MAJOR[メジャー]のエロパロat EROPARO
MAJOR[メジャー]のエロパロ - 暇つぶし2ch138:名無しさん@ピンキー
09/09/11 14:36:37 ZoMI/Q2X
>>136続き。

「上と下、どっちがいい?」
ドアの音だけを聞いて、男に聞いてみた。
「えっ、ど、どっちでもいいっすけど」
「そう?じゃあ私が上ね」
「はぁ・・・」
「早く!君が寝てくれないと始まらないじゃない」
勢いはあるくせに、未だに状況が把握できていないらしい。
言われるままに、全裸で男がベッドに横たわる。
「それじゃあ、先にイった方が負けね!もし、私が負けたら本番させてあげる」
タオルを外すと、男の視線は私の首から下へ集中しているようで、繰り返し上下運動をしている。
「こ、こういう事、よくしてるっすか?」
男の顔を跨ごうとしていると、真顔で言われた。
「時々ね。男同士の勝負はできないけど、男と女の勝負って言えば、こうなるでしょ?」
「・・・マジで?」
「言っとくけど、私負けず嫌いだから覚悟しといてね」

柔らかな表情とは対照的な大胆な行動。
部屋の明かりのトーンもそのままに、躊躇なく男の顔を跨ぐ。
男に女の部分を曝け出し、投球の邪魔に感じる時すらある胸が腹部に触れる。
ゴクリと、唾を飲み込む音だけが聞こえたきり、お喋りな男が言葉を失っている。
「どう?よく見える?じっくり見てもいいよ」
できるだけ落ち着いた声で話しかけ、油断させた隙に男のモノを咥える。
反応し始めたばかりのモノは、根元までスッポリと口に含まれる。
グルグルと舌で螺旋を描きながら先端を目指す。
急激に硬度と成長と見せる。
たっぷりと唾液を出し、男に聞こえるようにジュバジュバと音を出しながら、
単純な上下運動を繰り返す。
言葉を失ったままの男には、刺激が強いのか、ここぞとばかり声を掛ける。
「あぁ、大きくなってる。ねぇ私の、濡れてる?」
わざと艶のある声を出し、腰をくねらす。
指で広げてるだけで、体内へ続く薄い皮膚に視線を感じる。
「ねぇ、舐めてぇ」
甘えた声で、ネダってみるとようやくペロリとひと舐めされた。
「はぁあん・・・」
待ち望んでいた刺激に、大げさな歓喜の声を出してしまった。
今までは、男の方から積極的に責めるタイプの方が多かったが、この赤毛と
きたら緊張のあまり動けないのか、作戦なのか、下半身はしっかりと反応してるくせに。
すっかり大きくなり、先端から汁を吐く男に簡単に決着が着きそうだと核心する。
レロレロと裏筋を舐め上げ。
苦しさを我慢しながら、根元まで咥え吸い上げる。

こっちは精一杯、刺激を与えてると言うのに、相変わらず視線しかおくられていない。
脚を開いているのに、自分でも愛液が流れているのが分かる。
触って欲しい。
視線だけで、こんなに勝手に感じてしまっている。
「はぁ、はぁ、お願い触って」
グチョグチョにかき回され、恥ずかしい言葉をかけられたい自分が顔を出す。


139:名無しさん@ピンキー
09/09/11 23:51:30 qUvicvFE
綾音って処女だと思うが。
あと薫もいまのとこ

140:名無しさん@ピンキー
09/09/12 09:04:51 2iAHRnAJ
まぁ、エロパロですから…
というわけで、職人さん方GJ!

141:名無しさん@ピンキー
09/09/12 12:21:23 CziZ9GrP
majorを立ち読みしたら、清水にムラっときた

142:名無しさん@ピンキー
09/09/12 22:29:24 4Y+Pp6Yh
久々にきたらいい職人さんがw
GJ。
黒寿×薫読みたい。

143:名無しさん@ピンキー
09/09/15 10:10:23 LI0b2KLT
>>138続き。

腰を落とし、男の顔を埋める。
「うわぁ!」
驚きと、苦しさに声があがるが、期待していた行為は行われない。
「へー、舐めてるだけで感じちゃうんだ」
「えっ、そうじゃなくて・・・見られてるからかな」
「見られと興奮するっすか。それじゃ、ちょっとタイムいいすっか?」
「今からスパートだったのに、でもまぁいいわ」
男のモノから手を離すと、反り返りパチンと腹に付く。
起き上がった赤毛の男は、何か考えがあるのか出入り口へ全裸で歩いていく。
シーツの上に取り残され、ぼんやり座っていると、下の布が水分を吸収していく。
慌てて膝立ちになると、しっかりと自分た座っていた跡を残してしまった。
自覚していた以上に、潤んでいたようだ。
そして、それは今尚、これからへの期待感に新たな液体を溢れさす。
シーツを見つめ、頬を赤らめているうちに男が何かを持って戻ってきた。
「これなんて、どうっすか?」
枕を床へ投げ、代わりに姿見用の鏡を横たわらす。
全身までは映らないが、座っている自分の首から下がしっかりと確認できた。
背後に気配を感じると同時に、後ろから両腿を持たれ鏡に向き合わされる。
「しっかり見えるっしょ?」
「え・・・そんな・・・恥ずかしい・・・」
「折角の美人の顔が見えないのは残念っすけど、大事なトコが丸見えー」
脚を閉じようと膝に力を入れるも、しっかりと掴まれたまま動かすことができない。
「ほら、なかなか自分では見たことないんじゃないですか?」
妙に、男の煽りに納得してしまう。
確かに、自分では見る機会はほとんど無い。
だからこそ誰かに見られると、あまりの恥ずかしさに興奮を覚える。
触って欲しくて、たまらなかった部分に触れるだけで、演技を超えた声をあげてしまう。
みるみるうちに、男の手が膣から流れる液体に濡れていく。
「はぁん、もっと、もっと触って・・・ん、ん」
もう片方の手は、胸を弄る。
むにゅむにゅと形を変えながらも、色づく先端を摘ままれる。
「ひゃん、はぁ、はぁ・・・」
思わず背後の男の方へ、身を委ねるように持たれる。
視線を鏡から外すことができないまま、しっとりと濡れた陰部の周りの毛が見える。
男へもたれ掛かっているせいで、M字に開いた脚の間から最も潤む箇所が見える。
とっくにヒクヒクと何かの進入を待ち望むそこは、タラタラと涎を垂らす。
「ほーら、指入れるから、しっかり見てくださいよ」
両手で胸の先端を摘み揺らしながら、そう言われると、従順に首を立てに振る。
「あー、あー、はぁーん・・・」
ズブリと2本の指を埋め込まれる。
内壁を広げるように、円を描きながら奥へと進んでくる。
早く奥へ来て欲しくて、おしりに力が入りヒクヒクと飲み込んでいく。
グチョグチョ、ネチョネチョと粘着質な音を響かせながら、男の指が体内で暴れる。
「あぁん、あぁん・・・きもちいぃ・・・」
意識せずとも、こういう場所のテレビに配信されている映像の中と同じような声がでる。


144:名無しさん@ピンキー
09/09/15 10:18:01 LI0b2KLT
>>143続き。

快楽に浸り目を閉じてしまう瞬間もあるが、
鏡に映る淫らな女の体が、自分ではないような錯覚がし、まじまじと見入ってしまう。
他人の行為を見ているような。
快楽だけがリンクしているような。
耳の後ろから聞こえる、男のイカガワシイ言葉や荒い息遣い。
きっと男のテクニックは秀でてはいないだろう。
ただ、偶然置かれてあった鏡と、それを使用した発想に、未知の興奮を味わう。
背中から伝わる体温と、腰骨に当たる硬く先端が濡れる男のモノ。
ジュポジュポと音をたてながら繰り返される指の動き。
悲鳴に近い声を出してしまい、気づかれたのか最も敏感を摩られる。
あまりの快感に、荒い息を吐くだけを繰り返す。
経験した事のない、フフルフルと背筋が震えるような快楽の波に襲われる。
快楽から逃げようと、ほんの少し力が入っていた膣も、逃げようがない事に観念する。
力が抜けると、指の動きが加速された。
「ふぅあー、はぁーん、なんか、なんか・・・はぁーーん」
ブシャー。
最大の波に、身を委ね快楽に沈むと同時に、体内から何かが放出された。

完全にではないが、大半の意識を手放していると、陰部を覗き込むように男の声がした。
「うわー、マジっ?俺がやっちゃったよ。ひょえー」
勢いよく出された液体を見ながら、楽しそうに独り言を言っているようだ。
「涼子ちゃん、エロエロ過ぎでしょ」
気だるくて返事はできないが、こうなってしまうとは予想もしていなかった。
あっ、負けてしまった。
やっと呼吸が整いだした途端、快楽と引き換えに、勝負だったと思い出す。

145:名無しさん@ピンキー
09/09/16 14:11:08 BITi8GL0
>>144続き。

「さてと、ほんじゃ約束通りいただきまーす」
膝の間に座る男が、太ももを抱え込み、持ち上げる。
「えっ、ちょっと、なに?」
体力には自信があるのに、思考が付いてこない。
まだまだ余韻に浸っていたいのに、この男は何かを開始しようとしている。
陰部の痙攣は止まったものの、敏感なまま息を潜めている。
抵抗する間もなく、熱いモノが進入してくる。
「はぁん、まだ私・・・」
先っぽが入っただけで、気持ちよくてキュッと締め付けてしまう。
こんな事をすれば、余計に男を調子付かせてしまうだけなのに。
容赦なくズンズンと進むそれを、体は素直に歓迎してしまう。
「ふわぁーエロエロな割りに、キツイっすね」
やっと全て入ったのか、男が声を出す。
男の本能に従って、自然とピストン運動がはじまる。
その衝撃は下半身全体に、快楽の波を響かせる。
ズチュズチュと繰り返されるリズムに、足が男の腰元へと引き寄る。
「はぁん、また来ちゃう、だめ、まだ・・・」
いとも簡単に大きなウネリにさらわれる。
「何休んでるんすか?まだっすよ」
靄がかかった視界の先から声がする。
呼吸が乱れたままのうちに、振動が再開される。
「いやっ、いやっ、いやっ」
「いっぱい気持ちよくなればいいじゃないっすか。ほら」
どこを突かれても、敏感になって、とめどなく体内から液体が流れ出る。
悔しさは薄れ、快楽をより求めようと腰が動く。
「あぁん、ちょうだい、いっぱいちょうだい」
自分でも呆れるような、本音が零れる。
弱い力で、自分の胸を弄りながらも、腰の動きを止めれない。
男が深い突きと、胸の先端を摘むタイミングを合わせる。
意思に関係なく、顎がビクンとそり返り、男を咥える場所がキューと締まる。
「うわ、出るっ」
短いうなり声と同時に、体内に熱いものが流れ込む。
「はぁん、はぁん、熱いよぉ、きもちぃ」
チュプン。
痙攣に吐けるモノを全て絞り取られた男が体を離す。


146:名無しさん@ピンキー
09/09/16 19:26:17 eeLKQfEs
本誌ですごいことになってるので、空気を読まずに吾郎×清水に期待したい

147:名無しさん@ピンキー
09/09/16 20:23:33 BRXKcNp9
野外か…

148:名無しさん@ピンキー
09/09/17 01:24:44 gCgcAJJ4
この流れだから言える!

>>107のペースで…… 
その気になった時でいい― 続きを、いくらでも待つ。

149:名無しさん@ピンキー
09/09/17 02:23:37 YtL/5Sv0
>>148
同意

150:名無しさん@ピンキー
09/09/17 10:10:21 KT95IAhV
>>145が途中ですが、本誌の勢いに乗って初めての吾薫書いてみます。
色々とごめんなさい、になると思います。

『いっしょに』
「うぉっ、やべぇっ」
軽く触れただけの、初めての唇の感触。
内心、待ち焦がれていた瞬間。
気恥ずかしく、この空気の中でどんな仕草から動けばいいのか分からない。
ただ、思ってもいなかったほどの甘い空気を肺一杯に吸い込む。
それを、胸にジンと響く言葉を述べた同じ声が打ち砕く。
「ど、どう、したの?」
「お、おい清水、ベンチいこーぜ」
「えっ?は?なんで?ってキャッ」
腕を背中と、腿の裏に回され、軽々と持ち上げられる。
「こら、暴れんな、あぶねーだろ」
突然のお姫様抱っこ。
短めのスカートの裾を押さえながら、普段より広い視界が怖くて彼の肩を掴む。
ブランコを照らしていた街頭の下のベンチに着地する。
視線を上げる暇もなく、再びキスを送られる。
ただ触れるだけなのに、血液が口元に集まったかのように熱を持つ。
頬にも同様に唇が触れる。
恥ずかしさが、フツフツとこみ上げてくる。
「ひゃぁっ」
耳たぶの後ろに彼の唇が触れただけで、全身に電流が流れる衝撃に打たれる。
「いや、か?」
「そ、その・・・こんなとこで?」
「わりぃ、理性が吹っ飛んじまってて、これを我慢するのは精神衛生上ヤバいかと」
「だ、だからって、あんたね」
「おい今更、婚前交渉うんぬん言うのかよ?」
「そ、そうじゃなくて・・・」
「じゃあ、いくぞ」
「ちょ、ちょっと・・・ふぅん・・・」
やはり強引な男だ。
本能に正直というか、脳内に残るあの言葉を思うと、その反動ともいえる今の行為も
彼の可愛い所だと、受け入れる他ないのかもしれない。

首筋を唇がなぞる。
風呂上りなのか、いかにも清潔な香りが彼女を象徴する。
いつも強気なはずが、俯いたままで表情を見せない。
聞きなれない、零れる声はテレビの中の全裸の女のものよりずっと控えめだ。
視線を首筋から離すと、胸元の谷間が入る。
モジモジと肩を窄めるせいか、やわやわと形態を変える。
少しでも彼女に触れたくて、頬を合わせながら、手探りで柔らかそうな膨らみを求める。
耳に、直接届く彼女の熱を持った吐息。
柔らかでありながら、張りのあるそれを握る。
「はぁん、はぁ、はぁ・・・」
少し強引かもしれないが、じかに触れたくて服を引っ張り裾から手を突っ込む。
邪魔な下着は上へ上げ、目的を手にする。
布越しよりも、ずっと柔らかで暖かく、先端に小さなシコリがある。
彼女の腕が首に回され、俯いたままだが、幾分体の力が抜けた気がする。
「あぁっ、ふぅん、はぁ、はぁ」
先端部分を摘んだり、押さえるだけで奥歯を噛み締めても押さえきれない吐息が漏れる。
十分にではない、もっと胸を存分に揉んでいたいが、他の部分にも触れてみたい。
彼女の膝に片方の手を置く。
途端にギュと閉じられたそこは、冬の外気にさられてヒンヤリと冷たい。
そのまま手を足の付け根に向かわせる。
何度か往復させると、皮膚温度も、彼女の緊張も和らいできた。


