成人女性がショタに襲われるSSat EROPARO
成人女性がショタに襲われるSS - 暇つぶし2ch209:おとくいさま  2
09/06/13 02:40:26 1Ug9sQN1
少年にとって、それは衝撃的な光景だったろう。
同級生とはまるで違う一葉(かずは)の肢体。

女の脚の形は年とともに変遷する。
少年達が見慣れているのは、か細く腿の部分が長い子供の脚。
だが一葉の脚は腿に容良く肉がつき、膝の部分で括れ、そこから更にすらりとした脚線が伸びる。
匠の作る弓の如き、文句のつけがたいバランスだ。
少年達は皆がその美しさに見惚れた。
その脚が椅子に縛り付けられ、白い肌を縄目にそって赤らめながら悶えているのだ。

一葉は椅子に縛り付けられたまま、後ろから乳房を弄られ、さらに祐介の手で徹底的に秘部を開発されていた。
だが一葉は大きく乱れ叫びはしなかった。
少年らの誰とも視線を合わさずにすむよう目をそむけ、静かに虚空を見つめている。
はぁ…はぁ…、はぁ……。
その荒い呼吸だけが、彼女が素の状態ではないことを物語っていた。

「なあお前、さっきから乳ばっか弄くってんな。そんなにデカパイが珍しいのか?」
少年の一人が呆れたような物言いに、乳房を弄っていた少年は笑みを浮かべる。
「凄ぇ柔らかいんだ、手の中で次々形変えて面白いし、先っちょコリコリするとちょっとずつ硬くなるんだぜ」
「へーぇ、そういや先っぽ摘まれるとちょっと反応するな。ミルクでも出んのか?」
からかうように言いながら、一人が一葉の尖った乳首を摘む。
一葉は小さく唇を噛んだ。

「だいたい俺が乳ばっかりってんなら、こいつこそアソコばっかりじゃねえか」
乳房の少年はそう言って祐介を指した。
祐介は一葉の股座に顔を埋め、舌と指を巧みに使って敏感な園を責め立てていた。
かなり長いこと責めている事から、一葉のその部分にも何らかの変化があって然るべきだが、
祐介の身体に遮られて他の少年達にはどうなっているのかが解らない。
実のところ、少年達が最も興味のある所だというのにだ。

「なぁ祐介、そっちはどうなんだよ?」
少年の一人が尋ねる。
彼の脳裏には、一葉を椅子へ縛りつける時に見た、まっさらな状態の秘所が焼きついていた。
逆三角をした茂み、桃色の恥肉を走る朱色の割れ目…。
その鮮やかさは強く少年の好奇心を穿ち、再びの邂逅を望ませた。


210:おとくいさま  2
09/06/13 02:40:50 1Ug9sQN1

「ここ?…すごくいい感じに仕上がったよ。オナニーとか好きなんだろうね」
祐介がそう言って一葉から離れたとき、少年達は目を疑った。

控えめだった朱の線はぷっくらと赤く膨れ、割れ目は指が4本ほど入りそうなほどに広がっている。
そしてその隙間からは粗相と見紛うほどの愛液が漏れているのだ。
やや白濁しかけた愛液が椅子の座部に満ち、透明な雫が朝露のように床に滴っている。

「へぇ、そんなになりながら声出さなかったのか。惚れ直しちまうな」
少年の一人が嬉しそうに言った。
「ん、声上げなかったのカズハ?身体があんまり正直だから、全然気付かなかったよ」
祐介は再び指を一葉の淡いへと沈めていく。
「こうやって俺の細い指咥えさせただけで、嬉しそうに手首まで涎垂らするんだもんな。
 綺麗な顔してる余裕があるなら、人ん家のプローリングを汚さないよう堪えてよ」
そういって笑った。
一葉は奥歯を噛み締めて俯くしかない。

堪らなかった。
年端も行かぬ少年らに椅子へ縛り付けられ、下半身を剥かれ、視姦されながら弄ばれる。
その上であさましく喘ぎでもしようものなら死ぬしかない。
だが祐介の嬲りは予想以上だった。
女がどうなるか見せてやる、などと大言を吐きながらも所詮は子供。
乱暴に指を突っ込むか舐めしゃぶるか、その程度だろうと一葉は思った。
だが違う。

肉襞の一枚一枚に丹念に舌を這わすところから始まり、子宮側、直腸側の壁をなぞり、
Gスポットが浮き出てしまってからは柔らかく強く絶妙に刺激する。
内側を可愛がりながらも祐介の小さな舌は膣の入り口から蟻の門渡りを経て、
予想外の菊門までも這い回った。
8の字筋を解きほぐしながら快感を底上げし、だが決定打はない。
神経の塊である淫核は、ショーツ越しにあれほど舐られたにも関わらず、
今は愛撫の間に祐介の可愛らしい鼻先がちょんと擦る程度である。
だから快感が噴き出さない。
とろ火で炙るように、じわりじわりと腹の底の柔肉を煮崩していく。

『すごくいい感じに仕上がったよ。オナニーとか好きなんだろうね』

祐介のその言葉に吐き気を催すほど度肝を抜かれた。
確かに多忙な近頃、一葉は自ら慰める頻度が増している。にも関わらず、欲求そのものは増す一方であった。
その全てを、この幼い少年に見抜かれたのだ。


211:おとくいさま  2
09/06/13 02:41:12 1Ug9sQN1

「す、すげぇ……。ピンクで水っ気たっぷりで、桃みてぇだ!!」
「おいおい、顔がいいからって美化しすぎ。ありゃ熟れきったイチジクだよ」
「でも美味そうだな。女のアソコって黒くて気色悪いって聞いてたけど、あれだったら舐められるぜ」
出来上がった一葉の秘部に少年達が色めき立つ。
彼らはいても経ってもいられぬという風で制服の下を脱ぎ捨てた。

「なあ、俺に先やらしてくれよ!!頼むよ!!もうガマンできねーんだ!!!」
「ひっ…!」
息を切らせて一葉を掴んだ少年に、一葉は悲鳴をあげ、祐介は可笑しそうに頷いた。
「ああ、でもまずはカズハを椅子から下ろせよ。腰掛けたままじゃ無理だろ」
「やった!おい、降りろ!!」
少年ははやる気持ちで震えながら一葉の脚の縄を解き、椅子から持ち上げるとそのまま床に引き倒した。
「い、いやあ!!やめて、それだけはダメぇっ!!!」
一葉は抵抗を示したが、情欲に衝き動かされた少年の力に抗えるものではない。
膝が肩に当たるほど身体を折られ、その上に少年の身体が覆い被さる。一葉の後ろ手に縛られた腕が軋む。
「「ああっ!!」」
挿入の瞬間、少年と一葉が上げた声は同じだった。
「ああ、…ッあ!」
一葉はさらに小さくうめきを続け、少年は息を詰まらせていた。
そして、

「き、気っ持ちいいいーーーーっ!!!」
叫んだのは少年だ。一葉を組み敷いたまま信じられぬという顔で硬直し、
緩みきった顔で下半身を襲う開放感に身を任せている。
「なんだよ、何だよこれ!熱くってぬるぬるしてて、しかも滅茶苦茶に締めてきやがる!!」
感極まったように叫ぶと、彼は腰を使い出した。
「いやあ、いやよ!お願いやめてぇっ!!!」
一葉は腰を抱え上げられたまま顔を覆う。

周りの少年達は言葉もなかった。
一番槍の少年と一葉の結合部は透明な飛沫が零し、ぬぱぬぱと形容しがたい粘音を響かせて溶け合っている。
抽迭にあわせて少年の剛直が覗く。
もともと年齢の割に早熟であったそれだが、今は明らかに普段とサイズが違った。
成人男性のそれをも凌駕しかねない太さと長さ。
当然だ。
秘所をくじられながらもなお凛としていた一葉の顔が、実は気高い蕩け顔であった事実。
そして挿入を迎えた今、丹念に磨きあげられた官能に脅え戸惑う顔。
空を蹴る芸術的な脚線美。部屋中に匂い立つ女の香り…。
それら少年を取り巻く全てが、少年の興奮を臨界点の先まで押し上げているのだ。


212:おとくいさま  2
09/06/13 02:41:34 1Ug9sQN1

そして当然、条件は他の少年においても同じ。
「いくぞ、カズハ、中に出すぞ!!!」
最初の少年が数分と持たずに果てると同時に、次の少年が一葉を捕まえた。
「な、舐めろ!早くだ!!」
一人が一葉に中腰になってのフェラチオを強要し、もう一人は一葉の背後に回る。
「おい、じっとしてろ!…って、くそ、しゃがめよ!!」
苛立ってそう喚いた。
彼は背後から一葉を責めようとしたが、彼の身長では脚長な一葉に届かないのだ。
結果下からねじり込む格好となり、一葉は細長い逸物を咥えさせられながら悲鳴を上げた。

「…お前は犯らなくていいのか?主賓だろ」
既に事を終えた少年が祐介に声をかける。
祐介は頬杖をついて絡み合う男女を見つめていた。
「別にしないわけじゃない。カズハは可愛いし、よく鍛えてるから締まりもいいもんな。
 ただ何となく、突っ込む為の穴にモノ入れるって当然の行為に飽きちゃってさ。
 昂ぶっていくのを眺めたり、セックス以外で辱めたり、そっちの方が気持ちいい」
「くくっ、そりゃ13歳が達する域じゃねえな」
「……確かに。あいつの“一つ前の娘”までは普通に愛してやれたのにな」
「普通?ふん、前ん時だって相当だったぜ。ツン美人系で俺が惚れてたの知ってたくせによ。
 ……でもそうか、“あの女の後輩”なのか、一葉。大変な役を押し付けられたもんだな」

2人は13とは思えない笑みを浮かべながら、一葉の素晴らしい体を眺め回した。
彼らの父親たちが、何十年も前からそうしていたように。

「こいつの口たまんねえ、マンコとかわんねーよ!」
「この尻の形、反則だろ。何発やっても勃起してきて仕方ねえ!!」
「げほっ、ごぉぼっ…!!や、やめて、ほんとうにもう……いやなのお……!!」
「ああ、何が嫌だ?ガキに犯されるのが嫌だってのか?ロリくせえ顔しやがって」
「そうだ、こいつパイパンにしようや。似合うぜきっと」
「う、ぐううっ!!」
「お、おい!今こいつ俺に突かれながら逝ったぞ!中がビクビクってした!!」
「なんだよ、やっぱ幼児プレイで興奮したんじゃん」

・・・・・

「…おやおや、派手にやってるね」
夏のぬるい風と共に戸が開き、年老いた老婆が顔を覗かせる。
「あれ、婆ちゃん。もう帰ったのか」
振り返り、祐介がにやりと笑った。
老婆……宮原芳江もにかりと笑い返す。
「ふふ、寝ていても退屈でね。
 …お前のことだ、そろそろ普通じゃ物足りないだろ。きっついクスリ貰ってきてやったよ。
 浣腸も、魔法の粉もある。あの薬屋の小娘に、本当の薬ってものをたんと教え込んでやんなさい。
 それが『おとくいさま』というものだからね」
祐介は白い粉を渡され、そこで初めて歳相応に見える笑みを浮かべた。
「ああ……わかったよ」
すなわち、玩具を散々に振り回し、ついには壊してしまうかもしれない笑みを。



                      おわり


213:名無しさん@ピンキー
09/06/13 08:47:42 rfqlKTd6
>>207>>208
BLや小説のないサイトばかり引っ掛かってまともな同人や小説がヒットしません…
同人や小説や動画があるお勧めのサイトや検索方教えてくださいm(_ _)m

214:名無しさん@ピンキー
09/06/13 09:25:03 bMI2Dtet
>>213

オネショタゲーを精力的に製作しているメーカー
DOUJIN3ARIES URLリンク(www.doujin-3aries.sakura.ne.jp)

管理人の新作はもう何年もうpされていないのだが
少年と熟女 URLリンク(www.joy.hi-ho.ne.jp)

鬼畜ショタ攻めならココ
お子様のブランチ URLリンク(www.geocities.jp)

215:名無しさん@ピンキー
09/06/13 10:12:05 szuFlryz
>>213
「ショタ」だけじゃホモホモしいのばかりに成るわな「おねショタ 小説」とかで検索すれば?
あとは、普通の検索エンジンじゃなくて、エロ小説検索サイトを使うとか。
とりあえずここ
URLリンク(www.himeguri.net)

216:名無しさん@ピンキー
09/06/13 12:02:25 9Dr0a8iG
>>213

↓このスレで質問してみればいいのでは?

【教えて】エロ~な小説・捜索願7【ください】
スレリンク(eroparo板)

217:名無しさん@ピンキー
09/06/13 16:07:58 rfqlKTd6
>>214>>215>>216
ありがとうございますm(_ _)m
おねショタ 小説と検索しても普通の検索エンジンじゃでなかったんでがっかりしてました…
携帯なんで紹介していただいたサイトがみれないんでどなたか携帯用を教えてくださいm(_ _)m

218:名無しさん@ピンキー
09/06/13 16:29:58 2B2BpbYo
おまいらも大概酷い奴だな

219:名無しさん@ピンキー
09/06/13 19:17:16 YFoTtqDA
>>212


220:名無しさん@ピンキー
09/06/13 22:46:12 YmHNIIge
>>209-212
なんというロクデナシ共・・・興奮した

221:名無しさん@ピンキー
09/06/13 23:13:03 AED0gnmn
>>209-212
なんという王道かつ直球。
犯してる側も女体に狂わされてる感にすげえ興奮した。

GJ!

222:名無しさん@ピンキー
09/06/14 06:28:56 uyHVFZpc
小学生がレイプする小説ってあんまり無いよな。
フランス書院だと「美母と群狼 息子の目の前で」っていうのがある。
肛門責めメインなので読み手を選ぶ作品かもしれんが。

223:名無しさん@ピンキー
09/06/14 16:34:46 jQKJNCab
ありそうでけっこうないよな
おねショタスレの方も全然投下ないしやはりマイナーなのか


224:名無しさん@ピンキー
09/06/14 18:14:13 j4DrYjYD
マイナージャンルで複数にスレが分かれてるからなー
おねショタ総合ならまだしも

225:名無しさん@ピンキー
09/06/14 19:26:19 FX1UD+su
ここの作品は総じてレベル高めだと思うけどね

226:名無しさん@ピンキー
09/06/14 21:09:33 bYKAuuE/
おねショタはマイナーなのかやはり…好物なんだが

227:名無しさん@ピンキー
09/06/15 02:06:08 Xa40F5h7
鬼畜な糞ガキ共にオモチャにされて弄られる大人の女性って最高だと思うんだがなぁ

228:名無しさん@ピンキー
09/06/15 23:11:18 za3DREgG
スレタイ読んで真っ先に思い出したのは
鬼畜スレの『瞬君シリーズ』

229:名無しさん@ピンキー
09/06/19 06:19:26 9JbH3Hfq
>>228
あぁ、あれは良かった

230:名無しさん@ピンキー
09/06/19 06:28:33 bCXtc/rp
瞬君とか俊君とか駿君とか
「しゅん」って名前はいいな。ショタショタしくてw

間違ってもアンドロメダ瞬を想像してたわけじゃないよ
あれは腐臭いからw

231:名無しさん@ピンキー
09/06/19 08:48:42 8puRRWQD
アンドロメダ瞬が実は鬼畜で熟女犯しまくりだと俺の小宇宙が燃える

232:名無しさん@ピンキー
09/06/19 14:55:07 M6EqjGH3
>>228どこでみれますか?

233:名無しさん@ピンキー
09/06/19 19:46:43 rmyTYHRt
瞬がシャイナさん犯しまくりとかちょっといいなと思ってしまった

234:名無しさん@ピンキー
09/06/20 00:13:27 TfikDWOV
シャイナさんあれでも16歳だからなぁ。
あの世界で成人女性って誰が居たっけ?
出来れば聖闘士系で…。

235:名無しさん@ピンキー
09/06/20 00:32:33 O/oYiYSq
>>232
URLリンク(library.s12.dxbeat.com)
7スレ目辺りから連作で続いてる
適当に捜して

236:名無しさん@ピンキー
09/06/20 04:22:26 Mp68XP29
>>212
ゆーすけ悪いやつだ許せん

237:名無しさん@ピンキー
09/06/21 02:17:47 Hthm61ZK
>>171
栄治も悪い奴だけどもっと犯れと応援したくなるw
続き待ってます。

238:西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg
09/06/22 20:50:09 QHRuPJVt
まとめWikiを作成させて頂きました。

エロパロ板・おねショタ系スレまとめWiki
URLリンク(wiki.livedoor.jp)

239:名無しさん@ピンキー
09/06/22 21:12:31 vVUedW9L
>>238
乙過ぎる!!

240:名無しさん@ピンキー
09/06/22 21:26:12 7MDpd5Tg
>>238
乙です
ありがとうございます

241:名無しさん@ピンキー
09/06/22 21:42:30 WwDiUaPG


こ、これは乙じゃなくて跪いての肛門検査なんだからね!
勘違いしないでよねっ!

242:名無しさん@ピンキー
09/06/23 00:59:58 NcdDbkrY
>>238
お疲れ様です。
可能ならばこのスレの分も保管していただけないでしょうか?
母親が他人に犯される小説(小説)
スレリンク(eroparo板)

243:西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg
09/06/23 06:39:10 qafkVWex
>>242
了解致しました。
各作品がWikiのテーマから逸脱していないかどうかを確認した後、保管させて頂きます。
そのため、いくつか保管できない作品があるかもしれないということをご了承下さい。

244:名無しさん@ピンキー
09/06/23 07:52:13 QQVMbERR
>>238

おねショタ総合まとめサイトならここもアリ?
スレリンク(eroparo板)

245:名無しさん@ピンキー
09/06/23 14:26:59 NcdDbkrY
>>243
ありがとうございます。

246:西村ツカサ ◆zgwVx/uUOg
09/06/23 14:47:57 xI/fh9HZ
>>244
中にはアリな作品もあると思います。

おねショタに関連している可能性のあるスレッドは、一応全て読んで確認するつもりです。

247:名無しさん@ピンキー
09/06/25 08:51:16 Wxtv3IYr
おねショタっつったらどっちかって言うと、244のスレみたいにペニバンや
ふたなりのお姉さんにショタが尻を犯されるとか、普通のセックルでも
お姉さんが主導権握る方がメインだよなー
それはそれでオレは好きだけど

ただ、ショタ攻めとか鬼畜ショタでググっても801ばかり…

248:名無しさん@ピンキー
09/06/25 15:00:45 pdcXv74I
フランス書院の本を必死に漁って合うのを探す位か

249:名無しさん@ピンキー
09/06/25 20:19:53 9kWLdJ7y
二次元ドリームだとショタ主人公多いけどな

250:名無しさん@ピンキー
09/06/25 22:49:32 ND9B7b7I
しかし主人公のショタが鬼畜でカス野郎ってのはあんまし無いと思う

251:名無しさん@ピンキー
09/06/26 07:17:05 6QrztV0x
確かに
子どもという観点からいけばとんでもない鬼畜で当たり前な気はするが
自分で書いててもつい愛が滲み出てしまうww

でもこのスレ的には鬼畜ショタ率高くないか?

252:名無しさん@ピンキー
09/06/26 10:56:41 ajBQZ7gL
そりゃスレタイ的に鬼畜ショタじゃないとw

253:名無しさん@ピンキー
09/06/26 12:12:28 6QrztV0x
時々スレタイ読めない奴っているよなww

254:名無しさん@ピンキー
09/06/27 06:22:28 kz8GTcoV
逆にスレタイのせいで縛りに感じるのはあるな
このスレだと、逆レイプからはじまって立場逆転していくような話投下しにくい

255:名無しさん@ピンキー
09/06/27 07:14:09 mMlEurC8
スレタイ的に
ここ完走またはDATしたら
おねショタスレへ統合でいいかもな

256:名無しさん@ピンキー
09/06/27 07:40:04 eoNtW0ot
話のウェイトがどこに置かれてるかだと思ってんだが
場合によっては→ 【お姉さん】おねショタでエロパロ【男の子】 あたりに投下か?

襲われるってさ、単にセックスすることを襲うって言ったりするよな
ふふふ、襲っちゃうぞー♪ 的な
ショタ攻めなら和姦でもOKなのかと結構悩む

例えばエロ3回の作品で
1回目 女が襲う
2回目 女が溺れる
3回目 下剋上
だとして、3回目が朝チュンなんかじゃなければ
ここでもOKだと自分的には思ってる

同じCPで複数回エロを入れるとどうしても和姦の部分がでてくる
襲われてる側が受け入れてしまう部分、堕ちっての?
「えーいいのー? 中に出したら赤ちゃんできちゃうかもよー」
「い、いいの…いいの……だから、熱いの出して、中に出してぇー妊娠させてーー!!」
そんで、次回からは股開いて待ってるみたいな

でも、まぁ自分ならショタが成人女性を1回でも襲ってたら
ここに投下すると思うww

257:名無しさん@ピンキー
09/06/27 19:19:19 BPXGnVOa
約半年で約1/4スレ消費か
栄えてるとは言い難いな
スレ終わりに近づいた時もこの程度のスレ進行速度だったらおねショタスレと統合でいいかもな


258:名無しさん@ピンキー
09/06/29 00:30:29 SPBoqgdQ
性的に目覚めたショタの場合自由に出来る女が出来れば凄い鬼畜になるかもなぁ
まだ子供なんで容赦のなさが半端無い感じで

259:名無しさん@ピンキー
09/06/30 02:41:10 k1Y7vQq+
みんなは犯される女性はどういう人がいいの?
同級生のお母さん?それとも独身の女性?

260:名無しさん@ピンキー
09/06/30 12:16:13 7UtQObo8
前者かな

261:名無しさん@ピンキー
09/06/30 13:08:54 RBXKTROg
処女が好きです
だから必然的に後者になる

前者なら処女の継母か?
そしたらわざわざ同級生に譲ってやる必要もないし
結婚するまでと大事にとっておいた継母の処女を
結婚式当日にいただくショタww

262:名無しさん@ピンキー
09/06/30 14:33:09 jMed2ZTn
>>261


263:名無しさん@ピンキー
09/06/30 19:47:16 72TenUFJ
>>262
レスアンカーだけとかやたら気になるw

264:名無しさん@ピンキー
09/06/30 21:30:55 wJRAK+ol
ショタっ子の同級生のお母さんとなると…
ショタっ子の年齢にもよるけど30歳近くなっちゃうこともあるからなぁ。
なので後者で。
たまには年増もいいけどね。

265:名無しさん@ピンキー
09/07/01 00:04:26 J7mZylK2
そういやここ成人っていうしばりもあるのか

266:名無しさん@ピンキー
09/07/01 00:26:32 q6/p1LkB
>>264
30代とか40代前半とか食べ頃だよ
20代も良いけど

>>265
お姉さんであれば大丈夫な気がするけど
おねショタスレがあるから10代ならそっちで良いかも

267:名無しさん@ピンキー
09/07/01 02:06:25 DkBviBmu
大学生のカテキョのおねーさんとか
甥っ子を預かることになった20代前半位の叔母さんとか
俺は若い方が好きだな
子どもの扱いに慣れてなくて、どこまでが子どもの遊びかわからん
→気付いたらエスカレートして襲われてた とかイイ

268:名無しさん@ピンキー
09/07/01 07:16:00 RS8hcqtT
>>261
20代、美人、処女
この3つの単語が並ぶと、どうしてもウソっぽく感じてしまう
美人は大体20までにはSEXしてるよね

ファンタジーなら、政府が特例を認めざるを得なかった
天才児の飛び級を受け入れたのが女子大で、
そこで処女ハンター化するショタとかどうか




269:名無しさん@ピンキー
09/07/01 07:36:04 vF3GIx+n
ほんとにファンタジーなら…
諸所の事情により若くして王となったショタ
王に取り入る手段は「女」とばかりに娘(ショタ王と同年代)を差し出す諸侯たち。
だがショタ王の好みはもう少し年上とわかり…。

そんな後宮のお話とか

270:名無しさん@ピンキー
09/07/01 09:48:01 UBONHRl2
> 20代、美人、処女
希少価値だからいいとか
美人故に子どもの頃にいたずらされてて...とか
美人過ぎてだれも手を出さなかったとか

王様は後宮のみじゃなく
鷹狩りで村娘とか
お忍びで町娘とかも広がりそう

271:名無しさん@ピンキー
09/07/01 22:56:55 DrmHT31P
まぁ、美人な女性と見た目的に残念な男性の組み合わせはままあるし
美人過ぎて周囲が手を出さなかったはあり

272:虚勢の代償
09/07/04 00:03:45 0mdDGGG8
菅原潤(すがわらじゅん)は若干10歳にして、自らの境遇が特異である事に気付いていた。
父親は性欲が並外れた男だった。
浮気などして当たり前、夜毎違う女を引っ掛けてきて家で可愛がる。
母親はそんな男に愛想をつかして家を出た。
そして今も潤の父は若い女を縛り上げ、その秘所を飽くことなく玩具で責め立てている。
「ああ、イヤあ…!あんな小さな子が見てるのにぃ……!!」
女は潤の方に視線をやって嫌々と首を振る。潤はそれを冷笑混じりに見つめていた。
 (……何がイヤあ、だ。“薄汚い雌豚”め)
母のかつての口癖を思い浮かべながら。
「あぁ!待って!!」
女が唐突に叫んだ。見れば父が立ち上がり、外に一服しに行く所だった。
焦らし責めだ。

「逝かせて…逝かせてェ…」
女は尻が天を向くように縛られたまま、バイブを股座に唸らせて哀願する。
潤が目の前に立つと、ふとその表情が明るくなる。
「あ、ねぇボク!この縛られてるの解いて?それかお父様を呼んできて?
 おねえさんすっごく辛いのよう、お願い」
猫なで声でそんな事を囁く。潤は一言も発さぬまま、女の秘所に足を乗せた。
「……え?」
女の間の抜けた声と入れ替わりに、思い切りバイブを踏み込む。
甲高い悲鳴が上がる。
潤は女の狭間が吐き出したバイブをさらに踏み込み、吐かれ、踏みを繰り返す。
「やめてっ、やめてえっ!!ちょっと、遊びじゃないのよボクっ!!!」
潤の小さな足の下で、女は喚きながらも猛烈なピストンに悦びの涙を流し、それを顔に受けて泣きじゃくる。
…ぐちゃっぐちゃっぐちゃっ…どろぉっ ぐちゃっぐちゃっぐちゃっ………

潤はそのみっともなさに溜息をついた。


273:虚勢の代償
09/07/04 00:04:07 0mdDGGG8

少年が溜息を吐くような事は学校でもあった。
友人の一人、柳代優耶(やなしろゆうや)と話をしている時だ。
優耶は10歳という齢を鑑みてもぼんやりとしており、考えも話も幼稚だった。
親しくしておけば損はないタイプなのでつるんでいるが、潤は内心では優耶の事を蔑んでいた。

潤がそんな優耶の話を適当に聞き流していたある日、ふと優耶が変わった事を言い出した。
優耶は四人兄弟の末っ子で、一番上の姉とは歳がかなり離れている。
その姉が時々いやらしい話をしてくる、というのだ。
Hをした時のことを語ったり、時にはオナニーを見せたりさえするらしい。
その話を聞いたとき、潤はそれをすんなりと信じることが出来た。
優耶という少年はとかくぼうっとしており、無性にからかいたくなる。
特に妙齢の女性ならばそんな気持ちも強くなるだろう。
家にこんな弟がいては、性的な会話を仕掛けたくなってもおかしくない。

そんなある種の共感もあってか、潤はやおらその姉に興味が沸いてきた。
話を耳にして寄ってきた数人のクラスメイトと共に、姉の人となりを優耶から聞く。
名は京子(きょうこ)。歳は今年で28とかなり離れており、地方銀行に勤めるキャリア系らしい。
そして見た目。優耶が取り出した写真を見たとき、潤たちは息を呑んだ。

写真は出勤時の京子を撮影したものだった。
知性を裏付けるような薄縁のファッションメガネ。
首元までに整えられたダークブラウンの髪。
歩く様が絵になる、スーツに包まれた迫力ある体つき。
「すげえ美人じゃん!」
「まさにキャリアウーマンだな、カッケぇ…」
「出来る女って感じだわ。道歩いてても絶対声かけらんねえ」
クラスメイトが口々に驚嘆する。
潤も同感だった。
少なくとも潤の父によがらされるような雌とは別の人種だ。
これほど凛とした女性が、本当に優耶に不埒な事を吹き込んでいるというのか…?
潤はますます気になって仕方がなかった。


274:虚勢の代償
09/07/04 00:05:01 0mdDGGG8

潤達はそれから毎日のように、優耶に姉の話をせがんだ。
優耶はそれに笑みで応じた。
京子が良くする話……部活の先輩との、会社の若い上司との赤面ものの性体験。
恵まれた器量のおかげでどこへ行ってもアイドルであり、相当エッチな体験をしてきたこと。
優耶はそれを自らも赤面しながら語り続けた。

しかし…クラスメイトが舞い上がる中、潤はその話を聞くにつれて一つ不可解な想いを抱くようになった。
どうにも嘘臭い。
毎晩女が感じる姿を目の当たりにしているからそう感じるのか、
京子がしているという話には、どこか初々しい幻想や無知さが見えた。
あるいは姉が不埒であるということ自体が優耶の捏造ではないかとも考えたが、
優耶がそんな頭の回るタイプではない事はよく知っている。

そしてある日、潤は確信めいた物を心に忍ばせてこう切り出した。
「なあ、いっぺんお前の姉ちゃんに会わせてくれよ。
 俺らもさ…その、女の人のこと色々と知りたいんだ。なぁ」
潤が純情ぶって言うと、クラスメイトも一斉に頷いた。
優耶は満面の笑みを浮かべる。
「うん、いいよっ!友達連れて帰ったら、おねえちゃんきっと喜ぶや。」
クラスメイト達が幼い歓声をあげた。
いよいよ噂の姉とご対面だ。
そのとき潤が歪な笑みを浮かべた事を、優耶はまるで気付く素振りもなかった。


275:虚勢の代償
09/07/04 00:05:28 0mdDGGG8



優耶の家が見えたとき、潤達は思わず唖然とした。家というより屋敷だ。
そもそも立地が緑溢れる高級住宅街であり、そこに屋敷を構えるとなれば何千万を要することか。
潤の家も割に裕福だが格が違う。
優耶のぼうっとした性格がわかる気がした。

「ゆーやのお友達なんて珍しいわねぇ、いらっしゃい」
優耶の言う通り、京子は弟の友人として訪れた潤らを快く迎え入れた。
テキパキと紅茶を淹れ抹茶味のシフォンまで出す手際の良さは、流石社会人である。
というより、自室に喫茶セットがある辺りを流石というべきか。
京子の部屋は新婚が悠に暮らせるほどの広さだった。
その中央にしつらえられた巨大なソファに京子を囲んで座る。

オフの日の京子は写真のイメージとはまた違っていた。
28という歳を感じさせない若々しい肌だ。
金があるゆえに美用品も最上級の物が揃えられるのだろう。

そもそも金に困らぬ彼女は働く意味があるのか?
少年の一人がそう疑問をぶつけた。
「家柄は関係ないわ。お金持ちの子はね、周りが思うよりずっと働きたがってるの」
そう言ってからからと笑う京子は、育ちの良いわりに気さくな印象を与える。
だが潤はこの時まさに、彼女の本質を垣間見た。
働きたい…?
否、そうではない。“評価されたい”のだ。
家柄で持て囃されるにあきたらず、自分自身の能力でも一流と呼ばれんとする。
その片鱗があのファッションメガネだ。
今の京子は眼鏡をかけていない、つまり本来は必要ない。
それなのにわざわざ伊達眼鏡をかけてまでキャリアを演じる、その根底にあるのは虚栄。

事実今も、たかが小学生の来客に対して京子は小洒落た服を着込み、ネックレスにブレスレットまでしている。
ハーブの香水まで纏っているという徹底振りだ。
子供相手にも素敵なお姉さんを演出しようとしたのだろう。
 ( ―こいつ、見栄っ張りだ )
潤は確信した。

276:虚勢の代償
09/07/04 00:05:53 Bsp9F1vl

「京子さんってさ、モテるでしょ」
潤がそう切り出したとき、京子の顔が明らかに変わった。
「…どうして?」
「だって、いかにもだもん。美人で、スタイルよくて、品があって」
けして褒め殺しではない。事実であることを承知の上で、潤はあえて美辞麗句を並べる。
京子は目を閉じて息を吐いた。
あどけない少年にまで魅力を理解され、女として悪い気はしないだろう。
「そうね、お誘いは多いわ」
ティーカップを傾けて京子が答えたとき、潤は勝負に出た。

「じゃあさ、僕らにも女の人のこと、教えてよ」
京子の目が開かれる。周りの少年達も、優耶を覗いて顔色を変える。
「実は僕ら、優耶くんに色々お姉ちゃんの話聞いてるんだ。
 …エッチなことも時々、教えてくれるって」
京子が優耶を睨む、だが優耶のにこやかな表情を目にし、怒りのやり場を失ったように視線を惑わせた。
「あ、あのね、まだ君達みたいな子供には早……」
『お願いしますっっ!!』
京子の言葉は、突然のクラスメイトの叫びにかき消された。

「お願いします、京子さん!!」
「お願いです、裸見せてください!!
「僕ら、ずっと楽しみにしてたんです!!」
クラスメイトは子供ゆえのストレートさで京子に要望をつきつける。
それにさり気なく便乗しながら、潤は内心でほくそ笑んだ。
こういう場合に子供ほど厄介な相手はない。
これを凌げるならかなり子供慣れした女性だろう。そして箱入り娘である京子は、絶対にその類ではない。
「あ、あ、う、そのっ………」
京子は困惑しきった様子で子供達の爛々とした瞳を受け、やがて、折れた。
「……ち、ちょっと、本当にちょっとだけよ…」
そう言ってスカートのベルトに手をかける京子を、潤はいよいよ楽しげに眺める。

 (うん、今日は“ちょっとだけ”……。
  お姉さんの考えるちょっととは、随分違うだろうけどね)

277:虚勢の代償
09/07/04 00:06:35 0mdDGGG8

「おおお…。」
京子が服を全て脱ぎ去ったとき、少年達は思わず感嘆の声を漏らした。
潤でさえだ。

28、下手をすれば潤たちの母親であってもおかしくない歳。
京子はその歳に恥じない熟れた身体をしていた。
豊かなあまり垂れた乳房と安産を約束する腰つきは、この上なく女らしく性的だ。
腹部は引き締まりながらも脇にわずかな肉付きがある。
それがやたらに抱きつきたい気持ちをくすぐるのだ。
そして肉感的でいながらも手足はすらりと細長く、けしてただ太っているのではないと視覚に訴える。
生半可なグラビアアイドルでは太刀打ちできぬ匂い立つ女体。
潤は女の身体を見慣れていたが、それは親父好みの未熟さを残したものばかり。
これほど性を直感させる裸体を見たことはなかった。

「綺麗だ」
潤は自分でも知らないうちに京子に寄り、その胸に顔を埋めていた。
どこまでも柔らかい乳房が頬を包む。腰に手を回せば、すべすべした腰つきに柔らかな感触。
触れていて楽しすぎる身体だった。そしてひどく安らぐ匂いをしている。
京子は戸惑ったように、躊躇いがちに潤の頭を撫でていた。
だが、潤にいつまでも安らいでいるつもりはない。
「ねえ、オナニーしてみせてよ」
乳房の間から悪戯っぽい瞳を覗かせ、潤は言った。京子が声を詰まらせる。
「………わ、わかったわ」
京子はそっと潤を離し、革張りのソファに腰を下ろした。
そして指を秘所に導き、ゆっくりと沈み込ませていく。


278:虚勢の代償
09/07/04 00:06:55 0mdDGGG8

「……はっ、…はっ……」
京子はリズミカルに息を吐きながら指を操っていた。
脚を広げたまま親指の腹でクリトリスを捏ね、人差し指と中指を差し入れて中をくじる。
茂みの下の盛り上がりが生き物のように開閉し、抜き出された指が濡れ光る。
少年達は食い入るようにそれを見つめた。
当の京子はその目を避けるように、視線を遠い床の上に落としている。
品のいい京子がはしたない格好で自慰に浸る様はたまらなかった。
しかし、潤はそれで満足しなかった。
所詮は場を凌ぐ為の三文芝居だ。感じるためにやっているのではない。

「ずいぶん大人しいオナニーだね」
その言葉に、京子の視線が潤へ向く。
「もっと激しくしてよ。いつもは、あんなものじゃないんだろ?」
潤は優耶に問いかけた。
優耶は純真そうな瞳で頷く。
「……ッ!」
実の弟が相手では隠しおおせる筈もなく、京子は顔を顰めて座りなおした。
今度は脚までソファに上げ、M字開脚しての自慰だ。
気品とかけ離れたその格好は滑稽でさえあった。
京子はより深くに指を挿し入れ、とうとう本格的な自慰を始める。
少年達は生唾を呑み込んだ。
「……くっ……!」
京子は下を向き、小さく喘ぎながら指を蠢かす。
やがて指の入った先からくちゃくちゃと水音がしはじめた。
京子の息遣いも荒ぶっていき、本気で感じ始めたのだとわかる。
「そうそう、気持ち良さそうだね」
潤は優耶の方を振り仰いで言った。
優耶の反応から見て、これがいつもの自慰だろう。

「はぁっ、はぁっ、は、はぁっ……!!」
京子の息が上がり、いよいよ達しかけたと見えたその時、
「 待って! 」
潤がそれを止めた。京子が汗まみれの顔を上げる。
「まだイッちゃだめだよ。僕がもっと気持ちよくしてあげる」
潤はそう言って持参したリュックを開けた。
中からは潤が父親から貰い受けた、様々な道具類が顔を覗かせた。

279:虚勢の代償
09/07/04 00:07:31 Bsp9F1vl

「はぁ…もっと……気持ち…よくする…?…あなたが……?」
京子は絶頂の寸前で息を切らせたまま呟く。
潤はリュックから銀色の器具を取り出し、見せ付けた。
「オトナのお姉さんなら知ってるよね、こんなの」
少年達は首を傾げ、京子が目を見開く。
それはクスコと呼ばれる、女性の膣を広げて固定するための器具だ。
京子も知識でぐらいは知っているかもしれない。
だが恐らく使われた事などない。
大人社会では重大な意味を持つ柳代の姓が、世の男共に京子にそれを使うような事を許さなかったのだ。

「京子さん、足、開いててね」
クスコに潤滑油をまぶしながら、潤は淡々と告げた。
「…ふうん、ま、ませた道具持ってるじゃない」
京子は狼狽を必死に隠して言葉に従う。
潤は興奮で手が震える想いだった。
どんな大人にも先駆けて、自分がこの女性にこの淫靡な器具を突き立てる一人目になるのだ。
クスコの烏口が京子の肉ビラを割る。器具の冷たさに京子の足が反応した。
しっかりと奥まで差し込んだ後、潤はネジに手をかける。
「開くよ、お姉さん」
キリ、キリ、ネジが開かれるにつれて、京子の身体の中が露わになってくる。
「うお、なんだあれ!?」
「何か赤い肉が見えてんぞ、大丈夫なのかよ!?」
少年達が色めき立つ中、潤と京子だけが平静を装っていた。

「中まで綺麗なんだね、京子さんって」
ひくひくと息づく桃色の粘膜を覗き、潤が優耶に言った。
「うん。お姉ちゃんキレイだ」
優耶は器具の異常性にも気付かず、ただ場の盛り上がりに合わせて喜んでいる。
「それに……。」
潤はさらにクスコの奥を覗き、意味ありげに京子に笑いかけた。
京子は……とうに気付いているのか黙って視線を返す。
2人にだけ伝わる事実。
クスコの曝け出した京子の膣の中には、うっすらとえらの様な物が見える。
処女膜だ。
潤は始めから京子が処女であると踏んでいた。
この気位の高い令嬢が、そう易々と男を知れる筈がないのだ。

「じゃあ、気持ちよくしてあげるね」
京子の視線を浴びながら、潤はさらにリュックから器具を取り出す。
それは2つの、電動歯ブラシを細くした様な道具だった。
潤はそれをクスコで開かれた京子の中に差込み、にこやかにスイッチをいれる。
「うう!!」
瞬間、京子の腰が跳ね上がった。

280:虚勢の代償
09/07/04 00:07:54 Bsp9F1vl

「腰が凄い動くね。久しぶりなの、こういうプレイ?」
潤は全てを知った上でそう問いかける。
「え、ええ、気持ちいいわ」
京子はたまらず腰を左右に揺すりながら、手でソファを掴んで必死に耐えていた。
他のものはただその様子に見惚れるだけだ。
器具の電動音はいかにも強烈そうで、それが器具で開ききった体内で暴れているのだ。
潤は2つの器具をナイフとフォークのように使い、ステーキを切るように京子の中をかき回した。
京子の中からは止め処なく肉汁が溢れ出て、クスコを伝って流れ落ちていた。
「いやらしい匂いだね」
クスコの中からは、京子の感じ入った牝の香りが強烈に漂っていた。
それは潤だけでなく他の少年に、そして京子自身にも伝わり、彼女の顔を赤らめさせる。

やがて京子の足の指が丸まり、腿が痙攣しはじめた。
絶頂の予兆を感じ取り、潤は器具の繰りを早める。
中をぐちゅぐちゅとかき回し、思い切り奥を広げる。
その瞬間、京子は天を仰いで愛液を溢れさせた。
腰を何度も跳ね上げて身悶える様はとてつもない快感を表していた。
少年達は言葉をなくし、ただ黙って京子を見守る。

「最高だよ……」
潤もその京子の様子を見守りながら、ズボンから逸物を取り出した。
子供とはいえ中々の剛直だ。
潤は京子を引き起こし、未だ気息奄々の赤い唇に捻じ込ませる。
「んう!!」
苦しがる京子の髪を撫で、潤はしっかりと突きこんだ。
「セックスといえば、まずはフェラチオだよ。しっかりやってよね」
腰を引き戻しながら言うと、京子が控えめに舌を使い始めた。
硬くなった亀頭にちろちろと舌が当たる。気持ちはいいが、まだ足りない。
「もっと強く!」
舌の動きが早くなる。吸うような動きを出てきている。
それでもやはり、初心者のフェラチオだ。


281:虚勢の代償
09/07/04 00:08:27 Bsp9F1vl

「こっちを向いて、京子さん」
潤が言うと、京子は濡れたような瞳で彼を見上げた。
その瞬間、潤は言いようもない興奮に背筋を焦がされる。
潤は京子の頭を掴みなおし、腰を振って一気に彼女の喉奥へ突きこんだ。
「おううえっ!!!」
京子がえづく。その瞬間、亀頭部分に窄まった喉の肉が絡みつき、強烈な射精感を引き起こした。
「ああ凄い、これ凄いよ京子さん!」
潤はその快感に飲まれ、物のように京子の頭を前後させる。むせ返る瞬間がたまらなく気持ちいい。
「出るよ、出るからね京子さん、全部呑んでよ、大人なんだからね!」
潤は叫びながら京子の喉奥に亀頭を擦りつけ、腰を震えさせた。
驚くほどの量が流れ出ていく。

京子は目を見開きながらそれを口で受け、潤の逸物が抜けた瞬間に戻しそうになるのを堪えた。
そして一息に呑み込もうとし、喉につっかえたらしく苦しそうに咳き込む。
その表情は嫌いなピーマンを無理矢理食べさせられた子供のようだった。
「美味しい?」
潤が問うと、とてもそうは思えない表情で頷く。
そう、京子は子供だ。少なくとも性に関しては、虚勢を張りたいだけの子供に過ぎない。

潤は改めてそう思いながら、これからどうこの女らしい子供を躾けようか考えを巡らせた。
数度の絶頂で秘唇は蕩けきっている。
この辺りで周りの逸物をそり立てている連中の一人に跨らせ、自ら処女を失わせるのも面白い。
京子は痛みに顔を歪めるだろうが、それを弟に悟られぬように必死に堪えることだろう。
尻穴を開発してやるのも面白い。
クラスメイト達に尻穴でするのが普通だと思い込ませれば、京子はその初々しい蕾を差し出さざるを得なくなる。

まだまだ楽しめそうだ。
潤は京子を見下ろしながら、笑った。


終わり

282:名無しさん@ピンキー
09/07/04 02:22:45 1UfVQZaR
20代美人処女キター
ぜひ続き頼む

283:名無しさん@ピンキー
09/07/04 04:00:58 WJOFLqNo
このままされるがままに調教されちゃうのかゴクリ
これまでの経験から女を完全に見下してそうだし手加減は全く望めないな

284:名無しさん@ピンキー
09/07/06 11:24:32 00pi4hte
おおお~~
弟の前ってのがまたジュルリ

285:名無しさん@ピンキー
09/07/06 17:45:27 T2LeQDx/
ハァハァ…

286:名無しさん@ピンキー
09/07/08 02:04:44 Sy8/9wxP
鬼畜期待

287:凍える月を抱いて ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:43:25 AjiPTOGn
Title:『凍える月を抱いて』
メインCP:小学6年生×先生(代理教員)
サブCP :11歳弟×20歳姉(5章予定)
      :12歳×25歳(番外予定)

作品全体通してのご注意ポイント(苦手な方は回避措置を!)
・避妊、プレイ、その他に関して嘘八百だらけ
・1章⇒本番なしのご奉仕のみ
・3章以降⇒スカ、生理、血、近親、etc.
・女臭い

※書き手の人としての軸がぶれていますので読み手様方の苦手ポイントが分かりません
  ご自分の苦手属性の匂いがしてきたら注意書きが無くても逃げて下さい。

3章以降は襲ってると言い難くなる上、特殊プレイ・シチュが出て読み手様を選びますので
2章までで一区切り、一旦終了の形になってます。

※他書き手様
規制、その他個人的な事情、話の内容などもあり3章以降投下は未定ですので
気にせず投下してください。


288:凍える月を抱いて 1章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:45:35 AjiPTOGn
              1章 『悪魔の胎動』


「ねぇ? アキラ君、帰りの会が終わっても残っててくれる?」

 そう言ったのは綾だった。
 篠崎 綾は今年大学を卒業したてのまだ22歳。教師の道を目指したが本採用には
至らず、産休の代理教員として任期の半分をこなしたところ。
 美人かと問われれば……好みの問題としか言えないが、可愛いと言えば7割がたの
同意は得られるだろう。
 大きな瞳が目尻に向かってやや下がっている上、手入れの行き届かない眉が八の字に
下がっているのがタレ目を決定づけている。困った時に小さな唇に力を入れて尖らす
癖をだせば、もうびっくりしたタヌキのようだということで、子ども達に付けられた
愛称も“ポンポ子”だった。

 金曜と言うこともあって他の子ども達が早々と帰ったことを確認し、綾はアキラに目を遣る。
 都筑 アキラは、一年ほど無医町であったこの田舎町に、町の依頼を請けて赴任してきた
医者である父親について、ひと月前に都会の学校から転校して来た。
 校長室で初めてその両親と共にアキラを紹介された時綾は、色白で涼しげな目元に
薄い唇、鼻筋が通ったその中性的な美しさで はにかむアキラに、一瞬息を呑んだ。
それくらいアキラは人の目を惹きつける。6年生にしては小柄でクラスの中でも一番小さいが、
その割に仕種が大人っぽい。他の男の子がするように気になる女の子をからかったりもしないし、
もう中学の勉強も始めているのだろう昼休みに時折数学の問題集など解いている。
 都会っ子らしい優しい物腰とその見た目で、あっという間に女の子達の人気をさらい、
クラスにも馴染んだかに見えた。だが、逆にそれが災いしてか、どうも男の子達と上手く
いっていないのではと綾が感じ始めたところで、この所のアキラの元気のなさである。
 産休の代理教員とはいえクラスを任された以上、正規の担任、金澤先生が戻って
来るまではしっかりと務めなければならない。綾の肩にも力が入るというものである。

 机の脇に立って手持無沙汰にバッグの中身を何度も整理し直しているアキラに、
綾は前に来るように声を掛ける。
 机を二つくっつけて二者面談のように向かい合って座る。どう切り出したらいいものかと
少し逡巡してから綾が口を開いた。

「あのね、アキラくん、何か困ったこと無い?」
「……困ったこと……ですか?」

 男の子同士のいざこざや、元気のない原因がいじめであるならば、何としてでも……
どんな事をしてもアキラを護らなければならないと、綾は益々肩に力を入れてたたみかける。

「うん。何でもいいから、あったら言ってみて、先生何でもするから」
「……何でも?」
「うん!」
「……先生、僕……こっちに転校してきて……」
「うん」
「……奴隷がいなくて不自由してるんです」
「う……!?」

 にっこりと微笑みながら告げられた言葉に綾は耳を疑った。この声変りもしていない
少年は、今何と言ったのか? どれい? それは即ち奴隷という意味か?

「え? アキラくん? 何……」
「奴隷ですよ。ど れ い」

 状況が飲み込めずに、笑顔を無残に崩して反応の無くなった綾の前で、アキラは
椅子から立ち上がり自分の股間を指さして言う。

「僕はこれを気持ち良くしてくれる奴隷が欲しいんですよ。前の学校では女の子達が
 先を争って僕のこれに口で奉仕してくれてたんですよ」
「ほ……奉仕?」

289:凍える月を抱いて 1章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:48:58 AjiPTOGn

 アキラの言う“これ”がペニスである事は綾にも理解できたが“女の子達が口で奉仕”
とは、いったいどういう状況なのか、綾の想像力が追い付いて行かない。
そんな綾の事などお構いなしにアキラの言葉は続く。

「僕は別に口だけでも良かったんですけど、ある時クラスの女子が、どうしても僕と
 『特別になりたいから挿入れて欲しい』って言ったんですよ。で、膣に挿入れたら……
 裂けてしまって大変でした」

 くすりと笑いながらアキラがファスナーを下ろし肉棒を取り出す。それは小学生のモノ……
女の子と見紛うようなアキラのモノと言うにはあまりにも大きく凶悪にそそり立っていた。
 綾は驚いて椅子から腰を浮かせたものの、視線をアキラの肉棒から離せずにいた。
アキラ自身の腕くらいの太さはあるそれを小学生の膣に挿入したのなら裂けてしまうのも
当然だと思われた。

「し、しまいなさい。アキラくん」

 上ずる綾を無視してアキラが言葉を続ける。

「それで大人達にバレて僕もその子も転校。こんな田舎に来る破目になってしまって……」

 衝撃的な話の内容にばかり気を取られた綾は、なぜアキラが自分自身に不利な話を
するのかその事に気付かなかった。

「でも先生、女の子のアソコって気持ちいいですね。早紀とかどんな感じなんでしょうね?」

 アキラは無邪気な笑顔で振り返って、クラス一賑やかな少女、早紀の席を見る。

「―っ! だ、ダメよ! そんなこと!!」
「どうしてですか? 僕がしたいって言って、早紀がいいって言ったら……」
「そ、そしたらまた……け、怪我……させちゃうじゃない……」

 綾の語尾は自信なさげに小さくくぐもり、もはや場の主導権は小学生であるアキラの
物だった。

「僕が痛いわけじゃないですし、それに先生には止められませんよ。親に言ったところで
 四六時中見張ってるわけにも行かないでしょう?」
「……そんな……」
「僕も奴隷がいなくなってだいぶ経つし、もうそろそろ限界なんですよ」
「……じ、自分でなんとか出来ない……かな? ……その……困った時は大概自分で
 するものじゃない?」
「自分で? ……先生も自分でするの?」
「え!? わ、私!? しないわよっ!」
「ふぅん……」

 アキラの目が窺うように細く窄められて、綾は心の内を見透かされるようで顔を
赤く染めて視線を外した。

「気持ち好くしてくれる相手がいるって分かってるのに、自分でなんて無理ですよ」
「―っ!」

「だから」と言いながらアキラはまた早紀の机の方に視線を移す。

「…………し……してあげる」
「え? ……まさか先生が?」

 驚いたような口ぶりのアキラだったが、その口元には歪んだ嗤いが浮かんでいた。
そんな事に気付かぬ綾は、場の雰囲気に呑まれるままアキラの前にペタリと座り込むと
アキラの扱く肉棒におずおずと手を伸ばした。

290:凍える月を抱いて 1章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:51:11 AjiPTOGn
 綾は、とにかく何とかしなければと必死でアキラがしていたように手で扱くが、
アキラの肉棒には一向に変化が見られない。綾の額に汗がにじむ。

「……先生……手だけじゃ無理ですよ」

 溜息混じりに上から降り注ぐアキラの声にぎくりとして綾の動きが止まる。

「……でも……」
「せめて口じゃないと」

 言われて綾はちらりと猛ったアキラの肉棒を見る。粘液が先端に溜まってキラキラと
光っている。これを……口で……綾は戸惑ったが、そうしなければアキラは早紀に手を
伸ばすと言う。綾は深く息を吸うとアキラの肉棒に舌を這わせた。

「……ん……ちゅっ……くちゅ……」
「……もっと、舌を絡ませて……先生は、小学生より下手ですね。
 ………………しょうがないですね、じゃあ上を向いて、口を大きく開いてください」

 小学生のアキラに嘲るように自分の拙さを指摘された綾は、言われるままに口を開いた。
そこへアキラの怒張が突きこまれる。

「んーーーっ!!」
「先生、力を入れないで、でないと喉が裂けちゃいますよ」

 綾が、恐怖で目を見開くとアキラは喉の奥でくつりと嗤った。異物の侵入に、涙を流して
えずく綾の頭を両手で押さえながら喉奥に達してもアキラは腰を進める事をやめない。
綾の意志とは関係なく喉奥が嚥下と嘔吐の動きを激しく繰り返しながらアキラを呑み込んで
いく。呼吸することもできずに綾の意識が遠のきそうになるとアキラは肉棒を引き抜いた。
 途端に込み上げる物があるが、吐き気に伴って溢れる唾液を必死で飲み下し、
ぶるりと何度も震えながら、綾は必死でそれを抑え込んだ。
 ぜいぜいと肩で息をしていた綾の呼吸が少し落ち着くと、アキラは表情も変えずに
同じ行為を繰り返し何度も行った。
 綾の顔は涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃで、無理に唾液を飲み込む時に一緒に飲んだ空気が
ゲップとしてゲーゲー音を出す酷い有様だったが、それを気にする余裕など綾には無かった。
 いつまでこの責め苦が続くのだろうかと綾は霞む意識の中でぼんやりと思った。

「あぁ、ちゃんと奥まで入って、飲み込む動きと吐き出そうとする動きでキュウキュウ
 刺激されてとっても気持ちいいです。さすが大人ですね。小学生じゃこうはいかないですよね」

 褒められた所で嬉しい筈もなく、肉棒が抜かれて何度目かの酸素補給が許された時に
綾はくたくたに疲れた顎を叱咤し、掠れた声でアキラに聞いた。

「いつまで……いつまで続ければ……いいの……」
「早く終わりにしたいですか? 先生」

 アキラの問いに、綾がこくりと頷くとアキラは「わかりました」と言って、また
綾の口を開かせ肉棒を差し入れた。そして綾の頭を、まだ成長しきっていない両手で
押さえて楽しそうに言った。

「なるべく早くする努力はしますが、先生も慣らした通りに力を入れないで頑張ってくださいね」

 言葉が終わると同時に、アキラは腰を激しく振って自身の肉棒を綾の喉奥へ何度も何度も
突き込んだ。今までと比べ物にならいくらいの苦痛から綾が逃れようともがいても、
アキラの手はがっしりと綾の頭を抑え込みそれを許さなかった。小学生であるアキラの
どこにこれほどの力があったのかと薄れゆく意識の中で綾は思った。
 綾が意識を手放す寸前、アキラが短く呻き肉棒が爆ぜた。綾は食道をどろりとした
液体が胃に向かって滑り落ちて行くのを感じながら暗い奈落へと意識を投じた。


1章 『悪魔の胎動』 (終)

291:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:53:32 AjiPTOGn
              2章 『悪魔の刻印』


 綾は自分の顔を拭う湿った布の感触で目を覚ました。痛む顎と喉に悪夢が現実で
あったことを思い知らされる。
 綾の顔を拭っていたのは、アキラのハンドタオルだった。

「さぁ、これで綺麗になった。まったく奴隷が主人の手を煩わせるなんて……」

 当たり前のように綾を奴隷呼ばわりしながら、アキラはハンドタオルを弄ぶ。
綾はこんなことを許してしまったが、奴隷になったつもりはないと言おうとして
身を起こし、違和感に眉を寄せる。
 ストッキングが脱がされている。それにショーツも!
 慌てて脚を閉じ、アキラを睨んだが、アキラは一向に動じない。それどころか
嘲るように事実を告げる。

「まさか、失神しておもらしするとは思わなかったよ」
「お、おもらし……?」

 アキラが弄んでいたハンドタオルを投げた先の、半透明のゴミ袋の中には沢山の
トイレットペーパーが多量の水分を含んで納まっていた。

「ちゃんと、片付けておいたよ。匂いが染み付いて騒ぎになると面倒だし、それと
 濡れてしまった下着は一応こっちの袋に入れてある」

 アキラのこの落ち着き、そつの無さはいったい何だろうかと思いながら綾は差し
出されたビニール袋に手を伸ばす。
だが、綾の手が触れる直前にアキラは自分の荷物の方へそれを放り投げてしまった。

「記念に貰っておくよ」
「何……を……?」
「僕の精液を飲んだだろう? 美味しかった? 立派な肉奴隷になった記念だよ」
「肉……奴隷? ……どこでそんな言葉……」
「……さぁ? 最初に聞いたのは父がナースに言ってた言葉か……母が薬剤師に
 言われてた言葉か……その両方だったのか……もう、覚えてないよ……」

 アキラは無感情に語る。
 あの立派なご両親がと信じられない思いを抱きながら戸惑う綾に、アキラはにっこりと
微笑みかけ、自分の荷物の方に近づき、綾の下着とストッキングが入った袋を拾うと、
開いたままになっていた自分のバッグにそれを詰め込み、そのままバッグを手に取った。
 綾はこの異常な状況、会話を完全には理解できずにいたが、アキラが荷物を持って
移動した事で、とりあえずは“終わった”のだと安堵した。

「綾」

 突然、先生ではなく名前で呼ばれた事に驚いてアキラを見る綾に、クスクス嗤いながら
アキラが告げる。

「あぁ、安心して、みんなの前ではちゃんと先生って呼ぶから。勿論この事も内緒にするよ。
 だってこれ―“淫行”って言うんだよね?」
「―っ!」
「誰かに知られたら、先生を辞めるどころか警察に捕まっちゃうんじゃないの?」
「でもっ!」
「言い訳なんか誰も聞いてくれないよ。 ―綾、ここへ来て」

 アキラが顎で指す先には、先ほど二人が向かい合って座っていた机があった。

「だって……もう……」
「もっと気持ちいい事を知っているのに、僕があんなことで満足するとでも思ったの?」


292:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:55:10 AjiPTOGn
 綾がイヤイヤと頭を振って拒絶の意思を伝えると、アキラは仕方ないと言った風に呟く。

「別に僕は構わないよ。バレてしまっても、どっちにしろ僕は被害者になるわけだし。
 綾はそうは行かないよね? お母さんとお姉さんの事だってあるし……」

 俯いていた綾が驚き、弾かれたようにアキラを見つめる。

「綾のお母さんは、誰が父親か分からない子どもを16で産んで、その2年後にもまた、
 父親の分からない子を産んだんだってね? その後も随分男出入りが激しくて、とても
 奔放で淫乱な人だったらしいじゃない? 父の患者さんが言っているのを聞いたよ。
 そして綾のお姉さんは―」
「―っ! や、やめてっ! もう、やめてっ!」

 聞きたくないと耳を覆い頭を振る綾にアキラは容赦なく言葉を投げつける。

「2つ違いのお姉さんは中学を出るとさっさと都会に行ってAV女優になった。
 今や犬ともHする物凄い淫乱だってね。そして……先生が―淫行かぁ……」
「…………」

 アキラは綾に座れと命じた机の隣にバッグを置くと綾の前に立ち、項垂れる綾の耳に
優しく語りかける。

「さぁ、綾。机の所に来て、そうすれば今まで通り『そんな生まれなのに、アルバイトと
 奨学金で先生になった偉い子』のままでいられるよ。それとも淫行教師として蔑まれて
 生きるの? ―さぁ」

 綾はアキラに促されるままのろのろと机の前に立った。
 白いブラウスのボタンがアキラによって淀みなく外される。少年のまだ細い指で
撫でるように脱がされたブラウスは綾の背後に落とされ机の上にファサリと広がった。
 震えて自身を抱きしめる綾のキャミソールのストラップが落とされその腕で止まる。
アキラはそのまま綾の背中に手をまわしてパチリと綾のブラのフックを外した。
 まるで決められた仕事を淡々とこなすようにアキラの手は綾の少し長めのタイト
スカートに伸び、躊躇うことなくファスナーを降ろす。

「手を」

 有無を言わせぬ冷たいアキラの声音は総てを服従させる魔力があった。組まれた綾の
腕が解かれると同時に、スカートのフックも外されて総ての衣服が綾の足元に無残に落ちる。
 身を捩り出来うる限りをその細腕で隠す綾にアキラの声が再び命じる。

「手を」

 綾はまるで熱のある者のようにかたかたと震えながら背後の机に手を回す。
さらけ出された裸体は、大人の色香というにはまだ足りないが、平均よりほんの少し
高めの身長、長くすらりと伸びた白い脚、その付け根には形の整った草叢があった。
痩せて頼りなさそうに見えるがそれは骨細なせいで決して肉付きが悪いわけではない。
アキラは綾の胸にツツッと指を走らせる。

「もっと大きいかと思ったんだけど……Cかな?」

 問われて綾は、黙ったままコクリと頷く。

「もう少し大きい方が色々と楽しめるんだけど……でも、僕がこうして刺激して大きくして
 あげるから安心して」

 言いながらアキラが小さな手で綾の乳房を揉みしだくと綾はイヤイヤと首を振った。
アキラはそんなことなど気にせずに綾の乳房を弄び続ける。

「綾のおっぱいは柔らかくて気持ちいいよね」
「…………」

293:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:56:42 AjiPTOGn
「綾も気持ちいいでしょ? ほら、乳首が起ってきたよ……」

 そう言いながらアキラは綾の乳首を指先で弾く。綾が痛みに呻けば舌を這わせて
その乳首を転がし、軽く噛んで別の刺激を与える。反対の乳首も指先で捏ねて嬲ると
綾は時折ぴくりと躰を固くするが、何かに耐えるように眉根を寄せて押し黙ったままだった。
 アキラは、背伸びをすると、綾の耳朶を噛みそっと囁いた。

「綾、声聞かせてよ」
「そんな……無理……」
「何それ、教師のプライド? 教え子におもらしの始末をさせておいて、今更でしょう?」

 アキラが綾の首筋に歯を立てる。綾はひくんと躰をふるわせ吐息は漏らしたが
声は出さなかった。

「いいよ、別に……綾がつらくなるだけだから」

 クスクス嗤いながらアキラは、綾の左の乳房にキスマークを付け、とても満足そうに
その紅い跡を指でなぞった。そうしてアキラは、まるで小鳥が雪の上に足跡を残すように、
綾の下腹部に向けて点々と所有の印を付けて行く。
 まだ育ち切っていないアキラの柔らかな唇と舌で与えられる愛撫に綾は翻弄され、身を捩る。
その自分自身の反応が許せずに綾は閉じた瞳から涙を零した。

「綾、泣くほどいいの? 肌もこんなにしっとり……さぁ机の上に寝て」

 綾は無駄だと思いつつも最後の説得を試みる。

「……や、やっぱり駄目、間違ってるよ。こんな事は、大人になって……その……
 愛する…人と―」
「綾、自虐はいけないよ。愛なんてどこにもないってこの僕だって知ってる」
「! ……今はまだ、見つけられないだけかも知れないじゃない? この先……」
「あったとしても、僕や綾には無縁のものだと思わない? 親から受ける当然の愛すら
 知らないで生まれ育って、知らないものを見つける事なんて不可能でしょう? そもそも
 綾だってそんなものは存在しないと識っているから求めようともしなかったんでしょう?」

 言われて綾は、自分がいかに虚しい言葉を言ったのか思い知る。自分が信じて無いものを
アキラに信じさせようなどと……。
 諦めが綾を支配する。
 綾は瞳に涙を湛えたまま、机の上に寝た。机に収まりきらずに下げられた白く長い
脚をアキラは片方ずつ持ち上げて開かせた状態で机の上に乗せる。M字に開かれ隠す物の
ない綾の秘裂を値踏みをするかのようにアキラは覗き込む。

「毛が生えていなければ小学生のマンコって言ってもいいくらい綺麗で可愛いね」
「……ア、アキラくん……赦して……」
「残念だけど、もう、無理だよ綾。どうしてそんな無駄なこと言うのかな……」

 アキラはそう言いながら綾の秘裂に柔らかく舌を這わせて舐め上げる。触れるか
触れないかのとても微かな愛撫に綾は身を固くし息を詰める。
 そのまま、アキラが綾のクリトリスに舌を伸ばすと、綾の膝がピクリと強く反応した。

「……っ、痛い……」
「これが?」

 再びアキラが綾のクリトリスを舐めると綾は眉根を寄せて苦痛の表情を見せる。

「綾、ひょっとして本当にオナニーしたこと無いの?」
「……ない……わよ」

 羞恥から顔を真っ赤にして視線を逸らした綾に、アキラは低く小さく呻くように言う。

「―ここまでとはね……」

294:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 10:58:46 AjiPTOGn

 次の行為を覚悟した綾にアキラは冷たく言い放つ。

「綾がすごく男を怖がっているのは分かってた。誰もいない廊下で男の先生とすれ違い
 そうになると、顔色を変えて人のいそうな所やトイレに逃げ込むから」
「―っ!」

 見られていた……しかも小学生に見透かされていたなんて、と綾の心拍数は跳ね上がる。

「まさか―レイプされたことがあるとか!?」
「!……ち、違っ」
「お母さんの恋人にでも……もう……犯されちゃってるの?」
「そ、そんな事無かった! 逃げたもの、私、逃げたものっ!」

 綾は剛直を扱きながら自分ににじり寄る巨漢の男を思い出し、動揺して失言を零す。

「あぁそう、じゃあ僕よりはましかな? 僕は父の愛人に犯されたからね。
 何も知らないうちに行為だけ教えられて……僕と綾は似てると思ったけど、違うね。
 綾は逃げて、逃げ続けてセックスとか気持ち好い事は悪い事、オナニーさえも悪い事で、
 気持ち好い事に身を任せるのはケダモノと一緒になると恐れてるんだ……」

 アキラの言葉に綾は反論できずにただイヤイヤと首を振る。そんな綾をアキラは
ジリジリと追い詰めて行く。

「違うな……それだけじゃないんでしょう? 男の手から逃れて、多分お母さんが
 帰ってくる時間を見計らって帰ったら……お姉さんが……」
「―! 嫌、嫌ぁああ! 言わないでっ!!」

 耳をふさいで身を固くする綾にアキラは図星かとほくそ笑み、容赦なく言葉で斬りつける。

「綾の身代わりに……男に犯されてた。 ―綾が逃げたからだよね」

 無論、綾に非などあるはずがない。アキラは知っていて狩りを楽しむように綾を追いつめる。
 追い詰められた綾の脳裏には、あの日の出来事がまざまざと思い出される。

 はぎ取られた姉の制服、大柄な男の下で揺すぶられ、息も絶え絶えの姉が涙を零しながら
虚ろに自分を見つめている光景。背後でドアが開き帰ってきた母と男との修羅場。
男が去った後、血と汗と男の放った慾の匂いの中での姉に対する母の冷たい言葉。
 そして姉は変わってしまった。それが何よりも怖かった。その事は、罪悪感とともに、
あんなことをしたら……慾に溺れたらきっと自分もそうなってしまうと綾の中に強烈な
翳を宿した。

 過去の陰惨な記憶に囚われた綾が早い呼吸を繰り返し顔色を蒼白に変えると、アキラは
「チッ」と舌打ちして綾の唇に自身の唇を重ねた。アキラの舌は呼吸も許さないほど深く
綾の口腔内を侵す。綾の肌に熱が戻ってきたのを感じてやっとアキラは綾の唇を解放した。
まるで恋人同士を結びつけるように名残惜しげに銀の糸が互いの唇を繋ぎ、そしてその偽りを
断罪するかのようにぷつりと切れて冷たく互いの顎を伝った。

「過呼吸なんて……また逃げるの? そんな事は……赦さないっ!」

 アキラは鋭く言い放つと、綾の脚の間のピンク色の小さな花びらに舌を這わし執拗に
舐めまわした。

「や……あぁぁぁぁ……だめ……アキラく……」
「嫌じゃない、気持ち好いんでしょ? いい声も出るようになったし、こんなにここを
 ひくひくさせて、もうこんなにぐしょぐしょじゃないか」

 アキラが綾の秘所に口を付けて溢れる蜜を啜りあげると綾は悲鳴のような嬌声を
上げて内腿を震わせた。


295:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 11:01:33 AjiPTOGn
「オナニーもした事がないなら、イッた事もないんでしょう?」
「―っ!」
「一度体験しなよ、その方がいい!」

 アキラはひとりで納得し、綾の膣にゆっくりと指を差し入れた。

「ぅっ……んーー!」
「綾は処女のようだから充分に解さないといけないよね」

 アキラは、まだ短く細い子どもの指で綾の膣を押し広げながら探る。ざらつく肉襞を
擦り上げ綾を啼かせて愛液を掻き出す。ぐるりと膣壁にそって指を動かして余裕を
みてから指を増やす。アキラの指遣いはとても丁寧で、綾が痛みを感じる事など無いままに
指が増やされていった。
 アキラの指を銜え込んで綾の膣は震え、絶頂が近い事をアキラに教えていた。

「あん……あぁ、駄目……駄目なのに……怖い……あぁっ」
「大丈夫、すぐ楽になるから。それにここで止めた方がつらいよ」

 言ってアキラは綾のクリトリスを舌で小刻みに転がす。あれほど痛がったクリトリス
への愛撫ももはや最高の快楽と感じるのか、綾は太腿を戦慄かせ、机の端を握りしめ
爪先に力を込めて初めての絶頂を味わう。

「いや、いやいやいや、やぁぁぁぁぁぁああああああん」

 がくがくと震えていた脚や、反っていた背が弛緩しぐったりとした様子の綾を見つめて、
綾の蜜壺から引き抜いた指を舐めながら嘲るようにアキラが言う。

「本当に綾は可愛いね。そんなに好かった? どう、初めて……しかも小学生に
 逝かされた気分は?」

 綾は応えない。いや、応えられないと言った方が正しいだろう。初めての絶頂に、
荒い息をして白い肌をほんのり紅く染め、快楽ゆえに潤んだ瞳をトロンと開けている。

「ひょっとしてキスも初めてだったんじゃない?」
「……誰も……私にキスしようなんて……思わないもの……」

 ぼんやりと応える綾の言葉に、アキラは苛立たしげに顔を歪め冷たく言い放つ。

「この後は好い事ばかりじゃないと思うよ、覚悟して」

 アキラはジーンズとトランクスを脱ぎ去り、凶悪に反り返る肉棒を握ると綾の秘裂を
上下に擦った。蜜壺がたてるクチュクチュという厭らしい水音が暮れかけた教室に響く。
 綾の瞳が閉ざされ、嗚咽の合間に溜息が洩れるとアキラはズチュズチュとぬかるんだ
音をさせながら極太の肉棒を小刻みに出し入れして綾の胎内に納めようとする。
アキラのカリが納まる頃、ひとつの障壁が破られ綾の小さな悲鳴が漏れた。
 それでもアキラの凌辱行為は始まったばかりなのだ。秘肉をぎちぎちと割り裂かれる
痛みと内臓を押し上げるような不快感で綾は意識が遠退きそうになる。

「うぅ……くっ……」
「あれだけ広げたのに、さすが処女だね」
「……ぅ……」
「やっぱり……きついなぁ。あぁ、血がでてきたね。おめでとう綾、これで一人前の
 大人の女になれたね」
「や、嫌、もう無理、だめ、抜いてっ!」
「本当に綾はいけない奴隷だね。僕に頼むのなら『抜いて下さい』だろう?
 ―もっともそのお願いは聞いてあげられないけどね……」

 アキラが額の汗を手の甲で拭いながらにこりと笑う。何を笑ったのかと綾が訝しく
思った瞬間にアキラの腰が強く突き込まれ、綾の胎内はアキラの肉棒の総てを呑み込まされた。


296:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 11:06:14 AjiPTOGn
「あ゙ぁぁぁぁぁぁ……」
「さぁ、これからだよ綾。つらかったら失神しても構わないよ? 気にせず僕は続けるから」

 アキラは腰を動かし綾の子宮を突きあげる。傷口に塩を塗込められるような焼けた
痛みに涙を零しながら綾が呻く。

「……うっく……」
「痛そうだね? 経験のある人でも僕のは痛いことがあるみたいだから、初めての綾が
 痛いのは仕方ないよね」

 立てた綾の脚にしがみつくようにしてアキラが抽挿を速める。汗ばんだ肉の
ぶつかり合う音、ぬちゃぬちゃと掻き出されてくる蜜の立てる音、綾の呻き声と
アキラの荒い息。それは小学校の教室には似つかわしくない淫猥な音だった。

「……ぅ……くっ…はぁ……お、お願い……アキラくん…」
「何?」
「……くぅ……ぁっ……な、中に……はぁ……出さないで……」
「え? あ、そうか、赤ちゃんできたら困るもんね。できないようにしないとね。
 それにしても綾の中はとってもきつくて熱いよ。挿し込むと一瞬ふわりと包みこんで、
 抜こうとするときゅっと締まって逃がしてくれないんだよ。処女でこれなら、これから
 どんなに気持ち好くなっていくのかわくわくするね」

 “これから”その言葉の示す意味は、アキラが綾をこうしてまた抱くつもりだ
ということに他ならなかった。綾は暗澹たる未来に涙を止める術を知らなかった。

 綾の脚にしがみつくアキラの腕の力が増し、抽挿が激しくなる。

「……くっ……綾、イクよ」
「お、お願いアキラくん! 外に、外にっ!」
「……分かっ…てるよ。 あぁっイクッ!」

 初めて聞くアキラの余裕のない声。次の瞬間、綾は子宮を押し上げて突き込まれた
肉棒の先からアキラの熱い慾が迸るのを感じた。

「……う…そ……?」

 受け入れてしまった……。小学生の欲望を……綾の目からは止め処なく涙が零れた。
 息を整えながらアキラが綾の下腹部を優しく撫でて言う。

「はぁ~ 中出しって気持ちいいねぇ……この中に僕の精子がいっぱい泳ぎ回ってるのかぁ。
 内側から綾を犯してく感じで興奮するよ」
「う……うぅ……」

 綾の口から嗚咽が漏れるとアキラは溜息をついた。

「どんなに嫌がっても綾が僕の精子を受け入れた事には変わりないからね。
 ―いい事を教えてあげるよ。見て……綾」

 アキラの指し示す先にはアキラのバッグが置いてあるだけだった。
だが、そのバッグのファスナーは開いたままで、中から赤い光が覗いている。

「ビデオカメラだよ、綾。 ……ちゃんと撮れてるといいけど……まぁ、あれがダメでも
 他に小型のが4台あちこちにあるから大丈夫だとは思うよ」
「カ…メラ……?」
「うん、綾の最初をしっかり記録しようと思って、だいぶ前から準備してたんだ。
 小型の方の電池が切れないか心配だったけど、綾が気絶してる間に確認したら
 大丈夫で安心したよ」
「嫌、そんな……」
「嫌でも何でも、もう撮っちゃったんだから諦めなよ」


297:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 11:07:57 AjiPTOGn
 アキラはまだ挿入したままだった自身をズルリと引き抜くと、綾に動かないように
指示を出し、自分のバッグからカメラを取り出した。そのままアキラは、綾の秘所に
カメラを近づけたが、綾は手で顔を覆い嗚咽を漏らすだけで抵抗しなかった。
 綾の蜜壺は時折思い出したようにひくりと蠢いて、愛液と血と……アキラの注いだ
精液が混ざった粘液を、青臭い匂いをさせて溢れ出させた。その様子をアキラは
楽しそうに撮影する。

「あはは、ぽっかり口を開けちゃって、ほんのちょっと前まで処女だったなんて
 思えないマンコだよ。厭らしいなぁ……でもまぁ、僕も処女相手は初めてだったけど、
 なんとかなって良かったよ」
「!?」

 処女が初めてとはどういうことだろうかと綾は思った。アキラに挿入されて傷ついた
同級生は処女では無かったのか? 躰を半ば起こして見つめる綾に悪びれもせずに
アキラは言い放つ。

「あぁ、あの話? 嘘だよ。あんなの真に受けて僕に処女を捧げちゃうなんて、
 綾は本当に可愛いおバカさんだね」
「―っ! ……酷…い……」
「よく言われるよ。両親も僕の事を悪魔だって……綾もそう言って罵ってくれていいよ」

 何でもない事のように告げるアキラに、綾は愕然とする。小学生の子どもが、親に
悪魔と呼ばれるなどと……それを平然と言ってのけるこの少年の心の内にはいったい
何があるのか……何が無いのか……。

 綾の膣口を観察し続けていたアキラは感嘆の声を上げる。

「全然裂けてないね。結構伸びがいいんだね。あー襞がどんどん縮まって僕の精液が
 零れてきちゃったよ。あ、そうそう、綾。なんか心配してるみたいだけど今日
 安全日でしょ?」
「……えっ?」

 こういった性的な事を考えた事のない……いや、考えないようにしていた綾は、
いつが自分の安全日なのか正直分からなかった。
 だが、それよりも綾の安全日をなぜアキラが知っているのか? 凝視する綾に
アキラは事もなげに説明する。

「綾の前の生理日はだいたい知ってたし、昨日まで胸が揺れると痛そうだったのに
 今日は揉んでも痛がらない。明日には生理が来るでしょ? だから今日は安全日、
 僕の奴隷になった証として思いっきり中に出してあげたってわけ」
「…………」

 説明が終わるとアキラはビデオカメラを元に戻し振り返った。

「ノーパンで、このままザーメン垂れ流しじゃいくら車でも帰れないでしょ?」

 言うなり、アキラは綾の膣に硬い何かを差しこんだ。

「い、痛っ!? 何?」
「え? 痛い? あぁ、ヒリヒリしてるのか……タンポンだよ。これで栓をして
 帰ってね。 凄いなぁ特注のスーパーサイズなのに余裕で呑み込んでるよ……」
「な、何でそんなもの……」

 綾の問いに、挿入が終わったアプリケーターをゴミ袋に納めながら平然とアキラが言う。

「そうだね……ひょっとして綾の生理が今日にずれ込んでる可能性もあったから一応ね。
 あぁ、それと……」

 綾の左の足首に何かがカチャリとはめられた。


298:凍える月を抱いて 2章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/08 11:09:46 AjiPTOGn
「アンクレットは奴隷に付ける所有の印、主人である僕のイニシャルが入ってるんだ。
 プラチナだから大事にしてね。 ……と言ってもそれは鍵がないと取れないから
 失くすことはないだろうけど」

 足首でチャリと小さな音を立てる銀色のアンクレットを見つめながら綾は絶望していた。
だが、その絶望の底に何か別の感情が小さく揺らめいている事に綾はまだ気づいていなかった。


2章 『悪魔の刻印』 (終)


以上で投下終了です。


299:名無しさん@ピンキー
09/07/09 22:45:57 xraF55uj
GJ!!続きも是非!
メインCPの今後が楽しみすぎる
11歳弟×20歳姉も読みたくてたまらんっす!

300:名無しさん@ピンキー
09/07/09 23:50:18 mUFk0p2r
すげぇ
これは良いものを見た!

301:名無しさん@ピンキー
09/07/10 00:02:44 OaG6ZAPZ
前にあった「大人が子供の奴隷」スレのSSS氏かな?
文体が似てる気がする

302:名無しさん@ピンキー
09/07/10 22:32:51 JpAKlvJz
『皮を剥く女』(館淳一)っていう最近発売された小説を読んでみたんだが、個人的にはあんまり良くなかった。

女教師が自分のクラスの小学六年生に犯されるシチュは良かったが、
元女教師とのレズプレイとか大人の男の風俗遊びとか、このスレ的に要らないシーンが多すぎ。
そのせいで肝心の陵辱シーンは短いし。

あんまりオススメできない一冊だった。

303:名無しさん@ピンキー
09/07/11 20:13:08 SuCWK9b1
質問。好みの鬼畜ショタのタイプはどれ?

1 早漏で短小

2 遅漏で短小

3 早漏で巨根

4 遅漏で巨根

オレは4かな。発射が早すぎるとあんまり面白くない。

304:名無しさん@ピンキー
09/07/11 20:34:27 YZJaV2WP
早漏だけど若さ故の回復力で何回戦も連続でこなす鬼畜ショタもアリ

305:名無しさん@ピンキー
09/07/11 21:19:45 NBcmur6h
どれでも美味しくいただけるけど?
問題は料理の仕方かと

306:名無しさん@ピンキー
09/07/12 08:06:30 Mdu0bBIs
鬼畜ショタなら3だな

顔に見合わぬ凶悪さと、
若さゆえの早さと、
それを弱点とさせない回復力。

入れただけイっちゃうけど、代わりに抜かずの10発とか。

307:名無しさん@ピンキー
09/07/12 09:18:57 6RpsqPJo
ああ、問題は回復力だな。
それが一番「若さゆえの強さ」を演出できると思う。
それで20代後半の女性が「すごい・・・またおっきくなってきたわ・・・!」とか言うのがツボ。

308:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:10:28 nemvSlLi
1章・2章に、ご感想ありがとうございました。

今回は、3章 『悪魔の棲み家』のみの投下になります。
7レス消費予定
ご注意いただきたい点は>>287
ヒロイン生理中のため本番なし


309:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:11:59 nemvSlLi
              3章 『悪魔の棲み処』


 翌朝、下腹部に痛みと違和感を感じながら目覚めた綾は、ベッドの上に起き上がると、
立てた膝に顔をうずめ呻くように言った。

「―もう……私の人生、滅茶苦茶だわ……」

「何を今さら―そんなの生まれた時からでしょ」

 綾は、はっとして隣でまだ眠っているはずの声の主、アキラに視線を落とす。

 そう、ここはアキラのマンション……そのベッドの上だった。
 昨日、あれからアキラに命じられるままに綾の車でこのマンションに着いた。場所は
学校や綾のアパートのある町から市をひとつ隔てた町で、1時間以上もかけて辿り着いた。
県庁のある市とあって周囲はかなり開けている。このマンションも高層であったし
オートロックのある、かなりしっかりしたマンションだと綾にも分かった。
 本当か嘘かは分からないが、ここはアキラの祖父が残した遺産とやらで買った
アキラのマンションだという。そして、ここには両親は居らずひとりで住んでいると……。
『え? 親と住んだことなんて数えるくらいしかないよ。家族ごっこが必要な時だけ
 だね。いつもはマンションに僕を残して彼等がどこかに行くんだけど今回は逆だ』
綾の育った環境もマトモとは言えない物だったが、それでもアキラのそれに比べれば
“普通の生活”をする人間にもまだ想像のつく範囲にあるのではないかと思えるくらい、
薄く嗤いながら語るアキラの家庭状況はあまりにも異常だった。
 けれど、もしアキラの言った事が全部嘘で彼の両親が帰って来たなら、もはや言い
逃れはできない。小学生の男の子と全裸でベッドにいる教師だなどと、どんな理由が
あったにせよ破廉恥極まりないではないか。
 綾は頭を抱えた。

 そんな綾を頬杖をついて気だるそうに見ていたアキラは、あくびをしてからチラリと
時計を確認して頭を掻きながら起き出した。
 そしてそのままバスルームへ行き、何やらカタカタと音をさせていたが、その音が
止むと綾を呼んだ。
 呼ばれた綾は、のろのろとベッドから降りてバスルームへと向かう。

「綾、ここに座って」

 指定された所は、床から50cmほど高くなっているバスタブの縁、その頭側が
まるでこうする事のために造られたように広くなった場所だった。
 綾が言われるままに腰を下ろすとアキラは上機嫌で言った。

「台の上に脚も乗せて、さぁ、手を後ろについて綾の可愛いマンコを見せて」

 綾は言われるまま脚を台の上に引き上げて手を後ろについた。アキラはその脚を
自分が作業するのに丁度いい広さになるように開かせ、冷たい泡を綾の草叢に乗せた。

「ひゃっ!?」
「冷たかった? ちょっと動かないでね」

 動けるわけなど無かった。アキラの手には小さなカミソリが握られており、それが
綾の草叢に宛がわれていた。
アキラが手首を滑らかに動かし綾の草叢を刈り取り続ける。時折泡に塗れた草が
ぺちゃりと床に落ちて綾をたまらなく切なくさせる。

「綾は毛が少ない方だよね。お尻の方は全然ないし前も下の方は相当薄いもんね」

 刃が滑りはしないかと恐怖で震える綾の秘裂を、アキラは指で広げてその際まで
綺麗に剃毛した。

「毛がないと柔らか~い。気持ちいいー! 今度は自分でマンコ広げて見せて」

310:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:12:52 nemvSlLi

 綾は羞恥のあまり涙ぐみながら、躰を起こして自分の性器の脇に指を添えて左右に広げた。
綾の座る正面にしつらえられた大きな鏡が綾の惨めな姿を映し出す。
真っ白な丘を下ってその下に鮮やかなピンクに色付く花弁、そこからは一本の白い糸が
垂れ下がっていた。

 昨夜ここに来てからアキラによって取り換えられたタンポンの紐だった。
 アキラは「さてと」と声をかけ、まるでプレゼントの包みを開けるように嬉しそうに
その白い紐を引いた。
 ゆっくりと異物が移動する不快な感覚と昨日の行為ゆえの痛みに綾が顔を歪める。

「あぁ、残念。やっぱり来てたか。この量は処女膜の出血ってわけじゃないよなぁ」

 半分ほど引き抜かれたタンポンを見ながらアキラが言う。斑に血色をさせたそれを
一気に引き抜くと上手にティッシュでキャッチした。

「まだだったら、また僕の精子をたっぷり注いであげようと思ったんだけどね」

 お湯を使って慣れた手つきで膣内を洗浄しながらアキラが綾の顔を覗き込む。
その何事もない自然な様子はさながら美容室で店員が話しかけるそれに似ていると綾は思った。

「新しいタンポンを入れて置くよ」
「あの……アキラくん……ナ、ナプキンじゃ……駄目……かな?」

 恐る恐る訊く綾に、アキラは息がかかるくらい顔を近づけて言う。

「これは綾のためなのに、このタンポンはね……特注の特大なんだ。普通のも使ったこと
 ないから知らなかったでしょ? 最大に膨らんで僕のモノよりも少し細いくらいに
 なるようにできてる。僕のを挿入れられない間も寂しくないでしょ?」
「さ、寂しいなんてっ!」
「ふふ、冗談だよ。暫く僕のを挿入れないでいるうちに膣が狭まってしまったら、
 またつらい思いをするのは綾だし僕も楽しめないからね」

 『つらい思い』と聞いて恐怖からぞくりと綾の肌が粟立つ。

「毎回僕が状態を見ながら交換してあげるから楽しみにしててね」

 アキラは綾の唇にチュッとキスをし、綾の返答も聞かずにその開いた股間の前に戻る。
程なく新しいタンポンが挿入された。

「さてと、朝の世話はこれでOKかな? 朝食にしたいところだけど、あいにく今日は
 土曜で下の店が開くにはまだ一時間ほどあるから…その間……」
「……あの」
「何?」
「……ト、トイレ……行きたいんだけど……」
「あぁ、そう言えば起きてからまだ行ってなかったね」

 軽く受け答えしてくれるアキラの様子に、ほっとした綾を裏切ってアキラはさらりと告げる。

「ここでどうぞ」
「こ、ここ……って」
「今日は綾のおしっこが出てくるところが見たいな」

 パウダールームの向こうに見えるトイレのドアを視界に納めながら、何かを恐れる
ような小さな声で綾がつぶやく。

「む……無理よ……」
「どうして?」
「だって……」
「―どうしても?」

311:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:14:19 nemvSlLi

 赤くなって俯く綾にアキラはくすりと嗤って背後の棚の引き出しから細長い
パッケージを取りだす。

「なら、仕方ない」
「え? な、何?」
「これはね、カテーテル。自動的におしっこを出してくれる管だよ。動かないで!
 手元が狂うと、とても痛いから」
「や、やめ……」
「仕方ないだろう? 綾が自分じゃできないって言うんだから」
「だって……」
「だってじゃない! 綾が悪いんじゃないか! 黙れ!」

 震える綾を気にすることなくアキラはカテーテルの先にゼリーを塗り何の迷いもなく尿道に
挿し入れた。チクリとする鋭い痛みと排尿感に綾が呻くがアキラは構わず管の挿入を続ける。
 そして何を基準にしたのか挿入の手を止めて背後から小さな注射器を手に取った。

「あぁ、心配しないで、管が抜けてしまわないように中で少し膨らませるだけだから、
 でも痛かったら言ってね」

 綾は、アキラが慣れ過ぎていると思った。とても見よう見まねでしているようには
見えなかった。アキラは実体験を積んでいる。それも一度や二度ではないように思えた。
だが、そんな子どもなどいるだろうか? いくら親が医者とは言え、こんな子どもが
医療行為を手伝っているとは思えない。では……どこで?
 だが、そんな疑問を考えている余裕など綾には残されていなかった。
 アキラはカテーテルの設置が終わると採尿バッグに管を連結しそのクランプを外す。
綾から延びる管を薄く黄色に色付いた液体が駆け下る。羞恥と絶望から目を閉じ俯いていた
綾の尿道に再び排尿感が襲い、綾が驚いて目を開くとアキラがカテーテルを弄んでいた。

「綾の膀胱って小さいんだね、これっぽっちしか出ないなんて―ねぇ、感じる?」
「そ、そんなわけ無いでしょう!」
「そうかな? こうして動かすとイク時に似たような感じがするんじゃない?」
「……んぁっ!」

 カテーテルを動かされて思わず声が出てしまう。

「やっぱり綾は、尿道でも感じるんだ」
「! か、感じてるわけじゃ……」
「そう?」

 「ほんとかなぁ」などと言いながらアキラは管を動かし続ける。性感に疎い綾には
それがどんな類の感覚なのか言い表す事は難しかったが、切なげに眉をよせ、肌を
しっとりと紅に染め、唇を緩くひらいて、はぁはぁと息をする様は、言わずもがなと
いうものである。
 そして綾が太腿を震わせて、あの感覚が来ると……すなわちイクと思った瞬間に
アキラの手が止まる。
 綾が潤んだ瞳をぼんやりと開いてアキラを見ると、アキラは綾の尿道から伸びる
カテーテルの先、さっきまで採尿バッグが付いてた管に厚手のゴム管を繋いでいた。
そのゴム管の先の塊にアキラはペニスを押し付け、きついのか顔をゆがめながら、
コンドームを着けるように捲れ上がったゴムの塊をするすると降ろして行く。
着け終わるとアキラはにっこりと微笑んで綾を見た。

「な…にを……?」
「うん? 僕も今朝はまだおしっこをしてなかったと思って」
「でも、そんなっ……あぅっ!」

 アキラが再び管を弄ぶと、思わず綾は声を上げてしまった。ツンとするような痛み
の後に、アキラが言ったようなイク時に似た感覚がじりじりと熱をもって再び下腹部に
集まってくる。


312:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:16:00 nemvSlLi
「こうして動かしながら注いであげるよ。気持ち好いでしょ?」
「はぁああ……」
「イクんだね? 綾、僕のおしっこを入れられてイッちゃうんだ?」
「ん…んん…ぅん……」
「いっぱい出すからねっ! さぁ、イッて!」

 アキラの尿が管を滑るように進む。子どもの高めの体温に温められたそれが綾の
体内に注ぎ込まれると、綾は全身に力を込めて仰け反りがくがくと震えた。

「おしっこ入れられてイッちゃうなんて、綾はほんと期待通りの楽しい変態奴隷だね」

 言いながらも綾の膀胱を満たす熱いものは止まらない。
綾のほてりが、恐怖を伴って急速に冷えて行く。

「う……ぁ……ア、アキラくん、も、もう無理っ!」
「そう?」

 唐突に膀胱を拡張する流れが止み、綾が肩で息をしながらアキラを見ると、
アキラはとても冷めた眼をして綾を見ていた。

「綾、これはお仕置きなんだよ」
「うっ」
「綾は僕の奴隷なんだから僕の命令には必ず従え。でもも、駄目も、無しだ」
「うぅ」
「分からないならこのまま膀胱が破裂するまで僕のおしっこを入れてあげようか?」

 アキラがひとことひとこと言うたびに、綾の膀胱にはアキラの小水が少しずつ注ぎ込まれる。
綾はもう限界だと思った。このままでは、本当に破裂させられてしまう。

「わ、分かりました。お願いします、もう……もうっ!」
「―分かればいいんだよ」

 汗と涙で綾の頬に貼り付く髪を指先で払って、アキラはそのまま綾の頬に冷たく
柔らかい唇を寄せた。

 着けた時と同じようにアキラは手際よく管を抜去すると、台の上に座る綾の後ろに
まわって小さな子におしっこをさせるように綾の膝裏に手を入れて囁いた。

「さぁ、綾。僕が入れてあげたおしっこを、出すところを見せて」
「……はい」

 一呼吸おいて、綾がツキリとした痛みに呻くのと同時に尿が放物線を描いて迸った。
 大股を開いてアキラに入れて貰った尿を排出する心地よさにうっとりする綾の姿が
正面の大きな鏡に映る。

「痛い? でも直ぐに治るから大丈夫だよ。暫くはしょっちゅうおしっこしたい気分に
 なるだろうけど、それも直ぐ治るから安心して」

 綾はアキラに髪を撫でられながら頷く。自分の背にあるアキラの体温を感じて
綾は心の奥底で揺らめく奇妙な充足感に戸惑っていた。


**********


313:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:21:13 nemvSlLi
 綾が髪を乾かしてリビングに戻ると、先に出ていたアキラが朝食のセッティングを
していた。テーブルに乗っていたのは上品に小分けされた和食のお弁当だった。

「昨日の内に頼んでおいて良かったよ。下の店のなんだ。ちゃんと時間通りだったし」
「昨日?」
「うん、綾が帰り残ってって言った後、少し時間があったからケータイでね……」
「え? でも……」

 仕方がないと言う風にアキラは視線を落として溜息をついた。

「綾、僕は校長室で初めて綾を見た時から綾を僕だけのモノにするって決めてたんだ。
 ―両親と転校の手続きにあの学校に行って校長先生から綾を紹介された時、僕はぞくぞく
 したよ。できることなら、綾をその場で押し倒して無茶苦茶に犯したくてたまらなかった。
 だから勃起しているのを悟られないようにするのが大変で……」

 あの時、顔を赤らめ脱いだ上着を膝の上で握りしめていたあの儚げな少年の心の内に
そんな欲望があったとは綾でなくとも気付くことはできなかっただろう。

「もっとも、その後も綾と暮らすのにここを買ったり……」
「えっ?」

 綾は混乱した。綾としては、あと何時間かしたら解放されて帰れるものと思っていたし、
帰る事をどう切り出したらいいかと悩んでいたのだから。

「『え?』って、何のためにこんな遠くにマンション買ったと思ってるの? 学校の
 側じゃ直ぐにみんなにバレちゃうから、綾のためにこんな遠くにマンション買って
 毎日1時間以上かけて電車通学してる僕の身にもなってほしいよね」
「そ……れは、今日だけとか……じゃなく……て?」
「当然。これから毎日、ずっとだよ。 ……あぁ、でも僕は今まで通り電車で、綾は
 車で登校するんだよ。学校では態度も今まで通りにしてばれないようにしないとね。
 それでなくとも贔屓だなんだってガキは煩いから……。
 そうそう、二人っきりの時の言葉遣いも今まで通りでいいよ。ちゃんと躾けようと
 思ったんだけど綾には使い分けが無理そうだし、学校で『ご主人様』なんて呼ばれたら
 たまんないからね」

 綾は、アキラがこの関係がばれないようにしてくれるということに安堵したが、
それと同時に疑問が湧く。

「でも……もし……」
「ん?」
「もし、私が……あの時……」
「あぁ、綾、言っておくけど“もし”なんて無いんだよ。だって僕が綾を犯したいって
 思ったらそうできるように決まっているんだから。現にこうして綾は僕のモノになって
 ここに居るし、もう綾は僕から逃げられない。 ―そうだろ?」

 妖しく『逃げられない』と嘯くアキラに綾の中で恐怖を伴った何かがざわめいた。
綾はそれを悟られまいと視線をアキラの手元に下げて驚いた。

「ア、アキラくん!?」
「何?」
「お箸……」
「……あぁ……」

 見事なまでの握り箸だった。綾は何でも器用にそつなくこなすアキラが箸の使い方が
まるで出来ていない事に驚き、呆れた。綾はアキラの隣に席を移すと箸の持ち方を教える。
 鬱陶しがられるかと思ったが、意外にもアキラは素直に綾に従った。

「なんか……意外」
「……箸なんか滅多に使わないからね」
「今までどうしてたの?」

314:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:24:50 nemvSlLi
「覚えてないけど最初は手づかみで、そのうちフォークとかだったんじゃないかな?」
「そういえば給食でもフォークとスプーンばっかりだったね」
「……へー、よく見てるね」
「お箸を持ってくる子も多いけど、アキラくんはお家で洋食が多いのかなって思ってたから」
「僕の方こそ、綾がちゃんとお箸を使えるのが意外」
「……お姉ちゃんが……教えてくれたから。何から何まで面倒見て貰ったのに―」

 綾の言葉が沈みがちになってくると、フンと鼻をならしてアキラが言う。

「綾は姉妹に恵まれて良かったね」
「え? あ……アキラくん一人っ子か……」
「戸籍上はね―」

 生来の器用さを発揮して、いつの間にかアキラの箸使いはさっきまで握り箸であったのが
嘘のような手つきで小さなひじきを摘まむ。そしてアキラは何事もないように言う。

「僕はAB型、母はB型、父はO型……ちょっと複雑な家庭ってやつ。僕の本当の父親は
 母方の祖父らしいよ。あぁ、ちなみに近親相姦とかそんなんじゃないから安心して。
 母は出産経験がないからね。実の母親はどうやらドイツの血が入った人だったって
 事は知ってるけど顔も見た事無いから、母と言ったらあの人しか浮かばない。
 まぁ、実際は一番上の姉になるんだろうけど……祖父は男の子が出来るまで頑張ったから
 他にも母親の違う姉が何人かいるらしいよ。でも、会った事がないから……」
「…………」

 綾は何に対して言葉を返すべきか迷ってしまった。そしてアキラの瞳を覗き込むと
確かに虹彩の色合いが有りがちな色よりも薄くアキラの話を裏付けていた。

「元々あの人に母性なんて物があるのかどうか疑問だけど、自分の子でもない子どもを
 預けられて面倒を見るなんてありえない事だったんだよね。なのにさ、僕は結構
 考えちゃったよ。どうして僕は他の子みたいに抱きしめて貰ったり、ほっぺにキスして
 貰えないんだろうって……今思えば笑っちゃうよね……」

 くすくす嗤うアキラを、綾は唐突に抱きしめた。

「―何してんの? まさか……同情とか?」
「ううん。そうじゃなくて……なんか不安になっちゃって……こうしてると安心するの」
「綾……嫌んなるくらい馬鹿だね。無理やり犯されて調教されてる相手に抱きつくとか
 おかしいんじゃないの?」
「分かんないけど……そう…なのかなぁ?」

 アキラは溜息をつくと、時計に目を遣り12時を過ぎたのを確認した。それから
サイドにある引き出しから錠剤のシートを取り出し、テーブルの上に置いた。
綾はアキラの肩に手を残したまま体を離して怪訝そうにアキラを覗き込む。

「経口避妊薬、ピルだよ、綾」
「ピル?」
「これを1錠ずつ3週間毎日このくらいの時間に飲んで。必ず、忘れずにね。
 僕の赤ちゃんを産みたいなら別だけど……」

 綾はピルのシートを手に取って1錠だけ押し出した。そしてゆるゆるとグラスの
水を口に含み、その小さな一粒をこくりと飲みこんだ。
 綾がピルを飲み下したのを確認して、アキラがにこりと笑う。

「綾、それを飲むって事は僕とのセックスを受け入れるって事だよ」

 妊娠を心配し、避妊を考えると言う事はつまり、セックスをすることが前提。
自分は隣に座る小学6年生の教え子、アキラとセックスすることを受け入れたのかと
綾はぼんやりと思った。



315:凍える月を抱いて 3章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/14 10:27:19 nemvSlLi
 その後、アキラはゲームを買いたいからと綾を誘って家電屋に行き、嬉々として
色々な物を見て回った。その姿はどこから見ても普通の小学生にしか見えなかった。
 そうしているうちに、綾は女性に呼び止められる。学校の関係者かと一瞬ひやりと
したが、それは商品のデモをしている女性で、結局電動のフェイスシェイバーのデモを
受け商品を買わされるハメになった。
 綾は眉剃りなど初めての経験で緊張したが、買ったゲームソフトを手に戻ってきた
アキラに「うん、なんかキリリと涼しげで頼りがいのある先生っぽいよ」と言われると
とても複雑な気持ちになった。


 マンションに着くとアキラは管理人室でICキーを受け取り、管理人と二言三言話を
して戻って来た。

「鍵って静脈認証じゃなかった? 私も登録させられたよね?」
「綾は変なとこ目ざといね。今日は頼んでおいた荷物を入れて貰うのに預けておいたんだ」
「……そう……なの?」

 何が運ばれて来たのかは分からないが、とにかくアキラは上機嫌だった。
 綾は部屋に入ると室内を見回したが外出前と特別変わったところは見当たらない。
大きな家具ではないのか、それとも別の部屋なのか……。
気にしても仕方がないので綾は荷物を置いてコーヒーを淹れる。
 アキラは買ってきたゲームをリビングのテーブルの上に放って自室に入り、直ぐに
戻って来た。その手にあったのは綾が出した算数の宿題のプリントだった。

「何? 綾、何か言いたい事でもあるの?」
「え? 宿題……するのね」
「自分で出しといて、よくそんなこと言うよね」

 キッチンのテーブルで算数の宿題をするアキラは本当に等身大の小学生だった。
ただ、その問題を解く速さは尋常ではなかったが……。

「時間の無駄なんだけどね」
「そっか……アキラくんもう中学の勉強してるんだもんね」
「仕方ないんじゃない? どんなにばかばかしくても僕は6年生だし、この問題は
 6年生には丁度いいと思うよ」

 30分想定のプリントをアキラは10分も掛からずに解き終えて閉じる。
 妙な沈黙が流れてコーヒーを見つめていた綾の視線がアキラに向く。

「あのね、アキラくん私……帰らなきゃ」
「…………」
「だって、ほら、月曜日からの準備もあるし、それに……」
「どこへ……帰るって?」
「……あ…の……アパート」
「帰ったって何もないよ。綾の荷物は僕の隣の部屋に全部運んでもらったから」

 アキラがにっこりと微笑む、綾の驚きを楽しむように。

「どうやって? だって……」
「綾、こんなことはとっても簡単なことだよ。現にできちゃってるだろ?」

 アキラの部屋の隣の扉を開けると見慣れた安物の家具や衣類が詰め込まれていた。

「まだ、帰るとか……帰れるとか考えてたなんて綾は面白いなぁ」
「…………」

 綾はドアに寄り掛かったままズルズルと床にへたり込んだ。


3章 『悪魔の棲み家』 (終)

316:凍える月を抱いて 4章 ◆h4.Hpofy9o
09/07/16 07:51:05 6BwFH2CS

・今回は4章 『悪魔の輪舞』の1話目、2話目投下します。
  (4章、5章は各々4話構成)
・各々6レス消費予定
・ご注意いただきたい点は>>287


317:凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o
09/07/16 07:53:26 6BwFH2CS
              4章 『悪魔の輪舞』
                 - un -


 月曜の朝は戦場だった。電車のアキラには少し余裕があったが、車で通勤する
綾は6時半にはマンションを出なければ間に合わない。
 ところが、綾の左の足首にあるアンクレットのせいでパンストが上げられない。
綾が焦っているとアキラがストッキングをパッケージごと放って寄こした。
もう綾も、何でこんな物をアキラが用意しているのかなどと考えもしない。
 焦りながらその袋を破り身に付ける綾をアキラは冷静に見つめる。

「ピル持った? 給食の時ちゃんと飲むんだよ」
「うん、分かった」
「あ、タンポン変えなきゃダメじゃん」
「え? あ? どうしよう、アキラくん早く挿入れて」

 言ってから綾はしまったと思ったが遅かった。

「すっかり馴染んだみたいだね。さぁ、座って脚を開いて……僕のモノもそんな風に
 おねだりされたいよ」
「…………ん」

 アキラに世話をやかれることを当然のことのように思っていた自分に驚きながらも
綾は羞恥で顔を赤らめながら小さく呻く。
 だが、そんな雰囲気に浸っている時間など綾にはない。綾は服を整えるとバッグを
ひっつかんで走り出す。それを追うようにアキラもエレベーターに走り込んだ。

 結果的には、アキラはいつもの電車に余裕で間に合ったし、綾も月曜で混むはずの
道路だったが、ずっと下り車線だったので通勤渋滞を横目にすいすいと、予定の時間
よりもだいぶ早く着いてしまった。
 綾が職員室に着くとそこには5年生の担任の柏木だけが出勤していた。

「おはようございます」
「あ、おはようございます……」

 綾が挨拶をすると、体育会系丸出しといった感じの、ジャージ姿の柏木が
少し驚いたように挨拶を返した。

「篠崎先生。け、今朝は、早いんですね?」
「え? ええ、途中で用事を済ませてからと思ってたものですから少し早めに出たんです」
「そ、そうですか……」

 綾も柏木もお互いにぎこちない会話であったが、他の教師が出勤してくると無理な
会話を続ける義務もなく、大人の苦い笑いを浮かべて各々の準備を始めた。

 いつもの時間にいつものように綾が教室に入ると、日直の号令で朝の会が始まる。
授業参観のお知らせのプリントを配ったりと、いつもと変わらない朝の会の終わりに
早紀が声を上げた。

「先生! 眉毛だ!!」
「え?」
「眉毛の形が綺麗になってる! それからちょっとオシャレになったよね?」

 目ざとい早紀の声に釣られ、この年頃の女の子特有の興味と遠慮のなさで
「イメチェン?」だとか「前よりずっといいよね」だとかの声があちこちから上がる。
顔を真っ赤にして照れている綾をアキラは興味なさそうに頬杖を突いて見ていた。
 ざわつく教室を授業始まりのチャイムが静めてくれたので、ほっとしながら綾は
1時間目算数の宿題プリントを回収した。
 いつもと同じように授業は進む、その変わらなさが綾に平穏な日常を夢見させても、
時折足首でチャリと音を立てるアンクレットが現実を突きつけ続けた。綾を断罪するように。

318:凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o
09/07/16 07:56:19 6BwFH2CS

 そして綾は給食の時間に忘れずにピルを飲む。この行為は、アキラとセックスするための
準備に他ならない。なぜ、こんなことをしているのか。なぜ、嫌ならば総てを捨てて
逃げてしまわないのか。いったい自分は何と何を天秤にかけてこの行動を取捨選択して
いるのか。綾は分からないままに目を閉じて、小さな錠剤を飲み下した。


 何事もなかった以前の日々のように一日が終わり、綾は職員室へ戻る途中、廊下で
柏木と会った。教室が隣なのだから別段珍しい事ではないのだが、今までならこんな時、
恐らく綾はトイレに逃げるか、何かを忘れたふりをして教室に戻ったことだろう。
でも、今日はそうしなかった。なぜなら“大人の男”が恐れる者では無くなったから……。
 地位や人や守るべきもののある人間は無茶はしないものだと綾は身をもって知った。
恐れるべき相手は安全な場所と思っていたあの教室の中にいたのだから。

「……篠崎先生」
「はい?」
「あ、いや……帰りの会、終わったんですね?」
「? ……ええ」

 分かり切ったことを取って付けたように言う柏木が、癖なのか頭を掻きながらぼそぼそと言う。

「……篠崎先生、変わりましたよね?」
「え?」
「あ、なんて言うか……先週まで俺、避けられてませんでした?」

 柏木に言われて綾は目を瞠り、自分はそんなにあからさまな態度をしていたのかと驚いた。

「え? 避けてたって言うか……」
「ほら、俺って、こうガサツでしょ? 何か先生の嫌がることでもやっちゃったかなぁって
 これでも結構悩んだんですけど……」
「そ、そんなこと全然無いですよ!」
「え? そうですか? 良かった~」

 職員室に帰るまでの間、教師になって4年目なこと、元々は県北の出身だったことなど
柏木は今までの分を取り戻そうとするかのようにしゃべり続けた。

「まぁ、俺も最初の一年は代理教員だったし、結構いろいろと情報をあげられると思うから
 何でも聞いて下さいよ」
「……あ、ありがとうございます」

 戸惑う綾の雰囲気を見て柏木がにっこりと人懐っこい笑顔で提案する。

「じゃあ、情報の交換ってことで、先生地元なんでしょ? 美味しくて安い店とか
 教えてくれると嬉しいかな?」
「あ、はい、分かりました」

 そうして二人が和やかに職員室に消えるのをアキラはじっと見ていたが、その扉が
閉まると、さっとその場を後にして昇降口へ向って歩き出した。
誰にも聞こえない音を唇で紡ぎながら……。

「すっかり“女”になっちゃって……」

その瞳に昏い翳を宿して……。


**********


319:凍える月を抱いて 4章1 ◆h4.Hpofy9o
09/07/16 07:59:42 6BwFH2CS

 綾が規定の日誌と、金澤に渡す予定の今日あったことを事細かに書いた報告を
書き終えて、マンションに帰り着いた時には7時を過ぎていた。学校を出た時間は
いつもとそう変わらなかったが、住む場所が変わってしまったせいで1時間のロスを
強いられることになった。
 “なぜ、こんな事に”と綾は事あるごとに思うが、その答えは自分が保身に走った
からだと綾を責め立てる。例え投獄され世間に淫行教師として蔑まれたとしても
アキラとのこの状況を打開するべきなのだ。綾の理性はそう言っている。なのに……
綾はそうできない自分を弱く卑怯だと嫌悪した。

 指の静脈認証でロックを外し、玄関に入ると見慣れぬハイヒールがきちんと揃えられて
置かれていた。綾はゴクリと唾を飲む。誰か? アキラの母親か? それとも他の誰かか……。
 足音を忍ばせてリビングに近づくと中から声が漏れ聞こえてきた。

「あぁ……つ、都筑様…はぁん……あぁあん、いいです…凄く太くて……」
「くすっ、太いだけ?」

 この艶声、音はリビングの中で行われている事が何なのか否が応でも綾に思い知らせる。
どうしようかと綾は躊躇する。宛がわれた自室に行くにはリビングを通らなければならない、
かと言ってここにいても帰るあの女性に会ってしまうだろう。ならば……まだ帰宅して
いなかった事にして外に出ようかと綾が足を動かしかけた時、アキラの大きな声がした。

「綾、服を脱いでバスルームに行ってて、直ぐすむから」

 綾はぎくりとして動けなくなる。立ち聞きしていた事を知られている上に、情事の
最中の部屋に入るなどとは……。

「あぁ、ひどい、直ぐなんて……」
「綾、早く!」

 強く言われて綾は反射的にドアノブを引いた。そして、そのままパウダールームに
駆け込む。綾の視界の端にリビングで絡まるアキラと女の姿が残像のように映った。
アキラの小さな体に絡めた、大人の女の長い脚がその律動に合わせて揺れる。
赤い爪がアキラの背中を這いまわる。
 過去、そんな情景は何度も見て来た。狭いアパートで母親と名も知らぬ男の交わる姿を
毎日のように見て育ったのだから。
 だが、それとは別の嫌悪の感情が綾の裡に湧きあがる。アキラの幼い躰に取り縋る
大人の女の醜悪さに、吐き気にも似た悪寒が綾の背中を這い上る。
 交わる二人の声は、そんな綾の佇むパウダールームにも追いかけて来た。

「おね、お願いです…どうか、どうか私も…あぁ…都筑様の奴隷にしてください…はぁ…あぁ」
「駄目だよ、佐々木さんはもう調教されて、上等な牝奴隷でしょ?」
「あぁん、そんなぁ……そんな事……あぁ、もう、もう、イッてしまいます……あぁ」
「いいよ、イッて、僕もイクから」
「あぁぁああ、奈美、奈美、イキますぅ。ああぁぁぁぁん」


「……佐々木さん、好かったよ」
「ホント、憎らしいくらい冷静でいらっしゃるのね。そしてお噂どおり中には出して
 下さらない」
「ははっ、まぁね。今日は無理言って悪かったね。ありがとう、気を付けて帰ってね」
「はい、こちらこそありがとうございました」

 佐々木の退出する音がすると、間もなくパウダールームにアキラが入って来た。

「あれ? まだ脱いでなかったの? 早く脱いでおいでよ」

 綾に声を掛けると、アキラは精液の溜まったコンドームを外しティッシュで包んで
ポイとゴミ箱に投げ入れ、シャワーを浴び始めた。
 綾は動かなかった。焦れたアキラが再び声を掛ける。


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