パワポケでエロパロ8at EROPARO
パワポケでエロパロ8 - 暇つぶし2ch75:名無しさん@ピンキー
09/01/10 13:19:01 cdRGnVu1
紫杏ってどういう性格なんだろう
書けば書くほど分からなくなるし自分の色が少し入ってしまう
紫杏って寂しがり屋なのかな?
一人ぼっちが嫌だからああいう性格になってしまったっていう描写はないんだよな…
仮に10の主人公が殺されたら復讐をするのかな?
ごめんね、疑問ばかりで

76:名無しさん@ピンキー
09/01/10 14:07:49 5s+uR+QD
>>75
何とも言えないな。
その人の望む人格になれるのだからなぁ
でも、あの性格はみんなの視線集めるためじゃなかったかと思ったが。
10主が殺されたらの事だけど復讐するんじゃないか?
その前にカズが黙っていないと思うが。

77:名無しさん@ピンキー
09/01/10 15:32:08 xCPCQqfl
うれしいネタ言ってくれるじゃないの

78:名無しさん@ピンキー
09/01/10 15:46:43 WrIumqpr
『すれ違い』で言ってた真面目な子供ってのが本当の性格なんじゃないかな>紫杏

79:名無しさん@ピンキー
09/01/10 16:18:34 Q8metgYW
製作スタッフに聞けばおk

80:流星
09/01/10 18:45:04 ukCnfcnn
途中までできたので投下。
エロを前半にも入れるべきだったかな…

81:リコは私の彼女(11裏)1/3
09/01/10 18:46:31 ukCnfcnn
いつもの登校日の朝、私はいつもリコと待ち合わせをするT字路で待っていた。
時期は10月で、紅葉が舞い散る。さすがに寒くなってきたので、衣替えの時期になった。
暫く待っていると、リコの声が聞こえた。
とっさにリコの元へ走り出したが、私の目に飛び込んできたのは、小波と楽しく話しているリコの姿であった。その姿を見て、私はムカっとする。

無言のまま、私は小波とリコの前に立つ。
「お、夏菜。リコを待ってたのか?」
「夏菜~、おはよ~。」
と話しかけてくるが、私は
「…ふーんだっ!」
と不機嫌な顔で言って、舌を突き出した後、ずかずかと先に行ってしまった。
「リコ、お前夏菜に何をしたんだ?怒ってるみたいだぞ。」
「…さあ?」
二人は不思議そうに私の後ろ姿を見送っていた。


放課後、私は一人で不機嫌な感じで速足で帰り道を歩いていた。
しかし、何か寂しい。一人だと何か不安になる。
一瞬、私の脳裏には、最愛のあの人の姿がー
「ー夏菜!」
後ろから急に声をかけられる。
「ひゃうっ!?」
びっくりして後ろを向くと、リコの姿があった。
「夏菜、一緒に帰ろう。」
リコは手を差し出すが、私は不機嫌な顔を変えなかった。

82:リコは私の彼女(11裏)2/3
09/01/10 18:47:08 ukCnfcnn
「ふ、ふんだ。小波と一緒に帰ればいいじゃないか。」
「何言ってるんだ。彼女である夏菜を一人にするわけにはいかないだろ?」
彼女、という言葉を聞いて、私は顔を赤く染める。
「だ、だ、だから何?朝みたいに、小波と話してればいいじゃないか、バカ。」
私がそっぽを向くと、リコが顔を近づけてきた。
「ははーん?さては誤解してるな?あれは偶然、小波と通学路で会ったから、少し話してただけだよ。」
リコの話を聞いて、私は理解するが、不機嫌な顔を変えない。
「う、五月蝿い!リコは私の彼女なのに、どうして男子と話してるんだよ!許さないんだからな!」
私は赤くなりながら、ツンツンな態度で答える。
しかしリコは、笑顔を絶さない。
「じゃあ、夏菜は私がどうしたら許してくれる?」
リコは私に聞いてきた。
「そ、それは…」
私は悩むが、答えはすぐに出てきた。
「二つある。一つ目は…今日は、リコ家に泊まっていきたい。」
「あれ?夏菜の家じゃないの?」
私はリコをジト目で見つめる。
「分かった。泊まらせてあげる。」
リコは軽く謝り、私の頭を撫でる。
「ふんっ…。そして二つ目は、今日の主導権を全て私に譲る。」

83:リコは私の彼女(11裏)3/3
09/01/10 18:48:06 ukCnfcnn
「主導権?」
「そう。この後のリコの主導権を全て、私に譲ってくれれば、許してあげる。」
私はさらに顔を赤くそめながら、リコに言う。
「…分かったよ。今から私の主導権は、夏菜に与えてあげるよ。」
リコは単刀直入に答えを返した。
「本当に?嘘じゃない?」
「嘘じゃないよ。夏菜の笑顔が見れるなら、私は何でもする。」
リコは笑顔で言う。
「…リコ。」
私はリコの胸に顔を埋める。
リコの匂いがして、あったかい。
暫くした後、私はリコの腕を掴んで、走り出した。
「ちょ、夏菜!?どうしたの、いきなり!」
「このまま遊びに行くぞ!リコは私についてきて。」
「ち、ちょっと待った!いきなり遊びに行くとか言われてもー」
リコは戸惑うが、私は
「今のリコの主導権は私の物なんでしょ?反論は却下するから、覚悟しとけ!」
と言い、リコの腕を引っ張って商店街へと走って行った。


本屋で立ち読みしたり、モールで買い物をした後、私はリコの家にあがらせてもらっていた。
「此処がリコの家の中…」
「そう、何の変わりもないただの部屋だよ。」
中は人形が多数置いてあったり、漫画等があって、リコの趣味が現されている。

84:流星
09/01/10 18:49:43 ukCnfcnn
途中は此処までです。
この後、コタツの中でのエr(ry
補足として、夏菜視点でs。

85:リコは私の彼女(後・11裏)1/3
09/01/10 20:03:17 ukCnfcnn
「そういえば、リコって一人暮らし?」
「え?うん…まあね。」
リコは一瞬、言葉を詰まらせる。
どうやら、何か事情があるみたいだ。両親の事を聞くのはよしておく事にした。
「あ、夕食の支度をするからリコは待ってて。リコに手伝う主導権は無いからな!」
「はいはい、指を切らないようにな。」
リコに釘を刺すと、私は裸エプロンになって夕食の支度を始めた。
途中、リコに後ろから襲われないか少しドキドキしたが、特に何もされなかった。
残念な様な、ホッとした様な、私は複雑な気分になった。

夕食を作り終えて、テーブルに並べる。
そして私とリコは向き合って、食事を始めた。
「ん~!やっぱり夏菜の作った料理は美味しいね~。」
「褒めても何も得しないぞ。」
「ホントだよ。流石家庭科部だけの事はある。」
「あはは、ありがと。」
私はほんのり頬を赤く染める。

平和な時間を過ごし、夕食を片付け、風呂に一緒に入った後、私とリコは、隣り合わせでコタツの中に体を潜らせていた。
…どうやらリコは10月に入ってすぐにコタツを出したらしい。
「あ~、お風呂気持ちよかったね。」
「うん。コタツもあったかい…寝ちゃいそう…ふぁぁ。」

86:リコは私の彼女(後・11裏)2/3
09/01/10 20:04:12 ukCnfcnn
リコは大きく欠伸をする。
「おいおい、コタツの中で寝るなよ?風邪をひくぞ。」
「大丈夫、寝やしないよ。」
とリコは言うが、目をうとうとさせている。
その姿が何か可愛いく見えて、私の性欲が増される。
そして、私は唐突にリコに口付けを交わし、口の中を舌で犯した。
「んんっ…、夏菜いきなり何をー」
「何を?だって今のリコの主導権は私の物でしょ?だったら、何をしてもいいよね?」
「それは…そうだけ…うああっ!」
リコが喋ってる途中で、私はコタツの中でリコのパジャマの中に手を潜りこませ、胸を揉みだした。
「だから…リコを犯す主導権も、私の物よ。」
「ああぁ、んあぁっ…」
リコのブラを剥ぎ取り、乳首を刺激する。
私の性欲は更に増し、リコのパジャマのボタンを外して脱がし、露になった胸の乳首を舐め回した。
「くぅっ…あああぁぁ!」
リコの快感は頂点を超えたらしく、息を荒くする。
「はぁ…はぁ…」
「おや?もうイっちゃったの?リコって案外もろいんだな。」
「か…夏菜程じゃあ…うああっ!?」
再び喋ろうとした時、リコの下着の中に手を潜りこませて、秘拠を指先で刺激し始めた。

87:リコは私の彼女(後・11裏)3/3
09/01/10 20:04:56 ukCnfcnn
「もうこんなに濡れてる。リコってこういう所に打たれ弱いんだね。」
「ああぁ…はぁ…はぁ…っ」
リコの片方の乳首を舐め、もう片方を揉む。
さらに愛液で濡れている秘拠の中に指を入れ、くちゅ、くちゅと音と共にかきまわす。
舌と揉みによる乳首への刺激と、秘拠への刺激による快感が再び頂点を超え、リコが絶叫をあげる。
「んあぁ…あぁ、あああああぁぁぁっ!」
リコは絶叫をあげて、深く息を荒く吸って後、私に軽くキスをしてきた。
「あはは…リコって…Sの資質もあるんだね。」
「私だって、やる時はやるさ。はは。」
私とリコはお互いに笑い合う。
「つー訳で、後で私が夏菜を気持ちよくしてあげる。」
「え?リコの主導権はー」
「今日まででしょ?だったら、0時を越えたら無効でしょ?」
時計を見れば、0時ジャスト。
私の握ってた主導権が無効になった瞬間だった。
「ごめん、じゃ許してくれないよね?」
「分かってるじゃない。」
その後、私は気を失う程リコに犯されたのであった。

そして次の日の朝、私はリコに引っ張られていた。
「ねえ、なんで寝坊してないのに走らなきゃいけないの~!?」
「あははっ!今日1日の夏菜の主導権はいただいたからだよっ!」
「はぁ!?何だよ、それ。」
「昨日のお返し、今度は私が主導権を握ったからねっ!」
「うへぇ~、勘弁してくれよ~。」
そう言いながらも、私は悪くは思っていない。
そしてリコに引っ張られながら、私とリコは学校に向かって走っていった。

88:流星
09/01/10 20:07:02 ukCnfcnn
ここまでです。
最初に、予告無しの後編の投下すみません。
そして、エロが少ないです。クレームが来そうな予感…

89:名無しさん@ピンキー
09/01/10 21:25:27 ULHPrNaW
書いてくれるのは嬉しいんだが、一応百合だから
苦手な人のためにも冒頭に注意書きを添えといた方がいいぞ

90:名無しさん@ピンキー
09/01/10 22:26:05 xe6/cp91
百合好きにはカプの押し付け酷いのもいるせいで嫌う人も多いからなー
荒れないためにも注意は要るかもね

91:名無しさん@ピンキー
09/01/10 22:27:54 ukCnfcnn
分かりました。
次からは注意書きを書いておく事を決めます。

92:名無しさん@ピンキー
09/01/10 23:16:30 auuTQd74
前スレからシリーズ物が多いからそろそろ違う流れが欲しいな

93:名無しさん@ピンキー
09/01/10 23:36:26 l3uGLNVM
自分が欲しい流れは自分で作り出すべきだってばっちゃが言ってた


>>92に期待

94:名無しさん@ピンキー
09/01/11 02:16:55 D/j9iv2T
バッドエンドも現実のうち

95:名無しさん@ピンキー
09/01/11 02:34:43 ME/BieXl
小野さんにこれでもかというほど甘えながら
授乳プレイして子作りする話が読みたいよう

96:名無しさん@ピンキー
09/01/11 02:35:53 kyUAYaPw
みんなはパワポケの小説・SSを見たいときはここ以外はどこを使ってるんだ?

97:名無しさん@ピンキー
09/01/11 09:37:38 hJ3Gxz3h
>>96
自分はないな。
なぜなら、ググッてみても普通の作品の保管庫はないしな。

98:流離
09/01/11 11:54:21 8F9HgLYx
>>96
ここ以外で見かけたことない。
だからエロ無しをここに投下しに来てるわけだが。

と言うわけでエロ無し浜野・デスマス関連を投下していきます。

99:流離
09/01/11 11:55:26 8F9HgLYx
「あなたは、忘れてしまったのですか?」
「?」
返ってきたのは、不思議そうな眼差しだけだった。

『忘却の言葉』

デス・マスが旧型サイボーグとただの野球選手のコンビに破れてから数ヶ月がたっていた。
旧型サイボーグこと浜野朱里を倒せなかったデス・マスだが、なんとかジャジメント内で処分されずに済んでいた。
損傷がひどかったことを理由に前線から退くことを願い出て(《私に戦闘任務を山ほど与えてください》)、
しばらく紫杏社長の元で株操作などに従事していたのが功を奏した。
ジャジメントグループは大神と統合してツナミグループになり、ルッカは行方不明になった。
これでサイボーグ同士による不毛の争いは終わるはずだ。
そして、戦力外が消えたところで血眼になって追うことはないだろう。
とりあえず国外へ出よう、そう思っていた。

ただ、心残りが一つ。
この国を離れる前に、もう一度あの二人を見ておきたい。
会う必要はない。
ただ目に焼き付けておきたかった。
自分の思想を、根本から覆した二人を。

そして、

「あなたは、忘れてしまったのですか?」

彼女はいた。
何故か一人で、旧ジャジメントのサイボーグ育成室に。
いつもと同じだが、薄汚れてはいない服を着て、ぼーっと虚空を見つめていた。
目の前の赤毛の女からは以前のように殺気は感じられなく、表情には穢れ一つ無い。
「ミス浜野?」
名前を読んでみるが、ただこちらを見る以外反応はない。
声がするから見ているだけ、そういった感じだ。
「忘れてしまったのですか、自分の名前を?」
自らの力で勝ち取った人生における名前を。
「忘れてしまったのですか、この私を?」
幾たびも命を懸け合い殺し合ったこの私を。
「忘れてしまったのですか、あのベースボールプレイヤーを?」
自分の身の危険さえも顧みずあなたを庇った、私に生の美しさを悟らせた、あの男を。
「?」
彼女は無邪気な顔でただこちらを見つめるばかり。
目の前にいる彼女は、姿形が気持ち悪いくらい浜野朱里に似ている人形のようであった。


100:流離
09/01/11 11:56:04 8F9HgLYx
「ここにいましたか、デス・マス」
銀髪の秘書が気が付けば隣にいた。
相変わらずの無表情、しかし目には確かな意志が宿っている。
「なんですか」
「この仕事をこなして頂きたい」
手にしたファイルを突き出してくる。
「はぁ・・・面倒ですねぇ」
ファイルをぺらぺらめくりながらつぶやく。
今日は一段と細かい指示が多い。
「これで社長からの仕事は最後です」
一瞬何を言ってるのかわからなかった。
ファイルに落としていた目を上げて秘書を見る。
「あとはどこへ行こうと、どこで死のうと、あなたの勝手です」
眉一つ動かさず、淡々と言う。
こうも突然解雇通知をもらうと、驚きを隠せない。
「ほぉ・・・これは、一体どういう風の吹き回しですかね?」
「もうあなたの力は必要ありません。ここで私が処分してもいい」
一瞬、眼光が猟犬のそれに変わる。
がすぐにいつもの目付きに戻り、
「・・・のですが、あなたは末期がんですから放って置いてもいい、との社長の判断です」
よかったですね、とさも不満そうに言う。
「社長は私がツナミグループに楯突く、と考えはしなかったのですか?」
「自らの命の重みを十分に理解しているあなたが、そのような真似をするわけがないでしょう。
 そうでなければ、前線の任務でとっくの昔に殺されているでしょう」
余命少ないが故に生き方に固執し、それを見極めるまで死ぬまいと生きてきたことを、あの社長は見抜いたのだろうか。
まあ、この国の言葉で言う『兎に角渡りに船』だ。
さっさと済まして気が変わらないうちに退散しよう。
だが、その前に聞きたいことが。
「ところで、彼女は?」
「ああ、浜野朱里ですか。それは社長たっての希望で修理―と言うより最新型に取り替えたのですよ」
そういえば、ルッカから浜野を救出する手伝いをさせられたことが一度あった。
浅からぬ仲だとは思っていたが、かなり深い仲だったようだ。
「私と違って延命できたようですね」
「ええ、その代わり記憶の方はうまくいっていないみたいですね」
秘書は何の感慨もなさそうな目付きで彼女を見る。
「写されて形成された記憶を、再度写し定着させる・・・
 データならまだしも、人の記憶で完全にそれを行うのは、はっきり言って無理です。
 まあ、これで彼女も安穏に暮らせることでしょう」
今まで感情を見せなかった秘書の目に、最後の一瞬満足そうな色が写ったのは気のせいだろうか。
「さあ、無駄話はここまでです。仕事、頼みましたよ」
そういうと彼女は足早に去っていった。


101:流離
09/01/11 11:56:32 8F9HgLYx
再び二人残された部屋の中、デス・マスは焦点の合っていない目を見つめて話し始めた。
「ミス・浜野、あなたはきっと、生を、その先にある平穏を望んであの場を勝ち抜いた。
 その先にあった戦場でも、諦めと言うものを微塵も見せなかった。
 しかし、あなたの望んだ平穏はコレですか?
 全てを0からやり直したかったのですか?
 何も―あなたがプライドをかなぐり捨ててまで失いたくないと思ったモノも、あなたを心の底から守ろうとしたモノも―ない、
 コレがあなたの望みだったのですか?」

「違うでしょう?」

勝手な思い違いかもしれない。
しかし、苦しみ抜いて得たものを失うのは良くないことぐらいはわかる。
私はあなたにもう一度苦しむチャンスを与えましょう。

《全て忘れて、あなたはずっとここにいなさい》

あなたが私にチャンスを与えたように。
その苦しみの先には、あなたが切に願ったモノがある。
そう私は信じる。
「あとは、あなた次第です。ミス・浜野」

言葉を残すと男は去った。
あとにはうずくまり、頭を抱える女のみが残されていた。

おわり

102:流離
09/01/11 11:59:37 8F9HgLYx
デス・マスに一人語りさせたかっただけな気もするが、
朱里がなんで戻ってこれたかを補完したかったんだ。

ところで、前書いたさらのSSを修正してタイトルつけたんだが、
wikiページのタイトル変更って管理人さんしか無理なんですかね?

103:名無しさん@ピンキー
09/01/11 19:32:56 Rs+Y/uaP
>>102 十分にGJ。
ストーリーのない、ただのエロがあまり好きじゃない俺には凄く良かったぜ。

104:名無しさん@ピンキー
09/01/11 20:00:51 GATqg1ki
>102
GJ
ビターエンドしか見てないけど…

パワポケシリーズがデータ連動したら面白いのにな
例えば1で彼女を攻略してそのデータを3に持っていく
そうすると今の彼女を取るか昔の彼女を取るか
悩むイベントが追加してされたりするっていうのはどうかな?
台詞だけなら考えてあるんだけどね


105:名無しさん@ピンキー
09/01/11 21:05:42 +4v/By8u
>>104
それをやるならディシディアパワプロクンポケットの方がいい
が、主人公が似てるでは済まされない

106:名無しさん@ピンキー
09/01/11 21:30:55 ++T+PA2r
>>104
それができるのは主人公が同一の1,3だけじゃないか
しかも記憶喪失だし

107:かんりにん
09/01/11 21:33:39 qvRandMD
>>102
タイトルの変更、ってのはたぶんできません。
新たにページを追加して、リンクとか修正する形になります。
タイトル名を向こうのコメント欄に書いていただければ、こちらで編集します。

108:名無しさん@ピンキー
09/01/11 21:52:32 bMTtw+ZI
>>105
主人公より亀田一族のほうが面白そうだな

109:名無しさん@ピンキー
09/01/11 22:21:55 GATqg1ki
>>106
いや、これはイベントの一つであって
2から10に移すと愛ちゃんの子供がナナコになったり
3を移すと「ワギリバッテリー」から「○○回路」になればいいなっていうだけ
でもIF物って難しいよね
理由付けも必要だし

110:名無しさん@ピンキー
09/01/11 22:26:00 ++T+PA2r
>>109
つまり本来の彼女イベントと他にデータ連動時の彼女イベントもIF変化で追加しろと?
もし11で連動したらそれまでのシリーズ(1~7か1~10)と連動できるって事か

まあ、あの開発なら面倒くさいからってやらないだろうなw

111:名無しさん@ピンキー
09/01/11 22:29:15 rlgprVEw
スタッフ「殺す気か!」

112:名無しさん@ピンキー
09/01/11 22:32:45 rX9ZI9P6
Q.「>>104とか>>109とか>>110とかの採用とかどうですか?」

A.「KONAMIにメールを送ってください。
慈善事業じゃないので、(ry
とにかく、パワポケ11を買って(ry」

113:流離
09/01/11 22:39:00 8F9HgLYx
>>107
了解です。
コメントしときました。
お願いします。

114:名無しさん@ピンキー
09/01/11 23:11:44 kyUAYaPw
Q.サクセスを増やしてほしい



A.死ねということですね


あそこは本当にwww

115:名無しさん@ピンキー
09/01/12 00:20:05 d7BdPW1S
流星(笑)

116:名無しさん@ピンキー
09/01/12 00:37:55 QTWZBl0N
誤爆はいいがageてくなタコ

117:名無しさん@ピンキー
09/01/12 00:59:16 znTjLqwt
>>102
GJ
エロくないのも大好きだぜ

118:名無しさん@ピンキー
09/01/12 02:00:04 6SoTxlwx
ユイが白瀬を勧誘する時に言った、「体操服を家に持って行ってあげると、あなたは・・・」
って言う話の続きをユイに聞く主人公。ユイによるとどうやら白瀬は家でオ○ニーをしているらしい。
それを確かめるために単騎白瀬の家へ忍び込む主人公。家では本当に白瀬がやっていたのだが、
見つかってしまう。主人公を縄で縛り上げた白瀬が女王様となって・・・
だめだ、もう書けねぇ・・・

119:名無しさん@ピンキー
09/01/12 02:28:34 FGaKNohP
デスマス登場のイベント見てたら朱里は主人公を人質にとれば何でもしてくれる気がしてきた
当然あんなことやこんなことされても不思議じゃないよね

ブラックが助けに来る?バカ!エロパロでのヒーローはヤられた後に来るのが基本だ!

120:名無しさん@ピンキー
09/01/12 02:57:17 2arG0/ga
11裏エロ無し書きます
初めてです

「待チ兼ネタゾ」ギャスビコー星人は言った。

今俺は委員長と白瀬、夏菜とともに、奴らをとめるために奴らの基地の地下50階にいる。そこでギャスビコー星人は俺達を待ち伏せしていたのだ。罠だった。

「フフフ、罠トモ知ラズニノコノコトヤッテキタ下等動物メガ。オロカダナ。オ前タチノ動キハ全テ見テイタゾ。ソコデ我ラノ偉大ナぼすハ時限エレベーターヲ起動サセ、オ前タチヲココニヨビヨセタノダ!」

ふと委員長が言った。「小波!あれを見て!」そこには超巨大鼠(ハタついてる)がいたのだ

「フハハハ 巨大鼠ハ止マラン。オ前タチノオロカサ、トクト味ワイナガラ死ネ!」
そういうとギャスビコー星人は消えた。いや、これまでが立体映像だった。
そんなことどうでもいい。それより…………!

鼠が謎の光線をはなった。白瀬に直撃した
いや、小波が白瀬にクリアワルザーでぶっ飛ばしたから直撃はまぬがれたのだ。「小波……」
俺は言った「大丈夫だ。お前達は俺が守る!」



とりあえずここまで

121:申し遅れましたがウォールです
09/01/12 03:02:28 2arG0/ga
>>120
ですが暇な人
続き書いて下さい

122:名無しさん@ピンキー
09/01/12 04:27:24 jDjYVbXF
お前達(笑)は言いました。「これはひどい」



123:名無しさん@ピンキー
09/01/12 05:16:04 ChKBLGbl
相変わらず18歳未満の多いスレですね

124:名無しさん@ピンキー
09/01/12 08:40:05 mxPMS89o
ガッシボッカ!とか書いてあるコピペ思い出した

125:名無しさん@ピンキー
09/01/12 09:41:46 qQKFHzki
主×るりか×リコの3P書いてくれる人…いないかw(何

126:名無しさん@ピンキー
09/01/12 10:47:53 bz9v7nSM
なぜか紫杏×茜っていうのを思いついた

127:名無しさん@ピンキー
09/01/12 13:48:58 pkP3S6vg
>>120
じゃ続き

小波たちの勇気が地球を救うことを祈って!
ご愛読ありがとうございました!

128:名無しさん@ピンキー
09/01/12 14:06:26 nDDV4ezN
いつからPINKは年齢制限なしになったんだ?
ひどい年齢層だ

129:名無しさん@ピンキー
09/01/12 14:34:13 xO9Az+eu
王「しゃーない」

130:名無しさん@ピンキー
09/01/12 15:13:03 qQKFHzki
>127
帰ろうか。

余談だが、主人公と付き合ってるから、校則違反として紫杏に体罰を喰らわらせられるナオってどう?

131:名無しさん@ピンキー
09/01/12 16:19:09 FGaKNohP
一方主人公はカズと朱里にお仕置きされていた

132:名無しさん@ピンキー
09/01/12 16:31:22 1/bELmYJ
>>126
で?

133:名無しさん@ピンキー
09/01/12 16:39:59 MRFZ6SjO
>>130
そこは、紫杏とナオが逆でも面白いような気が。

「……おやおや、よりにもよって生徒会室で生徒会長が
 不純異性交遊とは、大胆にも程がありますね~」
「違う! 小波は生徒会の仕事を手伝っていただけだ!
 その写真は、たまたま生徒会室に二人きりでいた時に、
 小波が私の目に入ったゴミを取ってくれようと―」
「そんな三十年前の少女マンガみたいな言い訳が、
 この二十一世紀の世間様に通用するとでも思ってるんですかぁ?」
「―わかった。たとえ誤解でも、私は逃げも隠れもしない!
 親切高校の一生徒として、甘んじて罰を受けよう。
 副会長、そちらの罰則規定をこちらに持って来い。
 校内での不純異性交遊に関する罰則は、622ページで……
 十段階目まであるのか……一段階目は……?
 
 『校内での不純異性交遊に関する罰則規定
  ◆罰則・第一段階
    校内での男女交際を禁じる校則に違反した者は、
    その男女両名とも三日間、
    学内では《わたしたち二人は不純異性交遊を行いました》と
    大書されたボードを首から胸に吊るし、
    授業・食事・入浴・トイレ・就寝を含めた全時間を、
    二人で手をつないで過ごす事。
    就寝時間を男女どちらの寮で過ごすかは、違反者の裁量に委ねる。
    この期間はいかなる理由があっても手を放してはならず、例外は一切認められない。
    もし手を放した場合には、両名に第二段階目の罰則が適用される』

 ……おい、副会長! なんだ、このふざけた罰則は!」

「あのう、お言葉ですが、それは生徒会長自身が立案した罰則です」

「(う。そう言えば、昔、こんな罰則を立案したような記憶が……。
 これは、こんな人権無視の罰則よりはまだマシだと、
 別の対案を通すために適当に作った罰則だったんだが、
 まさか、採用されていたとは……)
 ……くうっ、自分で決めた罰則を無視するわけにはいかん!
 いいだろう。たかが三日間、小波と手をつないで過ごすだけのことだ。
 ボードというのはそれか? こっちに二枚渡せ。
 さあ小波、手を出せ! これから三日間、寝食を共にするぞ!」

しかし紫杏は三日目の夜になって、ついうっかり主人公と手を放してしまい、
罰則は二段階目に移行してしまう。
結局二人揃って、きっちり十段階目まで罰を受ける羽目になるのでした。

―という話を、誰か書いてください。

134:名無しさん@ピンキー
09/01/12 16:58:05 bwXacjlp
堤が他の女子を研究と評して色々やるのを書いてたが
どうしても堤のエロっぽい姿が想像できず、違和感まみれになり挫折した

135:名無しさん@ピンキー
09/01/12 17:11:09 qQKFHzki
>133
上手いじゃないか。
生徒会には内緒で紫杏(ナオ)が、ナオ(紫杏)に人気が無い場所で性的な罰を与える…ってのは、どう?

ん?何かアイデアが…あ、書く時間が…

136:名無しさん@ピンキー
09/01/12 20:05:17 /3SXr6EP
>>99-100
何か切ない。GJ!

137:名無しさん@ピンキー
09/01/12 21:33:33 ePcxDZcb
>>131
両手に花とはやるな!

命乞いも無駄なんだな

138:名無しさん@ピンキー
09/01/13 00:45:04 epMM+kn2
>>133
とりあえず5つ目は10分の公開オナニー
ただし2人する必要はなく、生徒の投票で決められた一人のみ
嫌なら2人でやってもいい

その五
その四に違反した場合に適用される。違反者は生徒の投票により、違反者の一人が10分間公開で自慰行為をしなければならない。ここで、10分耐えられなかった場合、その六が適用される。
なお、投票に異義があるなら、2人以上となっても構わない。(ただしその場合は1人でも耐えられなかった場合、その六が適用される。)

139:名無しさん@ピンキー
09/01/13 00:45:49 0w+GHeSL
あぁ、フッキーとラブラブしてぇ

140:名無しさん@ピンキー
09/01/13 01:02:56 QcgX7kuM
>>137
性的な意味でのお仕置きだから大丈夫だよ!
トラウマになって勃たなくなるかもしれないけど

141:名無しさん@ピンキー
09/01/13 17:49:31 XI9oNWUc
もし、ハタ人間編で、せめて来たのがG星人じゃなくて、キサーメ星人だったら。

ソイヤソイヤソイヤアッー!!!!

142:名無しさん@ピンキー
09/01/13 17:58:15 gsJnahx6
こんな設定ってどう?
・主人公に恋心を抱き始めたるりか

・でも、周りにはリコやふっきーがいて、中々近づけない

・そこで、るりかは急に主人公にアプローチを始めた。

…ネタにならんよな…

143:名無しさん@ピンキー
09/01/13 18:45:55 vjYDYeqJ
瑠璃花は最初っから露骨に好意持ってるからなぁ
むしろ猛烈にモーションかけてるのにことごとく天然でかわされてるリコの方がそういうポジションじゃね
あとは好意持ってるもののリコみたく分かりやすい攻め方が出来ず煮詰まる白瀬とか

144:名無しさん@ピンキー
09/01/13 19:00:09 epMM+kn2
誰か落田×エリとか書いて~

無理矢理おかす感じで

145:名無しさん@ピンキー
09/01/13 19:03:26 sCfOdY7H
なんか白瀬には淡い恋心って言葉が似合いそうだな。
自分の気持ちを伝えられずに自分で悩む、そんな感じ。

146:名無しさん@ピンキー
09/01/13 19:15:01 ohgbIlNz
淡い恋心っていったらエリの方が似合う気がする
アイドルってことから某アイドル育成の穴を掘る子のテーマの歌詞みたいな感じの気持ち持ってそう

147:名無しさん@ピンキー
09/01/13 19:42:02 eHXEzKxn
6です。エロ有りの話を書いてみました。
色々悪乗りしてますが生暖かく見てやってください。
題は『朱里開発計画』

148:1/10
09/01/13 19:42:41 eHXEzKxn
ここは、とある廃ビルの一室。俺は今ここで、愛する女と情事に励んでいる。
俺の名前は小波。元ナマーズのエースピッチャーで
現在は昨年のプロ野球覇者、○○○○○○○所属である。
今俺の上にまたがっている女性は浜野朱里。元ジャジメントの戦闘用ガイノイドで
現在はボランティアの正義の味方、そして俺の彼女、である。

今夜はすでに1回終えている。今、朱里は、俺の顔の上に股を置いて、一生懸命俺の一物を
手やら口やら使って愛撫している。俗にいうシックスナインスタイルというやつだ。
これはこれで、お互い初めての頃はすごく興奮したけど
すっかり慣れてしまった今となってはあまり新鮮味がない。
まあもちろん、ビンビンにはなるんだけど、何かが足りない。
そう・・・

。oO(そろそろ朱里の新しい性感帯を発見、開拓せねば・・・)

最近俺はこんな思いにとらわれている。なんでそう思うかって?ちょっと試してみよう。

今俺の目の前に朱里のピンク色に熟した花びらがある。
戦闘用ガイノイドといっても、基本的な身体の仕組みは普通の人間と大差ない。
要するに一番重要なのは普通にエッチできるってことだ!まあそれは置いといて・・・

この花びらの、分かるかなあ、ちょっと白っぽいところがあるよね?
そこを舌を使って強く押し出すように舐めてみると・・・
「ひゃあっ!・・・ちょっと・・・!」
ボグ!!
「あふぁり(朱里)・・・いふぁい(痛い)・・・いふぁいって・・・ひは(膝)は・・・」
なんとシックスナインの体勢から俺の顔面に膝蹴りをかましてきましたよ!すげぇぜ朱里!
ていうかなんで俺、エッチしてる最中に鼻血出さなきゃいけないんだ?

149:2/10
09/01/13 19:43:25 eHXEzKxn
そんなわけで、最近の朱里は性感帯を弄られるのを極度に嫌がる。
お尻の肉とか、足の指先とか、目尻とか、色々性感帯を発見したはいいんだけど
最初のうちはすごく感じてくれたんだけど、そのうちさっきみたいに実力行使で
拒否するようになった。

ただこれにはもちろん理由がある。朱里の外見はパッと見で俺より2~3年下くらいに見えるんだが
実際は戦闘用に調整する関係で急速に成長させられている。
なので数え年の年齢は今年で9歳くらい。いわゆる合法ロリってやつだ。うん、どうでもいいよね。

つまり朱里は戦闘ではもちろんだが、セックスのうえでも早熟なんだ。
そんなわけで、最近ではセックス行為そのものにも
成熟した考えを持つようになってしまって、いくら情事の最中でも
あんまりはしたないことをするのは気が引けるらしい。

要するに乙女の恥じらいというものを朱里はついに身に付けたということだ。
それでよかったじゃないか。めでたしめでたし!って?そんな馬鹿な!
それだからこそ俺は声を大にして言う。

。oO(そんな朱里だからこそむちゃくちゃにしたい!今日こそは・・・!
    まずは朱里の弱点の一つ、おっぱいを重点的に・・・!)

「・・・なに・・・さっきから・・・ぶつぶつ・・・言ってるの・・・?」
ふと気付くと朱里はすでに騎乗位の姿勢になって俺の上にまたがっていた。
あーやめてくれ。そんな穢れのない眼で俺を見ないで。
そんなにいじらしく一生懸命腰を振らないで、お願いだから。
俺がこれからすることで、俺のこと軽蔑しないでくれ、頼むから!

150:3/10
09/01/13 19:43:47 eHXEzKxn
「朱里・・・ごめん・・・!」
「・・・ん・・・!・・・え・・・?・・・なにが・・・?」
「・・・こういうこと・・・!」
俺はすかさず、両手を朱里の乳房にあてがった。
朱里はすぐに
「・・・!・・・ちょっと・・・!」
と俺の手を跳ね除けようとしたがもう遅い。俺の中のエロは発動した!
俺は、朱里の、小振りではあるが、形の整った乳房の先端を軽くこちょばしてやった。
すると朱里は
「んあ・・・!」
俺の両手を持ったまま身体をピンと硬直させてしまう。
さっきまでいじらしくも続けていた腰の動きもすっかり止めてしまった。
すると、今まで身体全体を使ってバランスを保っていた朱里の肢体が俺の一物の上に
ストン!
と落ちた。力が抜けてしまったせいだろう。
そして俺の朱里の身長差はゆうに30cmを越えている。
そんな彼女の小さなお○ンコの中に俺のおちんちんのすべてが入りきるわけも無く・・・
ドス!
と、俺の一物が朱里の子宮壁に当たった音が生々しく響いた。そしてその瞬間
「アッッ!!」
朱里は部屋全体に響き渡るほど大きな声を挙げた。

。oO(勝った!第3部完!)

俺が朱里の絶叫を聞いて悦に浸っていると、朱里は涙目になりながら俺に呟いた。
「ハァハァ・・・よくも・・・やったね・・・この・・・エロ・・・エロ野球選手・・・!」
エロ野球選手・・・なんと響きのいい言葉かー!

151:4/10
09/01/13 19:44:12 eHXEzKxn
「お返しだよ・・・!」
朱里は俺の首に両手を・・・、って、ちょっと待て!
ギューーーーーーーーーー!!!!!!
「苦しい?苦しい?・・・フフフ・・・ん・・・!」
朱里は俺の真っ赤になった顔を見て嬉しそうに話した。
まじで苦しいです。死にそうです。ああ、でも俺って本当、エロ野球選手だなあ。
血の巡りが悪くなったお陰で、ますます一物が怒張を強めているなんて。
「ん・・・!ん・・・!」
朱里はそんな俺の怒張した一物を○ンコで飲み込んで、気持ち良さそうによがっている。
くそ!今日こそ俺が朱里をめちゃくちゃにしてやるはずなのに!
これじゃ駄目じゃないか。どうにかして反撃を・・・
あー・・・それにしても朱里の力って本当すごいなあ・・・。
苦しい・・・苦しい・・・でも気持ちいい・・・。
気持ちいい・・・気持ちいい・・・でも苦しい。
朱里が両手で俺の首を絞めてくるもんだから・・・。
・・・両手で・・・。・・・両手?
ひょっとして、今俺の両手もフリーで動くんじゃ・・・。

俺はすぐさま両手で朱里の乳首を鷲掴みにした。
朱里は一瞬何をしてるのか分からない様子だったがすぐに青ざめた表情になり
「ちょ・・・ま・・・」
と俺を制止しようとしたが、すでに俺の中のエロは発動している。
そのまま朱里の乳首をギューーーーーーーーーーーーーーと握ってやった。
「ンアアアアアッッッッ!!」
朱里は背筋をピンと張り、何もない天井を見上げた。もう両手には何も力は入っていない。
ちんちんが痛い。朱里の○ンコは凄い勢いで俺のちんちんを締め付けている。
俺は片方の手を、快楽で動かせなくなった朱里の腰にあてがって
もう片方の手は乳首をつまみながら、続きを始めた。
「アッ!アッ!アッ!アッ!」
俺が朱里の腰を片手で動かすたびに、朱里からリズミカルな喘ぎ声が聞こえた。

152:5/10
09/01/13 19:44:59 eHXEzKxn
「ず・・・ずるいよ・・・!アッ!」
「ずるいって・・・何が・・・!」
「おっぱいは・・・反則だよぅ・・・うッ!」
だって、そうでもしないと朱里は、こんなにめちゃくちゃ感じてくれないだろ?
でも・・・正直安心した。どうやらまだおっぱい攻撃は通用するから・・・。
とはいえ、これもいつまで通用するかは分からない。
やはり性の新規開発事業はこれからも進めていかねば、な。
いつもは朱里達、正義の味方にたじたじの俺も、夜くらいはリードしてみせねば
男の沽券に関わるってものだからな!

朱里はもうすっかり力を失って俺の上に覆いかぶさる形になっている。
ふと気付くと、俺の股間に、結合してるもの同士とはまた別の熱を感じる。
そうか・・・、朱里、潮を吹いてるんだな。
「・・・潮は・・・はしたなくないのか・・・?」
「ハァハァ・・・!・・・ばかぁ・・・!・・・ねえ・・・?」
「ん・・・?」
「・・・キスして・・・!」
「・・・分かった・・・」
俺は朱里と熱く口を重ね合い、そして果てた。まだ2回目なのに、凄い出た。
キスはまだ続いている。こうしてるとさっきまで勝ち気だった朱里の姿はどこにもない。
快楽の涙を流している眼、整った鼻、あまり洗ってないとは思えない綺麗な髪。
どこをとっても愛おしい。さっきまで性感帯だの新規開発だの言ってたのがバカバカしくなってきた。
俺は朱里を愛している。だから、おっぱい攻撃が通用しなくなったからって別にいいじゃないか。
そんな押した引いたの男女のやり取りを越えたところに真実の愛ってもんがあるんだよ。きっと。

?「もうちょっとだけ続くんじゃ!」

いや続かないだろ常識で考えて・・・。大体俺明日先発出場だし・・・。まあそんなことより
朱里・・・可愛いな・・・綺麗な目、綺麗な口元・・・、綺麗な耳・・・。可愛いな・・・。

・・・・・・・・・・・・
・・・耳?

153:6/10
09/01/13 19:45:28 eHXEzKxn
そういえば・・・朱里の耳って・・・どんな感触がするんだろう・・・。
付き合ってもうすぐ3年目になるのに、いまだに手以外では触ったことがないな・・・。
ちょっと舐めてみようか・・・。
ペロン

「ひゃあああああ!!」
「!?」

「・・・い・・・今・・・!・・・何・・・したの・・・?」
「・・・いや・・・何って言われても・・・」

どうする!?どうするよ!?俺!?

ちょっと俺の中の天使と悪魔に聞いてみようか!

・・・・・・・・・・・・

だめだこりゃ!

なんで天使も悪魔も同じこと言ってるんだよ!
え?なんて言ってるか知りたいって?じゃあ聞かせてやる!

天使・悪魔「その耳を舐めるなああああああああ!」

それに対する俺の答え?
聞かなくても分かるだろ?

「いーや!限界だッ!舐めるね!!」
真実の愛とか、知らねえよ、夏。

154:7/10
09/01/13 19:45:51 eHXEzKxn
俺は再び朱里の上になり、朱里の顔を横にして、舌を思い切り朱里の耳の穴に入れて嘗め尽くした。
「ひゃあ!ヒッ!ひいい!」
朱里はもう声にならない声しか出せない。俺の中のSの心が一気に火を点けた。
これは初めて朱里におっぱい攻撃を仕掛けた時と同等、いや、それ以上のものが見られるかもしれない。
俺は朱里の耳を舐めながら、すっかり元気を取り戻した俺の相棒を朱里の体内に押し込んだ!
「あぁあぁああぁあぁ・・・!はあぁぁあぁぁ・・・!」
耳を舐められる快楽と、肉棒の快楽が合わさり、もう朱里の眼からは涙が止まらない。
俺は朱里を激しく突いた。もちろん耳を舐めながら。
「朱里・・・!朱里・・・!・・・感じるか・・・!・・・朱里・・・!」
「ひ・・・!ひい・・・!・・・や・・・やあぁ・・・!」
朱里はもうされるがままだ。俺は朱里の顔を逆向きにして
まだ無傷(?)の反対側の耳も舐め始めた。
「やあだあああ・・・・!・・・やだああああ・・・・!」
朱里はこんなことを言いながらも、とても嫌そうな顔をしてるようには見えない。というかむしろ・・・
「朱里・・・!気持ちいいなら・・・!ちゃんと・・・言えよ・・・!」
「・・・あ・・・だめ・・・!・・・イクッ!・・・イクッ!」
「イクッ・・・?イクのか!?朱里・・・!」
「イッちゃう!イッちゃうよおおおおッッ!!!!」
俺と朱里は同時に果てた。
「ああ・・・あああ・・・・」
朱里はイってしまったのか、俺の腕の中でよがったままでいる。
その時、俺の股間に暖かいものを感じた・・・。
最初は潮かと思った。だが違った。
潮にしてはあまりにも量が多すぎる!
まるで蛇口の水のように出てくるこの液体・・・ひょっとして・・・ひょっとして・・・!

155:8/10
09/01/13 19:46:24 eHXEzKxn
朱里は自分の身に何が起こったのか、すでに分かっていた。
愛する男の腕の中とはいえ、それは女性にとっては(いや、もちろん男性もだが)
極めて恥ずかしいこと。朱里がすがるような眼で俺を見つめている。
「朱里・・・ひょっとして・・・」
「いやああ・・・言わないでえ・・・・・!」
普段の俺ならここでやめていただろう。
でも今日の目的は、朱里をめちゃくちゃにしてやることだ!
そんな俺はうろたえない!たとえ愛する女が泣いて訴えても
羞恥心を掻き立てるその言葉を言わせてもらう!エロ野球選手はうろたえない!

俺は半笑いで
「朱里・・・あのさあ・・・ひょっとして・・・・・・おしっこ・・・漏れちゃった?」
と話しかけた。
朱里はたまらず
「・・・・・・・・・・・・ばかああああああああ・・・・・・!!!!」
声にならない叫びがビル内に響いた。

今度こそ・・・
。oO(勝った!第3部完!)
・・・と思いきや・・・

「ううう・・・(グス!)」
「ごめん!ごめんごめん!」
うーん、ちょっとやり過ぎてしまったかな・・・。
朱里がいつまで経っても泣き止まないよ・・・。
どうすれば・・・。・・・そうだ!
「朱里!俺もお前もさ、セックスし過ぎて、汗も潮も精液も、その・・・おしっこも・・・出て
 汚いだろ!?だから・・・風呂入らないか!?」
「・・・お風呂・・・?」

156:9/10
09/01/13 19:46:52 eHXEzKxn
そんなわけで俺は今、朱里と一緒にお風呂に入っている。
黒野博士に作ってもらった特注のドラム缶風呂で、何と温度調節が自由自在という優れものだ!
・・・素直にユニットバス設置しようよ・・・朱里・・・。

「・・・嬉しそうね・・・」
どうにか泣き止んだ朱里だったが、風呂の中で俺を背中にして
腕に抱かれても、なお怪訝そうに話しかけてくる。
「嬉しそうって・・・何が・・・?」
「あたしにおしっこ漏らせて・・・、あたしをめちゃくちゃにできて・・・
 楽しかったでしょって・・・言ってるのよ・・・!」
うーん。やっぱり朱里、まだ怒ってるのかな・・・。
ここは・・・正直に言ったほうがいいかな!
「・・・ああ!朱里の新しい弱点を見つけたからな!
 あと1年は朱里をいじめられそうだから嬉しいなー・・・!」
俺が話している途中で朱里がじっとこっちを見てくるから俺はついたじろいでしまった。
「・・・ど、どうしたの・・・?朱里・・・。」
「あたしね・・・、勘違いされてほしくないから、はっきり言っておくけど
 別にあなたになら・・・、どんなに好きにされたって、いいのよ・・・?」
「・・・そうなの・・・?」
「うん・・・。でもこれだけは約束して欲しいの・・・。今・・・1年って言ってくれたよね・・・?
 だから・・・1年・・・1年後も・・・あたしと・・・今日みたいにいっぱいエッチして・・・
 一緒にお風呂入って・・・一緒に寝て・・・くれるよね・・・?」
なんだ。そんなことか。考えるまでもない。
「当たり前だろ!」
「・・・ありがとう・・・」
「朱里・・・!俺はな、確かにエロ野球選手って呼ばれても仕方ない。今までも、これからも
 今日みたいにふざけ半分で、朱里の身体を弄んじゃうことも、多分あると思う。
 でも・・・俺が愛している女性は朱里だけで、それは本当だから・・・。
 本当に本当だから・・・。朱里をついいじめちゃうのも、それは朱里が好きだからで・・・」

157:10/10
09/01/13 19:47:24 eHXEzKxn
俺は続けて話す。
「そうさ!俺だけが朱里を好きにいじめていいんだよ!
 だからさ、津波だか台風だか知らないがな、そんなろくでもない連中が
 朱里、お前を狙ってくるようなことがあったって、絶対お前を守ってやるからな!
 そうさ。1年なんて言わない。俺が死ぬまで!いや!お前が絶対に危険な目に
 遭わないと確信できるときまで、俺はずっとお前と一緒にいてやるからな!」
朱里はもうすっかり笑顔になっていた。
俺と付き合い始めてから見せるようになった、本当のヒーローが見せる心優しい笑顔だ。
「・・・明日・・・先発なんでしょ・・・?」
「知ってたんだ」
「あたしだって、新聞くらい見てるから。特にあなたのことは・・・」
「明日、というか、もう今日だな。そのことは、とりあえずいいんだ」
「?」
「今は・・・」
俺は朱里の右耳を舐めた。
「あ・・・」
「お前を・・・いじめてたいな♪」
「・・・ばか・・・」

その後、結局通算5Rやった俺は、試合のほうはボロボロかと思われたが
逆に雑念がその分減ったお陰でコントロールが冴え渡り
無四球完封勝利をものにすることができた。

6Rやってたらノーヒットノーランだったかも・・・?



fin

158:名無しさん@ピンキー
09/01/13 20:07:52 luOF7J87
GJ!悪のり具合もいい!

159:名無しさん@ピンキー
09/01/13 20:08:35 83V/rp9R
GJ!
大作乙!

160:名無しさん@ピンキー
09/01/13 20:09:51 u4/KzykA
エロ有りもエロ無しもいいなぁ。うん。素晴らしい。GJ。

161:名無しさん@ピンキー
09/01/13 21:17:32 ulriss/e
GJ
いい悪者ぷりやな主人公。
そう言えば、少しの間荒れていたが落ち着いたのか?

162:名無しさん@ピンキー
09/01/13 23:48:36 gsJnahx6
GJ。そして傑作。
学校始まったから、書く時間が無いぜ…

163:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:45:05 sk819ig+
GJすぎる
こういうのを待ってた
11の朱里は絶対ドがつくほどのMだよね

164:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:45:33 c5VDkzje
大学生ですね

165:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:48:02 sqSAwIKi
>133
コイヤコイヤコイヤコイヤ

166:名無しさん@ピンキー
09/01/14 00:49:43 cWJ6rBZ6
一方カズはドSになっていた

167:名無しさん@ピンキー
09/01/14 01:04:25 3d8RGck5
>>133
真面目な話、お前なら書けると思うぜ

>>147
GJ!

168:名無しさん@ピンキー
09/01/14 02:51:45 M9zaL9NP
(イカせるのが)疾きこと風の如く
(社長のしぐさに興奮しても表情は)徐かなること林の如く
(社長を性的な意味で)侵略すること火の如く
(焦らしプレイでは自分から)動かざること山の如く

by 上守甲斐


まあなんだ。つまりスタンダードに攻める甲斐や
愛撫を途中でやめて紫杏に「ど、どうしたの?早く続きを…」と言
わせておきながら
「社長、人に物を頼む時はなんて言うのですか?そのような無礼さ
では応じることはできません」と突き放しておいて
「つ、続きを…お願い……します…わ、私をもっと気持ち良くさせ
てくださいっ!」と涙ぐむ紫杏を見て内心ハァハァする甲斐をだな



169:名無しさん@ピンキー
09/01/14 02:57:24 yHSBS5iE
ありゃ携帯からだと変になったか…

170:こんな夢を見た。嘘だが
09/01/14 08:50:37 Ik0AL6zI
「小波君を元気づけようとして、そのまましちゃったのが初めでだったかな」
「あ、あたしはその……頑張って遊園地に誘ってみたら、帰りに……きゃっ」
「私は……クリスマスに、その、ごく普通に……」
「私? ……いやさ、バレンタインにエリからチョコもらったんだけど、食べたら眠くなっちゃって。
眼を覚ました時に、隣にエリの胸にチョコを塗ったくって舐めてるあいつがいて……そのまま」
「そ、その……家に料理を作りに行ったら、
そのまま食べられたんだ……リコには悪いと思ったんだぞ? うん」
「ご主人さまと瑠璃花が教室でしてるのを見て……そのまま流されちゃったわね」
「ご、ご主人さま!?」
「…………あたしとエリは彼のことそう呼んでるのよ。この前ご褒美に逆鱗の首輪をもらったわ」
「逆鱗もったいなさすぎでしょそれ!」
「でも、高性能なのよ? 確かエリの逆鱗の首輪は……
『エロス+2。艶めかしさ+7。おっぱい-5。ロリータ+3。』だったかしら?」
「う、うん……えへへ」
「……おっぱいマイナス? ロリータ?」
「たまに小さな子としてる気分になりたいんだって。付け外しできるから便利よ」
「……それで、なんであたしだけ手を出されてないの?」
「たぶん……リコはその、男友達的な存在みたいです……」
「納得できるか! コ・ロ・ス!」
「……行っちゃたな。まあ、これでリコも小波に食べられてしまうわけだ」
「そうだね。……あれ? エリ、どこ行くの?」
「ふぁぇ!? あ、あのね。ご主人さまがピンチだから助太刀に……」
「そ、そうなんだ。……行っちゃった」
「……なんかもう、同情するわ。リコに」
「リコに、ですか?」
「うん……エリがいたらたぶん、ろくな初体験にならないから」
「……どういうことなんだ?」
「…………あたしのファーストキス、あの子に奪われちゃったのよね」
「うそっ!?」
「あー……三人で一緒にしたこともあったけど、あの時もすごかったなぁ。
次の日、私だけ腰が立たなくなっちゃったのにはびっくりしたよ」
「ははは……委員長といい勝負だな」
「へぇ……委員長もすごいんだ?」
「どうかしら? ……私は、ただ完全にドレイになりきってるだけだから」
(うわぁ……)
「……話は」
「?」
「話は聞かせてもらいました!」
「うわ! アカネ、ベッドの下にいたのか!?」
「つまり今こそお兄ちゃんのところに行って、アカネが女になるとき!」
「……」
「待っててくださいお兄ちゃん! アカネは全裸でそっちに向かいます!」
「ところで……頭のピコピコ、床に落としたわよ?」
「えっ!?」
(がたん。しゅるしゅるしゅる)
「な、なんですか? まるでお兄ちゃんとアカネの間を結び付けているようなこの荒々しい縄は?
ああ、アカネがピンチです! 誰か、助けてくだ」
(ばたん)
「……何が起こったんでしょうか? アカネちゃん、天井裏に連れ去られてしまいましたけど」
「さあ? どっかの馬鹿姉が、妹があいつの毒牙にかかるのを防いだんじゃない?」
「ああ、なるほど。……まあ、いろんな意味で未来がないからな。あたしたち」
「…………そう言えば、卒業までに一人に絞ると言ってましたけど」
「…………」
「私も行こうかな」
「わ、私も」
「あたしも!」
「……あたしも」
「……………はぁ」

171:名無しさん@ピンキー
09/01/14 09:45:30 JZRVeZxY
>>170 個人的にはハーレムは好きだからGJ
だが、誰が話しているのが所々分からない。
あと、4行目はどんな状況?

172:名無しさん@ピンキー
09/01/14 12:44:33 vaomc1Hc
11裏は陵辱的に考えてエロ過ぎる
旗による洗脳に粘つく液体だもん

173:名無しさん@ピンキー
09/01/14 12:58:16 ZsC0FLJH
>超GJ。
単独でハタ化リコに敗北して、色々ヤられる主人公を(ry

174:名無しさん@ピンキー
09/01/14 13:11:34 cWJ6rBZ6
29歳日出子さんも良いではないか

175:名無しさん@ピンキー
09/01/14 17:30:15 QVq9IdAt
この紫杏は10主人公と付き合っておりIF要素を含んでおります
1.お名前をお願いします
「私の名前は神条紫杏だ」
「上守甲斐と申します」
2.恋人はいますか?
「ああ、いるぞ」
「いいえ、多忙な為いません」

3.では社長、彼とはどこで出会いましたか?
「高校のときだ、初めて会ったのは女子寮だった
私が入学した頃はまだ男女のクラスは別々でな
女子も男子を見たことが無くて本当に共学なのか疑う者もいた
そして当時の私は監督生で規則を統治する立場だった
そんなある日彼と~(以下略)」

4.で、彼と寝ましたか?
「そ、そんな事言えるわけがないだろう!」
「寝ました、海外へ行く前にお互いの浮気防止と思い出をかねてラブホテルで一発」
「か、上守!」
「お互い初めてだったらしく彼は入れる前に入念な前戯をしました。
その際『あたしのおっぱいって小さいのかな?』とか『だめぇ、そこ汚いから・・・』とか
『なんかふわふわしててどこかに行っちゃいそう』とか仰られました」
「……」
「彼にオナニーをしたことがあるかと聞かれると
『そんなはしたない事、出来るわけないでしょ!』と顔を真っ赤にして怒鳴りました
そして彼がオナニーの仕方を教えると自分の部屋で猿のごとく何回もしてました
当時社長はバイブレーターとかは何一つ持ってませんでしたから全部手で弄ってましたね
社長は多感症ですから達するのに時間はかかりません」
―その後は?
「現在も付き合っております、ちなみに社長は多忙であるためクリスマスから年末年始ぐらいしか休めません
その際今までのストレスと性欲を処理なさる為とても凄い物になります」

5.最後に彼とのセックスに不満はありますか
「特に無いな」
「社長の方は無いかもしれませんが彼のほうは結構あると聞いています
先ほども言ったように社長は多感症ですので入れる前にイってしまったということが良くあるそうです
おまけに結構なマゾヒストなので彼も大変です
ちなみに社長が一番好きなプレイは赤ちゃんプレイと幼児プレイと肉奴隷プレイですね
特に幼児プレイ、完全に幼児になって彼、もとい"パパ"に甘えているんです
『パパ、ダイスキー』とか『どうして紫杏にはパパみたいにおちんちんが生えてないの?』とか
『パパ、お股がムズムズするの、これって病気なのかな?』といって彼を興奮させていますよ
あっ、彼の名誉の為にいっておきますが彼はロリコンではありません
一応前に社長なのでお仕置きプレイをしたのですが盛り上がりに欠ける結果になったらしいですよ
仕方ないでしょうね、社長のストレスは失敗が許せない性格からきているので
この間3Pをやったのですけど社長が勝手にイクだけいって
彼はそのままという状況になってしまって困ったことがあったんですよ
可哀相だったので私が処理してあげました」
「なんだと!?」
「怒らないで下さい、社長
寂しそうな肉棒を見ていたら誰だって可哀相に感じますよ
オナニーで抜くのは社長に申し訳ないでしょうし
かといって放っておくのも可哀相、そこで私がお相手をしてあげました
しかし、出したはいいんですけど彼は私にこういったんです、『マグロ…』と
まあ仕方ないでしょうね、私の膣は締りが悪いと色んな人に言われましたから」
―ところで神条社長は彼に対してそういう"役を演じる"というのに抵抗感みたいな物は無いんですか?
「ないな、私は彼が好きだ、好きだから彼が喜ぶ"役"をずっと演じているのだ
悪く言えば私は犬だな、彼がお手といえば手を差し出し、お座りと言えばそのまま座るだろう
そして彼は私にこう言うんだ『紫杏は良い子だな』と…
だがある人はこう思っているのだろう。"人形"と」
―そうですか、お時間をお取り頂きありがとうございました、それでは…

176:名無しさん@ピンキー
09/01/14 19:22:26 sqSAwIKi
今オイラの隣にはパワポケシリーズのどれかにでてくる誰かがいるでやんす。

みなさんは5つまで質問をして、誰かをあてるでやんす。

177:名無しさん@ピンキー
09/01/14 19:37:21 kcNoe3Sp
別スレでどうぞ

178:名無しさん@ピンキー
09/01/14 19:43:47 ZsC0FLJH
こんなの書いてくれる人いるかな…

・ハタ化したリコを助けに行った主人公

・しかし、ハタリコに敗北、その場に倒れる。

・動けない主人公にリコが色々ヤり始める

・最後にハタを刺し、自分だけの(ry

…書く時間が無いんです、うん。

179:名無しさん@ピンキー
09/01/14 22:36:33 3Kx5LcIA
>>171
4行目は私じゃなくてあたしで、
エリがチョコに睡眠薬を混ぜてフッキーをはめた(性的な意味で)みたいな感じのつもりだった
キャラは上から順に、
ユエるフ夏委リ委リ委エリ委リるリ夏ユエユフるフ夏フ夏ユ夏フ委全ア全ア夏ア全アフア音ア音るフ夏る全ユる夏委フ

180:名無しさん@ピンキー
09/01/14 23:14:22 sk819ig+
何の呪文だ
お前は何を召還するつもりだ

181:名無しさん@ピンキー
09/01/14 23:24:14 KB3DsaA3
>>180
何を言っているんだ、これは彼女候補降臨の儀に使う呪文じゃないか
これを噛まずに三回詠唱できたならば、自分の嫁が召喚される
ただし噛むとのりかが強制的に召喚されるがな

182:名無しさん@ピンキー
09/01/14 23:51:18 cQNSP8mD
>ただし噛むとのりかが強制的に召喚されるがな
ペナルティが致命的過ぎるだろ……せめて美友にならん?

183:名無しさん@ピンキー
09/01/14 23:58:28 dhZqCr9l
>>181
違う違う、これはカタカナにした後、上からの台詞順の並びの中に
何人入っているかを当てるんじゃないか
成功時の特典と失敗時のペナルティは同じだがな
答えは知っているが

184:名無しさん@ピンキー
09/01/14 23:59:12 2h9bQ+nc
そこへ鬼鮫を投入

185:名無しさん@ピンキー
09/01/15 01:31:06 2lzXM1Ws
はぁ…朱里を虐めたい
ボロボロにレイプしたあと主人公に慰めさせたい…

186:名無しさん@ピンキー
09/01/15 08:24:17 HOkHNW2f
ちょっと待ってろ、いま
11主人公×槌田愛を書いてみるから

187:名無しさん@ピンキー
09/01/15 09:02:09 WnVVlb+Z
・・・チェンジ

188:名無しさん@ピンキー
09/01/15 10:39:51 iUE+fgTS
ハタリコ→主の小説、思い付いた。
暇があれば作るかも…

189:名無しさん@ピンキー
09/01/15 10:59:14 0a9otOaj
ハタリコが瀕死の主人公に愛を使用したって報告があったらしいが

190:名無しさん@ピンキー
09/01/15 11:05:09 jT4BeNgK
鬼鮫×カントリー×11主はまだですか?

191:名無しさん@ピンキー
09/01/15 11:09:59 qErouScp
じゃあ11裏おにゃのこ全ハタ化主人公集団逆レイプで

192:名無しさん@ピンキー
09/01/15 12:28:03 IgpTCGvi
そして無理矢理種付け強要へ

193:名無しさん@ピンキー
09/01/15 17:48:55 So/hWiwz
なんでみんな>>175にノーリアクションなんだ
猿のようにオナニーに耽る紫杏とか
素晴らしいじゃないか

194:名無しさん@ピンキー
09/01/15 17:54:33 Db0tsWak
>>193
本人乙

195:名無しさん@ピンキー
09/01/15 18:05:47 So/hWiwz
>>194
自分は>>175じゃないよ

「証明しろ」と言われても証明のやり様がないけど
>>175氏の名誉のためにはっきりと書いておく

196:名無しさん@ピンキー
09/01/15 18:11:50 Ie7MPpvX
フッキーとちゅっちゅできればどうでもいい

197:名無しさん@ピンキー
09/01/15 20:00:19 EbrfrPRX
ヒント:自分の萌えは他人の萎え


例えば主人公と女子が仲間を救出に行くが、途中ではぐれしまいハタ化した男子達に襲われる。
ドラゴイーターからクリアワルザーまでの様々な凶器でズコバコ突かれたり
怪しい機械を使われたりして身も心もドロドロぐちゃぐちゃにされたり、
あるいは間一髪主人公が助けに来たが地上まで我慢できずその場で合体。

…みたいなのが好きだが、中にはそんなのイラネって人もいるだろうし。

198:名無しさん@ピンキー
09/01/15 20:28:40 HOkHNW2f
そんなこと良い出したら切りがないぞ
まあ、作品が投下されるまでのんびりと待つよ、俺は

199:名無しさん@ピンキー
09/01/15 22:17:29 2lzXM1Ws
ハタ人間を戻す方法って明らかにされてたっけ
主人公がセックスをすれば戻るとかいうしょうもない妄想がきた

…え、男子……?

200:名無しさん@ピンキー
09/01/15 23:05:48 HOkHNW2f
第2章で旗に水をぶっ掛ければ治るとか言ってるよ
それで地上に戻すの

201:名無しさん@ピンキー
09/01/15 23:21:04 qErouScp
いいか、ここはエロパロなんだ
ご都合主義で男子は水かける、おにゃのこは主人公の種子で戻る
これでいいじゃないか

202:名無しさん@ピンキー
09/01/15 23:28:01 xurJYs12
主人公にしてもらいたいがために自らハタ化しようとするリコを幻視した

203:名無しさん@ピンキー
09/01/15 23:40:22 e9hiUKyC
11裏で主人公×委員長が書けたので投下します。

204:1/9
09/01/15 23:41:13 e9hiUKyC
『告白』

小波はパライソ中学校に通うごく普通の中学生だった。1年前、パライソタウンに宇宙人が侵略してくるまでは。
多くの大人たちが成す術なくハタ人間にされていくなか、小波は仲間たちをまとめあげ、宇宙人を撃退することに成功したのである。
再び宇宙人が侵略してきたとき、彼が対策グループのリーダーに抜擢されたのは自然なことでろう。
宇宙人が作ったダンジョンはかなり厄介で一筋縄ではいかない。時には仲間がやられることもある。
今日もハタ人間にされた仲間を救出し、ダンジョンから帰還したところである。
仲間に解散を告げると、小波は自身の疲労を回復させるため自室へ向かう。

(あー、今日も疲れた。早く寝よ)
自室に着くと小波は倒れこむように疲れた身体をベッドに預ける。
寝具の弾力が心地よい。疲労も相まって小波を睡魔が襲う。
このまま風呂も着替えもせずに眠りについてしまおうとする小波。
しかしその欲求は叶うことはなかった。

コンコン、というノックの音が小波の部屋に響いたのだ。その音で小波の思考は一気に覚醒する。
リーダーである小波の部屋にはよく人が訪れる。
対宇宙人戦の相談は勿論のこと、小波と他愛の無い雑談をするためにここに来る者も少なくない。
「はいはい、今開けます」
今日の攻略で疲労してはいたが、わざわざ部屋にまで来てくれた仲間を無碍にすることはできない。
小波は体を起こすと来客を迎えるためドアノブに手をかけた。

「委員長?」
ドアを開くとポニーテールの女の子が小波の目に入った。
小波たちのクラスの委員長、神条紫杏である。
「ちょっといいかしら?」
「構わないけど…… 珍しいな、委員長が来るなんて」

205:2/9
09/01/15 23:41:36 e9hiUKyC
「少し話したいことがあるのよ。部屋に入っていい?」
「え? あ、ああ、いいけど……」
入室の許可を出しながらも小波は不信感を覚える。
紫杏が自分の部屋を訪問するとはどうにも信じがたかったのだ。

勿論、小波と紫杏の仲が険悪な訳ではない。二人で話をすることだってある。
しかし今まで彼女が小波の部屋を訪問したことはないのだ。
真面目な委員長のことだ。人の部屋を訪問する暇があるなら勉強をしているのだろう。
或いは年頃の男性の部屋に行くことがに抵抗があるのかもしれない。
なにより紫杏はハタ人間から救出されたばかりで、休息しているはずである。
ともかく、小波にとって紫杏が自室へ来ることは全くの想定外のことであった。

「それで、どうしたんだ?」
驚愕した頭をすぐに切りかえる小波。
紫杏がわざわざ自分の部屋に来たのだ。彼女がただ雑談しにここまで来るとも思えない。
何か重大な話があるに違いない。
紫杏を対面に座らせるとその理由を尋ねる。
「話しておきたいことがあってね」
「話したいこと?」
「うん、そのね……」
そこまで言って紫杏の声が消え入るように小さくなってしまった。
話しにくいことなのか、紫杏は躊躇しているように見受けられる。
何とか次の句を告げようとするのだが、その度に言葉が途切れてしまう。
遂にはその言葉も無くなり完全に下を向いてしまう。

小波は怪訝な顔をした。いつもの委員長ならもっと言いたいことをはっきりと言う。
先ほどから紫杏の普段とかけ離れた様子を目の当たりにし、小波は困惑してしまう。
俯いてしまった顔からは表情を読み取ることさえできず、小波にはどうしたらいいのかさえわからなかった。
気まずい空気が場を支配する。
「どうしたんだよ? 黙ってたらわからないぞ」
ともかくこのままでいるわけにもいかない。
痺れを切らして促す小波に、紫杏はそれでも戸惑っていたがやがて意を決したように口を開く。

206:3/9
09/01/15 23:42:23 e9hiUKyC
「あたしね、小波くんのことが好きなの」
「え!?」
「1年前からずっとすきだったの。今回志願したのだって本当はあなたと一緒にいる口実が欲しかっただけなのよ」
突然の告白に混乱する小波。あまりにも急な展開に頭がついていかない。
潤んだ瞳がこちらを覗き込む。
今まで女の子に告白されたことなんてない小波には刺激が強すぎてパニックに陥ってしまう。
(いや、そう言えば……)
小波は一度だけ告白されたことがあったことを思い出した。アレはちょうど1年前の南公園での出来事だ。
そのとき紫杏は小波に告白したのだ。尤もアレは彼女が"恋する乙女"の性格付けをしただけなのだが。
今の告白もきっと演技なのだろう。小波はそう思うことで心の平穏を保とうとする。
「な、何だ演技か。前回以上に真に迫っていたから一瞬本気かと思っ……」
「演技なんかじゃないわ!」
小波の発言を遮るように紫杏が声を上げる。今まで以上に大きな声が小波の耳を突く。

「あの事件があった後もあたしの家族は家に来なかった。
そのときはまた以前の生活が始まるだけだと思ったわ。でも違った!
誰もいない家に帰るとき。独りきりでご飯を食べるとき。決まってあなたの顔が浮かんだわ。
去年の夏、貴方達と一緒に行動したからよ。前は何ともなかったのに、あなたと一緒に過ごしたから!」
一気にまくし立てる紫杏。小波の混乱はいよいよ最高潮に達した。
紫杏が感情を爆発させていること、なにより紫杏が自分に本気で告白したこと。
小波の心を乱すには充分すぎる出来事だ。ともかく紫杏をなだめようとする小波。
「委員長、落ち着いて」
「初めのうちは諦めるつもりだったわ。あなたはあたしのことなんて何とも思っていなかったんですもの。
でもだめ。日を追うごとにあなたのことを考える時間が増えていったわ!」
とりあえず落ち着かせようとする小波だったが、紫杏が止まることはなかった。

207:4/9
09/01/15 23:42:44 e9hiUKyC
「もう我慢できないの! 今日だって
小波くんが助けに来てくれたのに、他の女の子と一緒にいるあなたを見るだけでで胸が張り裂けそうになったわ。
身勝手な感情だってわかってるわ。でもどうにもならないの! あなたが好きなの!」
言いたいことを言い終えた紫杏が小波を見つめる。小波の答えを待っているのだ。

小波は改めて紫杏のことについて考えた。
思い返せば1年前から彼女が自分に声をかける機会が多くなってきた気もする。
テストで悪い点を取ったときには一緒に勉強をしようと提案してくれたこともあった。
そんな紫杏が自分を好きだといってくれている。
小波の答えは決まった。
「俺は…… 俺も委員長のことが好きだ」
「本当!? うれしい!」
感極まった紫杏が小波に抱きつく。
倒れそうになるも、何とか踏ん張る小波。自然と見つめ合う形になる。

「ねえ、小波君」
「何だ、委員長?」
「名前で呼んで。その…… 恋人なのに委員長って呼ばれるのは……」
恋人、と言う単語を口にする瞬間紫杏の顔が赤く染まる。その愛らしい仕草が小波をノックアウトする。
「わかったよ。紫杏、好きだ」
益々紫杏の顔が赤くなる。昨日までは紫杏がこんなに可愛いなんて気付きもしなかった。
小波が思わず抱きしめてしまうのも、仕方のない話である。
そんな小波に一瞬だけ身を強張らせる紫杏。しかし小波を拒否するようなことはしない。

208:5/9
09/01/15 23:43:47 e9hiUKyC
「もう一つ我侭いいかな?」
「我侭?」
「キス、してほしいな」
好きな異性に抱きしめられているせいか、先ほどから紫杏がどんどん大胆になっていく。
真面目な委員長の変貌に驚きながらも、小波に断ることなどできなかった。
瞳を閉じた紫杏の顔に、小波の顔が近づいていく。
程なくして二人の唇が重なる。
映画やドラマで恋人達がするようなディープキスではなく、軽く唇が触れ合うだけのキス。
それでも二人にとっては充分だった。
幸福感に包まれる小波。キスが終わっても、紫杏を離そうとはしない。
小波はまだ気付いていない。その判断が過ちであったことに。

密着する二人。当然紫杏の身体を肌で感じることになる。
柔らかい胸が服越しに押し付けられ、女性特有の甘い香りが鼻腔をくすぐる。健全な中学生には強すぎる刺激だ。
たちまち小波の下半身に血液が集まり、彼の分身が見る見る大きくなる。
当然それは密着している紫杏に押し付けられることになる。
「!? きゃ!」
慌てて離れる紫杏。小波は何故紫杏が慌てているのかわからなかった。
しかし彼女の視線がちらちらと自分の股間に向けられていることに気付くとようやく事態を把握した。
「ご、ごめん。その、これは」
小波は何とか誤魔化そうとするが、上手い言い訳が浮かばずしどろもどろしている。
目の前の紫杏が先ほどの感触が思い出させる。さらに心が乱される。
慌てふためく小波に紫杏がトドメを指す。
「べ、別にいいよ、小波がしたいなら」
その言葉が小波の最後の理性を奪い取った。

209:6/9
09/01/15 23:44:47 e9hiUKyC
ベッドの上には一糸纏わぬ紫杏が横になっていた。思わず生唾を飲み込む小波。
その妖艶な光景は小波の目を釘付けにした。
「あんまりジロジロ見ないでよ。恥ずかしい」
「ごめん、でも綺麗だ」
「馬鹿……」
紫杏は羞恥と興奮で耳まで真っ赤に染まっている。
「本当にいいんだな」
コクリ、と頷くことで肯定の意を示す紫杏。

お互いに初めて同士である。いざやるときめても動きがどうしてもぎこちなくなってしまう。
それでもここまで来て止めるなどという選択肢があるわけが無い。
小波はビデオや雑誌で知った知識を総動員させる。
(まずは胸なんかを揉んでよく濡らすんだったよな)
「紫杏、手をどけて」
小波に言われ、紫杏はゆっくりと胸を覆っていた手をどける。
形のいい乳房があらわになる。紫杏の胸は年相応であり、特別大きいものではない。
それでも確実に女性を感じさせる胸は、小波を欲情させるには十分だった。

そこにそっと手を触れる小波。柔らかい感触が伝わってくる。
このまま欲望のままに蹂躙したいという気持ちを、紫杏のために理性でねじ伏せる。
ゆっくりと、紫杏の反応を見ながら胸を愛撫する。
どのようにすれば紫杏が感じるのか確認しながら指を動かす。
「ひゃん!」
小波の指が乳首に触れたとき、紫杏は堪らず声を上げた。
彼女の反応を見て、乳首を重点的に責める小波。
指がニプルを刺激するたびに紫杏の口から嬌声が漏れる。
「こ、小波くん、胸ばっかり、は、やめてぇ。切なくて、おかしくなりそう」
快楽の度に言葉を詰まらせながら、小波に懇願する紫杏。
敏感な部分への刺激が女体を火照らすも、まだ性の経験の浅い紫杏は胸への愛撫だけでは絶頂に達せない。
そのもどかしさが羞恥心さえ忘れさせる。

210:7/9
09/01/15 23:45:13 e9hiUKyC
小波は胸から手を離すと今度は視線を下半身へと向かわせる。
うっすらと生えた陰毛に覆われた秘所が目に映る。初めて見る女性器に、小波の心臓が張り裂けそうなほど高鳴る。
勿論見られている紫杏も同じだ。悦楽と羞恥が入り混じり、動悸が激しくなる。
愛液もたっぷりと分泌されており、男を受け入れる準備が整っていた。

「それじゃあ、挿入るよ」
コクリと頷く紫杏。その表情には不安の色が浮かんでいる。
やはり初体験は緊張するのだろう。
そのことに気付いた小波は紫杏に言葉をかける。
「大丈夫だ、委員長。俺、優しくするから」
小波はそう語りかけながら紫杏を抱きしめる。
体温とともに優しさも伝わってくる、紫杏はそんな気がした。

ペニスをヴァギナへと押し当てる小波。
紫杏の秘所は未経験故に固く閉ざされており、なかなか挿入できない。
しっかりと紫杏を押さえつけ、一層の力を込めてねじ込む。閉じた秘所がこじ開けられる。
亀頭だけだが紫杏の中に入る。そのまま力に任せて紫杏を突く小波。
程なくして感じられる処女膜の抵抗を、小波のペニスが貫く。
「っきゃあ!」
紫杏の身体に激痛が走る。彼女が今まで感じたことのない痛みだ。
「だ、大丈夫か?」
「大…… 丈夫だから、続けて」
苦痛に歪む紫杏の顔。しかし紫杏は続行を求めた。
「痛いけど、うれしいの。小波くんと一つになれて。だから続けて」
「……わかった」
紫杏の要望を受け、腰を前後させる小波。
一突きされる度に激痛に苛まれながる紫杏は、小波を抱きしめることで苦痛を紛らさせようとする。

211:8/9
09/01/15 23:45:36 e9hiUKyC
一方の小波もまた追い詰められていた。
生まれて初めて経験する女性の膣は、小波のペニスに容赦ない快楽を与える。
今まで自慰ぐらいはしたことのある小波だったが、そのときとは比べ物にならない。
すぐに限界を迎えてしまう。
「も、もう出る!」
二人ともまだ中学生である。流石に膣内に射精する訳にはいかない。
小波は寸でのところでペニスを引き抜く。と同時に白濁液が鈴口から放たれる。
紫杏に向けて撒かれた精液が彼女の身体を白く染めた。

212:9/9
09/01/15 23:45:59 e9hiUKyC
若い性衝動は容易に抑えられるものではない。一度肌を交えた夜から、二人は頻繁に逢瀬を繰り返した。
小波のような年齢の男子に性欲を抑えろというのは無理であるし、紫杏も小波を拒むことはしなかった。
初めは苦痛しか感じていなかった紫杏が徐々に快楽を感じるようになっていくと二人の交わりは一層頻度を増していった。
今、紫杏の横には小波が眠っている。情事の後に疲れて寝てしまったのだ。
そんな小波を紫杏は複雑な表情で見つめている。
彼女の脳裏に浮かぶのは初めて小波と一つになった日のことである。
と言っても初体験を思い出していたというわけではない。その日起こったもう一つの出来事について考えていたのだ。

ハタを指され捕らえられていた紫杏は、ギャスビゴー星人と対談していた。
ハタ人間を指揮する存在として送り込まれていた彼女は、ギャスビゴー星人から極秘の任務を受けていたのだ。
「それで、指令とはいったい何だ?」
「地球人タチニ救出サレロ。ソシテ地球人ノりーだーヲ篭絡シ、意ノママニ操レル様ニスルノダ。
地球人ガ性交渉デ判断力ガ低下スルコトハ既ニ調査済ミダ」
「!?」
指令の内容に困惑する紫杏。
「どうしてそんなことをする?言うことを聞かせるだけならハタを指せば良いだけだろう」
「はたガ立ッテイレバ我々ガ操ッテイルコトガスグニバレテシマウ。
シカシオ前ノ操リ人形ニシテシマエバ地球人ニ気付カレルコトナク我々ノ思ウママニデキル」
そうなれば地球侵略がやりやすくなるという訳か。紫杏は納得した。
今まで頭にハタを刺して洗脳してきただけに、ハタが刺さっていなければ洗脳されているとは思われないだろう。
「了解した。今夜にでも実行する」

これが彼女が小波に告白した原因である。小波は勿論何も知らない。
「仕方、ないよね……」
力無く呟く紫杏の声は、誰にも届く事無く夜の静寂に消えていった。

213:後日談
09/01/15 23:46:46 e9hiUKyC
月日は流れ、ギャスビゴー星人二度目の侵略から4年が経過した。
紫杏は独り、公園に佇んでいた。季節は冬、加えて時間は夜。木枯らしが彼女の体温を奪う。
そんな中で紫杏はただ小波のことを思い返していた。
親の愛情さえ知らない紫杏を愛したただ一人の男。
今は会えない辛さが、寒さ以上に彼女を苦しめる。

「おーい、紫杏」
突然の声に紫杏が驚いて振り返る。小波だ。
宇宙人を2度も撃退し、野球人形を完成させることによりこれ以上の侵略を防ぐことに成功した地球のヒーローだ。
全力疾走してあっと言う間に接近する小波。
「そんな、今日は用事があるから会えないって言ってたのに」
小波は夢であったプロ野球選手になっていた。その経歴も相まって多忙な日々を過ごしている。
今日も小波の予定は埋まっており、会えないはずだった。
「何とか時間が作れたから急いできたんだ。一分でも長く紫杏といたいから」
「もう、しょうがないんだから」
呆れたような口調で喋る紫杏だが、満更でも無さそうなのは誰が見ても明らかである。

確かに紫杏は小波を篭絡することに成功した。しかしそれ以上に紫杏が小波の虜になってしまったのだ。
それが小波との情事を繰り返していく内にそうなったのか、それとも紫杏の告白の通り以前から好意を寄せていたのかは、今となっては紫杏にもわからない。
ただ確実に言えるのは紫杏が小波を愛しているということだ。
紫杏はギャスゴビー星人を裏切り、小波と共に戦った。
自分達の手駒だと思っていた紫杏の反逆もあって、ギャスビゴー星人は地球からの撤退を余儀なくされた。
こうして地球の平和は守られた。

(仕方ないよね。小波のこと、本気で好きになっちゃったんだから)
「え、何か言った?」
「ううん、何でもない。さあ行こう」
そう笑う紫杏は、この地球の誰よりも幸せそうだった。

214:203
09/01/15 23:51:27 e9hiUKyC
投下完了しました
後日談が蛇足っぽい気がするけど気にしない方向で
無理矢理にでもハッピーエンドにしたかったんだ

しかし今回の裏はエロパロ的に収穫多いよな
ネタがいくらでも出てくる

215:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:12:24 UTi63N58
GJです
やっぱり主人公がハーレム状態だと色々想像しやすいのかな

216:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:15:59 WvZZk4oV
>>214
一番槍GJ

217:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:16:37 WvZZk4oV
一番じゃなかった……orz

218:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:19:55 sVOl2HyY
一番槍に乗れなかったということは
槍女のエロSSを書いてもらう刑に服してもらおうか

219:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:28:06 Tq5jZ5j9
GJ。委員長の可愛さが上手いぜ。

220:名無しさん@ピンキー
09/01/16 00:50:44 kX1pMIKY
神!GJ!!
委員長かわいいよ委員長

221:名無しさん@ピンキー
09/01/16 01:47:45 lHe/F4Lw
>>186
せめて水木とにしてくれ

222:名無しさん@ピンキー
09/01/16 05:27:00 KHEuwjkN
主人公×水木とは新しい

223:名無しさん@ピンキー
09/01/16 06:32:57 YJtXYJ6y
誰かハタを元にして、唐沢が媚薬を作り出して、主人公がそれを使って
いろんなやつとやりまくるモテモテハーレムストーリーを文章を作れない俺の代わりに書いてくれ。

薬は「仲間同士の団結力を深めるために作った薬だ。」とか言って試供品として渡されたのを、
女子の誰かにこっそりと盛ってみたら、そっちの方向に使える事を発見した。 みたいな感じで



224:名無しさん@ピンキー
09/01/16 09:20:01 cOdTwXue
 

225:名無しさん@ピンキー
09/01/16 10:39:58 6nrB8pee
ちょっとまって、今・・・何て言った? おい>>223今何ていった!?『作れない!?』
作れないとか言ってる間はずっと作れないんだよ!考えろよ!もっと考えろよ!

226:名無しさん@ピンキー
09/01/16 20:48:13 AFMDGx78
× 作れない
○ 作ろうとしない

227:名無しさん@ピンキー
09/01/16 21:00:51 AV1Wnsaw
神奈川県 の パワポケファンさん (13~15歳) の質問
Q10,11と連続で出てきた社長は、やっぱり1~3の「さとみ」みたいにまたでるんですか? 
それとも、今後は出番なしですか?

A出るとしても、表サクセスでは回想シーンのみの登場になりますね。


紫杏死亡ルートなのか…畜生…

228:名無しさん@ピンキー
09/01/16 21:12:08 chOrLwBj
紫杏・朱里・カズの中で一番幸せを掴んだのは意外にも朱里だったな
次の破滅者はカズだな

229:名無しさん@ピンキー
09/01/16 21:38:17 sb9gKMZU
しかしなんだかんだで幸せになるカズ そうであってくれ

230:名無しさん@ピンキー
09/01/16 21:49:49 AV1Wnsaw
じゃあ俺は頭の中で紫杏が幸せになるENDを妄想しているよ

231:名無しさん@ピンキー
09/01/16 22:06:59 sVOl2HyY
むしろスッパリと死んでほっとしてるよ
スタッフは生きたまま死ぬより悲惨な目にあわせることが大好きそうだから

232:名無しさん@ピンキー
09/01/16 22:11:01 Tq5jZ5j9
るりか×リコの3P小説は…無理かw

233:名無しさん@ピンキー
09/01/16 22:47:52 lHe/F4Lw
>>222
そっちじゃねえ!


234:名無しさん@ピンキー
09/01/16 23:55:18 1sp/B4Is
でもさ死んだ方がサイボーグ蘇生とかまだ希望があるような気がする・・・

235:名無しさん@ピンキー
09/01/17 00:18:11 ELEtZ+8Z
いや、カズが幸せに一生を終えることは出来ないな。
なんと言ってもパワポケスタッフだからな。
10主に会う前にジャジメントに殺されそうだ。
裏でカズはジャジメントとつながってるしな。


紫杏...ご冥福をお祈りします。

236:名無しさん@ピンキー
09/01/17 01:04:11 cu1ABT5v
ハートフルボッコな展開だな
ボロボロになって主人公のもとに帰ってきたら、主人公の家から女の子が出てきたとか

237:名無しさん@ピンキー
09/01/17 01:11:50 ceQ4hLgW
何気なく街を歩いてたら
そこには妻子と幸せそうに歩く10主人公の姿が!

笑えないです
ありそうで笑えないです

238:名無しさん@ピンキー
09/01/17 01:19:32 Z3uSU+Ne
主人公が夏菜やエリに告白するという、逆パターンはどう?
まあ、主→夏は無理だろうけどさ…

明日、小論文のテストだわ…

239:名無しさん@ピンキー
09/01/17 02:37:55 lBqn0jV1
小野さんは母性愛の塊

240:175
09/01/17 10:09:06 JHU7t3E7
紫杏が死んじゃって悔しいから
上のをネタにした
10主人公×紫杏を書いてみる

241:名無しさん@ピンキー
09/01/17 13:07:13 ELEtZ+8Z
>>240
楽しみに待ってるぜ
...さて、自分も10主×さらの途中の作品の続きを書き始めるか。

242:名無しさん@ピンキー
09/01/17 19:27:54 nU1+zTWQ
まだ裏で委員長のアルバム取ってないんだけどギャズビゴー星人と関係あるっていうのは本当なの?

243:名無しさん@ピンキー
09/01/17 19:32:09 ceQ4hLgW
かわいそうすぎてとてもじゃないが言えない

244:名無しさん@ピンキー
09/01/17 20:01:16 Eot/+5aW
白瀬が旗人間に陵辱される話でも書こうかな

245:名無しさん@ピンキー
09/01/17 20:43:47 IqFRXVve
>>242
是非自分の目で確かめてくれ。
ちなみに小野さん連続イベント終了後に一緒にパーティ組むと別のイベントが発生する。



その内容は少しだけバラすと紫杏がギャスビゴーに…
さあ!早く見てみよう!!

246:名無しさん@ピンキー
09/01/17 21:03:05 +Hg0Ex5J
ここ最近思ったんだが、パワポケの世界の一般医療って俺達の世界より
遅れてるんじゃね?


247:名無しさん@ピンキー
09/01/17 21:41:08 cu1ABT5v
あの体じゃ色々と不都合があるであらふ

248:名無しさん@ピンキー
09/01/17 23:57:00 Xf/FxKeX
>>245
そんなのがあったのか

ちょっと見てくる

249:名無しさん@ピンキー
09/01/18 01:37:21 Cc9utfcL
11裏エリを前編だけ投下します。中学生ってのをを前面に押し出してそうなSSです。
割と長いですがエロまではたどり着きません。

250:がんばれエリ
09/01/18 01:37:53 Cc9utfcL
 あたしはじょおうさまだ。
「ユイは肩揉んで! るりちゃんと委員長はあたしの宿題やって!」
 誰も彼もがあたしに跪いて、賛美の声をあげる。
「フッキーは……えっと、あ! お菓子買ってきて! 甘いの!」
 崇拝の眼差しを向けてくるみんなを気分よく見下して、あたしはうっすらと微笑むの。
「夏菜はお料理作って。美味しくなかったらお仕置きだから!
リコはそこでじっとしててね。……何が起きても、じっとしてるの」
 この美しい微笑みを見ることこそが、彼らの生甲斐、じんせーの意味。
「小波君はこっちに来て! ……そ、そしたらぎゅってして! あ、あと頭も撫でて!」
 もちろんあたしを馬鹿になんてする人もいないし、何もかもあたしの思うがまま。
「えへへ…………ふぁ!? そ、そこは違うよぉ! そんなとこ撫でちゃ……あぅ」
 だってみんなは―あたしのドレイなんだから。

251:がんばれエリ
09/01/18 01:38:34 Cc9utfcL
「エリ!」
 ぐるぐると、揺れてた。頭の中も耳に入る音も何もかもがぐるぐると。
気持ち悪くて泣きそうになりながら、誰かに呼ばれてあたしは顔をあげる。
 心臓の鼓動がうるさい。体に変な汗もまとわりついている。
「ふぁ……」
 ばさり。顔をあげると、ほっぺたから音を立てて何かがはがれ落ちた。
寝ぼけ眼を擦りながら、あたしは大きく欠伸をする―だらしなく大きくあけた口からは、
気持ち悪さが逃げ出していってくれた。
「ふああぁぁぁぁぁ……」
 いつの間にか眠ってしまったらしい。
最初に気になったのは、涎を垂れてなかったかどうかだった。
手で頬を軽く撫でる……うん、だいじょうぶ。
だんだんとぐるぐるがおさまっていって、ぼやけていた顔―心配そうにこちらを見る、
るりちゃんの顔がはっきりと見えてきた。
思い返せばるりちゃんは、いつもいつも誰かのことを心配しているような気がする。
あたしのことはもちろんだけど、一番心配しているのは、彼のことだろう。
 ともあれそんな優しいるりちゃんのことが、あたしは大好きだ。
「大丈夫ですか? ずいぶんうなされてたみたいですが」
「るり……ちゃん……ふあぁぁぁ……」
 あたしは頭を軽く振って、もう一度欠伸をしながら机の上に手を伸ばした。
ついさっきほっぺたからはがれおちた、
しわくちゃになってしまっている数学のノートのしわを、まっすぐに伸ばす。
―算数から数学になってから、
計算式を見るたびに眠くなるのはなんでなんだろう?
三年生になってからは、それが特に顕著だ。
「大きな欠伸ね、エリ」
「ふぇ、ふぇぇ?!」
 もう一度欠伸をしようとしたところで、淡々とした声が耳に突き刺さる。
慌てて横を向くと、委員長が少し怖い顔でこちらをにらんできていた。
委員長―そのあだ名の通りクラスの委員長をやっている彼女は、いつも厳しい口調であたしを注意してくる。
けれどそれはあたしのために言ってくれてるのがわかってるから、あたしは委員長のことも大好きだ。
 二人とも大好き―そのはずなのだ。
「エリ、大丈夫ですか?」
「うん……だいじょうぶ……」
「まだ寝ぼけてるみたいね。……もう試験まで半年もないのに、大丈夫なの?」
「ふぇぇ……ご、ごめんね……」
 寝ぼけた頭では言葉の意味も理解できず。起こられた気配を感じてあたしはごめんなさいを言った。
『謝り癖は直したほうがいいわよ』そういってくれたのは、フッキーちゃんだったっけ。
それを直そうと思っても、あたしには無理なんじゃないかなって思う。
 けれど――
「謝らなくても大丈夫ですよ、エリ。……疲れているなら、今日は早めに切り上げましょうか」
「うん…………え?」
 るりちゃんの優しい言葉は、いつも耳に心地よい。
一度なんとなく頷いた後に完璧に目が覚めて、あたしは慌てて教科書を開こうとした。
「だ、だめだよ。だって、勉強しないと!」
 パライソタウンの高校ではなく、本土の高校に進学することを選択したあたしたちは、
授業が終わった後、放課後の教室で毎日勉強会を開いている。
るりちゃんも委員長も、あたしよりものすごく頭がいいのに、
こうして勉強を一緒にしてくれている―それはとてもうれしくて、少し申し訳ないことだった。

252:がんばれエリ
09/01/18 01:39:13 Cc9utfcL
「大丈夫よ、エリ。あたしも約束があってそろそろ切り上げるつもりだったから」
 委員長の言葉に、あたしは驚いて彼女の方を見る。
少しだけ表情を柔らかくして、教科書とノートを重ね始める委員長。
怒っている様子はない―本当に用事があるみたいだった。
「約束……ですか?」
「ええ。……少し、小野さんと話したいことがあって」
 るりちゃんの質問に、勉強道具をかたずけながら委員長が答える。
小野さん―あの夏にあたしたちと深くかかわった彼女は、とてもすごい女性だった。
優しくて、料理が上手で、護身術もできて、微笑みがとても綺麗。
あんな女性みたいになれたら。そう思う人も多いみたい。
「小野さんと、ですか。……エリ。本当に大丈夫ですか?」
「う、うん。だいじょうぶ」
 そんなにうなされていたのかな?
聞いてみようと思ったけど、すぐにその必要がないことに気づく。
うなされていたとしても不思議ではない夢を見ていたことを、あたしは覚えていたから。
「エリ」
「?」
「頑張るのはいいけれど、無理はしないようにね」
 ……委員長はやっぱり、優しいなぁ。
「うん。ありがとうしあピー」
「……」
「……しあピー?」
 どうやらまだ寝ぼけていたらしい。
数か月前に、ユイが委員長につけようとしていたあだ名が、あたしの口から飛び出していた。
「こ、こほん……」
 るりちゃんの不思議そうな眼差しを受けて、
顔を赤くした委員長が荷物を鞄にささっと詰める―そのままがたんと音を立てて立ち上がった。
 律儀に椅子を戻すところは、さすが委員長って感じだ。
「……と、とりあえず、先に帰らせてもらうわね。……また明日」
「あ、うん。またね」
「あの……しあピーというのは……」
「あら、急がないと待ち合わせに遅刻しちゃう! それじゃあ!」
 たたたたたたた。軽快な足音とともに委員長は図書室から出ていった。
 汗でぐっしょりと濡れた下着が、
体にまとわりつく気持ち悪さ―それをなんとかこらえながら、あたしも帰る準備を始める。
るりちゃんはしあピーという言葉が気になっていたみたいだけど、
適当なところで諦めたみたいだった。小さな可愛らしい溜息をつく。

253:がんばれエリ
09/01/18 01:40:04 Cc9utfcL
「エリ」
「……どうしたの? るりちゃん」
 汗まみれだから、外に出たら寒いんだろうなぁ。
そんなことを思いながらシャーペンをケースにしまっていると、
るりちゃんが深刻そうに眉をひそめてあたしの名前を呼んだ。
顔をあげる。今まで何度も見てきた、心配そうな顔が見えた。
「本当に大丈夫なのですか? ……なんだか最近、元気が無いようですけれど」
「だ、だいじょうぶだよ」
「うそ、ですね」
 だいじょうぶ。あたしがそれを言い終わる前にるりちゃんの口から吐かれた言葉は、
彼女の微かな苛立ちを表していた。
「エリはやましい所があると、眼を逸らすからわかりやすいです」
「そ、そうなの?」
「ええ……そうじゃなかったとしても、とぼけてしまえばいいのに。まあ、エリには無理でしょうけど」
「う、うん……そう、かもね」
「……どうしても、話せませんか?」
 少しだけ悲しそうに、るりちゃんが言う。
言ってしまえば楽になれる。言いたかった。言いたい、言いたい、言って泣いてしまいたい。
けれどるりちゃんには、この悩みを言えない理由がある。
 ―彼女はきっと、知らないはずだから。
「無理に聞こうとはしません。けれど―」
「あの、ね」
 だけど、るりちゃんの悲しそうな顔を見るのはやっぱり嫌で、あたしは嘘をつくことにした。
こんな時、女の子にだけ使える便利な嘘がある。
「え、えっとね…………あ、あれがちょっと重くて、調子が出ないの」
 嘘をつくのは、好きじゃないし得意でもない。けれども今回はどうやら成功したようだった。
「あれが重い? …………あ。そ、そうなんですか」
 悲しそうな顔から慌てた顔に変貌して、るりちゃんが立ち上がる。
「す、すいません。私ったら……それなら、仕方ないですね」
「う、うん。……仕方ない、よね」
 二人して苦笑する。
 なんだか微妙な空気は、校舎を出るまで続いた。


「少し小波の様子を見ていこうと思うのですけれど……エリもどうですか?」
「…………え?」
 校舎を出てすぐ、るりちゃんがあたしを誘ってきた。
その顔が少しだけ赤いのは、夕陽のせいだけじゃあないだろう。
るりちゃんは表情や態度で思っていることがとてもわかりやすい―あたしもそうみたいだけど。
「そ、その。私一人で行くと……ユイにからかわれてしまいますし」
「……」
 るりちゃんの口から彼の名前が出るたびに、あたしは悲しい気持ちになる。
るりちゃんが彼のことを好きなのは知っている。彼もるりちゃんのことは好きなのだろう。
 あたしは―
「エリ?」
「……え? あ、うん。……じゃ、じゃああたしも一緒に行こうかな」
「そ、そうですか。……ではグラウンドの方へ行きましょう」
 くるりと方向転換するるりちゃん。
一瞬だけ見えた、嬉しそうに綻ばせた顔はすごく可愛かった。
 それに嫉妬してしまう自分を少しだけ嫌に思いながら、あたしは彼女の後を追った。

254:名無しさん@ピンキー
09/01/18 01:40:28 8vLsMSdX
ちょっとエリを書いてみる。
《Story at Night》
激しい落雷の音で、エリは目を覚ました。
カーテン越しに閃光が走る。
恐る恐る、窓を覗こうとした途端、またガラスを震わせて雷が落ちる。
「きゃあっ」
慌てて頭まで布団を被るが、胸のどきどきがおさまらない。
「フッキー・・・フッキぃぃ」
彼女は、布団を被ったまま、白瀬を呼んだ。
けれど、すぐ隣のベッドで寝ているはずの白瀬は、起きないのか返事がない。
「フッキぃ・・・起きてよ、フッキー・・・!」
最後の声は、とうとう涙声になる。
それでも白瀬は起きてくれない。
「ふぇっ・・・ぇぇっんっ・・・・フッキぃぃーー」
エリは、布団に包まってずるずるとベッドから降りた。
白瀬が寝ているはずのベッドに、そっと手を伸ばす。
「フッキー・・・・フッキー・・・・??」
けど、そこにあるはずの手応えが何もなかった。
「フッキー・・・どこにいったのぉっ?」
きょろきよろとあたりを見回すけど、旅館の小さい部屋のどこにも、白瀬の姿はなかった。
「やぁっ・・・やだよーっ・・・フッキぃぃ・・・きゃあっ!」
また落雷。
今度は、とても近い。
雨がバチバチと窓を鳴らし、風が旅館を揺さぶっているようだ。
ここには二人部屋しかなくて、小波君たちは他の部屋に泊まっている。
・・・この部屋には今わたし一人しかいない。
急に、狭かった部屋が広く感じて 、エリはベッドにしがみついた。
ぎゅっと握った布団の端を胸の前で掻き合わせ、ぐっと涙をこらえる。
祈るような気持ちで雷が止むのを待ったけど、どんどん激しさは増す。
フッキーも、帰って来ない。
その時、一層激しい光りが部屋を明るく照らした。
そして、バリバリと何かを引き裂くような破裂音。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁっっっ!」
たまらず、エリは部屋を飛び出した。


だめだ。この後小波はフッキーが何してるか教えてあげるとかいうのに……
俺には書けん。
続き頼むわ。

255:がんばれエリ
09/01/18 01:40:45 Cc9utfcL
 予想通りユイにからかわれるるりちゃん―あたしがいてもいなくても、
結果は同じだったのだ―の横で、
あたしはベンチに座って野球部のみんなが練習するのをボーっと見ていた。
 みんな、というのは正確じゃない。見ていたのは彼―小波君のことだ。
彼がボールを投げて、打って、掴むところを、ずっと見ていたのだ。
(……カッコイイなぁ)
 『俺がついてる』そういってくれた彼のことを、あたしはいつの間にか好きになっていた。
とはいっても、あの夏の前と彼との関係が劇的に変わったわけじゃない。
少しだけ仲良くはなったけれど、今でも彼とはあまり話をしないままだ。
 理由の一つは、彼の周りにいつも人がいて、あたしの入る隙がなかったこと。
男の子は勿論、女の子もみんな彼と話をしたがる―もともとあたしは男の子が少し苦手だし、
みんなを蹴散らして彼に近づく勇気もなかったのだ。
 ……もしかしたら、ユイやるりちゃん、あるいは委員長と一緒に近づくことはできたかもしれない。
けれど、あたしはそれもしなかった。それは―
「エリ!」
「ふぇえええあああ!?」
 ばん、と背中を叩かれて、あたしは妙な声をあげた。
自分でも妙だと思うぐらいだから、きっとみんなにはすごく変だと思われてるのだろう。
強く叩かれたショックで飛び出す涙―それが柔らかい手で拭われる。
たぶん今まで生きてきた中で、二番目に多くあたしの涙を拭ってくれた手だ。
 横を見ると、ユイがすぐ近くに座っていた。いつの間に近づいてきたんだろ?
「どうしたの? なんか元気ないよ?」
「ふぇぇぇぇぇ……」
「あー、泣いちゃメーっていつも言ってるのに」
 ぐずぐずと泣きだすあたしの頬に、ハンカチが押しあてられる。
自分のことを、あまり器用じゃないってユイは言うけど、
あたしの涙を拭うのはものすごくうまい。
「……ん……っく……ユイ、痛いよ~」
「あははは、ごめんごめん……っと、こらそこー! さぼらない!」 
 朗らかに笑いながらあたしに謝った後、
グラウンドに向けてユイが叫ぶ―見ると、驚いた顔の彼がこっちを見ていた。
 気恥かしさに逃げ出したくなる。彼がすぐに目を逸らしてくれたおかげで、逃げださずに済んだけど。
「……あれ? るりちゃんは?」
 少しだけ残っていた涙をぬぐった後、さっきまで隣にいたるりちゃんがいないことに気づいて、
あたしはユイに聞いてみた。
「あ、るりかなら用事を思い出したからって帰っちゃった。
エリにもさよならって言ってたよ? ボーっとしてたみたいだから気づかなかった?」
「えぇ?! そ、そうなんだぁ。……あしたごめんねって言わなきゃ」
「別に気にしてないと思うけどなぁ……それよりエリ。……ああ!」
 すたっ。勢いよくベンチから立ち上がって、ユイがメガホンを口にあてる。
慌ててあたしは耳を塞ぐ―一瞬だけ遅れて、手のひらを貫通するほど大きな声が頭に響いた。
「ほらほらほらー!! さ・ぼ・ら・な・い! 練習練習ー!!」
 大きな声で、耳がきーん、ってした。
ギュッと瞳を閉じてまぶたの裏を見ながらあたしは考える。ユイが何を言おうとしたのかを。
 ―ユイはたぶん、知ってるはずだ。あたしを助けたって言ってたから。
 彼女が座る気配を感じて、耳を塞いでいた両手を膝の上において、隣を見る。
 あたしが見てることに気づいたユイが、朗らかに笑った。
それはとても魅力的で、温かな笑顔だった。

256:がんばれエリ
09/01/18 01:41:33 Cc9utfcL
「ところでエリ、最近元気ないね。どうしたの?」
 あたしがユイに見とれていると、彼女は口早にそんなことを言ってきた。
あたしは眼を逸らして、陰鬱な気持ちでつぶやく。
「……やっぱり」
「え?」
「あ、ううん。さっきるりちゃんにも同じこと聞かれたの」
「あー……るりかは心配性だもんねぇ」
 腕組みしながらうんうんと頷くユイ。
ユイにとっても、るりちゃんはいつも誰かのことを心配しているイメージなんだろうなぁ。
「で? 解決したの?」
「ううん……るりちゃんには、聞けなくて」
「聞けない?」
 不思議そうに聞き返すユイに向かって、あたしは顔をあげた。
 とてもとても怖いけれど、ユイになら聞ける―はずだ。
「ユイは……」
「うんうん」
 言葉が喉に詰まる。
 やっぱり怖い。怖くて、聞きたくないんだけど……聞かなきゃ、いけないんだよね。
 大きく深呼吸をして、あたしはあたりをきょろきょろと見回した。
今から言う言葉は、他の誰にも聞かれたくなかったのだ。
「……」
 ゆっくりと、視線を戻す。不思議そうな顔をするユイに向けて―
「……み、みんなを、ドレイにしたいっておもったこと……ある?」
「!?」
 あたしが言葉を投げると同時に、がたん。音を立ててユイがベンチから転げ落ちた。
あたしの言葉は、彼女をずいぶんと驚かせたようだった。
「だ、だいじょうぶ?」
 手を差し出して、ユイがベンチに座りなおすのを手伝う。
手伝うとは言っても、ほとんど意味はなかった―ユイはユイの力だけで、
大抵のことができるからだ。
「う、うん……それよりエリ。なんでハタになった時のこと知ってるの?
もしかして覚えてたとか? いや、それとも誰かに教えてもらったとか?」
「…………えっとね」
 ぱんぱんとスカートをはたいたユイは、あたしに質問を投げかけてきた。
ばくばくと鳴り始めた心臓は考えをまとめるのに邪魔だ。
それでもゆっくりと考えをまとめて、言葉を吟味する。
 ―遠くから、ボールがバットに当たる、かぁんという音が聞こえた。
そっちを見てみようとして、やめる。
今彼の姿を視界にとらえたら、泣いてしまいそうだった。
「あ、あんまり多くは覚えてないんだけど……ちょっとだけ、覚えてるの。
あの時、どんな気持ちになったのか。何をしたいって、思ったのか」
「……そうなん、だ」
 ユイが表情を暗くするのは、とっても珍しい。
あたしが見たの回数はたぶん、両手で数えられるぐらいしかなかった。
 ……あたしが言ったことを考えたら、たぶん無理もないことなんだろうけど。

257:がんばれエリ
09/01/18 01:42:08 Cc9utfcL
 二か月前。中学三年生の夏休みに、あたしたちは再び宇宙人と戦った。
宇宙人やハタ人間やよくわかんない変なのがたくさんいる基地に、あたしたちは夏休み中潜り続けた。
 あたしは戦うのが得意じゃないから、るりちゃんと一緒にみんなのサポートをすることが多かった。
基地の周りで花を摘んで回復薬を作ったり。怪我した人の治療をしたり。
 けれど、彼が守ってくれる―それを期待して、
あたしは時々ダンジョンの中につれていってもらった。
あたしがいるとガラクタを見つけやすいとかで、彼も少しだけ喜んでくれた。
 そんなある日のこと。
「危ない!」
 そんな彼の声が聞こえたかと思うと、
ぴかっと何かが光って、あたしの体に激痛が走って、目の前が真っ暗になった。
 後になって聞いた話だけど、ちっちゃなUFOがいきなり現れて、
あたしと、一緒に後ろの方にいたフッキーちゃんを狙い撃ちしたらしい。
フッキーちゃんは攻撃を避けるのが上手だからなんとなかったんだけど……あたしは駄目だった。
 気絶して、すぐにハタ人間に連れ去られて、そのまま―
 頭にハタを、立てられちゃった。

258:がんばれエリ
09/01/18 01:42:37 Cc9utfcL
 ―それでも、ユイは、やっぱりユイだった。
暗い表情を吹き飛ばし、笑顔を作ってあたしの肩にポンと手を置く。
「気にする必要はないんじゃない? あのみゆき先生だって、
ハタがたったらものすごく怖くなってたぐらいだし、エリが変なこと言っても驚かないよ」
 笑いかけてくるユイ。本当に、本当に嫉妬してしまうぐらい魅力的に笑うユイ。
それとは対照的に、あたしは泣きそうになりながら言葉を紡ぐ。
「……でも、先生は友達になりたいって言ってたよ」
「え?」
 ハタを立てられたみゆき先生とあたしには、決定的な差があった。
そのことに気付いてから、あたしは先生のことが大好きになって、自分のことが少し嫌いになった。
「……こ、怖かったけど。……友達になりたいって、先生は言ってたよ。
たぶん、それって……先生の、根っこにあった気持ち、だったんだね。
でもね、でもね、あたしはね。みんなを……ド、ドレイにしたいって、お、思った、の」
 それでもどうにか絞り出したあたしの声は、だんだんと泣き声が混じったものに変わっていった。
自分がどれだけ馬鹿なのかを理解して、ぐじぐじと涙が出てしまう。
 ―こんなんだから、みんながあたしを、
「馬鹿に、するから、みんながあたしを馬鹿にするから。
みんな、あたしに、従って。……ば、馬鹿にしなくなればいいって、思ったの」
「……」
 こういうときに、女の子は楽だ。
泣きたいだけ泣けるから。泣けばすむから。泣いてしまえば誰かが助けてくれるから。
 ―そんな最低な考えが浮かぶことが、とても悲しかった。
「それで、ね……ふぇ……ふえええぇぇぇ……」
 最後まで言葉を言うことができずに、あたしは泣きだした。
自己嫌悪の渦にのみこまれて、際限なく涙があふれ出していく。
手で顔を覆っても、ぽたぽたと涙が地面に吸い込まれていった。
「……エリ」
 ふっと、あたしの顔が柔らかくて温かいものに押し当てられた。
ユイに抱きしめられているとすぐに気付いて、あたしは涙を止めようとする。
 ……どうして、涙を止めようとするんだろう?
 ユイの胸でなら、きっと好きなだけ泣けるのに。
「それでも」
 いつも元気で明るいユイの、悲しそうな声。
こんなの声を聞きたかったわけじゃない。言わせたくもない。
なのにあたしがそれを言わせているのだ!
「それでも、気にする必要はないと思うよ?
……たぶん、それってそんなにおかしなことじゃないから」
「ふぇぇぇぇ……」
 泣きやもうとすることに集中していて、あたしはユイの言葉をよく聞いていなかった。
ただ、ユイもことさらあたしに何かを伝えたかったわけじゃないと思う。
 その声は、とても小さかったから。
「……もう、エリは真面目すぎるよ! ほらほら!」
「ふぇぇぇぇ!?! ふぇ、ひぁ、ひぇぇぇぇぇぇ?!!?!」
 突然ユイが抱きついて来て、あたしをくすぐり始める。
ユイはあたしのどこが弱いのかもよく知っている―すぐにあたしは笑い始めた。
 しばらくの間、あたしは泣きながら笑って、笑いながら泣いた。
練習を終えた野球部のみんなに見られてることに気づいて、逃げだしちゃうまで泣いて、笑い続けた。

259:がんばれエリ
09/01/18 01:43:34 Cc9utfcL
 泣きやんだ後。あたしはユイのマネージャーのお仕事を少しだけ手伝った。
その時彼と少しだけ話ができたのが嬉しかった―にこにこと笑っている彼の顔を見ると、
悩んでいることも忘れてしまうぐらいだった。
 けれど学校を出てユイと二人で夜道を歩いていると、
すぐにあたしは元通り―暗い気持ちに包まれてしまう。
 そんなあたしに、ユイは次々に話しかけてくれた。
新しくできた喫茶店についてとか、あさっての給食にゼリーが付いてくることについてとか。
どれも明るい話題ばかりだ。あたしのことを気遣ってくれてるのが、すごくうれしぁった。
 ―それでもあたしの表情が晴れないのに気づいたのだろう、ユイはこんなことを言ってきた。
「どうしても気になるなら、私じゃなくて他の人に相談した方がいいかもね」
「……え?」
 ぽかんと、間の抜けた顔をしてあたしはユイを見た。
彼女は小さく笑いながら、両の手を頭の後ろに組んで、空を見上げていた。
つられて見ると、雲ひとつない夜空に奇麗な満月が輝いている―明日はたぶん、晴れだろう。
「とは言ってもるりかは駄目だね。エリがそんなこと言ってたの知らないし、
たぶん、真面目に考えすぎて二人とも暗くなっちゃう」
「あはは……そう、かも」
 るりちゃんは、優しい上にすごく真面目だ。
話したところで、考えすぎてしまうのが目に見えている。
難しい高校を受けることを決めた彼女に、あまり心配もかけたくない。
「小波君に相談するのは……エリには難しい?」
「う、うん……ちょっと、難しいかも」
 彼の名前がユイの口から出て、ずきりとあたしの胸が痛んだ。
ユイも彼のことが好きなことを、あたしは知っている。
 ……ホント、罪づくりな男の子だなぁ。
「だったら、うーん……これは言うなって言われてたんだけど」
 ぐるんと鞄をまわして、片手で肩に背負い直す。
空いた右手の人差し指を唇にあてて、ユイは考え込むポーズを取った。
「ハタ立てられたエリを助けに行ったのって、
もちろん私と小波君だけってわけじゃないんだよね。……覚えてない?」
「う、うん……」
「残りの二人からは、一応口止めされてるだけど……」
「そ、そうなんだ? ……口止めされてるんなら、無理には聞かないけど」
「フッキーと委員長だよ」
「……」
 あたしの話を聞いていたのかな?
疑問に思いながらユイを見つめると、彼女は苦笑しながら言葉を紡ぎ始めた。
「まあ、委員長はどうしても言いたければ言ってもいいって言ってたしね。
フッキーは絶対に言うなって言ってたけど、まあ、フッキーだし」
「あはは……なんだか、フッキー可愛そう……ふふっ」
「あははは」
 てくてくと歩きながら、二人で笑う。
フッキーちゃんはいつも一人でいたがるけど、なんだかんだでみんなの大切な友達だ。
もちろん、あたしも彼女のことは大好きだ―時々お菓子もくれるし、
あたしが泣いてたらハンカチを投げつけてくれる。
「まあ、そういうことだから、二人のどっちかに聞いてみれば?
……フッキーは、こういう話は苦手かもしれないけど、頼りにはなりそうだし」
「うん。……ありがとう、ユイ」
「あはは。いいって、まあ、明日も頑張ろう!」
 ばんばんと背中をたたくユイ。ちょっと痛くて涙が出た。
 彼女と共に過ごす日々も、あと半年もない。
それまでに、楽しい思い出をたくさん作れたらいいな。そう思った。

260:閑話その1
09/01/18 01:44:22 Cc9utfcL
「……そういえば、結局ユイって質問には答えてくれなかったなぁ」
 お風呂で小さくひとりごちる。
たっぷりのぬるめのお湯にじっくりとつかるのが、あたしは好きだ。
 意味もなくお湯の中に顔を沈めて、ぶくぶくと泡を出してみたり。
 大きくなってほしいと願いを込めて胸をマッサージしてみたり。
―その甲斐あってか、最近は結構胸が大きくなってきた気がする。
肩がこるまでとは大きくないし、
平均サイズなんてものもよくわかんないけど……たぶん、クラスで一番大きいんじゃないかと思う。
これ以上大きくなったら、なんだか困ったことになりそうだ。
 ―しばらく、マッサージはやめようかな。
「あんっ……」
 ちゃぽん。水滴が首筋に当たって、あたしは小さく呻いた。
そのままぶくぶくと湯船に沈んで、あたしは考える。
温かい湯船の中では、嫌なことを考えても、幸せが勝って暗い気持ちにならないものだ。
「……?」
 ユイちゃんが相談するのに進めた人物について考えていると、なんだか変な感じがした。
自分の机の上に落ちていた髪の毛が、枝毛だった時ぐらいの小さな悲しみ。
 なんなんだろう……

 確実に一緒にいたはずのメガネ君の名前が挙がらなかったことに気づいたのは、
三十分後にお風呂を出るときだった。
 ……まあ、メガネ君だから、仕方ないのかな。そんな薄情なことをあたしは思った。


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