09/07/20 02:56:20 WJCpw1xK
指二本ほどの隙間を開けると、かろうじて中の様子が伺える。
「くそう角度が悪いな」
ここからではふたりの頭しか見えない。下手をすればどちらかと目が合ってしまう可能性があった。
それでも、中がどのような状況か大体の事は判断できた。
ローテーブルの上に良子は仰向けに寝ているようだ。その上に兄が覆いかぶさり、お互いに唇を貪りあっている。
あの座卓は、結婚祝いに父が買ってくれたものだった。
紫檀の高級品だそうだが、デザインがあまりに和風すぎて持て余し気味に部屋に押し込んでいた。
まさかこのような使われ方で活躍するとは、父は思いもしなかっただろう。
兄がキスを中断して顔を上げた。
それを追う様に良子がその顎に、首筋に名残惜しむかの如く口付けをし、舌を這わす。
「はぁ…はぁ…。もっと、キス、して」
「はは。お前は昔からキス魔だよな。待てよ、息が続かねえんだよ」
「うん…キス、大好き…です。俊介さんのキス、おいしい…」
「いっぱいしてやるから。ふうー、暑いなこの部屋」
一瞬、兄と目が合ったような気がして、驚いた私はふすまから顔をそむけてしまった。
情けないことに、見つかってしまったのではないかと怯えてしまったのだ。
さっきまで閉められていたふすまが、少し開いているのに気付けば、私が覗いている事などすぐに悟られるのに。
さらに情けないのは、兄はただ長いキスの息継ぎのために顔をあげたのだと分かると、安心してふすまに顔を寄せてしまったことだ。
「髪、切ったのか」
「急に来るっていうから。一昨日美容院に行ってきたんです」
「ふうん。似合ってるよ。雨の中、傘を差して立っているお前を見て、学生の頃みたいだと思った。」
「ほんとう?うれしい」
兄の手が、良子の頭を撫で、指が髪を漉いていく。
ここからでは見えないが、良子がどんな表情をしているのか、私には容易に想像できた。
目を細め、少しだけ歯をのぞかせて微笑む。えくぼがかわいいね、とからかうと、もう知らない、と拗ねてそっぽを向くのだ。
その貌は、私だけに見せてくれていると思っていたのに。それなのに。
「やっぱり、良子は短い髪型のほうがよく似合うな。大きくてかわいらしい目が、よくみえるからな」
「いろんな人に、言っているんでしょう?」
「ああ。悪いか」
「ううん。今は、わたしだけに言ってくれているから…」
良子の口から、こんなセリフを聞いたことがない。私に、あんなに甘えるような声でささやいてくれたことなどない。
良子がいまどんな表情なのか、私には想像できなかった。
550:ヘリテイジソフテイルクラシック 7
09/07/20 02:56:59 WJCpw1xK
「良子、動くぞ」
「あ、ああっ、おああぁ!…んぅ、んひぃ」
テーブルが静かに軋む。兄が注挿を再開して、良子は一際大きな声をあげた。
寝室で眠りこけている、間抜けな私を起こしはしないかと思ったのだろうか、自分の手を噛んでそれを抑えようとしている。
私はここで嫉妬と焦燥感が頂点に達した。
良子はここがどこで、自分が誰と、何をしているのか。そしてその意味がわかっているのだ。
「スローイン・ファーストアウトってな。ふふ。良子、知ってるよな?ははっ」
「もう…」
「拗ねるなよ。悪かったって。ほら、ここでリーンイン」
「ひ?んあぁ、しゅん…俊介ぇ…すごい。ああ」
「まだイくんじゃないぞ。もう少しだ。わかってるよな?」
「なんでぇ?無理よむりぃ…もう、あ、あっは。そこ、ひゃ嫌嫌いや死ぬ!クリだめぇ!抓っちゃやだぁ!ああ、ダメ、いく…」
絶頂を宣言したというのに、座卓の軋む音は止まらない。座卓に力なく投げ出された良子の手が、ゆらゆらと動く。
「おい、勝手に気を遣ってんじゃねえよ。ほらっ」
「あっあっ、いまだめ。今、あ、はぁっはぁっ。あ、あは、あはははは」
良子がこんなにはしたない啼き声をあげる女だというのを、私は初めて知る。
私とのセックスの時は、吐息を漏らすか、控えめな喘ぎ声を出す程度だった。
それでも良子の秘所は存分に濡れていたし、膣内に射精した時は快楽を感じてひくひくと身体を戦慄かせていた。
心地よい倦怠感の後の、長い抱擁とキス。指を絡ませて愛を囁きあう。おとなしい良子との静かなセックスで、私は満足していた。
「いい、いいよぅ。しゅんくんのちんぽ、ひっく、きもちいいよう。ぐすん。」
「何、泣いてんだよ。うっ、子供、みたいだな。ええ?おい?」
「せんぱいに、おまんこいじわるされるの、ぐす、ずっとまってたのぉ。うれしくて、もっと、もっと。わたし、ずず。ひっく。」
「かわいいやつだな、キスさせろ。涙なめてやるから顔上げろ。鼻水も舐めてやるよ。はは」
兄は、いともたやすくその壁を破り、刺激と快楽を積み重ねて造られた階段を登っていく。
その先にある絶頂の扉を蹴破り、さらにその先へ。二人で手を取り合って。私の妻。良子と共に。
「あー!あー、またくる!きちゃうー!ごめん!ごめんなさい、ああ、ダメごめんなしゃい」
良子はもう声を抑えようとはしていない。そのごめんなさいが、誰に向けてのものか、私にはわからなかった。
遠くで響く雷鳴よりも、窓が雨風に軋む音よりも、ぐちゃぐちゃと汁の弾ける音の方がよく聞こえる。
「あーだめだ。はぁー、もういくぞ。むむ」
「い、一緒に、一緒に?イくの?わたし俊介と一緒にいくのぉ」
「うお、ああ、イくぞ、いっしょに、うう。い、く、ぞ」
心臓の鼓動が熱い。呼吸が早くなりそれを抑えるのに苦労した。
悲しくて、悔しくて、どうしようもないのに不思議と涙はでていなかった。
打ちひしがれて脱力しきったはずのなのに、それなのに。
それなのに私のペニスは痛いほどに固くなり、小便を漏らしたかのように、ズボンが先走りで濡れているのだ。
もしかしたら、私のしらない間に射精してしまったのかもしれない。
ふすまに密着していたその部分をゆっくりと引くと、私とふすまとの間に粘ついた液体の糸橋が伸びる。
私は苦笑しながら自分のベニスをひと撫でする。快感がぞくぞくと体を駆け抜けた。
「おお。あぉぉ…」
ふすまの向こうで、良子がくぐもった悲鳴をあげる。兄に塞がれた唇からもれ出てしまったのだろう。
奇しくも私たち三人は、同時に絶頂に達したようだった。
二人は絶頂の余韻に浸っているのだろう。粗い息遣いと、ぴちゃくちゃ舌を絡め合わせる音が聞こえる。
兄から流し込まれる唾液を、一滴もこぼすまいと必死で啜っていることだろう。
その隙に私は、そっとふすまを閉じるのだった。
551:ヘリテイジソフテイルクラシック 8
09/07/20 02:58:41 WJCpw1xK
射精を実感したことで、気分もすこし落ち着いていた。
ふすまを閉じた私は、未練たらしく、聞き耳を立てている。何故かそうするべきと思ってしまった。
DVDは繰り返し映画のトップメニューを再生し続けていた。いい加減うっとうしいが、止めるわけにもいかない。
「気持ち…よかったです。こんなの初めて」
「そうか。よかったな」
「わたし、どうでした?」
「聞かなくてもわかるだろ」
「ひあっ…う、うれしい。ああっはあ、ちくび、恥ずかしい。あん。俊介、さん。また、こんなに堅くなってます」
兄が、汗や愛液まみれになっている良子の身体を拭いているようだ。時に敏感な部分に触れるのだろうか、良子の声も艶かしい。
「そうだな。でも、もうゴムがないぞ」
「あ…そうか。じゃあ…」
「メシ、フロ、セックスのあとは寝る。だな」
さっきまでにいくつコンドームを使ったのかわからないが、兄が膣内射精だけは控えてくれていたようで、安堵する。
この饗宴もようやくお開きだろうか。私は、夜が明けてからどんな顔をすればいいのだろう。二人はどんな顔をしているだろう。
そんなことを考えていた。
「うっ、ああん、や、いい、ああ指、ゆびが、ああ。意地悪しないで」
「お前がかわいいからだ。どうする?どうしたい?どうしてほしい?いもうとさん」
「ああ…俊介。して…わたし、したい」
「まだし足りないのかい?だろうな。拭いても拭いても、いやらしい汁があふれてくるもんなぁ」
「良子、動くぞ」
「あ、ああっ、おああぁ!…んぅ、んひぃ」
テーブルが静かに軋む。兄が注挿を再開して、良子は一際大きな声をあげた。
寝室で眠りこけている、間抜けな私を起こしはしないかと思ったのだろうか、自分の手を噛んでそれを抑えようとしている。
私はここで嫉妬と焦燥感が頂点に達した。
良子はここがどこで、自分が誰と、何をしているのか。そしてその意味がわかっているのだ。
「スローイン・ファーストアウトってな。ふふ。良子、知ってるよな?ははっ」
「もう…」
「拗ねるなよ。悪かったって。ほら、ここでリーンイン」
「ひ?んあぁ、しゅん…俊介ぇ…すごい。ああ」
「まだイくんじゃないぞ。もう少しだ。わかってるよな?」
「なんでぇ?無理よむりぃ…もう、あ、あっは。そこ、ひゃ嫌嫌いや死ぬ!クリだめぇ!抓っちゃやだぁ!ああ、ダメ、いく…」
絶頂を宣言したというのに、座卓の軋む音は止まらない。座卓に力なく投げ出された良子の手が、ゆらゆらと動く。
「おい、勝手に気を遣ってんじゃねえよ。ほらっ」
「あっあっ、いまだめ。今、あ、はぁっはぁっ。あ、あは、あはははは」
良子がこんなにはしたない啼き声をあげる女だというのを、私は初めて知る。
私とのセックスの時は、吐息を漏らすか、控えめな喘ぎ声を出す程度だった。
それでも良子の秘所は存分に濡れていたし、膣内に射精した時は快楽を感じてひくひくと身体を戦慄かせていた。
心地よい倦怠感の後の、長い抱擁とキス。指を絡ませて愛を囁きあう。おとなしい良子との静かなセックスで、私は満足していた。
「いい、いいよぅ。しゅんくんのちんぽ、ひっく、きもちいいよう。ぐすん。」
「何、泣いてんだよ。うっ、子供、みたいだな。ええ?おい?」
「せんぱいに、おまんこいじわるされるの、ぐす、ずっとまってたのぉ。うれしくて、もっと、もっと。わたし、ずず。ひっく。」
「かわいいやつだな、キスさせろ。涙なめてやるから顔上げろ。鼻水も舐めてやるよ。はは」
兄は、いともたやすくその壁を破り、刺激と快楽を積み重ねて造られた階段を登っていく。
その先にある絶頂の扉を蹴破り、さらにその先へ。二人で手を取り合って。私の妻。良子と共に。
552:名無しさん@ピンキー
09/07/20 03:02:57 WJCpw1xK
>>551
は失敗しました。8の上に7を上書きしちゃいました。書き直しです。
次に8をまた投光しますあばばばば
553:名無しさん@ピンキー
09/07/20 03:14:32 WJCpw1xK
今日はここまで。また明日。ごめんなさい
554:名無しさん@ピンキー
09/07/20 18:51:29 Sw0KE6O4
ヒロイン視点多めのSSってこのスレ向き?
神視点ではなくヒロイン視点ですけど
浮気モノになっちゃうかな?
555:名無しさん@ピンキー
09/07/20 19:12:10 lMbk/PAN
別にいいんじゃないかな。今は亡きROCOさんもそんな感じだったし。
556:名無しさん@ピンキー
09/07/20 21:09:15 5xp/8neB
浮気大好き
557:名無しさん@ピンキー
09/07/21 00:06:12 /Ly9X07V
男を一途に愛してる女が、そいつのためとか言いくるめられていろんな男とやっちゃって、
しまいにそいつから用済みとばかりにポイされちゃう話とか、読みたくないんで書かないでください。
いいか、書くなよ絶対だぞ。
8からです。
558:ヘリテイジソフテイルクラシック 8
09/07/21 00:06:49 /Ly9X07V
射精を実感したことで、気分もすこし落ち着いていた。
ふすまを閉じた私は、未練たらしく、聞き耳を立てている。何故かそうするべきと思ってしまった。
DVDは繰り返し映画のトップメニューを再生し続けていた。いい加減うっとうしいが、止めるわけにもいかない。
「気持ち…よかったです。こんなの初めて」
「そうか。よかったな」
「わたし、どうでした?」
「聞かなくてもわかるだろ」
「ひあっ…う、うれしい。ああっはあ、ちくび、恥ずかしい。あん。俊介、さん。また、こんなに堅くなってます」
兄が、汗や愛液まみれになっている良子の身体を拭いているようだ。時に敏感な部分に触れるのだろうか、良子の声も艶かしい。
「そうだな。でも、もうゴムがないぞ」
「あ…そうか。じゃあ…」
「メシ、フロ、セックスのあとは寝る。だな」
さっきまでにいくつコンドームを使ったのかわからないが、兄が膣内射精だけは控えてくれていたようで、安堵する。
この饗宴もようやくお開きだろうか。私は、夜が明けてからどんな顔をすればいいのだろう。二人はどんな顔をしているだろう。
そんなことを考えていた。
「うっ、ああん、や、いい、ああ指、ゆびが、ああ。意地悪しないで」
「お前がかわいいからだ。どうする?どうしたい?どうしてほしい?いもうとさん」
「ああ…俊介。して…わたし、したい」
「まだし足りないのかい?だろうな。拭いても拭いても、いやらしい汁があふれてくるもんなぁ」
「それは、だって、あなたが、うう。クリだめいや、またいく…」
良子の声がだんだん熱を帯びてきた。
兄もどうせやる気満々だろうに、白々しくとぼけている。
「おちんちん、舐めればいいの?そしたら、またしてくれるの…?かわいがってくれるの…?」
「フェラしてもらうのもいいが、俺だけ気持ちよくなってもな」
兄の口調が、だんだんと強くなっていく。子供のころ兄に叱られた記憶がよみがえる。あれはキツい。
「ゴムがなくてもハメてやるさ。なにしろ今日初めてお前のまんこを味わったんだからな。俺も、正直まだ堪能したいんだぜ」
「わたしも、もっとして欲しい…ねえ、キスして。しゃぶらせて、おちんちんちょうだい」
「気が早いな。けど、だめだ。良子、おちんちんだと?かわいい呼び方じゃないか。俺のは、そんなにかわいいか?」
「ペニス、おちんぽ、ちんぽ。ああ、はやくぅー、なんで、触るだけなのぉ?お願い、もう」
何かの遊びをしているように、兄は良子を追い詰めていく。良子はたやすく追い詰められ、自ら深みにはまっていく。
今夜も良子はそうやって罪悪感を、羞恥心を剥がされていったのだろうか。
今となってはどちらが先に誘ったかなど、些事でしかないのに。こんな事をしている私が、気にしてもしょうがないのに。
「もう、欲しがってるの、はしたないおまんこが、ちんぽ入れてもらいたがっってるの。ああ、いじわるしないで…
何でもいいから、俊介さんの好きなところでいいから、ちんぽハメてぇ!」
「そういや便所、長かったなぁ。浣腸してたのか?また学生のころみたいに、ケツでしてもらいたくて、トイレにこもってたのか?
