取り・寝取られ総合スレ11at EROPARO
取り・寝取られ総合スレ11 - 暇つぶし2ch249:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:28:07 e/r2YiZy

(これは……)
一度、前にも感じたことのある種類のものだった。そう旅の最中、運悪く出会ってしまい命からがら魔族から逃げ出したときに感じた恐怖と同じ。
いやそれよりも遥かな危険を、目の前の優男の剣に感じていた。
「オリエは真の愛が何かという事をしらなくてね。結局手取り足取り教えることになったよ」
 白い法衣越しに形のいい乳房が、セルスの手の内で揉みしだかれて卑猥に形を変える。
「ぁ……ん」
 艶めいた声が、彼女の白い喉から漏れ出る。羞恥ではなく、官能によって彼女の白皙の美貌が色づいたように赤く染まっていく。
「くぅ、貴様……っ」
妻の艶姿を他の男の手によって見せられながら、動く事さえ出来ないというのは耐え難い恥辱だった。
「特に最初のときは、ひどく強引になってしまったけどね」
「あの、んっ……ときは、私が何も知らなかったのが…ぁ……」
 艶っぽく潤んだ視線で、オリエはセルスの顔をうっとりと見上げる。
「でも僕はあの時、君を泣かせてしまっただろう」
 ようやくオリエの豊かな胸元から手を抜くと、そっと彼女の顎の線をなぞり、憐憫をこめた視線をセルスは送る。
「そんなことは……」
 恋人同士のようにオリエとセルスは見つめあう。
ヒサクの憎悪は最高潮に達していた。怒りそのままに恐怖を心のうちに飲み込むと、一足飛びにセルスへと飛び掛る。
弾けたように躍動したその体で、憎しみそのままに剣の切っ先をセルスへと向け突進した。
「バインド」
 しかしその突進は、あと一歩のところで止められてしまう。セルスが目を向ける事すらせずに僅かに呟いただけで、
ヒサクの四肢は雷の鎖によって囚われてしまったのだ。うつ伏せに地面へと縫い付けられた彼の体は、必死に動こうとしてもピクリともしない。
「でも僕らには半年という時間があった」
 セルスは剣を鞘へとおさめ、オリエに向き合う。剣を握っていた左手をオリエのほそい腰に当て、右手を顎に添える。
「毎日、朝から晩まで何度も何度も僕とオリエは愛を交し合った。そのおかげで、最初は戸惑っていた彼女も今では」
 セルスは顔を近づけ、オリエの形のいい唇を奪う。オリエもそれを、うっとりした表情で自然に受け入れる。
「あ……ん、ん」
 優しく啄ばむようなキスだった。ちゅく、ちゅくと唇の間から湿ったような音が漏れ出し、それがヒサクの耳元にまで聞こえてくる。
かつてヒサクへの愛を語った、オリエの甘い唇は男のそれに合わせて蠢めいていた。
「んぅ……」
 互いの唇を弄るようなキスから、次第に濃厚なものとなっていく。
ヒサクは愛しい妻と他の男の熱烈な口付けを、目の前で見せ付けられる事になった。
貞淑だったはずの妻は、嫌がるどころか積極的に男との口付けを受け入れている。
彼女の麗しの肢体は男の腕のなかに抱かれ、白皙の美貌は嫌悪ではなく歓喜によって紅潮していた。
「んく、んく……」
ときに、オリエの喉が嚥下するように脈動する。と同時に、余った二人の唾液が二人の口元から零れ落ち、
オリエの優美なうなじをつたって白い法衣の胸元を汚す。だが二人は気にする様子もなく、ただ互いの愛を確かめるように再び口付けする。
「も、もう……やめてくれ…」
 ヒサクは呻くように漏らす。これ以上はもう見たくなかった。
 言葉が通じたのか、それとも満足したのか、どちらともなく二人の唇が離れる。
その間には、激しい口接の痕である銀色の糸が垂れた。
「……これで分かりましたか。セルス様と私は愛し合っているのです」
 はぁはぁと色っぽい息をつきながら、オリエはヒサクの顔をじっと見つめた。
這い蹲る夫の姿を見ても、彼女の紅潮する美貌とは裏腹の冷たい視線はかわらない。
「オリエ、君は……」
 騙されているんだ。そう言いたかった。


250:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:32:29 e/r2YiZy

「他にも証拠はあります。……ここに」
 追い討ちをかけるように、オリエはひどく幸せそうな声で囁く。そうしてオリエが触った先は白い法衣に包まれた腹部だった。
今まで見たことのないような優しく穏やかな表情で彼女は、自分のお腹を撫でる。
その意味が分からないほど、ヒサクは鈍い男ではなかった。
「そん…な……」
 目は、妻の腹部へと釘付けだった。オリエの撫でるそこは、今まで気づかなかったのが滑稽に思えるほど不自然な膨らみがあった。
「嘘じゃないさ。オリエは僕の子を身篭っている。当然だろう?僕とオリエは毎日愛を交し合ったのだから」
 そういってセルスは、手をオリエのお腹に当てる。労わるように彼女のお腹を優しく撫でる。
ひどく自信に満ちたその表情は、自分が優秀な雄であることを証明した事を誇る要ですらある。
 ヒサクは妻の幸せそうな微笑みと、その腹部を呆然と見つめていた。
つまり彼は、愛しい新妻を手篭めにされた挙句、その胎に間男の種を孕まされてしまったわけだ。
そしてその種は今まさに、すくすくとそこで育っている。
「そ、そんな……そんな話があって!!」
 死にものぐるいで体に力をこめる。だが魔力というものをこれっぽちも持っていないヒサクには、
セルスのかけた魔術を取り除く術はなかった。
「ですから、惑わそうとも無駄です。私は、心も体も全てセルス様に捧げているのですから」
 最早、オリエは昔の優しくそして儚げな少女ではなかった。この半年の旅がそうしたのか、
それともセルスという男にそう変えられたのか、はたまた妊娠した事で変わってしまったのか、強い意志を持った女へと成長していた。
「違うオリエ、君は騙されているんだ」
 必死のあがきだった。目の前のオリエとセルスの関係を否定する。ヒサクにとってもうそれしか残っていなかった。
「……ここまで言っても分かってはくれないのですね」
 一瞬俯くと、悲痛な色がそのサファイヤの瞳に灯る。が、次に顔を上げたときは、その雰囲気は消えていた。
決意に満ちた表情でヒサクを見据える。
「神と精霊の御名において……」
「オ、オリエ?」
 異様な雰囲気だった。セルスという男はいつの間にか一歩下がり、オリエとは距離を置いている。
そして眩いばかりの光が彼女の周りに集まってきていた。
「わたしの前から消え去りなさい!魔王!!」
 オリエが手を差し出す。そこに、空間が歪むほどに圧倒的な魔道の力が集う。
まったく素養のないヒサクですら、空気を通してびりびりと肌で感じられるものだった。
そして力の矛先は、真っ直ぐヒサクに向けられていた。
「滅びのバーストストリーム!!」
 迸る白い閃光。奇跡の魔道力があらゆる存在を空間ごと消滅させながら迫ってくる光景。時が止まったと思えるほど長い時間だった。
手足を封じていた魔力は、向かい来るより強い力に退けられて消えていた。
しかしヒサクがその力を避ける事は既に不可能だった。
 最後に感じたのは、絶望と憎悪だった。やりきれない怒りが身のうちを駆け巡っていた。
世界を呪い、セルスとオリエを呪った。しかしそれで何かが変わるわけではなかった。
 そしてヒサクは死んだ。


251:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:36:31 e/r2YiZy

「……」
 ヒサクの亡骸はほとんど残らなかった。それでも彼女はその破片を必死にかき集め、仮初めながらの墓を作った。
墓標は最後に彼の手にあった大きな剣である。
(なんでこんな事に)
 本当に優しい人だった。暴力を振るう姿をただの一度も彼女は見たことがなかった。
それでいて村の人の誰からも頼りされ、必要とされていた。ともすれば、周囲から浮きがちだった彼女に、いつも気を使ってくれたのも彼だった。
(……こんなもの、あの人には似合わないのに)
 悲哀をこめて彼の墓標となった大剣を見やる。
魔王に操られるという悲劇さえなければ、きっと生涯ヒサクが剣を持つことはなかったはずだ。
今、思い返しても操られているときの彼の表情は、ぞっとするほど憎しみに満ちていた。あんなヒサクは見たくなかった。
 しかし辺りを見渡しても大剣の他に代わりとなるものがなかった。
仕方なくそれで断念して、最後に彼女は首にかけていたペンダントを外す。それは、ヒサクから婚約指輪の代わりにと貰ったものだ。
半年前村を離れるときも、これだけは手放せなかった。彼女はそっとペンダントを思いでと共に剣の柄にかける。
(さようなら)
 世界を救うために旅立ったとき、つらい旅になる事は覚悟していた。
ヒサクを巻き込まないように、言伝なしで旅立ったのもこういう事態を避けるためだった。
しかし覚悟とは裏腹に、現実の近しい人の死は驚くほど彼女の心を抉っていた。
 これまでの人生のほとんどを共にしてきた男性は死んでしまったのだ。それも、どんな理由があろうとも自分の手で。
「オリエ、そろそろ行こう」
「……はい」
 見上げた先にはこれからの人生を共にするであろう男の姿があった。
 眉目秀麗な顔立ち、貴族的な振舞い、逞しい体つき、自信に満ち溢れた態度。
勇者というだけあって、ずば抜けた剣の腕前に魔力。比べてはいけないが、ヒサクとは何もかも違う男だ。
 この半年にもわたるつらい旅も、彼がいたからこそ成し遂げられた。どれだけ彼女が助けられたか分からない。
「……戦いが終わったら、彼に立派な墓を建ててあげよう」
 悲哀に暮れるオリエを気遣うように、セルスはそういって彼女の肩を抱く。セルスの心遣いが彼女にはひどく嬉しかった。
だが、オリエは首を横に振った。
「いいえ、あの人はたぶんそんな事は望んでいませんから、それよりも……」
優しく控えめな彼の事だ。英雄として扱われることを決して望まないであろう。
(彼のためにも魔王を……)
 死んでしまった彼は戻ってこない。尊い目的のための犠牲。しかしそれは、オリエとセルスが魔王を打ち倒して初めて言えることだ。
ヒサクの死を無駄な犠牲としないためにも、彼女達が魔王を倒さなければいけないのだ。
「セルス様、いきましょう」
 そしてオリエには使命があるのだ。世界を救う。聖女と勇者である、オリエとセルスだけに可能な使命。
彼女の決意は、今までになく高まっていた。魔王の卑劣な計略。そのために無残にも犠牲になったヒサク。
全てが許せない事だった。
 最後に彼の墓標となった剣を振り返る。
(ヒサク……)
もしセルスが、ヒサクが操られているかもしれないと事前に忠告してくれていなかったら、
この剣によって世界の希望は失われていたかもしれなかった。しかし現実には、魔王の企みは失敗したのだ。
(私、幸せになりますから)
魔王さえ倒せれば、何もかも上手くいくはずだった。世界は混沌の時代から平和の時代へと向かうだろう。
何より……、優しげな微笑を浮かべたオリエはそっとお腹を撫でる。
セルスと、そして生まれてくるであろうお腹の子供との生活が彼女を待っていた。
きっと彼も、オリエの幸せな生活を天から祝福してくれるに違いなかった。



252:あとがき ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:38:17 e/r2YiZy

・元ネタは前スレのこれです。今更ですが、書いていたのを今更見つけたので投下してみました。

77 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/01(月) 12:41:54 ID:fZkWREtc
考えたのが
ヒロイン→田舎で夫と仲良く暮らしていたが、魔王を倒せることができる伝説の聖女だった事が発覚し旅立つ
寝取り男→世界を救う勇者。良い意味と悪い意味でKY。ヒロインと旅立つ。
ちなみに魔王を倒すには聖女と勇者の愛が必要
ラストは誤解が誤解を生んで二人の愛を阻もうとする夫をヒロインは魔王に操られたと勘違いして泣く泣くバーストストリーム。

というネタを思い付いたんだが誰か書いて

・短編にしたかったので最後の部分だけにしました
・ですので終章はタイトルです。
・ですので↑とは色々違います。
・以上です


253:名無しさん@ピンキー
09/04/28 00:35:36 EXogj7pz
誤爆?

254:名無しさん@ピンキー
09/04/28 00:53:22 LqT5UUOf
>252
とりあえず乙。

ただ、さすがに唐突で状況が掴みにくい。
これではヒロインがただの自己陶酔型の独善KY女だ。
いまいち寝取られて悔しい感じがしない…。

255:名無しさん@ピンキー
09/04/28 02:44:05 uvNwfBW7
寝取られ………か?
唐突に思ったんだが、皆は現代モノとファンタジーどっちが好きなんだ?

