ドラゴンクエスト官能小説part15at EROPARO
ドラゴンクエスト官能小説part15 - 暇つぶし2ch728:名無しさん@ピンキー
09/08/25 13:07:37 VQgyLAHH
だが待って欲しい、おっぱいついててちんこ生えててまんこが付いてなければ単なる雄性体じゃないか。
やはりおっぱいだけでは足りないな。

729:名無しさん@ピンキー
09/08/25 16:19:13 EUFrheyh
>>728
おっぱいと上の口一つと下の口二つあれば無問題

730:名無しさん@ピンキー
09/08/25 17:45:17 8mWhlIyv
うちの女主はう●こなんてしない!しないんだー!!
だから穴の数は関係ない!
しないんだあぁぁぁぁ


731:名無しさん@ピンキー
09/08/25 17:51:24 QdHQouhb
エルシオン学院を舞台にしたエロゲ的小説を誰か

732:名無しさん@ピンキー
09/08/25 18:09:05 Yx5TZhbN
>>730
落ちを着け。
大じゃなくて、小の方の穴かも知れないだろ。

733:名無しさん@ピンキー
09/08/25 21:23:10 Wj9G4Dzx
フフィーッ!

734:名無しさん@ピンキー
09/08/26 12:19:31 FjgktUgM
>>731
主人公は誰だね?
フフィー?

男女ともキャラが多いからハーレムとかできそうだなwww
フフィー的には短剣の先生が一番なんだろうが。


735:まもって守護天使5(少し題名変更)
09/08/26 16:24:18 ai4NHlA7
えーとですね、セントの城下町にあるルイーダの店にやってきました。
そうです、僕を汚したルイーダさんがやってる店です。
宿屋もかねてまして現在はリッカが切り盛りしてます。
それでですね、仲間を三人入れれると。そこで私は、
女武闘家、女盗賊、女僧侶、
の三名を選んだんですよ。
やっぱ攻撃力の武闘家、回復の僧侶、オールマイティの盗賊、みたいな感じで。
まぁそれ以上の理由が実はこの三名にはあるんですけどね。
まぁそれはおいといて一つ、実は僕はこっそりと楽しみにしていたことがあったんですよ。
一応天使だけど、旅芸人ということで通してる自分なんですが、そんな自分は鞭スキルっていうのがあるんですよ。
素敵なシステムじゃないですか!!!
いやはやもうたまりませんな、と。これが他の仲間にも付くと思うと僕の天使たる愚息は大天使状態ですよ。
鞭を使うのもいいけど、使われるのもやはりぞくぞくっときますよね。
仲間が入る前から悶々としてました。
で、仲間ですよ仲間。そりゃ、ここまでにたまったすべての欲望を満たし解決するためには女性キャラでしょ。
そしてなにより、鞭スキルを持てそうな仲間、かつ、僕の好み系の職業といったら、というわけで、この三名を選びました。
武闘家!いじめてみたいですねー、あの脚線美を縛り鞭打つ、いやはやロマンですよ。
盗賊!お頭みたいな方に踏まれながら鞭を打たれる、最高ですね。
僧侶!おとなしい人なら鞭を打ったり、いやがる僧侶に鞭を持たせ打たせる。ちょっと強気なら、神に仕えし方による鞭さばきを味わえる。
いやはや完璧なまでのプラン!!!
興奮がたまりませんな!!!

……
………だったんですが、ここで一つ。

誰も鞭装備できないんですよ!!!?

僕のプラン半分“以上”崩れましたよ、えぇ本当に。
僕の心の中をちょっとみてみますと、
サン○ィ『わたしがなんでこんな役やんなきゃいけないのかわかんないんですけどー。まぁ、そん時の気分とかどうでしたーみたいなー。』
○○『えぇ、なんていうか黒騎士とかなんか町では騒がれてますけど、どうでもいい気分でしたね。D○ほっぽりましたね。』
サン○ィ『てゆーかー、あんた誰?』
○○『ナインの心の叫びです。』
サン○ィ『んじゃもしかして実話っすか?』
○○『はい』
って感じですね。
ピンポイントで鞭装備無いキャラを選ぶとは…なんていうか寂しいですね。
男一人女三人のパーティーですよ。
普段は僕が威厳を持ちみんなを率先してひっぱる、けど夜は昼夜逆転で僕がなぶられる、とかね。
できないんですよ!?システム的欠陥じゃありませんかね?いや、本当に。
まぁそんな悲痛な叫びを繰り返してたら、三人の冷たい目線をもらいました。
武「ねぇあの雇い主おかしくない?」
盗「ルイーダさんが私たちにすすめるんだから間違いはないはずなんだけどねぇ。」
僧「ま、まぁまぁ、私たちは手助けするのがお仕事ですし。」
なかなか厳しい言葉ですが、これでも天使の端くれですのでめげずに行きたいと思います。
まーちょっとやる気も削がれましたし今回はこの辺りで。

あ、そーそー、黒騎士とか言うのは解決しときました。セントの城下町では軽く英雄になりました。
あとサンディっていう渋谷ギャル妖精が天使らしい行いをしたら天界につれてってくれるとか言ってますが怪しいもんですねぇ。


736:名無しさん@ピンキー
09/08/26 17:03:56 y9WpZQ9i

なぜ魔術師を入れないwwwwww

737:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:21:23 hJV51Pnj

相変わらず笑わせてもらったw

738:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:55:20 ai4NHlA7
訂正
BD○→D○もしくは○S
で。
なぜかBがはいっちゃってました。すいません。

739:名無しさん@ピンキー
09/08/27 11:35:18 eATnXYfJ
絶対神の国に入れないなw

740:名無しさん@ピンキー
09/08/27 11:48:05 Iva5IlIm

え、え、お姫さまはスルー?

741:名無しさん@ピンキー
09/08/27 14:43:22 H0alidjw
5の日記の人?

742:名無しさん@ピンキー
09/08/27 18:35:19 h0kAevM0
それは言わない約束だぜ・・


守護天使の人、乙!

743:名無しさん@ピンキー
09/08/27 20:12:06 H0alidjw
>>742
おっと失礼

守護天使様のご活躍に期待

744:名無しさん@ピンキー
09/08/27 20:39:16 xWD1y2Ep
俺は男主人公でやってるけど、結構ネタにできそうなのがあるよね。9は。
オリガが普通に泊めてくれたときとかびっくりしたなあwww

745:名無しさん@ピンキー
09/08/28 08:25:58 dpLJ1xBQ
あーだれか妖女が本当は幼女で、黒騎士が好きで魔法で大人になって告白しようと思ったけど百合がいたからうっかり城で暴れてしまって討伐対象になってしまい、自暴自棄になって黒騎士に呪いをかける話をエロ交えて書いてくれんかなあ。



746:名無しさん@ピンキー
09/08/28 19:46:57 4MHso2tb
レオコーンか。
そういや、あの妖女はレオコーンに惚れてたんだよね。

747:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:13:56 gQhIzPWg
鎧の中が腐った死体になってもまだ惚れてたんだから
妖女はマジ惚れだったんだな

748:名無しさん@ピンキー
09/08/29 01:24:04 dgH1OvGE
SSってどのくらいの長さまで許されるんですか?
一応イザヤールさんが出てきますが、イフものだし主人公あんまり絡んでなくて
ドラクエというよりオリジナルっぽくなってきてしまいました。
ここに投下していいか悩んでます。まだ製作中でもう少しかかりますが、出来上がったら一気に投下したいので
先に質問だけ失礼しました。

749:名無しさん@ピンキー
09/08/29 09:40:14 p6pW/srd
>>748
それを決めるのが作者だと思うけど?
特殊な系統の話(アッ-とか百合とか)であれば題名欄なり、投下直前のレスになり注意書き書けばいいかと。
この場合は天津h(ryが該当すると思うが、世界観ぶっ壊さなければ問題無いかと。

750:名無しさん@ピンキー
09/08/29 10:59:57 4jYwbXPw
エロきゃなんでもいいよ
流石にエロなくてイフモノっつったら他所でやれって感じだが

751:名無しさん@ピンキー
09/08/29 13:01:32 dgH1OvGE
>>749ー750
ありがとうございます。このまま進めます。
注意書きは直前に入れます。

752:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 08:51:27 YGDL2FmC
楽しみにお待ちしています

753:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 14:41:03 BcRQvMJT
面白いっす。しゃべんない仲間でもいいよね。だってしゃべるようになったのって確か7からだし。

ところで、少し先のクエストでリッカ、ロクサーヌ、イザヤールが仲間になるそうなのですが、
ネタバレ妄想でここにSS書いたらだめですか?

754:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 15:10:46 TY+9NeS9
>>753
妄想だとしても、クエスト解禁になるまで待った方が良くないかなあ。
そもそもその三人が仲間になる事さえ、公式には一応まだ秘密なんでしょ?
その辺りの線引きはしておいた方がいいような気がする。

755:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 16:51:21 Ewt6L8wL
注意書きがあれば、ある程度はいいんじゃないかな。職人さん少なくて淋しい。
クエスト解放してるわけじゃなく妄想なんだよね?

756:名無しさん@ピンキー
09/08/30 21:08:13 vTppT2Wg
このスレくらい読もうよ…

質問の段階でネタバレしてんじゃねーか。
配信後の仲間関係のネタバレ内容で妄想して…とかぼかして聞きなよ。

757:名無しさん@ピンキー
09/08/30 21:12:42 QFQtlzAb
投下前に注意書き書けばいいだろ。
「ネタバレあるから苦手な人はスルー推奨」
とか。
書いていいですかとかの誘い受けも多くてウザい。

758:名無しさん@ピンキー
09/08/30 21:31:32 xgYFgoT5
キモいとか趣味にあわないと色々言って追い出したりする住人がいるんだから慎重になるだろ。
これ以上職人さんや住人がが逃げないためにもお互いルールは守って行こうや。

759:名無しさん@ピンキー
09/08/30 22:06:25 hdZM8CJ/
まあ>>753みたいなアホが書くSSなんて、どうせ糞みたいなもんだろ

760:名無しさん@ピンキー
09/08/30 23:56:38 XuavS7LL
まあ、まあ、落ち着いて。
クエストが配信される時点で、何が起こるかわからないんだしさ。
もしかしたら~くらいの感じであっても良いんじゃない?

注:これは妄想です。って感じで。

761:名無しさん@ピンキー
09/08/30 23:56:58 Z9IUSthS
もう現時点で相当雰囲気悪いスレになってるしな

762:名無しさん@ピンキー
09/08/31 01:36:34 6jjtI+Yi
21歳になってから改めて来て下さいって感じやね

763:名無しさん@ピンキー
09/08/31 01:39:22 mVtRJbX/
仲良くしたいね

764:名無しさん@ピンキー
09/08/31 08:29:11 NlRL3/E1
妄想ったってコード使えば仲間キャラとしての奴らが見れるわけだし。
YouTubeでさえ画像てんこ盛りだしな。

765:名無しさん@ピンキー
09/08/31 09:50:06 ds8q2jAq
知らんがな
全員が全員見てると思うな

766:名無しさん@ピンキー
09/08/31 12:35:17 LViqzs7C
書き手さん

ネタバレは注意書きに適度にぼかして前置きしておく。
配信クエ関連は具体的なものは配信後に解禁。妄想なら注意書きで可。

こういうのは大丈夫?→スレの雰囲気みて自分で判断汁。
基本、投下直前に注意書きさえあればまず叩かれない。
どうしてもお伺いを立ててから書きたいなら、質問自体がネタバレにならないように
誘い受けにならないように聞く。


読み手さん

注意書きの前置きがあったら自分の趣味にあわなくても、
わざわざ反応しなくていいからスルー汁。

767:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:16:24 foqGDr0h
変わったスレですね

768:名無しさん@ピンキー
09/08/31 18:51:55 2bq2EZMm
変わってしまったスレと言おうぜ

769:名無しさん@ピンキー
09/08/31 19:02:43 ozKhNa+P
前からこんなもんだろ。
最近がちょっと雰囲気良かっただけ。

770:名無しさん@ピンキー
09/09/01 02:10:17 jn96+5cF
ここは昔から雰囲気いいよな
最初の頃職人さん少なくてポルノ小説でも何でもいいから貼っていこうぜって
いってたのが懐かしいw

771:名無しさん@ピンキー
09/09/01 11:02:48 b6b6f3RP
そうなんだ

772:名無しさん@ピンキー
09/09/01 15:08:00 LCZTgzJx
天使と仲間たちが例の温泉に行く話です。
セクロスシーンはありません。あんまりエロくないですが、この温泉を見付けたとき
仲間たちが大喜びするシーンが浮かびました。
それに大幅加筆してみました。
ちょっとウソも入ってますが、お許し頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします。



773:温泉1
09/09/01 15:09:19 LCZTgzJx
オレたち4人は、竜のくび地方と呼ばれる土地にやってきた。
錬金素材を求め、世界中を旅している。世界を平和へと導いた(って言ったら大げさかもしれないけど)その後、オレたちは気ままな旅を楽しんでいた。
宝の地図なんてのが流行ってるみたいだけど、リーダーの(元)天使は、さほど興味がなさそうだ。
皆でこうしてのんびり過ごすのが、今の彼にはいいみたいだ。まあ、いろいろあったからな。
「この辺の魔物って、僕らには弱すぎるくらいだけどさ、一応ステルスしてあるから」
にこにこと、何か歌いながら歩いている。
オレは、ちょっとホッとしつつも呆れながら、後ろを歩く仲間達を振り返った。
「だってさ。ま、ゆっくり行こうぜ」
「元気だねえ、天使くん」
笑顔で答えたのは、僧侶だ。彼女はかわいい。ちっちゃくて、声がきれいだ。
こんな子と旅が出来ることになって、すごく嬉しかった。何をするにもずっと一緒ってことだろ?ちょっと期待したりして。
でもだんだん妹みたいっていうか、何ていうの?“家族愛”みたいになってきちゃって。
恋とか彼とか彼女とか、そんなふうにはならなかった。
「でも、良かったよね。一時期ちょっと、心配だったもんね」
僧侶は、オレと同じ思いでいるようだ。
「うーん…無理してるところもあるんじゃないかなって、時々思うけど」
「あ、武闘家さんも?」
「うん、まあ、しばらく見守っていてやろうぜ」
そうだね、といいつつも、僧侶は少し暗い顔になった。その彼女の背にそっと手を添えたのは、もう一人の仲間である魔法使いだ。
頭が良くて、男のオレから見てもカッコイイと思う。口数が少なくて何を考えているのかイマイチわからないことが多いが、嫌な奴じゃない。
彼は何も言わず、僧侶の目をじっと見た。どうした、と語りかけるように。
「ありがと、ごめんね」
いつもの笑顔だ。
天使は、もうずいぶん先を歩いている。オレたちは急いで後を追った。