…ケツでいかされたくて、穴をきれいきれいしてきたのか?」
「あああ!」
「俺のちんぽの味を、ケツが思い出しちまったのか?おや。どうした?なんで自分でいじってるんだよ。教えてくれよ。
どうして自分のアヌスを、そうやって、気持ちよさそうにいじってるんだ」
「はあ、あっ、あっああ」
おかしいと思っていたのだ。会話の端々から二人は以前から親密な関係にあったのは推測できた。
私と良子は、お互いが初めての相手だった。これは間違いないのだ。それなのに、なぜ、兄は良子の身体をよく知っているのだろうと。
良子は、なぜ兄とのセックスに馴染んでいるのだろうと。
私達が交際を始めてから、兄と良子が会った回数も、両手の指で足りる程しかない。
その僅かの間にこういう関係になったのだろうかと私は思っていたのだが、事実はもっと残酷だった。
良子は言っていた。学生時代の兄は連れている女性が日替わりでローテーションしていた。
成る程、良子が何曜日の女だったかは知らないが、兄は良子が処女のまま、アナルセックスを仕込んでいたという事か。
何人も女性を侍らせていれば、そういう趣向で楽しむための女が欲しくなるのかも知れない。
だが、それが何で、よりによって良子なのか?どうして、私はそんな男の弟なのか!
559:ヘリテイジソフテイルクラシック 9
09/07/21 00:08:09 /Ly9X07V
「ゆびが、ああ、いい…おしり…気持ちいいからです…」
「…へぇ?じゃあ、オナニーでもしてれば?」
「あ、あの」
「何ていえばいいか、わかってるよな。どうすればいいか、覚えてるよな?」
「………わ、わたしは、おまんこにちんぽハメてもらって、はしたなくよがり狂ってしまいました!気持ちよくって、な、何回もイキましたぁ!
でも、すけべでいやらしいわたしは、全然、もっと、もっとしてもらいたくて、全然足りなくて、気持ちよくなって欲しくて、
俊介さんのせ、精液を味わいたくて、コンドームから精液を啜って、飲み干したいです!ああ、キスしてもらいながらおまんこに中出しされて
ひぃ、子宮でイキたい!わたし、わたし、オナニーしてイクところ見てもらいたい!広瀬せんぱいの、俊介さんの…ちんぽで、
おしり、お尻の穴にちんぽハメて欲しい!ケツ穴にしゃ、しゃ、射精されて、ケツまんこ受精したいでふぅうう!だから!だからお願い!」
「かわいいな。良子。いいさ、全部してやる。精液まみれの口にキスしてやろう。膣で狂わせてやる。まずは、尻で孕め」
「~~~!」
良子の、声にならない悲鳴があがる。アナルに挿入されたのだろう。そしてすぐさまイった。ふすまに耳を当てなくても丸聞こえだ。
それにしても、けつまんこじゅせい。あの良子から、そんな言葉が吐き出されるとは。
自分を中心にして景色がぐるぐると回るような感覚に襲われる。吐き気を催し台所を見た。
食堂の椅子に、ちょこんと座って、私に微笑んでくれている良子の姿が浮かぶ。幻影とわかっていても、私は妻に微笑み返す。
そして妻はその優しい表情で、えくぼのかわいい笑顔で言うのだ。俊樹さん、ちんぽハメて。と。
ささいなことでけんかをした時の、涙目の表情で言うのだ。ねえ、子宮でいかせて。と。
ちょっと拗ねている時の、口をとんがらせた表情で言うのだ。ケツまんこで受精しまふぅぅ!
どの顔の妻も、私が知っているすべての顔が、そんな言葉で語りかけてくる。
「ひあぁああ~、灼ける!おしりやけちゃうぅ、アナル最高!あっ、おまんこいじめないでぇああ。イっていい?ねぇイっていいよね!」
もう、現実がどれなのかここが私なのか夢はどこなのかわからなくなっていた。死のう。とさえ思った。
包丁は、どこにあるんだろう。
そんな私を引き止めたのが、ふすま越しの兄の声だった。
「…というわけだ。いるんだろ?こいよ俊樹」
「へえ?」
さっきまで喘いでいた良子が素っ頓狂な声をあげる。
兄は私がここにいるのを知っているのだろうか。覗いていたのに気付いていたのだろうか。
知っていて、良子を抱いていたのだろうか。全身から汗が吹き出る。
私が開けなくても、兄か良子がふすまを開けば同じことだ。
私は、声を出さない。
なぜなら本当の私は、間抜けな私は酔いつぶれて布団で寝ているのだから。部屋の前に立ち尽くしている私は、夢の中の私なのだから。
そうでなければいけないのだ。これは夢なのだ。私は、淫らで悲しい夢を見ているのだ。
しばらくの沈黙。
沈黙。
ふすまは開かなかった。
「…なんてな。冗談さ。びびったか?悪い。」
「あああ!ああああ…」
兄は明るく言うが、良子は放心しているようだ。喘ぎ声が嗚咽に変わる。
「ほら、落ち着けよ。俊樹が起きているなら、止めに入るだろ。普通」
「わたし…わたし…」
「良子、これはな、夢なんだ。俺たちは酒に酔って、夢を見ているんだ。だってそうだろう?夢じゃないなら、俊樹が入ってくるはずだ」
「うっ。わたし、ううぅう~」
「夢じゃないなら、お前が俺に抱かれているはずないじゃないか」
「あ…」
「「だってそうだろ。お前は俊樹の妻で、俺は、お前の義理の兄なんだ。こんなことあるはずがない。そうだろ?」
「夢…これは、夢…?」
「夜が明ければ、目が覚めれば、何も変わらない、今まで通りの俊樹と、良子と、俺がいるだけさ」
兄の声は私にも聞こえるように大きかった。
「そう…夢、夢なんだ…これは、わたしはゆめをみてる」
560:ヘリテイジソフテイルクラシック 10
09/07/21 00:09:42 /Ly9X07V
「好き…!ずっと、好きだったの!今でも、愛してるの。だから、俊介さん、わたしを、わたしだけを愛してるって言って。
夢なら、夢の中でならいいでしょ?せめて、お願い。愛してるって言って」
「ああ。愛してるよ、良子。俺が好きなのは、お前だけだ」
「うれしい…しゅんすけ、抱いて。もっと、おっぱいも、おまんこも、おしりもかわいがって。ねぇ、キスして。わたしを愛して」
私たちは夢を見ている。良子にとっては幸せな夢なのだろう。私にとっては悪夢だが。兄は、どんな夢を見ているのだろうか。
夢なら、早く覚めてもらいたくて、私は静かに寝室へ戻る。精液の染みたズボンと下着をはき替えて布団に倒れこむ。
「ああ、いいっ!死ぬ、死んじゃうっ!いく、またイくっひっ、ひぃっ」
タオルケットにくるまり、はやく夜が明けないかと祈りながら、何も聞こえないふりを、気付かないふりをし続けた。
朝になると雨は上がり、照りつける太陽が地面を乾かしきっていた。ゆうべの雨が、本当に嘘のような快晴だった。
「う~ん、やっぱり俺も若くないんだろうか。朝がこんなにしんどいなんて。ツーリングの疲れが溜まってる」
「兄ちゃんまだ30だろ。おっさんくさいこと言うなよ」
「ゆうべは飲みすぎましたね。わたしも寝坊しちゃって」
「すいません良子さん、味噌汁のおかわりいいですか」
ごはんと味噌汁と昨日の残りの簡単な朝食。穏やかな時間が過ぎていく。
「兄ちゃん、荷物ならドライブのついでに車で持っていくよ」
「わかってないな。うちに着いて、荷物を降ろすまでがツーリングなんだよ。風呂に入って、ビールを飲んで、
濡れたテントを干しながら、ああ、帰ってきたなーって思う。そこがいいんじゃないか」
「うちまで30分とかからないだろ。朝からビールなんてバカみたいだ」
「うるせぇな。揚げ足とってんじゃねぇよ」
軽口を交えながら兄はせっせとバイクに荷物を積んでいく。野営道具一式、着替え、工具、etc…
持ち物一つ一つにこだわりがあるらしく、いちいちそれの自慢というか説明をするので時間がかかった。
テトリスのようだ。と妻は言うが、たしかにこの狭いスペースに上手いこと載るもんだなあと思う。
「ふふ。ねえ俊介さん、もっとゆっくりしていけばいいじゃないですか。どうせなら夕飯まで。ねえ俊樹?」
「そうだよ。急ぐ事ないじゃんか」
「悪い。友達と会う事になってんだ」
「女なんじゃねーの?」
「まあな。織姫と彦星みたいだろ」
ちらりと妻の表情を窺うが、変わらずにこにことしていた。
あの日以来、兄がうちへやって来ることはない。たまに会う事はあるのだが、実家だったり、外食だったりと短い時間だった。
あいかわらず、日本には短期間しか居られず、ツーリングに出る時間がないとぼやいていた。最近腹がでてきてなぁとも。
私は、あの夜の夢を見て以来、妻に恋をした。深く深く愛してしまった。妻の一挙一動がいとしくて仕方がない。
なんなら、もう一度プロポーズしてもいいくらいに。私に抱かれて、静かに吐息をもらし、喘いでいる妻に、
「お前は兄ちゃんの何曜日の女だったんだ?」
「ケツで孕むか試してやろうか?」
などと聞いてみたい衝動にかられるが、結局、できずにいる。
「すごく良かった。愛しているよ、良子」
と言って抱きしめるのがせいぜいだ。
妻は、わたしもよ。と言いキスをしてくれる。
今日は、良子からあの香水のかおりする。兄が土産にもってきた、桃の匂いのする香水。兄の好きなにおい。
そういえば、兄が帰ってきているんだな。と思い、私はますます妻が愛しくなるのだった。
おわり
561:名無しさん@ピンキー
09/07/21 00:17:40 /Ly9X07V
ほんとは15くらいだったけど、よめさん視点入れるの変だし俊樹がぐだぐだしてるだけだから削った。
562:名無しさん@ピンキー
09/07/21 01:04:16 P70ayCsZ
おつー
面白かった
嫁視点もみたかったな
563:名無しさん@ピンキー
09/07/21 02:25:15 TqPWChML
嫁視点はなくてよかったかもね
ビッチとがgdgdとか言われそう
肉の音が聞こえてきたあたりで抜かせてもらった
ありがとう
564:名無しさん@ピンキー
09/07/21 16:48:28 6kvWPzZq
兄ちゃん最強だな
565:名無しさん@ピンキー
09/07/22 13:22:49 Xxn3Fecv
「そういうことだったのか」殺人未遂 出頭の男逮捕へ
東京都北区豊島のマンション3階で21日夜、男女2人が包丁で刺された殺人未遂事件で、女性の知り合いで東京都中野区
の自動車販売業の男(30)が22日、「人を刺した」と長野県警に出頭したことが、警視庁王子署への取材で分かった。同署は
殺人未遂の疑いで、男の逮捕状を請求しており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
男は21日午後10時35分ごろ、北区豊島のマンション3階の病院医務の女性(38)方に入り、室内にいた女性と医師の
男性(26)に「そういうことだったのか」と言い、台所の包丁で2人を切りつけて重軽傷を負わせた疑いが持たれている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
566:名無しさん@ピンキー
09/07/22 17:58:46 ZQUMRWLE
38歳女性ってのがどんだけ良い女だったのか気になるよなあ
30歳容疑者にしても26歳医者にしても金のありそうな職業で
女にもこまらなそうなのに38歳のおばはんに惑わされてるなんて
567:名無しさん@ピンキー
09/07/22 18:30:49 IPvoVRnw
堕とされた母の佐知子みたいな女かもしれんぞ
568:名無しさん@ピンキー
09/07/23 16:58:25 8FR3vF+t
>>567
26歳の医者はストレートでもインターン終わったところだから、
24まで勉強一筋、インターン時代も忙しすぎて彼女作る暇ナシ。
ひょんなことからデートして童貞奪われたら、以後猿なみってやつだな。
569:名無しさん@ピンキー
09/07/23 19:53:41 ZqP+kQZi
刺した男は車のセールスってことだけど、この女のために看護助手に転職したらしい。
この男と女は元同僚で車屋のころからつきあってたんだって。
570:名無しさん@ピンキー
09/07/23 23:45:11 u002G9uV
普通の恋愛してた女がうっかりロクデナシに調教されちゃって、ついには寝取られる話はよくあるけど、
逆は知らないな。調教済の女が、普通の男に寝取られてロクデナシガッカリみたいな。
そーいうの、ないの?
571:名無しさん@ピンキー
09/07/24 10:02:53 p6CP62WP
今更ながらHRスレが寝取られ結構あることに気づいた
いままで何してたんだよ俺……
572:名無しさん@ピンキー
09/07/24 10:11:22 qSjVPsZK
>>570
どうしても寝取り視点になるような気がするなあ。
騙されている女を奪還するって話になりそうな気がする。
情けないヒモタイプの夫(ロクデナシ)が若い男に女房寝取られるってのは違う気がするし。
573:名無しさん@ピンキー
09/07/24 10:41:07 567B7jc+
ウルトラテクニックやマジカルチンポや媚薬や催眠術使ってがんばっても結局は愛だけの男に寝取られるのもいいよね!
574:名無しさん@ピンキー
09/07/24 10:47:59 J98FZMex
それただの元鞘
575:名無しさん@ピンキー
09/07/24 11:55:58 10Du5sam
元鞘とは限らんだろうw
たまにはそういうのもいいな
576:名無しさん@ピンキー
09/07/24 12:03:27 u6BdaClF
催眠術で自分以外の男とSEXしようとすると、とてつもない恐怖心と処女喪失の時の10倍以上の苦痛があなたをおそいますって植え付けたのに、
愛する寝取り男のために恐怖にも苦痛にも耐えてHするヒロインとか。
577:名無しさん@ピンキー
09/07/24 16:38:02 wfhM5MTy
でもそれじゃ、いい話になるぞ。
578:名無しさん@ピンキー
09/07/24 19:08:34 dy1SmKQT
>>573
大悪司の公務員がまさにそんな感じだったな
579:名無しさん@ピンキー
09/07/25 11:15:30 NTEln4Tm
旦那のためだと騙されて特定の、あるいは不特定多数の男と性的な事をすることになった人妻
人妻の身体は開発はされたが心には終始旦那しかいなかった
そのため旦那は寝取り男より下手だったが決して軽蔑することはなかった
むしろ得た技術や身体を使い余計に愛し合うようになった
人妻と旦那は今でもラヴラヴである
というのは寝取られモノ?浮気モノ?