256:名無しさん@ピンキー
09/04/28 12:21:15 /EtgpWag
普通は現代モノがいいが

身分差とか戦争とか洗脳とかある場合は
ファンタジーや歴史的な話がいいかも。

257:名無しさん@ピンキー
09/04/28 21:57:26 k1Jj7yWs
ROCOさんが公衆便所スレに投下してるのがNTRっぽくなってきたよ

258:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:08:21 B8ch32lX
ROCOはもういいよ……

259:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:56:48 X9W8iQdQ
でも、ここだとROCOさんが一番まともなSS書きさんでしょ。
あの人以上なんているの?
あ、ちなみに本人じゃないですよ^^;;

260:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:40:19 P/FAPNRi
確かにROCOは多作家だが、女キャラの口調や性格が二次オリジナル総じて同じなのが戴けない。
……なの!って語尾見る度に吹き出しそうになる。

261:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:42:09 EOwMyB+j
いままでNTR見て抜いてきたり書いたりしてたけど
最近ラッシュで5、6作長編読んだら、途端に反応しなくなったワケだが

どっかで見た剣なんちゃら~を見たら
3日食い物リバースした

おまえらも気をつけてね

262:名無しさん@ピンキー
09/04/29 01:22:16 jUoragvC
物心ついたときからのNTR好きの変態だから大丈夫
中学でぷっつん読んでハァハァしてた

263:名無しさん@ピンキー
09/04/29 01:50:22 OWB/t2Mm
元鞘ENDはダメだって言うけどそれも持って生き方しだいだと思うんだ
練習~とかそういう頭の弱い子の元鞘ENDはダメかもしれないが寝取り男の陰謀によって行き違いが生じ、終始女に相談にのってた寝取り男が寝取り成功する
しかし寝取られ男は挫けず寝取り男のクズな本性を女の前で暴き、女は泣き崩れ寝取られ男に謝罪する。
そのまま元鞘だと変わり身早すぎ!なので何ヶ月か何年か時間おいてから元鞘だったら寝取られたけど寝取られを乗り越えたという中々キレイな終わり方になるんじゃないだろうか。
あるいは快楽落ち→主人公セックス修行→寝取り返しとか?それはダメか。

264:名無しさん@ピンキー
09/04/29 05:20:44 g3RAthZw
いや結構ありがちだと思うぞそれ
俺的にはとことん不幸か幸せになってほしいからそういう終わりは面白い
後者はギャグ調がいいね

265:名無しさん@ピンキー
09/04/29 11:55:29 12FFFQEY
元鞘ENDだった時のチンコの萎えぐわいを思うとネーナ
やっぱり外見変化があれば最高
『理想の彼女』は聖典です

266:名無しさん@ピンキー
09/04/29 12:05:33 Ajs7LCwx
個人の嗜好の問題だろうけど、外見変化はない方がいいなぁ。
見た目は付き合っていた頃と同じで、
でもアイツの前でだけは…みたいのがいい。

267:名無しさん@ピンキー
09/04/29 16:27:47 12FFFQEY
寝取り男の嗜好に染められていくのが良い
ヒロインがMになる作品っていっぱいあるけどSになる作品って少ないよね

268:名無しさん@ピンキー
09/04/29 17:21:02 OiY/UTs3
その前後を合わせるとこんなのか?

「ごめんね○○君…私もう、あの豚野郎を痛めつけないと生きていけないの」
「それとも、○○君が豚野郎の代わりになってくれる?」
ヒロイン恋しさに一旦は承諾するものの、激しい責めに耐え切れず、命からがら逃げ出す主人公

その後
「○○君は30分も持たずに逃げ出したよっ! まともな人間なら当たり前よねっ!」
「それでこんなに喜ぶなんて、アンタはどうしようもない屑の変態だねっ!」
寝取り男(?)を責めたてるヒロインの姿で幕。

なんかもう寝取られって感じが全くしない。

269:名無しさん@ピンキー
09/04/29 17:59:48 12FFFQEY
>>268
いや、かなり良いぞ。
でもSになる過程が自分には思いつかないんだよな……
寝取りM男にお願いされてとか、秘密を握られ脅されぐらいしか思いつかない

270:名無しさん@ピンキー
09/04/29 20:00:24 hMQFP0lo
寝取られ男は元来そういう気質の女だった事に気付かなかったけど
天性のMだった寝取り男は初対面で分かったとか

271:名無しさん@ピンキー
09/04/29 22:21:36 WdJFPoGP
>>268は正直ギャグとしか思えんがヒロインサド化はありだな
NTRより悪堕ちに近い気もするが

272:名無しさん@ピンキー
09/04/29 23:55:52 mVdQHqhF
寝取られ男のことは愛してるんだけど、それを裏切ることの背徳感こそ最高だと
寝取りに植えつけられるってのがいい。

273:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:09:14 AOG6II2w
いやー悪堕ち系は俺の精神の均衡のためにやめてほしいなぁ・・・
正直ね、もう心の傷は負いたくない。

274:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:33:37 hb2ywPh6
なんとなく思ったんだが
M男がS女を他のM男に奪われるというのも寝取られになるんだろうか
「アンタより踏み心地がいいわ!ほらもっと豚のようにお泣き!」
「そんな・・・俺が踏まれたことないそんなとこまで!やめろー!」
「うおおもっともっとーーー!」

・・・なんじゃこりゃw

275:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:38:05 zPmPgSnS
>>268
男S女Sのカップルで、普段のHはヒロインが我慢している。
舐めろとかの命令口調やくすぐり攻撃、目隠しプレーに付き合って
感じているふりをしながらも欲求不満はたまる一方。
そんなときひょんなことから寝取り男(後輩)と二人で飲むことになったヒロイン。
酔った勢いで後輩をくすぐったり、耳に息を吹きかけたりしてしまうヒロイン。
その時は何もなかったが、耳に息を吹きかけた時の後輩のあえぎ声がどうしても忘れられない。
彼氏とのHの時に息を吹きかけようとしたが、すぐに鬱陶しがられてやめさせられた。
普段の付き合いは何の不満もないし、彼氏以外とつき合うなんて考えられないヒロイン。
しかしそうであればあるほど欲求不満がたまっていく…
欲求不満が限界に達しそうになったとき、仕事で些細な失敗をした後輩をビンタしてしまう。
あまりの快感に恍惚としてしまうヒロイン、しかし目線の先には同じように恍惚とした表情の後輩がいた。
そしてどちらからともなく、「今夜、飲みに……」

寝取られじゃなくて浮気だなこれじゃ。

276:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:57:57 UlZPbLjO
>>275
男S女SがカップルでM男をシバけば無問題。

277:名無しさん@ピンキー
09/04/30 11:06:16 Jw8uImvw
寝取られは受動的で、Sは主体的だから成立しないんじゃない。
大阪から東京行くのに、福岡行きの新幹線に乗るようなもんだ。

278:名無しさん@ピンキー
09/04/30 14:57:03 3DB48PHP
登場人物が三人しかいないからダメなんだよ
ヒロインを導く四人目の人物(あるいは集団)が必要だと思う
もちろん性的なことはノータッチであくまで誘導のみ

279:名無しさん@ピンキー
09/04/30 15:21:56 JzLC33DA
>>273
貴様にはカテジナさんが相応しい

280:名無しさん@ピンキー
09/04/30 22:57:31 AOG6II2w
いやあれは悪堕ちってか・・・
まぁカテゴリ的には悪堕ちなんだろうけど変化が激しすぎてついていけないというのが正直なところじゃないだろうか。
ところで今回の誘惑の年上アパートあまりにもどぎつい寝取られ臭がプンプンでまだ寝取られてもいないのに心拍数が・・・
主人公が調子に乗ったヤリチン野郎だから寝取られても仕方ないかもだけど幼馴染はやっぱきつい

281:名無しさん@ピンキー
09/04/30 23:39:09 humRcC8j
「理想の彼女」ってなんだっけ

282:名無しさん@ピンキー
09/05/01 00:46:29 y8wn10ii
>>281
しょーがねーなー
URLリンク(starfleetb.dyndns.tv)

283:名無しさん@ピンキー
09/05/01 01:00:40 S9IQNGmL
>>282

ありがとー


284:名無しさん@ピンキー
09/05/01 03:19:51 EMsfXs0P
>>282
…ふぅ
粗はあるけど、服装や髪が変わるのがツボ過ぎた
これ叩き台にしたエロゲとか欲しいなー

285:232
09/05/01 14:41:13 TEKKclJ1
>>233
よくお分かりで。
寧ろ社会に復帰したと聞いて「チッ」と思ったし寧ろ「死んだらよかったのに」と本気で思った
後者は知らない

286:名無しさん@ピンキー
09/05/02 14:53:06 RxxvgnPZ
>>282
これってトップページはどこになるの?
他の作品も見てみたいわ・・・


287:名無しさん@ピンキー
09/05/02 16:09:21 iOJ+VlP4
>>282だが、知らん。っていうか他の作品あるなら俺が知りたい

288:名無しさん@ピンキー
09/05/02 20:15:24 wYvCNC/K
>>286
板あるみたいだから直接聞けばいいのに

289:名無しさん@ピンキー
09/05/03 22:15:02 gZPZRX82
さっさと投稿しろよカスども。

290:名無しさん@ピンキー
09/05/03 23:10:46 nLpWKVfT
シュウマツの続きまだかなー?

291:名無しさん@ピンキー
09/05/05 00:14:59 3eVSO0g0
お前らが好きそうな話題

URLリンク(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)

292:名無しさん@ピンキー
09/05/05 03:06:21 Edwgufvi
俺なんて幼馴染2人が転校生に寝取られるヤツずっと待ってる

293:名無しさん@ピンキー
09/05/05 06:04:41 OXSK9zc8
>>292
そんなんあったっけ?

294:名無しさん@ピンキー
09/05/05 18:04:06 zK+t+WSK
ここのマダーは基本そんなんあったっけのが多い

295:名無しさん@ピンキー
09/05/06 18:56:21 vco/hLMw
GW最終日になったのに、お前ら何やってんの?
たった一つですら投下出来ないの?
生きる価値あんの?

296:名無しさん@ピンキー
09/05/06 19:29:15 6ip6SWHq
作者達は他スレに寝取られたんだろ

297:名無しさん@ピンキー
09/05/06 21:55:33 IXOHz941
>>290

シュウマツの続きなんて需要あるんでしょうか。
需要ないもんだと思って続きは封印してしまいましたが……。

298:名無しさん@ピンキー
09/05/07 00:04:33 4Elspc3h
あるある!
例え誰も待っていなくても、俺はずっと待っていた!
できれば話の最後まで投下して欲しい!


299:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:06:12 zzA2lFkg
つか日付変わるまで待ってた時点で自演というより、自演を怪しませる荒らしに思えなくもない

300:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:14:17 k5TenGLe
俺は普通に、シュウマツの続き楽しみだけどなぁ。

彼女を寝取ったあと、剣道娘をどうやって寝取るのか楽しみだし。
寝取りサイドでも楽しめる感じなので、俺は好き。


301:名無しさん@ピンキー
09/05/08 01:18:52 kJ/kjciZ
シュウマツってなんだっけ


302:名無しさん@ピンキー
09/05/08 01:37:30 iK9JjXaG
うんこの事。
また一つ賢くなったな!

303:名無しさん@ピンキー
09/05/08 01:38:56 0gvO1zJs
バイオハザードが発生

彼女と逃げる

寝取り男に裏切られて自分だけ逃げ遅れる

すんでのところで剣道の女の子に助けられる

寝取り男は彼女にあいつは死んだという

寝取る

確かこんな感じの話

304:名無しさん@ピンキー
09/05/08 23:13:27 RmtDL1M6
そいやハイスクールオブザデッドは
原作者引きこもり中らしいな

305:名無しさん@ピンキー
09/05/08 23:25:39 tV1d5AI0
前スレで
傑作・母エルフ@陵辱を書いてくださいました作者様、お元気ですか?
息子の成長後の話も気長に待ってますので、できればよろしくお願いします。


306:名無しさん@ピンキー
09/05/08 23:58:38 kJ/kjciZ
>>304
完結させた作品が確か1つしかないやつだからね
まぁ、さもありなん、って感じ
いい加減にして欲しいが


307:名無しさん@ピンキー
09/05/09 01:51:44 3eP3MLNX
未だに地連とRSBCの続きを待ってるよ

308:名無しさん@ピンキー
09/05/11 00:23:49 snD2Ohir
ほら、乞食共が口開けて餌を待ってるんだから、さっさと投下しろよカス。
お前ら作者にはそれしか能が無いんだから、糞ひり出しながらテキスト打ち込めよヴォケ。
完成した暁にはうちに来て尻軽幼な妻をファックしてもいいぞ

309:名無しさん@ピンキー
09/05/13 19:32:52 PyAYKhOH
ここで悠久の螺旋って話題になった事あったっけ?

310:名無しさん@ピンキー
09/05/14 03:46:23 uM66xqQV
いつもお世話になってます。以前紅の寝取られを書いた者です。
今度はオリ物を書いたので投稿させていただきます。ただし、無駄に長い上に校正する前に力尽きました。
ですので、問題点が前作にも増して多くなっていると思います。それでもよろしければ、読んでやって下さい。
URLリンク(www1.axfc.net)
パス:netorare11

311:名無しさん@ピンキー
09/05/14 04:10:02 9gclG2dg
>>310
開いた瞬間右のスクロールバーが小さすぎて読む気なくしたけど乙
完結物を投下してくれるだけでありがたい

312:名無しさん@ピンキー
09/05/14 11:13:05 YpGmwQPD
>>310
なんという大作・・・
これくらい長いと喪失感もひとしおだわ

ただ携帯の人もいるし、最近レス止まりがちなんでこっちに投稿してもいいんじゃないかな?

すごく良かっただけにもっと読んで貰いたい。

313:名無しさん@ピンキー
09/05/14 11:40:48 2CrtU1EF
今からでも投稿した方がいいと思った


314:名無しさん@ピンキー
09/05/14 15:03:18 QOxxmCNO
>>310
乙。
久々の大当たり

315:名無しさん@ピンキー
09/05/15 01:15:45 gVOsdRTE
>>310
すげー良かった
山場が多すぎて目のやり場に困るw
こんだけ長いなら前編後編で区切って
途中に夏休み中の修二でも挟むとメリハリ効くかもね

あと、尻への愛はものすごく伝わった

316:名無しさん@ピンキー
09/05/15 17:55:37 T7EaHgsU
>>310
読み応えある。エロい。

317:名無しさん@ピンキー
09/05/15 22:33:51 NvI1fCcI
もう消えててがっかり

318:名無しさん@ピンキー
09/05/15 23:12:23 +rmtz4I6
>>310
はや!もう消えてるよ。
再Up希望。

319:名無しさん@ピンキー
09/05/15 23:16:28 Q4vi7u5p
というかここに投下してくれたほうがいいような。

320:名無しさん@ピンキー
09/05/15 23:25:50 ik+ZtI54
オリじゃなくてロリ寝取られだったのが個人的には惜しい


321:名無しさん@ピンキー
09/05/16 00:13:56 A6PEbnX7
まだ読んでないけどざっと見て長かったから投下したら相当の量だね 

322:名無しさん@ピンキー
09/05/16 00:37:09 mN9L1L3a
保存はしてるが読む気にならんw

323:名無しさん@ピンキー
09/05/16 02:55:06 thClKjzL
長文投下するのは、かなり手間なんだよ。
地の文が長いと文字数制限に引っ掛かるから適当に改行入れて体裁を整えたりするのに手間がかかる。
あの量だったら一時間以上かかるだろ。
校正する気力もなかったのは書き上げた疲労感からだろうから、そんな状態でちまちまスレに投下できるわけが無い。

とにかくお疲れ様です。


俺は寝取り派なんで、兄貴側の視点描写があって、紅のときよりも楽しめた。
弟の蔑み方はおとなしい気もするけど。馬鹿にしながら手淫で抜く描写がもうちょっと欲しかったかな。
GJでした。

324:名無しさん@ピンキー
09/05/16 20:01:54 QkGpopw+
消えていて見逃した。
残念、見たかったです。

325:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:54:19 fEbqEbRI
ロリなので残念
外見変わらないので残念

326:名無しさん@ピンキー
09/05/17 05:26:11 +rOV8FcR
>>324
セックスと知らないでセックルをするような子を調教する話だよ

327:名無しさん@ピンキー
09/05/17 09:56:30 Wg31+usC
>>324
もうじき有志がwikiに登録してくれるだろう。

328:名無しさん@ピンキー
09/05/17 13:02:15 3lyt7S1A
>>326
な、なんだと!?
くそう!そんな大好物を見逃すとは何たる失敗

329:名無しさん@ピンキー
09/05/17 16:08:51 9jF9uOUW
>>328
(`・ω・)人(・ω・`)


最近過疎ってたからって油断したわ…

330:名無しさん@ピンキー
09/05/17 19:18:51 y0H9B43B
(`・ω・)人(・ω・)人(・ω・`)

331:名無しさん@ピンキー
09/05/17 19:39:26 HUHYbEdg
           _, ._
         ( ・ω・) ンモー !.  .
         ○={=}〇, ; .'´ `. ゙ ; `
          |:::::::::\,.'.;´," :´,´' . ゙ .` .
,,.,.,.,,.,.,,,,.,.,`(.@),,.,.,ω・)人(・ω・)人(・ω・`) !


