09/02/04 02:05:11 lzHfM1u2
>>92
GJ!エロくてよかったよ!
というか>>92さんが可哀想ですね。
まったく煽るつもりはないですが作品投下後の別作品即投下はなるべく
避けてあげてほしいものです。
ましてや書きあがっていないものならなおさらでしょう?
職人同士なんですからそれ位は配慮は必要だと思います。
いや、一応私も書き手なもんで…
余計な事いいましたかね?とりあえず自重します。
101:名無しさん@ピンキー
09/02/04 10:33:07 0Wf+Tg+i
>>100
安価まちがってるよね?
102:名無しさん@ピンキー
09/02/04 11:23:28 bldfvP0v
基準作ったほうがいいのかな?
作品投下後の何時間かは各自自重。感想タイムとか。
103:名無しさん@ピンキー
09/02/04 11:48:55 1digmLjM
書き手だけど、そんな基準いらんと思う。自分自身、別作品即投下された経験何回かあるよ。
つか、ときどき投下ラッシュがあるだけで基本またーりなスレだし自由でいんじゃね?
書き手の本心としてGJは欲しいけど、お義理なら虚しいだけ。
面白ければ亀でもレス付く。うらやましい限りだ……精進するのみ。
104:名無しさん@ピンキー
09/02/04 12:29:31 /+j476GS
乗り遅れちゃってどうしようと思ってたけどこの流れなら言える
>>87
お疲れ様でした。
甘々な作品が多い中、ちょっと変わった雰囲気のあなたのSSが気になってこのスレに常駐するようになりました
ラブラブな二人に毎回萌えさせてもらってました
どうもありがとう、また良い作品を投下してくれるのを楽しみにしてます!
105:名無しさん@ピンキー
09/02/04 19:58:18 7EfhIIKw
感想レスは書き手の米
それを食って、消化されてひり出されたものが次の作品になるんだぜ
だから亀でも間に他作品挟んでも遠慮しないで書いてもらってかまわないと思う
106:名無しさん@ピンキー
09/02/04 21:07:24 cRxKkAKe
すばらしい
上のorzの痴漢もよかった
体操着ショタを誰かめぐんでくれー!
107:名無しさん@ピンキー
09/02/05 09:52:30 Cd/QhVS3
俺は紺やエンジが好きでナイロンでも綿ポリでもいけるんだが、>>106や他の人は好きな短パンの色とか生地ってある?
108:名無しさん@ピンキー
09/02/05 12:53:25 U4TN7Q17
某私立っぽく、学ラン+半ズボンが好きだなぁ。
生地厚めのかっちりした半ズボン。色はなんでもいいや。
109:名無しさん@ピンキー
09/02/05 18:22:03 HJVFz0wM
厚手のチェックの短パンに上はシャツとセーターが一番好きだな
それで賢くて礼儀正しいちょっとS入ったビッチショタが好きだ
110:保管庫設置人
09/02/06 00:31:35 0iRbzv+L
現在、保管庫の更新作業をしている者です。
「トリップ忘れたさん」の連載が一段落したと言う事なので、
次回更新時に職人別コーナーに移す予定です。
そこで、トリ忘れさんとして一連のシリーズにタイトルがあれば教えて下さい。
特になければ単純に『先輩×後輩シリーズ』で行きたいと思っています。
111:名無しさん@ピンキー
09/02/06 18:49:04 thRALWs0
>>109
下段いいな。ショタに慇懃無礼な口調で責められつつ最終的には組み敷きたい
保管庫に良い感じの作品があるから延々読んでるがそろそろ新作で読みたいものだ
あとは無難にツンデレショタをだな!
112:名無しさん@ピンキー
09/02/06 19:00:17 O5f7uijl
>>110
いつもお疲れ様です。
ショタっこになって身を捧げたいほど感謝してます
113:トリップ忘れた
09/02/06 20:01:26 LV/6xChs
>110
いつもお世話になっております。
ご申し出には、恐悦至極です。
特に名付けたいと考えていたタイトルは無いのですが、「DPL氏に捧ぐ」という題は、相応しくない…でしょうか。
実の所、モデルにさせて頂いた方が居られますので。
各話毎のタイトルは「無題」もしくは「第n話」という形式でお願いしたいと思います。
また、誠に勝手ながら、後日wikiにお伺いしまして、自分の作品の誤字脱字訂正や加筆修正なども行わせて頂きたく存じます。
114:名無しさん@ピンキー
09/02/07 00:36:10 kAIoy0ay
>>109の下がツボすぎる
俺が妄想しているのがそんな感じ
115:名無しさん@ピンキー
09/02/07 00:49:33 meAIT8/+
元祖ショタを読んでいて思ったんだがショタと巨大ロボットの組み合わせはとてもいい
ロボットの手や肩に乗ったショタをローアングルから見上げる構図がいい
あーショタが敵に捕まって最愛のロボットと味方のお兄さんの目の前で
下っ端どもにマワされちゃったりしないかな
快楽に目覚めて、身動きできないお兄さんのチンポにしゃぶりついたりしないかな
116:名無しさん@ピンキー
09/02/07 01:28:07 SNKsWK1J
>>115
ショタの語源となったキャラ自体ロボットアニメの主役だしな
自分はチャイナショタがみたい
何ていうやつかわかんないけど上下わかれてて下が長ズボンのやつ
間違った感じに礼儀正しくて天然でヤンチャなショタ
「~っす」みたいな口調でしゃべる
117:名無しさん@ピンキー
09/02/07 06:36:26 HYhOhvmv
人民服かアオザイのどっちかだな
118:名無しさん@ピンキー
09/02/07 11:47:46 0FzJNvUK
礼儀正しいやんちゃショタと言ったら、野球少年を想像するなぁ。
野球に限らずだけど、きちんと挨拶してくれるスポーツ少年は大好きだ。
119:名無しさん@ピンキー
09/02/07 12:03:25 koeAiJ7r
ブラコンのショタは大好きだ
120:名無しさん@ピンキー
09/02/07 13:43:16 kAIoy0ay
あーショタからチョコもらいたいなー
あげるなら穴にチョコ注入したいなー
121:名無しさん@ピンキー
09/02/07 14:10:28 meAIT8/+
いやいやショタはファザコンが一番
122:1/5
09/02/07 19:40:58 61JAVELR
妄想電波受信したので初投下です。電波発信元はデ.ニ.ー.ロの出ていた某ギャング映画。
百年位前のアメリカのお話らしいが、よくわからん。
酷い味と息苦しさ。いつまで経っても慣れない。看守達は見て見ぬ振りだ。大人の癖にガキが怖いか、それともことなかれ主義かは知らない。
でも俺さえ犯していればこのアホ三人組は暴れやしないから、大抵この部屋で俺は好き放題レイプされる。
「んぶっ……あむぅっ…んっ……げほ!げほっ!…クソっ…ぢゅるっ…!んぐぅ…はっ…ちゅっ…んんんっ!」
犬みたいに四つん這いになって、俺は口をアレックス、後ろをユルギスに犯されていた。ただ突っ込むだけでテクニックも何もないセックスは
―情けないけど―華奢な俺の身体にはかなりキツイ。汚い体液まみれになりながら、とにかく身体に打ち込まれる衝撃を受け流そうと必死になった。
「ははっ、どうだロイド?うまいか?最近随分いい顔するようになったなあ。お前らもそう思うだろ?ユルギス、コナー。」
「ああ。コイツのケツ穴俺のチンコに絡み付いてきやがる。っつ……堪んねえ!くぅっ!」
「…んぐっ!ぢゅぷっ!ぷはぁ…や、やめっ…あああぁぁぁ!」
中に熱いネバネバした汚物がぶちまけられた。同時にペニスを思い切り摺りあげられ、堪らず俺は射精する。散々イカされたせいで殆んど透明な精子が、
ぼろぼろのシーツに飛んだ。
「おい見ろよアーサ。お前の兄ちゃん、また男にアナルファックされてイキやがった!とんだ変態野郎だな!」
霞んだ焦点を声のする方に何とか合わせる。可哀想に、そこではコナーに後ろ手にされてアーサーは大きな目を更に大きく開き、ガタガタと震えていた。
「ん?何だよアーサー。そんなにザーメンだらけの兄貴のケツ穴見てよ。お前もケツ穴掘られてアヘアへ言わされたいのか?」
「けほっ…!アーサーにはっ……手ェ出すなっ…約束だろっ…!この……“人参頭”!国に帰ってっ……腐った、ジャガイモ、でも、食って……うぐぅっ!」
さっき二桁近く俺の中に出したくせに、アーサーにまで手を出そうとするなんて、どこまで腐ったやつなんだ。下衆に何とか悪態をつこうとするものの、すぐに口は
アレックスのモノで塞がれた。強引に食道まで突っ込まれて吐きそうになる。
「ガキの癖に生意気言うんじゃねえよ。黙ってヤられてりゃいいんだよ、タコ。」
一際強く喉を突かれたかと思うと、一気に精液が注ぎ込まれる。絶対飲むもんかと抵抗してもがくけど、年も体格も上の男二人がかりで押さえ付けられればそんな
行動は無意味になる。窒息しそうになって頭がボケてきた。そうなると俺の意思とは無関係に、俺の体はゴクゴクと腐ったような精子を飲み下し始める。
「ふん。今日はこれくらいか?折角のオモチャが壊れちゃつまんねえからな。」
目蓋の重さに耐えきれず、目を閉じた。遠くでアレックスが下品な笑い声をあげている。ユルギスとコナーも何か話していたけど、もう言葉の意味もわからなく
なっていた。
123:2/5
09/02/07 19:41:25 61JAVELR
「ロイド!ロイド!しっかりしろ!」
ふと、聞き覚えのある声がした。最後の力を振り絞って目玉を覆うシャッターを上げる。水の中から空を見上げるようなゆらゆらした視界に、一人の影が入ってきた。
「アー、……サー…」
赤ん坊の頃からずっと見てきた弟の顔がそこにあった。表情までは分からなかったけど、実の弟を間違えたりするもんか。
「ロイド、ロイド、ロイド!畜生っ……ごめん、ごめん、俺っ……!」
おでこの辺りに温かいものが触れた。バカ三人の気色悪い体液とは違う。そこからじんわり心地よさが体に広がっていく。
「…そんな顔すんなよ…アーサー…」
俺は大丈夫だから。そう言おうとしたとき、目の前がブラックアウトした。
次に意識が戻ると、そこは静かでこぎれいな場所だった。ぼんやりと辺りを見回すとすぐに俺の手を握っている人間が見えた。
「ロイド!」
「アーサー…」
マーによく似た顔をくしゃくしゃにして、アーサーは俺の顔を覗き込んできた。見たところ、怪我もおかしなところもない。アホとはいえ、あの三人は
アーサーには手を出さないって約束を守ったようだ。
「何か欲しいものあるか?」
「ん…水飲みてえ…」
「わかった。すぐ持ってくるから待ってろ。」
そういうとアーサーは走って向こうに駆けていった。一人になったところで辺りを見回す。
いくつもの見慣れない道具に、読めない単語だらけのラベルが張られたビンがぎっしり詰まった戸棚。それから独特のエタノールの匂い。
そこは紛れも泣く医務室だった。あいつらに犯された後、俺は大抵ここに運ばれる。例え盗みやケンカの常習犯でも、やっとジュニアハイに入ったばかりの
ガキに死なれたら困るんだろう。朝の作業が始まるまではゆっくり眠れるし、ヤバそうな怪我の手当てもしてくれる。医務室にいられる間、ずっとアーサーと
一緒にいられるのは、役立たず看守なりの“配慮”なのかもしれない。
たたた、と軽い足音がしてアーサーがやって来る。手には水の入ったコップと洗面器があった。
124:3/5
09/02/07 19:41:51 61JAVELR
「水持ってきた!ほらっ!」
「さんきゅ……」
体は粗方きれいになっているものの、口の中はまだあの白いヘドロが残っている感じがする。コップを受け取ると一口水を飲んで口をすすいで、用意された
洗面器にそれを吐き出した。何度か繰り返した後、残った水を飲み干す。冷たい感触が喉を滑るのは気持ちがいい。
「………ロイド、ごめんな。」
ふと、アーサーが呟いた。アーサーを見ると下を向いてはいるものの、それでもわかるくらい今にも泣きそうな顔をしていた。
「俺のせいで…ロイドばっか……いつも…俺っ……」
「馬鹿、下らないこと言うなって…これ位どうってことないさ…」
そう言ってアーサーの髪をすいてやる。俺の髪はさらさらはしてるけど硬い。それに比べてアーサーのはふわふわしてて柔らかい。猫を撫でてるみたいで
なんだか楽しかった。アーサーは少し困ったような顔したけど、最後の方になると苦笑いだったけど、一応笑った。
「なあ…アーサー。肩貸せ。」
「え?あ、ああ。うん。わかった。」
一瞬遅れて俺の言いたいことがわかったアーサーは、俺を支えてベッドから降ろしてくれた。
アイツらは時々、今日みたいに盛りきって俺をめちゃくちゃに犯しまくる。そんな日は暫く一人で立つのも辛い。だから移動するのにはこうやって誰かに
手伝われなきゃならなかった。
畜生、まだアソコに何か入ってる感じがする。
街で見た物乞の傷痍軍人みたいに、ズルズル足を引き摺って少しずつ部屋を横切った。
125:4/5
09/02/07 19:42:25 61JAVELR
ようやく着いたのは医務室に備え付けられたシャワールームだ。
狭いけど、普通の連中が週二、三回ぶち込まれていたボロに比べたらずっとマシに思えた。
服を脱いで、タイル張りの部屋へと入る。やっぱり足はふらふらだからアーサーも一緒だ。詮を捻って、最初の水を避ける。おれは旨く避けたけど、どうも
アーサーにその水がかかったらしく、変な悲鳴が聞こえた。笑ってからかうと、アーサーはぷうっと頬を膨らませて怒った。
少しして湯気が立ち込めてきた。お湯になったシャワーを頭から思い切り浴びる。
ベッドに寝かされるまでに、誰がやっているかは知らないけれど、身体はちゃんと拭かれている。それで十分だとはわかってても、とにかくシャワーを
浴びたかった。立っているのが辛くてぺたんと床にへたり込む。昔は風呂嫌いでよくマーに怒られたのに、今じゃまるで正反対だ。
「ロイド、体洗うよ。」
気付けばシャワーの雨の中アーサーが石鹸とスポンジを持ってこっちの様子を伺っている。俺は少しだけ上半身を起こしてそれに応えた。
「痛っ……」
「あ…ご、ごめん…」
傷口に泡がしみた。鎖骨の辺りに噛み痕がある。アレックスの野郎だ。いつもどこかしらに噛み付いたり爪をたてたりしやがるんだ。その痕を見る度に
死にたくなる。でも今は我慢するしかない。
俺の身体を慎重に洗うアーサーを見た。腕も足も俺より細くて、下手に乱暴に扱われたら間単位ぽきんと折れるだろう。肌も白いし、痣や傷はすごく
目立つはずだ。
……それに、ペニスやアソコもきっと俺なんかよりずっと幼いだろうから、あんなやつらにヤられたらアーサーは壊れちまう。そんなのは絶対嫌だ。
126:5/5
09/02/07 19:42:45 61JAVELR
「……なあ、ロイド。俺考えたんだけど、やっぱり……」
「うるさい、前も言ったろ。お前は何にも気にしなくていいし、考えなくていい。お前は兄ちゃんの言うことだけ聞いてればいいんだ。口答えなんてすんな。」
アーサーを汚させたりなんかしない。マーやハーマン―俺達の兄貴だ――がいない“ここ”でアーサーを守れるのは俺だけなんだから。
「でも…辛いよ……ロイドがボロボロにされんの…黙って見てるなんて……」
「……もう少しの辛抱だろ。ここから出て、マーの作ってくれたマフィンを食べればすぐ元気になるって。」
「ロイド……」
温かい雫の中で、俺達は裸で抱き合った。
何にも着てないから、アーサーの体をこれ以上ないほど近くで感じた。
アーサーの心臓の音がする。トクン、トクンと優しく、小さく鳴っている。
俺より小さい、生意気だけど可愛いアーサー。
俺の弟。
俺は腕の中の小さな存在を守ろうと改めて誓った。
127:名無しさん@ピンキー
09/02/07 20:53:49 cb3QNO3j
スレリンク(eroparo板)
128:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:33:21 HYhOhvmv
>>122
GJ
129:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:15:26 z8fOGanr
>122GJすぎる
こういうものを読んでみたかった
130:>>66の続き
09/02/09 01:50:04 ckYh+0hs
時は戻り慎平と買い物に行った日の夜のこと、寝床についた朋樹は寝付けずに寝返りを繰り返していた。
「今日の慎平、かわいかったな・・・半ズボンとか反則だろ。」
そんな事を思い、悶々して布団の中を右に左に体を返す。
朋樹は後輩として入部してきた慎平に、ある時から単なるかわいい後輩以上の思いを抱いていた。
始めはこの春に隣町の中学校との練習試合の後、大活躍だった朋樹のところへ試合後に目を輝かせて走ってきた慎平にドキッとしたのがきっかけだった。
「先輩!すごいですね!俺、尊敬しちゃいます!」
そんな言葉を連呼しながら朋樹の前で自分の事のように喜ぶ慎平を見て、嬉しいのと同時に他の後輩と違って物怖じせずに近づいてくる態度と、その子供っぽさを素直にかわいいと思ったのだ。
その後も真面目に練習に打ち込む姿や、他の部員がちょっとからかうとすぐに涙目になって本気でスネたりする慎平を見るたびにただの後輩以上の気持ちを強めていった。
そんな朋樹だったので、今日スポーツ用品店で慎平にフォームを教える時に密着して指導したのも下心が全くなかった訳ではなく、普段も基礎練習に励んでいる慎平の短パン越しのヒップや、そこから伸びる腿に視線を奪われることもしばしばと言った状態だった。
慎平の事は男だから好きになったんじゃなくて、純粋にかわいいと思ったからってだけで、他にかわいいと思った女子が現れればこの熱も冷めるだろう。
そんな風に割り切っていた朋樹は既に慎平をオカズに何度も自慰行為に及んでいた。
この日も悶々とする自分に収拾をつけるため、枕元においてある箱から3枚、シュッシュッシュッとリズミカルにティッシュを抜き取ると布団から抜け出て掛け布団の上にあぐらをかいた。
昼間に見た慎平のデニム半ズボン姿を思い出し、ペニスを包む右手を上下に動かす。
妄想の中で慎平の半ズボンに包まれたヒップやその下に伸びる太腿を思い浮かべる。
半ズボン越しに尻たぶを揉みしだいたり腿の内側を撫でたりと、頭の中で慎平の下半身に刺激を与えると、想像の中の慎平も敏感にそれに答える。
脳内に作り出した世界で慎平を弄び続けた朋樹は、その行為により慎平が半ズボンとその中の下着に向かって射精する光景を思い浮かべ、更に自らのペニスに蓄えられた熱量を増していく。
朋樹の頭の中の光景は切り替わって、半ズボンに射精によるシミをつけた慎平が自分のペニスをその口に咥えて前後に頭を動かしている状景になっている。
右手の往復運動も速度を増し、尿道口からは透明な先走りの汁が溢れ出し、スライドされる右手によって上下する包皮と亀頭の間でクチュクチュといやらしい音を立てた。
(出るっ・・・慎平の口の中でイッちまう!!)