151:名無しさん@ピンキー
09/09/17 10:55:04 KT95IAhV
>>150続き。

下着に手を添えると、指先に湿り気を感じる。
「・・・恥ずかしいよぉ・・・」
街頭の白い光の下でも分かる程、耳まで真っ赤にした彼女が呟く。
「そ、そんなの俺だって・・・あんま勝手が分かんねーから、その・・・」
「うん・・・」
「む、無理しなくてもいいぞ・・・」
「うん・・・大丈夫そ・・・」
下着の中に手を入れ、指にヌメリを絡ませながら、割れ目に沿って動かせる。
首に回された細い腕に力が込められる。
「うぅん、はあっ、あぁん・・・」
硬さを増していく小さな突起や、ビラビラとした部分に触れると体とビクつかせながら反応する。
日常生活での表現にはないが、これが拒否をしめしていない事であると、はっきりと分かる。

「そろそろ、いいか?」
ハッとした表情で、やっと彼女と目があった。
「うん・・・でも、ちょっと怖い・・・」
手を自分の服の上へ戻しながら、俯く彼女に今までよりもほんの少し深めのキスをする。
両手で、精一杯力加減をしながら強く抱きしめる。
彼女の背中の力が抜けたのを確認し、そのままベンチに押し倒す。
時々、チラリと視線を感じるものの目が合わないまま、彼女の下着を外す。
薄暗い公園で、自分の影になってしまい、女の部分をしっかり見れないのが残念だ。
ベルトを外し、自身の緊張を抑えながら、窮屈にズボンの中で待機していたモノを晒す。
「いいか?無理なら、ストップかけろよ」
返事の代わりに、再び彼女の腕が首に回る。
先端に、ヌメリをつけ、その根源を探す。
「清水、力、抜けよ」
ムチムチとした彼女の太ももを抱えながら、できるだけゆっくりと進める。
狭いが、暖かく、滑るそこに、早く全てを埋め込みたい気持ちを、どうにか我慢する。
しっかりと目を閉じ、時々眉間にシワを入れる彼女をみると、
快楽を示す言葉を飲み込んでしまった。
「だ、大丈夫か?痛くないか?」
「・・・うん。大丈夫」
必死に力を抜くことに専念しながら、自分を受け入れる健気さに、より下半身が熱くなる。
「動くぞ、いいか?」
「うん」
早まる気持ちを抑え、ゆっくりと彼女の顔を見ながら腰を動かす。
「はぁん、はぁん、ほん、だぁ」
動きに慣れてきたのか、一瞬うっすらと目を開け、唇と差し出す。
その唇に触れると、彼女の体内に入っている部分がビクンと質量を増す。



152:名無しさん@ピンキー
09/09/17 11:06:54 KT95IAhV
>>151続き。

「ちょっと体制、変えるぞ」
「えっ?」
彼女の背中に腕を回し、繋がったまま抱きかかえる。
ベンチに座ると、彼女が自分の上半身にしがみついた体制で密着度を増す。
殆どが服越しだが、その柔らかな感触と温もりが伝わる。
「あんっ、あんっ、あんっ・・・」
下から突き上げるたびに、それに合わせて声が上がる。
奥の方が、締まりはじめ、その気持ちよさに我慢の限界がくる。
「あぁ、清水、イきそ。いいか?」
「うん、いいよ・・・何か変、な感じ・・・」
腰の動きを早めると、締め付ける範囲が急激に広まってきた。
ほんの一握り、いやほんの一つまみの理性で、彼女から自身を引き抜く。
外気に触れた瞬間に、ドピュドピュと白い液体が飛び散る。
ただ引き抜く事で精一杯だったので、彼女の陰部や腿を汚してしあまった。
「あっ、わりぃ」
息を乱し、潤んだ瞳の彼女に伝える。
ずっと昔から知っているはずの彼女なのに、初めてみる柔らかで艶のある笑顔を返される。
「大丈夫。ちょっと、あっち向いてて」
「そ、その、大丈夫だったのよ?」
「うん、思ったより痛くなかった、よ」
「そっか・・・」
「うん・・・」
背中合わせで、ゴソゴソを服を整えながら、しおらしい声が返ってくる。

はやり、無理をさせしまったのかもしれない。
夜遅くに、フラフラと自転車を押す彼女を見て反省してしまう。
「乗った方が楽なんじゃね?」
「いや・・・その、なんかヒリヒリするんだよね。歩く方が・・・」
「そっか」
そっと、腰に手を回し、支えるように横を歩いてやると、
遠慮がちに体を寄せてきてくれた。
帰ると、あの弟が何か気づくかもしれない。
すぐに彼女の家についてしまった。
またすぐに会えるのに、あの感触を手放すのに寂しさを感じる。
「また、ね」
「ああ、また電話っすから」
「うん。おやすみ」
「おう」

おわり
初めて同士って、こんな感じ?
新展開が気になります。



153:名無しさん@ピンキー
09/09/17 13:42:18 z5s9UMTC
GJ!!!

154:名無しさん@ピンキー
09/09/17 17:58:40 r5WCh69y
GJ~

155:名無しさん@ピンキー
09/09/17 18:31:39 IrpUCBTu
GJ

衝撃の新展開が恋愛絡みだったらいいけど・・・多分そんなことないよね

156:名無しさん@ピンキー
09/09/17 23:29:10 LTYZTfoy
GJ
さんくす!!

157:名無しさん@ピンキー
09/09/18 02:58:45 qJRua5fA
大河×薫希望

158:名無しさん@ピンキー
09/09/18 09:43:26 k71vP2ci
>>145続き。

「うわーマジで出てくるんだぁ。ビデオと同じっすね」
初めての中出しだったようで、好奇心を含んだ声がする。
痙攣の波がくるたびに、匂いのある液体がトロリと流れる。
「ここが気持ち良いっすよね」
下半身が痺れているというのに、さらに陰毛近くにある敏感が場所を刺激される。
「はっ、な、なにするの、よ、うぅん」
もうこれ以上は無いと勝手に思い込んでいたのに。
急激に与えられる強い快感に、ひっくり返った返るのような体制のまま腰が浮く。
「・・・はっ、はぁん、ふぁっ」
声を出そうにも、口を開けたままの吐息しか出ない。
「うひょーまた透明なのが出てきた。俺のと混ざってるし」
たったの指一本を動かしながら、陰部を観察する男は余裕たっぷりだ。
すぐにでもイってしまいそうなのが悔しくて、首を振って意識をそらそうとする。
奥歯を噛み締めていると、なぜだか涙が零れてきた。
抵抗するなんて、無意味。
そう思ってしまった瞬間、思考がグッと後ろに引き込まれた感覚とともに意識が停止する。

あのまま眠ってしまったのか、時間の経過が分からない。
制服に着替えた男のが視野に入る。
「やっとお目覚めっすか?」
「はぁ、やっぱり寝ちゃってたんだ」
起き上がると、下半身から生臭い嫌な匂いがした。
「そんじゃ俺、お先っす。良い土産もできて、ゴチでした」
「は?何?」
男の手にある、髪を同系色の形態の画面が差し出される。
人の体だとは分かるものの、どこか分からない部分がアップで写されている。
ジェルをつけたような髪と、白い液体の塊。
「顔は写してないんで、誰か分からないっしょ」
やっと、何の写メかを理解し、本当か嘘か分からないが顔は写されてない事に安堵する。
「あっ、そ、そうなんだ、それじゃね」

飄々した背中をベッドから見送った後、慌ててに時間を確認する。
丹念にシャワーを浴び、着替えを済ませる。
滞在可能な時間までもう少しある。
ため息をつきながらベッドに腰掛け、テレビをつける。
「あん、あん・・・」と大胆な声が響く画面に、ゴクリを唾を飲み込む。
道具を使い、複数の男に責められる女が写る。
眉間にシワを寄せながらも、口元に笑みを残す女に共感さえ覚える。
誰も見ていない事をいいことに、足を広げベッドに寝転ぶ。
目はテレビを見たまま、手がスカートの中へ伸びていく。
薄い皮膚がヒリヒリとするが、だんだんとヌメリを帯びて気にならなくなる。
野球で鍛えた体力のお陰か、時間ギリギリまで貪欲に貪り続ける。

おわり
次は寿×薫にしようと思っていましたが、なんだか本誌の勢いに押されて兄弟ネタに走りそうです。
どちらか浮かべば書きます。

159:名無しさん@ピンキー
09/09/20 03:52:00 zRZodpZO
GJでした!
兄妹だよね。どっちもいいw

160:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:13:17 +xFiH0uw
練習後の薫の汗の染み込んだジャージを着用してセンズリこきたい

161:名無しさん@ピンキー
09/09/24 16:43:03 fPPO5YT1
今後、本誌でのどう展開するか分かりませんし、キャラも大きく崩れてしまいそうです。ごめんなさい。

「そででは、今日は色々とありがとうございました」
制服姿のままの妹が、スーツを着た中年の男に頭を下げた。
週末で、学校は休みのはず。
しかも、学校からかなり離れた待ち合わせ場所に現れた妹に違和感を感じずにはいられない。

予定より早く着いてしまい、雑誌に載っていた店へ場所の確認をするために歩き回っていた。
交差点の向かい側に、人ごみに紛れても見間違うことのない同じ遺伝子を持つ女子高生を発見する。
隣には、父とまではいかないが遥かに年上の男が、体を寄せている。
信号が変わり、群が動き出し、妹のそばへ辿りつくと、やっとこちらに気づいてくれた。
視線だけが合っただけで、ハッとた表情を見せ、隣の男へ向きなおす。
あっさりと離れて、中年男はどこかへ消えていった。

「さっきの人、誰?知り合いだったの?」
「あっ、お兄ちゃん。うん、そ、学校の先生」
「そうなんだ」
「うん、私の友達がね、最近学校サボって、ここら辺で遊んでるらしいから、先生と探しにきたの」
「なるほどね、熱心な先生なんだね」
「うん、そうなの。先生と一緒だから、なんだか制服着てきちゃったし」
雑踏の中にも、制服姿の女の子は沢山いるが、みな服の意味を知らないように短いスカートを履いている。
目の前にりる彼女のように、生活指導の教師が喜ぶような膝がやっと見える程度の丈の子はいない。
そして、基準的な制服の着こなしが彼女の清楚な雰囲気とよく合って、ヤボったさが無い。

「お腹減ってる?このままお店に行こうと思うんだけど」
「うん、行こ!お兄ちゃん」
大きな瞳にドキリと胸が鳴る。
まだ幼さの残る笑顔は、小学生の頃と同じに見える。
時々会う程度では、まだまだあの時から兄弟の時間は動いていない。
本当に「妹」として見れているのか、自問自答する。

個室がある事を優先したせいで、女子高生には落ち着きすぎる和食となった。
いくら兄妹といえど、制服姿の女の子との食事を他人にはあまり見られたくない。
まず家庭では並ばないような、料理を堪能していく。

「あっ、そうだお兄ちゃんこれ見て」
何かを探す妹と同様に、視線をカバンに向ける。
彼女が見せたい物とは、ノートなのか手帳なのか。
「あれ?おかしいなぁ」
とうとうカバンの中身を少し出し、何かを探し続けている。
「何があるのさ?」
あまりの必死さに、思わずカバンの側に行く。
可愛らしく淡い色調の小物や、文具の中に、原色のコードが見えた。



162:名無しさん@ピンキー
09/09/25 04:46:34 wKbsGok6
キター!期待age

163:名無しさん@ピンキー
09/09/25 14:41:33 VZdOPJXY
美穂のあの声が…

164:名無しさん@ピンキー
09/09/28 10:36:37 ONO3GNkT
>>161続き。

「これ、何?」
色に惹かれたのか、違和感が興味を誘ったのか、そのコードを引き上げてしまった。
「あっ、それはっ!」
スルリと引き出された物の、両端には簡単なスイッチと、丸みのあるごく短い棒状の物がくっ付いていた。
「あっ、そ、それは、さっき・・・」
慌てて顔を真っ赤にしながら妹が声を上げる。
顔と手は、必死で弁解しようとしているものの、正座を崩した足は、ペタリと力なくおしりを落としている。
「さっき?」
「そう、さっき、拾・・・」
「さっきの人と、使ったんだね」
「ひぇっ・・・ちが、ちが、う・・・」
誰にも知られたくない事を、よりによった身内に知られてしまった。
しかも、それは自分とは違う性別。
さすがキャッチャーというか、鋭い読みに言葉が出ない。
これが、何に使う物かも知らないとトボケたいが今更それは難しい。
ホテル街がある方向から歩いてきた事も、馴れ馴れしいオヤジと一緒だった事も、
兄の中では既に一つのストーリーが成り立っているのだろう。
妹が、何をしていたかもお見通し。

「そろそろ、次の料理が来る頃だし、早くしなきゃね」
涙が零れそうなほど、何かを言われそうな不安。
頭がフラフラするほどの、心臓の早まる鼓動。
そんな事は、お構いなしの落ち着いた兄の声。
「え、あ、うん・・・」
兄に見せようとしている手帳を探しに再びカバンに手を戻す。
「きゃっ」
恥ずかしさを忘れようと、カバンに意識を集中していたのが災いしたのか、
風を感じた時には、スカートは捲れ、下着の中には先ほどの物体が進入していた。
「あぁん・・・」
抗議の声を出す隙もなく、振動があたえれれる。
十分に切り替えられていた体が、勝手に数時間前にネチッコク攻められた事を思い出す。
優等生ぶった身なりで、何のテクニックも使わずに素直に喘ぐだけでお小遣いがもらえる。
もう裸を見せる事に抵抗は少なくなったが、恥らう方がオヤジ達は興奮する。
嫌なリクエストには、同級生の男の子同様の口調で注意すれば、あっさりと聞き入れてくれる。
「美穂は悪い子になっちゃったんだね」
「ふぅん・・・」
どことなく寂しそうに笑う兄に、申し訳ない気持ちはあるものの、スイッチを入れたのは彼だ。
『失礼いたします』
襖越しに、他人の声が響く。
「ほら、美穂、ちゃんと座って。   オンにしたままだよ」
耳元で小さな声だが、従えと強く込められる。
料理を並べる店員は、チラチラと兄の顔を見ている。
きっと、誰だか気づいているのだろう。
鬱陶しいような視線にも、笑顔で応える。
「妹、なんです。このお店、美味しいし良い雰囲気なんで、今度チームメイトにも勧めてみますね」
『はい、ありがとうございます』
テレビや雑誌から受ける印象と同様の爽やかさに、感激した表情で店員は去っていった。
「ちゃんと足、閉じてたから変な音しなくてよかったね」
襖が閉じ、しばらくすると、爽やかな笑顔を何処かへ隠した兄が言葉を発する。
下半身の振動を、少しでも鈍くしたくてキツク足は閉じたまま。
味わう余裕を失って、料理を咀嚼しては体内へ流しこんでいく。
一刻も早く、ここから出たくて無心に食べる。



165:名無しさん@ピンキー
09/09/28 10:46:24 ONO3GNkT
>>164続き。

「へぇ、こんな刺激は慣れっこみたいだね」
隣に寄ってきた兄が、胸元に手をかけながら耳元で呟く。
無視して食べていると、片足をグイッと持ち開かれる。
途端に、グウィーンと細かな振動を発する機械的な音が室内に広がる。
「っいや・・・」
制服のブラウス越しに、探し当てられて胸の先端をつままれる。
下着から出るピンクのコードが引き抜かれる。
「ヌルヌルしてるよ」
振動するプラスチックの物体のが厭らしく光る。
恐怖と不安と、恥ずかしさで、立ち去りたいのに震える手を体の後ろへ着いてしまう。
ローターで、下着越しに、ゆっくりと円を描かれる。
「はぁん、はぁん・・・」
敏感な突起に近づくと思わず控えめの声を零してしまう。
口元に笑みを湛えながら、悪戯は続く。
下着の奥から溢れる液体で、シミがジンわりと広がっていってる事が見なくても分かる。
そして、その様子で男が興奮する事も。
「うっ・・・」
いきなり感じる場所に、強く押し当てられる。
断続的に与えられる振動だけで、あっさりと達してしまいそうになる。
奥歯に力を込め、掴めそうな快楽から逃れようとする。
「イきたくないの?」
意地悪く囁く声から遠ざかるように、顔を背ける。
空いたままだった手で、胸を優しく揉まれる。
「はぁ、はぁ・・・」
すぐにでも達せそうな期待感に、ヒクヒクと腰が揺れる。
「気持ちいいの?」
「・・・うん・・・」
思わず、本音を零してしまい、恥ずかしさに全身が熱くなる。
「じゃあ、自分でやってごらん」
「えぇ?」
もう少し、あと少しなのに。





166:名無しさん@ピンキー
09/09/30 08:53:21 WSBnG+l+
今週号でぶっ飛んだ結婚&妊娠の経緯をここの職人に期待する

167:名無しさん@ピンキー
09/09/30 09:03:39 FVjOFEO3
56の子供じゃなくて…っていうのヨロシク

168:名無しさん@ピンキー
09/09/30 11:56:04 mVo5iiwB
面白そう

169:名無しさん@ピンキー
09/09/30 13:19:19 510/U1hP
驚きのぶっ飛びっぷり

170:名無しさん@ピンキー
09/09/30 19:07:24 e4yHsVrP
あっという間の結婚劇でしたねw
もうすぐ連載終わるのかなぁ・・・

171:名無しさん@ピンキー
09/09/30 20:39:21 510/U1hP
明らかに終わらせにかかっている気が・・・

172:名無しさん@ピンキー
09/10/02 10:41:44 SdLzINus
>>165続き。

オヤジ達との経験で、よく知っている。
この火照りは、イかないと静まらない。
どう我慢しても逃げられない。
むしろ、下手に我慢してしまった方が後で倍の恥ずかしさを味わうことになる。
ここで素直に、快楽を得る方が・・・。
口元のニヤつきの割りに、目元の全く笑っていない兄の顔を窺う。
「・・・うん」
もう、どうなっても構わない。
後戻りなんて今更できないんだ。
素早く兄から、小さく振動する物を奪い、ギュッと目を閉じる。
指先が細かく震えるだけで、その期待感に体の芯がユルユルとヌメリを帯びる。
慌てるように下着の中にそれを突っ込み、ビンビンに膨れた小さな突起に押し当てる。
「ふぅんっ・・・」
それだけで達してしまいそうだが、もっと深くに沈みたくて堪える。
「はぁっ、はぁあっ」
押さえてるつもりでも、吐息が漏れる。
もう片方の手で、まだ成長期の胸を揉む。
視線は合わなくても、兄の視線を強く感じる。
恥ずかしくて堪らない。
「はっ、はぁん・・・ぃやん・・・」
両手の指先を、同時に強めに押すと全身にビリビリと快感が流れた。
「はぁん・・・はぁ、はぁ、お、お兄ちゃん・・・」
「気持ちよかった?」


173:名無しさん@ピンキー
09/10/02 10:42:34 SdLzINus
>>172続き。

薄っすらと涙を浮かべた大きな瞳が上目使いで見つめられる。
まだ高校生の妹のカバンに入っていた、大人が使う道具。
いくら発展途上の体を制服に身を包もうが、彼女は女になってしまっている。
自分の感じる場所を熟知した手の動き。
習慣的に、淫らな表情を相手に見せる顔の動き。
恥じらいもなくヌルヌルと染みていく下着。
「そうだ、美穂・・・進路はどうするの?」
焦点が定まっていない表情のままの妹に声を掛ける。
「・・・ひぇえ?」
「進学するんじゃないの?」
「え、あ、うん」
余韻に浸っているときに、学生には頭の痛い進路の話題はあまりしないだろう。
しかし、そうでもしないと収まらない。
ここが自分だけのテリトリーであることすら忘れて、相手が誰かも忘れてしまいそうだ。
「東京の大学って、言ってなかったっけ?」
「うん、そうだけど・・・まだ行けるかどうか・・・」
「もし、もし行けるのなら、僕の家から通わない?」
「えっ?」
「まだ先の話だけど、来年のオフには寮を出ようと思ってるんだ。
 そしたら、球場と大学の位地を考慮して部屋を借りるよ」
「ほ、ほんと?」
「当然セキュリティー対策がしっかりした所を選ぶし、安心だと思うよ」
「嬉しい!」
突然の申し出に、驚きと喜びのあまり身を乗り出すように正座し、キラキラとした表情を見せる。

淫らな時間が無かったのように、再び時間が流れだす。
カバンから取り出された手帳にあった写真を眺め、デザートを堪能し。
普通の、ごく普通の兄妹として店を後にする。
車で妹の家周辺まで送っていく。
「あっ、ここ、ここでいいよ。ありがとお兄ちゃん」
突然、母親と接触してしまわないようにと車通りの少ない路地に妹を降ろす。
「じゃあ、また。お母さんに、進学後のこと相談してみて」
「うん、分かった」
ニコリと微笑む妹に、先ほどの淫らな表情がチラりと蘇る。
「もし、一緒に住んだら、さっきの続きしてあげるよ。それじゃ、おやすみ」
言葉を失ったままの、妹が弱く車のドアと締めた。

おわり。
衝撃でしたね。
今後、回想シーンでもあると嬉しいです。
空白の7年間を、補ってきければいいなと思います。



174:名無しさん@ピンキー
09/10/02 11:09:20 /6scdnqp
GJ!!!

175:名無しさん@ピンキー
09/10/03 16:54:57 dSwvN0o4
>>172
GJ

176:な
09/10/05 21:33:43 Y3B/liR3
やっぱ、兄妹シチュはいいなー。うん、GJ!

177:名無しさん@ピンキー
09/10/06 11:57:07 i2Iy8jSL
ボテ腹薫の子供はやっぱ寿也の子供なんだろ?

吾郎が長いロードを戦ってる間、地元でリハビリに励む寿也と時たま見舞いに行く薫
お互いの家を行き来するうちに、
吾郎がいなくて寂しい薫と、妹と離れ離れ試合に出れず焦燥感のある寿也が慰め合うように・・・
リビングで、風呂場で、ついには吾郎しか入った事のないベッドルームで獣のように交わる
ベッドに大の字に横たわる寿也の股間に吾郎のユニフォーム1枚の薫がネットリご奉仕とか
対面座位でオッパイ吸われながらアナル穿られ、子宮の奥に濃厚なのを射精されて絶頂する薫とか





何このアホな妄想\(^o^)/

178:名無しさん@ピンキー
09/10/06 16:24:56 kYw5XWZL
そもそも薫と寿也ってたいした接点ないよね

179:名無しさん@ピンキー
09/10/08 14:46:21 guzBOt4N
『いっしょに』とは別物として。
大学の夏休みに薫がアメリカに行って、て設定。

「ねぇ、怒らないで答えて」
「はぁ?なんだよ」
(ベッドルームが2つあるから)と、彼女からフィアンセとなった女を部屋に泊めることにした。
お互いの両親にも、球団にもそう報告しておいて、彼女をモーテルに行かすことはできない。
試合と、夏休みでも行われる彼女の部活の予定を重ねて、やっと見つけた数日間。
やっとキスまで行けたのはいいが、やはりそれ以上は。
デーゲームから帰ると、時差ボケも苦にせずエプロン姿の薫に迎えられる。
最初からすると、随分と上達したカレーを食べさせられる。
相変わらず電話やメールを疎かにしたお陰なのか、延々と彼女の話を聞かされる。
次には、チームメイトや試合内容の質問攻めにあう。


明日にでも続き書きます。

180:名無しさん@ピンキー
09/10/08 17:35:44 L2vilf+G
期待
しかし、出来れば小出しじゃなくて書き溜めてから一気に投下してほしい

181:名無しさん@ピンキー
09/10/09 10:16:41 NwKsKawl
>>179続き。

間接照明のせいか、薄明るい中に立つ彼女に僅かな色気を感じる。
ソファーに座ったままでも、視線で追いかけてしまう
黒髪とキャミソールの間にある背中。
肩の丸み。
ショートパンツから伸びる足。
体育会系の女の健康的な体。
彼女の明るい性格を合わせれば、色気など疎遠な部類の言葉になるだろう。
そう言えば、チームメイトからの彼女の評価にも「セクシー」という単語は無かった。
どちらかと言えば、誰かの娘を褒めるときと同じような単語が耳に入った。

「ちゃんと、あたしのこと、女の子として、見て、くれてるんだよな?」
自分から一歩半だけ前で、背中を向ける彼女が、ゆっくりと投げかける。
何を今更。
さっきだって、いつもより長く、深いキスを交わし、ほんの数時間を別の部屋で過ごすだけで
名残惜しさを、理性で必死に押さえていたり。
ほんの少し、肩にもたれかかられるだけで、テレビに集中できなくなったり。
「試合後だから」という言い訳をして、長めのシャワーを浴びながら一人で処理したり。
雑誌のグラビアが彼女に見えて、思わず閉じてしまったり。
大事な人を、性欲の対象にしてはいけないような気がしつつも、そうしなければイけなかったり。
自分がどれほど我慢しているのかも、知らないくせに。
しかし、それを言ってしまうのが格好悪いように思えて、最大限短い言葉で答える。
「あぁ」
「ごめんね、急に変なこと聞いて。おやすみ」
振り向きながら、柔らかく、優しい笑顔をされる。
多分、これは自分にだけ見せてくれる特別な笑顔。

逃してはならない。
大きく膨らんだ何かの、小さな穴から出てくる感情に背中を強く押される。
今、自分の物にしないと。
小さな膜を破っただけで、彼女を所有できるわけではない。
浮気封じの、証拠がなくなる。
今まで散々、自分を抑えるための言い訳を、逆に押さえつける。
止めようない焦燥感に駆られる。


>>180
出来るだけ、そうしたいのですが、下書き無しの思いつき、書きなぐりなのでゴメンナサイ。
何かしら、反応があると、とりあえず面白いです。


182:名無しさん@ピンキー
09/10/10 15:59:53 lbELBOKG
>>181
なら纏まってから投下すれば良い。

183:名無しさん@ピンキー
09/10/10 18:02:15 NTyJX6lH
吾薫キテタ━━(゚∀゚)━━!!

まとめて投下だと生殺しや裸待機せずにすんでうれしいが、小出しでも有り難や
続き期待

184:名無しさん@ピンキー
09/10/10 21:31:41 +u338zgL
吾薫好きなのでうれしい


185:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:39:29 rRdimOTX
取り合えず、溜めてみました。
>>181続き。

言葉より先に、行動してしまうのは、本能なのか。
思考が追いつく前に、彼女の腕を引っ張りソファーに倒してしまった。
ついでに、逃げられないように、馬乗りに。

一瞬、腕に感じた痛みと共に体のバランスが崩れた。
自ら倒れたのか、不可抗力なのか。
運よくソファーに着地し、軽く頭が弾む。
しっかり見て判断しようと、何度か瞬きをしても、見えるのは天井と彼のシルエットだけ。
表情が見えないまま、ゆっくりと影が近づいてきて、軽く開いたままの唇にヌルリと舌が入ってくる。
反射的に、それに応えようとするも一方的に舌を弄ばれ、唾液を流し込まれる。
「ふぅうん・・・」
強く舌を吸われ、肩に苦痛を訴える。
力を少し抜いたのか、ゆっくりと再び口内を巡る。
もっと、して欲しい。
こうしているだけで、お互いを独占しあえてる。
背中に回した手に、もっと密着して欲しいと願いを込めてギュっと服を握る。
分かってる。
彼の気持ちも、その不器用さも、意外と古風なところも。
自分の欲望を抑えることで、あたしへの愛情を表現しようとしていることも。
ちゃんと、分かってる。
でも。
離れている時に、何度も襲われる不安。
どうしても消せない、小学生の頃の出来事。
止めることのできない彼への気持ち。

顎と舌の付け根が、疲労感にガクガクを震えだした頃、やっと唇が開放される。
「ごめん、あたし、分かってるのに」
思ったよりも大きな声は出ず、舌足らず気味だったかもしれない。
でも、自分もそれなりに成長した女なんだ。
周りの友達に、お仲間が少なくなっていってる事に何も感じてないわけじゃない。
堂々と交際を宣言しまっているせいで、「あっちも、凄いんでしょ?」などと冷やかされることもある。
苦笑いで流すことも、最近飽きてきてる。
男にだけ、性欲があるわけではない。
女にだって、あたしにだってそれはある。
でも、そんな不満を男にブツケルのは、ハシタナイ気がする。
そんな思考で、引かれてしまうことが怖い。
「でも・・・」
「いいのか?」
「うん」
はっきりとは見えないままでも、優しい視線だと何となく感じれた。
素直に頷いてしまった自分が恥ずかしくて、体が熱くなった。



186:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:42:11 rRdimOTX
>>185続き。