580:名無しさん@ピンキー
09/07/25 14:02:15 1/fpI5h4
>>579
人妻モノ
581:名無しさん@ピンキー
09/07/25 15:38:34 NTEln4Tm
>>580
というか人妻モノと寝取られモノの違いがわからない
あとは浮気モノとか
それと強姦系、凖和姦系寝取られと凌辱・林間・脅迫モノ
和姦系寝取られと恋愛モノの違いも明確な線はどこにあるのかわからない
取りあえず自分の中では主人公か女主人公の夫(恋人)の妻(恋人)が他の異性と寝たら寝取られと思っているけど
582:名無しさん@ピンキー
09/07/25 18:22:09 X2fhj8zU
妻の入院
妻が入院した病院の医者にいろいろエッチされるけど、なんだかんだで夫に助けられて愛を確かめ合う 人妻モノ
亜希子
妻の過去を知っていた男が妻を脅迫していろいろエッチを迫る。夫はしらずにのほほんと生活 脅迫モノ
牝への道標
妻が不良に輪姦されてかなり酷い目に遭う。もう後戻りできなくなって夫とは離婚妻は世界へ羽ばたく 輪姦陵辱モノ
電脳調教妻の受難
なんか強姦のプロみたいな連中に妻が差し出されていろいろ酷い目に遭う夫はそれをみてオナニー 寝取らせ/陵辱モノ
若妻は黒い翼を持っている
美人の妻が夫の出張中に無理やりエッチされて、エッチになってそいつの奴隷になる夫はショックでおかしくなる 寝取られモノ
妻の秘密
夫の知らない間に妻が間男にSMをしこまれてショーにまで出演する始末。妻が間男を愛してると知った夫がおしおきプレイ 浮気モノ
こんな感じで認識した。
もちろん個人的な見解だし、581の書き込みを見て、分類してみただけだから。
583:582
09/07/25 18:45:59 Ui1HorvI
妻が他人に抱かれてひぃひぃ言ってる時点で寝取られてるよな。581は無意味な書き込みだった。
じゃあ恋愛感情を抱いていない身近な女性(姉妹母幼馴染)が、他の男にやられちゃうのは寝取られか?って話になると答えられないもん。
584:名無しさん@ピンキー
09/07/25 18:52:19 Ui1HorvI
無意味なのは582だった。>>581さんごめんなさい。
585:名無しさん@ピンキー
09/07/25 21:24:17 NTEln4Tm
>>584
許さないので何かSSを投下してください
586:名無しさん@ピンキー
09/07/27 22:48:22 WdwFkjEC
シュウマツはもう投下されないのだろうか…
587:名無しさん@ピンキー
09/07/28 05:03:07 2Ger+Sm7
アネトラレの姉の処女奪われちゃうとことか見たかったな
588:名無しさん@ピンキー
09/07/28 11:27:46 4SbGW6Fg
ヒロインの寝取り男との関係に対する積極性ってどれぐらい必要?
今書いているSSのヒロインがやや積極的すぎてただの浮気モノになってしまったんだが
かと言って積極性0にするとただの強姦モノになってしまうし
589:名無しさん@ピンキー
09/07/28 13:04:40 hjo8eGhK
いちご100%なら西野、君のいる町なら神咲、めぞん一刻なら七尾くらいのレベル
590:名無しさん@ピンキー
09/07/28 14:07:30 QZRplwCC
>>588
寝取られ側にしてみたら、強姦以外それほど変わらないから好きにすれば(内容に従えば)いいと思う。
個人的な意見でいえば、回避しようと思えば回避できるのに受け入れてしまったぐらいがいいなあ。
倫理観も罪悪感もあるけれど抗えないって感じ(心情的、肉体的はどちらでも)
591:名無しさん@ピンキー
09/07/28 15:20:14 djcRhJfJ
まぁ強姦一歩手前から完全に浮気だろまで色々あるからいいんだと思うので好きに書いたらいいかと。
ちなみに俺の好みはというと心の隙をついて気持ちをぐらつかせ、その勢いで体を奪い取って既成事実を作り、体とともに心を手に入れていくって感じかな。
ぐらつく材料に寝取られ男の罪(故意にせよ過失にせよ)があるとうれしい。
寝取り男が寝取られ男にうらみがあるとなおよい。
592:名無しさん@ピンキー
09/07/28 20:21:24 PxgaKxSE
>>588
ヒロインの積極性というより、主人公に落ち度(忙しくてあまり構ってあげてない的な)があれば寝取られ、無かったら浮気か強姦に感じるかな
寝取られ男がおそらく両思いの娘に、思春期特有の【気になる子にツンデレな態度】とってたら
いつの間にか彼氏が出来てて「気付いてなかったろうけど実は好きだったんだぞ」とか笑いかけられると最高です
本当にどこかでありそうな、寝取り男が居ない寝取られが心にキュンと来る
593:名無しさん@ピンキー
09/07/29 00:34:32 b+RyNlM8
>>592
それいいね
594:名無しさん@ピンキー
09/07/29 02:39:56 zOmYWiLH
めぞんといえば響子さんが三鷹にホテルのロビーっぽいとこで鍵渡されて
悩んでるとこがエロかったよねー。心臓ドキドキしたあるよ。
595:名無しさん@ピンキー
09/07/29 06:50:26 vKmDWe4z
最近パソゲーをやってると、本人ルートで両思いになれたヒロインが、
他ヒロインのルートで主人公と疎遠になっていくような展開が、ちょっとキツく
感じられてくるようになった。本編後の事を想像して、軽くNTR感覚を覚えるというか。
前はここまで狭量じゃなかったのに。変な歳の取り方したかなぁ……。
596:名無しさん@ピンキー
09/07/29 09:26:58 dVH3d/Wf
さくっとライトなSSを書こうとしたらまた長くなりつつある…
こうしていつも中途になり、結局、未完で挫折するのを何とかしたいorz
597:名無しさん@ピンキー
09/07/29 16:42:36 AoahtgYE
>>595
それはまだ大丈夫なんだけど別ルートに行くと他の男と付き合ったりする展開があったりすると勘弁してほしいわーと思うことがある。
598:名無しさん@ピンキー
09/07/29 17:03:48 UcVe5sNW
>>597
独占欲が強ければ強いほど寝取られた時の勃ち具合も凄くなるだろうから
お前の未来は薔薇色だな
599:名無しさん@ピンキー
09/07/29 20:41:42 KKDzj5Ad
>>596
プロット作って肉付けして行くと思い通りの長さになるよ。
>>597
俺も別ルートで何年も経ってるのに主人公を思って彼氏を作ってなかったりすると
泣きたくなる。特に幼なじみとかだときついよなw
600:名無しさん@ピンキー
09/07/29 21:19:23 vKmDWe4z
>>597
ああ、さっきやった「つくもの」というのが、そんなのだったんだ……。
主人公のこと大好きだった幼馴染が、あるルートで男友達に頼まれて部活の臨時マネージャーを始める。
優しくて責任感が強いから、本気で取り組んで、部員からは好評(ちなみに男友達は幼馴染が好き)
主人公はモヤモヤするけど、自分の気持ちを確かめる気になれず誤魔化し、そんな態度に怒った男友達
が、主人公に宣戦布告。
色々あって、主人公は幼馴染に関心が無くなり、冷静に考えた結果、自分といるよりマネージャーをやっ
てる方が活き活きしてると見て、幼馴染にマネージャーを続けるよう薦める。
主人公に必要とされなくなったと、悲しみに暮れる幼馴染は、正式にマネージャーに。
そのうち主人公と一緒にいるより、マネージャーの仕事を大切にし、主人公よりも男友達と親密になって
いく……(傍から見たら、ほとんど付き合ってるように見える)
主人公は全然悔しがって無いんだけど、自分はプレイしてて幼馴染のほうに思い入れがあったから、
すごい堪えた……ちょっと泣きそう
601:名無しさん@ピンキー
09/07/29 22:06:22 frfX00kn
攻略されなかったヒロインが
その後主人公以外に処女奪われて中出しされてるのを考える俺には大好物だな
主人公が悔しがるよりヒロインが一番好きではない人にやられるのが好き
602:名無しさん@ピンキー
09/07/29 22:48:13 QNABeiU1
投下やめた
603:名無しさん@ピンキー
09/07/30 00:28:50 9CGJ3GFj
あるあるww
604:名無しさん@ピンキー
09/07/30 01:38:16 8RvvJNPI
以前ここで少子化対策のため妻が他人と子作りする~みたいなネタを見たんだが、
今日ネットカフェに捨てられた赤ん坊のニュースを見て「産まれてはいる」が「まともに育ってるのが少ないだけか」なんて思ってしまったな。
全く関係ない話ですまんね。
しかし妻が犯されるだけで気が狂いそうなのに種付け孕ませとか…もうはちきれそう。
605:名無しさん@ピンキー
09/07/30 01:52:55 9CGJ3GFj
「ご主人様にナカダシされて孕んじゃうぅぅ~~」とかいってるけどさ、実際生み育てるつったら大変だよ。
「ふっふっふ娘が生まれたら一緒に犯してやるぜ」とか超ムリですから。
まあ寝取られ男に託卵すればいいだけなんだろうけどさ。
606:名無しさん@ピンキー
09/07/30 03:07:46 HECSupzK
大変だからこそ興奮するんじゃないか
607:名無しさん@ピンキー
09/07/30 07:33:58 sHUTL/mj
>>605
そんな後先考えられないくらい狂わされてると思えば…ほら萌えてきただろう?
608:名無しさん@ピンキー
09/07/30 08:41:45 lraqT0N9
eraシリーズなら調教したキャラとの間にできた娘や孫も調教できるがな
>>601
お前とは良い酒が飲めそうだ
609:名無しさん@ピンキー
09/07/30 11:06:45 7fuUg6Jb
>「ふっふっふ娘が生まれたら一緒に犯してやるぜ」
実際に生まれたら超☆親バカになったりな
610:名無しさん@ピンキー
09/07/30 11:44:25 seVZaM8i
娘に彼氏が出来たら寝取られ気分も味わえるんですね
611:名無しさん@ピンキー
09/07/30 12:06:46 yM7C/T40
そういうことだな。
612:名無しさん@ピンキー
09/07/30 13:34:53 EcFJ68Mr
急に回っててワロタ
613:名無しさん@ピンキー
09/07/30 22:56:51 rlU65JxJ
もっと浮気していいと思うよ
受けが多いしここ
614:名無しさん@ピンキー
09/07/31 08:10:48 m7QnKp6c
ヒロインに主導権を握らせれば良いの?
615:名無しさん@ピンキー
09/07/31 15:35:00 zCM9AF5N
女の方は、火遊びというか軽い浮気なんだけれど
(昔憧れていた同級生の誘いを拒みきれなかったとか何でもいいんだけど)
寝取られ男の方がもんもんとするような奴よみたいなあ。
今頃、奴のちんぽを咥えているのかあ
前の処女は俺だけど、後ろももう処女じゃないってことないよなあ
中2の時経験したファーストキスの相手は奴なのか
こんな感じで、エロ小説にならんか…
616:名無しさん@ピンキー
09/07/31 18:50:13 M+gPMuUh
テイルズオブバーサス
ヒロインのファラが最新の主人公ユーリ様とタッグ組んで寝取られる
リッド悲惨
617:名無しさん@ピンキー
09/07/31 21:09:19 GuKY6HtZ
>>615
いいね
想像するだけでチンコたってきた
618:名無しさん@ピンキー
09/08/01 00:59:12 VELDk4hu
>>615
女視点にしたから確実に少女漫画だな
とある読みきり少女漫画の展開に似てるが
619:名無しさん@ピンキー
09/08/01 15:32:03 WLTcH/5W
>>616
ファラってエターニアの幼馴染だろ?
本編でもイケメンに寝取られかけたビッチじゃねぇか…
いいぞもっとやれ
620:名無しさん@ピンキー
09/08/01 18:36:56 TRd7XXgC
>>619
ファラ嫌いだから寝取られた時かなり喜んだが・・・
主人公のリッドがヤンデレだったから全然寝取られ臭しなかったよ
得にドラマCD
621:名無しさん@ピンキー
09/08/01 18:46:17 0XoukpwC
主人公がヤンデレって、マグロ目で相手の男斬り殺したりするのか?
622:名無しさん@ピンキー
09/08/01 18:57:11 eJirdcqY
スレリンク(moeplus板)
1 名前:まっちょつるぎφ ★ 投稿日:2009/05/29(金) 23:43:36 ID:???
少女らをレイプして妊娠・中絶させる過程を疑似体験する日本製パソコンゲームソフトに、国際人権団体などが
抗議を行っている問題で、自民党は29日、同種のゲームが多量に流通している状況に歯止めをかける方策を
検討するチームを発足させた。
公明党も今月中旬に検討チームを作っており、与党内で規制強化をめぐる議論が本格化しそうだ。
自民党で29日に発足したのは「性暴力ゲームの規制に関する勉強会」。先進国のなかでも
性暴力関係のゲームや児童ポルノへの規制が緩いと指摘されていることを踏まえ、関係省庁
からヒアリングを実施。今後も会合を重ね、規制強化の必要性を検討していくことになった。
出席した野田消費者相は「子どもを守るバリアが日本ではきわめてルーズだ」と指摘。座長の山谷えり子参院議員も
「日本のコンテンツ産業をさらに発展させていくにも、こうしたゲームで信頼を損ねてはいけない」と話した。
公明党も性暴力ゲームの問題を考える合同プロジェクトチームを今月中旬に発足。太田代表や国会議員らで
秋葉原のゲームショップの視察を行い、有識者のヒアリングも行った。
また、自民党の会合に出席した経済産業省幹部は、パソコンソフト業界の自主審査機関によるこれまでの対応として、
〈1〉問題の性暴力ゲームの販売中止を流通関係企業へ要請し、国内で購買はほぼ不可能になった
〈2〉「陵辱系」と呼ばれる性暴力もののゲームソフトは製造・販売を禁止する検討を行っている―と説明した。
(2009年5月29日23時20分 読売新聞)
引用元:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
623:名無しさん@ピンキー
09/08/01 21:21:04 VELDk4hu
>>621
>>620の主人公の場合は
モバイル版のミニゲームでイケメンと幼馴染のヒロインが仲良く会話しているシーンの
あとで主人公が剣を研ぎながら
「足を怪我すれば、俺以外の男を見ないで済むよな・・?」
ってぶつくさ言っているシーンがある隠しイベントだが
ドラマCDの執着もヤバイが
NTR作品にヤンデレがいると必ずハッピーEDになるから萎える
とあるレディコミはガッカリした
(彼氏以外の男を妊娠して「4人で育てようね♪」で締めくくる、しかも男達も同意する)
624:名無しさん@ピンキー
09/08/01 21:27:14 oJDgJVnL
ヤンデるのが寝取り男だったら?
