09/04/04 08:14:30 Li6UgEzN
>>145
藍蘭島はどぎつい、どぎつすぎる寝取られなのにエステルは寝取りと認識して読める、ふしぎ!
151:名無しさん@ピンキー
09/04/04 15:53:47 RdxBpVLx
かきやーと鳩どないしたん?
152:名無しさん@ピンキー
09/04/04 19:22:42 qVPsyiwi
愛妻倶楽部にかなりグッと来る新作があった。
このスレ的にど真ん中だろww
153:名無しさん@ピンキー
09/04/04 21:04:05 cOUgT/K1
新作も糞も愛妻は全部そんなかんじだろ
154:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:33:05 tSNOmlXz
>>152
kwsk
155:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:43:32 9dEoSyWb
愛妻倶楽部でクグレば済むだろ…
156:名無しさん@ピンキー
09/04/07 00:04:16 6F+tyXde
くせになりそう
157:名無しさん@ピンキー
09/04/07 07:36:23 H/DGmeeR
>>155
今更だがどの作品かを知りたかっただけでは?
158:名無しさん@ピンキー
09/04/08 00:13:50 S6kioKCe
今更だが投下待ってる
159:名無しさん@ピンキー
09/04/08 20:50:50 W0QX9FkO
今更だが、前スレあたりに晒された、ここのSSをパクリまくってるケータイサイトはどうなったんだろうか。
160:名無しさん@ピンキー
09/04/09 03:08:11 WfSYmUG7
今更だがその話しはもうやめようぜ
161:名無しさん@ピンキー
09/04/09 10:23:54 ReM2LbgW
今更だが規制がキツイ
162:名無しさん@ピンキー
09/04/10 03:37:48 wsxCZ4B1
そんな時だからこそ作品投下しないと
163:名無しさん@ピンキー
09/04/10 04:21:05 8Ee5lPTd
>>143
そのサイト教えてくれよ
164:名無しさん@ピンキー
09/04/10 06:01:07 PVZzRTJn
ぼくのご主人様の佐倉麻琴が千人切りの貴士に寝取られるところがみたい
自分の中では石段から転げ落ちて入れ替わらなかったときの妄想が膨らんでしまって
悶々としてる
165:名無しさん@ピンキー
09/04/10 06:25:12 O9x7wlvV
>>163
エヴァンジェル書院文庫だろ
166:名無しさん@ピンキー
09/04/10 19:02:22 8Ee5lPTd
>>165
サンクス
167:名無しさん@ピンキー
09/04/10 19:09:36 pHwooFPB
転載
601 名前:名無しさん@公民館でLR変更検討中:2007/02/23(金) 23:28:08 ID:j7m9nFpx
当時、俺は仕事の関係でちょっと俗世間から切り離された所で
生活していてね。自由に外出とか外泊もできなかったんだ。
まあ、その頃にはちょっと言えばほとんど問題なく出かけられるくらいの
地位にはなっていたんだが、建前としては旅行とかそういうのは駄目だったんだな。
で、誕生日が近くなってきた時、
弟が「誕生日祝ってやるから来い。あと彼女できたから紹介するわ」
って電話入れてきたから、わざわざ有給取って実家まで帰ったわけよ。
んでもって俺は「どうせサプライズとかやるんだろ?その手は食わんぜ」と
余計なこと考えて、前以て言っておいた時間よりも三時間近く早く
家に到着して、ほとんど音を立てずに鍵開けて乗り込んだら、
居間の方で何かギシアンしてるっぽい声と音が聞こえてきたんだ。
弟とその彼女かと思って脅かしてやろうとしていきなりドア開けたら、
知らん男が床に仰向けになってて、知らん女が跨って腰振ってた。
ちなみに女の上が捲り上げられているのと男の下が丸出しなのを
除けば二人共服を着ていた。
たぶん、すぐに片付けられるようにしていたんだろう。
俺は「お前ら何やってんだ、つーか誰だこら」と怒鳴りつけたような
記憶があるんだが、ショックが大きすぎてそこらはよく憶えてない。
ただ、男が「うっ」ってなって痙攣してたのは憶えてる。
ゴムつけてなかったし、たぶん中出し。
でまあ、お互いにお互いのことを不審者としか思ってなかったから、
三十分近く押し問答してたんだが、そこに弟が帰ってきて人間関係がわかった。
ま、要するに弟の彼女はもともと二股かけてて、俺の誕生会の準備を
手伝うメンバーの中にその相手がいて、弟がちょっと買出しに出かけてる
間に「彼氏の家で浮気H」というシチュで燃え上がってたわけね。
当然、俺の誕生会どころではなく、俺は折角の有給を事件の後始末に
使わざるを得なかった。
168:名無しさん@ピンキー
09/04/10 20:33:22 GwPTEcju
NTRを目撃ってなんのジャンル?
169:名無しさん@ピンキー
09/04/10 20:59:04 CddUPlmm
家政婦は見たジャンル
170:名無しさん@ピンキー
09/04/11 06:15:44 6pIePRo2
新しいジャンルだな
メイドさんもいいが家政婦は何か見てくれるかもしれないからそっちもいいな
171:名無しさん@ピンキー
09/04/11 08:43:58 YzXSYtui
昔、連れと付き合い始めたばかりの女の子があきらかにラブホ街と思われる場所から
違う男と手を組んで歩いてきたのを見たことある。
目があって気まずかった。
それはそれとして、3ヶ月後ぐらいに
「やっと抱いたんだよ。あんな派手でかわいいのに処女だったんだよ…」
って言われたときはいたたまれなくなった。
小説なら、女の子を脅迫したり、連れに忠告したりするのだろうけど、
何カ月も前で確信持てなかったし何も言えなかった。
せいぜい自分の夜のオカズ(脅迫して寝トル妄想)w
172:名無しさん@ピンキー
09/04/11 08:56:10 tk+5Lthh
その連れはどうして処女だと思ったのだろう
彼女の自己申告なのか、それとも
173:名無しさん@ピンキー
09/04/11 09:19:49 XtYspabX
>>172
自己申告でしょ。
「初めてなの優しくしてね」
と言って痛がるふりすりゃ、相手の経験値にもよるかもしれんが大抵だまされると思う。
血はシーツとかに付いていたら意識するだろうけど、よっぽどのことない限りまじまじと確認しないだろうしね。
174:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:00:43 6pIePRo2
膜は入り口から数㎝でよく見ると確認できるが
経験浅いとそんな余裕ないだろうな
血は出る人と出ない人がいる
しかもあれは膜の剥離じゃなくて膣内部裂傷による出血だし
秒速5センチは微妙に寝取られ感が味わえた
175:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:25:48 xmHfZot/
>>174
処女膜なんてあるわけないだろwww
生理どうすんだよwww
176:名無しさん@ピンキー
09/04/11 15:31:16 rH407CNR
えーと…突っ込むとこ?
177:名無しさん@ピンキー
09/04/11 19:24:15 0KOFzU7F
実際、完全に膜だと死亡することがあります。
ので医者が(ある意味)初めてをいただいちゃいます。
178:名無しさん@ピンキー
09/04/11 19:59:58 PAfbylx3
なんかもう膜という言葉を使っただけでつっこまれそうな勢いだな
わかっていってるって前提で会話を進めてくれよ
正直板のあちこちで同じやりとり見せられてゲンナリ
179:名無しさん@ピンキー
09/04/12 01:48:36 BVQZYFVD
ヤングアニマルのきづきあきらの新連載が実にいい感じだ
180:名無しさん@ピンキー
09/04/12 03:01:56 41m/4i98
モン・スールは俺のバイブル。
最後友人がへたれたのがあれだったけど。
妹とか肉体関係のない肉親の寝取られが大好き。
181:名無しさん@ピンキー
09/04/12 06:17:29 FEjaBk+l
夜明けなのさやかや麻衣を寝取りたい
>>176
マンコは突っ込むところだよ
182:名無しさん@ピンキー
09/04/12 10:32:22 Z0qFz76s
肉体関係のない肉親の場合は寝取られとはちょっと違う気がする
183:名無しさん@ピンキー
09/04/12 11:03:29 rTTh7xs9
それ何度目ですか
184:名無しさん@ピンキー
09/04/12 11:16:42 lMGzdaxP
なら、マザコンの男が過去に戻り
母親が父親と付き合いだすのを阻止できず
まぐわいを目撃するのはネトラレですか?
185:名無しさん@ピンキー
09/04/12 16:27:35 J9v9b9y7
ここ一両日の深夜に再放映のバック・トゥ・ザ・フューチャー見てました
というレスに間違いあるまいw
186:名無しさん@ピンキー
09/04/12 16:58:57 GZCfQ+gG
日本語でおk?
187:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:34:23 tFk+9Rq9
むしろ過去の母親を寝とるべきです!
188:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:41:37 CHdT7PPo
そしたら父親の息子である自分が生まれてしまうというパラドックス
189:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:42:41 CHdT7PPo
間違えた
生まれなくなる、ね
190:名無しさん@ピンキー
09/04/13 07:37:43 qMSI8T6x
実は自分の実の父親は『自分』だった!
とかならいいんじゃね。
……あれ、なんか変か?
191:名無しさん@ピンキー
09/04/13 11:02:52 zYzz18o4
パラドックス起こしとる/^O^\
192:名無しさん@ピンキー
09/04/13 15:02:41 hl7z0Q28
産まれたときから父親はいない設定ならパラドックス回避
だが寝取られじゃないというw
193:名無しさん@ピンキー
09/04/13 17:43:20 zYzz18o4
>>192
自分が父親だ!と思ってたが、そのあときっちり他の男と寝てて
未来に帰った主人公があれ?変わってなくね?ですな
つまり…もとからそういうことだったんだよ!
194:ROCO ◆VpKHzOu04Y
09/04/13 20:06:42 va3Kn6Eh
ROCO#5656
195:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:11:30 ctkHLjJR
引退か。さらば。老兵は死なずただ去りゆくのみ。
196:名無しさん@ピンキー
09/04/13 20:50:15 +Rx50xei
>>193
いやいや、いつのまにか自分の名字と父親の顔が変わってることに気づくんだぜ?
197:名無しさん@ピンキー
09/04/13 23:01:38 4eMlby2Z
古い漫画だが両親の事故死を阻止するために未来から来た息子がマシントラブルで二人の高校時代に現われてしまいタイムマシンも故障
二人が結婚しなければ自分は生まれなくなるが二人がこの先事故死する事もなくなると、息子が母親を誘惑する漫画は読んだ事があった
少女漫画だし話のキモはNTRじゃないんだが好きな漫画だった
198:名無しさん@ピンキー
09/04/13 23:45:31 tFk+9Rq9
>>193な漫画雑誌じゃない雑誌連載の漫画を十年前に見た記憶がある。
あれはなんだったんだろう?
199:名無しさん@ピンキー
09/04/14 20:28:59 Xc0AHd3q
URLリンク(misao.on.arena.ne.jp)
200:名無しさん@ピンキー
09/04/15 02:07:13 KAxMCqpQ
愛妻倶楽部観れないんですがどこかに移転してます?
201:名無しさん@ピンキー
09/04/15 04:54:03 7SAdMrcl
>>199
申し訳ございません
わたくしめはロリコンでございます
202:名無しさん@ピンキー
09/04/15 06:54:36 MJAeKM2i
二次創作小説で下級生の瑞穂が電車で寝取られるSSって
どこだっけ
確か塗り薬が出てた
203:名無しさん@ピンキー
09/04/15 11:00:34 WIX72oVB
>>202
蒼い小部屋に有ったやつだと思うけど、サイトリニューアル後は削除されている。
204:名無しさん@ピンキー
09/04/15 13:21:54 qFURbrfA
困った時のネットアーカイブ
205:名無しさん@ピンキー
09/04/16 06:33:15 xMfT8D1l
下級生2は初っぱなからヒロインが寝取られてる
206:名無しさん@ピンキー
09/04/16 19:37:57 wp2cQh3v
ブルースカイシンドロームの2巻は結構なNTR
感があったな
207:名無しさん@ピンキー
09/04/16 22:32:32 dMA+djDe
>>202
テキストだけどもローカルで保管しているよ。
208:名無しさん@ピンキー
09/04/18 09:53:19 nes2cNsU
【隔離】場外乱闘専用スレ【施設】
スレリンク(eroparo板)
209:名無しさん@ピンキー
09/04/18 21:00:53 e4o09CVc
ntr趣味を持つ主人公の友達と超ドMのその彼女、友達に頼まれ
主人公はその彼女と寝るとこに、彼女も主人公とは仲良くしておりMな体質もあいまって
スムーズにことが進む、しかし結局自分は二人のプレイの道具に過ぎないと
日に日におかしくなっていく主人公
そしてある日、一人で街をふらつく彼女を見掛け、主人公の中で何かが弾ける
ってのは寝取り寝取られに入るの?
210:名無しさん@ピンキー
09/04/19 09:52:30 l4zWk/uK
今日のバシンwwwww
211:名無しさん@ピンキー
09/04/19 19:10:21 yN3rdURu
>>209
自分で答えを出すがヨロシ
212:名無しさん@ピンキー
09/04/20 21:38:31 O5vJnfJu
ゲームは
主人公×サブキャラ派が好きな奴は
メインヒロインが邪魔だから他の男に寝とられて欲しいって思うよな?
TOLとTOH、アルトネリコ2がまさにそう
213:名無しさん@ピンキー
09/04/20 21:55:10 r52vqw8I
はいはいベリルジャクリ
214:名無しさん@ピンキー
09/04/21 01:26:21 Nvp6+Ar3
>>212
サブヒロイン視点でみると悔しがるメインヒロインをみてプギャーってしたくなる時がある
アルトネリコがまさにそう
3人目のヒロインが2人のヒロインを踏み台にして主人公を寝取るストーリーは神レベル
3人目のヒロイン視点で悔しがるWヒロインをみてメシウマ
215:名無しさん@ピンキー
09/04/21 01:58:07 OFRuaUOc
>>214
アルトネリコ1はどう見てもシュレリア様がメインヒロインだから、ちと違うような…
・ゲーム開始時の以前から主人公とはパートナー関係
・主人公との付き合いはヒロイン3人の中で一番長い
・能力的にもヒロイン中最強
・仲間になるのがゲーム後半なのにイベントが豊富(しかも他のヒロインと絡むイベントがやたら多い)
ゲームやってて死ぬほど優遇されてるのが分かるし、
他の二人と違ってラスボスとも因縁あるしな。
216:名無しさん@ピンキー
09/04/21 02:00:14 tYs00TRN
>212
主人公×サブキャラ派は、NTR的には、サブキャラが主人公以外とくっつくのを楽しめそうだな
217:名無しさん@ピンキー
09/04/21 08:32:34 zc7f18vU
>>215
>ラスボスとの因縁
ゲーム知らないけど、かつての恋人とか?
218:名無しさん@ピンキー
09/04/21 21:59:37 N9lDg7ax
ジャンプの漫画家目指す話のやつはいいNTR話が出来そう
219:名無しさん@ピンキー
09/04/21 23:17:13 Nvp6+Ar3
>>215
>アルトネリコ1はどう見てもシュレリア様がメインヒロインだから
こう考えている人が多いから
余計に2人のヒロインと信者にプギャーと思えるメシウマ設定は最高ですな
男奪ったヒロイン視点のメシウマ気分は本当に爽快すぎて楽しい
>>216
メインヒロインを主人公から引き離すため別の男に無理やりレイプされて強制的に寝取らせる
展開を仕組ませたサブキャラ女視点でメシウマは最高
220:名無しさん@ピンキー
09/04/22 01:14:20 GJ/NVkzS
>>217
ヒロインとラスボス(♀)は簡単に言えば元同僚で、
二人とも作中で語られてる三人の神の一人。
ちなみに1のラスボスの人は2の隠しヒロインだったりする…
221:名無しさん@ピンキー
09/04/22 14:13:36 eGT01a25
いい加減NTRに関係のない雑談は自重しろよ
222:名無しさん@ピンキー
09/04/22 14:21:12 iq8+752+
一応関係ある・・・ネタとして
223:名無しさん@ピンキー
09/04/22 21:29:01 xP982Wtc
脊髄反射でネタと言い張るんなら、作品投下しろよ。
以前テイルズネタを引っ張る馬鹿もいたけどさ。
そろそろ空気読めよ……。
スレが浪費されるだけだろうが。
224:名無しさん@ピンキー
09/04/22 23:40:16 7ytb2IiJ
上のゲーム知らんのだけど、レスだけ読んでる分にはNTR関連の話をしてるように聞こえたけど違うの?
225:名無しさん@ピンキー
09/04/23 01:12:50 JLreXD1o
主人公寝取りとかこのスレで誰得だよw
と言うかアルトネリコ厨はさっさと巣に帰れ。
226:名無しさん@ピンキー
09/04/23 09:43:58 9wVAumhu
清純なヒロインとラブラブな主人公が糞ビッチに寝取られるなら興奮する
227:名無しさん@ピンキー
09/04/23 11:55:55 5EJFMGrw
>>226
そのあとに、優男(実はヤクザ)に傷心の清純ヒロインが寝取られるなら興奮する。
228:名無しさん@ピンキー
09/04/23 12:03:01 9wVAumhu
実はビッチと優男はカップル、主人公とヒロインは調教されて二人の
奴隷エンドなら、さらに興奮する
229:名無しさん@ピンキー
09/04/23 14:45:10 KhtkFu8w
作品投下しろよとか偉そうに言う奴が作品投下すればいいと思うよ
作品が投下されるまでネタ話してて何が悪い
大体こんな流れが遅いスレでスレが浪費とかw
自分が作品とその感想しか認めない人間なだけなのに最もそうな理由つけてしたり顔で語ってるんじゃないよ恥ずかしい奴だな
230:名無しさん@ピンキー
09/04/23 18:51:24 5EJFMGrw
>>228
俺はあえて、一緒に調教されないルートを選ぶぜ。
糞ビッチに弄ばれたあげく、惨めに捨てられる主人公。
一年後、寂しさを紛らわせるために立ち寄ったソープでヒロインと再会。
ヤクザの本性をあらわした優男に調教され、彼(のチンコ)無しでは生きられないようになってしまっていた彼女は、男の命令でソープ嬢として働いていた。
昔からは考えられれないくらい巧みになった性技であっさり果てた主人公。ヒロインは、余った時間の暇潰しに、自分がどんな風に調教されたかを話しはじめる。
別れ際、過去のことを謝罪する主人公に、謝る必要はないと優しくさとすヒロイン。
いまの自分はとても幸せなのだから、という彼女。
「だって、あなたのチンポじゃ、ちっとも気持ち良くならないんだもの」
こんなエンドが好きな奴は、後楽園遊園地でボクと握手。
231:名無しさん@ピンキー
09/04/24 04:24:47 oVePGcsl
>230
握手はしないぜ!
> 別れ際、過去のことを謝罪する主人公に、謝る必要はないと優しくさとすヒロイン。
の後は…
「だって、こんな身体で今更普通の生活には戻れないし、
あの人だって優しくしてくれる時もあるのよ」
と自嘲気味に笑い、下腹部に彫られた刺青へ視線を落とす。
そこから何とか色々と頑張って元鞘に収まるんだけど、
セクロスでの反応や積極性が全く違うし、全身各所の刺青やピアス穴も気になって
どうしても萎え気味になり、あせってがむしゃら且つ単調な早撃ちになる主人公。
いつも主人公が寝静まった頃に起き出す彼女は、極太のバイブで自らを慰めはじめる。
その時に口走った名前は…
こんなエンドが好きな奴は、マザー牧場で羊毛刈り体験。
232:名無しさん@ピンキー
09/04/25 03:40:59 ssCgrajN
流れを読まずに彼女は散々もてあそばれた挙句稼げない体になったらあっさりと捨てられ主人公こそが唯一自分を本気で愛してくれていたことに気づく。
主人公の下に戻ってきたが主人公はその後高校の同級生と再会しやがて結婚、幸せな生活を送っていた。
という結末希望。
いやーやっぱアホな女はこういうメにあってくれなきゃ。
まぁ今回は主人公に非があるから仕方ないのかもしれないが・
233:名無しさん@ピンキー
09/04/25 05:54:57 opPCmh6A
>>232
おまえ、「婚約者M子」で、最後にM子が心を病んで入院したのを読んで溜飲を下げただろう。
あるいは、いまは亡き「まぐろの一本釣り」に掲載されたNTR-SSを読んで、ラストのヒロインのお母さん最高!とか思っただろう。
まぁ、それが悪いとか言うんじゃなくて、NTR好きを類型化しただけだからね。
234:名無しさん@ピンキー
09/04/25 07:55:02 eiA7nCde
すべて結末が一緒なんてーのは飽きるのも早いからな
色々とバリエーションがあった方がいい
235:名無しさん@ピンキー
09/04/25 11:30:03 biMoBl8f
主人公と元鞘なんていうバッドエンド以外なら何でもいいよ
236:名無しさん@ピンキー
09/04/25 13:54:25 DJ6Q7if6
俺的には元鞘もありなんだがな。
それらあらゆるシチュがあるのがNTRモノの魅力なんだと思うが。
237:名無しさん@ピンキー
09/04/25 14:03:37 DJ6Q7if6
追記
>>232
それでその
>いまは亡き「まぐろの一本釣り」に掲載されたNTR-SS
もなんかおもしろそうなのだが、よろしければタイトルか「まぐろの一本釣り」
のURLを教えていただけませんか?(今はなくても見るこころあたりはあるので)
238:名無しさん@ピンキー
09/04/25 14:17:07 opPCmh6A
ごめん、いま携帯オンリーなんで、サイトアドレスわからないんだよ。
タイトルも忘れたし。
(他の住民さんならわかるかも)
ちなみに昔、アーカイブで探してみたけど見つからなかった。いまはどうなんだろ。
239:名無しさん@ピンキー
09/04/25 17:30:17 X33dvOWt
あのキモ幼馴染に寝取られるやつか
俺も持ってない
あと某ローゼンメインのSSブログにハルヒ寝取られがあったので報告しておく
240:名無しさん@ピンキー
09/04/25 18:06:50 Q5f2MYMK
ローゼンメインとか範囲広すぎだろ……
241:名無しさん@ピンキー
09/04/25 20:02:28 3UKKxAyF
もう404だしInternet Archiveでもヒットしないけど一応ブックマークだけは残してた
URLリンク(members2.jcom.home.ne.jp)
242:名無しさん@ピンキー
09/04/25 21:36:39 E6LUAM+O
>>239
読んだ。
でもコレ、ハルヒが(キョンを長門に)寝取られる話じゃね?
243:名無しさん@ピンキー
09/04/26 12:20:53 evZTDbis
>>241
サンクス!
アーカイブでヒットしないとなると・・・・・・コピペ専門のところを探すしかないか。
244:名無しさん@ピンキー
09/04/26 12:34:24 6OIy0ky+
>>243
見つけたら教えてくれ
245:名無しさん@ピンキー
09/04/27 20:02:26 lAfX+Vuz
>>239
で、結局どこなのよ?
246:名無しさん@ピンキー
09/04/27 22:17:06 4xrrx1eb
>.>245
「ローゼン ハルヒ blog」でググれ。
まぁ、結局中身は>>242のとおりだけどな…
247:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:23:30 e/r2YiZy
エロなし
終章
「そこをどけオリエ」
「あなた、どうして……」
オリエの悲しそうな顔がヒサクの胸につきささる。
「どうしてって、それは決まっている」
しかしヒサクはもう決めていた。秘めた思いを胸に、愛しい妻であるオリエの横に寄り添うように立つ男を睨みつける。
涼しげな顔立ちのこの男が、半年前にふらりと村にやってきて彼の新妻を奪っていったのだ。
「そいつを殺すためだ」
ヒサクに迷いはなかった。この男がいなければ、今も彼はオリエと一緒に幸せに暮らしていたはずである。
ヒサクは、今日この日のために家財を投げ売って購入した剣を構え、男へと向ける。元は単なる宿屋の亭主だった彼には不相応の大剣だった。
しかしこの半年の旅は、その構えを違和感ないものにしている。
「どけっ!」
今まで言った事のないような強い口調で怒鳴る。
「そんな」
心底つらそうに、オリエはふるふると首を横に振る。
久方ぶりに会う妻は、彼を夢中にさせた美貌そのままだった。いや前にも増して輝いて見える。
神が特別に手間暇をかけた、そう旅人に評されたほどの美貌がそこにあった。
長い白金の髪は白磁の頬を伝い、ウェーブして腰のあたりまでかかっている。深く澄み切った瞳は、海のように深い青。
今はその青に憂いを帯びていたが、それが何ともいえぬ色気をかもし出していた。
彼女が身に付けている、白の法衣はひどく薄いせいか彼女の体の線を浮かび上がらせている。
そのせいで彼女の胸の膨らみや優雅な腰の曲線、立派な腰つきへといたる魅力的な肢体が見て取れた。
思わずヒサクはごくりと唾を飲み込む。ここ半年女に一度も触れていなかったのも確かにあった。
が、それ以上に目の前のオリエに今まで感じた事のない色気を感じてしまったからだ。
「……君は、僕とオリエの愛を阻もうというのか?」
それまで、黙ってオリエとヒサクのやりとりを見ていた男が口を開く。優男とばかり思っていたが、その視線は鋭くヒサクが威圧される力があった。
「ぬけぬけと……ッ」
ヒサクにとって、この男は無理矢理妻を奪った悪漢でしかなかった。だのにその悪漢が愛などと口にするのが不愉快だった。
なぜオリエがおとなしくこの男に従っているかすら不可解なのだ。彼女が裏切らぎるなんて真似をするとは到底思えなかった。
幼馴染としてオリエと共に育ってきたヒサクは、彼女がそんな事ができる女ではないとよく知っていた。
「……オリエ、やっぱり仕方ないよ」
ヒサクに向けられた声色とは違う、優しそうな声。
「セルス様……」
セルス、思えばこの半年追い続けた男の名を聞いたのは初めての事だった。
どこか聞き覚えのある名前ではあったが、そんな事は今のヒサクにはどうでもいい事だ。
ヒサクの憎しみの篭った視線を冷厳に一瞥しすると、セルスはもう一度仕方ないんだとオリエに呟き、彼女の肩を抱き自らへと引き寄せて慰める。
「オリエ、その男から離れろ」
ふつふつと怒りが湧き上がってくる。貞淑な妻だった彼女がヒサク以外の男に抱きしめられるのを嫌がりもしない。
そして、よく見ると顔立ちも端正で悔しい事に美男子という形容が良く似合うセルスと、絶世の美女たるオリエの寄り添う姿は、まるで似合いのカップルに見えてしまう。
それがまた、ヒサクにとっては気に食わない。
「君が無理だというのなら僕がやる」
「でも……ヒサクはわたしの」
「オリエ、今の君には分かるはずだ。彼が阻むのなら僕らは……」
そういってセルスは手に持っていた剣をヒサクに向ける。
ヒサクはもはや素人ではない。向けられた剣の鋭さだけで、セルスという男の実力がとてつもないものだと理解できる。だがそれでも引くわけにはいかない。
「望む所だ。俺はお前を殺すためにここまできたのだから」
負ける気はしなかった。愛しい妻を取り戻すためここまでやってきたのだ。ヒサクは憎悪をこめてセルスを睨みつける。
先手必勝とばかりに、ヒサクはセルスという男の懐に大胆にも飛び込んだ。少し驚いたようにセルスは目を見張るが、それだけで決着がつくわけがない。
かろやかにバックステップで交わすとともに、ヒサクの大剣を軽々と払う。
「くぅっ!」
優男に見えたが筋力も凄まじいものだった。ヒサクの大剣が、男の持つ華美な剣にたやすく跳ね除けられる。
どうやら、すぐに勝負は決まりそうになかった。長期戦に備えるべく、ヒサクは一度飛びのいて距離をとった。
248:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:26:00 e/r2YiZy
「やめて!」
その瞬間にオリエは悲痛な叫びをあげる。そしてセルスの胸元に抱きつき、その体を彼女自らの肢体で覆う。
そしてヒサクを振り返る、悲哀に満ちた表情で見つめる。
「な……ッ!」
「どうして、どうしてあなたが邪魔をするの?」
言葉が出ない。だが現実にオリエは彼を拒絶し、庇うようにセルスの胸元に抱きついている。
剣をかざしたまま、抱き合う二人を前に何も出来なかった。
「オリエ、今の彼に何を言っても無駄だよ」
セルスは優しくオリエを抱きとめる。オリエはそれを拒むわけでもなく、極自然に受け止める。
ヒサクが呆然とするなか、悪いのは彼じゃないそれはオリエも分かっているだろう?と、そう諭す様にいった。
「僕らはそれでもここを通らないといけないんだ」
「……でも」
オリエは苦しげな表情で、セルスの顔を見上げる。
「君に出来ないのなら、僕がやる。そうでないと僕らの旅は最初から無意味なものになってしまう」
「……わかりました」
しばらくセルスに抱きしめられたまま、悩んでいたオリエは決意した表情で顔をあげる。
彼の言うとおり、彼女達には使命があるのだった。
オリエは、セルスから胸元から顔だけ離すと、今までと違う決意の篭った視線でヒサクを見据え、
そしてその優美な手をヒサクへと差し向ける。
「よくお聞きなさい」
今までヒサクが見たことの無い彼女の表情だった。決意に満ちた美貌は、一瞬後光が指したように輝いて見える。
それはどこまでも美しく、威厳に満ちていた。
「あなたがどんな、どんな卑怯な手を使ってこようともわたしは決して負けはしません」
「卑怯……?」
いつヒサクが卑怯な手を使ったというのだろうか。負けるとは何の話なのか。
疑問に思ったヒサクが首を傾げると、それを動揺と受けとったのか勝ち誇ったようにオリエは続ける。
「疑うのですか?」
オリエには似つかわしくない嘲笑の色を、その優美な口元に浮かべて続きを告げる。
「この半年、私達は二人で育んできたのです。そう、あなたが最も恐れるものを」
「何を……」
「惚けても無駄です。私とセルス様の真実の愛は誰にも妨げる事はできない、そういっているのです」
冗談を言っているような雰囲気ではなかった。彼女は、本気でそれを信じている。それがひしひしと伝わってくる。
「あ、愛……」
愛しい妻の裏切りというのは、衝撃的だった。先ほどからの態度に薄々は感づいていた。
このセルスという男に向けられる愛しげな視線や、今まさにヒサクに向けられている冷たい視線はどうだ。明らかに妻の心変わりを裏づけするものだった。
「そうさ。僕らは愛しあっている。それは半年前のあの日、いやそのずっと前から運命づけられてきたことだ」
セルスは彼女の肩に回した手を離さずに、剣だけをヒサクへと向ける。
「半年前……あの日……」
絶望に堕ちかけていた心が、その言葉によって憎悪で蘇る。ヒサクは妻が奪われたあの日の事を一度たりとも忘れた事は無かった。
「僕には一目で分かった。彼女こそが、僕と共にこの世界を救う女性だって」
しかし憎しみのこもった視線もセルスには、何の感慨も及ばさなかったようだった。
視線をそらすこともなく、真っ直ぐとヒサクの目を見ながら話を続ける。
「でもここまで本当に大変だった。何しろオリエはまだ目覚めたばかりで、ほとんど何も知らなかったからね」
「そう、特に最初の夜は大変だった」
そう呟くとセルスは何食わぬ顔で、オリエの肩に回していた腕をするりと動かし、彼女の法衣の襟から胸元に手を侵入させる。
薄い生地だったために、セルスの手がオリエのたわわな乳房に絡みつくのが見て取れる。
「もう……」
少し驚いたように声をあげたオリエは、注意するような声をあげる。しかし耳元で何事か囁かれるとオリエはぽっと頬を赤らめて、
恥ずかしそうに視線を横へと逸らす。それ以上の抵抗はなかった。
妻のその姿にヒサクは激しく動揺した。かつては、周囲に誰もいなくとも外では手さえ握らせてくれなかったオリエが、抵抗という抵抗をしないのだ。
「ふ、ふざけるな!」
怒りよりは動揺を誤魔化すために、ヒサクはそう叫んで飛びかかろうとした。
だが、ヒサクに向けられたセルスの剣が彼の動きを牽制するようにゆらりと動く。
威嚇されただけなのに、思わずヒサクの足は止まってしまう。なぜだか、背筋に恐ろしく冷たいものが走った。
249:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:28:07 e/r2YiZy
(これは……)
一度、前にも感じたことのある種類のものだった。そう旅の最中、運悪く出会ってしまい命からがら魔族から逃げ出したときに感じた恐怖と同じ。
いやそれよりも遥かな危険を、目の前の優男の剣に感じていた。
「オリエは真の愛が何かという事をしらなくてね。結局手取り足取り教えることになったよ」
白い法衣越しに形のいい乳房が、セルスの手の内で揉みしだかれて卑猥に形を変える。
「ぁ……ん」
艶めいた声が、彼女の白い喉から漏れ出る。羞恥ではなく、官能によって彼女の白皙の美貌が色づいたように赤く染まっていく。
「くぅ、貴様……っ」
妻の艶姿を他の男の手によって見せられながら、動く事さえ出来ないというのは耐え難い恥辱だった。
「特に最初のときは、ひどく強引になってしまったけどね」
「あの、んっ……ときは、私が何も知らなかったのが…ぁ……」
艶っぽく潤んだ視線で、オリエはセルスの顔をうっとりと見上げる。
「でも僕はあの時、君を泣かせてしまっただろう」
ようやくオリエの豊かな胸元から手を抜くと、そっと彼女の顎の線をなぞり、憐憫をこめた視線をセルスは送る。
「そんなことは……」
恋人同士のようにオリエとセルスは見つめあう。
ヒサクの憎悪は最高潮に達していた。怒りそのままに恐怖を心のうちに飲み込むと、一足飛びにセルスへと飛び掛る。
弾けたように躍動したその体で、憎しみそのままに剣の切っ先をセルスへと向け突進した。
「バインド」
しかしその突進は、あと一歩のところで止められてしまう。セルスが目を向ける事すらせずに僅かに呟いただけで、
ヒサクの四肢は雷の鎖によって囚われてしまったのだ。うつ伏せに地面へと縫い付けられた彼の体は、必死に動こうとしてもピクリともしない。
「でも僕らには半年という時間があった」
セルスは剣を鞘へとおさめ、オリエに向き合う。剣を握っていた左手をオリエのほそい腰に当て、右手を顎に添える。
「毎日、朝から晩まで何度も何度も僕とオリエは愛を交し合った。そのおかげで、最初は戸惑っていた彼女も今では」
セルスは顔を近づけ、オリエの形のいい唇を奪う。オリエもそれを、うっとりした表情で自然に受け入れる。
「あ……ん、ん」
優しく啄ばむようなキスだった。ちゅく、ちゅくと唇の間から湿ったような音が漏れ出し、それがヒサクの耳元にまで聞こえてくる。
かつてヒサクへの愛を語った、オリエの甘い唇は男のそれに合わせて蠢めいていた。
「んぅ……」
互いの唇を弄るようなキスから、次第に濃厚なものとなっていく。
ヒサクは愛しい妻と他の男の熱烈な口付けを、目の前で見せ付けられる事になった。
貞淑だったはずの妻は、嫌がるどころか積極的に男との口付けを受け入れている。
彼女の麗しの肢体は男の腕のなかに抱かれ、白皙の美貌は嫌悪ではなく歓喜によって紅潮していた。
「んく、んく……」
ときに、オリエの喉が嚥下するように脈動する。と同時に、余った二人の唾液が二人の口元から零れ落ち、
オリエの優美なうなじをつたって白い法衣の胸元を汚す。だが二人は気にする様子もなく、ただ互いの愛を確かめるように再び口付けする。
「も、もう……やめてくれ…」
ヒサクは呻くように漏らす。これ以上はもう見たくなかった。
言葉が通じたのか、それとも満足したのか、どちらともなく二人の唇が離れる。
その間には、激しい口接の痕である銀色の糸が垂れた。
「……これで分かりましたか。セルス様と私は愛し合っているのです」
はぁはぁと色っぽい息をつきながら、オリエはヒサクの顔をじっと見つめた。
這い蹲る夫の姿を見ても、彼女の紅潮する美貌とは裏腹の冷たい視線はかわらない。
「オリエ、君は……」
騙されているんだ。そう言いたかった。
250:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:32:29 e/r2YiZy
「他にも証拠はあります。……ここに」
追い討ちをかけるように、オリエはひどく幸せそうな声で囁く。そうしてオリエが触った先は白い法衣に包まれた腹部だった。
今まで見たことのないような優しく穏やかな表情で彼女は、自分のお腹を撫でる。
その意味が分からないほど、ヒサクは鈍い男ではなかった。
「そん…な……」
目は、妻の腹部へと釘付けだった。オリエの撫でるそこは、今まで気づかなかったのが滑稽に思えるほど不自然な膨らみがあった。
「嘘じゃないさ。オリエは僕の子を身篭っている。当然だろう?僕とオリエは毎日愛を交し合ったのだから」
そういってセルスは、手をオリエのお腹に当てる。労わるように彼女のお腹を優しく撫でる。
ひどく自信に満ちたその表情は、自分が優秀な雄であることを証明した事を誇る要ですらある。
ヒサクは妻の幸せそうな微笑みと、その腹部を呆然と見つめていた。
つまり彼は、愛しい新妻を手篭めにされた挙句、その胎に間男の種を孕まされてしまったわけだ。
そしてその種は今まさに、すくすくとそこで育っている。
「そ、そんな……そんな話があって!!」
死にものぐるいで体に力をこめる。だが魔力というものをこれっぽちも持っていないヒサクには、
セルスのかけた魔術を取り除く術はなかった。
「ですから、惑わそうとも無駄です。私は、心も体も全てセルス様に捧げているのですから」
最早、オリエは昔の優しくそして儚げな少女ではなかった。この半年の旅がそうしたのか、
それともセルスという男にそう変えられたのか、はたまた妊娠した事で変わってしまったのか、強い意志を持った女へと成長していた。
「違うオリエ、君は騙されているんだ」
必死のあがきだった。目の前のオリエとセルスの関係を否定する。ヒサクにとってもうそれしか残っていなかった。
「……ここまで言っても分かってはくれないのですね」
一瞬俯くと、悲痛な色がそのサファイヤの瞳に灯る。が、次に顔を上げたときは、その雰囲気は消えていた。
決意に満ちた表情でヒサクを見据える。
「神と精霊の御名において……」
「オ、オリエ?」
異様な雰囲気だった。セルスという男はいつの間にか一歩下がり、オリエとは距離を置いている。
そして眩いばかりの光が彼女の周りに集まってきていた。
「わたしの前から消え去りなさい!魔王!!」
オリエが手を差し出す。そこに、空間が歪むほどに圧倒的な魔道の力が集う。
まったく素養のないヒサクですら、空気を通してびりびりと肌で感じられるものだった。
そして力の矛先は、真っ直ぐヒサクに向けられていた。
「滅びのバーストストリーム!!」
迸る白い閃光。奇跡の魔道力があらゆる存在を空間ごと消滅させながら迫ってくる光景。時が止まったと思えるほど長い時間だった。
手足を封じていた魔力は、向かい来るより強い力に退けられて消えていた。
しかしヒサクがその力を避ける事は既に不可能だった。
最後に感じたのは、絶望と憎悪だった。やりきれない怒りが身のうちを駆け巡っていた。
世界を呪い、セルスとオリエを呪った。しかしそれで何かが変わるわけではなかった。
そしてヒサクは死んだ。
251:終章 ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:36:31 e/r2YiZy
「……」
ヒサクの亡骸はほとんど残らなかった。それでも彼女はその破片を必死にかき集め、仮初めながらの墓を作った。
墓標は最後に彼の手にあった大きな剣である。
(なんでこんな事に)
本当に優しい人だった。暴力を振るう姿をただの一度も彼女は見たことがなかった。
それでいて村の人の誰からも頼りされ、必要とされていた。ともすれば、周囲から浮きがちだった彼女に、いつも気を使ってくれたのも彼だった。
(……こんなもの、あの人には似合わないのに)
悲哀をこめて彼の墓標となった大剣を見やる。
魔王に操られるという悲劇さえなければ、きっと生涯ヒサクが剣を持つことはなかったはずだ。
今、思い返しても操られているときの彼の表情は、ぞっとするほど憎しみに満ちていた。あんなヒサクは見たくなかった。
しかし辺りを見渡しても大剣の他に代わりとなるものがなかった。
仕方なくそれで断念して、最後に彼女は首にかけていたペンダントを外す。それは、ヒサクから婚約指輪の代わりにと貰ったものだ。
半年前村を離れるときも、これだけは手放せなかった。彼女はそっとペンダントを思いでと共に剣の柄にかける。
(さようなら)
世界を救うために旅立ったとき、つらい旅になる事は覚悟していた。
ヒサクを巻き込まないように、言伝なしで旅立ったのもこういう事態を避けるためだった。
しかし覚悟とは裏腹に、現実の近しい人の死は驚くほど彼女の心を抉っていた。
これまでの人生のほとんどを共にしてきた男性は死んでしまったのだ。それも、どんな理由があろうとも自分の手で。
「オリエ、そろそろ行こう」
「……はい」
見上げた先にはこれからの人生を共にするであろう男の姿があった。
眉目秀麗な顔立ち、貴族的な振舞い、逞しい体つき、自信に満ち溢れた態度。
勇者というだけあって、ずば抜けた剣の腕前に魔力。比べてはいけないが、ヒサクとは何もかも違う男だ。
この半年にもわたるつらい旅も、彼がいたからこそ成し遂げられた。どれだけ彼女が助けられたか分からない。
「……戦いが終わったら、彼に立派な墓を建ててあげよう」
悲哀に暮れるオリエを気遣うように、セルスはそういって彼女の肩を抱く。セルスの心遣いが彼女にはひどく嬉しかった。
だが、オリエは首を横に振った。
「いいえ、あの人はたぶんそんな事は望んでいませんから、それよりも……」
優しく控えめな彼の事だ。英雄として扱われることを決して望まないであろう。
(彼のためにも魔王を……)
死んでしまった彼は戻ってこない。尊い目的のための犠牲。しかしそれは、オリエとセルスが魔王を打ち倒して初めて言えることだ。
ヒサクの死を無駄な犠牲としないためにも、彼女達が魔王を倒さなければいけないのだ。
「セルス様、いきましょう」
そしてオリエには使命があるのだ。世界を救う。聖女と勇者である、オリエとセルスだけに可能な使命。
彼女の決意は、今までになく高まっていた。魔王の卑劣な計略。そのために無残にも犠牲になったヒサク。
全てが許せない事だった。
最後に彼の墓標となった剣を振り返る。
(ヒサク……)
もしセルスが、ヒサクが操られているかもしれないと事前に忠告してくれていなかったら、
この剣によって世界の希望は失われていたかもしれなかった。しかし現実には、魔王の企みは失敗したのだ。
(私、幸せになりますから)
魔王さえ倒せれば、何もかも上手くいくはずだった。世界は混沌の時代から平和の時代へと向かうだろう。
何より……、優しげな微笑を浮かべたオリエはそっとお腹を撫でる。
セルスと、そして生まれてくるであろうお腹の子供との生活が彼女を待っていた。
きっと彼も、オリエの幸せな生活を天から祝福してくれるに違いなかった。
252:あとがき ◆VcLDMuLgxI
09/04/27 22:38:17 e/r2YiZy
・元ネタは前スレのこれです。今更ですが、書いていたのを今更見つけたので投下してみました。
77 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/01(月) 12:41:54 ID:fZkWREtc
考えたのが
ヒロイン→田舎で夫と仲良く暮らしていたが、魔王を倒せることができる伝説の聖女だった事が発覚し旅立つ
寝取り男→世界を救う勇者。良い意味と悪い意味でKY。ヒロインと旅立つ。
ちなみに魔王を倒すには聖女と勇者の愛が必要
ラストは誤解が誤解を生んで二人の愛を阻もうとする夫をヒロインは魔王に操られたと勘違いして泣く泣くバーストストリーム。
というネタを思い付いたんだが誰か書いて
・短編にしたかったので最後の部分だけにしました
・ですので終章はタイトルです。
・ですので↑とは色々違います。
・以上です
253:名無しさん@ピンキー
09/04/28 00:35:36 EXogj7pz
誤爆?
254:名無しさん@ピンキー
09/04/28 00:53:22 LqT5UUOf
>252
とりあえず乙。
ただ、さすがに唐突で状況が掴みにくい。
これではヒロインがただの自己陶酔型の独善KY女だ。
いまいち寝取られて悔しい感じがしない…。
255:名無しさん@ピンキー
09/04/28 02:44:05 uvNwfBW7
寝取られ………か?
唐突に思ったんだが、皆は現代モノとファンタジーどっちが好きなんだ?
256:名無しさん@ピンキー
09/04/28 12:21:15 /EtgpWag
普通は現代モノがいいが
身分差とか戦争とか洗脳とかある場合は
ファンタジーや歴史的な話がいいかも。
257:名無しさん@ピンキー
09/04/28 21:57:26 k1Jj7yWs
ROCOさんが公衆便所スレに投下してるのがNTRっぽくなってきたよ
258:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:08:21 B8ch32lX
ROCOはもういいよ……
259:名無しさん@ピンキー
09/04/28 23:56:48 X9W8iQdQ
でも、ここだとROCOさんが一番まともなSS書きさんでしょ。
あの人以上なんているの?
あ、ちなみに本人じゃないですよ^^;;
260:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:40:19 P/FAPNRi
確かにROCOは多作家だが、女キャラの口調や性格が二次オリジナル総じて同じなのが戴けない。
……なの!って語尾見る度に吹き出しそうになる。
261:名無しさん@ピンキー
09/04/29 00:42:09 EOwMyB+j
いままでNTR見て抜いてきたり書いたりしてたけど
最近ラッシュで5、6作長編読んだら、途端に反応しなくなったワケだが
どっかで見た剣なんちゃら~を見たら
3日食い物リバースした
おまえらも気をつけてね
262:名無しさん@ピンキー
09/04/29 01:22:16 jUoragvC
物心ついたときからのNTR好きの変態だから大丈夫
中学でぷっつん読んでハァハァしてた
263:名無しさん@ピンキー
09/04/29 01:50:22 OWB/t2Mm
元鞘ENDはダメだって言うけどそれも持って生き方しだいだと思うんだ
練習~とかそういう頭の弱い子の元鞘ENDはダメかもしれないが寝取り男の陰謀によって行き違いが生じ、終始女に相談にのってた寝取り男が寝取り成功する
しかし寝取られ男は挫けず寝取り男のクズな本性を女の前で暴き、女は泣き崩れ寝取られ男に謝罪する。
そのまま元鞘だと変わり身早すぎ!なので何ヶ月か何年か時間おいてから元鞘だったら寝取られたけど寝取られを乗り越えたという中々キレイな終わり方になるんじゃないだろうか。
あるいは快楽落ち→主人公セックス修行→寝取り返しとか?それはダメか。
264:名無しさん@ピンキー
09/04/29 05:20:44 g3RAthZw
いや結構ありがちだと思うぞそれ
俺的にはとことん不幸か幸せになってほしいからそういう終わりは面白い
後者はギャグ調がいいね
265:名無しさん@ピンキー
09/04/29 11:55:29 12FFFQEY
元鞘ENDだった時のチンコの萎えぐわいを思うとネーナ
やっぱり外見変化があれば最高
『理想の彼女』は聖典です
266:名無しさん@ピンキー
09/04/29 12:05:33 Ajs7LCwx
個人の嗜好の問題だろうけど、外見変化はない方がいいなぁ。
見た目は付き合っていた頃と同じで、
でもアイツの前でだけは…みたいのがいい。
267:名無しさん@ピンキー
09/04/29 16:27:47 12FFFQEY
寝取り男の嗜好に染められていくのが良い
ヒロインがMになる作品っていっぱいあるけどSになる作品って少ないよね
268:名無しさん@ピンキー
09/04/29 17:21:02 OiY/UTs3
その前後を合わせるとこんなのか?
「ごめんね○○君…私もう、あの豚野郎を痛めつけないと生きていけないの」
「それとも、○○君が豚野郎の代わりになってくれる?」
ヒロイン恋しさに一旦は承諾するものの、激しい責めに耐え切れず、命からがら逃げ出す主人公
その後
「○○君は30分も持たずに逃げ出したよっ! まともな人間なら当たり前よねっ!」
「それでこんなに喜ぶなんて、アンタはどうしようもない屑の変態だねっ!」
寝取り男(?)を責めたてるヒロインの姿で幕。
なんかもう寝取られって感じが全くしない。
269:名無しさん@ピンキー
09/04/29 17:59:48 12FFFQEY
>>268
いや、かなり良いぞ。
でもSになる過程が自分には思いつかないんだよな……
寝取りM男にお願いされてとか、秘密を握られ脅されぐらいしか思いつかない
270:名無しさん@ピンキー
09/04/29 20:00:24 hMQFP0lo
寝取られ男は元来そういう気質の女だった事に気付かなかったけど
天性のMだった寝取り男は初対面で分かったとか
271:名無しさん@ピンキー
09/04/29 22:21:36 WdJFPoGP
>>268は正直ギャグとしか思えんがヒロインサド化はありだな
NTRより悪堕ちに近い気もするが
272:名無しさん@ピンキー
09/04/29 23:55:52 mVdQHqhF
寝取られ男のことは愛してるんだけど、それを裏切ることの背徳感こそ最高だと
寝取りに植えつけられるってのがいい。
273:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:09:14 AOG6II2w
いやー悪堕ち系は俺の精神の均衡のためにやめてほしいなぁ・・・
正直ね、もう心の傷は負いたくない。
274:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:33:37 hb2ywPh6
なんとなく思ったんだが
M男がS女を他のM男に奪われるというのも寝取られになるんだろうか
「アンタより踏み心地がいいわ!ほらもっと豚のようにお泣き!」
「そんな・・・俺が踏まれたことないそんなとこまで!やめろー!」
「うおおもっともっとーーー!」
・・・なんじゃこりゃw
275:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:38:05 zPmPgSnS
>>268
男S女Sのカップルで、普段のHはヒロインが我慢している。
舐めろとかの命令口調やくすぐり攻撃、目隠しプレーに付き合って
感じているふりをしながらも欲求不満はたまる一方。
そんなときひょんなことから寝取り男(後輩)と二人で飲むことになったヒロイン。
酔った勢いで後輩をくすぐったり、耳に息を吹きかけたりしてしまうヒロイン。
その時は何もなかったが、耳に息を吹きかけた時の後輩のあえぎ声がどうしても忘れられない。
彼氏とのHの時に息を吹きかけようとしたが、すぐに鬱陶しがられてやめさせられた。
普段の付き合いは何の不満もないし、彼氏以外とつき合うなんて考えられないヒロイン。
しかしそうであればあるほど欲求不満がたまっていく…
欲求不満が限界に達しそうになったとき、仕事で些細な失敗をした後輩をビンタしてしまう。
あまりの快感に恍惚としてしまうヒロイン、しかし目線の先には同じように恍惚とした表情の後輩がいた。
そしてどちらからともなく、「今夜、飲みに……」
寝取られじゃなくて浮気だなこれじゃ。
276:名無しさん@ピンキー
09/04/30 10:57:57 UlZPbLjO
>>275
男S女SがカップルでM男をシバけば無問題。
277:名無しさん@ピンキー
09/04/30 11:06:16 Jw8uImvw
寝取られは受動的で、Sは主体的だから成立しないんじゃない。
大阪から東京行くのに、福岡行きの新幹線に乗るようなもんだ。
278:名無しさん@ピンキー
09/04/30 14:57:03 3DB48PHP
登場人物が三人しかいないからダメなんだよ
ヒロインを導く四人目の人物(あるいは集団)が必要だと思う
もちろん性的なことはノータッチであくまで誘導のみ
279:名無しさん@ピンキー
09/04/30 15:21:56 JzLC33DA
>>273
貴様にはカテジナさんが相応しい
280:名無しさん@ピンキー
09/04/30 22:57:31 AOG6II2w
いやあれは悪堕ちってか・・・
まぁカテゴリ的には悪堕ちなんだろうけど変化が激しすぎてついていけないというのが正直なところじゃないだろうか。
ところで今回の誘惑の年上アパートあまりにもどぎつい寝取られ臭がプンプンでまだ寝取られてもいないのに心拍数が・・・
主人公が調子に乗ったヤリチン野郎だから寝取られても仕方ないかもだけど幼馴染はやっぱきつい
281:名無しさん@ピンキー
09/04/30 23:39:09 humRcC8j
「理想の彼女」ってなんだっけ
282:名無しさん@ピンキー
09/05/01 00:46:29 y8wn10ii
>>281
しょーがねーなー
URLリンク(starfleetb.dyndns.tv)
283:名無しさん@ピンキー
09/05/01 01:00:40 S9IQNGmL
>>282
ありがとー
284:名無しさん@ピンキー
09/05/01 03:19:51 EMsfXs0P
>>282
…ふぅ
粗はあるけど、服装や髪が変わるのがツボ過ぎた
これ叩き台にしたエロゲとか欲しいなー
285:232
09/05/01 14:41:13 TEKKclJ1
>>233
よくお分かりで。
寧ろ社会に復帰したと聞いて「チッ」と思ったし寧ろ「死んだらよかったのに」と本気で思った
後者は知らない
286:名無しさん@ピンキー
09/05/02 14:53:06 RxxvgnPZ
>>282
これってトップページはどこになるの?
他の作品も見てみたいわ・・・
287:名無しさん@ピンキー
09/05/02 16:09:21 iOJ+VlP4
>>282だが、知らん。っていうか他の作品あるなら俺が知りたい
288:名無しさん@ピンキー
09/05/02 20:15:24 wYvCNC/K
>>286
板あるみたいだから直接聞けばいいのに
289:名無しさん@ピンキー
09/05/03 22:15:02 gZPZRX82
さっさと投稿しろよカスども。
290:名無しさん@ピンキー
09/05/03 23:10:46 nLpWKVfT
シュウマツの続きまだかなー?
291:名無しさん@ピンキー
09/05/05 00:14:59 3eVSO0g0
お前らが好きそうな話題
URLリンク(detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)
292:名無しさん@ピンキー
09/05/05 03:06:21 Edwgufvi
俺なんて幼馴染2人が転校生に寝取られるヤツずっと待ってる
293:名無しさん@ピンキー
09/05/05 06:04:41 OXSK9zc8
>>292
そんなんあったっけ?
294:名無しさん@ピンキー
09/05/05 18:04:06 zK+t+WSK
ここのマダーは基本そんなんあったっけのが多い
295:名無しさん@ピンキー
09/05/06 18:56:21 vco/hLMw
GW最終日になったのに、お前ら何やってんの?
たった一つですら投下出来ないの?
生きる価値あんの?
296:名無しさん@ピンキー
09/05/06 19:29:15 6ip6SWHq
作者達は他スレに寝取られたんだろ
297:名無しさん@ピンキー
09/05/06 21:55:33 IXOHz941
>>290
シュウマツの続きなんて需要あるんでしょうか。
需要ないもんだと思って続きは封印してしまいましたが……。
298:名無しさん@ピンキー
09/05/07 00:04:33 4Elspc3h
あるある!
例え誰も待っていなくても、俺はずっと待っていた!
できれば話の最後まで投下して欲しい!
299:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:06:12 zzA2lFkg
つか日付変わるまで待ってた時点で自演というより、自演を怪しませる荒らしに思えなくもない
300:名無しさん@ピンキー
09/05/07 20:14:17 k5TenGLe
俺は普通に、シュウマツの続き楽しみだけどなぁ。
彼女を寝取ったあと、剣道娘をどうやって寝取るのか楽しみだし。
寝取りサイドでも楽しめる感じなので、俺は好き。
301:名無しさん@ピンキー
09/05/08 01:18:52 kJ/kjciZ
シュウマツってなんだっけ
302:名無しさん@ピンキー
09/05/08 01:37:30 iK9JjXaG
うんこの事。
また一つ賢くなったな!
303:名無しさん@ピンキー
09/05/08 01:38:56 0gvO1zJs
バイオハザードが発生
↓
彼女と逃げる
↓
寝取り男に裏切られて自分だけ逃げ遅れる
↓
すんでのところで剣道の女の子に助けられる
↓
寝取り男は彼女にあいつは死んだという
↓
寝取る
確かこんな感じの話
304:名無しさん@ピンキー
09/05/08 23:13:27 RmtDL1M6
そいやハイスクールオブザデッドは
原作者引きこもり中らしいな
305:名無しさん@ピンキー
09/05/08 23:25:39 tV1d5AI0
前スレで
傑作・母エルフ@陵辱を書いてくださいました作者様、お元気ですか?
息子の成長後の話も気長に待ってますので、できればよろしくお願いします。
306:名無しさん@ピンキー
09/05/08 23:58:38 kJ/kjciZ
>>304
完結させた作品が確か1つしかないやつだからね
まぁ、さもありなん、って感じ
いい加減にして欲しいが
307:名無しさん@ピンキー
09/05/09 01:51:44 3eP3MLNX
未だに地連とRSBCの続きを待ってるよ
308:名無しさん@ピンキー
09/05/11 00:23:49 snD2Ohir
ほら、乞食共が口開けて餌を待ってるんだから、さっさと投下しろよカス。
お前ら作者にはそれしか能が無いんだから、糞ひり出しながらテキスト打ち込めよヴォケ。
完成した暁にはうちに来て尻軽幼な妻をファックしてもいいぞ
309:名無しさん@ピンキー
09/05/13 19:32:52 PyAYKhOH
ここで悠久の螺旋って話題になった事あったっけ?
310:名無しさん@ピンキー
09/05/14 03:46:23 uM66xqQV
いつもお世話になってます。以前紅の寝取られを書いた者です。
今度はオリ物を書いたので投稿させていただきます。ただし、無駄に長い上に校正する前に力尽きました。
ですので、問題点が前作にも増して多くなっていると思います。それでもよろしければ、読んでやって下さい。
URLリンク(www1.axfc.net)
パス:netorare11
311:名無しさん@ピンキー
09/05/14 04:10:02 9gclG2dg
>>310
開いた瞬間右のスクロールバーが小さすぎて読む気なくしたけど乙
完結物を投下してくれるだけでありがたい
312:名無しさん@ピンキー
09/05/14 11:13:05 YpGmwQPD
>>310
なんという大作・・・
これくらい長いと喪失感もひとしおだわ
ただ携帯の人もいるし、最近レス止まりがちなんでこっちに投稿してもいいんじゃないかな?
すごく良かっただけにもっと読んで貰いたい。
313:名無しさん@ピンキー
09/05/14 11:40:48 2CrtU1EF
今からでも投稿した方がいいと思った
314:名無しさん@ピンキー
09/05/14 15:03:18 QOxxmCNO
>>310
乙。
久々の大当たり
315:名無しさん@ピンキー
09/05/15 01:15:45 gVOsdRTE
>>310
すげー良かった
山場が多すぎて目のやり場に困るw
こんだけ長いなら前編後編で区切って
途中に夏休み中の修二でも挟むとメリハリ効くかもね
あと、尻への愛はものすごく伝わった
316:名無しさん@ピンキー
09/05/15 17:55:37 T7EaHgsU
>>310
読み応えある。エロい。
317:名無しさん@ピンキー
09/05/15 22:33:51 NvI1fCcI
もう消えててがっかり
318:名無しさん@ピンキー
09/05/15 23:12:23 +rmtz4I6
>>310
はや!もう消えてるよ。
再Up希望。
319:名無しさん@ピンキー
09/05/15 23:16:28 Q4vi7u5p
というかここに投下してくれたほうがいいような。
320:名無しさん@ピンキー
09/05/15 23:25:50 ik+ZtI54
オリじゃなくてロリ寝取られだったのが個人的には惜しい
321:名無しさん@ピンキー
09/05/16 00:13:56 A6PEbnX7
まだ読んでないけどざっと見て長かったから投下したら相当の量だね
322:名無しさん@ピンキー
09/05/16 00:37:09 mN9L1L3a
保存はしてるが読む気にならんw
323:名無しさん@ピンキー
09/05/16 02:55:06 thClKjzL
長文投下するのは、かなり手間なんだよ。
地の文が長いと文字数制限に引っ掛かるから適当に改行入れて体裁を整えたりするのに手間がかかる。
あの量だったら一時間以上かかるだろ。
校正する気力もなかったのは書き上げた疲労感からだろうから、そんな状態でちまちまスレに投下できるわけが無い。
とにかくお疲れ様です。
俺は寝取り派なんで、兄貴側の視点描写があって、紅のときよりも楽しめた。
弟の蔑み方はおとなしい気もするけど。馬鹿にしながら手淫で抜く描写がもうちょっと欲しかったかな。
GJでした。
324:名無しさん@ピンキー
09/05/16 20:01:54 QkGpopw+
消えていて見逃した。
残念、見たかったです。
325:名無しさん@ピンキー
09/05/17 01:54:19 fEbqEbRI
ロリなので残念
外見変わらないので残念
326:名無しさん@ピンキー
09/05/17 05:26:11 +rOV8FcR
>>324
セックスと知らないでセックルをするような子を調教する話だよ
327:名無しさん@ピンキー
09/05/17 09:56:30 Wg31+usC
>>324
もうじき有志がwikiに登録してくれるだろう。
328:名無しさん@ピンキー
09/05/17 13:02:15 3lyt7S1A
>>326
な、なんだと!?
くそう!そんな大好物を見逃すとは何たる失敗
329:名無しさん@ピンキー
09/05/17 16:08:51 9jF9uOUW
>>328
(`・ω・)人(・ω・`)
最近過疎ってたからって油断したわ…
330:名無しさん@ピンキー
09/05/17 19:18:51 y0H9B43B
(`・ω・)人(・ω・)人(・ω・`)
331:名無しさん@ピンキー
09/05/17 19:39:26 HUHYbEdg
_, ._
( ・ω・) ンモー !. .
○={=}〇, ; .'´ `. ゙ ; `
|:::::::::\,.'.;´," :´,´' . ゙ .` .
,,.,.,.,,.,.,,,,.,.,`(.@),,.,.,ω・)人(・ω・)人(・ω・`) !
332:名無しさん@ピンキー
09/05/17 23:40:03 htmwoIq7
(`・ω・)人(・ω・)人(・ω・`)
333:名無しさん@ピンキー
09/05/20 22:05:26 RUWvrBYp
>>310の再うpは…まだか
334:名無しさん@ピンキー
09/05/21 00:28:10 gAO4TsYc
今日から朝と晩に毎日再うpを確認する
335:名無しさん@ピンキー
09/05/21 00:32:42 9qNQzdIk
wiki
336:名無しさん@ピンキー
09/05/21 01:19:45 Jg2a2gxd
長いだけで、たいして使えなかったが…
ロリだし、見た目かわんないしで残念
337:名無しさん@ピンキー
09/05/21 07:43:48 IKg7su79
>>336
おまえの趣味はどうでもいい。
338:名無しさん@ピンキー
09/05/21 23:35:27 EhqHXVnr
見た目かわるってどういう意味だろう?
普段ロリもの読まないから分からない
339:名無しさん@ピンキー
09/05/22 02:34:30 g39eGkOD
寝取り男の影響や趣味に合わせてルックスが変わるって事
例えば寝取り男が坊さんだったら
髪型がスキンになったり、着る物が袈裟になったり、アクセサリーが数珠になったり
340:名無しさん@ピンキー
09/05/22 09:34:17 6GRd4wba
:(;゙゚'ω゚'):
341:名無しさん@ピンキー
09/05/22 10:19:52 VXuHBcC9
>>339
冗談で言ったのかも知れないが、それはそれで興奮した
342:名無しさん@ピンキー
09/05/22 11:06:46 YlfqMcls
見た目変わらなくても中身は実は…って方が俺は好きだなぁ。
好みの問題だと思うけど。
343:名無しさん@ピンキー
09/05/22 12:26:48 7UAT5MOH
逆にマイナスからプラスになるのが良い
お転婆で横着かったのがお淑やかで真面目になったり
344:名無しさん@ピンキー
09/05/22 14:30:55 +/jMGlEg
>>343
Tシャツ、ジージャン、ジーンズが基本の彼女が白いブラウスにフレアスカート姿に。
下着も基本、健康的に薄いピンクか水色で上下の組み合わせもそれほど気にしていなかったのに
花柄のショーツ、ブラ、キャミソールがワンセットでデザインされたものにかわる(セクシーというよりオシャレ)
一人称も「うち」「自分の名前」から「わたし」に
お揃いで買ったGショックが巻かれていた腕にはグッチの時計が(10万ぐらいでプレゼントされたか自分で買ったか謎)
医者とか御曹司とか金のあるDQNに弄ばれてるのがいいなあ。
345:名無しさん@ピンキー
09/05/22 14:48:47 GNu9BGVh
もとの彼女どんなんだよwwww
346:名無しさん@ピンキー
09/05/22 14:54:18 6X0Vp6gE
オタ女臭いな
そうなるともう、NTRなのか更生ボランティアなのかわからん
347:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:25:22 ELJPXPbA
>>343
なるほど
フレンドリーな娘だったのが
芸能人化とか
大金持ちの奥様化とか
プリンセス化とかもいいんでね?
348:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:29:40 ELJPXPbA
と思ったがフレンドリーではマイナスではないな
ビッチ風な実は処女でなんとか
349:シュウマツ2
09/05/22 15:31:22 HHvnarvy
>>45
の続きを投下させていただきます。
350:シュウマツ2
09/05/22 15:33:45 HHvnarvy
「はい。正人お茶だよ」
「ありがとう」
あかねから紙コップに入ったお茶を受け取る。
剣道場に逃げ込んで約半日。夜が来た。体育館の中を見て回ったけど、僕らの他に
人はおらず、体育館の中は僕とあかねの二人きりだった。
あかねの所属する部活、剣道部の更衣室で僕はあかねが用意していたというお茶を
貰っていた。
本当はすぐにもさくらのいる場所に行きたかった。
けど、あかねを危険に晒して僕だけここを出るという身勝手も出来るわけがない。
電話をかけせめて無事だけでも伝えようと思ったけど、繋がらなかった。ネットにも繋
がらない。
体育館の中、携帯電話というツールしか持たない僕らには原因なんか分からなかっ
た。ただこの状況を受け入れるしかない。
くそっ。
どうしようもない焦燥があった。斉藤くんがさくらと一緒にいるだろうということも気掛
かりだった。
「正人?」
「ん?」
「難しい顔してるよ。ま、仕方ないけどね」
あかねが笑う。僕もあかねの笑顔につられるように笑っていた。
せめてもの救いはあかねが一緒にいてくれたことだった。
彼女とは高校からの付き合いで、さくらを除けば女子で一番仲が良い。
「さくらもいるの?」
「え?」
「正人が心配そうな顔してるから」
「あ、あぁ」
あかねから貰ったお茶をあおる。
「そういえば今日デートだったんだよね」
「ぶっ」
そして、飲んでいたお茶を吹き出した。
「ななななな、なんで知ってるの!」
「んー、女の感かな」
感の一言で人のデートを予想されても困る。それとも僕はよほど解りやすい顔をして
いたのだろうか?
「……そうなんだ」
「はぁ、やっぱりデートしてたんだ」
351:シュウマツ2
09/05/22 15:34:15 HHvnarvy
「う、うん」
「楽しかった?」
「いや、楽しいも何もいきなりこんな状況で逃げるのが精一杯で……」
「そっか、それもそうよね」
そう言うとあかねは何故か不機嫌そうな顔でそっぽを向いた。
?? よく意味は分からなかったが……その恥ずかしい。クラスメートにさくらとのデー
トのことがばれてたなんて……。
「そういえば、さくらは何で学校に?」
「え?」
「剣道部って日曜はなかっただろ?」
前にあかね本人からそう聞いた。たしかみんなで遊園地行こうと誘われた時だ。
「別にただの自主練よ」
「へぇ、凄いね」
「~~っ!」
僕がそう言うとあかねは何故か顔を赤くして睨んだ。え? 怒った?
「……あんたたちがデートしてるんだもん、気になってじっとしていられなかっただけだ
もん……正人の鈍感馬鹿」
「え?」
小さな声でぶつぶつとあかねがつぶやいていた。
「なんでもな~い」
相変わらず不機嫌そうな声であかねが言う。
ただその不機嫌さはいつもの教室でのやりとりと一緒で、異常な状態に置かれたの
にそこだけは変わってなくて……心地よかった。
「そんなことより正人。変なことしないでよ」
「え? 変なこと?」
「私と二人っきりだからって、そのえっちなこととか」
「しないよ!!」
僕は大きな声で否定した。
だいたい、そんなことしたら僕の身が危ない。あかねさん、自分は剣道部エースで
しょうが。僕なんか返り討ちだ。
「そ、ならいいんだけど」
「当たり前だろ」
僕にはさくらがいるんだから……。
思わず続きそうになった言葉を飲み込む。
「……ちぇ……」
こうして僕らの初日は過ぎていった……。
352:シュウマツ2
09/05/22 15:35:02 HHvnarvy
2日目。
異変が起きて初めての朝だった。
目覚めたのはもう十時にも近い時間で……私は隆くんの腕を枕に眠っていた。隣に
いるのは裸の隆くんで……もちろん私も裸だった。
昨夜の記憶は鮮烈に脳内に残っている。
隆くんに初めてを捧げ、あとはただ隆くんにされるがままだった。
ううん、違う。最初のうちは隆くんに全てを任していた、でもいつのまにか私も隆くんを
求め、互いに貪り合っていた。
空が白くなる頃、大きな声で隆くんのものをねだっていたのを思い出す……。
信じられなかった……。
ほんの24時間前は隆くんとこんなことになるなんて想像も出来なかった。そして、私
がこんなに……その、えっちだなんて。それとも女の子はみんなこうなのだろうか?
「んっ……」
小さな声で隆くんが唸る。けど目覚める様子は無かった。
疲れているのだろう。『奴ら』に囲まれた状況も状況だけど、昨夜は隆くんは私を抱え
上げ何度も突きあげた。当然疲れるだろう。
私は隆くんを起こさないようそっと起き上がる。
隆くんに脱がされた服を拾い集め、着る。ただ、体中に隆くんの体液がこびりついて
いたし、汗もかいていたので早く体を拭きたかった。ただ、隆くんに注いでもらった精液
も、かけられた精液も決して不快なものではなかったけど……。
「ちょっと、お手洗いに行ってくるね」
隆くんの寝顔にちょっとした照れと愛おしさを感じる。あどけない隆くんの寝顔に感じ
る感情は今まで体験したことのないものだった。やっぱり体を合わせると何かが違うのかな?
353:シュウマツ2
09/05/22 15:35:47 HHvnarvy
濡れたタオルを使い、体を拭いていく。
汗とこびりついた精液を落とす……隆くんに注がれて……あまりの量に今もまだ垂
れてきている白濁としたものを拭き取り、ふと淋しさに襲われた。
(捧げちゃったんだ……)
マサくん……。
好きな人は昔から決まっていた。
ずっと一緒だった幼なじみ。
ひょっとしたら昨日のデートでマサくんと結ばれるかも……そんな風にさえ思ってい
た。
でも、私の初めての人は全然別の人で……そして、マサくんはもうここにはいなかっ
た。
「マサくん……」
言葉にすると寂しさが溢れる。
でも昨日ほどどうしようもない切なさ、淋しさではなくて。
それはきっと隆くんのおかげだと思う。
「マサくん……私ね」
隆くんに言われたように、マサくんのことを忘れよう、そんな風には思わなかった。思
えなかった。
マサくんとの思い出は胸の奥にずっとある。
忘れない……でも……。
(でも……?)
自分のつぶやいた言葉に疑問を抱く。でも、何なのかな?
「あ、」
お手洗いに一人の女の子が入ってきた。
「あ……」
佐伯先生と一緒にいた図書委員の一人だった。私の姿を見かけると、彼女はちょっ
と気まずそうな笑みを浮かべた。
「あの、その……」
表情で分かる。たぶん、彼女は……いや、みんな昨夜のことを知っている。
顔から火が出る思いだった。よくよく考えればバレて当たり前だろう。あんなに大きな
声を出していたのだから。うぅ……。
「えっと、その佐伯先生が呼んでたよ」
それだけ言うと彼女は出て行ってしまう。
何と言うか、その非常に気まずかった。
354:シュウマツ2
09/05/22 15:36:36 HHvnarvy
事態は完全に停滞していた。
外にいる『奴ら』は変わらずそこにいて……むしろ数を増やしていた。
電話は繋がらず、テレビやラジオは耳障りなノイズを放つ。
助けを呼ぶことも、事態を把握することも出来ず完全に行き詰まっていた。
ただ、非常用の食料などはまだまだあったし、電気も水道も通っていた。校舎への
入口も破られた様子はなく、安全がそこにはあった。
私たちには出来ること、為すべきことが何もなかったのだ。
だから……、
「んちゅ、どうかな……」
私は初めてを捧げたあの教室で隆くんといた。
おちんちんを露出した隆くんの前に私はひざまずく。そして、隆くんのおちんちんに舌
を這わしていく。
図書委員の子たちが図書室に消えていった後、手持ちぶさたになった私を隆くんが
誘った。
最初は断ろうと思った。
けど、何もしていないとやっぱりマサくんのことを思い出して寂しくなってしまいそうで
……結局、私は隆くんとすることを選んだ。
隆くんに抱かれている間はマサくんのことを思い出すことはないのだから。
それに……、私自身隆くんとの行為に期待が無かったかと言えば嘘になる。
「気持ちいい?」
喉の奥までくわえ込み、唇をすぼめ動かす。
これは隆くんから教わったことだった。
昨夜、一度挑戦して失敗したことでもあった。だから今は再挑戦。
そして、他に隆くんにはたくさんのえっちなことを教わった。
えっちの仕方だけじゃない、どうすれば男の人が気持ちよくなれるか、どうすれば私
が気持ちよくなれるか……今まで私が生きてきた価値観を変えてしまうほどの強烈な経験をくれた。
355:シュウマツ2
09/05/22 15:37:36 HHvnarvy
(おちんちん……)
そんな言葉を教えてくれたのも隆くんだった。えっちの時はそう言った方が気持ち良
いって……。
「んああ、ちゅ、んぐ……んっ」
「さくらちゃん、そろそろ」
私の口の中でおちんちんが震える。膣内で何度も感じた射精の前兆だった。
「顔に出すよ」
射精の瞬間、私の口から勢いよくおちんちんが引き抜かれる。
ピュッ
熱いシャワーが降り注いだ。熱くてネバネバしたものが私の顔に降り注ぐ。
「あ……」
顔についた精液に触れる。白くてドロリとしたものが指についた。
「ほら、さくらちゃん」
隆くんが私の顔についた精液をぬぐってくれる……そして、そのネバついた指を私の
口許に差し出した。
「え?」
「舐めてよ」
「…………」
舐める? これを?
驚きで隆くんを見上げるけど、隆くんは笑顔のまま有無を言わさず私の口に精液ま
みれの指を突っ込んだ。
356:シュウマツ2
09/05/22 15:38:35 HHvnarvy
「うん、気持ち良いよ、さくらちゃん」
隆くんが私の頭を撫でてくれる。それがちょっとこそばゆく嬉しくて、私はおちんちんを
舐める動きを激しくしていった。
「んちゅ、ん、あ、ちゅ。んん」
唾液を塗して何度も何度も唇で擦る。隆くんの先っちょから出た汁と私の唾液が混じ
り合って下品に私の唇から垂れていた。
「ん、んんちゅ」
鼻をつく精液の臭い。でも、この臭い……。
じゅん……と股間が熱くなる。
隆くんのおちんちんを舐めていた時からちょっと濡れていた。そして、この臭いをかい
だ瞬間、もっと熱くなった。
「んん、ちゅ、ちゅ」
気がつけば私は隆くんの指を舐めていた。まるで隆くんのおちんちんを舐めているよ
うに。
「今度する時は口の中に出してあげるよ」
「んちゅ、ん、うん、ちゅ、んん」
上目遣いに隆くんを見上げながら私は指を舐めつづける。精液なんかすっかり飲み
込んでいたけど、私は隆くんを求めるのをやめない。
欲しいの……もっと太いのが……。
一瞬、頭に浮かんだ思考に驚く。私は一体何を考えたんだろう?
「ほら、今度はさくらちゃんの番だね」
隆くんは指を引き抜くと、私を押し倒す。
「あ……」
「今度は俺が舐めてあげるよ」
「…………」
隆くんが私の太ももに手をかけ開いていく。私はそれに抵抗するどころか、自ら足を
開いていく。隆くんに捧げ、隆くんに掘られた場所。
そこは隆くんの視線を感じるだけで熱く疼いていた。
「あぁ……」
熱い……身体が……。
どうしてこんなにしたいんだろうか? 夜もあんなに隆くんとしてたのに……。
隆くんと身体の相性が良い? そんな理由だけじゃない何かがそこにはあった。
でも……そんなことはどうでも良かった。
「あああっ!」
秘所に隆くんの舌が潜り込んでくる。
357:シュウマツ2
09/05/22 15:39:27 HHvnarvy
隆くんの与えてくれる快感の前には、そんなこと些細な問題だった。むしろずっと熱く
なる身体はずっと隆くんを感じていられる……。
「隆くんっ! 隆くんっ!」
世界が隆くんで染まっていく。今の私には隆くんが全てだった。私たちを取り囲む異
変も、そして時折、胸をよぎる誰かのこともそれは全て……些細なことだった。
「ああああああーーーー!!」
隆くんがクリトリスを舌で転がす。その瞬間、びっくりするくらいの快感が流れた。
何度弄られても、そこは気持ちいい。それに隆くん急に弄るんだもん。
「…………」
ちょっと抗議するような目で隆くんを見ると苦笑を浮かべ、……私にキスをした。恋人
同士が交わすような優しいキス。
でもそれはすぐに熱いキスに変わっていく。
「さくらちゃん……」
隆くんの言葉に私は頷いていた。
私は隆くんに導かれ、絶頂に達していた。
「脱ぎなさい」
唐突にあかねが言った。
3日目の朝である。
剣道場のすぐ隣にある剣道部の部室兼更衣室。雑然と防具やら竹刀の置かれた場
所であった。
「え?」
あかねの言葉の意味が分からず、僕は聞き返した。いや、脱ぐって……。
「服、一昨日から全く着替えてないでしょ」
「そ、そうだけど……」
それで、どうして脱ぐという発想に至るのだろうか?
「せめて下着ぐらい洗濯してあげるから。貸しなさいよ」
「え、遠慮するよ」
「だーめ」
世話焼きというか何と言うか……普通クラスメートの下着を脱がせて洗濯しようとす
るかな?
358:シュウマツ2
09/05/22 15:40:47 HHvnarvy
「今はもっと他にすることが……」
「ない」
言い切った。
「あの、僕、着替えないんだけど」
「そこに洗濯した剣道着があるでしょ」
部室の隅に綺麗に畳まれた剣道着を指差し、あかねがにじり寄る……ある意味外に
群がる『奴ら』より恐ろしかった。
「うう……」
結局、どうなったかと言うと……、
もちろん、僕があかねに勝てるわけはなかった。
「んー」
袴の下がスースーする。服だけでなく、パンツもシャツも剥ぎ取られた僕は仕方なく
ノーパンで剣道着を着るという格好だ。まさかこんなことになるなんて……。
「あのね、剣道着って本来パンツ履かないものなのよ」
同じく剣道着のあかねが言った。
うん、それは知識としては知っていたけど……剣道部員でもなんでもない僕にとって
はとても違和感がある。
「……あれ、ということはあかねも今」
「何か、言った?」
妙に迫力のある声であかねが言う。
……………………。
…………。
「いえ、ナンデモナイデス」
恐怖に声が片言になる。
……でも……。
「う……」
あかねの姿を見る。
足首あたりまで覆う袴は普段の制服より絶対露出は少ない。だけどその下に何もな
いのだとしたら……意識するなというほうが難しい。
それに……下を履いてないとしたら当然『上』もだろう。ふとしたはずみで開けてしま
いそうな剣道着を見てると……その、うぅ……。
普段だったらここまで気になることはないだろう。だけど二人っきりという状況、『奴
ら』に囲まれるという異常な状況がいつもと違う空気を生んでいる。
気まずくなって僕はあかねから目を逸らす。
すると小さな……どこか嬉しそうな声がかすかに届いた。
「……少しは女の子として見てくれてるのかな……」
う……あのその、あかねさん、そんなセリフは……。
僕は慌てて話題を変えようとした。
「そ、そうだ。外、外の状況はどうなってるかな」
一時間ほど前に外を覗いた時は、変わらず『奴ら』がいて、僕らが逃げる余地は無い
ように見えた。
幸い剣道部の部室にはお菓子やらカロリーメイトやらちょっとした食料があったので
今すぐどうなるということはない。けど、その食料もたかがしれてる、一刻も早い脱出の
必要はあるはずだ。
「ん……変わってないと思うけど」
まぁ……それはそうかもしれない……。
「あ、そうだ」
洗濯物(僕の下着とかに紛れて、何やらカラフルな色合いのものが見えた気がする
が気のせいだ)を抱えながら、あかねが言った。
「屋上、行ってみない?」
359:シュウマツ2
09/05/22 15:41:37 HHvnarvy
「屋上、ですか?」
隆くんの言葉に私は首を傾げた。
うちの学校の屋上は危険だからという理由で普段閉鎖されていた。
「うん、鍵なら先生に貰ったからさ。行ってみない?」
「え、でもどうしてですか?」
「こんな事態なんだ、ひょっとしたら救助ヘリとか飛んでるんじゃないかなって思って」
「あ、……そうですね」
街が『奴ら』に覆われたと言っても全ての街がそうなったわけじゃないだろう。
救助が来るとすれば、空からヘリコプターというのは充分考えられた。
「だからさ、ほら」
半ば強引に私の手を引いていく。
えっちをする時もそうだけど、彼はちょっと強引だ。だけど、普段なら嫌悪さえするよう
な強引さに……私はどこか安心感を覚えていた。
異常な状況で頼れる存在である隆くんにそんな感情を抱くのか、……それとも別の
理由か……。
「そういうことでしたら……」
私は隆くんと手を繋ぎ屋上に向かう。
手を繋ぎあってる私たちは何だか恋人みたいで……私はどきどき胸を鳴らしていた。
360:シュウマツ2
09/05/22 15:43:59 HHvnarvy
ひとまずは以上になります。
近日中に屋上シーンは投下したいと思います。
失礼いたしました。
361:名無しさん@ピンキー
09/05/22 15:45:28 YlfqMcls
リアル久しぶりだなぁ。
あかねルートはあるんでしょうか…。
362:名無しさん@ピンキー
09/05/22 18:44:52 HANslUhC
決戦は屋上か。
楽しみにしてます。
あかねもがっつり寝取られますように。
363:名無しさん@ピンキー
09/05/22 23:43:20 eAP/w9XS
乙!
ところで、もしかしてメグ姉書いた作者さんですか?
364:名無しさん@ピンキー
09/05/23 11:09:06 pa21DKah
そうみたいだね
365:名無しさん@ピンキー
09/05/24 04:36:36 34SFw9m6
GJ!
続きを楽しみにしております。
366: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 15:31:09 klOZFgV8
流れを読まずにうpしまする。
「今度の土曜日 PM2:00に私んちに集合!」
幼馴染からのメールを受け指定の時刻に指定の場所のドアを開けた山崎哲也が見たものは、当の幼馴染が男とセックスしている姿だった。
---歪な三角形(トライアングル)---
367: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 16:18:04 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 2
常夜灯が照らす部屋の中は、薄暗く、二人から出た汗とその他の体液の臭いが淫媚
な空間を醸し出していた。
男も女も哲也がドアを開けたことに気づいたのか気づいていないのか、二人の動きは
一瞬動たりとも止まる事は無い。
女はベッドに仰向けになり、その上から男が覆い被さり そして腰をせわしく動かしている。
「はっ……ん……あぁ……っく……っはぁ」
男の動きに合わせて女の声が漏れてくる。外へ漏れないようにと下唇を噛んでは堪え
きれなくなって吐息と一緒に吐き出される声は湿り気を帯び、その場の空気をより淫靡
なものへと変えていく。
男の腰の動きが徐々に速く、そして激しくなっていく。
「あっ……ん……や……っっうっ……ったぁ…うっ……いぃ……」
と同時に、それに合わせたかのようにおんなの口から洩れる声も段々とに大きく、湿り
気を帯び、そしてその間隔が短く、リズミカルになって行く。
「はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…はっ…」
クライマックスが近くなってきたのか、男は女の両膝の裏側に自分の両腕をあてがい、
そのまま女の肩の直ぐ上に両手をついた。
上を向いて露となった女の秘所に、男の肉棒がさっきより激しく往復している。
「はっ、ぁあっ、んっ、っん、……あぁぁぁっ……くっ」
それまで、漏らすまいと必死で閉じていた女の口が大きく開かれた。
薄暗がりの中、眉間に縦じ輪を寄せ、何かを我慢しているような表情を浮かべている
ように見えた。女の絶頂は近い
男が腰を女の股間に突き入れると、女の背中が少し反り返るのが見えた。
はあああああああああああああああああぁっ…」く……をっっ」
同時に絶頂を迎えたのだろう。二人の声がシンクロして重なり、その声の終わりと
共に男は腰の前後動を止めた。体をコンクリートで固められたようにそのままの姿勢
で二人は見つめ合っていた。
時間にしたら2、3秒程だろうか。しかし、その場にいた人にとっては、1分、2分、
或いは半永久に感じられた時間だった。
程なくして、男の腕の戒めが解かれ、女の下半身がゆるりとベッドの上に横たわっていく。
と同時に女の股間から一物がゆっくりと引きだされていく。引き出された男の一物に
かぶせられたゴムには、真っ白な液体が詰まっていた。
女の体が完全にベッドに横たわると、男の体がその上に隙間なく覆い被さり、女の
全身に己が肌を密着させた。
お互いの視線が完全に合わさり、ゆっくりと接近し、二人の唇が合わさっていく。
最初は、ほんの少し触れ合う程度、やがてお互いの舌を絡めあい、唇に吸い付き合う、
濃厚なものに変わっていく。
時折、「チュッ」という音が二人の口元から漏れ、淫靡な空気を一層濃厚なものにしていく。
キスをしながら男の左手は女の右の胸をつかんで揉んでいた。手のひらでゆっくりと
女の乳房を変形させながら、時々人差し指で先端を優しく刺激していく。男の愛撫に
乳首は硬く、ピンと立っていた。
二人のキスはいつまでも続き、終わる気配は全く感じられない。それどころか、この
まま二回戦になだれ込みそうな雰囲気である。。
368: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 16:45:03 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 3
その時、明かりが付き部屋が明るくなった。
眩しそうに目を細めて起き上がった二人の目の前に、哲也が立っていた。
「はいはい、お疲れお疲れ。もう、いつまでもそんな事やってると、あっという間に
日が暮れるよ。とにかく、先ず汗拭いて」
そう言うと何処から出してきたのか、両手に持っていたバスタオルを二人に投げて
よこした。
全裸でベッドに並んで座る二人は、慌てて服を着るでもなく、又二人の秘め事に
割り込んできた哲也に怒る様子もない。
それどころか、女の方はにっこり笑って
「さんきゅ。相変わらず気が利くねぇ」
などと言っている。
男の方は、黙々と汗を拭いていた。
「あー、哲っちゃん悪い。私のパンツとってくんない?何か見当たらないの」
タオルを渡して、先ほど居たクッションの処に戻り、座ろうとしていた哲也に
女……麻生瑞希が声をかけた。
その言葉に面倒くさそうに立ち上がった哲也の顔に、途惑いや怒り、悲しみの表情は無い。
立ち上がって箪笥の方を向くと、哲也は躊躇することなく一番上の引出しを開けた。
そこには女性物の下着が綺麗に畳まれて収納されている。
「どれにするの?」
「んーと、白で刺繍とかレースとか入ってない普通のやつ」
「これで、いい?」
哲也が手にした下着を見て、女が答える。
「うん、それでいい……あぁ、ごめん。ブラも取ってくれる?パンツがそれなら、
お揃いのやつがあるはずだから」
「そんなら、最初からそう言ってよね。二度手間になるじゃないか」
哲也は、ぶつくさ言いながら先ほど女のショーツを取り出した引出しを開け、ショーツと
お揃いのブラジャーを探して見つけると、瑞希に手渡した」
「はいよ」
「えへへ、さんきゅ」
ちょっと怒ったようにブラジャーを差し出す哲也。それをちょいとばつが悪そうな笑顔で
片手で拝んでから受け取る瑞希。
そのやり取りは、まるでいつも日常的に行われているかのような光景だった。
今 女は全裸である。哲也の目には乳首が上を向いた ちょうど手のひらにすっぽり
収まる大きさの形の良い胸も、先ほど男の物が行き来したはずの下半身の黒い繁みも
はっきりと映っている。
けれど、女の方にはそれに動じる様子はなかった。渡されたバスタオルで体を巻くこと
はおろか、手で前を隠して恥じらいの表情を浮かべることすら見せていない。
そして哲也の表情も全く変わりは無かった。
369: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 17:00:28 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 4
あー!、武士何やってるんだよ」
突然、大きな声を上げた哲也の視線先では、男……源 武士(みなもと たけし)が
何かをくずかごに捨てようとしていた。
急いで武士のもとに駆け寄って手からその何かをもぎ取る。それは、先ほどまで
武士が身に付けていたコンドームだった。
中には武士が発した白い粘液が詰まっており、その先は液が漏れないように
しっかりと縛ってある。
「いちいち細かいやつだな」
武士が不満顔で文句を言う。
「そういう問題じゃないだろ? 大体、もしこんなのが瑞希の親にみつかったら、
どうすんのさ?」
そう言って哲也がポケットから取り出したビニール袋は、2枚重ねの上さらにその内側
に新聞紙が敷かれている。
「随分と用意がいいじゃねぇか」
「いつもの事だしね、もう慣れてるよ。 いや、大体……」
「解ってる解ってる。すまんすまん、お前にはいつも手間ばっかりかけさせて、」
お説教モードに入ろうとしている哲也の出鼻を挫くかのように、哲也の肩をポンポンと
軽く叩き、武士は窓に向かって行く。
「着替え終わったか?そろそろ開けるぞー」
「うん、いいよー」
瑞希が返事をすると同時に、哲也が部屋の電気を消し、武士が窓のカーテンを開け、
雨戸を開けた。
一瞬真っ暗になった部屋には 次の瞬間、外から眩しいほど初夏の光が注ぎ込まれてくる。
「「「フー」」」
外の光に目を細め、新鮮な空気に一息つく3人の動作は笑えるほどぴたりとシンクロしていた。
「よーし、それじゃあ出かけるとするか」
「えー、ちょっとまってよ。私、まだメイク何もしてない」
「何だよ遅せーな。メイクなんてそんなもん、しなくて……ウッ」
いいだろ? と文句を言おうとした武士のわき腹に哲也が肘を突き立て、怖い顔で睨んでいた。
「わかった。下でまってるよ」
そう言って哲也は武士の腕を掴むと、武士を引き摺って強引に部屋を出た。
370: ◆fzpLpgOYbk
09/05/24 17:14:42 klOZFgV8
歪な三角形(トライアングル) 5
家の外で二人は麻生瑞希が出てくるのを待っていた。
二人の表情は、あまりよろしくない。一人は少々苛ついた表情で時計と玄関のドアを
交互に見やり、もう一人はそんな男のしぐさを厳しい眼差しで睨んでいる。
一人が声を掛けた。
「あの……さぁ、武士」
「何だよ」
「瑞希、女の子なんだから、もうちょっと気遣ってあげたら……」
「なんだよ、俺が何の気遣いもしてないような言い方じゃねぇか」
「だって、そうだろ。女の子の身だしなみに時間がかかるなんて事、普通じゃないか」
「そらそうだけど、別に今日は必要ないだろ?」
「それは違うよ。いくら僕らが身内だからって、女の子はそうはいかない……」
「いや、俺が言いたいのは、そんな瑞希はそんなメイクなんてしなくても……」
と言いかけて、武士は人の気配を感じてやめた。いつの間にか瑞希がすぐ傍に
立っていた。
「なになに~?私はメイクしなくても、何だってぇ~?」
顔には満面の笑みが浮かんでいる。
「い……いや、何でもない。な?」
想定外の事態に泡食った武士が、哲也に瑞希への対応を投げる。哲也は
いたずらっ子のような表情で受け、そっと瑞希に耳打ちした。途端に瑞希の笑顔も
いたずらっ子のそれに変る。
「あ、お前ら、また俺の事好き放題に言ってるな? 何言ったんだよ。おい、こら」
「何でもありませんよー」
顔を真っ赤にして突っ込もうとする武士を笑顔でいなし、その左腕に己が右腕を絡ませる。
と同時に空いている左腕を哲也の右腕に絡ませた。
「さ、行こう。早くしないと時間がなくなっちゃう」
瑞希の言葉を合図に、三人が歩き出した。
二人の男の間に挟まって、両方と腕を組む瑞希。傍から見れば奇妙に見えるその光景も、
三人には何の違和感も感じているようには見られない。
「今日は何処へ行く?」
「やっぱり、3人でなら、カラオケよね!」
「えー?先週行ったばっかりじゃん?」
「だから何?楽しいんだから……
楽しそうな表情と弾むように繰り出されていく声を残して、3人は街へと消えていった。
一応、続く。
371:名無しさん@ピンキー
09/05/24 19:05:21 1Y/Bgy4L
これは寝取り寝取られというより、女の子をシェアしてるとか、男が寝取らせしてるか、役割分担してるか、逆ハーレムみたいな感じかな。
もう少し相関関係を出してくれないと、このスレ向きの題材かの判断は出来ないね。
372:名無しさん@ピンキー
09/05/25 00:25:24 Pe11j+0Y
寝取られっぽい男がショック受けない展開は残念だ
373:名無しさん@ピンキー
09/05/25 01:46:27 jeNJFCNf
いやいや、これからこれから
374:名無しさん@ピンキー
09/05/25 02:36:17 bxBB51VK
紅補完マダー?
375:名無しさん@ピンキー
09/05/25 05:20:02 xQS3SxZZ
メール受け取った男が自分と同じ名前で鬱勃起した
wktkして読み進めてったら、意外とリア充っぽくて違う意味で鬱勃起した
376:名無しさん@ピンキー
09/05/26 22:02:14 g21m0qlB
続きが楽しみだね~
377:名無しさん@ピンキー
09/05/27 21:01:42 E5sOwOjw
人妻が夫より若くて良い男(娘の家庭教師とか)に寝取られるってのが好きなんだが、
それってただの人妻好きなのかなー…
このスレの傾向とちょっと違うかな、と保管庫を読んでいて思った。
378:名無しさん@ピンキー
09/05/29 02:55:45 Yex89FUK
夫側視点で楽しんでるなら寝取られ、間男側なら寝取り志向だろうな
379:名無しさん@ピンキー
09/05/29 13:32:29 xMGs9qnO
>>378
妻視点で楽しんでいるのは?
380:名無しさん@ピンキー
09/05/29 14:04:36 jWi5ycQ1
>>379
喪失感や征服感と関係なさそうだから、堕ちる女が好き とかじゃないか
381:名無しさん@ピンキー
09/05/29 15:55:40 UrByKhgv
妻視点の物語を読みながらでも、旦那に感情移入すれば寝取られ感は味わえるよ。
382:紅書いた人
09/05/29 19:06:48 Jsxiy9Wt
>>374
こういう事聞くのは本来反則かもしれないけど、どんなのが好みですか?
補完と言っても、あれで完結したつもりなんでどんな事を書けばいいものか。
383:名無しさん@ピンキー
09/05/29 20:29:53 UrByKhgv
新しいのを書いて欲しい。
384:名無しさん@ピンキー
09/05/29 22:01:56 4B+SWfxj
>>382
374じゃないけどちょっとだけ。
前回の作品素晴らしかったです。
どうせ書くなら、別ルートはどうですかね。
原作だと、ハッピーエンド後のヒロインは普通の小学校に通ってる。
なので、小学校低学年で、性的にまったく無知という点を活用して、
鬼畜な教師に嘘の性教育を施され、知らずうちに調教されていくとかさ。
体は快楽に落ちても、主人公に対する愛情はそのままとかでも面白いんじゃないかな。
以上、願望でした。
385:名無しさん@ピンキー
09/05/29 23:23:55 3TZ9vwwo
九鳳院に消されるぞ
386:名無しさん@ピンキー
09/05/30 09:10:06 t4jsSzMp
愛情はそのままってどんなガッカリだよ
387:名無しさん@ピンキー
09/05/30 20:13:05 VgEiDrwW
まあ、寝取られ的には、心まで寝取られた方が燃えるわな。
388:名無しさん@ピンキー
09/05/31 00:06:57 D42ko3OB
心まで、より心からの方が良いかな
快楽じゃなくて心で寝取られてほしい
まあその場合SSを書こうとしたら結構な量になると思うけど
389:名無しさん@ピンキー
09/05/31 00:38:26 McRKSpI+
個人的には、快楽+心理的な懐柔がいいなあ。
390:名無しさん@ピンキー
09/05/31 04:48:31 cU/aYvoD
主人公と両思いのロリお嬢さまが、学校内で、教師に密かに調教されちゃうってのは好みのシチュだ。
391:名無しさん@ピンキー
09/05/31 04:57:39 ZchMJDmL
同意
392:名無しさん@ピンキー
09/05/31 05:04:12 rRQWNiOv
>>388
快楽を用いないで心で寝取られるって、難しそう…。
393:名無しさん@ピンキー
09/05/31 06:45:56 fNNpY8KY
>>382
前の寝取られ作品は二つともよかったよ
しっかりねっとり書かれてるし
アナルにこだわりがあるとこもいい
気位の高い幼女が落とされるのは大好物なので
もし紅ものの別バージョンを書いてくれるなら嬉しいね
394:名無しさん@ピンキー
09/05/31 14:01:51 9Ry3IKhR
気位の高い幼女って一体w
395:名無しさん@ピンキー
09/05/31 15:11:31 D42ko3OB
>>392
そこらへんが和姦系の難しいとこだね
下手するとただのビッチになるし
長すぎると敬遠されるだろうから
そのせいで数が少ないのだろうね
396:名無しさん@ピンキー
09/05/31 17:03:34 dlx0S3wR
>>394
言いたいことは解るがものすごく俺の趣味だな>気位の高い幼女
397:名無しさん@ピンキー
09/05/31 18:44:18 vhofw2Le
ローゼンの真紅とかか
あるいはハヤテのごとくの
398:名無しさん@ピンキー
09/05/31 20:54:03 yYDUGBZl
俺も好きだ>気位の高い幼女
399:名無しさん@ピンキー
09/05/31 23:29:54 SiIHcL9k
ロリ自体が性の対象じゃないからな~
その上寝取られとはハードル高いわ
400:名無しさん@ピンキー
09/05/31 23:46:47 hft1NJyz
400
401:名無しさん@ピンキー
09/06/01 18:34:11 RyheJ65M
本来こっちで投下しようかと思って書いてたのですが、色々と趣味に走りすぎまして…
今回は専用スレのないスレの方に投下させていただきました;
調教・異種姦・妊娠出産・スカトロ描写とかOKの方はどうぞ
スレリンク(eroparo板:40番)-78
402:名無しさん@ピンキー
09/06/01 21:16:25 V3Bbs+2+
乙です!・・・って向こうで言った方がいいのかなw
403:名無しさん@ピンキー
09/06/02 18:50:41 B7aeszI5
少子化対策として日本は一夫多妻制になり主人公は何の苦労もせずハーレム状態に
って設定の漫画かラノベか忘れたがそんなのがあったんだけど
人口比率は男>女だから一夫多妻ではあまる男が増えると思うんだ
で、考えたのが↓
多夫一妻法案というもので、それは女性側のみの重婚を認めるだけではなく
ある程度裕福な家庭の妻と30歳以上の恋愛結婚を望めそうにもない男を強制的に結婚させる法案でもあった。
そして僕の妻にも縁談が来た。
404:名無しさん@ピンキー
09/06/02 22:54:10 zUD408Tg
会社から帰ると、妻が電気も点けず、リビングのソファに座り込んでいた。
「夏実…どうしたんだ?」
僕が驚いて尋ねると、妻はゆっくりと僕を見上げた。
「…あなた……」
ただ事ではない妻の様子に、僕の不安が増幅する。
「どうしたんだ?」
再度尋ねながら、僕は出来るだけ平静を装い、妻の隣に腰かけた。
「…縁談が……」
「え?」
「…厚生福祉省から…縁談の通知が……」
妻は手にした封筒を、僕に震えながら差し出した。
↓
405:名無しさん@ピンキー
09/06/03 00:55:58 fjTDHV6Y
, - , -─ - 、
/:::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::;:ィ::::::::';:::::::::::`ヽ::::::::::::::ヽ
,'::::::;':::/ l:::i::::::ヽ:::\:::::::';:::::::::::::::',
i:::l::::i:/ ';:::';:::::::',\::ヽ:::::::::::☆:::
l::l::;イ__, ヽ、ト、::::ヽ、\:',ヽ〃l::::::
';l l::l ` ‐- l:::::l::::::
l::::l == 、 ,.ィ== l:::::l:::::::::
l:::::li //////////// l:::::l::::::::::
, -ーl::::lヽ、 r....::´`ヽ /l:::;'> 、:::::
, -ー 、'´`ヽl::::l// ` ‐-r‐ァ' ´ ,':/ー、 ';
/ , ノ ` l::::l li /ニく /⌒ヽ \.i
, └ '´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ノ__ ', ,イ:
/ \ (⌒⌒) , └ '´ / i/
/ ヽ / ー ' / /,.イ
∠ __ / / /
 ̄ ̄ ̄プ ー r─ -------/-‐'´ /
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/ お断りします / //
/ ハ,,ハ / / /
/ ( ゚ω゚ ) / / /
/ ____ / / /
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / /
406:名無しさん@ピンキー
09/06/03 14:14:16 viPDsJaJ
リレーじゃないよね?
このまま書いておくれ
407:名無しさん@ピンキー
09/06/04 00:10:49 pG54r0e6
リレーです
408:名無しさん@ピンキー
09/06/06 01:14:26 mbG1hQy5
誰か>>310をWikiに更新するか最うpしてくれ
409:名無しさん@ピンキー
09/06/06 02:53:22 0hMQ16N4
おまえは超ド級のfushianasanだな
410:名無しさん@ピンキー
09/06/06 19:47:37 rwMzENAR
>>408
wikiにある「オリ寝取られ / その2」がそれだが?
411:名無しさん@ピンキー
09/06/06 22:47:06 p1prEAwq
桃肉屋が閉鎖されとる・・・
412:名無しさん@ピンキー
09/06/07 11:23:51 qUQ5hxA2
現在、長期にわたって全規制の影響を受けている職人の皆様。
ただいま、こちらのスレ(したらば・エロパロ避難所)に置いて代理投下の以来が行えます。
書き込み代行スレ
URLリンク(jbbs.livedoor.jp)
投下して欲しいスレの名前とアドレスを張り、その後、作品を書き込めば有志のかたがそのスレに作者の代理として投下いたします。
(数日ほど、時間が空くことがあります。できれば、こちらに書き込める方、積極的に代理投下のチェックをお願いします)
413:名無しさん@ピンキー
09/06/09 14:49:54 i1+Q8sn2
>>404
ツヅキマダー?
414:404
09/06/09 17:21:38 +pZsTb88
「…なっ…」
僕は、絶句してしまっていた。
厚生福祉省からの縁談通知。
それが何を示すものかは、説明などなくても分かり過ぎるほどに知っている。
僕は、血の気が引いていくのを感じながら、妻からその封筒を受け取った。
震え始めた手で、文書を取り出す。そして中身を見る…。
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文書番号厚福331-1045号
椎名夏実様
少子化対策における一夫多妻制事業(縁談事業)召集のご通知
厚生福祉大臣 印
謹啓 貴殿におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、我が国の出生率低下に伴う国民力減退の防止に向けて、本省では………
■召集場所:××年7月20日(土)
■召集場所:厚生福祉省 縁談事業推進部 (本省999号室)
■召集期間:招集日より、縁談相手との期間婚姻によるご本人の出産日まで
なお、正当な理由(本人の死亡か医師の診断書に基づく1年以上の入院等)なく召集に
応じない場合、10年以上20年以下の禁固刑に処されますので、ご注意ください。
<本件に関する問い合わせ先>
厚生福祉省 縁談事業推進課 Tel:03-xxx-xxxx
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415:404
09/06/09 17:23:11 +pZsTb88
だが多分続かないw
416:名無しさん@ピンキー
09/06/10 12:39:27 Hvq3bzTV
多夫一妻……
417:名無しさん@ピンキー
09/06/10 13:49:25 wtntQliM
男側の設定にもよるが、嫌がる男女スレの方があいそうな気がせんでもない。
418:名無しさん@ピンキー
09/06/10 17:52:47 jeUeIfXF
清楚だった妻がビッチ化し、
夫を「最初に夫にした男」としか見なくなり
「一番愛する夫」とのセックスを見せ付け
女王然とする妄想がきた
419:名無しさん@ピンキー
09/06/10 20:36:43 YCBI7M87
ビッチ化は極端すぎるから「多夫一妻が当たり前」という認識を持ってしまったという事にすれば?
420:名無しさん@ピンキー
09/06/11 01:00:31 giLC0WRM
媚びを売るような展開も好きだが女王化もいいと思うよ
421:名無しさん@ピンキー
09/06/11 13:32:09 r+irgmKa
ビッチとか女王化よりも妻には精神的には嫌がってほしいな。
第二結婚式を挙げてから一週間後、やつれた顔の妻が帰ってきた。
どうしたのって聞くと、妻は半泣きになりながらもこれまでの出来事を語り始めた。
第二結婚式の後、第二初夜を迎えたが相手は35迄童貞のエロゲマニア
何もできない第二主人に厚労省から渡されたマニュアル通り筆おろしをさせられた。
それから一週間、第二主人はエロゲで得た知識をもとに数々の変態プレーを強要してきた。
裸エプロン、アナルバージン喪失、浣腸プレー、青姦等など聞くもおぞましいプレーの数々。
どうして抵抗しなかったって聞くと、
性の不一致による第二以下の主人との離婚は自分だけでなく第一主人も懲役刑の対象になると妻が答えた。
まあ義務は果たしたのだし、悪い夢だったと思って忘れようというと、
もし来月の検査で妊娠が確認されないと、もう一度第二主人の所に行かなければならない。
もし妊娠していたら、戸籍上の夫婦であるあなたと私に扶養義務が…
422:名無しさん@ピンキー
09/06/11 13:59:39 F4omAi/u
少子化対策がベースなんだから、アナルは懲役刑にならんのか?
423:名無しさん@ピンキー
09/06/11 19:54:34 6+uGWjcC
つうか別々に暮らすより一緒の方が良いでしょ
424:名無しさん@ピンキー
09/06/11 20:41:47 RLNoei2c
最初の旦那が損ばっかりする法律だな。
結果、誰も結婚なんてしたがらなくなって、法律自体が破綻するだろ。
425:名無しさん@ピンキー
09/06/11 22:55:52 qhjN951r
つーかコレ、仮に最初の旦那が離婚して、その後妻と再婚した場合は戸籍上の夫が入れ替わるのか?
第二主人が繰り上げで第一主人になるとかで。
何か男同士が第一主人の座を譲り合う椅子取りゲームみたいになる希ガス。
426:名無しさん@ピンキー
09/06/12 08:00:38 Zi2iSzZt
そういった懲役刑とかは、蛇足も良いとこだから
二人目の旦那は、求職中や自宅療養とかで家にいて妻と長く接している内に
自然に心が移っていくほうがいいな
427:名無しさん@ピンキー
09/06/12 12:00:17 Dx1uQzpv
出産した時点で
その父親が正式な夫となり
他は強制離婚となる。
あえて出産しないで
逆ハーレムの女主人するもありでどうか。
428:名無しさん@ピンキー
09/06/12 22:53:37 04p/49PG
>>427
少子化対策だから強制離婚はないんじゃない?
一人分ではキツイが複数人の稼ぎでなら多くの子を産んで
育てられるのがその制度のウリの一つだと思う。政策的に考えて
で、命中するのは自分以外の夫
429:名無しさん@ピンキー
09/06/12 23:49:54 6/rx/T7o
現実的に考えれば女が余ってしまい
重婚の必要性が出てくるので少子化対策の件のリアリティは
考えないほうがいいかも
単純に産ませるだけなら一夫多妻で
子供や妻一人につきいくらとかの手当をつければいいわけだ
430:名無しさん@ピンキー
09/06/13 00:13:21 3ER0LgU4
そういう文化が成り立つ世界ならば、NTRで苦しむような精神性も薄れてきてしまうんじゃないだろうか。
431:名無しさん@ピンキー
09/06/13 10:42:40 rTXcGHbw
理想の彼女、みたいなの他にありませんか?
432:名無しさん@ピンキー
09/06/13 12:34:52 /K+uDya1
みたいなのはもう書かないんですか?って作者に言えばいんじゃね