MAJOR[メジャー]のエロパロat EROPARO
MAJOR[メジャー]のエロパロ - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
09/07/17 09:56:38 Z3lNzE6G
「すれ違い」

亭主と、子供達をそれぞれ送り出し、一通りの家事を片付ける。
いつもなら、ここで休憩がてらドラマの再放送を見て、軽く昼食を取る。
午後になれば、順に子供達が帰ってきて騒がしくなる。
ささやかな、穏やかな時間。
しかし、今日はいつもとは勝手が違う。
久々に長男が帰国した。
いつもならトレーニングなどで外出しているが、今日はあいにくの雨で、やる気も
起きないらしく、休息日としたようである。
だからと言って、益々逞しくなった大きな体をリビングのソファーの上で大の字に広げ
手持ち無沙汰にテレビをみる姿に、注意の一つも言いたくなる。
夕方には、大学から帰ってくる彼女と出かけるらしいが、それまでうやって
過ごすつもりなのかしら?
随分と前から、微妙な関係が続いていた幼馴染の女の子と、やっと付き合うのうになり
少しは息子の成長を喜んだのだが、やはり何かと心配は尽きない。
小学生の頃から、よく彼女の話題をしてたっけ。
高校を編入してからは、彼女の弟の話題も加わり、仲が良いのは結構だが
更に、もどかしい関係を見守っていた。

「ねぇ、吾郎」
「あぁ?」
成長するにつれて減った息子と二人だけの時間。
色々と話たい事はあるが、なかなか言えない。
思い切って、聞いてみよう。
「あんた、清水さんのことちゃんと大事にしてるでしょうね?」
「な、なんだよ、急に」
「だから、大事にしてるのか、聞いてるの」
話が唐突すぎたかもしれないが、この手の話題を自然に出るのを待つと、いつに
なるか分からない。
「そ、そんなこと、かーさんには関係ないだろ」
「あんた達は、まだ未成年なんだから関係ないことないでしょ」
息子は当然の反応を示し、声を荒げるが、ちゃんと言っておかないと!
「責任が取れないようなことしないのよ!
 清水さんはまだ大学生なんだし、向こうの親御さんに申し訳ないでしょ。
 それに、傷つくのは女の子の方なんだし!」
「はぁ?何んだよそれ?なにが言いたいんだよ?」
思わずヒートアップして、一気に言ってしまったが、息子は言っている事を
理解してくれていないようである。
まぁ野球以外のことに関しては、仕方ないか。
「ちゃんと避妊しなさいよ!って言ってるのよ」
はぁ・・・言ってしまった。
「な、な・・・・(そんな事)してねーよ」
真っ赤になり答える息子の言葉に、衝撃を感じる。
(えっ?してない??)
学校任せにして、ちゃんと教えてなかったかしら?
それくらい、友達から聞いたりするでしょ?
清水さんは、それで良いのかしら?
とにかく、このままではダメだ。
「なに言ってんの、あんた!」
「だ、だって、よく分かんねーんだもん、仕方ねーだろ」
拗ねたように言われても、可愛げなんぞない。
ちゃんと教えるのが、親の役目だ。
何かあってからでは、遅い。
「ちょっと、待ってなさい」
急いで夫婦の寝室に行く。



101:名無しさん@ピンキー
09/07/17 10:19:07 Z3lNzE6G
>>100続き。

化粧台の小さな引き出しには、いくつかの箱が入ってある。
国産の物だと、サイズが合わないのか破れる率が高いので、仕事や旅行で海外へ
行ったときに夫がまとめて買ってくる品物だ。
予備として置いてある、国産のオーソドックスな箱を手に持ちリビングへ戻る。
「はい、これ」
取り合えず持たせておけば、使うだろうと思い、恥ずかしさを堪えて息子へ渡す。
しかし、先ほど以上に、ポカンとした顔で首を傾げられる。
箱を見れば分かると思ったが、この箱にする見覚えが無いようである。
「ほら、コ、コンドームよ」
「へー、これがそーなんだ」
「今度から、ちゃんと使うのよ」

大きな仕事を一つ終わらせると、一気に疲れがでて吾郎の隣に腰掛ける。
(ホントに世話の焼ける息子だわ)
自然と大きなため息をついていると、隣からカチャカチャと金属音が聞こえた。
周りを見渡すと、テーブルの上には先ほどの小箱が開かれている。
隣を見ると、息子の下半身が目に入る。
「な、なにやってんの!あんた」
いくら、息子のモノでも、これは困る。非常に困る。
片や息子は、芳情一つ変えずに自分のモノを片手に軽く上下運動を与えて、
もう片方には、小さな四角い物を持っている。
「えっ?何って、試しに着けてみるんだよ」
「そ、そんなの自分の部屋でやんなさいよ」
「別にいじゃんか、あれのなんかガキん頃から見慣れてるだろ?」
確かにそうだけど、成長したそれは凝視できない。
まして、硬度を増した状態のモノなど涼しい顔で見れる訳がない。
「あっ、かーさん、オヤジのと比べんでくれよな」
笑顔でそう言われても、笑って返せない。
(つけ方も大事よね。ちゃんと着けないと意味ないって言うしね)
袋を開け、装着しようとする息子の手元をチラチラと伺う。
(あっ、何やってんの、この子)
性格が不器用なのは十分に承知していたが、ここまで手先も不器用とは。
(もたもたしてたら、女の子も冷めちゃうわよ)
見ていられない。
世話焼きな自分の性分を恨みつつも、息子の手にある物を奪い取る。
「ちょっと、貸しなさい」
「ここを、こーやって空気が入らないようにね」
素早く息子に、それを着ける。
「うわっ、窮屈だな」
「こんな事で、もたついてたら清水さん待ちくたびれちゃうでしょ」
(ここまですれば、完璧だ)
まさかここまで教えるとは思ってもいなかった。
夫にお願いした方が良かったかもしれないと後悔する。

102:名無しさん@ピンキー
09/07/17 10:48:34 Z3lNzE6G
>>101続き。

先ほどより、さらに大きくため息をつく。
お昼が近いというのに、支度をする気力も、食欲も半減してしまった。
急に、視界を逞しい手が遮った。
何が起こったのか理解する前に、自分の太ももが目に入る。
膝下まであるはずのスカートが捲られている。
それを、捲ったのは息子の手である。
「えっ?ご、吾郎?」
相変わらず下半身を出したままの息子に尋ねる。
避妊具を装着したときよりも、それは見るからに肥大している。
「性教育のついでだよ。
 どーなってるか見せてくれよ。
 それこそ、間違っちまったら清水が可愛そうだろ?」
「そ、そんなの清水さんに見せてもらいないさいよ」
真っ赤になった息子が
「そ、そんなことできるかよ!」
彼女の名前を出すと、初々しく反応をする。
気恥ずかしさを隠すように、床に膝をつき乱暴に母親の下着を剥ぎ取る。
ソファーに座ったまま、女の部分を晒す格好になってしまった。
慌てて脚を閉じようにも、間に息子がいて両手で阻止される。
「あれ?かーさん、なんか出てるんじゃない?」
意図的なのか、息子の言葉に全身が熱くなる。
手で触られるのかと、ギュっと目を閉じる。
しかし、濡れだしたそこに触れたのは、指とは違う感触。
急いで目を見開くと、息子のモノが自分の入り口から侵入しようとしている。
「試してみるだけだよ」
悪戯っぽく笑う息子の考えていることが分からない。
ググッと、まだ準備の整っていないとそこに入ってきてしまった。
「へーこんな感じなんだ。
 まぁ、かーさんからすれば息子の息子だから、孫ってこと?
 ちょっと可愛がってやってよ」
サラリと言い終え、腰を動かせだす。
「えっ、ちょ、ちょっと。ふぅん・・・」
目を閉じた息子には、言葉は届いてないようだ。
「あ、あんた、清水さんに悪いと思わないの?ふぅん・・・うん」
「大したことじゃねーじゃん。
 かーさんなんて数の内入らないだろ?
 マシーンからホームラン打っても喜ばないのと一緒だよ」
「な、なにその例え。うぅん・・・ちょっと・・・」
抗議の声は届きそうにない。
いつもとは違う角度からみる息子の顔は、今は亡きフィアンセによく似ている。
遺伝子がなせる業なのか、年々表情や仕草が似てきている。
まだ母子2人で暮らしていた時は、面影を見つけては亡き人を思い出し
寂しさを一人で慰めていたものだ。
女の分に与えられている感触も、夫のモノとは違う。
やはり、こんな所まであの人に似ているのかもしれない。


103:名無しさん@ピンキー
09/07/17 11:12:13 Z3lNzE6G
>>102

「はぁ・・・ぅん・・・」
いつしか息子が、亡き人にしか見えなくなってきていた。
自分の体内にはいってきたモノが、さらに質量を増したようだ。
10年以上前の、まだ自分も若かった頃。
夢中でお互いに求めて合っていた頃。
目を閉じたまま、単調な動きを繰り返していた息子の動きが、速くなってきた。
「あん・・・あん・・・」
自らも快感を得ようと腰を動かす。
中が伸縮を始める。
「うはっ・・・清水・・・出る・・・」
息子の彼女の名前が聞こえた瞬間、ビクンビクンと最後の刺激が与えられた。
「くはーっ。自分でするよに気持ちいいな。
 かーさんのでこれなら、清水のは相当いけるって事だな。
 楽しみだわ。ハハハ」
あっけらかんと言う息子の言葉を、息を整えながら聴く。
あっさりと現実に戻されたが、体は十分に満足したようである。
「えぇ?ちょっと、どーいうこと?」
「はぁ?なにが?」
「なにがって、あんた」
彼女と比べるながわかるが、楽しみって??

不器用に自分の始末をしながら
「そんなの、簡単に清水に手、出せるわかねーだろ」
すぐには理解できなかった。
「えっ、ってことは、もしかして・・・あんた」
本当の父親と同じ癖、鼻のしたをかきながら
「だから、こんなの数の内に入らないって」
と非常に失礼な言葉を言われる。
「俺が学校から帰ってくるころ、よくオヤジとここでヤってただろ?
 ちょっと真似してみただけだよ」
確かに、夫にこのソファーで昼間から求められる事が度々あった。
子供がいないのをいいことに、開放感と快楽を官能していた。
「あ、あんた見てたの?」
こんな状況で、さらに恥ずかしさがこみ上げてくる。
「へへ、まぁ今までの迷惑料ってことで、許してやるよ。
 今日のことは実践で遺憾なく発揮させてもえらうわ」
服を調えながら、体は妙にスッキリとしてしまったが、今まで以上に
息子のことが心配になり、頭を抱え最大の溜息をもらした。

おわり。



104:名無しさん@ピンキー
09/07/17 11:57:49 wgJ0cmxt
とりあえず前振りだけ書いてみた。吾朗×薫で。
時系列、場所は考えてないんで、そのへんはスミマセン。


今日は、シーズンオフで帰国してきた本田と、久しぶりのデート。
たっぷり1日遊んで、遅めの夕飯も食べたけど…。

「あー食った食った。美味かったな」本田が上機嫌で言う。
「う、うん。美味しかった。ごちそうさま」
「お、もう10時か。そろそろ帰ろうぜ。」本田は、呑気に時計なんか見ながら駅に向かって歩き出した。
「…か、帰りたくないな」私は、小声だけど勇気を出して言ってみた。
「はぁ?何だ清水、まだ遊び足りないのかよ。今の時間だと…カラオケか?
俺、今の日本の歌なんかあんまり知らないぜー?」
「ちがくて、そーじゃなくて」
「カラオケじゃねーの?うーん、そんじゃ何だ?」
「だから、もっと一緒にいたいの!今日は帰りたくないの!」
恥ずかしいけど、言ってしまった。女の子にここまで言わせるな、バカ本田!
そう思いながら、本田の顔を見上げてみた。
「…。」そっぽ向いてたけど、赤くなってる。
私は隣に移動して、そっと本田と手を繋いだ。
「私たち、恋人同士、だよ…ね?」
「…そうだな。じゃ、行くか。」
そう言うと、本田は私の手を引いて歩き出した。…ラブホ街に向かって。

105:名無しさん@ピンキー
09/07/17 14:52:41 fo0ws0ev
キタ━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━!!!!
薫、桃子と来てもう俺のチンコは打ち止めだお

これに吾薫まで来たらもげる

106:名無しさん@ピンキー
09/07/17 15:26:24 wgJ0cmxt
>>105
もげる前に書けるように頑張るよ。

107:吾朗×薫続き
09/07/17 23:01:23 wgJ0cmxt
本田は私の手をしっかり握ったまま、スタスタとラブホ街を歩いていく。
「随分馴れた感じじゃん?」冗談で言ってみた。黙ったままなのが恥ずかしかったから。
「んなわけあるか、バカ」前を向いたまま、多分顔も赤いままで本田が答えた。
口調はいつものままだけど、本田も照れているのが分かって、私は嬉しくなった。

「ここにすっか?」本田が立ち止まったのは、わりと新し目の建物だった。
「う、うん…」なんか、一気に緊張してきた。
本田の、私の手を握る力も、心なしか強くなった気がする。

中に入ると、先にカップルが一組いて、パネルを見ながら部屋を選んでいた。
それを、ちょっと離れた所で待ってから、私たちも見よう見まねで選んでみた。
「清水の好きなの選べよ」
「うーん、じゃあ…これ、かな?」
「よし、じゃ決定、と。」
本田がボタンを押すと、部屋の鍵が出てきた。
「えーと、302だから…こっちのエレベーターか。行くぞ清水」
「う、うん。」
どうしよう、どんどんドキドキしてきた。繋いでる手も、汗ばんできてる。
本田の方はどうなんだろ?無言で鍵をチャラチャラ鳴らしているけど。
「302っと…ここか」
鍵を開けて中へ入ると、そこはパネルで見るよりも綺麗な部屋だった。
「ふぇ~スゴいねー。あっ、見て見て、おっきーテレビがある。
わわっ、お風呂もひろーい!スゴいよ、本田ぁ。」
私は興奮してあちこち見てみた。で、本田の方を見てみると、
いつの間にかベッドに腰掛けていた。
「ちょっと落ち着けって、清水」
「だぁってー、初めてなんだもん。本田は随分落ち着いてんじゃん。」
「そんなことねーよ。俺だって初めてなんだから…
でもなー、清水に誘われちゃったからなぁ」
本田は、意地悪そうにニヤリと笑って私をみた。