625:名無しさん@ピンキー
09/08/01 23:48:19 iCbRqAPI
そりゃヒロインの保護欲を刺激するために使われるのさ
ヒロインがヤンデレ寝取り男に散々調教されたあと
「ごめんね寝取られ君。寝取り君には私がいないとダメなの
寝取られ君は強いから大丈夫だもんね」
とか言っちゃうのさ
626:名無しさん@ピンキー
09/08/02 00:56:48 ructlER8
>>625
昔読んだ、サッカー部の先輩に幼なじみ寝取られる話がまんまそれだった
627:名無しさん@ピンキー
09/08/02 01:39:45 2sceQmFo
最早あらゆるシチュエーションはしゃぶり尽くされているのだろうか?
628:名無しさん@ピンキー
09/08/02 04:17:17 OBRXmIoH
酒、煙草、ギャンブルもやらないような童貞処女同士の夫婦で、夫の知らない間に妻が間男によって酒、煙草にはまっていき肉体改造を受けていくようなシチュの小説とかないかね?
629:名無しさん@ピンキー
09/08/02 08:13:13 NfXt5Rym
>>628のシチュでふたりエッチの小野田夫婦を当てはめて想像した
630:名無しさん@ピンキー
09/08/02 10:04:40 vv/F+r7I
>>626
最狂スレの香織と景子か。
ヒロくんエピローグまだだろうか。
631:名無しさん@ピンキー
09/08/02 11:27:36 arA8K0/o
>>628のシチュで嫌煙厨の典型の様な主婦が浮気相手の影響で旦那に内緒で煙草にはまってしまうとかいいな
632:名無しさん@ピンキー
09/08/02 11:30:17 unQWUhEA
>>630
ヒロくんエピローグとエステル寝取っちゃえ大作戦の続きは生涯待ち続けることになりそうだ
633:名無しさん@ピンキー
09/08/02 13:14:38 Tq/M5Qof
おめえらが悪い
634:名無しさん@ピンキー
09/08/02 15:00:01 POWdyzZk
中三の不良娘が真面目だけど暗めのクラスメイトにふとしたことで心を開いて、同じ高校目指して勉強しまくるというのはどうだろう
休みの日はいつもつるんでたけど急に付き合い悪くなって家に缶詰になってたり
年中ジャージという田舎の不良特有のスタイルだったけど、急にファッション雑誌買いだしたり
活字を見ると蕁麻疹が出ると言ってたのに、図書館に入るところが見られたり
学校も一切サボることなく通って、何処にも寄らずに家に直帰するようになったり
とにかく見た目はそんなに変わってないけど、明らかに真面目になる
んで、高校に受かってクラスメイトと結ばれる
視点は幼馴染のキレやすいけど馬鹿だから憎めない昔から年上の不良娘が好きだった寝取られ男で
……寝取られ要素薄いしエロくはないな……純愛寝取られ好きなんだが良いネタが思いつかん
635:名無しさん@ピンキー
09/08/02 15:09:47 Y0tzFKbk
更生してから幼馴染の逆襲(暗いクラスメイト視点)
っていう感じの話ならわりと見かけるけどなぁ…。
636:名無しさん@ピンキー
09/08/02 17:22:15 ofGUocVn
>>628
サクラチル
嫁と娘がちょうどそんなかんじに堕落させられる。
妻と勃起した男たちってサイトで捜さないといけない。
637:名無しさん@ピンキー
09/08/02 22:15:17 hsp3u1uv
今読んできた。
2219文庫の方ね。
とりあえず抜いた。
煙草に煙吸わされながら絶頂って最高なんだろうか?
638:名無しさん@ピンキー
09/08/02 22:24:49 arA8K0/o
>>636 それ読んだ。確かに抜けるけど夫の復讐はいらないなあ。他にないもんかね。あんまり嫌煙→喫煙シチュってないよな。
優等生が喫煙ってのもいいな
639:名無しさん@ピンキー
09/08/02 23:10:14 vKhPZdJH
>>636
そこ寝取られ寝取らせの宝庫じゃね?
ちっと年食ってるのがアレだが。
640:寝取り物<フジタカ・さなえ>1
09/08/03 01:42:56 nZiXbtqN
久しぶりに会ったのに、全然変わっていなかった。
彼女の髪が伸びているのだけが時間の経過を物語っていたが、はにかみ弾けるような笑顔も、
華奢で抱き心地の良さそうな身体も、そのままだった。
見ているだけで触れたくなる女というのが存在するとして、彼女はまさにそのタイプだった。
大学のサークルで知り合い、キスまでしたが、結局お互い別な相手とつきあい、卒業してしまった。
イベント好きなやつらがBBQを企画し、社会人初のお盆休みを懐かしい仲間達とバカ騒ぎすることに
したが、当然彼女も来るだろうという期待もあった。
さらに言えば自分同様にフリーになっていることも期待していた。
彼女はフジタカの顔を見ると、すこし寂しげに微笑んだあと、いつものほがらかな笑顔にすぐ戻った。
他の女そっちのけでわらわらと彼女に男どもがむらがる。
フジタカは炭火を担当しながら、聞いてないふりで耳をそばだてる。
「さなえちゃん、あいつとはまだ続いてんの?」
「うん、細々とね」
「かーっちくしょー!うらやましいねぇ~別れたら次俺ね、待ってるから」
「失礼なこと言うな、俺だよな、俺」
「お前らひっこんでろ。最初に待ってたのは俺なんだから。な?な?」
彼女は面白そうにあははと全部笑い飛ばした。
そうして会話に混ざってこない男の後姿にちらっとだけ視線を投げた。
帰りは女の子を駅まで送ってやるのがサークルの飲み会ルールだった。
早い者勝ちではなくクジ引きで。
フジタカは盛大に冷やかされながら彼女を送る権利を得た。
つつっと大人しく横に並んで歩く彼女とようやくまともに話が出来るというのに、何から話せばいい
のか戸惑ってしまう。
「……まだつきあってんのか……」
結局は他の男たちと変わらないことを聞いてしまう。
彼女は伏目がちにうつむいて、うん、とだけ言って黙ってしまう。
完全に失敗した、とフジタカがぼりぼり頭をかいていると、そっとやわらかい手が指に触れる。
考える間もなく彼女の手を強く握っていた。
心臓が早鳴る。
彼女は黙ったまま寄り添うように腕へと近づいてきた。
いつもそうだった。
彼女はフジタカとふたりきりになる時だけはいつも、照れたようにしながらも近くにいた。
こいつは俺のことが好きなんだと、フジタカは思っていた。
それがいきなり知らない奴とつきあいだし、フジタカもちょうど言い寄ってきた女とつきあった。
微妙で甘酸っぱい関係だったころを思い出し、頬が熱くなる。
しかし駅が見えてくる頃には諦めの気持ちが強くなっていた。
彼女には彼氏がいる。
きっとこのあと男の部屋にいってやりまくるんだろう、そう思うとつないだ手に苛立つ。
ビールの酔いが残っているので駅のエレベーターを探して乗った。
密閉された空間にふたりきりになったのがいけなかったのだろう、どちらからともなくキスをした。
壁にもたれて彼女を抱き寄せ、髪をいじる。
「……帰んの?」
短いつぶやきに彼女は答えてこない。
「どっかいこっか……」
こんな簡単な誘いにのるような軽い女をどこか軽蔑していた。
だが惚れた相手なら、一度手に入れ損ねた女が顔を真っ赤にして頷くのは、悪くなかった。
641:寝取り物<フジタカ・さなえ>2
09/08/03 01:43:54 nZiXbtqN
ホテルの部屋に入ってからもう一度抱きしめると、泣きそうな声で名を呼ばれた。
「いいんだな、途中でやめたりなんか出来ないからな」
「うん……」
くすぶっていた想いが再燃しただけだろうが、彼女の肌にはあらがい難い魅力がある。
フジタカはそう認めざるを得なかった。
男がいる女なんか抱く気になるもんなのか、と冷めた疑問とは裏腹に、フジタカは吸い寄せられる
ように唇を奪い服の上から胸をまさぐりだす。
感度の良さそうな声をあげ、ふんわりとした髪の毛を揺らし悶える彼女。
夢に描いたこともある彼女の媚態に胸の奥から甘く切ない感情が湧き上がる。
処女ではない慣れた仕草で服を脱がされていく様子がキリキリと胸をえぐる。
─あの頃もっと強くおしていれば俺の女になっていたのか?
黒く疼く心を隠して、ブラとショーツだけになった彼女を広いベッドの真ん中に座らせる。
「脱げよ」
冷ややかな声が嫉妬心からきているものだとはフジタカ自身も気づいていない。
さなえは自分から脱ぐという行為をある意味、踏み絵のように感じていた。
この背徳は自分が望んでいること、それを男に見せつけるようなものだった。
小さく震えながらブラのホックをはずし背を向けてサイドテーブルの上に置く。
背を向けたまま脱いだショーツは見えないようにブラの下に隠した。
そしてじっとフジタカの視線に肌を晒す。
浮気などという軽い気持ちでここまで出来るものではない。
彼女は俺の女になろうとしている、フジタカはめまいがするような高揚感にゾクリと背が震える。
明かりを消してから服を脱ぎ捨てお互いの熱い肌を確かめ合った。
だが愛撫するたびに憎らしくなる。
この乳首も尻もクリも、もう違う男にいじられてしまったのだと思うと、せっかく抱けたのに優しくする
気になれない。
強めにいじくって、それでも抵抗してこない彼女に苛立ちさえする。
ひととおり前儀をすませると、少々乱暴にうつぶせで寝かせ、腰をつきださせてバックから挿入する。
愛液が絡まりまとわりつきながらもきつく押し戻そうと膣が蠢く。
気にせず一気に奥まで貫くと、高い喘ぎが短く響いた。
ゆっくりとかきまわし、逃げるようにふるえる腰を引き寄せる。
「男がいんのにこんなことされて、そんなに俺のこと好きなの?」
愛しいはずなのに、虐めたくてしょうがない。
あの時自分を選ばなかった彼女の心に爪を立てて傷をつけたかった。
そんなことには気づかずに彼女は熱に浮かされたようにかすれた声をだす。
「……うん……」
その素直さにいっそう嗜虐心がかきたてられる。
なじんだように蠢く膣からひき抜いていくと、ぬりゅっとした感触が名残惜しい。
「あ……やめないで…………やだ…………」
「どうしてほしいんだ?」
にやにやと嬉しそうな顔つきで彼女の横顔をのぞきこむ。
目に涙をにじませて羞恥に頬を染めながらもフジタカを求めて口走る。
「……いれて……いれてぇ……いっぱいして…………」
おねだりさせても気が済まない。
「淫乱だなあ。じゃぁ、さなえは淫乱です、て言えよ。言ってる間だけ入れてやるよ」
亀頭だけをこすりつけて指でクリをいじめると彼女はぶるぶると肩をふるわせた。
それでも身体の疼きには勝てないのだろう、ぎゅっと目をつぶって口を開く。
「……い、淫乱です……さなえは淫乱です………はあぅっ」
約束通りにフジタカはずぶずぶと蜜であふれかえる卑猥な穴にねじ込んでいく。
「ああっ……い……うく、んああっ」
痺れるような快楽の太さに彼女の背がよじれて言葉がとぎれる。
642:寝取り物<フジタカ・さなえ>3
09/08/03 01:44:45 nZiXbtqN
「ほら続けて。淫乱ですって言わないとまた抜くぞ」
「あく……い、いんらんです……いんらんです……い、いいっいっちゃういっちゃうよぉ……」
子猫のように背をのけぞらせて悦楽の叫びをあげる彼女。
フジタカは黙って腰を揺さぶり続けていたが、ふと思いついて彼女を冷たく見据えて言い放った。
「好きって言えよ」
汗が彼女を濡らしていく。
我を忘れたかのように何の躊躇も見せずに彼女は男の名を呼びながらまた絶頂へと達する。
「すきぃ……すき……フジタカすき…………いくぅいくっ……すき………!」
「お前はほんと、淫乱だなあ……」
悔しい気持ちがおさまらない。
俺のことが好きならなぜ男と別れてないんだ、身勝手な女だ、とクリを強くねじりあげる。
「っ!!いやああ!……っゆるして…………」
彼女が達したあともなお腰を打ちつけ続ける。強く、激しく、この上なく卑猥に。
「こわれちゃ……ああっもうゆるして……」
「許すわけないじゃん、壊してーんだよ。俺のもんじゃないからいいよな?」
静かな怒りが彼女に伝わったのか、恐怖の色をにじませて男を見やる。
「……ごめんなさい、ごめんなさ……あああん!」
「何に謝ってんの?だいたいお前だけ満足してどうすんだよ、俺にも満足させろよ」
尻の穴に指をひっかけて彼女の締まりを強くさせる。
「そこいや……だめぇ……」
泣きながら懇願するのをはねのけるように冷たい声をだす。
「いやならきちっと締めろよ。締め方ぐらいわかるだろ、処女じゃないんだからさ」
言い終わらぬうちにぎゅむっと膣が締まる。
「そうそう、わかってんじゃん、っと」
覆いかぶさるように体重をかけてベッドに手をつき、容赦なくピストンする。
粘つく音が派手に響き息も荒くなるが構わずに最奥を何度も突く。
彼女は涙を流して痛さに喘いで、あるいは悦んでいる。
どっちでも構わなかった。
─どうせ俺のものにはならないんだから。
「ほら、言えって!淫乱女!」
─めちゃくちゃにしてから投げ捨ててやる、凶暴な俺に幻滅させて、それで終わりにしてやる。
─気の迷いで一度きりの関係なんてありがた迷惑だ。
「好き……大好き……フジタカ……好き…………」
彼女の口からは自分の名と「好き」だけしかでてこない。
ますます胸がしめつけられていく。
嫌われたかったはずなのに違う展開になっていって、困惑するばかりだ。
なのに身体は素直に喜んで大量の白濁を彼女の中にぶちまけようとスタンバイしてくる。
腰の動きがとまらず快楽を求めて激しく彼女を責め立てる。
乱暴なまでに湧き上がる欲望の渦にフジタカは何故かムリヤリあらがった。
「……バッキャロー!」
そう叫んで爆発の直前に引っこ抜いた。
びくびく震える彼女の白い尻や背中に撒き散らす。
ぐったりとうつぶせにベッドに沈む彼女は肌を火照らせてハァハァと荒く息をついている。
「……なめろよ」
まだ責め足りない。
今さらながら自分に身体を許した彼女をどうしても許せない。
ふらつきながら彼女が男の下半身に身体を近づける。
頬を染めて舌をつきだし、精液がこぼれおちる男根を舐めようとする。
ふるえる舌先が白濁をなめとる寸前、フジタカは彼女をきつく抱きしめていた。
「なにやってんだよお前……」
643:寝取り物<フジタカ・さなえ>4
09/08/03 01:46:45 nZiXbtqN
理解できない。
自分のことも、彼女のことも。
「そこまで………なんなんだよ……」
彼女は行為の最中から言い続けている言葉を繰り返す。
「……好きです……」
抱きしめながら唇をかみしめて言葉の意味を考えるが、何もわからない。
「なんなんだよ……」
彼女は目をつぶり泣いていた。
「好きです……」
「わかったよ……」
フジタカもなぜだか涙がこぼれそうになる。
見つからぬように腕で目をこすりごまかし、壊れるほどに抱き潰す。
「……俺もだよ…………好きだ」
ここからどうするつもりなんだ、と理性が呟く。
だが今はどうでもよかった。
もうしばらくはこの純情極まりない抱擁を味わっていたかった。
女のずるさに絡め取られて抜け出せない底なし沼。
そうと知りつつも甘美な満足感がたまらない。
彼女の望みはなんなのだろうか。
─俺の望みと相容れるものなのだろうか。
どちらかが次の言葉を口にするまで、フジタカはさなえをぎゅっと抱いたまま、確かな幸福の中にいた。
「いきなりつきあいだした訳じゃないの。……ずっと黙ってたの」
スタバで早朝のコーヒー。
大学生に戻った気分だった。
「なんでずっと彼氏いるって黙ってたんだ?意味がわからん」
「それはその、だって……フジタカが……」
「俺?俺がなに?」
つまり彼女はフジタカに惚れ、当時つきあっていた彼氏と別れてフジタカに告白しようかと悶々として
いるうちに彼氏がいることがバレて、しかもフジタカが彼女をつくったので、告白も別れ話も上手くいかず
相手に説得させられるままにずるずるとつきあっていた、というのだ。
フジタカは呆れた顔でさなえを見やる。
─女はわからん。
だが目の前にいるこの女は愛おしい。
「じゃあ改めて」
「え?う、うん」
「俺とつきあって」
うまく笑えただろうか、フジタカはみるみる目に涙をためていく彼女を見つめながら昨日の荒れた夜を
思い出す。
苦い思い出だがそのうち笑い話になる日がくるのだろうか。
「……順番おかしいよ……」
こぼれる涙を隠そうともせずに幸せそうに微笑む彼女を、フジタカはとても綺麗だと思った。
...end.