こういう時、どうすればいいのかなんて知らない。
とにかく力を抜こうと、緊張しなくても大丈夫だと、心の中で繰り返す。
彼の唇が、首筋に触れ、それをなぞっていく。
今まで触れられたことのない場所。
くすぐったいような、ゾクゾクするような、決して嫌な感じではない。
感じよう。
ゆっくりと目を閉じ、彼の動きに集中する。
キャミソール越しに、大きなてに胸が包まれる。
加減をしながらなのか、強弱をつけて揉まれている。
鼓動が振動となって、彼に気づかれてしまっているのではないかと思うほど、大きく早く刻む。
何となく、頭の端が麻痺するように甘く痺れる。
キスを待つだけの唇からは、意識もしてないのに勝手に溜息のような声が漏れる。
服の裾を引っ張られ、ブラトップのキャミを捲し上げられる。
プルンと簡単に胸が露になる。
腕で隠そうとする間もなく、先端が暖かく湿る。
手からの刺激以上、想像もしなかったような痺れが全身に走る。
ジンジンと子宮にまで到達したそれに、下半身がピクピクと反応を示す。
今までも何度もなく、デート中やキスの後にトイレで普段とは違う下着の中身を見つけた。
また同様の状態になっているのだろうか、それともそれ以上。

「きゃっ」
ショートパンツの左右に指がかけられ、一気に下着も膝下まで下げられる。
膝を閉じるようにしていた布は、邪魔者扱いされ、やや強引に脱がされ、どこかへ消えた。
自然と内腿をすり合わせると、上の方がヌルヌルしている。
おしりの方まで滑りを感じる。
こんな状態を、好きな人に見られてしまうと、どう思われるだろうか。
軽蔑されるかもしれない。
不安のあわり、強く膝を閉じるも無駄な抵抗に終わり、膝を割られる。
「・・・や」
胸の先端に感じた感触と同じ物が、密部にも与えられる。
「はぁ、だめ・・・そんな・・・」
頭を痺れさせていたものの正体が、快感なんだと分かりだす。
止めようもなく、みるみるうちに脳内が快感に支配されていく。
ピチャピチャと、子猫がミルクを飲むような音が響く。
指で、陰毛の近くにある突起に触れられる。


187:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:43:31 rRdimOTX
>>186続き。

ビンビン大きく膨らむそれに、目を閉じていても目の前がチカチカとする。
「あぁ、あぁ、はぁあ・・・」
どうにかして逃れようと、ソファーの背もたれを手で押してみたり、指を噛んでみても、何ら効果などない。
全身のコントロールと失ってしまい、勝手に腰が動き出す。
「気持ち、いいのか?」
彼の問いに答えることもできないまま、言葉にならない声で伝えようとする。
こんなの、あたしは、こんなんじゃ・・・。
快楽に溺れてしまいそうな大きな不安なのか、悲しくもないのに涙が零れる。
指の速度をあげられ、大きく揺さぶれれる。
子宮の奥が、グイと締まるような感覚と共に、全身の機能が一瞬停止るつ。
体の中心から、汗が一気に出てくる。
大して動いてもいないのに、スポーツの後のように呼吸が乱れる。
それでも、ヒクヒクと女の部分だけが、淡々と何かを待ち受けている。
「すげー濡れっから、大丈夫かもしんないが痛かったら言えよ」
返事も待たずに、ゆっくりと体内に何かが入ってきている。
ゴクゴクと待ち望んでいたかのように、膣が飲み込んでいく。
途中で緊張に体と強張らせるも、それのゆっくりとした動きに呼吸を合わせていく。
「はぁ、はぁ・・・」
「指、2本にするぞ」
「うふっ、はぁあ、あぁ・・・」
「い、痛かったか?」
「だぁ、大丈夫」
体の中を、押し広げられるようで、痛いと表現するよりは、その圧迫感に驚く。
彼の指が、体内に入ってくる。
自分では、ほとんど見たこともない所を、最も愛しい人に見られ、その手によって新たな刺激を生み出される。
もっと、奥へ来て欲しい。
もっと・・・。
圧迫感にも慣れ、その動きに快感を感じるようにまでなってきた。
力も抜け、素直に動きを受け入れるようになる。
「あぁ、あぁ、はぁあ・・・」
どうにかして逃れようと、ソファーの背もたれを手で押してみたり、指を噛んでみても、何ら効果などない。
全身のコントロールと失ってしまい、勝手に腰が動き出す。
「気持ち、いいのか?」
彼の問いに答えることもできないまま、言葉にならない声で伝えようとする。
こんなの、あたしは、こんなんじゃ・・・。
快楽に溺れてしまいそうな大きな不安なのか、悲しくもないのに涙が零れる。
指の速度をあげられ、大きく揺さぶれれる。
子宮の奥が、グイと締まるような感覚と共に、全身の機能が一瞬停止るつ。
体の中心から、汗が一気に出てくる。
大して動いてもいないのに、スポーツの後のように呼吸が乱れる。
それでも、ヒクヒクと女の部分だけが、淡々と何かを待ち受けている。
「すげー濡れっから、大丈夫かもしんないが痛かったら言えよ」
返事も待たずに、ゆっくりと体内に何かが入ってきている。
ゴクゴクと待ち望んでいたかのように、膣が飲み込んでいく。
途中で緊張に体と強張らせるも、それのゆっくりとした動きに呼吸を合わせていく。
「はぁ、はぁ・・・」
「指、2本にするぞ」
「うふっ、はぁあ、あぁ・・・」
「い、痛かったか?」
「だぁ、大丈夫」
体の中を、押し広げられるようで、痛いと表現するよりは、その圧迫感に驚く。
彼の指が、体内に入ってくる。
自分では、ほとんど見たこともない所を、最も愛しい人に見られ、その手によって新たな刺激を生み出される。
もっと、奥へ来て欲しい。
もっと・・・。
圧迫感にも慣れ、その動きに快感を感じるようにまでなってきた。
力も抜け、素直に動きを受け入れるようになる。


188:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:47:31 rRdimOTX
>>187続き。

「そろそろ、いいか?」
覆いかぶさる気配を感じ、目を開ける。
バッチリと目が合ってしまい、逸らそうにも思ってもいなかった優しげな表情に見とれる。
こんな顔、するんだ。
決して明るくはない室内で、しばらく目を閉じたままだったせいなのか、涙のせいか、
お互いの感情を改めて確信する。
目を再び閉じながら、ゆっくりと頷く。
軽くキスをして、足元のソファーが沈むのを感じる。
両腿を持たれ、大きく開かれる。
ヌルヌルとした部分に、手とも舌とも違う感触の物が上下する。
指が進入していた所へ宛がわれる。
「はぁっ・・・」
慣れたと思っていた圧迫感とは比べ物にならない衝撃が、グングンと進む。
手を伸ばすと、彼の手が受け止めてくれた。
それを引き寄せるように、グッと深く繋がる。
彼が深く呼吸する音が聞こえ、繋がっている実感を得る。
彼の物を、しっかり確かめたくて、少し膣に力を加えてみる。
「くはっ、締めるなっ」
慌てた声を聞かされ、息を吐きながら力を抜く。
「動くぞ」
この先、どうなるかなんて分からない。
未知の領域に、二人で踏み込む。

絶え間なく聞こえる、ピチャピチャという粘着質な音。
時々、聞こえる彼の吐息。
男の人も、声が漏れるんだ。
あたしだけじゃないんだ。
付かれるたびに上へと動く体を、しっかりと腰を持たれ固定される。
子宮の奥にズンズンと響く快楽に身を委ねると、このまま離れたくないと強く思う。
でも、それは決して口には出せない。
快楽同様に膨れ上がる気持ちに、再び意味不明な涙が零れる。
勘違いされたら、どうしよう。
どこまで上り詰めるのか果ての見えない快楽に、さらに混乱する。
ガクガクと腰が振るえる。
「はあん、はあん、や、また・・・」
「うわぁ、キツっ。イくぞ」
気付かぬうちに、彼の腕を掴んでいた手に思い切り力が入る。
もしかすると、爪を立ててしまっていたのかもしれない。
はっ、と呼吸が2秒ほど止まって、体の奥にビクビクとした振動と共に熱い物が注がれる。


乱れた呼吸を、整えようともせず呆然と静止する。
汗に濡れた彼の額が、頬に当たり、少しだけ薄く目を開ける。
紛れも無く彼がいて、これは現実なのだと、今更ながら確かめる。
無言のまま、頬に触れるだけのキスをされる。
初めてされた時のように、ただそれだけで冷めていない体が更に熱くなる。
プチュリと彼の物が、体内から出る。
ドロリとした大量の液状の物も、後を追って出る。


189:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:58:39 rRdimOTX
>>188続き。

殆ど会話も無く、視線も合わさない。
でも、全裸でソファーに腰掛ける彼に、猫のようにもたれかかる。
素肌同士で感じる、お互いの体温が心地よい。
「よしっ」
いきなり立ち上がる彼に、眠気を吹っ飛ばされ目を見開いて見上げる。
肩と、びざ裏に腕を回され、あっという間に宙に浮かぶ。
「寝室、行くぞ」
「へぇ?」
「だから、ベッドの方がいいだろ」
「ん?何が?」
「こっちはダブルだし、多分狭くないぞ」
甘い余韻に、どっぷりと浸っていたからなのか、言葉を理解するのが遅い。
「明日は、午後から出るし、今夜はたっぷりとな」
ニヤリと笑いながら、ベッドルームへ連れていかれる。
やっと意味を、理解するも返す言葉が出てこない。
ついでに、抵抗する気も起こらない。


機会があれば、2回戦も書くかもしれません。


190:名無しさん@ピンキー
09/10/16 20:41:15 DbcWAt0p
クグググGJ!
二回戦も期待している

191:名無しさん@ピンキー
09/10/16 21:13:02 uSKpU4su
黒寿×薫でお願いします

192:名無しさん@ピンキー
09/10/18 06:25:00 q8F2GDgf
GJ!!!

193:名無しさん@ピンキー
09/10/18 14:45:48 UkFvpKBt
GJ!!吾薫キター!!
二回戦もぜひ!

194:名無しさん@ピンキー
09/10/19 00:42:28 lZ7DsdsB
gjgj!!
いいよーいいよー、ありがとー!!
二人の感情がいい感じで表現されてて
堪能した!

195:名無しさん@ピンキー
09/10/20 09:07:12 KhFWFYUH
乙です!
2回戦もお願いします!

196:名無しさん@ピンキー
09/10/21 10:40:23 e8asAMJ8
没にしようかと思ったけど、折角溜め書きしたので。
寿也×薫

『それぞれの夏』
はぁ・・・。
部活とバイトの掛け持ちに、疲労の溜息しか出てこない。
体力には自信あるんだけど。
こんな時に、電話でもくれれば元気になっちゃうんだけどなぁ。
時計代わりに携帯を取り出して、画面を見ても、望んでいる文字は映っていない。
半ば諦めてはいても、夜中や明け方の迷惑な着信音には期待してしまう。
肉体疲労とは違う、溜息が出てしまう。
彼は今頃、何してるんだろ。
僅かに残る夕焼け空が寂しさを煽る。

時折、部活帰りと思われる中高生とすれ違いながら家路を急ぐ。
角を曲がったあたりから、後方に車が来ている。
邪魔になるような所を誰も歩いてはいないのに、スピードを落とし走っている。
チラリと横目で見ると、同年代の男の子が好みそうな良い車だった。
道に迷っているのだろうか?
あんな車に乗るのは、甘ったれたチャラ男だろうか。
女子高生を眺める変質者だろうか。
少し歩幅を大きくして、歩を早める。

「清水さん?」
自分を追い抜こうとしていると思っていた車から声が聞こえる。
しかも、名前を呼ばれギクリと踵が浮く。
運転席を見ると、顔がやっと見えるだけ下げられた窓に爽やかな笑顔を見つける。
「はっ」
「ごめん、驚かせちゃったかな?」
「い、いえ、そんな」
「久しぶり、元気だった?」
「え、うん、寿君も順調そうだね」
落ち着かない。
人だかりはできないにしても、こんな所で有名人に声を掛けられるなんて。
キョロキョロし、動揺を隠せないまま挨拶を交わす。

197:名無しさん@ピンキー
09/10/21 10:41:44 e8asAMJ8
>>196続き。

「気になる?」
「えっ?」
「もしよかったら送るよ、どうぞ」
「えっ、いや、そんな・・・」
「それとも、吾郎君に怒られちゃうかな?」
その名前が出されるだけど、さらにドキドキと心臓がなる。
「いえいえ、そ、そんな。それじゃ、男お言葉に甘えて」
男の人と2人きりって、正直苦手だけど彼なら大丈夫そう。
彼氏の親友で、気遣いのできる紳士的な彼なら。

どうやらオフ日で、祖父母の家に帰っていたらしい。
誰もいなくなった公園の駐車スペースに止まり、近況を報告しあう。
人気選手だというのに、それを鼻にかけない態度こそが、彼の人気の秘密なのかもしれない。
細かく説明しなくても、要領良くこちらの意図を汲み取ってくれて、会話が楽しい。
やっぱり、モテる人は違うな。
「吾郎君は、元気?」
やはり、彼の聞きたい事は、そこだろう。
あたしや、美穂ちゃんのことより、それだよね。
「うん、まぁ、取り合えず久々に勝ち星あげたし、復活なか」
「良かったよ、ほんと」
自分と全く同じ感想。
きっと、凄く心配してたんだ、同じプロとしても。

「まぁ、新聞とかネットの情報しかしらないんだけど、あたし・・・」
恥ずかしい。
これじゃ、普通のファンと同じじゃん。
一変、忘れかけていた疲労と、寂しさが顔をだす。
「相変わらずだね、吾郎君は」
「そうなの、相変わらずなんだ、あいつは」
「バカだね」
「えっ、は、ハハハ、そーだよね、バカだよね」
「清水さんも」
いったい何を言われているのか理解する前に、体が硬直する。
唖然と開いていた唇に、自分とは違う人肌が触れている。
心臓の上にある、丸い膨らみは大きな手で鷲掴みにされている。
驚きと、恐怖で、動こうにも脳から伝達が止まったままなのか、自由が利かない。
「人の気持ちなんて変わるのにね」
唇と離しながら、淡々とした声がする。
手も足も動かないのならば、せめて抵抗の声を。
しかし、何を発すればいいのか分からない。
声が出来のかも試せないまま、無言のまま唇だけが僅かに動く。
男の言葉が心の中で繰り返される。
口を開けば、のろけ話しか出なかった友達が、ある日「別れた」と冷めた目をする。
いつか、あたしにもそんな日が来るのかもしれない。
又は、彼のそんな表情を見るのかもしれない。
名前の知らない黒い感情がフツフツと沸いてくる。