774:温泉2
09/09/01 15:11:58 LCZTgzJx
「ああ~~~!!!すげ~~え!」
前方から、天使の嬉しそうな叫び声が聞こえる。
何事かと早足で進んでいくと、湯気の立つ泉が見えた。
「え…?これって、温…泉?」
不思議な光景だった。岩陰から、こんこんとお湯らしきものが湧き出ている。
「温泉!」天使はかなりテンションが上がっている。「入ろう!」
魔法使いが彼を制止し、素早く泉を調べた。
「間違いない。安全だ。やや熱いかもな」
必要な情報は揃った。天使は着けていた防具を脱ぎ捨てると、何か叫んで飛び込んだ。
「ちょ、ちょっと天使くんてば!」僧侶はかなり慌てている。「魔物が襲ってきたらどうするの?」
「大丈夫だよ、ステルスしてるってば。それに、今の僕らはフルチンで戦っても勝てるって。サンディが」
妖精が本当にそう言ったのかはわからない。僧侶は顔を真っ赤にして、何か言いたそうにしたまま立っている。
う~ん、勝てるかな。装備なしで?
「すっげえ気持ちいい~」天使はぶるぶると顔を洗った。「僕にはちょうどいい湯加減だよ」
「…さとりそうだ」
いつの間にか、魔法使いまで泉に浸かっていた。着ていたローブはきれいに畳まれ、その上に愛用の鞭が載っている。すぐに手が届く所に置いてあるのは、さすがだ。
その珍しい草は嬉しい発見だったようで、満足げな顔をしている。
続いてオレも入ってみた。ちょっと熱い。体力が完全に回復するとまではいかないけど、じわじわと体が温まり、疲れが取れていくような気がした。
おおお、これはいい。ふううと息が漏れる。
さっきまで周りでおろおろしていた僧侶は、諦めがついたようで。泉のふちに座り、足だけを泉に浸けてぱしゃぱしゃとやっている。
「入らないの?」
天使が不思議そうに聞いた。
「ええ~?入れないよお」
僧侶が笑いながら応えた。
「何か入れない理由でもあるの?」
何の悪意もないんだろうけど、そんなストレートに聞くのは、きっと彼にしか出来ない。
僧侶はまた真っ赤になって、何にもないもん!と小さな声で言った。
「じゃあおいでよ。気持ちいいよ」
天使は輝くような笑顔で言った。
「ん~…わたし皆のこと好きだし、家族みたいに思ってる。これだけ一緒に旅してきて、今更かもしれないけど…」僧侶は戸惑いがちに「でも一緒にお風呂は、ちょっと…恥ずかしいかなあ」と呟いた。
そりゃそうだよな。オレたちは一応男なんだし、裸を見られるのなんて嫌だろう。
天使はしばらく考えていたけど、やっと彼女の気持ちを理解したようだ。
「そっか、気付かなくてごめんね」しかしすぐにぱっと明るい顔になり「大丈夫、いいものがあるよ」彼は荷物をごそごそやりはじめた。


775:温泉3
09/09/01 15:13:05 LCZTgzJx
袋から出してきたのは、小さく纏まった布切れだった。
「これなら防御力もあるし、安心でしょ?はい」
まさかそれって…?
その小さい布を渡された僧侶は、眉をハの字にしてさらに困ってしまっていた。
ふざけて買ってはみたけど、使うことを断固拒否されてしまった防具。
“あぶない水着”…?
「錬金して、強化しておいたんだ。今きみが着てるローブよりずっと強いかもね。」
役に立つ時がきてよかったよ、と朗らかに言う天使の向こうで、魔法使いが険しい顔をしていた。貴重な錬金素材をこんなものに使ってしまったことへの憤りだろうか。
以前見た時より、布の面積がさらに小さくなっているような気がする。それでも強い防具だなんて、一体どうなっているんだろう?
「これ…っ」
広げてみた僧侶は、赤い顔のまま固まってしまっている。
何だかかわいそうになってきた。
「いいんじゃない?無理しなくても。今度また、宿のやつらと一緒に来ればいいよ。女同士でさ」
オレはフォローのつもりでそう言ったんだけど。天使のやつ、見たこともないくらいおっかない顔で睨んできた。何だよ、お前…今までの行動は“あなたのおっぱいが見たいです”ってことか?
「ここの湯は」それまで黙って成り行きを見守っていた魔法使いが、ゆっくりと口を開いた。「恐らく肌にいい。定期的に浸かれば美しい肌を保てるだろう」
本当か?突っ込もうとしたとき「わかった、入ってみる」という小さな声が聞こえた。
天使が小さくガッツポーズをするのが見えた。
「ね、ここのこと、秘密にしてね?」
……女の子って、コワイ。



776:温泉4
09/09/01 15:13:57 LCZTgzJx
あっち向いてて、という彼女の願いに従い、オレたちは同じ方向を向いて並んで座った。妙な感じだ。
途中、天使が抜け駆けして振り返ろうとしたので、魔法使いがおもいきり強く頭を叩いていた。
ぱしゃぱしゃという音と湯が波打って、着替え終わった彼女が入ってきたのがわかった。
「わあ、ほんと。気持ちいいねえ」
オレたちは、彼女のほうに向き直った。
すごい。何て言うか、見ちゃいけないような気がした。
そうかなと思ってはいたんだ。ローブの上からでも、何となく感じたから。
浮いてるみたいなおっぱい、けっこうでかい。腕とか肩とか、小さくて細いから、おっぱいだけがひときわでかく見える。きわどい水着にやっとおさまっている感じだ。まさしくきわどい……
かわいい顔つきにはちょっと不釣合いなんだけど、それがまたいいのかもな。
彼女は恥ずかしそうに、えへへと笑っていた。
天使は、無遠慮な視線を向けている。とても嬉しそうな顔だ。すげえ、と声には出さないが口がそう動いている。
魔法使いを見ると、彼はやや眉間に皺を寄せた真剣な顔で、彼女をじっと見つめていた。円卓を囲んで討論をする時と同じ顔なので、ちょっと驚いた。
でも、その目つきはおかしい。瞳の奥がメラメラと燃えているようだ。彼女を辱めるような何かキケンな妄想をしているに違いない。
はああ~、おまえらなあ……
そんなことには気付かず、彼女は温泉を満喫していた。いやでも頼むから、そんな風に体を伸ばしたりしないでくれ。オレですらドキドキしてしまう。
この時間を楽しく過ごして欲しかったし、話題に気をつけながら(つまりおっぱいや水着の話にならないように)少しずつ彼女と話をした。
天使がそれに乗ってきて、馬鹿な話を始めた。魔法使いも、自らの妄想の世界から抜け出し話に耳を傾けていた。僧侶が大笑いしたので、また彼女のおっぱいに視線が集中したけど、ほんの一瞬の出来事だった。



777:温泉5
09/09/01 15:15:02 LCZTgzJx
完全に体が温まっていたし、もうかなり暑くなってきていた。
あがろうか、と思い立ち上がったとき、視界がぼんやりしたのがわかった。
ヤバイ、と思って岩壁に寄りかかる。気をつけていたつもりだったけど、のぼせたみたいだ。危なかった。こんなところで倒れたら相当痛い―
ふと背中に人肌を感じた。温かくて柔らかな感触。
「大丈夫!?」
僧侶の声が、意識の遠くのほうから聞こえる。
彼女はオレを支えたまま歩いて、泉のふちに座らせてくれた。
「待ってて。えっと、お水…お水」
たぶんいや絶対、きっちり見せちゃったよな。ごめんな。
何だかすごく気分が悪い。
「くち、あけてね」
彼女の声がする。気が付くと、オレは彼女に抱きかかえられるかたちになっていた。赤ん坊になったみたいだ。
跪いた彼女の胸にオレの頭が載っていて、腕で首を支えてくれている。
「吐きそう」
我ながら情けない声だ。
「頑張って」
ひとくちふたくち、流し込まれた水を喉へ押しやる。
しばらくすると、だんだん頭がすっきりとしてきた。
「ごめんね。わたしのせいだ」耳元で、僧侶が言う。「さっさと入らなかったから…」
違うよ、そんな顔するなよ。
視界がハッキリしてくると、申し訳なさそうな彼女の顔と共に、二人の仲間の姿が見えた。
男たちはオレの前に仁王立ちしている。天使は羨ましさ大爆発というような顔をしていた。魔法使いは、それはもう恐ろしい目でオレを見下ろしている。きっと殺される。どんなふうに苦しめようか、考えているんだろう。
でもそんな、仁王立ちはやめようよ。彼女がかわいそうだ。まあ、オレも同じようなもんだけど。
ふいに僧侶の小さな叫び声が聞こえた。ほらみろ、今すぐに隠せと思ったんだけど。
「ねえ…ほら…こっち、見てる、よね?」
ゆっくり言うのが聞こえる。見てる?誰が?
「やっべ、ステルス切れてたのかな」天使がのんびり言う。「ごめんね」
僧侶は、近くに置いてあった槍を構えた。
グリーンドラゴンがこちらに向かってくるのが見える。
天使も剣を掴んで走っていった。まさか本当に、フルチンで戦う羽目になるとは…。顔が真剣なだけに、何だかすごく滑稽だ。
オレも何とか、立ち上がることが出来た。まだ少しふらふらしていたけど。
「無理するなよ」魔法使いは見学を決め込んだようだ。「俺達の出番はないだろう」
水着姿のまま、僧侶が戦っているのが見えた。揺れるおっぱいは、草原で跳ねる2匹のスライムみたいだ。
あのぷるぷるした胸に寄りかかっていたのかと思うと、今更ながら体が熱くなってきた。意識が朦朧としていたのが残念。あまりよく覚えていなかったから。
魔法使いは岩壁に寄りかかり、腕を組んで様子を見ている。
「なあお前、僧侶のこと……」
惚れてるんだろ?からかってやろうとしたが、魔法使いは彼女を視姦するのに夢中のようだった。
「いい腰だ」
彼は呟いた。



778:温泉6
09/09/01 15:15:56 LCZTgzJx
あっさりと戦い終えた僧侶と天使は、汚れた体を再び洗い流した。
先に着替え終わった魔法使いが、僧侶の体にタオルをかけ濡れた髪を丁寧に拭いてやっている。その目はまだ夢うつつといった感じだ。
「ありがと」さっきまでエロい目で見られていたことも知らず、僧侶は素直に感謝した。「でも子供みたいで恥ずかしいよ」
くすぐったそうに首を竦めたので、彼は錬金素材を見付けた時よりさらに、満足そうな顔をした。
「ね、また行こうね」宿で夕食を摂っている時、腕をさすりつつ僧侶が言った。かなり気に入ったようだった。「ちょっとすべすべになった気がする」
天使がどれどれと触ろうとしたけど、魔法使いに後ろから襟首を捕まれ、げほげほとむせていた。
「なあ、本当なのか?」
こっそりと魔法使いに聞いてみた。
「何が?…ああ」一瞬何のことかわからなかったみたいだ。「さあな」
確かに肌はつるつるになった気がするけど。効能が明らかになるのは、この後何回か通ってからだった。
元気いっぱいになった天使とずっと笑顔の僧侶、今日の魔法使いはやたら機嫌がいい。
オレは、楽しそうな仲間たちを眺め満ち足りた気持ちになっていた。

【おわり】


779:名無しさん@ピンキー
09/09/01 15:17:46 LCZTgzJx
すみません。読みにくかったですね。
気をつけます。失礼しました。

780:名無しさん@ピンキー
09/09/01 16:05:00 WcxrPuLd
GJ!
むっつりスケベな魔法使いワロスwww

781:名無しさん@ピンキー
09/09/01 21:15:31 1hry7sZh
僧侶ちゃん可愛い
てか魔法使いwいいキャラしてるなw

782:名無しさん@ピンキー
09/09/01 21:57:31 aUMpDQgz
面白かった!
続きもあったらヨロ

783:名無しさん@ピンキー
09/09/02 00:15:48 8Ux4sSJ0
面白かった!
フルチンで戦う姿を想像しちゃったw

784:名無しさん@ピンキー
09/09/02 11:15:46 qRRLNRG+
ハァハァ

785:名無しさん@ピンキー
09/09/02 20:49:03 y9vEXzyn
良いね!
ドラクエ9では仲間との会話がないからこういうの想像するのすげえ楽しいよね。


786:とりあえず9
09/09/03 12:56:12 JRCrpHWg
(まずい、我慢できない)

元天使、現人間の彼は年頃の男にありがちな悩みに苛まれていた。人間に成り下がりエルギオスを倒してしまった後、彼は日々煩悩との戦いを続けなければならなかった。

(何故だろう、女の子たちを自分のものにしたい)

彼以外のパーティのメンバーは全て女、とりわけ賢者にたいしてこの気持ちを抱いた。まだ、天使であったとき彼は目に涙を浮かべた賢者に抱きしめられたことがあった。このとき彼は「まだ」賢者の気持ちを理解できていなかった。しかし、今なら理解る。

最近は仲間たちと共に宝の地図を手に入れ宝探しで生計を立てるが賢者の視線を常に感じている。休息を取る際も賢者は彼の隣に座り物欲しそうな顔をする。宿に泊まるときも自分の寝床にもぐりこんできた彼女とベッドを共にすることも最近では常だ。

(彼女が欲しい、でも・・・)

天使は、決心がつかなかった。元天使の性だろう、可憐な少女を汚す、欲望をむき出しにするその行為を躊躇せざるを得なかった。


787:とりあえず9
09/09/03 14:04:18 JRCrpHWg
こんな生活を何日も続けているとお互いに欲求不満でおかしくなりそうだった。彼女も自分もお互いを想いあっている、なのに手が出ない。意気地なしの自分に自己嫌悪になり、ベッドの中で二人は眠れない日々を過ごした。

突破口を開いてくれたのは仲間たちだった。
ある朝、天使は女性の声で目を覚ました。いつもは天使がはじめに起き、朝の弱い賢者を優しく起こす。こんな、二人が大好きな時間も最近はとても切なかったのだが今朝は様子が違った。
起きろと耳元で何度も囁かれ天使は重いまぶたを開けた。そこに仲間のパラディンと魔法戦士がいた。何か企んでいる顔だ。長い間一緒に旅をして修羅場を抜けてくればそれくらいわかる。彼女らは天使に起きて顔を洗い着替えてくるように命じた。大切な話があるとのことだ。
顔を洗い、何のようかと尋ねると
「いいかげんにしなさい。」
とのことだ。二人は賢者を起こさないようにしていたので話の内容はだいたい見当がついていたのだが、やはり恥ずかしい。一気に目が覚めてしまった。

要は今夜、賢者と一つになれと。そのために大分前からいろいろ二人は準備をしていたらしい。
「今日は夕方まで宿の外で時間を潰してきなさい、その間に賢者にレクチャーするから楽しみにしておいてね。」
魔法戦士がニコニコ、いやニヤニヤしながら言いやがった。自分の顔が熱くなるのを感じた。
「ちょっと待って!まだ、心の準備が・・・」
うろたえると
「なーに女々しいこといってるのよ!あんたみたいなのは背中を一押ししてやならいといつまでも決心がつかないタイプなのよ!ありがたく思いなさい!!!」
パラディンが畳み掛けるようにいった。そして、宿を追い出されてしまった。


788:名無しさん@ピンキー
09/09/03 16:41:46 hKaH5weF
うわ、パーティー編成が一緒だ……

789:名無しさん@ピンキー
09/09/03 17:35:20 jo0XkA31
イイよイイよ~!