取り合えず、今日はここまで。続きは書いてる途中です。

108:名無しさん@ピンキー
09/07/17 23:40:19 cw+lGx+N
>>104
吾薫期待
でも上げない。

109:名無しさん@ピンキー
09/07/18 00:28:57 a5RQmWgd
吾桃GJ

110:名無しさん@ピンキー
09/07/18 15:17:26 2Kd+gW3B
>>102
GJ

111:名無しさん@ピンキー
09/07/21 10:10:11 KXREf2U7
>>98続き。

消毒された匂いがする、無機質な廊下を歩く。
その先には、あの青年の病室がある。
この時間、面会時間も終わり、ナースの見回りの時間には早い。
何故か早足になりそうな自分を抑え、その部屋にたどり着く。
薄暗いベッドの上に、点滴を受けている患者がいる。
生意気なガキだと思っていた青年の、マウンドでの勇士に男を感じてしまったのは認める。
しかし今、目の前にいる彼の寝顔は、幼さを残す。
「かわいい寝顔しちゃって」
そっと黒髪を撫でてみる。
上半身のみならず、全身どこを取っても、それはプロ・アスリートの体。
しなやかで、逞しい肉体は、難しい事を抜きに見ても、美しい。
布団を剥ぎ、標本をみるように観察する。
彼が受けている点滴は、ビタミン剤に鎮静剤と、睡眠促進剤が入っている。
極度の疲労と、緊張に襲われていた体に、十分な睡眠を取らせ、今後の外科的処置を
順調に進めるための体力を回復させなければならない。

唇が乾く。
上唇を舌でペロリとなぞる。
いくら「大人の女」を演じてみたところで、「女」の部分は消しようがない。
かといって、仕事上それを武器や言い訳にするつもりなど無い。
患者に誘いを掛けるなんて、エリート面した同僚の遊び方に類似していて、自分で許せない。
しかし、湧き上がる感情は、フツフツと治まることを知らない。
それに追い討ちを掛けるように、今日は俗に生理前症候群と呼ばれる日だ。
専門医に相談する必要までないが、自分のなかで普段はクールに振舞う女の分が
豹変したかのように乱れる、少々厄介なケースが数ヶ月に一度起こる。
自宅に帰り、微妙な関係のボーイフレンドを呼びつけ、強気で誘おうか。
その道中にパブにより、厄介な病気を持っていなさそうな清潔な身なりの男を誘惑しようか。
目の前にいる男から、目を逸らそうと他の餌の当てを考えるも、
どうやら無駄の努力で終わりそうだ。
以前から、興味のあったアジア人。
自分と同じ人種の異性には、ソフトな感触のモノを所有した人が多いのだが、
他人種は、そうとは限らない。
人種によって、子孫を残す行為で得る快楽が違うのは、非常に面白い。

ベッドに腰掛け、隣に眠る患者の腹部に触れる。
(余分な脂肪が無く、弾力のある筋肉。いいわぁ)
モゾモゾと小さく脈打つ部分を、一時でも抑えようと太ももをすり合わせる。
まだティーンの彼に、遠征の多いシーズン中は、コールガールを呼ぶ時間はそう無いだろう。
そもそも、まだ女を使った憂さ晴らしの術など知らないのかもしれない。
「ぅふふふ・・・」
眠りの中にいる男のモノは、簡単に顔をだす。
なかなか通常の状態のモノに触れる事は少ない。
両手を使い、丁寧にそれを持ち上げる。
先端に、キスをする。


112:名無しさん@ピンキー
09/07/21 17:24:55 7KyPbaYn
ねっとりフェラ来たな、うん・・・来た

113:名無しさん@ピンキー
09/07/22 11:48:30 ALUyK35E
>>111続き。

平常心のそれのために口を開ける。
両手でしっかりと持ち、歯が当たらないように慎重に口内へ進める。
根元まで咥えられたが、まだ苦しくはない。
螺旋を描くように、舌でそれを絡めながら先端へ戻る。
また同じように、根元へと進む。
素直にそれは、ムクムクと膨張を開始する。
舌を絡めてみたり、単純な上下運動を与えてみたり。
刺激を与えるたびに、成長させる。
先端部分を重点的に舐めてみる。
敏感な部分だけを攻められたせいか、小さな割れ目から雫を吐く。
時にそれは、その男に対しての感情を露骨に示し、吐き気を催す場合すらある。
「チュッ、おいしい」
この苦味を、もっと味わいたい。
加速する感情を、より表現できるように、白衣をヒラリと翻し男の脚の間へ陣取る。
既に、手を離せば腹に付いてしまうほどになったそれを、再び両手で持つ。
ジュポジュポと唾液が絡みつくモノを吸う音だけが、室内に響く。
様々な角度に頭部を振り、舌を絡める。
時々、顎が疲れるので舌だけで、ペロペロと先端部分を舐める。
ご褒美のように、出される苦味は、媚薬のように更なる興奮をよぶ。
これ以上なく成長したそれに、単純なピストンを与えだす。
自分の涎で濡れた頬に、髪の毛が纏わりつくのも無視し、ひたすら頭を振る。
やさしく舌を裏筋に添える。
苦味がする頻度が、増えてきたような気なする。
上目遣いで、青年の顔を窺うが、無反応に幼さを残している。
ジュッパ、ジュッパ・・・
規則的に繰り返す刺激の速度を、少しづつ早める。

114:名無しさん@ピンキー
09/07/22 14:17:38 jP3tkTyK
>>113続き。

刺激を与えているだけなのに、どこか満たされてくる。
自分の下半身が、ヌルヌルと湿りを帯びているのはわかっている。
口に咥えているモノで密部を満たして欲しいはずなのに、頭部の動きは止まらない。
青年の体液と、自分の涎が混ざった物を飲んでは、新たな唾液を出す。
根元を持った手元は、濡れている。
激しく動かし、激しく吸う。
微動だにせず眠り続ける彼は、何を感じているのだろう?
年頃の男の子は、毎日のようにイカガワシイ夢を見るのだろうか?
夢の中で、自分とは違う女にこの刺激を与えてもらっているのだろうか?
一度でも、自分も夢の中で彼を刺激したことはあるのだろうか?
首と顎に疲労を感じながらも、乙女チックな思いが浮かぶ。
しかし、自分の体がとっている行動は、淫らな女でしかない。
男の精液を飲みたいと願い、必死で頭部を揺らす。
一口目、口に含んだときは、ひんやりとしていたモノは、十分に温まり、熱を帯びている。
ビクビクを根元を握る手に脈を感じる。
(もうすぐね・・・)
喉を鳴らし、ありったけの唾液を流す。
より深くストロークを続ける。
ドピュ、ドピュ、ドピュ・・・
口内に、数回にわたり熱い液体が放たれる。
喉の奥に係り、一瞬苦しくなるも、唾と共に飲み込む。
それを出した青年の一部を咥えたまま、舌の上に残った物を、ねっとりと味わう。
男特有の香りが、鼻から抜ける。
仕上げに、先端に残りが無いか確認するようにチュっと吸いあげ、口を離す。
名残惜しさに、先端の割れ目に舌を這わせる。

うっとりと再び平常心を取り戻したそれを眺める。
息を整え、一旦眼鏡を外し髪を掻き揚げる。
もっと満たされたい。
本来は奉仕される側の自分が、夢中で奉仕してしまった事に体が熱くなる。
そう、今度は私が快楽を味わいたい。
自らスカートを腰まで巻く仕上げる。
先ほど同様に、両手で彼の根元を持ち何度かキスをする。
脳ではく、体の一部分でも記憶するのだろうか、先ほど同様の快感を欲するように
それは素早く成長をはじめる。
「かわいいわね、今度は一緒に楽しみましょうね」
しっかりとヌメリを受け止めた下着は、重さを増し、その機能を十分に果たした。
目を閉じたままの青年に、見せ付けるように、焦らせながら下着を脱ぐ。
密部と布が、糸を引きながら離れる。
止める物がなくなり、早速太ももまでヌメリが流れだす。
若きアスリートの逞しい腰を跨ぎ、反り返るモノを天井に向ける。




115:名無しさん@ピンキー
09/07/22 14:19:42 jP3tkTyK
明日以降は、しばらく来れないかもしれません。

原作、何か進展あればネタも活性しそうですが。

116:名無しさん@ピンキー
09/07/23 09:59:22 EbKTGqL8
>>114続き。

軽く息を吐きながら、腰を沈める。
「うぅ・・・ん」
異物の進入を待ちわびていた部分は、僅かに震えながらモノを飲み込んでいく。
「ふぅー・・・」
先端部分を少し過ぎた所までくると、自分の体内をうねらせながら歓迎を表現する。
後は、まっすぐ奥へ運ぶ。
硬く、強く反り返るそれは、丁度体内の腹部側にあるより敏感な箇所に触れる。
「あんっ」
ほんの少し動いただけで、敏感なそこは反応してしまう。
手首につけてあったシュシュで、髪の毛を束ねる。
男の両脇に付いた膝に力を込めながら、静かに目を閉じ、ゆっくりと上下運動を開始する。
「ううん・・・ううん・・・
 やだ、気持ちいい・・・」
相手に与えられる刺激とは違い、自由に自分の良い場所に刺激が向けれる。
「はぁああんん・・・」
快楽を貪るように、気持ち良い所ばかりを集中的に刺激する。
ベッドが軋む音と、クチョクチョと粘りのある液体音がする。
腹部に力が入ってきて、敏感な範囲が広がっていく。
自ら腰を振る角度のみだが、かき回すように、可能な限り腰を動かす。
「いゃん・・・」
あっけなく達してしまいそうな、自分がどことなく悔しい。
しかし、与えらた選択肢は、この快楽は突き進む以外、喜びはないだろう。
より深く挿入できるように、思い切り膝を開く。
「うぅん・・・はぁ、はぁ・・・」
体内の奥の方が、勝手に絞まってくる。
「もっと、もっと、ちょうだい」
体力の限界が近づいているのに、欲求に負けて、さらに動きを早めてしまう。
「はぁん・・・いや、いや」
力を抜きたいのに、思うようにできない。
眠ったままの年下の生意気な青年に翻弄される。
はちきれそうな痛みに似た強い快楽の波に飲まれる。
「・・・んん・・・」
自分の体がどんな体制なのかすら把握できない。
運動による疲労だけでない何かによって、全身がフラフラとする。
ただ、未だに繋がったままの部分はヒクヒクと彼を締め付ける。
「ふぅー・・・」
ようやく心拍数がいくらか下がったようだ。
「きゃっ・・・はあぁん」
油断した途端に、挿入したままだった担当患者のモノがビクビクと熱く脈を打ち
体内に暖かな感触が走った。
すっかり道具のような扱いをしていたそれが存在を主張した。
先ほど、口内でした香りが再び、今度は自分の下半身からする。
チュポン
腰を上げ、白い液体を垂らしながら布団へ降りる。
流れ落ち、布団へ染み込む前に、指で拭い口へ運ぶ。
自分の体液と混ざったそれは、唾液と混ざった時とは違う味わいがする。
まだ閉じきっていない密部へ、指を入れ残りの体液も口へ運ぶ。
ねっとりと舌に絡む、感触と独特の匂いは、食材では再現できないだろう。
外気にさらされたままの、青年の汚れたモノを、口に含み液体を絡め取る。
予想以上に、透明な体液がついた所が広く、丁寧に舐めていく。
「ふん、もう終わりよ」
再びの刺激に反応する青年に対し、お預けを言い渡す。
目が覚めて、いかがわしい夢に夢精したと思えばいい。



117:名無しさん@ピンキー
09/07/23 10:00:08 EbKTGqL8
>>116続き。

乾ききっていない下着を履く。
歩くたびに奥から液体が流れてきて、さらに湿りを帯びる。
「安全日の特権を生かした良いエクササイズができたわ」
上半身への刺激は一切行わなかったので、服装は乱れていない。
点滴の量と、スピードを確認して、また無機質な廊下へ出る。

「先生、まだおられたんですか?」
「ええ、気になるクランケがいたから。
 それじゃ、お先ね」
「お疲れさまでした」

おわり。

118:名無しさん@ピンキー
09/07/23 10:01:38 cCRmVeZ4
冒頭数秒がエロい

URLリンク(www.youtube.com)

119:名無しさん@ピンキー
09/07/25 23:19:23 8IQeNByy
>>117
GJです

120:名無しさん@ピンキー
09/07/28 20:05:00 lh2i6E3e
賑わってきたな
GJ
続きも楽しみにしてる

121:名無しさん@ピンキー
09/08/07 06:56:41 rqcYJN7f
「戻ってきなよ!!」

マウンドで本田が倒れた・・・。
球場全体がザワツキ、ただ事ではない空気に押された。
あたしは観客席で私は立ち尽くしたままだった。
チームメイトに肩を借り、ベンチに戻る彼は、どうやら会話はできるらしい。
しかし、脚の状態は・・・。

「清水さん、大丈夫?」
別の高校に通う幼馴染が声を掛けてくれた。
「え・・・うん・・・まぁ」
とてもじゃないけど、大丈夫とは返事ができなかった。
全身の血が引いていくのがわかる。
真夏の屋外なのに、指先が冷たい。
無理にでも、笑顔を作ろうと思うものの、その方法すら分からない。
「清水さん?」
再び幼馴染の声がして、両肩に温もりを感じると同時に、あたしはストンと
椅子に腰掛けていた。
「医務室に行く?ベンチ裏まで行けば、もしかすると本田君のことも聞ける
かもしれないし」
本田の事!今知るのは怖い。
家に帰って、落ち着いたら弟に聞いた方が正確な情報が得れるかもしれない。
でも、僅かなことでもいいから知りたい。
ザワザワと人の流れは止み、先ほどまでの熱気は消えうせている。
コンクリート特有の冷たさと、熱を失いつつある自分。
「顔、青いね。少し休ませてもらった方がいいよ」
歩くのも危なっかしいあたしの肩に置かれ手が、暖かくて心地よい。
想い人の手でないのが残念だけど、白球を夢中で追いかける異性の手は優しい。
途中、誰かに医務室の使用の許可を得て、迷うことなくたどり着いた。
すれ違う何人かが、本田の話題をしていた気がしたが、耳に入ってこない。
あたしを支え歩いてくれる幼馴染の落ち着いた声しか、聞き取れていない。

ガチャリ。
白い布がかりが目に付く部屋には誰もいない。
目的地までたどり着いた安堵感からか、ヘナヘナとベッドに横たわる。
試合中、本田のお母さんに言った言葉を反省する。
なにも出来ないくせに・・・。
今までだってそう、あたしはあいつに何もしてあげれないんだ。
悔しい。
自分らしくない、負への思考。
不意に部屋を出ようとしていた幼馴染に、
「あっ、小森、ちょっと一緒にいてくれない?」
あたしらしくないと思いながらも、この思考の流れをどうにか止めたくて声をだす。
「うん、いいよ」
穏やかな笑顔につられて、自分の表情も緩んだ気がした。



122:名無しさん@ピンキー
09/08/19 10:08:22 VW47bsdw
>>121続き。

中学の卒業を目前とした頃から、時々耳にした話題。
この、やや小柄で大人しい幼馴染に好意を寄せる女の子は少なくないらしい。
外見だけで判断する馬鹿らしさに気づいた子は、みんな言う
「堅実で、誠実なのが一番だよ」
そうかもしれない。
高校生になってからも、三船にいってる子も言ってたっけ。
確かに・・・そうかもね。
リトル時代、小森がいなかったら纏まらなかった時が多々あった。
本田と喧嘩した後なんて、どれだけ彼の優しさに癒されたことか。
(ホントは、あたし・・・小森が必要なのかも・・・しれない。)

自分から発する体温では、一向に布団は温まらない。
「さ、寒いんだけど・・・どうしよ」
こんな真夏に、寒いだなんて、あたしはどうしちゃったんだろ。
解決方法が分からなく、半分しか開かない目で付き添い人を見上げる。
「寒いの?この季節だし、毛布も置いてないね」
キョロキョロと何か探してくれるも、欲する物は見当たらないらしい。
彼の困り顔を見て、もう少し我慢してみようと決めた。
ガバッ
頬とノースリーブの肩が、暖かさに包まれる。
その心地よさに、数秒目を閉じる。
(人って、こんなに暖っかいんだ)
「清水さん・・・」
「暖かい」
ホットミルクに砂糖が溶けていくように、その甘さに抵抗を感じない。
彼なら、あたしを振り回したり、寂しい思いなんてさせない。
いつもそばに居て、きっと穏やかに過ごせる。

彼の温もりを十分に感じていると、首筋に今まで感じたことのない刺激が走る。
「はぁっ・・・」
全身に熱が戻ってきた気がする。
刺激が少しづつ降りてくるにつれて、ドクン、ドクンと熱を帯びた血液が体内を巡る。
心臓の近くにある膨らみを、優しく彼の手が包み込む。
「あぁ・・・うふん・・・」
ゆっくりと手が動くだけで、痺れるような感覚に戸惑う。
ギシリ
意思に関係なく、勝手に零れる声が恥ずかしく、閉じたままだった目をうっすらと
開けると、真っ直ぐに自分を見つめ、体を組み敷く幼馴染の姿が映る。
(こいつも、男なんだ。)
当たり前のことに気づくが、抵抗もせず、さらに刺激を欲しがる自分の欲望を
どうすればいいのか戸惑うばかり。
胸への刺激が止まり、がっかりする暇もなく、勢いよく服と下着が捲りあがる。
再び恥ずかしさに、ぎゅっと目を閉じるも、直接与えられる快感と、今まで経験
した事のない、ねっとりとした唇での刺激に、止めようもなく声が漏れる。
幼馴染の動きに合わせるように、下半身が脈を打つ。
どうにかそれを止めようと、太ももを強く閉じるも上手くいかない。
それよりも、腰を小さく振ると、より良い快感を得れことを発見してしまった。
「はぁん・・・ううん・・・あぁん」
できるだけ小さく止めようとする吐息も、胸の先を集中的に責められると、
どうにもできなくなり、頭が真っ白になりそうになる。
どうにか逃れようと、奥歯に力を込めてみるも、吐息に負け無駄に終わる。
あたしの反応を、楽しむように普段は優しい小森は、指先と舌の速度を速める。
「いやんっ・・・あぁん・・・はぁん、はぁ」
ヒクヒクと、まだ触れられてもいない下半身が蠢く。


123:名無しさん@ピンキー
09/08/19 10:53:40 VW47bsdw
>>122続き。

「力抜いて、気持ちよくなるから」
戸惑いと、困惑と、快楽に溺れかけているあたしに、落ち着いて声で指示される。
従う他無いが、どう力を抜けばいいのかすら分からなく、ただ半開きのままの
唇から遠慮ない吐息を零す。
彼の下で、小さく腰を振り続けるあたしは、どれだけイヤラシイのだろう。
まだ、誰も受け入れたことすらないのに、本能は勝手に開花する。
「あぁ・・・あっ、あん・・・」
ビクリと全身が跳ねる。
部屋で、自分で与えていた刺激とは比べ物にならない程、大きな快感を得る。
息を必死で整えながらも、走りだした感情は暴れるばかり。

「イっちゃた?おっぱいだけでイくなんて、エッチだね」
こいつ、こんな事言うやつだっけ?
何か言い返したいが、全身が熱い。
きっと頬だけでなく、全身が真っ赤なんだろう、ただ俯くことしかできない。
ヒクヒクと体の奥の痙攣は治まらない。
恥ずかしくて、どうしようもないのに、あたしの体は、まだ何を求めてる。

布団の中で、汗ばんだ足元が涼しくなり、布団が捲られた事が分かる。
息を整えるのに気を取られているうちに、膝を立てたれM字に開脚される。
両膝を抱えあげられ、スカートは逆さをむき、下着が露になる。
「えっ、ちょっと・・・」
「見て、ここ気持ち良いんでしょ?」
布越しに、割れ目に指を沿わし、軽く振動を与えられる。
ヌルヌルに十分な湿りを帯びた場所に、下着が張り付く。
幼馴染が少し立ち上がったかと思うと、スルリを下着を脱がされる。
「すごい濡れてるね、またイってもいいからね。僕、自信あるんだ」
期待感に体内からトロトロと液体が流れ出てしまう。
自分とは違う指が、グチュクチュと音を立てながら割れ目の中を歩く。
相変わらず、目を開けると自分の下半身が丸見えの少し苦しい体制。
自分が出した液体で、幼馴染の手は濡れている。
恥ずかしいと思いながらも、体の芯が熱く、さらに液を出してしまう。
柔らかく、繊細な刺激に、あまり見たくないと思いつつ、再び下半身に
目をやると、彼の顔がうずめられていた。
「ダメ、小森・・・」
「美味しいよ、清水さん、ほら・・・」
口の周りを濡らしながら、立てられた中指が、ゆっくりと密部に挿入された。
そこは・・・本田にもらったアイスの棒が・・・。
自室での、一人の行為を思い出し、思わず下半身に力がはいる。
「うぅん・・・はぁ・・・」
指を根元まで、しっかりと受け止める。
「痛くない?ゆっくり動かすからね」
完全に、委ねてしまっている体に、緊張や不安はなく、小さな穴が
広がる圧迫感があるのみ。
「あぁん・・・あぁん・・・」
すぐに慣れ、もっと強い刺激を欲しがるようになるってきた。
その反応の変化を見落とさず、抜き出しの速度が速くなる。
時には、中をかき混ぜるように、内壁のあらゆる場所に指が触れる。
外でにある、敏感な部分にも、舌や指で弄ばれる。
素直に、刺激を受け止めているだけで、自然と快感の大きなうねりが
どんどん近づいてくる。







124:名無しさん@ピンキー
09/08/19 10:59:34 VW47bsdw
>>123続き。

「気持ち良い?」
「うん、はぁ・・・気持ちいいよぉ・・・」
こんなに恥ずかしいのに、いつもとはあまりにも違う自分は、素直に反応する。
「あぁん・・・また・・・また・・・」
「イきそう?こうすると気持ち良い?」
指の速度を速め、ベロベロと舌で舐めまわされる。
空いた片方の手で、胸をギュっと掴まれたり、振動を与えられる。
今まで、経験したことのない、様々な刺激を同時に与えられる。
「うぅん・・・」
とっくに真っ白になった頭が、さらに遠くに意識が飛んでいく。
全身がバラバラになるように、ビクビクと全身が波打つ。
力の抜けた脚は、幼馴染の顔の前で多きく開かれる。
全身が体液にまみれる。
熱を持った体は、行為の前は寒さを味わっていたことなど、遠い忘れている。
冷めることを知らない、若い体は、さすが運動部に属するだけあり、回復は早い。

125:名無しさん@ピンキー
09/08/24 14:44:10 Z9DpXx4D
>>124続き。

(こんな時、どうすればいいんだろ・・・)
好きな人との行為の後なら、恥ずかしさに俯いていれば、可愛く演出できるだろう。
恥ずかしさすら、共有できる時間ならば心地良いのかもしれない。
思ってもいなかった弾みで、ただの幼馴染が目の前にいる。
小森にされるがままに快楽に流された。
グルグルと纏まらな思いが巡る。
結果としては、好きな相手との想像上の行為後と同様に、動けないままである。
「どう?清水さん。まだ何か足りないんじゃな?」
「へぇっ?そ、そんなこと・・・何言ってんだよ」
全て、彼の言葉の意味を理解できないが、図星とは言い切れないものの、遠くはない。
(あ、あたしは何考えてるんだよ・・・)

先ほどの絶頂の後、再びシーツの上に着地した太ももに、何かが触れた。
熱をもって、どうや先端に液体がついているよう。
スベスベとした感触は、手足の皮膚とは違うように感じた。
「十分に慣らしたつもりだから、あんまり痛くないと思うよ。
 すごい濡れてるし。」
ぼうやりと床を眺めていたら、急に声を掛けられ、思わず目を見開き、しっかりと
幼馴染の顔を見つめる。
たっぷりと余裕を持った表情は、いじめられっ子だった昔など見えない。
抵抗も、否定も、肯定もできないまま、両太ももをつかまれグイと開かれる。
「んっ、うんっ・・・」
太ももに触れた感触と同じ物が、ヌルヌルとしたままの割れてをなぞる。
ただ、それだけでも声が零れるほどに感じてしまう。
もっとして欲しい・・・そう思った瞬間に、指とは比べ物にならない太さが、
密部が押し広げられる。
ゆっくり、ゆっくりと進入してくるそれに、圧迫感を感じながらも、嫌だとは思わない。
何処まで進むのか分からないほど、体内を進行していたそれが、ピタリと止まる。
「全部、入ったよ。大丈夫?痛くない?」
「う、うん。大丈夫みたい」
「そ、ならゆっくり動くから、気持ち良いの我慢しなくていいからね」
「う、うん」


126:名無しさん@ピンキー
09/08/27 14:25:55 zugLdBxi
>>125続き。

体の中心から、挿入されたモノによって自分が押し広げられる。
初めての圧迫感は、想像していたよりも、ずっと痛みは少ない。
ただ、その不慣れな感覚を、どう受け取ればいいのか戸惑う。
ゆっくりと動く幼馴染のモノが、出入り口付近か、最奥に来ると、自然と声が漏れる。
「はぁん・・・ぅはぁん・・・」
「気持ちいい?清水さん」
「・・・うん・・・気持ちいい、みたい」
刺激だけで精一杯のとこに、話しかけられ、素直に快楽を伝えてしまう。
(は、恥ずかしい。何言ってのよ)
羞恥心に、顔を赤く染めている。
「ひゃっ」
もう刺激されるのは終わったとばかり、油断していた胸の先端を口に含まれる。
単に舐められるだけでも感じてしまうのに、激しく舌を動かされる。
この舌は、下半身も舐めていた舌。
そう思うだけで、勝手に自分の奥が絞まる気がした。
「あぁん、いやぁん・・・」
普段の声よりも、ずっと高いが出る。
幼馴染の動きが、だんだんと早くなってきた。
圧迫感にも、なれズンズンと送られる振動が、もっと欲しくなってきた。
(もっと、もっと、・・・)
どうすれば良いのか分からないまま、自然と両足が彼の腰に絡みつく。
そっと浮き上がる腰を、手で支えてもらうと、さらに奥まで振動が伝わってきた。
「いいよぉ、小森、気持ちいいよぉ・・・」
「すごいよ、清水さん。
 こんなに感じて、自分で腰を使っちゃうなんて、すごいエッチだよ」
褒められているのか判断できないが、彼の動きに合われて、勝手に動く自分を
抑えない方が、より気持ちが良いだけは分かる。
深まる快感が、溢れんばかりに膨れ上がる。
もっと、刺激が欲しいのに、下半身に力が入ってしまう。
それを止めたくて、必死で頭をふってみるが、快感は逃げてくれない。
「あっ、あっ、あっ・・・」
「あー、すごい絞まってくる。いいよ、イっていいよ」
余裕のない男の声がする。
シーツを握る手に、力が入る。
「こっち見て、清水さん。ちゃんとみて。
 口開けて!」


127:名無しさん@ピンキー
09/08/31 11:54:12 8NJVnEVo
>>126続き。

目の前がチカチカとするが、幼馴染の声に、彼の顔を探す。
言われた通りに、口を開いてみると、いやらしく唾液が頬を伝った。
もう限界だと、強く目を閉じる。
少し遅れて、体内に侵入していたモノが強引に引き抜かれた。
フト横をみると、ズボンを膝まで下ろした小森が、顔の横に来ていた。
「あー、出すよ。ほら、ちゃんと口開けて」
うっすらと目を開けるのが精一杯で、意識も曖昧なまま、さらに口を広げる。
暖かなドロリとした液体が、口内や唇にかかる。
あまりの勢いのよさに、一旦口を閉じ唾液と共にそれを飲み込んでしまった。
当然、一瞬でも閉じられた口に入れなかった液体が、唇周辺にかかる。
喉の奥と、鼻から、知らない匂いがする。
「はぁ、はぁ。いっぱい出るよ。
 清水さんがエッチだから、いっぱいでるよ」
唇を緩めると、顔についた液体も、幼馴染の指によって全て口内に入れられる。
得体の知らない物の匂いに拒否する暇なく、全て飲み込んでしまった。
味覚など関係なく、先ほどの快楽の代償だと思うと、すんなりと受け入れられた。

脚を閉じると、未だに液体まみれの下半身がヌルヌルとしていた。
(やばいよ、こんなの・・・しかも小森に・・・)
鼓動が落ち着くのを待っているうちに、幼馴染は慣れた手つきで後処理を進めていく。
ゆっくりとズラされていた上半身の下着と服を調える。
起き上がって、下半身も整えたいのだが、あまりの気だるさにできてはいない。
「ふいてあげるから、もう一度、脚開いて」
「い、いいよ。自分でする」
膝に力を入れて拒否するも、無駄な抵抗だったようで、あっさり膝を割られ、
ティッシュで体液をふき取られる。
「ふっ、敏感なんだね。ちょっと触るだけでまた濡れてきてるよ」
「えっ、いや、そんな・・・」
(そんな事あるわけないじゃん)とは思うが、ピクリとおしりを動かしてしまった。
「いいよ。もう一度、指でしてあげるよ」
ズブリと指が差し込まれる。
抜き差しだけでなく、いきなり中をかき混ぜられる。
再びクチュクチュと嫌らしい水音が聞こえてくる。
「え、だめ、やっめ・・・あぁん、また・・・」


128:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:16:51 Z4zE+xUh
>>127続き。

少し乱暴に扱われる。
女の子はできるだけ優しくして欲しいはずなのに、快感が膨らむ。
「うっ、うっ・・・あーんっ」
さらに敏感さを増してしまっているのか、痛いようなジンジンとし痺れる。
指で思い切り衝かれ、いちいちその振動に声があがる。
「ここでしょ?気持ちいいんでしょ?」
「うん・・・うっん・・・」
あっと言う間に、大きなうねりにさらわれそうになる。
もっと味わいたいのに。
「ほら、我慢しないで」
指の速度を速められるだけで、我慢ができなくなる。
「あぁん、ひゃぁ・・・」
簡単に、頭の中が真っ白になる。
そのまま眠りに誘われそうになる。
意識を手放そうか、迷っていると、下半身に人肌を感じる。
「綺麗に舐めてあげるね。もう濡らさないでよ」
自分の膝越しに、幼馴染が微笑む。

今日の試合も、もう一人の幼馴染とのことも、全て夢であればと思いながら
医務室で眠りに着いた。

おわり。

またダラダラでした。反省
キャラ崩壊ですね。
次、何書けばいいでしょ?

129:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:30:10 qbkbFTNd
大河×綾音希望

130:名無しさん@ピンキー
09/09/01 10:51:20 IvJG7dc6
大×綾

テスト期間も、やっと今日で終わり明日から部活も再開できる。
最終日の今日の午後からでも再開したいが、顧問の都合などでオフとなった。
別に、やるき満々って訳じゃなく、キャプテンの自覚でもなく、明日からの
トレーニングメニューの確認をするために、部室へ日誌を取りにいくことにした。
まだ、テスト中のクラスもあり校内は、静まり返っている。
みんな、テスト勉強から解放され、今日は思い思いに羽を伸ばすだろう。
わざわざこんな日に、部活のことを考えているなんて、自分くらいかもしれない。

部室近くにあるブロックに隠してある鍵を使い、ガチャリとドアを開ける。
室内の薄暗さと、コンクリート特有の冷たい空気・・・
「し、清水くんっ」
目線より低い場所に、長い髪の女の子が床に膝をついて、こちらを見上げていた。
「ひぇ?マネージャー?」
鍵は、いつもの野球部員しか知らない場所にあったし、鍵も閉まっていた。
教室では、自分より先に帰ったはず。
真っ赤な顔をした彼女の隣には、キャッチャーのプロテクターとレガースが落ちている。
もしかして、何か事件にでも巻き込まれた?
赤い顔で俯き、スカートの裾を両手で握る彼女に近づいてみる。
「こ、この事は、誰にも言わないで・・・」
彼女から香る甘い女性独特の匂いと、秘密を知られてしまったかのような表情。
「へー、やっぱ噂は本当だったんだ」
「・・・なに、が?」
「シニアのチームメイトから聞いたんだけど、友中のマネージャーって過激な
管理してくれたらしいじゃん。顧問も随分と熱心になるわ、みんなやたらと下半身強化されたらしいし」
「・・・」
泣きそうな目をし、床の上に座りこむ彼女にさらに続ける。
嘘なら、すぐに否定するだろう。
「高校に入って大人しくしてても、やっぱり我慢できなくなったってこと?
 佐藤先輩をオカズにして、部室でこんなことしちゃって」
「だ、だから誰にも言わないで・・・」
「いいよ」
やけに、あっさりとした返事に彼女の表情に僅かな安堵が見える。
「その代わり、取り合えず舐めて。テスト勉強で色々ストレス溜まってるんだよね」
壁沿いに置いてあるベンチに腰掛け、ベルトを外す。
ズボンも下げようか迷ったが、ここで彼女に逃げられてり、叫ばれたら自分が
悪者になるのは決まっている。
ここは、涼しい顔で彼女の出方を待つことにする。

無言で立ち上がった彼女は、ベンチの前までくると膝の間に座る。
俯いたままで表情を伺い知る事はできないが、躊躇無く下着に細い指を掛け
何も言わないまま、それを下げる。
「ちょ、ちょっとマネージャー、本気なわけ?」
至近距離で自身を見られ、恥ずかしさと同時にムクムクと反応してしまう。
根元を両手で握り、ゆっくりと顔を上げる。
「どんどん大きくなってきてるね」
戸惑いなく、うっすらと微笑むいつもとは違いすぎる表情に、ゴクリと唾液と興奮
を飲み込んでしまう。

131:名無しさん@ピンキー
09/09/01 11:29:25 IvJG7dc6
>>130続き。

スッポリと先端部分を口に咥え、ゆっくりと舌を動かす。
長い髪が邪魔して、自身が見えないので、両サイドの髪を耳にかけ、残りを背中へ運ぶ。
髪が動くだけで、甘いシャンプーの香りに鼻腔が刺激される。
丹念に動かされる舌使いは、雑誌やDVDの中の女のようだ。
ゆっくりと上下に頭を振る。
だんだんと深く口のなかへ運ばれていく。
たっぷりの唾液で根元が濡れる。
時々、片方の手を放し握っていた箇所も舐めあげる。
無意識に先から液体が出ているのか、チュッと吸い上げるキスをされる。
自身に舌を絡ませながら、視線を上げられると、バッチリと目があう。
なぜか楽しそうな彼女に、こっちの方が視線を外したくなる。
ゆっくりと、ねっとりとした舌が動く。
想像したよりも、ずっと気持ちが良い。
いつも控えめな口が、こんなに大きく開き、男を咥える。
「うぅっ・・・」
余計な思考が、興奮を加速させてしまったようだ。
情けない声を聞かれてしまい、彼女の動きが早まる。
自分でする時なら、手を緩められるが、彼女はそんな事はしてくれない。
深いストロークを何度か繰り返されるだけで、欲望のままに白濁を放出してしまった。
「あぁ・・・あぁ・・・」
女の子のように、か弱気な声を出しながら、マネージーの口に飲み込まれていく。
吸われると、いくらでも出てしまいそう。
零さないように、小さな口が受け止める。
口角から流れ落ちそうになるも、手でそれを押さえ、口へ戻す。
ゴクリと飲み込むさまは、媚薬を飲むように、うっとりとしている。
「いっぱい・・・出たね・・・」
再び真っ赤になり、小さな声を発する少女は、いつものマネージャーに戻っている。
「あ、まぁね・・・」
出来るだけ余裕を見せたいが、未だに握られたままの自身に目がいってしまう。
それに合わせ、彼女の視線も手元に行ってしまった。
さっきの快感を、少し思い出すだけで、またどうにかなってしまいそうだ。

黙ったままの彼女は、どうして手を離さないのだろう?
「ま、マネージャ?その、入れてあげてもいいけど」
手が触れているだけで、再び反応してしまった自身から手が解かれる。
いきないりの提案で、驚かせてしまったのだろうか?
立ち上がった彼女は、大きく目を見開いている。
視線を落としながら、恥ずかしそうにモジモジとスカートを握っている。
「そ、それじゃぁ・・・」
いきなり目の前で、下着だけを脱ぎ、背を向けた。
おしりだけ少し出し、太ももの上に乗ってきた。
自身を持ち、どうやらマネージャーの割れ目に沿わしているようだ。
ヌルヌルとした暖かな液体がついた。
「はぁん・・・」
先端がビラビラとした感触を通過すると、大きなため息のような声を出した。


132:名無しさん@ピンキー
09/09/02 14:43:17 pr8CzBBG
>>131続き。

逆手でしっかりと上を向かされたまま、そのに彼女の腰が降りてくる。
自分の上にある太ももが、力がこもっているせいかピクピクと動く。
ゆっくりと入るマネージャーの中は、体温とヌメリに締め付けられるようで気持ちが良い。
これは、他の何にも再現できない快感なのだろう。
今まで想像していた以上だ。
姉貴も同じ物を持っているんだと、何となく思った。
深く息を吐く彼女は、何を思っているのだろうか?
自ら捲し上げたスカートを持ち、俯きながら、腰を動かしだした。
何もせずとも、初めて味わう感触に満足しそうなのに、さらに動きが加わる。
もっと激しく動きたいような。
下から突き上げたいような。
ひたすら刺激を受けたいような。
長い髪を、もっと乱れさせたいような。
気持ち良さに、自分のとる行動が曖昧になる。
ここは、本能に委ねてしまう他ないだろう。
白いおしりの上にある、マネージャーの細い腰に手を回す。
チラリと結合部分が見え、さらに興奮を掻き立てられる。

133:名無しさん@ピンキー
09/09/03 11:54:05 eDCWWsNI
>>132続き。

「はぁ・・・奥まで、届いてる」
呟くようにマネージャーが言葉を漏らすと、前傾のまま動きだした。
決して楽ではない体制で動いているせいか、時々苦しそうな声をあげる。
彼女が疲れて、この快感が止んでしまうのは嫌なので、
腰を上へ突き上げてみた。
「やぁん、いじわるしないでぇ・・・」
そんな人聞きの悪いことをしているつもりはない。
自分で動く方が、主導権を握ったような優越感と臀部の柔らかさを得れる。
「ぅっ、ほらっ」
見かけ以上に体力には自信があるものの、女のような声を出してしまった。
次第に彼女は、そり返るような体制になり、身を委ねる。
DVDでの男は、これから色々な体位にかえてゆくのだろう。
正面から責めてみると、どんな感じになるのだろう。
しかし正直、そろそろ限界。
「あ、俺、そろそろいい?」
「うん、私も。出して、そのまま出して」
多分、それは良くないこと。
でも、本人がそう言うのだし、良いのかもしれない。
ラストスパートとばかし、激しくマネージャーが腰を振り出す。
中も、不規則にうねり、いつでも発射できそう。
基準タイムは、よく分からないけど、できるだけ我慢してみる。
「あーいっしゃうよぉ」
強烈な締め付けにあい、とうとう彼女の体内に発射してしまった。
「うぅ・・・っ」
「あっ、はぁ、熱いよぉ」
本日2度目の発射だと言うのに、大量に出てしまっている。
ゆるやかな痙攣にあわせ、しぼり取られる。
軽く腰を突くだけで、液体の分泌にあわせて彼女の甘い声が聞こえる。

平常サイズに戻った自身を、彼女から抜く。
コポォリと音とともに、マネージャーの太ももに白い液が伝う。
立ち上がった彼女は部室の隅に行き、カバンから取り出したティッシュで
汚れた下半身を拭いている。
何の会話もなく、視線も合わさず、体液の匂いがする空気だけが流れる。
汚れた自身を晒したまま、細い後姿に見とれてしまった。
処理をしなくては。
「ふいてあげる」
くるりと、いつもの穏やかな表情で黒髪が揺れた。
「あ、あぁ」
甘いシャンプーの香りが再び、膝の間に座る。
この人って、何かん考えてるのか、分からない。
今の自分の表情は、かなり間抜けだろう。

立ち上がり、制服を整え、本来の目的であった日誌をカバンに入れる。
何事も無かったかのように、用具の整理をはじめたマネージャーに声を掛ける。
「今まで通りの仕事で十分だから。うちの連中はマネージャーに頼らなくても
モチベーション維持できるんで。これキャプテン命令ね」
「清水くん・・・」
「あ、それから、今度の試合相手の偵察、一緒に行く?」
「えっ、あ、はいっ!キャプテン」
ニッコリと笑うマネージャーに、明日からさらに頑張れそうな気がした。

おわり


こんなんでどう?

134:名無しさん@ピンキー
09/09/03 23:21:31 9wRAh1wx
GJです

>>128の薫で寿くん希望

135:名無しさん@ピンキー
09/09/04 21:02:59 uAN9LL01
本誌のほうがまた動きがありそうだな

136:名無しさん@ピンキー
09/09/08 10:38:05 oeVzHYX1
「意外な再会」

「涼子ちゃ~ん、ドリンクでもどぞー」
「え、あ、ありがと。君は・・・」
「4番、セカンド、藤井君どぇーっす☆」
「そうなの。よろしくね」
「お疲れでしょー?ゆっくり休んでから、お家までお送りしますよ」
「大丈夫よ」
「まぁまぁ、遠慮せずに。まずはお着替え済ませるっすか?」
「そうね。そうするわ」
(何なの?この男?吾郎君のチームにこんな奴がの?)

妙に高いテンションに言い寄られて、折角スッキリとした気分が少し曇った気がした。
久々に、リトル時代のライバルにボールを投げれる幸せ。
練習に付き合ってるから、打たれて良いのだが、やはり自分のボールが打たれると無条件に悔しい。
しかし今日だけは、打たれたボールが描く放物線の先に、もっと面白い事が見えそうな気がした。
それは自分には、見る事のできない男同士の勝負なのかもしれない。
屋上のフェンス越しに、階下を覘くと、負けたままのバッテリーの姿が目に飛び込む。
(そっか清水さん、ソフト続けてるんだ)
種目は違えど、あの悔しさを味わされた相手も未だに白球を追いかけている事が嬉しい。
彼らのチームと、自分達のチームとに何の差があったのか?
なぜ負けたのか?
「悔しい」としか表現できない感情は、今の自分の原動力なのかもしれない。
彼らも、ボールを握っている限り、いつかまた勝負ができるかもしれない。
そして、今度こそ勝てるかもしれない。
時が経ち、苦さが和らいた思い出を活力に変換できるようになった。

元バッテリーの後輩だと言う女の子に案内された更衣室で、着替えを済ませる。
女だという事実を隠さなくても良い今は、自由に好きな服が着れる。
別に私は、ボーイッシュな趣味では無い。
「男の子だったら・・・」と考えた時期もあったが、やはり服装は自分に似合ってる方が好き。
ミニのティアードスカートに、丈が長めのTシャツ。
汗をかいた後の着替えは、楽が方が良い。

ガチャリ。
ドアを開けると・・・
(あー、やっぱり居た)
「わぉ!私服だと美人が引き立つー!!脚線美が眩し~」
「ありがとう」
ニコリと笑顔を返すと、さらにこの男はマシンガンのように色々な事を喋っていた。
そんなに余力があるなら、自主練でもすればいいのに。
短い相槌だけでも、調子付かせるには十分だったらしい。
服装には不釣合いの大きめのスポーツバッグは、この制服の男に奪われたままだ。
校門まで、バス亭まで、と行き先を伸ばしながら、テンションを維持したままの男が隣にいる。
野球をする男は好きだけど、何となくこの人は・・・。

「で、涼子ちゃんは、茂野と薫ちゃんに負けたんだー」
「えっ?」
流れていただけの男の言葉が、はっきりと耳に届く。
自分では開けれるが、あの時間を共有すらしていない人間にそれを開けられると
チクリと胸が痛んだ。



>>134多分、W杯以降の設定になりそうです。明日は寿くん出そですね。
先に、藤井×涼子が浮かんだので、こっちを書きます。

137:名無しさん@ピンキー
09/09/09 14:16:36 LGZNyPJC
>>136続き。

バスを降り、駅へと向かう道。
『負けた』という言葉だけが、グルグルと頭の中を回っていた。
ズカズカと前を歩く赤毛の男は、未だに対して面白くもない話を続けている。
「こっちの方が、近いっすよ」
大通りから外れた道に進んで行く。
非日常の概観をした建物がチラホラと目に付くようになってきた。
「負けたくない!」
「へぇ?」
心の中の声が、口に出てしまった。
あっけに取られた表情もすぐに消え、またチャラチャラとした顔で男が喋る。
「じゃあ、僕とここで一本勝負してみるっすか?」
派手な概観の割りに、出入り口は狭く、進入を拒むかのような建物を親指で指す。
どんな勝負であれ負けたくなんかない。
「いいわ。勝負ね!」
「えっ、うそ。ほんとーー!いやいやご冗談を」
自分から言い出しておいて、目を白黒させている。
「男に二言は無いでしょ?勝負しましょ」
「・・・はい」
こういう所は、何度か来た事がある。
どこも概観は違ってもシステムは同じらしい。
「藤井君、だっけ?好きな部屋選んでね。早く勝負しましょ」

昼間だから自然光でも十分な明るさなのに、わざわざ蛍光灯ではない光に照らされる。
夜か朝か分からない空間に入ると、男は緊張しているのか言葉数が減っている。
「それじゃ、私お先にシャワー浴びてくるね」

「お待たせ。次、どうぞ」
「うわぁ。涼子ちゃんって、かなり大胆っすね」
「そう?勝負のためだもの」
バスタオル一枚を纏い、男の前に行くと、再びテンションが上り出したようだ。
早く、勝負がしたい。
そして、勝ちたい。


138:名無しさん@ピンキー
09/09/11 14:36:37 ZoMI/Q2X
>>136続き。

「上と下、どっちがいい?」
ドアの音だけを聞いて、男に聞いてみた。
「えっ、ど、どっちでもいいっすけど」
「そう?じゃあ私が上ね」
「はぁ・・・」
「早く!君が寝てくれないと始まらないじゃない」
勢いはあるくせに、未だに状況が把握できていないらしい。
言われるままに、全裸で男がベッドに横たわる。
「それじゃあ、先にイった方が負けね!もし、私が負けたら本番させてあげる」
タオルを外すと、男の視線は私の首から下へ集中しているようで、繰り返し上下運動をしている。
「こ、こういう事、よくしてるっすか?」
男の顔を跨ごうとしていると、真顔で言われた。
「時々ね。男同士の勝負はできないけど、男と女の勝負って言えば、こうなるでしょ?」
「・・・マジで?」
「言っとくけど、私負けず嫌いだから覚悟しといてね」

柔らかな表情とは対照的な大胆な行動。
部屋の明かりのトーンもそのままに、躊躇なく男の顔を跨ぐ。
男に女の部分を曝け出し、投球の邪魔に感じる時すらある胸が腹部に触れる。
ゴクリと、唾を飲み込む音だけが聞こえたきり、お喋りな男が言葉を失っている。
「どう?よく見える?じっくり見てもいいよ」
できるだけ落ち着いた声で話しかけ、油断させた隙に男のモノを咥える。
反応し始めたばかりのモノは、根元までスッポリと口に含まれる。
グルグルと舌で螺旋を描きながら先端を目指す。
急激に硬度と成長と見せる。
たっぷりと唾液を出し、男に聞こえるようにジュバジュバと音を出しながら、
単純な上下運動を繰り返す。
言葉を失ったままの男には、刺激が強いのか、ここぞとばかり声を掛ける。
「あぁ、大きくなってる。ねぇ私の、濡れてる?」
わざと艶のある声を出し、腰をくねらす。
指で広げてるだけで、体内へ続く薄い皮膚に視線を感じる。
「ねぇ、舐めてぇ」
甘えた声で、ネダってみるとようやくペロリとひと舐めされた。
「はぁあん・・・」
待ち望んでいた刺激に、大げさな歓喜の声を出してしまった。
今までは、男の方から積極的に責めるタイプの方が多かったが、この赤毛と
きたら緊張のあまり動けないのか、作戦なのか、下半身はしっかりと反応してるくせに。
すっかり大きくなり、先端から汁を吐く男に簡単に決着が着きそうだと核心する。
レロレロと裏筋を舐め上げ。
苦しさを我慢しながら、根元まで咥え吸い上げる。

こっちは精一杯、刺激を与えてると言うのに、相変わらず視線しかおくられていない。
脚を開いているのに、自分でも愛液が流れているのが分かる。
触って欲しい。
視線だけで、こんなに勝手に感じてしまっている。
「はぁ、はぁ、お願い触って」
グチョグチョにかき回され、恥ずかしい言葉をかけられたい自分が顔を出す。


139:名無しさん@ピンキー
09/09/11 23:51:30 qUvicvFE
綾音って処女だと思うが。
あと薫もいまのとこ

140:名無しさん@ピンキー
09/09/12 09:04:51 2iAHRnAJ
まぁ、エロパロですから…
というわけで、職人さん方GJ!

141:名無しさん@ピンキー
09/09/12 12:21:23 CziZ9GrP
majorを立ち読みしたら、清水にムラっときた

142:名無しさん@ピンキー
09/09/12 22:29:24 4Y+Pp6Yh
久々にきたらいい職人さんがw
GJ。
黒寿×薫読みたい。

143:名無しさん@ピンキー
09/09/15 10:10:23 LI0b2KLT
>>138続き。

腰を落とし、男の顔を埋める。
「うわぁ!」
驚きと、苦しさに声があがるが、期待していた行為は行われない。
「へー、舐めてるだけで感じちゃうんだ」
「えっ、そうじゃなくて・・・見られてるからかな」
「見られと興奮するっすか。それじゃ、ちょっとタイムいいすっか?」
「今からスパートだったのに、でもまぁいいわ」
男のモノから手を離すと、反り返りパチンと腹に付く。
起き上がった赤毛の男は、何か考えがあるのか出入り口へ全裸で歩いていく。
シーツの上に取り残され、ぼんやり座っていると、下の布が水分を吸収していく。
慌てて膝立ちになると、しっかりと自分た座っていた跡を残してしまった。
自覚していた以上に、潤んでいたようだ。
そして、それは今尚、これからへの期待感に新たな液体を溢れさす。
シーツを見つめ、頬を赤らめているうちに男が何かを持って戻ってきた。
「これなんて、どうっすか?」
枕を床へ投げ、代わりに姿見用の鏡を横たわらす。
全身までは映らないが、座っている自分の首から下がしっかりと確認できた。
背後に気配を感じると同時に、後ろから両腿を持たれ鏡に向き合わされる。
「しっかり見えるっしょ?」
「え・・・そんな・・・恥ずかしい・・・」
「折角の美人の顔が見えないのは残念っすけど、大事なトコが丸見えー」
脚を閉じようと膝に力を入れるも、しっかりと掴まれたまま動かすことができない。
「ほら、なかなか自分では見たことないんじゃないですか?」
妙に、男の煽りに納得してしまう。
確かに、自分では見る機会はほとんど無い。
だからこそ誰かに見られると、あまりの恥ずかしさに興奮を覚える。
触って欲しくて、たまらなかった部分に触れるだけで、演技を超えた声をあげてしまう。
みるみるうちに、男の手が膣から流れる液体に濡れていく。
「はぁん、もっと、もっと触って・・・ん、ん」
もう片方の手は、胸を弄る。
むにゅむにゅと形を変えながらも、色づく先端を摘ままれる。
「ひゃん、はぁ、はぁ・・・」
思わず背後の男の方へ、身を委ねるように持たれる。
視線を鏡から外すことができないまま、しっとりと濡れた陰部の周りの毛が見える。
男へもたれ掛かっているせいで、M字に開いた脚の間から最も潤む箇所が見える。
とっくにヒクヒクと何かの進入を待ち望むそこは、タラタラと涎を垂らす。
「ほーら、指入れるから、しっかり見てくださいよ」
両手で胸の先端を摘み揺らしながら、そう言われると、従順に首を立てに振る。
「あー、あー、はぁーん・・・」
ズブリと2本の指を埋め込まれる。
内壁を広げるように、円を描きながら奥へと進んでくる。
早く奥へ来て欲しくて、おしりに力が入りヒクヒクと飲み込んでいく。
グチョグチョ、ネチョネチョと粘着質な音を響かせながら、男の指が体内で暴れる。
「あぁん、あぁん・・・きもちいぃ・・・」
意識せずとも、こういう場所のテレビに配信されている映像の中と同じような声がでる。


144:名無しさん@ピンキー
09/09/15 10:18:01 LI0b2KLT
>>143続き。

快楽に浸り目を閉じてしまう瞬間もあるが、
鏡に映る淫らな女の体が、自分ではないような錯覚がし、まじまじと見入ってしまう。
他人の行為を見ているような。
快楽だけがリンクしているような。
耳の後ろから聞こえる、男のイカガワシイ言葉や荒い息遣い。
きっと男のテクニックは秀でてはいないだろう。
ただ、偶然置かれてあった鏡と、それを使用した発想に、未知の興奮を味わう。
背中から伝わる体温と、腰骨に当たる硬く先端が濡れる男のモノ。
ジュポジュポと音をたてながら繰り返される指の動き。
悲鳴に近い声を出してしまい、気づかれたのか最も敏感を摩られる。
あまりの快感に、荒い息を吐くだけを繰り返す。
経験した事のない、フフルフルと背筋が震えるような快楽の波に襲われる。
快楽から逃げようと、ほんの少し力が入っていた膣も、逃げようがない事に観念する。
力が抜けると、指の動きが加速された。
「ふぅあー、はぁーん、なんか、なんか・・・はぁーーん」
ブシャー。
最大の波に、身を委ね快楽に沈むと同時に、体内から何かが放出された。

完全にではないが、大半の意識を手放していると、陰部を覗き込むように男の声がした。
「うわー、マジっ?俺がやっちゃったよ。ひょえー」
勢いよく出された液体を見ながら、楽しそうに独り言を言っているようだ。
「涼子ちゃん、エロエロ過ぎでしょ」
気だるくて返事はできないが、こうなってしまうとは予想もしていなかった。
あっ、負けてしまった。
やっと呼吸が整いだした途端、快楽と引き換えに、勝負だったと思い出す。

145:名無しさん@ピンキー
09/09/16 14:11:08 BITi8GL0
>>144続き。

「さてと、ほんじゃ約束通りいただきまーす」
膝の間に座る男が、太ももを抱え込み、持ち上げる。
「えっ、ちょっと、なに?」
体力には自信があるのに、思考が付いてこない。
まだまだ余韻に浸っていたいのに、この男は何かを開始しようとしている。
陰部の痙攣は止まったものの、敏感なまま息を潜めている。
抵抗する間もなく、熱いモノが進入してくる。
「はぁん、まだ私・・・」
先っぽが入っただけで、気持ちよくてキュッと締め付けてしまう。
こんな事をすれば、余計に男を調子付かせてしまうだけなのに。
容赦なくズンズンと進むそれを、体は素直に歓迎してしまう。
「ふわぁーエロエロな割りに、キツイっすね」
やっと全て入ったのか、男が声を出す。
男の本能に従って、自然とピストン運動がはじまる。
その衝撃は下半身全体に、快楽の波を響かせる。
ズチュズチュと繰り返されるリズムに、足が男の腰元へと引き寄る。
「はぁん、また来ちゃう、だめ、まだ・・・」
いとも簡単に大きなウネリにさらわれる。
「何休んでるんすか?まだっすよ」
靄がかかった視界の先から声がする。
呼吸が乱れたままのうちに、振動が再開される。
「いやっ、いやっ、いやっ」
「いっぱい気持ちよくなればいいじゃないっすか。ほら」
どこを突かれても、敏感になって、とめどなく体内から液体が流れ出る。
悔しさは薄れ、快楽をより求めようと腰が動く。
「あぁん、ちょうだい、いっぱいちょうだい」
自分でも呆れるような、本音が零れる。
弱い力で、自分の胸を弄りながらも、腰の動きを止めれない。
男が深い突きと、胸の先端を摘むタイミングを合わせる。
意思に関係なく、顎がビクンとそり返り、男を咥える場所がキューと締まる。
「うわ、出るっ」
短いうなり声と同時に、体内に熱いものが流れ込む。
「はぁん、はぁん、熱いよぉ、きもちぃ」
チュプン。
痙攣に吐けるモノを全て絞り取られた男が体を離す。


146:名無しさん@ピンキー
09/09/16 19:26:17 eeLKQfEs
本誌ですごいことになってるので、空気を読まずに吾郎×清水に期待したい

147:名無しさん@ピンキー
09/09/16 20:23:33 BRXKcNp9
野外か…

148:名無しさん@ピンキー
09/09/17 01:24:44 gCgcAJJ4
この流れだから言える!

>>107のペースで…… 
その気になった時でいい― 続きを、いくらでも待つ。

149:名無しさん@ピンキー
09/09/17 02:23:37 YtL/5Sv0
>>148
同意

150:名無しさん@ピンキー
09/09/17 10:10:21 KT95IAhV
>>145が途中ですが、本誌の勢いに乗って初めての吾薫書いてみます。
色々とごめんなさい、になると思います。

『いっしょに』
「うぉっ、やべぇっ」
軽く触れただけの、初めての唇の感触。
内心、待ち焦がれていた瞬間。
気恥ずかしく、この空気の中でどんな仕草から動けばいいのか分からない。
ただ、思ってもいなかったほどの甘い空気を肺一杯に吸い込む。
それを、胸にジンと響く言葉を述べた同じ声が打ち砕く。
「ど、どう、したの?」
「お、おい清水、ベンチいこーぜ」
「えっ?は?なんで?ってキャッ」
腕を背中と、腿の裏に回され、軽々と持ち上げられる。
「こら、暴れんな、あぶねーだろ」
突然のお姫様抱っこ。
短めのスカートの裾を押さえながら、普段より広い視界が怖くて彼の肩を掴む。
ブランコを照らしていた街頭の下のベンチに着地する。
視線を上げる暇もなく、再びキスを送られる。
ただ触れるだけなのに、血液が口元に集まったかのように熱を持つ。
頬にも同様に唇が触れる。
恥ずかしさが、フツフツとこみ上げてくる。
「ひゃぁっ」
耳たぶの後ろに彼の唇が触れただけで、全身に電流が流れる衝撃に打たれる。
「いや、か?」
「そ、その・・・こんなとこで?」
「わりぃ、理性が吹っ飛んじまってて、これを我慢するのは精神衛生上ヤバいかと」
「だ、だからって、あんたね」
「おい今更、婚前交渉うんぬん言うのかよ?」
「そ、そうじゃなくて・・・」
「じゃあ、いくぞ」
「ちょ、ちょっと・・・ふぅん・・・」
やはり強引な男だ。
本能に正直というか、脳内に残るあの言葉を思うと、その反動ともいえる今の行為も
彼の可愛い所だと、受け入れる他ないのかもしれない。

首筋を唇がなぞる。
風呂上りなのか、いかにも清潔な香りが彼女を象徴する。
いつも強気なはずが、俯いたままで表情を見せない。
聞きなれない、零れる声はテレビの中の全裸の女のものよりずっと控えめだ。
視線を首筋から離すと、胸元の谷間が入る。
モジモジと肩を窄めるせいか、やわやわと形態を変える。
少しでも彼女に触れたくて、頬を合わせながら、手探りで柔らかそうな膨らみを求める。
耳に、直接届く彼女の熱を持った吐息。
柔らかでありながら、張りのあるそれを握る。
「はぁん、はぁ、はぁ・・・」
少し強引かもしれないが、じかに触れたくて服を引っ張り裾から手を突っ込む。
邪魔な下着は上へ上げ、目的を手にする。
布越しよりも、ずっと柔らかで暖かく、先端に小さなシコリがある。
彼女の腕が首に回され、俯いたままだが、幾分体の力が抜けた気がする。
「あぁっ、ふぅん、はぁ、はぁ」
先端部分を摘んだり、押さえるだけで奥歯を噛み締めても押さえきれない吐息が漏れる。
十分にではない、もっと胸を存分に揉んでいたいが、他の部分にも触れてみたい。
彼女の膝に片方の手を置く。
途端にギュと閉じられたそこは、冬の外気にさられてヒンヤリと冷たい。
そのまま手を足の付け根に向かわせる。
何度か往復させると、皮膚温度も、彼女の緊張も和らいできた。


151:名無しさん@ピンキー
09/09/17 10:55:04 KT95IAhV
>>150続き。

下着に手を添えると、指先に湿り気を感じる。
「・・・恥ずかしいよぉ・・・」
街頭の白い光の下でも分かる程、耳まで真っ赤にした彼女が呟く。
「そ、そんなの俺だって・・・あんま勝手が分かんねーから、その・・・」
「うん・・・」
「む、無理しなくてもいいぞ・・・」
「うん・・・大丈夫そ・・・」
下着の中に手を入れ、指にヌメリを絡ませながら、割れ目に沿って動かせる。
首に回された細い腕に力が込められる。
「うぅん、はあっ、あぁん・・・」
硬さを増していく小さな突起や、ビラビラとした部分に触れると体とビクつかせながら反応する。
日常生活での表現にはないが、これが拒否をしめしていない事であると、はっきりと分かる。

「そろそろ、いいか?」
ハッとした表情で、やっと彼女と目があった。
「うん・・・でも、ちょっと怖い・・・」
手を自分の服の上へ戻しながら、俯く彼女に今までよりもほんの少し深めのキスをする。
両手で、精一杯力加減をしながら強く抱きしめる。
彼女の背中の力が抜けたのを確認し、そのままベンチに押し倒す。
時々、チラリと視線を感じるものの目が合わないまま、彼女の下着を外す。
薄暗い公園で、自分の影になってしまい、女の部分をしっかり見れないのが残念だ。
ベルトを外し、自身の緊張を抑えながら、窮屈にズボンの中で待機していたモノを晒す。
「いいか?無理なら、ストップかけろよ」
返事の代わりに、再び彼女の腕が首に回る。
先端に、ヌメリをつけ、その根源を探す。
「清水、力、抜けよ」
ムチムチとした彼女の太ももを抱えながら、できるだけゆっくりと進める。
狭いが、暖かく、滑るそこに、早く全てを埋め込みたい気持ちを、どうにか我慢する。
しっかりと目を閉じ、時々眉間にシワを入れる彼女をみると、
快楽を示す言葉を飲み込んでしまった。
「だ、大丈夫か?痛くないか?」
「・・・うん。大丈夫」
必死に力を抜くことに専念しながら、自分を受け入れる健気さに、より下半身が熱くなる。
「動くぞ、いいか?」
「うん」
早まる気持ちを抑え、ゆっくりと彼女の顔を見ながら腰を動かす。
「はぁん、はぁん、ほん、だぁ」
動きに慣れてきたのか、一瞬うっすらと目を開け、唇と差し出す。
その唇に触れると、彼女の体内に入っている部分がビクンと質量を増す。



152:名無しさん@ピンキー
09/09/17 11:06:54 KT95IAhV
>>151続き。

「ちょっと体制、変えるぞ」
「えっ?」
彼女の背中に腕を回し、繋がったまま抱きかかえる。
ベンチに座ると、彼女が自分の上半身にしがみついた体制で密着度を増す。
殆どが服越しだが、その柔らかな感触と温もりが伝わる。
「あんっ、あんっ、あんっ・・・」
下から突き上げるたびに、それに合わせて声が上がる。
奥の方が、締まりはじめ、その気持ちよさに我慢の限界がくる。
「あぁ、清水、イきそ。いいか?」
「うん、いいよ・・・何か変、な感じ・・・」
腰の動きを早めると、締め付ける範囲が急激に広まってきた。
ほんの一握り、いやほんの一つまみの理性で、彼女から自身を引き抜く。
外気に触れた瞬間に、ドピュドピュと白い液体が飛び散る。
ただ引き抜く事で精一杯だったので、彼女の陰部や腿を汚してしあまった。
「あっ、わりぃ」
息を乱し、潤んだ瞳の彼女に伝える。
ずっと昔から知っているはずの彼女なのに、初めてみる柔らかで艶のある笑顔を返される。
「大丈夫。ちょっと、あっち向いてて」
「そ、その、大丈夫だったのよ?」
「うん、思ったより痛くなかった、よ」
「そっか・・・」
「うん・・・」
背中合わせで、ゴソゴソを服を整えながら、しおらしい声が返ってくる。

はやり、無理をさせしまったのかもしれない。
夜遅くに、フラフラと自転車を押す彼女を見て反省してしまう。
「乗った方が楽なんじゃね?」
「いや・・・その、なんかヒリヒリするんだよね。歩く方が・・・」
「そっか」
そっと、腰に手を回し、支えるように横を歩いてやると、
遠慮がちに体を寄せてきてくれた。
帰ると、あの弟が何か気づくかもしれない。
すぐに彼女の家についてしまった。
またすぐに会えるのに、あの感触を手放すのに寂しさを感じる。
「また、ね」
「ああ、また電話っすから」
「うん。おやすみ」
「おう」

おわり
初めて同士って、こんな感じ?
新展開が気になります。



153:名無しさん@ピンキー
09/09/17 13:42:18 z5s9UMTC
GJ!!!

154:名無しさん@ピンキー
09/09/17 17:58:40 r5WCh69y
GJ~

155:名無しさん@ピンキー
09/09/17 18:31:39 IrpUCBTu
GJ

衝撃の新展開が恋愛絡みだったらいいけど・・・多分そんなことないよね

156:名無しさん@ピンキー
09/09/17 23:29:10 LTYZTfoy
GJ
さんくす!!

157:名無しさん@ピンキー
09/09/18 02:58:45 qJRua5fA
大河×薫希望

158:名無しさん@ピンキー
09/09/18 09:43:26 k71vP2ci
>>145続き。

「うわーマジで出てくるんだぁ。ビデオと同じっすね」
初めての中出しだったようで、好奇心を含んだ声がする。
痙攣の波がくるたびに、匂いのある液体がトロリと流れる。
「ここが気持ち良いっすよね」
下半身が痺れているというのに、さらに陰毛近くにある敏感が場所を刺激される。
「はっ、な、なにするの、よ、うぅん」
もうこれ以上は無いと勝手に思い込んでいたのに。
急激に与えられる強い快感に、ひっくり返った返るのような体制のまま腰が浮く。
「・・・はっ、はぁん、ふぁっ」
声を出そうにも、口を開けたままの吐息しか出ない。
「うひょーまた透明なのが出てきた。俺のと混ざってるし」
たったの指一本を動かしながら、陰部を観察する男は余裕たっぷりだ。
すぐにでもイってしまいそうなのが悔しくて、首を振って意識をそらそうとする。
奥歯を噛み締めていると、なぜだか涙が零れてきた。
抵抗するなんて、無意味。
そう思ってしまった瞬間、思考がグッと後ろに引き込まれた感覚とともに意識が停止する。

あのまま眠ってしまったのか、時間の経過が分からない。
制服に着替えた男のが視野に入る。
「やっとお目覚めっすか?」
「はぁ、やっぱり寝ちゃってたんだ」
起き上がると、下半身から生臭い嫌な匂いがした。
「そんじゃ俺、お先っす。良い土産もできて、ゴチでした」
「は?何?」
男の手にある、髪を同系色の形態の画面が差し出される。
人の体だとは分かるものの、どこか分からない部分がアップで写されている。
ジェルをつけたような髪と、白い液体の塊。
「顔は写してないんで、誰か分からないっしょ」
やっと、何の写メかを理解し、本当か嘘か分からないが顔は写されてない事に安堵する。
「あっ、そ、そうなんだ、それじゃね」

飄々した背中をベッドから見送った後、慌ててに時間を確認する。
丹念にシャワーを浴び、着替えを済ませる。
滞在可能な時間までもう少しある。
ため息をつきながらベッドに腰掛け、テレビをつける。
「あん、あん・・・」と大胆な声が響く画面に、ゴクリを唾を飲み込む。
道具を使い、複数の男に責められる女が写る。
眉間にシワを寄せながらも、口元に笑みを残す女に共感さえ覚える。
誰も見ていない事をいいことに、足を広げベッドに寝転ぶ。
目はテレビを見たまま、手がスカートの中へ伸びていく。
薄い皮膚がヒリヒリとするが、だんだんとヌメリを帯びて気にならなくなる。
野球で鍛えた体力のお陰か、時間ギリギリまで貪欲に貪り続ける。

おわり
次は寿×薫にしようと思っていましたが、なんだか本誌の勢いに押されて兄弟ネタに走りそうです。
どちらか浮かべば書きます。

159:名無しさん@ピンキー
09/09/20 03:52:00 zRZodpZO
GJでした!
兄妹だよね。どっちもいいw

160:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:13:17 +xFiH0uw
練習後の薫の汗の染み込んだジャージを着用してセンズリこきたい

161:名無しさん@ピンキー
09/09/24 16:43:03 fPPO5YT1
今後、本誌でのどう展開するか分かりませんし、キャラも大きく崩れてしまいそうです。ごめんなさい。

「そででは、今日は色々とありがとうございました」
制服姿のままの妹が、スーツを着た中年の男に頭を下げた。
週末で、学校は休みのはず。
しかも、学校からかなり離れた待ち合わせ場所に現れた妹に違和感を感じずにはいられない。

予定より早く着いてしまい、雑誌に載っていた店へ場所の確認をするために歩き回っていた。
交差点の向かい側に、人ごみに紛れても見間違うことのない同じ遺伝子を持つ女子高生を発見する。
隣には、父とまではいかないが遥かに年上の男が、体を寄せている。
信号が変わり、群が動き出し、妹のそばへ辿りつくと、やっとこちらに気づいてくれた。
視線だけが合っただけで、ハッとた表情を見せ、隣の男へ向きなおす。
あっさりと離れて、中年男はどこかへ消えていった。

「さっきの人、誰?知り合いだったの?」
「あっ、お兄ちゃん。うん、そ、学校の先生」
「そうなんだ」
「うん、私の友達がね、最近学校サボって、ここら辺で遊んでるらしいから、先生と探しにきたの」
「なるほどね、熱心な先生なんだね」
「うん、そうなの。先生と一緒だから、なんだか制服着てきちゃったし」
雑踏の中にも、制服姿の女の子は沢山いるが、みな服の意味を知らないように短いスカートを履いている。
目の前にりる彼女のように、生活指導の教師が喜ぶような膝がやっと見える程度の丈の子はいない。
そして、基準的な制服の着こなしが彼女の清楚な雰囲気とよく合って、ヤボったさが無い。

「お腹減ってる?このままお店に行こうと思うんだけど」
「うん、行こ!お兄ちゃん」
大きな瞳にドキリと胸が鳴る。
まだ幼さの残る笑顔は、小学生の頃と同じに見える。
時々会う程度では、まだまだあの時から兄弟の時間は動いていない。
本当に「妹」として見れているのか、自問自答する。

個室がある事を優先したせいで、女子高生には落ち着きすぎる和食となった。
いくら兄妹といえど、制服姿の女の子との食事を他人にはあまり見られたくない。
まず家庭では並ばないような、料理を堪能していく。

「あっ、そうだお兄ちゃんこれ見て」
何かを探す妹と同様に、視線をカバンに向ける。
彼女が見せたい物とは、ノートなのか手帳なのか。
「あれ?おかしいなぁ」
とうとうカバンの中身を少し出し、何かを探し続けている。
「何があるのさ?」
あまりの必死さに、思わずカバンの側に行く。
可愛らしく淡い色調の小物や、文具の中に、原色のコードが見えた。



162:名無しさん@ピンキー
09/09/25 04:46:34 wKbsGok6
キター!期待age

163:名無しさん@ピンキー
09/09/25 14:41:33 VZdOPJXY
美穂のあの声が…

164:名無しさん@ピンキー
09/09/28 10:36:37 ONO3GNkT
>>161続き。

「これ、何?」
色に惹かれたのか、違和感が興味を誘ったのか、そのコードを引き上げてしまった。
「あっ、それはっ!」
スルリと引き出された物の、両端には簡単なスイッチと、丸みのあるごく短い棒状の物がくっ付いていた。
「あっ、そ、それは、さっき・・・」
慌てて顔を真っ赤にしながら妹が声を上げる。
顔と手は、必死で弁解しようとしているものの、正座を崩した足は、ペタリと力なくおしりを落としている。
「さっき?」
「そう、さっき、拾・・・」
「さっきの人と、使ったんだね」
「ひぇっ・・・ちが、ちが、う・・・」
誰にも知られたくない事を、よりによった身内に知られてしまった。
しかも、それは自分とは違う性別。
さすがキャッチャーというか、鋭い読みに言葉が出ない。
これが、何に使う物かも知らないとトボケたいが今更それは難しい。
ホテル街がある方向から歩いてきた事も、馴れ馴れしいオヤジと一緒だった事も、
兄の中では既に一つのストーリーが成り立っているのだろう。
妹が、何をしていたかもお見通し。

「そろそろ、次の料理が来る頃だし、早くしなきゃね」
涙が零れそうなほど、何かを言われそうな不安。
頭がフラフラするほどの、心臓の早まる鼓動。
そんな事は、お構いなしの落ち着いた兄の声。
「え、あ、うん・・・」
兄に見せようとしている手帳を探しに再びカバンに手を戻す。
「きゃっ」
恥ずかしさを忘れようと、カバンに意識を集中していたのが災いしたのか、
風を感じた時には、スカートは捲れ、下着の中には先ほどの物体が進入していた。
「あぁん・・・」
抗議の声を出す隙もなく、振動があたえれれる。
十分に切り替えられていた体が、勝手に数時間前にネチッコク攻められた事を思い出す。
優等生ぶった身なりで、何のテクニックも使わずに素直に喘ぐだけでお小遣いがもらえる。
もう裸を見せる事に抵抗は少なくなったが、恥らう方がオヤジ達は興奮する。
嫌なリクエストには、同級生の男の子同様の口調で注意すれば、あっさりと聞き入れてくれる。
「美穂は悪い子になっちゃったんだね」
「ふぅん・・・」
どことなく寂しそうに笑う兄に、申し訳ない気持ちはあるものの、スイッチを入れたのは彼だ。
『失礼いたします』
襖越しに、他人の声が響く。
「ほら、美穂、ちゃんと座って。   オンにしたままだよ」
耳元で小さな声だが、従えと強く込められる。
料理を並べる店員は、チラチラと兄の顔を見ている。
きっと、誰だか気づいているのだろう。
鬱陶しいような視線にも、笑顔で応える。
「妹、なんです。このお店、美味しいし良い雰囲気なんで、今度チームメイトにも勧めてみますね」
『はい、ありがとうございます』
テレビや雑誌から受ける印象と同様の爽やかさに、感激した表情で店員は去っていった。
「ちゃんと足、閉じてたから変な音しなくてよかったね」
襖が閉じ、しばらくすると、爽やかな笑顔を何処かへ隠した兄が言葉を発する。
下半身の振動を、少しでも鈍くしたくてキツク足は閉じたまま。
味わう余裕を失って、料理を咀嚼しては体内へ流しこんでいく。
一刻も早く、ここから出たくて無心に食べる。



165:名無しさん@ピンキー
09/09/28 10:46:24 ONO3GNkT
>>164続き。

「へぇ、こんな刺激は慣れっこみたいだね」
隣に寄ってきた兄が、胸元に手をかけながら耳元で呟く。
無視して食べていると、片足をグイッと持ち開かれる。
途端に、グウィーンと細かな振動を発する機械的な音が室内に広がる。
「っいや・・・」
制服のブラウス越しに、探し当てられて胸の先端をつままれる。
下着から出るピンクのコードが引き抜かれる。
「ヌルヌルしてるよ」
振動するプラスチックの物体のが厭らしく光る。
恐怖と不安と、恥ずかしさで、立ち去りたいのに震える手を体の後ろへ着いてしまう。
ローターで、下着越しに、ゆっくりと円を描かれる。
「はぁん、はぁん・・・」
敏感な突起に近づくと思わず控えめの声を零してしまう。
口元に笑みを湛えながら、悪戯は続く。
下着の奥から溢れる液体で、シミがジンわりと広がっていってる事が見なくても分かる。
そして、その様子で男が興奮する事も。
「うっ・・・」
いきなり感じる場所に、強く押し当てられる。
断続的に与えられる振動だけで、あっさりと達してしまいそうになる。
奥歯に力を込め、掴めそうな快楽から逃れようとする。
「イきたくないの?」
意地悪く囁く声から遠ざかるように、顔を背ける。
空いたままだった手で、胸を優しく揉まれる。
「はぁ、はぁ・・・」
すぐにでも達せそうな期待感に、ヒクヒクと腰が揺れる。
「気持ちいいの?」
「・・・うん・・・」
思わず、本音を零してしまい、恥ずかしさに全身が熱くなる。
「じゃあ、自分でやってごらん」
「えぇ?」
もう少し、あと少しなのに。





166:名無しさん@ピンキー
09/09/30 08:53:21 WSBnG+l+
今週号でぶっ飛んだ結婚&妊娠の経緯をここの職人に期待する

167:名無しさん@ピンキー
09/09/30 09:03:39 FVjOFEO3
56の子供じゃなくて…っていうのヨロシク

168:名無しさん@ピンキー
09/09/30 11:56:04 mVo5iiwB
面白そう

169:名無しさん@ピンキー
09/09/30 13:19:19 510/U1hP
驚きのぶっ飛びっぷり

170:名無しさん@ピンキー
09/09/30 19:07:24 e4yHsVrP
あっという間の結婚劇でしたねw
もうすぐ連載終わるのかなぁ・・・

171:名無しさん@ピンキー
09/09/30 20:39:21 510/U1hP
明らかに終わらせにかかっている気が・・・

172:名無しさん@ピンキー
09/10/02 10:41:44 SdLzINus
>>165続き。

オヤジ達との経験で、よく知っている。
この火照りは、イかないと静まらない。
どう我慢しても逃げられない。
むしろ、下手に我慢してしまった方が後で倍の恥ずかしさを味わうことになる。
ここで素直に、快楽を得る方が・・・。
口元のニヤつきの割りに、目元の全く笑っていない兄の顔を窺う。
「・・・うん」
もう、どうなっても構わない。
後戻りなんて今更できないんだ。
素早く兄から、小さく振動する物を奪い、ギュッと目を閉じる。
指先が細かく震えるだけで、その期待感に体の芯がユルユルとヌメリを帯びる。
慌てるように下着の中にそれを突っ込み、ビンビンに膨れた小さな突起に押し当てる。
「ふぅんっ・・・」
それだけで達してしまいそうだが、もっと深くに沈みたくて堪える。
「はぁっ、はぁあっ」
押さえてるつもりでも、吐息が漏れる。
もう片方の手で、まだ成長期の胸を揉む。
視線は合わなくても、兄の視線を強く感じる。
恥ずかしくて堪らない。
「はっ、はぁん・・・ぃやん・・・」
両手の指先を、同時に強めに押すと全身にビリビリと快感が流れた。
「はぁん・・・はぁ、はぁ、お、お兄ちゃん・・・」
「気持ちよかった?」


173:名無しさん@ピンキー
09/10/02 10:42:34 SdLzINus
>>172続き。

薄っすらと涙を浮かべた大きな瞳が上目使いで見つめられる。
まだ高校生の妹のカバンに入っていた、大人が使う道具。
いくら発展途上の体を制服に身を包もうが、彼女は女になってしまっている。
自分の感じる場所を熟知した手の動き。
習慣的に、淫らな表情を相手に見せる顔の動き。
恥じらいもなくヌルヌルと染みていく下着。
「そうだ、美穂・・・進路はどうするの?」
焦点が定まっていない表情のままの妹に声を掛ける。
「・・・ひぇえ?」
「進学するんじゃないの?」
「え、あ、うん」
余韻に浸っているときに、学生には頭の痛い進路の話題はあまりしないだろう。
しかし、そうでもしないと収まらない。
ここが自分だけのテリトリーであることすら忘れて、相手が誰かも忘れてしまいそうだ。
「東京の大学って、言ってなかったっけ?」
「うん、そうだけど・・・まだ行けるかどうか・・・」
「もし、もし行けるのなら、僕の家から通わない?」
「えっ?」
「まだ先の話だけど、来年のオフには寮を出ようと思ってるんだ。
 そしたら、球場と大学の位地を考慮して部屋を借りるよ」
「ほ、ほんと?」
「当然セキュリティー対策がしっかりした所を選ぶし、安心だと思うよ」
「嬉しい!」
突然の申し出に、驚きと喜びのあまり身を乗り出すように正座し、キラキラとした表情を見せる。

淫らな時間が無かったのように、再び時間が流れだす。
カバンから取り出された手帳にあった写真を眺め、デザートを堪能し。
普通の、ごく普通の兄妹として店を後にする。
車で妹の家周辺まで送っていく。
「あっ、ここ、ここでいいよ。ありがとお兄ちゃん」
突然、母親と接触してしまわないようにと車通りの少ない路地に妹を降ろす。
「じゃあ、また。お母さんに、進学後のこと相談してみて」
「うん、分かった」
ニコリと微笑む妹に、先ほどの淫らな表情がチラりと蘇る。
「もし、一緒に住んだら、さっきの続きしてあげるよ。それじゃ、おやすみ」
言葉を失ったままの、妹が弱く車のドアと締めた。

おわり。
衝撃でしたね。
今後、回想シーンでもあると嬉しいです。
空白の7年間を、補ってきければいいなと思います。



174:名無しさん@ピンキー
09/10/02 11:09:20 /6scdnqp
GJ!!!

175:名無しさん@ピンキー
09/10/03 16:54:57 dSwvN0o4
>>172
GJ

176:な
09/10/05 21:33:43 Y3B/liR3
やっぱ、兄妹シチュはいいなー。うん、GJ!

177:名無しさん@ピンキー
09/10/06 11:57:07 i2Iy8jSL
ボテ腹薫の子供はやっぱ寿也の子供なんだろ?

吾郎が長いロードを戦ってる間、地元でリハビリに励む寿也と時たま見舞いに行く薫
お互いの家を行き来するうちに、
吾郎がいなくて寂しい薫と、妹と離れ離れ試合に出れず焦燥感のある寿也が慰め合うように・・・
リビングで、風呂場で、ついには吾郎しか入った事のないベッドルームで獣のように交わる
ベッドに大の字に横たわる寿也の股間に吾郎のユニフォーム1枚の薫がネットリご奉仕とか
対面座位でオッパイ吸われながらアナル穿られ、子宮の奥に濃厚なのを射精されて絶頂する薫とか





何このアホな妄想\(^o^)/

178:名無しさん@ピンキー
09/10/06 16:24:56 kYw5XWZL
そもそも薫と寿也ってたいした接点ないよね

179:名無しさん@ピンキー
09/10/08 14:46:21 guzBOt4N
『いっしょに』とは別物として。
大学の夏休みに薫がアメリカに行って、て設定。

「ねぇ、怒らないで答えて」
「はぁ?なんだよ」
(ベッドルームが2つあるから)と、彼女からフィアンセとなった女を部屋に泊めることにした。
お互いの両親にも、球団にもそう報告しておいて、彼女をモーテルに行かすことはできない。
試合と、夏休みでも行われる彼女の部活の予定を重ねて、やっと見つけた数日間。
やっとキスまで行けたのはいいが、やはりそれ以上は。
デーゲームから帰ると、時差ボケも苦にせずエプロン姿の薫に迎えられる。
最初からすると、随分と上達したカレーを食べさせられる。
相変わらず電話やメールを疎かにしたお陰なのか、延々と彼女の話を聞かされる。
次には、チームメイトや試合内容の質問攻めにあう。


明日にでも続き書きます。

180:名無しさん@ピンキー
09/10/08 17:35:44 L2vilf+G
期待
しかし、出来れば小出しじゃなくて書き溜めてから一気に投下してほしい

181:名無しさん@ピンキー
09/10/09 10:16:41 NwKsKawl
>>179続き。

間接照明のせいか、薄明るい中に立つ彼女に僅かな色気を感じる。
ソファーに座ったままでも、視線で追いかけてしまう
黒髪とキャミソールの間にある背中。
肩の丸み。
ショートパンツから伸びる足。
体育会系の女の健康的な体。
彼女の明るい性格を合わせれば、色気など疎遠な部類の言葉になるだろう。
そう言えば、チームメイトからの彼女の評価にも「セクシー」という単語は無かった。
どちらかと言えば、誰かの娘を褒めるときと同じような単語が耳に入った。

「ちゃんと、あたしのこと、女の子として、見て、くれてるんだよな?」
自分から一歩半だけ前で、背中を向ける彼女が、ゆっくりと投げかける。
何を今更。
さっきだって、いつもより長く、深いキスを交わし、ほんの数時間を別の部屋で過ごすだけで
名残惜しさを、理性で必死に押さえていたり。
ほんの少し、肩にもたれかかられるだけで、テレビに集中できなくなったり。
「試合後だから」という言い訳をして、長めのシャワーを浴びながら一人で処理したり。
雑誌のグラビアが彼女に見えて、思わず閉じてしまったり。
大事な人を、性欲の対象にしてはいけないような気がしつつも、そうしなければイけなかったり。
自分がどれほど我慢しているのかも、知らないくせに。
しかし、それを言ってしまうのが格好悪いように思えて、最大限短い言葉で答える。
「あぁ」
「ごめんね、急に変なこと聞いて。おやすみ」
振り向きながら、柔らかく、優しい笑顔をされる。
多分、これは自分にだけ見せてくれる特別な笑顔。

逃してはならない。
大きく膨らんだ何かの、小さな穴から出てくる感情に背中を強く押される。
今、自分の物にしないと。
小さな膜を破っただけで、彼女を所有できるわけではない。
浮気封じの、証拠がなくなる。
今まで散々、自分を抑えるための言い訳を、逆に押さえつける。
止めようない焦燥感に駆られる。


>>180
出来るだけ、そうしたいのですが、下書き無しの思いつき、書きなぐりなのでゴメンナサイ。
何かしら、反応があると、とりあえず面白いです。


182:名無しさん@ピンキー
09/10/10 15:59:53 lbELBOKG
>>181
なら纏まってから投下すれば良い。

183:名無しさん@ピンキー
09/10/10 18:02:15 NTyJX6lH
吾薫キテタ━━(゚∀゚)━━!!

まとめて投下だと生殺しや裸待機せずにすんでうれしいが、小出しでも有り難や
続き期待

184:名無しさん@ピンキー
09/10/10 21:31:41 +u338zgL
吾薫好きなのでうれしい


185:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:39:29 rRdimOTX
取り合えず、溜めてみました。
>>181続き。

言葉より先に、行動してしまうのは、本能なのか。
思考が追いつく前に、彼女の腕を引っ張りソファーに倒してしまった。
ついでに、逃げられないように、馬乗りに。

一瞬、腕に感じた痛みと共に体のバランスが崩れた。
自ら倒れたのか、不可抗力なのか。
運よくソファーに着地し、軽く頭が弾む。
しっかり見て判断しようと、何度か瞬きをしても、見えるのは天井と彼のシルエットだけ。
表情が見えないまま、ゆっくりと影が近づいてきて、軽く開いたままの唇にヌルリと舌が入ってくる。
反射的に、それに応えようとするも一方的に舌を弄ばれ、唾液を流し込まれる。
「ふぅうん・・・」
強く舌を吸われ、肩に苦痛を訴える。
力を少し抜いたのか、ゆっくりと再び口内を巡る。
もっと、して欲しい。
こうしているだけで、お互いを独占しあえてる。
背中に回した手に、もっと密着して欲しいと願いを込めてギュっと服を握る。
分かってる。
彼の気持ちも、その不器用さも、意外と古風なところも。
自分の欲望を抑えることで、あたしへの愛情を表現しようとしていることも。
ちゃんと、分かってる。
でも。
離れている時に、何度も襲われる不安。
どうしても消せない、小学生の頃の出来事。
止めることのできない彼への気持ち。

顎と舌の付け根が、疲労感にガクガクを震えだした頃、やっと唇が開放される。
「ごめん、あたし、分かってるのに」
思ったよりも大きな声は出ず、舌足らず気味だったかもしれない。
でも、自分もそれなりに成長した女なんだ。
周りの友達に、お仲間が少なくなっていってる事に何も感じてないわけじゃない。
堂々と交際を宣言しまっているせいで、「あっちも、凄いんでしょ?」などと冷やかされることもある。
苦笑いで流すことも、最近飽きてきてる。
男にだけ、性欲があるわけではない。
女にだって、あたしにだってそれはある。
でも、そんな不満を男にブツケルのは、ハシタナイ気がする。
そんな思考で、引かれてしまうことが怖い。
「でも・・・」
「いいのか?」
「うん」
はっきりとは見えないままでも、優しい視線だと何となく感じれた。
素直に頷いてしまった自分が恥ずかしくて、体が熱くなった。



186:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:42:11 rRdimOTX
>>185続き。

こういう時、どうすればいいのかなんて知らない。
とにかく力を抜こうと、緊張しなくても大丈夫だと、心の中で繰り返す。
彼の唇が、首筋に触れ、それをなぞっていく。
今まで触れられたことのない場所。
くすぐったいような、ゾクゾクするような、決して嫌な感じではない。
感じよう。
ゆっくりと目を閉じ、彼の動きに集中する。
キャミソール越しに、大きなてに胸が包まれる。
加減をしながらなのか、強弱をつけて揉まれている。
鼓動が振動となって、彼に気づかれてしまっているのではないかと思うほど、大きく早く刻む。
何となく、頭の端が麻痺するように甘く痺れる。
キスを待つだけの唇からは、意識もしてないのに勝手に溜息のような声が漏れる。
服の裾を引っ張られ、ブラトップのキャミを捲し上げられる。
プルンと簡単に胸が露になる。
腕で隠そうとする間もなく、先端が暖かく湿る。
手からの刺激以上、想像もしなかったような痺れが全身に走る。
ジンジンと子宮にまで到達したそれに、下半身がピクピクと反応を示す。
今までも何度もなく、デート中やキスの後にトイレで普段とは違う下着の中身を見つけた。
また同様の状態になっているのだろうか、それともそれ以上。

「きゃっ」
ショートパンツの左右に指がかけられ、一気に下着も膝下まで下げられる。
膝を閉じるようにしていた布は、邪魔者扱いされ、やや強引に脱がされ、どこかへ消えた。
自然と内腿をすり合わせると、上の方がヌルヌルしている。
おしりの方まで滑りを感じる。
こんな状態を、好きな人に見られてしまうと、どう思われるだろうか。
軽蔑されるかもしれない。
不安のあわり、強く膝を閉じるも無駄な抵抗に終わり、膝を割られる。
「・・・や」
胸の先端に感じた感触と同じ物が、密部にも与えられる。
「はぁ、だめ・・・そんな・・・」
頭を痺れさせていたものの正体が、快感なんだと分かりだす。
止めようもなく、みるみるうちに脳内が快感に支配されていく。
ピチャピチャと、子猫がミルクを飲むような音が響く。
指で、陰毛の近くにある突起に触れられる。


187:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:43:31 rRdimOTX
>>186続き。

ビンビン大きく膨らむそれに、目を閉じていても目の前がチカチカとする。
「あぁ、あぁ、はぁあ・・・」
どうにかして逃れようと、ソファーの背もたれを手で押してみたり、指を噛んでみても、何ら効果などない。
全身のコントロールと失ってしまい、勝手に腰が動き出す。
「気持ち、いいのか?」
彼の問いに答えることもできないまま、言葉にならない声で伝えようとする。
こんなの、あたしは、こんなんじゃ・・・。
快楽に溺れてしまいそうな大きな不安なのか、悲しくもないのに涙が零れる。
指の速度をあげられ、大きく揺さぶれれる。
子宮の奥が、グイと締まるような感覚と共に、全身の機能が一瞬停止るつ。
体の中心から、汗が一気に出てくる。
大して動いてもいないのに、スポーツの後のように呼吸が乱れる。
それでも、ヒクヒクと女の部分だけが、淡々と何かを待ち受けている。
「すげー濡れっから、大丈夫かもしんないが痛かったら言えよ」
返事も待たずに、ゆっくりと体内に何かが入ってきている。
ゴクゴクと待ち望んでいたかのように、膣が飲み込んでいく。
途中で緊張に体と強張らせるも、それのゆっくりとした動きに呼吸を合わせていく。
「はぁ、はぁ・・・」
「指、2本にするぞ」
「うふっ、はぁあ、あぁ・・・」
「い、痛かったか?」
「だぁ、大丈夫」
体の中を、押し広げられるようで、痛いと表現するよりは、その圧迫感に驚く。
彼の指が、体内に入ってくる。
自分では、ほとんど見たこともない所を、最も愛しい人に見られ、その手によって新たな刺激を生み出される。
もっと、奥へ来て欲しい。
もっと・・・。
圧迫感にも慣れ、その動きに快感を感じるようにまでなってきた。
力も抜け、素直に動きを受け入れるようになる。
「あぁ、あぁ、はぁあ・・・」
どうにかして逃れようと、ソファーの背もたれを手で押してみたり、指を噛んでみても、何ら効果などない。
全身のコントロールと失ってしまい、勝手に腰が動き出す。
「気持ち、いいのか?」
彼の問いに答えることもできないまま、言葉にならない声で伝えようとする。
こんなの、あたしは、こんなんじゃ・・・。
快楽に溺れてしまいそうな大きな不安なのか、悲しくもないのに涙が零れる。
指の速度をあげられ、大きく揺さぶれれる。
子宮の奥が、グイと締まるような感覚と共に、全身の機能が一瞬停止るつ。
体の中心から、汗が一気に出てくる。
大して動いてもいないのに、スポーツの後のように呼吸が乱れる。
それでも、ヒクヒクと女の部分だけが、淡々と何かを待ち受けている。
「すげー濡れっから、大丈夫かもしんないが痛かったら言えよ」
返事も待たずに、ゆっくりと体内に何かが入ってきている。
ゴクゴクと待ち望んでいたかのように、膣が飲み込んでいく。
途中で緊張に体と強張らせるも、それのゆっくりとした動きに呼吸を合わせていく。
「はぁ、はぁ・・・」
「指、2本にするぞ」
「うふっ、はぁあ、あぁ・・・」
「い、痛かったか?」
「だぁ、大丈夫」
体の中を、押し広げられるようで、痛いと表現するよりは、その圧迫感に驚く。
彼の指が、体内に入ってくる。
自分では、ほとんど見たこともない所を、最も愛しい人に見られ、その手によって新たな刺激を生み出される。
もっと、奥へ来て欲しい。
もっと・・・。
圧迫感にも慣れ、その動きに快感を感じるようにまでなってきた。
力も抜け、素直に動きを受け入れるようになる。


188:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:47:31 rRdimOTX
>>187続き。

「そろそろ、いいか?」
覆いかぶさる気配を感じ、目を開ける。
バッチリと目が合ってしまい、逸らそうにも思ってもいなかった優しげな表情に見とれる。
こんな顔、するんだ。
決して明るくはない室内で、しばらく目を閉じたままだったせいなのか、涙のせいか、
お互いの感情を改めて確信する。
目を再び閉じながら、ゆっくりと頷く。
軽くキスをして、足元のソファーが沈むのを感じる。
両腿を持たれ、大きく開かれる。
ヌルヌルとした部分に、手とも舌とも違う感触の物が上下する。
指が進入していた所へ宛がわれる。
「はぁっ・・・」
慣れたと思っていた圧迫感とは比べ物にならない衝撃が、グングンと進む。
手を伸ばすと、彼の手が受け止めてくれた。
それを引き寄せるように、グッと深く繋がる。
彼が深く呼吸する音が聞こえ、繋がっている実感を得る。
彼の物を、しっかり確かめたくて、少し膣に力を加えてみる。
「くはっ、締めるなっ」
慌てた声を聞かされ、息を吐きながら力を抜く。
「動くぞ」
この先、どうなるかなんて分からない。
未知の領域に、二人で踏み込む。

絶え間なく聞こえる、ピチャピチャという粘着質な音。
時々、聞こえる彼の吐息。
男の人も、声が漏れるんだ。
あたしだけじゃないんだ。
付かれるたびに上へと動く体を、しっかりと腰を持たれ固定される。
子宮の奥にズンズンと響く快楽に身を委ねると、このまま離れたくないと強く思う。
でも、それは決して口には出せない。
快楽同様に膨れ上がる気持ちに、再び意味不明な涙が零れる。
勘違いされたら、どうしよう。
どこまで上り詰めるのか果ての見えない快楽に、さらに混乱する。
ガクガクと腰が振るえる。
「はあん、はあん、や、また・・・」
「うわぁ、キツっ。イくぞ」
気付かぬうちに、彼の腕を掴んでいた手に思い切り力が入る。
もしかすると、爪を立ててしまっていたのかもしれない。
はっ、と呼吸が2秒ほど止まって、体の奥にビクビクとした振動と共に熱い物が注がれる。


乱れた呼吸を、整えようともせず呆然と静止する。
汗に濡れた彼の額が、頬に当たり、少しだけ薄く目を開ける。
紛れも無く彼がいて、これは現実なのだと、今更ながら確かめる。
無言のまま、頬に触れるだけのキスをされる。
初めてされた時のように、ただそれだけで冷めていない体が更に熱くなる。
プチュリと彼の物が、体内から出る。
ドロリとした大量の液状の物も、後を追って出る。


189:名無しさん@ピンキー
09/10/16 14:58:39 rRdimOTX
>>188続き。

殆ど会話も無く、視線も合わさない。
でも、全裸でソファーに腰掛ける彼に、猫のようにもたれかかる。
素肌同士で感じる、お互いの体温が心地よい。
「よしっ」
いきなり立ち上がる彼に、眠気を吹っ飛ばされ目を見開いて見上げる。
肩と、びざ裏に腕を回され、あっという間に宙に浮かぶ。
「寝室、行くぞ」
「へぇ?」
「だから、ベッドの方がいいだろ」
「ん?何が?」
「こっちはダブルだし、多分狭くないぞ」
甘い余韻に、どっぷりと浸っていたからなのか、言葉を理解するのが遅い。
「明日は、午後から出るし、今夜はたっぷりとな」
ニヤリと笑いながら、ベッドルームへ連れていかれる。
やっと意味を、理解するも返す言葉が出てこない。
ついでに、抵抗する気も起こらない。


機会があれば、2回戦も書くかもしれません。


190:名無しさん@ピンキー
09/10/16 20:41:15 DbcWAt0p
クグググGJ!
二回戦も期待している

191:名無しさん@ピンキー
09/10/16 21:13:02 uSKpU4su
黒寿×薫でお願いします

192:名無しさん@ピンキー
09/10/18 06:25:00 q8F2GDgf
GJ!!!

193:名無しさん@ピンキー
09/10/18 14:45:48 UkFvpKBt
GJ!!吾薫キター!!
二回戦もぜひ!

194:名無しさん@ピンキー
09/10/19 00:42:28 lZ7DsdsB
gjgj!!
いいよーいいよー、ありがとー!!
二人の感情がいい感じで表現されてて
堪能した!

195:名無しさん@ピンキー
09/10/20 09:07:12 KhFWFYUH
乙です!
2回戦もお願いします!

196:名無しさん@ピンキー
09/10/21 10:40:23 e8asAMJ8
没にしようかと思ったけど、折角溜め書きしたので。
寿也×薫

『それぞれの夏』
はぁ・・・。
部活とバイトの掛け持ちに、疲労の溜息しか出てこない。
体力には自信あるんだけど。
こんな時に、電話でもくれれば元気になっちゃうんだけどなぁ。
時計代わりに携帯を取り出して、画面を見ても、望んでいる文字は映っていない。
半ば諦めてはいても、夜中や明け方の迷惑な着信音には期待してしまう。
肉体疲労とは違う、溜息が出てしまう。
彼は今頃、何してるんだろ。
僅かに残る夕焼け空が寂しさを煽る。

時折、部活帰りと思われる中高生とすれ違いながら家路を急ぐ。
角を曲がったあたりから、後方に車が来ている。
邪魔になるような所を誰も歩いてはいないのに、スピードを落とし走っている。
チラリと横目で見ると、同年代の男の子が好みそうな良い車だった。
道に迷っているのだろうか?
あんな車に乗るのは、甘ったれたチャラ男だろうか。
女子高生を眺める変質者だろうか。
少し歩幅を大きくして、歩を早める。

「清水さん?」
自分を追い抜こうとしていると思っていた車から声が聞こえる。
しかも、名前を呼ばれギクリと踵が浮く。
運転席を見ると、顔がやっと見えるだけ下げられた窓に爽やかな笑顔を見つける。
「はっ」
「ごめん、驚かせちゃったかな?」
「い、いえ、そんな」
「久しぶり、元気だった?」
「え、うん、寿君も順調そうだね」
落ち着かない。
人だかりはできないにしても、こんな所で有名人に声を掛けられるなんて。
キョロキョロし、動揺を隠せないまま挨拶を交わす。


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch