09/02/08 18:30:36 4f5FKU2h
「知ってる? ……ハタが立ってない人間には何をしてもいいんだよ」
小波の右腕をベッドに固定しながら、頭上でハタを翻している夏菜が呟く様に言った。
同じように左腕は恵理が、両足を白瀬が担当し、小波の体は既に動かす事が出来ない状態にまで固定されてしまう。
ここは病院の一室。鍵を掛けている為、他のハタ人間やスライムが侵入してくることはないだろうが、現在目の前に居る三人にハタを立てられることは明白だ。
小波は三人を救えなかったことと、これからの自分の有様を想像して息を飲んだ。手にはじんわりと嫌な汗をかいている。
「フッキーちゃん……どうしちゃおっか?」
「フッキー言うな。そうね……まずは……」
白瀬が靴を脱ぎ、それなりに大きなベッドに上がる。
夏菜と恵理もそれに習ったようにベッドに上がって行き、小波は三人に見下ろされる状況になった。
「まずは……ってどういうことだ。お前らの目的はハタを刺すことだろ」
内心の怯えを隠す為、強がりの台詞を吐く。
「半分正解で半分間違い。……折角だから楽しもうよ」
今、この瞬間に限って小波の頭からハタ云々が全て消えた。自分は寝かせられ、三人はそれを見下ろすように立っている……つまり。
白瀬、夏菜、恵理―三人の下着が、小波からすると丸見えなのだ。
白、白、薄いピンク。ピンチの状態だろうと男性の性は消しようが無い。
白瀬が白い下着とは意外だ。てっきり大人っぽい黒下着でも穿いているのだと思っていた。
―小波の視線は完全に、下着へと移行してしまった。
その視線に気付いた恵理がゆっくりと座り込み、肥大し始めた小波の股間を服越しに撫で始めた。柔らかな指の感触が少しだけ伝わる。
「……この変態め。そんな変態さんは……お仕置きが必要だな、フッキー」
「アンタまでフッキー言うな。恵理、それ邪魔だから脱がしちゃって」
指示された恵理は嬉しそうに小波のズボンを下ろしはじめた。
抵抗したくとも体を動かすことが出来ず、されるがままの小波は複雑な心境でいた。
―ハタ人間にされるのは嫌だ、が、しかし今のこの状況は悪くない。
―そんな馬鹿な考えは、次の瞬間に消え去った。
ぎゅむ、と何か生暖かい物が現わにされた小波のモノに触れた。
辛うじて動かすことの出来る首を動かして確認すると―白瀬の足が、小波のモノを踏み付けていた。
黒いニーソックス越しの白瀬の指が小さく動き、微弱な快楽が少しずつ小波を支配していく。