790:とりあえず9
09/09/03 18:40:46 UkOU3vy5
街を歩きながら天使は胸の動機が激しくなるのを感じた。エルギオスに立ち向かったときと似ていたが、冷や汗を流していたあのときとは違い体が熱い。パラディンも魔法戦士もやはり気付いていたのだ。

元天使にもかかわらず色好みな自分への罪悪感、賢者との関係を指摘された羞恥、そして今夜結ばれることへの不安と期待が入り混じっている。
街をブラブラしたが時間はまったく過ぎない、正直今夜のために眠りたいのだがこんな状態では眠れるわけがない。錬金をしようと宿に戻る。

宿のカウンターで錬金を始める。あらかたの材料はあったので星のかけら、天使のソーマ、幻魔石を錬金する。頭を使ったおかげで少し落ち着いてきた。

袋の中を整理しているとふと夢見の花が手についた。そうだこれを使えば・・・。
天使はカウンターのリッカに夜まで休ませて欲しい、夜になったら起こして欲しいとお願いし、賢者たちとは別の部屋で休むことにした。

ベッドに横になり夢見の花を見つめた。まだ、昼にもなってはいなかったが今夜のために早く寝なければならない。天使はおもむろに夢見の花を顔に近づけ香りをかぐ、甘く心地よい香りが鼻に広がり眠りの波にさらわれた。


791:とりあえず9
09/09/03 19:17:54 UkOU3vy5
起きて、という声に目を覚ます。リッカの顔が目の前にあった。ついに賢者と結ばれる夜になったのだ。
妙な不安を感じる。夢は見なかったのかそれとも覚えていないのかわからない。リッカにありがとうといい風呂場に向かう。いつもより丁寧に体を洗う。

体を洗っている際、賢者との今後への不安が何度も頭を過ぎる。しかし、天使は二人が過ごした時間を思い出し、二人はこの宿で出会い、そして結ばれるのだと自分に言い聞かせた。体を拭き賢者のいる部屋に向かう。

ノックをすると少し高い声でどうぞと返事がした。賢者はイスに座り本を読んでいたようだ。絹のローブを身につけ髪を下ろした姿はとても挑発的だ。窓からの月の光に照らされ賢者の顔が映える。近づき抱きしめあう。
「君が欲しい。」
天使の声は静かだがはっきりと響いた。
「優しくしてよね。んっ・・・・」
彼女の言葉と同時に天使はより強く抱きしめる。二人の動悸は激しくなるばかりだ。天使は賢者の体を抱きかかえそのままベッドへと押し倒した。
布擦れの音が響き、賢者は目をぎゅっとつぶり天使のなすがままだ。


792:とりあえず9
09/09/03 19:51:34 UkOU3vy5
天使は賢者の頬に手を添え、賢者は目を開き互いに見つめあう。顔を近づけ唇を奪う。
ちゅっ、と音が鳴り数秒見つめあった後今度は激しく貪りあう。賢者の髪から香る甘い香りが鼻に広がり、舌を絡めあう。
こんなことを何分か続けると互いの目線は互いの目しか見えなくなる。唇を離すとお互いの名前を呼び合う。
「天使・・・・・。」「賢者・・・・・。」
賢者の息は完全に荒く、顔色も上気してしまっている。もうその気になっているのだ。このまま賢者を貪りつくしたいと思ったが、自分を抑え首筋にキスをする。

初めてのとき、前戯は念入りに・・・・天使時代に夜の人間を観察して学んだ。

耳の筋を舌でなぞり、耳を弄り、首筋に何度もキスをする。手を賢者の胸と腰に添えて細い肢体を味わう。
「だっめ・・・!もっと優しく・・・・!」
賢者の抗議があるが説得力がなさ過ぎる。彼女はまったく抵抗しない。それどころか彼女の手は天使の背中にしっかりと絡みついている。


793:名無しさん@ピンキー
09/09/03 20:21:30 fsxK4dyk
>>792
期待

794:名無しさん@ピンキー
09/09/03 20:24:08 qtaJHtfE
書き切ってから投稿するのが基本だぞ

795:名無しさん@ピンキー
09/09/03 20:26:59 tj1i0ZC5
>>792
書きながらダラダラ流すのは、今は過疎ってるからいいが他の投稿者が投稿しにくくなる等の問題があるため、非常に嫌われる行為
何度も注意を受けながらも変わらず7の垂れ流すのが一名いるけど、それと一緒の扱いになりたくなかったら、ルールは覚えよう

796:名無しさん@ピンキー
09/09/04 16:18:44 vmwsYZ7x
誰もいない事を確認し、死んだエリザを想いながら一人自慰にふけるルーフィン
しかし、たまにあの世からルーフィンの様子を見に来ていたエリザがその様子を目撃してしまう

「ああっ…!エリザっ…!」「ルーちゃん…」


あとは知らん

797:とりあえず9
09/09/04 18:21:43 K4sStIxo
すみません。以後気をつけます。では続き

成長しきっていない胸を揉みしだき、先端を指でつまみ弄る。賢者はビクッと震え目に涙を溢れさせていた。
「・・・・優しくして・・・・・お願い・・・・。」
今にも泣き出しそうな顔を見て天使はますます興奮する。主導権は天使が握り賢者は為されるがままであった。口では抗議をしても体は正直で、天使に対し抵抗することもなく体が火照る一方である。

絹のローブが完全にはだけ、胸があらわになる。
「あっ・・・・やぁ・・・・。」
成長しきっていないとはいえ充分に大きい。天使は胸の間に顔をうずめ、胸を揉みしだきながらキスの雨を降らせた。
「あっつ・・・んっ、くっ・・・・・あぁん!ダメッ・・・・止めて!」
キスがされるたびに賢者は可愛く鳴く。あまりに可愛いので何度も繰り返すと鳴かなくはなるがビクッ体を震わせ、息は荒く天井を見つめるようになってしまった。

ここらで小休止しよう、そう思い天使は胸にうずめていた顔を上げて賢者の顔を見た。
目が合いしばらく見つめあう。
「ちょっとは手加減してよ・・・・・・。」
乱れた息を整えながら賢者はいった。
「ゴメン、悪かったよ。」
天使の顔に悪びれた様子はない。


798:とりあえず9
09/09/04 18:25:26 K4sStIxo
そのうち手と手が絡み合い、手が重なりおさまりかけた欲望がくびをもたげ始めた。
頃合とみた天使は賢者の下半身へと手を伸ばす。そこはもう充分に濡れていたが天使はそっと指を侵入させる。
ビクンと賢者は身を反らすが、天使はお構いなしに指を動かす。彼女が必死に声を上げないよう耐えるのを楽しんでいた。
いやらしい、水っぽい音が静かな部屋に響く。
賢者の口を自分の口で塞ぎ、痙攣する彼女を自分の体で押さえつける。いやらしい音にベッドがギシギシと軋む音が混じる。

「プハッ・・・・・。」
口を離し互いをまた見つめあう。
「いいよ・・・・来て・・・・。」
賢者は天使の首を両手で抱きしめ彼の耳元で囁いた。いつもの賢者の可愛らしく透き通った声だ。もう後は本番だけである。天使はうなずき彼の欲望をむき出しにする。もう我慢できなかった。

今度は本当に優しくゆっくり彼女を気遣いながら秘所に侵入する。グググッグっと体に彼女の中に入る音が響く。前戯をじっくりとしたおかげかあまりきつくはなく彼女の顔を見る余裕はあった。
繋がりが深くなるにつれ、賢者の顔が辛そうになり、自分を抱きしめる手に力がはいってくるのがわかる。


799:とりあえず9
09/09/04 18:29:28 K4sStIxo
「・・・・大丈夫?」
このときの天使は本当に優しく、前戯のときの激しさが嘘のようだった。
「・・・・う・・ん、大丈夫よ。天使・・・。(・・・っ天使・・・のが私の体の中に全部・・・)」
賢者は強がっているようだ。そんな虚勢を見せられるとまた主導権を握っていじめたい、そんな気持ちが溢れる。
賢者はもうこれ以上動くと果ててしまいそうだった。天使は彼女の背中に手を回し、力いっぱい引き寄せ強く抱きしめた。二人は必然的に深く繋がりあう。

「うぁっ!!!・・・いやッ・・・だめ・・・あああああああ!!!!」
賢者の泣き声が響く。天使は激しく痙攣する彼女を押さえつけ動き出した。
「はん!・・・そんなっ!だめっ・・・天使ぃ・・・・・あぁん!!!」
賢者の艶っぽい声が部屋に響き、天使をさらに興奮させる。

「見える?・・・・ッ・・賢者ぁ!君の中にボクは今!」
「わかる!・・・天使が私の中にみっちり入っているのが・・・わかる!」
さっきまで経験したことのない感触に戸惑っていた賢者であったがいやらしい音とベッドが軋む音、二人の甘い声が混じりあううちに女の悦びを感じ、天使に身をまかせ、快楽に堕ちてしまった。

二人は立ち昇る甘い香りに酔いしれ、自我を失いながら互いを貪りあう。今すぐ自分の前にいるこの異性が欲しい、ただ一つの感情に支配されていた。



800:とりあえず9
09/09/04 18:33:40 K4sStIxo
だが、この甘い時間はそう長く続かなかった。天使は下半身の力が抜け快楽が失われるのを感じ、賢者も自分の中に何かが注がれるのを感じた。二人は果て、ベッドの中で荒い息をして寄り添う。

「ごめん・・・・おかしくなっていた。あまりにも君が可愛かったから・・・・。」
「もっとマシな言い訳をしてよ・・・・。」
「・・・・・・手厳しいね。」
賢者の汗ばむ額や頬に貼りついた髪をそっと拭う。二人は幸せに満ち足り、賢者は天使に身をまかせ彼の腕の中で幸せを噛みしめていた。
息が落ち着きこのまま寝てしまおうかと思ったがふとあることを思い出した。
「そういえばパラディンと魔法戦士のレクチャーは役に立った?」
ニヤニヤと笑いながら唐突に天使は意地悪な質問を賢者にする。賢者の汗で湿った顔がまた上気する。
「あっ・・もう全然役に立たなかったわよ。あなたに攻められるだけで余裕がなかったし。」
「どんなことを習ったの?」
「え?・・・や・・・いや、その・・・男の人を喜ばせる・・・・テクニック・・・とかよ。」
賢者の顔は今やトマトのようだ。



801:とりあえず9
09/09/04 18:38:22 K4sStIxo
「じゃあそれをしてもらおうかなー。」
天使の目が獲物を追い詰めた狼のようにギラギラしだす。賢者の手首をつかみ、首筋にキスをする。

「ちょっと!まだやる気なの!?」
「まだ夜は長いよ。男の前でそんなレクチャーを受けたなんてことを暴露した君が悪いんだよ。ふふふっ、今夜は諦めて、お互い自分に素直になってトロトロに融けて混ざりあおうよ。」
天使の声で色魔のような言葉を賢者の耳元で囁く。

「いやーーー!だめよ!やめなさい、この堕天使!!!」
賢者の断末魔が部屋に響き、今度は本気で抵抗されたが天使はやめるつもりなどなく、彼女を骨の髄までしゃぶりつくしたい欲望に従う。
結局、おたのしみは賢者が力尽き天使の腕の中で眠ってしまうまで続いた。





この報いは翌日の昼に訪ねてきたパラディンと魔法戦士にセントシュタインの家をプレゼントされ、賢者が危ない日であると告げられる形で受けることになる。


802:名無しさん@ピンキー
09/09/04 19:05:41 xgV5gzFY
>>797
GJ

803:名無しさん@ピンキー
09/09/05 23:34:49 x30Ou418
>>796
エリザは「ルーくん」呼びだろ

804:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:20:57 iKNz0xTv
GOODJOB!

805:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:28:15 fUxsohJ+


806:名無しさん@ピンキー
09/09/09 07:33:15 3p1k6Nft
4人女PTで全員賢者にしてみた
宿屋に泊まるたびえろいコスプレしつつレズ4Pとか妄想するともうね



ふぅ

807:名無しさん@ピンキー
09/09/09 14:11:11 HjW0kP8Q
とりあえずそーっと妄想投下。




人間になってかなりの年月が流れました。人としての喜びも悲しみも沢山知ることが出来ました。
でも、まだ一歩踏み出せないことがあるんです。

今私はセントシュタインの宿屋に泊まっています。ここにいる誰もが私の知っているようで知らない人たち。
私の普段元天使として抑えている欲求を満たせるかも知れません。
ここでなら体験が出来るかもしれない・・・
先日仲間から借りて読んだはーれくいんろまんすのような出来事が!!