332:名無しさん@ピンキー
09/05/17 23:40:03 htmwoIq7
(`・ω・)人(・ω・)人(・ω・`)

333:名無しさん@ピンキー
09/05/20 22:05:26 RUWvrBYp
>>310の再うpは…まだか

334:名無しさん@ピンキー
09/05/21 00:28:10 gAO4TsYc
今日から朝と晩に毎日再うpを確認する

335:名無しさん@ピンキー
09/05/21 00:32:42 9qNQzdIk
wiki

336:名無しさん@ピンキー
09/05/21 01:19:45 Jg2a2gxd
長いだけで、たいして使えなかったが…
ロリだし、見た目かわんないしで残念


337:名無しさん@ピンキー
09/05/21 07:43:48 IKg7su79
>>336
おまえの趣味はどうでもいい。

338:名無しさん@ピンキー
09/05/21 23:35:27 EhqHXVnr
見た目かわるってどういう意味だろう?
普段ロリもの読まないから分からない

339:名無しさん@ピンキー
09/05/22 02:34:30 g39eGkOD
寝取り男の影響や趣味に合わせてルックスが変わるって事
例えば寝取り男が坊さんだったら
髪型がスキンになったり、着る物が袈裟になったり、アクセサリーが数珠になったり

340:名無しさん@ピンキー
09/05/22 09:34:17 6GRd4wba
:(;゙゚'ω゚'):

341:名無しさん@ピンキー
09/05/22 10:19:52 VXuHBcC9
>>339
冗談で言ったのかも知れないが、それはそれで興奮した

342:名無しさん@ピンキー
09/05/22 11:06:46 YlfqMcls
見た目変わらなくても中身は実は…って方が俺は好きだなぁ。
好みの問題だと思うけど。

343:名無しさん@ピンキー
09/05/22 12:26:48 7UAT5MOH
逆にマイナスからプラスになるのが良い
お転婆で横着かったのがお淑やかで真面目になったり

344:名無しさん@ピンキー
09/05/22 14:30:55 +/jMGlEg
>>343
Tシャツ、ジージャン、ジーンズが基本の彼女が白いブラウスにフレアスカート姿に。
下着も基本、健康的に薄いピンクか水色で上下の組み合わせもそれほど気にしていなかったのに
花柄のショーツ、ブラ、キャミソールがワンセットでデザインされたものにかわる(セクシーというよりオシャレ)
一人称も「うち」「自分の名前」から「わたし」に
お揃いで買ったGショックが巻かれていた腕にはグッチの時計が(10万ぐらいでプレゼントされたか自分で買ったか謎)

医者とか御曹司とか金のあるDQNに弄ばれてるのがいいなあ。

345:名無しさん@ピンキー
09/05/22 14:48:47 GNu9BGVh
もとの彼女どんなんだよwwww

346:名無しさん@ピンキー
09/05/22 14:54:18 6X0Vp6gE
オタ女臭いな
そうなるともう、NTRなのか更生ボランティアなのかわからん

347:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:25:22 ELJPXPbA
>>343
なるほど
フレンドリーな娘だったのが
芸能人化とか
大金持ちの奥様化とか
プリンセス化とかもいいんでね?

348:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:29:40 ELJPXPbA
と思ったがフレンドリーではマイナスではないな

ビッチ風な実は処女でなんとか

349:シュウマツ2
09/05/22 15:31:22 HHvnarvy
>>45

の続きを投下させていただきます。

350:シュウマツ2
09/05/22 15:33:45 HHvnarvy
「はい。正人お茶だよ」
「ありがとう」
 あかねから紙コップに入ったお茶を受け取る。
 剣道場に逃げ込んで約半日。夜が来た。体育館の中を見て回ったけど、僕らの他に
人はおらず、体育館の中は僕とあかねの二人きりだった。
 あかねの所属する部活、剣道部の更衣室で僕はあかねが用意していたというお茶を
貰っていた。
 本当はすぐにもさくらのいる場所に行きたかった。
 けど、あかねを危険に晒して僕だけここを出るという身勝手も出来るわけがない。
 電話をかけせめて無事だけでも伝えようと思ったけど、繋がらなかった。ネットにも繋
がらない。
 体育館の中、携帯電話というツールしか持たない僕らには原因なんか分からなかっ
た。ただこの状況を受け入れるしかない。
 くそっ。
 どうしようもない焦燥があった。斉藤くんがさくらと一緒にいるだろうということも気掛
かりだった。
「正人?」
「ん?」
「難しい顔してるよ。ま、仕方ないけどね」
 あかねが笑う。僕もあかねの笑顔につられるように笑っていた。
 せめてもの救いはあかねが一緒にいてくれたことだった。
 彼女とは高校からの付き合いで、さくらを除けば女子で一番仲が良い。
「さくらもいるの?」
「え?」
「正人が心配そうな顔してるから」
「あ、あぁ」
 あかねから貰ったお茶をあおる。
「そういえば今日デートだったんだよね」
「ぶっ」
 そして、飲んでいたお茶を吹き出した。
「ななななな、なんで知ってるの!」
「んー、女の感かな」
 感の一言で人のデートを予想されても困る。それとも僕はよほど解りやすい顔をして
いたのだろうか?
「……そうなんだ」
「はぁ、やっぱりデートしてたんだ」

351:シュウマツ2
09/05/22 15:34:15 HHvnarvy
「う、うん」
「楽しかった?」
「いや、楽しいも何もいきなりこんな状況で逃げるのが精一杯で……」
「そっか、それもそうよね」
 そう言うとあかねは何故か不機嫌そうな顔でそっぽを向いた。
 ?? よく意味は分からなかったが……その恥ずかしい。クラスメートにさくらとのデー
トのことがばれてたなんて……。
「そういえば、さくらは何で学校に?」
「え?」
「剣道部って日曜はなかっただろ?」
 前にあかね本人からそう聞いた。たしかみんなで遊園地行こうと誘われた時だ。
「別にただの自主練よ」
「へぇ、凄いね」
「~~っ!」
 僕がそう言うとあかねは何故か顔を赤くして睨んだ。え? 怒った?
「……あんたたちがデートしてるんだもん、気になってじっとしていられなかっただけだ
もん……正人の鈍感馬鹿」
「え?」
 小さな声でぶつぶつとあかねがつぶやいていた。
「なんでもな~い」
 相変わらず不機嫌そうな声であかねが言う。
 ただその不機嫌さはいつもの教室でのやりとりと一緒で、異常な状態に置かれたの
にそこだけは変わってなくて……心地よかった。
「そんなことより正人。変なことしないでよ」
「え? 変なこと?」
「私と二人っきりだからって、そのえっちなこととか」
「しないよ!!」
 僕は大きな声で否定した。
 だいたい、そんなことしたら僕の身が危ない。あかねさん、自分は剣道部エースで
しょうが。僕なんか返り討ちだ。
「そ、ならいいんだけど」
「当たり前だろ」
 僕にはさくらがいるんだから……。
 思わず続きそうになった言葉を飲み込む。
「……ちぇ……」

 こうして僕らの初日は過ぎていった……。


352:シュウマツ2
09/05/22 15:35:02 HHvnarvy
 2日目。
 異変が起きて初めての朝だった。
 目覚めたのはもう十時にも近い時間で……私は隆くんの腕を枕に眠っていた。隣に
いるのは裸の隆くんで……もちろん私も裸だった。
 昨夜の記憶は鮮烈に脳内に残っている。
 隆くんに初めてを捧げ、あとはただ隆くんにされるがままだった。
 ううん、違う。最初のうちは隆くんに全てを任していた、でもいつのまにか私も隆くんを
求め、互いに貪り合っていた。
 空が白くなる頃、大きな声で隆くんのものをねだっていたのを思い出す……。
 信じられなかった……。
 ほんの24時間前は隆くんとこんなことになるなんて想像も出来なかった。そして、私
がこんなに……その、えっちだなんて。それとも女の子はみんなこうなのだろうか?
「んっ……」
 小さな声で隆くんが唸る。けど目覚める様子は無かった。
 疲れているのだろう。『奴ら』に囲まれた状況も状況だけど、昨夜は隆くんは私を抱え
上げ何度も突きあげた。当然疲れるだろう。
 私は隆くんを起こさないようそっと起き上がる。
 隆くんに脱がされた服を拾い集め、着る。ただ、体中に隆くんの体液がこびりついて
いたし、汗もかいていたので早く体を拭きたかった。ただ、隆くんに注いでもらった精液
も、かけられた精液も決して不快なものではなかったけど……。
「ちょっと、お手洗いに行ってくるね」
 隆くんの寝顔にちょっとした照れと愛おしさを感じる。あどけない隆くんの寝顔に感じ
る感情は今まで体験したことのないものだった。やっぱり体を合わせると何かが違うのかな?

353:シュウマツ2
09/05/22 15:35:47 HHvnarvy
 濡れたタオルを使い、体を拭いていく。
 汗とこびりついた精液を落とす……隆くんに注がれて……あまりの量に今もまだ垂
れてきている白濁としたものを拭き取り、ふと淋しさに襲われた。
(捧げちゃったんだ……)
 マサくん……。
 好きな人は昔から決まっていた。
 ずっと一緒だった幼なじみ。
 ひょっとしたら昨日のデートでマサくんと結ばれるかも……そんな風にさえ思ってい
た。
 でも、私の初めての人は全然別の人で……そして、マサくんはもうここにはいなかっ
た。
「マサくん……」
 言葉にすると寂しさが溢れる。
 でも昨日ほどどうしようもない切なさ、淋しさではなくて。
 それはきっと隆くんのおかげだと思う。
「マサくん……私ね」
 隆くんに言われたように、マサくんのことを忘れよう、そんな風には思わなかった。思
えなかった。
 マサくんとの思い出は胸の奥にずっとある。
 忘れない……でも……。
(でも……?)
 自分のつぶやいた言葉に疑問を抱く。でも、何なのかな?
「あ、」
 お手洗いに一人の女の子が入ってきた。
「あ……」
 佐伯先生と一緒にいた図書委員の一人だった。私の姿を見かけると、彼女はちょっ
と気まずそうな笑みを浮かべた。
「あの、その……」
 表情で分かる。たぶん、彼女は……いや、みんな昨夜のことを知っている。
 顔から火が出る思いだった。よくよく考えればバレて当たり前だろう。あんなに大きな
声を出していたのだから。うぅ……。
「えっと、その佐伯先生が呼んでたよ」
 それだけ言うと彼女は出て行ってしまう。
 何と言うか、その非常に気まずかった。

354:シュウマツ2
09/05/22 15:36:36 HHvnarvy
 事態は完全に停滞していた。
 外にいる『奴ら』は変わらずそこにいて……むしろ数を増やしていた。
 電話は繋がらず、テレビやラジオは耳障りなノイズを放つ。
 助けを呼ぶことも、事態を把握することも出来ず完全に行き詰まっていた。
 ただ、非常用の食料などはまだまだあったし、電気も水道も通っていた。校舎への
入口も破られた様子はなく、安全がそこにはあった。
 私たちには出来ること、為すべきことが何もなかったのだ。

 だから……、

「んちゅ、どうかな……」
 私は初めてを捧げたあの教室で隆くんといた。
 おちんちんを露出した隆くんの前に私はひざまずく。そして、隆くんのおちんちんに舌
を這わしていく。
 図書委員の子たちが図書室に消えていった後、手持ちぶさたになった私を隆くんが
誘った。
 最初は断ろうと思った。
 けど、何もしていないとやっぱりマサくんのことを思い出して寂しくなってしまいそうで
……結局、私は隆くんとすることを選んだ。
 隆くんに抱かれている間はマサくんのことを思い出すことはないのだから。
 それに……、私自身隆くんとの行為に期待が無かったかと言えば嘘になる。
「気持ちいい?」
 喉の奥までくわえ込み、唇をすぼめ動かす。
 これは隆くんから教わったことだった。
 昨夜、一度挑戦して失敗したことでもあった。だから今は再挑戦。
 そして、他に隆くんにはたくさんのえっちなことを教わった。
 えっちの仕方だけじゃない、どうすれば男の人が気持ちよくなれるか、どうすれば私
が気持ちよくなれるか……今まで私が生きてきた価値観を変えてしまうほどの強烈な経験をくれた。


