09/03/18 00:45:57 eQ5v3B/C
フィオナは思わず目を疑った。
『はぁんっ!ら、ラウルさぁんっ・・・』
ミズホと自分の双子の兄であるラウルが息を荒げ、交わっていた。
ミズホはテーブルに俯けの状態で上半身を預けて、後ろから突き上げるラウルの快楽に身を任せていた。 ショーツは膝まで降ろされ、胸元ははだけ、サイズのよいバストがラウルの動きに合わせて揺れている。
ラウルはミズホのヒップをわしずかみにし、もっと深くをえぐるように、腰をグラインドさせる。
「ひぃんっ!りゃうるさ・・・ん、そこっ!そこはぁっ!」
「ミズホは相変わらず奥が弱いなぁ」
そう言ってラウルは、ゆっくりと自身をギリギリまで引き抜くと、再び一気に突き上げる。
「ひゃんっ!」
ミズホは目を見開き、口をだらし無く開けて、大きく喘いだ。その反応に嬉しくなりラウルは悪戯心から、ミズホの弱点を責め立てる。
もう完全に二人の世界が出来上がっていた。
(うわぁ・・・あんなに激しくして、痛くないのかしら?)
フィオナは本来の目的も忘れて、その光景をコンテナの影から見つめていた。ゴクリ、と自然に喉も鳴る。
ラウルはミズホの片足を抱え上げて肩に乗せ、まるでフィオナに見せ付けるように、二人の結合部分をあらわにする。ラウルが動くたびに、淫らな雫が床に散り、マダラ模様を作っていく。
(すごっ・・・っていうか、あの二人、いつからこんな関係だったの?)
フィオナな自身、ミズホのラウルに対する気持ちには気づいていた。むしろ、気づかない人の方がおかしいぐらい、ミズホはラウルに対して積極的にアプローチをしていた。
「ひゃ、はげ・・・しす・・・ぎっ!ああっ!」
そのアプローチが身を結んだのか─二人はもう誰かに見つかっても、関係ないといった感じに“こと”に励んでいる。