猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第8章at EROPARO
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第8章 - 暇つぶし2ch300:海日天女 2/6 ◆/W8AnhtEnE
09/07/20 19:34:09 s8ypCKQ5

「えっ!…は、ぁっ!」
少年は驚いて声にならない音を漏らす。
何しろ目の前に立ち、話しかけてきたのはスタイルの良い肢体をワインレッドのビキニで覆った美女なのだ。
そんな少年の反応にクスッと笑みを零しながら天女は問いかける。
「何か、困っているみたいだけど?」
首をかしげて問いかける天女、そのちょっと子供らしい仕草に少年の心は跳ね回る。
「えっ!…あぁ……うう、と。」
ドギマギさせた心を落ち着かせながらも、中々彼は答えられない。
そんな彼に天女は思いついたことを口にする。
「誰か人でも探しているの?」
「……は、はい……恥ずかしいんですけど、僕、迷子になっちゃったんです。」
「えっ、アハハハハッ! 」
彼女の問いかけが呼び水になったのか答える少年。
その答えに海日天女は思わず笑ってしまった。目の前の少年は童顔で小柄だから判別は難しいが小学校の高学年
あるいは中学生に見える。
この世の理である年齢には囚われない彼女だが、外見の設定上の年齢の19歳よりほんの数歳年下なだけの
少年の子供っぽさに可笑しさがこみ上げてしまったのだ。

「あっ、ゴメンね! 笑っちゃったりして。でもそういう時は『~とはぐれちゃった。』とか言った方がカッコいいよ。」
耳まで赤く染めて恥ずかしげに俯いた少年に気づき、慌てて謝る海日天女。
「お、お姉さんが一緒に探してあげるからさ。お姉さん、探し物は得意なんだよ。ねっ?」
海日天女は困り顔のまま少年の機嫌を直してもらおうと提案する。
「…アハッ! はいっ、お願いします。」
年上の美女の戸惑う顔に笑いを耐え切れなくなった少年はそう笑顔で応じた。

「じゃあ、ちょっとおでこ突き出してくれない? まず、探し物が見つかるおまじないをボクがかけて上げるから。」
そう言う海日天女にやや戸惑った顔をしながら少年は言われたとおりにする。
すると天女は瞳を閉じ、まるでキスをするかのように顔を近づけてきた。
顔を真っ赤にする少年、そのまま天女は自分の額を彼のものと突き合わせた。

 息遣いすら感じられるほど近い距離で見る彼女の美貌は少年の心を激しく揺さぶる。
一本一本見分けられる端整な睫毛、日に焼けているのにシミ一つなくきめ細かさを保っている肌、流麗なラインの鼻筋
そしてぷっくりとした桜色の口唇。
(ふんふん。もう、コウフンしないでよぉ。なかなか読み取れないじゃないか。)
そんな彼に心の中で悪態をつくそもそもの興奮の原因の海日天女。
天女の能力を使い、彼女は額を突き合わせることで彼の記憶を読み取っていたのだ。
(ええと、君の名前はユウキミチヤくん。中学一年生。ここには両親と親戚とで来ていて―)
脳裏に浮かんだミチヤの両親と親戚の顔、それを彼女が目撃した場所を今まで散策した光景から瞬く間に拾い出す。
すると数分前に側を通り過ぎたパラソルの下の女性の顔と彼の母の顔が一致した。
「うん、わかった! ついてきて、ミチヤくん!」
額を離すとニッコリと笑って少年に告げる天女。
道哉は自分の名前を言われたことに驚きながらも、歩き出した彼女の背中についていった。



 再び、夜の帳が下り静寂に満ちたビーチ。
その一角の松林の中を海日天女は歩いていた。
今日一日、彼女は道哉を始めとして迷子の保護、具合が悪くなった人の介護、そして溺れかけた人を天女の力で救ってきた。
道哉の場合を除けば彼女は姿を現さず、そっと手を貸して手助けをした。
どれもこれも皆に良い休日を過ごしてもらうためだ。
夕暮れ時に見た満足そうに家路についた人々の顔は彼女に大きな喜びを与えた。

自らの手で勝ち取った勝利の結果、人々が楽しい一日を過ごした事は彼女にとって最も幸せなことだった。



301:海日天女 3/6 ◆/W8AnhtEnE
09/07/20 19:34:43 s8ypCKQ5

「そこにいるのはお見通しよっ! 出てきなさいっ!」
今日一日の思い出に笑みを浮かべていた美貌を凛とした表情に替え、松の木に睨みつけるような視線を向ける海日天女。
「一人で笑ってしたりして楽しそうですわね。」
その声に応じて現れたのは小柄な少女だ。
純白のレオタードとタイツというこの場に似つかわしい格好をしている。
「人々が休日で笑って楽しそうにしているとわたし、とってもムカついてくるの。
 とっとと貴女には死んでもらって汗水垂らして働いてもらうわ。」
少女の名は『火曜日』、ヘイジツーシスターズの次女だ。
「そうはさせないッ!みんなの休みはボクが守るんだ!」
拳を握り締め、海日天女は少女に飛び掛った。



「はぁ……あっ……はっ、はぁ…」
火曜日との戦いが始まってしばらくの後、海日天女は窮地に立っていた。
天女は火曜日に飛び掛ろうとするも、撓って襲い来る火曜日の鞭によって彼女に近づくことは出来ない。
逆にその肢体に傷を増やすだけの状況であった。
破れかけたビキニ、小麦色の肌のあちこちにも赤い線が刻まれている。

(こうなったら、この一撃に全てをかけるしかない!)
ジリ貧となっていくこの状況を打開するため、決意を胸に彼女は敵を見据える。
(敵の特殊能力、チューズデートランスデューサーを撃ち砕けるかはわからない。
 でも、ボクはボクの技を信じる!)
天女の力ホリデーを悪の力ロウドウーに変換できるチューズデートランスデューサー。
火曜日が持つその鉄壁の守りに挑もうとする海日天女。
彼女が右腕を火曜日に向けると、その手が光を放ち始める。
「ホリデーウェーブッッッ!」
甲高い叫びと共に、巨大な波のようなホリデーが火曜日目掛け放たれた!

「無駄ですわ。」
迫り来るホリデーの波にも関わらず笑みを浮かべて立ったままの火曜日。
彼女がその波に飲み込まれようとした瞬間、ホリデーウェーブは掻き消えてしまった。
「私のトランスデューサーを甘く見てもらっては困りますね。」
愕然とする海日天女に投げかけられる火曜日の嘲笑。
「では、お返しですよ。」
彼女に向けられた火曜日の腕から、黒き光が放たれた。

「きゃややあああああッッッ!」
強力なロウドウーを浴び、弾き飛ばされる海日天女。
松の枝や幹をロウドウーの光と共に巻き込んでへし折りながら飛ばされるその身体。
「アギィッ!」
一際太い松の木に叩き付けられたことでようやく動きを止めた。
木の根元に倒れこんだ海日天女。その肌は赤い傷で覆われ、左の太腿には松の枝が突き刺さって
貫通したままになっている。
あちこちの骨も折られ、身動きが取れない彼女に火曜日が近づく。
「酷い有様ですね!」
傷ついた海日天女を見下す火曜日。
だが天女は痛みに苦しみながらもキッと敵を睨む。


302:海日天女 4/6 ◆/W8AnhtEnE
09/07/20 19:35:19 s8ypCKQ5

「へぇー、まだそんな目が出来るんだ。……これ、何かわかるかしら?」
火曜日が指で挟んでかざしたのは細い針だ。
「さ、さぁ……裁縫でもするの? お嬢ちゃん。」
小馬鹿にしたように応じる海日天女。
ムッとした火曜日は彼女の左の二の腕に針を突き刺す。
小麦色の肌につうっと刺し込まれた銀色の針。
チクッとした痛みを覚悟していた天女。
「ギャヤアアアアアアアァァァァッッッ!!」
だがその身体を襲ったのは灼熱のような激痛だった。
鍛えこまれた筋肉、女らしさを肢体に与える薄い脂肪の層。
その全てを焼き尽くすような痛みが彼女の中を駆け巡る。
天女が悶える様子を満足そうに見ていた火曜日がそっと針を抜いた。

「アギャッ! ギィァ……アァ…。」
強烈な痛みに頭を真っ白にさせ、目を裏返してしまった海日天女が呻く。
「どう、効いた? ロウドウーを濃縮して作った針は? これでいつもは休日に遊び過ぎた労働者をチクチク刺しているんだけど
 あなたを刺したのは特別製、普通の針の2000倍のロウドウーを濃縮して出来ているんだよ。」
ロウドウー針で刺された後の痛みは一般には筋肉痛と同一視される。
だが、天女か感じた痛みは筋肉からの鈍痛どころではなく身が裂けるかと思うほどの鋭い痛みだった。
「次はここにしようか?」
痛みの余韻に半ば意識を失って悶えている天女。
火曜日はそのむっちりとした右の太腿に針を刺し込む。
「ギガガガアアアアアアアァァァッッッ!」
その瞬間雄叫びのような悲鳴を上げ、脚をバタつかせる海日天女。
太腿から伝わる激しい痛みに下半身の痛覚以外の感覚が消え失せてしまう。
ただ痛みに反射して彼女の長い脚は跳ね動かされている。

「次はここ、ふっくらして刺しがいがありそうね。」
針を抜き、海日天女の乳房に目を移す火曜日。
「ギッ!…アガァッ!……イ、いや……やめ、て……」
ビキニで覆われていないカフェオレ色の肌に押し当てられる針。
痛みに心をも傷つけられ、それを目にするとフルフルと首を振って情けない声を出してしまう天女。
火曜日はその声にニンマリとした笑みを浮かべて針を刺し込んだ。
弾力のある肌が鋭い針に一瞬耐えるものの、プチッと貫かれてしまう。
「ハギャヤアアアアアァァァッッッ!」
海日天女は胸の膨らみから走る、中に詰まった肉ごと焼かれるような激痛に身体を跳ね踊らせる。
同時に乳房が弾んでしまい、より針からの刺激を強めてしまう。

「さて、一本一本刺していたらまだるっこしそうだからいっぺんに刺してあげる。」
火曜日の手にぎっしりと握られた針。
「イヤアアアアアァァァッッッ!!」
それを目にした海日天女の泣き叫ぶような悲鳴が松林中に響いた。


303:海日天女 5/6 ◆/W8AnhtEnE
09/07/20 19:35:57 s8ypCKQ5

「もううんともすんとも言わなくなっちゃいましたね。」
気だるげに言葉を発する火曜日。
彼女の視線の先には両手首を纏めて鉄杭で貫かれ、『人』の形で松の木に磔にされた天女の姿があった。
 人々をロウドウーから救う海日天女は火曜日に嬲られ、今その命を散らせようとしていた。
ワインレッドのビキニは破り捨てられ、露わになった乳房は針山のように数え切れないロウドウー針が刺し込まれている。
信じがたい激痛に脳を焼かれた彼女の意識は既に失われ、力無く顔を俯かせていた。
その身体に視線を向けた火曜日が手を振ると天女に刺さった針が掻き消える。

「ほら、起きなさいよ。針は抜いてあげたわよ。」
海日天女の前髪を掴み、顔を持ち上げる火曜日。
快活そうな笑みを浮かべていた美貌は、光を失い濁った瞳、涙が垂れた跡が残る日焼けした頬、空ろに開いた口唇と
無惨なものと化していた。
「っ……あ……がぁ……あぁ……」
天女は顔を持ち上げられた拍子にか細い呻きを漏らす。
呻きと共にその口唇から涎が一筋垂れた。

「さて、この二本はどこに刺してあげようかな?」
海日天女の目の前で二本の針を見せびらかす。
「…え、ぁ……い、いや……もう…死んじゃう……ボク、死んじゃうよぉ……」
意識を取り戻した天女は瞳に恐怖の光を宿し、震えながら呟く。
「殺すためにやってあげているんだから当然じゃない? じゃあ、ここにしてあげる。」
火曜日は天女の左乳房を摘まむように握り、その頂、桃色の蕾に針を刺した。
「い、いや、そこはッ―ギィェェエエエァァアアアアアアァァァッッッッ!!」
ツンと尖った乳首に針が刺し入れられた瞬間、天女は身を仰け反らせて叫ぶ。
拘束された身を振り動かし、身体全体を走る痛みの電流に苦しむ彼女。

「もう一本も。」
「アギギギギイイイイエエエェェェェッッッ!!!」
もう片方の乳首にも針が刺し込まれる。
痛みで視界が明滅し、天女の脳の中焼けるような刺激が渦巻く。
ロウドウー針を数え切れないほど刺し込まれ体内のホリデーを汚染されてしまった海日天女。
常人ならすでに幾度も死ぬような責めを受けた彼女の身体はホリデーをも失ったことでもう限界を迎えようとしていた。
 その身体、首もとより少し下がった位置に赤い玉が体内より浮かび上がる。
「あらっ、これがあなたのホリデークリスタルね。」
赤い玉の正体、それは蓮弓天女の力の源、ホリデークリスタルだった。
力を失い、肉体を限界まで傷つけられた海日天女はもはや身体の中にそれを保持しておくことも出来ないほど
ダメージを負ってしまっていたのだ。

「じゃあ、とどめね。」
新たな針を握り、クリスタル見つめる火曜日。
海日天女は見開いた瞳でその光景を見つめ、息をつぐ魚のように口唇をパクパクさせる。
そして絶望に捕われた彼女の胸の宝玉に針が突き刺さった。
「ガァッ――――ッッッ!!」
赤い宝玉に硬さをもろともせず刺し込まれる針。
海日天女は息を詰まらせたような呻きを漏らして瞳を裏返らせる。
やがてクリスタルに針の傷からひび割れが走り、一気に砕け散った。
同時に仰け反っていた海日天女の身体がだらんと垂れ下がる。


生気が失せたその美貌、力を無くしたその肢体。
こうして海日天女は火曜日に敗れ、人々の休日は失われたのである。



304:海日天女 6/6 ◆/W8AnhtEnE
09/07/20 19:36:31 s8ypCKQ5

 僅かな街路灯からの光に照らされた海岸の遊歩道。
そこを結城 道哉は懐中電灯を手にして歩いていた。
彼は日中、岩場から海に飛び込んだ際に時計を外して足元に置いたことをすっかり忘れてしまい
夜になってから思い出して、家族らと泊まっている近くの民宿から探しに来たのだ。
幸い時計はすぐ見つかり、彼は民宿への帰路を急いでいた。
(あれ、あの女の人は!?)
遊歩道から分かれた小道が松林に続いている。
ちょうどそこで道哉は松の木々の隙間に紅の水着を着た女の姿を目にした。
(迷子になった僕を助けてくれたお姉さんだよね?)
昼間の美女を再び目にした嬉しさと好奇心から彼は松林へと続く道を進んだ。



 道哉は松の木の陰で息を殺して身体を震わせていた。
昼間出会った女性が、無惨に少女に殺される光景を目撃してしまったのだ。
(何なの!? 二人ともよくわからないことをしていたし……)
超常の光景を目にした疑問、そして少女への恐怖でわなわなと震える道哉の身体。
「木の陰の男の子、出てきなさい。」
その瞬間、少女から道哉に声がかけられた。

 どうせ逃げ切れないと観念して、怯えながら身体を露わにする道哉。
「フフ、見てたわね、ぼく?」
レオタード姿の女の子が道哉に近づく。
「君にもロウドウーをたっぷり注入して明日から休み無しに働いてもらうわ。」
「そ、そんな、僕はまだ中学生だよ! それに今は夏休みだよっ!」
「そんなのロウドウーの前には関係ないわ。中学生なら労働じゃなくてちゃんと学校に行かせてあげる。」
近づいてくる少女―火曜日―に道哉は蛇に睨まれた蛙のように動くことが出来ない。
少女の手が彼に触れようとした瞬間。
「てやあああぁぁぁっっっ!」
「ギャァッ!」
火曜日の身体が雄叫びと共に横から飛んできた何かに弾き飛ばされた。

思わず目を閉じた道哉が目を開くと目の前にはポニーテールの少女が立っていた。
純白の衣の少女や彼より幾らか年上に見える。
少女は長身を青色の競泳水着のようなボディースーツ、手足をメタリックな手袋やブーツで包んでいた。
「キミの休日はアタシが守ってあげるからねッ!」
彼女は道哉の方を見遣ってそう語りかけた。
そして視線の向きを変え、松の木に叩きつけられた火曜日に言い放つ。


「アタシの名はSV(Summer Vacation)ガール! 子供たちを守って安らぎと楽しみをもたらす戦士よ!」



305:名無しさん@ピンキー
09/07/20 19:50:52 MHdxzG/T
毎日が

306:名無しさん@ピンキー
09/07/21 00:18:10 7ifYH/7G
相変わらず素晴らしいクォリティだ
読んでいて思わずおっきしてしまう

しかし、毎度チート級の強さ(リョナる側だから当然か)のヘイジツーシスターズが、逆にニートあたりにリョナられる展開も面白かったりして

307:名無しさん@ピンキー
09/07/22 04:55:40 9Xl9dJfx
働いたら負けかなとr

308:名無しさん@ピンキー
09/07/27 19:33:56 trkyR1fV
あああああぁぁぁ
レイラ解体全然進まねー
ってかネタ切れだあああああ

309:名無しさん@ピンキー
09/07/27 19:37:34 trkyR1fV
ごめんなさい落ち着きました

310:名無しさん@ピンキー
09/07/31 03:36:25 X4lEb4ra
良かった

311:名無しさん@ピンキー
09/08/07 02:25:59 GIq4ZTD0
保守

312:名無しさん@ピンキー
09/08/10 12:11:22 e8/bycpN
ここは
モータルコンバットやエターナルチャンピオンズみたいな
超絶グロな話でもイケるのかい?

313:名無しさん@ピンキー
09/08/10 13:36:05 Ew64M/JN
イケるも何も大歓迎です

314:名無しさん@ピンキー
09/08/10 14:06:10 VW4omdfo
というかここの住民を引かせるくらい超絶グロなものが書けるなら
その道で食っていく自信すら抱くいい機会なのでは?

315:名無しさん@ピンキー
09/08/11 15:43:14 IciYqGTv
つまりこういうのをお望みとな!?

【リョナ】モータルコンバット3、UMK フェイタリティ集!!
URLリンク(www.nicovideo.jp)

エターナルチャンピオンズ~武士道・悪道~
URLリンク(www.nicovideo.jp)

ここには載ってなかったけど
エターナルチャンピオンズだと
女キャラを裸にしてそのまま婆~ミイラにして殺す技あったな
あれは美しい女性キャラに対しては最強のリョナかもしれん

316:名無しさん@ピンキー
09/08/11 23:52:33 0DREWDwr
むしろ
その世界観やフェイタリティを文章で表現できたら尊敬する

317:名無しさん@ピンキー
09/08/17 19:04:22 wlUNMeGA
だいぶ今更だけど
>>305が可哀想すぎる件

318:名無しさん@ピンキー
09/08/17 20:59:44 y9BFIi95
お盆に降臨はないのか、九月の五連休まで待てと言うのか!

319:名無しさん@ピンキー
09/08/18 07:47:11 kZJ51MCp
専ら、福路のハーフボストンクラブが桃子の膝靭帯をズタズタに引き千切った。足取りが覚束なくなったところで、チキンウィングフェイスロックでマット上を好きなように引き回す。
福路の腹筋は本格声優らしい鍛え振りで、臍に指を入れると筋力で折られる。
福路と透華のコンビネーションは抜群で、華麗なパフォーマンスと美貌を備え長期政権を築いた。
束ねた木製バットをへし折るローキックと、ダンプカーの衝突と同じ威力のミドルキックを使い分ける。
嫌味ったらしい体回転(ウザターンと呼ばれる)を伴う掌底は福路流古武術由来で、相手は分厚い肉球を味わえる。
福路にとってドムは唯のサンドバッグ。体重差は何の意味も持たない。
福路のビンタで池田は場外まで吹き飛ばされる。
ムエタイ式の膝蹴りで鼻をぐちゃぐちゃに潰し、眼底を打ち砕く。
福路に目潰しをかますと、生爪を剥がされたうえに指を捻られ折られ手の平の骨格を粉砕される。

そんな福路ですら上埜には赤子同然にあしらわれる。

透華の必殺技は顔面ウォッシュとスワンダイブ式ミサイルキック。

320:名無しさん@ピンキー
09/08/21 00:07:50 wsjW6ykb
古賀のり夫
神にも匹敵する力を与えられながら、
豚にすら劣る悪の塊に、
少しずつ命を削られていくなんて。

321:名無しさん@ピンキー
09/08/22 01:01:51 G1rdtwH/
エンブリヲン・ロードのアイマスクメイドは、自害せずに責め続けられたらどうなっていただろう。
とりあえず爪を噛むのと脱糞はするか。脂汗で前髪が張り付いて、涎を撒き散らして傍から見れば善がり狂っているように。
媚び諂う嘆願の声を聞くには、正常な発音ができるくらいに締め付けを一旦緩めねばならないか。

322:名無しさん@ピンキー
09/08/28 23:16:28 gsmprLV2
保守

323:名無しさん@ピンキー
09/08/29 07:38:23 yv/wjelf
レイラとエリウッドマダー?

待ってる間にFEででも書くか…

324:青月 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:46:05 JKC+73KV
 毎度、『蓮弓天女』ネタを投下させていただいている者です。
ブルーマンデーを直訳したコテをつけてみました。

 さて、もうそろそろ遅いところも学生の夏休みも終わりですが、前回投下分から続くような形の
蓮弓天女外伝『SV(Summer Vacation)ガール』を投下させていただきます。
妙に長くなってしまったので、連投規制を避けるためまず前半部分を投下させていただきます。
後半部分は夜か明日にでも投下できたらと思っております。

 ではお楽しみいただけたら幸いです。



325:SVガール 前編 1/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:47:35 JKC+73KV

「アタシの名はSV(Summer Vacation)ガール! 子供たちを守って安らぎと楽しみをもたらす正義の戦士よ!」

 目の前に現れた僕の窮地を救ってくれた女の人がポニーテールを揺らしてそう叫んだことは覚えている。
だが、気がつくと僕は朝日の光が降り注ぐ民宿の布団の中にいた。
夢とも現実ともつかぬ記憶だけが頭の中に残り、僕は戸惑いを覚えていた。


 その日、旅行を終え僕は両親と共に家へと帰った。
帰路は車で数時間もかかり、朝早くに宿を出たのに家に着いたのはもう午後だった。

ピンポーン。

 荷物を下ろして、数日ぶりの部屋のベッドで寛いでいるとチャイムの音が廊下から聞こえた。
「あら、すみちゃん。こんにちは。」
「おばさんお帰りなさい! 旅行は楽しかったですか?」
「ええ、楽しかったわ。私たちが行った海はね―」
開けっ放しの扉から玄関で話す母さんとお客さんの声が聞こえる。
お客さんは若い女の人みたいだ。かなり親しげに母さんと話している。
誰なんだろう?と気になり僕は1階に向かった。

「あ、道哉くん! おかえり!」
階段を下りた僕に視線を向けたお客さん。
僕より頭半分に背の高い肢体を白のTシャツと若草色のミニスカートで包んでいる若い女の人だ。
ポニーテールに結わえた髪の下の整った目鼻立ちを僕に向けた彼女。
「あっ!?……えぁっ!?」
驚きから奇妙な声を上げて僕は彼女の姿を見つめることしか出来ない。
なぜなら彼女は服こそ普通の女性だが、その顔は昨日僕を救ってくれた"SVガール"のものにそっくりだったのだ。
「どうしたの? お姉さんの顔を見忘れちゃった?」
彼女はニコッと笑いながら話しかけてくる。
「すみちゃんごめんなさいね。この子ったら昨日、時計を忘れて夜に砂浜に取りに行ったりして寝不足なのよ。
 帰りの車の中でもずっと寝ていたのよ。ほら、道哉! シャキッとしなさい!」
呆然としたままの僕に母さんの窘める様な声が耳に響く。

「そうなんですか、おばさん。今、夏休みの宿題を見てあげようかなって思って、アタシお邪魔したんですけど
 道哉くんの頭を目覚めさせるには好都合ですね。上がっていいですか?」
「ええどうぞどうぞ。道哉の好きにやらせたら宿題なんてやるわけ無いんだからみっちりしごいてやってね。
 あとで御土産のお菓子を持っていってあげるわ。」
「ありがとうございますっ!」
僕が口を挟む間もなく話は進み、彼女と一緒に部屋に行く羽目になってしまった。

「と、ところであなたは……だ、誰なんですか?」
部屋に入ってベッドの際に座りかけた彼女におずおずと話しかける。
「昨夜会ったでしょう? アタシの名前はSVガール。キミに安らぎと楽しい休みをもたらすための戦士よ。」
「そ、それは覚えてますけど……何で母さんはあなたのことを知っているんですか?」
「それはね、キミと一緒にいても不都合が無いように世界の法則を少し弄ったんだ。
 今のアタシは"夏谷 澄魅"(なつや すみ)って名前で道哉くんの幼馴染のお姉さんってことになっているの。ほらっ!」
そう言って彼女は窓のレースのカーテンを開ける。
隣は空き地のはずだったが……
「えっ!? い、家が?」
「あれがアタシの家。」
2階建ての家が忽然と建っていた。

「うーんと、他に設定としては『両親は転勤のためでアタシだけの一人暮らし』、『道哉くんより3つ年上の
 高校1年生のお姉さん』ってところが重要かな?
 それじゃあ、道哉くん。アタシと一緒に楽しい休みを過ごそうね!」
そう言って澄魅さんは向日葵のように明るい笑みを僕に向けた。


326:SVガール 前編 2/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:48:26 JKC+73KV

 母さんが持ってきた御饅頭を食べながら僕は澄魅姉ちゃんが話す驚くべき事実を聞いた。

・『ホリデー』という力を使い、『ヘイジツーシスターズ』という敵と人々の休みを守るために戦う存在がいること。
・澄魅姉ちゃんもその一人であるということ。
・普段人と接触することは無いが、イレギュラーな事態で襲われそうになった僕を救ったことで
 澄魅姉ちゃんは僕を守る専属のような存在になってしまったこと。

「大丈夫、昨日も見たでしょう? アタシ強いんだから、道哉くんの事絶対に守って見せるから!」
張り切った表情を見せる澄魅姉ちゃん。
―僕は澄魅姉ちゃんのことを本当の幼馴染のお姉さんのように思ってしまい、つい姉ちゃんという
呼び方をつけてしまう。
「あ、あの……」
「どうしたの?」
「そ、その……その格好のときはSVガールって呼ぶのも変だし、どう呼んだらいいかわからないから
 す、澄魅姉ちゃんって呼んでいいですか?」
「えっ!?……うん、もちろんいいよ!」
おずおずと呼び方について切り出してみたら、澄魅姉ちゃんはとっても嬉しそうに応えてくれた。



 8月も半ばを過ぎたある日。
これまでの夏休みの間、僕は澄魅姉ちゃんととても楽しい時を過ごしてきた。
澄魅姉ちゃんは僕の中学校を卒業したことになっているので勉強も教えてくれたし、一緒にプールに行ったり
テレビゲームを楽しんだりするうちにあっという間に日が過ぎてしまった。

 今日、僕は澄魅姉ちゃんと一緒に家の近くの大きなショッピングセンターに遊びに来ていた。
今はちょっと僕は澄魅姉ちゃんから離れてアクセサリーのお店を眺めていた。
(澄魅姉ちゃんに似合いそうなアクセサリーとかあるかな?)
男らしいところを見せようと思って、僕は澄魅姉ちゃんへのプレゼントになりそうなものを探しているのだ。
色とりどりの装身具、カジュアルな店であることもあり物によっては僕でも買えそうな値札がついている。

「あら? 結城くん。」
 その時、背後から柔らかな声と共に僕の肩に手がかけられた。
慌てて振り向くと、そこに立っていたのは学校の担任の吉岡先生だった。
セミロングの黒髪に優しげな瞳を覆う眼鏡。
穏やかな笑みを浮かべるその綺麗な顔立ちで見つめられ僕は思わずドキッとした。
淡いブルーのワンピースを着ている先生の学校でのスーツ姿とのギャップにも胸を昂ぶらせてしまう。

「どうしたの?……もしかして、好きな子へのプレゼント?」
「えっ!?……あぁっ……。」
囁くような声で心の中を見通したように告げる先生に僕は動揺を隠せない。
確かに僕は自分でアクセサリーをつける事なんて無さそうな子供だけど……
「どんな子? ひょっとしたらクラスの子?」
とっても楽しそうに先生は問いかけてくる。
「い、いや……ち、違います! 家の隣の幼馴染のお姉さんです。」
誤解を与えてはまずいと思った僕はつい正直に答えてしまう。
「あらっ……えーと、確か……夏谷さんね? 去年卒業した子でしょう?」
先生の記憶にも澄魅姉ちゃんの存在が埋め込まれていることに驚く。
「は、はい。そうです。」
「そっかぁ……あんな綺麗な子が結城くんの彼女なのね。」

 思わず否定しようとしたが先生は話を続ける。
「で、何をプレゼントしようとしたの?」
「この辺のネックレスとかです。」
いくつかネックレスか並んだ棚を示す。
「そうね。夏谷さんに似合いそうなネックレスね……。結城くんはどれにしようと思ったの?」
そう問いかけられて、僕は気になっていた鎖の先に赤く輝く石がついたネックレスを指差した。


327:SVガール 前編 3/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:49:19 JKC+73KV

「これです。」
「うん……ガーネットね。結城くん、これにしなさい!」
先生はまじまじとその石と側の説明の札を見つめると自信たっぷりに命令した。
「えっ!? な、なんでですか!?」
「この宝石、ガーネットの石言葉は『情熱・変わらぬ愛と忠誠』だそうよ。元気一杯で結城君からの愛がたっぷりの
夏谷さんにはピッタリじゃない!」
「あ、ありがとうございます!」
「いいのいいの、彼女と楽しんでね。それじゃあ結城くん、また2学期学校でね!」
そう先生は言い残して立ち去った。
ガーネットのネックレスは僕の1月分のお小遣いで何とか買える金額だった。


「プハぁー! おいしいッ!」
マンゴージュースを口にして笑顔を浮かべる澄魅姉ちゃん。
それぞれの買い物を済ませて落ち合った僕と姉ちゃんは、一息を入れるためにカフェを訪れていた。
黄色く甘い飲み物を味わっている姉ちゃんに声をかける。
「あのさ、姉ちゃん。」
「んっ?……どうしたの、道哉くん?」
「こ、これ、姉ちゃんに似合うかなって思って……。」
バッグからリボンのついた小袋を手に取り澄魅姉ちゃんに差し出した。
「えっ、プレゼント!? 何なんだろう?」
澄魅姉ちゃんは嬉しそうに笑いながら袋を開けた。
「うそっ、すごい綺麗! 道哉くん、こんなの貰っちゃっていいの!?」
包みから現れたネックレスを手に取って驚きで目を丸くしている。
「うん、た、たいしたものじゃないんだけど……むぅっ!」
姉ちゃんのあまりの喜びように嬉しさと恥ずかしさを覚えてしまい、もじもじと話す僕。
その口唇が突然柔らかいもので塞がれた。

机の上に身を乗り出した姉ちゃん。
その紅い口唇が僕の口唇に重ねあっていたのだ。
(き、キスッ!?)
僕は驚きで固まってしまう。
睫毛の一本一本まで見て取れる近さに姉ちゃんの笑顔がある。
女の人の甘い香りが僕の鼻腔を震わせ、瑞々しい澄魅姉ちゃんのリップが僕の口唇に柔らかな感触を伝える。
僕にとっては永遠とも思える時間。
やがて姉ちゃんは口唇を離した。
僕のことを笑みを浮かべて見つめる澄魅姉ちゃん。
二人の唾液で濡れ、艶やかに光る朱色の口唇。
その下の襟元に同じような色彩を輝かせる宝石が揺れていた。

「ありがとう、道哉くん。今のはアタシからのほんのお返し!」
僕のファーストキスの相手となった姉ちゃんが明るく口にする。
「う、うん……ねえちゃんに喜んでもらえて……僕も嬉しいよ。」
初めての接吻の衝撃で頭がまだぐらぐらとしている僕は辛うじてそう答えることが出来た。


328:SVガール 前編 4/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:50:20 JKC+73KV

8月26日水曜日。

 変わらない夏休みの朝を僕は迎えた。
ベッドから離れて身支度を整え朝食をとる。
いつも食べ終わる頃に澄魅姉ちゃんが僕の家のチャイムを鳴らして入ってくるのだけど
今日は不思議なことに呼び鈴の音は食卓に響かなかった。
「あら、澄魅ちゃんどうしたのかしら?」
夏休みになってから毎日繰り返されてきた澄魅姉ちゃんの来訪が無いことに、母さんが食器を
片付けながら疑問を口にする。
「寝坊でもしたんじゃないかな? 澄魅姉ちゃんの部屋、昨日真夜中まで電気がついていたよ。」
「そうなの? でも道哉は何でそれを知っているのかしら?」
深夜までゲームをしていた僕は、隣の家の澄魅姉ちゃんの部屋にずっと明かりがついているのを見ていた。
不用意にそれを口にしたらたちまち母さんが突っ込みを入れる。
「えっ!? いや、それは、まあっ。……あっ、子供のとき見ていたアニメが再放送でやっているんだ。
 ちょっとそれ見るね!」
しどろもどろになる僕はテーブルの上の新聞のテレビ欄を目にして慌てて話題を変えた。


「おはようございます、おばさん。おはようっ、道哉くん!」
 ちょうどアニメを1話見終わったときに澄魅姉ちゃんが姿を見せた。
上半身のTシャツ姿はいつもの姉ちゃんだが、下に長いジーンズを穿いているのが目に止まった。
いつも姉ちゃんはスカートやハーフパンツといった膝辺りまでの肌を晒す服を着ていたからちょっと目新しく感じたのだ。
「おはよう、澄魅姉ちゃん! いつもより遅かったけど、寝坊したの?」
「あっ……う、うん……目覚ましたくさんかけていたんだけどちょっと昨日寝るのが遅かったから。」
その疑問はすぐに掻き消え、姉ちゃんに問いかける。
少し言葉を詰まらせながらも澄魅姉ちゃんはそう答えた。


「マイナスとマイナスをかけたら正の数になるからこうだよね、澄魅姉ちゃん?」
「うん、それであってるよ。」
僕は自分の部屋で澄魅姉ちゃんに見てもらいながら宿題をやっていた。
「あっ、もうノート終わりだ。」
続きの計算を書こうとノートを捲ると最後の1ページになってしまった。
「新しいノートあるの?」
「うん、えーと……あっ! 本棚の一番上の棚だ。」
僕は新品のノートが並べられた棚を指差す。
「なら、アタシが取ってあげるね。」
僕の身長は150cmちょっとしかない低さだ。けど澄魅姉ちゃんは僕より頭半分以上背が高く、腕もスラリと長い。
僕なら踏み台が無ければとてもノートには届きそうにないが、姉ちゃんはうんと背伸びをすると手を伸ばした。

「よいしょ、もう少し…………あぐッ!!」
 プルプルと震える指がノートに届きそうになった瞬間、突然澄魅姉ちゃんは呻き声をあげてそのまま倒れてしまった。
「姉ちゃん!?」
僕は床の上に転がった姉ちゃんに慌てて近づく。
「ぐっ……うううぅぅっっ……」
姉ちゃんは左膝を両腕で抱えるようにして身体を丸めていた。
顔には脂汗が浮き出て、いつも明るい声しか口にしない姉ちゃんが呻きを漏らしてしまっている。
「姉ちゃん! 怪我したの!? 大丈夫!?」
僕はオロオロとしながら、姉ちゃんのジーンズに隠された膝が恐ろしいことになっていないか怖くなり
Gパンを足首から引き捲くっていく。
澄魅姉ちゃんは僕が脚に手を当てても何も応えずに眉をしかめて痛みに苦しんでいた。


329:SVガール 前編 5/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:51:06 JKC+73KV

「あっ!」
 やがて露わになる澄魅姉ちゃんの左膝。それを目にした僕は思わず息を呑んでしまった。
姉ちゃんの膝にはグルグルと包帯とテープが厚く巻かれていたのだ。
「ね、ねえちゃん……どうしたの……これは……?」
あまりにも痛々しい姿に僕の声は震えてしまう。
「び、ビックリ……させちゃったね……。うぐっ……き、気にしないで……昨日少し、ドジっちゃっただけだから……。」
姉ちゃんは青ざめた顔に何とか笑みを浮かべようとしながら僕にそう語る。
でもこれはちょっとやそっとの怪我であるはずが無い。
その時、ふと僕は閃いてしまった。

「姉ちゃん……僕の休みを守るために敵と戦ってこんな大怪我したの?」
「あっ……そ、それは……。」
姉ちゃんは目を見開いた後、眉を伏せる。
「ぼくのせいで……姉ちゃんが怪我しちゃったの?」
「いや、そうじゃないよ! これはアタシのドジのせい……道哉くんのせいじゃないよ。」
「でも……でも……。」
「……白状しちゃうとね。確かに昨夜の戦いでこの傷を負っちゃったんだけど、今日道哉くんが
 休日を迎えられているってことはアタシが勝ったってことなのよ。
 気にしなくていいよ。これがアタシの使命なんだから。
 それに前に言ったでしょう、道哉くんのことは必ず守ってみせるって。
 アタシは休日を守る正義の戦士、SVガールなんだから! 心配しなくても大丈夫!」
そう言って澄魅姉ちゃんはニッコリと笑った。



 その日の夜。
僕は電気を消した部屋、その開いた窓の側でそっと耳を澄ませていた。
ガチャッ!
かすかにドアを開ける音が聞こえた。
そっと外を覗き見ると、隣の家の玄関が開き澄魅姉ちゃんが姿を見せた。
昼間見せた苦痛の表情、あんな怪我を負ったままなのに姉ちゃんは真夜中に出かけようとしているのだ。
ひょっとしたら戦いに?
もしやと思って澄魅姉ちゃんの家の様子に気を配っていた僕の心に、本当に姉ちゃんが姿を現したことで
強い不安が生まれる。
僕はそっと1階に降りて玄関の扉を開ける。
外に出て門の陰から道を見渡すと、少し先に澄魅姉ちゃんの後ろ姿が見えた。
僅かに左脚を引き摺っている姉ちゃん、僕はこっそりとそのあとを尾けていった。


330:SVガール 前編 6/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:51:48 JKC+73KV

「あぐううううぅぅッッッ!」
 大きな枝に弾き飛ばされた澄魅姉ちゃんが石畳の上を滑るように転がる。
SVガールに変身した姉ちゃん、そのスーツのメタリックな部分はあちこちがひび割れてしまっていた。
「うぐっ!……あうっ!」
痛みに呻きながら、姉ちゃんは地面に手を突いてゆっくりと立ち上がる。
脚にはガクガクと震えが走り、立っているのが精一杯のSVガール。
でも姉ちゃんはファイティングポーズをとり、額から流れた血で汚れてしまっている顔を敵に向けた。

「あら、まだそんな目が出来るのね!」
 辺りに響く可愛らしい声。
澄魅姉ちゃんが視線を向けた先には僕の同い年ぐらいの一人の女の子が立っている。
彼女のことを姉ちゃんは『木曜日』と呼んでいた。
姉ちゃんを追って近くの公園に足を踏み入れた僕。
そこで繰り広げられていたのは信じられない光景、SVガールに変身した姉ちゃんと木曜日の死闘が繰り広げられていたのだ。
強くかっこいいSVガール、澄魅姉ちゃんのその姿を見るのは夏休みに入ってすぐの時以来だった。

「でも、連戦でもう戦闘で消費するホリデーの量に、身体の中で生み出されるホリデーの量が追いつかないみたいね。」
(まさか、ずっと澄魅姉ちゃんは僕のために戦っていてくれたの?)
木曜日の言葉に胸が張り裂けそうになる。
木の影から戦いの様子を見る僕にも姉ちゃんの劣勢は明らかだった。
SVガールは飛びかかったり、手から光る玉を撃ち出したりしているがすべて木曜日の周りの地面から生えた木の幹や
大きな枝のようなものに防がれてしまっている。
逆に木曜日が振るうその枝は避けようとする姉ちゃんの身体に当たり、その度に姉ちゃんは大きく弾き飛ばされてしまっていた。


「そんなボロボロの身体で健気ねぇ……でもそろそろ終わりにしてあげる。」
 木曜日は10本近い枝を澄魅姉ちゃんに向けて狙いを定める。
姉ちゃんはハッと目を見開いたが、次の瞬間口唇を噛み締めて木曜日を睨む。
嵐の前の静けさ、緊迫の時間が流れる。
(あっ!?)
僕は左に澄魅姉ちゃん、右に木曜日が見渡せる広場の横の茂みからその様子を眺めていた。
その澄魅姉ちゃんの更に背後の石畳がボコッと盛り上がり、木曜日の枝が突き出る。
後ろから狙う凶刃に全く気づかず前方の木曜日を見据えている姉ちゃん。

「姉ちゃんあぶない! 後ろ!」
「えっ!?」
次の瞬間、茂みから顔を出した僕は叫んでいた。
驚いた様子で僕の事を見る姉ちゃん。
だが、すぐに背後の枝に気づいて自らの身を貫こうと伸びたそれを蹴り上げた。
空へ向かって弾かれる枝。
「えっ!?」
澄魅姉ちゃんの窮地を救えてホッとする間もなく僕は息を止めてしまう。
ニヤリと僕を見て笑みを浮かべる木曜日、その周囲の枝が僕のほうに一斉に向けられたのだ。
凄まじい速さで伸ばされる枝、僕はそれをただ見つめるだけで身体を動かすことが出来ない。
その視界を遮るように影が現れた。
青色のボディースーツに包まれた大きな背中、メタリックなアームカバーやブーツを穿いたスラリとした手脚。
SVガール、澄魅姉ちゃんだ。

「サンライトアタックッッ!」

 姉ちゃんは右手を引くと叫びながら突き出した。
その腕からまぶしい光、夏の太陽のような光の渦が木曜日の枝に向かって放たれた。
爆発的に炎を噴き上げて焼き尽くされる枝。
しばらくして炎が消えたそこには木曜日の姿だけしかなかった。


331:SVガール 前編 7/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:52:27 JKC+73KV

「やるわね……そんな量のホリデーを残していたなんて。でもいいの? ここでホリデーを使い切っちゃって?」
「お前に心配される筋合いは無い……。」
残った木曜日も服を焦がし、立っているのがやっとという有様だ。
彼女の声に応じた澄魅姉ちゃんの声は今まで聞いた事の無い凄みのあるものだった。
「まぁ、いいわ……わたしからの最後のプレゼント……。」
そういって木曜日はガクッと倒れる。
次の瞬間、風切り音が僕の耳に飛び込んでくる。
ふと上を見上げた僕。そのすぐ目の前に木曜日の枝が迫っていた。
(えっ……あっ!? 姉ちゃんが蹴り上げたやつ!?)
位置がずれていたので澄魅姉ちゃんの技で焼かれなかったのだろう。
僕は声を上げる余裕すらなかった。
「うわっ!」
固まっていた僕の身体が突き飛ばされる。

ザシュッ!

「ぐうぅッ!」
尻餅をついた僕の目に映ったのは、右腕を貫かれ顔を歪めて呻く澄魅姉ちゃんの姿だった。

「あら…………ざんね、ん……。」
地に倒れ伏した木曜日がその様子を見て呟くと彼女の身体は光に包まれて掻き消えた。
同じように澄魅姉ちゃんを貫いた枝も消える。
「澄魅姉ちゃん!? 大丈夫!?」
あわてて僕は立ち上がって姉ちゃんに近づく。
澄魅姉ちゃんが僕のほうに向き合った次の瞬間。

バチンッ!

 僕の右頬に熱い痛みが走った。
「どうして来たのっ!?」
血で汚した顔に怒りを浮かべ、昂ぶった声をあげる澄魅姉ちゃん。
姉ちゃんに僕はビンタされたんだ。
「ね、姉ちゃんのことが心配で……こんなことになるなんて、グスッ…ご、ごめんなさい……。」
窘められたり注意されることはあったが、姉ちゃんから怒りをぶつけられるのは初めてだった。
姉ちゃんに嫌われたくない想い、僕を庇って傷ついた姉ちゃんに対する申し訳なさ、様々な想いが頭を巡り
思わず僕は涙を零してしまう。

 僕の事を見つめている澄魅姉ちゃん。
その表情が怒りから悲しげなものに変わっていく。
そしてその姿もSVガールのコスチュームから元の私服に戻った。
「あっ。」
泣きじゃくる僕の頭の後ろに澄魅姉ちゃんの腕が回され、そのまま姉ちゃんの胸に顔を押し付けられた。
ワンピースの布地を涙で濡らしてしまい、その下の柔らかな感触に顔を離そうとするが姉ちゃんの腕の拘束は解けない。
「ぶっちゃってゴメンね、道哉。」
優しげな声が頭の上から聞こえる。呼び捨てられても嫌な気分は全くしなかった。
「でも、道哉のことすごくアタシは大事に思っているの。アタシは道哉の休みのためなら何でも出来る。
 だから道哉は危ないことをしないで楽しい休みを送って、それがアタシの願い。」
柔らかな胸、そこから伝わる温かさで僕の涙と頬の熱さは引いていった。

 やがて澄魅姉ちゃんの腕が解かれる。
顔を上げた僕の目に映ったのはいつもの姉ちゃんの表情だった。
「道哉くん、帰ろう!」
「うん、姉ちゃん。大丈夫?」
傷ついた姉ちゃんを心配して声をかけるが、澄魅姉ちゃんは柔らかな笑顔を浮かべて頷いた。
僕はよろける姉ちゃんに肩を貸して支えながら家路についた。


332:SVガール 前編 8/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:53:15 JKC+73KV

「おじゃまします。」
 翌朝、僕はホーローの鍋を手に持って澄魅姉ちゃんの家を訪れていた。
朝食後も姿を見せない姉ちゃんを心配する母さんに
『ちょっと昨日具合悪そうだったから、風邪でもひいたんじゃない?』
と取り繕うように答えたところ、母さんは手早く野菜たっぷりのスープを作って僕に持っていくように命じたのだ。
前に預けられていた鍵で玄関を開け、中に入る。
1階に人の気配は無い。
昨日の戦いで酷く傷ついた姉ちゃんはまだ起き上がれないのだろう。
食卓に鍋を置いて、静かに階段を上がっていく。

 トントン
澄魅姉ちゃんの部屋の扉をノックしたが返事は無い。
「姉ちゃん? 道哉だよ。」
声をかけてみたが姉ちゃんの応じる声はしない。
あれだけ酷い怪我を負ったのだからひょっとしたら……
最悪の展開を想像してしまい、僕は慌ててドアを開けた。

「あっ…あ、みちや、くん?」
部屋の中に入った僕。
するとベッドの上でタオルケットに包まった澄魅姉ちゃんが薄っすらと目を開けて僕を見る。
「あ、ご、ごめんなさい。起こしちゃった?」
僕は早とちりで姉ちゃんの安眠を妨げてしまったのだ。
「ううん、そんなことないよ。おはよう、道哉くん。」
「お、おはよう、澄魅姉ちゃん。」
穏やかな声を僕にかけてくれる姉ちゃん。
優しげだけど、いつもよりちょっと弱々しい声だったのが僕の心を揺らす。
「姉ちゃんのことを母さんに問われて『風邪だよ』って誤魔化したらスープを持ってけって言われたんだ。
 下に置いてあるけど今飲む?」
「ありがとう、でも今は食欲が無いから後でいただくね。」
姉ちゃんは頭を横に振って答える。
いつもの元気一杯の姉ちゃんとは違う弱々しい姉ちゃん。
僕の胸はその姿を見て締め付けられる
「ね、姉ちゃん、看病とか手伝えることある?」
「大丈夫。傷はホリデーの力で治癒されるから、一日もあれば歩けるようになると思うから心配しないで。
 道哉くんは家に帰って自分の楽しいことしていて。」
そんな状態でも姉ちゃんは僕を優先するのだった。

 ますます胸に痛みが走り、ついに涙が零れ出てしまう。
「姉ちゃんの側にいたいんだ。邪魔なの、僕?」
心と共に震える口唇が言葉を紡ぐ。
澄魅姉ちゃんは驚いた表情を浮かべ、一転して優しげな笑みを僕に向けてくれた。
「そんなことないよ。でも、つまらないでしょう? 今日はアタシは道哉くんと遊ぶことも出来ないし。」
「ううん、姉ちゃんと一緒にいるだけで僕はとっても楽しいよ。それにほら。」
窓の外、暗くなった空にちょうど雨音が響き始める地面を僕は見る。
「雨が降り始めたみたいだから外には出かけられないしさ。」
「そう、なら道哉くんのしたいようにしていいよ。」
「ありがとう、澄魅姉ちゃん。」


333:SVガール 前編 9/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:54:03 JKC+73KV

 母さんに澄魅姉ちゃんの家で過ごすことを告げた後、僕は姉ちゃんのベッドの傍らで本を読んでいた。
姉ちゃんはときたま穏やかな視線を僕に向けて、僕が見返して目が合うと優しい笑顔を見せてくれる。
ふとした瞬間に姉ちゃんが眠りにつき、柔らかな寝息の音が耳に聞こえてくることもあった。
窓の外から雨音が聞こえる静かな部屋。
僕は安らぎと楽しさに包まれた時間を過ごしていた。

「あぐっ!」
「ね、姉ちゃん!? どうしたの!?」
耳に飛び込んだ澄魅姉ちゃんの呻き声に急いで本から顔を上げて問いかける僕。
姉ちゃんはタオルケットを捲りあげて身体を起こそうとしていた。
「動いちゃダメだよ姉ちゃん!? 何かするなら僕がしてあげるから!」
側に寄ってベッドの上に座るのもやっとの姉ちゃんの身体を支える。
「だめだね、アタシ。」
姉ちゃんが自嘲したような言葉を吐く。
「道哉くん、お願いがあるんだけどいいかな?」
「なに?」
「ちょっと一人じゃ歩けそうに無いから一緒に支えて欲しいの。」
「歩くなんてそんな!? いいよ、何か必要なら僕が取ってくるから!」
起き上がるのも大変そうな姉ちゃんが歩くなんて……僕は驚いて姉ちゃんを止める。
だけど姉ちゃんは顔を俯かせて、かすかな声で応じた。
「……イレ……」
「え、何!?」
「……と、トイレに行きたいの……」
そう聞き漏らしてしまいそうな小さな声を発した姉ちゃん。
その顔は恥ずかしさで真っ赤にしてしまっているが、僕も申し訳なさで顔を赤く染めてしまう。
「ご、ごめん姉ちゃん。じゃあ、僕が肩貸すから行こう。」
ゆっくりと僕がその身体を支えながら姉ちゃんは足を床に下ろす
パジャマ姿の澄魅姉ちゃん。木曜日の枝触手で貫かれた右腕は三角巾で吊られている。
「じゃあ、行くね。」
僕は姉ちゃんの左腕を肩に回して立ち上がった。
思ったより姉ちゃんの身体は軽かった。
だけどその足はほとんど動かせず、半分引き摺るような形になってしまう。
少しでも姉ちゃんの苦痛を減らすように気をつけながら僕は歩みを進めていった。

トイレまで姉ちゃんを連れて行けた僕は、前の壁に寄りかかって姉ちゃんを待っていた。
しばらくすると水が流れる音が響く。
「姉ちゃん、大丈夫?」
「うん、ちょっと待ってて。」
もぞもぞ動く音が中から聞こえた。たぶん衣服を穿いているのだろう。
そう思って待っている僕だったが
ガタッ!
「ぐうぅっ!」
トイレの中から響いた鈍い音、そして姉ちゃんの声に驚く。
「大丈夫、姉ちゃん!? 開けていい!?」
僕の問いかけにも返答は無い。
急いで僕は扉を引いた。


334:SVガール 前編 10/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:54:56 JKC+73KV

「姉ちゃん!?」
僕が目にしたのは床に倒れている澄魅姉ちゃん。
扉に打ち付けたのであろう、額から血が流れてしまっている。
「あっ!……」
姉ちゃんの姿を目にして僕は一瞬視線を背けてしまう。
何故なら、足首まで下げられたパジャマのズボンと可愛らしい桃色のパンツ。
その上のムッチリとしたお尻が曝け出されてしまっていたのだ。
「あうぅ……」
姉ちゃんが漏らした呻き声にお尻のほうを見ないようにしながら応じる。
「姉ちゃん、しっかりして!?」
「……パンツも穿けずに転ぶなんて……アタシ、ダメだね…………」
か細い声を口にする姉ちゃん。
「ちょっと身体触るね。ごめん。」
出来る限りお尻の陰から覗く股の辺りを見ない様に気をつけながら、姉ちゃんのズボンと下着を引き上げる。

そのまま姉ちゃんを抱くようにしてベッドに戻った。
再びベッドに寝そべった姉ちゃんにタオルケットをかけてあげた時に
「ありがとう。」
そう僕に言ってくれた姉ちゃん。
いつも強い姉ちゃんの少し頼りない姿に僕の胸はドキッとしてしまった。



 夜も更けて、電灯の明かりがついた澄魅姉ちゃんの家のダイニング。
僕は澄魅姉ちゃんと机を囲んで母さんのスープを口にする。
「おいしいね。」
「うん。」
静かな食卓、姉ちゃんはだいぶ元気な姿を取り戻していた。
ちょっとおぼつかない足どりだけど支えなくてもベッドからここまで歩けたし、もう苦しい表情は見せない。
ホリデーによる回復力にに僕は驚かされていた。

「さて、そろそろ行かなくちゃ。」
洗い物を済ませた姉ちゃんがふと呟く。
「姉ちゃん、無茶だよ!」
夜になってからずっと思っていた恐れが現実のものとなり、僕は叫んでしまう。
澄魅姉ちゃんは今夜も僕のために戦いに行ってしまうんだ。
「これがアタシの使命なんだから。行かせて、道哉くん。」
困り顔で僕のことを見つめる姉ちゃん。
「イヤだよ! 姉ちゃんッ!」
「あいつを倒さないと道哉くんをとっても苦しめることになっちゃうの。道哉くんがアタシの苦しむ姿を
 見たくないのと同じように、アタシも道哉くんのそんな姿を見たくないの。」
「でも、でもっ! あっ!」
何とか姉ちゃんを押しとどめられる言葉を見つけようとする僕の口唇に触れる瑞々しい感触。
すぐ間近から姉ちゃんが優しげな眼差しで僕のことを見つめていた。

そっと僕と触れ合わせていた口唇を離す姉ちゃん。
「道哉くんはここで待っていて、必ず帰ってくるから……。」
強い意志のこめられた言葉。
僕はそれに抗うことは出来なかった。
「絶対帰ってきてね!」
ただ、姉ちゃんを失いたくない思いからそう応じる。
「うん、もちろんだよ。」
そう言って廊下に進む姉ちゃんの後を僕はついていく。
玄関のドアを開ける澄魅姉ちゃん。
降りしきる雨の音と涼しい空気が廊下に入り込んでくる。

「じゃあ、いってきます。」
振り向いた姉ちゃんは笑顔でそう言い残して僕の前から歩み去っていった。


335:SVガール 前編 11/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:55:42 JKC+73KV

 閉店時間を過ぎたショッピングセンターの広大な駐車場。
いつもならまだ従業員の一部は残っているような時間だが人の気配はまったくない。
それどころかすぐ前を通る大通りを走る車の音も聞こえてこなかった。
この世の原則から僅かにずれた空間、ただ降りしきる雨粒がアスファルトを濡らしていた。

 所々にある街灯に照らし出されるのは2人の女。
一人は若く、睨み付けるような強い視線を注いでもう一人の女と向かい合っている。
ポニーテールに結わえた髪から雨の滴を垂らす彼女は夏谷澄魅だ。
もう一人は澄魅より遥かに幼い、幼女といっていいほどの女の子だった。
だが澄魅は敵意を剥き出しにして彼女と対峙している。
それも無理はない、幼女の名は『金曜日』、人々を苦しめる悪のヘイジツーシスターズの末妹だった。

「木曜日お姉さまはどうにか倒せたみたいだけど、体を回復させるのにホリデーを使い切ったみたいだね。
 お前の身体からホリデーはほとんど感じられないもん。」
にんまりとした笑みを澄魅に向ける金曜日。
リボンで飾られた金髪、フリルのついた可愛らしい黄色のドレスを揺らしながら叫ぶ。
「お前のこと、わたしがたっぷりいたぶってあげるッッ!!」

「必ず帰るって言ったから……。」
俯いて静かな声で呟く夏谷澄魅。
「お前を倒して道哉くんの休日は守ってみせるっ! SVS(Summer Vacation System)セットアップッ!!」
顔を上げ、澄魅は力強く叫ぶ。
その声に応じて夏谷澄魅からSVガールへと彼女は変身を始める。

 彼女の身体から放たれる赤く光が身に纏う衣服を掻き消して、その裸身を露わにする。
首筋からツンと張った胸、すらっとしたウエスト、そして脚の隙間からかすかに茂みが垣間見える股間までを
青い競泳水着のようなスーツで覆われる。
そして赤い光が渦を巻くように澄魅の手足に巻きついていく。
やがて肘までの手甲、膝まで覆うメタリックなロングブーツに姿を変えた。

「子供たちを守って安らぎと楽しみをもたらす正義の戦士! アタシの名はSVガールッ!!」
戦う装いを身に纏い終え、金曜日に名乗りを上げるSVガール。
「へぇー、変身できるホリデーは残っていたんだ。……でも必殺技を撃てるほどのホリデーはなさそうだね。」
そう嘯く金曜日に躍り掛かるSVガール。
彼女は敵に勝る肉体を生かして接近戦で勝負をつけようとしたのだ。
身体を振って、硬い手甲に覆われた拳を幼女に殴りつける
だが突き出された腕は横からの閃光に弾かれてしまった。

 背後に飛び退って敵を見やる彼女の目に映ったのは、長い刃の細い剣を握る金曜日の姿だった。
「これは私の武器、『フライデーレイピア』よ!」
刃からも金色の光を放つ剣、今度は逆にそれを手にした金曜日がSVガールに襲い掛かる。
繰り出される刃を避け、手足の硬い鎧で捌く澄魅。
「くっ! うぐっ!」
脇腹のスーツが裂かれ、薄く血が滲む。
刃を防ぐために上げ、肢体を躍らせるようにステップを踏む脚。その太股にも赤い傷が刻まれてしまう。
SVガールの最高の状態ではない肢体は刃に追いつけず、徐々に浅い傷を負わされてしまっているのだ。

(く、こうなったら……いちかばちか……)
接近戦でも手詰まりに陥ってしまったSVガール。
これ以上不利になる前に彼女は決断した。
ザシュ!
「アグッ!」
わざと防御を緩ませ、隙を作った彼女。
その脇腹が深く刃に貫かれてしまう。
痛みに顔をゆがめるSVガール。逆に喜色を浮かべる金曜日。
次の瞬間、SVガールは大振りな蹴りを金曜日の頭めがけて放った。
一転して驚いた金曜日は慌てて刃を抜いてその脚を防ごうとする。
大振りな蹴りは不十分な体勢の金曜日を防いだ剣もろとも弾き飛ばした。


336:SVガール 前編 12/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:56:09 JKC+73KV

 間合いを得たSVガールは身に残ったホリデーを右手にかき集める。
(このホリデーの量でどこまでダメージを与えられるか……でも、やるしかない!)
彼女の瞳に剣を支えによろよろと起き上がろうとする金曜日の姿が映る。
肉弾の攻撃ではさほどのダメージを与えられないのだ。やはり必殺の技でなければ。
決意を込め、ありったけの力を右手に集中させる。
顎から滴る雨粒、もはや立っているのもやっとなほどに限界までかき集めた力。
「サンライトアタックッッッ!!!」」
がくがくと震える脚を一歩前に置いて、赤く輝く右腕を金曜日めがけて突き出した。
その手の先から放たれた強烈な光線はそのまましゃがみ込む金曜日に命中した。

 ドゴゴォォォーン!!
轟音と共に土煙に包まれる駐車場。
金曜日の姿が隠れてもSVガールは視線を外さずキッと見据えたままだ。

「えっ……あぁ……!?……ち、ちくしょう……。」

その瞳が見開かれ、力ない呟きが漏れる。
土煙が彼女の視線の先には、宙に浮かんで立つ大きな円状の盾、その影から顔をのぞかせた金曜日の可愛らしい顔があった。
「あー、びっくりした。思ったよりホリデーがあったんだね。そのままくらっていたら危なかったかも……。
 でも残念でした! この『フライデーシールド』のおかげでわたしは無傷だよ。」
小柄な身の丈を上回る盾の横でくるんと回ってお辞儀をする金曜日。

「さて、お返しだよ!」
 そう彼女が口にした途端、横の大盾が金色に輝きはじめる。
「フライデーバスターッッッ!!!」
SVガールの必殺技をも上回る、強烈な光の奔流が立ち尽くした彼女を飲み込んだ。
「あぎゃああああああぁぁぁっっっ!!!」
肌を焼き尽くされるような激痛、そして途方もない衝撃にSVガールは弾き飛ばされた。
「アギャッ!……う、グゥッ……。」
アスファルトの上を叩き付けられる様に跳ねた後、動きを止めるSVガールの身体。
戦う力、ホリデーを失った状態で凄まじい攻撃を身に受けた彼女は肢体を丸ませたまま動きを取れない。
そんなSVガールに、フライデーレイピアを手にした金曜日が近づいていく。

「ふん、無様だね。」
 傍らに立った金曜日に蹴られ、仰向けにさせられるSVガール。
そのコスチュームのメタリックな装甲は消失し、ボロボロに破かれた青いボディースーツだけが僅かに身を隠している。
露わになってしまった部分の肌には痛々しい数え切れないほどの傷が刻まれていた。
「あ……ぅぁ……。」
力強い意思の光が宿っていたはずの瞳は虚ろに曇ってしまっている。
「蓮弓天女の場合はホリデークリスタルを壊せば死ぬらしいけど、お前は違うんだよね?
 どうすれば殺せるのかお姉さまが言ってたと思うけど忘れちゃった。」
困ったように笑う金曜日。
その手に握られたレイピア、その切っ先がSVガールの胸に向けられる。
「だから、いろいろ試していたぶってあげる!」
鋭い刃がコスチュームの裂け目から覗く花芯―SVガールの左胸の乳首に刺し込まれた。
「ギャァッ!?」
胸から響く鋭い痛みに目を見開くSVガール。
その瞳が自らの乳房に刺し込まれた刃を目にしてますます驚愕の色を濃くする。
「アギィッ……エギャァッ!!」
ゆっくりと深くSVガールの肉を抉っていく刃。
形良い乳房を震わせて苦悶するSVガール。
「ガギャヤアアアァァァッッッ!!!!」
その声が突如激しいものになった。
身体をがくがくと痙攣させ、傷口と刃の隙間から一気に血が溢れる。
流れ落ちた血は彼女の周りの水溜りを赤く染めていく。


337:SVガール 前編 13/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:56:46 JKC+73KV

「これが心臓?」
 金曜日が楽しげに問いかける。
彼女は刃の切っ先が硬い肉に当たっていることに気づいていた。
「ガギギギイイイイイイイイイィィィッッッッ!!!!!」
少し剣を回して抜くをえぐってみた途端、SVガールは狂ったような悲鳴を上げる。
心地よい音楽でも耳にするようにうっとりとした表情を浮かべた幼女は、一気に腕に力を込めた。
SVガールの心臓はいとも簡単に刺し貫かれてしまった。
「ゴガギャァァッッ!!…………」
濁った叫びが途切れ、SVガールはガクッと首の力を失って水溜りに顔をつける。
その瞳からは完全に光が失われてしまっていた。

「あれ? 壊れちゃったの?」
 拍子抜けしたような声を漏らす金曜日。
「心臓は動いているかな? ってわたしが心臓を壊しちゃったからわからないじゃん!」
地団駄を踏んで、自らの失敗を悔しがる。
「もっといろいろ遊びたかったのに、こんなに脆いの?」
金曜日は剣をSVガールの亡骸から抜き、滅茶苦茶に振り回す。
「もうっ! 起きなさいよ!」
そのまま血に濡れた剣の切っ先をSVガールの虚ろな瞳に向ける。
命の彩を失った彼女の左の瞳を金曜日は無造作に刺し貫いた。
その瞬間、ビクッと痙攣が走るSVガールの身体。
「あ、動いた!?」
それを目にした金曜日に笑みが浮かぶ。
「なら、こっちも!」
そうしてSVガールの右眼も刺し貫く。
だが、今度は反射は起きなかった。
「なんだ、つまんないの……そう言えばコイツ、中学生の男の子と仲良くしているんだったよね?
 その子にコイツの死体を見せて、ついでにロウドウーを流しこんでやろう。
 労働基準局が真っ青になるような児童労働をたっぷりさせてやるんだから。」
新たなターゲットを思いつく金曜日。



 夏谷澄魅は暗く、閉ざされた意識の海を漂っていた。
(もうアタシは奴に敵いっこない……ホリデーも失われ、こんな身体じゃ……。)
敗北した戦士は絶望に捕らわれ、その命の炎も消えかかっていた。
彼女が意識をも手放し、死を望もうとした瞬間。
『中学生の男の子と…………ロウドウーを流しこんで…………』
耳から届いた金曜日の声が意識の海に波紋を広げる。
(男の子……道哉くん!?)
一月ほどの間、共に過ごし、護ってきた少年。
澄魅はその姿、そして彼に告げた言葉を思い起こす。
(必ず帰るんだ……そして道哉くんにただいまを言わなくちゃ。……今、とっても心配してくれているんだろうな、あの子。)
絶望で黒く染まった心を新たな希望の光が照らし出す。
澄魅は決意を新たにして現実の世界に覚醒した。



338:SVガール 前編 14/14 ◆/W8AnhtEnE
09/08/30 08:57:59 JKC+73KV

「さて、男の子はどっちにいるんだろう?」
 辺りをきょろきょろと見渡し、目指す男の子―道哉の気配を探る金曜日。
その足首を何かが掴んだ。
驚いて彼女は下を見る。
すると死んだはずのSVガールが彼女の足首を掴んでいたのだ。
「あら、お前生きていたの? 良かった、じゃあ次は―」
「つ、次なんか……ない……今ここで……お前は倒されるんだから。」
真っ黒な視界、それでも声を頼りにSVガールは金曜日に向けてそう呟く。
「何おかしなことを言っているの? 頭壊れちゃった? ……えっ!?」
嘲笑う金曜日、だがその声が途中で止まる。
彼女の足首を掴んだSVガールの右手。そこからホリデーの輝きが放たれていたのだ。
「う、嘘でしょう!? もうホリデーはないはず!?」
「これなら……逃げられない……さ、サンライト、アタック!!」
道哉を想う彼女の心が新たなホリデーを生み出したのだ。
ゼロ距離で金曜日に必殺技を浴びせたSVガール。
「そ、そんな、ギャアアアアアアアア!!!!」
金曜日はホリデーの光に包まれその身を焼き尽くされた。



 ザアアァァァァッッー!!
雨音が激しさを増す夜の街。
その住宅街の一角を傷ついた少女がおぼつかない足取りで歩いていた。
自らの身体を支えることも出来ずに、家々の塀に身体をもたれさせながらも必死に前へと歩む彼女。
それはかろうじて戦いに勝利した夏谷澄魅の姿だった。

 無数の傷に覆われた肌を雨が打つ。
失われた瞳は未だ再生せず、無惨に晒された赤黒い眼窩が痛々しい。
暗く閉ざされた彼女の視界。
だが澄魅の心はしっかりと護るべき道哉の気配を捉えることが出来た。
澄魅は帰りを待っているであろう彼の元に向けて必死に足を動かし続けた。


 澄魅姉ちゃんが出て行ってから数時間。
道哉は玄関に体育座りの格好で座りこみ、ただ彼女の帰りを待ち続けていた。

ドシャッ!!

 その時、彼の耳に雨音とは違う音が玄関の扉の向こうから聞こえた気がした。
慌てて立ち上がり扉を開ける道哉。

「姉ちゃん!?」
 彼が目にしたのは玄関を出てすぐのポーチの段差につまづき、倒れ伏している澄魅の姿だった。
「しっかりして、澄魅姉ちゃん!」
跪き、彼女を抱き起こそうとする道哉。
彼の声に応じるように澄魅はよろよろと顔をあげた。
その顔を目にして道哉は思わず息を呑む。
優しげな眼差しを彼に送っていた瞳が失われ、赤黒い空洞と化してしまっていたのだ。
だが自分に向けられる澄魅の言葉に我に返る。

「道哉……お姉ちゃん、帰ってこれたよ…………た、ただいま……みちや……。」

 今にも消え入りそうな微かな声、彼女は口元を緩ませて笑みを浮かべようとする。
瞳が失われた無惨な容貌のはずなのに、道哉にはそんな彼女がとても美しく見えた。

「おかえり、澄魅姉ちゃん。」

そう言って道哉は雨に濡れ、冷え切った澄魅の身体をギュッと抱き締めた。


339:名無しさん@ピンキー
09/09/01 21:53:54 vPIEP92T
過疎…なのか…
なにはともあれGJ!

続き期待してま

340:名無しさん@ピンキー
09/09/02 22:54:10 e6hZFLqo
拷問ものはここでいいですかね?

341:名無しさん@ピンキー
09/09/02 22:56:38 m8Lbdpc8
ここで問題ないと思う。

まあ、変身ヒロインとか魔法少女系だったら、
正義のヒロインを嬲るスレとかオリジナル魔法少女スレとか
別口のスレでも問題無いし、需要あるかもだが。

342:名無しさん@ピンキー
09/09/02 23:39:11 e6hZFLqo
>>341
ありがと
明日投下するわ

343:名無しさん@ピンキー
09/09/03 23:54:00 dc0HIqQw
すみません、つまらなかったら遠慮なく仰ってください
プロローグです
続きがなかなかできないので早めに感想をくれると助かります

町の広場には晒し台があった。
晒し台はL字型になっており、横棒に座って縦棒にもたれかかるように少女は拘束された。
壁につながっている首輪をつけられ、手錠をかけられている。
首輪には「殺害禁止」と書かれたかけ札が下がっていた。
周りでは刑吏が首輪と手錠の具合を確認している。
それを好奇に満ちた目で群衆がみつめている。
彼等にとってこの少女の容姿は珍しい。
この地方では赤茶色の髪と茶色の瞳が一般的だが罪人は亜麻色の髪で緑の瞳を持っている。
それだけでも人々の耳目を集めるが、もっと重要な理由がある。
この町の領主が、市民懐柔のために人間―つまりこの少女―という玩具を提供したのだ。
重税にあえぎ、鬱憤が溜まっていた市民達にとってこれは天からの贈り物であった。
もちろん名目上は異教徒であり神を冒涜したため晒し刑ということである。
だが刺激を渇望する市民にとってそれは大した事実ではない。
少女は恐怖した。
数百もの人間がこちらをうかがっている。
刑吏が立ち去れば群衆が自分に殺到することはわかっていた。
なぜなら目を血走らせた男たちが早くしろと口々にわめいていたからだ。
しかも男たちばかりではない。
残酷そうな笑みを浮かべた女たちもいる。
故郷の村から連れ去られわけもわからず地獄に叩き込まれる。
今それを肉眼で確認して罪少女はとうとう恐慌状態に陥った。
「い、いや……」
群衆は怯える少女を見てますます興奮していく。
抵抗できない者を大っぴらに殴れて犯せるのだ。
当然である。
刑吏はただ黙々と作業を片づけていく。
そして、彼女が群衆に呑みこまれるのに時間はそうかからなかった。

344:名無しさん@ピンキー
09/09/04 01:19:54 Nqa4Cdh6
ワッフルワッフル

345:名無しさん@ピンキー
09/09/04 05:21:41 fO0Da2EV
>>338
いつも乙です!


>>343
さぁ、続きを書く作業に戻るんだ!
全力で期待してます。

346:名無しさん@ピンキー
09/09/04 11:33:35 LE4dLAaM
>>343
蛇の生殺しはやめてぇ・・・続きが気なるじゃないか。

347:名無しさん@ピンキー
09/09/04 19:26:15 dZcraX6l
>>338
遅ればせながら、すげぇGJ!
ただヒロインが嬲られることに重きを置いた今までの展開とは少し異色な感じで、
シリーズの中では個人的に1番気に入ったかも。
オチも従来通りの明確なBADENDじゃないのが後味悪くなくて、却って良かった気がする。
あと坊主も弱いなりに最低限身体を張ろうとしてて(何となくクレイモアのラキを思い出したなw)、
リョナラー以前の野郎感情的にも不快感が少なかったわw

>瞳が失われた無惨な容貌のはずなのに、道哉にはそんな彼女がとても美しく見えた
それよくわかりますw

>>343
これは期待
俺はあんま死にオチとかは好きじゃない変態だけどw
どんな展開になれ、楽しみにしてるよ。

348:名無しさん@ピンキー
09/09/04 20:45:19 MhrXfOnx
続きですすいません

ついに刑吏が作業を終え、晒し台から数歩離れると、男たちが駆け出して行った。
「うおおおおおお」
獣の咆哮のようにすさまじい声が広場に響く。
「ひっ……あ、あ……」
クレアはその迫力に怯え失禁した。
白い囚人服を薄い黄色に染めていきながら液が晒し台から流れていった。
男たちは次々と晒し台によじ登り少女に迫る。
「こ、こないで」
少女の懇願など聞き入れられるはずもなく、男たちのたくましい腕に囚人服が引き裂かれていく。
少女は必死に両腕を振り回そうとするが重い手錠が小娘の細腕で上がるはずもない。
大した抵抗も出来ないまま少女は一糸まとわぬ姿になった。
大勢の男達に一斉に体中を弄ばれると、少女はとてつもない吐き気を覚えた。
少女の四肢に鳥肌が立ち脳が麻痺する。そして胸から何かが駆け上ってくるのを感じると
言葉にならないくぐもった奇声を上げて少女の口から汚物が吐き出された。
吐瀉物は真っ先に少女の処女を手に入れようとした男に降りかかった。
「うわあっ、きたねえっ!」
男は頭から吐瀉物を被り、体中が汚く悪臭を放つ。
「この糞女、死ね!上物の服になんてことしやがる!」
興奮状態に怒りが加わり男の暴行はすさまじい。
ためらいなく少女の腹部に足蹴りを食らわせると、周りの人々に怒鳴った。
「おいっ、こいつは悪魔の使いだ!ためらわずに半殺しにしようぜ!」
少女は運が悪かった。
貧しいこの町で立派な服を身に着け、天からの贈り物である少女の処女を貰えるはずだったこの男は、
町の最大の権力者である。
男の意向で少女は強姦ではなく暴行を受けることとなった。
もっとも、男たちのあとには女たちの陰湿ないじめが待っていたのだが。
「あっ、あ、あぁぁ……」
男は両手で少女の首を絞め始めた。少女の声は異常に高くなり、風の切る音のようになっていく。
周りの男たちは焦った。
せっかくの女が殺されてはたまらない。
頭に血が上っている男を柔らかに宥め始める。
「旦那さま、落ち着いてくださいよ」
「そうです、すぐに殺しちゃ女を助けることになりますぜ」
必死の男たちの諫言により男はやや落ち着いた。
しかし怒りは治まらず、荒い息でこう宣言した。
「こいつはひでぇ大悪魔だ。お前ら、こいつとはまだやるなよ。たっぷりと懲らしめてから腰振らせてやる」
そういうと男は女にもう一度足蹴にすると家に帰っていった。
男たちは弱った。
異国の美少女とやれると思っていたのにお預けをくらい、欲求が治まらない。
本番がやれないとは……
そう萎えかけたが、男たちはめげない。
乳をもみしだき、陰部に舌を這わせる。
口に挿入し、尻穴を指で広げる。
男たちは破瓜をせず、自分の欲求を満たすまで何度も少女の体をいじくりまわした。
少女はその間懇願の言葉を繰り返していたが、男たちの暴力により最後は何を言っているのかわからないほど小さな声だった。
少女の脳は現実を処理しきれず、心は衝撃で働かなくなった。
男たちは自らの性欲を満たしきると、尻穴と口から精液を垂らし、体中が痣と血にまみれ、右足が異常な角度に曲がっている少女を残して逃げるように去る。
連れてこられた時の異国情緒溢れる魅力的な少女の姿はまるでかたわの堕天使のように哀れな姿となった。
少女はこの世の最も酷い責め苦を味わったように感じたが、それは楽観的すぎた。
なぜならこれからさらに酷い女たちのいじめを受けるのだから。


349:名無しさん@ピンキー
09/09/05 04:41:25 vOc5HdCV
>>348
これは…まぎれもない神…!

女たちのいじめを全力でwktkしてます

350:名無しさん@ピンキー
09/09/12 22:12:38 RyyGHIki
癖になりそう

351:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:29:27 q0h1MO9n
珍走荒らし

ずぃこごがぇおがじあくきぎげおがぅこすぃごくざぃじぎええぇごすぃごさぅぅごおしごくげがしくおくじぉぅけずじがけごぃざさかぃこえぐぇお
ごぐざかずかしけぉぐぃざかぎぃううきかあごきざぉぉここぃきけすささけさけうがぇしざえぎおずざけくぃぇざげこすげこけぃずこげぇきか
ぐがすげいがすざげかすぉぉかいあごさぐげじぎいうしげあきぅいくけえぇあぇぃずざごぉざじぉこがおぉざえこごじぉがぎざくぉずぉいぉす
きざうあけぐぐかぉしかきぇうくずこけおしこぐさぇあすぎけずあすすがけがかすぐじいぐぇすうこざしすぅおいずきくあかおぉうざげぉぇこが
ぎききぐおおざえけぇずけぎうけかすぅおぉすあぉすあいかがきざこかおおかぎしぐさおがざくぎこきいうぃざざがぎしごすあかがけきぇえ
けけすぃかげかぃぅきぅいきごずじがけくこげぅじうぅうぉぉおがげえあぅいけすがすこかえごうぃざずがさきげぐしくかがぇぃあしこぎがすお
おけじずげおこぇくこおがけこおざしじぎじぉずかこぅごすぎぇがぅざきざぉずあこごごこがぉぉぉおぎずこすくじさずえしざぅずぇざざこいぇぃ
しすずしけぐずげがすかげしえくぃえかこうすうおさかおずぇずぇごじくうぃいくじかこうさぇおざしぇおしあげぐぉこぅええきさしああぎすこご
ずえあがぇじぇぎがえげうけじぅげいぃきあおうがかじぃきごじごいじぅぇぐじしおぉおざぇぎずががぇぇおえぎぃごかさごいぅずざけじざざきえ
おすがじこげくごいすけぃあぃぃしあぐかざがかしおいぃこきぎげえずずくうくあじいおかぉさぉぅじずずげけくうずげぉぃじすくしいごさきいこ
ざくごおおさこずすくえがくじあおくえぃおくぎぉぇえぎけぅかぎがぎぇけげごあじざぎきかががぉいくすぇいじえずがきざぉいいおぎぇざざぇぐ
いさしぇじじおくさがいおぃあかけきごぅずぉしぉうずがげすぃがあさきさぃきこぃこじぎずじうかうくけげあがうぎぃうぐこあけぇぃすかきえすこ
ぐぅしおざじしきさずごぅざしさぎがごえけくおぅあぅがぉおけぅくけごうかぃげあしこげぇここぇげえごぃずがかごずこああいきえすかぎくじこが
くけぅくしあけうおこさかざげいぎくじごけぎぅおおじずぉぉぉぇさいぃこしくぉぉくしさしがうけうざいぇうきぃあしずざごこぉあくぇきじいぅぇこおげ
ざさいぉこぎこおあごえきがあけずしかじぉじぎきごうずかしいずがいぅがぇさきすがこじすけえぐざきぉきぎごあううしがぃぎいおあすがげぇ
しがしぅぃしがさぇおぅげきしかあざかぐかけぎえいかがくしぎかさおくいじうしこ



352:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:30:10 q0h1MO9n
ずぃこごがぇおがじあくきぎげおがぅこすぃごくざぃじぎええぇごすぃごさぅぅごおしごくげがしくおくじぉぅけずじがけごぃざさかぃこえぐぇお
ごぐざかずかしけぉぐぃざかぎぃううきかあごきざぉぉここぃきけすささけさけうがぇしざえぎおずざけくぃぇざげこすげこけぃずこげぇきか
ぐがすげいがすざげかすぉぉかいあごさぐげじぎいうしげあきぅいくけえぇあぇぃずざごぉざじぉこがおぉざえこごじぉがぎざくぉずぉいぉす
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おけじずげおこぇくこおがけこおざしじぎじぉずかこぅごすぎぇがぅざきざぉずあこごごこがぉぉぉおぎずこすくじさずえしざぅずぇざざこいぇぃ
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いさしぇじじおくさがいおぃあかけきごぅずぉしぉうずがげすぃがあさきさぃきこぃこじぎずじうかうくけげあがうぎぃうぐこあけぇぃすかきえすこ
ぐぅしおざじしきさずごぅざしさぎがごえけくおぅあぅがぉおけぅくけごうかぃげあしこげぇここぇげえごぃずがかごずこああいきえすかぎくじこが
くけぅくしあけうおこさかざげいぎくじごけぎぅおおじずぉぉぉぇさいぃこしくぉぉくしさしがうけうざいぇうきぃあしずざごこぉあくぇきじいぅぇこおげ
ざさいぉこぎこおあごえきがあけずしかじぉじぎきごうずかしいずがいぅがぇさきすがこじすけえぐざきぉきぎごあううしがぃぎいおあすがげぇ
しがしぅぃしがさぇおぅげきしかあざかぐかけぎえいかがくしぎかさおくいじうしこ



353:名無しさん@ピンキー
09/09/14 19:36:30 q0h1MO9n

            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ∠  うるさいハエだなぁ。逝ってよし!
            \_____________
                  ブーン
           ∴     ・~
   ∧ ∧    ∴∴    ↑
   ( ゚Д゚)   ∴∴∴   くろまんが大王
   ∪  ⊃自
  ~|  │  プシュー
    U U


354:名無しさん@ピンキー
09/09/14 20:05:07 q0h1MO9n
くろまんが大王ってさぁ、何なの?
自分があずまんがスレを荒らす理由に「おたのしけ氏が約束を破ったから」なんて。
そんなのが理由になるわけないだろ。
馬鹿なの? 死ぬの?

355:名無しさん@ピンキー
09/09/14 20:10:54 q0h1MO9n
くろまんが大王ってさぁ、何なの?
Nを荒らし扱いしながら自分は大量AAコピペで半年にかけてスレを荒らして、
「くろまんがはルールに違反している」と指摘されたら「Nはルールの網の目をかいくぐってる」とか論点のすり替えと用地な理論展開、
少しは言葉を落ち着けと言われたらいきなり古文体になってふざけて、
勝手な俺ルールを全世界共通のルールみたいに喚いて、
あげくに911を例えに出したりと、不謹慎だと思わないの?

356:名無しさん@ピンキー
09/09/17 19:38:09 /71TG0h5
保守

357:名無しさん@ピンキー
09/09/18 12:37:56 PXtKbOjI
「納鬼」が殺しても殺してもより強くなって蘇るんだ……
蓮弓天女さん助けて

358:名無しさん@ピンキー
09/09/19 17:54:33 AmApuPhd
襲蝕に俺の肉体は蝕まれているんだ……。
今度現れるに違いない銀色蓮弓天女さんに助けて欲しい……。

359:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:08:36 RLKpfVgC
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360:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:09:47 RLKpfVgC
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361:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:10:43 RLKpfVgC
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362:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:44:17 RLKpfVgC

<ヽ`∀´><ぶたのしけ! ぶたのしけ! ぶたのしけ!×100万回

( ´∀`)・・・

( ´∀`)<チョンまんが (ボソッ

           ´   ヾ
           ゛ (⌒) ヽ
           ((、´゛))
            |||||
            |||||||    ドッカーン!!
          / |   ∠|
      (゜\./,_ ┴./゜ノ(   「Nの自演ニダアァァァ!!」
       \ \iii'/ /,!||!ヽ
ファビョ━ /V,,ニ..,ニ、、 ノ( \━━ン!!!!
       \ヽY~~/~y} `/~,/
        | ,k.,.,!,.,.,r| ,!  く
      / <ニニニ'ノ    \


363:名無しさん@ピンキー
09/09/23 15:35:56 98XQtUG9
>>362
いい加減失せろ基地外

364:名無しさん@ピンキー
09/09/23 20:46:40 e/wI0yow












>>363
くろまんが大王乙w

365:他人の設定を使うN
09/09/24 22:20:53 qvxHzWnq
すっかり荒れてやんのw ワロスw

366:名無しさん@ピンキー
09/09/25 21:49:47 Id6g7+nb
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367:名無しさん@ピンキー
09/09/25 21:50:26 Id6g7+nb
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368:名無しさん@ピンキー
09/09/25 21:51:34 Id6g7+nb
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369:名無しさん@ピンキー
09/09/25 21:52:21 Id6g7+nb
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370:名無しさん@ピンキー
09/09/25 21:52:57 Id6g7+nb
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371:名無しさん@ピンキー
09/09/26 18:39:19 1h6fnQAO
前衛芸術かなにかか?

372:名無しさん@ピンキー
09/09/26 21:17:14 +Nbvfy0a
>>371
あずまんが大王スレに空気を読まない在日朝鮮人『くろまんが大王』による自作自演荒らし

なお、この電波は萌えBBSやあずまんが大王スレにて
空気読まない発言や罵詈雑言で鎮火した話題を再燃焼させ、散々空気を悪くしまくったが
他人の設定を使うN氏、おたのしけ氏によってそこから叩き出され、
以降萌えBBSと上記スレ住人、上記2名を逆恨みしている

最悪板のくろまんが大王スレのログを読めば、どういう人物が実に理解できる

373:名無しさん@ピンキー
09/09/26 21:17:40 +Nbvfy0a
×を
○の

374:名無しさん@ピンキー
09/09/27 17:34:15 CcFzE/6z
じゃあこのスレ関係ないだろ

375:名無しさん@ピンキー
09/09/27 21:47:19 w2HYkx+k
くろまんが大王vs他人の設定を使うN

最悪板で立てられた「臭のしけ=他人の設定を使うN」スレにて
経路:あずまんが大王スレにて、くろまんが大王への批判は次々と
削除以来を出し、にもかかわらずくろまんが大王のコピペAA長文には
まったく手をかけない者に疑問を持ったNが問いかけた結果、
何の根拠も無く「N=おたのしけ」をいい始める。詳細はにくちゃんねるにて
過去ログ参照。

糞「最近臭のしけと他人の設定を使うNは同一人物だと発覚したニダ!」
N「お前なぁー、前回の反論もスルーしていきなりこんなスレ立てんなよ。でその根拠は?」
糞「Nが大王スレで見せたのが天然なら計算してコピペ荒らしなんてできないニダ!」
N「ほう」
糞「だからわざとニダ!」
N「……………いや、荒らしたのが私だという前提で言われても…てか
  スレタイと何の関係も無いし…」
糞「だから!!Nが荒らしているのはわざとニダ!」
N「それって論点のすり替えだし…」
糞「だからN=おたのしけニダぁぁぁぁぁ!!」
N「いや、ぜんぜん繋がって無いし!! 何その超理論!!?」
糞「Nが3年前見せた荒らしが天然ならば荒らしレス削除なんてできないニダァァァァァ!
  だからわざとにだァァァァ!!」
N「おい、3年も立てば四則演算しかできない子供も連立方程式を解けるようになるだろが!
  だから何の関係があるんだよ!!」
糞「だからわざとニダ!わざとニダわざおたいふぁういう!!」
N(相手してらんNEEEEE!!)

※実際のくろまんが大王のレスは相当ファビョってレスしたらしく誤字脱字
が異常に目立っていた。この事からもくろまんが大王がどんだけ生きる価値も
無い生活保護を受けているゆがんだプライドだけはやたら高い他人を何とかして
見下す事だけを考えて自分を鍛えるという事をまったくしない在日ニートかよく分かる。


終了wwwwwwwwwwwww

376:名無しさん@ピンキー
09/09/27 21:48:34 w2HYkx+k
くろまんが大王vs他人の設定を使うN

最悪板で立てられた「臭のしけ=他人の設定を使うN」スレにて
経路:あずまんが大王スレにて、くろまんが大王への批判は次々と
削除以来を出し、にもかかわらずくろまんが大王のコピペAA長文には
まったく手をかけない者に疑問を持ったNが問いかけた結果、
何の根拠も無く「N=おたのしけ」をいい始める。詳細はにくちゃんねるにて
過去ログ参照。

糞「最近臭のしけと他人の設定を使うNは同一人物だと発覚したニダ!」
N「お前なぁー、前回の反論もスルーしていきなりこんなスレ立てんなよ。でその根拠は?」
糞「Nが大王スレで見せたのが天然なら計算してコピペ荒らしなんてできないニダ!」
N「ほう」
糞「だからわざとニダ!」
N「……………いや、荒らしたのが私だという前提で言われても…てか
  スレタイと何の関係も無いし…」
糞「だから!!Nが荒らしているのはわざとニダ!」
N「それって論点のすり替えだし…」
糞「だからN=おたのしけニダぁぁぁぁぁ!!」
N「いや、ぜんぜん繋がって無いし!! 何その超理論!!?」
糞「Nが3年前見せた荒らしが天然ならば荒らしレス削除なんてできないニダァァァァァ!
  だからわざとにだァァァァ!!」
N「おい、3年も立てば四則演算しかできない子供も連立方程式を解けるようになるだろが!
  だから何の関係があるんだよ!!」
糞「だからわざとニダ!わざとニダわざおたいふぁういう!!」
N(相手してらんNEEEEE!!)

※実際のくろまんが大王のレスは相当ファビョってレスしたらしく誤字脱字
が異常に目立っていた。この事からもくろまんが大王がどんだけ生きる価値も
無い生活保護を受けているゆがんだプライドだけはやたら高い他人を何とかして
見下す事だけを考えて自分を鍛えるという事をまったくしない在日ニートかよく分かる。


終了wwwwwwwwwwwww

377: ◆jHCuM/6C1s
09/09/27 21:50:07 w2HYkx+k
374 :名無しさん@ピンキー:2009/09/27(日) 17:34:15 ID:CcFzE/6z
じゃあこのスレ関係ないだろ

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              V
   
       彡萌えBBSミ
       川川 ::::::⌒ ⌒ヽ  
      川川::::::::ー◎-◎-)
      川(6|::::::::  ( 。。)) 
    ._川川;;;::∴ ノ  3  ノ    <反撃しやがって~ちくしょ~
  /;;;:::::::::::::::\_;;;;;;;;;;;;;;;;ノ       
 /::::  /::::::::::::    |::::|
(:::::::: (ξ::  ・ ノ::・/:::|
 \::::: \:::::::   (::: |
 /:::\::::: \:::    ヽ|
/::::   \::::: \::: ヽ )  ~
|::::::::::::::::  \::   ̄ ̄⊇)__  ~
|:::::::::::::::::::  \;;;;;;;;;;;(__(;;;・)  ~
\::::::::::   ξ(;;; );; )      ~
  \::::::::::::    ) )  ~
    ):::::   //




378:くろまんが大王 ◆jHCuM/6C1s
09/09/27 21:51:14 w2HYkx+k
>>374
ゴチャゴチャうるせぇ!
てめーみてーなのはオレの神SS投下のためにこびへつらってりゃいいんだよ!!!

379:名無しさん@ピンキー
09/09/27 23:09:43 GXHCvfIk
ぶっちゃけスレ違いなところで神SS言われても。
もっとアンタの需要があるスレでやってくれ。

380:名無しさん@ピンキー
09/09/28 02:34:50 msQgrOCP
何か知らんがトリまで付け始めたぞ
ますますわけわからん

381:名無しさん@ピンキー
09/09/28 02:35:12 yvajnxuu
確かに、可憐な少女が髪を大きく振り乱し悶えるも力が全く及ばす押さえつけられ
激しく暴れるその四肢をズタズタに引き裂かれ
綺麗な色をした内臓はぐっちゃぐちゃに掻き回され
尚も意識を強制的に残された少女は
奈落の底にでも落とされたかのような深い絶望と恐怖を瞳に浮かべながら
まるでボロ雑巾のように薄汚く死んでいき
その体と呼べるかどうかも怪しくなった「もの」は動かなくなったあとも徹底的に弄り尽くされる
みたいな神SSの貴重なこと。


ここはそういうスレなんで。

と言うわけで新作マダー?

382:名無しさん@ピンキー
09/09/28 07:34:27 bct5tV+6
なんかいろいろと残念な奴が居着いたな

383:くろまんが大王 ◆jHCuM/6C1s
09/09/28 18:41:37 UJJD5bgU
643 :他人の設定を使うN :2007/05/03(木) 00:01 ID:sdjatKjI
ひきこもりの原因となる学校でのイジメなどは絶対にあってはならないことですが、
ひきこもり自体についてはぜいたくな行為だと思っています。働くことやそれに伴う
つらい事は親に押しつけて、自分は心地よい空間に閉じこもっている訳ですから。
だから、ひきこもっている人には、それがぜいたくな行為だと自覚して欲しい。
親御さんには、せめて時には突き放す勇気を持って欲しい。
こういう発言には抗議めいたものもあるでしょうけど、ひきこもっている部屋そのものも
親 が 家 賃 や ロ ー ン を 払 っ て 提 供 し た も の です。
ひきこもっている当人は「親=他者」という意識が十分でないと。
親は他者であり、親にも彼ら自身の生活や将来があります。
そういう他者の負担と献身があってはじめてひきこもりが成り立っていることを
「ぜいたく」と表現しました。「他者」の負担を自覚することが、
ひきこもりを克服しようという意思につながるはずだと考えるからです。
親が「他者」であることを見えにくくしている一因は、親の方にもあるでしょう。
親がいつまでも黙って注文を受け入れ、身の回りの世話をつづけていては、
子供に自分の分身と思われてしまいます……。

646 :他人の設定を使うN :2007/05/03(木) 00:16 ID:sdjatKjI
ひきこもる人々が心地よさを全く感じていないと言うつもりはないが、
青春時代の長期間を友も恋人もなくただ孤独に過ごす事がそれほど心地よいこととは想像しにくい。
仮に仕事に行かなくてよくて親がごはんを出してくれるとして、
家の中で本を読んだりチャットしたりしているだけで心地よく過ごせるのは何日までか、
を論議してみるといいかも知れない。私は自分なら数日でリアルの友達に会ったり
外食に出かけたり、散歩に出たくなったりすると重う。


384:くろまんが大王 ◆jHCuM/6C1s
09/09/28 18:43:39 UJJD5bgU
いや、マジな話日本は韓国にひどいことしたよね・・・
しかも今だに謝っていないし、なんだかんだ屁理屈こねて植民地支配を正当化しようとしてるのもいるし。
韓国じゃ大阪は大阪じゃなくて釜山と呼ばれてるらしいけど、日本でもそれに習って釜山と呼ぶべきじゃない?
という訳で大阪が釜山という名前で韓国からの帰国子女という設定のSSきぼん。


385:くろまんが大王 ◆jHCuM/6C1s
09/09/28 18:46:20 UJJD5bgU
良いね良いね
わかってる人はいるんだな
釜山が韓国で教えてもらったことを日本人が尊敬するようなのが良い
384が書いてくれないか

386:名無しさん@ピンキー
09/09/28 18:48:09 2o6IBuYg
アクセス禁止とか頼むべきかね。

387:埋めw ◆jHCuM/6C1s
09/09/28 18:51:01 UJJD5bgU
さあ




ゴキブリ臭のしけ@萌えBBS(←キモヲタ巣窟)を嫌悪する同士もよくやってくれた





君達への感謝は言葉では表せない




なおもゴキブリはこの巣窟にて自演を行い、時には本人が我々を演じることもあるだろう









だがしかし






我々は逃げてはならない





この板の未来のためにも




ゴキブリを完全駆逐するまで正義のため戦う事を決意する!!!!

388:くろまんが大王 ◆jHCuM/6C1s
09/09/28 18:56:08 UJJD5bgU
>>386
糞ヒキぶたのしけこと他人の設定を使うN乙wwwwww
どうやってアク禁以来なんてするつもりですかー?(笑)

389:名無しさん@ピンキー
09/09/29 10:47:23 m470XTQ/
なんか変なの湧いちゃったなぁ
殺虫剤ってどこにあるんだ?

390:名無しさん@ピンキー
09/09/29 20:52:16 g8Zk63GG
くろまんが大王だから仕方無い
何年たっても過去の恨みつらみを蒸し返す異常者だから

391:茨城県鹿嶋 太郎
09/09/29 23:57:57 ZqHhXj3O
*ある事件の真実 / 死姦覚醒(1/3)死姦マン

状況報告。公園かスーパー駐車場で母子ごと拉致、あるいは団地に押し入ったかは不明。
両者とも口には布ガムテープに子供は全裸でベッドに、母親も縛られている状態。

自分の性器と少女の性器に潤滑剤(手持ちがない場合は、食用油で代用)をまんべんなく塗ってから、まずは慣らし運転である。
少女の膣に、ゆっくりゆーくりとジワジワと亀頭だけを挿入しつつ少女の様子と母親のリアクションを観察する。
(母親が鬼のような眼差しで私を見ている。子供は痛みに必死に耐えているようだ、声を出したら負けとでも思っているのか?)

小指も入らないほどの果実の様な膣に、大人のイキリ勃つ男性器を根元までズッポリ埋めて肉と肉との一体感を満喫してから、
容赦のないピストン運動が始まる!
5歳にもならない少女は痛がり絶叫するが、口は布テープで幾重にも、しっかり塞いである。
(真っ赤に染まった男性器の出し入れを繰り返すところは、まるで特大の一本糞が出たり入ったりするかのような異様な光景だった)
膣や子宮を突き抜けるような感覚が最高で、見る見る内に純白のシーツは血で染まってゆく。

少女は凄い金きり声をあげているが、口にはしっかりと布テープ・グルグル巻きなので、外には聞こえない。
むしろ・・・その声が心地よいメロディーとなり、男のピストン運動をよりいっそう激しくさせるだけであった。
激しいリズム感のあるピストン運動をすると、その光景を見た母親も連動してウーウーと金切り声で唸るのが愉快でたまらなかった。
(弱者を、いたぶりながら殺す行為は人生最高の媚薬だ。こんな快感を知ってしまったら、誰もやめる事はできないだろう)


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