644:名無しさん@ピンキー
09/08/03 09:53:38 ProvXrBP
>>625
>>625
スイーツ女だったら間違いなく
スイーツ「3人で幸せになろうね☆」
男「仕方ないな→このお姫様☆」
寝取り男「本当に我が儘な子猫ちゃんだね☆」
とハッピーハーレムEDになるな
645:名無しさん@ピンキー
09/08/03 10:03:29 DujnFCdt
>>625
ヤンデレは自分から調教なんかしません、むしろヤンデレはされる側
女の足切断するか監禁だろ、カニバってるのあり
彼女の足切断して彼氏に画像送って「ずっと俺の女だー!」って寝取られ少女漫画ならある
あれはいいヤンデレのNTR漫画だった、あれで2~4年間監禁済みだったらよかったのに
646:名無しさん@ピンキー
09/08/03 12:30:32 zxq6bTh4
サクラチルって2219文庫の何処にあるんだよorz
647:名無しさん@ピンキー
09/08/03 12:32:00 X79SmIof
>>645
なんで?
ヤンデレだって調教くらいできるだろ
ヤンデレ舐めんな
648:名無しさん@ピンキー
09/08/03 12:48:20 5Pvu10RL
ヤンデレのは調教じゃねえ
愛情表現だ!
649:名無しさん@ピンキー
09/08/04 05:37:16 ppPWaDEQ
愛情=調教
650:名無しさん@ピンキー
09/08/04 08:15:07 6B+W8lUU
>>646
俺もサクラチルってみつからん
誰かコピペできん?無断転載になるからだめか?
651:名無しさん@ピンキー
09/08/04 09:15:33 1ctg/4oF
該当サイトの2219文庫の過去ログの3ページ目にある
652:名無しさん@ピンキー
09/08/04 12:22:35 /CM4jBKR
>628
「望美」もいいですよ。舞方さんの。
ほかにないかなー
肉体改造までいってしまうやつ
653:名無しさん@ピンキー
09/08/04 12:27:01 pOx2qTAx
>>651thx
今読み終わったけど………復讐は蛇足すぎだろorz
他が良かっただけにMOTTAINAI
654:名無しさん@ピンキー
09/08/04 17:42:53 6B+W8lUU
>>652
thx!
でも、望美とサクラチルって似てね?望美には復讐はないけど話の展開が似てるきがする
>>653
確かに復讐描写はいらんよなぁ
655:名無しさん@ピンキー
09/08/04 17:53:09 pOx2qTAx
2219文庫の『洗脳』は地味で大人しい人妻を下品な女に変えるシチュ
が非常に良かった。ただし文章に難あり
656:名無しさん@ピンキー
09/08/05 00:31:15 N/L0MKXt
電脳調教がしゃれにならんな
657:名無しさん@ピンキー
09/08/05 04:54:04 SB3dl2ZO
寝取りもやしってのがスーパーに売ってた
658:名無しさん@ピンキー
09/08/05 11:46:17 C798vEQM
すげぇ今更だけどフーリガンの人の女視点の話とかみたい
女が堕ちてく描写が好きなんだけどそういう描写がいい作品でお勧めとかない?
659:名無しさん@ピンキー
09/08/05 17:10:00 sKAb5qqK
>>657
今月で一番笑った。
>>658
保管庫のオリ寝取られはすごいと思う。真雪の将来が心配。
660:名無しさん@ピンキー
09/08/05 20:57:43 nMDqTxUj
「あの、朋子さんですか」
御茶ノ水駅の改札を出たところで立っていた女性に声をかけた。
「はい、もしかして大介さん?」
「はい」こんにちわ。
こんにちわ、と挨拶を交わし、二人して照れる。
休日の駅前はひっきりなしに人が行き交いしているから誰も僕たちを見ていないのは分かっているのだけれど、出会いの方法が方法だからなんとなく後ろめたい。
「すぐ私だって分かりました?」
「えぇ、まぁ」と曖昧に頷く。
嘘だ。実は彼女の前に二人も人違いをして声をかけてしまった。
御茶ノ水駅には出口はひとつしかないものだと勘違いし、電車を降りて手近の階段を昇ってしまったのがそもそもの間違いだった。
聖橋口に出たが間違いに気付かず、しばらく人混みの中で待ち人を探していた。
目印の服装として待ち人は『クリーム色のセーターとネイビーのティアードスカート』を提示した。
探していて初めてネイビーもティアードスカートもどんなものなのか見当もつかないことに気付いた。
仕方ないのでクリーム色のセーターとスカートというポイントを念頭に置いて視線を巡らした。
目についたそれらしい女性に声をかけたら、非難がましい口調で「違います」と否定された。
次の女性にも簡単に否定されて心が折れそうになった。
何やってるんだろ、と不意に虚しくなった。
661:名無しさん@ピンキー
09/08/05 20:58:45 nMDqTxUj
「ギター、欲しいんだよね」
メールで朋子さんは言っていた。
彼女とは出会い系サイトを通して知り合った。
「ギター持ってる?」
誰でもメールでは丁寧になったり、親切になるものだと思っていたが、朋子さんのメールの文面は淡白だった。
「持ってますよ」
ちょうだいと言われるのかと思っていたら
「買いたいけど、どんなのがいいか分からないから付き添って」と言われた。
ちょうだい、の方がよほど楽だった。
ギターの良し悪しなんか分からないし、持っているギターは父親の形見として譲り受けたもので弾いたことはなかった。
11時に御茶ノ水橋口で待ち合わせることになった。
前日、押し入れから父のギターを引っ張り出してみた。
ボディーにホコリが積もっていて、弦も二本切れていた。
「この年になっても出来るのかなぁ」
明治通りを歩きながら朋子さんは弱気になった。
建ち並ぶ店の二軒に一軒は楽器屋で、車道を挟んで向こう側にも楽器屋が屹立していた。
「年なんて、関係ないんじゃないですかね」
ギターなんか何歳でも出来るだろうと侮っての発言だったが、言った後でなんだか熱血なことを口走ってしまったような気がして少しうろたえた。
(始めようと思ったときがスタートですよ)
朋子さんはいっこうに店内に入ろうとはせず、どの店先にも並べられている【大特価!】や【店長のおすすめ!】の商品を眺めている。
学生服姿の高校生や、大学生らしき集団が次々と立ち止まっている僕らを追い越していく。
662:名無しさん@ピンキー
09/08/05 21:01:26 nMDqTxUj
「なんで始めようと思ったんですか、ギター」
しゃがんで店先に立て掛けられたギターに触れている朋子さんに訊いた。
「この間、ふと私って何が出来るんだろうって考えてみたの。家事とか子育てじゃなくて、人に自慢できるようなことね。
愕然としちゃった。私、なにも出来ないのよ」
だから、ギター。
「資格とかでも良かったんじゃ。役に立つかもしれないし」
「私、もう34よ。高校を出てから何年たってると思ってるの。何年試験というものを受けてないと思ってるの」
朋子さんは心細げな口調で言ったが、しかしスッと立ち上がって自動ドアを通って店内へ入っていってしまった。
狭い店内を見て、僕も入ろうかどうか悩んでやめた。頭の禿げ上がった店長と言葉を交わしている朋子さんを外から眺める。
僕は彼女とセックスするのだろうか。
腕時計を見ると、まだ12時にもなっていなかった。
今の正直な気持ちとしてはヤりたい。
しかし数時間後まで、性欲を保っていられる自信はなかった。
ギターを買って、昼食を食べて、それから。
それから、どうするのだろう。
自動ドアの向こうから朋子さんが手招きをしている。
僕も頷いて、店内へ入っていった。
663:名無しさん@ピンキー
09/08/05 21:01:50 nMDqTxUj
終わりです
664:名無しさん@ピンキー
09/08/05 22:29:06 2Tf16c3g
・・・。 ・・・え?
続くんじゃないんですか?w
665:名無しさん@ピンキー
09/08/05 23:03:08 DXq71M8g
終わるの早すぎwwwwwwwwwwww
666:名無しさん@ピンキー
09/08/05 23:31:47 M3E4he49
え?
667:名無しさん@ピンキー
09/08/05 23:35:35 nlln+Ex3
誤爆…じゃないんだよな?
668:名無しさん@ピンキー
09/08/06 02:30:23 4V3I6a+H
>>623
発売当時に一回プレイしただけだが、リッドってそんなキャラだったか…?
669:名無しさん@ピンキー
09/08/06 21:25:11 wbtFXFKF
>>668
原作ではべつにそんなこと無い
せいぜいファラがレイシスといい感じになってるのを見て、イラッとする程度だった気がする
しかしあまり相手を束縛したがらないキャラクターなので、NTR主人公の素質はあるかも知れない
670:名無しさん@ピンキー
09/08/07 21:18:42 7DzkMpT0
俺は復讐はいいんだがそれは望まない人も多いから別物語とかにするべきかもね
『復讐編』とかで
671:名無しさん@ピンキー
09/08/07 21:40:08 A1RgiSgz
そんなもん作者の好きにやらせてやれ
672:名無しさん@ピンキー
09/08/08 08:43:16 ujT0sJbE
それ込みで一つの物語なら良いと思う
復讐でも破滅でも後日談でも
673:名無しさん@ピンキー
09/08/08 09:39:31 vZ57u5ok
寝取られ男が涙目のまま終わるのと復讐メシウマーで終わるのは嗜好としては明らかに別物だがNTRに一括されてしまうんだよね
といって復讐メインですとネタバレする書き手もいないだろうし
結果、最後まで読んで損した気分になると
674:名無しさん@ピンキー
09/08/08 13:38:03 Qp749Ra0
>>嗜好としては明らかに別物
そうか?
延長線上だと思うが
675:名無しさん@ピンキー
09/08/08 13:47:08 UECzSKWo
同意
延長線上にあって締め方の好みの問題でしかないよね
676:名無しさん@ピンキー
09/08/08 22:47:00 5IF/BA84
シャブP、タトゥー入れたりヤク中になったりタイホされたりとか、
ダメ男のせいで転落していく清純な美女、ていうNTRモノに十分な要件を満たしてたけど、
惜しむらくはダメ男がダンナだったってことだな。
677:名無しさん@ピンキー
09/08/08 23:07:09 DzzbVmJj
>>659
いい感じだったけどロリ趣味はn(ry
遅くなったけどありがとう
678:名無しさん@ピンキー
09/08/08 23:36:28 0Lt9iY+/
シャブPが変わったのって、結婚前で、某脚本家と付き合ってからって
スポーツ紙に載ってたな。
それまでは煙すら嫌がっていたのにたばこを吸う姿も見られたりとか…。
そういう話を聞くと興奮してくるね。
679:名無しさん@ピンキー
09/08/09 00:18:48 3ZK8W1rn
親父が組長で弟が現役のヤクザでしょ?
生粋のエリートだっただけだと思うんだがw
680:名無しさん@ピンキー
09/08/09 01:02:09 X8j8iBX/
>>678
話としては面白いが生粋じゃないのかなあ。
酒井容疑者は目が怖い。
681:名無しさん@ピンキー
09/08/09 01:13:34 uB9d/Hfj
>>678
押尾の部屋で死んでた女の人もなんかそーいうストーリーがありそうだよね
きれいな人が薬漬けにされて刺青入れられてマンションで飼われて…
682:名無しさん@ピンキー
09/08/10 13:27:25 +HQGqcak
若い娘なら萌えるんだけどな
三十路じゃな
683:名無しさん@ピンキー
09/08/10 17:24:05 fyl72CRm
のりPの人間関係と転落劇は寝取られの素材満載なんだが
ただ、このスレに合わないのは寝取られではいの一点だけ
個人的には好きなんだよなぁ。あんな可愛いアイドルの転落劇
684:名無しさん@ピンキー
09/08/10 18:58:00 ezn5f4Ih
旦那に愛人がいるのにその愛人とも親しく付き合う妻。
そして、事件の背後にチラつく、旦那が「社長」と呼ぶ謎の男。
なんとでも展開させられそうなネタだが。
685:名無しさん@ピンキー
09/08/11 03:30:33 81IbpJAl
仮面のりP
686:名無しさん@ピンキー
09/08/11 10:58:08 R6rBTV6h
芸能界おそろしや
687:名無しさん@ピンキー
09/08/11 11:37:40 s8P5M+R3
例えば学生の時に付き合っててルックス普通で優しかった素朴な子が
数年後にグラビア系になって色気振りまいてて男とっかえひっかえ状態
肌焼いて髪染めるわタトゥー入れるわ金と男にしか興味なくなってるとか
そういうことも実際ありそうで怖い
688:名無しさん@ピンキー
09/08/11 15:15:42 b5wA1all
余裕であるけどな
大学デビューで張り切りすぎてってのが最も多いパターン
だと俺は思っている
689:名無しさん@ピンキー
09/08/12 01:19:10 PH/roMzf
goヒロミgoってマンガが大学デビューで張り切りすぎだったね
690: ◆7nITModXlqFf
09/08/13 01:10:31 ewIevDaa
ながされて藍蘭島エロパロSS『寝取られて4』0/6
あらすじ
外界から隔絶された不思議な島・藍蘭島。
そこへ漂着した少年・東方院行人は、唯一の男として島の娘達の熱い視線を受けていたが、そんなある日、突然、東のぬしが人間になって娘達をたぶらかし始めた。
村の長老であるおばばは決断した。「東のぬし様から御種を貰い、村を危急存亡の秋(とき)から救うのじゃ」。
そうして、公然ともう一人の男が村を闊歩し出した。
自分はまだ子供だからと、騒ぎの外に身を置く行人だったが……。
691:『寝取られて4』1/6
09/08/13 01:10:57 ewIevDaa
みんなで海水浴に行く―そのすずの言葉の中に、彼自身が含まれてないと
解った時、
「え?」
と、行人は本から顔を上げた。
それまで読書に夢中で、すずが何を言っても生返事で答えていたのだ。
「ごめんね行人、なんか女の子同士で行くことになっちゃって……」
軒先に立ったすずは、すまなそうな上目遣いでもじもじと言葉を濁しがちに、
縁側に胡座をかいている行人に対して謝った。
だが、行人はむしろ嬉しそうな表情になって首を振った。
「ううん、ボクは全然構わないよ。気にせずに楽しんできて! 読みかけの小説
もあるしね」
と、読んでいた推理小説を持ち上げて示した。
「そ、そう……?」すずはホッとしたような顔になったが、その口調はどこか歯
切れが悪かった。「も、もしかしたら……夜も誰かの家に……お……お泊まりし
てくるかもしれない…………」
「あ、そうなんだ。じゃあ、食事は自分で作るよ。心配しないで」
そう言って、安心させるように笑顔を作る行人。実際、最近はすずの手を借り
ずとも、一人で何とか食べられる料理を作れるようになっている。
「……う、うん…………」
何故かすずはうつむき加減に視線を泳がし、挙動不審げにそわそわとした。ま
だ何か言いたげな顔つき。
「?」
心の中でハテナマークを連発する行人。
―奇妙な間。
やがて、すずはしゅんとしたように肩を落として少し溜め息をつき、
「―行ってくるね」
と、歩き始めた。
(……?)
行人は少しだけ変に思ったが、特段思い当たる節は無いので、その場に座った
ままひらひらと手を振ってすずを送り出した。
「本来、女の子ばかりで遊ぶ中に男一人混じるのはおかしいしね」
すずの姿が道の向こうに見えなくなってから、そう誰ともなしにぽつりと呟く。
だが、それが彼の偽らざる本音だった。
692:『寝取られて4』2/6
09/08/13 01:11:18 ewIevDaa
遊びなどに誘われれば断るのも悪い手前、いつも仕方なくついていくし、最近
はすっかり慣れてしまったものだったが、向こうからそう言ってくるのであれば、
正直―“助かる”という気持ちが強かった。
(しかも、海水浴だもんなあ……)
以前に見た、島の少女達の水着姿が脳裏に浮かぶ。豊かな自然の中で育まれた
少女達の健康的で瑞々しい肢体。その中にポツンと紛れ込んだ男一人という構図
は、目の保養―いやいや、自分でも自分が気の毒に思えるほど浮いていた気が
する。
ちなみに彼女達が水着をつけたのも、行人がお願いしたからだった。それまで
は、海で遊ぶときは全裸が普通だったそうで―
「―はっ!」
行人は慌てて鼻頭を抑えた。鼻血が出そうなほど熱くなってしまったのだ。
「な、ななな何を考えてるんだボクは!」
落ち着きを取り戻すべく、何度も何度もすーはーすーはーと深呼吸をして頭を
カラッポにする。
「……だけど……今まではこんな事なかったよな…………」
ふと、そう考える。
すずの中にも、“女の子同士”という意識が、やっと生まれたのだろうか。
そうだとしたら、新鮮な印象を感じた。
(―良いことじゃないか!)
男女を分別することは、極めて正常なことだ。
これまでがおかしかったんだ。
ただ、でも―
行人は胡座の上に頬杖をつき、面白くなさそうな目つきで碧海の彼方の水平線
を見つめた。
(そういう意識が芽生え始めているのは―…………アイツの影響、なのかな…
………?)
そこだけが唯一、気にくわない。
今やすっかり時の人でございといった態度で、毎日憚りなく悠々と村中を歩き
回っている巨漢。
実際、現在の雰囲気の中心は間違いなくこの男であり、その存在感はもはや行
人など目ではなかった。
この男がのさばるようになって以来、藍蘭島の女性達は変わった。
どこがどう変わったのか―行人には具体的に上手く説明できない。
でも、彼女達の様子で判るのだ。以前とは違う空気を肌で感じる。
そんな女性達の中に混じっていれば、いくら無知なすずであっても、いやでも
影響されるのかもしれない。
だがそこまで思い至って、行人はまたぶんぶんと頭を振った。
(なにあんな奴の事を考え出してるんだ)
ボクには関係ない話! ボクには関係ない話!
そう強引に決めつけ、手元の小説のページに視線を落とした。
穏やかな潮騒。海から撫でる風。
藍蘭島の自然は優しく、心地よい。行人はいつしかまた、本の中の世界に没頭
していき、少女達の姿は頭から薄れていった。
693:『寝取られて4』 3/6
09/08/13 01:12:16 ewIevDaa
藍蘭島の自然は優しく、心地よい。
穏やかな潮騒。海から撫でる風。
「―にゃっ♥!―にゃっ♥!―にゃああぁっ♥!!」
……心地良いのは環境だけではなかった。
栗色の長い髪を布団いっぱいに敷き詰めた少女が、巨体の男に覆い被さられ、
水着の股部をずらされて、秘唇に太く漲った肉棒を突き入れられていた。
胸の布はとっくにむしり取られ、丸型の美事な豊乳が抜き差しの律動に合わせ
て激しく揺れていた。たまに男にむしゃぶりつかれて、その度に塔のように尖っ
た乳首を中心に乳房が涎まみれになっていく。
「にゃっ、にゃっ、にゃあぁっ♥、だ、だめぇ、あ、あ、ん、んにゃ、あにゃ、
にゃあぁん♥♥!!」
少女は乱暴をされて悲鳴を上げている―様子には見えなかった。
男の腰が打ち付けられる度に、その唇からひっきりなしに出ているのは、甘い
嬌声であった。
淫水の泉と化した蜜壷に奧まで出入りする肉棒。ピンと勃った真珠のような肉
芽も彼女自身の体液にまみれ、男の下腹部が擦れる度にたまらない刺激を少女の
全身に送り届けていた。
男を受け入れるように、太い首と胴に絡まる手脚。
時折うっすらと開く瞳は、男を熱っぽく見上げる。
その視線に気付くと、男は顔を近づけ、少女の唇を貪るように吸い付く。少女
も最初はおずおずと、だがすぐに夢中になって吸い返す。唾液でまみれた二枚の
舌がいやらしく蠢き、少女の内側を掻き乱す官能をさらに昂ぶらせてゆく。
唾液の糸を引かせながら顔を離すと、少女のからだを持ち上げ対面座位になる。
「にゃあぁん♥!」
その衝動だけでも充分すぎる快感となって、全身を駆け巡ってしまう。
「……ふ、深いよぅ……♥」
「ののん♥ いやらしいマンコがさらに食い付けてきたのん♥」
「い、いやぁ……そんな……♥」
いやいやと首を振る少女であったが、確かに男の言う通りであった。
繋がっているだけで深々と奧まで突き入れられた膣襞が淫らに蠢き、男の逸物
を一層美味しそうに締め付けるのだ。愛液がさらに溢れ出し、二人の股間がいよ
いよ洪水のように濡れてゆく。
「こんなに下の口からも涎を垂らしちゃって……そんなにボクのオチンチンが美
味しいのん?」
と、わずかに腰を揺らし、首筋を舐めながら囁く。
「―は―あぁぁん……♥」
少女は心底気持ちよさそうに甘美に背を震わせ、目端を蕩けさせ、コクコクと
何度も頷いた。
694:『寝取られて4』 4/6
09/08/13 01:12:46 ewIevDaa
その浜辺は、村里から一時間あまり南西に歩いたところにある、南の森に近い
岸にあった。鬱蒼とした森を抜けると、こちんまりとした三日月状の浜が広がっ
ていて、思わず声が出るほど綺麗な白い砂が一面に敷き詰められていた。ちょっ
とした海水浴気分を味わいたい時、村人達はここに来るのだ。くつろぐための浜
小屋もわざわざ建てられていた。
どこまでも突き抜ける青い青い空の下、波打ち際では思い思いの水着を着た少
女達が黄色い声を出しながら、海水を跳ね上げて戯れ遊んでいた。何人かは砂浜
に敷かれた茣蓙(ござ)に腰を下ろし、それを楽しげに眺めている。
身体が資本であり、働くことは動くことであるこの島の少女達は、花盛りな年
頃も相まって、誰もが新緑の若葉のような艶めいた肌と、わずかな贅肉もない弾
けるような肉体を持っており、その健康そのものの肢体を余すことなく無邪気に
開放していた。
もし、男がこの場を通りがかったなら、この夢のような光景にさぞ目を奪われ
るに違いない。
ただ、少女達は背後の浜小屋をかなり気にしている風であった。
時折、示し合わせて一人二人とその場を離れては小屋の中を覗きに行く。そし
ては顔を赤くして駆け戻り、何か報告して皆できゃいきゃいと騒ぐのだ。
それとは別に、時が過ぎる毎に、「次は私の番ね」と、一人ずつ戯れるのをや
め、小屋へと入っていく。すると入れ替わるように別の少女が中から現れ、股を
拡げ気味に、半ば放心状態で外に出てくるのだ。なかなか出てこない時もある。
中で何が行われているのか……?
よく耳を傾けてみれば、波風の音に紛れて小屋の中から声が漏れ聞こえてくる。
悲鳴のような、ある時は嗚咽のような、若い女の声。
そう。
小屋の中にはあの“男”がいて、少女達をかわるがわる呼んでは、順番に乙女
の柔肌を堪能していたのだ。
今日集められたのは、男のお手つきになったが、まだお目出度いお告げのない
娘達だった。
子種を授けるというのが名目であるから、中で何をされるのかは、言われるま
でもない。少女達も分かり切った上でついてきてるのだ。
小屋から出て来る娘はすべからく、股部の布地が明らかに海水でないもので変
色し、足腰に力が入っておらず、淫らに蕩けた名残を漂わせた何とも言えぬ表情
をしていた。
その様子を見て、行為を想像してしまう度に、少女達の脳裏には、あの一度受
けたら忘れられない“膣内射精”が思い起こされ、下腹部の奧がジュン、となる。
それだけで今すぐ孕んでしまいそうで、思わず切ない吐息が漏れる。
―そんな濃厚な膣内射精を今、実際に受けている娘は、“彼女”であった。
695:『寝取られて4』 5/9
09/08/13 01:14:08 ewIevDaa
男はもはやすっかり彼女の“気持ち良い部分”を知り尽くしている。何せ、彼
自身が探り出し、そして開発してきたのだ。そこを重点的に突かれたり擦られた
り、あるいはじらされたりと、好き放題にされる少女の表情は、意識することな
く淫楽に笑み緩み、やがてどんな恥ずかしい体勢を取らされようとも、どんな奉
仕を要求されようと、まるで操り人形のようにいそいそと従ってしまうのだった。
だが、気を緩めばすぐにでもイキそうなのは男も同じであった。少女の肉壷は
狭くも厚く柔らかく、自慢の剛直が深い所まで達しても、どこまでも絞るように
包み込まれる。まるで彼が主として支配している奥深い森の中を踏み進んでいる
ような感覚であった。しかしそれがまた、得も言われぬ満足感を与えるのだ。
こうして男に抱かれる毎に、少女の秘肉は並の女には敵わない名器に磨かれて
いく。正直、最近では、梅梅とする時より夢中になってしまう場合もあった。
しかも、昂奮する材料はそれだけではない。
この少女と一緒に暮らしているという少年がいる。肉親ではない。他の娘に話
を聞く限りでは、少年は外の世界から流れ着いた人間で、色々あった末に少女の
家に住むことになったらしい。
二人は恋人同士ではないが、気にし合っている間柄のようである。
それはそうだろう。
こんな美しい娘と一緒に住んでいて、何とも思わない男がいるわけがない。
だが―
その“彼”は、こうして少女が他の男のモノになっている事など、これっぽっ
ちも知りはしない―
想い人がいる女を寝取り、その子宮に想い人ではない男の精子を注ぎ込む悦楽感。
しかもそれは一度だけに留まらず、何度も何度も。
子作りは義務だと言って逆らえないように誘導し、遭う度にそのからだに欲望
の限りを尽くして女の悦びを教え込み、孕ませるため、また肉棒と精液の味を覚
え込ませるために中出しを繰り返す。そうしながら徐々に性に目覚めさせ、育て、
自分の女に仕立て上げていく―
これほど昂奮する行為があるだろうか。
(ま、でも、奪い取るカイショーもないガキだけどのん……)
それが残念だった。この少女とそういった関係を持つようになって、もう何ヶ
月になるだろうか。毎日同じ屋根の下で寝起きしている女が、ここまで別の男の
手に堕ちているというのに、まだ何も気付いていないというのは、拍子抜けを通
り越して憐れみさえ感じてしまう。
この少女自身も性に未熟すぎ、あっさりと身体を許してしまい、今やもう陥落
寸前だ。
(のん……だからこそ、このコには……アイツとの関係を切らせないのん♥)
696:『寝取られて4』 6/9
09/08/13 01:14:35 ewIevDaa
ただモノにするだけなら、もうすでに充分可能であろう。この少女とも二人き
りの長い時間を作り、日をまたいでも帰すことなくめくるめく快楽にどっぷりと
沈め、甘い言葉を囁き倒し、身も心もメロメロになったところへ、『とどめの言
葉』を二言三言交わし、そしてまた何度も絶頂を味わわせながら、夢も現も分か
らない快楽地獄に堕とせばいい。それでもう、少女は男の許へ走るだろう。
だが、それでは他の女と同じでつまらない。
この少女には、これからも“彼”とは離れずに生活させる。わざとアイツの側
に居させるのだ。
少女の全てを、己の“モノ”にした上で……。
そう考えると、秘肉を往来する欲棒はさらに精力を増し、少女のの白い喉から
益々蕩けるような淫声を絞り出させていくのだった。
「にゃっ、あっ、にゃぁっ、ああんっ、あぁ、にゃあ、にゃあんっ♥♥!!」
熱く絡まる荒い吐息と、二人の肉体をぬるぬると包む汗と淫液。
そうしていくうちに、次第に男の動きが速くなっていく。側臥位で少女の片脚
を大きく伸ばしながら背後から突きまくると、また体位を変え、少女に大股を開
かせての後背位に移った。
少女の下半身を押し潰すような切羽詰まった抽送。
(来るぅ―♥!)
この数ヶ月の間、少女の膣内で“それ”が何回されたかなど、彼女自身、もう
覚えていない。
ただ、“それ”が、とてつもなく気持ち良くなってしまったことだけを、その
身体に刻み込まれた―
「のぅんッ!!」
さんざん腰を振った男が、最後に獣のような一声を絞り出して動きを止めると、
ついに少女の内奥で限界まで腫れ上がった真っ赤な先端が爆発した。
「にゃ――ああああぁぁぁ………………♥♥♥!!!!!!」
短い時間の中で何度もイかされた末に開始された、尽きることのない膣奥射精。
ドクン! ドクン! と、肉棒が力強く脈動する度に、その噴射が奧壁を叩く
のが分かる。
「――ッッ♥!!!! ――ッッ♥♥!!!!」
脈動と噴射、その両方の衝撃が全身に行き渡る。
(にゃあぁん……♥! ああぁん……♥ また……こんなにいっぱいぃ……♥
は―孕んじゃうぅ…………♥!)
無意識のうちにギュウッギュウッと締め付ける膣肉。例えごく微量であっても
一発で身籠もってしまいそうな濃濁の精子。そして、それを大口を開けて盛んに
吸い取る子宮口。昂奮で膨らみまくった子袋に、滾々と元気過ぎる孕ませ汁が注
がれてゆく。
子宮の隅々まで満たされるような、大量の種付け汁。
(もう…………だめぇぇ………………♥♥♥)
男の長く終わらない射精の間、少女は何度も腹の底から媚声を漏らし、喜悦の
涙で濡れる枕を掻き抱きながら、二度も三度も幸福の絶頂に達し続けた。
697:『寝取られて4』 7/9
09/08/13 01:15:03 ewIevDaa
―やがて、ようやく射精を終えた男が離れ、少女のからだを仰向けに転がす。
腰から下の感覚がもうほとんどないのか、すらりと長い両脚はだらしなく拡げ
られた。
「はぁっ…………♥ はぁっ…………♥」
快楽にけぶり、焦点を失った少女の瞳は、完全に夢心地の世界を旅していた。
男は水着に指をひっかけ、クイッと引っ張った。
極太の肉棒をハメられてぽっかりと開いた淫孔。そこからとめどなくゴポゴポ
と溢れてくる、ところてんのような特濃の白濁液。
彼自身がしっかりと刻み込まれた証を見物しながら、男は愉しげに笑んだ。支
配欲が満たされる光景であった。
少女のこんな姿をあのガキに見せたら、どんな態度を取ってくれるだろうか。
無性に見せたくなってくる衝動を抑え込む。
(このコはまだもうちょっと先のん♪)
その代わり、他の娘なら構わないだろう。この娘の他にも特に“彼”と親しい
という少女達の顔が思い浮かぶ。梅梅もその一人だったが、彼女は第一号として
とっくにバレているから、別の娘がいいかもしれない。帰宅時間を見越して、奴
の家に続く道のどこかの草むらか木陰ででもやってやるか。あんな小僧のウブな
心魂では、それだけでも充分な衝撃を受けるだろう。
(……それにしても……)
改めて少女をまじまじと眺める。
いつ見ても、何度でもむしゃぶりつきなくなるほどの美事な肉体と美貌の持ち
主だった。全身にまみれた汗と淫液が、閉ざされた窓の隙間から差し込む光を反
射し、ぬらぬらと妖しく少女のからだを浮き出させる。
それに加えて、アソコの具合も極上。
返す返すも、この少女をモノにできた満足感は大きかった。
今すぐにでも、完全に隷属させたくなる。少女の心から戸惑いと躊躇いを消し
去り、そのふっくらとした可憐な唇から服従の誓約を紡がせたい。
が、その気持ちも何とか抑える。
小屋の外ではまだ何人も彼の“女”が控えていて、海水浴を楽しみながらも、
彼に抱かれる順番を心待ちにしているのだ。
698:『寝取られて4』 8/9
09/08/13 01:15:28 ewIevDaa
それに、今日はこのままここに泊まって、夜は少女も含めた全員と乱交を楽し
む予定である。
しかし、だからと言って我慢をするのも癪に障った。
(ボクはこのコ達の王様のん♪ 我慢する必要なんか全然ないのん♪)
男の仕事は、人間の女達に子種を恵むこと。それは向こうから乞われた事で、
頼まれてやって上げている事なのだ。それなのに貰うものは貰う、でも他の事は
しちゃダメ、では通らない。性的に未熟では性交しても面白くないのだ。こうし
て自分好みの女にすることは当然の権利であって、誰に批難される謂われはなかった。
少女の顔からもまだ色情は失せていなかった。
(イイ顔のん♥ あと一発だけやるのん♪)
そう独りごちて、男は少女の脚を抱えながら、間に身体を差し入れた。未だ空
にならない白濁の水筒に先端を少し潜らせ、引っ掛ける。
「あ……あ……♥」
少女の瞳に淫欲の光が写り込む。偽らざる本音。
「さ、もう一度愉しませてもらうのん。ボクの肉奴隷ちゃん♥」
そう言って、完全に出来上がった少女のからだを、男はまた思う存分たっぷり
と味わい始めた。
感じるところを小突いては歓喜の媚声を鳴かせる。
「どこが気持ちいいかハッキリ言うのん♥」
「にゃあぁっ♥ お、おまんこが、おまんこがどろどろでぇ……♥!
気持ちイイのッ! おちんちんズポズポされてっ……♥! き、気持ちイイのぉッ♥!」
再び高みに昇ってゆく少女に、いやらしい淫語を口にさせる。
「ボクのチンポそんなに気持ちいいのん? チンポ大好きのん?」
淫熱に浮かされた顔でコクコクと何度も頷く少女。
「チンポ大好きぃっ♥! 太くて固いチンポ……♥ 熱くて、おっきくて……気持ち
良くてぇ♥……もう、これしか考えられないのおっ♥!」
男は一旦肉棒を引き抜いて少女をまんぐり返しにすると、大きく開脚させ、二
人の体液でグチャグチャになった淫孔に再度挿入し、突き下ろした。
「はあぁん♥」
グチュッ! グチュッ! グチンュッ! グチュッ!
膣肉がめくれ上がってしまうほどの激しい抽送。
「にゃあっ、だめぇっ、こんな……こんなぁ……♥! にゃ、あッ、ああぁッ♥!」
いやらしい姿勢を取らされながら敏感な部分を執拗に責められ、少女は蕩けま
くり、もうイクことだけしか考えられなくなる。
「エロエロ肉便器マンコにたっぷりとボクの精子で種付けしてあげるのんっ♥!」
そこだけはもう理性などお構いなしにねだりまくってくる少女の子宮に、まっ
たく衰えない濃厚な二発目が放たれる。
男は孕めと強く念じながら、惜しみなく注ぎ込むのだった。
699:『寝取られて4』 9/9
09/08/13 01:16:01 ewIevDaa
その夜。
浜小屋には灯が点され、閑かになった浜辺一帯に娘達の嬌声が響き渡る。
男の身体に絡みつく娘、娘、娘……。あぶれた娘は、別の娘と無聊を慰める。
誰もが一糸纏わず、生々しい裸体の饗宴。
全ての娘の瞳にはもはや理性の色はなく、あるのは快楽への欲求のみであった。
男の肉根は空気に触れる間もなく、次から次へと娘達にのしかかられて柔らか
い粘膜の中へ誘い込まれ、淫肉に絞られて精を吐き出していく。
また、無数の舌と唇で奉仕され、その返礼と言わんばかりに白濁の噴水を少女
達のかおへ、からだへと見舞う。
それでもなお、男に疲れた気配はかけらもなく、股間の逸物は精気に充ち満ち、
娘達の歓喜を何度も高まらせ、醒めやらぬ淫悦の坩堝を演出していた。
その中にはあの少女の姿もあった。他の娘達と共に、肉と液の狂宴の一員とな
り、からだじゅうを弄り、あるいは弄くられ、また男が寄って来るのに気付くと、
遠慮もなく脚を割り拡げ、自らの手で漲った肉棒を濡れぼそる牝園に誘導する。
そして突き込まれ、掻き回され、種付けをされて、全身を震わせて随喜の声を
上げるのだった。
爛れた肉の宴は夜更けまで続き、全ての娘の子宮が男の精子で満ち、からだ中
が汗と体液でまみれても、少女達の喜悦の悲鳴が止むことはなかった。
(つづく?)
700: ◆7nITModXlqFf
09/08/13 01:17:07 ewIevDaa
超お久しぶりっていうか何年振りでしょうか。
リハビリということで、短く終わらせました。
とは言え、無理にこだわって長くするのも自分自身に対するプレッシャーになりますし、今後また書くとしても短くなるかもしれません。
随分と筆をとっておらず、小説等読書すらほとんどしてないので、語彙やら文章力やら感性やら言語感覚やら、大分衰えたり変わったりしていると思います。
おまけに内容すら変わってなくて、結局書きたいのはこれだけかい! みたいな。ええ、これだけです。すみません。
続き物としながら、全然続いてませんしね。続いてるのは、書いてる奴の頭の中だけという。
それではまた気が向いたら。
701:名無しさん@ピンキー
09/08/13 01:18:03 ewIevDaa
あ、すみません、かきやーです。
702:名無しさん@ピンキー
09/08/13 01:20:01 GPDfABdf
かきやー復活…だと…?
703:名無しさん@ピンキー
09/08/13 01:48:02 9xtqn+3w
かきやーさん復活おめ!
704:名無しさん@ピンキー
09/08/13 01:57:04 vCyUa95K
えろおおおおい
705:名無しさん@ピンキー
09/08/13 01:57:11 1v6XKliY
首を長くして待っていた
706:名無しさん@ピンキー
09/08/13 02:01:32 xoJ926rp
エロパロスレに激震走る
707:名無しさん@ピンキー
09/08/13 03:10:27 hul1ueCR
な、なんだとwww
まさかの復活嬉しいです
708:名無しさん@ピンキー
09/08/13 04:02:12 /7vYp1YG
かきやーさんの前作などを
保管庫で読みましたよ!
復活、おめでとうございます!
709:名無しさん@ピンキー
09/08/13 07:58:00 ybFh0P2/
未だに「エステル寝取っちゃえ大作戦」で抜いてる身としては
神の復活を目の当たりにしたとしか言うほか無い
710:名無しさん@ピンキー
09/08/13 08:56:44 H+Nn83q1
かきやー氏が戻ってくるとは素晴らしいことが起きた、待っていたよ
711:名無しさん@ピンキー
09/08/13 09:07:03 5YTWB9L+
え、ちょ、おま。
712:名無しさん@ピンキー
09/08/13 09:46:56 d6crK5hX
え、ええ?ほ、本人!?
713:名無しさん@ピンキー
09/08/13 10:19:48 HaBstyIR
かきやー氏が戻ってきたなら俺も本気出すわ
714:名無しさん@ピンキー
09/08/13 11:32:00 MNKOTe6Y
これが盆休みの力か…!
715:名無しさん@ピンキー
09/08/13 11:38:23 nA5JzD6p
さっそく抜かせてもろうたで
716:名無しさん@ピンキー
09/08/13 15:22:45 cvhu12Eg
>>700GJ!
