パワポケでエロパロ8at EROPARO
パワポケでエロパロ8 - 暇つぶし2ch322:317
09/01/20 19:43:21 RJmL4iJ4
「ハァ・・・・ハァ・・・・」
真央は息を切らして立ち止まる。
自分で巻いた種なのになんでこんなに悲しいのだろう。
やっぱり自分に嘘がつけない。
小波が好きだ。ずっと触れていたい。話したい。傍にいたい。
でも、もうそれは叶わない。
「う・・・・・」
涙が流れる。どんどん。でも、自分は前を向かなくては
「ヒーローは泣かない・・・か・・・ら」
「泣いてもいいんじゃないか」
不意に真央は後ろから抱きしめられた。
「・・・・・え」
小波だった。彼はより一層力を強める。
「思い出したよ。君は真央ちゃんだね」
どうして・・・真央はそればっかりを考えていた。
「記憶には無くてもずっと君のことが片隅にあったんだ。もう二度とこんな辛い思いはしたくないよ。
好きな人と別れるなんてさ」
嬉しかった。彼は自分をまた求めてくれる。でも、真央は抵抗した。
「・・・・ヒーローとして戦うから、できない」
「なんで、悪はもう倒したんだろ」
「でも、次の悪が出てきたら、また戦うから」
「それなら、それでいい!!俺もヒーローになるから」
「ダメ、そんなこと」
「真央ちゃんは皆を守るヒーローだ。でも、それじゃあ真央ちゃんは誰にも守られない。
だから俺がなるよ!!真央ちゃん、いや真央を守るヒーローに!!」
小波は力強く叫んだ。真央は涙を流し続けた。そして彼の正面に向き直り抱きしめ返す。
「・・・・小波」
「ずっと思い出せなくて、ごめんね」
「ううん。・・・・ありがとう」
笑みを浮かべる真央。その表情は何よりも綺麗だった。
二人は引き寄せあうように唇を重ねた。
----二人の重いが通じ合った瞬間だった。
<後編へ>


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