198:名無しさん@ピンキー
09/10/21 10:42:37 e8asAMJ8
>>197続き。

「ハッ」
短く息を吸いこみ終わると同時に、視界が影に入る。
隣のシートから身を乗り出してきた男が、首筋に舌を這わす。
服の上から、荒々しく揉まれる胸が様々な形に変形する。
ストンとシートを倒され、見上げると大きな男のが目の前にいる。
怖いとか、嫌だとか、そういう言葉よりも、ただ信じられない。
こんな状況、蹴り飛ばして車から出ればいいだけなのに。
「ふぅんっ」
胸の敏感な点を抓られる。
反射的に内腿を強くしめるも、グイグイと膝を割り込まれ行き止まりまで進められる。
肌蹴たスカートから、大胆に太ももを晒したまま。
下着越しに、強く膝を押し付けられる。
胸への刺激だけでも、ピクピクと体が跳ねる。
少しでも逃げようと、体と下へずらすと、グニャリと男の膝に股間が密着する。
「気持ちいいでしょ?」
首筋に息を吹きかけられると、訳も分からず熱を持った体温が下がる。
Tシャツの裾から進入してきた手に、直接的な刺激を受ける。
服の中で、モゾモゾとうごく手にされるがまま、背筋がゾクゾクと震える。

同じ種目の、プロアスリートなのに、少し体系が違う気がする。
ポジションの差なのだろうか?
ぼんやりとフロントガラスを見上げたまま、男が時折視界に入る。
抵抗したいのに、それができないのは、受け入れる気持ちがどこかに潜んでいるのだろうか。
リアルタイムだけで容量が埋め尽くされそう。
思考を無視した自分の体が、弄ばれる。

足の付け根から、強引に突っ込まれた指がグルリと円を描く。
目の前に出されたそれは、ネットリとした液体に濡れている。
「ほら、もうこんなになってる」
あたしの中からでたそれを、寿君が嬉しそうに舐める。
「や・・・」
下着を取られ、足をM字に開かれる。
すーすーと濡れた部分に風を感じる。
薄っすらと全身が汗ばみ、へばりつく服が鬱陶しい。
Mの中心を指で上下になぞられる。
強く奥歯をかみ締めても、逃げられそうにない快感が全身に走る。
「はぁあん、あん、あっ・・・」
いやらしく流れる液の、源を探すように指を差し込まれる。
グチョグチョと、指の動きにあわせて車内に水音が響く。
もう一本、指が増え、それに体内をかき回される。
出し入れを繰り返しながらも、反応を楽しむように、色々な場所を刺激する。
手や、舌は休むことを知らず、重点的に胸を虐める。


199:名無しさん@ピンキー
09/10/21 10:44:53 e8asAMJ8
>>198続き。

淫らにもその行為を受け入れようとしてきた矢先、指が抜かれる。
一時でも早く止めて欲しいのに、どこかでガッカリとしてしまう。
カチャリと金属音がして、正面から男が重なってくる。
「は、ぐっ」
いきなり訪れる下半身への圧力。
腰をしっかりと掴まれ、押し込まれる。
先端部分だけが入ってきて、すぐに引き抜かれる。
また、ググっと入ってきては、引き抜かれる。
欲に駆られた体の奥が疼き、最奥まで到達するよう待ちわびる。
「じれったくされるのも、たまにはいいでしょ?」
何も発すこともできないまま、待っていた物が入ってくる。
ゆっくりと、ゆっくりと進むそれを、体内のヒダが締め付ける。
ネチュネチュと規則的に体を揺さぶられる。
「はぁん」
もったいぶらせるように、イイ所に近づいては、ポイントを突く。
思わず声が漏れると、満足気な短い笑い声が聞こえる。

吾郎君が、いけないんだ。
リトルの頃は、同情してあげてたのに。
中学で再会した時には、立場が逆転していた。
僕なりに、尽くしてきたのに、君は自分の道を真っ直ぐに進んでいる。
公私ともに順調な君を、手放しで応援できるわけないじゃない。
だから。

仕事絡みで出会った女よりは、ランクは低め。
でも、素人の売りというか新鮮さがある。
単純な攻めに、あっさりと快楽を露にする。
狂ったように感情的に否定すれば、半裸のまま車から放り捨てたかもしれない。
現実を受け入れられないままの瞳と、素直な体。
そのギャップに、欲望を煽られる。



200:名無しさん@ピンキー
09/10/21 10:47:14 e8asAMJ8
>>199続き。

「あん、あん、あん・・・」
激しさが増しだした動きに、男の頂点の近さを感じる。
大きな手で、ガシリと後頭部を掴まれると、結合部が目にはいる。
白く泡立ちながら、グチョグチョと出入りを繰り返す。
ブルっと、全身が振るえ体が締まる。
何度目かの、それが来てビクンビクンと腰が揺れる。
「口、開けて」
吐息が漏れたまま、唇は指示されなくても開いている。
ジュポリといきない、モノを抜かれ男の頭部が視界から遠ざかる。
代わりに、ヌラヌラと濡れるソレが近づいてくる。
手を動かしながら、目の前まで来て、下へ消える。
「うっ」
ドピュドピュと音を立てるように、ドロドロした熱い液体が顔にかかる。
唇を中心に熱くなり、少しは口内にも広がる。
むせ返るような匂いに、強く眉間にシワが寄る。
液体を出した先端を頬に押し当てられ、グリグリと液を塗られる。
大量の液体と、唾液で洪水状態の唇に、押し込まれ軽く出し入れされる。
口の中が気持ち悪くて仕方が無い、あたしはそれに舌を絡めてしまう。
吐きたくても、下手に顔を動かせが服も汚してしまう。
早くこの不快感から脱出したくて、強く目を閉じ唾液と共に飲み込む。
顔についた物も、舌や指で絡めとり、飲み込んでいく。
こんなの、飲んでも害では無い。
アスリートのくせに、男は運転席に座り短い呼吸を繰り返している。

上半身の服が整え終わると、いきなり車が発進した。
変な匂いが充満した車内は、人間同士が発する空気とともに押しつぶされそうな程思い。
知らぬ間に脱げていたサンダルや、スカートを直し終わると、
見覚えのある景色が見えてきた。
「ここら辺でいいかな?」
いつもと同じ笑顔でそう聞かれる。
あれは、白日夢だったのだろうか。
それとも、あたしの中にある願望。
全て忘れてしまおうと、笑顔を作る。
パリパリと顔の皮膚が突っ張り、現実だったのだと思う。
でも、急いで家へ帰り、丁寧にシャワーを浴びれば無かったことになるかもしれない。
何も無かった。

「変わらない気持ちも、あるよ・・・きっと」
今、この瞬間も、あたしの好きな人は変わらない。
仮に、汚れたと言われても気持ちのベクトルは変わらないだろう。
妙な自信だけは、有る。
まともに、目を合わせることのできないまま、ドアを開ける。
夕方で良かった。
俯いて歩けば、誰にも液体の着いた跡など悟られない。
男の匂いを発しているのだけが、気がかりだけど。

おわり







201:名無しさん@ピンキー
09/10/21 14:17:27 0N92Z9MT
GJ!最後の薫ちゃんの台詞が好きです。

202:名無しさん@ピンキー
09/10/21 16:25:58 ATcWTrhY
乙です!

203:名無しさん@ピンキー
09/10/21 20:42:21 LABlaTF4
乙です!!
藤井と中村リクエストで!

204:名無しさん@ピンキー
09/10/26 22:00:19 u3WM7IYR
ggggGJ!!

205:名無しさん@ピンキー
09/10/28 09:25:07 TwXk5Djn
『姉弟』(サブタイトルがこの回ってだけで、近親相姦ではないです)

部室で着替え中の八重歯、そこに赤髪が入ってくる。

「くはー、乳ばっか成長してやんの」
「なんだよ!とっとと出てけ!!」
「まぁまぁ、そんな冷たいこと言うなよ。仲良くしよーぜ」
「はぁ?ヘタレに興味ないっつーの。シッシッ」
チャラ男の目が、一歩近づくごとにギラついてくる。
「ビッチが何偉そうに。どれ、最近ご無沙汰なんじゃねーの?」
後ろから、ガシリと両胸を掴まれる。
ゆっくりと背後に回っているうちに、逃げるなりすればよかった。
小学生の頃の一件以来、気まずいのはお互い様。
どちらかと言うと、加害者のこの男の方が私を避けるべきなのに。
これも腐れ縁なのか、野球というクッションのせいか、この関係に緩みが生じてきている。
「俺のダチも何人もお前に世話になってるし、俺も混ぜてくれよー」
「そ、そんな昔の事・・・」
下から持ち上げるように、ユサユサと胸を揉みしだく。
いくら男の手でも、収まりきらない。
久々に味わう快感に、その手が誰の物であろうとウズウズと体が反応する。
ブラの上から、キュッと乳首を摘まれると、ビクリと大げさに跳ねる。
顎で髪を退けられ、耳の後ろから背筋にかけて舐められる。
「ひゃあん・・・」
「流石、体は正直だな。もっと乱れろよ」
調子にのる男に無償に腹が立つが、そんな奴の愛撫を喜んで受け入れてしまう自分が悔しい。
逃げたがる上半身に対し、早く快楽を求める下半身は自ら男へ。
ロッカーに手をつきながら、背後から男にされるがまま。
悔しさに押し殺していた吐息も、一度出てしまうと関を切ったようにあふれ出す。

「はあん・・・あぁん・・・」
背中のフォックを外され、直接、胸を揉まれる。
どうして男は、こんなにも乳房が好きなのだろう。
人差し指で、乳首を押されたり、コリコリと小刻みに弾かれたり。
下半身の女の部分に響く刺激に、太ももの奥がどうしようもなく疼く。
腿をすり合わせるぐらいでは落ち着きそうにない。
我慢を続けることができず、確かめるように自らの手を、下着の中へ滑り込ませる。
湿度と熱気が篭るそこの、茂みの近くにある好きな所を探し当てる。
「どれ、見せろよ」
中指で、どんどん膨らみを増す突起を刺激しながら、男に下着を下げられる。
グショグショに濡れたそれが、糸を引きながら離れていく。
「はぁあ、あぁ、あぁ・・・」
一人で欲望を貪りながら、男の視線を感じると、トロリと暖かな液が太ももを伝う。
カチャカチャと小さな金属音と、布が擦れる音に、飢えた犬のように涎を流す。
人差し指だけでも、頂点が掴めそうだけど、もっと大きな快楽が欲しい。
「はぁあ・・・入れて、入れてぇ・・・」
横目で男の反り返ったモノを確認すると、腰が勝手に踊り出す。



206:名無しさん@ピンキー
09/10/28 09:26:00 TwXk5Djn
>>205続き。

お尻を手で広げられ、トロトロにウネる場所に突き刺さる。
「うわ、すげーヌルヌル」
バックで突かれるのが好き。
胸ばかりに気がとられる奴は、正面から来たがるけど、好きでもない男の顔なんて見たくない。
ガンガンと本能的に刺激されると、スッキリ逝ける。

順調に奥まで入ってきて、ゆっくりと動き出す。
腰をしっかりと掴まれる。
パシ、パシと肌がぶつかり合う音に混ざり、ズチュズチュと男のモノが激しく出入りする音がする。
「ヤリマンのくせにユルユルじゃねーじゃん」
「あぁん、奥まで来てるぅー」
「うぉーすげ、エロいなー」

「あ、あ、あん、あ、あ・・・」
腰を突き出しながら、ラテンダンスのように自ら腰を振る。
何を言われようが、今は快楽を掴むことしか考えられない。
「あー逝く、逝っちゃう・・・あー」
「おら、逝けよ」
更に強く、激しく挿入される。
グングンを奥を刺激されまくり、このまま意識が飛びそうになる。
「やー、あーはぁ・・・」
ビクンと大きく体が弾み、力が抜ける。

「俺は、まだだぞ」
グタリとロッカーに持たれかかると、繋がったままの男の声がする。
「あー、あー、だっ・・・」
冷たいドアにしがみ付くように、手と顔を預ける。
再開された、後方からの攻撃が、いきなり大きな快楽を生む。
変な声ばりを出しんがら、力の抜けた下半身が揺さぶられる。
ジンジンと体が小さく痙攣する。

体内に、何か熱いモノが注がれたのを最後に、意識が切れる。
全裸のまま冷たい床に倒れる。
目を開けることもできず、だらしなく開いた口で呼吸する。
気持ちよかった。


207:名無しさん@ピンキー
09/10/28 09:27:42 TwXk5Djn
>>206続き。

早く服を着ないと、誰か来るかも。

動くたびに、ドロドロと下着が気持ち悪くなる。

屋上のグランドへいく前に、トイレに行かないと。

フラフラとしながらも、できるだけ急いで支度をする。

頭の片隅にでも、先ほどの行為を思い出すだけで、再び鼓動が乱れる。

喉の奥が、キュっと甘く締まる。

これまでも、深く考えずにしてきた行為。

お互い気持ちよければいいじゃん。

どちらかと言うと、男が勝手に気持ちよくなる場合のほうが圧倒的に多いけど。

チヤホヤされるし、暇つぶしには良い。

でも、なんか、いつもと違う感じ。

湧き上がる感情を、何と呼ぶかは、今は考えずにいよう。

ただ、あのヘタレを思うと、下着の中が透明な液体に濡れる。

白濁した液にも不思議と、不快感が少なくなる。

おわり


短め意識してみました。




208:名無しさん@ピンキー
09/10/29 09:24:43 tUZ23RTX
色々なシチュエーションでの吾薫を書いていただけたら嬉しいです!前に二人でラブホに入った話の続きも読みたいです。

209:名無しさん@ピンキー
09/10/30 23:24:09 nYLMRTZ2
記念カキコ

210:名無しさん@ピンキー
09/11/10 15:47:36 Q7gVsZe/
キーンと薫が見たいです
車なおした縁であれこれと

211:名無しさん@ピンキー
09/11/12 08:18:49 FaOeUuuX
それならJrの方が萌えるw

212:名無しさん@ピンキー
09/11/14 17:24:39 elrnMp5f
接点ないじゃん薫と

213:妊婦1
09/11/14 19:14:43 elrnMp5f
勝者は昂揚していた。
今夜の試合、吾郎に勝利したジュニアは興奮しながら、ホーネッツのロッカールームへ歩いていた。
何をしに行くでもない。ライバルを挑発しに行くようなもの。

「あ」

ロッカールームにはもう選手の姿はなく、吾郎に会いに来たのだろう妻茂野薫。

「茂野は?」
「シャワーです」
「ふーん」

ジュニアは立ち上がった薫に近寄り、膨らんでいる腹を見た。
視線に気付いた薫はほおを赤く染めてしまう。

「妊娠中か」
「は、はい」

ぎこちない会話。初対面。
早く出てきてよと吾郎に心の中で叫ぶ薫。
それは女としての本能的な危機感だったのかもしれない。
勝利の余韻で高ぶっているオーラを放つ男。ジュニアの雰囲気は、穏やかじゃなかった。

「…!?何?」

嫌な予感は的中。

「夫をただ待つのなんて退屈だろ?時間潰ししようぜ!」
「えっ…!嫌だっやっ、離して…!離してよ!!」
「ちっ、声を出すな!」

ジュニアに後ろから口を押さえられながら、壁に押しつけられた清水薫は、ガタガタと震えた。
片手でスカートをおろされてしまい、味わったことない恐怖に下半身がびくりと跳ね上がる。

「んぐっんぐ、んんん」
「わかった。大声を出すなよ。」
「んっんっ…」

苦しいから離して。お願い離して。
頭をこくこく縦に振ったら、訴えは聞き入れてもらえた。
手の平が離れていく。
薫は大きく息を吸い込むが、すぐ目の前は壁でもあり、息苦しい熱によって目眩がした。いっそ気絶してしまった方がいい。
悔しげに壁を手でかく薫に、ジュニアは満足そうにククッと笑った。

「大声出してみろ。泣き叫んだっていいぞ。自分の妻が他の男に犯されてるとこ、茂野に見せてやりたいもんだ」
「ん…っ、ひどい、どうしてこんなことっ…」

薫のきつく閉じた目尻から、涙がつうと流れ落ちた。
背後にいる男が憎らしい。こんな男に、自分の愛する男が負けたなんて悔しい、悔しい、悔しい。
薫はシャワールームにいる吾郎を思って泣いた。
そして吾郎に助けを求めた。

214:妊婦2
09/11/14 19:15:21 elrnMp5f
(吾郎…どうしてこんなにシャワー遅いの!?助けて、助けて…!)