355:シュウマツ2
09/05/22 15:37:36 HHvnarvy
(おちんちん……)
 そんな言葉を教えてくれたのも隆くんだった。えっちの時はそう言った方が気持ち良
いって……。
「んああ、ちゅ、んぐ……んっ」
「さくらちゃん、そろそろ」
 私の口の中でおちんちんが震える。膣内で何度も感じた射精の前兆だった。
「顔に出すよ」
 射精の瞬間、私の口から勢いよくおちんちんが引き抜かれる。
 ピュッ
 熱いシャワーが降り注いだ。熱くてネバネバしたものが私の顔に降り注ぐ。
「あ……」
 顔についた精液に触れる。白くてドロリとしたものが指についた。
「ほら、さくらちゃん」
 隆くんが私の顔についた精液をぬぐってくれる……そして、そのネバついた指を私の
口許に差し出した。
「え?」
「舐めてよ」
「…………」
 舐める? これを?
 驚きで隆くんを見上げるけど、隆くんは笑顔のまま有無を言わさず私の口に精液ま
みれの指を突っ込んだ。

356:シュウマツ2
09/05/22 15:38:35 HHvnarvy
「うん、気持ち良いよ、さくらちゃん」
 隆くんが私の頭を撫でてくれる。それがちょっとこそばゆく嬉しくて、私はおちんちんを
舐める動きを激しくしていった。
「んちゅ、ん、あ、ちゅ。んん」
 唾液を塗して何度も何度も唇で擦る。隆くんの先っちょから出た汁と私の唾液が混じ
り合って下品に私の唇から垂れていた。
「ん、んんちゅ」
 鼻をつく精液の臭い。でも、この臭い……。
 じゅん……と股間が熱くなる。
 隆くんのおちんちんを舐めていた時からちょっと濡れていた。そして、この臭いをかい
だ瞬間、もっと熱くなった。
「んん、ちゅ、ちゅ」
 気がつけば私は隆くんの指を舐めていた。まるで隆くんのおちんちんを舐めているよ
うに。
「今度する時は口の中に出してあげるよ」
「んちゅ、ん、うん、ちゅ、んん」
 上目遣いに隆くんを見上げながら私は指を舐めつづける。精液なんかすっかり飲み
込んでいたけど、私は隆くんを求めるのをやめない。
 欲しいの……もっと太いのが……。
 一瞬、頭に浮かんだ思考に驚く。私は一体何を考えたんだろう?
「ほら、今度はさくらちゃんの番だね」
 隆くんは指を引き抜くと、私を押し倒す。
「あ……」
「今度は俺が舐めてあげるよ」
「…………」
 隆くんが私の太ももに手をかけ開いていく。私はそれに抵抗するどころか、自ら足を
開いていく。隆くんに捧げ、隆くんに掘られた場所。
 そこは隆くんの視線を感じるだけで熱く疼いていた。
「あぁ……」
 熱い……身体が……。
 どうしてこんなにしたいんだろうか? 夜もあんなに隆くんとしてたのに……。
 隆くんと身体の相性が良い? そんな理由だけじゃない何かがそこにはあった。
 でも……そんなことはどうでも良かった。
「あああっ!」
 秘所に隆くんの舌が潜り込んでくる。

357:シュウマツ2
09/05/22 15:39:27 HHvnarvy
 隆くんの与えてくれる快感の前には、そんなこと些細な問題だった。むしろずっと熱く
なる身体はずっと隆くんを感じていられる……。
「隆くんっ! 隆くんっ!」
 世界が隆くんで染まっていく。今の私には隆くんが全てだった。私たちを取り囲む異
変も、そして時折、胸をよぎる誰かのこともそれは全て……些細なことだった。
「ああああああーーーー!!」
 隆くんがクリトリスを舌で転がす。その瞬間、びっくりするくらいの快感が流れた。
 何度弄られても、そこは気持ちいい。それに隆くん急に弄るんだもん。
「…………」
 ちょっと抗議するような目で隆くんを見ると苦笑を浮かべ、……私にキスをした。恋人
同士が交わすような優しいキス。
 でもそれはすぐに熱いキスに変わっていく。
「さくらちゃん……」
 隆くんの言葉に私は頷いていた。

 私は隆くんに導かれ、絶頂に達していた。


「脱ぎなさい」
 唐突にあかねが言った。
 3日目の朝である。
 剣道場のすぐ隣にある剣道部の部室兼更衣室。雑然と防具やら竹刀の置かれた場
所であった。
「え?」
 あかねの言葉の意味が分からず、僕は聞き返した。いや、脱ぐって……。
「服、一昨日から全く着替えてないでしょ」
「そ、そうだけど……」
 それで、どうして脱ぐという発想に至るのだろうか?
「せめて下着ぐらい洗濯してあげるから。貸しなさいよ」
「え、遠慮するよ」
「だーめ」
 世話焼きというか何と言うか……普通クラスメートの下着を脱がせて洗濯しようとす
るかな?

358:シュウマツ2
09/05/22 15:40:47 HHvnarvy
「今はもっと他にすることが……」
「ない」
 言い切った。
「あの、僕、着替えないんだけど」
「そこに洗濯した剣道着があるでしょ」
 部室の隅に綺麗に畳まれた剣道着を指差し、あかねがにじり寄る……ある意味外に
群がる『奴ら』より恐ろしかった。
「うう……」
 結局、どうなったかと言うと……、
 もちろん、僕があかねに勝てるわけはなかった。

「んー」
 袴の下がスースーする。服だけでなく、パンツもシャツも剥ぎ取られた僕は仕方なく
ノーパンで剣道着を着るという格好だ。まさかこんなことになるなんて……。
「あのね、剣道着って本来パンツ履かないものなのよ」
 同じく剣道着のあかねが言った。
 うん、それは知識としては知っていたけど……剣道部員でもなんでもない僕にとって
はとても違和感がある。
「……あれ、ということはあかねも今」
「何か、言った?」
 妙に迫力のある声であかねが言う。
 ……………………。
 …………。
「いえ、ナンデモナイデス」
 恐怖に声が片言になる。
 ……でも……。
「う……」
 あかねの姿を見る。
 足首あたりまで覆う袴は普段の制服より絶対露出は少ない。だけどその下に何もな
いのだとしたら……意識するなというほうが難しい。
 それに……下を履いてないとしたら当然『上』もだろう。ふとしたはずみで開けてしま
いそうな剣道着を見てると……その、うぅ……。
 普段だったらここまで気になることはないだろう。だけど二人っきりという状況、『奴
ら』に囲まれるという異常な状況がいつもと違う空気を生んでいる。
 気まずくなって僕はあかねから目を逸らす。
 すると小さな……どこか嬉しそうな声がかすかに届いた。
「……少しは女の子として見てくれてるのかな……」
 う……あのその、あかねさん、そんなセリフは……。
 僕は慌てて話題を変えようとした。
「そ、そうだ。外、外の状況はどうなってるかな」
 一時間ほど前に外を覗いた時は、変わらず『奴ら』がいて、僕らが逃げる余地は無い
ように見えた。
 幸い剣道部の部室にはお菓子やらカロリーメイトやらちょっとした食料があったので
今すぐどうなるということはない。けど、その食料もたかがしれてる、一刻も早い脱出の
必要はあるはずだ。
「ん……変わってないと思うけど」
 まぁ……それはそうかもしれない……。
「あ、そうだ」
 洗濯物(僕の下着とかに紛れて、何やらカラフルな色合いのものが見えた気がする
が気のせいだ)を抱えながら、あかねが言った。
「屋上、行ってみない?」

359:シュウマツ2
09/05/22 15:41:37 HHvnarvy
「屋上、ですか?」
 隆くんの言葉に私は首を傾げた。
 うちの学校の屋上は危険だからという理由で普段閉鎖されていた。
「うん、鍵なら先生に貰ったからさ。行ってみない?」
「え、でもどうしてですか?」
「こんな事態なんだ、ひょっとしたら救助ヘリとか飛んでるんじゃないかなって思って」
「あ、……そうですね」
 街が『奴ら』に覆われたと言っても全ての街がそうなったわけじゃないだろう。
 救助が来るとすれば、空からヘリコプターというのは充分考えられた。
「だからさ、ほら」
 半ば強引に私の手を引いていく。
 えっちをする時もそうだけど、彼はちょっと強引だ。だけど、普段なら嫌悪さえするよう
な強引さに……私はどこか安心感を覚えていた。
 異常な状況で頼れる存在である隆くんにそんな感情を抱くのか、……それとも別の
理由か……。
「そういうことでしたら……」
 私は隆くんと手を繋ぎ屋上に向かう。
 手を繋ぎあってる私たちは何だか恋人みたいで……私はどきどき胸を鳴らしていた。

360:シュウマツ2
09/05/22 15:43:59 HHvnarvy




ひとまずは以上になります。
近日中に屋上シーンは投下したいと思います。
失礼いたしました。

361:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:45:28 YlfqMcls
リアル久しぶりだなぁ。
あかねルートはあるんでしょうか…。

362:名無しさん@ピンキー
09/05/22 18:44:52 HANslUhC
決戦は屋上か。
楽しみにしてます。

あかねもがっつり寝取られますように。

363:名無しさん@ピンキー
09/05/22 23:43:20 eAP/w9XS
乙!
ところで、もしかしてメグ姉書いた作者さんですか?

364:名無しさん@ピンキー
09/05/23 11:09:06 pa21DKah
そうみたいだね

365:名無しさん@ピンキー
09/05/24 04:36:36 34SFw9m6
GJ!
続きを楽しみにしております。

366: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 15:31:09 klOZFgV8
流れを読まずにうpしまする。


「今度の土曜日 PM2:00に私んちに集合!」
幼馴染からのメールを受け指定の時刻に指定の場所のドアを開けた山崎哲也が見たものは、当の幼馴染が男とセックスしている姿だった。



---歪な三角形(トライアングル)---

367: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 16:18:04 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル)  2

常夜灯が照らす部屋の中は、薄暗く、二人から出た汗とその他の体液の臭いが淫媚
な空間を醸し出していた。
男も女も哲也がドアを開けたことに気づいたのか気づいていないのか、二人の動きは
一瞬動たりとも止まる事は無い。
女はベッドに仰向けになり、その上から男が覆い被さり そして腰をせわしく動かしている。
「はっ……ん……あぁ……っく……っはぁ」
男の動きに合わせて女の声が漏れてくる。外へ漏れないようにと下唇を噛んでは堪え
きれなくなって吐息と一緒に吐き出される声は湿り気を帯び、その場の空気をより淫靡
なものへと変えていく。
男の腰の動きが徐々に速く、そして激しくなっていく。
「あっ……ん……や……っっうっ……ったぁ…うっ……いぃ……」
と同時に、それに合わせたかのようにおんなの口から洩れる声も段々とに大きく、湿り
気を帯び、そしてその間隔が短く、リズミカルになって行く。
「はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…」
クライマックスが近くなってきたのか、男は女の両膝の裏側に自分の両腕をあてがい、
そのまま女の肩の直ぐ上に両手をついた。
上を向いて露となった女の秘所に、男の肉棒がさっきより激しく往復している。

「はっ、ぁあっ、んっ、っん、……あぁぁぁっ……くっ」
それまで、漏らすまいと必死で閉じていた女の口が大きく開かれた。
薄暗がりの中、眉間に縦じ輪を寄せ、何かを我慢しているような表情を浮かべている
ように見えた。女の絶頂は近い
男が腰を女の股間に突き入れると、女の背中が少し反り返るのが見えた。
はあああああああああああああああああぁっ…」く……をっっ」
同時に絶頂を迎えたのだろう。二人の声がシンクロして重なり、その声の終わりと
共に男は腰の前後動を止めた。体をコンクリートで固められたようにそのままの姿勢
で二人は見つめ合っていた。
時間にしたら2、3秒程だろうか。しかし、その場にいた人にとっては、1分、2分、
或いは半永久に感じられた時間だった。
程なくして、男の腕の戒めが解かれ、女の下半身がゆるりとベッドの上に横たわっていく。
と同時に女の股間から一物がゆっくりと引きだされていく。引き出された男の一物に
かぶせられたゴムには、真っ白な液体が詰まっていた。
女の体が完全にベッドに横たわると、男の体がその上に隙間なく覆い被さり、女の
全身に己が肌を密着させた。
お互いの視線が完全に合わさり、ゆっくりと接近し、二人の唇が合わさっていく。
最初は、ほんの少し触れ合う程度、やがてお互いの舌を絡めあい、唇に吸い付き合う、
濃厚なものに変わっていく。
時折、「チュッ」という音が二人の口元から漏れ、淫靡な空気を一層濃厚なものにしていく。
キスをしながら男の左手は女の右の胸をつかんで揉んでいた。手のひらでゆっくりと
女の乳房を変形させながら、時々人差し指で先端を優しく刺激していく。男の愛撫に
乳首は硬く、ピンと立っていた。
二人のキスはいつまでも続き、終わる気配は全く感じられない。それどころか、この
まま二回戦になだれ込みそうな雰囲気である。。



368: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 16:45:03 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 3

その時、明かりが付き部屋が明るくなった。
眩しそうに目を細めて起き上がった二人の目の前に、哲也が立っていた。
「はいはい、お疲れお疲れ。もう、いつまでもそんな事やってると、あっという間に
日が暮れるよ。とにかく、先ず汗拭いて」
そう言うと何処から出してきたのか、両手に持っていたバスタオルを二人に投げて
よこした。
全裸でベッドに並んで座る二人は、慌てて服を着るでもなく、又二人の秘め事に
割り込んできた哲也に怒る様子もない。
それどころか、女の方はにっこり笑って
「さんきゅ。相変わらず気が利くねぇ」
などと言っている。
男の方は、黙々と汗を拭いていた。

「あー、哲っちゃん悪い。私のパンツとってくんない?何か見当たらないの」
タオルを渡して、先ほど居たクッションの処に戻り、座ろうとしていた哲也に
女……麻生瑞希が声をかけた。
その言葉に面倒くさそうに立ち上がった哲也の顔に、途惑いや怒り、悲しみの表情は無い。
立ち上がって箪笥の方を向くと、哲也は躊躇することなく一番上の引出しを開けた。
そこには女性物の下着が綺麗に畳まれて収納されている。
「どれにするの?」
「んーと、白で刺繍とかレースとか入ってない普通のやつ」
「これで、いい?」
哲也が手にした下着を見て、女が答える。
「うん、それでいい……あぁ、ごめん。ブラも取ってくれる?パンツがそれなら、
お揃いのやつがあるはずだから」
「そんなら、最初からそう言ってよね。二度手間になるじゃないか」
哲也は、ぶつくさ言いながら先ほど女のショーツを取り出した引出しを開け、ショーツと
お揃いのブラジャーを探して見つけると、瑞希に手渡した」
「はいよ」
「えへへ、さんきゅ」
ちょっと怒ったようにブラジャーを差し出す哲也。それをちょいとばつが悪そうな笑顔で
片手で拝んでから受け取る瑞希。
そのやり取りは、まるでいつも日常的に行われているかのような光景だった。
今 女は全裸である。哲也の目には乳首が上を向いた ちょうど手のひらにすっぽり
収まる大きさの形の良い胸も、先ほど男の物が行き来したはずの下半身の黒い繁みも
はっきりと映っている。
けれど、女の方にはそれに動じる様子はなかった。渡されたバスタオルで体を巻くこと
はおろか、手で前を隠して恥じらいの表情を浮かべることすら見せていない。
そして哲也の表情も全く変わりは無かった。