噂ではこちらの宿屋では自分の世界から離れて少し羽目を外す元天使が沢山いるとのこと。
わくわくテカテカしながら危ない水着一枚でお待ちしています。








808:名無しさん@ピンキー
09/09/09 21:00:23 E0Xp67k2
>>807
こないだうちの天使を危ない水着ですれ違いに出したわそういえばw

「え……えっと、ちょっと恥ずかしいけど……
 リッカちゃんのためです、が、がんばって呼び込みしてきます……」

みたいな想像してたがそういうのもありかw

809:名無しさん@ピンキー
09/09/10 21:40:45 cCvupCcY
バニーガールやメイド服やあぶない水着で客引きしてたら
何かそっち系の宿屋だと勘違いされそうだなw
うちの主人公は今ウエディングドレスで呼び込みやってるけどな

810:名無しさん@ピンキー
09/09/11 18:37:56 oefoiqJS
何も考えず男女二人旅してたけど
ウェディングフェアで開眼しました。


ドレスと妖しい薬、夜のとばり、世界樹の葉(性的な意味で)
を同時に売ってるのを見て、何か降りかけたがそのまま素通りしていった。

何かもう一押し足りない気がする。
エロクサーヌに期待。

811:名無しさん@ピンキー
09/09/11 21:20:15 fEeA/Mus
>>810
純白の花嫁を汚れた包帯で縛りつつ鏡石で映しプレイなんてどうだ?
ガマの油でローションとか。
一緒に売ってくれたらちょっとエロい気分になりそう。

812:名無しさん@ピンキー
09/09/11 23:36:30 QUGVneID
そのネタで上にある賢者と天使に既成事実できた小説の続き書いてくれ

813:名無しさん@ピンキー
09/09/12 17:39:29 iKrP02QJ
四人共あぶないビスチェ着て性的な知識の少ない主人公を三人がかりで性的に弄り倒す

が、最後は経験を積んだ主人公が三人を逆転攻め


こんなのでどうだろう


814:名無しさん@ピンキー
09/09/12 20:26:53 VqecxFSl
危ない水着は持ってないけど、女魔法使いに魔女の服とブラックガード着けさせたらめちゃくちゃエロくなっちまったんだが…


815:名無しさん@ピンキー
09/09/12 20:43:23 gVYv2mHP
いいね、賢者と天使のできちゃった婚ネタ

816:名無しさん@ピンキー
09/09/12 21:32:43 rIFBo+y1
もう完全にオリジナルの世界だな

817:名無しさん@ピンキー
09/09/12 23:40:33 zcyzCD4B
>>814
白いTシャツにブルー(ブラック)ガードorニーソックスもいいぞ。
モロに体操着。w
スク水が無いのが惜しい。(上半身装備なしにガード系で我慢するか?)

818:名無しさん@ピンキー
09/09/13 00:58:25 DNdE4wTm
萌える

819: ◆oKAce4iD12
09/09/13 01:19:01 cdMXCwd9
SS投下します。
Ⅸでなくてすみません。

820: ◆oKAce4iD12
09/09/13 01:20:26 cdMXCwd9
淫猥な音が部屋に響く。
怒張した男のそれを褐色の肌の女は喉に咥えこんでいる。
根元に指先を添え、喉の奥でペニスの先端を締め上げては
口内で巧みに舌を絡ませ両の唇できつく挟みながら扱き上げる。
男はそれを凝視しながら息を荒げていた。
「そろそろかしら?」
女は妖艶な目つきで唇を男のそれから離し顔を上げると、
紅い紅の乗った口元から細長い糸が伸び、光る。
床には重苦しい神官の服と、踊り子が身につけるに相応しい服が散乱していた。
踊り子はシーツの上に肘をついて仰向けにベッドに横たわり、男を迎え入れようと惜しげもなく脚を開く。
動きの激しい踊りによって引き締った腰と、同様にしてほどよく張った太腿、
そしてその付け根には、充分過ぎるほど潤み艶めく秘肉を生々しく蠢かせている。
神に仕える身であるクリフトを、何度こうして貪ったのだろうか?
端正な顔つきが理性との葛藤に苦しみ、やがて自責まじりに肉の快楽に溺れる表情を、
何度こうして拝んできたのだろうか?
マーニャにとっての至福のひと時は、クリフトの苦悩を増幅させた。

情事の後、何事も無かったように朝は来る。
戦闘で即死呪文を次々と放ち仲間の回復に気を配る神官とふと目が合う瞬間、
誰にも気づかれぬようマーニャは妖艶な笑みを浮かべる。
目を逸らし表情を凍りつかせる若い男の焦燥感。その心の動揺をとくと味わう。

その味を想い出しては口の端を上げて笑む女の残酷な心理に気づく事も無く、
クリフトはシーツに左手をつき、右手を自分の肉棒に添えてマーニャの秘肉に押し当てる。
「……まだ手を添えないと入れられないの?」
突きつけるような口調。
「すっ、すみません」
慌てて右手を離し、顔を下げてマーニャの中に必死に肉棒を埋める。
情けない声を漏らし、顎を上げ挿入した快楽に身を委ねる神官にマーニャは冷たい視線を送った。
「早く動いて」
「は、はい、すみません……」
余裕のかけらも無い男の言動は、僅かな苛立ちに混じりマーニャの征服欲を満たす。
言われるままに腰を送る神に仕えるべき男は、今や目の前の淫らな踊り子に仕えていた。
もはや理性を失い、真剣な表情でマーニャの肉体を揺すぶると、
それに応えるように踊り子は褐色の肌を艶めかせ、大袈裟に声をたてた。
「はぁんっ……!! ああ……凄いわ、クリフト……! もっと、もっと頂戴……!!」
膣壁できつく男の怒張を締め上げ、豊かな褐色の胸を揺らしながら、
最奥に当たるよう、マーニャは自ら腰を淫らにくねらせ、喘ぐ。
しけどなく開かれた唇からは、さらなる快楽を求める声を響かせる。
「あぁんっ、いいっ、もっと……もっとよ……」
息を荒げ射精への渇望に苦しそうに顔を歪ませる若い神官の表情をたっぷりと味わうと、
膣壁を意図的にきつく締めあげ、男の限界を待ち望む。
「マーニャさん、もう……」
「まだよ」
冷たい表情でぴしゃりと言い放たれ、神官は必死に気を逸らす。
その顔を凝視しながら、踊り子はさらに腰を動かすと、不敵な笑みを浮かべた。
「あなたの大好きな……お姫様の事でも考えていたら?」
「……!! それは……っ、!!」
激しい動揺と共に解き放たれた精を胎内に受け止めると、女は目を細めて笑った。
息を荒げて震える神官が動きを止めるまで、搾るように膣壁を締め上げる。
やがて我に戻り今にも涙を零しそうな神官の藍色の髪を優しく撫でると、
「ふふ……とっても可愛かったわ。アリーナの事を考えてイったのね……気持ち良かった?」
と悪意を込めて微笑み、問いかける。
「ああ…あ……」
女の膣内にペニスを収めたまま、みるみる青ざめてゆくクリフト。
その表情を満足げに見届けるマーニャを見下ろすと、
彼は長い沈黙の後、彼女の喉元に真っ直ぐに腕を伸ばした。
全ての男が欲情するような、褐色の滑らかな肌の女体が、恐怖に震えた。
   【END】

821:名無しさん@ピンキー
09/09/13 10:57:18 QeIJggZX
ドキドキしたっGJ!

822:名無しさん@ピンキー
09/09/13 12:05:41 1Ym56hYf
>>820
逆転期待

823:名無しさん@ピンキー
09/09/13 13:25:29 pVZ6NVXn
>>820
良かった
GJ!

824:名無しさん@ピンキー
09/09/14 00:30:42 o4637468
マーニャ×クリフトいいですね
私マー×クリに萌えてるんです。
体の関係から始まった二人だがマーニャが本気になり、謀って妊娠
恋愛感情を徐々に自覚したアリーナと壮絶な奪い合い
マーニャが勝利し出産、アリーナは絶命

とか、もともとマイナーカプな上に妄想が泥沼ばかり…

825:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:58:17 lRyDKtB1
>>824
IDすごいなオイ

826:名無しさん@ピンキー
09/09/15 09:56:15 soPJRNS7
>>820
GJ
スリルがあっておもしろかった
好きな組み合わせだからバッドエンド以外も読んでみたい

827:名無しさん@ピンキー
09/09/15 21:45:02 7SRJxGBn
エロ同人だと割とあるよなクリフトとマーニャ
あと何故か猫乃都思い出す

828:名無しさん@ピンキー
09/09/15 21:55:38 wkE0woqR
こりゃまた懐かしいな猫乃都か。本当に初期のガンガンだな。

829:名無しさん@ピンキー
09/09/15 22:47:29 B0JV3tmA
だぁれそれ

830:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:06:18 uDKyKB7+
>>829
「ドラクエ4コマ」とか「ふぁんろ~ど」(両方とも初期)で活躍していたマンガ家さんだよ。
DQ4コマで有名なのは、朝宿屋で勇者を「イオ」で起こす魔法使いか?
(違う人のオチだったらすまん)

831:名無しさん@ピンキー
09/09/15 23:14:31 C9DDq4BZ
ゲゲボ

832:名無しさん@ピンキー
09/09/16 00:42:57 30cEJoUz
>>772からの温泉の者です。
GJありがとうございました。まさか頂けるとは思わず、とても嬉しかったです。
何度も読み返して確認した筈なのに、抜けているところなどもあり、お恥ずかしい限りですが
また出来上がったので、投下いたします。
温泉よし少し後という設定。クエスト043の話です。
セクロスは、ありません。入れようとしたのですが、どうしても出来ませんでした。
官能してなくてすみません。いつかがっちりと描いてみたいと思っています。
それでは、よろしくお願いいたします。



833:俺のメイドを今ここに1
09/09/16 00:45:49 30cEJoUz

「わあ…!ね、それカッコイイね」
僧侶は手を胸の辺りで組み、目をキラキラさせている。
彼女の目の前にいる男は、ブルーを基調とした丈の長い、品の良い服を着ていた。
「すごく似合ってる。何かねえ……王子様みたいだよ」
気を良くしたのか、彼は宮廷風の仰々しいお辞儀をさらりとしてみせてから、彼女の手を取りその甲にキスをした。
何て言うか、すごい。オレには絶対に出来ないな。
ちゅっという音は、わざと響かせているに違いない。そうして彼女の反応を楽しんでいるんだろう。
彼はずっと彼女から目を離さずにいる。
「ちょっ…やだ、もうっ」
僧侶は慌てて手を引っ込めると、真っ赤になって階段を駆け上がっていってしまった。
彼はそんな彼女を目で追いながら、満足そうに微笑んだ。
最近の彼―魔法使いは、少しだけ分かりやすくなってきている。まあ、彼女―僧侶に関することだけな。
さっき、この宿の主リッカにも同じような事言われてたけど、あのお辞儀をしただけだった。
それだけでも充分で、リッカはきゃあきゃあ言ってたけど。全く女って………
そんな魔法使いの作戦(なのか?)に、僧侶は気付いているのかいないのか。
大切な仲間であり妹みたいな存在の僧侶を、オレは失いたくはない。でも、魔法使いを応援してやりたい気持ちもあった。
何とも複雑な心境だ。
オレと目が合った魔法使いは、一瞬居心地の悪そうな顔をした。
別に何も言っていないのに、要求に応えたまでだ、とか何とか言いながら朝食のテーブルにつく。
オレもその隣で焼きたてのパンを頬張った。彼の様子がおかしくて、ふき出しそうなのを堪えながら。


834:俺のメイドを今ここに2
09/09/16 00:48:47 30cEJoUz

最近の(元)天使は、困っている街の人々の声に耳を傾け……というか、何にでも首を突っ込んでいた。
まあ仕方ないかな。元は守護天使、癖みたいなもんだ。
それに付き合わされている俺たちだけど、でも人に感謝されて悪い気はしないし、天使が楽しそうにしているからよしとしていた。
「メイドさんか…どうしよう?」
昼下がりのセントシュタイン城下町。とあるじいさんが住む家の前。
じいさんが死を前に求めているのは……メイドさん、だった。
何だろう、この執念は。他に何かないのか?他には。まあ、それだけ気持ちが強いっていうことなんだろうけどさ。
しかし、オレたちに何が出来るだろう?誰かそれっぽい人を呼んでくればいいのか。
「そういえば、メイドさんの衣装…ってあったよな」
ああ、あの水着も売ってた店のやつだな。これも、天使がふざけて買ったんだ。
頼んでみても、やっぱり僧侶は着てくれなくて。天使がひどく落胆していたのを思い出した。
男でも着られるとかで、天使が試着してみたんだっけ。頭にひらひらした飾りまで着けていて、皆で大笑いしたよな。
ほらこれ、天使は黒と白の衣装を引っ張り出した。
「これさ、着て行ってやればいいんじゃないじかな。本物じゃないけど、ノリってやつでさ」
天使はにこにこと僧侶を見た。魔法使いもオレも、彼女を見た。
「わ、わたし!?」
おろおろしながら、僧侶はオレたちの顔を順に見つめた。
「僕らには出来ないでしょ?」
天使は彼女の体に衣装を当てると、絶対似合うからと満面の笑みで言った。
彼女は、しばらくそのまま考え込んでいたけど、ついに決心したようだ。
「おじいちゃんのためだもんね。ちょっと不安だけど、やってみる」
頑張れ。俺たちがついてるぞ。


835:俺のメイドを今ここに3
09/09/16 00:51:20 30cEJoUz

一旦宿に戻り、彼女の着替えを待つ。
「ね、やっぱり恥ずかしいよう…」
さっきの意気込みはどこへやら。かわいそうな声が聞こえる。
「ええ~僧侶ちゃん、かわいいよお?」
彼女が姿を現した。リッカが、彼女の背中のリボンを直してやっている。
「そうかなあ?だって、こんなに短いの…」
しきりに裾を気にしている僧侶。そんなことしたって、スカートの丈は伸びないぞ。
胸の大きさが目立つ服だ。頭には例のひらひらした飾りがついている。
すごくかわいい。正直、こんなに似合うとは思わなかった。
変なものばっかり買ってと思っていたけど、天使って何かやっぱりすごい奴だよな。
「かっわい~~い!すっげえいいよ!」
天使が興奮気味に言った。
「これ結構強いしさ、そのままずっと使って欲しいな」
大絶賛でべた褒めしている。確かにかわいいが、戦闘に向くかどうかはわからない。
魔法使いはと見ると、彼はいつもの表情で僧侶を凝視していた。
怒っているようにも見えるが、何を考えているかだいたいの予想はつく。
「やっぱり変かな?」
その表情に不安を覚えたのか、僧侶が躊躇いがちに聞いた。
急に顔を覗き込まれ、妄想の世界から現実へと引き戻された魔法使いは、動揺を隠しつつも
「いや、いいと思う」と答えた。
「あらまあ!」カウンターのルイーダが、感嘆の声をあげた。「何てかわいいの」
目をキラキラさせて、僧侶を見つめている。
男には興味ないの、なんて酔っ払いをあしらっているのを見たことがあるけど、まさか本当に……?
僧侶は、皆からの褒め言葉にすっかり参ってしまって、顔を真っ赤にして下を向いている。
でも何だかちょっと嬉しそうだ。
「ねえ、今夜はその格好で給仕のバイトしない?もちろん、バイト代は出すわよ」
ルイーダは、そう言ってウインクをした。


836:俺のメイドを今ここに4
09/09/16 00:55:38 30cEJoUz

覚悟を決めた僧侶は、輝くような笑顔でじいさんの枕元に近付いた。「旦那さま~」のセリフつきで。
打ち合わせ通りに出来ている。よくやったぞ。
じいさんはすごく感激してくれた。生きる気力が沸いてきたじいさんの姿に、家族も泣いて喜んだ。
「ああ~恥ずかしかったあ」
宿に戻ってから、僧侶が言った。顔はまだ赤く、全力疾走してきたみたいに息が上がっている。
「でも良かった、喜んでもらえたし。おじいちゃん、長生きしてくれそうだもんね」
もうすぐ夕食の時間だ。
宿には多くの旅人たちが集まっていたが、その中で彼女はかなり目を引いていた。
男も女も口々に、かわいいカワイイと言っている。
「旦那さま、かあ…あれ、いいなあ。ねえ、僕にも言ってみてよ」
天使がそう言い出した。お願いお願いと懇願している。
僧侶は困ったように眉を八の字にしていたが
「旦那さまっ」
と大サービスを決め込んだようだった。もうヤケクソ、という感じにも見えたが
とにかくきらきらした笑顔のまま言ってやっている。
「うは~~~!」
僧侶の笑顔に、天使は小躍りして喜んだ。
「いいなあ~僕、きみみたいな子がいるお屋敷で暮らしたいよ」
「なんか、プロポーズみたい」
近くを通りかかったリッカがぽつりと言った。天使はちょっと照れていて
「何だよ?お前らも言って欲しいんじゃないの?」なんて、急にオレたちに振ってきた。
オレは別にいいけど、魔法使いはどうかなあ。
「なあ、言って欲しいよな?」
無表情の魔法使いに、天使が意地悪く言う。
「………はい」
魔法使いが、やっと聞こえるような低い声で答えた。
「何だよ、珍しく素直だなあ。そうだよな。かわいいもんな」
天使は、ぎゃははと大笑いしている。
魔法使いは、覚えていろよという顔をしていたが、今は何も言わなかった。
僧侶は魔法使いの目の前で、小さく膝を折って上品なお辞儀をすると
「旦那さま…」
と、やはりきらきらと輝く笑顔で言った。
魔法使いは両手で額を抱え、みっともない顔を見せまいとした。
それを見た天使は、いつもの仕返しとばかりにさらに派手に笑っていたが
やがて呆れ果てたリッカに引っ張られ連れて行かれてしまった。
ようやく落ち着いてきた魔法使いに、僧侶はもう一度例のお辞儀をした。
頬が緩まないよう必死に耐えている彼の顔がおかしかった。


837:俺のメイドを今ここに5
09/09/16 00:58:46 30cEJoUz

普段はさっさと部屋へ戻ってしまう魔法使いが、その日の晩は珍しくいつまでも酒場に留まっていた。
ソファに座り頬杖をつき、とろんとした目で僧侶を見つめている。
手にした本は開いたまま、恐らく1ページも進んでいない。
あの脳内で、彼女が今どんなことをされているのか……きっととんでもない“ご奉仕”に違いない。
天使が早々に部屋へ戻ってしまったので、オレは傭兵をしているという男と宝の地図について語り合っていた。
メイド衣装の僧侶がいるおかげで、今夜の酒場はたくさんの旅人たちが集まっている。
ルイーダは、こうなることを分かっていたのか。さすがだ。
僧侶はずっと忙しそうに働いていたが、どうやらこの状況を楽しんでいるようだった。
「あいつ、大丈夫か?」
飲み物を運んできてくれた時、やっと彼女に声を掛けることが出来た。
一緒になって、魔法使いに視線を向ける。
「うん。あんまり飲めない筈なのに…もう結構な量になってると思う」
それは注文すればきみが傍に来てくれるからでしょう。そう思ったけど黙っていた。
「何か嫌なことでもあったのかな?ね、知ってる?」
僧侶は、かなり心配そうにしている。いや、そんなふうに気にすることはないだろう。
「さあ…いやまあ、飲みたい時もあるんじゃない?」
「そっか…。んー…でもちょっと控えるように言ってみるね」
お邪魔しちゃってごめんなさい、と傭兵に向かってお辞儀をすると、僧侶はまた仕事に戻っていった。
「彼女は君の仲間?いい子だね」
傭兵は、僧侶を目で追った。
彼はそれから遠い街にいる恋人の話を嬉しそうに始めたのだが、途中
彼女恋しさのあまりぼろぼろと泣き出してしまった。
オレはそんな彼をなだめるのに忙しくなり、魔法使いを気にする暇がなくなっていた。


838:俺のメイドを今ここに6
09/09/16 01:02:41 30cEJoUz

傭兵が落ち着きを取り戻し、彼の部屋まで送ってやった頃には、もう結構な時間になっていた。
そのまま部屋へ戻ってもよかったけど、魔法使いと僧侶のことが気になって酒場へ戻ってみた。
酒場に客の姿はなかったのだが。ソファを見ると、ふたりはまだそこにいた。
なんと魔法使いの膝を枕に、僧侶が眠りこけている。
あのじいさんが見たら、これはこれで羨ましがるかもしれない………なんて考えている場合じゃなくて。
彼は彼女の頬や髪を、猫を扱うように撫でていた。手つきがちょっとやらしい。
オレの視線に気付いた魔法使いは、ふたりの時間を邪魔したことを、相当恨んだだろう。
今彼は、魔物を見るときと同じような目をしている。
うう、すまん。
「疲れちゃったのかな」
今更立ち去ることも出来ず、オレは出来るだけそっと話しかけた。
「話しているうちに寝た。気付いたら頭が落ちてきた」
その瞬間の魔法使いの顔、見てみたかったぜ。
魔法使いは再び彼女に目を落とし、また撫で始めた。
どうやらそれが気持ちいいらしく、時折「ん………ふぅん…」なんていう甘ったるい声が聞こえる。
幸せそうな寝顔だ。
「どうするんだ?部屋でゆっくり休ませたほうがいいだろう」
「さっき眠ったばかりだ。起こしたくない」
魔法使いは、顔を上げずに答えた。
しかしこのまま、ふたりを残していってもいいものだろうか。
そのとき掃除係が入ってきて、もうお部屋へお戻りください、と言った。正直助かった。
僧侶を起こそうと振り向いた時、仕方ない、と魔法使いが呟くのが聞こえた。
彼は、僧侶を軽々と器用に抱き上げた。
「本を頼む」
頼まれたものを手に、オレは魔法使いの後を追った。


839:俺のメイドを今ここに7
09/09/16 01:06:22 30cEJoUz

階段を上がり、2階奥の彼女の部屋へ向かう。辺りはしんと静まり返っていた。
先回りしてドアを開け、テーブルの上に本を置く。素晴らしい月明かりが、大きな窓から差し込んでいる。
ベッドの上の毛布を退かしてやると、魔法使いが彼女をこの上なく丁重に降ろした。
頭に載せた飾りを外し、靴を脱がしてやっている。まるで人形を扱っているみたいだ。
「これも邪魔そうだな」
魔法使いは、彼女がつけている白いエプロンを外しにかかった。
慣れた手つきだ。エプロンは、するすると彼の手に収まった。実に見事だ。
彼は満足そうに毛布を掛けてやり、手にしたエプロンをベッドの背板に掛けた。
カーテンを閉めてやろうかと手を伸ばした時、彼女の声と身じろぎするのが聞こえた。
「…ん…ん………、まほー…つかい、さあ…あん」
男ふたり、びくっとする(別に悪いことしてるわけじゃないのにな)。
おそるおそる彼女のほうに目を向けた。
どうやら大きく寝返りをうったようだ。毛布は蹴ってしまっていて、ベッドの片方へ集められている。
腕と髪に隠れて、表情はよく見えないのだが。
月明かりに青白く浮かび上がるのは、彼女の引き締まった太もも……
黒い服の効果もあり、何だかすごくエロく見えた。
もしかしたら、パンツも見えているかもしれない。
かもしれない、というのは、オレが急いで目を逸らしたからだ。
すうすうと彼女の寝息が聞こえる。起きてしまったわけではないみたい。
魔法使いは、そんな彼女からシッカリと目を離さずにいた。肩が大きく上下している。
「俺を求めている」
彼は熱っぽい目をしていて、完全に我を忘れ取り乱していた。誰に向かって言うのでもなく、呟く。
「応えてやらなくては」
今にも彼女のベッドに飛び込みそうだ。
「ちょっと待て」オレは彼を抑えるのに必死だった。「そんなこと、彼女は望んでいないぞ」
「何故だ?聞こえなかったか?」
うん……まあ気持ちはわからなくもないが…
「いいか、彼女は今眠ってる。眠っている女に…何するつもりだ?」
魔法使いが彼女から目を離すことはなかったが、少しずつ冷静さを取り戻していくのがわかった。
「すまなかった」彼は低い声で言った。「お前がいてよかった」
もしオレが今ここにいなかったら………考えたくもない。
なるべく見ないようにして、急いで毛布を直してやる。彼女がまたもぞもぞと動いた。
何か言いたそうに薄く開いた唇が目に入る。普段からは想像出来ないが、ちょっと色っぽい。
………素早かった。オレには止められなかった。
魔法使いが、彼女の頬にキスしやがったんだ。音もなく、突然に。
お前、盗賊か何かに転職しろよ。
彼はおやすみと呟くと、足早に部屋を出て行った。
オレは彼女の安定した寝息を聞きながら、カーテンを閉めた。
部屋が暗くなったので、急いで外に出た。魔法使いは、もう自分の部屋に戻ってしまっていた。


840:俺のメイドを今ここに8
09/09/16 01:09:10 30cEJoUz

翌朝、僧侶は少し遅れて朝食に降りてきた。
すごく慌てている。オレたちのところへ遠慮がちに寄ってきた。
「おはよう。あの…昨日、ごめんね」
僧侶はそう言って、魔法使いに本を差し出した。
この本、彼女の部屋に置いたままだったのか。
これが自分の部屋にあることに気がついて、焦っただろうな。
魔法使いは本を受け取ると、続きを読むため目を落とした。
「あの、わたしを部屋まで運んでくれたんだよね?ありがと。重かったよね。ごめんね」
恥ずかしさもあってか、一気に言い切る。
彼はそのまま、いやと答えた。
「魔法使いさんが?…えっと、どうやって運んだの?」
「こう」
魔法使いが顔を上げ、昨夜と同じように子供を抱きかかえるようなしぐさをすると、僧侶は真っ赤になって俯いた。
またも彼女の反応を楽しんでいるようだ。
しかし何だ、そのやらしい手の動きは。
「起こしてくれればよかったのに」
目を伏せたまま、僧侶が言った。
「気持ち良さそうに寝ていたから」
魔法使いは、手をじっと見ている。僧侶に触れた感覚でも思い出しているんだろうか。
僧侶は、ごめんねほんとに、と繰り返した。
「いいよ、疲れてたんだろ?」
オレは笑いながら答えた。
そうだ。それに奴は相応の報酬を得ている。
ひとりだけいい思いをしやがって。
「そういえばさ、何か、夢見てた?」
オレはちょっと意地の悪い質問をした。
「夢?えっ…」僧侶は明らかに動揺している。「わたし…何か寝言とか、言ってた?」
「いや」魔法使いをちらと見ると、彼は本に目を落としたまま全く動かない。視線が文字を追っていないのがわかる。
「幸せそうな寝顔だったからさ」
「そっか…えと、ホントありがと」
僧侶は、朝食の準備を手伝うべく、慌てて奥に引っ込んでしまった。
「悪い夢を見ていたわけではなかったようだな」
魔法使いは何も答えず、ひたすら文字を追っていた。


841:俺のメイドを今ここに9
09/09/16 01:13:12 30cEJoUz

最近の僧侶は、少し雰囲気が違う。
今日は、丈の短いスカートに挑戦している。攻撃によってはだけど、ちらちらと見えることが……あー…ゲフンゲフン。
先日、ルイーダにこう言われたことを思い出す。
「あの子、衣装のせいなのはわかってるけど皆に褒めてもらえて嬉しい、って。
あんたたち、ちゃんとそういうこと言ってあげてるの?」
まるでオレたちが彼女を大切にしてないみたいじゃないか。ちょっとムッとしたんだけど。
でも、そんなこと改めて言う必要ないと思っていた。
「女は花と同じ。きれいとかかわいいとか、言葉をかけてやるほどキレイな花を咲かせるのよ」
聞いたことがある、と魔法使いが呟いた。
「分かってるんじゃない。ちゃんと言葉にして、言ってあげなさい」
それからオレたちは、少しだけ意識するようになった。
実際、その後僧侶は、今までとは違う雰囲気の装備品に興味を示すようになっていく。
ずっと後の話になるが、とうとうビスチェっていうやつを着てくれるまでになるんだ。
彼女の後ろを歩く魔法使いは、その小さな羽根のついた背中とひらひらした腰と尻とに
悶々とした日々を過ごすことになる。
オレはオレで、簡単には振り返ることが出来なくなり困るわけだが。
「さ、今日は~この地図!」
天使が丸まった羊皮紙を取り出した。
「おお、宝の地図。久々だな。行くか!」
オレたちは、爽やかな朝の空気のなか、街の門をくぐり新たな冒険へと出発した。

【おわり】

ありがとうございました。


842:名無しさん@ピンキー
09/09/16 02:18:24 I5nG08qI
ほのぼのとしてていいなあ。
このパーティ大好きだ!
GJ!

843:名無しさん@ピンキー
09/09/16 10:24:44 TgPHOllg
天使のソーマってアイテムあったよな
ソーマって興奮飲料なんだってー!

催淫薬って設定で使えないかな

844:名無しさん@ピンキー
09/09/16 12:39:16 Dt3yKvoi
>>843
お神酒みたいなやつだっけ?

845:名無しさん@ピンキー
09/09/16 12:59:38 HQY1JdWc
>>843
「天使の」ソーマってくらいだから、天使以外が飲むと・・・
って(エロ)設定があってもいいな。

(そういやFF4にもソーマのなんたらとかいうアイテムあったな・・・)

846:名無しさん@ピンキー
09/09/16 22:19:47 F6z0BtOb
>>841
GJ!

847:名無しさん@ピンキー
09/09/17 12:56:38 1h2qH2uc
>>843だがそれが長寿の秘薬というのも忘れるな

848:名無しさん@ピンキー
09/09/17 16:14:09 15NjfnME
野宿のとき食事に天使のソーマが混入 → 乱交パーティ  とか

849:名無しさん@ピンキー
09/09/17 17:31:22 CdmXx1ej
>>848
女天使だけ素面とか。

850:名無しさん@ピンキー
09/09/17 19:08:09 R8rAP4be
>>843>>847
催淫薬で、同時に長寿の秘薬……
そうか! つまりソーマを飲むと、自動的に房中術を会得してしまうわけか!

851:名無しさん@ピンキー
09/09/17 20:12:58 S42mCPII
>>848
それは小説じゃなくてエロマンガ向けのシュチュだ

前戯のときに男が女に飲ませるのが正しい

852:名無しさん@ピンキー
09/09/18 00:28:52 HBCOWcvI
>>850
回春のいちげき!ってか?w

853:名無しさん@ピンキー
09/09/18 07:30:27 HTuIh8+E
リクエスト
巨漢と戦うバーバラ。優位に戦いを進め、とどめの一撃を食らわせようと接近したところ、巨漢に毒霧を吐かれ目つぶしされ一気に形勢逆転
巨漢に倒され、レイプ
あるいはセックス大好きバーバラタンがいろんな男と明るくやりまくる話。どっかのあらくれとか宿屋のオヤジとかとばんばんやりまくると尚イイ

854:名無しさん@ピンキー
09/09/18 07:35:33 oukILyk1
>>853
前者がいい。

855:名無しさん@ピンキー
09/09/18 08:02:36 e5Da9qQG
今日の配信クエ、今までいあったんだろうな…


今だってドレスの下は縛られてたりハリガタ入れられてたりするんだろうな。
それでも清楚な微笑みが出来るロクサーヌさん、好きだ。

856:名無しさん@ピンキー
09/09/18 22:58:18 HMJJJtCY
既に他のリクエストがある中すまないが
アリーナがクリフトに性教育をするようなのが見たい
既出だったらスマソ

857:名無しさん@ピンキー
09/09/18 23:18:18 HvKiNBoT
上げてるのはなに、今すぐ書けってこと?
おまけに>>853みたいな温めたリクじゃなくてただの思いつき妄想みたいなのがリク?


なんだ釣りか

858:名無しさん@ピンキー
09/09/19 06:40:12 jC2JWYF7
ここはリクエストすりゃ書いて貰える場所じゃねえぞクレクレ厨
てめえで書いて投下するところだ
仕組みが分からないなら半年ロムってな

859:名無しさん@ピンキー
09/09/19 14:13:59 TQOmxnaP
>>858の小説はまだか?

860:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:08:38 Mdf0DYL9
女1男3のパーティー。
メンドーサ的なやつの触手が女1を狙う。
男は全員眠らされて…と思いきや、実は1人は起きていてたっぷり視姦。
みたいのがいいけど漫画のほうが良さそうかな。

861:名無しさん@ピンキー
09/09/19 16:10:14 fX6nTkNG
チラ裏にどうぞ>>860

862:名無しさん@ピンキー
09/09/20 19:28:55 +xFiH0uw
>>853
バーバラってセックス好きそうなキャラクターだもんね

863:名無しさん@ピンキー
09/09/20 21:31:23 F3EQAtzj
なんか自分が気持よくなることにばかり専念しそうだけどな
マグロとはま逆だろうな

864:名無しさん@ピンキー
09/09/20 21:36:29 +xFiH0uw
女の子が気持ちよくなってくれれば男はうれしいからそれでいいのだ

865:名無しさん@ピンキー
09/09/20 21:39:50 F3EQAtzj
ヒロインのくせに淫乱とかwwww





最高だな

866:名無しさん@ピンキー
09/09/20 22:05:05 o76iSwfi
>>864
そんな人出会ったことない。ホント?

867:名無しさん@ピンキー
09/09/20 22:08:48 +xFiH0uw
>>866
本当
ていうか今まであなたが出会ってきた人たちも心のうちではそうだと思うよ
女の子が気持ちよくなってくれてうれしくないはずがない

868:名無しさん@ピンキー
09/09/20 22:24:59 0NthjiXt
なにそれ女の妄想かよw

869:名無しさん@ピンキー
09/09/20 22:40:10 F3EQAtzj
>>867
そこまで言い切るならいっちょSSでも書いて証明してみてくれよ

870:名無しさん@ピンキー
09/09/20 22:56:41 +xFiH0uw
>>869
SSは書きたいネタがあるけど、それは童貞チャモロが6主人公とバーバラのセックスを覗き見して
オナヌーするような話
女の子が気持ちよくなってくれて男もうれしい、なんて甘甘なSSは今の自分には書けそうもない
>>868
セクロスに限った話じゃなくて、ふつう相手がうれしそうにしてれば自分もうれしくなるでしょ、嫌いな相手じゃなければ
そういう話なんだけど

871:名無しさん@ピンキー
09/09/20 22:58:51 +xFiH0uw
童貞チャモロがバーバラに片思いしてハァハァしているところを
6主人公が横からさっとバーバラをNTRようなSSを書きたい

872:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:24:54 F3EQAtzj
なんかそれ既出の予感が。
だいたい6主がバーバラ落としたって全然NTRじゃねえだろ

むしろ、6主といい感じになってるところにチャモロが変な魔法かけてバーバラ落して、6主の目の前で喘がすとか
馬車で雑魚寝中に6主の隣で寝ているバーバラをハッサンが無理やり犯してバーバラが声でないようにがんばるとか
冒険終盤でラブラブだった6主とバーバラの間に突如テリーが現れて一夜にしてバーバラを口説き落としてやっちゃうとか

NTRってそういうのだろ。出来上がってる関係をぶち壊す。
片思い女が誰かとやるのがNTRって、それ発想が童貞すぎると思うんだが。

873:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:35:36 +xFiH0uw
>>872
いいんです
私の童貞力は56万だからそれでいいんです
ところで
>冒険終盤でラブラブだった6主とバーバラの間に突如テリーが現れて一夜にしてバーバラを口説き落としてやっちゃうとか
これはいいシチュエーションですね
私は和姦NTRが好きです

874:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:43:31 F3EQAtzj
NTRはちょっとこだわりがあるもんでね、熱くなってしまったよ。
聞く耳を持った紳士に失礼なことをしてしまった、ひとまずそれを詫びておくよ。

童貞には童貞にしか書けない情熱もあるかもしれないね、是非何かかけそうなら、遠慮なくチャレンジしてほしい。
もしきみが童貞だからという理由で拒否されても、俺は君の作品を公平な目で読むと誓うから。

875:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:47:10 +xFiH0uw
senkyu beri macchi

876:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:50:02 0NthjiXt
>>870
エロスレだから気持ちよくするってのはセクロスの話だと思ったんだがね
性欲抜いての感情の話ならそら別なこった

877:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:53:09 d802z1mD
>>866>>868
自分の手で女がよがってくれれば、自分のテクに自信が持てるだろ。
「ヘタクソ」とか言われるよりは、「とても良かった」って言われた方がいいに決まってる。

878:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:54:27 +xFiH0uw
>>876
セクロスだって一緒、体を使うか使わないかの違いがあっても、要はコミュニケーションなんだから
と、童貞の私が申しております


879:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:57:16 HhTLQ/ke


880:名無しさん@ピンキー
09/09/21 01:29:13 4omt14Nn
童貞と言う名の紳士……!

881:名無しさん@ピンキー
09/09/21 13:40:33 BeeexAAW
童貞には、非童貞には無い妄想力が在る!

882:名無しさん@ピンキー
09/09/21 16:22:19 XJteShhG
是非見せてくれよ、その童貞力ってやつを

883:名無しさん@ピンキー
09/09/21 22:36:15 mVcweDbt
>>882
それを言うんだったらどうせなら
「見せてもらおうか、連邦の童貞力の性能とやらを・・・」 って言ってくれ。

884:名無しさん@ピンキー
09/09/21 23:04:33 XJteShhG
>>871>>872見比べて童貞の妄想力がいかにカスか思い知った

885:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:12:23 21cf5HYk
童貞でも非童貞でも処女でも非処女でもいいからおとなしく投下を待つか
粛々とエロ妄想でも滾らせてろよw

886:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:13:40 dW8o7HIr
エロ妄想を滾らす、って。ここに書いてもいいの?

887:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:28:06 QTHbgy9J
職人さんは住人の雑談に刺激されたりするそうだから良いと思うな。

男は自分さえ気持ちよければいいんだと思ってた。
そうじゃない人がいるって知ることが出来て良かった。おまいらありがとう。


888:名無しさん@ピンキー
09/09/22 00:30:18 dW8o7HIr
>>887
信じたの?

889:名無しさん@ピンキー
09/09/22 02:49:18 9hL2RR3h
>>887
じゃあ普段する妄想を描いてみるわ。

 王様に謁見させるため息子を起こしに行く母親。
ところが母がそこで見たのは何人もの女を連れ込み乱交に耽る息子の姿だった。
どういうことかと詰め寄る母に息子が突きつけたのは
「せいごうのさとり」と書かれた一冊の本だった。
なんと息子は既に勇者ではなく性剛に転職し、
アリアハン城の姫やルイーダを含む町中のほとんどの女を手篭めにしたというのだ!
 非道な振る舞いを憤る母に息子は、
交われば交わるほど強くなるから何が悪いと言い放つ。
更になんと性剛とは、経験した女が珍しければ珍しいほど経験値も上がるらしい。
つまり母は、勇者にとってこの町で最後にして最高の獲物だったのだ。
 母は気づき逃げようとするが、他の女に阻まれてしまう。
彼女らはもはや性剛の忠実な奴隷だった。
両手両足を拘束され自分一人の手で育ててきた息子に服を剥がれ、
もはや逃げ道などどこにもなかった。
他の女に強引に開かれた母の股に、
勇者、いや性剛はゆっくりと腰を進入させた―

 その日の夕方、勇者いや性剛は旅立った。町中の女が送りに出た。
女たちは黄色い叫び声を上げ、勇者が戻ってきてまた抱いてくれることを望んだ。
その中には、勇者の母親もいたのだった。

おしまい



890:名無しさん@ピンキー
09/09/22 03:29:03 9hL2RR3h
もう一個即興で書いてみる。

 スライムナイトのピエールはモンスター使いと呼ばれる男を探していた。
その男には魔王の邪悪な影響を取り除き、魔物を改心させる力があるという。
魔王の命のままにか弱い人間を虐殺する日々に疑問を感じていたピエールは、
その男に出会い自らの生き方を改めたいと思っていた。
 ある日ピエールは、魔物を連れた人間と出会う。
その男こそモンスター使いなのではと思い、ピエールは仲間になることを志願する。
男は二つ返事で承諾し、ピエールを迎え入れる。
兜を脱ぎ、礼を尽くして挨拶するピエール。
その素顔は、魔族特有の尖った耳に、美しい金髪のなびくまだ幼い少女だった。
男と仲間の魔物たちは、密かに邪悪な笑みをもらした。

 その日の晩、ピエールが寝床につくと、急激な眠気が襲ってきた。
目を覚ましたとき、ピエールはその衣服を剥ぎ取られ、生まれたままの姿で拘束されていた。
なんと男は魔物を奴隷として調教し、人間たちに労働力として提供していたのだ。
そして男はピエールを、肉奴隷に調教し、金持ちや物好きに売り飛ばすつもりだと語る。
仲間に助けを求めるピエール。しかし心の底まで調教されてしまった魔物達は、
もはや主人と一緒に幼い魔族の少女をいたぶることしか考えていなかった。
 幼女の美しい裸体を見て、劣情に駆られた男は自らの腕で強引にピエールの足を開かせる。
そして男のペニスが彼女の秘部を襲おうとしたその瞬間。
男は昏倒した。
 何が起こったのかと訝るピエールの前に、もう一人の男が現れる。
彼女に優しくただの布切れをすすめるその男こそ、彼女の探していたモンスター使いだった。
彼女は悪夢から解放され、捜し求めていた人間に出会うことが出来た喜びに、涙を流すのだった。

おしまい



891:名無しさん@ピンキー
09/09/22 03:32:52 9hL2RR3h
とまあこんな感じで、誰かSS書いてくれないか

892:名無しさん@ピンキー
09/09/22 08:46:46 2J3MPKiX
>>890の方は読んでみたいな
というかそこまでの妄想が出来て、なお且つ文章に起こせる力があるなら
もう誰かに頼らずに自分でSS書いてしまうべきw

893:名無しさん@ピンキー
09/09/22 09:55:56 0xNhwaTx
母子相姦に奴隷調教に…
人を選ぶネタがお好きか

894:名無しさん@ピンキー
09/09/22 10:21:46 TRH/9kda
ビアフロデボラ×息子とかいいと思うけどな。
だって実質年齢差10才しかないだろ

895:名無しさん@ピンキー
09/09/22 13:53:32 OJ6cu8Yu
ビアフロデボラ×ヘンリーの小せがれ(名前忘れた)もいいな
やんちゃな王子様が友達の母親に…って感じ

896:名無しさん@ピンキー
09/09/22 14:38:15 u/RZHRdf
ちょっと親が目を話した隙に色々とエッチな悪戯。
でも親が戻ってくると平然といい子ぶりっ子。

はぁはぁ、たまんねー!

897:名無しさん@ピンキー
09/09/22 15:03:22 Fq9RiYkT
ピエールの話は日記の人の読みたいなぁ・・

898:名無しさん@ピンキー
09/09/22 15:08:55 u/RZHRdf
>>897
それは誰?

