ライアーゲームでエロパロat EROPARO
ライアーゲームでエロパロ - 暇つぶし2ch50:名無しさん@ピンキー
09/05/20 10:50:04 /8pElI71
静かだな……

51:名無しさん@ピンキー
09/05/28 10:00:59 I8Vt2EET
まとめサイトってのあったのか…。自分が前に投稿したSS発見して死ぬほど恥ずかしいんだがwwww

52:名無しさん@ピンキー
09/05/30 23:05:36 jUYACbJP
恥ずかしさを払拭するため、新たなエロパロを綴るんだ!

53:名無しさん@ピンキー
09/06/02 17:01:32 i6MoAID2
>>52
書いてはいるがどうエロに持っていけばいいか悩んでる/(^0^)\

54:名無しさん@ピンキー
09/06/02 23:04:27 q8zgmcLC
エロなし作品もおkだお!

55:名無しさん@ピンキー
09/06/03 17:31:44 htB8EmOc
君の作品を読みたいな!

56:名無しさん@ピンキー
09/06/04 00:41:16 HxCrCZIM
投下待ってます!!

57:名無しさん@ピンキー
09/06/16 02:34:59 K/++uaFf
エロなしエリ→直って需要あるだろうか…?


58:名無しさん@ピンキー
09/06/16 09:32:02 qbLRr1Ey
ない

59:名無しさん@ピンキー
09/06/16 13:40:24 hCeTOKuF
自分は読んでみたいよ!

60:1
09/06/17 04:10:41 a0nKssGg
ライアースレ復活嬉しいです……!

復活記念に秋直エロ有りSS一本投下させて頂きます(`・ω・´)


ここ数日、体調が悪いという自覚があった。
秋山が起き上った瞬間、ぐらりと世界は揺れ、天井の蛍光灯が視界の端を横切っていく。
平衡感覚がおかしい、そう秋山が感じた時にすでに身体はベッドの上へと倒れこんでいた。
体温計などというものは秋山のこの部屋には置いていないけれど、高熱が有るのは間違い無さそうだ。
(―参ったな)
ひどい頭痛に襲われて考えがまとまらない。
昨晩から微熱が有るのは感じていたけれどまさかここまで悪化するとは考えていなかった。
夕食さえ抜いて早々に取った睡眠もまるで功を奏さなかったようだ。
結局起き上ることは諦め、半日横になってみたものの体調は全く改善しそうにない。
ぼんやりと冷蔵庫の中身を思い返してみても、飲み物ですらろくに無かったような気がする。

こんな時に頭に浮かぶ顔はたった一人で、皮肉なことに一番この状況を知らせたくなかったのも彼女だけれど、そうも贅沢を言っていられない状況に秋山はカンザキナオに短いメールを送った。

日も傾きかけた頃、両手いっぱいの荷物を抱えたナオが秋山の部屋を訪ねてきた。
息を上がらせているところを見ると駅からの道のりを相当急いできたらしい。
「秋山さん……!大丈夫ですか!?」
「―うん」
「全っ然大丈夫そうじゃありませんよ!」
普段頼りない風情の彼女にこんなに素早い動きが出来たのかと秋山が妙な感心をしているうちに、ナオは固く絞った熱いタオルと着替えを秋山に差し出した。
「まだジーパンのままじゃないですか。汗もかいてるし、とにかく先に着替えてください!」
秋山がのろのろと着替えを始めた時には既にナオは小さなキッチンと向かい合っていた。
「最後の御飯はいつ食べました?」
「…………昨日の昼」
「信じられません……!丸一日何も食べてないじゃないですか!」

気分が悪くて食欲がなかったなどと反論しようものなら、「そういう問題じゃありません!」とさらに怒られそうで秋山は大人しくベッドに潜り込む。
いつの間にかシーツは取り換えられ、枕の上には氷嚢が置いてある。
山ほど抱えた荷物の中身は食料品以外にも色々有ったらしい。

61:2
09/06/17 04:12:22 a0nKssGg
「どうしてこんなに具合が悪くなるまで何も言ってくれないんですか?」
秋山の額に冷たいタオルを当てながら呟いたナオの声は秋山を非難する訳では無く、ただ寂しげな声音だった。
先程まで休みなく働き続けていたナオはベッドサイドへ膝をつき、心底心配そうな表情で秋山を見つめている。
今の秋山を病床の父と重ねているのか、ナオのその不安げな顔は泣き出しそうにも見えた。
「―悪かった」
「いえ……。あっ!もうおかゆが出来ますから」
小さくかぶりを振って、ナオが立ち上がる。
キッチンへ向かう彼女の背中がいつも以上に頼りなさげで秋山は思わず抱きしめたい衝動に駆られた。
それから丸一日ぶりのまともな食事も終え、ようやく人心地がついた頃、薬が効いてきたのかいつの間にか秋山は眠っていた。


まず視界に入ったのはうっすらと差し込む街灯でぼんやりと浮かび上がる天井だった。
暗闇と静寂の中、ふと気になって耳を澄ますとかすかな寝息が聞こえる。
彼女がまだそこに居ることになんとも言えない安堵感を覚え、秋山は思わず苦笑いを浮かべた。
ベッドの縁に沿って手を滑らせると柔らかな髪に触れる。
ぽんぽんと軽く頬に触れると、ベッドサイドに頭をもたせ眠っていたナオがゆっくりと顔を上げた。
「……ん、あきやまさん?」
「そんなとこで寝てるとお前まで風邪ひくぞ」
「あ……いつの間にか私まで寝ちゃいました」
まだ眠たげな瞳をこすりつつ、ナオは秋山の顔を覗きこむ。
「気分はどうですか?」
「―おかげでだいぶ良くなった」

まだ熱で朦朧としている感じはあるものの、先ほどまでのめまいと頭痛は治まっている。
「俺はもう平気だからそろそろ帰れよ。今日は送ってやれないから」
「あの……、このまま泊っていっても良いですか?」
「風邪が移っても知らないぞ」
「大丈夫ですよ!」
何の根拠も無く断言したナオは両手を秋山の頬に添え、自らの額を秋山のそれに押し当てる。
「なかなか熱、下がりませんね」
軽く眉をしかめ難しい表情をしたナオは次いで秋山の首筋へ手のひらで触れる。
「お前の手、冷たくて気持ちいい」
「気持ちいいですか?」
「ああ。―もっとして」
「もっと……ですか?」

「だからさ…………」
秋山はナオの手を取り、ベッドサイドから自分を覗き込む彼女を引き寄せ、耳元で囁いた。
秋山の言葉にナオは一瞬ためらったものの、頬をほんのりと染めこくり頷いた。
「ちゃんとむこう、向いてて下さいね」
「はいはい」
下着姿になったナオはするりと秋山の隣に滑り込んだ。
「これで、いいですか?」
「うん」
ふと秋山がベッドサイドに目をやると、ナオの衣服はきちんと畳まれベッドサイドに置かれている。
そんな動作の一つ一つが彼女の几帳面な性格を物語っているようで微笑ましかった。

62:3
09/06/17 04:13:27 a0nKssGg
ぴたりと身体を秋山に寄せた直はどこかぎこちない仕草で彼のシャツのボタンを外し、その胸に頬を寄せる。
「秋山さん・・・すごく熱いです・・・・・・」
「イヤ?」
「違います! 全然イヤなんかじゃないですよ・・・!」
ただ、心配なんです……そう呟いたナオは秋山のうっすらと汗ばんだ肌に浮き出た背骨を辿り、広い背中を優しくさする。
火照った体にひんやりとしたナオの肌が心地いい。
なめらかな皮膚は手の平に吸いつく様に滑らかだった。
「やっぱりお前の体、冷たくて気持ちいいな……」
秋山がナオの肩口に頬を押し当てると、そっと延ばされたナオの指が慈しむように彼の髪を撫でた。

「さっきはすごく心配しました……」
「ごめん……」
心配をかけたくなかったのと、頼りない姿は見せたくないという小さな意地のせいで連絡するのがためらわれていた。
けれど、ナオの表情を見た途端にこんな顔をさせるんじゃなかったと後悔が秋山の胸を占めた。
「秋山さんにまで何かあったら私・・・・・・」
「大丈夫だって・・・・・・」
「早く元気になって下さいね」
「ああ……」
秋山に背中に回されたナオの腕に力がこもる。
うつむいたままの彼女の額に秋山はそっと唇で触れた。
「秋山さん・・・・・・」
まだ不安げな表情のナオのまぶたから頬へと秋山は触れるだけのキスを繰り返す。
柔らかな唇の感触に顔を上げたナオの唇に秋山はそっと自分のそれを重ねた。
秋山にさらに深い口づけをねだる様にナオの唇が僅かに開き、濡れた感触が伝わる。
ちゅっと音を立て、ナオから秋山へキスを繰り返す。
「そんな事すると、本当に風邪が移るぞ」
「―それでも良いです・・・・・・」
ちろりとナオの紅い舌が秋山の唇をなぞる。
「こら・・・・・・」
たしなめようと秋山が視線を落とすと、ナオは拒まれることを恐れるようにぎゅっと秋山にしがみついた。

「ん・・・、ん」
いつもと同じように秋山へ体をすり寄せるナオの仕草も普段の無邪気な甘え方とはどこか違っていた。
目に見えない何かを怖がる様に、すがる様にナオは秋山の唇を求めている。
何かを懇願するような憂いと悲しみを含んだナオの瞳に秋山の胸が締め付けられた。
彼女の不安や悲しみの全てを払拭してやりたいと強く思う。
弱々しい彼女の様子が秋山に彼自身も不思議に思うくらいの庇護欲を抱かせた。
儚げな身体のそこかしこに口付けてナオに自分の存在を刻みこみたかった。


63:4
09/06/17 04:15:10 a0nKssGg
どうしようもないほどの欲望。
こんな時に、と考える辛うじて残った理性のかけらは全く身体を押し留めはしない。
(きっと全部熱のせいだ・・・・・・)
熱と衝動に駆り立てられ秋山はナオの華奢な身体をきつく抱きしめた。
「駄目ですよ……! 大人しくしてないと風邪が治りませんよ」
秋山の口付けが耳元から鎖骨まで降りてきた辺りで、ナオが焦ったように声を上げる。
「いい子にしてただろ。―さっきまで」
「んっ……」
「それに―最初に誘ったのはお前だろ」


「……っ!」
ナオの次の言葉を待たずに秋山は彼女の唇へ自分のそれを重ねた。
グミの様に心地よい弾力を持った少女の唇はひんやりと心地よく、秋山は何度も口付けを繰り返す。
ナオが身につけていた頼りなく小さな布地は、秋山の器用な指先で簡単に取り払われる。
「あっ……だめ…」
秋山は体全体でナオを押さえつける様に抱きしめ、ナオのわずかな抵抗を封じた。


「……駄目、ですってば!」
大型の肉食獣に襲われる小動物はこんな気分なのかもしれない。
そんな事をナオは頭の隅で考えた。
鋭い牙の代わりに秋山の熱をもった唇が貪るようにナオの首筋や胸元のやわらかな皮膚をきつく吸い上げ甘噛みする。
まるで食べられているみたいだと思いながらナオは秋山の背中へ腕を回す。
細身ではあるが筋肉質な背中。
秋山のその引き締まったしなやかな体は豹を思わせた。
「―んっ!」
ナオの喉元の窪みを秋山の舌がなぞり上げ、そのまま強く吸われる。
息苦しさとこみ上げる甘やかな感覚に息が詰まる。


64:5
09/06/17 04:16:32 a0nKssGg
日頃の余裕も技巧も感じられない程に性急な秋山の愛撫。
それでも彼に触れられているというだけでナオの身体は敏感に反応する。
形よく盛り上がった双房の柔らかな肌の上、存在を主張するように薄紅色に色づいた頂点が固く尖っている。
誘われるように口づけ、軽く吸う。
「っふぁ・・・・・・」
期待以上の反応に秋山はさらにそこを吸い上げ、唇でしごく。
「んっ・・・っ」
ナオが身体を震わせる度に、豊かな乳房の上に揺れるもう片方の蕾を指先で捕らえる。
「あっ・・・あぁ!」
どこまでも敏感な彼女の反応。その声も反応も全てが愛らしく愛おしい。
「ん……あ、あっ」


「―ひゃっ…ん」
秋山はまだ僅かに透明な果蜜が滲みだしただけの蜜口に、揃えた人差し指と中指を押し込める。
「あっ・・・つ、ぅ・・・・・・」
直の体がびくりと震え、前触れも無い進入を拒むように、彼女の内壁は秋山の指を締め付けた。
「やぁっ!・・・んっ」
秋山は二本の指を挿入したまま、親指で花裂の先端から最も敏感な突起を探り出す。

小さく尖った花芯を指先で捕らえ、蜜液を馴染ませるながら強く、弱くとこねるように刺激する。
まるで微弱な電流の様な刺激が直の背筋を駆け上がった。
指の動きは止めないまま、秋山は直の下腹部に手の平を押し当て圧迫する。
僅かに角度をつけた指先が更にナオの深部に押し当てられる。
「っつ・・・ぅ・・・・・・」

「あ・・・っ、秋山さ・・・奥っ・・・くる・・・し・・・・・・」
事実、まだ十分に慣らされていない状態のナオは秋山の指を受け入れるだけで精一杯の様子だった。
「もっ…、抜い…てくださ……」
「じっとしてればいいだろ」
「だってっ・・・そん、なの・・・できなっ・・・!」
親指でじわじわと花芯を刺激され、直は自らの意志とは関係なく腰をくねらせる。
秋山の指が僅かに位置を変えるだけでずきずきとナオの身体の中心が疼く。
次第に潤み出した柔らかな襞の感触を楽しむように指先を押し当てながら滑らせる。

「ふぁっ・・・は、ぁ・・・・・・」
体中で一番敏感な箇所を捕らえられ、逃れようと身をよじるほどにかえって直の身体は甘い苦痛に苛まれる。
まるで飴と鞭を両方同時に与えられる様な秋山の愛撫に直は必死に身体を固くして耐える。
そんなナオの行動に秋山は不敵な笑みを浮かべるとぐい、と親指で薄い皮膜を持ち上げ、剥き出しになった花芯に直に指先を強く押し当てそのまま前後に動かす。
突如湧き上がった鮮烈な快感にナオの瞼の奥が真っ白になる。

「―っ!」
思いがけない強い刺激に直が大きく体を震わせた分だけ、二本の指は更に深部を圧迫した。
「う・・・あ・・・」
自らを追いつめるようにナオの腰が動き、快楽を享受する。
直はぎゅっと目を閉じ何とか動きを押し留めようと試みるものの、秋山の指がくちゅりと淫らな水音をたて微かに花芯を掠めるだけで彼の手に再び腰を押し当ててしまう。
「あ、あ・・・ふぁ・・・・・・」
いかにも清純でまだあどけなさを色濃く残す仕草や容貌とは裏腹に、ナオのその身体は一度腕に抱けばどこまでも感じやすい。
決して秋山以外の誰にも見せることはない熱を帯びて潤んだナオの瞳は彼に堪えきれないほどの支配欲を抱かせた。


65:6
09/06/17 04:18:17 a0nKssGg
「……ごめん、もう入れる」
「―っ!!」
ナオがその言葉の意味を理解するよりも先に、彼女の背中の下から腕を回し肩を押さえ込む。
逃げ場のない体勢で秋山が張りつめた自身を強引に最奥まで押し込めると、ナオは背中を弓なりに反らせ小さく悲鳴を上げた。
「……っふ…」
指先よりも更に熱を持ったそのその存在。
蜜奥を一杯に満たし押し広げるその質量に、トクリと溢れた蜜液がナオの脚を伝う。

「あのさ、手加減できるほど余裕がない……」
・・・・・・今気づいたんだけど。
小さく囁いた言葉通り、半ば強引に挿入したそれを全く手加減なしに引き抜き、再び突き上げる。
強すぎるその刺激にナオの頭が真っ白になる。
「あっ・・・は、・・・っ」
苦しいくらいに抱きしめられ、荒々しく突き入れられる。
乱暴さともまた違う激しさをナオはただ必死に受け入れる。
身体の中心からこみ上げてくる何かを快感だと判別する余裕さえ与えられず、ナオの体は秋山自身でシーツに繋ぎ止められた。
まだ完全に受け入れることの出来る状態ではなかったそこは次第にその熱に蕩かされる様に綻び、柔らかな内壁が秋山へ絡みつく。

「んっ・・・! んっ・・・」
抱かれることは初めてではないが、今までの優しく穏やかなそれとは全く異質な交わりにナオの体は翻弄される。
(や、だっ、やっ・・・も、だめっ・・・・・・!)
「ひ、・・・あっ・・・・・・!」
ひたすらに最奥を突き上げられ、高ぶっている自覚さえないままにナオの体は唐突に絶頂に達する。

びくびくとナオの体が震えてもなお、秋山の動きが緩められる事は無い。
敏感になった体により鮮明に秋山の熱が焼き付けられる。
「っ・・・、あきやまさん・・・・・・」
ナオの涙で潤んだ視界に映る秋山は微かに眉をしかめ、熱っぽい眼差しで真っ直ぐに彼女を見つめていた。
荒い息遣いとせわしなく柔らかな肌の上を探る指先。
取り繕う余裕は欠片もなく、秋山はただひたすらにナオを求める。
「あきやまさん・・・あきやまさん・・・っ」
「まだ駄目だって・・・・・・。―もっと欲しい・・・」

体中が熱い。
その熱は秋山からもたらされる物なのか、ナオ自身の身体の奥から湧き出たものなのかも分からなかった。
背中から腰までナオの身体の中心は甘く痺れ、全く力が入らない。
一突きごとに快感が喉元までこみ上げる。
この感覚だけにナオの全てが支配される。


66:7
09/06/17 04:19:26 a0nKssGg
「あっ! やぁっ……!」
微熱を伴う甘い感覚がすでに臨界点まで満ち溢れ、ほんの少しの刺激でもナオは容易に達してしまう。
(や……また、いっちゃう……)
(だめ…っ、だめ……)
断続的な軽い絶頂感にナオの爪先はまるで意志を持ったかの様に跳ね上がり、シーツへ次々と新たな陰影を刻み込む。
身体は逃れられない様に押さえつけられ、奪う様な口付けに制止の声を上げることも出来ない。
(も、おかしくなっちゃう……)
快楽をひたすら受け入れる事しか出来ない状態を、ただ甘い声を上げることだけで耐える。


激しい行為のせいで薄紅色に染まりつつもまだひんやりと冷たいナオの素肌は、いつまでも秋山の体温と馴染むこと無く腕の中で彼女の存在を引き立たせる。
それを感じるだけで、秋山の胸に何かが満ち溢れる。
熱で思考はまとまらない思考を差し置き、唐突に秋山の感情が理解する。

―自分は彼女を愛してる。
そんな事を口にした事は無かったけれど。

苛めたいのも独占したいのも守りたいのも。
隣で幸せそうに笑っていてほしいのも。
ああ、そうか。だからなのかと今更ながら納得する。
今はそれを言葉にして伝えるよりも、ただこの感情そのまま自分の胸に抱いていたかった。

秋山はナオの手を取り指を絡めて手を繋ぐ。
心臓がどくどくと早鐘を打つのを感じた。
「・・・・・・も、イキそう・・・」
耳朶にかかる熱い秋山の吐息にナオは僅かに顔を上げた。
「あき・・・やま、さ・・・だいすき、です」

「・・・っ、・・・・・・ーっ!!」
息もつけない程に最奥を貫かれ、堰を切った感覚の奔流にナオの背中が大きくしなる。
「・・・・・・なお」
掠れた声で秋山は愛しい彼女の名を呼ぶ。
「……」
ナオはこくこくと必死に頷き、秋山の背中へしがみついた。
ひくりと震える花奥に欲望を吐き出すリズムと共鳴する様に、秋山の腕が二度、三度と力を込めナオの華奢な体を強く抱きしめた。



67:8
09/06/17 04:23:08 a0nKssGg
(こういうのも悪くないのかも……)
いつもは見上げている秋山の顔がすぐそこにある。
薄く唇を開き眠っている秋山の表情は普段からは想像もできないほどあどけない。

我ながら現金だとは思いながらも、ナオの頬には思わず笑みが浮かんでしまう。
いつもは頼りっぱなしの自分が秋山の支えになれる事が嬉しかった。
枕元から拾い上げたタオルで秋山の額にうっすらと滲んでいる汗をそっと拭き取る。
ふいに秋山の目がぱちりと開いた。

「寝ないんですか?」
「……うん」
「駄目ですよ、早く寝ないと」
「―お前が先に寝るまで待ってる」
「え?」
「俺が先に寝たら、お前が怖い夢見た時困るだろ……」
秋山は幾分か舌足らずな様子で淡々と続ける。
「心配事が有る時、よく怖い夢を見るって言ってったから」
「……はい」
「大丈夫……ちゃんと守ってやるよ」
蕩けそうな程に優しい笑みを浮かべ、秋山はナオの頬に触れた。

「いつでも守ってやるから―」

「私は大丈夫です。―秋山さんが傍にいてくれたらそれだけで安心できます」
「―そうか……」
秋山はナオの髪を優しく数度撫でると再び瞳を閉じた。
好き過ぎて胸が苦しい。どうしてこんなにもこの人は優しいんだろう。
―ああ。胸を締め付ける切ない痛みにナオは小さく呟いた。
ナオが顔を上げた時には秋山はすでに静かに寝息をたてていた。
体調の悪い時にあれだけ動けば疲れてしまうに決まってる。
整った顔にかかる前髪を除けナオは秋山の額にキスをすると、もう一度畳み直したタオルをそっと当てた。


「ーーっ!」
翌朝起きあがろうとしたナオは声にならない声を上げた。
上体をわずかに動かすだけで、身体の奥から何とも言えない疼痛が湧き上がる。
何よりも腰が抜けてしまった様で思うように体が動かない。

「・・・・・・っ、秋山さんーっ!」
一晩明けて、ずいぶんと顔色の良くなった秋山の瞳は明らかにナオの状況を面白がっている。
「―怒ってる?」
「・・・・・・怒ってません、けど・・・・・・」
「けど?」
「怒ってませんけど、もう秋山さんが風邪の時は絶っ対添い寝はしません・・・・・・!」
ぷい、と顔を背けたナオの恨みがましい声にも秋山は全く動じる気配がない。

「悪かったって、ごめんごめん」
「・・・・・・ちっとも悪いと思って無さそうです」
もう一度起きあがろうとして挫折した、微妙な体勢のナオを秋山は胸の中へ抱き寄せた。
「今日一日、ここで一緒に大人しくしてればいいだろ」
「・・・・・・」
「いい子にするって約束するよ」
精一杯むくれた表情を作ってみても、その魅力的な提案に抗えない。

窓から差し込む柔らかな光と眠気に後押しされ、ナオは秋山に体を預けた。

//終わり

以上です(`・ω・´)
読んで下さってどうもありがとうございました!!

68:名無しさん@ピンキー
09/06/17 16:39:41 ovJBokE+
一番槍GJ!!!!!!!!!!!!!!!!

69:名無しさん@ピンキー
09/06/17 17:48:59 1d9pRwl7
ネ申キテターーーーーーー!!!!
超超GJ!
ナオかわいいよナオは秋山悪い子だな秋山w

先生の次回作にも期待しています(ニヤニヤ

70:名無しさん@ピンキー
09/06/17 20:15:50 vyJcTTWy
GJー!!!!!
最高っす!!!!!
ありがとう!

71:名無しさん@ピンキー
09/06/18 00:47:54 hX9s29rj
>>67 あなたは神です!!

72:名無しさん@ピンキー
09/06/20 16:32:33 r6DXT5aI
神降臨あげ

73:名無しさん@ピンキー
09/06/28 10:33:03 aTq84XXs
そういえば公式の秋山と直の年齢が前作より+2才されてたけど、映画もドラマも2年後の話なのかな

74:名無しさん@ピンキー
09/06/29 16:01:44 QrLGzDaf
松田は、マンガの秋山の年齢設定より若いし、ナオは、…微妙だけど
そのまま続きからやるんでない?

75:名無しさん@ピンキー
09/06/29 23:45:49 tlr141w1
映画…だと?

76:名無しさん@ピンキー
09/07/09 20:02:34 2YVgaR5e
キノコに犯される直が読みたい……

77:名無しさん@ピンキー
09/07/10 22:23:43 ygOqvV2w
薄着の季節だが、直タソは脇からのブラチラや白などの透けブラがありそうだ

78:名無しさん@ピンキー
09/07/14 00:51:57 weZ3htdn
スレの繁栄を願い、投下します。
人生初SS 初投下なので、見難かったらごめんなさい。

キノコ福永x直 エロ 無理やりものです(精神的には秋直)

********

「福永さん、このお茶すっごく美味しいです。」
「でっしょー、まだまだあるから、どんどん飲んじゃってよ~!
 今日暑かったから咽かわいてんじゃなーい?」

福永にそう促され、お言葉に甘えて…と、
ナオは、その初めて飲む味のお茶を一気に飲み干す。
福永が空いたグラスに注ぎ足した。



 『友達の海外土産でナオちゃんに似合いそうなものが一杯あるから、見に来ない?
  あ、女の子が喜びそうなものばかりだから、秋山君は今回は呼ばなくていいから』


そう福永に誘われ、ナオは今、福永の家にいる。

事前に秋山に報告していれば、少しは警戒心を持つように窘められていただろうが、
(福永さんはネイリストさんだし、女性向けの小物やお土産に詳しいんだろうなー)
等と考えながら、福永に指定されたとうり、秋山は誘わず単身で福永の家へ訪れていた。

「このお茶が例の海外のお土産ですか?」
2杯目のお茶を飲みながら、直が福永に尋ねる。

「そうそう。他にもそこの箱に直ちゃんが喜びそうなものがあるから、後で見せてあげるね」
そう答えながら、福永は何やらカメラと三脚のようなものをごそごそとセットしている。

「?福永さん何しているんですか?福永さんの分のお茶、氷溶けちゃいますよ」

「うん、ちょっとナオちゃんに見せたいものがあるんだよねー
 もうすぐ準備できるから、ナオちゃん僕の分も飲んでていいよー」

「え、いいんですか?」

「いいよーいいよー。まだおかわりあるし」

勧められるまま、ナオが福永の分のグラスを手にしたとき、
正面のテレビに、グラスを手にしているナオの姿が映し出された。


79:78続き
09/07/14 00:54:06 weZ3htdn
「あーびっくりした。それ、ビデオカメラですか?」

ナオがカメラだと思っていた機材のレンズを通して、
自分の姿がテレビに映し出されていることに、ちょっと照れたように、
ナオが福永に問いかける。

「そうそう。その海外に行った友達からもこれも借りたんだよ」
福永はカメラの向きを調節しつつ、ナオのほうを振り向き、笑顔を向けた。

「?」
ナオは何となく福永の笑顔に違和感を感じた気がしたが、
その疑問を口に出す前に、ナオの手から飲みかけのグラスが落ちた。

「きゃあ、すみません!!なんか勝手に手がすべったみたいで!」
ナオはあわてて、自分の膝の上に落としてしまったグラスを取ろうとするが、
何故だか手がうまく動かず、グラスを掴む事ができずにいると、
福永がそのグラスを持ち上げてテーブルの上に置いた。

「あ、ありがとうございます。何故かうまくつかめなくて、床もすごし汚しちゃいました」
慌てて福永を見上げ謝罪をするが、またしても福永の笑顔に違和感を感じる。

その後の福永の行動はナオには信じられないものだった…。

「いいよぉ。別に。
でもスカート濡れちゃったから脱がないとね」
そう言いいながら、ナオのスカートのファスナーに手をかけ、下着ごと脱がせはじめる。

「!!福永さん、何するんですか、スカートは大丈夫ですからやめてください」
突然の出来事に慌てながらも、ナオは福永の手を止めようとするが、
何故か手足が思うように動かず、あっというまにナオの下半身は一糸纏わぬ状態にされていた。
「いやです。やめてください!!」必死に声のみで抵抗をする。


80:78続き
09/07/14 00:54:54 weZ3htdn
「そぉんな言ってもさ、ナオちゃんぜぇんぜん抵抗しないじゃーん。
 ナオちゃんてば実はさ、こういうことされるの待ってたんじゃないのぉ?」
「!!!違いますっ」羞恥と恐怖のあまり、ナオの両瞳からぽろぽろと涙が零れる。

実はさきほどナオが飲まされていたお茶は、
一時的に手足の動作を鈍くさせる作用と、催淫効果があるという、
日本ではとても手に入らないような品物で、
ナオが今手足がうまく動かないのはその為であった。

普通の人であれば、何かを飲まされた直後に、
手足がうまく動かないような事態が発生した場合、
飲まされたものを疑うだろう。

だが、相手は疑う事を知らないカンザキナオだ。

福永としては、飲ませた物の効果の種明かしを、
得意げに話したいのは山々だったが、
その事には敢えてふれず、ナオのブラウスのボタンを外しはじめる。

「嫌なら抵抗すればいいのに、
 さっきから脱がしてもらうの待ってるみたいじゃない。
 ナオちゃんて本当はこういう事されるのが好きな子なんだねー」

「ちが…本当に違うんです。あの、びっくりしすぎちゃったせいか、
 手足が動かないだけなんです。本当にやめてください。お願いします。」
ナオは羞恥のため俯いたまま首を左右に振り、小さな声で、
やめて欲しいとと、何度も懇願する。

飲まされたものの効果である事を全く疑っていない様子に、
福永は厭らしい笑みを浮かべ、心の中でつぶやいた。

ナオちゃん、君はほんっとうに、バカだよね。



81:78続き
09/07/14 01:53:28 weZ3htdn
「福永さん…。お願いします。もうやめてください」
ブラウスもブラも取り去られ全裸にされてしまったナオは、
必死の思いでそう懇願した。

すると福永が、一度脱がせたブラウスを拾い、
ナオの腕をとり、両袖をとおさせた。

(よかった…。福永さん、解ってくれたんだ)

「ありがとうございます」」
安堵の表情を浮かべ、礼の言葉を告げるナオを、
福永は一瞥し、心底馬鹿にしたような表情でこう告げた

「ばっかじゃないのぉ。お楽しみはこれからじゃん」

驚愕するナオを尻目に、
「待っててね♪待っててね♪」と、スキップしながら、
例の【海外土産】が入っているという箱を持ってくる。

箱の中から紐のようなものを取り出し、
「まぁ、この紐は海外製とか関係無いんだけどね」
と言いながら、ソファーに座らせている状態のナオの右手に、
紐を巻きつけて縛り、ナオの右足を高く持ち上げた。

「やっ…いや」
足を持ち上げられた事で、恥ずかしい場所がより露わになる事を、
ナオは必死に抵抗したが、手足は思うように動かず、福永の自由にされてしまう。

高く持ち上げられた右足の内腿に、
紐でしばられた右手が重なるように、きつく紐を巻きけ、紐をナオの背中側に通し、
同じように左側の手足も固定してゆく。

その紐の上に、先ほど袖を通したブラウスを、紐が隠れるように重ねる。

「ほらー、見てごらん。
 こうやって紐を隠すと、ナオちゃんが自分の手で足を広げてるみたいに見えるでしょ?
 超セクシー♪」
楽しげにはしゃぐ福永の視線の先のテレビのモニターに映し出されている、
あまりにも恥ずかしい姿を、ナオは直視する事ができず、
小さな声で「いや…いや…」と呟きながら涙を流す事しかできずにいた。

82:78続き
09/07/17 18:57:40 uR7IQNfu
「いやいや言っちゃってる割にはさ、
 脱がされただけで随分と感じちゃってるんじゃないの?」

フクナガはそう言いながら、
お茶の効果で既に硬く色付き主張していた、ナオの乳首をつまみあげる。

「やっ!…んっ」
ナオの体に甘い電流のような疼く感覚が走る。
(やだ…。嫌なのに、どうして…)

一連の出来事で既に精神的に一杯な状態のナオには、自覚は無かったが、
先ほど飲まされたお茶の催淫効果は既にナオの体に表れていた。

形のいい双方の乳房を彩る乳首は色濃く硬くなり、
下半身の蜜口から甘い蜜を漏らし、その先の一番敏感な肉芽も、
既に硬くなり存在を主張していた。

縛られ無理やり開かされているナオの足の間に、
フクナガはしゃがみこみ、わざとゆっくりナオの秘部を眺めまわす。

(やだ。やだ。こんなの恥ずかしすぎる。)
ナオはあまりの恥ずかしさに声も出せずに、顔を背け涙を流すが、
同時に自身の体の奥に甘い疼気を感じ、体液が吐き出されたのを感じた。
(私…恥ずかしいのに、嫌なのに、何で?)

フクナガは、ナオの蜜口から蜜をすくいあげ、
敏感な肉芽にこすりつけるように、数回軽く撫で上げながら、
ナオに囁く。
「ナオちゃんはさぁ自覚は無いかもしれないけど、
こういう恥ずかしい事をされるのが大好きな、えっちなコなんだよねー。本当は」

「はぁ…んんんっ」
生まれてはじめてそこを他人に触られる刺激に、嫌悪感を感じつつも、
ナオの体は敏感に反応し、自分でも信じられないような甘い嬌声が漏れてしまう。
(いやなのに…わたし、わたしのカラダ…フクナガさんの言うとうりだ…)

「こぉんな、やらしいナオちゃんにとっても喜んでもらえるプレゼントがあるん
だよね。」
じゃじゃじゃーん。と効果音をつけつつ、土産物入れから、フクナガが取り出し
たものを見て、
ナオは青ざめた。

ナオはそれを見るのははじめてだったが、今の自分のおかれている状況と、
その形状から、それが何かの察しがついた。

フクナガの手に握られれているもの、それば電動式のバイブだった。


83:78続き
09/07/18 02:00:08 9GMAfeso
bb

84:78続き
09/07/18 02:02:33 9GMAfeso
ごめんなさい
>83は間違い投下です。
ようやくアクセス規制解除されました…。

85:78続き
09/07/18 02:53:08 9GMAfeso
「ほら、ナオちゃんこういうの大好きでしょ?
 海外サイズだからちょっと大きめだけど、色んなパターンの動きが可能だから、
 ナオちゃんにとっても楽しんでもらえると思うよ。」

そう言うとフクナガはナオに見せつけるようにバイブのスイッチをいじりはじめる。

フクナガのスイッチを動かす指にあわせ、ナオの目前のバイブが細かく振動する。
スイッチのモードを変えると、先端や入口にあたる部分の内側のボール状のものが回転したかと思えば、
全体的にうねうねと回転を見せたりした。

ナオの顔が恐怖心に歪む。
全身の力を使い、必死に抵抗を試みるが、緊縛された状態とお茶の効果で、
首を左右にめいいっぱい振る以外に、抵抗をする事ができない。

フクナガの手元のバイブの先端が、ナオの秘部分の入口にあてがわれた瞬間、
ナオは悲鳴のような声で必死に、やめて欲しいとフクナガに懇願した。

「いや!そんなの、そんなの入りません!!やめてください!!」

その台詞を聞き、フクナガは手を止めニヤニヤとしながら、ナオに質問を投げかけた。

「あれぇ?ナオちゃんてさぁ、ひょっとして処女?
 処女なら、いきなりバイブはちょっと可哀想だから考えてみてもいいけど?」

「処女です!だから、やめてください」

通常のナオの性格では、恥ずかしくてとても口に出せないような申告だったが、
今の状況から逃れたい一心で、処女である事を告げる。

「秋山とは?やっちゃってるんじゃないの?」

「秋山さんとはそんなんじゃありません!!」

フクナガから急に秋山の名を出され、
ナオは秋山との関係を侮辱されたような気分になり、声を荒げて否定した。

「ふーん。じゃあナオちゃんの片思いなんだ。」
「…!」

ナオの秋山への思いを、断定的にフクナガに指摘され、ナオは言葉を詰まらせた。
そのナオの表情を見て、フクナガは更にナオに追い打ちをかける。

「ほーんと、ナオちゃんはすぐに表情に出るよね。バレバレだよ?」

恥ずかしさから、どう答えていいか解らず、
フクナガからの視線を反らすように、横を向き、
俯くナオの耳元にフクナガを唇を寄せ囁く。

「可哀想にね。ナオちゃん。
 君の処女は秋山にじゃなく、このオモチャに奪われるんだよ」

86:名無しさん@ピンキー
09/07/24 06:33:30 xOeNJpci
GJ!!
怯えるナオの表現が最高です!!

87:名無しさん@ピンキー
09/07/24 23:47:36 s2CUGdGU
いつの間にか神が――!!
GJです!
ナオがエロいっ!
秋山に助けに入って欲しいような欲しくないような。
続きwktkして待ってます。

88:名無しさん@ピンキー
09/07/25 07:50:01 10g0XKIK
GJ! ナオはやっぱり処女ですよねー。


89:名無しさん@ピンキー
09/07/25 12:39:03 +bAZHCA1
>>88 もち。でしょ!

90:78です
09/07/25 19:10:24 X1z5rHLK
>GJレスくれた優しい方々!
ありがとうございます。

自分で読み返してみても、読みにくいなーと思う、
拙い文章を読んでいただけて、嬉しいです。

文章を書く事の難しさに絶望していたところですがw
嬉しくなってしまったので続きがんばります。

まとめて投下すべきなのに細々とした投下ですみません。

使ってるプロバイダが、アクセス規制の期間が多すぎるので、
(今も規制中なので携帯からです。)
解除されているうちに出来てる部分だけでも!と、
ちょこまかと投下しちゃってますが、

他の投下希望の方の邪魔になってるようでしたら、
無視して新作投下しくださいね!


91:78続き
09/07/27 18:54:22 cD9MXhNH
「…っ、処女なら考え直すって、言ったじゃないですか!」

「考えてみてもいい、って言っただけで、止めるなんて言ってないよ、
 でも、まぁ可哀想だから、ひとつゲームでもしてみようか?」

「ゲーム、ですか?」

「そう、ゲーム。ナオちゃんが勝ったら、ナオちゃんの希望をひとつ、
 例えば、もう止めて家に帰して欲しいとか?聞いてあげるよ。どう?」

「……」

現状を回避するには、そのゲームで勝つ以外に方法が無いのであろう。

だが、ナオの過去の経験上、フクナガからゲームを持ちかけられ、
良い結果となった事は無く、さすがのナオも警戒心から即答を躊躇った。

「そんな警戒しないでよぉー。正直者のナオちゃんにはぴったりのゲームだよ」

「…どんなゲームですか?」
正直者にぴったりな簡単なゲーム、というフクナガの言葉を聞き、
ゲームの内容によっては勝てるのかもしれない、と、
騙されやすいナオは、一筋の希望を見出したように、ゲームの内容を質問する。

「簡単だよ、今から僕がナオちゃんに質問を10個するから、
 その質問の正直な回答を、ナオちゃんがビデオカメラに向かって言うだけ。
 全部の質問が終わるまで、嘘をつくのは禁止。
 全部の質問に正直に答えてくれたらナオちゃんの勝ちだよ」

(…嘘はつかないで10個の質問に正直に答えるだけなら、勝てるかもしれない)
実際のところ、ナオにはフクナガが何故そんなゲームを持ちかけてきているかの、
意図が全く理解できないでいた。

先ほどの会話の流れの続きで、
秋山に対する気持ちを根掘り葉掘り質問されたり、するのかもしれない。
とも思ったが、10個程度の質問なら答えられそうな気がした。

それどころか、ひょっとしたらフクナガは自分に同情してくれて、
わざと簡単なゲームを持ちかけてくれたのかもしれない。

と、常人であれば、この状況まで追い込まれたら思いもつかないような、
お人好しにも程がある考えにいたり、ナオはフクナガ提案のゲームにのる事にした。

92:78続き
09/07/27 18:57:58 cD9MXhNH
「それじゃあ、ゲーム開始だね。
 まず質問1、あなたの名前を答えてください」
「…カンザキナオです」

フクナガからの、あまりにも簡単な質問内容に、
少々拍子抜けしながらも、これなら勝てる、とナオは安堵し、
フクナガに向かって、回答である自分の名前を告げる。

「ちゃんと、ビデオカメラに向かって答えて」
「あ、はい。すみません」

ルールでは、ビデオカメラに向かって回答する事になっていた事を、
うっかり忘れてしまい、フクナガに向かって答えてしまったので、
ナオは、改めてビデオカメラに向かい自分の名前を答える為、
視線をビデオカメラのほうに向けた。

ビデオカメラに視線を向ける事で、その奥のテレビに映し出されている、
自分の姿が再び目に入り、先程迄の安堵の感情が、
途端に羞恥と、居た堪れないような感情で一杯になる。

テレビに映し出されているナオの姿は、
全裸で足を大きく開いた状態でソファーに座り、
まるで、自分から恥ずかしい部分を見せつけるように、
開いた足を自らの手で抑えているような格好だ。

(やだ、こんな格好恥ずかし過ぎる…)

自分の恥ずかしい姿を改めて目にし、自然と目から涙が零れる。
それと同時に体中が熱くなり、先ほどから意識しないようにしていた、
疼くような感覚が、より一層強くなる。

(やだ、やだ、私のカラダ、おかしい…恥ずかしい…)

自分の姿を見ている事に耐えられず、カメラから目を反らす。

「あの、フクナガさん。
 この格好恥ずかしすぎます。ゲーム中は普通の格好でいさせてください。」

自分のカラダがもたらす、思いもよらない感覚や反応と、羞恥心から、
ナオのか細い声は震えていた。

93:78続き
09/07/27 19:02:50 cD9MXhNH
そんなナオの姿を、
フクナガは満足げな厭らしい笑みをたたえながら眺めている。

「だぁーかーら、
 ナオちゃんがゲームに勝ったら、お願いをひとつ聞くって、決まりじゃない、
 それ以外は、ゲーム中は何を頼まれたってお断りだよ」

「…そんな…無理です。恥ずかしすぎます」
ナオの瞳からは涙が止まることなく流れ、か細い声は相変わらず震えていた。

「だいたいさぁ、本当のナオちゃんは、
 こういう恥ずかしい格好させられるのが大好きな、やらしいコじゃない」

そんなナオの姿を眺め、一層楽しげに、フクナガはナオを追い詰める発言をする。

「…っ。好きじゃありません、嫌です」
こんな格好、好きなはずが無い。嫌に決まっている。
ナオは否定の言葉を口にする。

が、心の奥底では、フクナガに言われた言葉に不安を覚える。

催淫効果のあるお茶を飲まされた事を知らないナオとしては、
この、嫌で堪らない筈の、恥ずかしい姿を強要されながらも、
同時に体の奥底の甘く疼く、否定しようが無い感覚に焦っていた。

(わたし…ひょっとしたら、フクナガさんの言うような、
 やらしい、えっちな子なのだろうか…)

黙ってしまったナオの様子を見て、
フクナガは計算道理と言わんばかりの顔で、話をすすめる。

「本当に嫌のかなー?ナオちゃん、ゲーム中は嘘は禁止だよ?
 まぁ、ナオちゃんがえっちな子かどうかは、とりあえず置いておいて、
 さっさと、1つ目の回答をカメラに向かって答えてくれる?」

「……」

ナオは俯いてしまったまま、カメラのほうを向こうとしない。

ゲームをする事に決めた段階では、カメラ越しに自分の姿を見る事が、
こんなに恥ずかしいという事までは、考えが及んでなかったのだ。

今のナオとしては、こんな格好のままゲームを続けられる事は、
到底無理なように思えた。

94:78続き
09/07/27 19:05:15 cD9MXhNH
ナオがいつまでも黙っているような反応を返す事は、
フクナガの想定内であったが、わざとイラついたような口調でナオを追い立てる。

「さっさと答えないと、ナオちゃんの負けだよ?
 あ、そういえばさ、ナオちゃんが負けた場合、どうするか決めてなかったよね」

フクナガの苛ついた声とともに、
『パシャ』というシャッター音が、ナオの耳に入ってきた。

ナオが嫌な予感を抱えながら、フクナガのほうを向くと、
フクナガの手元に、いつのまにか、
ー…おそらく勝手に鞄から出したのであろうと思われる、
ナオの携帯電話が握られていた。

「へー、ナオちゃんて結構、秋山と頻繁に連絡とってるんだねー。
 でもさ、こんな写真つきのメールが送られてきたら、さすがの秋山も驚くと思わない?」

フクナガはそう言いながら、ナオの携帯の画面をナオに向ける。
画面には、顔をそむけてはいるものの、
ナオを知る人には一目でナオだと解る、現状のナオの痴態が写っていた。

「…っ!!絶対にやめてください!!」

「ナオちゃんがゲームに負けた場合の話だよ。
 負けたく無かったら、さっさとビデオカメラに向かって回答してよ」

実際には、フクナガとしては、秋山にメールを送るつもりは無かった。
こんな写真のメールなんか送ったら、自分の命も危ない。

だが、ナオの心情を追い詰めるには効果的であると判断し、
実際にその判断は正しく、ナオの心情を追い詰めた。

大好きな男性に、自分の恥ずかしい姿の写真を見られる、
それは少女にとって、何よりも耐えがたい、一番避けたい事柄であった。

(秋山さんに、あんな写真見られたら、もう、二度と顔向けできない…)

ナオは意を決し、ビデオカメラのほうへ顔を動かし、
震える声で、フクナガの指示に従った。

「私の名前はカンザキナオです。」

止まることなく溢れる涙のせいで、ぼやけはじめたナオ視界に、
恥ずかしい姿で名乗る自分の姿が映る。

ナオは自分の体が一層熱くなるのを感じていた。

95:78続き
09/07/27 19:09:26 cD9MXhNH
「はーい。1問目正解。じゃあ、2問目の質問でーす」

そう言いながら、フクナガはナオの双方の胸の頂点の蕾を、
両手で摘まみ上げる。

「ゃあっ!」

突然の出来事に、ナオが悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげる。

「ゃっ…やめっ…ん」

嫌だ、やめてほしい。
ナオは確かにそう思って、言おとしたのだが、
同時に体内に甘い痺れが走り、口から発した言葉は嬌声となる。

催淫効果で、甘い刺激を感じやすくなっているナオの蕾を、
フクナガは強弱をつけて揉み込んでは、
親指を使って左右交互に軽く転がし、ナオの反応を楽しむ。

「…っ…んっ…はっ…」
(嫌、嫌なのに、変な声が出そうになる…)

ナオは漏れてしまいそうになる声を必至で我慢しつつ、
フクナガに触れられている部分から全身に広がる、
電流のような甘い痺れに戸惑っていた。

「はーい。2問目の質問です。
 ナオちゃんは乳首を弄られるのが好きですか?」

「!!違…っん。嫌、っんん…はぁっ」

「あれぇ?違うの?そんなやらしい声出してる癖に。
 嘘ついたらこのゲーム、ナオちゃんの負けなんだよ?」

フクナガの指がナオの双方の蕾に齎す甘い刺激は、
止まらず繰り返し続けられている。

繰り返される毎に、ナオのカラダげの甘い疼きが増し、
自身の秘部から、熱をもった蜜が漏れ溢れていくのを、
ナオは自覚し、戸惑っていた。

(本当に嫌なのに…
 私のカラダはフクナガさんの言うとうり、すごくエッチだ…)

感情とは異なった反応を返す、自分の体、
そして認めたくは無いが、快楽を感じている。
その状況にナオはすっかり混乱していた。

通常であっても、他者の言う事を鵜呑みにしやすい性格のナオだが、
与え続けられる快楽と、体の反応という状況証拠、混乱する思考の中で、
フクナガ言う事が、正しいような気がしてきてしまう。

(私…こういう事をされるのが好きな、えっちなコだったんだ…)

96:78続き
09/07/27 19:16:55 cD9MXhNH
本当はそんな事認めたく無い、絶対に認めたく無い、が、
違う、恥ずかしい、と思えば思うほど、気持とは反対に、
カラダは熱を増し、蜜が溢れ、甘い声が漏れてしまう。

「…んっ…ふぅ…ぁ…」

「ほら、ちゃんと早く、正直に言わないと、秋山君に写メ送るよ?」

それはナオにとって、何よりも避けたい事柄だ。

(恥ずかしいけど…ちゃんと、本当の事、言わないと…)

追い詰められているナオの心を更に追い詰めるように、
フクナガは、指先でナオの蕾を弄ぶ行為はそのままの状態で、
ナオの耳元に唇を寄せささやく。

「『私は乳首を弄られるのが好きなエッチなコです』でしょ?
 早く言わないと、本当に秋山に写真見られちゃうよ?」

ナオは、苛まれる快楽を耐える為に閉じていた目を開き、
小さな声であったが、ナオにとっては精一杯の声で、
カメラに向かって告げた。

「わ…わたし、は、乳首を弄られるのが、好きな…えっちな子、です…」

そう告げた直後、ナオは、自ら認め口にしてしまった恥ずかしさと、
後悔の気持でいっぱいになる。

急速に全身が火照り、同時に、より敏感に反応してしまう。

フクナガの指は絶え間なく、ナオの蕾を刺激し続ける。

「ゃ…っ…っ」

ナオが必死に声を我慢しつつも、敏感に反応している様を、
フクナガ楽しみながら、更に言葉でも、揺さ振りをかける。

「処女なのにこんなに感じちゃうなんて、ナオちゃんて、
 相当えっちだよねぇ。こーんな厭らしい子滅多にいないよ。」

(…これが、感じてるって、コトなんだ…
 わたし、今まで知らなかったけど、すごく、厭らしい子なんだ…)

フクナガの指から与えられる、快楽と辱めにより、
朦朧としはじめていたナオの意識は、
フクナガの思惑どうりに、思考を誘導されてしまっている状態だった。

97:78続き
09/07/27 19:31:13 cD9MXhNH
「!…あぁんっ!!」

不意に、今までに無い強い刺激が与えられ、
ナオの口から大きな声が漏れる。

ナオの敏感な蕾は、フクナガに、抓るように捩じり上げられていた。
限界まで引っ張り上げ、ぎゅうぎゅうと、強く揉み込まれる。

その強すぎる刺激は、痛みを伴いつつも、
痛みとは異なる新たな快楽をナオの体にもたらし、
ナオは喉を仰け反らせ、体を震わせた。

「あっ!…あ!…あぁ…あ…」

声を我慢する事すら出来ず、再び涙が零れ落ちる。

フクナガは暫くの間、
押し潰さんばかりの強い刺激を、ナオの蕾に与えた後、
次に、双方の乳房を両手の指で、
わざと頂上の蕾には触れないように、包み込み、
柔らかく揉みはじめた。

「ふぁ…っん」

強い刺激の後に、柔らかい刺激を与えられ、
ナオの口から、ナオ自身が驚くような、甘い声が漏れてしまう。

ナオは慌てて、声を我慢する事に意識を集中させようとしたが、、
柔らかく胸全体を揉まれている内に、
今は触れられていない頂点の蕾が、先程の刺激を思い出し、
再びそこへ触れて欲しいという、認めたくない感情が自分の中に、
芽生えた事に気が付き、当惑する、。

(ダメ…そんな事、考えちゃ、ダメ、なのに…)

フクナガの指の動きが変わり、指全体を乳房の外側から、
頂点に向かってゆっくりと滑らせるような動きに変わる。

ゆっくりとそたその動きが、頂上へ近付きはじめると、
ナオは、そんな事は考えてはいけない、と思いながらも、
欲していた場所に刺激が与えられる事を期待し、
触れられる前から、想像し、甘い溜息を洩らしてしまう。

だが、無情にも福永の指は、頂上の蕾のみ触れず、
乳房の外側に戻り、再度同じ動きを繰り返す。

ナオは、じわじわと、外側から迫ってくる指の動きに、
考えてはいけない、と思いながらも、
頂点の蕾への刺激が、欲しいという気持ちが湧いてしまう。

98:78続き
09/07/27 19:36:11 cD9MXhNH
フクナガの指の動きが変わり、やはりわざと蕾には触れないように、
蕾付近の桜色に色づいた部分を、やわやわと揉み始める。

「はぁん…っ」

欲しい場所への刺激を、与えてもらう事ができない。

その状況が、更にナオから漏れる声を艶めいたものにしていた。

フクナガは計算どうり、散々焦らしてkらの、3つ目の質問に入る。

「では、3つ目の質問です。
 ナオちゃんは今、乳首を触って欲しくて堪らないんじゃない?」


ナオは、自分の厭らしい欲望が見透かされてしまっていた事に、
既に火照っていた顔を更に赤くし、小さく小さく頷いた。

(恥ずかしい…でも、でも、我慢できないんです…)


「頷くだけじゃ、回答になってないよ。ナオちゃん、
 ちゃんとビデオカメラに向かって言ってくれないと」

フクナガはそう言いながら、カメラに向かって言うべき台詞を、
ナオの耳元で囁く。

「そ、そんな事!…言えません」

「言わないとナオちゃんの負けだけど、いいのかなー?」

「……」

負ければ、大好きな秋山へ、見られたくない写真のメールが、
送られてしまう。

負けるわけには、いかないのだ。

ナオは震える息遣いで小さく深呼吸し、気力を振り絞り、
フクナガに指定されたセリフをカメラに向かって告げる。

「もっと…もっと、乳首を、苛めて、欲しいんです。
 お、お願い、します。」

本来、フクナガが指定したセリフ回しで言う必要など、
ゲームのルールに無い事だったが、
精神的にも、肉体的にも、追い詰められているナオは、
ただ、フクナガの指示に従うしか術が無い状態となっていた。

99:78です
09/07/27 20:01:55 cD9MXhNH
とりあえず、今日はここまでです。
多分続きます。

短く文章を纏める能力が無いようで、
気持ち悪いくらい長くなりそうな予感がしてきました。。。

(予定道理書き切れれば、今で1/3くらいです)
あまり長いのはNG等のご意見がありましたら、
きりがいいところで切り上げます。

(一か所誤字がありました。
 >98  k→か
 です。失礼しました。)

100:名無しさん@ピンキー
09/07/27 23:49:58 3XdA+CIQ
神まだいる? 秋直読みたい

101:78
09/08/01 14:04:28 4/ta0c+V
ごめんなさい
今、秋直で話浮かばないので、
需要無さげな78はここで終了ということで><

ROM専に戻ります。

私も秋直読みたいです。
どこかの神様お願いします!

102:名無しさん@ピンキー
09/08/02 12:00:14 GmL2UVRt
>>78

自分は78さんの続きをwktkで待ってるので、ぜひともこの後もお願いします!
需要よりも自分の好きなものを書けばいいと思うよ

103:名無しさん@ピンキー
09/08/04 03:32:21 tqtnlE+q
>>101
続き読みたいです!せっかく盛り上がってきたところなので、続き気になります!

復活待ってます!

104:名無しさん@ピンキー
09/08/07 15:19:55 1TfEL4Ns
続き楽しみ

105:名無しさん@ピンキー
09/08/08 23:14:37 knZGs0j2
いじめられる直たんかわいいよ
78復活待ってるよ!

106:名無しさん@ピンキー
09/08/14 01:48:03 2yMlPxMp
GJ

107:名無しさん@ピンキー
09/09/06 11:19:35 WmYP0L1D
ドラマ開始まであとちょっとの辛抱だ

108:名無しさん@ピンキー
09/09/14 17:12:48 C7Otyb7B
GJ-!!

109:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:45:34 B0JV3tmA
じっと待つ

110:名無しさん@ピンキー
09/09/22 11:36:19 p/p+57ei
保守

111:名無しさん@ピンキー
09/09/24 19:48:00 VBPZuTFP
78待ってます

112:名無しさん@ピンキー
09/09/25 02:28:38 8yvHMWnZ
ライアードラマ二部&映画にwktkしてage

113:名無しさん@ピンキー
09/09/26 21:05:20 LqNQyb8h
保守上げ

114:名無しさん@ピンキー
09/10/01 00:26:01 /EAcvCZp
ドラマ二期は楽しみでもあるが怖くもあるな

115:名無しさん@ピンキー
09/10/07 22:30:19 5iV419tk
保守

116:名無しさん@ピンキー
09/10/10 19:14:48 Tq47Qmt5
あと1ヶ月か…
どんなふうに直たんをいじめてくれるのかなハアハア

117:名無しさん@ピンキー
09/10/15 19:02:59 jmDu8qXm
ドラマ再開まであと一か月ですね(´∀`*)
そんな訳で保守でSS投下させて頂きます。

ドラマ設定、エロ有りです

再開されたゲームの四回戦も終わり、秋山は請われるままナオの部屋を訪れていた。


久しぶりに訪れるナオの部屋はいくつかの家具の配置が変わっていても、彼女独特の柔らかく居心地の良い雰囲気は以前と何も変わらなかった。


二年ぶりにナオの姿を確認した時、秋山は少し戸惑った。
柔らかなウェーブを描いて、華奢な身体を守る様に肩から背中に流れる髪。
幾分か女性らしい丸みを帯びた体。
自分の知っているあどけなさの勝った少女は、ずいぶんと大人びて見えた。

再会のあの瞬間、秋山に気付きナオは黒目勝ちな大きな目をさらに見開いた。
一瞬の戸惑った彼女がはにかんだ様な泣き出しそうな笑みを浮かべた途端、彼女は自分の知っているナオに戻り秋山の胸が痛んだ。

「秋山さん」
「…ああ」

物思いに耽り立ち尽くす秋山をナオの声が現実に引き戻した。
ナオと並んですっかり暗くなったガラス窓の向こうの景色をぼんやりと眺める。

「本当に……お久しぶりですね」
「ああ」
「秋山さんは、お元気でしたか?」
「何とかな」

すぐ隣で少し寂しそうに笑うナオに秋山の胸が締め付けられた。

「お前こそ、元気でいたか?」
「はい…」

お決まりの質問の後のしばらくの沈黙の中、ナオが意を決した様に切り出した。

「秋山さん……。秋山さんは……」
「どうして、遠くに……行って…しまっ……」

秋山を見上げるナオの大きな瞳が見る見る内に潤み、その問いかけは最後まで言葉にはならなかった。

「……泣くなよ」
「……だって…」

言葉に詰まらず喋れる事を確認しながらナオは必死に続ける。

「秋山さんが居なくなって…ずっとずっと寂しくって…、いっつも秋山さんのこと心配して……」
「俺の事なんてさっさと忘れれば良かったんだ……」
「そんなの……そんなの絶対イヤです!」

ナオは大粒の涙をこぼしながら子供の様に大きく首を横に振り秋山の言葉を否定した。


118:2
09/10/15 19:04:17 jmDu8qXm
これではまるで彼女に言い掛かりをつけているようだ。
突然の別れに彼女が心を痛めるのは当然で、自分の言い分が身勝手なだとは分かってはいても、秋山には苛立ちを隠すことが出来なかった。

ナオは自分の事など忘れては幸せになっていなければいけなかった。

ホスピスを最後に訪れた日から続いた平穏な日々。

すでに不要になった自分がナオの傍らに居座る罪悪感。
贖罪のチャンスをくれた彼女にこれ以上を求めることは出来ない。

だから秋山はナオの元を去り、彼女は中断されていた幸せな日々を再開している筈だった。
離れて過ごす日々、幸せに暮らす彼女を思うことが秋山に取っての救いだった。

「俺はお前に……幸せになって欲しかった」
「そんなの……無理です……」

堅く握りしめたナオの手にぽたりと涙の滴が落ちる。

「……頼むから……泣かないでくれ」

涙を拭おうと秋山が彼女の肩に触れた瞬間、ナオは無意識に秋山の胸へしがみついていた。

「……なお」

少し間が空いてナオの背中に秋山の腕が回される。
大きくて温かな秋山の手を感じ、ナオは秋山に体を預けた。
世界で一番安心できる場所。
秋山の腕の中に居るとナオは急に自分が無力になってしまったような気がした。
拒まれなかった事に安堵してまた涙が頬を伝う。

「秋山さん……ずっと、会いたかったんです」
「――俺だって……会いたかった」



胸の奥で深く息を吐き秋山はもう一度ナオを抱きしめた。
息苦しいほどの抱擁。

それ以上、言葉を探す事ももどかしく秋山はナオの唇に自分のそれを重ねる。
少しひんやりとした柔らかな唇の感触にナオは小さく息を呑み、目を閉じた。

「ん……」

長い口付けに応え、僅かに開いたナオの唇の隙間に舌を差し入れ秋山はほのかに甘く温かなナオの口内を味わった。

濡れた音を立て、口付けから解放される。
秋山からはすぐに俯いたナオの表情は見えないが、その身体が僅かに震えているのが見て取れた。

119:3
09/10/15 19:08:44 jmDu8qXm
彼女にもっと触れたい。
一度、その肌を指先に感じれば自制心は脆くも崩れ落ちる。
離れていた時間がそのままナオに抱く感情への耐性になる訳では無いと秋山は今更ながらに
思い知らされた。

秋山は両手でナオの頬に触れ、撫でる様に滑らせた指先で長い髪をかき上げる。
露わになったナオの首筋に秋山の唇が触れ、僅かに濡れた感触に彼女は身体をすくませた。

秋山は過去の行為を辿る様にナオの白い皮膚に唇を這わせる。

「んっ……」

ナオの唇から小さな声が漏れるが、抗う様子はない。
ちろりと舌で鎖骨をなぞり、喉元に軽く歯を立てる。
硬質で滑らかな秋山の歯の感触にナオの肌がぞくりと粟立ち、彼女に強い刺激を期待させた。

「ふ……、あ」

緊張で身体を強ばらせながらもナオはあくまでも従順に秋山に応える。
ナオの背を撫でる秋山の指先がファスナーを探り当て、するりとそれを下ろす。

抱き寄せていた腕をゆるめると、密着していた腰のあたりでわだかまっていたワンピースが
支えを失い、肌を滑り落ちる。
柔らかな色合いの生地の中から徐々に白く滑らかな肌が露わになる様はどこか羽化を思わせた。

不安気にきつく目を閉じたまま、ナオは大人しく秋山に身を任せている。

華奢な印象は記憶の中の彼女と変わらないものの、その身体は以前よりも柔らかな曲線を描いていた。
柔らかなウェーブの掛かった髪を一房すくい取り、そっと口付ける。
甘やかな彼女の香りは二年前と変わらないと思った。

「………おいで」
「……はい」

ナオはそっと差し出された秋山の手を取り、足元に落ちきった生地の上を通りベッドへと向かった。



秋山は横たわったナオの、最後に身を守るには余りにも頼りない下着の繊細なレースと胸元の
境界線を指でなぞる。

「ふ……」

柔らかな膨らみに沈める様に、レースの下へ指先を潜り込ませる。
温かく滑らかな肌の上、しっとりと僅かに感触の異なる部分をゆっくりと指で撫でた。

「あっ……」

胸元から甘いものがこみ上げ、ナオの声が詰まる。
敏感なナオの反応に秋山は満足げな笑みを浮かべた。



120:4
09/10/15 19:10:30 jmDu8qXm
秋山が右手を背中の下へ潜り込ませ、器用に留め金を外すとナオが弱々しくかぶりを振った。

「秋山さん……明るいの…や、です」
「―ああ」

緊張に震えた小さな声。
秋山は僅かに口元に笑みを浮かべ起きあがると、照明を常夜灯へ切り替えた。

考えるよりも先にナオの部屋のスイッチの場所をまだ体が覚えている。
自分が思っていた以上にこの部屋で長い時間を過ごしてきたことに気がついた。

ベッドサイドへ戻った秋山は、まるで祈る様に胸元で組まれたナオの両手を自分のそれで
身体の両脇に固定し、柔らかな双房へ唇を寄せる。

強い口付けにナオの肌がじわりと薄紅色に染まった。

「あっ…あ、……」

秋山はぷくりと立ち上がった珊瑚色の蕾を口に含み、軽く吸い上げる。
秋山の舌先が先端を掠める度にナオは甘やかな声をあげた。

「はっ……、や、あ」

触れられた箇所から身体の中心に向かってナオの身体に熱が蓄積されていく。
全身へさざ波のように淡く痺れが広がり、ナオは自分の反応に戸惑いを隠せずにいた。

秋山が素肌に触れているというだけでこんなにも感じてしまう。
ずっと遠ざかっていた感覚にいとも簡単に自分が支配されてしまっていることが怖かった。

「……どうした?」
「いいえ……何でもないです」

秋山はどこか怯えた表情を浮かべるナオの額にキスをした。
すらりと伸びやかな彼女の脚を撫で、そのまま小さなレースの下着の上からそっとナオの下腹部に触れる。

「……っふぅ」

光沢のある布地の上から柔らかな狭間に指を埋める。
秋山の指が何度かそこを往復すると薄い布地は滲みだした果蜜を含み、次第に指先に抵抗を感じさせる。

切なげな瞳に見つめられ、秋山は今すぐにでもナオの中に自らを沈み込ませたい衝動に駆られた。


121:5
09/10/15 19:12:56 jmDu8qXm
「あ……」

秋山は抗議とも期待ともつかない声を上げるナオの脚からするりと最後の一枚を抜き取った。
羞恥心からか再び固く目を閉じているナオの瞼にそっと口付け、秋山は指先を柔らかな狭間に滑らせる。
熱を持ったそこは果蜜ですでにたっぷりと潤んでいた。

焦れったい程の単調さで秋山の指が上下する。
直接敏感な箇所に触れられる生々しい感触にナオは身をよじらせた。

「あ、はっ……!」

指先が小さく尖る花芯に触れる度、ナオの身体がぴくりと小さく震える。
秋山はナオの反応の良さにゆるりと笑みを浮かべ、尚も単調な動きを繰り返す。
深く浅く、巧みに指が動く度にじわりと甘やかな痺れがナオの身体に満ちる。

「も……っ、やぁ…」

どこか満たされ切れない、抗い難い感覚に堪えきれずにナオの腰が跳ね上がる。

「……あきやま、さ…」

秋山はとろりと柔らかな花弁から敏感な花芯を探り出す。
薄い皮膜を持ち上げ、揃えた二本の指で小さな花芯を捕らえた。
蜜液で濡れた人差し指と中指との溝に小さく尖るそこを滑らせ、時折挟み込む。
ピリピリと刺すような鋭い快感。
まるで神経全てがその小さな箇所にすべて集中してしまった様に、ナオは秋山から
もたらされる全ての刺激に反応する。

「んっ……っ、んっ!」

断続的な水音と自分の口から漏れる掠れた声だけがナオの聞こえた。
圧倒的な快感に時間の感覚すらおかしくなってしまいそうだった。
記憶の中に有るものよりもずっと鮮烈な刺激はナオの身体全てをとろかしてしまった様で、
ただこの感覚を受け入れる事しか出来ない。

不意にふわりと空気が動き、ナオは秋山が身体を起こしたことに気づいた。
けれどそれを疑問に思う間もなく、ナオの一番敏感な花芯が温かく柔らかなものに包まれた。

122:6
09/10/15 19:14:08 jmDu8qXm
ぞくりと一際強い電流のような刺激が爪先から駆け巡る。
一瞬遅れてその温かなものが秋山の唇だと気づき、恥ずかしさでナオの頭が真っ白になる。

「だめっ……!秋山さん…っ、だめ……!」
「やっ…!だめ……だめえ…っ」

必死で制止の声を上げるナオに構わず秋山は固く尖らせた舌で花芯を突き、時折軽く吸い上げる。
びくびくと震えるナオの腰を逃れられぬ様に押さえつけ、舌先で敏感な箇所を弄ぶ。

「んっん……や、あきやま…さ…んっ」
「ひぁ、……あっ!」

秋山はぴたりと唇を密着させ、舌を押し当てたままナオの小さな突起をゆっくりと吸い上げる。
初めは弱く、徐々に強い力で秋山は口内の柔らかな粘膜と花芯を密着させた。
逃れる術のない強く長すぎる快感にナオは目が眩みそうになる。

「つっ……!」

瞬く間に絶頂へと導かれ、ナオの身体から力が抜けた。
秋山は絶頂の余韻を残すナオの身体を腕の中へと引き寄せる。

ナオと身体を重ね合わせる感覚を思い出すことを秋山は心のどこかで恐れていた。
けれど大人しく身体を委ねるナオの髪を梳いてやりながら秋山はこれ以上引き延ばすことは
不可能だと感じた。
途方に暮れてしまう程、今はただ彼女が欲しかった。


123:7
09/10/15 19:16:01 jmDu8qXm
「ねえ、……いい?」

秋山はナオの耳元に囁いた。
その吐息の熱さが耳朶を通してナオの全身に広がる。

「は…い」

組み敷かれ、宛てがわれた秋山の硬さと熱に蜜口がひくりと震えた。

「ひっ…あ……」
「もう少し力抜けって……」
「だって、久しぶり…なんですもん……」

痛いほど背中にしがみつかれ、秋山は苦笑を浮かべた。

「―他の奴とは?」
「そんな事……してません……!」

きりりと秋山を睨みつけるナオの澄み切った視線に寂寥が滲む。
少し怒った口調と強い眼差しに秋山は安堵を覚え、そんな自分の独占欲と身勝手さに自嘲する。

「秋山さんじゃないとイヤなんです……」
「そう……」
「―私には……、秋山さんだけですもん……」

ナオの言葉に胸が熱くなるのを感じながら、秋山はナオをきつく抱きしめた。

「やっぱり少し、怖いです……」
「……怖い?」

幾度も交わした行為の筈なのにナオは子供の様に怯えている。
秋山は自分を頼るナオの力の籠もった小さな手にそっと口付け、柔らかな髪を撫でた。

「―大丈夫だから」
「ゆっくり、して…くださ……」

頷いて目を閉じたナオの蜜口に秋山は再度自身を宛てがう。
強い抵抗を感じさせながらも、先程までの愛撫で潤んだ花壁は秋山を徐々に受け入れる。
直に感じるナオの体温は皮膚から感じるよりもずっと熱く、それだけで秋山は自身が昂ぶるのを感じた。

「っ……!」

鮮烈な異物感にナオの息が詰まる。
上手く力が抜けない分、身体の中の秋山を鮮明に感じてしまう。
僅かに秋山が動く度にぞくぞくと甘い痺れがナオの首筋を駆け上り、
今までどうやってこの行為に応えてきたのかが思い出せない。


124:8
09/10/15 19:17:24 jmDu8qXm

「きつ、……」
「…っ、……ふ」

ゆっくりと突き上げられ鋭敏な箇所に先端を押しつけられると、
まるで微弱な電流でも流された様にナオの身体が微かに震えた。

「あ…っ、は……」
「痛くないか?」

ふるふると首を振り否定するが、ナオはこわばった表情で必死で何かを堪えている。

「本当に平気か?」
「大丈夫…で、す」

「ひゃ、ん……っ!」

秋山が僅かに動く度にびくりとナオの身体が震える。
苦痛とは明らかに異なる反応に秋山は思わず口元を綻ばせた。

「―感じやす過ぎ……」

―変わらないな。
呟いた秋山の言葉にナオの頬が赤く染まる。

「いじわる、です……」

僅かに潤ませた瞳と拗ねて尖らせた唇。
彼女は変わらず愛らしい。
ごめん、と秋山が耳元で囁くとナオはその吐息にすら小さな声を上げ敏感に反応する。

「だって……ずっと、こんな事してなかったんですもん」
「だから、ゆっくり……するんだろ」

自分を見つめる秋山の愛おしげな眼差しにナオの胸がきりりと痛む。

「…………っ」

自分の意志とは関係なく、また涙がこみ上げてきてナオは顔をそむけた。
長い彼の不在。
忘れる事など出来るはずも無かった。

急に幸福感と不安感が交互に訪れて自分の感情が制御出来ない。

「秋山さん……ぎゅって、してください……」
「うん……」

動きを止めた秋山は繋がったままの体勢できつくナオの身体を抱きしめる。
記憶の中よりもずっと温かで柔らかでか細いナオの身体。
どうして離れていられたのかと不思議に思う。
触れ合った胸から感じる鼓動は自分のものなのか彼女のものなのか解らない。
今はナオを彼女の望むだけ甘やかしてやりたいと思った。


125:9
09/10/15 19:18:47 jmDu8qXm
秋山の胸の中に抱きしめられ、髪を撫でられるだけでナオはまた泣きだしたくなる程の安堵感に包まれた。
手を伸ばしナオは秋山の黒い癖のある髪に触れる。
彼の頬に落ちる髪を耳に掛けると、印象的な瞳が露わになった。

秋山のその瞳がまっすぐに自分だけを見つめている。
目を細めて優しく微笑む秋山の表情にナオの胸が痛くなった。

そっと秋山の頬に触れ目を閉じると、彼の唇がナオへ重ねられた。
ナオが僅かに唇を開くと柔らかな秋山の舌がナオのそれに触れる。
より深く舌を絡め、肌を密着させるためナオが回した腕に力を込めると不意に身体の中心がずきりと痺れた。

繋がったままでいた事を意識した途端、急速にナオの身体が熱くなる。

「んっ……」

時間を掛けて秋山に教え込まれた感覚。
この先、自分がどうなってしまうのかナオは痛い程に理解している。
快感で神経が研ぎすまされる。
もっと強く確かな彼の感触が欲しくてナオは秋山の背中にしがみついた。


「あっ、んっ……、ふぁ…っ!」

ナオの最奥を突き上げ、絡みつく花壁の感触を楽しむ。
秋山はナオの甘やかな声に酔いしれ、より切なげな声を上げさせるために彼女を責め立てた。

快楽に溺れるという表現は的を得ているように思う。
息苦しい程の快感の中、秋山はナオに口付ける事でようやく呼吸が出来ている気がした。

上がりきった体温で二人の境界線が徐々に溶けていく感覚。
秋山の僅かな動きにも敏感なナオは全身で反応を示した。


「あきやまさん、あきやまさん」
「好き…すき……」

「わたし、……ずっと」

秋山は切羽詰まった声色で、言葉にならないナオの言葉の続きを聞くのが怖かった。
言葉の続きも秋山自身の答えも解っている。


無意識の内に秋山はナオの腰を引き寄せ、勢いに任せて最奥に叩きつける。

「ひゃっ…ん……っ」

ナオの華奢な身体が一際激しくなった動きに合わせて大きく波打つ。
突き上げられる動作に耐える様、必死に両手でシーツを掴んでいる。
そんな状態まで彼女を追いつめているのは自分なのに、いかにも頼りなさげなその姿に彼女を
庇護したいという矛盾した衝動に駆られる。


126:10
09/10/15 19:20:42 jmDu8qXm
「んっ…んっ……!」

秋山は幾分か強引にナオの頭と背中の下に手を差し入れて抱き寄せた。
新鮮な空気を求めて喘ぐナオの唇を秋山は自らの唇で塞ぎ、あやす様に舌を絡める。
全身を支配する甘い痺れから逃れるようにナオは夢中で秋山の口付けに応じた。

「も…だめ……秋山さ、だ…め……」
「いいよ、……そのままいって」

どこまでも柔らかくきつく絡みつく花壁に一際の熱を感じた途端、強く締め付けられる。

「……あ…あぁっ!」
「……くっ」

意志を持った様に収縮する蜜奥に秋山は高ぶりきった熱と衝動を解き放った。


力の抜けきったナオの頬をそっと撫でる。
大きく肩を上下させて必死に呼吸を整えるナオの無防備な様子が愛おしく秋山は
そっと彼女を抱き寄せた。


「―愛してる」


思いも掛けない秋山の言葉にナオが顔を上げると、その言葉を口にした秋山本人が
彼女以上に呆気に取られた表情を浮かべていた。

「……秋山さん」
「―私も……」
「……うん」

全てを口にする前にナオの身体は秋山に抱きすくめられた。

結局のところ、簡単に足元はすくわれてしまった。
けれど不思議と悪くない気分で秋山はナオの額にキスをした。




気だるさと心地よい疲労感。
ナオは抗いがたい眠気に襲われ瞼が落ちそうになる度に必死で秋山のシャツの裾を掴み直した。
目を覚まして自分一人になってしまうのが怖かった。

「眠たかったら無理すんな……」

小さく笑う気配を感じ、顔をあげたナオの額に秋山はそっと口付けた。

「全然、眠たくなんて無いですもん……」
「ふーん」

幼い子供を寝かしつける様に秋山はナオの髪を撫で続ける。
ナオは秋山の優しい指先の心地良さに身を委ねた。



127:11
09/10/15 19:22:03 jmDu8qXm
「秋山さん……、あの並木道にあるカフェに行った時のこと、覚えてますか?」
「……ああ」

唐突なナオの質問に少し間を置いて秋山が答える。

「私がコーヒーにお砂糖三つ入れたら、信じられないって顔してましたよね」
「あんな小さなカップなのに三つも砂糖を入れるからだろ」
「だって、私も秋山さんと一緒にコーヒーが飲めるようになりたかったんですもん」
「それで……?」

当時を思い出したのか、くすくすと楽しげな笑みを浮かべるナオに秋山は先を促した。

「それで……、私、あの時の秋山さんの顔、すごく好きです」

秋山の腕の中、悪戯っぽくナオが微笑んだ。

「今までで一番びっくりしてる秋山さんの顔でした」


それから少しの間、二人は他愛もない日常の話をした。
今までに出かけた場所、課題にかこつけてはナオが秋山の部屋を訪れていたこと。

愛おしい何気ない日々。

ぼんやりとしたオレンジ色の常夜灯と相手の顔を交互に見ながら話をしていると、
二年間の別離などどこにも無かった様に錯覚しそうになる。


―どうして。
ふと会話が途切れた時、ぽつりとナオが口を開いた。

「どうして、遠くに行ってしまったんですか。―私を置いて」

それはこの二年間、ナオが幾度と無く胸の内で繰り返した問いかけだった。
先程も最後まで続けることが出来なかった質問。
ぼんやりと彼の去っていった理由は分かっていたけれど、ナオはどうしても
秋山本人からその答えを聞きたかった。



「………………」
「―君にはもう俺が必要無いと思った……」

短い沈黙の後の秋山の返答はナオの予想通りのものだった。
そして彼にその決断を下させた自分の言葉の足りなさが恨めしかった。

「私は……必要じゃなくても、…秋山さんが大好きだからずっと一緒に居たかったんです……」


128:12
09/10/15 19:24:30 jmDu8qXm
二年前に伝えたかった言葉。
ゲームに巻き込まれ、誰よりも頼りになる秋山に惹かれて居たのは事実だけれど、
それ以上にナオは彼の何気無い表情や仕草が好きだった。

「私が秋山さんの驚いた顔や笑った顔を好きなのは、ゲームなんて関係ないし、不安だからでも寂しいからでも無いです」
「……………」

それはナオに取って余りにも当然過ぎる事実で秋山にもそれを分かって貰えているつもりでいた。
―彼の傷の深さに気づかずに。

結局、一番大切な気持ちを伝えられていなかった事をナオはずっと後悔していた。

「だから、秋山さんが私を嫌いになっちゃったら……どうしようもないんですけど……、
まだ好きでいてくれたら……もう、置いていかないで……」

目頭が熱い。そう思った次の瞬間には温かい涙がまたナオの頬を伝う。

「何度も……ごめんなさい」
「ーーいや」

ナオは秋山の肩口に額を押し当てて、もう一度きつくシャツを掴んだ。
ようやく自分の気持ちを伝えることのできた安堵感に涙が止まらない。

「多分……俺が、間違ってた」

―ごめん。
秋山はしゃくりあげるナオを安心させる様にその胸でナオを包み込み、
何度も小さな背中をさすった。
暖かな抱擁に安心したのかナオは秋山の胸に頬をすり寄せる。

「もう寝な……」
「寝たくないです……」
「今日はもう疲れただろ」

秋山はナオのシャツを掴む手を解き、自分の指と絡めるように手を繋いだ。

「どこにも行かないって」
「……本当ですか?」
「そんなに心配なら鍵でも隠しておけば?」

そうします……と小さく答えて起きあがりかけたナオを秋山は胸の中へ引き戻す。

「信用無えなあ…」
「……秋山さんのせいです」

苦笑する秋山に拗ねた声色で答えるものの、それも長くは持たずナオの口元に笑みが浮かぶ。
ナオの笑顔を見るだけで秋山は心が満たされるのを感じた。

「―今度は、どこにだって一緒に連れてってやる」

潤んだままの瞳で嬉しそうに微笑むナオの髪に口付け、秋山は彼女の耳元にそっと囁いた。


「―ただいま」

「……おかえりなさい」


//終わり

129:名無しさん@ピンキー
09/10/16 11:03:54 /LBwS9Us
新作GJ!上手い職人さん戻ってくれて嬉しい!
個人的に秋山の「信用ねえなあ」が、ドラマでも聞きたくなった。

130:名無しさん@ピンキー
09/10/17 01:07:17 M0pgGsQC
うおおおおお!来てたああああGJ!
やっぱり秋直はエロいな!たまらんww

ドラマには何か美味しいシチュエーションを期待する

131:名無しさん@ピンキー
09/10/17 09:32:09 EP6AV7Ex
原作ファンの私は脳内変換してよませていただきました///
ふぅ・・・しかし秋山エロいなぁw

132:名無しさん@ピンキー
09/11/05 11:17:06 pYJv2WDm
原作新刊出てたんであげときます

133:名無しさん@ピンキー
09/11/09 21:49:58 wIN9JT6B
新刊は孤島が舞台か
あんなこととかこんなこと出来そうだなwwww

134:名無しさん@ピンキー
09/11/10 18:31:25 IzbBVY4n
フクナガさまに大暴れして欲しいな
ナオちゃんじゃ手も足も出ないから、やりたい放題でしょ
ハメて莫大な借金を背負わせて、手ゴメにして秋山も脅して欲しい

135:名無しさん@ピンキー
09/11/10 18:56:07 D+Uke57S
自分的には今日は10時10分から脳内祭りがはじまるんだが
職人さまどうにかしてください

136:名無しさん@ピンキー
09/11/10 22:15:47 6Q1wFfok
キノコ!

137:名無しさん@ピンキー
09/11/10 22:20:03 xFBt7oXA
ドラマ見て久しぶりに探してみたらスレあって嬉しくなった!
職人さんまってます期待age

138:名無しさん@ピンキー
09/11/11 20:32:52 gthrp8OX
ドラマOPの背中合わせなところにちょっと萌えた

139:名無しさん@ピンキー
09/11/13 01:00:39 G5VAwjMf
脳内会議とか復活してほしいなww

140:名無しさん@ピンキー
09/11/14 22:43:52 aBwmZd3A
脳内会議とか懐かしいなw
まとめにもあるけど、誰か過去スレのログ持ってる人いないかなぁ

141:名無しさん@ピンキー
09/11/17 21:47:03 21ibEQ65
秋山イケー!

142:名無しさん@ピンキー
09/11/17 23:58:06 9JqqMjlE
何という過疎…保管庫を読んで堪えるしかないのか…。

143:名無しさん@ピンキー
09/11/18 20:39:27 NdEDugvr
相手チームの眼鏡と女が可愛くて仕方無いんだが
誰かいつか書いてくれないものかと思っている

144:名無しさん@ピンキー
09/11/18 21:57:37 IL2EStbi
>>143
それは四回戦の相手だよな?
俺も見たいなあ
職人さんきぼん!

145:名無しさん@ピンキー
09/11/23 15:14:39 QWy3hNjf
28歳心理学教授が気になってる、雰囲気かわいい!
原作の心理学かじり事務局員にあたるのか、ヨコヤポジションにくるのか…(あれ?ドラマのヨコヤって感染ゲームに来れる?脱退した??覚えてないや)

146:名無しさん@ピンキー
09/11/23 23:21:00 RKK1nZSt
引き分けたから、ヨコヤも棄権費用\0だろうし、
復讐心とかも消えちゃったっぽいし、腑抜けヨコヤは視聴者的にも面白みがないということで
このままフェードアウト。というかすでにアウトだろう。

147:名無しさん@ピンキー
09/11/24 21:12:04 EeN6047W
ドラマ放送中age

148:名無しさん@ピンキー
09/11/24 22:03:58 y18b1SvK
まさかキノコの「あはっ☆」が可愛いとは…

149:名無しさん@ピンキー
09/11/24 22:51:07 ydBVWPXZ
大将戦は野球拳です

150:名無しさん@ピンキー
09/11/25 22:08:16 R0UL0sDk
ドラマ版フクナガがオオノ様にご奉仕するss読みたい

151:名無しさん@ピンキー
09/11/25 23:06:57 eZTJ1+DS
>>150
過去一作くらいあったよね??

なんにせよオオノたちとナオが仲良くしていたっていうのが嬉しかったなー。
フクナガとオオノはどうにかなったりしてないんかな???

152:名無しさん@ピンキー
09/11/26 00:10:10 QAAtZ9nC
ドラマ板で拾ってきた

[568]名無しさんは見た!@放送中は実況板で [] 2009/11/25(水) 02:01:38 ID:FZRkZtpxO
AAS
『いいか。俺から目をそらすなよ』

『お前が負けを認めるまで俺はお前をイかせない』

『どうした?』

『現状をよく見ろ
お前が泣こうがわめこうが
何にも変わんないと思うぞ?』

『どうした?
小さくて聞こえないな。』

『俺がお前を摩擦するスピードが早くなるだけだぞ』

153:名無しさん@ピンキー
09/11/26 00:29:36 ctYazfya
>>151
え、マジ?過去ログ倉庫では見つけられなかった。
読みたかったなー面白そう。

誕生日会、相手チームだった歯並び悪い男の人もいたよね。
なのに呼ばれてないエトウかわいそう。


154:名無しさん@ピンキー
09/11/26 02:26:51 5hUrGCxJ
URLリンク(unkar.jp)
URLリンク(unkar.jp)

とりあえず3と4はみれるみたい

155:名無しさん@ピンキー
09/11/27 19:46:03 txdhxFhq
>>154
1と2も探してきたけど、ご奉仕フクナガなかった

あの髪型うえから見たら女に見えるよね。



156:名無しさん@ピンキー
09/11/30 14:41:45 gnWgVMNw
>>153
完全にライアーゲームから切り離してあげたんじゃない?