369: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 17:00:28 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 4

あー!、武士何やってるんだよ」
突然、大きな声を上げた哲也の視線先では、男……源 武士(みなもと たけし)が
何かをくずかごに捨てようとしていた。
急いで武士のもとに駆け寄って手からその何かをもぎ取る。それは、先ほどまで
武士が身に付けていたコンドームだった。
中には武士が発した白い粘液が詰まっており、その先は液が漏れないように
しっかりと縛ってある。
「いちいち細かいやつだな」
武士が不満顔で文句を言う。
「そういう問題じゃないだろ? 大体、もしこんなのが瑞希の親にみつかったら、
どうすんのさ?」
そう言って哲也がポケットから取り出したビニール袋は、2枚重ねの上さらにその内側
に新聞紙が敷かれている。
「随分と用意がいいじゃねぇか」
「いつもの事だしね、もう慣れてるよ。   いや、大体……」
「解ってる解ってる。すまんすまん、お前にはいつも手間ばっかりかけさせて、」
お説教モードに入ろうとしている哲也の出鼻を挫くかのように、哲也の肩をポンポンと
軽く叩き、武士は窓に向かって行く。
「着替え終わったか?そろそろ開けるぞー」
「うん、いいよー」
瑞希が返事をすると同時に、哲也が部屋の電気を消し、武士が窓のカーテンを開け、
雨戸を開けた。
一瞬真っ暗になった部屋には 次の瞬間、外から眩しいほど初夏の光が注ぎ込まれてくる。
「「「フー」」」
外の光に目を細め、新鮮な空気に一息つく3人の動作は笑えるほどぴたりとシンクロしていた。

「よーし、それじゃあ出かけるとするか」
「えー、ちょっとまってよ。私、まだメイク何もしてない」
「何だよ遅せーな。メイクなんてそんなもん、しなくて……ウッ」
いいだろ? と文句を言おうとした武士のわき腹に哲也が肘を突き立て、怖い顔で睨んでいた。
「わかった。下でまってるよ」
そう言って哲也は武士の腕を掴むと、武士を引き摺って強引に部屋を出た。



370: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 17:14:42 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 5

家の外で二人は麻生瑞希が出てくるのを待っていた。
二人の表情は、あまりよろしくない。一人は少々苛ついた表情で時計と玄関のドアを
交互に見やり、もう一人はそんな男のしぐさを厳しい眼差しで睨んでいる。
一人が声を掛けた。
「あの……さぁ、武士」
「何だよ」
「瑞希、女の子なんだから、もうちょっと気遣ってあげたら……」
「なんだよ、俺が何の気遣いもしてないような言い方じゃねぇか」
「だって、そうだろ。女の子の身だしなみに時間がかかるなんて事、普通じゃないか」
「そらそうだけど、別に今日は必要ないだろ?」
「それは違うよ。いくら僕らが身内だからって、女の子はそうはいかない……」
「いや、俺が言いたいのは、そんな瑞希はそんなメイクなんてしなくても……」
と言いかけて、武士は人の気配を感じてやめた。いつの間にか瑞希がすぐ傍に
立っていた。
「なになに~?私はメイクしなくても、何だってぇ~?」
顔には満面の笑みが浮かんでいる。
「い……いや、何でもない。な?」
想定外の事態に泡食った武士が、哲也に瑞希への対応を投げる。哲也は
いたずらっ子のような表情で受け、そっと瑞希に耳打ちした。途端に瑞希の笑顔も
いたずらっ子のそれに変る。
「あ、お前ら、また俺の事好き放題に言ってるな? 何言ったんだよ。おい、こら」
「何でもありませんよー」
顔を真っ赤にして突っ込もうとする武士を笑顔でいなし、その左腕に己が右腕を絡ませる。
と同時に空いている左腕を哲也の右腕に絡ませた。
「さ、行こう。早くしないと時間がなくなっちゃう」
瑞希の言葉を合図に、三人が歩き出した。
二人の男の間に挟まって、両方と腕を組む瑞希。傍から見れば奇妙に見えるその光景も、
三人には何の違和感も感じているようには見られない。
「今日は何処へ行く?」
「やっぱり、3人でなら、カラオケよね!」
「えー?先週行ったばっかりじゃん?」
「だから何?楽しいんだから……
楽しそうな表情と弾むように繰り出されていく声を残して、3人は街へと消えていった。




一応、続く。



371:名無しさん@ピンキー
09/05/24 19:05:21 1Y/Bgy4L
これは寝取り寝取られというより、女の子をシェアしてるとか、男が寝取らせしてるか、役割分担してるか、逆ハーレムみたいな感じかな。


もう少し相関関係を出してくれないと、このスレ向きの題材かの判断は出来ないね。

372:名無しさん@ピンキー
09/05/25 00:25:24 Pe11j+0Y
寝取られっぽい男がショック受けない展開は残念だ

373:名無しさん@ピンキー
09/05/25 01:46:27 jeNJFCNf
いやいや、これからこれから

374:名無しさん@ピンキー
09/05/25 02:36:17 bxBB51VK
紅補完マダー?

375:名無しさん@ピンキー
09/05/25 05:20:02 xQS3SxZZ
メール受け取った男が自分と同じ名前で鬱勃起した

wktkして読み進めてったら、意外とリア充っぽくて違う意味で鬱勃起した

376:名無しさん@ピンキー
09/05/26 22:02:14 g21m0qlB
続きが楽しみだね~

377:名無しさん@ピンキー
09/05/27 21:01:42 E5sOwOjw
人妻が夫より若くて良い男(娘の家庭教師とか)に寝取られるってのが好きなんだが、
それってただの人妻好きなのかなー…

このスレの傾向とちょっと違うかな、と保管庫を読んでいて思った。

378:名無しさん@ピンキー
09/05/29 02:55:45 Yex89FUK
夫側視点で楽しんでるなら寝取られ、間男側なら寝取り志向だろうな

379:名無しさん@ピンキー
09/05/29 13:32:29 xMGs9qnO
>>378
妻視点で楽しんでいるのは?

380:名無しさん@ピンキー
09/05/29 14:04:36 jWi5ycQ1
>>379
喪失感や征服感と関係なさそうだから、堕ちる女が好き とかじゃないか

381:名無しさん@ピンキー
09/05/29 15:55:40 UrByKhgv
妻視点の物語を読みながらでも、旦那に感情移入すれば寝取られ感は味わえるよ。

382:紅書いた人
09/05/29 19:06:48 Jsxiy9Wt
>>374
こういう事聞くのは本来反則かもしれないけど、どんなのが好みですか?
補完と言っても、あれで完結したつもりなんでどんな事を書けばいいものか。

383:名無しさん@ピンキー
09/05/29 20:29:53 UrByKhgv
新しいのを書いて欲しい。

384:名無しさん@ピンキー
09/05/29 22:01:56 4B+SWfxj
>>382
374じゃないけどちょっとだけ。

前回の作品素晴らしかったです。
どうせ書くなら、別ルートはどうですかね。
原作だと、ハッピーエンド後のヒロインは普通の小学校に通ってる。
なので、小学校低学年で、性的にまったく無知という点を活用して、
鬼畜な教師に嘘の性教育を施され、知らずうちに調教されていくとかさ。
体は快楽に落ちても、主人公に対する愛情はそのままとかでも面白いんじゃないかな。

以上、願望でした。

385:名無しさん@ピンキー
09/05/29 23:23:55 3TZ9vwwo
九鳳院に消されるぞ

386:名無しさん@ピンキー
09/05/30 09:10:06 t4jsSzMp
愛情はそのままってどんなガッカリだよ

387:名無しさん@ピンキー
09/05/30 20:13:05 VgEiDrwW
まあ、寝取られ的には、心まで寝取られた方が燃えるわな。


388:名無しさん@ピンキー
09/05/31 00:06:57 D42ko3OB
心まで、より心からの方が良いかな
快楽じゃなくて心で寝取られてほしい

まあその場合SSを書こうとしたら結構な量になると思うけど

389:名無しさん@ピンキー
09/05/31 00:38:26 McRKSpI+
個人的には、快楽+心理的な懐柔がいいなあ。


390:名無しさん@ピンキー
09/05/31 04:48:31 cU/aYvoD
主人公と両思いのロリお嬢さまが、学校内で、教師に密かに調教されちゃうってのは好みのシチュだ。


391:名無しさん@ピンキー
09/05/31 04:57:39 ZchMJDmL
同意



392:名無しさん@ピンキー
09/05/31 05:04:12 rRQWNiOv
>>388
快楽を用いないで心で寝取られるって、難しそう…。

393:名無しさん@ピンキー
09/05/31 06:45:56 fNNpY8KY
>>382
前の寝取られ作品は二つともよかったよ
しっかりねっとり書かれてるし
アナルにこだわりがあるとこもいい

気位の高い幼女が落とされるのは大好物なので
もし紅ものの別バージョンを書いてくれるなら嬉しいね

394:名無しさん@ピンキー
09/05/31 14:01:51 9Ry3IKhR
気位の高い幼女って一体w

395:名無しさん@ピンキー
09/05/31 15:11:31 D42ko3OB
>>392
そこらへんが和姦系の難しいとこだね
下手するとただのビッチになるし
長すぎると敬遠されるだろうから
そのせいで数が少ないのだろうね

396:名無しさん@ピンキー
09/05/31 17:03:34 dlx0S3wR
>>394
言いたいことは解るがものすごく俺の趣味だな>気位の高い幼女

397:名無しさん@ピンキー
09/05/31 18:44:18 vhofw2Le
ローゼンの真紅とかか
あるいはハヤテのごとくの

398:名無しさん@ピンキー
09/05/31 20:54:03 yYDUGBZl
俺も好きだ>気位の高い幼女

399:名無しさん@ピンキー
09/05/31 23:29:54 SiIHcL9k
ロリ自体が性の対象じゃないからな~
その上寝取られとはハードル高いわ

400:名無しさん@ピンキー
09/05/31 23:46:47 hft1NJyz
400

401:名無しさん@ピンキー
09/06/01 18:34:11 RyheJ65M
本来こっちで投下しようかと思って書いてたのですが、色々と趣味に走りすぎまして…
今回は専用スレのないスレの方に投下させていただきました;
調教・異種姦・妊娠出産・スカトロ描写とかOKの方はどうぞ

スレリンク(eroparo板:40番)-78

402:名無しさん@ピンキー
09/06/01 21:16:25 V3Bbs+2+
乙です!・・・って向こうで言った方がいいのかなw

403:名無しさん@ピンキー
09/06/02 18:50:41 B7aeszI5
少子化対策として日本は一夫多妻制になり主人公は何の苦労もせずハーレム状態に
って設定の漫画かラノベか忘れたがそんなのがあったんだけど
人口比率は男>女だから一夫多妻ではあまる男が増えると思うんだ

で、考えたのが↓
多夫一妻法案というもので、それは女性側のみの重婚を認めるだけではなく
ある程度裕福な家庭の妻と30歳以上の恋愛結婚を望めそうにもない男を強制的に結婚させる法案でもあった。
そして僕の妻にも縁談が来た。

404:名無しさん@ピンキー
09/06/02 22:54:10 zUD408Tg
会社から帰ると、妻が電気も点けず、リビングのソファに座り込んでいた。
「夏実…どうしたんだ?」
僕が驚いて尋ねると、妻はゆっくりと僕を見上げた。
「…あなた……」
ただ事ではない妻の様子に、僕の不安が増幅する。
「どうしたんだ?」
再度尋ねながら、僕は出来るだけ平静を装い、妻の隣に腰かけた。
「…縁談が……」
「え?」
「…厚生福祉省から…縁談の通知が……」
妻は手にした封筒を、僕に震えながら差し出した。



405:名無しさん@ピンキー
09/06/03 00:55:58 fjTDHV6Y
                    , - , -─ - 、
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                  i:::l::::i:/  ';:::';:::::::',\::ヽ:::::::::::☆:::
                l::l::;イ__, ヽ、ト、::::ヽ、\:',ヽ〃l::::::
                  ';l l::l      ` ‐-   l:::::l::::::  
                 l::::l == 、    ,.ィ== l:::::l:::::::::
                 l:::::li //////////// l:::::l::::::::::    
               , -ーl::::lヽ、  r....::´`ヽ /l:::;'> 、:::::
           , -ー 、'´`ヽl::::l// ` ‐-r‐ァ' ´ ,':/ー、  ';
            /  , ノ `   l::::l   li /ニく /⌒ヽ  \.i
        , └ '´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ノ__  ',  ,イ:
      /     \ (⌒⌒)       ,  └ '´ /   i/
    /            ヽ / ー '       /  /,.イ
   ∠ __                    /  / /
          ̄ ̄ ̄プ ー r─ -------/-‐'´ /

      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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      /    ̄ ̄ ̄ ̄      /_____
      /   お断りします    /   //
    /      ハ,,ハ        /  / /
    /     ( ゚ω゚ )     /  /  /
   /   ____     /  /  /
  /             /  /  /
/             /    /  /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/   /  /


406:名無しさん@ピンキー
09/06/03 14:14:16 viPDsJaJ
リレーじゃないよね?
このまま書いておくれ

407:名無しさん@ピンキー
09/06/04 00:10:49 pG54r0e6
リレーです

408:名無しさん@ピンキー
09/06/06 01:14:26 mbG1hQy5
誰か>>310をWikiに更新するか最うpしてくれ

409:名無しさん@ピンキー
09/06/06 02:53:22 0hMQ16N4
おまえは超ド級のfushianasanだな

410:名無しさん@ピンキー
09/06/06 19:47:37 rwMzENAR
>>408
wikiにある「オリ寝取られ / その2」がそれだが?

411:名無しさん@ピンキー
09/06/06 22:47:06 p1prEAwq
桃肉屋が閉鎖されとる・・・

412:名無しさん@ピンキー
09/06/07 11:23:51 qUQ5hxA2
現在、長期にわたって全規制の影響を受けている職人の皆様。
ただいま、こちらのスレ(したらば・エロパロ避難所)に置いて代理投下の以来が行えます。

書き込み代行スレ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)

投下して欲しいスレの名前とアドレスを張り、その後、作品を書き込めば有志のかたがそのスレに作者の代理として投下いたします。
(数日ほど、時間が空くことがあります。できれば、こちらに書き込める方、積極的に代理投下のチェックをお願いします)




413:名無しさん@ピンキー
09/06/09 14:49:54 i1+Q8sn2
>>404
ツヅキマダー?

414:404
09/06/09 17:21:38 +pZsTb88
「…なっ…」
僕は、絶句してしまっていた。
厚生福祉省からの縁談通知。
それが何を示すものかは、説明などなくても分かり過ぎるほどに知っている。
僕は、血の気が引いていくのを感じながら、妻からその封筒を受け取った。
震え始めた手で、文書を取り出す。そして中身を見る…。

-------------------------------------
                                    文書番号厚福331-1045号

椎名夏実様

     少子化対策における一夫多妻制事業(縁談事業)召集のご通知

                                         厚生福祉大臣 印 


 謹啓 貴殿におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、我が国の出生率低下に伴う国民力減退の防止に向けて、本省では………

   ■召集場所:××年7月20日(土)
   ■召集場所:厚生福祉省 縁談事業推進部 (本省999号室)
   ■召集期間:招集日より、縁談相手との期間婚姻によるご本人の出産日まで

なお、正当な理由(本人の死亡か医師の診断書に基づく1年以上の入院等)なく召集に
応じない場合、10年以上20年以下の禁固刑に処されますので、ご注意ください。

<本件に関する問い合わせ先>
厚生福祉省 縁談事業推進課 Tel:03-xxx-xxxx 
---------------------------------------

415:404
09/06/09 17:23:11 +pZsTb88
だが多分続かないw

416:名無しさん@ピンキー
09/06/10 12:39:27 Hvq3bzTV
多夫一妻……

417:名無しさん@ピンキー
09/06/10 13:49:25 wtntQliM
男側の設定にもよるが、嫌がる男女スレの方があいそうな気がせんでもない。

418:名無しさん@ピンキー
09/06/10 17:52:47 jeUeIfXF
清楚だった妻がビッチ化し、
夫を「最初に夫にした男」としか見なくなり
「一番愛する夫」とのセックスを見せ付け
女王然とする妄想がきた

419:名無しさん@ピンキー
09/06/10 20:36:43 YCBI7M87
ビッチ化は極端すぎるから「多夫一妻が当たり前」という認識を持ってしまったという事にすれば?

420:名無しさん@ピンキー
09/06/11 01:00:31 giLC0WRM
媚びを売るような展開も好きだが女王化もいいと思うよ

421:名無しさん@ピンキー
09/06/11 13:32:09 r+irgmKa
ビッチとか女王化よりも妻には精神的には嫌がってほしいな。
第二結婚式を挙げてから一週間後、やつれた顔の妻が帰ってきた。
どうしたのって聞くと、妻は半泣きになりながらもこれまでの出来事を語り始めた。
第二結婚式の後、第二初夜を迎えたが相手は35迄童貞のエロゲマニア
何もできない第二主人に厚労省から渡されたマニュアル通り筆おろしをさせられた。
それから一週間、第二主人はエロゲで得た知識をもとに数々の変態プレーを強要してきた。
裸エプロン、アナルバージン喪失、浣腸プレー、青姦等など聞くもおぞましいプレーの数々。
どうして抵抗しなかったって聞くと、
性の不一致による第二以下の主人との離婚は自分だけでなく第一主人も懲役刑の対象になると妻が答えた。
まあ義務は果たしたのだし、悪い夢だったと思って忘れようというと、
もし来月の検査で妊娠が確認されないと、もう一度第二主人の所に行かなければならない。
もし妊娠していたら、戸籍上の夫婦であるあなたと私に扶養義務が…

422:名無しさん@ピンキー
09/06/11 13:59:39 F4omAi/u
少子化対策がベースなんだから、アナルは懲役刑にならんのか?

423:名無しさん@ピンキー
09/06/11 19:54:34 6+uGWjcC
つうか別々に暮らすより一緒の方が良いでしょ

424:名無しさん@ピンキー
09/06/11 20:41:47 RLNoei2c
最初の旦那が損ばっかりする法律だな。
結果、誰も結婚なんてしたがらなくなって、法律自体が破綻するだろ。

425:名無しさん@ピンキー
09/06/11 22:55:52 qhjN951r
つーかコレ、仮に最初の旦那が離婚して、その後妻と再婚した場合は戸籍上の夫が入れ替わるのか?
第二主人が繰り上げで第一主人になるとかで。

何か男同士が第一主人の座を譲り合う椅子取りゲームみたいになる希ガス。

426:名無しさん@ピンキー
09/06/12 08:00:38 Zi2iSzZt
そういった懲役刑とかは、蛇足も良いとこだから
二人目の旦那は、求職中や自宅療養とかで家にいて妻と長く接している内に
自然に心が移っていくほうがいいな

427:名無しさん@ピンキー
09/06/12 12:00:17 Dx1uQzpv
出産した時点で
その父親が正式な夫となり
他は強制離婚となる。
あえて出産しないで
逆ハーレムの女主人するもありでどうか。

428:名無しさん@ピンキー
09/06/12 22:53:37 04p/49PG
>>427
少子化対策だから強制離婚はないんじゃない?
一人分ではキツイが複数人の稼ぎでなら多くの子を産んで
育てられるのがその制度のウリの一つだと思う。政策的に考えて

で、命中するのは自分以外の夫

429:名無しさん@ピンキー
09/06/12 23:49:54 6/rx/T7o
現実的に考えれば女が余ってしまい
重婚の必要性が出てくるので少子化対策の件のリアリティは
考えないほうがいいかも

単純に産ませるだけなら一夫多妻で
子供や妻一人につきいくらとかの手当をつければいいわけだ


430:名無しさん@ピンキー
09/06/13 00:13:21 3ER0LgU4
そういう文化が成り立つ世界ならば、NTRで苦しむような精神性も薄れてきてしまうんじゃないだろうか。


431:名無しさん@ピンキー
09/06/13 10:42:40 rTXcGHbw
理想の彼女、みたいなの他にありませんか?

432:名無しさん@ピンキー
09/06/13 12:34:52 /K+uDya1
みたいなのはもう書かないんですか?って作者に言えばいんじゃね

433:名無しさん@ピンキー
09/06/13 15:58:27 b9z7as1F
>>411
奴はエロSS満載のメモリスティックどっかに落とした
とか書いてたから今頃アウアウなんじゃね?

434:名無しさん@ピンキー
09/06/13 18:47:03 qxucNOGj
>>431
掲示板見たら解るだろうけど、もう書かないだろ。書いてくれたら嬉しいが

435:名無しさん@ピンキー
09/06/13 22:27:14 b9z7as1F
最近見た漫画に書いてあったんだが、近代フランスでは富裕層が貴族層に
食い込む為に政略結婚が日常茶飯事で、同時に女性が精神の自由を求めて
愛人を持つのは常識だったとか。
これが本当なら、ほど良いNTR文化と言えるのではないだろうか。

愛人の前で嫌がる妻とセックルしてみせるデブ貴族とか絶対いただろうな。

436:名無しさん@ピンキー
09/06/13 23:35:51 Z2Eyt8Nj
絹の靴下に詰まったうんこと呼ばれたシャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール先生の事を調べるといいよ

437:名無しさん@ピンキー
09/06/14 09:40:21 eo8biPxl
妻が実は現役AV女優でした
という設定は寝取られ?

愛人とかではなく男優としかやってない場合だけど

438:名無しさん@ピンキー
09/06/14 10:49:36 whAlmr6o
厳密な定義なんてないんで、その質問はアンケートにしかならんな。

俺なら、まぁそうだな。
男優とヤリながら旦那を小馬鹿にしてたり、
旦那よりイイとか演技でなく言ってたら、寝取られだと思うかもな。
単に金目当てとかなら、そうは思わないかな。

439:名無しさん@ピンキー
09/06/14 12:37:12 Ico0NPx9
借金のために風俗で働く奥さんは多そうだけど。
でも、内情を考えるとしんみりするよな……。

440:名無しさん@ピンキー
09/06/14 12:53:02 xdYKTabQ
まあそれが良いんだけどね
借金のためにいやいややってるんだけど
客に対しては笑顔を向けるとかそれだけでちんこ勃つじゃんよ

441:名無しさん@ピンキー
09/06/15 12:38:10 NSPbHfgy
でも、それはNTRでチンコ勃ててるわけじゃないと思うの

442:名無しさん@ピンキー
09/06/16 10:39:19 0OYh+yOq
>>440
こーゆーのメチャクチャ興奮するんだがジャンル的には何と言うんだろう
確かにNTRとは微妙に異なるような…
寝取り男の借金のためにやってて寝取られ男が苦悩すると更にメシウマなんだが

443:名無しさん@ピンキー
09/06/16 12:34:51 TGtnbAb6
>>442
綺羅とかによくあるシチュだけど、
ヒロイン「売春は嫌だけど、寝取り男のためには仕方がない」
寝取り男「良い金づる」
寝取られ男「騙されてる、救わねば」
ていう関係は結構いいよね。
ヒロイン→寝取り男への感情は、脅迫、恋愛、肉欲といろいろあるけど。

444:名無しさん@ピンキー
09/06/16 14:41:42 lbW+rD3T
金や愛、快楽のためではなく
AV女優や風俗嬢といった仕事が楽しい、誇りを持っている
そんな感じのが良いんだが

445:名無しさん@ピンキー
09/06/16 15:10:02 CZAiYoiP
それもう寝取られでもなんでもないじゃん…

446:名無しさん@ピンキー
09/06/16 16:23:00 ldHStFoR
恋愛系の心の動きと競合しないところにそっち向けの感情体系成立させちゃってるのでは寝取られは無いよなあ。
競合してこっちが弾かれてしまうからこそなのに。

447:名無しさん@ピンキー
09/06/16 16:34:58 txvKGSb9
無理やりだが、
女優やアイドルがキスシーンや濡場を演じるのを、旦那や彼氏目線でうまく描ければ成立するかも。
心配する旦那に、前ばりもニップレスもするし下着の中に手を入れない演出だから大丈夫よっていう嫁とか
軽いキスシーンときいていたのにドラマ見ていたら糸引くぐらい濃厚なキスだったとか、その辺で嫉妬とか葛藤を描けたら。
>>444望むのとは違う気もするが…

448:名無しさん@ピンキー
09/06/16 17:22:29 7wWj5vfB
娼婦は娼婦でスレがあるんだから、何も無理してNTRにする必要はない

449:名無しさん@ピンキー
09/06/16 23:51:57 Bbwtc5je
そうか?
サキュヴァスみたいに
もはや婚約者としてではなく
ただの客としてしかみられていないことを
思いしらされるみたいなのは
いいものだと思うが。

450:名無しさん@ピンキー
09/06/17 01:11:18 zz18p86w
サキュバスはよかったなぁ。

451:名無しさん@ピンキー
09/06/18 08:11:09 B4qoHpCW
凌辱や不倫が規制されたら、NTRエロゲは絶滅だなぁ。

452:名無しさん@ピンキー
09/06/18 08:48:38 RvTx+hVo
現実の陵辱や不倫行為が死刑じゃないのに、架空の話を流通させるのが死刑同然とか酷すぎるぜ

453:名無しさん@ピンキー
09/06/18 09:28:32 0pwxs2SI
ナチスの頽廃芸術狩りを髣髴とさせるとか言って世論に訴えるとか
ユダヤ人をガス室に送り込んだようにエロゲ会社も潰す気かとかって

454:名無しさん@ピンキー
09/06/18 12:06:25 6wi/IzIT
不倫規制は人妻モノでなければOK

455:名無しさん@ピンキー
09/06/18 15:30:33 L3owtPjp
一時期、近親相姦物の注釈に
※この兄妹は互いに父親、母親の連れ子であり血はつながっていません。
て、いれて逃げていたみたいに、
※このカップルは内縁関係にあり籍を入れていないので互いにフリーです。
で誤魔化すわけにはいかないのかなあ。

456:名無しさん@ピンキー
09/06/18 15:35:45 z3GD4MHI
内縁関係でも貞操義務は発生する

457:名無しさん@ピンキー
09/06/18 15:50:51 6wi/IzIT
そんときゃ
女側の言い分が、
「内縁?たしかに同棲してたけど
子供とかいたわけじゃないし~」
で逃げられないか?

458:名無しさん@ピンキー
09/06/18 15:57:57 dETRfCH0
たしか、何年か一緒に住んでるとかいう事実があれば、
浮気されて別れる時は、慰謝料請求とかはできたと思う。

459:名無しさん@ピンキー
09/06/18 16:02:18 z3GD4MHI
>>457
逃げられることもあるだろうし逃げられないこともあるだろうね
本人たちの意思とか、家計を共同してたかとか、同棲してたかとか、子供の有無とか
いろいろひっくるめて裁判官がフィーリングで決める
スレチすまん

460:名無しさん@ピンキー
09/06/18 22:30:21 Y+66NUJv
>>458
婚姻扶養義務の侵害だったか

夫に妻が扶養されているべき期間に
愛人が夫に扶養されていた分を慰謝料(カネで)取り返せるヤツな

461:名無しさん@ピンキー
09/06/18 22:59:13 6wi/IzIT
共同生活二年未満は同棲、以上は内縁みたいだな。
なら十分ゲームにできそうではないか?