899:名無しさん@ピンキー
09/09/22 16:30:45 rJlvQdpu
俺はビアンカ×フローラorデボラの息子とか見たい
主人公の面影を持つ息子に我慢できなくなってみたいなそんな

900:名無しさん@ピンキー
09/09/22 21:07:57 Ttv872YD
ドエムさんの続編が読みたいなぁ

901:名無しさん@ピンキー
09/09/22 21:51:00 rKWPXJm7
>>900
それは誰?

902:名無しさん@ピンキー
09/09/22 22:40:02 p1EFUTVo
>>901は誰?

903:名無しさん@ピンキー
09/09/23 00:08:37 mVlpJx0b
おれだ! そのかきこみから てをひけ

904:名無しさん@ピンキー
09/09/23 01:07:04 ugxkQnoC
>>901
昔変化の杖の話とか書いてた人
空気読めないバカが文句つけて追い出した

905:名無しさん@ピンキー
09/09/23 05:15:38 imNBw/zu
寝る前に妄想一発勝負 いま4時45分

 キングスライムのキングスは疲れていた。
というのはキングスの本来の姿は八匹のスライムで、
合体したままでいるのは非常に体力を消耗するのだ。
そんなわけで彼は今山奥の村の温泉に浸かっている。
主人の里帰りにわざわざ付き合った甲斐があったというもので、
流石にここの温泉は心地よい。いつの間にか彼の体は粘度を落とし、
八匹のスライムに分かれて夢見心地でぷかぷかと漂っていた。
 ところがそこに現れたのは主人の娘。
彼女はキングスが先に入っていることを知らなかった。
慌てて風呂から上がろうとするキングスだが体がほとんど溶けてしまい
合体には時間がかかる。声を出そうにも口がどこかに行ってしまった。
あたふたしている間に主人の娘は衣服を脱ぎその幼くも艶かしい体を湯に委ねてしまう。
その瞬間キングスのとろけた体をなんとも言えぬ衝動が襲う。
温泉の湯と合体した彼は今や全身の皮膚を娘と重ねているのだ。
娘の肌の匂いや膨らみかけの乳房、それにまだ未熟な性器の形を全身でなぞり、
もはやキングスの理性は崩壊した!
 急激に粘り気を増す風呂の湯。だが娘がそれに気づいたときにはもう遅かった。
もはや身動きが取れないほどにねばねばといやらしい音を立てて、
風呂の湯は娘の全身を拘束していた!逃げようともがけばもがくほど、
まるで興奮しているかのように(実際に興奮しているのだが)ねちゃねちゃと暴れまわる温泉。
やがて水面からにょきりと透明な触手が伸びる。助けてと声を上げようとした瞬間それが口の中に飛び込んだ。
まるで娘の口内を犯すかのように広がり、ふくらみ、往復する触手。
呼吸すら自由にならず頬を赤らめ目を潤ませる娘。もはや抵抗する気力も失せてしまっていた。
やがて水はじぶじぶと音を立てて、娘の秘部と尻の穴に侵入した。
娘はそれを黙って受け入れた。もはや触手の与える感触に快感すら覚えているようだった。
両の乳首を捻りあげられ、尻の穴をほじられ、純潔を弄ばれて、娘はもはや快楽の虜となったのだった。
 
 事を終えたキングスは、ふと我に返り、あられもない格好で倒れている娘に気づき、
自分が何をやったのかやっと正しく認識した。そしてしでかしたことの大きさに怯え、
娘をそのままにして宿へ帰ってしまった。
 一方娘も後から我に帰り、宿へ戻ったが、
何故か皆に大人っぽくなった、色っぽくなったといわれ、首を傾げたのだった。

おしまい

906:名無しさん@ピンキー
09/09/23 06:29:42 mVlpJx0b
30分か

907:名無しさん@ピンキー
09/09/24 06:14:52 f911AdIw
ドン引き

908:名無しさん@ピンキー
09/09/24 21:58:00 lppC64Rf
俺は以外と好きだ。

909:名無しさん@ピンキー
09/09/25 02:08:04 GsK1zKNc
萌えの範疇だよ

910:名無しさん@ピンキー
09/09/25 14:05:17 PbW2KxbH
嫁じゃなくて娘というところに業の深さが

911:名無しさん@ピンキー
09/09/27 03:51:06 8yKYzk31
官能小説というからには
エロエロな小説が一杯投稿されているのだろうと思ったが

912:名無しさん@ピンキー
09/09/27 04:02:49 57eECxRb
>>911
官能小説風に濃く書くと意外と受けがよろしくない不思議

913:名無しさん@ピンキー
09/09/27 04:19:55 8yKYzk31
>>912
そうかも。
行為そのものよりは心理描写に重点を置いたほうが
好まれる感じがする。過去レス読んだ限りでは。

914:名無しさん@ピンキー
09/09/27 04:22:46 e5nFPwUc
>>905
触手とか大好きな自分にはとてもよかった
gj

915:名無しさん@ピンキー
09/09/30 11:30:27 DWZXsKDK
>>913
それは女の読者の好みではないかと
このスレにはエロエロよりキャラやカプ萌えの女の子も結構いそう

916:名無しさん@ピンキー
09/10/01 04:06:23 3yiWARIz
まあ官能小説と銘打ってるものの抜ければいいのよ
あくまで個人的な意見だが

917:名無しさん@ピンキー
09/10/01 17:50:29 +ONSEacr
>>905
GJ
キングスの反応が可愛い。

918:名無しさん@ピンキー
09/10/03 15:29:33 8N5Jhm9l
ストロングアニマルの甘い息で眠らされて
ストロング肉棒を入れられちゃう女主人公

919:名無しさん@ピンキー
09/10/04 01:37:23 +m15icA0
次スレマダー?

920:名無しさん@ピンキー
09/10/06 00:35:33 OURAiiz2
9の初期CPU(ソフト内に元々入ってるキャラ)のカティブ(僧侶♂)とビビアン(武闘家♀)で一発書いてるんだが、出来たらまとめてうpします
需要無さげならスマン

921:名無しさん@ピンキー
09/10/06 00:39:16 FRdfHwAV
需要はものがあればついてくる

ニードの妹でエロ妄想とか
まだらくもいとのマロンでエロ妄想とか

922:名無しさん@ピンキー
09/10/06 14:23:27 Nun3b8zi
天使の羽の娘ともっふもふな雲の上で天使の羽でこちょこちょプレイとか

923:名無しさん@ピンキー
09/10/06 20:23:58 4kbjtUM2
>>894,895
ビアンカ(2歳上)、デボラ(1-2歳上かタメ)、フローラ(タメか年下)
主人公との年の差、こんな感じかと思っていた

924:名無しさん@ピンキー
09/10/06 23:53:57 pF/dDEnd
ジャミが売れ残りフローラとデボラを陵辱し、孕ませて
出産と同時に二人の憎悪の矛先がビアンカの幸せな家庭に向かう
ビアンカの家庭を自分達よりも不幸にするために
えげつない行為を始める二人・・・
くらいドロドロの作品が読んでみたい

925:名無しさん@ピンキー
09/10/07 01:40:06 Pb15U/Bk
逆に裕福な上に好きだった幼馴染まで持って行った姉妹を
妬んで貶めようとするビアンカによる姉妹調教計画でもアリだな

926:名無しさん@ピンキー
09/10/07 07:28:55 9hwmOgj2
アンディと結婚したフローラを主人公が寝取る話とかはどう?

927:名無しさん@ピンキー
09/10/07 08:57:09 aa+Meaz3
そんな同人があったな

928:名無しさん@ピンキー
09/10/07 13:34:28 YvWYVITi
>>924
それいい
誰か書いて


929:名無しさん@ピンキー
09/10/07 13:48:48 Pbyo0L2+
フローラが凌辱されてるの読みたい。

930:名無しさん@ピンキー
09/10/07 13:59:23 YvWYVITi
ジャミじゃなくてゴンズでもいいかも

931:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:34:07 VKd2e00a
ビアンカ「実は子供達は貴方が父親じゃ ないの」
5主人公「なっ…!?
     嘘だろ、一体誰が父親なんだ!?」
ビアンカ「アンディさんよ、貴方がフローラさんと
     浮気してると知った後関係を持ったの」
5主人公「このゲームのタイトルは『天空の花嫁』だぞ!?」
ビアンカ「いいじゃないの、どっちにしても子供は金髪だし
     天空の血をひいているんだもの」


…という2コマ漫画を以前書いたわ。クロッキー帳にだが。
お題目は「こんなドラクエ5は嫌だ」。

932:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:43:37 9+M/XmmI
エルヘヴンの血が混ざらないと(ry

933:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:45:33 qbfv+6Bm
ジャミビアンカの公式っぷりは異常

934:名無しさん@ピンキー
09/10/08 00:18:34 Kfp6pCeB
>>926
>アンディと結婚したフローラを主人公が寝取る話とかはどう?
その上更に、失意の底から立ち直ったアンディの再婚相手であるスーザンまでもNTR

という、どこまでもアンディ涙目な展開が脳裏をよぎった

935:名無しさん@ピンキー
09/10/08 00:22:46 hx4/KL7T
普段人いないようにおもえるのにこういう話になると出てくるよなw
このスレ何人ぐらい駐在しているんだ?

936:名無しさん@ピンキー
09/10/08 00:25:10 S0MdNSzW
これだから馬厨は

937:名無しさん@ピンキー
09/10/08 01:42:01 R0T38GBq
異父二卵性双生児という可能性を考えるなら,
王子は主人公の息子で,王女はアンディの娘という線が見え隠れ.

938:名無しさん@ピンキー
09/10/08 07:22:51 VZxFNTqv
ジャミは馬並みだから。
ゴンズは……

939:名無しさん@ピンキー
09/10/08 10:38:40 E70LGDyK
牛並み?w

940:名無しさん@ピンキー
09/10/08 12:58:04 0039oolE
>>920
ドラクエでビビアンというとだな……

941:名無しさん@ピンキー
09/10/08 14:10:27 O7rD6Bjm
シャンシャンシャン
はい もっとこしをふって!

ですね。

942:名無しさん@ピンキー
09/10/08 20:16:47 i1BXJF/N
えーっと実は小説版ではビアンカは処女懐胎している

つ ま り ビアンカ、フローラ、デボラの3人が何もしなくても妊娠して愛憎劇を繰り広げるってのもありってわけだ

943:名無しさん@ピンキー
09/10/08 20:37:30 VZxFNTqv
>>942
つまり娘3人と4Pも可能だと。

944:フローラNTR 1/2
09/10/08 21:20:18 jNc9A15i
>>926>>934
スーザンまで辿り着けなかったけど、とりあえず書いてみた。

「嫌っ……!あ、ああ……!」
いつもながら、この女が拒絶するのは言葉の上ばかりだ。
身体の中はこんなにも赤々と熟れて、僕を咥え込んでいる。
その理由はよく分かっていたから、僕は彼女をもっと楽しませてやるために、
あえてそれを口に出した。
「何が『嫌』なの?君がもうあの男の奥さんだから?」
彼女はビクンと身体を震わせた。人間、殊に女にとって、背徳感は何よりの媚薬だ。
日ごろ道徳に捕われて、自分の本能を押さえつけている女であれば、なお更だ。
目に涙を浮かべながら、ますます濡れる淫乱女の蒼色の髪を、僕はこの上なく優しく
梳いてやった。『花の女神』の名が、聞いて呆れる。
「いいじゃないか、今はそんなこと忘れてしまえば。僕だって妻がいる。お互い様だよ」
激しく突き上げながらそう囁くと、彼女は陶然と喘ぎ始めた。全く、救いようのないお嬢様だ。
まあ、弱みを知っていて漬け込む僕も僕だが。
体位を変えて、正面から緩やかに犯す。愛しくてたまらない恋人を見る男の顔を、きちんと
作れているだろうか。
「金髪の女は従順だって言うけど、全く、大嘘だね。ほんの少し年上だからって、威張り腐ってばかりだ。
 幼馴染の情に負けて、あんな女を選んだ僕が馬鹿だったよ」
「あ……あ……そんな……」
おいおい、それは悲しげな顔のつもりか?嬉しくてたまらないって顔中に書いてあるぞ。
しかし、当然といえば当然か。家事に化粧にしとやかな所作、嫁入り修行を生涯の仕事にしてきたような女だ。
“がさつな金髪女”に花嫁の座を奪われた屈辱は、僕などには計り知れない。
「今からでも遅くはないかな?僕は、今度こそ君を選びたい」
「わ……私……」
彼女の瞳が揺れる。プライドを満たし、悲劇のヒロインも堪能させてやった。もうあと一押しだ。
僕は彼女の膝裏を掴み上げ、奥の奥まで彼女を犯した。普段の清純ぶりからは想像もつかないような声をあげて
よがり狂う彼女の中に、精をぶちまける。放心して荒い息をつく彼女の耳に、精一杯甘い声で囁いた。
「今度は、君が選ぶ番だ。あの男か、僕か。待ってるよ、いつまででも」
「……」
彼女は黙っていたが、答えはもう分かっていた。
まだ彼女が僕の花嫁候補だった頃(彼女はもはや婚約者気取りだった)、彼女は、何かの拍子にマントを脱いだ僕の
腕に見惚れていた。男の方の、こんなに逞しい腕を、初めて見たと。頬を染めて俯く彼女を、僕は冷めた目で見ていた。
10年も奴隷暮らしをすれば、誰でもこの位の身体にはなる。いや、サラドナで日々の働きに汗を流す猟師や小売商とて、
似たような体格をしている筈だ。彼らから搾り取るだけ搾り取って、でっぷりと太ったあの男の娘だから、そんなことも
知らないのだろうが。
まったくお似合いだよ、お前達は。横笛を吹く男の、生っ白い腕を想起しながら、僕は彼女に見えぬよう嘲笑した。

945:フローラNTR 2/2
09/10/08 21:20:59 jNc9A15i
「アンディさんとフローラさん、離婚したんですって。あなた、知ってた?」
数ヶ月の後、妻がぽつりと言った。僕はさも驚いたような顔をして、子ども達の寝顔から目を上げた。
「いや。まさか、何かの間違いじゃないか?」
「私だってそう思ったわよ。でも、サラボナで行商してきたって人が、間違いないって」
「ふうん……分からないものだね。二人とも、あんなに幸せそうだったのに」
「ほんと。それにね、アンディさん、もうすぐ再婚するんですって」
「ええ?!」
「どこかの踊り子と。離婚前から浮気してたんじゃないかって、噂になってるんですって。許せない、あの人。
 フローラさん、やっと幸せになれたのに」
妻は我が事のように怒って、唇を噛んでいた。こういうところが、あの女とは違う、妻の高潔さだ。
僕は笑みがこぼれないよう気遣いながら、事実を整理した。
離婚前から浮気していたのはフローラの方だ(この僕と)。あの男も気付いていたのだろう。思い続けた幼馴染を
ようやく射止めた幸せの絶頂で、寝取られ男に成り下がった訳だ。ここまでは計画通りだが、あんな男を支えてやる女が
いたとはな。その踊り子と一線を越えたのが離婚の前か後か、僕の知ったことではないが、さぞかし救いになったことだろう。
再婚が早いのも無理はない。だが、気に入らないな。
その踊り子は、美人だろうか。それによって方法が変わる。
「どうしたの?」
気が付くと、妻が僕の顔を間近から覗き込んでいた。いつもは三つ編みにしている金髪が解け、しっとりと濡れて、石鹸の香りを
漂わせている。まだ見ぬ踊り子への劣情が妻へのそれに摩り替わり、僕は妻を攫うようにして隣室へ引きずり込んだ。
「ちょっと……やっ!」
妻は身を捩って抵抗した。隣室で寝ている子ども達を気にしているのだろう。部屋が別れているとはいえ安宿の壁だ、
妻が抗うのも無理はない。
「騒いだら子ども達が起きるよ」
「……!」
ひるんだ隙に、寝着を一気にウエストまで引き下げる。片手で妻の口を覆い、余った手でふくよかな乳房を弄ぶと、
手の中に妻のくぐもった声が響いた。両手の感触が心地良く、すぐに自身が屹立するのが分かった。
「奥さんを手放すなんて、僕なら考えられない。こんなに可愛いのに」
言いながら首筋にキスをして、目を上げると、彼女は僕に口を押さえられたまま、キッとこちらを睨みつけていた。
人の不幸をネタにするな、というのだろう。全く、僕の奥さんは潔癖だ。
僕は肩をすくめて、妻を寝台に倒し、その茂みに顔を埋めた。時折聞こえる声から、妻が今は自分で自分の口を
押さえているのだと気付く。こんなとき、フローラならどうしただろう。そもそも、壁の薄さに配慮することが
できただろうか。
出会った時から、あの連中が嫌いだった。奴隷上がりの、薄汚い格好をした僕を、横目で見て嘲笑った。
僕が戦闘に長けていると知るや、天空の盾や温室育ちの娘をちらつかせて手なづけようとしてきたが、最初に見た
あの連中の顔を僕は忘れていない。最後までその顔を崩すことのなかった、あの横笛の男は特に、だ。
さて、彼の今度の愛妻は、どうやって奪ってやろう。はじめからあちらに心がある分、前の愛妻より手ごわそうだ。
いや、その前にやる気も起きないようなブスだったらどうしようか。目を瞑れば、何とかできるかな?
「んんっ!」
僕の腹の内を露ほども知らない奥さんは、挿入を受けて背をしならせた。可愛い妻、妻によく似た可愛い子ども。
ざまあみろ。最後に勝ったのは、この僕だ。

946:名無しさん@ピンキー
09/10/08 21:38:35 Jh2thFpE
>>944
主人公黒すぎワロタ
アンディかわいそう杉

947:名無しさん@ピンキー
09/10/08 21:48:03 E3fWYtqA
>>944
これはひどい。
いいぞ、もっとやれ。

948:名無しさん@ピンキー
09/10/09 00:09:05 KDnp5BhD
>>944
黒い主人公イイヨイイヨー


949:名無しさん@ピンキー
09/10/09 12:08:01 MaBqRWoV
>>942
Ⅴの小説版だよね。
砂漠の中でやってるぞ。

950:名無しさん@ピンキー
09/10/09 20:23:10 qPldeqgE
つーかそろそろ>>1のwikiの編集しないのかな?

もうすぐスレが終わるし

951:名無しさん@ピンキー
09/10/09 22:32:39 O3QQ9wah
>>944
登場人物みんな惨めでイイヨイイヨー

952:名無しさん@ピンキー
09/10/10 14:32:40 dKm5w9NA
>>950
気付いたなら自分でやりなよ
何故人任せなんだ?誰でも編集できるんだからさ

953:名無しさん@ピンキー
09/10/10 15:41:42 lbELBOKG
>>944
淫乱フローラGJ

954:名無しさん@ピンキー
09/10/11 03:19:40 i9EP4dH9
>>942
読解力無さすぎワロタw砂漠の真ん中でやってるじゃねーかwww

955:名無しさん@ピンキー
09/10/11 12:13:42 vU62N6mE
きゅうりと間違えてズッキーニャの子供を
オナニーに使ったリッカちゃん
ところが途中でズッキーニャがとれなくなって
リッカちゃんは仕方なくそのまま買い物に
しかし目を覚ましたズッキーニャはそんなことはお構いなしに
この生暖かいぬるぬるしたところから出ようともがいて暴れまくる
突如現れた下腹部の違和感と快感に身悶えしそうになるのを
膣を締めて我慢するリッカちゃん
ところがその瞬間中に入れていたズッキーニャが外に出てしまった
やれ嬉やと衆人環視の中走り去るズッキーニャ
一方ズッキーニャが出るところを見られたリッカちゃんは
魔物を産んだ女としてしばらく街のうわさになってしまったのだった

というSSを誰か書かないか


956:名無しさん@ピンキー
09/10/11 17:34:31 WyjBKdVE
>>955
噂を聞きつけた魔物に犯されるんですね。

957:名無しさん@ピンキー
09/10/11 23:49:57 KJWveU8j
ルイーダ「リッカの処女はあたしのものよ!」

958:名無しさん@ピンキー
09/10/11 23:56:54 0DlReYVB
リッカの宿のネタばっかり出てるけどニードの宿もネタにならないかなぁ

世界一の宿に遜色ないくらいまでいい宿になったんだし

959:名無しさん@ピンキー
09/10/12 00:08:47 QFJ5Ip+Z
ウホッ!いい宿…

960:名無しさん@ピンキー
09/10/12 09:02:16 c6/ax9uP
きのうは おたのしみでしたね

961:名無しさん@ピンキー
09/10/12 19:29:30 dEIsHXw1
アギロ×主人公か

962:名無しさん@ピンキー
09/10/12 19:32:02 +cLQ9rd6
ここは801は禁止だよ~

963:名無しさん@ピンキー
09/10/12 19:35:38 crzzuq76
オリガがあのまま村長に引き取られていたらどうなったか、
考えるとうらやま…恐ろしいよね

964:名無しさん@ピンキー
09/10/12 20:00:22 PfRUR5Cs
オリガたんは息子のために処女のままにきまってるだろ!!
処女のまま床上手に育てられるんだよ。当たり前の事聞くなよ!!(゚Д゚)


965:名無しさん@ピンキー
09/10/12 20:06:03 crzzuq76
トトなんかにあれは勿体無いだろ。
俺なら自分で頭のてっぺんからつま先まで調教して
村長一族の肉便器にするけどなー

966:名無しさん@ピンキー
09/10/12 22:06:45 PfRUR5Cs
処女のままならどこ使って調教してもゆるす。
それがオレのこだわり。せめて初めてはトトに。その後はかまわん。


967:名無しさん@ピンキー
09/10/12 22:09:53 crzzuq76
初めてがトトかー。俺なら発狂するわ。
SHTでトトにとうこん討ちするくらい切れるわー。

968:長老と天の箱舟
09/10/13 01:42:37 LdA7eWG6

「あんたさー、お人よしもいいけど、どうかと思うよ」
サンディが呟くように言ったのを、無理に笑って頷いてスイツァは、すっくと背筋を伸ばしアギロを見つめた。
「行こう」
その晴れやかな笑顔だけにアギロは胸が詰まり、挨拶をしてこい、と小さく言う。
「長老様なら、もしかして人間になったお前を天使に戻せる方法を…」
スイツァは柔らかく首を振る。
「なんでだ、きっと何かあるはずだ!長老に頼んでみな!」
アギロは自分がけしかけた経緯もあって今まで巻き込まれる形で冒険をしてきたこの天使を、かわいそうにも愛しくもなり、
最後は涙まで浮かべて言うのだった。

「おれも一緒に行くぞ、なあスイツァ…」


彼女は緩く首を振り、ここで初めて鈴を転がすような声で、
「長老様も、私が人間になったのにお気づきにならなかった」
アギロは大きく頷きながら、大きなごつい手でスイツァの頬をなでた。
「そうか、そうか」
長老はあえて気がつかぬふりをしたのかもしれぬ、と思いながらも不憫でならないこの天使を
見つめる。
「スイツァ…」
「なあに、アギロ」
監獄にいた時、まさにスイツァは舞い降りたのだった。一目でわかった。
あきらめかけていた、女神の果実、二度と天の箱舟を操ることもないと思っていた。
スイツァは、まさにその時舞い降りてアギロの目を奪うだけでなく活躍し、見事今に至るのだ。
不憫な天使、だが、尊敬してやまない女性。

969:長老と天の箱舟
09/10/13 01:56:01 LdA7eWG6
「行こうアギロ。神の国へ行こう」
スイツァは、緊張を押し隠すように微笑みを絶やさず言う。
が、その横でパタパタとしていたサンディはため息をついた。
「スイツァ…あんたさ~、人間にまでなっちゃって…」
見てらんないよ、言うと何かを示すように目配せをして箱舟の外へと飛び出ていった。
「サンディ!」
慌てたスイツァが戸口に立つと大きな風が吹いた、嫌に遠くからサンディは叫んできた。
「ばーか!!死んじゃうかも知んないんだよ!」
死なないよ、とスイツァは呟いて「帰ってきなよ!」と怒鳴り返した。
「天使だったらなんとかなるかも知んないのに、人間になっちゃうってマジわかんない!!
死んじゃったら、どうすんのよ~~~!!!!」
手足も突っ張って彼女は怒鳴るなり、そっぽを向いて羽を最大限に動かして飛んで行ってしまった。
追いかけようとしたスイツァの肩をそっとつかんでアギロは、
「あいつも、おまえのことが心配で仕方ねえんだ…、気が済めば戻ってくるさ」
姿の見えなくなったサンディに目を凝らしながら、スイツァは促されて車両へともどった。

970:長老と天の箱舟
09/10/13 02:20:01 LdA7eWG6
アギロが促す先へと足を出したとき、急に重さを感じたたらを踏んだスイツァは、
恐る恐る両手を広げてみる。

どこかしこから天使の力が抜けていくのだ、脱力に似た疲労が肉体に残っていく。
手のひらから、つま先から上記のように抜けていくそれを見つめながら、
「アギロ、助けて、私逃げないように押さえてて!」
必死に言うスイツァを抱きよせて、アギロは今目の前で起こる嵐のような天使の降臨に息をのみながら
「負けるな、おまえなら耐えられる!負けるな」

「あ…私…人間に…なっ…ちゃう…よぅ」
涙声のスイツァを抱きしめ、アギロはただ呟く。

「大丈夫だ、おれが付いてる、大丈夫だ」


971:長老と天の箱舟
09/10/13 02:27:52 LdA7eWG6

また明日。すまぬ


972:名無しさん@ピンキー
09/10/15 00:29:34 zXt5zpg6
>>971
GJ! いいねぇ、切なくて涙出てくる・・・

973::長老と天の箱舟:
09/10/15 01:11:14 pglkZ+Zx
遅くなった。すまぬ。

以後から↓↓

天使の降臨と感じたそれは真逆なのだった。

目に見える天使特有のオーラが脇立つようにスイツァの体から立ち上り消えていく。両腕を抱えたスイツァが顔をゆがめながら耐えているのをアギロはただ抱きしめていた。


体が水を含んで沈むように重く、重くなっていく。
身は剥がれ落ちていくほどに地に引き寄せられる、重い。重い。
スイツァは唇をかんでいたものの、耐えられず悲鳴を上げる。
「ぅあ、あ、あ、あ、ああ、ああ、ああ!!!!」

体が変わっていく、骨までも柔らかく輝いていた肢体はすべてくすんだ皮膚になっていく、めくられるような皮膚の痛み、目の当たりにするその変化にスイツァは目を疑いながら、信じられない奇跡とほんの少しの後悔の下に怯えながら、悲鳴を絞り出す。


「アギロ、アギロ!」
すがりついてくるスイツァを受け止めて、どうしてやったらいいのだと彼は慌て、迷いながら抱きしめ飽き足らず困惑のあまり耳元に熱く唇を押しつけた。
鼻腔に漂うスイツァの香りに酔いしれて、くらくらとするのに、何度も繰り返す、スイツァの生命の香り、花のような香りを吸い込んでは深く息をついた。

「大丈夫だ、俺がいる」

天使だ。お前は天使だ。
いくら人間になろうともお前は天使だ…

思いを込めてアギロは口付け続ける、それはやがて耳元から頬へ、首へ、ゆっくりと伝っていく。
しなやかな皮膚が、天使のそれから人間の若さへと変わる
唇の感触が変わったと感じた瞬間、スイツァは急に甘い吐息を吐いた。





974::長老と天の箱舟:
09/10/15 01:12:11 pglkZ+Zx
「アギロ、……やめないで」

スイツァが言うのに、アギロははっと気が付いた。

危うくそのまま唇へと行くところだったと、夢から覚めた思いでいた。
体を離し、囁くように言った。

「だめだ、お前は…天使だ」

「天使じゃない」

スイツァは言って、滑らかな視線でアギロをとらえた。
「アギロ、お願い」
人間になったと、私に思い知らせてほしい。
いつの間にか全身から光を無くしたスイツァがアギロを見つめる。
痛みもなくなったのだろう、穏やかな表情だ。

「私、エルギオスを倒してくる」

一点の曇りもない瞳に圧倒される、こいつなら、やってくれるだろう。

アギロがうなずくと、
「その前に」
スイツァははにかんで下を向いた。
「人間になってるかな、確かめたい」

アギロ…と呟く唇は濡れて柔らかな桜色に煌めく。
天使には性交の習慣がない。理論的にできないわけでないだろうが、神の領域とされた生命の誕生にあえて関わろうとはしなかった。
幾千年経つうちにそれはタブーとなり、いつしか天使に性的な一切は淘汰されていたのだった。
そしてそれはどこの世界にも共通な認識となり…
つまり、天使はまったく俗世とは異なり、繁殖しないものになり…



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