09/07/03 11:55:57 FaJ2k6e2
>>77続き
「これ・・・だよ、ね・・・」
右手に持つ自分の唾液で濡れた木片に目が留まる。
あいつの口に含まれていた物だと思い出すだけで、蜜口がそれが欲しいと
訴えるようにトロトロと粘液を流す。
本物の男の物は、いったいどのような物なのだろう。
どんな硬さで、どれだけ太く、長いものなのか・・・。
そして、それを自分の密部が受け入れたとき、どんな快感が待っているのだろうか。
快楽を求めるばかりに、半開きになり涎を溜めていた唇が、急に乾いてくるのを感じ、
ゴクリと涎を飲むこむと同時に、薫は意を決する。
左手が手探りで、その棒を埋め込むべき場所を見つける。
右手は、緊張のあまり振るえ、どこか自分の手ではないような錯覚を起こすが、
忠実にもう片方の指先が待つ場所にたどり着く。
恥ずかしくて、見ることなんてできない。
乾く唇を舌でなぞりながら、硬く瞳を閉じる。
木片が打ち腿をかするだけで、声が漏れそうになる。
ゆっくりと、ゆっくりと・・・それを入れていく。
細く、薄っぺらな木片のはずなのに、薫には熱く太い棒状の物だと感じてしまう。
指で持つ所以外を、しっかりと泉に埋め込んだ薫は、深くため息をつく。
本能的に知っているのか、右手が前後に動きだす。
「はぁん、はぁん・・・いやぁん・・・」
止まらない、止めたくない、快感が薫の体を支配する。
仰向けに寝転がっていた体は、いつしか膝を立てている。
もっと、ちょうだい。
ただの前後運動では飽き足らず、木片をクルクルと回転させ、なおも液を垂れ流す
密部をかき混ぜる。
「ふふん・・・いいよぉ・・・ほん、だぁ・・・」
硬く閉じた瞳が観るものは、長年思いをよせる男。
キスを欲するが、舌を絡ませる相手などいない。
少し前まで初めての快楽を与えてくれていた左の指を口にくわえる。
自分自身の愛液がついた指と、舌を顔を左右に振りながら淫らに絡ませる。
キスの味すら知らない薫だが、今味わっている味覚よりも、そのヌメリが気持ち良い。
クチュクチュとした音が下半身から聞こえてくる。