09/03/10 22:03:11 C/iLnVcB
走る。ひたすらに走る。
彼女の手をひき、ただひたすらに走る。
背後から迫る無数の足音。『奴ら』だ。血に飢えた、人だったものたち。
虚ろな目、意味を成さない言葉、定まらない足取り。ただ他人の血だけを求め、さ迷
い歩く亡者。
「さくら、大丈夫?」
「う、うん」
僕は、彼女……島本さくらに声をかける。
小柄で長い髪の毛をポニーテールにまとめた女の子。幼なじみとしてずっと一緒にい
た僕から見ても可愛いと思える顔立ち。
ただいつもは優しい笑顔に彩られているその顔も、今は恐怖に強張っていた。
無理もない。
さくらの背後を見れば、道を塞ぐほどの数の『奴ら』がいた。
幸いにも『奴ら』は足が遅く、知能も低かった。まるで、映画に出てくるゾンビのように。
「マ、マサくんこそ大丈夫?」
「大丈夫だよ」
僕は精一杯の強がりを口にした。僕もさくらも文化系部活の所属だ。持久走なんて
不慣れだ。おまけに『奴ら』に追われるというオマケつき。肉体的にも精神的にも一杯
一杯だった。
だけど、この手は離せない。守る……絶対に。
「一体、何があったんだよ……」
街が大きく変わってしまったのは、ほんの1、2時間前のことだった。
どこかから悲鳴が聞こえ、後は全てが爆発するように変わっていった。
逃げ惑う人。襲う『奴ら』。
襲われた人々は血を吐き倒れ、『奴ら』になる。
何故、なんてことは問題ではなかった。そんなことを考えるのは平和な場所にいる連
中だ。
本当の危険を目の当たりにして、僕らに出来ることはただ逃げることだけだった。
「マサくん、このままじゃ……」
さくらの不安げな声が聞こえる。
ああ、そうだ。ただ闇雲に逃げているだけじゃ、絶対いつかは捕まるだろう。『奴ら』
は間違いなく数を増やし続けているのだから。
どこか安全な場所が……。
頭の中で周辺の地図を広げる。……今日はさくらとの初デートだった。一緒に映画を
見ようと誘い、待ち合わせて駅に向かう途中……異変が起きた。
「…………」
徹夜で選んだデートコース。さくらの好きそうな場所はあるが『奴ら』から僕たちを守っ
てくれそうな場所は無い。どこか……。
「そうだ、学校……」
46:シュウマツ
09/03/10 22:03:36 C/iLnVcB
僕らが逃げ込んだのは普段通い慣れた学校だった。
幸い僕らが異変に遭遇した場所から近い場所にあった。20分ほどの道のりだった
が、いつどこから『奴ら』が現れるか分からない恐怖。何時間もかかったように思う。
日曜ということで、門が閉じられているが、そこは通いなれた学校。こういう時、乗り
越えやすい柵のめどはついていた。
「ここなら、大丈夫かな?」
「う、うん」
さくらに手をかし、柵を乗り越える。
先ほどまで鈍重な動きで追って来ていた『奴ら』は金網を前に無意味なうなりをあげ
ているだけだった。どうやら柵を乗り越えたりはしないようだ。
「はぁ~」
ようやく一息つけた。大きく息を吐く。どっと疲れが体にくる……。
「ふふっ」
気がつくと隣でさくらが嬉しそうな顔で微笑んでいた。
「?」
「手、マサくんずっと離さなかったね」
「あ、」
握りっぱなしだったさくらの手。ちょっと汗ばんでしまった手と手を見て僕は思わず声
をあげた。手は離さなかったけど。
「これは、ま、まぁ、緊急事態だったし」
しどろもどろになりながら僕が言うとやっぱりさくらは嬉しそうで……僕の手を優しく握
り返した。
「守ってくれて、ありがとう」
いや、そんな守ったなんて……僕はただ夢中で……。
何を言うのも照れ臭く、僕は頬をかく。
「マサくん……」
いつも一緒にいたさくら。そんな彼女の顔がいつも以上に近くにあった。まつげの数
も数えられそうな至近距離でさくらの瞳には僕が写っていた。
「さくら……」
まるで吸い込まれるようにさくらに近づき……そして……。
「島本さん! 野田!」
唐突に聞こえた声に僕らは弾かれるように離れていた。
47:シュウマツ
09/03/10 22:03:59 C/iLnVcB
声をかけてきたのは、同じクラスの少年だった。斉藤隆。たしか、サッカー部だったと
思う。僕とはあまり付き合いはなかった。
「一体何が起こってるんだ?」
「僕らにもさっぱり……」
聞けば斉藤くんはサッカーの練習で学校に来る途中だったらしい。駅から学校に向
かう途中、異変に気づき、後は僕たちと同じだった。彼の場合、開いていなかった正門
を乗り越えた(遅刻した際はよくやっていたらしい)のだが。
「とにかく、職員室に行ってみよう」
僕の提案にさくらが頷く。
誰か先生がいるかもしれないし、職員室なら電話もあるだろう。今何が起きているの
か情報収集も出来る。
「でもよ、校舎って入れるのか? 俺がいつも日曜来るときは鍵が締まっていたけど」
「あ……」
考えれば当然だった。日曜に誰でも入れるような防犯にはなってはいないだろう
……。
僕たちは互いの顔を見合わせ止まる。
「あなたたち! 早く!」
突然、悲痛な叫びが聞こえて顔をあげた。声は二階の窓、乗り出すように僕らを見て
いる先生からだった。社会の佐伯先生だ。
「え?」
佐伯先生は青ざめた顔でどこかを指差す。その指差す先は……。
「っ!!」
溢れそうな悲鳴を必死に押し殺す。虚ろな目でのろのろと近づくもの……『奴ら』だっ
た。学校の中にも入り込んでいたのだ。
「はやく校舎の中へ! 昇降口の鍵を開けるわ!」
僕らは返事をするのももどかしく校舎に向けて走り出した。
「さくら大丈夫?」
「う、うん」
言葉とは裏腹にさくらの表情は辛そうだ。ほぼ休むことのない逃走劇。もうさくらは限
界に来ていた。
くそっ。
「島本さん、先に行ってて」
声をあげたのは僕の隣に来ていた斉藤くんだった。僕とさくらの間に割って入るよう
に走る。
「で、でも」
「俺達が囮になるから、急いで」
勝手に僕まで囮に巻き込まれているが、異論はない。さくらを逃がすこと、それが一
番だった。
さくらの視線が僕に向けられる。頷くことでその視線に答えると、さくらも決心をしたよ
うに走る。
48:シュウマツ
09/03/10 22:04:22 C/iLnVcB
「野田」
「うん?」
「島本さんにあいつらがいかないように、ちょっと遠回りするぞ」
「分かった」
僕と斉藤くんはさくらから離れ、『奴ら』をおびき寄せるように大きく声をあげ、走る。幸
いにも鈍重な『奴ら』。長い時間なら逃げるのは決して難しくはない。
「っ!」
だけど、その目論みはすぐに崩壊した。僕らの逃げた先、そこにも『奴ら』の姿があっ
た。
「…………」
僕らの想像を超えた数の『奴ら』がそこにはいた。中には制服姿の同級生もいた
……斉藤くんと同じで部活に来ていたのだろうか。
恐怖と絶望。足を止めた僕たちにその二つが重くのしかかる。
「昇降口に行くには強行突破するしかないな」
「強行突破って……」
そういうアクションは僕の柄じゃない……だけど、そんなことを言ってもいられない。
「あそこなら人数も少ない、走り抜けるぞ」
『奴ら』の群れの一角を指差し斉藤くんが告げる。たしかにそこは群れの中でも人数
が少ない。サッカーで鍛えられた感覚だろう。
「行くぞ」
僕の返事も待たずに彼は走り出す。僕は彼の後を追うような形で慌てて走る。
「野田」
「え?」
『奴ら』の群れに突撃する直前、
ドンッ
と予想外の衝撃が来た。
「悪いな」
グラリとふらつく体。斉藤くんの乱暴な体当たりに僕は何が起きたか分からず、バラ
ンスを崩し倒れる。
斉藤くんは転んだ僕を一瞥すると……そのまま走り去る。代わりに僕に近づいてきた
のは口をだらしなく開いた亡者たちだった。派手に転んだせいだろうか、走り抜ける彼
よりも僕に『奴ら』は狙いを定めていた。
「斉藤く……ん」
僕の声に一度だけ彼が振り返る。
笑っていた……。
気のせいなんかじゃない。彼はたしかに不様に転び、今にも襲われそうな僕を見て、
たしかに笑っていた。
「くっ」
懸命に体を起こし、逃げようとする。だけど目の前の『奴ら』が僕の逃亡を見逃すわけ
がない……。
這うように逃げ回り、しかし、それにも限界があった。あっと言う間に僕は逃げ場を失
い『奴ら』に囲まれていた。
ここ……までか。
49:シュウマツ
09/03/10 22:04:45 C/iLnVcB
脳裏をよぎるのはさくらのことだった。さくらは無事逃げれただろうか……それが気が
かりだった。
「っ!」
『奴ら』が襲いかかるその瞬間、
「正人!!」
別の声が聞こえた。同時に人の肉を打つ鈍い音が響く。
「大丈夫っ!」
剣閃が奔る。
見上げると僕を庇うように一人の女の子が木刀を構え、奴らを威嚇していた。さくらと
同じポニーテールの髪型。だけど、ピッと背を伸ばし凛とした佇まいはさくらとは大きく
違う。僕はその女の子を知っている。
「あかねっ!」
七瀬あかね。剣道部に所属するクラスメートだった。
「ったく、何あいつ酷いヤツね」
斉藤くんが走った方向を睨み、一言つぶやく。
「私が来なかったらどうなっていたのよ」
つまり、あかねは僕のためにわざわざ助けに来てくれたのだろうか?
「早く、こっちへ!」
木刀を振るうあかねに先導され、僕は逃げる。
「あ、あかね、そっちは!」
斉藤くんが逃げたのと……さくらが逃げたのとは違う場所。そこは剣道場柔道場もあ
る体育館だった。
50:シュウマツ
09/03/10 22:05:07 C/iLnVcB
「う、嘘……」
斉藤くんから聞かされた言葉。それは私を殺してしまうほどの重みを持った言葉だっ
た。
マサくん……マサくんが……。
「嘘、だよね」
マサくんが死んでしまうなんて、いなくなってしまうなんて。
すがるように聞いても、彼はただ悲痛な面持ちで首を振る。
「そ、そんな……」
愕然と私はその場にへたたりこんでしまう。
「すまない。俺がもっとしっかりしていれば……」
…………。
「うぅ」
マサくんと私はずっと一緒だった。幼稚園小学校中学高校。何度も同じクラスになっ
たし、いつも一緒に通っていた。
そして、ずっと好きだった人。
マサくんとの関係はずっと続けばいいのに……そんな風に私は思っていた。
だけど、だけど……。
溢れてくる涙を止めることができず、私はただ泣いていた。
昔、私が泣いていると真っ先に飛んできて慰めてくれる人がいた。
だけど、その人はもういない……。
「うぅ、ひっ、マサくん……マサくん……」
今はもういない愛おしい人の名前を呟きながら私は泣く。ただそれしか出来なかっ
た。
いっそマサくんを追って私も出て行こうかな。私は本気でそう思ってさえいた。
「え?」
不意に体を包み込んだ暖かい感触があった。
それは斉藤くんだった。
彼の腕がそっと優しく私の体を抱きしめていた。
「さい、とうくん?」
「野田は最期に言ってたんだ。さくらを頼むって」
「え?」
「『奴ら』に囲まれて、もうダメだって時、あいつは俺にさくらを守ってくれ。そう言ったん
だ」
マサくん……。
最後の最後までマサくんは私を心配してくれた。嬉しいなって思うのと同時にマサく
んらしいなって思う。
「そっか、そうなんだ……」
マサくん、私の大好きな人。
今すぐにでもマサくんを追っていきたい……でもそれはマサくんが絶対喜ばないこと
だと思う。
「あ……」
斉藤くんの抱擁が強いものになる。
私をここに留めるように、私を守るように……。私は斉藤くんの腕に強く抱かれてい
た。
そして、とても力強く優しい声で斉藤くんは私の耳に語りかける。
「だから、俺が君を守るよ。彼の代わりに」
「…………………」
長い沈黙が私たちに下りる。
ただ斉藤くんは私を強く強く抱きしめていた。暖かい感触。それは初めて触れる異性
の逞しさだった。
私は何も答えることは出来なかった。
馬鹿みたいに泣いている間、斉藤くんはずっと私を抱きしめていてくれた。
「…………」
私は彼に言う言葉は何も思い付かなかった。だけど、気がつけば私は抱擁に応える
よう、彼の背中にそっと手を回していた。
51:シュウマツ
09/03/10 22:06:12 C/iLnVcB
校舎にいたのは私と斉藤くんを合わせて、6人だった。
佐伯先生と他に三人。図書委員の仕事で登校していたらしい。
私たちが合流したあと、先生たちは校舎の施錠を確認した。そして、防火扉を閉め、
職員室のある2階に立て篭もった。
幸いなことに災害時の備蓄として食料、飲料水、毛布が校舎内にあったのだ。
事態が終息するか救助が来るまでの間を耐えるには充分すぎる量だった。
私も斉藤くんと一緒に働いた。
倉庫から備蓄されていた毛布や食料を運び、防火扉の前に教卓を並べ容易に開か
ないようにする。
マサくんのことを考えてしまわないように……私は懸命に体を動かした。動いている
間はマサくんのことを考えずに済むから。
だから私は窓の側にだけは決して立たなかった。マサくんを……変わってしまったマ
サくんを見てしまうかもしれなかったから。
そして、初めての夜が来た。
52:シュウマツ
09/03/10 22:06:52 C/iLnVcB
「斉藤くん?」
職員室の近くにある教室。そこで斉藤くんは窓の外を見ていた。
幸いにもまだ水も電気も通っていて、夜の闇に怯える心配はなかった。私は濡れた
タオルで汗を拭き、職員室に戻る途中、彼に気づいた。
「島本さん……」
私の姿に気がつくと、斉藤くんは顔を綻ばせる。
「こんな所でどうしたの?」
私たちは職員室を拠点にしていた。テレビ、ラジオ、電話、パソコン……外部の情報
を得るにも発信するにも必要なものが全て揃った場所だからだ。
「いや、あそこで男は俺一人だっただろ?」
ちょっとだけ気まずそうに彼は笑う。
そう、校舎内にいた6人は斉藤くんを除いてみんな女子だった。佐伯先生と私、三人
の図書委員はみんな女の子だった。
「一緒の部屋で寝るわけにもいかなかったし」
と言いつつ彼は床に敷かれた毛布を指差す。
たしかにいくら非常事態でも男の子と一緒に寝るというのは抵抗があった。斉藤くん
は私たちに気を使ってくれたのだろう。
マサくんがいれば斉藤くんも……違ったのかな?
「島本さん……」
「え?」
「今、ひょっとして野田のこと思い出してる?」
「…………」
「ちょっと寂しそうな顔してたからさ」
「うん……」
図星だった。
マサくんは私にとって中心とも言える大事な人で。私の思い出はマサくんとのものば
かり。
思い出さない、なんてこと出来るわけがない。
(マサくん……)
また目に熱いものが込み上げてくる。私はまだマサくんがいなくなったということを受
け入れられそうにない。
「あ……」
53:シュウマツ
09/03/10 22:07:20 C/iLnVcB
気がつけば、斉藤くんがまた私を抱きしめていてくれた。
「さ、斉藤くん……」
私は体を固くして小さく震えた。
さっき、彼に抱きしめられて安心したのは事実だった……でも、私は……私は……。
「島本さんを守る、って言ったよね」
「…………はい」
「それはさ、『奴ら』から守るって意味だけじゃなくて、寂しさや悲しさからも島本さんを
守りたいって、そう思うんだ」
「で、でも私は……」
「忘れさせてあげるよ、野田のことなんて」
「んっ!」
気がつけば、抵抗する間もなく斉藤くんは私の唇を奪っていた。
ファーストキスだった。
マサくんと幼稚園の頃交わした冗談のようなキスを数えなければ、初めてのキスだっ
た。
いや……。
最初に感じたのは拒絶の意志だった。
私が最初にキスするのはマサくんだって……もう叶わぬ願いだと分かっていても私
は懸命に拒絶しようとして、
「きゃ、」
悲鳴をあげていた。
斉藤くんの右手が上着を潜り、素肌の上を這っていた。
そのまま上着をまくりあげ、マサくんさえも触れたことのない双丘に触れる。
「い、いやっ」
斉藤くんを突き放そうとする。けれど鍛えられた斉藤くんの体は私の非力なんかもの
ともせず、腰に回された左手が強引に私を引き寄せる。
「んんんんー」
せめて乳房に触れる右腕を払おうとして、また唇を奪われた。
唇を守ろうとすれば乳房を触られ、胸を守ろうとすれば唇を奪われる。
斉藤くんの巧みな動きに私は成されるままに翻弄されるしかなかった。
「そ、そこはっ!」
かすれた悲鳴が漏れる。
今度は斉藤くんの手がスカートの中に潜り込む。このスカート、マサくんが好きだっ
た。
「野田のことなんて忘れさせてあげるからさ、」
54:シュウマツ
09/03/10 22:12:29 C/iLnVcB
「んんっ」
マサくんにさえ触れさせたことのない秘所を撫でられる。下着の上から丹念に何度も
何度も擦る。その動きは手慣れていて、私の中でどうしようもない感覚が膨らんでい
く。
「や、やぁぁ」
未知の感覚に翻弄され膝がふらつく。立っていられない。
ドサッ
気がつけば、音を立てて私は床の上に倒れ込んでいた。
斉藤くんは乗りかかるように覆いかぶさり、またキスをした。
「んんんっ」
舌が潜り込んでくる。私の唇を割り、斉藤くんの舌が私の口内を確認する。こんなキ
スなんて……知らない……。
「ん」
斉藤くんが唇を離すと、唾液の糸が私たちを渡す。それが私の唾液なのか彼の唾液
かなのか、分からなかった。
「俺はずっと島本さんのこと好きだったんだ」
「え?」
彼の言葉に私は驚いた。好き、だなんて……。私は男の子に告白されるのなんて
……初めてだった。
「で、でも、私にはマサくんが……」
「大丈夫、すぐに忘れさせてあげるから」
確信を持った声で斉藤くんが告げる。そして、私を惑わせる手が動き出す。自分でも
触ったことのない場所を斉藤くんが念入りに探ってくる。
55:シュウマツ
09/03/10 22:13:06 C/iLnVcB
「だ、だめ」
ショーツをずらして潜り込んでくる手。でもやっぱり強引な彼の手技は私の抵抗をも
のともせず最後の場所に手を伸ばした……。
「だめ、だめ……マサくん……」
「…………」
マサくんの声を呼んだ瞬間、斉藤くんの手が止まる。見上げるとどこか優しい表情で
斉藤くんが見ていた。
「野田は、さ」
「え、」
「いつまでも自分に縛られて島本さんが笑えないのなんて望んでないと思うよ」
「…………」
「野田も島本さんの笑顔が好きだったからさ、きっと島本さんには笑っていて欲しいと
望んでいるんじゃないかな」
あぁ……。
うん、多分マサくんだったらそれを願うだろう。
逆の立場でもきっとそう思うから。
でも、私は……私は……マサくんのことを忘れるなんて……。
「大丈夫、全部俺に任せておけば」
私の心を読んだように斉藤くんが告げる。もう彼は止まらなかった。私の上着をたくし
あげ、一緒にブラジャーもずらす。
私の乳首に赤ん坊のようにしゃぶりつきながら、もう片方を揉む。舌と指で転がされた乳首が熱い。固く熱くなっていくのが自分でも分かる。
今まで体感したことのない熱さが体の奥から溢れてくる。もう何が何だか分からなく
なりそうだった。
56:シュウマツ
09/03/10 22:13:36 C/iLnVcB
「せ、せめて電気消してください」
もう逃げられない。
経験がないと言っても斉藤くんが何をしようとしているのかは、分かる。
諦めに似たものが緩慢に私の体に染み渡る。
でも、捧げたいと思っていた人は……マサくんはもうこの世にいないのだ。
なら私を好きと言ってくれた人に捧げるのも……ありなのかもしれない。
「分かった」
彼が立ち上がる。この時に逃げようと思えば逃げられたのかもしれない。けど私は
……。
教室の明かりが落とされる。夜の教室は暗い……。
入口の扉が音を立てて閉じられる。閉められた教室にまるで斉藤くんに捕われてし
まったかのような錯覚を受ける。
「…………あ」
暗闇の向こうからきぬ擦れの音が聞こえた。……それが何を意味するのか、答えは
すぐに分かった。
闇の中からうっすらと浮かび上がる姿。引き締まった体は日に焼け、彼がいつもサッ
カーをしていることを如実に物語っていた。
逞しい体には何もまとっていない……下着さえも。
「…………あ…………」
思わず視線を落としていくと、そこには私の知らないものがあった。男性器だった。
同年代の男の子……成長しきったそれを見るのは初めてだった。
初めて見る未知のものは、まるで何かを待つように大きく反り返っていた。
「あ、」
暗闇の中でも分かるその大きなシェルエットに私は息を飲む。
「島本さん」
「っ!」
床の上で身を固くする。恐怖のあまり私は声も出なかった。
57:シュウマツ
09/03/10 22:14:23 C/iLnVcB
「毛布の上のほうが体が楽だよ」
ささやくと彼は私を優しく抱き上げ、そっと壊れ物にでも触れるように優しく毛布に横
たえた。
「あ……」
「大丈夫、優しくするよ」
唇で静かな音が鳴る。斉藤くんの唇がついばむように私の唇を奪っていた。
「さい、とうくん」
あとは、されるがままだった。
斉藤くんのキスは私のありとあらゆる場所を巡る。首筋、鎖骨、乳房……。
キスの通った場所は服が消えていく。斉藤くんは優しく、だけど有無を言わさず私の衣
服を剥ぎ取っていった。
「島本さん」
最後の一枚を脱がす時、彼は小さく聞いた。
「いくよ」
「…………」
私は頷くことも否定することも出来なかった。ただ羞恥で顔を覆う。それだけだった。
最後の一線も、スルリとあっけなく抜けていく。ショーツが足首から抜かれ私は彼と
同じ産まれたままの姿をさらしていた。
「もっと、よく見せてよ」
「は、恥ずかしい」
懸命に足を閉じようとする。けど斉藤くんの腕に阻まれ、彼の顔が私の一番秘められ
た場所に近づいていく。
「ひゃん!」
キスが来た。
自分でも触れたことのない場所。そこを斉藤くんの舌が這っていく。
「ちょっと濡れてるね」
「…………そ、そんな所汚いですよ」
「綺麗だよ」
「あああっ!」
私の中に何かが入ってきた。それはきっと斉藤くんの舌先で……初めて感じる、そう
快感だった。
「いや、いやっ」
力が抜ける。でも体が熱くなる。斉藤くんの舌先が私の中をねぶり、性器に今まで感
じたことのない変化が来た。
「うん、ずいぶん濡れてきたね。もう島本さんも堪らないでしょ。ほら、こんなに音がする
よ」
水音が響く。静かな教室には小さな音でもよく響いた。
その音が男性を受け入れる準備が出来たことを意味するのは分かった。分かってし
まう。
「あぁ……ま、マサくん……」
愛しい人の名前が漏れた。けど……。
「すぐ忘れちゃうよ、そんな名前」
58:シュウマツ
09/03/10 22:15:05 C/iLnVcB
「ああああああっっっ!!」
マサくんの笑顔を思い出した瞬間、まるでその思い出を打ち砕くように、痛みが来
た。
身を裂かれるような、苦痛。
水音を響かせていたそこに、今度は舌先と違う、太く熱いものが減り込んでいた。
それが斉藤くんのものだというのは直ぐに分かった。
「痛い……痛い……」
凶器が私に刺さっている。感じるのはただ苦痛だけだった。
「……ひぐっ、マサく…………ああああっ!!」
まるで刺しこまれたナイフをえぐられるよう。マサくんの名前を口にした瞬間、斉藤く
んが乱暴に無理矢理動く。
「ダメだよ、野田の名前なんか出したら。次、野田のこと呼んだらもっと痛くなるよ」
「っ!」
乱暴に乳房を掴まれる。先ほどまでの優しいタッチとは違う痛々しいもの。
「あいつのことなんか忘れるのが島本さんのためなんだから」
「……んっ……」
首筋にキスが来る。まるで跡をつけるような強烈なキス。
「これから俺の名前を呼んでよ」
「斉藤くん……?」
「違う違う、ちゃんと下の名前でさ」
…………えっと、斉藤くんの名前は…………。
「隆……くん?」
「よく出来ました、さくらちゃん。これからはそう呼んでね」
……隆くんのキスは恋人にするように優しく、今度乳房を掴まれた時も最初のように
私を惑わす柔らかなタッチだった。
59:シュウマツ
09/03/10 22:15:38 C/iLnVcB
キスと愛撫が繰り返される。
マサくんの名前さえ出さなければ隆くんの行為は、ただ快感だけを与えてくれた。
「ん……」
私の性器には変わらず隆くんのものが入っている。時折、隆くんのものがひくつくの
を感じる。それは動きたいのを無理矢理我慢しているようで……とても辛そうに思え
た。だから私は、
「動かなくて大丈夫?」
隆くんと繋がっている場所に視線を落とし、聞いた。
「さくらちゃんは動いて欲しい?」
冗談っぽい口調で隆くんが笑う。悪戯っぽい笑顔だった。
「そうじゃなくて……ただ隆くんが辛そうで」
「大丈夫だよ、俺はさくらちゃんの方が大切だから」
「でも……」
性器のなかで隆くんの存在が震える。
辛そうだな……。
「ううん、やっぱり、動いて欲しい……」
怖かったけど、私は笑顔で言った。
隆くんだけ辛い思いをさせたくなかった。
だから私は動いて欲しい。
「さくらちゃん?」
そんなこと言うのは恥ずかしかった。上目遣いでそっと見上げると、隆くんは笑顔で
頷いてくれた。
「ありがとう、さくらちゃん」
唇に触れるキス。それを合図に斉藤くんが動き出す。
まるで私を気遣うような優しい動き。ゆっくりと男性器を出し入れする。隆くんにずっと
高ぶらされたせいだろうか、隆くんがゆっくり動いてくれるせいだろうか、さっきと違い
痛みはなかった。
60:シュウマツ
09/03/10 22:16:12 C/iLnVcB
「ん、隆くん……」
「あぁ、さくらちゃん」
隆くんの腰がゆっくり円を描く。私の膣を襲う痛みはだんだんと薄くなる。
どれほどそうしていただろうか。
私たちは互いに言葉はなく、ただ体だけが動いていた。
変化は徐々に訪れていた。
くちゅ、くちゅ。
湿った水音が響く。苦痛と入れ代わりに沸いて来たのは今まで感じたこともない心
地よさが私の脳髄を溶かす。
「いやぁ、ぁぁ」
口から否定の言葉が漏れていた。隆くんに一突きされる度、自分の内側で何かが変
わる感覚があった。
「気持ちいいんだ、さくらちゃんも」
「あ、ああぁ……んっ!」
気づいた時には私は隆くんを求めるように抱きついていた。密着する身体で尖った乳
首と乳房が潰れる。
「たか、しくん……んん」
唇がふさがれる。舌と舌を絡め合い唾液を交換する。いつの間にか私は自分から隆
くんの口に舌を差し込んでいた。
何も考えられない。ただ快楽に突き動かされるように私は腰を動かす。
そう、私も隆くんと一緒に動いていた。
はしたない……そう思うけど止まらない。止めてくれない。隆くんも、そして私も。
61:シュウマツ
09/03/10 22:16:52 C/iLnVcB
「さくらちゃんも動いてくれてるんだ」
「いやぁ、言わないで」
羞恥を煽られる言葉に頬を染めながらも私は動く。
さっきまでの辛い気持ちが嘘のように、ただ快楽だけがあった。
私はさっきまで何を悩んでいたのかな?思い出せなかった。
「さくらちゃん!」
「あああっ!」
性器が擦れ合い、腰がぶつかる音。それは際限を知らず高ぶっていた。
「私、なんだかっ!」
もう何も考えられなかった。ただ弾けるような快感がそこにはあった。
「イキそうなんだね、さくらちゃん」
「い、イキ?」
「大丈夫、俺に全部任せて」
隆くんはまるで私を安心させるような優しいキスをした。
はい……。
言葉の代わりに隆くんに舌を絡ませキスで答える。隆くんの全てを受け入れるように
私は彼を求めていった。
そして、
「んんんん!」
「っ!」
世界が真っ白になる。電気が明滅するみたいに頭の中で火花が散っていた。
隆くんが大きく腰を打ち付けた瞬間、私の中で何かが弾けていた。
同時に私の中にあった隆くんが大きく脈打つ……熱い、熱いものが私の中に注がれ
ていた。
「ああああっ……」
これは射精……?
隆くんの脈打つ感覚が、私の身に起こったことを物語っていた。
その結果がどういうことを意味するのか、知っている……けど私は……。
62:シュウマツ
09/03/10 22:17:24 C/iLnVcB
「隆くん……」
私の横に隆くんが倒れ込む。
まるで恋人同士のように寄り添いながら、私は隆くんにそっと声をかけた。
「ん? ……あぁ、ごめん、さくらちゃんの中があまりにも気持ちよくて……」
「私も……気持ち良かったです……」
妊娠に対する危機感も……無かった。ただ今の私にあるのは絶対的な快感と満足
感だけだった。
圧倒的な快楽の前に私は満ち足りていた。
「……野田のことは忘れられそう?」
「え……?」
マサ……くん?
そう言われて私は気がついた。行為の最中、私は最後までマサくんのことを思い出
すことはなかった。そこにあったのは……圧倒的な快感。
「私は……」
でも、忘れることなんか……出来るわけがない。たしかに行為の最中は隆くんがくれ
た快感に思い出すことはなかった、だけど私とマサくんの思い出はずっと胸にあるん
だ。
「セックスしてる最中は思い出さなかったでしょ」
「…………」
隆くんの言葉は事実だった。だから私は小さく頷く。
「……じゃあ、もう一回しよっか」
「え?」
断るヒマなんて無かった。
隆くんは再び私の上に覆い被さると、一度射精を終えてもまだ固いそれを挿入してき
た。
「あああああっ! 隆、くん!」
私の抗議の声も聞かず、隆くんはまた行為を再開する。そして……私の身体は知ら
ず知らずの内に隆くんに応えていた。
「あああああっ!」
世界が変わってしまった、初めての夜。
私の声はいつまでも止むことはなかった。
63:シュウマツ
09/03/10 22:18:20 C/iLnVcB
ひとまず以上になります。
描写が少なかったり、世界観が微妙だったり、色々欠点ありますが……、
折を見てちょくちょく続きを投下させてもらってよろしいでしょうか?
64:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:49:15 tVeoK0n8
オブザデッド、乙!!
続いていいに決まってるではないですか!
期待して待ちます!
65:名無しさん@ピンキー
09/03/10 22:53:49 KzqdU4S0
383159ebb141b66a5f5b2cb329d2ad87
66:名無しさん@ピンキー
09/03/11 00:05:07 XiHof70I
>>63
乙!姦染ぽいイメージだね、次回以降でもっと掘り下げてくれるのを期待するわ
67:名無しさん@ピンキー
09/03/11 01:28:03 iFNyvKwq
中東付近では日本人女性がちょっとした事で捕まるというニュースを見て、
夫と面会の板を挟んで対面中、刑務官にズッコンバッコンという電波が降ってきた
68:名無しさん@ピンキー
09/03/11 04:01:37 m8X/NSLv
ってかイラク派遣バンバンの頃はArabってジャンルで中東女性を民族服
着せたままやるってメリケンポルノが結構流行ったよ
69:名無しさん@ピンキー
09/03/11 04:04:32 GG9lavBt
各地の寝取られスレ的にも派遣中の自衛官の留守宅で妻と夫を派遣隊に入れた上司が……
ってのが結構流行ったよ。
70:名無しさん@ピンキー
09/03/11 04:14:54 m8X/NSLv
>>69
え?留守宅が寝取られるのか?
71:名無しさん@ピンキー
09/03/11 04:42:32 TOMQgB8C
>>43
ここはエロ「パロ」版
つまりはOK
72:名無しさん@ピンキー
09/03/11 11:59:11 iFNyvKwq
やめてっ…そこは床の間…そこだけは……!
へへへ綺麗な屏風じゃねぇか開いちまおうぜ
73:名無しさん@ピンキー
09/03/11 15:54:02 vfUF0FEU
>>21
>>24
>>25
ビッチ化はいいねー
鬼椿、理想の恋人どっちもよかった
これまで俺の最高は
SATOMI URLリンク(wifestories-jp.com)
だったけど考えをあらためるよ
ほかあったら教えて
74:73
09/03/11 17:25:01 v72Diy5e
ごめん
TSFがあるの忘れてた
嫌いな人はNGにして
75:名無しさん@ピンキー
09/03/12 02:32:33 PVjqvtuS
それTSFじゃなくて
手術じゃん…
76:名無しさん@ピンキー
09/03/12 14:00:19 jncFW9KG
あんまり心情が理解できないとホラー読んでる気分になる
77:名無しさん@ピンキー
09/03/12 19:06:03 1i7tuxo1
やっと、LOVE&HATEの3巻入手できた。
飯作って飯食いながら読むわ。
78:名無しさん@ピンキー
09/03/14 01:38:07 M4SXoC3d
手術はドン引く…
79:名無しさん@ピンキー
09/03/14 14:56:37 1cDRWWkS
955さんはまだ来てくれないのかな
80:名無しさん@ピンキー
09/03/14 21:38:00 Su/hM1tU
『寝取られ男のラブ♂バカンス』 予告編
URLリンク(tohotowa.channel.yahoo.co.jp)
81:名無しさん@ピンキー
09/03/15 22:13:11 OvocmJnB
大学の時、講義でフランスの純文学小説を教材として紹介されたけど、それがなんだかとんでもない内容だった。
主人公はある風景画家で、それなりに売れて人気のある美術家。
ある日彼は、ふとしたことから一人の同業者―画家と出会う。その画家は、全然売れなくて、美術サロンや評論家からも全く評価されない、どうしようもない貧乏画家だったんだけど、主人公は彼の作品を一目見て、衝撃を受ける。
そこに本物の芸術があると―自分の名前は、死して後、数年で無名の画家となってしまうだろうが、彼の作品は50年後、100年後に再発見され、その名前は美術史に残るものとなるだろうと。
彼と意気投合した後、主人公は彼を自宅に下宿させ面倒を見ようとするんだけど、主人公の妻は彼を紹介された時に、嫌がるような反応を示す。
「なんだか荒々しい雰囲気の人―あの人を置いておくと、何か恐ろしい事が起こりそうな気がします」
そう言って、妻は下宿させる事に反対するのだけれど、主人公は彼の才能を惜しんで、結局下宿させる事に決めてしまう。
そしてしばらく同居生活が続いた後、売れない画家は、突如として姿を消してしまう(新たなインスピレーションを得るために、パリを離れた?)。
直後、主人公の妻が倒れてしまう。いぶかしがる主人公は、ある日、自宅の片隅から彼の残したスケッチを発見するのだけれど、なんとそこには、彼の妻のヌードが描かれていた。
そうして、主人公は悟ってしまう。妻と無名の天才画家は、不倫をしていたのだと。
妻が最初に彼を見て、恐ろしいと言って遠ざけようとしたのは、彼の持つ荒々しい魅力を感じ取り、それに惹かれ、主人公との穏やかで幸福な生活まで、いずれ捨ててしまうであろうと予感したからだと。
結局、妻はその後も無名の画家に去られてしまったショックから立ち直れず、心労で命を落としてしまう。
死の間際、衰弱して認識能力を失った彼女は、見舞いにきた主人公に向って、無名の画家の名前で呼びかけ、「帰ってきてくれたのね」と微かにほほ笑みながら呟いて、亡くなる。
怒りと悲しみに荒れ狂う主人公は、彼の残して行った妻のスケッチを破ろうとするのだけれど、直前で手を止めてしまう。
一人の人間として、夫としては、彼のやった事は許しがたいけれど、それ以前に芸術家としての自分は、優れた美術を破壊する事はどうしても出来ない。
そんな芸術家としての業を自覚しながら、主人公は泣き崩れるのだった。
82:名無しさん@ピンキー
09/03/15 22:29:26 bswDzPSr
改行しようぜ
83:名無しさん@ピンキー
09/03/15 23:30:15 wdCQlDnr
>>81
モームの『月と六ペンス』かな?俺の記憶だと、主人公はあまり悔しがってなかった
ような印象だけど。
フランスはけっこう寝取り寝取られ多いよね。バルザックとか。寝取られた側が
別に寝取ったりしてるので全然萌えないけど。
84:名無しさん@ピンキー
09/03/16 10:40:16 4mWNvYTQ
「木曜日、彼女は妖怪と浮気する」というの表紙買いというか題名買いしてみた。
wktkしながら読んでみる
85:名無しさん@ピンキー
09/03/16 14:36:35 ee+dIjZ0
ハリイ・ケメルマンの新作かと思ったよ。
[思いません]
86:83
09/03/16 23:07:18 HO+kCHVd
モームはイギリスだったorz
87:名無しさん@ピンキー
09/03/17 22:06:56 prd+EAzT
822 名無しさん@お腹いっぱい。 2009/02/22(日) 14:44:45 ID:f3XT9oIt
教室で涼宮ハルヒの憂鬱(初版、流行る前からもってた)を読んでたら
「なぁ、それハルヒじゃね?」と後ろの席のやつにいわれた。
ちょっと怖い煙草とかすってるやつだったから
「うん、ハルヒ。それの一巻」って説明したら
「○○って長門に似てるよな」とクラスの女子のことを指さした。
大人しくていつも読書している小柄で可愛いこだった。
たしかにそっくりだったし、長門にも彼女にも好意を抱いていたので最高の笑顔で「うん」と賛同したところ
おもむろに携帯で○○さんのハメ撮りを見せてくれました。
誰かハルヒのいる世界に連れて行ってください
88:名無しさん@ピンキー
09/03/18 00:19:47 o7Eih+OU
コンピ研部長のハメ撮りじゃないだけマシ
89:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:12:06 nwpf3QI1
夜遅くになって姉の千晴が帰宅した。が、二階に上がってきた気配は無く、玄関辺りで
酔い潰れているのかもしれないと思った俺は、様子を見るべく自室を出た。すると、予想
通り姉は玄関でうつ伏せになって寝ているではないか。近づくと異様に酒臭く、着ている
物もやや乱れており、俺はそのだらしなさに閉口しつつ、姉を部屋まで担いで行き、ベッ
ドへ寝かせてやった。
「んん?誰?浩太郎?」
「オフコース」
姉は気づいたようで、目をやたらと瞬かせていた。ちなみに俺の返事が英語なのは、おし
ゃれ気分がそうさせたから。ついでに言うと俺の名は吉本浩太郎というので、以後、お見
知りおきをば。
「水、水持ってきて」
「分かったよ」
今年から隣町の商社に勤めだした姉は、この所、こうして正体がなくなるまで飲んでくる
事が多くなった。新人ゆえ、あちこちの取引先に顔を出さねばならぬというのが本人の
弁だが、それにしても社会人は大変である。そうして俺は台所から水を持ってきて、姉に
手渡した。
「悪いね」
「じゃあ、俺は部屋に戻るぜ」
「ああ、それにしても、疲れたなァ・・・」
姉はそういうと着替えもせず、すぐに眠ってしまった。俺はせめてスーツに皺が寄らない
よう、姉の体を起こして着替えさせようとした。と、その時である。
「ん?」
前合わせが開いたブラウスの胸元に、ミミズが這ったような跡があるのを俺は発見した。
それはブラジャーの下を通り、鎖骨、そして袖口まで伸びている。俺はここでパソコンの掲
示板にアクセスし、性の先人たちに意見を乞うた。すると、それは縄で縛られた跡だろうと
いう意見が大量に寄せられた。
(やはり、か)
世の中にはSMという奇異な性癖を有する男女がたくさんいる事ぐらいは俺でも知っている。
ただその中にわが姉が含まれている事は、由々しき問題だった。姉は二十三歳、自他共に
認める美人で、俺の友人などにはこの姉の為になら、悪魔に魂を売るとまで言うやつもいて、
とにかく男をひきつける何かを持っていた。そんな姉が社会に出れば、獣の如き男たちがそ
の旨味を求め、色々と画策するに違いない。俺は姉を寝かせると携帯電話を探し、PDAから
ブラウザにアクセス。セキュリティを突破し、アドレスと画像ファイルを覗いた。アドレスには
男の名前が羅列し、画像ファイルには姉と異様なまでに接近し、写真を撮った中年男の姿
が目立った。
90:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:15:41 nwpf3QI1
俺は更にブラウザを通して米国防総省のサーバーへ、至急、この男の正体、知りたし、
と暗号を送った。すると一分後、メールが返ってきた。
「しましま商事、庶務課、古畑和夫、四十八歳。課長職。家族編成、妻と十歳の長女、
七歳の長男と同居。夫婦仲、いたって良好・・・か」
しましま商事は姉の勤務先である。そして課長職の古畑という男の存在─俺は胸に
不安を抱きつつ、メールとキャッシュを消去。自室へ戻ったのであった。
翌日、俺は夜の街に溶け込んでいた。前には姉が古畑と肩を組んで歩く姿がある。俺は
気配を悟られぬようにし、そっと二人の後をつけているのだ。姉は終業後、一人で会社を
出て、それから駅裏にある小さな喫茶店に入ると、五分もしないうちに古畑が合流。ここ
までは絵に書いたような不倫劇の様相を呈している。そして二人は一軒の安宿に入った。
えげつないネオンを掲げた、ラブホテルと呼ばれる場所だ。
(やはり・・・)
姉が最近、夜遅くまで飲んでくるのは、こういう訳なのだ。仕事どうこうではなく、妻子ある
中年男と同衾し、限られた時間の中で楽しむ。
それは、まだ高校生の俺にはどうにも理解できぬ世界の話だった。しかし、姉が選んだ
事であれば口出しは無用。帰宅しようと踵を返したその瞬間、男が数人、例のホテルへ
入っていったのである。
(なんだ、あいつらは)
ホモカップルの乱交という下品な想像も浮かんだが、そういう雰囲気ではない。俺はまた
嫌な予感を抱いた。そして気がつけばホテルの外壁を素手で登り、姉の姿を探していた
のである。
俺はかつて米国の海軍で、特殊部隊の訓練を受けた事があり、建物への潜入はお手の
物。侵入後は室内の会話を盗み聞きできる機械を手にして、各部屋を回った。ホテルの
部屋は二十一。その中で客がいるのは八。そして更に絞込みをかけ、俺は姉が十五号
室にいる事を確認。今度は天井裏に潜み、十五号室の様子を盗み見る事にした。天井
の隙間から室内を窺うと、ベッドの上では古畑と交わりながら、歓喜の声を上げる姉の姿
が─
「あッ、あッ、いいわあ・・・」
姉は両足をM字に開き、古畑を受け入れていた。信じたくは無いが、これは現実だった。
俺は軽く萌えつつ、姉の性交シーンに見入った。そして軽く陰茎を勃起させていた。
91:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:17:19 nwpf3QI1
口の中が乾いている。かつて行軍中、熊と出くわした際にナイフ一本で戦った事がある
が、その時だってこれほど緊張はしなかった。また、食料も持たずにアラスカの山中に
放り込まれ、一ヶ月間生き抜く訓練をやった時だって、ここまで絶望はしなかった。過酷
な訓練続きで屈強な隊員が次々と精神に異常をきたす中、俺だけはやすき節を踊るく
らいの余裕が常にあったが、この時ばかりは足が震え、気を失いそうだった。と言うか、
見たくねえよ、肉親がやってる所なんか!それでもおっきさせているのは、男の悲しい性
か。俺はこの後、古畑に世にも残酷な死を捧げる事を誓う。
「いいのか、千晴。それッ、それッ」
「い、いい・・・もう、いきそうよ」
いってる場合か、姉よ!よっぽど叫びたかったが、黙りこくる俺。しかし、古畑め、一体、
どうやって姉を手活けの花としたのだろうか。後学の為にそれだけは聞いておきたいが、
ちょっと無理そうな気もする。
「そろそろ出すぞ。いいか、しっかり締めるんだぞ」
「は、はい・・・」
そういうと古畑は激しく腰を振り、姉の中で射精。さて、もう思い残す事も無いだろうから、
殺すか・・・とか思っていたが、なんと姉がですよ、
「中出ししてくださって、ありがとうございました」
と、のたまったのである。は、腹立つなあ!
「あの、いつも中出しですが・・・もし、子供ができたら」
姉が恐る恐る尋ねると、
「お前はセックス奴隷なんだから、俺の子種でありがたく孕め」
「は、はい」
このやり取りを耳にした後、俺は懐からサバイバルナイフを取り出した。後は部屋の明かり
を消してから暗闇に乗じてやつの首をかく─姉には悪いが、古畑を生かしてはおけない。
それが俺の正義である。
「あの、あなた」
「なんだ」
「本当にいずれ・・・奥さんと別れて、私と結婚してくれるんですか」
「信じられないか」
「いえ、そういうわけでは・・・ただ、あんな恥ずかしい接待をさせられるのは、もう・・・」
「嫌なのか」
「いいえ、あなたの為なら喜んで。でも、私が他の男性に抱かれると、あなたの心が離れてい
きそうで」
「そんな事は無い」
「信じます」
さあ、おねむの時間だよ、古畑君・・・俺はナイフを持つ手に力を込めた。正直、これほど殺戮
を楽しみにした事はなく、俺の心はかなり高ぶっていた。と、その時である。不意に扉が開き、
部屋へ男が数人、入ってきたのは。
92:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:19:28 nwpf3QI1
「待ちかねたよ、古畑君」
「これは竹沢様。おい、ぼうふら商事の竹沢様だ。挨拶をしろ」
老醜といった風貌の男が現れると、古畑はやけに卑屈になり、姉に挨拶をしろと言った。
「このような姿で申し訳ありません。吉本千晴と申します」
「なに、構わんよ。千晴君か。良い名だね」
竹沢という男はそう言って、姉の乳房を触った。何といういやらしい手つきか!俺は頭の
中が沸騰したかのような状況になった。
「あ、あの・・・竹沢様・・・悪戯は・・・おやめに・・・」
戸惑う姉は救いを求めるように古畑の方を見るが、
「失礼の無いようにな」
「は、はい」
古畑は咥えタバコ姿で、姉にされるがままでいろと言う。自分の女をまるで売春婦か何か
の如き扱いである。そしてそれに従う姉の姿に俺は萌えていた。
「それじゃあ、古畑君。千晴君は私の接待の相手を務めて貰えるんだね?」
「どうぞ」
「では千晴君。シャワーを浴びたいんで、付き合って貰えるかね?」
「はい・・・」
そうして姉は竹沢に伴われ風呂へ。その後、部屋に残った古畑と竹沢のお付きの連中は、
酒を酌み交わし始めた。
「まったく、うちの社長も好き者で困るな」
「それにしても古畑さん、自分の女を差し出すってのはどんな気分だい?」
そう問われると古畑は笑って、
「あんなの、ただの性欲処理女ですよ。商売女と一緒」
何という事だ。古畑は別段、姉を好きではなかったのである。
「じゃあ、ずっとああやって枕接待やらせるのかい?」
「まあ、利用できる所まではさせて貰いますよ。おっと、ビールが切れたかな」
古畑が台所へ立つと同時に俺も天井裏を伝って移動。そして、冷蔵庫を漁るやつの真上へ
忍び寄る。俺は天井板を一枚踏み抜き、古畑の背後へ飛び降りた。と、同時に口をふさぎ、
驚く間も与えずに首の後ろをナイフで一閃─はたしてやつはご臨終と相成った。次いで
ベッドルームへ移動。お付きは二人いて、それぞれが適当な事を話している。
「社長はアナルマニアだが、その事をあの娘は知ってるのかね?」
「知らねえだろう。ほれ、風呂場から泣き声が聞こえてくるぜ」
次の瞬間、俺は部屋の明かりを消した。そして音も無く首をかく。心臓を狙わないのは声を
出させない為だった。
93:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:22:07 nwpf3QI1
風呂場へ近づくとシャワーの水音と一緒に、姉の啜り泣きが聞こえてきた。
「ああッ!竹沢様、裂けてしまいます・・・許してください」
「逆らうと取引の量を減らすぞ。古畑君を窮地に追い込んでも良いのか?」
「そ、それは」
「だったら尻を振れ!わしを楽しませろ」
「はい・・・ああッ、酷いわ・・・」
すりガラスの向こうに、立ち姿で犯される姉の姿がある。そして背後には醜いあの竹沢
とかいうオッサンもいた。そこまで生きて好き勝手な事をやってるんだ、今死んでも悔い
はないよなとか思いつつ、俺は浴室の明かりを消す。
「なんだ?停電か」
夜目の利く俺は、姉の尻の穴に竹沢の陰茎が入ってるのを確認。姉よ、そんな所まで
犯されているのかなどと思うと、鬱萌えした。そして竹沢のオッサンは、ナイフを首に突き
立てられて死刑。
「何かありましたか?竹沢様・・・あッ」
姉はここで卒倒した。何故かというとカメムシよりも臭いと評判の俺の靴下の匂いを嗅が
せたからだ。ほら、ドラマでエーテルを嗅がせて眠らせるシーンがあるでしょ?あれの代
わり。
そして俺は姉を抱きかかえホテルから脱出。ついでなのでボイラー室に爆弾を仕掛け、
五分後に爆発するようにしておいた。これで後腐れがなくなるというもの。俺は満ち足りた
気分で帰宅したのであった。
「うーん」
姉は夜遅くになって目が覚めた。いつの間にか服を着てベッドで寝ているのを不思議に
思っているようだが、俺の、
「また酔っ払って帰ってきて。運ぶの大変だったんだぜ」
という言葉で、ああ、そうかと呟き頷いた。実を言うと俺は姉に催眠術をかけ、記憶操作
をさせて貰った。それで幕引きを図ったのである。
古畑や竹沢の事も無く、今日は友達と飲んで帰ってきた。そういう記憶を植え付けた。
まあ、明日、やつらが死んだ事を知り傷つくもしれないが、それは時が癒してくれるであ
ろう。めでたし、めでたし・・・それから数週間が過ぎた頃、姉はほとんど毎日、定時に帰
ってくるようになった。家では酒を飲む事も無く、いたって平穏な日々が過ぎている─
と言いたい所なのだが、再び問題が起きた。
「ねえ、浩太郎。あんたの友達の山田君・・・最近、遊んだりしないの?」
「しないね。学校が別になったし」
「そ、そう・・・」
山田というのは中学時代の友人で、それほど親しくは無かったが、たまに我が家へ遊び
にきたやつである。
94:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:24:17 nwpf3QI1
実は前述した姉の為になら悪魔に魂を売るといった男、それこそが山田なのだが、ここ
しばらくは顔をあわせた事も無い。が、しかし、ふと出てきたその名前に、俺は不安にな
った。
「山田がどうかした?」
「いいえ、別に・・・」
姉は何か隠している感じである。俺は姉が風呂に入ると言った後、例によって携帯電話
を拝借し、データをスティール。すると、そこには山田に圧し掛かられる姉の姿が!
「萌え!」
とか言ってる場合ではなかった。良く見ると姉は数人の男と性交しているではないか。
どうやら山田を中心に姉を輪姦している状況らしく、俺はその画像を自分の携帯へコピー
すると、中学時代の名簿を片手に夜の街へ飛び出た。
「山田以下、全員、抹殺だ!」
理由はどうあれ、姉におかしな真似をするやつには、悉く死をプレゼントする。俺はそう胸
に誓いつつ、僅かに花萌ゆる桜の美しさに見惚れるのであった。
おわり
95:名無しさん@ピンキー
09/03/18 18:26:28 BhFX1LX0
りあるたいむGJ
96:姉寝取られ/パパイヤ
09/03/18 18:26:57 nwpf3QI1
時々、自分のバカさ加減に嫌気がさす事があります。
97:名無しさん@ピンキー
09/03/18 19:33:36 T8Szd05P
この姉ちゃん、股も緩いが頭も緩いなww
98:名無しさん@ピンキー
09/03/19 00:54:38 m6aT/QM1
いやなんつーかここまでシュールだとそっちの方に意識がいって寝取られのあのイヤーな感じがしないw
まったくエロくないSSなんていいぞもっとやれ
99:名無しさん@ピンキー
09/03/19 07:51:15 UA7T5+7H
久しぶりに馬鹿小説(良い意味で)読ませてもらったwww
100:名無しさん@ピンキー
09/03/20 09:51:13 39nq+l3c
そもそもこの主人公寝取られて萌えてるじゃないかw
101:名無しさん@ピンキー
09/03/23 22:30:37 MEwKW+f7
ファンタジー世界での寝取られ物を書こうと思ってプロット(のようなの)を考えてたら
やや黒い要素の入っただけのファンタジー物になってしまった。
102:名無しさん@ピンキー
09/03/24 01:15:06 6oQ03qpJ
とりあえず投下してみてはいかがか
103:名無しさん@ピンキー
09/03/24 04:35:22 lO4+cehM
寝取られ好きな人って寝取られ見て鬱になるのを楽しんでるのかそもそも鬱にならないのかどっちなんだろう?
鬱が嫌な俺はその後の復讐まで見たい
岩窟王とか最高だった
104:名無しさん@ピンキー
09/03/24 04:36:07 8V+nd74J
俺は両方ありだな
105:名無しさん@ピンキー
09/03/24 04:37:23 8V+nd74J
まあ岩窟王は「復讐されるほう」だけどな
106:名無しさん@ピンキー
09/03/24 06:47:19 +RiKL9+3
>>94 いいなw 面白かったGJ!
以下与太話。
漫喫でエクセルサーガ読み返したら寝(?)取られシーン面白かったw
属性を明確に把握してから読むと二度美味しいな。
ふたりエッチのようなプラトニックなラブラブ→悪の組織の手下とかw どんだけだよw
オチが読める出来レースだったけど、迎えに来た敵ボスの楯になったトコとか最高だった。
基本ギャグなので寝取られ感は薄いんだけど、サラッと楽しんでニヤニヤできた。
107:名無しさん@ピンキー
09/03/24 09:10:33 3YToCvLZ
こないだの黒部ドラマには嫌な気分になったんで寝取られが好きという訳でもない気がしてきた
でもトロイア戦争とかは好きだ…はて
108:名無しさん@ピンキー
09/03/24 09:25:40 g8Sag39+
>103
私は陵辱者側に感情移入して読むから、死人が出ない限り鬱にはならないな。
109:名無しさん@ピンキー
09/03/24 15:14:55 vDfcNHLY
さらにドロドロな展開を好む俺としては
主人公が寝とった男と寝取られた女にまとめて決して爽快とは言えないやりすぎで鬼畜な復讐をしたり
寝取られた女が後から現状あまり幸せとは言えなくて
寝取られた当時を回想して後悔して悲劇のヒロイン気取ったりとか
そんな読後感がすっきりしないのが好き
こういう作品って保管庫にありますか?
110:名無しさん@ピンキー
09/03/24 16:57:43 Eoaz2G1A
ヒロインは寝取り男に走り、そして裕福で幸せに暮らしたが
逆に主人公やその親族、友人、ヒロインの親族は死亡したり奴隷になるなどして不幸になってしまった
それを寝取り男の腕の中で高いワインとキャビアにフォアグラ乗せた奴を食べて見物しながら
「ああ、神よ。私には彼らを救うことが出来ませんでした。この哀れな私にどうか慈悲と加護を下さいませ」と涙を流しながら言う、というシチュが好きだが何かない?
111:名無しさん@ピンキー
09/03/24 19:40:56 lO4+cehM
わからん、俺にはわからん…
すっきりしなかったり救われないお話を楽しめる境地にまで俺は至ってないようだ
鬼畜な復讐は多分俺すっきりするけどね。
寝取り男の一物切断はガチ。
主人公がイヤな奴で寝取り男が普通に愛情から寝取りとかだったりありかもだけど
寝取られたけどその悔しさを力にして成功しましたとか救いのある話がいいなぁ
112:名無しさん@ピンキー
09/03/25 02:37:11 cWCUtE3b
寝取られの本懐は鬱勃起じゃねーのかと
寝取り男ががははして女の子がひんひんしてるの見て悔しいくて鬱けど勃起しちゃうのがいいのだ、俺はね。
113:名無しさん@ピンキー
09/03/25 04:14:02 lcWmrbcL
とりあえず日本語勉強した方が良いと思うのです
114:名無しさん@ピンキー
09/03/25 09:56:02 M42gAH+W
俺が学生だったころは、同じクラスに寝取り男が居たからどんな話でも楽しめる。
っていうか単純に、俺が寝取られMに調教されただけかもしれないけどね。
115:名無しさん@ピンキー
09/03/25 09:56:42 EkDAc3ko
寝取られ男の復讐は全くいらない。
それは既に寝取られモノではなく、復讐モノだ。
116:名無しさん@ピンキー
09/03/25 11:15:59 yXdUpJ4t
復讐はイラネ
117:名無しさん@ピンキー
09/03/25 15:42:56 XRGmJRb0
レイプされて快楽に墜ち男の言いなりになるのも
普通の男と恋をして相思相愛になるのも
それだけでは寝取られとは言えない
女に夫か恋人がいなければ成立たない
と思うがどうだろう
118:名無しさん@ピンキー
09/03/25 16:51:57 vYI4Iubz
>>117
厳密にはそうなるので
姉妹スレは「彼女もしくは片想いの女~」
となっているのだな。
これだけだと妻とかを含まないので
テンプレにて対応している。
119:名無しさん@ピンキー
09/03/25 22:52:54 rWMac138
こないだ月姫っていうゲームのスレで、ヒロインが泥酔して、寝てる間にがんがんやられちゃうってのがあった。
で、主人公もヒロインも気付かないまま終わる。
いわゆる、鬱展開がない寝取られってのはあり?
120:名無しさん@ピンキー
09/03/25 23:05:42 EkDAc3ko
あり。
月姫のスレってどれ?
121:名無しさん@ピンキー
09/03/25 23:34:09 rWMac138
型月系ダークエロについて語ろうってスレ。
122:名無しさん@ピンキー
09/03/26 00:35:33 tueaIxVn
自分の場合は作中の人物に全く感情移入しないんだが、このスレの住人は感情移入して読む人の方が多いの?
123:名無しさん@ピンキー
09/03/26 07:02:40 ATblRYyb
強制的に主人公に感情移入して読んじゃうのでダメージが激しいのなんのって・・・
興奮はするんだが精神的ダメージが尾を引いてヤバイ。
もうね、泣きっつらに蜂系やチンピラに取られたり悪堕ちなんて3日は尾を引いてその内寝取られで胃に穴が空くんじゃないかと割と本気で心配になるぐらい。
124:名無しさん@ピンキー
09/03/26 09:38:05 UmsmBaIJ
>121
ありがとうございます。
読んでみます。
125:名無しさん@ピンキー
09/03/26 14:26:45 28nmSGOW
寝取りオンリーのスレって立った事あるのかな
126:名無しさん@ピンキー
09/03/26 19:24:01 n/+7t5z8
スレリンク(hgame板)
とか
スレリンク(eroparo板)
とか?
127:名無しさん@ピンキー
09/03/26 22:10:17 I7YNgZbg
URLリンク(ansokuwww.blog50.fc2.com)
128:名無しさん@ピンキー
09/03/26 22:43:16 UmsmBaIJ
>121
を見てみた。
>119
は単なる睡眠姦でがっかりだったけど、その2-83からの「牝犬」ががっちりアルクが寝取られて最高だった。
129:名無しさん@ピンキー
09/03/27 16:51:35 mJtt9pm9
>>128
個人的にあれはもう少しねっとりと過程を書いてほしかった
130:名無しさん@ピンキー
09/03/29 22:41:04 V0nRdc5x
URLリンク(news.livedoor.com)
13歳にして寝取られ体験とは流石あちらさんは半端ないっすね
まああちらのネット上書き込みのとおり、足抜け出来てラッキーなのかも知れませんが
131:名無しさん@ピンキー
09/03/30 04:52:43 7vQ1nBex
民放が通販番組に寝取られた
132:名無しさん@ピンキー
09/03/31 23:56:39 JDu9/mv1
民放「アハッ、素敵よ通販番組~!」
通販「フッ、そーいや民放、お前って>>131とつきあってるのか?」
民放「ヤダッ、私は最初から通販のモノよ?
ちょっと優しくしたら勘違いされちゃってぇ」
133:名無しさん@ピンキー
09/04/01 03:45:27 O/7Ux0TX
>>131は既に民放が寝取られていることに気づけなかった鈍感男
134:名無しさん@ピンキー
09/04/01 03:55:24 navdCkpK
通販の顔がジャパネットの社長以外思い浮かばない
135:名無しさん@ピンキー
09/04/01 07:20:55 /er4RW2/
>>134
自分は車のボンネットでステーキ焼き始める外人だなw
136:名無しさん@ピンキー
09/04/01 17:54:43 0BI38fk+
フィクション作品のいわゆる「俺の嫁」が他の男と寝たら、それって寝取られになるの?
137:名無しさん@ピンキー
09/04/01 19:23:08 X89VX/Wq
流石に無理だが
>>136が「俺の嫁」がいる世界に超展開的に入りこんで
実際に「俺の嫁」が寝とられる所を目撃するならアリじゃね?
138:名無しさん@ピンキー
09/04/01 22:04:40 e1irI6n6
>137
「最狂の寝取られとは」というスレにありましたね、そういう作品。
139:名無しさん@ピンキー
09/04/02 08:37:50 7e47r2vW
性格悪いが外面のいい優男に騙されて結婚式を挙げる直前の、純真な女の子を寝取りたい。
140:名無しさん@ピンキー
09/04/02 08:56:25 EVKV6bmn
>>136
それは相手の男しだいじゃね?
ちゃんとした絆を結んでの上なら大丈夫だし騙されてとかだとがっくりくるだろうし。
まぁ俺は主人公を好きだったキャラが他の男とくっつく展開だけでハァ?ってなるタイプだけど
>>139
それいいな!
嫌な奴から寝取るならなんの躊躇いもなくいける!
処女のままだとなおいいが結婚式直前でそれはないよなw
141:名無しさん@ピンキー
09/04/02 10:10:30 oULDcRIX
「最狂の寝取られとは」スレは懐かしいな。作品が神ばかりだった
142:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:54:46 GPRDnHVK
ヒロくんエピローグまーだー
143:名無しさん@ピンキー
09/04/03 22:30:22 99B7jg2b
FOXさんは、最近は某HPにも姿を見せなくなって寂しい。
あの人の作品って、寝取り、TS、獣姦と色々読んだが
どっかにまとめとか作ってくれないかなぁ。
144:名無しさん@ピンキー
09/04/03 23:33:57 TxttTfnM
>>143
誰?
145:名無しさん@ピンキー
09/04/04 00:04:19 6dXU0jCi
かきやー…
藍蘭島の続き、ずっと待ってるんだぜ?
146:名無しさん@ピンキー
09/04/04 00:19:06 GB+AzuEB
ファルコムスレのエステルの続きも待ってるんだぜ……
147:143
09/04/04 02:47:16 caANyIxX
寝取られモノだと、4スレのメグ姉と僕や、トシ君と私を書いていた人。
幾つかの名前を使って、複数のジャンルを書いている。
148:名無しさん@ピンキー
09/04/04 04:19:09 Jm0xdEQp
あーあの人良いよね。
>>143に任せるわ。
149:名無しさん@ピンキー
09/04/04 06:44:11 HmV8phuz
ヘーあの人コテハンでやってたんだ
どのサイトに投稿してたの?
150:名無しさん@ピンキー
09/04/04 08:14:30 Li6UgEzN
>>145
藍蘭島はどぎつい、どぎつすぎる寝取られなのにエステルは寝取りと認識して読める、ふしぎ!
151:名無しさん@ピンキー
09/04/04 15:53:47 RdxBpVLx
かきやーと鳩どないしたん?
152:名無しさん@ピンキー
09/04/04 19:22:42 qVPsyiwi
愛妻倶楽部にかなりグッと来る新作があった。
このスレ的にど真ん中だろww
153:名無しさん@ピンキー
09/04/04 21:04:05 cOUgT/K1
新作も糞も愛妻は全部そんなかんじだろ
154:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:33:05 tSNOmlXz
>>152
kwsk
155:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:43:32 9dEoSyWb
愛妻倶楽部でクグレば済むだろ…
156:名無しさん@ピンキー
09/04/07 00:04:16 6F+tyXde
くせになりそう
157:名無しさん@ピンキー
09/04/07 07:36:23 H/DGmeeR
>>155
今更だがどの作品かを知りたかっただけでは?
158:名無しさん@ピンキー
09/04/08 00:13:50 S6kioKCe
今更だが投下待ってる
159:名無しさん@ピンキー
09/04/08 20:50:50 W0QX9FkO
今更だが、前スレあたりに晒された、ここのSSをパクリまくってるケータイサイトはどうなったんだろうか。
160:名無しさん@ピンキー
09/04/09 03:08:11 WfSYmUG7
今更だがその話しはもうやめようぜ
161:名無しさん@ピンキー
09/04/09 10:23:54 ReM2LbgW
今更だが規制がキツイ
162:名無しさん@ピンキー
09/04/10 03:37:48 wsxCZ4B1
そんな時だからこそ作品投下しないと
163:名無しさん@ピンキー
09/04/10 04:21:05 8Ee5lPTd
>>143
そのサイト教えてくれよ
164:名無しさん@ピンキー
09/04/10 06:01:07 PVZzRTJn
ぼくのご主人様の佐倉麻琴が千人切りの貴士に寝取られるところがみたい
自分の中では石段から転げ落ちて入れ替わらなかったときの妄想が膨らんでしまって
悶々としてる
165:名無しさん@ピンキー
09/04/10 06:25:12 O9x7wlvV
>>163
エヴァンジェル書院文庫だろ
166:名無しさん@ピンキー
09/04/10 19:02:22 8Ee5lPTd
>>165
サンクス
167:名無しさん@ピンキー
09/04/10 19:09:36 pHwooFPB
転載
601 名前:名無しさん@公民館でLR変更検討中:2007/02/23(金) 23:28:08 ID:j7m9nFpx
当時、俺は仕事の関係でちょっと俗世間から切り離された所で
生活していてね。自由に外出とか外泊もできなかったんだ。
まあ、その頃にはちょっと言えばほとんど問題なく出かけられるくらいの
地位にはなっていたんだが、建前としては旅行とかそういうのは駄目だったんだな。
で、誕生日が近くなってきた時、
弟が「誕生日祝ってやるから来い。あと彼女できたから紹介するわ」
って電話入れてきたから、わざわざ有給取って実家まで帰ったわけよ。
んでもって俺は「どうせサプライズとかやるんだろ?その手は食わんぜ」と
余計なこと考えて、前以て言っておいた時間よりも三時間近く早く
家に到着して、ほとんど音を立てずに鍵開けて乗り込んだら、
居間の方で何かギシアンしてるっぽい声と音が聞こえてきたんだ。
弟とその彼女かと思って脅かしてやろうとしていきなりドア開けたら、
知らん男が床に仰向けになってて、知らん女が跨って腰振ってた。
ちなみに女の上が捲り上げられているのと男の下が丸出しなのを
除けば二人共服を着ていた。
たぶん、すぐに片付けられるようにしていたんだろう。
俺は「お前ら何やってんだ、つーか誰だこら」と怒鳴りつけたような
記憶があるんだが、ショックが大きすぎてそこらはよく憶えてない。
ただ、男が「うっ」ってなって痙攣してたのは憶えてる。
ゴムつけてなかったし、たぶん中出し。
でまあ、お互いにお互いのことを不審者としか思ってなかったから、
三十分近く押し問答してたんだが、そこに弟が帰ってきて人間関係がわかった。
ま、要するに弟の彼女はもともと二股かけてて、俺の誕生会の準備を
手伝うメンバーの中にその相手がいて、弟がちょっと買出しに出かけてる
間に「彼氏の家で浮気H」というシチュで燃え上がってたわけね。
当然、俺の誕生会どころではなく、俺は折角の有給を事件の後始末に
使わざるを得なかった。
168:名無しさん@ピンキー
09/04/10 20:33:22 GwPTEcju
NTRを目撃ってなんのジャンル?
169:名無しさん@ピンキー
09/04/10 20:59:04 CddUPlmm
家政婦は見たジャンル
170:名無しさん@ピンキー
09/04/11 06:15:44 6pIePRo2
新しいジャンルだな
メイドさんもいいが家政婦は何か見てくれるかもしれないからそっちもいいな
171:名無しさん@ピンキー
09/04/11 08:43:58 YzXSYtui
昔、連れと付き合い始めたばかりの女の子があきらかにラブホ街と思われる場所から
違う男と手を組んで歩いてきたのを見たことある。
目があって気まずかった。
それはそれとして、3ヶ月後ぐらいに
「やっと抱いたんだよ。あんな派手でかわいいのに処女だったんだよ…」
って言われたときはいたたまれなくなった。
小説なら、女の子を脅迫したり、連れに忠告したりするのだろうけど、
何カ月も前で確信持てなかったし何も言えなかった。
せいぜい自分の夜のオカズ(脅迫して寝トル妄想)w
172:名無しさん@ピンキー
09/04/11 08:56:10 tk+5Lthh
その連れはどうして処女だと思ったのだろう
彼女の自己申告なのか、それとも
173:名無しさん@ピンキー
09/04/11 09:19:49 XtYspabX
>>172
自己申告でしょ。
「初めてなの優しくしてね」
と言って痛がるふりすりゃ、相手の経験値にもよるかもしれんが大抵だまされると思う。
血はシーツとかに付いていたら意識するだろうけど、よっぽどのことない限りまじまじと確認しないだろうしね。
174:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:00:43 6pIePRo2
膜は入り口から数㎝でよく見ると確認できるが
経験浅いとそんな余裕ないだろうな
血は出る人と出ない人がいる
しかもあれは膜の剥離じゃなくて膣内部裂傷による出血だし
秒速5センチは微妙に寝取られ感が味わえた
175:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:25:48 xmHfZot/
>>174
処女膜なんてあるわけないだろwww
生理どうすんだよwww
176:名無しさん@ピンキー
09/04/11 15:31:16 rH407CNR
えーと…突っ込むとこ?
177:名無しさん@ピンキー
09/04/11 19:24:15 0KOFzU7F
実際、完全に膜だと死亡することがあります。
ので医者が(ある意味)初めてをいただいちゃいます。
178:名無しさん@ピンキー
09/04/11 19:59:58 PAfbylx3
なんかもう膜という言葉を使っただけでつっこまれそうな勢いだな
わかっていってるって前提で会話を進めてくれよ
正直板のあちこちで同じやりとり見せられてゲンナリ
179:名無しさん@ピンキー
09/04/12 01:48:36 BVQZYFVD
ヤングアニマルのきづきあきらの新連載が実にいい感じだ
180:名無しさん@ピンキー
09/04/12 03:01:56 41m/4i98
モン・スールは俺のバイブル。
最後友人がへたれたのがあれだったけど。
妹とか肉体関係のない肉親の寝取られが大好き。
181:名無しさん@ピンキー
09/04/12 06:17:29 FEjaBk+l
夜明けなのさやかや麻衣を寝取りたい
>>176
マンコは突っ込むところだよ
182:名無しさん@ピンキー
09/04/12 10:32:22 Z0qFz76s
肉体関係のない肉親の場合は寝取られとはちょっと違う気がする
183:名無しさん@ピンキー
09/04/12 11:03:29 rTTh7xs9
それ何度目ですか
184:名無しさん@ピンキー
09/04/12 11:16:42 lMGzdaxP
なら、マザコンの男が過去に戻り
母親が父親と付き合いだすのを阻止できず
まぐわいを目撃するのはネトラレですか?
185:名無しさん@ピンキー
09/04/12 16:27:35 J9v9b9y7
ここ一両日の深夜に再放映のバック・トゥ・ザ・フューチャー見てました
というレスに間違いあるまいw
186:名無しさん@ピンキー
09/04/12 16:58:57 GZCfQ+gG
日本語でおk?
187:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:34:23 tFk+9Rq9
むしろ過去の母親を寝とるべきです!
188:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:41:37 CHdT7PPo
そしたら父親の息子である自分が生まれてしまうというパラドックス
189:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:42:41 CHdT7PPo
間違えた
生まれなくなる、ね
190:名無しさん@ピンキー
09/04/13 07:37:43 qMSI8T6x
実は自分の実の父親は『自分』だった!
とかならいいんじゃね。
……あれ、なんか変か?
191:名無しさん@ピンキー
09/04/13 11:02:52 zYzz18o4
パラドックス起こしとる/^O^\
192:名無しさん@ピンキー
09/04/13 15:02:41 hl7z0Q28
産まれたときから父親はいない設定ならパラドックス回避
だが寝取られじゃないというw
193:名無しさん@ピンキー
09/04/13 17:43:20 zYzz18o4
>>192
自分が父親だ!と思ってたが、そのあときっちり他の男と寝てて
未来に帰った主人公があれ?変わってなくね?ですな
つまり…もとからそういうことだったんだよ!
194:ROCO ◆VpKHzOu04Y
09/04/13 20:06:42 va3Kn6Eh
ROCO#5656
195:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:11:30 ctkHLjJR
引退か。さらば。老兵は死なずただ去りゆくのみ。
196:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:50:15 +Rx50xei
>>193
いやいや、いつのまにか自分の名字と父親の顔が変わってることに気づくんだぜ?
197:名無しさん@ピンキー
09/04/13 23:01:38 4eMlby2Z
古い漫画だが両親の事故死を阻止するために未来から来た息子がマシントラブルで二人の高校時代に現われてしまいタイムマシンも故障
二人が結婚しなければ自分は生まれなくなるが二人がこの先事故死する事もなくなると、息子が母親を誘惑する漫画は読んだ事があった
少女漫画だし話のキモはNTRじゃないんだが好きな漫画だった
198:名無しさん@ピンキー
09/04/13 23:45:31 tFk+9Rq9
>>193な漫画雑誌じゃない雑誌連載の漫画を十年前に見た記憶がある。
あれはなんだったんだろう?
199:名無しさん@ピンキー
09/04/14 20:28:59 Xc0AHd3q
URLリンク(misao.on.arena.ne.jp)
200:名無しさん@ピンキー
09/04/15 02:07:13 KAxMCqpQ
愛妻倶楽部観れないんですがどこかに移転してます?
201:名無しさん@ピンキー
09/04/15 04:54:03 7SAdMrcl
>>199
申し訳ございません
わたくしめはロリコンでございます
202:名無しさん@ピンキー
09/04/15 06:54:36 MJAeKM2i
二次創作小説で下級生の瑞穂が電車で寝取られるSSって
どこだっけ
確か塗り薬が出てた
203:名無しさん@ピンキー
09/04/15 11:00:34 WIX72oVB
>>202
蒼い小部屋に有ったやつだと思うけど、サイトリニューアル後は削除されている。
204:名無しさん@ピンキー
09/04/15 13:21:54 qFURbrfA
困った時のネットアーカイブ
205:名無しさん@ピンキー
09/04/16 06:33:15 xMfT8D1l
下級生2は初っぱなからヒロインが寝取られてる
206:名無しさん@ピンキー
09/04/16 19:37:57 wp2cQh3v
ブルースカイシンドロームの2巻は結構なNTR
感があったな
207:名無しさん@ピンキー
09/04/16 22:32:32 dMA+djDe
>>202
テキストだけどもローカルで保管しているよ。
208:名無しさん@ピンキー
09/04/18 09:53:19 nes2cNsU
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
スレリンク(eroparo板)
209:名無しさん@ピンキー
09/04/18 21:00:53 e4o09CVc
ntr趣味を持つ主人公の友達と超ドMのその彼女、友達に頼まれ
主人公はその彼女と寝るとこに、彼女も主人公とは仲良くしておりMな体質もあいまって
スムーズにことが進む、しかし結局自分は二人のプレイの道具に過ぎないと
日に日におかしくなっていく主人公
そしてある日、一人で街をふらつく彼女を見掛け、主人公の中で何かが弾ける
ってのは寝取り寝取られに入るの?
210:名無しさん@ピンキー
09/04/19 09:52:30 l4zWk/uK
今日のバシンwwwww
211:名無しさん@ピンキー
09/04/19 19:10:21 yN3rdURu
>>209
自分で答えを出すがヨロシ
212:名無しさん@ピンキー
09/04/20 21:38:31 O5vJnfJu
ゲームは
主人公×サブキャラ派が好きな奴は
メインヒロインが邪魔だから他の男に寝とられて欲しいって思うよな?
TOLとTOH、アルトネリコ2がまさにそう
213:名無しさん@ピンキー
09/04/20 21:55:10 r52vqw8I
はいはいベリルジャクリ
214:名無しさん@ピンキー
09/04/21 01:26:21 Nvp6+Ar3
>>212
サブヒロイン視点でみると悔しがるメインヒロインをみてプギャーってしたくなる時がある
アルトネリコがまさにそう
3人目のヒロインが2人のヒロインを踏み台にして主人公を寝取るストーリーは神レベル
3人目のヒロイン視点で悔しがるWヒロインをみてメシウマ
215:名無しさん@ピンキー
09/04/21 01:58:07 OFRuaUOc
>>214
アルトネリコ1はどう見てもシュレリア様がメインヒロインだから、ちと違うような…
・ゲーム開始時の以前から主人公とはパートナー関係
・主人公との付き合いはヒロイン3人の中で一番長い
・能力的にもヒロイン中最強
・仲間になるのがゲーム後半なのにイベントが豊富(しかも他のヒロインと絡むイベントがやたら多い)
ゲームやってて死ぬほど優遇されてるのが分かるし、
他の二人と違ってラスボスとも因縁あるしな。
216:名無しさん@ピンキー
09/04/21 02:00:14 tYs00TRN
>212
主人公×サブキャラ派は、NTR的には、サブキャラが主人公以外とくっつくのを楽しめそうだな
217:名無しさん@ピンキー
09/04/21 08:32:34 zc7f18vU
>>215
>ラスボスとの因縁
ゲーム知らないけど、かつての恋人とか?
218:名無しさん@ピンキー
09/04/21 21:59:37 N9lDg7ax
ジャンプの漫画家目指す話のやつはいいNTR話が出来そう
219:名無しさん@ピンキー
09/04/21 23:17:13 Nvp6+Ar3
>>215
>アルトネリコ1はどう見てもシュレリア様がメインヒロインだから
こう考えている人が多いから
余計に2人のヒロインと信者にプギャーと思えるメシウマ設定は最高ですな
男奪ったヒロイン視点のメシウマ気分は本当に爽快すぎて楽しい
>>216
メインヒロインを主人公から引き離すため別の男に無理やりレイプされて強制的に寝取らせる
展開を仕組ませたサブキャラ女視点でメシウマは最高
220:名無しさん@ピンキー
09/04/22 01:14:20 GJ/NVkzS
>>217
ヒロインとラスボス(♀)は簡単に言えば元同僚で、
二人とも作中で語られてる三人の神の一人。
ちなみに1のラスボスの人は2の隠しヒロインだったりする…
221:名無しさん@ピンキー
09/04/22 14:13:36 eGT01a25
いい加減NTRに関係のない雑談は自重しろよ
222:名無しさん@ピンキー
09/04/22 14:21:12 iq8+752+
一応関係ある・・・ネタとして
223:名無しさん@ピンキー
09/04/22 21:29:01 xP982Wtc
脊髄反射でネタと言い張るんなら、作品投下しろよ。
以前テイルズネタを引っ張る馬鹿もいたけどさ。
そろそろ空気読めよ……。
スレが浪費されるだけだろうが。
224:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:40:16 7ytb2IiJ
上のゲーム知らんのだけど、レスだけ読んでる分にはNTR関連の話をしてるように聞こえたけど違うの?
225:名無しさん@ピンキー
09/04/23 01:12:50 JLreXD1o
主人公寝取りとかこのスレで誰得だよw
と言うかアルトネリコ厨はさっさと巣に帰れ。
226:名無しさん@ピンキー
09/04/23 09:43:58 9wVAumhu
清純なヒロインとラブラブな主人公が糞ビッチに寝取られるなら興奮する
227:名無しさん@ピンキー
09/04/23 11:55:55 5EJFMGrw
>>226
そのあとに、優男(実はヤクザ)に傷心の清純ヒロインが寝取られるなら興奮する。
228:名無しさん@ピンキー
09/04/23 12:03:01 9wVAumhu
実はビッチと優男はカップル、主人公とヒロインは調教されて二人の
奴隷エンドなら、さらに興奮する
229:名無しさん@ピンキー
09/04/23 14:45:10 KhtkFu8w
作品投下しろよとか偉そうに言う奴が作品投下すればいいと思うよ
作品が投下されるまでネタ話してて何が悪い
大体こんな流れが遅いスレでスレが浪費とかw
自分が作品とその感想しか認めない人間なだけなのに最もそうな理由つけてしたり顔で語ってるんじゃないよ恥ずかしい奴だな
230:名無しさん@ピンキー
09/04/23 18:51:24 5EJFMGrw
>>228
俺はあえて、一緒に調教されないルートを選ぶぜ。
糞ビッチに弄ばれたあげく、惨めに捨てられる主人公。
一年後、寂しさを紛らわせるために立ち寄ったソープでヒロインと再会。
ヤクザの本性をあらわした優男に調教され、彼(のチンコ)無しでは生きられないようになってしまっていた彼女は、男の命令でソープ嬢として働いていた。
昔からは考えられれないくらい巧みになった性技であっさり果てた主人公。ヒロインは、余った時間の暇潰しに、自分がどんな風に調教されたかを話しはじめる。
別れ際、過去のことを謝罪する主人公に、謝る必要はないと優しくさとすヒロイン。
いまの自分はとても幸せなのだから、という彼女。
「だって、あなたのチンポじゃ、ちっとも気持ち良くならないんだもの」
こんなエンドが好きな奴は、後楽園遊園地でボクと握手。
231:名無しさん@ピンキー
09/04/24 04:24:47 oVePGcsl
>230
握手はしないぜ!
> 別れ際、過去のことを謝罪する主人公に、謝る必要はないと優しくさとすヒロイン。
の後は…
「だって、こんな身体で今更普通の生活には戻れないし、
あの人だって優しくしてくれる時もあるのよ」
と自嘲気味に笑い、下腹部に彫られた刺青へ視線を落とす。
そこから何とか色々と頑張って元鞘に収まるんだけど、
セクロスでの反応や積極性が全く違うし、全身各所の刺青やピアス穴も気になって
どうしても萎え気味になり、あせってがむしゃら且つ単調な早撃ちになる主人公。
いつも主人公が寝静まった頃に起き出す彼女は、極太のバイブで自らを慰めはじめる。
その時に口走った名前は…
こんなエンドが好きな奴は、マザー牧場で羊毛刈り体験。
232:名無しさん@ピンキー
09/04/25 03:40:59 ssCgrajN
流れを読まずに彼女は散々もてあそばれた挙句稼げない体になったらあっさりと捨てられ主人公こそが唯一自分を本気で愛してくれていたことに気づく。
主人公の下に戻ってきたが主人公はその後高校の同級生と再会しやがて結婚、幸せな生活を送っていた。
という結末希望。
いやーやっぱアホな女はこういうメにあってくれなきゃ。
まぁ今回は主人公に非があるから仕方ないのかもしれないが・
233:名無しさん@ピンキー
09/04/25 05:54:57 opPCmh6A
>>232
おまえ、「婚約者M子」で、最後にM子が心を病んで入院したのを読んで溜飲を下げただろう。
あるいは、いまは亡き「まぐろの一本釣り」に掲載されたNTR-SSを読んで、ラストのヒロインのお母さん最高!とか思っただろう。
まぁ、それが悪いとか言うんじゃなくて、NTR好きを類型化しただけだからね。
234:名無しさん@ピンキー
09/04/25 07:55:02 eiA7nCde
すべて結末が一緒なんてーのは飽きるのも早いからな
色々とバリエーションがあった方がいい
235:名無しさん@ピンキー
09/04/25 11:30:03 biMoBl8f
主人公と元鞘なんていうバッドエンド以外なら何でもいいよ
236:名無しさん@ピンキー
09/04/25 13:54:25 DJ6Q7if6
俺的には元鞘もありなんだがな。
それらあらゆるシチュがあるのがNTRモノの魅力なんだと思うが。
237:名無しさん@ピンキー
09/04/25 14:03:37 DJ6Q7if6
追記
>>232
それでその
>いまは亡き「まぐろの一本釣り」に掲載されたNTR-SS
もなんかおもしろそうなのだが、よろしければタイトルか「まぐろの一本釣り」
のURLを教えていただけませんか?(今はなくても見るこころあたりはあるので)
238:名無しさん@ピンキー
09/04/25 14:17:07 opPCmh6A
ごめん、いま携帯オンリーなんで、サイトアドレスわからないんだよ。
タイトルも忘れたし。
(他の住民さんならわかるかも)
ちなみに昔、アーカイブで探してみたけど見つからなかった。いまはどうなんだろ。
239:名無しさん@ピンキー
09/04/25 17:30:17 X33dvOWt
あのキモ幼馴染に寝取られるやつか
俺も持ってない
あと某ローゼンメインのSSブログにハルヒ寝取られがあったので報告しておく
240:名無しさん@ピンキー
09/04/25 18:06:50 Q5f2MYMK
ローゼンメインとか範囲広すぎだろ……
241:名無しさん@ピンキー
09/04/25 20:02:28 3UKKxAyF
もう404だしInternet Archiveでもヒットしないけど一応ブックマークだけは残してた
URLリンク(members2.jcom.home.ne.jp)
242:名無しさん@ピンキー
09/04/25 21:36:39 E6LUAM+O
>>239
読んだ。
でもコレ、ハルヒが(キョンを長門に)寝取られる話じゃね?
243:名無しさん@ピンキー
09/04/26 12:20:53 evZTDbis
>>241
サンクス!
アーカイブでヒットしないとなると・・・・・・コピペ専門のところを探すしかないか。
244:名無しさん@ピンキー
09/04/26 12:34:24 6OIy0ky+
>>243
見つけたら教えてくれ
245:名無しさん@ピンキー
09/04/27 20:02:26 lAfX+Vuz
>>239
で、結局どこなのよ?
246:名無しさん@ピンキー
09/04/27 22:17:06 4xrrx1eb
>.>245
「ローゼン ハルヒ blog」でググれ。
まぁ、結局中身は>>242のとおりだけどな…
247:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:23:30 e/r2YiZy
エロなし
終章
「そこをどけオリエ」
「あなた、どうして……」
オリエの悲しそうな顔がヒサクの胸につきささる。
「どうしてって、それは決まっている」
しかしヒサクはもう決めていた。秘めた思いを胸に、愛しい妻であるオリエの横に寄り添うように立つ男を睨みつける。
涼しげな顔立ちのこの男が、半年前にふらりと村にやってきて彼の新妻を奪っていったのだ。
「そいつを殺すためだ」
ヒサクに迷いはなかった。この男がいなければ、今も彼はオリエと一緒に幸せに暮らしていたはずである。
ヒサクは、今日この日のために家財を投げ売って購入した剣を構え、男へと向ける。元は単なる宿屋の亭主だった彼には不相応の大剣だった。
しかしこの半年の旅は、その構えを違和感ないものにしている。
「どけっ!」
今まで言った事のないような強い口調で怒鳴る。
「そんな」
心底つらそうに、オリエはふるふると首を横に振る。
久方ぶりに会う妻は、彼を夢中にさせた美貌そのままだった。いや前にも増して輝いて見える。
神が特別に手間暇をかけた、そう旅人に評されたほどの美貌がそこにあった。
長い白金の髪は白磁の頬を伝い、ウェーブして腰のあたりまでかかっている。深く澄み切った瞳は、海のように深い青。
今はその青に憂いを帯びていたが、それが何ともいえぬ色気をかもし出していた。
彼女が身に付けている、白の法衣はひどく薄いせいか彼女の体の線を浮かび上がらせている。
そのせいで彼女の胸の膨らみや優雅な腰の曲線、立派な腰つきへといたる魅力的な肢体が見て取れた。
思わずヒサクはごくりと唾を飲み込む。ここ半年女に一度も触れていなかったのも確かにあった。
が、それ以上に目の前のオリエに今まで感じた事のない色気を感じてしまったからだ。
「……君は、僕とオリエの愛を阻もうというのか?」
それまで、黙ってオリエとヒサクのやりとりを見ていた男が口を開く。優男とばかり思っていたが、その視線は鋭くヒサクが威圧される力があった。
「ぬけぬけと……ッ」
ヒサクにとって、この男は無理矢理妻を奪った悪漢でしかなかった。だのにその悪漢が愛などと口にするのが不愉快だった。
なぜオリエがおとなしくこの男に従っているかすら不可解なのだ。彼女が裏切らぎるなんて真似をするとは到底思えなかった。
幼馴染としてオリエと共に育ってきたヒサクは、彼女がそんな事ができる女ではないとよく知っていた。
「……オリエ、やっぱり仕方ないよ」
ヒサクに向けられた声色とは違う、優しそうな声。
「セルス様……」
セルス、思えばこの半年追い続けた男の名を聞いたのは初めての事だった。
どこか聞き覚えのある名前ではあったが、そんな事は今のヒサクにはどうでもいい事だ。
ヒサクの憎しみの篭った視線を冷厳に一瞥しすると、セルスはもう一度仕方ないんだとオリエに呟き、彼女の肩を抱き自らへと引き寄せて慰める。
「オリエ、その男から離れろ」
ふつふつと怒りが湧き上がってくる。貞淑な妻だった彼女がヒサク以外の男に抱きしめられるのを嫌がりもしない。
そして、よく見ると顔立ちも端正で悔しい事に美男子という形容が良く似合うセルスと、絶世の美女たるオリエの寄り添う姿は、まるで似合いのカップルに見えてしまう。
それがまた、ヒサクにとっては気に食わない。
「君が無理だというのなら僕がやる」
「でも……ヒサクはわたしの」
「オリエ、今の君には分かるはずだ。彼が阻むのなら僕らは……」
そういってセルスは手に持っていた剣をヒサクに向ける。
ヒサクはもはや素人ではない。向けられた剣の鋭さだけで、セルスという男の実力がとてつもないものだと理解できる。だがそれでも引くわけにはいかない。
「望む所だ。俺はお前を殺すためにここまできたのだから」
負ける気はしなかった。愛しい妻を取り戻すためここまでやってきたのだ。ヒサクは憎悪をこめてセルスを睨みつける。
先手必勝とばかりに、ヒサクはセルスという男の懐に大胆にも飛び込んだ。少し驚いたようにセルスは目を見張るが、それだけで決着がつくわけがない。
かろやかにバックステップで交わすとともに、ヒサクの大剣を軽々と払う。
「くぅっ!」
優男に見えたが筋力も凄まじいものだった。ヒサクの大剣が、男の持つ華美な剣にたやすく跳ね除けられる。
どうやら、すぐに勝負は決まりそうになかった。長期戦に備えるべく、ヒサクは一度飛びのいて距離をとった。
248:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:26:00 e/r2YiZy
「やめて!」
その瞬間にオリエは悲痛な叫びをあげる。そしてセルスの胸元に抱きつき、その体を彼女自らの肢体で覆う。
そしてヒサクを振り返る、悲哀に満ちた表情で見つめる。
「な……ッ!」
「どうして、どうしてあなたが邪魔をするの?」
言葉が出ない。だが現実にオリエは彼を拒絶し、庇うようにセルスの胸元に抱きついている。
剣をかざしたまま、抱き合う二人を前に何も出来なかった。
「オリエ、今の彼に何を言っても無駄だよ」
セルスは優しくオリエを抱きとめる。オリエはそれを拒むわけでもなく、極自然に受け止める。
ヒサクが呆然とするなか、悪いのは彼じゃないそれはオリエも分かっているだろう?と、そう諭す様にいった。
「僕らはそれでもここを通らないといけないんだ」
「……でも」
オリエは苦しげな表情で、セルスの顔を見上げる。
「君に出来ないのなら、僕がやる。そうでないと僕らの旅は最初から無意味なものになってしまう」
「……わかりました」
しばらくセルスに抱きしめられたまま、悩んでいたオリエは決意した表情で顔をあげる。
彼の言うとおり、彼女達には使命があるのだった。
オリエは、セルスから胸元から顔だけ離すと、今までと違う決意の篭った視線でヒサクを見据え、
そしてその優美な手をヒサクへと差し向ける。
「よくお聞きなさい」
今までヒサクが見たことの無い彼女の表情だった。決意に満ちた美貌は、一瞬後光が指したように輝いて見える。
それはどこまでも美しく、威厳に満ちていた。
「あなたがどんな、どんな卑怯な手を使ってこようともわたしは決して負けはしません」
「卑怯……?」
いつヒサクが卑怯な手を使ったというのだろうか。負けるとは何の話なのか。
疑問に思ったヒサクが首を傾げると、それを動揺と受けとったのか勝ち誇ったようにオリエは続ける。
「疑うのですか?」
オリエには似つかわしくない嘲笑の色を、その優美な口元に浮かべて続きを告げる。
「この半年、私達は二人で育んできたのです。そう、あなたが最も恐れるものを」
「何を……」
「惚けても無駄です。私とセルス様の真実の愛は誰にも妨げる事はできない、そういっているのです」
冗談を言っているような雰囲気ではなかった。彼女は、本気でそれを信じている。それがひしひしと伝わってくる。
「あ、愛……」
愛しい妻の裏切りというのは、衝撃的だった。先ほどからの態度に薄々は感づいていた。
このセルスという男に向けられる愛しげな視線や、今まさにヒサクに向けられている冷たい視線はどうだ。明らかに妻の心変わりを裏づけするものだった。
「そうさ。僕らは愛しあっている。それは半年前のあの日、いやそのずっと前から運命づけられてきたことだ」
セルスは彼女の肩に回した手を離さずに、剣だけをヒサクへと向ける。
「半年前……あの日……」
絶望に堕ちかけていた心が、その言葉によって憎悪で蘇る。ヒサクは妻が奪われたあの日の事を一度たりとも忘れた事は無かった。
「僕には一目で分かった。彼女こそが、僕と共にこの世界を救う女性だって」
しかし憎しみのこもった視線もセルスには、何の感慨も及ばさなかったようだった。
視線をそらすこともなく、真っ直ぐとヒサクの目を見ながら話を続ける。
「でもここまで本当に大変だった。何しろオリエはまだ目覚めたばかりで、ほとんど何も知らなかったからね」
「そう、特に最初の夜は大変だった」
そう呟くとセルスは何食わぬ顔で、オリエの肩に回していた腕をするりと動かし、彼女の法衣の襟から胸元に手を侵入させる。
薄い生地だったために、セルスの手がオリエのたわわな乳房に絡みつくのが見て取れる。
「もう……」
少し驚いたように声をあげたオリエは、注意するような声をあげる。しかし耳元で何事か囁かれるとオリエはぽっと頬を赤らめて、
恥ずかしそうに視線を横へと逸らす。それ以上の抵抗はなかった。
妻のその姿にヒサクは激しく動揺した。かつては、周囲に誰もいなくとも外では手さえ握らせてくれなかったオリエが、抵抗という抵抗をしないのだ。
「ふ、ふざけるな!」
怒りよりは動揺を誤魔化すために、ヒサクはそう叫んで飛びかかろうとした。
だが、ヒサクに向けられたセルスの剣が彼の動きを牽制するようにゆらりと動く。
威嚇されただけなのに、思わずヒサクの足は止まってしまう。なぜだか、背筋に恐ろしく冷たいものが走った。
249:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:28:07 e/r2YiZy
(これは……)
一度、前にも感じたことのある種類のものだった。そう旅の最中、運悪く出会ってしまい命からがら魔族から逃げ出したときに感じた恐怖と同じ。
いやそれよりも遥かな危険を、目の前の優男の剣に感じていた。
「オリエは真の愛が何かという事をしらなくてね。結局手取り足取り教えることになったよ」
白い法衣越しに形のいい乳房が、セルスの手の内で揉みしだかれて卑猥に形を変える。
「ぁ……ん」
艶めいた声が、彼女の白い喉から漏れ出る。羞恥ではなく、官能によって彼女の白皙の美貌が色づいたように赤く染まっていく。
「くぅ、貴様……っ」
妻の艶姿を他の男の手によって見せられながら、動く事さえ出来ないというのは耐え難い恥辱だった。
「特に最初のときは、ひどく強引になってしまったけどね」
「あの、んっ……ときは、私が何も知らなかったのが…ぁ……」
艶っぽく潤んだ視線で、オリエはセルスの顔をうっとりと見上げる。
「でも僕はあの時、君を泣かせてしまっただろう」
ようやくオリエの豊かな胸元から手を抜くと、そっと彼女の顎の線をなぞり、憐憫をこめた視線をセルスは送る。
「そんなことは……」
恋人同士のようにオリエとセルスは見つめあう。
ヒサクの憎悪は最高潮に達していた。怒りそのままに恐怖を心のうちに飲み込むと、一足飛びにセルスへと飛び掛る。
弾けたように躍動したその体で、憎しみそのままに剣の切っ先をセルスへと向け突進した。
「バインド」
しかしその突進は、あと一歩のところで止められてしまう。セルスが目を向ける事すらせずに僅かに呟いただけで、
ヒサクの四肢は雷の鎖によって囚われてしまったのだ。うつ伏せに地面へと縫い付けられた彼の体は、必死に動こうとしてもピクリともしない。
「でも僕らには半年という時間があった」
セルスは剣を鞘へとおさめ、オリエに向き合う。剣を握っていた左手をオリエのほそい腰に当て、右手を顎に添える。
「毎日、朝から晩まで何度も何度も僕とオリエは愛を交し合った。そのおかげで、最初は戸惑っていた彼女も今では」
セルスは顔を近づけ、オリエの形のいい唇を奪う。オリエもそれを、うっとりした表情で自然に受け入れる。
「あ……ん、ん」
優しく啄ばむようなキスだった。ちゅく、ちゅくと唇の間から湿ったような音が漏れ出し、それがヒサクの耳元にまで聞こえてくる。
かつてヒサクへの愛を語った、オリエの甘い唇は男のそれに合わせて蠢めいていた。
「んぅ……」
互いの唇を弄るようなキスから、次第に濃厚なものとなっていく。
ヒサクは愛しい妻と他の男の熱烈な口付けを、目の前で見せ付けられる事になった。
貞淑だったはずの妻は、嫌がるどころか積極的に男との口付けを受け入れている。
彼女の麗しの肢体は男の腕のなかに抱かれ、白皙の美貌は嫌悪ではなく歓喜によって紅潮していた。
「んく、んく……」
ときに、オリエの喉が嚥下するように脈動する。と同時に、余った二人の唾液が二人の口元から零れ落ち、
オリエの優美なうなじをつたって白い法衣の胸元を汚す。だが二人は気にする様子もなく、ただ互いの愛を確かめるように再び口付けする。
「も、もう……やめてくれ…」
ヒサクは呻くように漏らす。これ以上はもう見たくなかった。
言葉が通じたのか、それとも満足したのか、どちらともなく二人の唇が離れる。
その間には、激しい口接の痕である銀色の糸が垂れた。
「……これで分かりましたか。セルス様と私は愛し合っているのです」
はぁはぁと色っぽい息をつきながら、オリエはヒサクの顔をじっと見つめた。
這い蹲る夫の姿を見ても、彼女の紅潮する美貌とは裏腹の冷たい視線はかわらない。
「オリエ、君は……」
騙されているんだ。そう言いたかった。
250:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:32:29 e/r2YiZy
「他にも証拠はあります。……ここに」
追い討ちをかけるように、オリエはひどく幸せそうな声で囁く。そうしてオリエが触った先は白い法衣に包まれた腹部だった。
今まで見たことのないような優しく穏やかな表情で彼女は、自分のお腹を撫でる。
その意味が分からないほど、ヒサクは鈍い男ではなかった。
「そん…な……」
目は、妻の腹部へと釘付けだった。オリエの撫でるそこは、今まで気づかなかったのが滑稽に思えるほど不自然な膨らみがあった。
「嘘じゃないさ。オリエは僕の子を身篭っている。当然だろう?僕とオリエは毎日愛を交し合ったのだから」
そういってセルスは、手をオリエのお腹に当てる。労わるように彼女のお腹を優しく撫でる。
ひどく自信に満ちたその表情は、自分が優秀な雄であることを証明した事を誇る要ですらある。
ヒサクは妻の幸せそうな微笑みと、その腹部を呆然と見つめていた。
つまり彼は、愛しい新妻を手篭めにされた挙句、その胎に間男の種を孕まされてしまったわけだ。
そしてその種は今まさに、すくすくとそこで育っている。
「そ、そんな……そんな話があって!!」
死にものぐるいで体に力をこめる。だが魔力というものをこれっぽちも持っていないヒサクには、
セルスのかけた魔術を取り除く術はなかった。
「ですから、惑わそうとも無駄です。私は、心も体も全てセルス様に捧げているのですから」
最早、オリエは昔の優しくそして儚げな少女ではなかった。この半年の旅がそうしたのか、
それともセルスという男にそう変えられたのか、はたまた妊娠した事で変わってしまったのか、強い意志を持った女へと成長していた。
「違うオリエ、君は騙されているんだ」
必死のあがきだった。目の前のオリエとセルスの関係を否定する。ヒサクにとってもうそれしか残っていなかった。
「……ここまで言っても分かってはくれないのですね」
一瞬俯くと、悲痛な色がそのサファイヤの瞳に灯る。が、次に顔を上げたときは、その雰囲気は消えていた。
決意に満ちた表情でヒサクを見据える。
「神と精霊の御名において……」
「オ、オリエ?」
異様な雰囲気だった。セルスという男はいつの間にか一歩下がり、オリエとは距離を置いている。
そして眩いばかりの光が彼女の周りに集まってきていた。
「わたしの前から消え去りなさい!魔王!!」
オリエが手を差し出す。そこに、空間が歪むほどに圧倒的な魔道の力が集う。
まったく素養のないヒサクですら、空気を通してびりびりと肌で感じられるものだった。
そして力の矛先は、真っ直ぐヒサクに向けられていた。
「滅びのバーストストリーム!!」
迸る白い閃光。奇跡の魔道力があらゆる存在を空間ごと消滅させながら迫ってくる光景。時が止まったと思えるほど長い時間だった。
手足を封じていた魔力は、向かい来るより強い力に退けられて消えていた。
しかしヒサクがその力を避ける事は既に不可能だった。
最後に感じたのは、絶望と憎悪だった。やりきれない怒りが身のうちを駆け巡っていた。
世界を呪い、セルスとオリエを呪った。しかしそれで何かが変わるわけではなかった。
そしてヒサクは死んだ。
251:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:36:31 e/r2YiZy
「……」
ヒサクの亡骸はほとんど残らなかった。それでも彼女はその破片を必死にかき集め、仮初めながらの墓を作った。
墓標は最後に彼の手にあった大きな剣である。
(なんでこんな事に)
本当に優しい人だった。暴力を振るう姿をただの一度も彼女は見たことがなかった。
それでいて村の人の誰からも頼りされ、必要とされていた。ともすれば、周囲から浮きがちだった彼女に、いつも気を使ってくれたのも彼だった。
(……こんなもの、あの人には似合わないのに)
悲哀をこめて彼の墓標となった大剣を見やる。
魔王に操られるという悲劇さえなければ、きっと生涯ヒサクが剣を持つことはなかったはずだ。
今、思い返しても操られているときの彼の表情は、ぞっとするほど憎しみに満ちていた。あんなヒサクは見たくなかった。
しかし辺りを見渡しても大剣の他に代わりとなるものがなかった。
仕方なくそれで断念して、最後に彼女は首にかけていたペンダントを外す。それは、ヒサクから婚約指輪の代わりにと貰ったものだ。
半年前村を離れるときも、これだけは手放せなかった。彼女はそっとペンダントを思いでと共に剣の柄にかける。
(さようなら)
世界を救うために旅立ったとき、つらい旅になる事は覚悟していた。
ヒサクを巻き込まないように、言伝なしで旅立ったのもこういう事態を避けるためだった。
しかし覚悟とは裏腹に、現実の近しい人の死は驚くほど彼女の心を抉っていた。
これまでの人生のほとんどを共にしてきた男性は死んでしまったのだ。それも、どんな理由があろうとも自分の手で。
「オリエ、そろそろ行こう」
「……はい」
見上げた先にはこれからの人生を共にするであろう男の姿があった。
眉目秀麗な顔立ち、貴族的な振舞い、逞しい体つき、自信に満ち溢れた態度。
勇者というだけあって、ずば抜けた剣の腕前に魔力。比べてはいけないが、ヒサクとは何もかも違う男だ。
この半年にもわたるつらい旅も、彼がいたからこそ成し遂げられた。どれだけ彼女が助けられたか分からない。
「……戦いが終わったら、彼に立派な墓を建ててあげよう」
悲哀に暮れるオリエを気遣うように、セルスはそういって彼女の肩を抱く。セルスの心遣いが彼女にはひどく嬉しかった。
だが、オリエは首を横に振った。
「いいえ、あの人はたぶんそんな事は望んでいませんから、それよりも……」
優しく控えめな彼の事だ。英雄として扱われることを決して望まないであろう。
(彼のためにも魔王を……)
死んでしまった彼は戻ってこない。尊い目的のための犠牲。しかしそれは、オリエとセルスが魔王を打ち倒して初めて言えることだ。
ヒサクの死を無駄な犠牲としないためにも、彼女達が魔王を倒さなければいけないのだ。
「セルス様、いきましょう」
そしてオリエには使命があるのだ。世界を救う。聖女と勇者である、オリエとセルスだけに可能な使命。
彼女の決意は、今までになく高まっていた。魔王の卑劣な計略。そのために無残にも犠牲になったヒサク。
全てが許せない事だった。
最後に彼の墓標となった剣を振り返る。
(ヒサク……)
もしセルスが、ヒサクが操られているかもしれないと事前に忠告してくれていなかったら、
この剣によって世界の希望は失われていたかもしれなかった。しかし現実には、魔王の企みは失敗したのだ。
(私、幸せになりますから)
魔王さえ倒せれば、何もかも上手くいくはずだった。世界は混沌の時代から平和の時代へと向かうだろう。
何より……、優しげな微笑を浮かべたオリエはそっとお腹を撫でる。
セルスと、そして生まれてくるであろうお腹の子供との生活が彼女を待っていた。
きっと彼も、オリエの幸せな生活を天から祝福してくれるに違いなかった。
252:あとがき ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:38:17 e/r2YiZy
・元ネタは前スレのこれです。今更ですが、書いていたのを今更見つけたので投下してみました。
77 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/01(月) 12:41:54 ID:fZkWREtc
考えたのが
ヒロイン→田舎で夫と仲良く暮らしていたが、魔王を倒せることができる伝説の聖女だった事が発覚し旅立つ
寝取り男→世界を救う勇者。良い意味と悪い意味でKY。ヒロインと旅立つ。
ちなみに魔王を倒すには聖女と勇者の愛が必要
ラストは誤解が誤解を生んで二人の愛を阻もうとする夫をヒロインは魔王に操られたと勘違いして泣く泣くバーストストリーム。
というネタを思い付いたんだが誰か書いて
・短編にしたかったので最後の部分だけにしました
・ですので終章はタイトルです。
・ですので↑とは色々違います。
・以上です
253:名無しさん@ピンキー
09/04/28 00:35:36 EXogj7pz
誤爆?
254:名無しさん@ピンキー
09/04/28 00:53:22 LqT5UUOf
>252
とりあえず乙。
ただ、さすがに唐突で状況が掴みにくい。
これではヒロインがただの自己陶酔型の独善KY女だ。
いまいち寝取られて悔しい感じがしない…。
255:名無しさん@ピンキー
09/04/28 02:44:05 uvNwfBW7
寝取られ………か?
唐突に思ったんだが、皆は現代モノとファンタジーどっちが好きなんだ?
256:名無しさん@ピンキー
09/04/28 12:21:15 /EtgpWag
普通は現代モノがいいが
身分差とか戦争とか洗脳とかある場合は
ファンタジーや歴史的な話がいいかも。
257:名無しさん@ピンキー
09/04/28 21:57:26 k1Jj7yWs
ROCOさんが公衆便所スレに投下してるのがNTRっぽくなってきたよ
258:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:08:21 B8ch32lX
ROCOはもういいよ……
259:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:56:48 X9W8iQdQ
でも、ここだとROCOさんが一番まともなSS書きさんでしょ。
あの人以上なんているの?
あ、ちなみに本人じゃないですよ^^;;
260:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:40:19 P/FAPNRi
確かにROCOは多作家だが、女キャラの口調や性格が二次オリジナル総じて同じなのが戴けない。
……なの!って語尾見る度に吹き出しそうになる。
261:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:42:09 EOwMyB+j
いままでNTR見て抜いてきたり書いたりしてたけど
最近ラッシュで5、6作長編読んだら、途端に反応しなくなったワケだが
どっかで見た剣なんちゃら~を見たら
3日食い物リバースした
おまえらも気をつけてね
262:名無しさん@ピンキー
09/04/29 01:22:16 jUoragvC
物心ついたときからのNTR好きの変態だから大丈夫
中学でぷっつん読んでハァハァしてた
263:名無しさん@ピンキー
09/04/29 01:50:22 OWB/t2Mm
元鞘ENDはダメだって言うけどそれも持って生き方しだいだと思うんだ
練習~とかそういう頭の弱い子の元鞘ENDはダメかもしれないが寝取り男の陰謀によって行き違いが生じ、終始女に相談にのってた寝取り男が寝取り成功する
しかし寝取られ男は挫けず寝取り男のクズな本性を女の前で暴き、女は泣き崩れ寝取られ男に謝罪する。
そのまま元鞘だと変わり身早すぎ!なので何ヶ月か何年か時間おいてから元鞘だったら寝取られたけど寝取られを乗り越えたという中々キレイな終わり方になるんじゃないだろうか。
あるいは快楽落ち→主人公セックス修行→寝取り返しとか?それはダメか。
264:名無しさん@ピンキー
09/04/29 05:20:44 g3RAthZw
いや結構ありがちだと思うぞそれ
俺的にはとことん不幸か幸せになってほしいからそういう終わりは面白い
後者はギャグ調がいいね
265:名無しさん@ピンキー
09/04/29 11:55:29 12FFFQEY
元鞘ENDだった時のチンコの萎えぐわいを思うとネーナ
やっぱり外見変化があれば最高
『理想の彼女』は聖典です
266:名無しさん@ピンキー
09/04/29 12:05:33 Ajs7LCwx
個人の嗜好の問題だろうけど、外見変化はない方がいいなぁ。
見た目は付き合っていた頃と同じで、
でもアイツの前でだけは…みたいのがいい。
267:名無しさん@ピンキー
09/04/29 16:27:47 12FFFQEY
寝取り男の嗜好に染められていくのが良い
ヒロインがMになる作品っていっぱいあるけどSになる作品って少ないよね
268:名無しさん@ピンキー
09/04/29 17:21:02 OiY/UTs3
その前後を合わせるとこんなのか?
「ごめんね○○君…私もう、あの豚野郎を痛めつけないと生きていけないの」
「それとも、○○君が豚野郎の代わりになってくれる?」
ヒロイン恋しさに一旦は承諾するものの、激しい責めに耐え切れず、命からがら逃げ出す主人公
その後
「○○君は30分も持たずに逃げ出したよっ! まともな人間なら当たり前よねっ!」
「それでこんなに喜ぶなんて、アンタはどうしようもない屑の変態だねっ!」
寝取り男(?)を責めたてるヒロインの姿で幕。
なんかもう寝取られって感じが全くしない。
269:名無しさん@ピンキー
09/04/29 17:59:48 12FFFQEY
>>268
いや、かなり良いぞ。
でもSになる過程が自分には思いつかないんだよな……
寝取りM男にお願いされてとか、秘密を握られ脅されぐらいしか思いつかない
270:名無しさん@ピンキー
09/04/29 20:00:24 hMQFP0lo
寝取られ男は元来そういう気質の女だった事に気付かなかったけど
天性のMだった寝取り男は初対面で分かったとか
271:名無しさん@ピンキー
09/04/29 22:21:36 WdJFPoGP
>>268は正直ギャグとしか思えんがヒロインサド化はありだな
NTRより悪堕ちに近い気もするが