いたら嬉しかったけどな!

157:名無しさん@ピンキー
09/12/01 21:59:23 Ns/btfJ3
去年の夏にめっちゃ規制かかってた時に落ちたんだっけか?
ずっと「GAME」で検索してたからドラマ始まってもスレが無い無いと思ってたけど
もしやと思ってライアーで検索したらあったああああああっしゃああああああああ!!

脳内会議が好きだったw

158:名無しさん@ピンキー
09/12/02 20:39:12 2rpTEFSh
昨日のドラマは秋直だったなあ

159:名無しさん@ピンキー
09/12/02 21:27:34 q4H/Hosm
ほんっとうに バ カ ! だよねぇぇぇ!!!!!>>158ちゃんは!!!




昨日のはフク直だろ

160:名無しさん@ピンキー
09/12/02 21:36:25 XCssyreo
>>159 同意
嫉妬秋山のフラグも見えた気がする

161:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:51:36 FqsAWRc8
ぴったり寄り添って座る直からさりげなく距離をとる秋山さんの純情さも思い出してあげてください


…それともあれか、あそこ脳内会議か。

162:名無しさん@ピンキー
09/12/03 01:27:53 Eki0N+Pm
いくつかの雑誌で二人して表紙飾ってるのが気になって仕方がない。

(・∀・)ニヤニヤ

163:名無しさん@ピンキー
09/12/03 02:50:52 Sf6p1HMf
ドラマ版フクナガの過去の悪行やコサカが社長って設定が無くなってて残念

164:名無しさん@ピンキー
09/12/04 01:47:09 fxPtI3dZ
>>163
しかしドラマ版コサカが社長だったら「そりゃ傾くよw」ってなるわな

165:名無しさん@ピンキー
09/12/04 03:29:44 RVFgjUOh
>>161

A「あ…え?いきなり直たんが!あの可愛い直たんが俺の隣りに!?」

B「っていうか、密着?」

C、D「密着ぅうぅうう!?」

A「ってことはアレか?ついに俺と直タンも…あんな関係や、こんな関係になる日も近いのか!?」

B「いや、さっき福永も触ってたし。しかも、かなりベタベタと。」

C、D「さ、触ってたぁあぁああ!?」

A「おのれ~!!バカくそキノコめが~!お前のクビを
そげ落としてスーパーの店頭に並べてやろうかぁああああ~!!」

C、D「班長、落ち着いて下さい!」

続く

166:名無しさん@ピンキー
09/12/04 10:33:23 tGvX/wql
脳内会議キター――!

167:名無しさん@ピンキー
09/12/04 15:02:05 eWFm+92K
脳内会議ktkr!!
好きすぐるw

168:名無しさん@ピンキー
09/12/08 22:34:50 tR0nFKbI
ドラマ1と2、で2はドラマは原作と結構キャラ違うな。

169:名無しさん@ピンキー
09/12/09 23:02:33 budENi3Y
映画のポスターがかなり秋直らしいんだが…
見た人いる?
映画サイト更新まだかな~wktk

170:名無しさん@ピンキー
09/12/10 00:08:44 e576nmDj
今週のWJに映画の広告が載ってて、それがかなりの秋直。コンビニに急げー

171:名無しさん@ピンキー
09/12/10 08:55:42 xMXZIf01
YJ映画のページ見つけられなかった…
何ページ目?

172:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:46:29 ayTKSxuA
>>171
ジャンプ違い

173:名無しさん@ピンキー
09/12/11 00:19:30 EyB5iusu
YJ違うww
WJ言ってるだろww少年、の方だ。

174:名無しさん@ピンキー
09/12/11 20:44:37 r5RD6thq
素で間違ったww
無事見られました。秋直

175:名無しさん@ピンキー
09/12/11 23:30:42 Iua6m/ek
映画ポスターって2パターンあるのか?

176:エッチくん
09/12/14 00:58:20 ov0D/Dmm
ライアーゲーム

177:浅田真央
09/12/14 01:05:03 ov0D/Dmm
ライアーゲーム、私も好きです!では、明日にエッチなこと書きますね♪

178:浅田真央
09/12/14 01:06:33 ov0D/Dmm
明日じゃ、ないけど、、、。

179:浅田真央
09/12/14 01:07:21 ov0D/Dmm
ライアーゲーム、私も好きです!では、明日にエッチなこと書きますね♪

180:浅田真央
09/12/14 03:10:13 ov0D/Dmm
カンザキナオ 死ね!!!!!!!!!!!!!!!!ヨヨヨヨヨヨ

181:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:25:53 VfhYy9Im
人居ないな…寂しい
賑わってた頃が懐かしいよ

182:名無しさん@ピンキー
09/12/15 00:45:50 MkJeIZ3O
>>181
俺がいるよ!!!
でも二人でも淋しいな…秋山の脳内だけで四人もいるのにな…

ちなみに俺は秋山と直タンが同棲しちゃえばいいと思うんだよ
あと直の部屋って入口からベッド見えるのどうかと思うんだよね

183:名無しさん@ピンキー
09/12/15 03:43:17 lGxFKfjx
予告動画が…!

184:名無しさん@ピンキー
09/12/15 17:43:09 sP5/Wshg
>>183

映画の予告動画なら、自分も見てあまりの秋直に萌死んだ。

185:名無しさん@ピンキー
09/12/16 00:13:46 EA0xt5wh
エロくなくても小説投下していいかな・・・?

秋ナオ←ヨコみたいなものなんだが

186:名無しさん@ピンキー
09/12/16 00:50:40 xC2DmIbV
メガネが「神崎さん」から「直ちゃん」に呼び方変わった時、
秋山がじっと座っていたが、
あれは脳内会議中で動けなかったんだよねw。

187:名無しさん@ピンキー
09/12/16 01:49:36 l/GvUwkm
>>185
イイヨイイヨ~!

しかし…感染ゲームだとそうも思わなかったのに、天使と悪魔で「接触」って言われると妙にエロいな

188:名無しさん@ピンキー
09/12/16 02:37:30 2mRjGGe+
接触はエロい

189:名無しさん@ピンキー
09/12/16 02:42:22 TpiGIs+F
>>185
待ってるよー

接触がセックスに聞こえたのは俺だけで良いw
にしても今週は秋直回だったなぁ

190:名無しさん@ピンキー
09/12/17 01:14:47 iGS0PmaW
今度時間があるとき、秋直の微エロぐらいかな・・投下したいです。

映画の予告はみんな公式サイトで見るべきです!
禁断の・・・・

191:名無しさん@ピンキー
09/12/17 03:12:25 kTX57pOq
映画のポスターが秋直すぎて見に行った映画の内容全然頭に入らなかったw

192:名無しさん@ピンキー
09/12/17 03:56:35 1akfDHEs
もう貼ってあるのか~裏山!
7種あるらしいが、どれも触れそうで触れない距離なのかなー
1枚くらいはがっつり絡み合ってることを期待
むしろ押し倒ry

>>190
待ってるー!

193:名無しさん@ピンキー
09/12/17 16:17:25 kTX57pOq
>>192
そんなに種類あるのか
俺が見たやつはこれだった
URLリンク(imepita.jp)
ガラガラな映画館だったから撮っちゃったよw

194:名無しさん@ピンキー
09/12/17 16:41:02 nbt/e4gk
>>193
これって7色の内の1種類かな?
手が…腕が…ハァハァ

195:名無しさん@ピンキー
09/12/17 17:31:12 K/83York
>>193
なにこのテラウエディングっぷり!!!!
もお直ちゃんは秋山さんの持ち物でいいよ、うん

196:名無しさん@ピンキー
09/12/17 18:11:05 GAKfuk3W
>>193
ぐは!!なにこれなにこれなにこれ!?
二人はやっぱりケコンすんの!?

197:名無しさん@ピンキー
09/12/17 18:45:58 CEUQ3nhn
193GJ!ポスターだけで萌え殺される…!


198:名無しさん@ピンキー
09/12/17 19:51:18 u58w/Z+d
>>193乙!
自分今までに三種類みたが193のが一番密着度高いな。
そして三枚共視線があってなくて違う方向向いてる。

199:名無しさん@ピンキー
09/12/17 19:56:43 kTX57pOq
喜んでもらえて何より
>>198の言う通り視線が合ってないってのがちょっと気になるけど…
全種類見るのは難しそうだね
文章も投下してないのに長々と申し訳ない
ロムに戻るよ~

200:名無しさん@ピンキー
09/12/17 20:32:57 dy4SLsES
来週の展開で眼鏡が正直でも嘘つきでも、私は眼鏡×直を待ち続けるでしょう

201:名無しさん@ピンキー
09/12/17 23:33:07 poyMPu4A
>>193
萌 え し ん だ



なんだこれwwドラマじゃこんな雰囲気全然しないんだがw
少なくとも現段階では

あと3話で2人の関係もうちょい突っ込んだり
映画で何らかの絡みなければまさにライアーゲ(ry

202:名無しさん@ピンキー
09/12/18 06:20:34 Vi5lMWKT
>>193

どこの映画館か教えてエロい人!

203:名無しさん@ピンキー
09/12/18 22:55:30 lGkam2bb
なんか映画館での予告も秋直みたいね。
誰か見た人、kwsk!!

あー映画が楽しみすぐる!

204:名無しさん@ピンキー
09/12/18 23:12:45 0Orx/7b/
>>202
193だけど田舎だよwスマン

205:名無しさん@ピンキー
09/12/19 02:19:15 XxyXYa7M
>>203
東宝MOVIENEWSで見れるよ、劇場で流れてる予告。
秋直の人にはかなりの破壊力だ。

206:名無しさん@ピンキー
09/12/19 02:54:42 J5OBMvyD
>>205
ほんとだ!見られました!!
ありがとう!!!

すごすぎて何がなんだか・・・
二人の痴話喧嘩にしかみえないよ・・・

207:名無しさん@ピンキー
09/12/19 03:26:29 CFcPVzrk
平手とか最後の秋山の「俺の負けだ」とかww
壮大な痴話喧嘩にしか見えない。映像差し替えたらそのまま使えるんじゃないかw

208:名無しさん@ピンキー
09/12/19 03:46:27 Fxae1y7o
壮大な痴話喧嘩吹いたw

あれですね、これはライアーゲーム自体が2人の絆を深めるための試練で、
それを乗り越えてポスターの結婚式につながるわけですねw

209:名無しさん@ピンキー
09/12/19 07:24:04 HmuL2Ffc
秋直界ではエデンは結婚式場で、エリーさんはやり手のウエディングプランナーらしいw

210:名無しさん@ピンキー
09/12/19 09:52:55 MQvXgWEM
>>193
もう一度お願い !!!!

211:名無しさん@ピンキー
09/12/19 11:13:29 UWD3VfRu
葛城 「神崎さん私に負けたペナルティーとして約束通り私の前でオナニーなさい」

212:名無しさん@ピンキー
09/12/19 11:26:40 BtzbOzd+
予告でこれだけ煽って実際ふたを開ければたぶん何の進展もない
なのに期待してしまうちきしょおぉぉぉ

213:名無しさん@ピンキー
09/12/19 12:05:16 fw8sjkuU
ほんとポスター明らかに嘘予告すぎで酷いww

ポスターでこんだけ煽るなら本編でも結婚させろよw詐欺め

214:名無しさん@ピンキー
09/12/19 12:59:51 uYi3X75K
ハイ注目!ハイちゅーもく!お前ら!みたいな!馬鹿が!騙されたからって!
文句を言ってはいけません! キノコ



215:名無しさん@ピンキー
09/12/19 15:44:49 QjKhw3J1
嘘予告だとしても全力で釣られてやるぜ
ああもう秋直萌える

216:名無しさん@ピンキー
09/12/19 18:06:53 H/RBxo6a
193
もう一回up頼む



217:名無しさん@ピンキー
09/12/19 22:42:47 BFM73YpN
>>216
まだ見れるよ?

218:名無しさん@ピンキー
09/12/19 22:45:49 wVUSPeMv
平手ってなんですか?
映画予告の中にあったっけ?

219:名無しさん@ピンキー
09/12/19 23:28:56 td8O/AFQ
公式に予告追加されてるよ
直が秋山をひっぱたくシーン

220:名無しさん@ピンキー
09/12/20 00:51:46 rzFeFs5Q
>>216
昨日PCからやったら「期限切れ」で見れなかったけど
今携帯からアクセスしたら見れたよ
本当腕絡みすげぇw
193うp感謝!

221:名無しさん@ピンキー
09/12/20 09:30:41 cEQASV+O
>>193…あいつ神かよ

222:名無しさん@ピンキー
09/12/20 11:02:18 cu2caqn3
ポスター撮っちゃうその勇気に乾杯
なんかここが活気付いてるの久々にみた気がするよww

223:名無しさん@ピンキー
09/12/20 12:01:23 CUyaHHHa
ポスター見たいんだが誰かupしてくれないか

224:名無しさん@ピンキー
09/12/20 16:21:18 cu2caqn3
>>223
>>193のだったら携帯からしか見れない設定?なのかな
違うポスターのことだったらごめん

225:名無しさん@ピンキー
09/12/20 19:51:14 vf1UZ8IR
公式にうpされた、予告編やばいです。
やばいですっ。
みんな見てくださいw

226:名無しさん@ピンキー
09/12/21 00:11:10 3oxJB4jQ
2期から入った新参だけど、このスレは原作とドラマ兼用でいいんだよな
ようやく原作揃えて1期見たらドラマとの違いにびっくりするけど、両方好きなところがあって二度おいしいなー
キノコも好きだけど、アレは予想してなかった…まさかのフクナガさんに萌えて大変だw
これで映画の予告とか、ライアーと秋直熱が止まる気がしないww幸せだ

227:名無しさん@ピンキー
09/12/21 07:40:18 q1KPlS9K
関東圏は26日から1期が深夜枠で再放送だよー


228:名無しさん@ピンキー
09/12/21 10:52:59 LaR/NMor
このゲームを支配しているのはXじゃない
この俺様だ

229:名無しさん@ピンキー
09/12/22 02:12:22 z1PdC4eb
前売りの特典待ち受けってどんなのでした?
秋直的に買う価値あり?

230:名無しさん@ピンキー
09/12/22 22:47:16 FZsCJpUK
ようやく秋直がくっつくのか……ふぅ

231:名無しさん@ピンキー
09/12/22 22:59:34 S7nOGRYY
葛城から直とメガネくんを庇うように前に立った秋山さんかっけぇw
今回は秋直シーン多かったなあ

232:名無しさん@ピンキー
09/12/23 00:35:51 ntQ+hau8
≫231
それ思った!あの秋山さんかっけえよね。


233:名無しさん@ピンキー
09/12/23 00:50:47 /PzL8T/k
今日の秋山、妙に優しかったな。

234:名無しさん@ピンキー
09/12/23 01:07:54 5ux0wOf9
古本屋に昨日はおいてあったライアーゲーム全巻買いに行こうと思ったら・・・
今日はダブりの2巻だけを残してすべて売り切れていた・・・

235:名無しさん@ピンキー
09/12/23 01:55:40 tQmnSoQn
ファンなら新刊で買えばいいと思うよ!

なに今日のドラマ禿萌えたんですけど!
秋山カコイイよ秋山!!

236:名無しさん@ピンキー
09/12/23 02:42:54 4cFE1Bzl
映画の予告が想像していた以上の秋直でやばい!
破壊力抜群すぎる

237:名無しさん@ピンキー
09/12/23 09:33:59 ntQ+hau8
私も古本屋で買おうと思ったら、3巻以外消えてた…。
悔しいから新刊で揃えますっ。

映画の予告やばいよね!
問題はビンタのタイミングだと思ふw
禁断の・・・や抱き寄せの後なら振られ山だと思ふww
しかしLOVE or MONEYって・・・・萌え死ぬ

238:名無しさん@ピンキー
09/12/23 09:41:47 z89iQIL0
禁断のキスとかlove or moneyって明らかにゲームの内容だろ。
予告コマ送りで見るとゲームの説明ぽい画面にアダムとイブ?がハートと現金持ってるのが映ってる。


239:名無しさん@ピンキー
09/12/23 12:20:13 SqV3nSG+
映画予告で動揺している秋山さんに萌え~
映画、エロ的に楽しみ♪

240:名無しさん@ピンキー
09/12/27 15:27:36 B+0H4W/x
牧園ワタル
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)

「どうしましょう…。そもそもギャンブルは苦手だし、
こんなつらいゲームで戦っていく自信が僕にはないので
海外にでも逃げちゃうかもしれません(笑)。
イヤなんです。本当に参加したくないです。どうすれば逃げられますか?」

ちょっとカマっぽい気がしたのですが、実際どうなんですか?

241:名無しさん@ピンキー
09/12/28 17:19:42 NWGDHRB0
ここってドラマ版専用なんけ

242:名無しさん@ピンキー
09/12/28 18:17:09 RKy5OigI
え?両方アリでしょ。

243:名無しさん@ピンキー
09/12/29 02:34:41 7uNIiepL
原作のちょっぴり茶目っ気有りな秋山さんも
ドラマのダークでどう見ても悪人面の秋山さんもいいと思う

キノコなフクナガもオカマなフクナガもいいと思う

原作の巨乳な直ちゃんもドラマのスリムな直ちゃんもどっちもエロいと思う

244:名無しさん@ピンキー
09/12/29 10:31:03 twfcBo7y
じゃあそろそろ誰か原作の秋山×オカマフクナガを書いてもいい頃

245:名無しさん@ピンキー
09/12/29 16:30:16 7uNIiepL
映画の予告みた!!ビンタ禿萌えた…!!
ヨコヤもキノコも出るしテラ楽しみだ!!!!

246:名無しさん@ピンキー
10/01/07 16:26:06 jfqKL3r4
直「この驚きをお伝えするために私も…ライトになります!」
URLリンク(www.youtube.com)

キノコ「直ちゃーーん!前にMって言ってたのに、やっぱり直ちゃんは…ライアー!ライアー!」

247:名無しさん@ピンキー
10/01/14 17:22:49 0FF7EN6l
ドラマオリジナルゲームキターと思ったら密輸の焼き直しとか…!

248:名無しさん@ピンキー
10/01/16 12:10:42 iE9QLPoV
映画予告見てきたこれは

249:名無しさん@ピンキー
10/01/16 12:22:14 zM8moTWx
直「秋山さん!接触してください!」

秋山「いいや、まだ早い…もう少し待て」

直「お願いです!今すぐ接触してください!」

秋山「神崎直、もしかしてお前…待てないのか?待てなくなってしまったのか?」

250:名無しさん@ピンキー
10/01/17 09:13:36 IsrWUHP6
ライアーゲームは人が騙しあうためのゲーム
つまり、エロパロを展開するためのゲームではないということだ
そしてLGT事務局が本当に求めているのは
人は騙しあわずに信じあえるということの確信を
ライアーゲームを通じて得ることにある
このことからわかるのは、ライアーゲームをエロパロに使うなど
持っての他だということに他ならない
事務局は決して自らの利益追求のためにこのゲームを
進行させているのではなく
その確信を得るために行っているということになる

251:名無しさん@ピンキー
10/01/17 23:19:00 IsrWUHP6
秋山「噂で聞いたんだが、このスレの「255」で
誰かが、地球に住んでいる全ての雄が腹を抱えて勃起してしまうくらい
興奮し過ぎる刺激的な書き込みをするらしい…
そしてその書き込みの刺激的度合いといったら半端無いものらしい
さらに言うなら、その書き込みは今までの2chへの書き込みの中で
郡を抜いて一番エロい、否、エロすぎる書き込みらしい…
こいつぁ~期待できるな」

252:名無しさん@ピンキー
10/01/18 16:39:29 5vnvUvER
>>251
非道いです秋山さん、スレストを誘発させるだなんて!
みんなで助け合えばきっと>>255さんも他のレス番もエロく出来るはずです!

253:名無しさん@ピンキー
10/01/18 16:52:40 NGEEg5LR
>>252
俺も噂で幾度と無く聞いたのだが、
>>255さんはヤバイほどエロい発言の書き込みをするらしい
そのエロい発言による勃○率は相当なものらしい
これはもう、期待するしか他無いと言えるでしょうね…

254:名無しさん@ピンキー
10/01/18 20:25:32 PVwOw4yO


255:名無しさん@ピンキー
10/01/19 09:36:43 ubyJ2LTc
神崎直役の戸田エリカが可愛すぎてたまりません!
私のタイプど真ん中!
ドラマを見るたびに興奮がとまりません!
もうどうにかなっちゃいそうです!
興奮して興奮して興奮して興奮して興奮してたまらん!!
どうにかなってしまってほしいとさえ思います!
取りとめの無いこの高ぶる鼓動、そして
ざわめく気持ちはどうしたらいいのでしょう!
本当に、今日放送の最終回が始まってしまったら
どうにかなってしまいそうです!
さらに、ファイナルステージを見に行った日には
どうにかなった上で、からの、どうにかなっちゃいそうです!
お願いです!
この興奮を止めてください!!!
やっぱり興奮してたまらん!たまらん!たまらんぞーー!

256:名無しさん@ピンキー
10/01/19 12:33:41 wvrIz2tZ
カツラギ「残念でしたねぇ皆さん。これはライアーゲーム、騙し合いのゲームですよ?
まさかあんな噂を真に受けるなんて…秋山くん、そろそろ本気出して下さいよ。」

257:名無しさん@ピンキー
10/01/20 17:59:14 /OAkhzm7
パソコンから193のポスター見ようとしたけど
ウイルスだった。

258:名無しさん@ピンキー
10/01/20 20:49:32 nipCU57H
302 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2010/01/12(火) 22:46:10 ID:A3RiRMxb0
菊地凛子に耳元で淫語責めされながら手コキされたい

葛城「これが気持ちいいんですか? 変態ですね」

葛城の性格からして寸止めするにちがいない

寸止め→『本当にイカせて貰えるとでも・・・思ったんですか?・・・・・・さよなら。』

259:名無しさん@ピンキー
10/01/21 18:21:51 ACROuw7r
ライアーゲームは人を騙しあうためのゲームです。
つまり、このスレも騙しあいだということになります。
その上でまだ信じたいというのならば勝手にすればいいでしょう。
ただし、結果の保証はできませんよ。
何しろこれはライアーゲームですからね。

260:名無しさん@ピンキー
10/01/21 18:22:49 ACROuw7r
ライアーゲームは人を騙しあうためのゲームです。
つまり、このスレも騙しあいだということになります。
その上でまだ信じたいというのならば勝手にすればいいでしょう。
ただし、結果の保証はできませんよ。
何しろこれはライアーゲームですからね。

261:名無しさん@ピンキー
10/01/21 20:03:43 E4o8dvQp
白いワンピース、その下は淡いピンクの薄手のセーター、その下にはまた一際白い肌。
甘ったるくてイライラとしてくる。

「いや、です…!!」

彼女を見下ろす私を見上げ、彼女がもう一度言う。
「どうしてこんな事するんですか。やめて下さい葛城さん。」

目元は不安からか潤んでいる。
本当に甘ったるくてイライラさせる。

セミファイナルが終わって一週間、私は何をしに此処へ来たのか。
突然の訪問に対して、彼女は快く部屋に通してくれた。
安っぽく甘ったるい彼女のテリトリー。

「葛城さんっ」

抗議を上げる口元も語感も妙に甘ったるい。
思考を止める五月蝿い口を指で塞ぐ。
口の中に無理矢理突っ込むと、彼女の歯が当たった。
不快な表情をわざと浮かべると、ビクリとして抵抗を緩めた。

「本当にあなたは、お馬鹿さんですねぇ」
(ご自分のおかれてる状況がわかっているんですか?)心の中で付け加え、彼女の状況を確認しながら口腔を犯してみる。

「ふっ、っん、…ん、ぐっ……」

まだ差ほど乱れていない衣服から伸びる色白な四肢。
両の手を頭上で一くくりにされ、下部に下げられない様に固定されている。
スカートから伸びる脚は訪問者が持参していたステッキの両端に固定され、閉じる事も開く事も許されず、固定に使われている細い紐が食い込んだ足首が痛々しい。

何故、私は此処に来たのか…そんな事は、今更考えても意味のない事。
それよりも……

「さて、これからどう進めましょうか。ご希望はありますか?」
口腔を塞がれた彼女の反応を目元に求めてみる。

262:261
10/01/21 20:53:03 E4o8dvQp
いったいどうしてこんな状況になったのか…直は必死に考えていた。

今日は休日だというのにこれといった予定はなく、快晴の休日を惜しみながらもせめてお買い物だけはしてこようと出掛けた。

大量の荷物を両手に抱え帰宅してみると、葛城さんが居たのだ。

「こんにちは」

私と目が合った彼女は、少し申し訳なさそうに遠慮がちに見えた。
今までの彼女からは感じなかったそんな姿に、私は落ち着かず慌てて鍵を出そうとしたが、荷物の一部を落としてしまった。
本当にドジだっと思った瞬間、彼女がそれらを拾い上げてくれた。
その時、自分も彼女とわかり合えると感じたのだ。
それなのに、どうして今こんな状況なのか…目の前の葛城との差に恐怖に似た不安で一杯になる。その後の事を思い出そうと目をつぶる。

「さて、これからどう進めましょうか。ご希望はありますか?」

先ほどから黙っていた葛城が突然口を開いた。
抗議のチャンスと思い、やめて欲しいという気持ちと何故?という先ほどからの疑問をぶつけたい。
塞がれた口で言葉を紡ごうと試みる。

「か…っん…っ…」

口の中で指に強く制止され、言葉が作れない。
動きが強くなり、不快さが増し、吐き気のような感覚が込み上げる。
浮かんでいた涙が零れた。
こちらをじっと見ていた葛城がニッコリと笑った。

「世の中には涙の通じない相手もいるものです。今日はそれを教えてあげましょう。あなたのために。」

そう言って指を抜き出し、口腔で付着した液体を私の髪に擦りつけるように拭った。
何をされるのか想像がつかず、セミファイナル前半で感じた葛城への恐怖感が戻る。


263:261
10/01/21 20:56:23 E4o8dvQp
下げ忘れました

その上規制の為携帯で作ったら下書き間違って消してしまい…続きの投下が………orz
また打つのまんどくさい

264:名無しさん@ピンキー
10/01/21 20:58:12 E4o8dvQp
連続本当にすみません
更に下げ忘れ
もう消えますから許して

265:名無しさん@ピンキー
10/01/21 21:01:06 ooHoGrGg
「ふっ、っん、…ん、ぐっ……」
↑これどんな顔して打ってるの?

266:名無しさん@ピンキー
10/01/21 22:40:19 Pm4vKewD
GJだけど続き投下するまで許さない

267:名無しさん@ピンキー
10/01/21 22:47:41 ACROuw7r
キノコ「そんなに嫌なら見なきゃいいじゃーん!」

268:名無しさん@ピンキー
10/01/21 23:41:33 84zCa53q
続きを期待する!!

269:名無しさん@ピンキー
10/01/21 23:42:26 E4o8dvQp
>>265
打つの面倒だなぁと打っているからそういう顔だと思うけどw
不快な人もいるみたいだし続きやめときまふ

270:名無しさん@ピンキー
10/01/22 08:59:48 bWLHW3W6
ファイナルステージでは、関めぐみのエロい演出に期待する

271:名無しさん@ピンキー
10/01/22 13:42:25 Pk1kcEI8
>>261さんの葛直作品たのしみです!

272:秋×直 最終回後①
10/01/22 14:10:08 Pk1kcEI8
セミファイナルステージがようやく終わり、メンバーは個々に会場を後にする。

神崎直も、その内の一人だったが会場の入口で、ただ立ち止まっていた。
切なげに見詰める視線の先には秋山深一。
そして彼とは一定の距離を保って葛城リョウがいる。
二人とも視線を交わすことはあまりないが、何やら親密に話し込んでいるのは
少し離れた距離にいる神崎直にも簡単に理解できた。
秋山と葛城の間には、他の人間は近付けない様なオーラが漂っている。
でも、二人は今までのような忌み嫌う同士ではなくなっていて、口を開く合間に秋山は微笑みさえ浮かべていた。

(秋山さんのあんな表情、初めて見た…。)

結局、葛城と秋山の間に何があったのか直には知るよしもないが
秋山は今までとは打って変わって楽しそうな表情を浮かべていて
それが秋山と葛城の二人の歴史の深さを感じさせた。

葛城を救済したのは、本当に正しい判断だったのだろうか…?

直は、ふと湧き出た自分の中の黒い感情に戸惑った。
葛城を助けなければ、"ライアーゲームの参加者を誰も不幸にさせない"という自分のポリシーに反することになる。

でも…

今、葛城の隣で微笑んでいる秋山の顔を見ると、直の心は揺れた。


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