かきやーさん、すっげぇエロかったです。
717:名無しさん@ピンキー
09/08/13 20:52:43 axNUuJbF
とりあえず乙です
NTRスレに戻ってくるのは久しぶりだけど
FEスレなんかにも最近いたよ
718:紅 kure-nai 学園の罠
09/08/13 23:25:13 VYYRq+xc
/仕事/
とある公立小学校の職員会議、その場は荒れていた。
会議に出席している殆どの人間が、多かれ少なかれ渋い顔をしている。彼らを苦渋に満ちた顔にさせている理由は、その手元にあった。
転入届・九鳳院紫。
無機質な文字で書かれている用紙の下には、九鳳院紫というたった一人の少女を転入させるために必要な要求がずらりと並んでいる。
本来なら転入生一人、事務的な処理をするだけで事足りる。しかし、九鳳院という名にはそれを許さないだけの重みがあった。
九鳳院家。日本屈指の財閥。高名な政治家でさえ無条件で頭を下げるような、圧倒的な経済力を持つ一族だ。
いくら県内でも高水準の学力であり、同時に高いセキュリティ・レベルだと言っても九鳳院に名を連ねる者が通う場所ではない。校長が何かの間違いかと問い合わせをしたが、返答は合っているの一言のみ。
そして急遽職員会議が開かれ、現在に至る。7歳の少女をどのクラスに配属するかで、担任同士の押し付け合いに発展していた。しかし、それを責める事は誰にもできないだろう。
なにしろ九鳳院の息女に下手な真似をすれば、比喩でなく首が飛ぶ。それができる一族なのだ、九鳳院という名家は。平凡な家庭の生徒ばかりがくる学校の教師に九鳳院の重みを受け持てと言うのは酷だろう。
だからと言って、転入拒否というのも有り得ない。九鳳院の要求を跳ね除けるなど考えるだけで恐ろしい事だし、なにより殆ど無理やり寄付金を受け取らされているのだ。それも、校舎がまるまる一つ建つだけの。
不幸中の幸いは、九鳳院紫が通う限りは校舎の外で密かに護衛が目を見張らせている事だろう。これで、少なくとも外部からの危険はない。だが、内側には何の手も入れてこないのだ。
いっそ徹底的にてこ入れをしてくれれば気が楽だったのに。誰もがそう思わずにはいられなかった。
「いえ、私のクラスはですね……」
「そんな事を言ったら、私も……」
先ほどから似たような押し問答の繰り返しだ。下手に押し付けてしまえば、最悪教師は逃げるだろう。誰も命を危機にさらしたくない。だからこそ、校長の権限で無理やり押し付ける事もできなかった。
醜い言い争いを尻目に見ながら、一人の男がため息をついて手を上げた。
「私が担当しよう」
かすれたような声に、誰もが言葉を止めて注目する。
決して小さくない喧騒を止めたのは、白い髪をした初老の男だった。外見は六十路を越えているようにも見えるが、実際は四十路を少し過ぎた程度。白髪と矮躯が、実年齢より年老いて見せていた。
「本当かね、菅原先生」
「はい」
少なからず驚愕を含んだ校長の言葉に、菅原は短く答えた。
「せっかく皆と学ぶ機会ができたというのに、肝心の私たちが腫れ物に触るような態度では可愛そうでしょう」
「しかしだね、菅原君。相手はあの九鳳院なのだよ」
「では、私の教育に対する内容を黙認してください。そして、いざとなったら私を切り捨てればいい」
確かに、それならばもしもの時に菅原一人に罪をかぶせる事ができる。少なくとも、言い訳にはなるだろう。何もしないよりはマシという程度のものではあるが。
校長は菅原を見る。菅原と言う教師は、良くも悪くも公平な人間だった。たとえ九鳳院と言えども特別扱いはせず、他の生徒と平等に扱うだろう。それは、九鳳院にどう写るだろうか。
その点だけを覗けば、菅原は適任だった。教育者として優秀であり、責任感もある。少々熱意がありすぎるきらいはあるが、それが問題になった事はない。
おそらく他の教師よりも遥かに上手くやるだろう。なにより、自分から全てのリスクを背負ってくれそうな人物は他にいない。
「わかった。それでは、菅原先生の1年3組にお願いします」
他の教師があからさまにほっとするのを、菅原は忌々しげな目で見る。
その日の職員会議が終わると、菅原は必要な書類の処理を終わらせてすぐに帰路に就いた。あの場には一秒たりともいたくなかったのだ。
菅原は教育に人生を捧げてきた男だ。二度結婚をしたが、いずれも死別と離婚。それらから逃げるように、教育に熱を入れていった。その菅原にとって教育とは絶対的なものであり、他の教師は侮蔑する対象でしかない。
生徒を蔑ろにし保身にばかり走る同僚を心底罵りながら、九鳳院紫の教育方法を考える。色々な教育設計を吟味していると、道の中心に男が立っているのに気がついた。
「こんばんは」
男が挨拶をしてくる。しかし、菅原は挨拶を返す事ができなかった。
灰色に近いスーツに、くたびれた白髪。少し皺の目立つ顔には微笑が張り付いている。手には黒いかばんを持っている。
719:紅 kure-nai 学園の罠
09/08/13 23:25:34 VYYRq+xc
人通りがなくなるほどの夜中であるにもかかわらず、男は菅原を待ち構えていたかのようにそこにいる。いや、事実そうだったのだろう。
なにせ、その男は菅原と全く同じ姿形をしていたのだから。
「そして、さようなら」
男の無手だった右手が微かに揺らめく。菅原にはその右手にどういう意味があったのか分からなかったし、目の前の男が何かもわからなかった。
そして、菅原の生涯は幕を閉じた。
「それでは、処理をお願いします。ルーシーさん」
「ええ、わかりました」
菅原に瓜二つの男が言うと、ルーシーと呼ばれた女と男二人が物陰から現れる。男二人は、さっきまで菅原だった男をビニールに詰めると、すぐに去っていった。
「これであなたが菅原ですね。しかし、もっとスマートにできなかったんですか?」
ルーシーは道路を見ながら、菅原に言う。
ナイフを投げて額を一撃、瞬殺といっていい技だった。しかし、死体が勢いよく硬い地面に倒れこんだ為に血痕や毛髪が辺りに飛び散っていた。今は男二人がその痕跡を消すのに苦心している。
ルーシーの苦言に、菅原は肩をすくめるしかなかった。
「無茶を言わないでくださいよ。私、戦闘はてんでダメなんですから。むしろこんな事までやらせたルーシーさんに問題がありますよ」
「そうですね、その点は謝罪します。それでは、本職の方をよろしくお願いいたしますね」
「正直言うと、こういう危険な仕事はやめて欲しいんですが……」
九鳳院一族の通う学園に潜入、この時点でたとえ標的が九鳳院でなかったとしても楽に死ねない結末が待っている。リスクが恐ろしく大きい、この頭の悪い真似をしなければならない理由が菅原にあった。
菅原は悪宇商会という会社に登録している。実態は菅原も知らない。表沙汰にできない仕事ばかりを扱う派遣会社とだけ理解していた。
このルーシーと言う女は、登録社員を管理する人間だ。名前から経歴から全てが嘘だろうが、菅原にとってはどうでもいい。自分も似たようなものなのだから。
「すみません。けど、擬態と調教を同時に扱えるのは貴方くらいしかいないんですよ。その代わり報酬は弾んでいるじゃないですか」
「そうなんですけどね」
実際、悪宇商会からの払いは毎回天文学的な数字だ。もしかしたら依頼料を超えているかもしれないと言うほどに。どんな依頼でも受けると謳っている以上、信頼を維持するためには金銭を惜しまなかった。
行われている行為は、確かに下種以外の何者でもないだろう。しかし、登録社員の側からしてみれば、実力があれば重宝される悪宇商会は優良企業だ。
「それでも、悪宇商会も随分と無茶な依頼を引き受けたものですね。まさか九鳳院のお姫様をターゲットにだなんて」
「貴方がいなければ受けていなかった依頼ですけどね」
今回菅原に回ってきた仕事は、九鳳院紫を可能な限り辱め貶めよというものだった。恐らく九鳳院家の人間ならば誰でも良かったのだろうが、最もセキュリティ・レベルの低い紫が選ばれたのだろう。
セキュリティ・レベルが低いと言っても、それはあくまで九鳳院家での話。その最低レベルの相手でさえ、普通ならば手が出せない相手だ。
そこで、完全に他人になりきることができる菅原に出番が回ってきた。もしこれを成功させれば、悪宇商会は九鳳院すら出し抜く事ができる企業であると評判を得る事ができる。
しかし、危険も大きい。菅原は擬態能力こそ高いものの、戦闘能力は一般人に毛が生えた程度だ。少しでも怪しまれれば、捕らわれてゲームオーバーだ。
また、拉致しても調教が完了する前に見つかるだろう。つまり学校の中で調教を終えなければいけない。恐ろしく難易度が高かった。
「人材……は邪魔になるだけでしょうから用意しませんけど、必要な道具等は全てこちらでそろえます。経費にも制限はありません。必ず成功させてください」
「分かってます。それでは、私はこれで失礼しますよ。こんな所見られでもしたら厄介ですから」
「私も戻ります。別口の仕事もありますからね。それではご武運を」
菅原はひらひらと手を振って、菅原だった人間が持っていたかばんを回収して闇に消えた。それに続くように、ルーシーも暗がりに溶ける。
路地は、殺人事件などなかったかのように静かだった。
720:紅 kure-nai 学園の罠
09/08/13 23:26:01 VYYRq+xc
/開幕の日/
菅原が本物と入れ替わって数日経っていた。標的である九鳳院紫も無事に転入し、クラスになじみ始めている。
未だに紫には手を出せていなかった。単純に長時間二人きりになる口実がないのだ。学力に差がでもあれば、少ない時間でも少しずつ調教できるのだが、残念ながら頭脳は優秀だった。
紫の調教は急いでいるわけではない。誰もそんなにすぐ成果が上がるとは思っていないだろう。チャンスはこれから作っていけばいい。
それよりも問題だったのは、紫の意外な才能だ。九鳳院という特殊な環境の為だろうか、洞察力が桁違いだった。初日に挨拶をした時には、思わず動揺を表に出しそうになったほどだ。
「先生は本当に菅原という名前か?」
初めての挨拶を交わした時、紫は菅原にこう言いながら首を捻ったのだ。
菅原の擬態と言う技術は、変装とは次元が違う。人格も容姿も癖も、鏡写しのように複写するものだ。断じて真似ているだけではない。それを、この九鳳院紫という少女は断片的ながらも見抜いたのだ。
今まで菅原の擬態を見抜いたものはいない。例えそれが親兄弟に成りすまそうとも。それを何百と繰り返してきたのに、初見の、それも始めてあった人間の嘘を見抜いた。
菅原は必死の思いで、紫の能力を解析した。言葉から、少なくとも菅原に対して分かるのはイエスかノーという簡単な答えのみ。核心には至ってない様子だが、それでも嘘をついていいわけではない。
つまり、紫が近くにいる時は嘘があってはいけない。全て正直に答えつつ、自分に都合がいいように隠し誘導しなければいけなかった。これは、酷く精神を磨耗させる作業だった。
そうして心身共に疲弊させながら日々を過ごしていると、機会は意外に早くやってきた。九鳳院紫が、性教育のビデオを見たいと言ってきたのだ。転入してくる直前に見せたため、見逃したからだろう。
すぐに放課後に視聴覚室の予約を取り付ける。何を考えて二時間分もの性教育ビデオを作成したのか不明だが、今は都合がいい。
菅原はルーシーに連絡を取り、偽造のビデオを取り寄せる。と言っても、内容が大きく変わるわけではない。少しばかり過激にして、あとはサブリミナル効果で欲情を促すという程度のものだ。
本当はこれだけでは不満だったが、ルーシーが言うにはこれで十分との事だ。曰く、九鳳院の女は例外なく淫乱である。
長い年月何代、何十代にも渡り男に都合がいいように体を調整されていくうちに、肉体そのものが変わっていった。それこそ医学的、生物学的に全身性感帯と言えるほど感じやすく、ホルモンの分泌量も異常であると。
その全てを鵜呑みにするわけにはいかないが、他者より感じやすいのは本当なのだろう。駄目ならば次の手を考えればいいだけだ。
準備は既に万全である。
九鳳院紫は授業が終わると、急いで視聴覚室に向かった。今日はそこで、担任の菅原に性教育のビデオを見せてもらう予定だったからだ。
クラスメイトがビデオの話題で持ちきりな中、見た事のない紫は話題に乗れないでいた。自分が無知なのは認めるが、だからこそ学ばなければいけない。無知なままで終わらせるつもりはない。
本当は真九郎に教えてもらう予定だったが、せっかく先生が手配してくれたのだし、少しくらいフライングしても罰はあるまい。
「先生、来たぞ!」
「おや、早かったね。そんなに楽しみだったかい?」
「うむ!」
と、紫は元気よく返事をした。担任の菅原は、いつものように優しげな微笑をしている。
始めてあった時の菅原は、紫にとってとても不思議な人だった。なんと言うか、嘘をついているようなついていないような、そんな不思議な感覚。明確にどちらかと言うわけではなく、酷く曖昧だったのだ。
それも、普通に学校生活を過ごしていくうちに気にならなくなる。菅原は誠実で丁寧な、有体に言えば善人であったためにいつの間にか不思議な感覚を覚えた事すら紫は忘れていた。
なにせ、今日も紫の為だけにこの視聴覚室を貸しきってくれたのだ。これが九鳳院家だから特別扱いをしていたのであれば紫も拒否していたが、この先生はどの生徒にでも平等に接する。だから、紫も遠慮なく頼れた。
この優しい先生が、紫は好きだった。もちろん一番好きなのは真九郎だが、それとはまた別で遠慮なく頼れる大人として。
「ああ、扉はしっかり閉めてね。放課後とは言え、大きな音を外に漏らすのはよくない」
「わかった」
完全な防音使用になっている視聴覚室の扉はとても重い。ドアノブも紫では両手で絞めなければならないほど硬く、体重をかけてやっとの思いで閉めることができた。最後に鍵を閉めれば、音が外に漏れる事はない。
「そろそろ映すからね。好きな場所に座るといい」
721:紅 kure-nai 学園の罠
09/08/13 23:26:23 VYYRq+xc
「よく見える場所がいい!」
そう言って、紫は最前列に席を取った。紫が座るのと同時に室内が暗くなり、大きなスクリーンに映像が映し出される。
画質はお世辞にもいいものとは言えず、音楽もチープだったが、それでも紫には楽しみだった。紫は九鳳院にいる頃、何もかもが与えられるだけだったために、自分から知るというのが楽しくて仕方なかったのだ。
期待に胸を高鳴らせながら、画面に集中する。愛とは、男性器とは、女性器とは、順序を追って説明していくとある。
「ん……ふぅ……え?」
いつの間にか、期待とは別の理由で心臓が大きく鼓動している事に気がつく。理由は良く分からないが、何故か全身がぞくぞくと熱くなるのだ。
やがて女性の体が映し出され、女性器、ヴァギナ、膣と説明された場所が熱くなった。それだけではなく、ぞくぞくと痒いような感覚まで生まれてくる。味わった事のない未知の感覚に、紫はどうすればいいかわからなくなった。
急に画面が白む。いや、本当に点滅したわけではないだろう。ただ紫がそう感じただけだ。
なぜだか分からないけど、自分の女性器をぐちゅぐちゅにしなければならない気がした。今までそんな所を触った事などない。しかし、どうしてもぐちゃぐちゃと壊れるほどこねたい衝動が溢れてくる。
紫は画面に視線を向けたまま、恥ずかしげもなくスカートをたくし上げた。ショーツの上から恐る恐る女性器を触る。その瞬間、ビリビリとした何かが走った。
「ひゃううぅ!?」
全くの埒外な刺激に、大きく悲鳴を上げてしまう。ショーツはしっとりと濡れていて、まるでお漏らしをしたかのようだった。もう、自分では何がなんだか分からない。
それでも指は勝手に動く。ショーツを押し付けるように、ぐりぐりと動かせばまたお漏らしをしてしまい、どんどん濡れが酷くなる。
「大丈夫かい?」
「ひぃ!」
上がった悲鳴は、急に声をかけられた驚きだけではなかった。気づかれてしまった事の恐怖と羞恥、そして肩に手を置かれたときにビリビリと流れた正体不明の電流だ。
「具合が悪そうだね。もうやめるかい?」
「い、いや。大丈夫だ」
紫も自分自身が酷くおかしいのは判っていた。けど、ここで見るのを止めたくなかった。なぜだか分からなかったが、この恥ずかしさも股の感覚も、全部嫌いじゃないどころか好きだと思っていたのだ。
「下着を濡らしてしまったね。脱いでしまったほうがいい」
菅原の言葉に、紫の脳が一瞬真っ白になる。そんな恥ずかしい事できるわけがない、そう怒鳴ろうとした瞬間に、また画面が光る。
その光は紫の頭に知らない事を書き込んでいく。ぴりぴりと脳髄が焼けて、つい一瞬前まで思っていた事と間逆のことを言ってしまう。
「せ、んせい。脱がして、ほしいのだ」
「仕方のない子だね」
菅原はあくまで紫を慈しむ笑みで、優しく頭を撫でた。それが逆に、紫に自分が汚いもになったかのような強烈な感情を起こさせる。
菅原は紫の前まで回ると、腰を落とした。紫のスカートは捲り上げられており、視線を隠すものは何もない。淑女にあるまじき恥ずべき行為なのに、心臓は羞恥心とは別に高鳴っている。
ショーツにそっとかけられた手は、自分のように柔らかいものではなくごつごつとした肌触りだった。それが否応にも自分以外の人間が下着に触れていると自覚させる。
少しずつ指が降りていき、今覚えたばかりの子供を作る場所が菅原に晒されようとしている。本当なら隠すべきなのに、紫の手はスカートを持ち上げたまま降りてくれなかった。
それどころかむしろ、腰を小さく上げてショーツが下ろされるのを手伝ってすらいる。しかも、股が自然と開いてしまっているのだ。まるで、紫が自分から見せようとしているようだ。
真九郎にすら見せた事がない場所を、しかも自分から見せ付けている。とても恥ずかしくて嫌な事なのに、なぜ。
紫は混乱した頭で考え続けた。なぜ、見せ付けるとが嬉しくてたまらなく、膣の奥まで疼くのだろうか。
ショーツを引き抜き終わった菅原が、また紫の陰部に注目する。その恥ずかしさに耐え切れず、またとろりとしたものを漏らしてしまった。
「濡れてしまっているね。拭いたほうがいい、少し大人しくしててくれるかな」
柔らかいタオルが、そっと股間に当てられた。その刺激に、紫は小さく悲鳴を上げておびえる。こんな事は、はいつもトイレで用を足せばしているはずである。それなのに、全く別物に思えた。
いや、まったく別物だった。
「ひゃあぁぁ! ぅあ、せんっ、せぇ、あっあっあっあああっああああぁぁぁぁ!」
手のひらをタオル越しにぺったりと股間に貼り付けられ、ゆっくりと前後される。刺激はいままでの比ではなく、股全面に電流が走って紫を狂わせた。