頭の中でそうつぶやいて左手に用意したティッシュに青臭い汁を吐き出す朋樹。
「そろそろ部活の備品を買いに行く時期だな。買い物を引き受けて慎平を誘って行けばまた半ズボン姿が見れるかな・・・。」
朋樹はぼんやりとそんな事を思いながら眠りについた。
131:名無しさん@ピンキー
09/02/09 01:51:47 ckYh+0hs
今やお互いが妄想の中の相手となった二人は連休明け2日目にして訪れた部活動で顔を合わせることとなった。
朋樹は既に慎平をオカズにしていたので、その態度にあまり変化はなかった。
朋樹からしたら、妄想の相手が実際に自分に話しかけてきたりした時はつい、素っ気無い態度をとってしまったりしていたので、もともと慎平からは寡黙に練習に打ち込む先輩と言う印象を持たれていた。
そのため変化が少なかったとも言えるかもしれない。
しかし、慎平の変化はあからさまだった。
変わらぬ態度で接してくる朋樹に対して、今までのように無邪気な反応を返せずにいた。
自分の中でヘンタイな行為と認識している妄想の内容、その相手が目の前に居るのだから当然かもしれない。
練習中は体を動かすことに集中していればよかったのだが、片付けをして部室で着替えている時の雑談の時などは、朋樹に話しかけられたりしても小さく空返事を返して耳まで赤くなって目を逸らしてしまう始末だった。
朋樹が視界に入るたび、朋樹の声が聞こえるたびに、昨日の自分の破廉恥な妄想とその時の行為の快感までも思い出し、恥ずかしくなると同時に硬くなって勃ち上がろうとするペニスを治めようと頭の中に描いた光景を消すのに必死になってしまう。
頭の中では、黒板に向かって淫らな妄想をどんどん描き出す慎平とそれを消そうと必死で黒板消しを振り回す慎平が居るような状態だ。
慎平はこの混乱から逃れようと、着替えや雑談をしている他の部員の中、制服や荷物をスポーツバッグに詰め込むと、お疲れ様でしたと一言挨拶をして逃げるように部室を出ようとした。
「あ、シンペー、ちょっと待てよ。」
「はひ!」
不意に朋樹に呼び止められ心臓が飛び出そうになり、硬直しながらおかしな発音で返事をしてしまう。
朋樹はそれに突っ込みもせずに続けた。
「こないだ、お前の買い物の時に買ってくれば良かったんだけどさ、部の備品がそろそろ足りなくなりそうなんだわ。今度の日曜でも買いに行こうと思うんだけど、付き合ってくんない?」
「あ、はい!わかりました!」
勢いで即答してしまう慎平だが、どちらにせよ先輩の誘いなので断ることもできはしない。
朋樹と日曜日の買出しに行く待ち合わせの約束をしてから帰路についた。
昨日の自慰行為を思い出してしまう朋樹から逃げるように帰ろうとしていたところなのに、その朋樹と休日に会う約束をしてしまったので一人で歩く帰り道は色々な妄想が頭の中をぐるぐると回っていた。
132:名無しさん@ピンキー
09/02/09 01:52:27 ckYh+0hs
一人歩く田舎道、周囲の目を気にする事もない慎平は短パンの前を膨らませながら家を目指す。
(やば、またアレしたい・・・)
そう思いながらペニスからにじみ出たガマン汁の湿り気と切なげにヒク付くアナルを自覚する。
慎平は帰宅したら母の目を盗んで自室で先日と同様の自慰行為に及ぼうと目論んで歩き続けていたが、母が居る自宅より帰り道で事に及んでしまった方がいいのではないか、そんな思いに駆られ辺りを見回しながらその為の場所を探して歩く。
実際のところは母にバレないようにと言うより、すぐにでもその行為とそれにより得られる快感を享受したいのが本音だが、慎平自身はそれに気付いていない。
暫く歩いて畑の脇にあるお稲荷さんの社とその後ろにある小さな森が目に入った。
一瞬、立ち止まってそこを見た慎平は、歩いてきた道の前後を見回して通行人が居ないことを確認すると社に向かって小走りに進んで行った。
社の裏に身を隠して再度辺りを確認すると、おもむろに短パンとブリーフを膝の少し上までズリ下げる。
そして左手の中指を口に咥えたっぷりと唾液を絡みつかせると、ゆっくりと双丘に隠された穴へとその指を導く。
「ん・・・あっ・・・はぁ・・・・」
小さく押し殺した吐息を漏らしながら指をその穴に埋めていく。
(センパイ・・・センパイ・・・・センパイィィ!)
朋樹に突かれている事を想像しながら指のピストンを繰り返し、右手で自らのペニスを擦り上げる。
「あっ、まだ・・・!だめっ・・・!」
早くも絶頂を迎えそうになりうっかり声に出してそう言ってしまう。
そして右手のペニスへの刺激を中断し、この快感を持続させようとアヌスへの刺激に集中して左手を動かし続ける。
(やばっ、これ・・・気持ちよすぎる・・・)
そう思いながら後ろの穴から与えられる快感に身をゆだね刺激を続ける。
クチュクチュと肛門と指の間で唾液が立てる音が、森の木々が風に揺れて奏でる葉の音にかき消されてゆく。
段々と荒くなっていく吐息と、それに比例して快感に翻弄されくねくねと腰を躍らせる。
(あっ、あっ、そんな・・・!ちんちん触ってないのに!)
頭の中でそう思ったが早いか、最後はペニスに触ることなく精をぶちまける慎平。
初弾は勢い良く飛び出し、顔の前まで噴出するとそのまま弧を描いて足先に落ちた。
続いてやや勢いを弱めた精液がもう一度弧を描いて跳びだすと、勃起しても余った皮の先から更に欲望の果てに吐き出した白濁液をどくどくと勢いなく垂れ流した。
冷たい土の地面にがっくりと膝を落としてはぁはぁと息を整えようと呼吸をする。
ティッシュなど持ち歩いていない慎平は、右手でペニスの包皮に絡みついた自分の分身が億単位で含まれている液体を拭い取ると、腿に擦り付けて伸ばした。
(気持ちよすぎる・・・。こんなことばっかやってると脳みそ溶けてバカになっちゃいそ・・・)
そう思いながらブリーフを上げ、続けて短パン引っ張り上げる。
悶々とした気持ちに一度ケリがついた慎平は、森の木々からの木漏れ日を見上げハァと一息ついた。
ヘンタイかも知んないけど・・・やめられないよ、これ・・・
133:名無しさん@ピンキー
09/02/09 01:54:13 ckYh+0hs
今回はここまでです。
エッチ前に一人エッチが続いてしまいましたw
>>122
ハァハァしました。
すばらしいです。
134:名無しさん@ピンキー
09/02/09 18:11:41 NKAKltPO
GJ 続き期待してるよ
135:名無しさん@ピンキー
09/02/09 22:03:30 3vaTZSBK
GJ
やっぱりサカリのついた中学生はかわいいな
ちんぽ舐めてえ
136:1/7
09/02/11 15:29:59 qJu7hG+m
>>122の続きです。
午前のスケジュールが終わるり、やっと昼飯にありつく。アーサーと俺は房が違うから、医務室以外で合流することが出きるのは
レクリエーションの時間と、この食事の時間だけだ。 アルマイトの器に、ゲロみたいな食い物を受け取ってからアーサーの姿を探す。
だけどそれらしい姿はなくて、仕方なく適当な席に座って、アーサーを待つことにした。
と、急に見たことのない奴が俺の隣に割り込んできた。
「お前がロイド…ロイド・バーカー?」
キツメのイタリア鈍り。見た目も何だか胡散臭げな男がニヤニヤと笑いながらこっちを見ていた。
「…だったら?」
「ははっ、サンドロに毎晩犯られてるって聞いたぜ。昨日はどうだった?中出しされてイキまくったか?」
ヘラヘラと皿の上のマッシュポテトを食いながらそいつは言った。
「黙れよイタ公。飯が不味くなる。」
「アメリカの飯が不味いのは最初からさ。それに俺はイタリア人じゃない。ナポレターノ、ナポリ人だ。」
訳の分からないことをいうコイツにイラッときたが、昨日は明け方近くまでアナルと口をを犯されたせいで、怒る元気も出なかった。
「悪かったよ。俺はマルコ。よろしくな。」
握手を求めるみたいに手を差し出されたけど無視を決め込んで、目も合わせなかった。
それよりアーサーだ。食堂の入り口を見て、まだかまだかたと待ち構える。
「無視するなって。本当に悪かったよ。だけど災難だな。あのサンドロに目ぇつけられるなんて。」
「うるさい。大体誰だよ、サンドロって。」
「アレッサンドロさ。ああ、ここじゃアレックスだったか。アイツは親がナポリの人間だよ。“友達の多い”、な。
だからココでも顔が効くんだ。」
それは暗にアレックスがマフィアに繋がっていることを言っているつもりなんだろう。別に興味ない。だけどマルコは続ける。
「アイツ随分“インテルナツィオナーレ”だろ?ココでもスターリンから逃げてきた腰抜けと、ゴルフ狂の馬鹿“パディ”が仲間にしてる。」
「知るか。お前、仲間なんだろ?アイツラんとこ行けよ。」
「ははは、遠慮するさ。俺にはペデラスティの趣味も無いしな。」
137:2/7
09/02/11 15:31:10 qJu7hG+m
微グロ?注意
いきなり皿の上にミートボールを放り込まれた。驚いてマルコの方を見ると、いきなり耳打ちされる。
「時間貰った礼だよ。とにかくアレックスに逆らわない方が身のためだぜ。“弟のためにも”な。」
そう言ってマルコはウインクをしながら消えた。ウザイだけの、お節介野郎だったみたいだ。
アレックスに逆らうな?
そんなこと言われなくったって解りきってる。
ここに入ってからすぐ、若い看守が耳を“落とされる”事件が起きた。その看守はガキの俺でも判るほどいかにもな新米で、
なまっちょろい奴だった。無闇に怒鳴ったり、気に食わないという理由でここのガキを殴ったりなんてしない。それどころか、
よくチビどもの傍にキャンディを“置き忘れる”常習犯だった。
目隠しをされていて目撃者もゼロ、誰がやったかわからないってことだったが、俺達には犯人の見当がすぐついた。
事件のあった日の昼、一人のチビをサンドバッグにしていた三人。新人看守はその三人を止め、それでも止めない一人を警棒で
殴って制圧した。その時看守に組み伏されていたのがアレックスだった。
「これで“切った”んだよ。」
何度目かのレイプの時、そう言ってアレックスが見せたのはコナーの首にかかったケルティック・クロスだった。説教に来る牧師が
無意味に熱心な奴で、プロテスタントに限らず、カトリックだろうがオーソドックス(正教会)だろうが、信仰する者には最低限の
シンボルを所持することを認めるべきだと所長にごり押ししたらしい。
「もともと“切る”用のもんじゃねえからな。中々手間がかかったぜぇ。へへへっ。」
つまりはナックルダスターよろしく十字架の輪っかの部分を握って、“長い棒の部分”で肉を抉って突き破り、それを何度も何度も繰り
返して耳を“切り取った”わけだ。
狂ってる。
それ以来、アレックスに楯突く奴はいなくなった。ガキも、看守も、みんな。
138:3/7
09/02/11 15:33:10 qJu7hG+m
「ロイド、大丈夫か?調子悪い?」
気付けば目の前にアーサーが立っていた。心配そうな顔をしている。変に気を使わせて、不安にさせてしまったかもしれない。
俺は笑ってアーサーの頭を撫でてやった。
「何でもないよ。ただ、飯があんまり不味くて嫌になっただけだ。まったく、マーのご飯が食べたいよ。」
「言えてる。早くマーやハーマン、フレッドに会いたい。」
そこまで言って、アーサーは前のめりになって小さな声で言った。
「でも俺、ロイドと一緒だから寂しくないし、全然平気だぜ。」
にこっと笑うアーサーを見て、思わず溜め息が出た。
この笑顔がある限り、俺はどんなに辛いことでも耐えられる。そう思えた。
「……知ってるよ、アーサー。大丈夫。俺がいるから安心してろ。」
そう言って俺は頭を撫でてやった。
「ほら、さっさと脱げよ。」
訛ったダミ声でアレックスが命令する。仕方なく俺は上着を脱いで床に置いた。
「下も脱げ、馬鹿。」
言われるままズボンのウエスト部分に手をかけ、ぐっと掴んだ。ちらりと視線を横にやる。そこにはいつものようにアーサーがいた。
ユルギスに羽交い締めにされて、きゅっと唇を噛んでいる。少しはマシになったが、やっぱりアーサーにこんなこと見せるのは
悔しいし恥ずかしいし情けない。
だけどそんなことは言ってられない。一気に下を脱いで、俺は裸になる。
「やっぱ小せえなあ。お前のチンコ。オマケに皮まで被ってやがる。」
「毛も生えてねえし、勃起しても短小のまんまだもんなあ。」
「その上早漏でケツ掘られれば射精しちまう変態野郎だ。」
胸糞の悪い言葉で罵られるが、反抗したところで勝ち目なんてない。
「ほら、“準備”しろよ。ファックできねえだろ。」
コナーが気色悪いにやけた顔で促す。コイツは“準備”を見るのが好きな変態野郎だ。
床に膝立ちになる。中指を嘗めて指をしっかり濡らすと、ゆっくりアソコに近づける。
4
「違うだろロイド。足開けよ。」
畜生。クソッタレが。思いきり睨み付けてから俺はM字に足を開いて、指を挿入していった。
「くぅ……!」
何度も犯されているから、指一本なんてそれほど痛みはない。痛みより居たたまれなさの方が強かった。ただ、ここでしっかり
解さないと後が辛い。とにかく孔を広げるように、ぐちゃぐちゃ指を出し入れする。
「…っ…んっ……うんっ……はぁっ…んんぁっ…!」
涎と腸液が混ざっていやらしい音を立てる。それが指を伝って俺の手を汚した。声も抑えようと思っても、勝手に出てきてアイツラを
喜ばしてしまう。
「見ろコナー、ロイドの奴勃ってきたぜ。」
「汚ねえ。けけけっ、アナルオナニーしながらカウパー出してるぜコイツ。野郎の癖に、野郎にチンコ突っ込まれんの
想像して感じてやがる。」
コナーはいつもこの“準備”を見たがるクソ野郎だ。俺が孔をいじるのを見て下品な妄想して罵る。
「うるっ…さ……あ…くぅんっ…!」
うっかり前立腺を擦ってしまい、軽くイってしまう。
ムカつくことに、そこは一番敏感な場所だから、どんなに頭が拒否しても触られれば体が感じちまう。初めてそれに気付いた時は
死にたくなった。生ゴミみたいなヤツラ、しかも男相手に快感を感じるなんて、それじゃあ俺は生ゴミ以下、生ゴミにたかる
蛆虫みたいだと思った。
でもどうしようもないんだ。
これは単なる生理現象だ。俺はゲイじゃない。変態は俺じゃなくて、俺みたいな子供にハメて悦ぶコイツラなんだ。
「…んっ…ふぅぅっ…」
三本目の指もスムーズに入るようになった頃、アレックスが俺の前に立つ。俺はそっと指を抜いて、ぬめっている手を床で拭いた。
「しゃぶって勃たせろ。」
アレックスがズボンを下げると、半勃ちになった汚いペニスが出てきた。すえたような臭いがする。思わず顔を背ける。と、目に
アーサーの顔が見えた。微かに首を横に振って、唇を小さく震わせている。
こんなことでビビって堪るか。覚悟を決めて、グロテスクなそれに口をつける。
139:4/7
09/02/11 15:35:18 qJu7hG+m
「ん…くちゅ……」
生臭い臭いが口に広がった。吐き気がする。それを無理矢理押さえつけてフェラチオをはじめた。口が小さいせいで、口の端から
涎やアレックスの汚い汁がダラダラ溢れる。いくら頑張っても全部くわえきれない。
「もっと真面目にやれよ、クソガキ。」
いきなり頭を掴まれてイラマチオをさせられる。
「んぐぅ!?…じゅぽっ…じゅる…んんっ!……げぼっ…はぁっ…むぐうぅ…!…あむっ…!じゅぶ…んん……ごほっごほっ
……ひあっ…むごぉ…!!」
じゅぶじゅぶと音を立てて、涎と先走りが混ざって泡立っていく。息をしようと頭を引いてもすぐに引き戻されて、喉を
思いきり突かれた。苦しくて涙が出てくる。先っぽが上顎をゴリゴリ擦る感覚があんまりにも生々しくて、俺の脳ミソが
犯されているような錯覚がした。窒息寸前になったところでガチガチになったペニスが口から引き抜かれた。勃起しきった
ペニスの頭と俺の口に、銀色の糸が引いた。
「げほっげほっげほっ…!っ…はあっ……あぁっ…発情してんじゃ…ねぇっ…!」
「減らず口叩くなよロイド。さっさとケツ出せ。」
ガタイだけはいいアレックスは軽々と俺の両足を抱えて、そのまま突っ込んできた。
「んあああぁぁぁっ!」
腹の中がいっぱいになって、破裂するかと思った。ギリギリまで引き抜かれて、すぐに一番奥まで貫かれる。内臓をズタズタに
されるのがはっきり感じた。
―それと同時に、あの忌々しい感覚。
「何だよ、ロイド。はっ、感じてるのか?チンコがギンギンにしやがって。お前ココ超感じるだろ?ああ?」
「ひゃああぁっ!黙っ…!あぅっ!クソっ…!ぅんっ…ひっ…!きああっ!」
容赦なく感じちまうところを抉られた。ペニスの裏側から射精を強制する衝撃が体中を走る。触られてもいないペニスが
びくびく痙攣して、みっともなく透明なモノを垂れ流す。死ぬほど嫌だと拒絶しまくる頭と、馬鹿になって感じちまう体の
ギャップについていけない。神経がバラバラにされる。限界だった。
「ひぐっ…あ…あ…あ…畜しょっ…も、ダメっ……!」
「けっ、エロガキ!アナルファックで感じやがって!さっさとイっちまえ、クソ野郎!」
尻の中で、アレックスのペニスがビクンビクンと震えた。
140:5/7
09/02/11 15:35:49 qJu7hG+m
「うるさっ…!馬鹿っ…!…ひ!?あ、んぐっ!ああああぁぁぁぁ―!」
熱い塊が、内臓を焼いた。びゅくびゅくと脈打ちながら、何度も何度も汚物をぶちまけた。同時に俺も冷たいコンクリートの
上に白く濁った液体を吐き出す。粘ったそれはべちゃっと音を立てて床に叩きつけられた。
馬鹿みたいにたくさん射精し終わった後も、アレックスはまるで壁に精液を刷り込むようにゆっくりペニスを動かした。
「…ひくっ…やめっ……変態っ……!」
「変態はそっちだろーが。マスかかれた訳でもねぇのにザーメンぶちまけるなんざ屑の便器野郎だけさ。」
悔しい。悔しい。悔し過ぎて涙が出てきた。
どうして俺はガキなんだろう。ハーマンみたく、大きくて強くて頭がよくて格好良ければ、こんなヤツラボコボコに
してやれるのに。
こんな惨めな格好をアーサーに晒さないでも、ちゃんと守ってやれるのに。
悔しい。悔しい。悔しい。
「おら、次は俺だぜ、ロイド。そのザーメンでどろどろになったケツ穴よこせ。大好きなアナルセックスしてやるぞ。」
「待てよユルギス。俺も犯る。口は俺な。歯ぁ立てんじゃねえぞ。」
涙で滲む視界に入って来た男二人にのし掛かられる。クソの役にも立たない貧弱な体が軋んで、悲鳴をあげる。
「…ドっ!ロイド!」やだよ…ロイド…!」
アーサーの声が聞こえた。こんな悲しそうな声をして、可哀想に。
俺がもっと強かったら。
こんなヤツラに、こんな体にされなくてすんだだろうか。
俺がもっと大人だったら。
アーサーに怖い思いをさせなくてすんだだろうか。ぐちゃぐちゃの頭の中で、そんな考えばかりがまるでマグマみたいに
溶け合って脳ミソを焼いていった。
141:6/7
09/02/11 15:36:35 qJu7hG+m
その日はいつもより早く目が覚めた。もうベッドに寝かされていて、服も殆んど元通りに着せられている。思ったよりも体にダルさはない。
「あ……ごめん、起こした?」
その時アーサーはタオルで俺の腕を拭いていた。
「……お前がきれいにしてくれてたんだな。」
「…俺、これくらいしかできないし…ロイドのこと、他の奴にあんまり触らせたくないから…」
静かに、丁寧に肌の上をタオルが滑る。
「アーサー。」
ぴたりとアーサーの動きが止まる。
「ありがとう。」
次の瞬間、軽い衝撃が体を襲った。衝撃を感じたあたり、具体的には胸の辺りを見た。そこにはアーサーの頭があった。
「っ……あっ…ご、ごめ…ごめ…ロイっ……ごめんなさっ…っ…ロイドっ…ごめ、さっ…」
そっとアーサーの頭を抱き締めた。
ふいにアーサーの頬に触れてみたけれど、そこはやっぱり濡れていなかった。
ひきつけを起こしたみたいに、息を詰まらせるアーサー。
“アレ”のせいで泣きたくても涙が出せないから、こんな風に酷い発作になる。
だからアーサーはこんな辛い思いをする。
アーサーは悪くないのに。
悪いのはアイツラだ。
それから、“アレ”。
そして弱虫で、非力で、役立たずの俺。アーサーは何にも悪くない。
「……そうだ。アーサーは何にも悪くないないんだ。だから、苦しまなくていいんだよ。アーサー。」
アーサーの旋毛にキスをした。
それから、出来るだけ優しく頭を撫でてやった。ずっと、ずっと、撫でてやっていた。
142:7/7
09/02/11 15:37:32 qJu7hG+m
以上になります。
番号振りかた間違えてしまいましたorz
すみませんでした。
143:名無しさん@ピンキー
09/02/11 16:44:29 uh0zmfvl
ハァハァせざるをえない
144:名無しさん@ピンキー
09/02/11 20:31:33 l3+OP5Pn
これはかなり好きな作品だ。
145:名無しさん@ピンキー
09/02/11 22:47:15 uh0zmfvl
保管庫更新されてますね
いつもお疲れ様です
146:名無しさん@ピンキー
09/02/12 03:40:56 1qrWL9Aw
管理人さんいつもありがとう!
147:名無しさん@ピンキー
09/02/13 03:22:29 nT2Qlj/l
妄想は脳内にいっぱいあるのに文章に起こせない!ふしぎ!
148:名無しさん@ピンキー
09/02/13 03:51:08 9MLwZVQs
まずはとりあえず一行書いてみればいいじゃない!
それから少しずつ書き足していけばいいじゃない!
それでも無理なら絵に起こせばいいじゃない!
志向を変えて一人アフレコしてもいいんじゃない!
149:名無しさん@ピンキー
09/02/13 14:56:24 2odH6pMO
アフレコに期待
150:名無しさん@ピンキー
09/02/13 18:01:11 eMwCzsIo
俺「ボク、おとこの子なんだぞ? おとこの子にぃっ……チンコ挿れようとすんなバカぁぁっ!!!」
俺「ああっ? 男女平等だって教わらなかったか? これだからゆとり世代は……ふっ! しかしまぁ、アナルのゆとりは無かったようだな? 良く締まるぜっ!!」
151:名無しさん@ピンキー
09/02/13 19:25:20 kh3bw1RP
だれうま
152:名無しさん@ピンキー
09/02/13 20:33:27 vAhWBlKY
>>150
もうどこから突っ込んでいいやらw
153:名無しさん@ピンキー
09/02/13 20:50:13 Zn8u8vUj
少年漫画みたいなやりとり噴いた
154:名無しさん@ピンキー
09/02/13 21:50:49 sTbCDPSs
>>152
ケツからに決まっておろう
155:名無しさん@ピンキー
09/02/13 22:43:13 eMwCzsIo
貧しいショタ声優が、仕事の為に枕営業するんだよ。↓
毛深く、醜く太った男が全裸で椅子に座り、同じく全裸で膝立ちになる少年を見下ろしていた。
「早くしゃぶれ! 上手くできたら、プリキュアの新キャラに使ってやるよ」
まだ声変わりもしていない少年は、虚ろな瞳で、僅かに頬を染めて、どんな事を言われても頷くだけ。
男の何日も入浴していない、カスのこびり着いたペニスに手を添えると、
ぢゅぷぶぶぶぶぶぶぶっ……
何の躊躇も無く、毛深い股ぐらへと顔をうずめた。
みたいなのも読んでみたい。
156:XXX
09/02/13 23:29:36 XoLKFAxB
全国から集まったショタ愛好会メンバー5人初顔合わせ。
その日、ついに作戦は決行された。
お互いに顔も知らない間柄ながら長年のネット仲間としてもう5年も続いているショタ愛好会。
「ショタ性奴隷がほしい…」
その一言が全員を一念発起させた。
5人は無言で人気の無い公衆トイレに張り込んでいた。
可愛い獲物が訪れるその時をひたすら待って長い時間耐えた。
一人が入り口の外に立ち、少年達を物色する。
なかなか好みの可愛い子は来ない。
来た!と思えば親同伴でガッカリ、作戦遂行はならず。
一人が小便器で用をたすふりをして待つ。
残りの3人は個室に閉じこもり作戦決行の合図を待つ。
ただひたすら可愛い獲物がくるのを待ち続けた。
157:名無しさん@ピンキー
09/02/14 19:25:11 /i+9a9GQ
と、画面に登場したのはごく普通のスパッツショタ。
何気ない顔で周囲を見回し……
と、ここでなんと小水を始めたではないか!
念願の獲物が現れて目が血走り、いきりたつショタ愛好会員達
果たして少年は大丈夫なのか?
…と、次の瞬間!
なんと二人目のスパッツショタが現れたではないか!
獲物が増えるのはこれ幸い
溜飲を下げてチャンスを待つショタ愛好会員達
大好きなショタの生放尿が余程嬉しかったのだろうか
個室の一人はイチモツをブルンブルン振り回して喜んでいる
これには近くを通りかかった白い大型犬も思わず苦笑い
ナレーション「さて問題!これは何のCMでしょう?」
たけし「ジュースだろ?」
所「…時計!」
ナレーション「それでは、正解発表」
だが、どこか様子がおかしい
そう、実はこのショタ達、仕掛人。
そうとも知らずに個室でくつろぐターゲット5人
次から次へと公衆トイレに入ってくるショタは10人を越え、外では既に順番待ちの勢いである
それにしてもこのショタ達、ノリノリである
見張りの一人は余りのパラダイスぶりに股間を抑えて身動きが取れず
小便器の担当もやはり同じである。いや、こいつだけはシコっている
それにしてもこの会員の姿勢、あまりにも怪しすぎる
と、ここでネタばらし
外のスクールバスに控えていた引率の教師扮する警官により
ショタ愛好会はあえなく御用となった
さすがのショタ愛好会もこの緊急事態にどうリアクションすればよいのかわからないご様子
ただ呆然とシコり尽くすばかりである
この後五人はブタ箱のアニキ達に盛大な歓待を受けたのは言うまでもない
ナレーション「という訳で、正解は性転換手術のCMでした」
楠田「タカさん、東山さん正解~!」
158:名無しさん@ピンキー
09/02/14 19:30:46 M/LQ2558
ショタドッキリいいなw
女の子に誘惑され、パンツだけずりおろしてアナルセックスしたら、イッた所でネタばらし。
実は女装ショタでした。
159:1/8
09/02/14 21:57:25 CFASy4jp
>>136の続きです。文章書くの難しいです。
「いいか、ロイド、アーサー。ここから出るな。」
そう言ってハーマンは俺とアーサーをクローゼットに閉じ込める。ハーマンは兄ちゃんだから、俺は逆らうことが出来ない。
俺はガタガタ震えるアーサーを抱き締めてクローゼットの中で息を潜める。こうしていれば、酒で馬鹿になった“アレ”は
大抵俺達を見つけられない。扉の向こうから聞こえるのは反吐が出るようなものばかりだ。
何かが壊れる音。
アイツの怒鳴り声。
何かを殴る音。
マーの悲鳴。
何かが倒れる音。
ハーマンの叫び声。
俺はただアーサーの頭を撫でながら大丈夫、大丈夫って繰り返し呟きながら、クローゼットの中で嵐が過ぎるのを待ってる
ことしかできなかった。
クローゼットの扉が開く。そこにはいつも傷だらけのマーかハーマンがいた。
マーの時は俺とアーサーをぎゅっと抱き締めて怪我がなくてよかった、愛してるわってキスしてくれた。それからとびっきり
素敵な笑顔で俺達を包んでくれた。
ただハーマンの場合、俺達を見てほっと息を吐いてすぐ何処かに行ってしまう。
そんなハーマンを見ると、俺はハーマンに嫌われたんじゃないかっていつも思う。いつも“アレ”が暴れてる時、クローゼットで
ずっと隠れてるだけの役立たずだって思われてるのかもしれない。
そんな風に考えると悲しくなった。ハーマンに嫌われたくない。でも俺はあの家ではずっと、“クローゼットの中の役立たず”だった。
アーサーが俺と同じジュニアスクールに通うようになっても、“アレ”は相変わらず酒浸りで暴れまくっている。マーは泣いてる日が
多くなったし、ハーマンは凄く冷たい目をするようになった。アーサーもあまり笑わなくなった。それどころか泣こうとしても涙が出ず、
その代わり息が出来なくなる発作を起こすようになった。
俺はこのまま家族はゆっくり死んでしまうんじゃないか。そう思った。その恐怖はどんなことをしてても消えなかった。どこにいても、
どんなことをしててもずっとずっと俺にまとわりついてくる。
マーも、ハーマンも、アーサーも、みんな失いたくない。そう怯えて毎日を生きていた。
マーが“アレ”と離婚したのはフレッドが生まれてすぐだった。俺達は小さなアパートに引っ越して、新しい生活を始めたんだ。
部屋は狭いし、ボロだったけど、マーは前みたいに泣いたり、ブツブツ何かを言わなくなってた。薬も飲まなくなって、いつもニコニコ
笑っていてくれるようになった。だからそこは俺たちにとってとても幸せな場所だった。
とはいえマー一人の稼ぎじゃ男四人を食わせるのはとてもじゃないが無理な話だ。だから俺達もマーのために金を稼ぎ始めた。
160:2/8
09/02/14 21:59:22 CFASy4jp
「―おいアーサー。見ろよあそこのオッサン。」
「金だけはありそうだね。」
中年の品の良さそうな男。几帳面にシングルの三ボタンをきっちり着こなしている。経験から言って、こういう身なりで“ココ”に来る
人間は大体目的が決まってる。俺はアーサーの手を引いてオッサンの前に行く。
「ねえ、おじさん。」
「うん?」
オッサンは怪訝そうな顔をした。
「僕は“レナード”。こっちは弟の“アラン”。」
偽名を名乗ってにっこり笑う。俺達兄弟はマーに似たから皆顔はいい。だからこの笑顔は武器になる。これまでもそうやっていろんな
場面を切り抜けていった。アーサーはいつものように俺の後ろに隠れる振りをする。オッサンは面倒くさそうに頭を掻いた。
「あー、そうだね。ええと…私も急いでいてね…これをあげるからあの店でパンでも買うといい。」
“イギリス鈍り”のオッサンは俺達を物乞いだと思ったらしく、一枚の札を渡そうとした。生憎、俺達はそんなんじゃない。
「違うよ、おじさん。僕達ね、おじさんと遊びたいの。」
その一言でオッサンの顔はピクッと固まった。
「……どういうことかな?」
「うん。僕とアラン、おじさんと気持ちいいコトしたいんだ。」
みるみる内に面白い程オッサンの顔つきが変わる。間違いない。“ビンゴ”だ。
「……詳しく聞かせてくれないかな。」
「あのね、僕達おじさんのこといっぱい気持ちよくしてあげられるよ。」
俺はオッサンの側に寄り、いつも通り話をする。
「あっちにモーテルがあるんだ。そこでえっちなことしようよ。玩具もいくつかあるし、僕達二人一緒がいいならそれでもいいよ。」
オッサンの目は少し血走っていた。食い付きは抜群だ。
「なるほど…じゃあいつも君たちはどんな“遊び”をしてるんだい…?」
「うんとね、キスやフェラしたりした後、いつもはお尻にナマで入れて貰うの。みんないっぱいいっぱい僕達の中で
イッてくれるんだよ。一昨日もね、お兄さんが僕のこと後ろからガンガン犯してくれたんだけど、そのお兄さん、気持ち良すぎて
朝までずっと僕の中に射精しっぱなしだったんだって。僕は途中からイキまくっちゃって覚えてないけど。でも起きたらお腹お兄さんの
精液でいっぱいで、びっくりしちゃった。ちょっと動いだけでごぽって零れちゃうくらいだったんだから。」
後ろでアーサーが俺の肩に顔を埋めながら震えてる。俺はわからないように肘でつついてそれを注意する。
「それにね、アランも凄いんだよ。アランはまだ小さいから大人の男の人のモノは全部お尻に入らないけど、その代わりお口で
おしゃぶりするのが上手なんだ。だから二人一緒の時はアランがいっぱい舐めて勃たせてから、僕のお尻に入れてもらったりするんだよ。」
何度も繰り返してきた台詞を言い終えると俺は自分の腹をオッサンの股関に押し付けるように体を寄せた。案の定、そこはギンギンに
勃起している。
「ね…おじさん僕達におじさんの太くて硬いのちょうだい…?いっぱい中に出して、ぐちゃぐちゃにして、イキ狂わせてよ……」
その瞬間、アーサーがくくくっとむせた。軽く足を踏んで制す。オッサンにバレたら元もこもない。そっとオッサンの顔を覗いてみるが、
ニタニタ笑っている辺りバレてはいないようだ。一安心して俺はオッサンの背広の裾を引いた。
「どうする?おじさん。アランも我慢できないって。」
もう一度にっこり笑うとオッサンはそわそわしながら俺達の値段を聞いてきた。適当に答え、モーテルの場所を教えると、オッサンは
俺達にすぐ連れて行くように言った。
「ほら、ビンゴだったろ?」
「…うん。それどころか、ジャックポット(大当たり)だ。」
俺の問いかけに、アーサーはそう答えた。
161:3/8
09/02/14 22:01:57 CFASy4jp
床ではオッサンが芋虫みたいにぐるぐる巻きにされて、ぐっすり眠っている。マーが昔飲んでいたバルビタールをコーヒーにいれたからだ。
「アーサー、財布あったか?」
オッサンの口に猿轡を噛ませると、鞄を漁るアーサーの方へ歩いて行った。
「うん。ドルと…ポンドが何枚か。結構あるよ。」
「ポンド?やっぱりな。わざわざ新大陸まで来てガキのケツ買うなんてご苦労なこった。」
「ふふっ、何でも向こうじゃ売春すると“切り裂かれる”らしいよ。」
「それ何年も前の話だろ?下らないこと言ってないですぐ出るぞ。」
めぼしい物を袋に詰めると、俺達はさっさとモーテルを出た。早くしないと、色々ややこしくなる。薄汚い路地を通り抜けて表通りに向かう。
「それにしてもロイド、いつ聞いてもアホみたいだよな。お前の誘い方。イエローペーパーのエロ記事読んでるみたいだ。」
「うるさい。お前があんまり笑うからバレないかヒヤヒヤしたぞ。もう少し大人しくしてろよ。アーサー。」
俺の言うことなんか全然聞かず、アーサーは財布を覗き込みながら、俺の腕に引っ付いてきた。
「なあなあ、それよりロイド。マーに口紅買ってこうよ。マーもっともっときれいになるよ。」
アーサーが話を聞かないのは気に食わなかったけど、気を取り直してアーサーの提案について少し考えた。
マーは化粧より俺達の食い物や服に金を使う方がいいって言う。もちろんそのままでもマーは美人だけど、化粧をしたらハリウッド女優
顔負けの美人になるだろう。もっと美人になったら、マーも嬉しいに違いない。
「そうだな。マーきっと喜んでくれるよな。じゃあ途中で店に寄ろっか。後、フレッドにハーシーズのチョコバー買ってってやろう。
ハーマンは何がいいと思う?」
「スコッチがいいよ。この前ケンカで“使っちまった”って残念そうだったから。」
「じゃあそれで決まりな。残った金は全部マーに渡そう。…っと、そうだ。お前は何欲しい?アーサー。」
アーサーはぴたりと止まって少し考えるように首をかしげる。それからにんまり笑ってこう答えた。
「んー…マーのマフィンかな。」
アーサーは少し背伸びをしたがるし、実際大人っぽいとこもあるけど、こういう所はまだまだガキだ。俺はアーサーのこういう所を見ると、
何故かとても安心した。
「わかった。じゃあマフィンに入れるナッツとベリー買おうぜ。」
「うん。」
俺はアーサーの手をとって、駆け出した。
162:4/8
09/02/14 22:05:23 CFASy4jp
捕まっちまったのは偶然だった。モーテルからアーサーと出てくるところを運悪く警官に見つかって、部屋に転がしておいたカモがバレた。
簡単な裁判の後、ガキ用のブタ箱に入れられることになった。そんなに期間は長くなかったし、アーサーと同じ場所に入れられるのなら
大丈夫だと思ったんだ。
入ってすぐに、看守の耳の件が起きる。
アレックス達はブタ箱の“タイラント”になった。誰もがとにかく刑期が終わるまで、アイツラに目をつけられないよう、神経を尖らせていた。
誰だって下らない揉め事に巻き込まれるなんざごめんだ。
逆らわず、かと言って積極的にへりくだることもなく。
だけど運悪く、俺達は目をつけられた。
恋人どころか買える女も、レイプ出来る女もいないブタ箱は男には辛いところだ。実際、夜になれば誰だってオナニーしなきゃやって
られない。だけど中には当然、ブチ込めるなら男でも構わない奴もいる。それがアイツラだった。
俺達兄弟はマーに似ていた。特にアーサーはまだ小さいから、女に間違われることもあったくらいだ。それがいけなかった。
レクリエーションの時間。いつもの様にアーサーと合流しようとした。だけどいつもの場所にアーサーは来なくて、心配になった俺は
アーサーを探しに行った。グラウンド、図書室、ベンチ。どこにもいない。こんなのはおかしい。俺は焦った。とにかくいろんな
所を探した。いつもは行かないような場所もくまなく。
「―ろ!やぁ…!どけよ変態っ!触るな!やだっ…!」
いつもは使われてない物置小屋から声がした。それは紛れもないアーサーの声だった。明らかに普通じゃない。
「アーサーッ!!!」
俺は反射的に扉を蹴破り、飛び込んだ。
「…っ…ロイド!!」
そこには案の定アーサーがいた。アレックスに押し倒されて、それでも腕と足を突っ張り、必死に抵抗してる。だけどズボンと下着は
膝まで脱がされてしまっていた。アーサーが俺を見る目は恐怖でいっぱいだった。
「アーサーから離れろ!クソッタレ!!!」
今すぐアーサーを助けないと。気付けば俺は自分より数段ガタイのいいアレックスに殴りかかっていた。
「なっ…!?」
思いきりタックルすると、不意を突かれたアレックスはぶっ飛んだ。俺は起き上がると急いでアーサーの所へ駆け寄る。
163:5/8
09/02/14 22:10:04 CFASy4jp
「アーサー、アーサー!大丈夫か!?」
「ロイド…俺っ、いきなり連れ込まれてっ…服、脱がされてっ、俺っ…」
「落ち着け!すぐ出るぞ、畜生!」
アーサーに服を直させながら、走って小屋から出ようとする。するといきなり目の前に大きな影が二つ立ちはだかった。
「待てよクソガキ。ふざけた真似してんじゃねえぞ。」
「折角のお楽しみが台無しじゃねえか。なあ?アーサー?」
コナーとユルギスだった。どうやら悪趣味にも、アレックスがアーサーを襲うところを見ていたらしい。自分の体から血の気がひくのが
分かった。あんまりにも分が悪すぎる。
「…ヘイ、“人参頭”。お前のじいさん達が“アーサー”に手を出して酷ぇ目にあったの忘れたか?そこをどけよ。」
精一杯強がってみるが、状況は好転するはずもなかった。
「黙れよ、ボケ。“キング・アーサー”なんざテメエの女を寝盗られるような腰抜けさ。お前も耳“落とされたい”か?あぁ?」
「さっさと弟寄越せ。」
後ろでアーサーがビクッと体を震わせた。小さな手で、俺の上着をきゅっと掴んで怯えている。
「うるせえ!アーサーに触るな!」
「いい加減にしろよ。マジで殺すぞ。」
「やれるもんならやってみろ!そうしたらお前ら“ブランコ行き”だ!死んだって絶対アーサーには手ェ出させねえからな!」
アーサーを守らないと。クローゼットの中でガタガタ震えてるだけなんていやだ。あんな惨めで情けないまんまの自分はもうごめんだった。
絶対アーサーを守ってやるんだ。すくみそうになる体を奮い立たせて、俺はアーサーを俺と壁で挟むように匿う。コナーとユルギスが
こっちにじり寄ってくる。どうやったら逃げられるか、必死に考えた。だけど、馬鹿な俺の頭じゃどうしても勝機が見つからなかった。
「待て。ユルギス、コナー。」
突破口は意外なところから現れた。吹っ飛ばされたままだったアレックスが二人を呼び止めたんだ。
「ガキ……お前確かそいつの兄貴だよなあ?」
「だったらどうした!」
アレックスは嫌な笑顔を浮かべてこっちを見た。何かを企んでいる、嫌な、嫌な笑顔。一瞬怯んでしまったけれど、背中越しにアーサーが
かちかち歯を鳴らしているのが聞こえて、すぐアレックスを睨み返す。
「おい、選ばせてやるよ。あー……」
「……ロイドだ。」
「ああ、そうか。ロイド。いや、俺達に逆らうなんざ良い根性してると思ってな。気に入ったよ。なあに、悪い話じゃないさ。」
ユルギスとコナーを制して、俺達の側に歩いてくる。殴ったり刺したりしようという雰囲気はない。それでも俺は身構えた。取引に乗るか。
頭をフル回転させて答えを出した。
叫んでも今はレクの時間。外では大勢が騒いでいるから声は届かないだろう。仮に誰かが駆けつけても、三人の顔を見ればそそくさと
帰っちまうのがオチだ。捨て身で殴りかかっても勝負は見えてる。アーサーだけ逃がそうにも相手は三人。捕まる可能性の方がうんと
高かった。
「……どんな話しだ。」
それしか残っていなかった。
アレックスもそれを見越していたんだろう。俺の答えを聞いてくつくつと笑った。
「いい子だ。なに、簡単だ。好きな選択肢を選べば良い。まず一つ目。黙って弟を置いて、あのドアから出ていく。二つ目。俺達三人を
のして、二人無事にここから出ていく。もちろん、逆の場合は弟は好きにさせてもらう。」
「ふざけんな!そんな馬鹿な話っ…!」
理不尽な選択肢に我慢できず怒鳴った。そんな話には乗れない。アーサーを傷つけるようなことは絶対に許さない。
「落ち着けよ。最後で聞けって。三つ目は中々いいはずだぜ?」
アレックスは芝居じみた仕草で両手を広げて俺達を見据える。ごくりと息を飲んだ。
「三つ目。弟の代わりに、お前がファックされる。弟が見てる前で、な。」
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09/02/14 22:12:45 CFASy4jp
アレックスの言っている意味が分からなかった。俺を代わりにする。理解できた後もしばらくは思考はストップしたまんまだった。
そんなことも知らずに、アレックスは続ける。
「もしお前が大人しく犯られるんなら弟にはお前の姿見せるだけで手を出さないさ。」
「………………約束が守られるって保証は?」
「俺のマンマの名前にかけるよ。少なくともプレジデントが聖書に誓う言葉より誠実さ。それに、その方が“楽しそうだ”。」
俺がヤツラの餌食になりさえすれば、アーサーは助かる。保証は、アレックスの言葉だけ。三人を相手に、ガチンコで勝てる確率は限り
なくゼロに近い。それなら。
「…………わかった。俺が…相手になるから…アーサーには、手を出すな。」
「ロイド!!」
選ぶ余地なんてなかった。それ以外を選ぶことなんてできない。できるはずないんだ。アーサーをこの獣どもから守れるなら、こんな
こと全然苦じゃない。
「OK。もちろん三人全員相手にしろよ。」
「……………わかったよ。」
「ダメだロイド!畜生っ、ロイドにそんなことしてみろ!俺がぶっ殺してやる!!!」
アーサーはさっきまでとさうって変わって、怒鳴りながらアレックス達に飛びかかろうとした。俺はそれを制した。
「やめろアーサー。」
「いやだっ!!ロイド、コイツラの言うことなんか聞いちゃダメだ!!こんなっ……」
「アーサー!!!」
ぱんっ。乾いた、軽い音がした。
「え………」
アーサーは頬を押さえて何が起こったか分からないって顔をしている。
―生まれて初めて、アーサーの顔を殴った。
ケンカの時も殴らなかった顔を、俺は平手で打った。
「お前は黙ってればいいんだ。」
「で、でも……」
「俺はお前の兄ちゃんだ。口答えするな。」
声が震えていたかもしれない。怖くなかったと言えば嘘だ。男に犯されるなんて、知識はあっても自分がされるなんて全然考えられない。
自分がどうなってしまうのか怖かった。
でもアーサーを守れない方がもっと怖かった。
身代わりになることでアーサーが守れるなら、耐えられる。アーサーが笑ってくれる限り、俺は平気なんだ。
「だとさ。アーサー。じゃあさっさと済まそうぜ?ロイド。」
「分かってるよ。」
促されるまま、ヤツラの方に歩み寄る。
「ロ…ロイド…」
「お前はこっちだぜ、チビ。」
アーサーはユルギスに押さえられて、隅の木箱に座らされた。
「さて。弟にはあそこで見てて貰うとして。まずは俺からヤる。」
そう言うとアレックスはさっきまでアーサーを押し倒していたずだ袋の山に俺を放り投げた。四つん這いにされて、それからあっという間に
ズボンと下着を剥ぎ取られ、上着を破れる。
「……ひゃっ?!」
いきなり胸―乳首をねっとりと舐められた。電気が走ったような、奇妙な感覚に上擦った声が上げてしまう。そして油断した隙に指を穴に
無理矢理捩じ込まれた。
「あがあああぁぁぁっ!!」
少し何かで濡らされていたけど、アレックスの指は爪が長く、思い切り壁を引っ掻き回される。痛みと異物感で泣きそうになった。それでも
アレックスは指を出し入れさせる。段々にちゃっ、にちゃという気色悪い音がしはじめて滑りがよくなってきた。
「がっ…あ、あ、ぐぁっ…!痛っ……!」
「何だ、アナル処女なのか?めちゃくちゃキツイじゃねぇか。突っ込み甲斐ありそうだな。はははっ、嬉しいだろ。俺のチンコで処女喪失
出来るんだ。立派な“雌豚”になれるぜ?」
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09/02/14 22:14:57 CFASy4jp
アレックスは俺を罵りながら二本、三本と指を増やしていく。ぬぽっぬぽっと指が立てる音が大きくなって部屋に響いた。痛みと吐き気と
共に狭い孔が強制的にどんどん拡張される。嫌悪感しか湧かない行為に歯を喰いしばって耐えた。
「ぎっ…クソッ、あ゛っ……指、掻き回すなっ……ぐぅっ…拡げ過ぎっ、中でっ…ぉあっ…!」
「けけけっ、ロストヴァージンするんだぜ?“準備”しねーと大変なことになるだろーが。裂けちまうとファック出来なくなっちまう。」
コナーの声がした。何処までもイラつく笑い声だ。何か言い返そうとして顔を上げた。だけどそれはできなかった。
「おらっ!!!!」
「ひぃっ?!きひああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!」
口の辺りまで身体を貫いたと思った。太くて熱い、大きな塊がアナルに突き立てられる。俺のペニスの何倍もありそうなサイズは
キツすぎて力ずくで押し込まないと入りきらなかった。
「あ、がぁっ、ひぐっ…うぅっ…んひっ…」
マトモに息ができず、口は開けっ放しになる。だらだらと涎が流れて顎を濡らした。後ろから犬のように犯されて、頭がガクガク
揺さぶられる。きっともう脳ミソはディップみたいにぐずぐずに崩れてるんだろう。分かるのはぬちゃぬちゃという粘膜をかき混ぜる音と
内蔵を抉られる痛みだけだ。
「思ったより締め付けはいいなあ!チンコ喰い千切られそうだ!さすが処女だけあるな。嫌、処女だった、か。これからはテメエのケツ
穴使い込んで、いつでもすぐハメれるくらいガバガバにしてやるよ!」
使い込む?こんなに辛くて反吐がでるような強姦を何度もやる?そんなことしたら死んじまう。マトモな身体じゃいられなくなる。
そんなのやだ。
怖い。
そんなことしたくない。
「ハー…マン…助け……」
誰にも聞こえないような小さな声で名前を呼んだ。それは殆んど無意識の内だった。
いつの間にか目の前にコナーがいた。コナーはしゃがみこんで、俺の耳元にそっと囁く。
「どうだ?弟に見られながら“純潔を捧げた”気持ちは?ひひひひひ?」
冷や水を浴びせられた様に、一気に血の気がひき、頭の靄が晴れた。アーサーが見てる。後ろを蹂躙されながら、無理に体を捻った。
恐る恐る、視線を移動させる。
木箱の上に、アーサーがいた。
ユルギスに押さえられて、こっちを呆然と見つめるアーサーがいた。
「あぁぁ…アー…サー…いぅっ…やあぁぁ……」
今更だけど、アーサーに見られたことをはっきりと知って俺は泣いた。覚悟はしてたし、ファックなんて珍しいもんじゃない。
仕方無いことだし、ちゃんと割り切ってたつもりだ。
でも大切な弟に、女みたいに犯されて、惨めな泣き叫ぶ姿を見られるのは心臓を何本ものナイフで串刺しにされるようか気がした。
それ以上に一瞬でもまた“クローゼットの中の役立たず”に戻っていた自分が許せなかった。
こんな頼りない兄貴の姿を見てアーサーはどう思ってるだろう。
こんな惨めで無様な、格好悪い兄貴をどう思ってるだろう。
「…ソッ!クソッ、クソッ、あぅっ…クソッ…ふっ…畜生っ、畜生っ、畜生っ!!…!このペドホモ野郎っ……!」
それが今の俺にできる精一杯の抵抗だった。アーサーを守らなきゃいけない。でも今の俺には、みっともなく犯される
ことしかできない。
ならせめて心だけは絶対に屈したりするもんか。
166:8/8
09/02/14 22:15:49 CFASy4jp
「まだそんな口ききやがるのか。中々骨あるな。これからも楽しませて貰えそうだぜっ…!」
「やっ…!離せっ…!くふぅっ!」
アレックスがいきなり俺のペニスをつかんだ。その手から逃げることもできずペニスをしごかれ、俺は孔をなぶられた。段々腰を
振る速度が速くなる。パンパンと肉がぶつかる間隔が短くなって、息づかいが荒くなっていく。感覚がめちゃくちゃになる。
「くっ…!中にザーメンぶちまけてやる!溢すんじゃねえぞ!!」
叫ぶのと同時にペニスが一番奥までぶち込まれた。それと同時に中のペニスが大きく痙攣するのがわかった。そして一気に熱が腹を焼いた。
「え?!あっ?!あぅ!?あっ!あ!ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
頭が真っ白になった。痛みと吐き気、それから―
「おいコナー!ユルギス!コイツ尻に突っ込まれて射精しやがった!」
信じられなかった。自分に裏切られた気がした。あんなおぞましい、変態じみたセックスでイカされるなんて。
「ぎゃははは!すげー淫乱じゃん!男にヤられて感じるなんてよ!本物の変態野郎だな!」
下品な罵倒に何も返せなかった。自分の体がこんな反応をするだなんて。頭と頭ががフリーズした。その間に身体をひっくり返され、
今度はコナーにのしかかられた。
肩越しに、アーサーとユルギスが見える。アーサーに、ユルギスが何かを囁いている。
「お前の兄ちゃん、アナルヴァージンだったんだろ?それでイクなんてとんだカマ野郎だな。それとも一人寂しく毎晩アナル
オナニーでもしてたのか?」
「ち…違、う……ロイド、は、そんな、んじゃない……ロ、ロイド馬鹿にす…なっ、絶対…」
アーサーの様子がおかしい。あの発作だ。身体を硬直させて、必死に耐えている。
「アーサー…」
「…!あ、あ…ロ…ロイ、ロイ、ド…!」
アーサーは身を乗り出して、こっちに来ようとしてくれた。ユルギスに押さえられて、結局ダメだったけど、身を捩ってこっちに
身を乗り出している。自分が苦しいはずなのに、優しいアーサーは俺のことを心配してくれてるんだ。
「アーサー、全然…平気だから…大、丈夫だから…心配すんな…」
俺はそう言ってアーサー微笑みかけた。クローゼットを開けた時、マーが見せてくれる優しい笑顔を真似て、一生懸命笑った。
「ロイドっ……」
アーサーは唇を噛み、目を瞑り、わなわなと震えていた。そんなやり取りに痺れを切らしたのか、コナーが俺の顎を掴んで
乱暴に揺すった。
「ヴォードヴィル・ショーはそこまでだ。テメエみたいなエロガキのケツ穴凌辱してやんだ。売女みたいに誘えよ。『ドロドロの
濃い精子飲ませて下さい、汚い尻穴にハメて、中に種付けして下さい』ってな。」
脂臭いニキビ面を近づけて、コナーは言った。
「っ…フェラ、だろうが…種付け、だろうがっ……好きにしろよっ…!その代わり、絶対、アーサーに手ぇ出すな!」
「わーってるよ、うるせぇな。エロさもクソもねえじゃねえか。面白くねえ。早くしゃぶって勃させろ、マゾガキ。」
コナーは不機嫌そうにペニスを取り出すと、俺の鼻先に突きつけた。
こんなことで負けてたまるか。
俺にはアーサーがいる。
もう“クローゼットの中の役立たず”じゃいられない。
絶対に負けられないんだ。
何度も何度も自分にそう言い聞かせて、絶対に絶対に心が折れないよう歯を喰いしばって、俺は薄汚れた屑どもに
身体を汚されつづけた。
167:名無しさん@ピンキー
09/02/14 22:16:50 CFASy4jp
以上です。
長くてごめんなさい。
でも今回はちゃんと番号振れました!
また続きがかけましたらお付き合いください。
168:名無しさん@ピンキー
09/02/14 22:21:24 gx2+cf2o
素晴らし過ぎる。大好きな作風です。
ロイド君には是非もっともっと過酷な目に遭って欲しい。
169:名無しさん@ピンキー
09/02/14 23:22:26 zVvyGq5m
いいね
ついでにアーサーとロイドがくっつくのもみたい
170:名無しさん@ピンキー
09/02/15 02:47:11 oL5IWb2F
本当に話書くの慣れてないのか?
すごく面白い。続き楽しみにしてます。
171:名無しさん@ピンキー
09/02/15 20:37:36 w6djSG/E
大好きだ。
大好きだけどモーテルはないだろう時代的に。
172:名無しさん@ピンキー
09/02/15 21:12:55 CHoePQCd
たしかに。
173:名無しさん@ピンキー
09/02/15 21:29:24 Noj6uBNT
これは何年ごろが背景なんかね
50年代?
174:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:22:52 I7qoW8fX
切り裂きジャックに対して「何年も前」って言ってるから1900~1910年頃かと
175:名無しさん@ピンキー
09/02/16 01:42:19 9x5KbpuB
しかし「スターリンから逃げてきた腰抜け」なんてのは少なくとも19030年代に入ってからだと思うけれども
176:名無しさん@ピンキー
09/02/16 01:44:36 9x5KbpuB
そんな超未来じゃない
1930年代な
177:名無しさん@ピンキー
09/02/16 03:08:37 AtYNTtto
夜遅くにこんばんは。
>>122です。
皆さんごめんなさい。何か時代がめちゃくちゃで…
妄想のまま何にも見ず適当に書いたので時間に幅が大きくなっちゃったのが
ダメでした…
嘘っこの部分はまた直させて下さい。
調べたらモデルのバ.ー.カ.ーさんちは
ハーマン(長男) 1894-1902
ロイド(次男) 1896-1949
アーサー(三男) 1899-1939
フレッド(四男) 1902-1935
だそうですので、これからは1900~1910年位?で書いてみます。
まだまだ未熟ですが絶対マケナーイ精神で精進します。
では長文すみませんでした。
178:名無しさん@ピンキー
09/02/16 14:29:29 mXb6NXO4
好いとっとみたいな方言っとどこだっけ?
179:名無しさん@ピンキー
09/02/17 01:11:46 3fZHwh+e
博多弁か?福岡
180:名無しさん@ピンキー
09/02/17 01:16:15 Qo2V/D0x
地元(長崎)では使ってた。
181:1/8
09/02/18 22:36:31 z3L2IXze
>>159の続きです。日本語難しいです。
牧師の説教は昼寝にもってこいの時間だ。この情熱と信仰を押し売りするオッサンの話には辟易する。
運悪く眠気が襲ってこなかった時なんて酒は堕落の元だ、法で規制すべきと言い出しやがった。この時俺はこのオッサンが
イカれてると確信した。
だけど今日は幸い疲れや睡眠不足もあって、ダストマンはすぐにやってきた。砂を撒かれた俺の目はみるみる内に閉じていく。
「―詩篇にはこうある“あなたが私の右の手を取ってくださるので、常にわたしは御もとにとどまることができる。
あなたは御計らいに従ってわたしを導き、後には栄光のうちにわたしを取られるであろう。地上であなたを愛していなければ、
天で誰がわたしを助けてくれようか。”―」
意味の無い言葉が段々小さくなる。そして、淡い光が目の前に広がった。
「アーサ、アーサ。まって、まって。」
「フレッド、遅いぞ。早く来いよ。」
向こうでフレッドがアーサーをよたよたと追い掛けてる。フレッドは半べそかきながら何度もアーサーを呼んでいた。二人とも
可愛くてつい口許が緩む。俺は隣を見る。頭一つ分上にはハーマンの顔があった。ケンカで出来たのか、頬には絆創膏が貼って
ある。逆光で表情がよく見えない。ハーマンと俺は黙ってアーサーとフレッドの後ろを追いかけた。
さわさわと風が草を撫でる音がする。
雨上がりなのか、少し泥の匂いがした。
ここはどこだっけ。思い出せない。
どれくらい経ったろうか。俺とハーマンは草原に倒れた木に座っている。
遠くではアーサーとフレッドがじゃれ合っていた。
「アーサー、フレッドのことすっごいお気に入りだよね。ずっとあんなんだもん。」
髪がさらさら風にすかれて、顔にかかる。今度マーに切ってもらおうかな、なんて考えた。
「お前も昔はそうだったよ。“アーサーは僕のだもん”って離さなかった。」
ハーマンは笑っていった。昔のことを持ち出されてちょっと恥ずかしいけど、ハーマンの落ち着いた声は耳に凄く気持ちいい。
その声が聞きたいのもあってどうでもいい話をいくつかした。
182:2/8
09/02/18 22:37:50 z3L2IXze
「なあ、ロイド。」
「なに?」
不意にハーマンが言った。
「お前達は俺の弟だ。」
当たり前過ぎることを言われて、リアクションに困る。ハーマンは無言のままの俺を気にせず続けた。
「それだけは絶対誰にも変えさせない。俺は永遠にお前達の兄貴で、お前達は永遠に俺の弟だ。」
理解はできなくても、それがハーマンにとってとても大切な言葉だということは感じ取れた。
だから俺はただ黙ってそれを聞いた。
「お前も忘れるな。自分が誰か。俺やアーサー、フレッドが誰なのか。そしてお前がその誰かであるために何をすべきか。」
声は出なかった。今思えば怖かったんだと思う。
何を言われたのか、どんな意味なのかちゃんとわかってないけれど、ハーマンが俺に何か大切なことを望んでいるってこと
だけははっきりわかった。多分約束とか誓いとか、そういう類の物だ。だけど俺は馬鹿だからそれがどういうものか本当に
わからなかった。
ハーマンは俺に望んでいる。でももしここで俺が嫌だと言ったら、ハーマンはどう思うだろう。
…俺のことを嫌いになるだろうか。
(そんなの嫌だ…)
俺はそっと頷いた。
そうすればハーマンは俺を嫌わないでいてくれるはずだ。そんなガキらしい、短絡的な考えで俺はハーマンと“約束”した。
ハーマンは頭を撫でてくれた。
アーサーとフレッドを見る。二人は水溜まりに葉っぱを浮かべて、歌を歌っていた。
「♪ボートを漕ごう穏やかに流れに乗って楽しく陽気にのんびりと♪―」
そこまで歌うと二人はピタリと止まった。目をまんまるくして何かを見ている。
「ロイ、“アーマン”!きてきて!フープスネークだ!フープスネークだ!」
フレッドがぱたぱたと走ってくる。が、いきなり何もないところで躓いた。しばらくは頑張って我慢していたものの、ついには
泣き出してしまう。
「あ゛~い゛だい゛~」
急いで俺とハーマンはフレッドに駆け寄る。
「も~、泣くなよフレッド。男だろ?」
「ああ、泥まみれだ。口には入ってないか?」
ハーマンはシャツの袖でフレッドの顔を拭いてやった。フレッドはしゃっくりをしながらまだフープスネークがいたと言い続けた。
半分呆れていたものの、俺もフレッドが心配でハーマンと一緒にフレッドを慰める。泥んこのままフレッドはハーマンにしがみ
ついてすんすん泣き続ける。ハーマンは自分が汚れるのも構わずフレッドを抱き締めてあげていた。
その時、風が吹いた。反射的に顔を背け、風が止んでからもう一度前を向く。
そこにはアーサーが独り、ぽつんと立っていた。
俺達から離れて、草の中に寂しそうに立っていた。
183:3/8
09/02/18 22:40:48 z3L2IXze
気付いた時には俺はアーサーの所に駆け寄っていた。
「アーサー、大丈夫か?咬まれたりしてないか?」
アーサーはびっくりした顔をしていた。何が起こったかわからないって顔だ。俺はそれを見て不安になる。
「やっぱ咬まれたのか?どこか痛い?変なとこない?おんぶしようか?」
「べ……別に何ともないよ。フープスネークなんていないもん。蔓がそう見えただけだ。それにフープスネークは自分の
しっぽを咬むだろ。」
アーサーは不貞腐れたように言う。頬が少し赤い。それに、困ったように眉を潜めている。いよいよ心配になった俺はマーが
してくれるように、アーサーの額に自分の額をくっつけて熱を計った。
「んー……よく分かんないや。」
「熱なんてないもん……」
改めてアーサーの顔を見た。やっぱり赤い。遊びすぎて疲れたのかもしれない。それならもう帰った方がいい。
「アーサー、もう帰ろう。」
俺はアーサーの手を引っ張ってハーマン達の方へ歩いていった。フレッドはまだハーマンに抱っこされたままぐずぐず泣いていた。
アーサーとフレッドがこれじゃあもう遊ぶどころじゃない。ハーマンも苦笑いして帰ろうと言った。
ハーマンはフレッドを抱っこして、俺はアーサーの手を引っ張って。元来た道を歩いた。
「家に帰ったらマーにアレ作ってもらおう。ほら、コークと、レモン、蜂蜜と後…そう、生姜のやつ!」
「ロイド…だから熱なんてないよ。心配しすぎだって。」
「兄ちゃんに生意気言うな。帰るったら帰るんだ。」
アーサーは何だか不機嫌そうだ。でも怒ってはいない。むしろ不機嫌な中でも少し嬉しそうな感じがした。気のせいかとも
思ったけど、結局はよくわからない。
今日はわからないことだらけだ。
不思議な気持ちになりながら、先を行くハーマン達を追い掛ける。
「“アーマン”、あんよいたい。」
「“痛いの痛いの飛んでけ”したろ?ほら、歌でも歌って元気出せ。」
風に乗ってフレッドとハーマンの歌い声がした。
ボートを漕ごう穏やかに流れに乗って楽しく陽気にのんびりと 人生なんてただの夢
184:4/8
09/02/18 22:43:21 z3L2IXze
「―ヘイ、ロイド。起きろ。ロイド。」
身体を揺すられて、意識がぼんやりと戻る。目の前に誰かいた。頭を上げ、顔を見る。
「……何の用だよ。ナポリ野郎。」
「覚えててくれたのか?嬉しいね。」
嫌味を笑顔で受け流す。いかにもペテン師といったそれは、確かにマルコのものだった。
急に起こされたせいか、さっきどんな夢を見たか吹っ飛んでしまった。何故だか凄く嫌な気分になった。
「もうトークショーはお開きだとさ。お次は楽しい楽しいランチタイムだ。」
周りを見ても皆伸びをしたり首を鳴らしたりして看守の指示通り食堂に行きはじめていた。そう言えば腹も空いている。
このイタ公に起こされたことは気に食わないか、飯を食わないわけにはいかない。椅子から立ち上がると、人の流れに
飲まれていく。そして何故かマルコもそれについてきた。
「何だよ、ウゼぇな。」
「怒るなって、笑えよ。俺の国には“笑顔はいい血を作る”って言ってな…」
「知るか。」次第にチキンスープの匂いがしてくる。あれはまともに食べれる数少ないメニューだ。小さく腹が鳴った。
「しっかり食っとけよ。まだ暫く夜枷しなきゃなんないからな。」
どうしてこいつはこう気に障ることをしてくるのか。そもそも何で俺についてくるんだ。ただただイラついた。
「喋るなって言うのがわかんねえか?」
「そう邪険にするなよ。まだ一ヶ月近く付き合うことになるんだから。」
馴れ馴れしく肩を叩かれる。手で払おうとしたが、紙一重で避けられた。ガンを飛ばしたものの、ピエロみたいに
おどけてやがる。食堂に着いてからもそれは変わらなかった。
「アレックス達は後25日か。お前達より3日早いだけだな。運が悪い。」
「―誰がカウントダウンなんて頼んだ。」
「ただの癖さ。そういう節目は覚えておく質でね。スィニョーラを口説くのに役立つ。いや、寧ろマナーさ。
覚えておけよ。ヤンキー。」
そうウインクすると先回りしてアルマイトの皿を投げて寄越した。それも、二枚。
「これでもお前達を心配してるんだよ。忍耐と犠牲は美徳さ。ただ、それは周りにも同じもんを強いる。それが良いか
どうかは、慎重に見極めなきゃならない。せめてそっちの坊主にとって、何がベストかってことは良く考えてやれ。」
そこまで言われて、漸く後ろにアーサーがやって来ていることに気付いた。
「じゃあな。お二人さん。」
「…………」
「ロイド、どうした?」
怪訝な顔をしたアーサーがこっちを伺っていた。
「……何でもない。アホの戯言だ。」
そう。深い意味の無い、単なる言葉遊びだ。
185:5/8
09/02/18 22:45:20 z3L2IXze
また今夜も呼び出される。何故か開いている房を出ていつもの場所へ行く。そこにはいつもの様にアレックス達がいる。
そして、アーサーも。
「ロイド……」
「わかってるな。アーサー。余計なこと考えなくていい。」
ぴしゃりと言いつけて、アーサーが変なことをしないよう釘を刺す。アレックス達はにたにた笑いながらそれの体を見回す。
「華奢に見えて意外と頑丈だな。お前。こんだけ輪姦されてもまだヤれるなんて。」
ユルギスが舌舐めずりをしながら言う。コナーも同調して嫌な声で応える。
「アナルにハメられんのが大好きなケツマンコ野郎なんだよ。だから毎晩チンポくわえ込んでヒィヒィ鳴いて、
ドピュドピュ射精まくってんのさ。ヒヒヒ。」
下衆野郎が。俺みたいなガキに発情してペニスおっ勃ててる方がよっぽど屑だ。頭の悪い発言には怒りよりも呆れを感じる。
「ゴタクはいいからさっさと済ませろよ。変態ども。」
俺はアレックスの方へ歩いていき、きっと睨み付けた。
「相変わらず可愛いげねえな。イキまくってる時のアヘ顔はかなりイいくせによ。」
アレックスは麻袋の上に腰かけたまま、ズボンを下ろし、ペニスを取り出そうとした。
「待てアレックス!今日はちょっとばかし余興でも楽しもうぜ。」
いきなりコナーからストップが入る。アレックスもこれには少し戸惑ったようだ。
「あぁ?余興?」
「そうさ。余興だ。この生意気なクソガキにオナニーショウをさせるんだ。どんだけテメェがエロくて恥知らずか
分からせてやるんだよ。」
鳥肌が立つと同時に今度こそ怒りが込み上げてくる。出来るなら本当に殺してやりたい。出来なくったって一発殴ってやれたら
どれだけいいか。
ただ、今はそれすら出来ない。俺はアーサーの兄ちゃんで、アーサーを守る。そう決めた。それは約束であり、俺の願いだ。
今、このクソ野郎に逆らうことは出来ない。
「いい考えだな。お前もそう思うだろ?ロイド。いい機会だ、アーサーにオナニーのやり方見せて教えてやれよ。」
アレックスはコナーの提案に乗った。つまり俺がコイツラの前で、自分でヤる姿を晒すことが決まったわけだ。
とにかくやるしかない。
「そうこなくっちゃ。ロイド、上はいいから下だけ脱げ。そしたらしゃがんで、こっちに股ぐら見えるように足広げろ。」
コナーの嬉々とした命令通り、下着とズボンだけ脱ぐ。ひやりと冷たい空気に下半身が晒された。ぶるっと震えると下らない
野次が飛んでくる。
「何だ、見られて感じるのか?露出狂の気もあるかよ。本当に最悪だな。」
アーサーを押さえながらユルギスが笑う。一瞬、アーサーが振り返ってユルギスに何か言い返そうとした。
「アーサー!!」
「……っ…わかってるよっ…!」
アーサーが大人しくなったところで俺はアレックス達の前で足をM字に開く。
186:6/8
09/02/18 22:47:18 z3L2IXze
「もっと開けよ。汚ねぇ穴までちゃんと見せろ。」
ぐっと唇を噛む。それから股関節が痛むくらいまで足を開いた。八つの目が視線の矢を射る。今まで嫌と言うほど見られてきた
場所だけど、どうしても見られることには慣れない。ペニスもアナルも全然見られている。恥ずかしい。自然に顔をが下を向く。
視界に入る自分の、肉が薄くしかついていない腹や脚。そこにはいくつもの噛み痕や痣、擦り傷があった。自分が非力で
ちんけな存在だと言わんばかりの醜態につい涙腺が弛んだ。
誤魔化すように深呼吸をした。三回目に息を吐いたとき、俺は恐る恐るペニスに触れる。マス扱く位、随分前からしてはいた。
だけどココに入ってからはずっとアイツラにファックされてばかりで自分ですることなんて無くなっていた。だから自分の
モノがいつもと違う、柔らかくて小さな掌に包まれることに軽い違和感を覚えた。
「んっ………」
まだ萎えたままの茎をやわやわとしごく。いつも乱暴にされているせいか、強く握ったり速くピストンするのには抵抗があった。
「んっ……んんっ……はっ……ぅんっ……」
淡い刺激はもどかしい反面、妙に神経を興奮させる。どんどん堅くなるソレはとろとろて透明なものが溢れて来た。
くちゅ、くちゅ、と粘った音と荒い息が部屋に響く。堪えきれなかった声が漏れてしまう。鼻にかかったような女みたいな声。
きっとヤツラに嘲られてるだろう。ちらりと前を見る。アレックスはあの嫌なにやけ顔で股間と俺の表情を眺めていた。
コナーはもう勃起ズボンがテントを張っていた。体をのりだし、食い入るように俺のオナニーを見ている。
ユルギスはさも愉しそうに顔を歪めながらこっちを見つつ、アーサーの顎を掴んでこっちを向かせていた。
アーサーと目が合う。
微かに開かれた唇が何か言いたそうに動いている。それがあんまりにも痛々しくて、恥ずかしくてまた俺は俯いた。
少しでも早く終わらせてしまいたくなって、一番感じるカリや先っぽのあたりを重点的に、くにくにと刺激する。
さっきまでとろ火で煮込まれていた欲望が一気に沸騰に追い込まれる。
「ふっ……くっ……あぁ……んっ…!ひ……っ…ふっ…!」
「本気でシコって勃起させやがって。頭おかしいんじゃねえ?ケツ穴カウパーまみれまでヒクヒクさせてるしよ。」
かあっと頭が熱くなった。ユルギスが言う通りだった。床にはポタポタ先走りが垂れて何個も染みが出来ている。手もぬるぬるで
いやらしい音を立ててひっきりなしに竿の部分をシゴいていた。後ろの孔も、キュンと切なく戦慄いている。
こんなの最低だ。
「あ、あ、あ……ひくっ…はあっ…も、……んくぅっ……ぉああぁっ!!」
ペニスが溶けて爆発したような気がした。びゅくびゅくと濃い精液が手を、腕を汚した。ツンと鼻につく臭いが広がる。
「はあっ……はあっ……はあぁっ……」
バランスが取れなくて尻餅をついた。その時べちゃっと尻が自分の出した汚い物を押し潰すのを感じた。
187:7/8
09/02/18 22:47:55 z3L2IXze
流血注意
「どうだアーサー。お前もオナり方わかったろ?よかったなあ。」
「ユルギスやめとけ。一応約束は約束だ。それよりさっさと済ませようぜ。俺が先にケツでいいか?」
アレックスが立ち上がるより早く、何が俺に覆い被さってきた。
「なぁっ…!?クソ…待…ひぎあああああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
「ロイドぉぉぉ!!!!」
なんの準備もなく、本当にいきなり突っ込まれた。ぎちぎちと肉が嫌な音をたて次の瞬間、裂けた。
「クッ…ソッ…このマゾガキッ!淫売野郎が!どうだ?嬉しいだろ!お前が大好きなチンポ嵌めて貰ってよ!」
「か……ぁ……ひ…うっ…」
「やだやだやだやだ!!!やめろ!やめろ!!やめろ!!ロイド!!ロイド!!!ロイドロ…んぐっ!むぐっ!んんんっ!!」
「黙れチビっ!!」
ちらりとユルギスに口をふさがれて、必死にもがいているアーサーが見えた。
突然奥まで太くて堅いものに貫かれ、すぐに内臓を引きずり出される。自分の快感だけしか考えない出し入れは、暴力以外の
何物でもない。太ももに生暖かいものがどろりと伝う。
「おいコナー!馬鹿野郎、裂けたじゃねえか!」
「うるせえ!コイツが悪ぃんだよ!クソっ、すぐに中ザーメンだらけにしてやるよ!精液便器の癖に誘いやがって!」
「こ…ふっ…あ……がぁ…!痛っ…ちくしょ…っ…ひぐうっ…!」
息が出来ない。苦しい。もう痛みしかわからない。涙がボタボタ零れ落ちる。叫ぼうにも叫べない。目がおかしくなる。
アソコが熱い。掻き回されてる。ぐちゃぐちゃにされて、全部変になっていく。
「や……あ…」
「出すぞっ、出すぞっ!テメェん中精液で一杯にしてやる!ゲイ野郎!イキ狂っちまえ!」
「はぅっ…ああぁっ……!やああああぁぁ…!」
アソコに精子がぶち撒けられた。痛みが一層増す。散々中出しした後もコナーは名残惜しそうに傷や内臓を抉って、ズルズルと
ペニスを抜いていった。
最悪の感覚だ。
もう身体が動かない。
「間抜けめ、これじゃあ面倒だろうが。」
ゴミでも見るように俺を覗き込んで、アレックスは吐き捨てるように言った。
「仕方ねえさ、アレックス。コナー、お前の国は“フェアリー・アンド・エイプス”の国だもんなあ?。」
「女が妖精、野郎は猿、か。確かに。あんな盛るなんざアイリッシュはエテ公並だ。笑えるな。」
「黙れ、“エイプス”じゃねえ。“テイルズ”だ、“フェアリー・テイルズ”だクソッタレ。」
馬鹿な会話が聞こえてくる。クソ。身体が真っ二つになったみたいに痛い。涙が止まらない。畜生。
「っ…っ…ロ……イ…ロイ……ド」
また、誰かが覆い被さってきた。まだ俺をレイプするつもりなのか。
怒りや絶望ももう感じない。本当に何の感情も湧いてこなかった。
「ごめんなさ……ごめ…俺…もっと……もっ、と…」
「アーサー………?」
俺の上にいたのはアーサーだった。口の端から、血が滴っている。
「アー…サ…怪我…?」
「…ロイ……ロ、イド……俺…大人っ、なら……ご、めん、な…さい……な、さい……弱虫っ…俺……」
「今日はもう止めだ。まあここんとこ毎晩かなりヤってたし、アホコナーのせいでヤる気が失せた。アーサー、そいつ
どうにかしとけよ。」
部屋からアイツラが出ていく気配がした。安心したのか、自分の身体から一気に力が抜けるのを感じた。
「アイツラ…もう…いないから…大、丈夫、だよ……アーサー…」
多分声は聞こえたんだと思う。アーサーは力一杯俺に抱きついた。少し痛かったけど、それよりアーサーの温もりの
気持ちよさの方が何倍も上だ。
「…ロ、ド…ロイ…ごめっ……」
―忍耐と犠牲は美徳さ。ただ、それは周りにも同じもんを強いる。―
何故か、マルコの言葉か頭に浮かんだ。
「…アーサー……」
震えて、壊れた蓄音機みたいに同じことを繰り返すアーサーの声を聞きながら、俺はまどろみの海に揺られた。
188:8/8
09/02/18 22:58:17 z3L2IXze
あの後、一応の身支度を整えてからアーサーに支えられ、いつもの医務室に向かった。神経質に髪を後ろに撫で付けた医者が、
眉を潜めて俺達を見る。その目にははっきりと蔑みと嫌悪が見てとれた。
当然だろう。必死に机にかじりついて、やっと医者になったのに、やることといえは精液まみれなガキの世話なんだ。
嫌になるどころか、下手をしたら俺に殺意すら抱きかねない。あながちその予想は外れてはいないと思う。
朦朧とする中何とか診療台に倒れ込む。医者はいくつかの決まりきった質問を機械的にし、カルテと結局は燃やされる報告書を
さっさと書いた。
その間アーサーはずっと手を握っていてくれた。
処置について簡単に説明されたが、内容なんて全然覚えてなんかいない。ただ、最後に何か注射されたことだけは覚えている。
そして俺はせめてこの医者がメスを俺の胸に突き立てないようにと祈りながら、漸く意識を手放した。
目を醒ます。俺はベッドの上にいた。あの医者は見事職務を全うしてくれたようだ。麻酔が効いているのか、痛みがない。
手を握ったり開いたりしてみたが、あまり感覚はなかった。
「アーサー―」
そうだ、アーサー。アーサーはどこに行ったんだろう。一緒に医務室までは来た。それからどうした?慌て体を起こし、ベッドを
出ようとした。すると、隣のベッドに見覚えのある姿があった。
アーサーだ。
いつもはすぐ隣で起きるのを待っていてくれるのに。俺はベッドを降りて、アーサーの側まで言った。寝顔を覗き込む。唇に赤い傷がある。
唇を噛んだときに出来たんだろうか。口の中はどうだろう。微かに開いた口に、指を差し込む。
「ん…」
アーサーの口の中は温かい。そこをゆっくりとなぞる。
頬の内側。歯列。上顎。そして舌。順番に丁寧に指を滑らせた。
「…あ…むぅっ……」
アーサーが喘いだ。俺の指先は、唾液でぬめっていて分かりづらかったけれど、確かに傷跡を感じていた。唇の裏側。
きっと俺のせいだ。
痛かっただろう。
「はあ………ん……」
指を引き抜くと、透明な糸が人差し指と唇を繋いだ。
人差し指についた赤を舐める。
錆の味がした。
「アーサー…」
胸が痛くなった。
全然守れてなんかいない。
俺のことを見て、アーサーは傷ついて、苦しんでる。俺がアーサーの兄ちゃんであるために、俺はアーサーを守らなくちゃいけない。
そう誓ったのに。約束したのに。
それなのにアーサーのことを苦しめているのは俺自身だなんて。
こんなんじゃ、アーサーの兄ちゃんじゃいられなくなる。
「ごめん…アーサー…」
俺はアーサーのベッドに潜り込む。
そしてアーサーを抱き締めた。
せめてアーサーが寒くないように。
せめてアーサーが寂しくないように。
せめてアーサーがいい夢を見られるように。
これ以上ないくらい体をくっつけて、これ以上ないくらい優しく抱き締めた。
今の俺にはそれしか出来ないんだから。
189:名無しさん@ピンキー
09/02/18 22:59:23 z3L2IXze
以上です。
毎回長くてすみません。
後ニ、三回で終わる予定です。
もう少しお付き合いの程よろしくお願いします。
190:名無しさん@ピンキー
09/02/19 00:40:45 a+gEIS8J
おつかれー
応援してるんだぜ
191:名無しさん@ピンキー
09/02/19 01:27:49 hJgBXLap
毎回読みながらパンツにシミを作っちまうぜ・・・
192:名無しさん@ピンキー
09/02/19 20:25:28 6jJ0hTkl
全裸で読めよ
193:名無しさん@ピンキー
09/02/19 20:58:46 qH2rqJJQ
椅子が汚れてしまいます><
194:名無しさん@ピンキー
09/02/19 21:13:48 +iZWdeMZ
ロイド君シリーズよいよいよいよいよいよい良過ぎる痺れる憧れる!
195:1/6
09/02/23 00:12:50 HbKNhnDX
>>181続きです。もう一踏ん張りです。
マーに手紙を書いた。読み書きは苦手だけど、マーに会えないのは寂しいから頑張って書く。本当はアーサーの方が字も上手いし
ものを書くのも得意だけど、マー達への手紙は俺が代表して書くと決めた。
飯が不味いこと、朝バカ早く起きなきゃいけないのが辛いこと、看守の一人が豚鼻なこと、後よくつるんでる連中との下らない会話のこと。
仕方ないからマルコのことも最近は書いてやる。もちろんアーサーについても書く。元気だとか、野球は相変わらず下手だとかそんなことを
書いた。
それから、もう少しでマーに会えること。後ちょっとでマーの手料理が食べられること。それが堪らなく嬉しいこと。
マーのことが大好きなことも忘れずにきちんと書いた。
それからフレッドにも書いてやる。そんなに単語のスペルも知らないから、『私は元気です』『私は野球をやります』みたいな、
簡単で教科書にでも載ってそうな単文をいくつか書く。オマケにスマイルマークを一つ描いてやって終わりだ。 こんなお遊びみたいな
手紙でもフレッドは喜べるから随分とお手軽な奴だ。でもフレッドの笑った顔はめちゃくちゃかわいい。だからこんなままごとみたいな事も
やってやる。
最後にハーマンに手紙を書く。内容はマーに書いたことよりちょっと“お上品”だ。主につるんでる奴等との話やそこで習った
“遊び”なんかについて書いてる。本当は“割りの良い稼ぎ方”とかの話もしたいけど、検閲に引っ掛かったりするとヤバイからココを
出るまでお預けだ。
どれもお世辞にも出来のいい手紙じゃないけど、気にしない。どの手紙にも、きちんと追伸を書いてあるかチェックする。そして、封をした。
『俺達は元気だから大丈夫。だから、会いに来ないで。』
「三つも出すのか?随分知り合いが多いんだな。」
手紙を出す時、偶然マルコと鉢合わせた。
「いいだろ。別に。お前だって三つも出すじゃねえか。ディノが。」
「大人は色々入用なんだよ。フレッドにハーマン…それにケイトか。例の兄弟とマンマか?」
「何で知ってる。」
「アーサーから聞いたんだよ。最近よく話すんだ。」
思わず絶句した。アーサーからはそんな話聞いてない。なんだかそれがとても不愉快だった。アーサーのことは全部知ってるつもりだったのに。
「そう怒るなよ。俺が言ったんだ。兄貴には言うなよってな。言えばお前が怒る,それじゃあ身体に障るってな。」
フォローするようにマルコが言った。それもまたムカついたけど、それが本当だとしたらアーサーは俺のことを気遣って黙っていた
のかも知れない。だとしたら悪いのは俺だ。…余計に腹が立つ。
俺は提出用の箱に手紙を投げ入れると怒りも隠さずに房に戻った。
196:2/6
09/02/23 00:13:48 HbKNhnDX
「ロイド!ロイド!」レクリエーションの時間、アーサーが血相を変えてやってきた。いつもならアーサーと一緒に適当な奴等とつるむけれど、
今日は俺一人で図書室にいた。
「ロイド……」
本棚がある一角、人目につかない場所で俺は踞っていた。ココの誰もがそうであるように、普段こんな所に来ることなんか滅多にない。でも
今日はそうするしかなかった。
「ロイド、やっぱりこんなの無理だって。バレないようにすればいいから……」
「ん…っ…ダメだっ……アイツラ、いつ……ふっ…確かめに来るか、わかんねぇっ……」
膝を抱えながら、乱れそうになる声を抑える。きゅっと唇を結び、出来る限り“それ”を意識しないようにしようとした。
「これくらい……どってこと…ないっ…」
そう。これくらい何でもない。何でもない。自分に言い聞かせながら耐えていた。
「……何だよ。朝っぱらから。」
前の傷は思ったより酷くなく、一週間もすれば随分よくなった。その間はアイツラの性欲処理に使われることもなく、久しぶりに静かな時間を
過ごせた。だからこそマー達に手紙もかけた。ただ、その分ヤツラは欲求不満になり、更に俺にその責任を擦り付けてくることになった。
それは当然―あくまで“ヤツラにとってしてみれば”だけど―強姦と言う形で俺に向けられてくる。お陰で最近は睡眠時間にまで不自由
するようになっている始末だ。その朝も、ほんの数時間前まで好き放題レイプされていた。
「何、お前もこの所色々大変だろ。だからコナーが労ってくれるんだとさ。」
アレックスは含んだ笑いをしながら俺に言う。コイツラが笑っているときに録なことがあった試しがない。畜生が。
「…ありがたくて涙が出るね。ギネスでも奢ってくれるのか?それともピートで煮たクソまずいジャガイモか?“人参頭”。」
「くくくっ、もっといいもんだとよ。」
膝にアーサーを載せながら、ユルギスが言った。……このユルギスが一番アーサーに馴れ馴れしくしやがる。ヤツラのボスはアレックス
だけど、コイツの方がある意味危なくて、警戒しなきゃならない。
「そこに座れ。」
アレックスが指したのは木箱の上。指示通りに移動して腰を下ろす。またオナニーを見られるんだろうか。それとも、手足を縛られて
孔を犯されるのだろうか。不安ばかりが渦巻く。
「脚開け。ケツ穴見えるようにしろよ。」
そう言いながら、アレックスはこっちにやって来る。手には何か瓶を持っていた。アレックスは俺の下半身を裸にし、瓶の蓋を開けると、
その中身を手に取った。オイルか何かに見える。少しとろみのあるそれを指に取ると、アレックスは俺の孔に挿入した。
「くっ………!」
「チッ。暫く使ってなかったから固くなってやがる。面倒臭ぇ。」
アレックスの言う通り、ソコは指一本でも痛みがあった。出し入れをされる度にずきずき痛み走る。ヌルヌルとした液体で少しは楽に
なっている筈なのに傷のこともあってか、初めてレイプされた時のように辛く感じる。
「いっ……ぅぐっ…はぁっ……はぁっ……あうぅっ!」
指を二本、三本と追加され、息が上手くできなくなる。もしかしたら処女の時よりも辛いかもしれない。目尻に涙が滲んでくる。少し
でも楽になろうと息んだり、逆に力を抜こうとしたけど一向に異物感は無くならない。本来は出すべき所に挿入れられる感覚。
閉じようとする部分を無理矢理抉じ開けられる感覚。どれも最低だ。この状態で強姦されたら、とてもじゃないけど体が持たない。
「やめっ…ふっ…馬鹿野郎っ……!」
ぐちゃぐちゃと三本の指をピストンされた。ただいつもと違い、わざと前立腺を避けて刺激を続けた。そのせいでいつもは苦痛を
紛らわせる“偽物の快感”も録に与えられず、もどかしさと辛さだけがどんどん募る。思い切りアレックスの肩に爪を立てた。服の上
からじゃ殆んど意味がないのは分かっていたけれど、そうしなければ気が済まなかった。
「……そろそろいいか。コナー。」
びしょびしょになった指を抜きながら、アレックスがコナーを呼ぶ。きしし、と気色悪い笑い声が聞こえた。
「おい、精液便所。病み上がりのテメエのために取って置きのプレゼントだ。“天にも昇る”ほど悦ばせてやるよ。」
そう言ってクレーターだらけの酷い面の前にある物を差し出した。
あの、看守の耳を落とした“アレ”だ。
まさか―
「安心しろよ。あの屑看守とは違う。もっと気持ちいいことだぜ?」
アレックスは瓶の中身をクロスにまぶした。それから、ゆっくりとソコに先端を潜り込ませた。
197:3/6
09/02/23 00:17:09 HbKNhnDX
「ロイド…」
アーサーが心配そうにこっちを見ている。その目に映る俺はとても無様だ。ぐちぐちと疼くアナル。連動して身体中が神経を剥き出しに
されたように敏感になっている。端から見たらきと発情しきってハメられたがってるニンフォマニアそのものだ。荒くなる息を殺し、
熱に浮かされたような体を抑える。
「っ……ふぅっ…!」
もどかしくて顔が熱くなるのがわかった。アーサーもそれを見ている。死ぬ程恥ずかしい。
「ロイドだけこんなん嫌だ……」
目の前でアーサーがぽつりと呟いた。俺は潤んだ瞳を向ける。
「ロイド、俺のことは本当にいいから。ホントは俺がされるはずだったんだ。もう…」
「うるさいっ…!お前はっ…絶対ダメだっ…!」
途切れ途切れの声で怒鳴る。アーサーからそんな言葉聞きたくない。
大事な家族を、しかも弟が地獄のどん底に落ちるって分かってて、奈落の縁に送り出そうとするやつがどこにいる?
アーサーはきれいなままでいてほしい。
アーサーをきれいなまま、最後まで守るって決めた。
それが俺の望みで、俺がアーサーの兄ちゃんでいられる条件だ。
アーサーをなくすなんて、俺には耐えられない。それにきっと、アーサーを失うと言うことはマーやフレッド―それから、
ハーマンを失うってことだ。“アレ”がいなくなって、やっとみんなといられると思ったのに。
段々アーサーも笑えるようになって、やっと幸せになれると思ったのに。
「絶対…それだけは…絶対ダメだっ…!」
力一杯アーサーの腕を掴んで、声を振り絞った。
「ロ…ロイド……」
アーサーは怯えているようだった。もしかしたら、戸惑っていたのかも知れない。とにかく、暗いトーンの声が聞こえた。もう一度
膝を抱え直し、深く息をする。最悪なことにいつの間にか前立腺にクロスが当たる位置に降りてきている。クロスとそれを繋ぐ
チェーンが中をこすり、ぞくっと背筋に甘い電気が走った。下着の中がべちょべちょになりかかってるのが分かる。さっきトイレで
ペニスもアナルも拭いたのに。いかにも“欲しがってる”ような反応が死ぬ程腹立たしかった。目を閉じて、時間が早く過ぎるように
だけ祈る。
早く、早く、早く、早く。
意味なんかないのに、馬鹿みたいに頭の中で何度も唱える。
その時、ほんの一瞬空気が揺れる感じがした。反射的に目を開けると同時に、柔らかいものに包まれた。
198:4/6
09/02/23 00:18:48 HbKNhnDX
「アー…サー……?」
気付けば俺はアーサーの腕の中にいた。思いもよらない状況に頭が、体が固まる。
「いいだろ?これくらい…こうしたら…少しは楽だろうから…」
きゅっとアーサーの腕に力が込められる。
「え…あ、ああ……」
温かい。小さかった頃、ハーマンやアーサーと同じベッドで寝ていたのを思い出す。さっきまで縮こまっていた体がほぐされていく。
背中に当てられた手が酷く俺を安心させた。体が勝手にアーサーの方へと凭れかかる。
「あ…あぁっ……!」
その拍子にクロスがぐぐっと前立腺を抉った。思わず締め付けそうになって、慌てそれを我慢する。出来るだけ中のクロスを意識
しないよう、感じないよう、息むようにして孔を広げた。ところがそこ―括約筋というらしい―がすぐにもとに戻ろうとする。
そして俺はまたぐちゅぐちゅになったアナルに集中してそこを押し広げる。その繰り返しだ。気にしないように、無視しようにする程
中を苛むクロスの刺激を感じてしまう。完全に悪循環だ。
「っ……ふぅっ…あ…んっ…チク…ショ…!」
そんなに強い刺激じゃない。でもなぜか段々切羽詰まった息使いになる。こんなこと位で、なんで俺はこんなに乱れているんだ。これじゃあ
アーサーにバレちまう。ぼやける頭で自分の体を呪った。
「ロイド…ロイド…俺ここにいるから…ずっと側にいるから……」
「…ひぐっ…アーサーっ…はぅっ………」
欲望が弱火で炙られていく。イきたい、狂いたいって欲求でじわじわ全身を焼いていく。息はとっくの昔に上がりきってひいひい泣きそうに
なってる。腰も少しずつ揺れはじめて、自分で刺激を求めていた。ぺニスはまだ半勃ちのままだが、確実に快感で脳がヤられ始めている。
おかしい。いつもと違いすぎる。
こんな感覚は今までなかった。犯され方が違うとか、溜まってるとか、そんな問題じゃない。
もっと奥深いところ。そう、根本から違ってるんだ。“偽物の快感”なんかじゃない。
これは―“本物”だ。
「うあっ…!あ…あ…!違っ……!」
気付いたときには遅かった。全身が戻れないところまで高められていて、抵抗できないまま一番の高みまで一気に持っていかれる。
「え…ロ、ロイドっ…!?何っ…どうして…」
「やめろっ…!やめっ…!」
耳まで犯される。まだ声変わりもしてない高くて甘い声が全身を蝕む毒になる。アーサーが俺を抱く腕に力を込めた。それすら快感に
感じた。身体も心も全部めちゃくちゃに犯されてる。こんな風にされたら絶対、絶対狂ってしまう。
怖い。
堪らず華奢なアーサーの身体にすがりつく。そして思い切り、アーサーを壊すくらいにその身体を抱き締めた。同時にずっと卑猥な熱に
苛まれていたアナルが、耐えきれずにきゅうっと前立腺を抉り続けるクロスを締め付けた。
「やだっ…やだっ…あ、あ…ひぃっ…んんんんーーーーーー!!!!!!」
初めて体験する絶頂に絶叫した。アーサーの肩に涎でぐちゃぐちゃの口を押し当てて、ぼろぼろ涙を流しながら何度も痙攣して登り詰める。
いつもからは考えられないくらい長くて圧倒的な快感に、本当に神経が焼き切れてしまったような錯覚を覚えた。
「んー…んー……」
やっと絶頂から降りてきた時にはもう全身の力が残っていなかった。自分で自分を支えきれず、そのままアーサーに身を預ける。
「ロイドっ…ロイドっ……」
「うるさい…アーサーっ…何でもないっ…」
「っ…っ…ロイドぉ…」
アーサーは嗚咽を漏らす。それでも俺を抱き締める腕の力は弱まらない。
それが酷く嬉しくて、悲しかった。
199:5/6
09/02/23 00:19:26 HbKNhnDX
どさっと言う音と共に体が麻袋の上に押し倒される。押し倒したのはアレックスだ。
「はぁっ…あ…うぅ……」
「なんだ、随分イい顔じゃねえか。まんま発情した犬だな。」
アレックスが布越しにペニスに触る。
「あひっ…!」
ぶるりと体をひきつらせて射精をする。あれからアーサーを抱き締めながら、何度か絶頂を味あわされた。そのせいで身体中が敏感に
なっていてどんな些細な刺激も快感に刷り変わってしまう。
「コナー、意外によかったらしいぜ。またやってもいいかもな。」
「だろ?“神の御加護”が身に染みたんだよ。けけけっ。」
軽口を叩き合いながらアレックスは俺の下着を剥ぎ取る。ぬちゃっという音がして、汚い体液まみれのペニスとアナルが晒された。
それから同じく汚物だらけの、孔から出ているクロスのチェーンを引っ張られる。
「かはっ…!ひぎっ………」
胃を引きずり出されるような違和感に悲鳴を上げた。しかしすぐにその感覚は甘い疼きに掻き消される。間も置かず、アレックスは
息を荒くしながらソコへとモノの先端をめり込ませた。
「や…あぁっ、ああああぁぁぁ……」
録に準備もしてないのに、俺のアナルはズブズブとアレックスのペニスを飲み込んでしまった。痛みもいつもより少なくて、それが
悔しい。パン、パンと肉がぶつかる音とクチャクチャという水の音が混じる。ピストンがどんどん早くなり、アレックスの限界が
どんどん近づいているのだとわかった。また、あの神経を焼き尽くす絶頂に追いやられるのか。恐怖が熱で煮込まれ、ディップに
なった脳ミソにじわじわ広がる。
「ふっ…!キツくてチンコ食い千切られそうだっ…!おらっ!テメエの大好きなザーメン食らえっ!」
中でアレックスのペニスが蠢くのがわかった。それから熱い精液を注ぎ込まれる。
「ひぐぅ……あぁ…あ…」
もう全部わからなくなる。この快感が“偽物”なのか“本物”なのか。俺が嫌なのか、悦んでるのか。
「次は俺だ。アレックス。変われ!」
ユルギスの声がする。それと同時にまた別のペニスが突っ込まれた。
小さく、でも確かにアーサーが咽ぶのが聞こえた。
(アーサー……ごめん…)
頬を冷たいものが伝った。
200:6/6
09/02/23 00:21:11 HbKNhnDX
食事の時間、見慣れない光景を見た。アーサーとマルコ。食堂の隅で二人が何かを話している。二人は前にも何度となく話して
いたみたいだが、実際それを見るのは初めてだ。マルコはアレックスの手下ではないらしい。だから最近はそこまで邪険にせず話を
していた。だけど同じイタ公だ。何か良くないことを話しているかもしれない。急いで二人の所に行く。
「アーサー!」
「あ…ロイド…」
「おや、お兄様の登場か。」
悪ぶれもせず、へらへら笑いながらマルコは手を振ってくる。自然に眉間に皺が寄る。
「アーサー、先に行ってろ。」
「あ…ああ。わかった。」
不安そうに後ろを振り返りつつ、アーサーは列の方へと歩いていった。俺はマルコて対峙する。
「何を話してた。」
「何でもないさ。まあ、野球の話や後は家族だダチの話だよ。アレックスにチクるような真似はしない。」
俺の言いたいことを見透かしたようにマルコは答えた。最近油断していたけど、やっぱりこいつは得体が知れない。不信感が募る。
「そう構えるなよ。一応俺は嘘は吐かない。“我々”のビジネスは信用が大事だからな。」
マルコの顔に不穏な影がさした気がする。いつもの間抜け面じゃなく、もっと底知れない感じの笑み。
“我々”とは前に言っていたマフィアのことだろうか。
「信頼ってのは宝石と一緒さ。この薄汚い世界じゃ希少価値がある。だから人間は金を払ってまで信頼を買う。だから“我々”は
信頼を重んじる。……ロイド、信頼を勝ち得るにはどうしたらいいと思う?」
ずいっとマルコの顔が近づいてきた。鼻と鼻の頭が微かに触れる。気圧されないよう、マルコから目を離さずに少しだけ首を横に振る。
「簡単だよ。ロイド。“約束を守ればいい。”」
心臓が直接握り潰されるように感じた。約束を守る。
『お前はどうだ?ロイド。』
マルコが言ったのか。それとも別の誰かが言ったのか。胸を突き刺す問いかけが頭に響く。
「俺…は……」
ハーマンとの約束は守れているのか。
自分への誓いに背いてはいないか。
心臓が早鐘のように鳴った。
俺は、俺は―
「―悪かったな。脅かして。何にせよ心配してるってのは嘘じゃない。」
思考を遮るようにマルコが言う。その顔はいつものペテン師顔に戻っていた。
「お前達は本当にいい兄弟なんだろうな。アーサーもお前のこと随分よく言ってたよ。」
「……何でお前は俺達のことに首を突っ込む。」
マルコを見据えながら疑問をぶつける。本当にこいつの考えがわからない。
マルコは笑った。そしてほんの一瞬、マルコの瞳に何かの感情を帯びた光が過った。
「―俺にも弟がいたんだよ。昔、な。」
ぽつりと呟くとまたマルコはいつもの胸糞悪い笑いを浮かべる。
「もう行こう。飯がなくなる。不味い上に量が少ないだなんて救いようがない。」
そう言ってマルコは先に行ってしまった。俺はただ立ちすくんでいた。
「……畜生。」
そう言葉を吐いてから踵を返す。何故か重い感情が溢れてきた。
それは名前もわからないくせに、本当に胸糞悪くて、最低の感情だった。
俺はアーサーの姿を見つけると、すぐに側へと駆け寄った。