09/03/09 11:39:35 fivo2L8P
十分後。
「負けたぁ!」
「カナ、弱すぎだ。フジオカ、交われ。なんだよフジオカ、トウマものぼせて」
千秋が振り向くと、藤岡とトウマが真っ赤な顔をしてコタツに半ば突っ伏していた。
「しょうがないなあ。暑けりゃコタツから出れば良いのに」
トウマが「そうだな」っと、這い出して、すぐに「はふー」と力が抜けたようにぶっ倒れた。
カナが「のぼせる前に気がついてやれよ」と呆れている。
「あははっ、カナたちのゲームの見てたら、つい」
「とりあえず、フジオカも出ろ。代わるんだ」と、チアキ。
「アー、ちょっと待って。おちついたら」
「コタツに入ってちゃ、のぼせたまんまだろ。出て来いって」
「まって、南。もうちょっと」
「いいから、でてこーい」
カナがフジオカを後ろからかかえる。そして、再発。
「南、まてって。余計に出れない」
「でてこい、コタツムリ」
「チアキちゃんも、ひっぱらないでー」
―以下くりかえし。