもって彼を受け入れていった。
軽く腰を振るだけで、クチョリと愛液とペニスが絡み合う音が聞こえる。
すっぽりとキュルケの中へと侵入を終えた時、熱にうかされた表情でキュルケが囁く。

「あぁ……ダーリンの、固い……」
「キュルケの中も、凄く熱いよ……」

そっと唇を重ね、二人は律動を始めた。
まだ包帯の目立つサイトにその運動はかなり身体に負担だったが、
キュルケから得られる満足感に比べればさしたる問題ではなかった。
怪我人とは思えないたくましさで、サイトはキュルケの膣内へペニスを打ち込み続けた。
規則的な動きで二つの乳房が揺れ動き、過剰にあふれ出た愛液がベッドのシーツに染みをつくっていく。
珠のような汗をかきながら、二人はどちらが求めるでもなく唇を重ね、舌を絡め合う。

582:反・胸革命!
09/05/27 00:55:15 HQDYeN1y

「はっ はっ はっ はぁっ ぁうっ」

行為は女性が達することのできる時間にやっと届くかの短さだったが、
キュルケは自分のために身体を酷使してでも腰を振るサイトの腕の中で絶頂感を抱きつつあった。
取り立てて今回が従来のセックスと違うわけではない。しかし、今の二人には愛情という新しい要素が加味されている。
快楽を貪るだけでなく、互いを理解し合い、共に絶頂を迎えたいとより強く願う心がある。

「ねっ ねぇっ わ、私、もうっ……」
「俺もだっ……!」
「んああっ! 凄いぃっ!」

キュルケがラストスパートに入ったサイトにしがみつくように手足を絡ませた。
その刹那、サイトが射精感を理性で抑えられる限界を超える。
サイトは本能的にキュルケの子宮口まで最後の一突きを送り込み、そのまま硬直させた。

「うっっ……!?」
「あっ……」

一瞬の静寂。

ドックン!

「ふぁああああああーっ!?」

波にさらわれるような感覚が二人を襲った。
何もかもが白濁し、ただ壊れそうなほどの快感があるだけだった。
キュルケはサイトの背中に爪を立て、サイトは跳ねる彼女の腰を逃すまいとがっちりと固定して精液を膣奥へ送り込み続ける。


583:反・胸革命!
09/05/27 00:55:50 HQDYeN1y

「あっ……あっ……」

ブルル、とサイトが腰を小刻みに震わせ、残滓までもを放出する。
それを彼女の膣内も助けるように生々しくうねり、吐き出された精を自身の奥へと誘う運動を起こす。
その運動が収まると、二人がベッドに脱力した。

「はぁー……はぁー……」
「キュルケ……」

サイトは恋人の目尻に溜まった涙を、宝石を扱うように慎重に、そっと手で拭き取ったのだった。

<続く?>

584:170cmOver ◆0qdPkucgTU
09/05/27 01:00:11 HQDYeN1y
ちょっとずつラブラブ度が上がってるのが表現できてればと思います……

585:名無しさん@ピンキー
09/05/27 01:27:10 +4OajZCl
キュルケの人GJ。
いいよ、何か段階踏んで恋に落ちていく石原感じが凄く良く出てる。

キュルケいいなぁ。

586:名無しさん@ピンキー
09/05/27 13:18:09 6b6rgO7V
>>584
( ゚∀゚)o彡°キュルケ!キュルケ!
続き待ってます

587:名無しさん@ピンキー
09/05/27 14:14:22 vT+MlGcZ
キュルケかわいいな




でもなんで石原莞爾?

588:名無しさん@ピンキー
09/05/27 18:04:53 GfKP4Bse
>>584
GJ!

いいよいいよ~イチャラブ大好物だよ~ w

589:名無しさん@ピンキー
09/05/27 23:58:54 mZlydRMe
キュルケの人GJ!


とまあ関係はないんだけど、唐突に妹分テファなるフレーズが…

本編開始から11年前の事、アルビオンではテファ母娘が突如失踪
地球に流れ着き平賀家の厄介になり、テファはサイトをお兄ちゃんと呼んで慕う

原作を2004年開始とすると1993年……関係ないけど能登沖地震(M6.6)があった年だったりする

590:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/05/28 01:52:20 rf1EJL+b
さてと。まだ途中なんだけども。
書けたのはここまでなんで続きは後日。投下いきます

591:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/05/28 01:53:04 rf1EJL+b
ルイズとシエスタに最後に逢ったのはもう一ヶ月も前のこと。
水精霊騎士団の孤児院慰問に駆り出された日。

『行ってらっしゃい。言っとくけど姫さまにだけは近寄らないようにね。
 私も用事済んだら王都行くから!』
『あとでちゃんと下着からチェックしますから。下着洗ってあったりしたら問答無用でおしおきだと思ってくださいね♪』

きっつい釘を刺され、才人は王都へ向かう。
その後紆余曲折あって、才人は主人と逢わないまま半月ほどの時を主人のいない学院ですごす事になり──。
そして。
その主人のいない女子寮の部屋で、いきなりやってきたトリステイン王家の馬車から現れたアンリエッタから、とんでもない話を聞かされる。

『サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガ。あなたを、私の夫として、トリステイン王家に迎え入れます』

目が点になる才人に、これまでの功績、そして今現在の才人の立ち位置、伝説を担う英雄としての立場、それらが全てアンリエッタの伴侶として相応しいものであるとマザリーニより説明があり。
アンリエッタは、混乱の極みの才人の耳元に、決定的な一言をそっと耳打ちしたのだ。

『それと…私のお腹には、あなたのやや子がおります』

どうやらその事は王家周囲の人間には周知の事実らしく、その場にいた全員が、『ちゃんと責任は取ろう。な!』という顔をしていた。

『まさかとは思うが、トリステイン女王に父なし子を産めとは言わんよな?
 いやあよかったなサイト!これでお前、一国一城の主だぞ!』

はっはっは、と笑いながらアニエスは才人の肩を叩いた。
その言葉の裏には『もう女王と才人の密会の手助けをせずに済む!仕事が減る!』という思いが含まれていた。
周囲の人間も、うら若き英雄と女王の成婚に、喜びこそすれ反対する者などいなかった。
むろん、反対派はとうの昔に粛清済みである。
そして。
才人の目は点になったまま、ほぼ拉致同然に馬車に詰込まれ、王都に連行されることになる。
こうして才人はアンリエッタとの成婚の儀までの間、王城の一室で監禁される羽目になったのであった。

それが、一ヶ月前の出来事。
それ以来、才人は王城の一室に軟禁され、王族としての心得やマナーを叩き込まれていた。
マザリーニやアンリエッタの指導は丁寧で、ルイズの鬼のようなマナー指導に比べれば、弾幕シューティングとインベーダーほどの差があり、苦痛ではなかった。
その間、懸念されていたルイズによる王城襲撃は一度たりとてなかった。
アンリエッタ曰く、『きっとルイズも草葉の陰で祝福してくれているのでしょう』との事であったが。
ルイズがそんなタマではないことを、才人は百も承知している。
いつ王都が虚無の光に包み込まれるのかガクブルしながら、安穏とした日々を過ごしていたのだが。
結局、成婚の儀のその日まで、虚無とメイドのコンビは現れることなく。
そして今日。
王宮にて、英雄・サイトと女王アンリエッタの、成婚の儀が始まる。

592:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/05/28 01:53:48 rf1EJL+b
式典は、あえて国民や外部に公表せず、内々に執り行われることになった。
式を終え、才人が『トリステイン』を背負ってから、大々的に発表する手はずになっていた。
従って、成婚の儀は、王宮内の小さな礼拝所で行われることになった。
才人はそんな儀式なんてあんまり意味ないんじゃないかなあ、などと思ってはいたが、真剣なアンリエッタやマザリーニを見て、あえて口には出さなかった。
元平民とはいえ、王になるのである。それなりの儀式は必要不可欠だった。
儀式は朝から始まり、夕方に終わる予定だった。
才人は指示された時間に、盛装に着替えて礼拝所へ向かう。
真っ白なタキシードに、背には愛剣デルフリンガーと、服に同じく白いマント。黒いモールが縁取りとして精彩を加えている。その中央には白百合を背負った盾の紋章。英雄『ヒラガ』の紋、『白百合の盾』である。
これを背負うことを許されているのは、ハルケギニア広しといえどもたった一人。トリステイン救国の英雄、最強の盾、神の槍ガンダールヴ、『サイト・ヒラガ』だけである。
そう、もう才人はシュヴァリエではない。
彼の姓、『平賀』は、アンリエッタによって王家に並ぶ貴族、否、『英雄』としての姓にまで高められていた。
いかなる貴族とも平民とも違う、ただ一人の『英雄』。トリステイン王家に組み入れられるに相応しい、最高の名前となっていた。

「なあなあ相棒。思い直すなら今だぜ?
 こんな風に担ぎ上げられて、王家の種馬にされるなんて相棒らしくねえや」

その背中で、伝説を見守ってきた剣はカチャカチャと才人に何度も繰り返した言葉を吐く。
そして才人は、決まった同じ台詞を返す。

「種馬になるわけじゃないよ。
 それに、これは俺の責任なんだ。俺が責任とんなきゃ、姫さまが泣くハメになっちまう」

ぽりぽりと頭を掻いて、いいわけじみた台詞を返す。

「…虚無の嬢ちゃんが泣くのはいいのかよ」
「…ルイズの話はすんな。来なかったアイツが悪い」

才人は、実はルイズを待っていたのだ。
ほとんど策謀同然に結婚話を進められ、今や逃げ場のなくなってしまった才人を、唯一救い出せる存在。
それが、彼の主人たるルイズであった。その傍若無人さで、全てを叩き壊し、才人を王宮から連れ出せる、唯一の女性。
しかし彼女は結局最後まで現れなかった。
そして才人は、諦めてしまう。
いや、正しくは諦めたのではない。

「それに、王様になったあと探して、側室として王家に来てもらえばいいじゃないか」
「…すっかり考え方が貴族サマになっちまったな相棒」

才人が考えた方法がそれだった。
デルフリンガーの指摘ももっともだったが、今この状況で、アンリエッタとの成婚を破棄すればアンリエッタ以下、たくさんの人たちに迷惑をかける立場になってしまった才人の、それが唯一の逃げ道だった。

「ま、考えたってしょうがねえ。あとでルイズには謝るさ」
「へえへえ。蹴りの一発で済めば御の字さね」

そして一人の英雄と伝説の剣は、礼拝所の門を潜る。

593:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/05/28 01:54:53 rf1EJL+b
「お待ちしておりましたわ」

礼拝所の最奥の祭壇には、銀髪の司教と女王が立っていた。
入り口から続く真っ赤なラシャの絨毯の脇には、マザリーニ、アニエスをはじめとした王室縁の人々が。
ただしその人数は極めて少なく、賓客だけで全部で13人しかいない。
その中にラ・ヴァリエール卿はいなかった。あえてアンリエッタが招待から外したのである。
才人はそんな中を堂々と歩き、アンリエッタの前に立つ。入り口を潜った時から、儀式は始まっていた。
そして恭しく傅いて、言った。

「お待たせいたしました女王陛下。サイト・ヒラガ、お約束どおりここに参りましてございます」

アンリエッタは深く下げられた頭に向けて、言った。

「お立ちなさい、英雄、サイト。我が伴侶、これからの王の顔を、始祖によくご覧に入れて」

立ち上がり、才人は正面に立つ始祖ブリミルの像に正対する。
ブリミルと才人が正対したのを確認すると、司教が口語による祝詞をあげ始める。

「ご覧ください、我が始祖よ。この者こそが始祖の血統に加わる者です。
 あなたにとってこの者は血筋に相応しいでしょうか?
 始祖の名を継ぐに値する者でしょうか?
 お聞かせください、始祖よ」

そして、司教は始祖の像の前で恭しく跪き、今度はルーンによる祝詞を上げる。
美しい旋律にも似た、ブリミルに才人の真贋を問う言葉が、礼拝所に響き渡る。
この詠唱が終わると、ブリミルの像が白く輝き、才人は晴れて王家に入る資格を得るのである。
そしてブリミルの像は白くまばゆく輝き。

シュガッ!

その顔の部分が一瞬で光球に包まれると、まるで木を鋭い刃物で削り取るような音を立てて、ブリミルの頭部が消えうせた。

「…な…!」

いきなりの異常事態に司教は呆気に取られる。
しかし、すぐに異常に気づいたアニエスは剣を抜き、大音声を上げる。

「曲者だ!すぐに騎士たちをここへ!」

戦闘態勢を整えたアニエスに倣い、才人もデルフリンガーを抜く。
その柄がカチャカチャとまるで笑うように鳴る。

「デルフ!全く気配を感じなかった!相手は相当の手練れだぞ!」
「はははは!その通り!相手はとんでもねえ手練れだぁな!
 はははは!覚悟しとけ相棒、お前さん、年貢の納め時だぜ!
 おもしれえ、本気でおもしれえ!ありゃあブリミルの初歩の初歩の初歩だぜ!嬢ちゃん、ついに全部揃えやがったか!」

他の人間には意味不明なデルフリンガーの言葉。
しかし、才人にはすぐにその意味が理解できた。
そして、相棒に聞き返す。

「…あ、あのーう…?デルフリンガーさん、まさかそれって…」

認めたくない。このタイミングでまさか。

594:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/05/28 01:55:13 rf1EJL+b
しかし、現実は非情に過ぎた。
才人の言葉が終わる前。
礼拝所の入り口に、使い魔召喚の時の『ゲート』によく似た銀色の門が現れ。
そこから、一人の少女が姿を現す。

「待たせたわね、犬」

雄雄しく、あまりにも雄雄しく、その細い腰に両拳を当て、まったくない胸をまっすぐに立て、光を背負って立つその姿。
後世に、『ブリミルの伝説をなかったことにした悪魔』と呼ばれる、史上最強にして最悪のメイジ。
彼女の名は。

「ご主人様が迎えに来たわよ!ハウス!」

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
伝説の虚無の担い手。究極の絶壁。ツンデレ女王。
そして、才人のご主人様。
桃色のウェーブのかかった髪をばさぁっ、とかきあげ、あまりにも様になった決めポーズで、ルイズはそこに現れたのである。

595:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/05/28 01:56:56 rf1EJL+b
読んでもらったら分かると思いますが、これ一応「つづきもの」シリーズの最終回のつもりで書いてます。
続きは後日、エロも載せれればいいなあと思ってますが…展開次第ではないかもしれない…。

まあ期待せずに待たれよノシ

596:名無しさん@ピンキー
09/05/28 02:11:32 7cNho55K
>>595
GJ! そして寸止めの寸止め

が、しかし







「ハウス!はないわ」 www

597:名無しさん@ピンキー
09/05/28 07:13:38 Pc9WtCER
俺の好物
せんたいさん氏の作品ッッッッッ!

598:名無しさん@ピンキー
09/05/28 08:04:30 jnH23MBi
とうとうあれか、続きものの終演か。何かいざ来る悲しいな。

期待して待ってますぞ。せんたいさん。

599:名無しさん@ピンキー
09/05/28 21:20:17 SAcbXsHK
寸止めwww
wktkしながら待ってるよー

600:名無しさん@ピンキー
09/05/29 01:08:16 HwvBp4ei
インベーダー(スティンガー君&コーウェン君)がルイズですね。わかります。

601:名無しさん@ピンキー
09/05/29 09:41:44 dh044zx4
シエスタもパワーアップしてでかい中華鍋振りかざして来るんですよね
wktkして待ってます

602:サイトとタバサと、おおきな胸
09/05/29 23:14:02 NbtUjqXw
初めまして。
人物や設定などに勘違いや間違いなどあるかもしれませんが、
どうぞご寛恕ください。
あと、大きい胸好きの人は相手にしない方が賢明かと(汗)


その日、タバサはある店の地下室で本を漁っていた。
本といっても魔術書や歴史書ではない。
いわゆる恋愛ハウツー本に、艶本の類である。
一通り見たあと、上の方の書棚に一冊のかなり値の張る本が置いてあるのに
彼女は気づいた。
<乳星ボンバディーロ>
「この本は?」
「お客様、お目が高い。この本は、ちょっとしたものですよ」
店主が声を潜めてタバサに告げた。
「値段も高い」
「それだけの値打ちはございます。そう、この本が出回れば、ハルケギニアは
 変わるでしょう」
店主は妙に自信ありげだった。
大げさ。
表には出てこないが、少し裏に廻ればこの手の本はよく出回っている。
殆どは大したものではない。
適当な絵と文章で作られた、同じような内容の焼き直し。
そんな書物でハルケギニアが変わるわけがない。
第一、書名からしてアレだ。
だが結局、タバサはその本を含めて何冊かの本を買い込んだ。
手の出ない値段ではなかったのと、装丁がしっかりしていたので、
掘り出し物かもしれないと判断したのだ。
最悪、外れでもかまわない。
外れなら外れで、「ああ、こういうのはダメか」という事を把握することはできる。
タバサは経験値上げのつもりだった。
この手の体験が少ない以上、書物でも何でも使って底上げするしかないのだ。
しかし、その書物に書かれていたのは、タバサの希望をはるかに超越した内容だった。


603:サイトとタバサと、おおきな胸
09/05/29 23:14:34 NbtUjqXw
胸。それは確かに女性の魅力の一つだ。
男はどうしてもそれに惹かれる。
だが、男には好みがある。
サイトは小さい胸も好き。それはタバサの支えだった。
しかしこの<乳星ボンバディーロ>は、胸を女性がより積極的に活用する事を
提唱していたのだ。

『まずは、殿方の体を自分の胸で優しく触ってあげましょう。
男の人はそれだけで興奮してくるのです』
胸で、触る?
私の場合、胸全体を押しつけることになるのだが。

『次は乳首で、彼の色んな所を触ってあげましょう
くすぐったそうに見えたら、それが彼が感じている証拠』
乳首で触る?
胸部をぶつけようとしているわけではない事を、彼は理解してくれるだろうか。

『彼がその気になってきたら、柔らかくこすってあげましょう。
色々なところを押してあげるのも効果的です』
こする?押す?
無理だ。この胸でも、愛でてもらう事はできる。
だが、自分から攻勢に出るには、あまりにも不向きだ。