462:名無しさん@ピンキー
09/06/19 07:44:18 bzrqWtsc
凌辱以外も大幅規制って話しもあるから今の議論自体無駄になる可能性もあるな

463:名無しさん@ピンキー
09/06/19 12:13:55 0HPhOa+d
もう、これで

「合体」

「奥さんと上司が合体したようです」


ただ、ただ、エロシーンが文字一行だけで表現されます。

464:名無しさん@ピンキー
09/06/19 13:46:18 NT5P9nZk
それとなく言葉を濁すってこと?
ってかこれスレチじゃね?

465:名無しさん@ピンキー
09/06/19 18:14:45 JKyf4IWU
>>427
逆ハーレムの主人公は汚いキチガイビッチと思うのに
逆は正義と思うよな

466:名無しさん@ピンキー
09/06/19 23:58:01 0HPhOa+d
まあ逆ハーレムだと
避妊に気をつけない限り
誰が父親かわからないんで
現実的じゃないんだよね。
お気に入りランク1だけ生で可能とか。

467:名無しさん@ピンキー
09/06/20 14:15:15 OjKU2gCR
>>466
重要なのは母親のみで父親は問題じゃないと思う


468:名無しさん@ピンキー
09/06/20 16:48:15 dluQ8UtW
母系か父系か双系かで種が誰かなんて問題の扱いが変わるしな

469:名無しさん@ピンキー
09/06/20 18:01:22 OjKU2gCR
逆ハーレムな時点で母系社会か
夫婦(?)の立場が
女>男
だと思うんだが

470:名無しさん@ピンキー
09/06/20 19:40:46 bvGjHZ9Q
だとしても、どの男が父親かわかることは必要じゃね?
男が人間扱いされておらず、共同で女と子供を扶養する義務がある社会なら別だが
そこまでいくと
スレリンク(sm板)
とかのスレの範疇になってしまうからなあ……


471:名無しさん@ピンキー
09/06/20 21:59:41 0PYpTfLs
もう完全にスレちっぽいけど、逆ハーの女主人公的には、どの男の子供でもいいんじゃね。
「わたしのこどもだから、みんな可愛がってね!」と、父親が誰かはどうでもいい的な展開に

472:名無しさん@ピンキー
09/06/22 12:08:18 8KDHxSw6
はいはい。ということで、この企画は失敗。この話はここまで。

さあ次いってみよー!



473:名無しさん@ピンキー
09/06/22 15:39:22 daIv9FVa
俺のちんこが着脱可能なのは周知の事実だ。
夏の暑い盛りに陰嚢が蒸れて仕方の無い男子諸君には羨ましい話だろう。
実際、体育の授業の際、俺は100均で買ったソフトケースの中にちんこを収納し、鞄に仕舞っておく。
それがいけなかった。
汗をだくだく流しながら、冷房の利いた教室へ足早に戻り、タオルを取り出す。
体の汗を拭きとる最中、下半身の喪失感に思い当たり、鞄からソフトケースを取り出したのだが―あれ?
えらく軽い。まるで何も入ってないかの様に。
厭な予感がふつふつとわき上がり、恐る恐るケースを開いてみると……
案の定、俺の長年のパートナーが消えうせていた。
どこかに置き忘れた? いや、そんな筈は無い。
確かに授業前に、丁重に取り外したのを覚えている。
すると、誰かが持っていったのだろうか。
俺のちんこが取り外し可能な事を知っている人なんて腐るほどいる。
男子はおろか、女子にすら知られているのだ。
修学旅行の時にネタとして公開した際、真剣に引かれたので、それ以後は話題に上らせないようにしているけれど。
知らず知らずの内に、親指の爪を噛みしめていた。
焦燥感。喪失感。そして、怒りがわく。
誰だ。誰がこんなひどい事を!
懊悩する俺の肩を誰かがぽんと叩いた。

「お悩みの様だね」
「深海……」

細波深海。クラスメイトで割合仲の良い女子だ。
彼女は、俺のちんこ着脱ショーにも臆すること無く、まじまじと見つめる程に豪胆な女である。正直、すごい恥ずかしかったのだが。

「財布でも取られたの?」
「違う。違うんだ。取られたのは―ちんこ、だ」
「!」

深海の目が大きく見開かれる。

474:名無しさん@ピンキー
09/06/22 15:44:50 MdatBD4/
どうNTRに繋がるか想像もできんが、つ④

475:名無しさん@ピンキー
09/06/23 05:55:43 tSSmg3E7
ちんこ寝取られとは新しいな

476:名無しさん@ピンキー
09/06/23 23:49:04 9SnkYdbo
深海に事情を説明すると、気難しい表情を見せながら、腕組みをする。

「どこかに置き忘れた、という事はないの?」
「無い。基本的に学校では、体育の授業以外で取り外したりしない」
「鞄に入れたのは確か?」
「ああ。間違いない。今日は特に暑かったから、弁当箱の袋に入れていた保冷材を載せていたからな」

一汗かいた後のひんやりとしたちんこは、何よりの清涼剤なのだ。

「じゃあ、やはり盗まれたとしか考えられないね」
「ちくしょう。一体どこのどいつが俺のちんこを……」

苛立ちのあまり、俺は自分の机を叩いた。

「犯人に心当たりはあるの?」
「いや……」

首を振る。そもそも、俺のちんこなんて盗んで誰が特をするんだ。
可能性その一。女子が盗んだ。
男性的な快楽を体験しようと、着脱可能である俺のちんこに目を付けた。
もっとも、他人が俺のちんこを付けた所で、正常に機能が作用するのだろうか、という疑問はさておき。
有りえない話ではない。
可能性その二。自分のちんこに自身の無い男子が、俺のちんこを盗んだ。
自慢に聞こえたら悪いが、俺のちんこはそんじゃそこらの並のちんことは違う。
屹立すれば、黒光りした全長28cmの弓長な大砲がお出ましになる(ただし未使用である)
日本人は平均的にちんこの長さが欧米と比較すれば小さい。コンプレックスを持っている輩はいくらでもいるだろう。
これも十分にあり得る話だ。
可能性その三。俺を困らせる為だけに盗んだ。
苛めである。俺は波風立たぬ様学生生活を過ごしてきたつもりだったが、人から恨まれたり妬まれたりされるのは正直へこむ。

……様々な可能性を頭に列挙してみたものの、どれもこれも、犯人を特定するには至らない。
誰が犯人であってもおかしくない状況だ。

「どうしよう……」
「とりあえず先生に相談してみたら」

俺は終礼のホームルームの光景を思い浮かべる。
クラスメイトが揃った時点で、担任の教師がおもむろに切りだす。
「ちんこが盗まれた」と
「正直に名乗り出ろ」と
名乗り出るわけがない。犯人も俺も立ち直れない。

「教師に納得いく説明が出来そうにない」
「それはそうだよね―とりあえず、教室を留守にしている間の時間帯に居た人を探してみようよ」

聞き込み捜査。事件の初動の基本だ。

477:名無しさん@ピンキー
09/06/24 14:28:57 8IAPRDXQ
ところで一つ聞くけど
お前らって寝取られ願望があるのか
寝取られというジャンルが好きなのかどっち?

478:名無しさん@ピンキー
09/06/24 18:17:20 uQtAC1eO
>>476
ツヅキキター!

どんな展開をみせるのか期待

479:名無しさん@ピンキー
09/06/25 08:58:01 JJ7Qr//6
自分のチンコに自信ない男子も取り外し可能なのか
それともまさかチンコ二刀流・・・

>>477
ジャンル。サークルの宅飲みで、ずっと気になってた女の子のエロ話で死ぬほど興奮してから目覚めた
「3ヶ月前まで経験無かったけど、今は口でするのは自信ある」とか童貞に聞かせるな

480:名無しさん@ピンキー
09/06/25 11:16:04 +mhAYUH8
>>477
リアル寝取られの9割以上がただの浮気、
そのうえ寝取られ発覚、関係アボーン、真相不明が殆んど。
ジャンルとしての寝取られは、脅迫、強姦、催眠、金銭、肉欲等々、
ヒロイン側の事情が描かれるところがファンタジー。

>>479
がんばって彼女作れば、彼女以外の気になる女の子(仲良し、可愛い、性格いい等)の
その手の話はいいオカズになるよ。
極端な話、コンビニで知らない男とビール買っているところを目撃とか、
普段校門を出たら左の駅に向かうのに右の学生寮側に曲がるだけでも脳内妄想ができる。

481:名無しさん@ピンキー
09/06/25 13:28:34 P6QvnsMK
ただの浮気こそが標準であり至高の寝取られだな


482:名無しさん@ピンキー
09/06/25 14:12:01 jZsHEsJX
>>481
ただSSにすると、ビッチだなんだと受けが悪いんだ。
合コンで盛り上がりまくってメルアド交換して1回デートしたら強引に誘われて断りきれずにとか
居酒屋で話し込んでいたら午前様になって、手出さない約束でラブホ行ったけど…
こういうリアルにありがちなパターンは。

だからいろいろ理由づけしてしまう、そこがリアルとの違いだな。
なんとなくとか雰囲気でが、現実の方があって非現実の方がありえない(笑

483:名無しさん@ピンキー
09/06/25 15:04:50 ZfgJPuaP
現実で完膚なきまでに寝取られされたい人いる?
自分の彼女や妻がもう一生戻ってこない位の

484:名無しさん@ピンキー
09/06/25 16:40:20 AGvoD66m
そんな人はスレ違い
リアルな体験談的なスレやサイトにいるよ

485:名無しさん@ピンキー
09/06/25 18:14:27 JuPaZ0fD
某シチュスレでも、すぐにリアルに置き換えて質問する奴と律儀に答えてる奴がいたな…
恐るべし痛さでしたわ

486:名無しさん@ピンキー
09/06/26 06:46:16 /JPqQrXv
>>483
リアルでそういう願望があるヤツは、それは相当なドMだな。

俺はゴメンだ。寝取るのはいいが、完全にモノにしても、長い目で見ればウザいだけだし。

487:フーリガンの狂騒
09/06/26 08:07:56 3Ujka8ye
瞳はサッカーが好きだった。
小学校時代から続けているサッカーでは男をも凌駕する実力だと評判だ。
そして運動神経に秀でるだけでなく器量もいい。
そもそも俺が瞳を気にかけ始めたのは、連れがする彼女の噂を聞いてのことだ。
連れにそそのかされて一目見たとき、ああなるほど、と思った。
ウェアに包まれた華奢な体つき、ハーフパンツから伸びる健康的な脚。
走るたび揺れる艶々の黒髪からはいかにも良い匂いがしそうだ。
印象深いのは、俺たちが瞳を見ている時、同じようにフェンス越しに他校の奴が覗いていた事だった。
わざわざ他所から覗きが来るぐらいには、器量の良さが知れていたという事だろう。

本来、俺がそんなタイプの女子と親密になる事はありえなかった。
俺はクラブ活動など全くしない帰宅部だったからだ。
瞳との接点といえば、同じ高校という以外はスポーツ観戦が趣味であること、しかない。
俺は自分ではスポーツをしないが、応援するのは好きだった。
特にサッカーとバスケは毎週関連雑誌を買い漁るほどだ。
そして瞳もやはりサッカー好き。
俺の高校の男子サッカー部が県大会に進出したとき、たまたま隣り合わせた俺達は声が枯れるほどの声援を送った。
結果はウチの惨敗だったが、俺と瞳はいつのまにか意気投合し、お茶するようになり、そして交際を始めた。

瞳と付き合うようになって、意外な事実がわかった。
彼女の弟が現在サッカーのジュニアユースでプロ入りを目指していること。
そしてその弟にサッカーを教えたのは瞳であること。
「女の子はプロ行くのは厳しいからね。私のはあくまで趣味。」
瞳はいつかそんな風に笑った。
だが彼女のサッカー熱を知る身としては、何とも心苦しい話だ。

瞳とのデートは、スポーツという共通の話題があるため会話には事欠かない。
選手について、歴史的な名試合について、話し始めれば何時間でも語り明かせた。
瞳ほど話していて楽しい相手は男でもいなかった。
それはきっと、瞳が話上手であるとともに聞き上手であるからだ。
美人とあって人と話し慣れているのだろう。
おまけに近くで見ると本当に凄い体をしている。
夢中で話しながらもミニスカートから覗く脚につい目が行ってしまう。
「もう、敬ちゃんまたやーらしい目で脚見てる!次でレッドカード、パフェ奢りね!」
敬ちゃんとは俺のことだ。
瞳はいつだって目敏く俺の下心を見透かし、けらけらと笑いながら俺をからかった。

瞳は性に対して奥手だ。
基本的にはおおらかで、たとえシャワーを浴びた後の無防備な姿を俺に見られても、まぁそこまで騒ぐことはしない。
だがデートの帰り道、公園でそういった雰囲気になると急に黙りこくってしまう。
俺も押しが弱く、彼女に悪い気がしてなかなかその一線を越えられない。
今時信じられるだろうか?
俺が瞳と初めて身体を重ねたのは、彼女と付き合い始めてから丸1年、お互いが高校を卒業してからだった。


488:フーリガンの狂騒
09/06/26 08:08:28 3Ujka8ye

「ねぇ、もうちょっとだけ暗くして。……恥ずかしい……」
初めての夜、ホテルの寝台に横になり、瞳はそう囁いてきた。
「何でだよ、こんなに綺麗なカラダしてんのに。…手入れもちゃんとしてあるしさ」
俺は笑いながら彼女の腹部を撫で下ろし、綺麗に整えられた若草をくすぐる。
今日俺とすると決意して、家で処理してきたのだろう。
俺はそれが嬉しかった。改めて瞳が俺の彼女なんだと実感できたからだ。
「っ!!い、いきなり下の毛の話なんて………ええい、あっち向け!向け!!」
「お、おい、なんだよ!」
瞳は解りやすいほど顔を赤らめ、俺を蹴りはじめる。細い足だがこれが痛い。
「…ったく…」
俺が仕方なく背を向けると、何やらシーツの擦れる音がする。

そして直後、俺の背中に二つ、ひどく柔らかな物体が圧し掛かってきた。
何か?考えるまでもない、乳房だ。今まで何度も夢想した瞳の乳房。
思っていたより遥かに柔らかい感触はまさに肉だ。
抱きつかれている。あの瞳に、後ろから。
しかもただ抱きつくだけではない。
すでに全裸の俺の背中に顔を埋め、深呼吸を繰り返している。
「鼻息くすぐったいぞ、変態」
「うるさい、真性変態」
瞳の腕が俺の腰の前に回され、この状況で一気に硬さを増した逸物に触れる。
「……硬い…興奮してるんだ」
瞳の指がそれを扱いた。
「当たり前だろ。どんだけ待ったと思ってる」
俺は憮然とした表情を装い、瞳の指の中で逸物を跳ねさせた。瞳がくすりと笑う。

「ごめんね……敬ちゃんの気持ちにはずっと前から気付いてた。
 …この人にならいいかなって、何度も、何度も思った。
 でも怖かったの。色んな男の子見てきて、私を幸せにしてくれる人が解らなくなって。
 結局身体に飽きたら捨てられるんじゃないかなって…心配だった」
瞳がより強く俺を抱く。
「だから、丸1年…男の人が愛想を尽かすって言う期間を過ぎて、
 その時まだ私たちが付き合ってたら、今度こそ初めてを貰ってもらおうって…」
「…………」
俺は黙って瞳の話に聞き入った。
ここで気の利いた一言でも言うべきか、否か、それが解らない。
俺にとっては瞳が初めての女性なんだから。

489:フーリガンの狂騒
09/06/26 08:08:50 3Ujka8ye

ただ、ここは沈黙でよかったらしい。
瞳は言いたい事を言って満足そうに息を吐き、また吸い込んだ。
どうも俺などの匂いを胸に溜め込んでいるらしい。
「だから今、すごく幸せ。サッカーのこと含めて私を理解してくれる敬ちゃんと居て……
 敬ちゃんの匂いに包まれて、すっっごく幸せ。
 ……ああもう、なんか上手く言えないや」
瞳はそう囁きながらぐりぐりと髪を押し付けてくる。
なんと愛らしい事だろう。
「…心配すんな、言いたいことは痛いほど伝わってる。
 俺も今、お前とおんなじだけ幸せだよ」
俺はそう言いながら手を後ろに伸ばし、瞳の脚の間に差し入れた。
一瞬瞳の腿がびくりと震えるが、やがてゆっくりと力を抜く。
濡れていた。暖かい潤みからは、幸せだという彼女の言葉を裏付けるかのように蜜が零れていた。
そして俺自身もまた、幸せではち切れそうな逸物から先走りを垂らしている。
「……好きだよ、敬ちゃん」
「……お、俺だって」
ぎこちない告白の後、俺と瞳は改めて向かい合い、キスをして、
初めて深く身体を重ねた。


・・・・それからさらに2年が経ち、俺たちが大学生になった時だ。
あの忌々しい事件が起きたのは。

490:フーリガンの狂騒
09/06/26 08:10:13 3Ujka8ye



その年に開催されたワールドカップ決勝戦の応援のため、俺たちは海外に飛んでいた。
何としても日本が戦っている現地で応援をしたかったのだ。
何しろそのワールドカップには、あの瞳の弟が選ばれていたのだから。

大会会場にほど近いホテルには、俺たちと同じような日本人客がかなりいた。
そして当然ながら、決勝相手国の人間も。
「あの子……だいじょうぶかな」
祈るように手を合わせる瞳。俺はその細い肩を抱きしめる。

独特の緊張感の中、いよいよ決勝戦は始まった。
試合は接線、どちらも点を入れられないまま膠着が続き、後半7分、ついに日本が待望のゴールを決める。
決めたのはベテランの選手だが、サポートしたのは瞳の弟だ。
「よし!!」
俺と瞳は思わず立ち上がり、そのまま試合の行方を追う。
そして俺たちが目を見開いて見守る中、ついにその僅かな点差は守りきられた。
日本の勝利だ。
「やったー!やったよ、勝ったぁ!!」
瞳が俺に抱きつき、俺も瞳を抱きしめる。その俺たちの声に倣うように、一斉に日本ファンの歓声が沸き起こった。
万歳三唱だ。俺たちは幸せの只中にいた。

…そう、俺たちは全く気がついていなかった。この場には対戦相手の国の者も居たことを。
そしてその者たちが、自国が負けたことと勝利国の歓声を前にして、憤怒の形相を浮かべていた事を。

だが俺たちは悪かったか?そんなことはない。母国が勝って嬉しくない筈がない。
相手の国だって、自分の所が勝ったら何を置いても喜んだだろう。
だからあの行動は横暴だ。
VTR内の弟を労う瞳をいきなり押さえつけ、無理矢理『自分達の部屋に引きずり込んだ』奴らの行動は。


「おい、開けろ!!瞳を返せ!!!」
俺は奴らの泊まっている一室の扉を激しく叩いた。
俺だけではない、日本人全員が瞳が連れ込まれたことの異常性に気付いて集まっている。
だが正直どうしようもなかった。
部屋には内側から鍵がかけられ、マスターキーは暴動のドサクサに紛れて奪われ、持ち込まれた。
テロを想定に入れた頑丈な造りであるため、扉を体当たりで開けることも不可能だ。
「くそっ!どうすりゃあいいんだよ!!!」
俺は床にへたり込んだ。
部屋は完全防音になっており、中からは何の音も聞こえてこない。それがまた不安を煽る。
もしかすると、もうすでに瞳は……。

そんな不吉な予感は、ホテルの支配人が「警察が来るまでの様子見」として見せてきた監視カメラによって、
醜悪な形で再現されることとなる。


                      続く

491:名無しさん@ピンキー
09/06/26 18:48:46 iDq3q4FQ
>>490
乙!
続きに期待!

492:名無しさん@ピンキー
09/06/27 06:07:50 eOKNPWj0
続きに期待したいが

日本が決勝まで行くってのに違和感がなぁ・・・
まあテイクオフシュートとかファントムドリブルとかワンツーカウンターとか
雷獣シュートとかスカイラブハリケーンとか出来る世界だと思えば良いか

493:名無しさん@ピンキー
09/06/27 08:34:21 732Pojcv
>451、昼ドラマもなwww

494:名無しさん@ピンキー
09/06/27 23:36:19 EYxpHF/y
おお、久々の期待作ktkr
続きがすごい楽しみだ。

495:フーリガンの狂騒
09/06/28 05:11:08 dni10FrF

映像が映し出される。
広いホテルの部屋を真上から撮ったもので、まずは何人もの男の頭が映る。
その連中が全員裸であることに、俺はまずショックを受けた。
その男達の囲む中心に椅子に跨らされた女性が居る。
考えるまでもなく、瞳だった。
瞳は椅子の背もたれに胸を押し付ける格好で腰掛けていた。
そして肩甲骨を背もたれの上部にぶつけながら、後頭部を掴まれて男のモノを無理矢理に咥えさせられている。
イラマチオという奴だろうか。
鮮明には見えないが男の逸物は相当大きいらしく、瞳は顎が不自然に開いて鼻が上を向いてしまっていた。
よく聞けばかぽかぽと音が響いている。
男のモノが瞳の喉奥を抉り回している音だ。
「れおっ……っこぉ、ろう゛え…え゛ぇっ……」
瞳の淡々としたえづき声もその音に混じる。
AVのような激しいフェラではなく、本当にただ喉奥の感触を味あわれているだけの苦悶の声。
画像の不鮮明さとは裏腹に、それらの音はやけにはっきりと拾われていた。

頭を掴まれて道具のように前後されながら、瞳が抵抗することはない。
その筈だ、彼女の細い腕は後ろ手に紐で何重にも縛られていた。
えづき声が上がるたび、その小さな手が握り込まれる。俺は胸が張り裂けそうになった。

『$■g△!』
突如、聞きなれない言語が怒ったように発せられた。
椅子に座った瞳の腰がぴしゃりと叩かれる。瞳が腰を浮かせる。
その瞬間、さらに絶望的なものが見えた。
男の手に握られていたのは細いバイブだ。膣に入れるものではない、アナル用のバイブ。
男はそれを瞳の浮いた尻に沈めていく。
まさか、瞳は後ろの穴にあんなものを入れられているのか!?
俺は到底信じられなかったが、バイブは現に根元まで瞳の身体に飲み込まれている。
そして椅子に座っている以上、膣にそれを入れる事は不可能だ。

496:フーリガンの狂騒
09/06/28 05:11:36 dni10FrF

男は尻に、瞳の尻の穴にバイブを出し入れする。
瞳の尻の穴、そこがどんな風なのかは俺だってじっと見たことがない。
恥ずかしがりの瞳はそこを見るとすぐに怒ってしまうからだ。
それがその男は、瞳の排泄の穴をにやけた笑みで覗きながら、細長いバイブをゆっくりと差し込んでいく。
見ている俺がこそばゆくなるほどの徹底的な尻責めだ。
じっくりと時間をかけて呑み込ませ、角度を調節しながら奥まで抉り込み、ぐりぐりと押し付けた後に一息に引き抜く。
俺ならすぐにビンビンになってしまうだろう、それは女とはいえ瞳だってそのはずだ。
ところが瞳はひどく苦しそうに腰をゆする。感じているふうではない、まるで腹を下したような…。

ぎゅるるるるるぅ…

その時だ。紛れもなく椅子に座った瞳の腹から濁音が轟いた。
そしてその音を聞き、周囲の男たちが笑い出す。
まさか……まさか。俺は映像に目を凝らした。尻を嬲る男の足元に何かがある。
浣腸だ。空のイチジク浣腸が2個転がっている。
考えるまでもなく、瞳に対して使用されたものだろう。
サッカーの応援に来たはずのフーリガンが、何故そんなものを用意しているんだ?
まさか…始めから誰かしらをこうするつもりだったのか?
俺は錯乱した頭でそんな事を考えた。
俺は傍観者でしかないのに、瞳の身に起こっていることから意識を逸らしたかった。
当の瞳はどう感じているのだろう。
ぶびっ、ぶちいっという音が瞳のアナルから漏れる。瞳が男の逸物から口を離し、唾だらけでうがいのような叫びを上げた。
周りの笑いが大きくなる。
さらによく見れば、椅子の下にはホテル備え付けの白い洗面器が置かれていた。
様々なピースが嵌り、悪夢のような状況が確定的になっていく。
行き着く先が見えてしまう。

「いやあああああああっっっ!!!!」

その瞬間、男達の凝視に取り囲まれた瞳の叫びを、俺はきっと生涯忘れることがない。


497:フーリガンの狂騒
09/06/28 05:11:59 dni10FrF

瞳の叫びを聞いた瞬間、俺の心臓は打ち抜かれたように激しく脈打った。
耳はきいんと鳴って聞こえなくなった。
ショックの為か、俺はまだこんなに瞳が好きなのか、と意味のない安心をしていた。
画像の中では男たちがわざとらしく鼻をつまみ、何かを罵っていた。
聞こえていたとしても意味は解らなかっただろうが、『何』を『どう』罵っているのかは理解できる。
その『何』かは椅子にしがみつくように座ったまま放心状態でいた。
目を見開いたまま瞬きもせず、正直俺はその顔にぞっとした。

そんな顔の彼女を受け入れられるのは、同じく理解の範疇を超えた連中だけだ。
男達は瞳を椅子から抱え上げ、ベッドに投げ捨てた。瞳の脚が開き、股から何かが滴っているのが見える。
…精液だ。零れるほどの精液が瞳の中から溢れている。
そして男達は我先にと瞳に群がり、獣のように犯し始めた。
後ろ手に縛られた瞳に上から圧し掛かったり、体格差を愉しむように駅弁の体勢で突いたり。
ある男は瞳の眼球に舌を入れ、またある男は交配の最中に蹴り上げられた瞳の脚を掴んで舐めしゃぶった。

『日本人の女は最高だぜぇ』

理解できるはずもないのに、男達からそんな言葉が発された気がした。
瞳は抵抗も許されずに身体を使われる中、じっと『こちらを見ていた』。
カメラの中の俺を覗き込むように、偶然かもしれないが凍りついたような目をこちらに向けていた。
俺は背筋に滝のような冷や汗をかいているのを感じた。
どうする事も出来ない事への焦り……?いいや、違う。そうでは決してない。

俺は脅えていたのだ。その彼女の状態に、その状態の彼女に。



498:フーリガンの狂騒
09/06/28 05:12:31 dni10FrF

やがて警察が到着し、窓からの侵入を経て瞳は助け出された。
極度の恐慌状態にあるとの事で数ヶ月の入院をし、今はまた俺と付き合うようになっている。
ただ、前とは全く違っていた。
瞳の目を盗んで彼女の携帯やPCを弄ると、奇妙なデータが入っている。
女性が外国人の手で淫核ピアスを開けられるまでの連続写真、得体の知れない白い錠剤を舌の上に置いている写真、
口に手拭いを噛みながら真っ白な背中に刺青を入れられていく映像。
脅されてのことなのか、それとも自発的な事なのか。それを聞く勇気を、俺はもっと早くに持つべきだった。

彼女は今、俺の正面に座っている。
胸を揉んでやっても別に嫌がらない。ただ真顔で3千えんだよ、などと冗談を抜かすだけだ。
彼女は俺を前にし、遠い昔を見る目で語り出す。
「あたしもねー、むかしはバカみたいに純情だったんだよ。
 凄くすきな人がいてね、その人がわたしを幸せにしてくれるのかって、ずっと悩んだりしたの。
 ね、おっかしいよね。男の人なんて、力いっぱい犯してくれれば十分なのに」
たった一年で瞳は変わり果てた。
彼女の目はもう光を孕んではいない。何も見えてなどいない。
髪もすっかり艶がなくなってがさがさだ。もうあの猿のような男共すら見向きもしないだろう。

「俺もさ、すげえバカな奴の話知ってるぜ」
俺はその搾りかすのような瞳に語りかける。
「1年間焦らされた男の話だ。そいつは結局、いつでも意気地なしでさ。
 美人の彼女の気持ちに気付いていながら、ずっと告白できなかったんだ。
 美人の彼女の変化に気付いていながら、助けてやれなかったんだ。
 ……何もかんも終わっちまって、お互い幸せじゃあなくなっちまったけど……
 そいつは、まだ彼女のことが好きなんだぜ」
瞳は難しそうに眉を顰めた。
「何それ、へんなの」
「変だろ」
俺は瞳を抱きしめた。
「変だろ…」

瞳のあの1年間は無駄だった。
1年待って付き合った相手は、瞳を幸せになんかしてやれなかった。
俺は所詮、観戦するだけの人間なんだ。

                 終り


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