09/03/31 07:02:42 nzYn/E4B
>>580
厳密にいうと該当シーンはない
ただこのスレの一部のやつは喜ぶんじゃないかなぁというシチュはあった
公式の紹介ページにのってるサンプル画像からある程度
期待してたやつもいたかもしれないが
ヒロインの一人が腕から体液入れられて徐々に黒くなっていくというのがある
快楽感じるほど心も姿も黒くなっていくとかいう攻め側のセリフや
黒くなんてなりたくないのに感じてしまうみたいなのが個人的にはよかった
その後がないのが残念なところ
583:名無しさん@ピンキー
09/03/31 09:42:19 zeQzJbPA
>>582
>その後がない
悪堕ちはそこがゴールじゃないんだよおおお
584:名無しさん@ピンキー
09/03/31 13:51:58 QWPOG/Ig
そらかけが期待できそうなんだが…
585:名無しさん@ピンキー
09/03/31 15:10:17 PPbN+J4I
実際シーン出てから言ってくれ
期待だけさせといて梯子外されるパターン多いんで辛いわ
586:名無しさん@ピンキー
09/03/31 15:45:00 q6HmFLho
以前もギアスが期待出来るってしつこく言っている人いたな
今回のはギアスよりはよっぽど期待出来る感じだけど、凄いあっさりしたモノになりそうな気がするわ
587:名無しさん@ピンキー
09/03/31 15:52:13 2667TczL
何だかんだこんなところで駄々こねていても始まらないよ
自分がこれだと思う悪堕ち作品を自分で作って世に示すしかない
あるいはメーカーや作者に直訴するか
588:名無しさん@ピンキー
09/03/31 16:22:08 B38iajiP
そういうコンセプトで作っているところならともかく
一般作でそういう展開があったところに直訴されても
「こいつ何言ってんだ・・・・」としか思われないけどな。
589:名無しさん@ピンキー
09/03/31 16:23:08 P4Ua8ruE
ザブングルぐらいやってくれりゃ最高なんだがね
590:名無しさん@ピンキー
09/03/31 16:34:23 zGOpl63O
深く考えずただそこにある悪堕ちを楽しめばいい
591:名無しさん@ピンキー
09/03/31 17:24:36 5pBObbEc
そらかけをやたら推してるやついるが…
まぁ、三女が悪堕ちしてあの甲冑女みたいに全身を甲冑にしてくれたり、
あの変なマークを刻み付けられるシーンがあったら無条件でマンセーする
592:名無しさん@ピンキー
09/03/31 18:06:27 nzYn/E4B
ねーよとしか思えねえ・・・
593:名無しさん@ピンキー
09/04/01 01:44:52 CD20IsGF
うみものがたりのが期待できる
漫画の方は一人堕ちた
594:名無しさん@ピンキー
09/04/01 02:13:24 eyDSjqkt
朝鮮玉入れの分際で漫画まであんのかよ
595:名無しさん@ピンキー
09/04/01 02:18:43 AcldTRLD
毎年恒例のアイレムの嘘企画が凄いことやっているぞ
596:名無しさん@ピンキー
09/04/01 03:59:18 hxBL2y+a
凝ってるなぁ
597:名無しさん@ピンキー
09/04/01 06:27:17 MCWn0Bj4
流石アイレム。バイド化は異形化だしまったく違和感無いな…
598:名無しさん@ピンキー
09/04/01 08:53:37 ZWLD8F2l
プリンパフェ女に吹いたw
カラメルソースビームってなんだよ
599:名無しさん@ピンキー
09/04/01 12:38:27 OLzYgBwr
アイレム・・・
ザ・悪の組織って感じだなw
>>593
コミックハイの方ではなんもなかったからブレイドの方?
コミックハイでの声優インタビューで妹が一時的にでも敵にまわるのは確定したが
600:名無しさん@ピンキー
09/04/01 13:48:30 X89VX/Wq
アリスは期待ハズレだった
601:名無しさん@ピンキー
09/04/01 14:05:56 r3PB9E4F
しーっ
602:名無しさん@ピンキー
09/04/01 15:37:33 zVzFAvl9
アイレム相変わらず最高すぎるwww
これでヒーローが女だったらジャスティスブレイド思い出すな
603:名無しさん@ピンキー
09/04/01 16:18:21 zVzFAvl9
aispaceてネトゲ(正確にはゲームじゃないけど)で緑肌化企画が……
エイプリル抜きでやってくれねぇかなww
604:名無しさん@ピンキー
09/04/01 17:28:52 ZL++vOVP
よし俺がお前らの希望するシチュエーションでSSを書いてやるぜ!
先着10レスまでな!
605:名無しさん@ピンキー
09/04/01 17:31:12 MCWn0Bj4
IDがMCだからプリンパフェ女書くよ。
TS有りだし戦闘員と公式で書かれているからあまり期待はしないでくれ…
ちなみにエイプリルネタ抜きだから。今書いている
606:名無しさん@ピンキー
09/04/01 18:54:55 QSPNlrLK
さてそろそろ悪堕ち系サイトを立ち上げるか
607:名無しさん@ピンキー
09/04/01 19:12:48 X89VX/Wq
嘘だっ!
608:名無しさん@ピンキー
09/04/01 19:15:58 CSt40oZ1
ここまで全部エイプリルフール
609:名無しさん@ピンキー
09/04/01 19:50:54 MCWn0Bj4
URLリンク(www1.axfc.net)
パスはoti
久しぶりに書いた結果がエロ無しTSで最悪……時間かけないと自分には無理です
ブログには掲載されません。ご了承ください
610:名無しさん@ピンキー
09/04/01 21:54:01 FCVQzPwE
じょじゅ
611:名無しさん@ピンキー
09/04/01 21:55:38 r3PB9E4F
の奇妙な冒険
612:名無しさん@ピンキー
09/04/01 22:00:13 FCVQzPwE
あれ?二か月ぶりの規制解除キター!涙が出そうになった
職人たちへのねぎらいの言葉が書けなくてつらかった。
>>609さん乙!でもやっぱ物足りない!
どうかまた楽しめる時間が長いやつをお願いします
613:名無しさん@ピンキー
09/04/01 23:05:20 04AwS54l
>>609
乙!
なんか別の世界まで開いてきた気がする・・・
614:名無しさん@ピンキー
09/04/02 06:58:59 AlaZutAb
TSはスレ違い
615:名無しさん@ピンキー
09/04/02 07:17:29 yrBQkL2h
MC分が入ってればセーフ
入ってないTSのみは明らかなスレ違い
つまりセーフ
616:名無しさん@ピンキー
09/04/02 07:30:33 bxPcG7v1
つーか
×スレ違い
○てめぇの趣味じゃない
ってだけだろ
自分の好みを全体の意見みたいにいいやがって
死ねよ自治厨
617:名無しさん@ピンキー
09/04/02 08:50:46 2qpC3l7h
>>616が喧嘩腰になるよう洗脳したのはワシだ
早くテトラスターやりたいのぅ…
618:名無しさん@ピンキー
09/04/02 11:23:44 2CSijlZn
ただのワガママ野郎と自治厨を一緒にしないでいただきたい
619:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:15:08 6ZyJUmrf
厨=ワガママ野郎
これ試験に出るぞ~
620:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:35:21 6NMYfOKK
エロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ね
エロゲーオタ市ね
621:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:35:52 6NMYfOKK
エロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ねエロゲーオタ市ね
>>609
師ね屑
622:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:36:27 6NMYfOKK
エロゲーオタ市ね
声オタも市ね
623:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:37:03 6NMYfOKK
エロゲーオタ市ね
624:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:37:33 6NMYfOKK
エロゲーオタ市ね
625:名無しさん@ピンキー
09/04/02 12:38:30 6NMYfOKK
エロゲーオタ市ね
エロゲー語るような精神異常犯罪者氏ね
626:名無しさん@ピンキー
09/04/02 14:18:23 iqQ3a+T7
線引きが謎過ぎる
627:名無しさん@ピンキー
09/04/02 15:15:52 Q+h73A+1
春だなぁ
628:名無しさん@ピンキー
09/04/02 15:33:25 d7aHVaNI
まさか・・・
規制されたあの新聞社が腹いせに?
629:名無しさん@ピンキー
09/04/02 17:16:44 3J9r5qV6
アイルの新作で、学園時代と大学時代のギャップに萌えたのは自分だけだろうか
630:名無しさん@ピンキー
09/04/02 18:47:12 Q+h73A+1
立ち絵が変わるのか?
631:名無しさん@ピンキー
09/04/02 20:34:35 ctwcyIh/
あれ? もう…>>609がなくなってるだなんて、
そんな…
見たい…、見たいのっ!
大首領様の奴隷でも、玉王様の駒にでも何にでもなるから!
怪人にしてもいいからっ!
再うpして!
お願いします…
632:名無しさん@ピンキー
09/04/02 23:33:25 bxPcG7v1
なんだよ、この乞食…
633:名無しさん@ピンキー
09/04/03 00:19:45 jWRSNiBq
さすがにこれはちょっときもいな
634:名無しさん@ピンキー
09/04/03 02:57:09 UNc01bm9
おはニート
635:名無しさん@ピンキー
09/04/03 10:47:11 7aWpm4WI
乞食は黙って神のお恵みを待ってればいい
636:名無しさん@ピンキー
09/04/04 18:44:20 7FGKLfzH
昔、バカ殿様のコントにあったスイカマンて悪落ちだと思う
スイカマンに種をつけられた人間はスイカ女になって子供を作るって話
URLリンク(www.youtube.com)
637:名無しさん@ピンキー
09/04/04 19:07:54 CRaBaIL6
>>636
昔ここで話題になった気がする
638:名無しさん@ピンキー
09/04/04 20:42:23 Y8J7UNvl
22日にでる奴隷聖徒会長ヒカル2、買う人っている?
639:名無しさん@ピンキー
09/04/04 21:56:36 DOtdBN/t
野球の回の主人公が悪落ちっぽい
ただの悪役だが。
640:名無しさん@ピンキー
09/04/04 22:10:14 /NPaOiGY
>>638
絵師がダメ
自称原作者が作家の持ち味を完全に潰している。
連載版は種死並みの投げっぷりでいい加減な終わり方。
以上の理由からお金払う価値無し。
よって買わない。
641:名無しさん@ピンキー
09/04/04 22:24:03 8zjLmOzP
>>636
これが口の中に入ってたらもっとよかった
642:名無しさん@ピンキー
09/04/04 22:35:55 GKgRYvKN
>>636
あったなwww
643:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:18:14 e5MEakHb
悪堕ちされた時はどんな気分なんだろう
俺も可愛いヒロインだったら、一度されてみたいな
644:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:28:36 CRaBaIL6
>>643
日本語でおk
645:名無しさん@ピンキー
09/04/04 23:30:54 N1uWTgDy
誤) 悪堕ちされた時はどんな気分なんだろう
正) 悪堕ちさせられた時ってどんな気分になるんだろう
646:名無しさん@ピンキー
09/04/05 00:00:06 WxCyTFig
>>636
バカ殿の奴は見たことあるけど
そのさらに元ネタのカトちゃんケンちゃん(だっけ?)のスイカ男は見たことない俺20代
探してみたけどyoutubeとかには上がってないよな?
647:名無しさん@ピンキー
09/04/05 00:28:34 79zKHvhk
>>640
ボリュームは大幅加筆するそうだから問題ないけど、
絵は以前より確かに劣化してる。(ゲーム版は特に不安)
個人的には調教+じわじわ悪堕ち+悪コス+連鎖悪堕ちと
シチュエーションがおいしすぎるので買います。
648:名無しさん@ピンキー
09/04/05 01:47:25 xCBuVJmu
>>悪堕ちさせられた時ってどんな気分になるんだろう
1、今まで正義側だった記憶が消され、悪の側で働いていた記憶を植えつけられるパターン
→記憶を消されているから、自分が最初から悪側で働いていることが当然
2、悪に快楽や恐怖、正義側に裏切られた幻覚などを与えられて、悪の側につくパターン
→快楽だと麻薬みたいな感じで、悪で働かなきゃ快楽を貰えない
→恐怖だと圧倒的な悪の強さに心を折られ、悪に従わなきゃ殺されるから仕方なく働く
→幻覚だと矛先が悪から正義に移るので、怒りや恨みに捕らわれる
3、悪に体だけ改造されて、その美しさに虜になるパターン
→これは改造してくれたお礼や、自分の新たな悪側の技を試して虜になっていく
4、悪に寄生物体を植えつけられるパターン(スレ違?)
→別の意識が乗り移ってる状態なので、自分の意識が眠っているか、寄生物体が自分の体を動かす様子を見せられる。その行動が当たり前だと思わされる時もある
寄生物体から快楽を送り込まれて虜になるときもある(2と近い)
5、悪に体だけ改造され、正義側に戻ってみるけど拒絶され行くあてがない時に悪のささやきパターン
→もう悪側でしか働けない体になってしまったので、嫌々働く
6、自分が病気などの時に、悪のささやきパターン
病気だと悪が病気を治してくれた時に、悪=善だと思わされる
7、悪に憑依される
→4に近い
8、信じていた正義が徐々に腐っていく時に、悪のささやきパターン
→正義側にうんざりした時に、悪のささやきによって悪に移動する
自分が1番好きなのは2の快楽と、4の寄生物体の快楽で服従するパターンかな
649:名無しさん@ピンキー
09/04/05 02:10:41 wm9XPsYa
孔雀王も来週おとされるな
650:名無しさん@ピンキー
09/04/05 02:26:13 vK5nvPHW
あのマンガまだやってたのか
651:名無しさん@ピンキー
09/04/05 02:38:00 0WTywaom
退魔聖伝だけ読んだけど、結構よかったな
652:名無しさん@ピンキー
09/04/05 10:12:13 LyHoVgM2
>>648
一生懸命考えたんだからもっとリアクションを頼む
653:名無しさん@ピンキー
09/04/05 10:48:11 XPcIUlqF
>>648
俺は寄生・憑依での悪堕ちは好きだけど
2や4のような快楽堕ちは勘弁かな
654:名無しさん@ピンキー
09/04/05 11:42:21 W2p9ig2c
悪堕ち好きなんだけど、なんでそのキャラが悪になると興奮するのか自分でも分からない
誰かメカニズム解明してくれ
655:名無しさん@ピンキー
09/04/05 11:52:58 tSY66dyx
一生懸命考えたからレスくれとか小学生かよ
656:名無しさん@ピンキー
09/04/05 12:31:39 RJvqBeFO
>>652
sugo-i
657:648
09/04/05 13:24:21 xCBuVJmu
>>652
少し嬉しいが余計なこと言わないでくれ
スルーされるのはよくあることだ
>>654
メカニズムなんて分からないけど
私も悪堕ちされたらなんて妄想するとすごく興奮するよ
まあそれには性描写もあったほうがより燃えるが
性描写のない悪堕ちは無理やり性描写を入れて妄想するか、
今まで理性だの正義だのに囚われていた自分を、
「もし私が悪になったらあんなことやこんなこともできるのか… ふふふ…」
だと興奮するよね
S⇔Mになるギャップとかも興奮する
658:名無しさん@ピンキー
09/04/05 13:32:17 CgLVSglh
一般的なエロに拒否感を感じていたら
いつのまにか悪堕ちがそれに摩り替わっていた
難儀なもんだ
昔から見てると同じようなタイプもそれなりにいるみたいだな
659:名無しさん@ピンキー
09/04/05 14:13:18 wm9XPsYa
えろくてもいいけど
エロゲ風のは台詞とかアレなんで簡便だな。
この板で言う事じゃないがw
実写版セーラームーンのダーキュリーみたいなのが良い。
660:名無しさん@ピンキー
09/04/05 18:03:36 vK5nvPHW
まぁココでいうことではないな
台詞っていうか完全に喋らせられてる感じがいい
661:名無しさん@ピンキー
09/04/05 18:09:12 byjk7Wa8
ふと思ったんだけど
MAIKAの戦隊物以外のジャンルにも悪堕ちとかそれに準ずる感じの展開があったりするのかな?
662:名無しさん@ピンキー
09/04/05 18:27:52 YjcyXTk1
エロゲのセリフだとどうしても快楽堕ちの要素が大きかったりするしね
まあ逆にエロ寛容だと表現の幅が広がるというメリットもあるでござる
663:名無しさん@ピンキー
09/04/05 18:44:45 951aLs/C
快楽堕ちがいかん、ってよりはなんか「状況説明も兼ねた便利な文章読み上げてます感」が萎えるなあ
「触手の赤ちゃん孕んじゃうぅぅっ!」みたいな台詞があると「いやたとえ孕みそうでもいちいち実況しないだろ」ってツッコミが先に立つわ
664:名無しさん@ピンキー
09/04/05 19:14:51 4rVME8NC
俺は悪堕ち自体に興奮を覚えるから、そこにエロ要素はそんなに必要としないんだよな
一般ウケしないといけないから、エロ要素は必須なんだろうけど
665:名無しさん@ピンキー
09/04/05 19:30:44 YYVnQuX1
マイナーだが俺はエロ要素を排除した絵師を応援するぜ!
っていう同志を募集中
666:名無しさん@ピンキー
09/04/05 20:04:02 wm9XPsYa
そのへんのセリフもワンパターンだしな>状況説明
エロ自体はむしろ種付けとか好きなんだが
667:名無しさん@ピンキー
09/04/05 20:04:05 vK5nvPHW
>>663
そのへんはHRスレでやってほしいとおもう
668:名無しさん@ピンキー
09/04/05 20:15:34 2EdJtAZB
快楽堕ち系は即堕ちが多いのが俺的にネック。
そんなメンタル弱いのを堕としても、Sっ気が満たされんというかな。
お前ら、そんな簡単に快楽を受け入れないでくれ。
最後まで嫌がっててくれよ。
669:名無しさん@ピンキー
09/04/05 21:51:39 5ccb9sss
このスレ的に山文京伝ってどうなの?快楽堕ちメインだからストライクって人はあんまいないのかな
670:名無しさん@ピンキー
09/04/05 23:20:06 84UHRVBm
>>669
人妻寝取られとか悪堕ちじゃない作品はまあ除いて、
基本は好きだよ
ただ、悪堕ち専じゃないから、このスレにとってのピンポイント作は少ないかな。
局所的なピンポイントは結構あるから、そこを拾って読む感じ
671:名無しさん@ピンキー
09/04/05 23:47:32 951aLs/C
>>667
HRスレって何よ
672:名無しさん@ピンキー
09/04/05 23:49:43 wm9XPsYa
ホームルーム
673:名無しさん@ピンキー
09/04/05 23:56:35 84UHRVBm
まあまあ、ここは知ってる人と知らない人が混ざり合ってる所だから、優しく教えてあげようよ
HRは孕ませの略
674:名無しさん@ピンキー
09/04/06 00:09:48 RVPTRnJF
親切なレスに感謝
675:名無しさん@ピンキー
09/04/06 00:09:58 I/xLbWql
おっ俺は知ってたんだからねっ!
676:名無しさん@ピンキー
09/04/06 00:37:34 AD5X0oph
>>668
即落ちするほどの強烈な快楽とかだとあっさりしすぎてしまうので
逆にプチプチを潰すくらいの地味な快楽で1年くらいかけてじっくり落ちてもらえるといいんではないかと考える
677:名無しさん@ピンキー
09/04/06 01:01:18 s1AQ9x0n
状況説明は昔のAVの演出からの流れなんだろうなあ
エロゲ作ってる人って大体その辺りのものをオカズにしてた世代だよな
678:名無しさん@ピンキー
09/04/06 01:05:12 VaKEJbkJ
>>677
AVっつうかエロカセットの方じゃないかな
絵が無いから情景描写が台詞に頼ることになるって点で
679:名無しさん@ピンキー
09/04/06 01:07:56 emaZYGoZ
>>669
ザイン、レディネス、ラミュロス辺りの洗脳があるのは好きだな
最近書いてるのは普通に調教される人妻ばっかだからストライクからは外れてるわ
680:名無しさん@ピンキー
09/04/06 01:32:43 09QtGf+k
山文京伝で一番良かったのはコミックス表紙裏の悪堕ち漫画
681:名無しさん@ピンキー
09/04/06 02:31:02 Z2KvniHD
シスターが虫で調教されるんだけど最後はその調教施設を逆に乗っ取るのがよかった
682:名無しさん@ピンキー
09/04/06 07:02:39 mKihZ9Di
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
めちゃめちゃいい
683:名無しさん@ピンキー
09/04/06 08:38:20 TJWlk5sz
?
684:名無しさん@ピンキー
09/04/06 10:52:13 oCGM+D8r
これが有名なジルの悪堕ちか
ジルってこんなに動けたの?
そしてシェバやりすぎ
685:名無しさん@ピンキー
09/04/06 12:07:41 f7b0CvBP
いまディスガイアっていうゲームクリアしたらフロンていう
天使見習いが最後堕天使になって悪魔の羽と尻尾が!!
悪堕ちじゃないけどこれって有名?
686:名無しさん@ピンキー
09/04/06 12:23:32 WDJevrMe
はい
687:名無しさん@ピンキー
09/04/06 14:33:31 vdkPRLe9
昨日忘念のザムド見てたら悪堕ちシーンがあって思わず抜いてしまった。
688:名無しさん@ピンキー
09/04/06 14:37:51 mKihZ9Di
>>687
誰か悪堕ちしたっけ?
689:名無しさん@ピンキー
09/04/06 14:47:19 ez09R98Y
つーかディスガイアならフロンよりもやきぶた姐さんだろ
ラ・ピュセルの頃からキャラ変わりすぎなのがちょっとアレだけど
690:名無しさん@ピンキー
09/04/06 15:10:47 vdkPRLe9
>>688
あぁ、よく考えたら"悪"堕ちじゃなかった。ごめんごめん。
何となくシチュが悪堕ちでありそうな感じだったからそう思ったのかも。
いや、そもそもあれは堕ちだったのか・・・疑心暗鬼になってきた。
691:名無しさん@ピンキー
09/04/06 15:27:21 tPe6mavA
ザムド全部みたけど該当シーンがいまいち思い浮かばない
692:名無しさん@ピンキー
09/04/06 16:59:52 pf3pMNqa
>>689
元はギャグ調の悪堕ちだからな
エクレールがいい感じだった気がする
693:名無しさん@ピンキー
09/04/06 21:52:44 RK5mMlVC
>>682
ジル・・・?
金髪だったっけか?
それとも俺の知ってるジルさんではないのか?
694:名無しさん@ピンキー
09/04/06 22:02:01 mKihZ9Di
ゲームプレイすればわかる
かなり無理やりご都合主義だがちゃんとした説明もある
695:名無しさん@ピンキー
09/04/06 22:11:36 wiIJPwsu
最近悪堕ちサイトで更新が滞っているとこが多くなってきたね…
696:名無しさん@ピンキー
09/04/06 22:21:15 ez09R98Y
まあサイト立ち上げ時は活発でも、時間が経つごとに
モチベーションが下がって停滞するなんてのは
どんなジャンルでもよくあること
697:名無しさん@ピンキー
09/04/06 22:25:37 wJbJZK8p
悪堕ちかぁ。
そういや最初にこっち系の話でドキドキしたのは5~6歳の時だったかな。
なんかのアニメで子供の冒険?のようなものがあって、仲間の一人が催眠術みたいなものをかけられて
うんたらかんたらって話が異様に気になってビデオで何回も見てたんだわ。
恐らく俺には生理的欲求以前に潜在的に何かを洗脳してこちらに引き入れることの願望を持っているのだろうな。
698:名無しさん@ピンキー
09/04/06 23:01:47 urm3U/Lw
SSの投稿場所があればなあ
699:名無しさん@ピンキー
09/04/06 23:28:57 cuKVFB2R
ウェスカーさんってまだ生きてたんだ
700:名無しさん@ピンキー
09/04/07 00:04:11 f7b0CvBP
ここは投稿禁止になったの?
701:名無しさん@ピンキー
09/04/07 00:22:32 mzrFUHhM
ここはSS、ふたば、その他いろいろがOKな場所ですよ
このスレの>>1が勝手に改ざんしただけ
702:名無しさん@ピンキー
09/04/07 00:54:08 WJv2SOm8
結局今一番元気な悪堕ちサイトってふたばのスレなんだよな・・・
703:名無しさん@ピンキー
09/04/07 02:37:43 MLLYS1yp
>>700が聞いてるのはSSについてなのに
わざわざふたばのことを出すか・・・
704:名無しさん@ピンキー
09/04/07 04:18:30 0ZMyo575
>703
悪堕ち好きだからって自分が堕ちるなよ
なぜここの住民はもっと仲魔よくできないのか
705:名無しさん@ピンキー
09/04/07 05:01:04 ZNwphyTA
コール!!
706:名無しさん@ピンキー
09/04/07 06:28:53 lxMj+0h9
争うのが悪の性.。平穏はスレの死を意味する。荒らし上等かかってきなさ~い!
707:名無しさん@ピンキー
09/04/07 07:11:54 qakNVg3V
SSは書きあがるのに時間がかかるからゆっくり待っていればいいんだよ…
果報は寝て待てってことわざがあるだろうに…
708:名無しさん@ピンキー
09/04/07 10:50:16 idsv9ZZ7
動画厨史ね
709:名無しさん@ピンキー
09/04/07 10:50:50 idsv9ZZ7
専用板があるだろ
動画サイト使う屑とエロゲーオタは史ねよ
710:名無しさん@ピンキー
09/04/07 11:05:59 Qcy3EeOx
悪堕ち厨はスレ違いなんだから死ねよ
711:名無しさん@ピンキー
09/04/07 11:13:42 vkXD11R4
>>699
あの人毎回性格変わるからクローンとも…w落ちて死んだのも…
次回ではショタクローンが出ると専らの噂です
個人的にはああなる過程を描くショタ堕ちも悪くない
712:名無しさん@ピンキー
09/04/07 11:37:27 px72Cj2B
>704
コンゴトモヨロシク…
713:名無しさん@ピンキー
09/04/07 12:31:14 FWu3t5pw
3Dカスタムオナニーはあっちでやればいいよ
714:名無しさん@ピンキー
09/04/07 12:40:55 FWu3t5pw
点呼とります
わからない人はスルー
ayame mod 3134 基本
715:名無しさん@ピンキー
09/04/07 12:54:25 guRVIXY4
きめぇ
716:名無しさん@ピンキー
09/04/07 12:58:36 FWu3t5pw
とかいいつつDLしてるお前が滑稽
717:名無しさん@ピンキー
09/04/07 14:09:12 aRr82d6L
テトラスターのパロディ先がグランゾードだと気付いた今日この頃
718:名無しさん@ピンキー
09/04/07 15:36:53 8FRt/R89
>>710
ここ何のスレだよ
719:名無しさん@ピンキー
09/04/07 21:48:44 IBCRJ3XI
奴隷化!
720:名無しさん@ピンキー
09/04/08 00:40:53 bumnWoa4
>>714
もっとよこせ
721:名無しさん@ピンキー
09/04/08 01:01:03 IEtXDkqI
昼間から太公望とは・・・
722:名無しさん@ピンキー
09/04/08 01:17:15 tm0P6kb+
>>714
ありがとう
>>720
何かupしてから言えよ
723:名無しさん@ピンキー
09/04/08 01:51:00 bumnWoa4
ルキンフォーよりきゃうんよこせ
724:名無しさん@ピンキー
09/04/08 01:53:35 QKTxFPG6
ま た ゆ と り か
725:名無しさん@ピンキー
09/04/08 02:08:05 oIVH/fHF
どんなにつまらない煽りでも必ずレスがもらえるスレ
726:名無しさん@ピンキー
09/04/08 03:08:15 3xe7FRpe
消されてる…
727:名無しさん@ピンキー
09/04/08 19:17:21 BVOkv5FY
DSのアヴァロンコードってゲームで登場人物やアイテムを預言書でスキャンして
構成要素みたいなのを入れ替えたりできるんだがこれで構成要素の組合せ次第で
虫好きやら偽善やら狂気なんて要素を着けられるのが、なんかどっかのMC小説でありそうな感じだった。
(このゲーム自体にはMCネタはないし、別に登場人物に変な要素つけても会話内容に変化は無いけど)
728:名無しさん@ピンキー
09/04/08 20:15:20 VZU5rsxW
なにそういう素材から妄想を広げるのもまた一興よ
729:名無しさん@ピンキー
09/04/08 22:45:10 NCdEhtem
チッチッチッ、一狂
730:名無しさん@ピンキー
09/04/09 03:12:33 WfSYmUG7
『偽善堕ち』のシチュを妄想したらハァハァしたじゃねえか
731:名無しさん@ピンキー
09/04/09 05:52:15 3nsYbXHo
ティアーズ・トゥ・ティアラの名前知られたら魂までそいつの物になるって設定がエロ過ぎる
732:名無しさん@ピンキー
09/04/09 07:34:16 zjpJSDYK
一話でちょっと勃起したのは秘密。
733:名無しさん@ピンキー
09/04/09 14:00:29 vWBenCKt
ミスドのフロッキーシューのCMに反応した俺はもうダメかもしれんね
734:名無しさん@ピンキー
09/04/09 15:48:03 ef0Cz15p
話せばいいってもんじゃねーぞ
735:名無しさん@ピンキー
09/04/09 17:51:08 j4P5PXsI
>>731
きゃうん のモンスタメーカーの同人誌がそんなだったね。
736:名無しさん@ピンキー
09/04/09 17:51:15 drVEhqOP
>>734
喚けばいいってもんでもない
737:名無しさん@ピンキー
09/04/09 18:21:02 SIdtTR2P
>>734
喚けばいいってもんでもない
738:名無しさん@ピンキー
09/04/09 18:52:58 O+uCp26r
大事なことなので2回レスしました
739:名無しさん@ピンキー
09/04/09 20:18:23 TqFr2Ea9
なんだか最近悪堕ち界が騒がしくないかい?
740:名無しさん@ピンキー
09/04/09 20:39:23 d3DzeFIf
どこが?
741:名無しさん@ピンキー
09/04/09 22:43:28 gVArsDsC
私だ
742:名無しさん@ピンキー
09/04/09 22:53:44 IImWSwoV
お前だったのか
743:名無しさん@ピンキー
09/04/09 23:08:58 70beB+47
なぜ選挙前のこの時期に・・・
陰謀ではないか
744:名無しさん@ピンキー
09/04/10 00:13:55 lH8Ha5IW
単発が湧いてきたな
745:名無しさん@ピンキー
09/04/10 00:19:09 pTCDNpfN
このスレほとんど単発だろう
746:名無しさん@ピンキー
09/04/10 00:23:30 QrYqH1pg
また工作員がきたのか
なにがたのしいんだ?
747:名無しさん@ピンキー
09/04/10 00:30:22 7KmV0Svh
人工衛星打ち上げ
748:名無しさん@ピンキー
09/04/10 01:07:09 +E8E7KB/
工w作w員wwww
749:名無しさん@ピンキー
09/04/10 05:13:29 7f3QGm7F
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
|┃. |fjl、 ` ̄リj^ヾ)  ̄´ ノ レ リ | このスレは滅亡する!
|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
|┃ l r─‐-、 /:|
|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
|┃ ト、ヾ;、..__ , '_,./ /l
750:名無しさん@ピンキー
09/04/10 15:15:17 QpCaUR9Q
|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
|┃. ,イ/〃 ヾ= 、
|┃ N { \
|┃ ト.l ヽ l
ガラッ.|┃ 、ゝ丶 ,..ィ从 |
|┃ \`.、_ _,. _彡'ノリ__,.ゝ、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃三 `ゞf‐>n;ハ二r^ァnj< y=レヽ < 話は聞かせてもらったぞ!
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|┃三 ヾl.`ー- べl,- ` ー-‐' ,ン \____________
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|┃三 ト、 `二¨´ ,.イ |
|┃ _亅::ヽ、 ./ i :ト、
|┃ -‐''「 F′:: `:ー '´ ,.' フ >ー、
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|┃三 ,ィ, (fー--─‐- 、、
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751:名無しさん@ピンキー
09/04/10 16:52:09 aaWRN4Bp
人工衛星打ちAGEネタを使うならちゃんとageろよ
この半島ヤロウ
752:名無しさん@ピンキー
09/04/10 17:11:33 5q3NqJBN
SSなら舞方さんのところかホロさんのところに投稿するのが一番だろうね
ここはもう駄目だ
753:名無しさん@ピンキー
09/04/10 18:22:45 oFPos11Y
抹茶でいいじゃない
754:名無しさん@ピンキー
09/04/10 18:57:21 CA5TA6qN
>>753
エロ漫画小説板の催眠小説スレが、ほとんど抹茶ウォッチスレと化していて
投稿者同士が裏でネチネチとやる場所として占拠されていたぐらいだから
あそこはあそこで大変だぞ
今は投稿自体下火でスレも盛り上がってもないかもしれないが
755:名無しさん@ピンキー
09/04/10 20:46:11 yOaNWLtm
まぁ春だしな……
756:名無しさん@ピンキー
09/04/10 21:12:20 7f3QGm7F
/ ̄\
| |
\_/
|
/  ̄  ̄ \
/ \ / \
/ ⌒ ⌒ \ よくぞこのスレを開いてくれた
| (__人__) | 褒美としてSSを書く権利をやる
\ ` ⌒´ / ☆ 好きなジャンルで励むがよい
/ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、.
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ.
.l ヽ l |。| | r-、y `ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-'ヽ--' / エロゲSS /|
.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| ______
/ ̄調教SS /|  ̄|__」/_ふたなり /| ̄|__,」___ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/NTR  ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄|/ 洗脳SS /| / .|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/l ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
757:名無しさん@ピンキー
09/04/10 23:15:07 +E8E7KB/
ふたなりは全く違うだろjk
758:名無しさん@ピンキー
09/04/10 23:29:44 bjmHBvOw
エイリアンに寄生されてふたなりで連鎖落ちとかあるだろ
まだまだ発想不足だな
759:名無しさん@ピンキー
09/04/11 06:07:35 jpddiIj/
そういや今度のMAIKAはちゃんと悪堕ちver衣装用意するみたいだね。黒くなるだけじゃない奴。
760:名無しさん@ピンキー
09/04/11 10:24:22 lxEzHE+F
/ ̄\
| |
\_/
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/  ̄  ̄ \
/ \ / \
/ ⌒ ⌒ \ よくぞこのスレを開いてくれた
| (__人__) | 褒美としてSSを書く権利をやる
\ ` ⌒´ / ☆ 好きなジャンルで励むがよい
/ヽ、--ー、__,-‐´ \─/
/ > ヽ▼●▼<\ ||ー、.
/ ヽ、 \ i |。| |/ ヽ (ニ、`ヽ.
.l ヽ l |。| | r-、y `ニ ノ \
l | |ー─ |  ̄ l `~ヽ_ノ____
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ-'ヽ--' /修学旅行SS /|
.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| ______
/三角関係 /|  ̄|__」/_校舎裏 /| ̄|__,」___ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/学園祭 ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄|/ 青春SS /| / .|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/l ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/| /
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
761:名無しさん@ピンキー
09/04/11 11:40:17 lj2Xj8zt
そらかけで悪コス来たね
762:名無しさん@ピンキー
09/04/11 12:20:57 hFWYS7Ue
SS書くのって本当に難しいんだねえ…
ここの作品を見て初めて自分でも書いてみようと思って書き始めたんだが、
半分くらいに差し掛かったところで手が止まっちゃったよ
自分の妄想を他人に伝えることって簡単なことではないんだなw
自分でやってみて職人の苦労がわかったよ
763:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:22:40 +tbJvshs
書いてりゃ慣れますぜ
最初は、簡単で短い話から
構造や人物関係を少しずつ複雑に長くしていけばいい
仮に今は下手でも、ノートの10冊分も文章書けば結構読めるようになる
100冊も書けば、思い浮かんだ情景がそのまますらすら文章になって出てくる
後は日記を小説調で書いていくのも練習になっていいっすよ
三日に一回くらいでも、結構、練習になるっす
764:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:40:23 3EjcPQzm
>>761
画像plz
765:名無しさん@ピンキー
09/04/11 14:52:17 3EjcPQzm
あー本スレ行ったらあったわ
CDのジャケットだよね?
766:名無しさん@ピンキー
09/04/11 16:38:22 Ecy1jkkK
会議中に美味しい一文がよくひらめく、これ結構複雑
767:名無しさん@ピンキー
09/04/11 17:02:42 hBql0lgp
議事録に書いてしまえばいい
768:名無しさん@ピンキー
09/04/11 17:44:28 KcICjiQr
仕事中に文が浮かんだ時は、すぐ手元のメモ帳に書き記す
これ最強
その為にも、普段から仕事の思いつきをメモっておく癖をつけておく
それで他人も、ああ、なんかチョト思いついたからメモしてるんだなって
『あまり』詮索しないでくれる
物語の筋立てなど、長い物が浮かんできた時は
そのまま書くのは拙いから、内容を幾つかの適当なキーワードに変換
他人には如何とでも取れて、本人は連想可能な仕事の用語がベスト
当日中に家に帰ってPCに向かえば、充分に思い出せます
ただ一週間も放置しておくと、キーワードが意味不明と化すので注意
769:名無しさん@ピンキー
09/04/11 18:09:59 ++ruXUwE
>>763
>>768
投下頼んだ。信じている
770:名無しさん@ピンキー
09/04/11 18:58:48 dFcaIffE
>>769
そういう事を書くとウザがられるよ。
何でウザがられるのか解らなかったら結構ヤバい。
771:名無しさん@ピンキー
09/04/11 19:03:55 plCvLW4F
>>769
そういう事を書くとウザがられるよ。
何でウザがられるのか解らなかったら結構ヤバい。
772:名無しさん@ピンキー
09/04/11 19:38:28 6vAL0LXt
>>769
そういう事を書くとウザがられるよ。
何でウザがられるのか解らなかったら結構ヤバい。
773:名無しさん@ピンキー
09/04/11 20:04:58 rB22zFP2
>>769
そういう事を書くとウサミミになるよ。
何でウサミミなのか解らなかったら結構ヤバい。
774:名無しさん@ピンキー
09/04/11 20:28:54 Y44DQ4QR
うぜぇw
775:名無しさん@ピンキー
09/04/11 21:28:14 hFWYS7Ue
>>763
>>768
おk、頑張る
776:名無しさん@ピンキー
09/04/11 21:37:23 HbQOq2cm
_,. -─ァ‐'フ⌒)´ ̄`丶 _,. -‐ニ,‐`ヽ
/__,.(`丶<ノ⌒ソ___,.. ゝ' ´ / 丶 \
/7´ ゞ` `__ ヽ / __, / l ヽ
/ / ゝ_ ` `,. - _´ ´ _,/ \ }
/ / `ft一´ i  ̄,ィ \_ノ
. / ノ ヽヽ | //
`ー'´ \\. ! // 理由を聞こうじゃないか
|  ̄ |
___,r‐'L,_ハ__,ゝ─-- .._
,. ‐ ´ ̄ / l ヽ
/ _,. -、 _j><L. -‐-、 ヘ
/ r'ニ= `ヽ,. -‐ ´ \ ヘ
. / r'ニ -r‐'´ ,ノー-、_ ヽ ,ハ
/ ,ィ´ | _,. ‐ ´ `j\ ハ
/ // l _,. -<._ _ | \ ハ
/7 { ,ゝ,-‐ ´ /´ ̄  ̄`丶`ヽ ノ \ハ
{ ノr一' ´ / / \ヽ\___,/ |lヽ}
| / ,' / / `ヽ \ │
´ / // __,ゝ \. |
/ ,/ ,. -‐  ̄ \
777:名無しさん@ピンキー
09/04/11 21:42:20 Y44DQ4QR
わけわからん流れだ…
778:名無しさん@ピンキー
09/04/11 21:43:04 jpddiIj/
>>776
そらアンタその姿になる前に悪堕ちしてやりたい放題だったじゃないすかw
779:名無しさん@ピンキー
09/04/11 22:41:49 nSfSLRJ3
>>761
>>765
本スレのぞいたけどサイズ小さいなw
実際の画像が出るまで我慢するか
780:名無しさん@ピンキー
09/04/11 22:42:54 wrBtUMcP
>>764
氏ねよ、犯罪者の仲間
781:名無しさん@ピンキー
09/04/11 22:43:51 wrBtUMcP
>>759
板違いの市ねよエロゲーオタ
782:名無しさん@ピンキー
09/04/11 22:47:22 l1JU+LX5
わかったからSSヲタは氏ねよ
783:名無しさん@ピンキー
09/04/12 00:14:24 KPGrwTrf
>>780 >>781 >>782
784:名無しさん@ピンキー
09/04/12 00:42:30 YXLzUB+X
>>780->>782は何様なの?
死ぬの?
785:名無しさん@ピンキー
09/04/12 02:49:47 yj9+o4KW
うん。
786:名無しさん@ピンキー
09/04/12 05:51:42 EtOGluIl
∧△∧
<*`∀´> 一緒に逝くニダよ
( ∪ ∪
ヽ ノ
У
787:名無しさん@ピンキー
09/04/12 08:01:04 ZE+3dauw
ちょっと古いネタだけど
URLリンク(www.rbbtoday.com)
788:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:11:49 KPGrwTrf
某ブログの主のホロです
やっとSSでけた・・・
といっても完成ではないのですが載せます
いちよ巫女とか出ますが現代の巫女なので、期待しないでね
何度か読み直しましたが、誤字脱字あれば言っていただければ嬉しいです
それではどうぞ
「始まりはいつも些細なことで」
光あるところに闇ありとはよく言ったものである。
私達が普段生活している周りにも闇はすぐそこに潜んでいるのだ。
ただ今の世界に光がありすぎて闇が出れないだけなのである。
そしてそのバランスが保たれているおかげで私達は平和に暮らしていけるのだが…
そのバランスがもし崩れたとしたらどうなるのだろうか?
たちまち光は闇に覆われ、この世に異形の者達が溢れるに違いない。
そう、それはたった些細なことでだ。
「よいしょっと……、まだこんなに…」
とある神社の倉庫で整理をしている巫女装束の女は、武智鈴香(たけち すずか)。
高校を卒業して大学へ行く気もなければ就職するわけでもなく、バイトをしながら
1人で生活をしていた。しかしそんな鈴香にも転機が訪れる。求人募集の広告に巫
女さんの仕事を見つけてやってみると、意外にも鈴香に合ってる仕事で、そのまま
続けることにしたのだ。今日は、神主の指示で朝から倉庫の整理しているのだが、
物が多くてなかなか作業が進まない。そして作業をしていると、アクシデントだっ
て起きることもある。
789:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:13:28 KPGrwTrf
「あっ!」
ガシャーン!!
「ど、どうしよ…。」
無残に床に散った壷は、古い壷のようで壷には奇妙なお札が貼られていた。そして
幸い中身は空っぽだった。何も入っていないことに少し安心した鈴香だが、割った
ことには変わりはないので、あとで神主さんに謝ることにして、割れた壷を端っこ
に集めた。そして小さな破片を箒で掃いていたその時…。
「ねえ、あなた。」
「ひゃあぁっ!」
突然後ろからした声に振り向くと、そこに立っていたのは20代くらいの女性で、
なぜか裸だった。
「だ、だれですか!? いつからそこに?」
裸だけでもおかしいのだが、体中に青色の奇妙な形をした刺青を施しており、目は
猫のような縦長の瞳孔に金色の虹彩で、どう見ても人間の目ではなかった。そして
後ろからは蝙蝠ような大きな翼と、漫画で見るような先っぽがハート型の黒い尻尾
が見えていた。
「いつからって…、今だけど。
先に私が質問したいんだけどなー、
まあ、私を出してくれたお礼として教えてあげる。
私は夢魔のデライラ。よろしくね♪
ところで今は何年かしら?」
(む、むま? 何を言っているの?)
どう見ても頭がおかしい人だと思った鈴香は、この女を刺激しないよう今は聞かれ
ていることに答えることにした。
「い、今ですか? 今年は…2009年ですけど。」
「に、2009!!!!
そんな、まさか…、ああ…………」
その言葉と同時に鈴香の方に倒れこむ女。
「わわっ! ちょ、ちょっと!」
気を失った女を大事に抱え込むと、鈴香の目に黒い翼が飛び込んできた。
(でかっ! この羽、よくできてるなー。いくらなんでも作り物だよね。)
ここに置いていてもしかたないと思った鈴香は、女を自分の寝床へと運んでいき、
人助けだと思って様子を見ることにした。とてつもないことに巻き込まれてると
も知らず。
790:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:14:24 KPGrwTrf
「……………………ん、…………ここは?」
ゆっくりと目を開けたデライラは、自分が布団の中で寝ていることに気付いた。
「あ、大丈夫ですか? 急に倒れるなんてびっくりしましたよ。」
「ここはどこなの?」
「ここは私がお世話になってる神社です。
たまたま今は神主さんがいないから本当に良かったですね。」
「…………そうだったの。ありがとう。
そう言えばあなたの名前を聞いてなかったわね。
良かったら聞かせてくれる?」
「私の名前ですか? 鈴香って言います。」
「すずか…………。
ねえ鈴香、少し頼みごとしてもいいかしら?」
「頼みごと…ですか。何でしょう?」
途端にデライラは起き上がると、鈴香の両手を掴んで顔を近づけた。
「そのままじっとしてるだけでいいの。すぐに済むから。」
そう言うとデライラは鈴香を強引に抱き寄せ、
「え、何!?」
鈴香の口を自分の口で塞いだのだ。
「んんんー!!」
突然のキスにパニックになり、本気の力でデライラを引き剥がそうとするが、
凄い力で私の頭と体を押さえておりびくともしなかった。
すると私の体に変な感覚が走る。
(あ…れ? 力が……抜けていく。
手も足も…力が入んない。
それになんだろ……、頭がボーっとして………。)
体中から力が抜けていき、心地よさが鈴香の体を包んでいく。
次第に眠気も襲い、このまま身を任せようと思った瞬間だった。
すると、デライラの力が緩んでいき、鈴香の口から離れたいったのである。
「うふふ、美味しかった。
ありがとう、鈴香。おかげで……ん?
ちょっと鈴香、大丈夫?
ほら、しっかりして! ちょっと!!…」
その時はまだ不思議な出来事としか思っていなかった私だが、
後に大変なことになるとも知らないで、そのまま眠気に身を任せるのであった。
791:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:15:44 KPGrwTrf
「…………………う…………あ…………ん。」
しばらくして気が付いた鈴香は、今度は私が布団で寝ておりその隣にデライラが
いた。もちろん裸のままで。
「よかった心配したわ。まだ死なれちゃ困るもの。」
「えっ?…………………あ、そうだ!
デライラさん! いきなりキスするなんてどいうことですか!!」
「あはは♪ ごめんね。
久しぶりの精気だったから吸いすぎちゃった。」
「………………………………」
(今度は精気……。
突然、私の前に現れて倒れたと思えば、いきなりキスをしてきた。
そしてキスをされた時のあの虚脱感。この人……、本当に人間じゃない?)
鈴香はいまさらだがデライラが人であるかを疑問に思った。
「もしかして…、本当に人間じゃないんですか?」
「えー、だから最初からそう言ってるじゃない。」
それから少し落ち着いた鈴香は、デライラからいろいろな話を聞いた。デライラは、
戦国の世に生まれた西洋の悪魔らしく、日本でいうと妖怪の類だとか。なんで西洋
の悪魔が日本にいるのかというと、間違って魔界から降りた所がどうやら日本だっ
たらしい。そして法師に封印されて今にいたるのだと。この世に魔界やら妖怪を信
じていない鈴香だが、精気を吸われても、いきなりそんな話を信じられなかった。
そして話を進めていくと、鈴香はある重要なことに気が付いた。
「そういえばデライラさんって封印されてたとか言ってましたよね。
どうしてそんなことに?」
「どうして? そんなの簡単じゃない。
私は夢魔。悪魔であり、人々の煩悩の象徴でもあるのよ。
人の欲望を叶えたり、悪魔に変えることだってするわ。
だから人は私達のような者を危険だと思ったんじゃないのかしら?」
「えっ!? 人を悪魔にですか?」
「そうよ、人を悪魔に。あれ? どうかしたの? 顔色悪いわよ。
そっか、私が精気吸いすぎたせいだよね(笑)」
(この人、やっぱりおかしい。
もしかして私、大変なことに巻き込まれてるんじゃ…)
鈴香は、勇気を振り絞って最後の質問をしてみた。
「あの……人を悪魔にするってのはどういうことですか?」
その話を聴いた瞬間、デライラの顔が妖しく微笑む。
792:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:17:28 KPGrwTrf
「気になるの? ふふふ…それはね……。
私達の魔力を人に与えるの。
そうするとあっという間に変わるのよ。
私達の同族にね。」
(どう…ぞく? やばい、この人、いやこの悪魔は本物だ。)
「そ、そう…ですか…。
わたしちょっと飲み物持ってきますから…。」
そう言うと鈴香は布団から出て、ふらふらと台所に向かおうとした。
(人を悪魔に変える?
もしそれが本当ならさっき言っていた言葉も…)
【「よかった、心配したわ。まだ死なれちゃ困るもの。」】
(もしかして……私を悪魔に?)
鈴香は一刻も早くこの部屋から、いやこのデライラから離れようとしていた。
飲み物を持ってくるという嘘をつき、神主を呼びに行くために。
(人を悪魔に変えるなんて信じてはいないけど、さっきのこともある。)
そして鈴香は障子に手を掛けて、横に引こうとするが…。
「ん………? ふんっ…………あれ? 立て付けが悪いのかな?
それならこっちの障子を…あれ、こっちも?
んーーー! あれ? どうして? どうして開かないの?」
鈴香がいくら横に引いても、どの障子も開かない。
いつもなら簡単に開く障子が、どれもいきなり開かなくなったのだ。
開かないというより、元から動く気配がないのだ。
そして障子の紙の部分が手に触れた時、変な感触が鈴香を襲った。
「えっ……堅い?」
紙の部分は、まるで壁を押しているのかのようで破ける気配はない。
続けて起こる異常な現象に、不安と緊張で体中から汗が滲み出てくる。
そしてさっきまでなかった鈴香の後ろでする妙な音。
ヒュッ………、ヒュッ………
まるで紐を振り回しているようなその音は、鈴香のすぐ後ろからしている。
(なにかいる!?)
さっきまでなかった後ろの異様な気配。
どう感じてもその気配は人間のものではない。
幽霊や妖怪を信じない鈴香にとって、初めての経験だった。
まるでカエルが後ろから蛇に睨まれている様に。
そしてゆっくりとデライラがいた方向へ振り向くと…。
「えっ・・・」
793:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:22:13 KPGrwTrf
そこにいたのはデライラなのだが、背中に生えていた翼は見えず、変わりに何十本
もの触手が覗いていた。
「ふふふ……、どこへ行こうというのかしら?
私たち夢魔はね、人間の心が読めるのよ。
だから今あなたが飲み物を取りに行くなんて嘘でしょ。
悪いけど部屋には結界を張らさせて貰ったわ。
出ることもできないし誰も入ってこれない。
もちろん私達の声も聞こえないのよ。」
鈴香はその光景に声が出ないまま立ち尽くしていた。
デライラが何を言っているのかも耳には入ってこない。
「大丈夫? すごい汗よ。
まあ、今から濡れちゃうから関係ないんだけどさ。」
そしてそれは起きた。
風を切るようなスピードで、1本の触手が迫ってきたのだ。
「ひゃあ!」
触手は鈴香の袴へと入っていくと、太ももへと触手を這わせた。
その触手は生暖かく滑りを帯びており、私に嫌悪感だけを与えていく。
「最初はね、あなたが気絶してたところをやっちゃおうかなーって思ってたの。
だけどいきなりじゃやっぱりかわいそうだから、話をしてからにしようと思っ
たの。悪魔にするって言ってもね、痛くもないし、とっても気持ち良いのよ。
きっと気に入ってくれると思うわ。」
そして他の手足にも触手が絡みつき、あっという間に身動きが取れなくなった。
「いやぁ…離して……、お願いだから…」
鈴香は恐怖と嫌悪感で、とうとう涙を流してしまった。
「あらあら泣いちゃった。そんなに嫌がらなくても…。
あなたには感謝してるのよ。
封印をといてくれて、そのうえ精気まで頂いたんだから。
お礼にあなたを私の妹にしてあげる。」
そう言うとデライラはいくつもの触手を操り、私の体中に触手を絡ませていく。
「いやぁ、そんなこと………。ひゃんっ」
「うふふ、随分と可愛い反応するのね。
じゃあここなんてどうかしら。」
2本の触手が私の胸に這っていくと、乳首を中心に撫でまわした。
「ひっ! いやあぁぁぁっ!
ああっ、そんなとこ……触らないでぇ…。」
すると鈴香の中である感覚が襲った。
ドクン…
794:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:23:58 KPGrwTrf
(どうして…こんなことに……、
あれ……なんだか…体……火照ってきたの?)
今度はいくつかの触手が鈴香の秘所へと近づいていく。
「えっ? そっちは、ああっ、やめてぇぇ! それだけはぁっ!」
デライラはニヤリと微笑えむと、触手を秘所へと…
ズプッ
「いっ! いやあぁぁぁっ!!」
鈴香も年頃の女なので自慰行為だってする。
しかし秘所に指以外のものを入れたことはない。
まだ男のモノも知らない鈴香には、異物が入った感覚と痛みしかしなかった。
「痛い痛いっ! 誰かぁ! 誰か助けてぇ!!」
痛みで本能的に助けを呼ばずに入られなかった。
助けを呼べば誰か来る、そんな気持ちしか今の鈴香にはなかった。
もちろんその声も外には聞こえず、誰も来ないが。
「あら、あなた処女だったのね。
私の触手で処女喪失なんて、あなたは光栄ね。
変な男に奪われるよりはよっぽどましよ。」
「うぅ……、お願いだからぁ……許して。」
しかしデライラは鈴香の頼みを無視し、触手を上下に動かした。
「痛っ!! ああああぁぁぁぁ!!
いたい! だれかぁ! たすけ、ああぁぁぁっ……!? 」
強烈な痛みしか感じないその動作は、鈴香の精神を大きく削っていく。
しかしそれは突然起きた。
さっきまでの強烈な痛みがスッと引いていき、変わりに快感が走ったのだ。
795:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:25:28 KPGrwTrf
「それが魔の快楽よ。気持ち良いでしょ。
私達の触手から滲み出てる液体はね、人間を墜落させる成分を含んでるの。
その液体を飲んだり塗られたりしたら、たちまちその快楽の虜ってわけ。
ほら、もう痛みなんて感じないでしょ。あとはその快楽に身を任せれば良いの。」
「でも、そんなっ!
ああっ! きもち…いいわけ、ああんっ!」
もちろんそれは嘘である。
痛みは完全に快感へと変わり、鈴香の傷ついた精神を急速に回復させていく。
「うふふ、我慢しないで感じ続けなさい。人間は欲望と快楽に弱いんだから。
もうちょっとで私のほうも出るわよ。魔力をたっくさん含んだ私の体液がね♪」
「ひぃっ! いやぁっ! お願いだから出さないで!
私、悪魔になんかなりたくない!!」
「無理よ。もう出してるもの。」
「えっ!?」
そう、デライラの体液は触手を流れ、鈴香の子宮へと向かっていた。
「いやあぁぁっ!! 抜いてっ! 抜いてよ!
お願いだか…うっ……、あぁぁぁあぁ……いやぁ………………。
私の……お腹の中……何か…入ってる……、
うっ、あぁぁぁああぁぁぁぁ…………。」
デライラの体液は触手を通って鈴香の子宮へと流れて入った。
それはとても熱く、悪魔の魔力が込められたものだ。
「うあぁぁああぁぁぁ……………。」
(いやぁ……わたしが……悪魔に……。)
「あぁぁああぁ…………。」
(悪魔に……なる………………いや。
……………………なんで嫌なの?
悪魔は悪い奴。昔からそうだと聞かされた。
……………………悪魔が何かしたの?
よく分からないけど、悪の魔物って呼ばれるくらいだし。
……………………なんで悪魔になったらいけないの?
別に悪いわけじゃない、逆にこんなに気持ちが良い。
え? 気持ちが…良い?
……………………そうだよ……こんなに気もちが良いのに……。)
796:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:26:42 KPGrwTrf
「あぁぁ……。」
自分が自分でない者にされる感覚、誰かに支配される感覚、
しかしそんな感覚と一緒に快楽という波が鈴香の心を変えていった。
「どう? 私の体液。
あなたの体液もじきにそうなるのよ。
嬉しいと思わない?」
(嬉しい? 私、喜んでるのかな……。
でも、気持ち…良い……。デライラさんの体液……きもち……いい………。
ふふ……ふふふ…………なんだかすっごく楽しい気分になってきた。)
鈴香の子宮壁から体中へと流れていくデライラの体液。
その体液は鈴香の心だけでなく、体も変えようとしていた。
「あっ、ああぁぁぁぁ!! な、なにか…くる…。」
すると鈴香の体中に奇妙な青色の刺青が浮かび上がっていく。
デライラと少し違う形だが似たような刺青だ。
(な、なにこの模様……。
私の体中に……………………ふふふ…なんだか素敵♪
ん? 今度は背中が……。)
続けて背中から何かが出てくる様な感覚が鈴香を襲う。
「うっ、わ…あ……いやぁぁぁぁっ! せなかっ! せなかがぁっ!」
すると背中に2つのすじが入り、中からデライラと同じ漆黒の翼が生えてきたのだ。
「うぅぅぅぅぅ…………………………、あ、なに…これ? はね?」
新しく生えたその翼を、思い通りに動かしてみると。
「これ、私の思い通りに動く……。
ふふ……それにとっても綺麗だわ♪」
序所に変わっていく体を受け入れていった鈴香。
いつの間にか人間だった頃の目はデライラと同じ、縦長の瞳孔に金色の虹彩に変わ
っており、鈴香をより悪魔の姿へと近づけていった。
「うふ……ウフフ………………」
デライラの体液は枯れることなく、鈴香の子宮に流された。
心も体中の体液も、完全な悪魔へと変えるために。
そして最後に、お尻からあのハート型の尻尾が生えると、
鈴香の人間だった時は心は砕け散った。
797:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:28:18 KPGrwTrf
(あはは♪ きもちがいいわぁー……)
完全に変貌を遂げた自分の体を魅入る鈴香。
尻尾も翼も、体から溢れてくる魔力もどれも新鮮な感覚で、
鈴香に悪魔の喜びを植えつけていく。
(フフッ……ウフフ、悪魔になるの…なんで嫌だったのかしら?
昔の私って本当に馬鹿ね。こんなに美しい体になれるのに…………。
あ、そうだ。デライラ姉さんにお礼を言わなきゃ。
あれ? 私に姉なんていたっけ? ま、いいや。固いことはなしなし。)
そしていつの間にか触手を引っ込めたデライラは鈴香に近づいた。
「どう鈴香、夢魔になれた感想は。」
デライラが鈴香の顔を覗き込むと、顔は無表情で生気を感じるさせるような物では
ない。不安になったデライラは、鈴香に呼びかけてみた。
「ねえ、大丈夫? あれ? どうしちゃったのかな。
もしかしてやりすぎて心が壊れたんじゃ…」
すると鈴香の肩がピクッと動くと、突然飛び上がった。
「きゃあっ!」
「あはっ♪ 引っかかった引っかかった♪ 楽しい♪
姉さんの言ったとおりだったわ。
ほんと、悪魔になるのって気持ちが良いのね♪
ああん♪ はやく誰かを犯したいー。」
「もーう! 脅かさないでよー。本当に心配したんだから。
ま、いいわ。ようやくあなたも目覚めてくれたのですから。
それじゃあさっそく人間達を…………。
うふふ♪ ねえ鈴香、この神社に近づいてくる者がいるわよ。」
「あ、ほんとだ♪
私より年下の女の子みたい。」
夢魔となった鈴香は、デライラどうよう人間の心を読む能力が備わり、近づいてく
る者の位置と心を読めるようになったのである。こうして鈴香は夢魔となり、闇が
光を支配する手助けをするのであった。
終
798:「始まりはいつも些細なことで」
09/04/12 10:30:28 KPGrwTrf
すみません
後から気付いたけど、ところどころ一人称にしてしまった部分があります
ほんとお目汚しすみません
799:名無しさん@ピンキー
09/04/12 11:08:26 Sh1n8N46
いえいえ
良いタイミングでの投下GJでした
800:名無しさん@ピンキー
09/04/12 11:21:34 vOTnYXfR
GJ!
やっぱ巫女の悪堕ちはええのお
801:名無しさん@ピンキー
09/04/12 12:53:39 emjlg8g1
GJ
inoino氏の「呪縛」と重なって滅茶苦茶ツボだわ
802:名無しさん@ピンキー
09/04/12 16:52:37 25RBN/7U
ここ最近行ってるんだけど、けっこう
いい感じです^^。
URLリンク(dancingflower.net)
自分的には左の子が理想です。
803:名無しさん@ピンキー
09/04/12 17:12:22 v2RadzXV
デスノートってある意味人間を洗脳してるよな
高田清美とかまさにそうだし
804:名無しさん@ピンキー
09/04/12 18:42:07 mmLTMkfR
いつの話題だ?
805:名無しさん@ピンキー
09/04/12 20:03:41 gEAozBrj
>>802
俺は右の子かな
806:名無しさん@ピンキー
09/04/12 20:49:00 7n4OkES7
シンケンジャーで他者を操る怪人が・・・
・・・うーん、惜しいね
807:名無しさん@ピンキー
09/04/13 00:07:37 il7vBztB
>>806
でもあの怪人の
「操ったならさっさと自害させればいいのに」
「そんなもったいない!操ったら普段はしないことをさせるのが醍醐味でしょう!」
はさすが靖子にゃんだと思った
ガチでピンクかイエローの悪堕ちやってくれないかな
808:名無しさん@ピンキー
09/04/13 04:16:51 9we6zwhH
番組開始当初に洗脳されるの男だったりしてみたいな予想があったが見事に当たったなorz
809:名無しさん@ピンキー
09/04/13 12:44:41 tJR2Y+ME
フリーゲームって時々良いのがある気がする。ロボとか、後は学園物で一周目が洗脳された奴を助ける感じで、二週目が洗脳してくようなのがあったなー。あれ好きだったんだが名前忘れたんだな。誰か名前を覚えてる人居ない?
810:名無しさん@ピンキー
09/04/13 16:14:06 amvFBsDm
小説のFF4でローザが一時的に洗脳される
ただし作者の文章力がここの職人の爪垢でも煎じて飲ませたいくらいの
携帯小説レベルなので、FF4ネタならなんでも、って人のみ推奨
811:名無しさん@ピンキー
09/04/13 19:11:56 x1BJliC8
MAIKA作品に慣れている住人からすればどうということはない
812:名無しさん@ピンキー
09/04/13 19:14:49 BfdM/0K8
エロシーンだけでいいから外注ライターにならないものかとすら思う
813:名無しさん@ピンキー
09/04/13 19:51:49 lRVCz5Tu
>>809
たぶんアームドハイスクール
814:名無しさん@ピンキー
09/04/13 19:53:12 5JasLzle
誰になら書いて欲しいんだ?
815:名無しさん@ピンキー
09/04/13 21:19:58 SM3PqxZe
>>810
簡単なシチュエーションだけでも教えてくれないか?
ネタはおいしいのにそう言われるってことは散々なのかな
816:名無しさん@ピンキー
09/04/13 21:49:54 amvFBsDm
原作ゲームでいうゾットの塔で人質となり
拘束ペンデュラムの危機に瀕してるタイミング
小説ではそこで洗脳されてセシルを刺そうしてくる
817:名無しさん@ピンキー
09/04/13 22:23:44 SM3PqxZe
>>816
ありがとう
愛の力で秒速洗脳解除ってオチが容易に想像できるな…
818:178 猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:22:33 AmcUuhpv
こんばんはです。今回は一ヶ月ちょいぶりくらいの猟血です
いよいよ吸血鬼だらけの展開に
○四章
"ガシャーン!"
"バリーン!!"
「っ?!」
廊下のほうから突然鳴り響いた破壊音に、眠りについていたララディアは反射的に飛び起きてしまった。
(まさか…また侵入者が?!)
昨夜の記憶が一気に蘇り、ララディアは着るものもそのままに枕元に置いてあった剣だけを取り廊下へと飛び出した。
そこで見たものは…
廊下の奥からひたひたと歩いてくる兵士と、こちらに走って逃げてくる兵士の姿だった。
「ラ、ララディア様!!逃げてください!」
首のあたりを抑えて逃げてくる兵士は、ララディアに必死の形相で逃げるように伝えてくる。だが、ララディアはどうにもその
事情が理解できなかった。
「ど、どうしたんだ!なんで逃げている!何で逃げろと私に言うんだ!」
「バ、化け物が、化け物が城中に……」
走り疲れて息も絶え絶えな兵士が必死に事情をララディアに語ろうとしている時、後ろにいた兵士が逃げる兵士に飛び掛ってきた。
ララディアの目に飛び込んできたその兵士の表情は、もはや人間の作り出すそれではなかった。
「ガァーッ!!」
口元から長い牙を光らせた兵士はそのまま逃げる兵士を組み付くと、兵士の首元にがっぷりと噛み付いてきた。
「ぐあっ!…あぁ……」
噛み付かれた兵士は最初こそ苦悶の表情を浮かべたものの、次の瞬間には顔も全身の力も緩ませくたくたとしゃがみこんでしまった。
噛み付かれた首と口の間からだらだらとこぼれる血と、それをズズッズズッと啜りこむ淫靡な音が廊下に響き渡る。
「こ、これって……、そんな……」
その光景に、ララディアは昼間のアレクサンダーとの会話を思い出していた。
人間に襲い掛かり、血を喰らう化け物。それはまさに吸血鬼という存在そのものである。
が、このメルキルスに吸血鬼が来れるはずがない。いるはずがない。そんなことは聞いたことがない。
だが、現実に目の前にいるのは吸血鬼…
「う、う、うわああぁっ!!」
訳がわからなくなったララディアは、衝動的に兵士に食いついている吸血鬼に突進しその頭を思いっきり剣の柄で突き飛ばした。
吸血鬼はその衝撃で口を首から外し廊下にごろごろと吹き飛ばされる。
「ガ、ガウゥ…」
一瞬怯んだ吸血鬼だったが、すぐに体勢を立て直してララディアへ牙を剥くが…
"ドスッ!"
次の瞬間、ララディアの剣が吸血鬼の胸板を貫いていた。
「ガ………?」
最初、自分に何が起こったのか吸血鬼は分からなかったようだが、分からないといった顔のまま前進から青白い炎が発火
して、そのまま燃え尽きてしまった。
「は、はあっ……。や、やっぱり、吸血鬼……なの……?」
ララディアはまだ信じたくないといった思いだったが、血を吸い目の前で発火して消えた化け物を見てしまってはもう吸
血鬼がいるということを受け入れざるを得なかった。
819:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:23:35 AmcUuhpv
「……ハッ!だ、大丈夫か!」
まだ複雑な思いを抱いていたララディアだったが、後ろで血を吸われて倒れている兵士のことを思い出し慌てて駆け寄っていった。
兵士は青ざめた顔をしてぐったりとしており、全く動き出す気配を見せない。
「大丈夫か、おい、おい!」
ララディアは兵士の方を掴んでがくがくと揺すり大声で呼びかけたら、そのかいがあったのか兵士の瞼がぴくっと動いた。
「よ、よかった!痛いところはないか?気分はどうだ?!」
兵士が無事だと分かり、ララディアの顔が安堵に綻ぶ。兵士のほうもぴくぴくと腕を震わせララディアの手を掴もうとしてくる。
「ラ、ララディア様……自分は、大丈夫です……。気分も、悪くはありません……。むしろ、いいくらいです。ただ……」
「ただ……?ただ、なんだ!」
「ただ……」
兵士の腕がララディアの腕をきゅっと掴む。その体温は、凍るくらいに冷たかった。
「?!」
ララディアの顔から血の気が一気に下がる。その時、兵士の表情が一変した。
弱々しげな顔には狂気の笑みを浮かび、薄く開いていた瞳は邪悪な赤い光が灯り、口からは長い牙がぎりぎりと伸びてくる。
「ただ、少々喉が渇いてしまっったのですよぉ!!」
吸血鬼化した兵士はララディアの腕を掴んだままがばりと上半身を起こすと、ララディアの肩に腕をまくり首筋に喰らい
つこうと身を乗り出してきた。
「くっ!」
ララディアは迫り来る牙を頭を捩ってかわし、兵士の胸板を足を入れてドン!と蹴飛ばした。
腕を掴まれているので吹っ飛びはしないもののその拍子でララディアと兵士の間に隙間が開き、その間隙を縫ってララデ
ィアは兵士の心臓に剣を突き刺した。
「グアーッ!!」
たちまちのうちに燃え尽きる兵士を、ララディアは呆然と見つめていた。
情けないことだが、目の前で今まで人間だったものが吸血鬼になり襲ってきたという衝撃と恐怖で少し足腰が震えている。
「こ、これは…どういうことなの?!こんな、吸血鬼が……?!」
その時、ララディアは外からも内からも聞こえてくる破壊音と悲鳴に気がついた。ギョッとしたララディアが自室へと飛
び込んで窓を開くと、眼下に広がる町には所々から火の手が上がり、風に乗って人々の絶叫が星一つない真っ暗な空に響き渡っている。
「何が…、起こっているの……」
これが悪夢というのなら、早く目が醒めてほしい。そうとでも考えないととても今目の当たりにしている光景を受け入れられない。
今日の昼には考えもしていなかったメルキルスの地獄絵図に、ララディアは軽い現実逃避に陥っていた。
(そうよ、これは夢よ…。起きたと思っているのは夢の中のことで、本当の私はまだベッドの中で寝ているのよ…
早く、早く起きてこんな嫌な夢忘れないと……)
"ドオォーン!!"
「きゃあっ!」
突然起こった城を揺るがすほどの爆発に、ララディアは体制を崩して自室に倒れこんでしまった。膝を打った痛み、床の
冷たい感触、鼓膜に響く爆音、全てリアルに感じられる。とても夢とは思えない。
「いったぁ……。
……やっぱり、夢じゃ…ない…」
それにより、ララディアの意識もまた否が応にも現実へと引き戻されていく。今起こっている事象が、覆しえない事実だ
ということが心の中で認めざるを得なくなっている。
城内に吸血鬼が現れ、城下では人々が逃げ惑っている。このままではメルキルスはとんでもないことになってしまうだろう。
そして王も王女も王子も、王子も………
820:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:24:35 AmcUuhpv
「王子!!」
しまった。完全に失念していた。こういう時のために自分はアレクサンダーとアルマリスの護衛についていたのではなかったのか。
目の前に広がる事態に茫然自失となっていて、いま自分が一番為すべき事を忘却の彼方へと置き忘れていた!
「い、いけない!」
ララディアは急ぎのあまり寝巻きを脱ぎ捨てると下着も着込まずに上着を羽織ると、そのまま物凄い速さで部屋を飛び出した。
廊下には何人かのの兵士や使用人…、いや吸血鬼がうろうろしており、ララディアの姿を見るや否や牙を剥き出しにして
襲い掛かってきたが、ララディアはそんなものには目もくれず、自分の行く道を邪魔する吸血鬼だけを切り伏せると下り
階段を一気に駆け下りていった。
「うっ…!」
下の階へと進んだララディアの目に飛び込んできたものは…
所々に倒れる兵士や魔導官。ゆらゆらと起き上がってくる吸血鬼化した人間。人間にかぶりついている吸血鬼。
吸血鬼から逃げる人間。果敢にも吸血鬼に立ち向かう人間。
もはやメルキルス城内は、多数の吸血鬼によって蹂躙されつつあった。
「「「………」」」
早速何体かの吸血鬼が新たな餌(ララディア)を目にして舌なめずりしながら向ってきている。中にはララディアの同僚
だったものまでいる。よく面倒を見てくれた食道のおばさんも牙と爪を光らせて迫って来る。
知っている人間が化け物になって自分を狙ってくる。普段なら怖気が立ち気力も萎えてしまうような状況だが、今のララ
ディアには為すべき事を悟った強い決意がある。
「……どけーっ!!」
ララディアは自分に向ってくる元同僚・知人に躊躇うことなく剣を振り下ろし、廊下を駆け抜けていった。
ただ、ララディアの足はアレクサンダーの部屋には向いていない。全くの別方向だ。
だがララディアには確信があった。今の城内の状況を鑑みて、アレクサンダーがいる場所はあの一箇所しかないから。
一方、アレクサンダーのほうも城内で起こった異常にいち早く気がついていた。もっとも、これは昼間のやり取りが心に
残ったアレクサンダーがなかなか寝付けなかったから異常にすぐ気がついたという偶然の要素が大きかったのだが。
「こいつは…まさか?」
いきなり自室に入ってきて自分に襲い掛かってきた賊が青い炎を吹き上げて死ぬ様を見て、アレクサンダーは昼間にララ
ディアに語った『吸血鬼』という単語を思い出していた。
正直、ララディアと話していた時も本当に吸血鬼の仕業かどうかは確信を持ててはいなかった。ララディアが言った『吸
血鬼が招かれてない城の中に勝手に入れるはずがない』という論点を打破できなかったからだ。
だが、今現実に吸血鬼が城の中に侵入してきている。しかもララディアではなく自分を狙って。
「…ほらみろララディア、やっぱり吸血鬼はいたんだ!」
夜も更けているにも関わらず、アレクサンダーは今すぐララディアのところに飛んでララディアを言い負かしたくなっていた。
まあそれは建前で、実のところアレクサンダーも自分で考えてもあまりにも子供っぽい応対でララディアとの間に気まず
い空気が流れていたので、これを機会に仲直りをしておこうと思っていたりもしたのだ。
とはいえ、城内に賊が侵入したことはこれはこれで見過ごせないことでもある。しかも、自分の部屋の扉にいる衛兵を掻
い潜っての侵入であるから事態は結構深刻だ。
アレクサンダーは賊の侵入を伝えようと部屋から出ようとした、その時
"ドカーン!!"
城を揺るがすかのような爆発と振動がアレクサンダーの部屋中に鳴り響いた。
「?!」
821:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:25:35 AmcUuhpv
何事が起こったのかと部屋を飛び出したアレクサンダーが目にしたのは、廊下を徘徊する多数の吸血鬼と城内で出火して
いるのかもうもうと湧き上ってくる黒煙。
「き、吸血鬼…が、こんなに……?!」
それは、さっき自分を襲った吸血鬼が『アレクサンダーを襲うために外から侵入してきた』ものではないことを意味していた。
内部で溢れた吸血鬼が、たまたま自分の部屋の中に入ってきただけだったのだ。
アレクサンダーの気配に気がついた吸血鬼が、1体2体と振り返りアレクサンダー目掛けてにじり寄ってくる。ララディアなどとの
稽古で剣の腕にはそれなりの自信があるアレクサンダーだが、これほど多数の吸血鬼を相手にしては命がいくらあっても足りない。
そして、これほど城内が吸血鬼に溢れていることにより、アレクサンダーはあることに気がついた。
吸血鬼だけのみならず、例え凶悪な侵入者が来たとしても健常な人間ならその場か逃げ出すことが出来る。逃げ出せれば
そうそう危機に陥ったりはしないものだ。
だが、体が弱って逃げ出すことが出来ない人間がいたらどうなるか…
言うまでもなくその人間は殺されるか餌食になるかであろう。そして、自分の力では逃げ出せないほどに体が弱まってい
る人間を、アレクサンダーは一人知っている。
「……アルマリス!!」
アルマリスの部屋の前には屈強な衛兵が付いている。だが、自分の部屋の衛兵は片方は首を吹き飛ばされて倒れていたし、
もう一人の衛兵はよく考えたらアレクサンダーの部屋に侵入してきた吸血鬼の顔はその衛兵そのものだった。
つまり、衛兵がいるからといっても全くあてには出来ないのだ。
「しまった!アルマリスーッ!!」
アレクサンダーはアルマリスの部屋に猛然と駆け出した。途中行く手を遮る吸血鬼が何体かいたが、それらをアレクサン
ダーは鬼気迫る勢いで蹴散らし、一路アルマリスの部屋へと急いでいった。
アレクサンダーがアルマリスの部屋の前に辿り着いた時、そこを守っているはずの衛兵の姿はなかった。離れなければな
らないほどの非常事態が発生したのか、あるいは…
「くっ!」
アレクサンダーは最悪の事態を想定し、慌ててドアノブに手をかけた。が、鍵がかかっているドアは堅く閉ざされている。
好意的に考えれば中には誰も侵入していないともいえる。だが、侵入者が内から鍵をかけたとも考えられなくもない。
「おい、開けろ!開けろ!!」
アレクサンダーは閉まったドアを力任せにドカドカと叩いた。吸血鬼を呼び寄せるかもしれないとか中に侵入者がいたら
そんなことしても開けるわけないとか考える余裕はない。
すると、内側からガチャンと鍵が外される音が聞こえ扉がギィと軋んだ音を立てて開かれた。
「お、王子様…こんな夜更けに大声を立てて何をしているんですか!王女様のご容態も考えてください!!」
中からは不寝番でアルマリスの看病をしているのであろう一人の侍女がぷりぷりと頬を膨らませて出てきた。どうやら外
の様子には気が付いていないらしい。
「おい!中には他に誰もいないな!アルマリスも無事なんだな!!」
アレクサンダーは血相を変えて侍女に叫び散らしてくる。その切迫した様子に最初は怒っていた侍女も目をぱちくりさせ
てアレクサンダーを見た。
「あ、あの……王子様?よく事情が飲み込めないので……」
「…吸血鬼だ!吸血鬼がこの城の中に入ってきている!ここは危険だからアルマリスを連れて外へと脱出しようと思う!
お前はすぐに兵士を呼んで来い!急げ!!」
「えぇっ?!」
驚いた侍女はもう少し事情を聞こうとアレクサンダーに迫ったが、アレクサンダーにジロリと睨まれ慌ててばたばたと黒
煙が舞う廊下に出て行った。
「全く、時は一刻を争うというのに…!」
要領の悪い侍女に悪態をついたアレクサンダーは、ベッドの中で寝ているアルマリスのそばへと寄っていった。ベッドの
横ではティフォンがしっかりと起きており、動けないアルマリスの護衛を受け持っている。
822:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:26:34 AmcUuhpv
薬が効いているのか、アルマリスの寝顔は意外と安らかだ。だがその顔色は死人のように真っ青で、絶命していると言っ
ても冗談には聞こえないほどだ。
もしこのままここから脱出することになったとしても、はたしてアルマリスの体がそれに耐えられるかどうか、実に微妙
なところだ。
「アルマリス……」
いまだに自分のせいでアルマリスが命の危機を迎えたと思っているアレクサンダーは、現状に例えようのない焦りを感じていた。
アルマリスの容態を考えたらこの場で安静にしているのが一番だと思う。が、この場に留まっていては遠からず吸血鬼の
餌食になってしまうことは疑いの余地はない。
なんとしてでもアルマリスだけは無事に脱出させないと…、そうアレクサンダーが考えている時、後ろの扉がダンダンと叩かれた。
「王子様、私です。扉を開けてください……」
扉の向こうから聞こえてきたのは、先ほど外に出した侍女のものだ。
そのあまりの速さにアレクサンダーは少々不審を抱いたもの、放っておくわけにもいかず扉を開いた。
すると、そこには兵士はおらず俯いた侍女が一人立っているだけだった。
「…随分早かったな。で、兵士はどこだ?」
「………」
アレクサンダーの質問にも侍女は俯いたままで何の反応も返そうとしない。心なしか、口元が微笑んでいるようにも見える。
「おい、何とか言え!こんな所で立っていて、吸血鬼がやってきたらどうするんだ!!」
「吸血鬼、ですか……?それなら……」
笑いを堪えているのか、ぷるぷると肩を振るわせていた侍女が突然顔をアレクサンダーへと振り上げる。
その瞳は、真っ赤な血の色をしていおり、唇からは長い牙が伸びていた。
「もうここにいますよぉ!!」
侍女…だった吸血鬼はそのままアレクサンダーにドカン!とぶつかり床へと押し倒し、そのまま肩を掴んで馬乗りになってきた。
「なっ……?!お前…、なんで?!」
つい今しがたまで間違いなく人間だった侍女がいきなり吸血鬼になって戻ってきたことにアレクサンダーは驚きを隠せなかった。
吸血鬼が人間を襲って仲間を増やすというのは勿論知っているが、侍女が離れて戻ってくるまで数分も経ってはいない。
それほど短時間で人間が吸血鬼化するとは予想もしていなかった。
「うふふふ……王子様の、王子様の血ぃぃ……、とぉっても美味しそぉぉ~~~」
侍女は血への渇望を隠しもせずアレクサンダーを艶かしく見つめ、興奮に渇いた唇をペロペロと嘗め回している。
「く、くそっ……どけぇ……」
アレクサンダーは侍女を突き飛ばそうと体に力をこめるが、どうしたことか指先一本自由に動かせない。それどころか、
徐々に体を傾けてくる侍女に併せて頭が勝手に動いて、その喉首を侍女の眼前に晒す様な体勢になってきている。
「な、なんだぁ…?体が勝手に……ハッ!」
その時アレクサンダーは悟った。今侍女が自分を真っ赤な瞳で見つめた時、その時既に自分は魔眼を受けていたのだ。
「ふふふ…王子様ぁ、じっとしていてくださいねぇ~。すぐにとぉっても気持ちよくしてあげますからぁ~~!
そして王子様にも教えて差し上げますわ。赤い命の水を飲むことの素晴らしさを!!」
口元から涎をだらだらとこぼす侍女は、一刻も我慢できないといった様子でアレクサンダーの喉にむしゃぶりつこうと顔
をアレクサンダーへと埋めてきた。
「ぐっ!!!」
もうこうなっては逃げる術はない。アルマリスを置き去りにして化け物にされてしまうのか……。とアレクサンダーの心
に激しい後悔の念が湧き上がる。
アレクサンダーは観念してぎゅっと瞳を閉じた。だが、侍女の牙が皮膚を突き破る感触が一向にやってこない。
「……?」
不審に思ったアレクサンダーがうっすらと目を開けると…、そこには真っ赤な目を限界まで見開いた侍女の顔が見える。
そして、その胸からは剣の切っ先がひょっこりと覗いていた。
「あ…?あぅ………あぁーーっ!!」
ありえない痛みに胸を押さえた侍女の体が剣が刺さった胸から発火し、たちまちのうちに燃え尽きて灰となって消えていく。
そして、侍女の体が燃え尽きて広がった視界の先には、荒い息を吐きながら剣を突き出しているララディアの姿が見えていた。
823:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:27:35 AmcUuhpv
「ハアッ、ハアッ……。王子、ご無事でしたか………!」
「ラ……ララディア!!」
絶体絶命の危機に現れてくれたララディアに、アレクサンダーは驚きと喜びが入り混じったような複雑な表情を浮かべた。
本当なら素直に謝辞を述べるところなのだが、昼間のわだかまりからなんとなく自分から頭を下げることがしづらい心境
になってきている。
さっきまではよりを戻そうとしていたのに、本人を目の当たりにした瞬間にどうも意固地になってしまうのは多少なりと
も想いを抱いている相手に弱みを見せたくないという青い思いからだろうか。
「………お、遅いぞ。もう少しで殺されるところだったじゃないか……」
少し頬を赤らめ、拗ねるように顔をそむけてボソッと呟いた言葉はとても感謝を述べたとは言いにくいものだったが、こ
れが今のアレクサンダーに出来る精一杯の謝辞だと感じたララディアはクスッと笑うと剣を腰に収めた。
「申し訳ありません。ここに来るまで少々手間取りまして…。でも、王子が予想通りの場所にいて助かりました」
「うっ…!」
そう、ララディアはアレクサンダーの自室ではなくアルマリスの部屋に向って真っ直ぐに進んでいた。何よりもアルマリ
スを大事にするアレクサンダーが、城内の異変に気づいたならいの一番にアルマリスの下へ向うと確信していたからだ。
アレクサンダーもララディアがそこまで自分の行動を読み、躊躇うことなくアルマリスの部屋に向って来たことを理解し
赤かった顔がさらに赤くなった。
それは勿論単純な自分に恥じ入る意味もあるのだが、目の前にいる女性が自分のことをそこまで理解しているということ
への嬉しさから来る照れもあったのだろう。
「…と、とにかく!今はここからすぐに逃げ出さないと!」
アレクサンダーは照れ隠しからか乱暴に起き上がると、わざと大声で捲し立てた。その姿がまたララディアにはひどく年
相応の可愛げのあるものに見える。
だが事態はアレクサンダーが考えている以上に深刻なのだ。ララディアは綻びそうな顔をキリリと引き締めると、アレク
サンダーに語りかけた。
「ええ。ですが、既に城の外も酷い状況です。もしかすると、このメルキルス全土に化け物が襲い掛かってきたのかもしれません」
「?!どういうことだ、ララディア!」
酷く狼狽したアレクサンダーに、ララディアは黙って窓を指差した。
そこからは、赤々と燃える城外の炎が見えている。アルマリスの安否ばかりを心配していたアレクサンダーは、ここで初
めて惨禍がメルキルス全体に広がっていることを知った。
「な、なんてことだ……。これじゃあ、どこにも逃げ場が……」
「…こうなったら、馬で一旦山岳部まで避難しないと収拾がつかないかもしれません……」
勿論これはアルマリスに余計な負担をかける危険な行為だ。だが、現状これ以外にこれといった策も思い浮かばない。
「…ララディア、父上たちの寝室まで僕たちを連れて行けるか…?僕たちだけで城を逃げるわけにはいかない。
なんとしても父上と母上もつれていかないと…。もちろん、アルマリスは僕がおぶっていく」
「………」
正直、戦力にならない二人を抱えてどこから吸血鬼が現れるかわからない城内を駆け、さらに寄り道してまでは守りきれ
る保障などとてもない。王と王妃を見捨てて二人だけを逃がすほうがまだしも可能性がある。
「…うん、難しいのは解る。でも、父上と母上を見捨てるわけにはいかないんだ。頼む、ララディア……」
「王子…」
ララディアはアレクサンダーが他人に対して頭を下げたのをはじめて見た。あのプライドが高いアレクサンダーが頭を下
げるのだから、アレクサンダーにとっては相当切実なことなのだろう。
自分が仕えている相手にここまでされては、とてもではないが出来ないとは言えない。
「……わかりました。この身命を賭してでも、王子の願いをかなえて差し上げます!」
「…ダメだ。ララディアも絶対に生き残るんだ。僕より先に死ぬことは絶対に許さないからな!」
姉弟ともいえる年齢差の主従は、互いの顔を見合って軽く微笑を交わした。
824:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:28:34 AmcUuhpv
アルマリスの部屋に戻ったアレクサンダーは、寝ているアルマリスをそっと抱え上げた。殆ど重さを感じさせないアルマ
リスに、アレクサンダーの顔が僅かに曇る。
薬が効いているアルマリスはまったく起きる気配を見せない。まあ、今起きられてもそれはそれで困るのだが。
「アルマリス…、暫く辛抱してくれ。絶対、無事に逃げ出して見せるからな…」
アルマリスをおぶったアレクサンダーは、途中で落さないように寝巻きの帯でアルマリスの体を自らに縛りつけた。
「ティフォン、お前も絶対にはぐれるんじゃないぞ。お前には、アルマリスを守るという使命があるんだからな」
「…ワウ」
ティフォンは同意したと言わんばかりに軽く吠えた。いよいよ三人と一匹の脱出劇の開始である。
「じゃあ…、行こうか」
「…はい」
"バン!"
覚悟を決めた二人が部屋から飛び出そうとした時、唐突に部屋のドアが開かれた。
「?!」
すわ吸血鬼か!とララディアは剣を構えたが、そこに現れたのは執事長のシャップスだった。
「おお、王子!王女もご無事でしたか!!」
「爺!」
「執事長殿!」
意外な人物の乱入にアレクサンダーもララディアも驚きの声を上げた。
「いやいや、城中化け物ばかりでどうなることかと思いましたわい。なんにせよ、お二人が無事で何よりです!」
「爺も、よくもまあ……」
アレクサンダーの顔には親しい人間が無事でいてくれたことへの安堵の笑みが浮かんでいる。なにしろシャップスとの付
き合いは生まれてすぐからまで遡るのだ。殆ど身内といってもよい。
「ささ、王子。王女は私めが預かりますゆえ、ララディア殿とともに血路をお開きくださいませ!
爺はここまで来るのに剣を振るいすぎ、少々疲れましたわい……」
「いや、アルマリスは僕が連れて行く。これは兄として……」
「そうおっしゃらずに、さぁ王女を……」
何故か強引にシャップスはアレクサンダーにアルマリスを引き渡すようにせがんでくる。
「ダメだ。アルマリスは、僕が……」
そう言いつつ、何故かアレクサンダーは縛っている帯を解き始めた。不審に思ったララディアがアレクサンダーのほうを
見ると、アレクサンダーの瞳は赤く輝いておりその瞳孔には何も写してはいない。
「王子…!」
「ガルルゥーッ!!」
ギョッとしたララディアがアレクサンダーの肩に手を掛けるより早く、傍らにいたティフォンがシャップス目掛けて飛び掛っていった。
「グォッ!!」
自分の右腕に食いつかれ、シャップスは顔を苦痛に歪めた。その目は赤く光っており、呻き声を上げた口からは牙が見えている。
「……ハッ!」
そのショックでアレクサンダーへの魔眼が解けたのか、アレクサンダーの瞳は急激に焦点を取り戻し、アルマリスの帯を
解きかけていた自分の行為にビックリして慌てて帯を締めなおした。
「ええぃ!犬コロが!離さんかぁ!!」
825:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:29:34 AmcUuhpv
シャップス…だった吸血鬼は腕を力任せに振り回し、強引にティフォンの牙を引き抜いた。
「ギャイン!」
そしてそのままの勢いでティフォンは宙を飛び、あろうことかガラス窓をぶち破って外まで放り出されてしまった。
「ティ、ティフォン!!」
ララディアが悲鳴をあげた一瞬あとに、ドザン!と地面に何かが落ちた音がした。この部屋は三階に位置しているのでど
う考えても無事にはすまない。
「全く…鬱陶しいケダモノめ…。この傷の代償は、飼い主である王女様の血で償ってもらわねば、なりませんなぁぁ……」
傷口から流れる血を忌々しげに眺めたシャップスは、もはや血への欲望を隠しもしないでアレクサンダーへと眼差しをむける。
「そ、そんな……。爺まで、吸血鬼に……」
アレクサンダーはとても信じられないという風に首を振り、吸血鬼になったシャップスを見ている。そんなアレクサンダ
ーを、シャップスは下賎の者を見るかのように見下していた。
「ああ、これはこれでなってしまえばよろしいものですよ、王子。
なんなら、爺が王子の血を吸って吸血鬼にして差し上げましょうか?また一から、その体にじっくりたっぷりと躾けて差
し上げましょう。この爺の忠実な下僕としての心得をですね!グフフフ!!」
「し、執事長殿……」
ララディアの持つ剣の切っ先もガクガクと揺れている。なにしろアレクサンダーの養育方法を日々語り合っていた者が吸
血鬼として目の前にいるのだ。剣を向けるのもさすがに躊躇ってしまう。
「グハハハァーッ!血を寄越せぇーーっ!!」
シャップスは両手を振り上げ、アレクサンダーに覆い被さろうと飛び掛ってきた。勿論狙いは背中のアルマリスだ。
「や、止めてください執事長殿!!」
シャップスの腕がアレクサンダーに届きそうになるところにララディアが剣を構えて体ごと割り込んできた。が、勢いよ
く飛び掛ってきた上に吸血鬼の持つ怪力に圧されて危うくアレクサンダーの上に倒れそうになり、ララディアは必死に腰
を踏ん張って崩れ落ちるのを防いだ。
「ぬうぅ!邪魔をするなララディアァ!!」
獣欲を剥き出しにしたシャップスの眼が、ララディア目掛けて魔眼を発動させる。人間を支配する赤光がララディアの網
膜に焼き付くが、あらゆる外部からの魔力を無効化する特異体質のララディアには当然ながら効かない。
「ふん!そう言えば大して剣の技量も無い貴様が王子の護衛についていたのはそんな体質だったからじゃな!なら!!」
ララディアの剣を素手で掴み、じりじりと押し込んでいたシャップスは突然膝を突き出しララディアの鳩尾にめり込ませてきた。
「ぐはっ!」
めこり、と食い込んだ膝を中心に体を『く』の字に折ったララディアはそのままアレクサンダーとともに後ろへと吹き飛
ばされ、アルマリスを含めた三人ははそのまま床に折り重なるように倒れてしまった。
「げほっ…、す、すいません王子……」
「ぼ、僕は大丈夫だ……。ア、アルマリスは……」
息苦しさで歪む目で見えるアルマリスはとりあえずは目立った外傷はない。だが、弱っている体にとってこのようなことがいいはずがない。
「ふっふっふ…、どうやらおとなしくなったようですなぁ……」
思うように体が動かないララディアたちへシャップスが舌なめずりをしながらゆっくり近づいてくる。抵抗できなくなっ
た獲物を前に、じっくりと嬲ろうとしているかのようだ。
「では王子、王女を渡していただきましょうか…」
「うっ……」
シャップスの魔眼がアレクサンダーを捕らえ、アレクサンダーの意思とは無関係に手が動き出す。アレクサンダーは力を
振り絞って腕を動かさまいとしているが、それでもじわじわとアルマリスを縛る帯へと手はかかっていく。
「くそーっ!やめろ!やめてくれ爺!!僕にそんなことをさせるなぁーっ!!」
「グハハハッ!!いい、いいですぞ王子!その魂を揺さぶる慟哭!今まで散々ワシの手を焼かせてくれた報いですぞ!
せいぜい絶望に沈みながら、大事な大事な王女をワシに差し出してしまえ!お前の悔しがる顔を肴に、王女の血を吸い尽くしてやる!」
アレクサンダーを見るシャップスの顔は歪んだ爽快感に包まれている。確かにこれまで散々アレクサンダーに振り回され
てきた不満はあるのだろうが、吸血鬼化してそれがさらに醜く歪んだ形で発露されているようだ。
826:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:30:35 AmcUuhpv
「やだっ…いやだぁっ……!」
アレクサンダーはくやしさに泣きながらじわり、じわりと帯を解いていっている。その姿をみてシャップスは嗜虐心を満
たしているのか満足そうにケタケタと笑っている。
「執事長……あなたって人は!」
シャップスのあまりに非道な振る舞いに、ララディアの怒りは一気にも燃え上がった。それまではよく見知った相手、尊
敬する上役、という記憶が先に立ちどうしても剣をむけることに躊躇いがあったが、ここまでアレクサンダーを貶められ
てはそんな思いも吹き飛んでしまう。
「ん?なんじゃララディア、ワシに剣を向けるか?そんなことをしてみろ、お前の剣がワシに届く前に、王子に自分の舌
を噛み切らせてしまうぞ。それでもいいのじゃな?」
「なっ?!」
見ると、アレクサンダーの歯と歯の間にいつの間にか舌がはさみこまれている。もしララディアが少しでも動いたら、シ
ャップスは躊躇いなくアレクサンダーを殺すであろう。
「ひ、卑怯な……」
「あ~~?!聞こえんのう。まあ暫くそこでおとなしく見ておれ。王女の血を吸った後でお前の血も……」
"バシュン!!"
「お前の血もす…?!」
そこでシャップスの声は唐突に途切れた。
「あぇ……?」
突然胸に熱い痛みを覚えたシャップスが自分の胸を見ると、そこには焦げ臭い刺激臭とともにぽっかりと貫通した穴が開いていた。
勿論、正確に心臓を貫いている。
「え?な、ななな!!何が起こったの、じゃ!あぁーーーっ!!」
自分に起こった事態がよく飲み込めないシャップスは、その疑問を解決できないままボンッ!っと発火し、あっという間
に灰になって崩れ落ちてしまった。
「「え………?!」」
突然シャップスが燃えて崩れていくところを、ララディアもアレクサンダーも呆然と眺めていた。扉の向こうがいきなり
眩しく光ったかと思うと、次の瞬間にはシャップスの胸板を光の矢が通り抜けていたのだ。
「……よかった。間に合ったみたいね!」
安堵の声を上げて部屋の中に入ってきたのは、突き出した掌から白煙をあげるサンディだった。
「サンディ!無事だったのね!」
ララディアは見知った友の闖入にパッを顔を明るくした。
「全く…油断しすぎよララディア。今は誰が吸血鬼になっていても、躊躇なく手を下さないといけないわ。
例え過去に恩があった人でも、下手に躊躇していたらあなたも餌食にされてしまうわよ」
こんな事態にも関わらず相変わらずのサンディの厳しい舌禍に、ララディアはかえって心が落ち着いた。
だが、アレクサンダーのほうはそんなサンディを疑わしい目で見ている。
「うん、そうだ。油断してはいけない…
サンディ、ちょっとそこで止まるんだ。お前が吸血鬼じゃないという保障は、どこにもないんだからな」
「えっ?!」
アレクサンダーが突然放った言葉に、ララディアは耳を疑った。
「さっきのシャップスだって、人間のふりをして僕たちに近づいてきたんだ。お前がそうしているってのは、十分にありえる」
どうやらアレクサンダーは先ほどのシャップスの件が相当にトラウマになっているようだ。長年仕えて来た爺が吸血鬼に
なり、自分に対して辛辣な罵声を浴びせてきたのだからそれも当然と言えるが。
「お、王子?何を言っているんですか!サンディが吸血鬼だなんて、そんなはずは……」
「そ、そうですよ。ほら、私のどこに牙がありますか?私の瞳のどこが赤いですか?」
サンディもアレクサンダーがそんなことを言うとは思っていなかったようで、慌てて自分の口を開き、眼を見せた。
827:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:31:34 AmcUuhpv
その口の中の犬歯は人並みの短さで、瞳は淡く青みがかっている。
それを見てもなおアレクサンダーは注意深くサンディを見ていたが、まあ納得したと言う風にこくりと頷いた。
「……わかった、サンディ。疑って悪かった」
「…いえ。今の王子の考えももっともです。今は誰が自分に襲ってきてもおかしくはない事態なんですから…」
「サンディさん!!」
その時、また扉の向こうからララディアにとって聞きなれた声が聞こえてきた。物凄い速さで部屋の中に飛び込んできた
のは、長槍を携えたクーラだった。
「サンディさん!国王陛下の……ああぁぁっ!!先輩!!」
「……クーラ!!」
いましがたサンディを目にした時もホッとしたものだが、今度のクーラとの再会はララディアにとってはまさに僥倖と言えるものだった。
今朝の件でもしっかり謝りきれなかったのではないかと心にずっと引っかかっており、アレクサンダーを探している時も
心の隅でクーラの安否をずっと気遣っていたりしていたのだ。
「よかった……!あなたも無事だったのね……」
「せ、先輩も……、無事で何よりです…!」
少し瞳が潤んでいるララディアに対し、クーラもボロボロと涙を流してきた。よっぽど無事に再会できたのが嬉しいのだろう。
だが、再会を喜んでいる時間はなかった。実際にそんな余裕はないというのもあるのだが、アレクサンダーが血相を変え
て二人の間に割り込んできたのだ。
「父上が?!父上がどうしたと言うんだ!おい!!」
クーラがサンディに言おうとした『国王陛下が』という単語に目ざとく反応したのだろう、アレクサンダーはアルマリス
を抱えたままクーラへとがぶり寄っていった。
「おい!早く答えろ!!」
「えっ…ああ!そうそう!
陛下の寝所の周りの部屋から火が出たみたいで、慌ててみんなで火を消そうとしたらどこからかわらわらと化け物が現れて…
みんな、陛下を守るのと火を消すので大パニックになっているんです!」
「?!」
それはアレクサンダーだけでなくララディアにも大きなショックを与えてきた。クーラの言うことが事実だとしたら、城
中を捲いている黒煙の元は国王の部屋近くであり、昨日から出てきていた吸血鬼たちの目標が国王その人であるかもしれ
ないと言うことを意味しているからだ。
「お、おい!父上は、母上は無事なんだな!そうと言え!!」
「そ、それが…、火の周りの速さと化け物への対処に追われて陛下の安否はまだよくは…
なにしろ、寝所の扉もずっと閉ざされたままで中からは何の声も聞こえなくて……」
つまり、安否は全くの未確認ということである。アレクサンダーの顔から血の気がザアァっと引いていった。
「そ、そんな…父上、ははうぇ……」
腰が抜けたようにへなへなと崩れ落ちていくアレクサンダーを、ララディアは何とか途中で抱きかかえた。
「しっかりしてください王子!まだ国王陛下も王妃様も死んだと決まったわけではありません!
私が何としてでも、陛下と王妃様をお救い致してまいります!」
もともと、アレクサンダーの願いで国王夫妻を救出に行く予定だったのだ。現場の状況がわかったのは、むしろ救出する
にあたって都合がよいことであろう。
「王子がそんな弱気なことでどうするのですか!今の王子はアルマリス様の命も握っておられるのですよ!
そんな心持ちで、アルマリス様を無事にここから脱出させられると思っておられるのですか!」
「!!」
ララディアの激しい檄に、アレクサンダーはハッと顔を上げた。そう、今のアレクサンダーは自分だけを考えていればいい
というのではない。アルマリスの無事も考えなければならないのだ。
828:猟血の狩人~緋が暮れた国の王子と王女
09/04/14 00:32:35 AmcUuhpv
「…そうだ。僕はどうなっても、アルマリスだけは助けないといけない……。弱気になんて、なっていられないんだ…!」
「王子、アルマリス様のこと…お任せできますね?」
ララディアの問いかけにアレクサンダーは僅かに、しかし力強く頭を縦に振った。
「ああ…、勿論だ!」
しっかりとした男の顔を見せたアレクサンダーに、ララディアは慈しむような微笑を向けた。
「では、アルマリス様は王子が責任を持って守ってくださいね…
サンディ、王子と王女を何とかして城の外に逃がしてあげて頂戴。かなり困難だとは思うけれど…」
「なによ、バカにしないでよね。王子と王女を吸血鬼の群れから逃がすなんて訳も無いことよ。
私の面子にかけて、王子と王女は絶対に安全な場所に連れて行くわ」
サンディもこんな絶望的な局面にもかかわらず努めて明るく笑顔を湛え、親指をグッと上げてララディアに応えた。
ララディアもああは言ったが、サンディになら任せられるという安心感もあった。吸血鬼などの化け物を相手にする時は
ララディアみたいな力押ししか出来ない戦士より、いざというときには相手をかく乱できたりもする魔導士のほうが都合がいい。
「じゃあ任せたわサンディ!
王子!陛下と王妃様を必ずお連れしてきますから安心なさってください!」
「あぁ待ってください先輩!!私も行きます!」
そう言うなり、ララディアは扉の外へと飛び出して行き、その後を慌ててクーラが追いかけていった。
「…では王子、決して私から離れないでくださいね。ララディアとの約束どおり、王子を『絶対に安全な場所』までお連れしますので」
「あ…、ああ」
いつにない真剣な眼差しのサンディに、アレクサンダーは思わず無意識にこくりと頷いてしまった。
いや、はたしてそれは本当に『無意識』であったのだろうか…?
「クーラ!ちゃんと付いてきている?!」
「は、はい!!」
王と王妃の寝室へ向う道は、やはりというかかなりの数の吸血鬼が列をなしていた。それらの多くは吸血の本能に脳内を
支配され、闇雲にララディアたちに突っ込んでくるので対処はしやすいのだがとにかく数が多い。おまけにもうもうと煙
る黒煙が視界を悪くしているので自分のほうにかかりっきりになり、クーラにまで注意を回せなくなっている。
(くそっ!なんでこんなに吸血鬼が多いのよ!)
吸血鬼に血を吸い殺された犠牲者は新しい吸血鬼になる。これはララディアも知っている一般的な吸血鬼への知識だ。だ
から吸血鬼を放っておくとどんどん吸血鬼が増えていって手遅れになることも承知している。
だが、にしてもこの吸血鬼の数は異常だ。昨日の夜まで、吸血鬼の『き』の字すら見たことがなかったのに、一夜にして
こうも数を増すなどというのは理解が出来ない。が、現実に吸血鬼が溢れている状況は変わりはしない。
(とにかく…、早く陛下と王妃様を!!)
状況から見て手遅れという可能性は非常に高いが、ララディアは『約束』を守るため国王の部屋へとひたすら進んでいった。
後ろからはクーラがわぁわぁ言いながら槍を振るっている音が聴こえて来る。吸血鬼の攻撃の苛烈さからクーラの状況ま
で見る余裕はないが、この声が聞こえている限りは問題はないだろう。
何か心に引っかかるものはあったが、ララディアは後ろを押さえるクーラを信頼して前へと血路を開いていった。
「これは…」
国王の部屋へと辿り着いた時、そこは一寸先が見えないほどの煙に覆われていた。そのまわりには吸血鬼はいないが、国
王を守る衛兵も姿を消していた。吸血鬼を追い払いに行ったのか、それとも吸血鬼に追われていったのかはわからない。
「陛下…陛下!!」
ララディアは閉ざされた扉をがんがんと叩いた。が、中から返事が聞こえてくる気配はない。
「陛下、陛下…ハッ!」