せっかく妻を呼んだのに負けたことを恥じてるのだろうか。
かつてもそんな出来事があった。吾郎は敗北の夜、薫と笑って向かい合うことを嫌う。


「ぁっああぁ!!」
「入った。痛いか?傷つくかな。ま、いっか。俺の穴じゃねーし」
「ぁ、あ、うあ…っ」

「おい、もっと色っぽい声を聞かせろよ。茂野にはどんな声で鳴くんだ…?」

「あ、ぁ…おね…がい、やめ、て、や、や、」

吾郎しか許してない薫の秘部に、凶暴な雄の剛直がぬめりを帯びながら、容赦なく出入りを繰り返す。
静かなロッカールームの中。ぐちゅぐちゅと生まれる卑猥な音はやがて高まり、薫の耳を残酷に突き刺した。

「ご、ろぉ、吾郎、助けてぇ!ぁんッ!あぁっ、ン、」
「んっ、まあ、まあまあかな。妊婦ってのはこんなもんか…」
「ぁ、そ、そこはぁあ」

恐怖を感じた薫が目を見開くと、ジュニアの手に大粒の涙がこぼれた。
膨らんでいるお腹をシャツの下からつかんで乱暴に抱き寄せる手に、苦痛と不安の涙がポロポロ落ちる。

「ぁ、ダメぇぇっ!赤ちゃんっ、いるのぉ!」
「ああ?分かってるよ。赤ん坊も感じてるかな。この衝撃、いいだろ?」
「嫌ぁあッ、助け…っ、アァッ、許し、て!」

ジュニアは泣き叫ぶ薫の後ろから乱暴にお腹を引き寄せ、体内へ何度も激しくペニスを打ち込んだ。
そのたびに体を内部から揺さ振られる薫は、赤ちゃんが死んでしまうのではないかとすら感じて怯えた。

「ぅぐ、ぁん」
「はは、気持ちいいだろ?妊婦ってのは発情期のメスだからな。 男は勝った夜って最高なんだぜ。女が欲しくなるんだ。お前の夫だって、勝利の夜にはお前を抱くだろ?」

今夜ホームランを二本も打ったジュニアは、すこぶる上機嫌。
下半身のバットも喜悦満面というわけだ。

215:妊婦ラスト
09/11/14 19:15:52 elrnMp5f
「はぁっ、いくッ!」
「ダメ!中はダメ!お願いぃ…!中には…出さないでぇッ!!ぁっアァッ!」
「…フン、赤ん坊にもくれてやるよ。俺のザーメンをたっぷりと、な」

悪い笑みを口端に浮かべたジュニアは興奮の極みをいよいよ迎える。薫の内部に突きこんだ逞しいペニスで、子宮を叩きながら下半身をびくんと痙攣させた。

「ぁ…ァ…」

薫の口端から涎がたらたらと流れる。
薫は絶頂に至れなかった。内側でジュニアの精液を感じた薫は、体も心も恐怖に支配されて真っ暗になってしまった。

赤ちゃん、ちゃんと産めるの?
この子はちゃんと、産まれてきてくれるの?

犯された恥辱はもとより、薫の懸念は近い未来のわが子へ向かう。
そしてもう出てくるだろう夫、吾郎。彼に知られたくない。

「はあっ、ヤバイ」

ジュニアは崩れる薫の後ろで後悔した。
しゃがんで、薫の頭を撫でながら、
「俺はもう行く。今夜のことは2人の秘密だ。 お前も女として、茂野に知られたくないだろ? 俺も強姦魔の汚名なんか受けたくないんでな…」

「…ぅっ、ぅ… あたしは、あんたを…許さない…から…」

震えているのに、小さな背中は気丈だ。
ジュニアは、ひゅっと口笛を吹いておどけた。

「悪い悪い。許せよ。俺も後悔してるって。どうせなら、もっとノってくれる美女とイイことしたかったぜ」

そう溜息を吐きながらジュニアがロッカールームを後にすると、薫は吾郎を待たずに痛くて重い体を一生懸命引きずって帰宅した。
すぐにシャワーを浴びて綺麗にする。

お腹を見下ろすと、ジュニアの手形が赤く残っていた。

「ちゃんと産まれてきてくれる?」

薫はお腹の中にいる吾郎との愛の証に語りかけ、またポロポロと涙をこぼした。

216:名無しさん@ピンキー
09/11/24 09:53:28 D4nQkckn
>>231
GJ!

217:名無しさん@ピンキー
09/11/24 09:58:03 D4nQkckn
軍曹×オーナー代行

「お嬢さん・・・」
「あなたねぇ、誰のお陰でウチに残れてるって思ってるの?」
「え、まぁ、それは・・・」
「キーンはすぐに上に上がるんだし、もうちょっと経験を生かそうとか思わないの?」
「そりゃ、できるならそう・・・」
小娘には不釣合いな、シックなオーナー室。
引退を覚悟した恐持てキャッチャーが小さくなる。
「もー、茂野君とあなたで頑張ってくれてるって思ってたのに!!」
不機嫌そうに革張りのいわゆる社長椅子に、ドシリと腰を下ろす。
花束と、スイーツでも渡せばご機嫌になる年頃のこの娘は、なかなか情熱的だ。
下手なご機嫌取りは、余計に怒らせてしまいそうだ。

「いつもの、して!」
椅子をクルリと横を向かせ、ブーツを履いたまま机に片足を上げる。
当然、スカートから白い太ももが露になり、レース越しに陰毛が覘く下着も丸見え。
顎をツンと振り、自分より一回り程年上の大男に指示をだす。
おずおずと椅子の前に来て、軍曹が膝を着く。
「早くしないさいよ!誰かきちゃうでしょ!」
何不自由なく育ってきたせいなのか。
若い娘であっても、オーナー代行という上の立場に立っているせいなのか。
それとも、一番始めの時に誘われるままに従ってしまったからか。
生まれ持った美しさと若さに加え、よく手入れされた滑らかな肌。
ソバカスだらけの、そこいらの女とは次元が違う。
コケにされようが、これを味わえるのなら安いものだ。
両腿を抱え込み、下着の上から割れ目に沿って鼻先でなぞる。
何往復かすると、ツルツルとしていた布が湿りを帯び、女特有の香りが強くなる。

「はぁーん・・・」
「もう濡れてきてますよ。相変わらず・・・」
「喋ってないで、しっかり働きなさいよ!」
艶っぽい吐息を出していたかと思えば、勝気な口調で指示をだす。
湿り出した布に、唇をよせ息を吹きかける。
ジンワリと熱が帯びると、快感の声が聞こえる。
いつまで強がってられるか。
縫い目の少し上を指で押すと、コリコリとした粒を見つける。
「はぁああん、あー・・・」
そこを爪を立てながらも優しく擦ってやると、とたんにビクビクと体を震わす。
もったいぶらせながら、下着の色がかわった部分を軽く押さえてやる。
もっと深く押さえて欲しいようで、僅かに腰を突き出してくる。
強い刺激が欲しいのだろう。
しかし、その我侭は聞きいれられない。



218:名無しさん@ピンキー
09/11/24 09:59:48 D4nQkckn
>>217続き。

「はぁん、サンダース、お願い・・・」
「何ですか、お嬢さん」
強気な表情とはうってかわって、瞳を潤ませながら恥じらいながら懇願する。
自ら、お尻を浮かせ下着を脱ぐ。
滑らかな黄色がかった肌を、糸を引きながら下着が滑り落ちていく。
赤い顔をしながらも、大きく開かれた足の間は十分に潤んでいる。
自ら両腿を抱えながら、上目遣いで男を見る。
こんな可愛い顔ができるのなが、始めからすればいいのに。
通常時でも窮屈なアンダーパンツの中身が、ハチキレそうに膨らむ。
しかし、ここで誘われるまま盛りのついた犬のように腰を振るのは大人気ない。
同じ犬でも、飢えた犬が肉を貪るように、アリスの陰部を舌に絡める。
いくらでも溢れ出す蜜をジュルジュルと飲み込む。
舌を突っ込んで、それを止めてやろうにも逆に、大量に溢れてくる。
「はぁ・・・き、きもちぃ・・・」
ビラビラとした部分を舐めてると、髭が敏感な粒に触れるのがお気に入りの様子。
手持ち無沙汰に胸を揉みながら、ピクピクと肩を揺らし反応する。
顔中がヌメヌメと女の液で光る。
自慢の髭の先端には、白い泡が疎らにつく。
「うぅん・・・ひぃぃん・・・」
苦しそうに、余裕のない吐息を合図にベロベロと舌の動きを早める。
甲高い声と共にビクンと若い娘の体が跳ねる。

呼吸ま乱れたまま、快感に浸りながらも、少しの罪悪感が甘く締め付ける。
オーナーである以上、選手に個人的な感情は持ってはいけない。
多分、特別な感情は持っていないと思う。
でも、この淫らな関係は、どうも止めれそうにない。
この快感、同年代のボーイフレンドとでは味わえない。

「いやぁー、ちょ、ちょっと・・・」
イったままの体制で、物思いにふけっていたのが災いしたのだろうか。
正面を見ると、胸のあたりに髭オヤジの顔がある。
まだ緩やかな痙攣がのこる場所に、熱いモノが宛がわれている。
待っていた、モノ。
ズブリと先端が刺さるだけで、これから与えられる快感に、口内に涎が溢れる。
「はぁあ、ダメよ、こ、これ以上は・・・」
「煩い!」
怒鳴るわけでもなく、静かに注意を受ける。
もう、素直に受け入れるしかないのだ。
そして、同じするなら楽しんでしまおう。


219:名無しさん@ピンキー
09/11/24 10:00:47 D4nQkckn
>>218続き。

ズルズルと中を押し広げながら、男が入ってくる。
「あぁあん、はぁん、あぁ・・・」
奥まで入ったと思うと、いきなり激しく動き出す。
無意識に、沈静方向にあった痙攣が男を締め付ける。
そのウネリが自らにも、強い快感をもたらす。
パン、パンと肌がぶつかり合う音をたてながら快感に翻弄される。
痛いほどに奥を突かれながら、果ててしまいそうになるのを堪える。
加減も、考慮もなく、男の欲望のままに突かれまくる。
「あー、あ、あ、サンダース・・・」
ポロポロと瞳から雫を流しながら、限界を訴える。
口をパクパク開けても、声すら出ない。
しっかりと腰を掴まれ、挿入のスピードが速まる。
「う、うぅっ」
限界点に達し、我慢がきかなくまる。
男のモノを強く絞ると、短い声が聞こえ、途端に体内が熱くなる。
ビュルビュルと吐かれるそれを、全て飲み込んでいく。
卑猥な音を立て、モノを引き抜かれても、体の奥はジンワリと熱い。
やはり、これは止めれないと思う。

220:名無しさん@ピンキー
09/11/24 10:04:10 D4nQkckn
連続投下、失礼します。
吾×薫
3年前、血行障害が再発したあたりのイメージ。

今でも時々、思うことがある。
あの時、あたしがあんな事を言わなければ・・・。
もっと、自分の気持ちを抑えれれていたなら。
彼を、苦しめる事はなかったかもしれない。
彼の邪魔をしなくて済んだのかもしれない。
もっと、あたしが我慢しれいれば・・・。

「ごめん、何もしてあげれなかった・・・」
あたしなりに、役に立ちそうな事を勉強してるつもり。
大げさかもしれないけど、精一杯向き合ってるつもり。
それでも、再発という予期せぬ事が起こってしまった。
勉強不足だった自分が恥ずかしい。
彼の側にいるのは、あたしじゃ・・・。

高校を卒業してから冬場しか使われなくなった彼の部屋。
掃除はされているが、数年前と何も変わっていない。
あの頃より、さらに逞しくなった体にはもうこのベッドは小さいだろう。
もう、ここへ来るのは最後かもしれない。
帰りには、忘れ物をしないように帰らないと。
あたしなりに大事な話をしようとしているとこを遮るように押し倒される。
ギシリと耳の後ろでベッドの悲鳴が聞こえる。

いつもなら、ここでニヤリと彼が顔を上げる。
瞬時に、いつも通りと身構えるも目を合わしてくれない。
反射的に上がる手を、軽々と押さえこまれ、首筋を舌でなぞられる。
ゾクゾクと途端に湧き上がる快感に負けないように目と口を閉じる。
頭の上で、両手が束ねられる。
空いた手が、全身を這い回る。
グイとセーターを引っ張れ裾から無遠慮に素肌を弄る。
いつもなが不器用ながらも、気遣いながら脱がされる服。
視線も合わさず、言葉すらないまま一糸纏わぬ姿にされる。
「あっ」
カーテンも開けたままの明るい光の中で、食い入るように全身を見つめられる。
その視線に、愛撫を受けたように快感が走る。
チラリと太ももを見るとヌラリと光っている。
逃げようのない恥ずかしさに、俯いたまま彼が服を脱ぐ気配だけを感じる。
ガチャリと床にベルトのバックルが投げられた音が耳に入る。
そろそろ来る、と覚悟を決める寸前に、足を割られる。


