09/02/07 01:41:36 fTFDGVY/
部隊長補佐と聖王陛下と小さな槍騎士
ピチャピチャと、湿った何かを舐める音が響く。
この種の水音は本来なにかしら不快感を煽るような効果が高い筈なのだが、それは酷く甘美に思える残響を孕んでいた。
男、眼鏡をかけた美青年はソファに腰掛けて、ただ静かにその音に耳を傾けている。
心地良い音色、そして腰の辺りから駆け上る快感に黒い薄笑いを浮かべて口を開いた。
「上手くなったね、ヴィヴィオ」
「んぅ……ピチャ……ほん、と?」
眼鏡の青年、グリフィスに褒められて、彼の股ぐらに顔を埋めていた少女は顔を上げた。
口に含み懸命に性奉仕をしていた肉棒へ舌を這わせながら上目遣いに首を傾げる姿はあまりに愛らしくそして同時に背徳的にして淫靡。
ゾクゾクと青年の背筋を黒く淀んだ悦びの怖気が駆け抜けて脳髄に甘く響く。
口元には自然と酷薄そうな悪魔の笑みが浮かび、自身が調教した少女に一心不乱の狂った愛を込めた眼差しを送る。
「ああ、凄く上手くなったよ。良い子だね、ヴィヴィオ」
優しく、子犬にでもするかのようにグリフィスは少女の頭を撫でた。
輝く艶やかな金髪を、その一本一本の感触を味わうように梳き、味わう。
敏感な毛髪を撫でられ、ヴィヴィオは口中の肉棒を愛撫しながら嬉しそうに目を細める。
覚え込まされた舌技を駆使し、幼い少女は愛しい主人に懸命に奉仕した。
年頃の青年が幼女を己が性奴隷にする、なんと淫らで狂った光景だろうか。
グリフィス・ロウランと高町・ヴィヴィオの性的な関係が始まり今日で既に二ヶ月。
今となっては、グリフィスは時間があれば少女に快楽を教え込みその小さな身体を淫らな色で染めている。
まるで乾いたスポンジが水を吸い込むように、純真で汚れを知らぬ無垢な少女は性を覚えこんで行った。
今ではすっかり慣れた口淫奉仕を披露するようになっている程だ。
もしこの姿を義理の母親であるなのはが見れば信じることなどできぬだろう。
だが現実に、少女はグリフィスの従順な性奴として日々淫らに昇華している。
「んっっ……ちゅぷっ……ふむぅ」
くぐもった声を上げながら幼い雌の奉仕は続く。
小さな口が何度も何度も上下に動き、逞しい雄の怒張を咥え込む。
上下運動と共に傘の張ったカリ首を唇に引っ掛け、太い幹に舌を絡める。
まだ動きの中にどこかぎこちなさの残るものではあるが、男の快楽のツボを心得た見事な手並み。
グリフィスは嬉しそうに黒き笑みをより深く闇色に染めて少女の奉仕に恍惚と声を漏らす。
「ああ、良いね。あともう少し強く吸ってみて?」
青年の要求に少女は無言で了承、彼に言う通りに小さな頬をすぼめて肉棒を吸い上げる。
今までの懸命な奉仕も相まって、その刺激は快楽に慣れた雄を果てさせるに十分すぎるほどのものだった。
瞬間、堤防が決壊するようにグリフィスの陰茎から凄まじい寮の白く濁った精が吐き散らされる。
青臭く独特の臭気を持った精の滾り、それをヴィヴィオは待っていたとばかりに細く白い喉を鳴らして飲み干していった。
「んくっ……んくっ……ぷはぁぁっ……すごぃ、のみきれないや」
飲み込めなかった精液で口元を白く汚しながら、少女は嬉しそうに感嘆する。
色を教え込まれたその身に苦く青臭い子種の液は美味でしかなく、自然と表情には喜悦しか浮かばない。