『殿方の気分が盛り上がってきたら、思い切って胸で彼の顔を覆ってしまいましょう。
顔には感じる所が沢山あります。
そこを包んで刺激してやりましょう。ただ押すのではなく、強弱をつけましょう。
今までに無い快感に飲まれ、彼の心はあなたの思うがまま』
サイトの顔を包む自分の胸。
タバサはなんとかその姿を思い浮かべようとした。
だが想像の中ですら、サイトの顔とタバサの胸は平行面を形作った。


604:サイトとタバサと、おおきな胸
09/05/29 23:15:05 NbtUjqXw
敗け戦の気配を濃厚に感じつつも、タバサはページをめくる。
せめて、相手の手法を知っておかないと。
次のページには、精緻な挿絵があった。
顔面を巨乳に覆われている男。その顔がなぜか、サイトに見える。
女の顔が、勝ち誇る何人かの娘に見える。
女王の胸。脱いだらすごい胸。脱がなくてもすごい胸。胸革命。その他諸々。
負けない。私だって…
思わずタバサは自らの胸にを当てる。
ささやかな感触に、タバサは衝撃を受けた。
「だめだ。この胸では彼女たちに勝てない」
タバサは胸から手を下ろすと、力なく書物をめくる。

とどめの一撃が待ち構えていた。

『最後は胸で彼の逸物を刺激しましょう。
逸物を乳に挟んで、時には精妙にこすり、時には乱暴に揉みしだく。
胸に放出された精は、彼が貴女に屈服した証』
不可能だ。完璧に不可能だ。
これほどの理不尽が、この世にあるだろうか。
同じ胸なのに、なぜこれほどの格差が!


605:サイトとタバサと、おおきな胸
09/05/29 23:15:44 NbtUjqXw
ついに果てた男の姿。
それは巨乳の勝利。大乳帝国の栄光。
否定したい。だが、できなかった。
「この胸を止める力は、今の私にはない」 
もしこの書物が広まったら、彼女たちの手に渡ったら、
それは恐るべき力を振るうだろう。
サイトは小さい胸も好き。だが、大きな胸はもっと好きなのだ。
巨乳が、貧乳にできない技をもって攻めてきたら。
ただでさえ有利な胸が、これほどの力を得てしまったら。
「いっそ店を凍りづけにして…だめ、もう市場に出回っている」
タバサはしばらくの間、自らの胸を眺めていた。
「これが私のバストだとは…」


「ごはん!お腹減ったのね!」
「ご飯はまだ。我慢する」
「シルフィのご飯をサボって、何してるのね?あ、また研究なのね」
「うるさい」
本を覗き込むためちょうど目の前に突き出される格好になったシルフィードの胸を、
タバサは苦々しく眺めた。
(この胸もいい加減、空気を読め。そもそも人間の姿は変身しているのだから、
 胸の大きさだって調整可能なはず。…いや、ひょっとしたら…)
「研究熱心なのはいいことなのね。こんなことやあんなことをしてあげれば、
 サイトが喜ぶのね!」
なにやらわあきゃあいいながら悶絶しているようなそぶりをしてみせるシルフィード。

606:サイトとタバサと、おおきな胸
09/05/29 23:16:11 NbtUjqXw
「シルフィード。あなた、サイトが好き?」
「もちろんなのね!サイトは頼もしいし、お姉様にぴったりなのね」
「私の事は聞いてない。あなた自身はどう思ってるの」
「サイトは大好きよ。優しいし、お肉もお魚もくれるし!」
「そう。じゃあ、彼を喜ばせてあげたい?」
「喜ばせるって?」
「その本にのってるようなこと」
「ええっ、でも、それはお姉様が絶対ダメって…」
「考えてみた。貴方とサイトは同じ使い魔。仲良くしても、おかしくはない。
 人間どおし、韻竜どおしなら、万一の事がある。けど、人間と韻竜なら、
 間違いの起きようがない。
 それに貴方がサイトを喜ばせてくれるなら、私も嬉しい。サイトも嬉しい」
「そ、そうだけど、何か変、なのね…」
「嫌ならいい。その本には人間の殿方を喜ばす方法が載ってる。
 でも、私には上手くできないかもしれない。
 貴方がサイトがどうすれば喜ぶか。サイトが一番喜ぶのはなにか。
 それが判れば、私にも役に立つと思っただけ」
「判ったのね!」
シルフィードが宣言した。
「そういうことなら、シルフィも、サイトを喜ばせてみるのね!」
「そう、よかった」
タバサは微笑んだ。
「この本を貸してあげる。この内容通りにしてあげれば、サイトもきっと喜ぶはず」
「了解なのね、やってみるのね!」
「ところでシルフィード。あなた体の大きさを変える事って、できる?」
「できるけど…なんでなのね?」

607:名無しさん@ピンキー
09/05/29 23:18:39 NbtUjqXw
とりあえず、ここまでです。
後もう一回ぐらいの予定です。

608:名無しさん@ピンキー
09/05/30 12:08:56 XVXKF4cA
GJ
続きに期待

609:名無しさん@ピンキー
09/05/30 17:31:38 70WDU8ug
全裸待機

610:名無しさん@ピンキー
09/05/30 21:23:06 QtG9xdMY
GJ

俺も上に出てた一世代前の面々を書きたいが、文才がないからなぁ…
浮かぶのは台詞ばかりで、文章がどうにもorz

611:名無しさん@ピンキー
09/05/31 19:50:54 Atbz6dLg
アメリカンジョーク風ゼロの使い魔


トリステインの街は今日も賑わっている。
しかし、魅惑の妖精亭で起こっている今日の賑わいは普段とは違う。

「お願いします、チュレンヌ様!どうかジェシカだけは!」
「ふん、この娘は今日からこのチュレンヌ様の妾になるのだ!」
「どうか!どうか娘だけは連れて行かないでください!」
「ならぬわ!私はトリステイン徴税官のチュレンヌであるぞ!」

トリステインの徴税官チュレンヌはその権力によって
魅惑の妖精亭でお気に入りのジェシカを連れ去ろうとしているのだ。
スカロンが必死に止めようとするが、一向に聞き入れてくれない。
そこへ、

「一体これは何事です!?」

なんと、お忍びで街を回っていた女王アンリエッタが偶然にも通りかかった。
それを見たスカロンは泣きながらアンリエッタの脚にすがりつく。

「ああ、女王陛下!なんという幸運でしょう。どうか女王陛下のお力をお貸しください・・・」

街でのチュレンヌの横暴ぶりは城にも多く届いている。
こういう輩を放っておくのはトリステインの政治問題に関わる。

「わかりました。何とかいたしましょう」
「ああ、ありがとうございます、女王陛下・・・」


スカロンは立ち上がると、アンリエッタの肩をがっしり掴み引きよせ、低い声で言った。

「よーしチュレンヌ。女王の命が惜しかったら・・・」

612:名無しさん@ピンキー
09/05/31 21:39:33 IqlwlKnY
ボルボ氏 来なくなったな・・・・

どうしたんだろ 

613:名無しさん@ピンキー
09/05/31 22:47:55 2vwbXNLl
>>611
ちょっw

614:名無しさん@ピンキー
09/05/31 22:52:08 KAPOoaCJ
ボルボ分が不足

615:名無しさん@ピンキー
09/05/31 22:57:05 9s7HPuxU
忙しいんでそ

616:名無しさん@ピンキー
09/05/31 23:59:10 y62V6o8B
>>610

ルイズ「あんた誰?」
才人「俺?平賀才人」
ルイズ「ヒラガ……?どこかで聞いた名前ね」
生徒達「……!まさか母上が昔話していた…!」
生徒達「やっぱり貴女のお母様も!?」

617:バレット
09/06/01 00:59:47 PZ9AueI+
意外と早め(なのか?)に投下しに来ましたよ?

ただし今回いつもとかーなーり毛色が違います。一応いつものシリーズの続きなんですが。


・・・サブタイ見ればどんな内容かは察せれる事請け合いです。

618:14:DIE HARD
09/06/01 01:02:41 PZ9AueI+

ある深夜、どこかの場所で。


数人の男達が集まっていた。
大半はまともな類の人間には見えない。屈強な体つきはともかく、眼光や気配は揃って分かる者には感じ取れる位の剣呑さが漂っていた。
それ以外に共通しているのは彼らが全員思い思いの杖を隠し持ったメイジ―それも誰もが戦場を潜り抜けてきたメイジである事だ。
報酬さえ貰えれば老若男女、問わず躊躇い無く殺せる筋金入りの傭兵。

しかもそれぞれ少なくない規模の部下を持つ、いわゆる指揮官格である。彼らが率いる部下達もまた傭兵だ。
ただしそちらはメイジじゃない傭兵は含まれているものの、金に汚く容赦が無い点は変わりない。

「いいな、潜り込むまでの手筈は此方の仲間が整えておく。貴様らは合図があるまで絶対に正体を気づかれないようにしておけ」

そんな半径3リーグは近づきたくない集まりの中で異彩を放っていた男の1人が、白い仮面越しにそう男達に告げた。
覆面の白以外は被った鍔月の帽子からマントまで黒一色と対照的。だが周りに居る男達に比べ、かなり仕立てが良い品である事が傭兵達と男の立場の違いを示している。
が、仮面の男よりも一際目立つ男が居た。白髪に顔面に火傷の跡、眼帯を付けたラフな格好の大男も口を開いた。

「結局は皆殺しにするんだろう?その時は俺に任せてくれないか。散々焼き殺してきたが、王族やエルフの焼ける臭いは未だ嗅いだ事が無くてな」
「・・・言っておくがあくまで『事故』に見せかけて殺すんだ。我々の証拠が見つからぬよう海上に墜落させるとは云え、もし死体が見つかった時に怪しまれるような真似は出来ない」
「そうか。だが何人かは別に構わないだろう?」
「好きにしろ」

残虐な笑みを浮かべて満足げに頷きながら白髪の大男は下がった。

「いいな。貴様らも、貴様らの部下にも徹底しておけ。万が一この事に関して口を滑らせたり裏切れば、必ず我々が貴様らを探し出して皆殺しにする。
 我々の仲間はトリステインにもアルビオンにもロマリアにもガリアにもゲルマニアにも居るのだ。逃げ場などそれを肝に命じておく事だ」

仮面の男の言っている事は6割本当で4割嘘だった。
今回の計画を企てたのは確かにトリステイン・アルビオン・ロマリアに存在する勢力だが、ガリアやゲルマニアの人間は関わっていない――
――ガリアの王宮内は他の3国と比べ政治的にかなり平穏で入り込む余地が無く、ゲルマニアの方は貴族の立場が他と比べて些か違う分貴族至上主義がそれほど盛んでない――
――ので、それらの国に逃げられては追いかけるのは困難だろう。
だが言葉と共に発した殺気を浴びた傭兵達は外見上は動揺を見せなかったが、仮面の男の言っている事が全て本気であると受け取って頷きで返した。
白髪の男はただ愉快そうに笑っているのみだったが。

「なぁ、そういえば1つ聞いてもいいか?」
「何だ」
「こんなとんでもない事を俺達にやらせようとするアンタ達は一体、何者だ?」




「『レコン・キスタ』―――ハルケギニアをあるべき形に復活させ、この手で『聖地』の真の奪還を目指す者の集まりだ」






619:14:DIE HARD
09/06/01 01:03:40 PZ9AueI+


サハラとの正式な交易が始まってから、魔法的な産業革命がガリアとアルビオンを中心に進んでいた。

特に発達したのが空船を中心とした船舶関係である。
サハラで採掘される高純度の風石は、エルフの先住魔法によって加工されるようになった。
それによってこれまでの風石よりも更に多くのエネルギーを放出・充填出来る様になり、それに伴い空船の航続距離や積載量も向上する。
加工技術の発達で船の強度や規模も発達し、それはガリア・アルビオン共同の新型巨大空船開発プロジェクトの発足まで引き起こした。

・・・・・・その成果が今、サイトのすぐ足元に存在している。
というか、ぶっちゃけ彼が今乗り込んでいる空船がそれだった。

技術としてはサイトの居た地球に遥か及ばないにも関わらず、ハルケギニアの船でこれだけ広い空間を内部に有した船はサイトは初めてだった。
少なくとも魔法学院の食堂ぐらいはあるかもしれない。内装の豪華さは王宮に並ぶとも劣らない。
最初外から全体図を見た時、サイトはテレビで見た地球の豪華客船を思い出した。確かにこの船はそれぐらいの大きさはある。
もっともその頃はテレビ越しに中身を拝めるぐらいで、実際に自分が乗り込めるなんてこれっぽっちも想像してなかったり。
そもそも異世界に来て王家の少女達相手にハーレム作っちゃうなんて事自体ちっとも予想してなかったんだけどね?

「いやでも、船の名前がなあ・・・」

『タイタニック』って何だよ。いやいやこの世界じゃ悲劇の豪華客船の事なんて知られてる筈も無いんだけどさ!
ナンテコッタイ/(^o^)\と内心頭抱えつつこうなりゃ気にせず楽しめとばかりにワインを煽ろうとすると。

「おやぁ~~~~~!?たのひんでないのかひ、さいひょ~~?」
「・・・いや、何でそんな酔っぱらってるんだギーシュ」
「い、いひゃね、アンリエッタおうひょでんかやウェールズこうひゃいしやジョゼフおーやきょうこうしゃまみたいにゃこうきなかたたちをお傍で目にひて、きんひょうした挙句ぶれーな真似をしないふょうほぐひておこうかと」
「むしろ顔真っ赤で千鳥足な方がダメダメじゃねお前?」

呆れて飲もうと思ったワイン入りのグラスに口を付ける事無く、サイトはテーブルに戻してしまった。
まーギーシュの気持ちも仕方ねーのかもなー、と思い直しながら視線を転じ、揃いも揃って無駄に金ぴかだったり高級そうだったりする衣装に身を包んだパーティ客を見まわした。



サハラ・ガリア・アルビオン共同で作られた新型巨大空船『タイタニック』号、そのお披露目兼初航行を祝うパーティがこの場で行われている晩餐会の正体だ。
国家どころか王家が中心となって行われたのだからそのお披露目にそれぞれの王家の象徴であるジョゼフやウェールズ達がこの場に居るのは当たり前の事だった。
2国間の王家の人間のみで無くアンリエッタやギーシュといったトリステイン、ヴィットーリオや副官扱いのジュリオみたいなロマリア、キュルケといったゲルマニアの人間も出席している。
将来ウェールズとアンリエッタが結婚するのは確実だからアルビオンと親戚付き合いになるトリステインの人間も呼ばなければ拙いだろうという点や、
一部のトリステイン・ゲルマニアの人間にとってはギーシュやキュルケが魔法学院でイザベラやティファニア達と友人であるのを考慮し、それ経由でもガリア・アルビオンと関係を築いておこうという考えもあった。




620:14:DIE HARD
09/06/01 01:04:13 PZ9AueI+


といってもそれぞれ送り込まれる以前に、ギーシュやキュルケにはイザベラ達から今回のお披露目パーティの招待状を貰ってたりする。
なお、キュルケにお願いされて学院での恩師でもあるコルベールも御呼ばれされてたりするが、現在晩餐会会場に彼の姿は見受けられなかった。
局地的に眩しいお蔭ですぐ見つける事が出来る筈なのに。
オールド・オスマン?ギャグで滑られたり下手に他国の御偉い様にセクハラしかねないので却下。

ロマリアの方は招待状が送られていた事があるが、これにかこつけてなんでもロマリアの大聖堂に保管されていた貴重かつ珍しい『東方』由来の品物を寄贈にしに来たらしい。
始祖ブリミルの悲願(とされているが実際はどうなのやら)である『聖地』・・・・・・
条件付きとはいえそこへの到達が可能となり、尚且つ天敵である筈のエルフとも友好関係を結んだ、その功績を称える為だとか何だとか。
それらは現在、この船の保管庫に厳重に仕舞われている。アルビオンに到着後、教皇自らロンディニウムの宮殿に輸送する予定だ。
航行ルートは1~2週間程度の期間をかけてアルビオンからガリア、そしてサハラに向かう事になっている。
最終目的地のサハラに於いてはそこに住むエルフ達と、更なる親交の為の協定を結ぶ事になっていた。

ちなみにせっかくロマリアが独自に集めた貴重な品々を他国に贈ってしまう事に一部反対意見はあったらしいが――
ある意味ハルケギニアの最高権力者にそう逆らえる事も無く今に至ったという。
前までは穏やかな物腰ながら『聖地』奪還を唱えていた彼(彼女)のいきなりの方向転換に、周囲は戸惑っているそうな。
ま、実はヴィットーリオとジュリオが女である上に既に某当代のガンダールヴによって籠絡済み(語弊有)なのも知らないんだから仕方ない。

・・・・・・というかさっきからお2人、サイトに向けて熱い視線を送ってますが浴びてる本人を除き無害です。
止めて、傍には居ないけどイザベラとかシャルロットとかマチルダとか微妙に怪しんでるから!
ティファニアだけが純粋に首を傾げて不思議がっているのが救いだった。




VIPが多数乗り込んでいる『タイタニック』だが、実の所この巨大船そのものには警備の兵はほとんど乗り合わせていない。

友好を深める為の催しでありながら剣や銃を携えた兵に囲まれていては招いたり招かれたりした側にも関わらず逆に喧嘩を売っているようなもの。
こういう場合、警備はそう目につかないが何か起きた場合守るべき相手の元にすぐに駆け付けれる位置に潜んで目を光らせているのが通例だ。
だがそれはあくまでそういった場がある地上の場合であって・・・幾ら従来よりも遥かに巨大とはいえ、空飛ぶ密室である空船が舞台だとまた別の話。
幾らなんでもスペースや物資が限られている上に、乗客の過ごしやすさを優先しているのだから尚更余計なスペースも無い。
それに今回は他国の王族や代理で送り込まれてきた名家の貴族達も居る為、本来ならその警護の為に付いてきた別の国の兵士達と大した打ち合わせも無く手を組まなければならなくなる。
国によって指揮系統も違ってくるので必然、現場が混乱するのは目に見えていた。

だからこそこの場合、守るべき対象を拡大解釈して護衛にあたる事になったのだ。
すなわち、守るべき対象をジョゼフ達王族や招待客個人個人ではなくそれら全員が乗り合わせている『タイタニック』とし、その周囲が各国から派遣された軍艦により護衛する。
その方が守る側からしてみれば余程やりやすかった。基本他国の軍人と顔を突き合わせなければその分ぶつかり合うきっかけを作らずに済む。
元より『タイタニック』に乗り込んでいる船員や従者達は厳選された者達だ。暗殺者などの類が潜り込む可能性は低く、空の上である以上逃げ場も無い。
仮に軍艦による襲撃があったとしてもこの船にはハルケギニアの主だった国全ての権力者達が一堂に会しているのだ。
何処かの国が手を出せば最後、残りの国が総力を挙げて喧嘩を撃ってきた国を殲滅するのは想像に難くない。空族も、言わずもがな。

――なによりハルケギニアの権力者の頂点とも言える王族に牙を剥こうとする相手などいる訳が無い、という考えがあるのも、否定できなかった。




・・・・・・・・・これまでは。






621:14:DIE HARD
09/06/01 01:06:34 PZ9AueI+



付近の空域の哨戒と途中までの護衛に当たっていた、トリステイン空軍の軍艦が引き返していく。
入れ替わりに『タイタニック』の進行方向から近付いてきた軍艦があった。
アルビオンが誇る最大級の軍艦『ロイヤル・ソヴリン』と、半分以下のサイズだが機動性はアルビオン空軍随一の『イーグル』号。
アルビオンの領空に『タイタニック』が進入したのと、トリステインからの護衛艦隊に搭載された風石の残りが引き返し限界地点を迎えかけていた為、
ここから先の『タイタニック』の護衛はアルビオン空軍の管轄となる。
ちなみに『タイタニック号』自体は大型化に伴う積載量の大幅な増加と風石自体の強力化の恩恵を受け、航続距離に至っては無補給でハルケギニア全土の往復が可能とされている程だ。
もちろん、乗員乗客の為の物資の補給はまた別だが。

「へくしゅっ!」

現在の高度3000メイル。長時間見張り台に陣取る者にとって分厚いコートもしくは毛布は必須である。
更に『風』のメイジなら障壁を張ってもう少し寒さを緩和できる。しかし青年はメイジとは云え別の系統だったのが今回ばかりは不運だった。
マストの先端に設けられた見張り台で身を縮こめさせていた若者は鼻水を拭った。退屈かつ肉体的にも辛いこの仕事を押し付けた士官の文句をぶつぶつ漏らしながら。
とはいえ重要性も分かっているのでほっぽり出す訳にはいかないのがまた苦痛なのだ。
今頃命令を押し付けた士官は食堂で温かいスープでも飲んでるだろうに・・・

「おーい!ちょっと下りてこーい!」
「ぁあ?何だ?」

下を覗き込むと、誰かが手を振って降りて来いと合図している。
遠いし夜だから暗いしで顔は判別できないが、少なくとも士官服を着ている事だけは分かったので嫌々下に降りる。
相手は士官こちらはまだ下っ端、命令不服従で食事抜きは勘弁こうむりたい。
――もっとも直後、青年が食事を必要とする事は今後金輪際無くなる事態が発生する。

『レビテーション』でふわりと見張り台から危なげなく飛び降りる青年メイジ。
彼を呼んだ士官は見覚えの全く無い顔だったが、今回の護衛任務で人員配置がかなり変わっていた為に不審に思う事は無かった。

「見張り台に立ってたのはお前だけか?」
「そうであります」
「そうか、なら良いんだ」

見知らぬ士官はおもむろに片手を上げると軽く振り。


―――青年の背中に軽い衝撃。直後、胸元と背中が無償に熱くなる。
え?と見下ろし・・・・・・自分の胸から生えた岩の矢にようやく気付いたのが青年の意識の最期だった。


青年の背後から音も無く別の男が現れる。その手には杖。
杖が振られると青年の死体が浮き上がり、見えない手で放り投げられたように死体は船縁から大空へと打ち捨てられた。
下手人達以外の目撃者は誰も居ない。

「これだけか?外に居る連中は?」
「ああ、だろうな。食堂に集まった連中はどうなった?」
「全員スープに仕込んだ毒でお陀仏さ。流石にそいつら全員空から放り出すのは手間だから仕事が終わるまで食堂にほったらかしだとよ」




―――人知れず、『ロイヤル・ソヴリン』は何者かの手に堕ちる事になった。



622:バレット
09/06/01 01:10:03 PZ9AueI+
今回はここまで。導入部その1って感じです。手抜き感漂っててサーセン。

ちなみに自分はMWとかアクションとかB級大好きですが何か?
とりあえずT4とトランスフォーマー2は絶対見に行きます。例え試験を犠牲にしようとも!(マテ)

623:名無しさん@ピンキー
09/06/01 01:47:54 j4a7cigR
乙。
性的な意味で大ハードな展開になるまでは全裸で待機せざるを得ない

624:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:02:27 cO/uiLv0
こんな時間まで書いておいてまだ終わらんとかどんだけ。
でも時間あるうちに投下します…。しばらくまた忙しくなりそうなんで…。
>>591の続きです

625:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:03:03 cO/uiLv0
事の起こりは一ヶ月前。
アンリエッタと才人の婚約話の情報が耳に入ったルイズは、猛り狂って王都へ向かう。
その傍らにはルイズの強敵と書いて「とも」、シエスタも随伴していた。
半分は怒り狂ったルイズを止めるためであったが、もう半分はルイズをけしかけて才人を取り戻すつもりもあったのである。
しかし。
二人は王城に入ることすらできなかった。
トリステイン王城は、アンリエッタ女王の婚約発表以降、反アンリエッタ派を完全に閉め出して防御を固め、難攻不落の城砦となっていたのである。
そして、王城警備隊の警戒人物リストに、ルイズとシエスタの名前が挙がっていたのである。
もちろんそれはアンリエッタの策謀。警備隊には『私の友人である二人には、できるだけギリギリまでこの事を伏せておきたいのです』などとのたまわっていたが。
実際のところは、この二人が才人を奪還に来る最右翼だと踏んでのことであった。
実力行使のルイズと、絡め手のシエスタ。この二人が組んで王城に入り込めば、いかなる警備体制も紙の如しである。
しかし王城に入れさえしなければ。
才人との成婚の儀が終わるまでこの二人を王城がら遠ざけさえすれば。
アンリエッタと才人の結婚は見事に成立し、国民総意のもとアンリエッタは無事才人の第一夫人となりえたのである。
だが、その計画を頓挫させる方法を、二人の悪魔は思いついてしまう。
それは、そう。
かつてアンリエッタがルイズに与えた二冊の書物──一冊は『始祖の祈祷書』、そしてもう一冊は『解体・始祖の祈祷書』。
ルイズの手によって暖炉の薪の火口にされかかっていたその二冊を、シエスタは後で役に立つかも、と思い保管していたのである。
そして、シエスタの提案でルイズは『解体・始祖の祈祷書』を読み、『始祖の祈祷書』を完全に読破してしまう。
それからはあっという間だった。
始祖の秘宝の使い方を理解したルイズは、『水のルビー』から魔力を引き出し、『始祖の祈祷書』の封をさらに開放し、他の虚無の魔術の一つを身に着ける。
その名は『世界扉』。
水のルビーを介して魔力供給を受けられるようになったルイズは、『世界扉』を使い、各地から四つのルビーをあっという間に集めてしまう。
タバサの手によって奪還された『土のルビー』。ガリアの宝物庫に保管されていた、防護機能により古ぼけた指輪に擬態していたその指輪を、よく似た古ぼけた指輪と摩り替えた。
ティファニアが才人を助けるために使ってしまった『風のルビー』。ウエストウッド近隣に散っていたその指輪の力を、二つのルビーの力でルイズは再び集め、風のルビーを蘇らせる。
そして、ロマリアに保管されている『炎のルビー』。三つの指輪を揃え、『始祖の祈祷書』を完全に理解したルイズは、ロマリア宝物庫の奥深くに眠っているそれを、三つのルビーに共鳴させ、召喚してのけたのである。
こうして四つのルビーは一人の虚無の下へ集う。
『ただ一つ』となったルイズは、無限の魔力と完成した虚無をもって、アンリエッタから才人を奪い返すため、成婚の儀の日を待って、王城へと乗り込む。
いつでも才人を取り戻すことはできる。しかしルイズはそれをしなかった。
なぜならば。

「ルイズ。どうしてすぐにサイトさんを取り戻しに行かないの?」
「わかっちゃないわねシエスタ。これは喧嘩なのよ。私とあのわたあめの、サイトを賭けた天下分け目の大喧嘩。
 喧嘩の初手は、どうするのが一番効果的だか、貴女が一番よく知ってるじゃないの」
「そうね。確かにその通り」
「そう、最高のタイミングを見計らって」
「横合いから全力で殴りつける」

そう、二人はずっと待っていたのだ。
アンリエッタを敗北させる、最高のタイミングを。

626:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:04:07 cO/uiLv0
「さあ、帰るわよ犬!こんな辛気臭い場所とはおさらばするんだから」

言いながら、ルイズは紅のラシャの上を才人に向かってずかずかと歩く。
その身にまとうのは、アンリエッタの純白のウエディングドレスとは対照的な、漆黒のドレス。
肌の露出のほとんどない、手と頭部のみが露出した、まるで喪服のようなドレス。
しかし、その表面はまるで陽炎のようにゆらゆらと揺らめいている。その生地が魔法のかかったものであることは、容易に想像がついた。
そして、彼女の周囲には、青、赤、茶色、無色の四色の宝石がきらきらと輝きながら舞っている。

「下がれ、狼藉者!」

最初に動いたのはトリステイン王国軍の指揮を執る大貴族、グラモン伯爵。
杖を振りかざし、警告代わりの魔力の矢を飛ばす。あくまで相手を無力化するためなので、致命傷になるような部分は狙わない。
しかし足を狙ったその魔力の矢は、ルイズの足程度なら一撃で粉々にできるほどの威力があった。
だが。

じゅっ。

まるで熱した鉄板に水を落としたような音を立て、グラモン元帥の魔法の矢は、ルイズのドレスのスカートの上で蒸発した。
ルイズはまるで腐った果実に群がる羽虫を見るような目で元帥を見据える。
自分の息子ほどの年齢の娘に見据えられた瞬間、グラモン元帥の背筋に冷たい何かが走った。
それは、あからさまな畏怖だった。彼がメイジであるがゆえの、純粋な畏怖。
だがそれに彼が気づくのはもう少し後。
元帥の攻撃が通じず、うろたえる賓客たちに向かって、ルイズは言ってのけた。

「言っとくけど、スクウェア以下のメイジは私に攻撃するだけ無駄よ。
 この『虚無の衣』はあらゆる魔法を吸収し、私の糧とするわ」

彼女の纏う黒いドレスが、その『虚無の衣』なのだろう。
つまり、ルイズに魔法で攻撃を仕掛ければ、即ちそれは彼女に力を与えることになるというのである。
しかし、その程度の脅しに屈していては、メイジの、貴族の名が廃る。

「ならばっ!」

その言葉を聴いて、露出した頭部に『ジャベリン』の一撃を加えようとしたのはマンティコア隊隊長ド・ゼッサール。
現れた巨大な氷の槍が、ルイズの頭部めがけて突き進む。
だがしかし。

「で、頭が空いてるからって狙うのは愚の骨頂。
 母さまの跡を継ぐにはまだ早いみたいね?」
「なん…だと…?」

『ジャベリン』はなにもない空中で四散してしまったのである。
正しくは、『水のルビー』がルイズとジャベリンの間に入り込み、水の魔力を打ち消したのである。

「頭狙いの四系統は全部ルビーで無効化できるから。私を止めたかったら他の虚無を連れてきなさい」

四つのルビーを支配下に置くルイズは、四系統の魔術すら支配下に置いていた。
つまり、彼女を傷つけるには、虚無を持ってするしかない。
そして、ルイズはさらに歩を進める。

627:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:04:54 cO/uiLv0
「まだだっ!」

礼拝所に響く、若い声。
それは、銃士隊隊長、アニエスの声。
その声と同時、いや少し早いタイミングで響いたのは、銃声。
魔法がダメなら、物理的な力を持って排除するしかない。
そして、音より早い銃弾ならば、ルイズに届く、そう踏んで、アニエスは撃った。
頭部を、狙って。
だが。

きゅっ。

ルイズの頭のかなり手前。そこで銃弾はまるでそこで見えない壁にぶち当たったように動きを止め、そしてそのままこんっ、と石でできた床に落ちる。

「…普通の攻撃も届かないからね、言うの忘れてたけど」
「なに…?」

目に見えない結界など、アニエスは知らない。
どの四系統の魔術にも、見えない結界などはない。
火や水や土の結界はもちろん、風の結界でも張り巡らせていれば周囲に風が吹き、景色が歪む。
しかし、ルイズの周りの空間には何もない。驚くほど何もないのである。
その正体は虚無の力による重力制御。ルイズは自分の周囲を重力制御によって覆っていたのである。
つまり、銃はおろか、物理的にルイズに触れることは不可能なのである。
そしてルイズは。
祭壇の前で固まる、アンリエッタの目の前に立つ。
互いに鼻先を突きつけあい、今すぐにでも胸倉をつかんで取っ組み合いを始めそうな雰囲気だ。
だが、ルイズは満面の笑顔になった。

「お久しぶりです。女王陛下」

その笑顔はしかし、かつて幼馴染のお姫様に向けられていた親愛のそれではない。
恋人を奪われた、嫉妬に狂うおんなの笑顔。
アンリエッタの背筋を、ぞくりと寒気が襲う。
しかし、この程度の恫喝に怯えていては、王族なぞ勤まらないのである。

「久しぶりですね。健勝でしたか?ルイズ」

そして、笑顔で返す。
二人の視線が死線となって火花を散らし、見えない嵐が吹き荒れる。
息が詰まるほどの闘争の空気に、賓客たちは完全に怯え、才人は完全に石化していた。
そして、先に口を開いたのは女王。

「今日は私とサイト様の成婚の儀でしてよ。何か御用かしらルイズ・フランソワーズ?」

にっこりと笑顔で、しかしその瞳の内側には消えない炎を湛えたまま。

…さっさとカエレこの貧乳大魔神!

もちろん、その程度で引くルイズではない。

「私の使い魔を返してもらいに来ました」

その顔から笑顔が消えて失せる。
もちろん、そんな言葉を聞き入れるほどアンリエッタは弱くはない。

628:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:06:14 cO/uiLv0
「あら、なら賓客として私たちの結婚を祝って頂戴。招待した覚えはありませんけど!」

言った瞬間。

ぱぁん!

女王の右の平手が、ルイズの左頬を叩いて、乾いた音が礼拝所に響く。

「下がりなさいラ・ヴァリエール!貴女のしていることはトリステイン王家に対する重大な叛逆です!」

女王の凛とした声が、礼拝所に響き渡る。
王としての矜持に満ちた、暴力には屈しない、まさにトリステインを背負う者のみが持つ威厳に満ちた声。
普通の貴族なら、その声に打たれたならば膝を折り、即座に王への忠誠を誓うであろう。
しかし。

ぱぁん!

乾いた音が響いた後。
アンリエッタ女王の顔が、右を向いていた。
その左頬が赤くなり、驚きに目を見開いている。
ルイズが、アンリエッタの頬を平手で張り返したのである。
冷たい目で、視線をそらされたアンリエッタを見つめ、ルイズは言い放った。

「その名前は棄てたわ。
 サイトを取り戻すと決めた、その時にね」

そう。
ルイズは、才人を取り戻すと決めた一月前、貴族の証であるマントと、絶縁状を認め、ラ・ヴァリエールに送りつけていた。
貴族を棄て、家族を棄て、それでも、彼女は才人を手に入れることを望んだのである。
そんなことも露知らず、二人の後ろで才人は情けなくガクブルしている。
英雄も女同士の修羅場では形無しであった。

「…な、ならあなたは、貴女は一体何なのです!?」

平手の衝撃でほつれた髪を直そうともせず、アンリエッタは叫んだ。
ルイズは、左頬を赤く腫らしたまま、まるでそれがないかのように、大音声で宣言する。

「私はルイズ。

『ゼロのルイズ』よ!」

雄雄しく、あまりにも雄雄しく、彼女は伝説を担う者の威風を身に纏い、黒いドレスと桃色の髪を翻し、言ってのけた。
そして、後ろで震えている哀れな子犬の首筋をがっしと鷲づかみにし。
おののくアンリエッタに顔を寄せ、笑顔で言った。

「アンリエッタ。これでお別れになると思うけど。一つ言っておくわ。
 私の『元家族』にアンタが手を出したら、トリステインごと滅ぼしてやるからね」

つまり、トリステインがラ・ヴァリエールに対し、ルイズ叛逆の責を問えば、ルイズはトリステインを滅ぼすというのだ。
その声には、微塵も迷いは感じられなかった。

「…と、トリステインにはあなたの学友もいるのですよ!」

アンリエッタの声には、怯えが混じっていた。
それは、メイジの遺伝子が彼女に感じさせた、原初の恐怖。
『虚無』に対する、全てのメイジが抱く恐怖であった。
今なら、彼女はエルフ達がなぜ虚無を『悪魔』と呼ぶのか理解できたであろう。

629:虚無の使い魔 ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:06:42 cO/uiLv0
ルイズはふ、と鼻で笑った。

「脅しのつもり?もちろん選別して滅ぼしてあげるわ」

それが嘘ではないことは、容易に理解できた。彼女にはそれができる。それをするだけの力がある。
無限の魔力と最強の力を手に入れたルイズは、まさに最強最悪の悪魔だと言えた。
震える女王を尻目に、ルイズは呪文を詠唱し、『世界扉』を開く。
そして、才人を引きずりつつ『世界扉』を潜りながら、最後の言葉を残していった。

「狙うなら、私一人にしなさい。
 もしも私以外に累が及んだら、その時は──ハルケギニアを滅ぼしてあげる」

まさに悪魔の台詞を残し、ルイズは『世界扉』の向こうへ消えていった。
しばらくして。
凍っていた時間が動き出し──アンリエッタは伏せていた顔を上げる。
集まっていた賓客から表情が消えた。
慈愛の女神と呼ばれたアンリエッタは、やはり笑顔だった。
屈辱と嫉妬に、かみ締めた唇から、一筋の血を流しながら。
そして、独り言のように呟いたのだった。

「見せてあげますわ、ルイズ…!
 私の、王としての『それなりの覚悟』ってやつを…!」

その数日後、トリステイン全土に、王家より直々に賞金首の触れが出される。
それには、二人の人相書きと、条件が書いてあった。

『ゼロのルイズ。生死問わず』
『サイト・ヒラガ。生け捕り』

後に三国によって最も高い賞金が賭けられ、しかしその賞金が割に合わないと言われた、史上最高額の賞金首の生まれた瞬間であった。

630:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/06/01 04:08:50 cO/uiLv0
今日のところは以上。エロと残りは後日。
なんというチート。なんといううんこ設定。原作崩壊も甚だしいですね。

まあ期待せずに待っててくださいノシ

631:名無しさん@ピンキー
09/06/01 10:37:20 Oo9d/mbv
あれ?へんたいさんお得意の変態シーンは?


ああ、後編に二倍入ってるんですね!

632:名無しさん@ピンキー
09/06/01 11:07:27 R948xc+G
バレットさん、せんたいさんGJ!
いいよいいよー、面白くなってきたー
続きwktk

633:名無しさん@ピンキー
09/06/01 16:07:58 NZAQM8q5
お二方GJ
なんという魔改造ルイズ…

>>610
待ってるぞ
若い頃の親や教師達ってのも気になるからな
オスマンはさほど変わらなさそうだがw

634:名無しさん@ピンキー
09/06/01 16:26:21 4Ys1M2Ag
冷静さと豪胆さと兼ね備えた完璧ルイズは怖えーなw

635:名無しさん@ピンキー
09/06/01 17:24:19 d1Av4gOC
>魔改造ルイズ
胸が特盛りだったりすんのか

636:名無しさん@ピンキー
09/06/01 19:48:28 HR7NPTGQ
>>635
なにその究極生物

637:名無しさん@ピンキー
09/06/01 21:14:01 pFXlW5++
>>633
二十歳ごろのマリアンヌやシュヴルーズ先生は勿論いるんだろーなw

638:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:44:04 6S5d3Ito
>>606 の続きです。

数日後。
「んーと、『塔の裏でお待ちしています。必ず来てくださいなのね』 …って。なんだこりゃ」
突然やって来て「これを読んでください、なのね!」と手紙を渡すと、どこかへ消えてしまったシルフィード。
彼女なら、用があるなら彼を直接引っ張っていくはずなのだが。
「まあ、いいか」
特に用事もなかったサイトは暇つぶしてがら、行ってみる事にした。
誰もいない。
「おーい。どこにいるんだ、シルフィード?」
「ここにいるのね」
ずいぶん上の方から声がする。ひょっとして塔の上にでもいるのだろうか。
上を見上げたサイトは絶句した。
「はぁい、サ・イ・ト」
シルフィードは塔より高く聳え立ったっていた。

639:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:44:28 6S5d3Ito
「…シルフィード、その姿は…」
「ん?シルフィの格好、何か変?いつもと同じだけど」
確かにいつもの人間に変身している時の姿だ。大きさを除けば。
その背丈は、風韻竜の時よりも遙かに高い。
「えっと、その…何の用?」
「んーとね、今日はサイトに、いい事をしてあげようと思って」
「いい事?」
「サイトは大きいのが好き、なのね」
シルフィードの姿がぐっと近づいてきた。
まずい。何だかよく判らないが、とにかくロクでもない事が始まろうとしている。
とっさにサイトは逃げだそうとした。
ガンダールヴの力を発揮できれば、逃避は可能だっただろう。
だが学園内、シルフィードのお遊びかタバサからのお誘いだと思っていたサイトは、
デルフリンガーはおろか、短刀一本すら身につけていなかった。
慌てて駈けだしたサイトの背後から大きな手がむずと伸び、彼の体を軽々と摘み上げる。
「なにをするって、うわぁ!」
「心配しないのね。サイトが気持ちよくなることを し・て・あ・げ・る のね」
サイトを摘んだ手が彼女の左胸に近づく。
ぎゅむっ
「最初は優しく触ってあげる。ほーら、気持ちよくなってきたのね?」
胸に押しつけられたサイトは気持ちよくなるどころではない。
容赦なくぐいぐいと顔を押しつけられるので、呼吸ができないのだ。
(息ができないっての!)
だが顔が覆われているので満足に声が出せない。
圧迫から逃れようと、サイトは手足をばたつかせ、必死に身を捩った。
「んふふ、動いてる動いてる。そんなに気持ちいいのね?」
(いいわけないだろ!)
逆効果?サイトは焦った。

640:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:45:04 6S5d3Ito
「んふ?それじゃ次ね」
シルフィの指がサイトを持ち替えると、胸の先端がサイトの顔面に来るように手が動く。
「ここがいいのね?」
ぎゅむっ
「それともここ?」
次は胸。
「ここはどう?」
次は腹。乳首に押しつけられるたび、強烈な圧力が襲ってくる。
「背中なんかも感じるっていうのね」
裏返されて、背中がぎゅっと押しつけられる。
「お股はどうなのね」
「うぎゃ!」
痛い。今までのルイズの苛烈な攻撃ですら味わった事がない強烈な力で、
股間全体が圧迫されている。
いかん、このままでは我が子孫の繁栄が危うい。
サイトは大事なところを必死で守ろうとした。
「シルフィード、ここはダメ。ここはまずいって!」
「あー、やっぱりそこが感じるのね」
「感じてないって!」

声を上げても体を動かしても、ちっともわかってくれない。
意図が伝わらない相手に一方的に何かをされるというのは、
こんなにも疲れるものだったのか。
休みなく続く大愛撫に、サイトの肉体と精神は徐々に消耗していった。

641:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:45:43 6S5d3Ito
「んん、サイトも大分その気になってきたのね。それじゃいよいよ本番、なのね」
本番?今までのでも十分アレなんだけど。
「んー。シルフィは地面の上がいいけど、でも人間はこういうときは
 布を敷くっていうのね」
シルフィードは上着を脱ぐと、ふわりと地面に投げた。
上着が着地すると、結構な地響きと共に周りに埃が舞い上がる。
「さあ、サイト。下で待ってるのね」
そういうとシルフィードは、無造作にサイトを上着の上に落っことす。
「うごっ!」
ガンダールヴの力を出せないサイトは受け身を取りそこない、
運悪く体をまともに打ってしまった。
(くそっ、体が痺れて動けねえ…)
痛みと焦りと困惑。思うように動けない。
仰向けになって上を見ているだけのサイトは、次の瞬間震え上がった。
上半身裸のシルフィードの姿がぬうっと現れ、視界を覆い尽くしたのだ。
彼の直上にあるのは、巨大な生乳房。
「ひぃ!」
「んんー。小さすぎて、あそこだけこするのは難しいそうなのね」
(何とか、何とか逃げないと…)
やばい。やばすぎる。何のつもりかは知らないが、何をするつもりなのかは
嫌というほど理解できた。
今までのは、ほんのお遊びだったのだ。次からこそ本気。
まともに喰らえばたとえガンダールヴの力があっても、五体満足ではいられまい。
まして今のサイトは生身の身。命が残るかどうかすら…
サイトはなけなしの力を振り絞って立ち上がる。
だが、手遅れだった。
「まあいいのね。体全体をすりすりしてあげれば、サイトもその方が気持ちいいのね!」
巨乳は既に手の届きそうなところまで降臨していたのだ。
「この!ふざけんなぁぁぁぁぁぁ!」
サイトは最後の抵抗を試みた。
両手を掲げ、少しでも押し返そうとする。
無駄だった。
胸は一瞬柔らかく凹むと、次の瞬間力強くサイトの手を押し返した。
「うわぁーーーー」
サイトの絶叫は、乳房が優しく飲み込んだ。

642:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:46:15 6S5d3Ito
「ん、これでサイトも準備完了なのね。それじゃ最初は右胸で、
おっぱいこーすりー、なのね」
シルフィードはゆっくり、柔らかく右胸を動かし始めた。
ずりっ。ずりっ。ずりっ、ずりっ、ずり。ずりっ、ぽきっ、ずりっ。
巨胸がこすれる音に、何かが折れた音が混じった。
「あれ?サイト?」
その時、サイトの動きがかすかに右胸を通して伝わってきた。
「サイトってば、右胸はもう堪能したのね。それじゃ次は左胸なのね」
右の乳房を上げると、サイトの右足がよくない方向を向いていた。
サイトは左足だけでなんとか立ち上がろうともがくが、
それには気づきもしないシルフィードの左乳房が、あっさりサイトの体を覆い隠す。
「それじゃ今度は、左胸でおっぱいつぶし、なのね」
今度は上下だった。
シルフィードが上半身を持ち上げると、乳房の先にサイトの姿が見える。
だが、乳首に押さえられているサイトは身動きすることもできない。
彼女がゆっくりと体の力を抜くと、今度はサイトの周りを柔肉が覆い、
恐ろしい重さがのしかかる。
(布団蒸し…いや、おっぱい蒸し…か)
友達とふざけていたときに味わった、あの恐怖。
息もできない。身動きもできない。大の字になったまま、
柔らかくも途方もなく押し寄せる圧迫に、ただ耐えるしかない。
息が切れ、意識が飛ぶかと思った時、少しづつ圧力が弱まる。
かろうじて息ができるようになり、何とか逃げ出そうともがく。
と、またも周りに柔肉が覆い、恐ろしい重さがのしかかる。
(ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ)
今度こそダメか。そう思ったとき、少しずつ、乳房が引き上げられる。
いっそ気絶できればいいのに。
何度も繰り返される苦痛に、残っているサイトの意識が悲鳴を上げた。


643:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:46:37 6S5d3Ito
おっぱい潰しを何度か繰り返した後、シルフィードは左胸からサイトを開放した。
「左胸も堪能したのね。それじゃ、いよいよめいんでぃっしゅ、なのね」
めいんでぃっしゅ?この上何をするつもりだ?
彼にはもう動く力がない。それに右足に力が入らない。
立てて逃げたとしても、この体格差では易々と捕まえられてしまう。

ちくしょう。なんで俺、こんな眼に遭わされてるんだ?
…そうだ。これは、俺が大きなおっぱいに眼を奪われていた罰だ。
神様が、シルフィードの姿をして俺に罰を与えているに違いない。
きっと、もうこの巨乳から逃れることはできないんだ。
この大きな乳房は、俺が力尽きるまでもて遊ぶんだ…
サイトの視界に、胸の谷間が迫ってきた。

644:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:46:59 6S5d3Ito
「めいんでぃーっしゅ!えーっと、ぱいぜり?おっぱいで挟んで、揉み揉みなのね!」
両手で寄せ上げられた胸の谷間に、サイトは咥え上げられた。
サイトを乳房に包んだまま、シルフィードは器用に姿勢を変える。
「それじゃ、いくのね!」
両手が動きだす。

ある時は激しく。
ある時は優しく。
ある時は揺するように。
ある時は力を込めて。
ある時は小刻みに。
ある時は押し込むように。

パイズリの音が学園じゅうに響き渡る。
肉と肉がぶつかり合う音。肌がこすれる時に立てる生々しく湿った音。
圧縮された空気が解放された時に立てる突発音。
サイトのか細い声は誰にも届かない。
助けて。誰か助けて。

ごつん!
額に痛みを感じたシルフィードの手が止まった。
主が顔の前を飛んでいる。
「あ、お姉様。後はサイトにデザートを…」
「やり過ぎ」
「え?」
思わず胸から手を離したシルフィード。
谷間から、サイトがぼとりと落っこちた。

645:名無しさん@ピンキー
09/06/01 22:47:20 XGXgDX3M
sien

646:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:47:21 6S5d3Ito
俺は…ここは…?
サイトの意識が徐々に戻ってきた。
体はまだ動かない。サイトが眼だけで辺りを見回すと、
心配そうに覗き込む女の子たちが写る。
表情を取り繕おうと、つんとすましてみせるルイズ。
「じょ、女王陛下に感謝なさいよね。こ、こんな理由で
あんたを治療するなんて恐れ多い、勿体ない、といったのに」
「いいのですよ、ルイズ。サイトさんが元気でないと貰わないと困ります」
なぜか学院を訪問していたらしいアンリエッタ女王が、優しく微笑む。
その隣には、固い表情のアニエス。泣きそうな顔をしたシエスタ。
既に泣いているティファニア。そしてその他の女の子達。
サイトが意識を取りもどした事に安心して、彼女達の体から緊張が解ける。
体が動く。胸が揺れる。胸。大きな胸。
大きな胸が上に、下に、左右に振れる、ゆれる……揉まれる、押し潰される!
「ルイズ、助けてくれ!」
サイトはいきなりルイズにしがみつくと、顔を彼女の胸に押しつけた。
「ちょっと、サイト!?」
「ルイズ…すごいぜ、ルイズの胸は最高だよ!」
「あ、あああ、あんたねぇ…」
「ルイズ、俺は悟った。平たい胸こそ正義。永久なる平和の証。母なる宇宙の真理だ!」
「なな、なななななな、ななぁんですってぇーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ちゅどーーーーーーーーーーん
その日最大の揺れが、トリステイン魔法学院を襲った。

647:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:47:54 6S5d3Ito
「それは、サイトも災難だったわね」
普通の人間の大きさに戻したシルフィードを自室に連行中だったタバサは、
途中でキュルケに出会った。
あらましを知ったキュルケはため息をつく。
「そう、だから部屋に戻ったらこの子はお仕置き」
と、建物が大きく揺れる。
「…爆発?」
「またあの桃色娘がやらかしたんじゃないのかしら」
「そうかも。じゃあ」
「い、痛いのね。もっとゆっくり歩いて欲しいのね」
「いいから早く来る」
シルフィードの耳をぎりぎりと引っ張りながら行こうとするタバサに、
キュルケが声をかけた。
「ねえタバサ。そんなに嬉しい?」
「嬉しそうに、見える?」
「見えるわよ。ニタニタしてるっ、ていっていいわね」
「…」
「まあ私には関係ないけど。でもね、サイトをあまり酷い目に遭わせるのは
 賛成できないわね」
「判った」

648:サイトとタバサと、おおきな胸
09/06/01 22:48:31 6S5d3Ito
十分だった。彼女たちは最強の武器を奪われたのだ。
意識を取り戻したサイトは、あからさまに大きな胸から眼を背けた。
サイトにとって大きな胸、それはもはや魅力でもなんでもない。
忌避すべきもの、嫌悪を感じる異形の物体と成り果てたのだ。
今後サイトは、何人かの娘には近寄ろうともしないだろう。
これも戦い。手段を選んではいられない。

むろん最も手強い相手が残っている。
ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
ヴァリエール公爵家の娘にして、虚無の使い手。
何よりも、平賀才人を使い魔とするメイジ。
彼と彼女の絆は純粋で強固だ。戦いは容易な事ではないだろう。
それでも、ルイズとは堂々と勝負するつもりだった。
彼女と同様の胸を持つ女として。


「お姉様、ごめんなさい…」
部屋に入ると、シルフィードが珍しく沈んだ声を出した。
「あの本の内容通りしてみたけど、できるだけ大きなおっぱいでしてあげたけど、
 サイト、ちっとも喜んでなかった。シルフィのやり方がダメだったのね…」
「いい。あなたは良くやった。ただ…」
己の使い魔を、シャルロット・エレーヌ・オルレアンは冷徹な眼で一瞥する。
「ガリアに下品な乳は不要」

649:名無しさん@ピンキー
09/06/01 22:52:39 NZPwOiCe
        //  /:.:.:..:.:./l..;.;/!;.;/i:.::/.;.;.:l.;.、l;-'、:.:、.;.;.:ヽ:.:.:ヽ.::.i、
        /'゛  /;  . .:./.;l.:./'i:,./ l..:.l;i:.;.;.l   ヽ;.、.:.:.l、'i;.;.;.;ヽ;.;i、
       ,!   ,i ; .: .:..;.:l;.;l:./ l:.i ,,,l;、ri'、;.;;i`‐----i、、;.i;.;'、;.;..:.、.:..'i
       !   ,l.: .:. .:.:..;l.;./;━━┛ヽソ┗━━,i;、゛"''i、;.l:.:..:、.:'、
           l. .:.:..; .:l.;,((( ___>||||<___ )))ヾ;.;.;l;.iヽ、.;.;.:.、
          l.; .:.::.、.;.i;.;li .;=<●>/| ̄|ヽ<●>= \;.l;l i、.;.;.;、
          l;.;.;.;.:.::.、.l.l il   ̄ ̄彡 ,__, ミ ̄ ̄    l゛\l ノ.:.、.;.;.i、
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             リ‐-‐‐‐--''.‐''゛,,;,,...:         ゛''-、、,;,,
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         /                                ヽ
         /                                    '、

650:名無しさん@ピンキー
09/06/01 22:52:57 6S5d3Ito
以上です。

この後巨乳組による、サイトリハビリ計画が決行されたとかされなかったとか。



651:名無しさん@ピンキー
09/06/01 22:59:28 UgqY8wna
>>650
おっつん。そのリハビリ計画も書くとか書かないとか

652:名無しさん@ピンキー
09/06/01 23:06:42 XGXgDX3M

ぺたん娘に幸あれ

653:名無しさん@ピンキー
09/06/01 23:31:43 R948xc+G
>>650
GJ
リハビリ計画もきぼんw

654:名無しさん@ピンキー
09/06/02 23:58:06 CwnI8hZy
GJ
どーゆーリハビリやるんだかww

>>509
亀レス失礼
幼馴染みのイザベラとシャルロットでこんなストーリーが

ガリア王室と付き合いのある平賀家
イザベラと婚約の話が持ち上がっているサイトをルイズが召喚

原作どおりの扱い

この事実がガリアに知れ渡り
「よくも義理の息子(サイト君)を!」

トリスティンに攻め込みサイト救出
兵士「殿下!この者(ルイズ)を如何致しましょう!?」
イザベラ「そうだねぇ…」

655:名無しさん@ピンキー
09/06/03 10:16:49 I89Xu1MG
ジョゼフがサイトパパや大学の仲間呼んで新型戦闘ガーゴイル作ってたりしてw

日本の技術とガリアの魔法の最高峰を集めて製作したチートにも程がある兵器を
王女の婚約者を召喚(拉致)して畜生以下の扱いにしている報復に投下、
半月経たないうちに滅びたトリスティンとか

656:名無しさん@ピンキー
09/06/03 11:45:04 WnWBsXct
むしろ某同人誌に出てきた悪魔の貞操帯と悪魔の卵だろ
F-22A とリトルボーイ

657:名無しさん@ピンキー
09/06/03 20:52:07 me3JNJI3
悪魔の貞操帯についてくわしく


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