221:名無しさん@ピンキー
09/11/24 10:05:32 D4nQkckn
>>220続き。

「う、ううっん・・・」
十分には準備が整っていない所に、いきなり圧迫感がする。
それでもグイグイと確実に、彼が入ってくる。
痛みの一歩手前の快感。
こんな強引な事ですら、相手が彼であれば受け入れてしまう。
この部屋に入った時から、こうなる事を期待してしまっていたのかもしれない。
腰を少し持ち上げ、体が勝手にもっと奥へと誘い込む。
何て、あたしは淫らになってしまったのだろうか。
彼といるだけで、素肌を密着し合いたいと願う自分がいる。
こんな行為も、これで最後かもしれない。
先ほどの思考が再び頭を過ぎった。
押さえつけられていた手を振り解き、彼の首へ回す。
思い切り力を込めて、彼を引き寄せる。

彼が動くにつれて、体の中がヌルヌルとうねる。
グチュグチェと音をたてながら何度も突き上げられる。
無意識に彼の腰に足を回し、もっともっととオネダリする。
耳音に彼の呼吸を感じ、甘い言葉のように脳を痺れさす。
お礼のつもりと、耳たぶ周辺に犬のようにキスをする。
体が揺さぶられる度に、いつもより高い声が漏れる。
欲しくて、欲しくてたまらない。
彼が入ってくる度に、体中の体液が流れ出す。
言葉にしきれない分なのか、ポロポロと目から雫が髪を濡らす。

「あ・・・はっ・・・」
腰の辺りに勝手にはいってしまった力が抜けない。
しっかりと腰を掴まれ持ち上げられたまま、ピストン運動が早まる。
唇をかみ締めていないと、意識がどこかへ行ってしまいそう。
それでも、目の前がチカチカとなりだす。
「うっ・・・」
彼の短い声と同時に、ドクドクと熱い物が注がれる。
意識もあいまいに、フワフワとしたまま下半身だけが、それを搾り取る。

繋がったまま、乱れた呼吸だけを感じながら抱きしめられる。
こんな単純な行為で、心のなかが浄化されていく。
息苦しいけど、やっと自由がきくようになった腕で彼に応える。
ポツリと耳元で聞こえた声。
まさか、あいつがそんな言葉を発するわけがない。
幻聴かもしれないけど、同じ言葉を彼に囁かずにはいられない。
このままずっと解けていたい。


222:名無しさん@ピンキー
09/11/24 17:41:39 Xrs7PLJF
>>219
GJ

223:名無しさん@ピンキー
09/11/24 23:24:24 qqDzjDUq
グッジョブ

224:名無しさん@ピンキー
09/11/25 10:53:49 LoPXGPXs
吾が何て言ったのか
お馬鹿な自分には分からなかったのですが
余韻とか、胸の内の苦しさとかが
兎に角ヨカタ。  ぽう。

225:名無しさん@ピンキー
09/11/25 12:04:34 lQ/6Q5g4
>>224
ご想像にお任せします。

また近いうちに投下できそうです。

226:名無しさん@ピンキー
09/11/27 11:51:50 ZzAyNwGR
八重歯と赤毛のパイズリ編が読みたいです

227:名無しさん@ピンキー
09/11/27 13:33:03 3ALoWxc6
>>213->>215
GJでした!
薫の腹のガキが女の子ならもう言うことなしですww
鬼畜なJrも素敵でした。

228:名無しさん@ピンキー
09/11/28 08:31:40 LDXYbcSC
こいつらキモい

229:名無しさん@ピンキー
09/11/28 20:00:37 uWuYDQPn
>>228
桃子信者も書いて貰えよ。
茂野かおとさんに犯される話を

吾郎の方が萌えるってかw
マザコンは違うねぇ。

230:名無しさん@ピンキー
09/11/29 05:01:40 4cKYua24
どうしたの?

231:名無しさん@ピンキー
09/11/30 11:24:56 gWh4j5bZ
吾×薫 新婚

「はぁっ」
ベッドから頭だけ少し出たところで、パッと目が覚めた。
いけない、いけない、こんなに大きなベッドから落ちるなんて、後で笑われるにきまってる。
つま先が、自分とは別の温もりに触れる。
一週間以上ものロードから帰ってくるというのに、深夜の帰宅に出迎えるだけが精一杯だった。
テレビで悪天候のため、交通機関が乱れていると言っていた。
予定の時間を二時間以上過ぎても帰ってこなかったし。
仮に待っていたとしても、「先に寝とけよ」と言われてただろう。
決して良い結果を収めらなかった夫と、大した会話もないままベッドに入った。

気持ち良さそうに爆睡する夫を覗き込む。
2人でも大きすぎる家に、1人で待つ寂しさ。
逞しい腕に自分の物を絡めると、どことなく安心する。
起きたら、爪のケアをしてあげなきゃ。
こいつプロのくせに、ヤスリ掛けくらいしかやらないし。
当然、一足先に起きて朝食の準備をしなければならない。
しかし、体を接触させる心地よさに離れられない。
ゆっくりと体を摺り寄せていく。
起こさないように、でもしっかりと腕も足も絡める。
体温を感じるたびに、愛しさがこみ上げてくる。

自分より少し高く感じる温もりが伝わってくる。
待ちわびてた。
もう夫婦となり、今この家には2人しかいない。
若い夫婦が、一つの布団に入り愛し合うのは不自然なことではない。
当然、何度となくそうしてきた。
しかし、開始の合図をするのは夫で、主導権も彼の物。
受身で、全身に隈なく愛撫をされるのが愛されるということなのかも。
勝手な、自分だけのパターンを持ちつつある。
そんな物は要らない。
女にだって性欲はある。
あたしだって、愛したい、ヤりたくなる時だってある。

寝ぼけたふりをすればいいんだ。
彼が起きてくれて、いつも通り事が進むのも悪くない。
先に言い訳を考えおかないと踏み出せない。
周期が明けたばかりの体は、だんだんと火照りそうに熱を上げていく。



232:名無しさん@ピンキー
09/11/30 11:26:30 gWh4j5bZ
>>231続き。

「ふぅーん、うぅん・・・」
少し大げさに甘えた声を出してみる。
顔を摺り寄せながら、肩に軽くキスをしてみる。
結婚してからでも思う、もっと自分を見て欲しいという気持ち。
大半は野球に取られてしまってるけど、こうやって2人きりの時間くらい。
膝に乗せていた方の足を、進ませ男の大きな体を跨ぐ。
腕も、首元を撫でながら覆いかぶさるように体制を変える。
耳たぶの下を唇でなぞる。
自分がされて気持ちが良い時と同じように、少しづつ舌を出していく。
胸を押し付けながら、いやらしく腰をくねらす。
構って欲しい場所を、男のヘソ辺りで振りながら
子犬のように甘い声で、耳を刺激する。
期待感で、トロトロと蜜が溢れてくるのが分かる。
下着の中に、急激に熱気が篭っていく。
早く起きて!早く気付いて!
自ら誘うという恥ずかしい行為がさらに熱を持たせる。

直接肌を触れ合わせたい。
パジャマから伸びる腕や足だけでは物足りない。
着乱れて、時々触れる腹部がもどかしい。
1人焦りながらボタンを外していく。
ポイと床へ投げ、布団にもぐる。
「はぁん・・・」
熱を持て余す体は、思いのほかに敏感。
胸の先端が触れるだけでも快感が走る。
目を覚まさない夫は、意地悪をしているのだろうか?
いつものように激しく求めてほしい。
それを思い出すだけでも、下半身がヒクヒクと脈を打つ。
深く布団に沈んでいく。
ジョリジョリと足の体毛を感じながら、柔らかな皮膚の場所を弄る。
少しの躊躇では止まらなくなった手が、トランスクに掛かる。
暗闇で全貌は明らかではないが、まだまだ成長途中である。
優しく両手で、その根元を包み込む。
チュと先端にキスをし、その周辺をチロチロと舐めていく。
ビクンと大きくなるのを手で感じると、なんだか嬉しい。
それに応えようと、途中まで口内へ含む。
口内で舌を回すと、ピュっと液を吐く。
夫の好きな場所に近づきながらも、そこには触れてあげない。
口だけて果ててしまわれては困る。
悔しそうに白い液を出す夫の表情も見たいが、それは御預け。
あっという間に硬く成長したモノは、手では押さえがきかないほど反り返っている。
目の前にある、欲しいもの。
やはり、このまま放出させてあげようか。

責めるのも簡単ではない。
お互いの準備はできたものの、どう進めればいいのか分からない。
彼の腰に跨り、腰を落とせばいいのだろうか。
下からの突き上げがないまま、自分で腰が振れるのだろうか。
脈を打ちながら、挿入を待つ下半身を押さえながら思案を繰り返す。


233:名無しさん@ピンキー
09/11/30 11:29:32 gWh4j5bZ
>>232続き。

「ほら!」
視界が明るくなったのと同時に、子供の頃のように両脇に伸びた手で持ち上げられる。
息苦しさと熱気から開放され、いつもの天井を見上げる。
どうやら夫がそうしたらしい。
掛け布団と追いやり、身にまとう物を剥ぎ取られた足の間には彼。
「ムラムラしてんのか?薫」
返事の代わりに恥ずかしさに顔を逸らす。
誰にも触れられずとも十分の潤んだそこはヌルヌルと男を飲み込む。
殆ど入りきったと思うと、すぐにガンガンと攻め立てられる。
何度も味わっているのに、それは想像以上。
逞しく、全身で衝撃を受けるのに精一杯で、押さえようもなく声が漏れる。
クチュクチュと水音が響き渡る。
「はぁ、気持ち、いぃ・・・」
ゆっくりと目を少し開け、やっとの思いで夫に告げる。
彼の動きがより深く、早くなる。
「あ、はんっ・・・」
突然の絶頂に、体がキュッと男を締め付ける。
何かが弾けてしまった体は、別の生き物のように貪欲に男を放さない。
そこだけが規則的に飲み続ける。
「俺は、まだだぞ」
空っぽのまま、さらに体を激しく揺さぶられる。
「・・・はぁん、また、ま、たぁ・・・」
先ほどより強く繋がった場所が締まる。
白み行く意識の途中に、熱い物が体内に注がれる。
その熱にすら、快感と安心感を味わう。

ヌポリと男が引き抜かれると、後を追ってドロリと流れだす。
独特の匂いを発しながらシーツに染み込んでいく。



消せばよかったかも・・・。ごめんなさい。




234:名無しさん@ピンキー
09/12/02 10:14:21 jmSM3Hyl
>>231
うはぁ、最高です。
GJ!グレイトjob!!

愛が伝わって禿萌。

235:名無しさん@ピンキー
09/12/04 10:15:21 e3d+HUcy
薫×寿

「はぁ、取り合えずこれっくらいでいいかな・・・」
広々としたキッチンでポツリと薫が呟く。
自分の他には誰もいない大きな家。
コンクリート特有の肌寒さを感じる。
思いつく限りの、作り置きのできる料理を無心で作った。
フリージングした料理までも、明後日にはこの家の主の胃袋へ順次運ばれるだろう。
ここ数年で上達した料理だが、大量に作るとなると疲労感は隠せない。
それでも、作りたいと思えるのは愛しい男のため。

ピンポーン。
珍しくインターフォンが鳴り響く。
しかも、午前中に訪ねてくる人がいるなんて。
慌ててモニターの前へ走っていく。
治安の良い地区だといっても、やはり異国の地。
年俸も世の中の人に大まかながら知られている家だ。
ついでに主人が遠征で留守だとまでバレている。
多様化する犯罪に、チームメイトの奥様同士の会話を思い出す。
ギュっと閉じた瞳を、願いを込めながらゆっくりと開く。
「はぁあ、なんだ・・・」
一瞬の緊張が解けていく。
モニターに映し出されていたのは、自分と同じ国籍のよく知った人物。
「はーい、今行くねちょっと待ってて!」
久々に弾む足取りで玄関へ駆けて行く。

ガチャリ。
「うわぁー、寿くん、お久しぶり!」
こんなにも自分は、孤独だったのかと思うほど満面の笑みを客人に向ける。
「お久しぶり。どう?体調は」
「えっ?」
「吾郎君から、電話が来てね、その、おめでとうございます」
「あ、ありがとう」
身長差で、彼の胸に抱えられた大きな袋に視線を移す。
「あっ、そうだ、お茶入れるよ、どーぞ」
遠慮がちな逞しい腕を引っ張り、リビングへ通す。

この家に住む2人の写真が幾つか飾られた部屋。
明るく爽やかな色調で纏められているのは、この女の趣味だろう。
優雅な暮らしに溶け込むように、醤油の匂いが鼻をくすぐる。
祖父母の家で暮らしていた頃を自然と思い出す。
平穏な家庭の香り。
「クスッ、吾郎君ってけっこう過保護なんだね」
「え?あいつが?」
「だって、珍しく電話くれたと思ったら、『薫の体調が良くないから、様子見てきてくれ』って。
 それで、よく話を聞いたら、おめでただって」
「アハハ、まだ、球団には報告してないんだ、あたしの体調がこんなだし・・・週末には安定期に入るんだけど」
「そっか、で、気分はどうなの?僕ならお構いなく、これで無理させちゃったら後でパパに何て言われてるか」
「フフ、だいじょーぶ!今日は何だか気分良いの、わざわざ、ありがと」
「あっ、これ、果物買ってきたんだ、その、柑橘類がいいのかなって思って」
「うわぁ、ありがと。ホントにね、すっぱい物が食べたくなるのよ!さすが寿君」
ここ数週間の、ムカムカとした不快感が嘘のようにどこかへ飛んでいってしまっている。
特に夫が遠征へ出かけている間は、不安も加わり、ドンヨリとした気分が続いていた。


236:名無しさん@ピンキー
09/12/04 10:17:50 e3d+HUcy
>>235続き。

本人の言うとおり、体調は良さそうだ。
エージェントやトレーナー達との笑い話。
気軽に母国語で話せるせいか、いつもより喋ってしまっている気がする。
折角だからと入れてくれた日本茶がすっかり冷めてしまっている。
「お茶、入れなおしてくるね」
気遣いもできる女らしく、区切りのいい所で、立ち上がった。
が、踏み出す前にフワリとソファーに座りなおした。
苦笑いを湛えながら、もう一度立とうとしているが未だ座ったまま。
「あっ、清水さん大丈夫?」
「ご、ごめん、大丈夫、ちょっと立ちくらみかな」
「疲れさせちゃったかな?もう、休んだ方が良さそうだね」
「あ、だ、大丈夫」
こちらを心配させまいと、無理に笑っているのがわかる。
僕は、彼女の夫のように単純じゃないよ。
「寝室って2階なんだよね?階段で転ぶと危ないし、付き添うよ」
「寿君ありがと、助かるよ」
なぜ寝室などという単語が出たのか、自分でも分からない。
別にリビングででも休めるのに。
僕が帰ればいいだけなのに。

親友の妻であっても、その丸みを帯びた柔らかな肩は女に違いない。
転ばしてはいけないと、慎重に支え歩く。
「ありがと」
「どーいたいまして」
ニコリとされると、歩くことに集中していた鼓動が乱れだす。
ここで、吾郎君と清水さんは愛し合ってるんだ。
その事実を思いなぞると、ムクムクと一点に血液が注がれる。
いったい何に興奮してるんだ、僕は。
「あの、そ、その、もし時間あればなんだけど・・・もう少し居てくれないかな?」
「えっ?」
「あ、ごめん、へ、変だよね、こんなの」
「いいよ、いくらなんでも不安になるよね」
「・・・ありがと」

「ねぇ、寿君、抱いて」
言ってしまってからモジモジと恥ずかしそうに俯いている。
よく先輩に連れていかれた飲み会などで知り合う女の表情と似ている。
欲求処理の為と知ってか知らずか、のこのこと着いてくる女達。
恥じらいながらも、メスの顔をした親友の妻。
妊娠してから淫乱になるという話を何かで見聞きした気がする。
でもそれはフィクションであって、あまり自分の趣味ではない。
既に体内に新しい命を宿しているのに、その行為を欲している。
つまりは、快楽だけを求めている。


237:名無しさん@ピンキー
09/12/04 10:20:21 e3d+HUcy
>>236続き。

彼とは同性だから仕方が無い。
決して、罪とは言い切れないけど、世間体は多分、悪い。
だからこそ、彼女の気持ちは、いつもよく分かってしまう。
自他ともに認める、野球馬鹿を好きになってしまう気持ち。
止まらないから、好き。
野球をしているから、好き。
それが、異性だから彼女に彼の愛情が注がれるとしたら。
2人の側にると、とてつもなく溢れてくる黒い感情。
彼女が嫌いなわけではない。

でも、今目の前にいる彼女には吐き気がする。
やっとチームメイトになれた喜びも束の間。
自分には、あまり歓迎できる流れは来なかった。
その一方、順調に2人は幸せを掴み、育んでいる。
嫉妬という言葉で片付けられるには、根深い思いがフツフツと音を鳴らす。

声も出さずに、ベッドへ押し倒す。
腹部に触れないように、負担にならないように。
自然と気遣ってしまうのは、彼の子供がいるせいなのだろうか。
いや、きっと残された僕の紳士としてのプライド。

見た目には、妊婦とは分からない肌が簡単に晒される。
親友が自慢げに言っていた、自分達夫婦は他の異性を知らないという話。
のん気に、鵜呑みにしてるんじゃないよ吾郎君。
体を見入る必要もなく、手当たり次第に舌を這わす。
女は、待ちわびていたように目を閉じたまま委ねている。
密部に手をやると、順調に準備が整っている。
「あぁん、ふぅん・・・」
2本の指を試しに挿入すると、聞いた事のない彼女の声がした。
少し乱暴にかき回してやると、ヒクヒクと腰をゆすって反応する。
いつも、どうんな風に営んでいるんだ?
目を逸らしていた妄想の箱が開く。

清水さんを犯しているのか、吾郎君を犯しているのか分からなくなりそう。
いつもとは違う興奮だけが襲ってくる。
四つん這いにさせた彼女に、自分のモノを入れると夢中で腰を振る。
「うぅ・・・あ、あぁ、はぁ・・・」
女の高い喘ぎ声が、異性と繋がっていると認識させる。
赴くままに腰を振り続けると、だんだんと締め付けが強くなってきた。
たまらず動きを早めると、呆気なく果てた。
考えのないまま、ドクドクとそのまま注ぎ込む。
キュッと搾り取るように絡み付いてくる。



238:名無しさん@ピンキー
09/12/04 10:23:53 e3d+HUcy
>>237続き。

アスリートらしからず乱れた息のまま抜く。
ヌポリと空気を含んだ音と共に、自分の白濁した液が流れ出る。
会話のないまま、彼女は隣にあるシャワーへ消えていった。
全裸のまま、いつも吾郎君が寝ているであろう場所で仰向けになる。
深く呼吸をし、目を閉じてみる。

薄っすらと目を開けてみると、ユニホームが視界に入る。
驚きに、目を見開く。
「へへ、似合う?」
照れくさそうに笑う彼女は話す。
どうやら、夫の趣味で球団から支給され余った物を彼女用にお直ししたらしい。
親友の意外な一面に、僕はすっかり自分の身なりを忘れていた。

「ねぇ、もう一回・・・」
男女の体液にまみれ、シャワーを待っていた部分。
気がつけば、そこがネットリとした舌の上で転がされていた。
現状を理解し、対策を考える前に、本能が反応を始める。
快楽と征服感に包まれながら、それを受け入れてしまう僕がいる。

当然と言うように、何度となく求められる。
いつも親友がそうしれいるのならばと、つい応じてしまう。
どこか心にブレーキをかけながら。
しかし、謝罪の気持ちは芽生えてきそうにない。


239:名無しさん@ピンキー
09/12/10 23:11:07 V1I5tWXC
本編がある意味でエロパロを凌駕してしまった…

240:名無しさん@ピンキー
09/12/11 20:16:37 vrO7MHlW
眉村×静香だろ

泰造付きというのが…笑える

241:名無しさん@ピンキー
09/12/12 01:55:09 d6FuMsu8
あの展開にはさすがに唖然とするな
眉村はやっぱりむっつりだったんや

242:名無しさん@ピンキー
09/12/17 10:54:33 1Hlk14fx
前谷×薫『挑戦!マラソン』

「おい、ちょっとこれ漫画じゃねーの?」
休んでいたベンチの後ろを指差す方を向く。
雨に打たれたのか、表紙は波打ち色も褪せているが紛れもなく漫画本があった。
喜々と取りに行った前谷の膝に置かれた本。
ボロボロだけど読めなくもなさそうだ。
ただ、表紙を見てもピンと来るものがない。
聞いたこともない雑誌名。
描かれている女の子にも見覚えがない。
おまけに、難しそうな感じも多々あるし、読める物も単語の意味が分からない。
「ねぇ、ちょっと先に見せてよ」
「俺が取りに行ったんだから、俺が先だ!それに、俺は先輩だぞ!」
「何を偉そうに。女の子が表紙なんだから少女漫画よ!あんた、そんなの読みたいわけ?」
「うぅ・・・まぁ心優しい先輩が譲ってあげよう」
「ラッキー!」
マラソンという名のテスト。
しかも往復20kmと聞いただけで疲労感が倍増する。
それでも、どうにか半分の休憩所までたどり着いた。
あと半分!
もしかすると先頭を走っていったあの二人はゴールしているかもしれない。
自分もゴールできるのか心配だが、まだ太陽は高い位置にある。
それに、足も痛くて走ってられない。
帰りは下り坂だし、少しは楽に進みそうだ。

ボロボロの雑誌を開くと、そこには制服姿のお姉さんがいた。
普段読んでる漫画に出てくる子より、ちょっと目が大きいかも。
高校生とかになると、ホンとにこんな体になるのかな?
どうせ、どんなお話かも分かんないし、こっから読めばいいよね。
女子高生が教室で勉強している。
他の生徒がいないとこをみると、放課後っぽい。
困ったような表情からして、多分居残りさせられてるんだ。
文字も少ないり、読みやすいかも。
ページを捲ると、いきなり先生が入ってきた。
竹刀を持ってて、怖そう。
ところ、どころ知らない漢字がるけど、どうやら怒られてるらしい。
ドタバタな流れに、女の子は立ち尽くしている。
えー、どうなるの?
誰か助けに来てくれるのかな?
雨に濡れてヨレヨレになったページを進める。
インクが飛んで文字が読めなくなってるけど、
女子高生が先生に、竹刀で打たれてる絵が目に入る。
普通なら、お尻をただかれるのに、この子は前。
なんで?痛いよね?
お腹でもなく、短いスカートの上を。
状況が読めなくて、どんどんページを捲っていく。
一発目は強く打たれたようだけど、だんだんと優しくなってきたみたい。
もしかして、良い先生なのかな?
なぜだか怒られながら、スカートに竹刀をグリグリと押し付けられてる。
女の子は、赤い顔をしながら息を乱している。
「ぐぇ!な、なにこれ・・・」
「どうした?清水?」
「え、あ、な、何でもないっ」
水分でページがくっ付いてしまったせいで、ページを飛ばしてしまった。
すると、そこには怒られているのに、快感を訴える女の子の姿。
妙にドキドキしてしまい、声をだしてしまった。
なぜ、漫画の中の女の子がこうなってしまっているのか理解できない。
分からない。


243:名無しさん@ピンキー
09/12/17 10:59:48 1Hlk14fx
>>242続き。

「おい、どんな話なんだよ?そろそろ・・・」
「え、あ、いいよ、次読べよ」
「で、どんな話なんだよ?面白いのか?」
「うーん・・・なんかさ、女の子がスカートのとこグリグリされたら気持ちいいみたい」
「はぁ?なんだそれ?」
「だ、だから分かんねーんだよ!」
「じゃあ、お前も試してみっか?」

同じ女なんだし、気持ち良いんなら試してみればいいんじゃないかと提案された。
確かに、疲労感でいっぱいな今に必要なことかもしれない。
マッサージみたいなことなのかな?
取り合えず、直接手で触られるのは抵抗がある。
ここにバットでもあれば、とは思ったが代用する物もない。
二人で考えた結果、帽子のツバを押し当てることにしてみた。

「あ、あんまり強くするんじゃねーぞ」
「分かってら、で、どうなんだよ?」
ズボンのファスナーに沿わせた帽子を押し当てられる。
ツバのカーブにあわせ、上から順に刺激される。
「あ、なんか頭がボーってしてきたかも・・・」
何度か往復されると、鼓動が早まるも、頭の中がフワフワとしてきた。
「気持ちいいのか?」
「よく分かんないけど、なんかいいかも・・・」
同じペースで降りてくる刺激が待ち遠しい。
「はぁ、はぁ、きもち、いいのかも・・・」
漫画の女の子が赤い顔をしていたのが、分かってきたかもしれない。
「だ、大丈夫か?清水」
「はっ、な、なんかトイレ!」
「どーしたんだよ?」
うっとりとした清水に、いきなり帽子を持っていた手を叩かれ呆然の前谷。
トイレに行きたいと言ったわりに、座ったまま。
「はぁ、はぁ・・・なんか立てないかも・・・力入んない」

学年も違い性別も違うが、自分より大きな清水に肩を貸して下山する事になった。
おまけに、今後は帽子じゃなくバットを使って、さっきと同じ事をする約束までされた。
まぁ、赤面して呼吸を荒げる清水は、ちょこっと可愛い。

終わり。
拾ったエロ本でハァハァを知る薫ちゃんです。
原作を補える物を書きたいのですが、超展開で難しいです。


244:名無しさん@ピンキー
09/12/27 23:47:22 IgbUSZVG
>>241
最初吾郎と薫も
唖然したが
眉村静香
でさらに子供2人に
ポカーン(゜д゜)
とした

新婚吾郎薫GJ

リトルの2人でエロはネタでも無謀だろうか
過去ログのリトル吾郎が薫に電話した奴とか好きだった

245:名無しさん@ピンキー
10/01/05 22:29:18 6gMjDalo
吾×薫。空白の期間。

「ちょっと、どこ触ってんのよ!」
早朝の電車内は客もまばらで、薫とその彼氏であるがっしりとした体格の男の貸し切り状態である。
朝一に到着した彼を迎えに空港まで来た薫は、好きな人に会えた安心感もあり、電車の規則的な振動に身をゆだね、睡魔が近づいてきていた。
会えば話したい事は山ほどある。

しかし幼なじみの照れくささか、会話は途切れがち。
吾郎にすると、時差ボケのもやもや感にミニスカートから伸びる白い脚は、普段以上に強い刺激だった。
シーズン中我慢して来た物が一気にはちきれそうだ。
リラックスしているせいか、薫の太ももの隙間は、段々と広がっていっているように見える。
どうにか意識を逸らそうと、彼女の横顔に視線を移す。
すると今度は、柔らかな唇と、コートの襟に少し隠れているのが残念な首と耳たぶ。
何ともないと言えば、何ともないパーツにすら、男の部分が反応してしまう。
ついでに言えば、彼女が動くたびに香る清潔感のある甘い香りにも、ぞくぞくする。

「誰もいねーし、な?いいだろ?」
「は?なに?意味分かんないですけど」
薫の太ももを撫でながら、覆いかぶさろうとする男に抵抗の声をあげる。
「だからさぁ、な?その、すぐ済むと思うからさぁ」
いつに無く、体に似合わない甘えるような口調で懇願される。
「でも・・・こんなとこじゃ嫌だよ・・・」
強く拒否できない薫は、恥ずかしさと求められる嬉しさに視線を泳がせるばかり。
時々すれ違う、満員電車の乗客がこちらを窺っているような気にさえなってくる。
もしかしたら、どこかのビルから覘いている人がいるかもしれない。
車掌さんがくるかもしれないし。
すぐに駅に着いちゃうかもしれないし・・・。
二人きりの空間で、体を密着させたくないわけじゃないけど・・・。
次々と浮かび上がる考えを整理して、答えを導き出すことはかなり難しいようだ。

「ほら!」
腕を掴まれ立ち上げさせれると、クルリと窓の方へ向かされる。
「うっ」
いきなり下着の中に手を突っ込まれ、潤いを確認される。
「何だかんだ言って、お前もその気あるじゃん」
ただ彼の側にいるだけで、いつも無意識のうちにトロリと下着を濡らす事を指摘され、全身が熱くなる。
優しく背中を押され、お辞儀さられる。
不安だと目で彼に伝えると、手のひらに吐いた唾液を逞しい性器に塗りながら、吾郎がニカリと笑う。
「はぁ、あぁん・・・」
しっかりと掴まれた腰が、ゆっくりと彼の方へ引き寄せられる。
久々に味わう彼のモノ。
先端が入ってくると、拒んでいたことなど忘れ、置くまで飲み込みたくなる。
ズンズンと突き上げられる衝撃が、下腹部全体に響き渡る。
「ああん、はぁあん、はぁん・・・]
「うぅすげぇ、わりぃ、もうイきそっ」
苦しそうな男の声に、同時に果てたいと快感を堪えていた奥歯を緩める。
より激しく襲い掛かる振動。
「あ、あぁ・・・」
聞きなれない頼りなさげな男との声を共に、薫の体内に熱い情が放たれる。




次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch