【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ10【ボーカロイド】at EROPARO
【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ10【ボーカロイド】 - 暇つぶし2ch738:名無しさん@ピンキー
09/02/15 23:54:44 NikfZuNv
 彼らはカイトに命じられてビッグローラー内部を清掃中、すべってころんで豆腐のカド
に頭を「軽く」ぶつけたことで、ちょっと思考回路がバグっていたからだ。

「俺はそこまで言っていないぞ」
「なにぶつぶつ言ってんの。それより、さっさとあのタコ女を捕まえてきて! でないと
私たち、ミクちゃんにお仕置きされちゃうじゃない」
「だがな、相手は空を飛んで逃げたんだぞ。どう捜せっていうんだ」
「この『そらとぶ女の子捜しちゃうぞレーダー』を持って行けばいいの」

 と、メイコはミニスカートから取り出したストップウォッチのようなものをカイトへ差
し出す。

「なんちゅうネーミングセンスだ」
「どうでもいいでしょ。いいからとっとと行きなさいよスーパーカップ」
「だまらっしゃいワンカップ。よし、いくぞリンレン! 草の根分けてでもタコ女を捜し
出すんだっ」
「へーい。ところでアニキ、タコ女って誰ですか」
「さっきまで追い掛けていた奴の事を忘れたのかバカチン! 裏切り者ルカのことだ。
由来は『たこルカ』のキーワードでググっておくように」
「アイアイサー」

 そしてカイトはバカ二人を引き連れて、ビッグローラーの格納庫に走った。
 なんだかよく解らないメカの群がいっぱい置かれる格納庫だったが、カイトはその中で
短距離移動に使うサイドカー、ウラル・ギアアップ750を選ぶ。
 ロシア製のモデルだが、中身は第二次大戦中のBMWの軍用サイドカーをコピーしたもの
で、それを現在に至ってもほぼそのまま生産している機械のシーラカンスである。

 そのため、見た目も構造も昔ながらの「オートバイ」と呼ぶに相応しく、鉄板を貼り合
わせたかのような色気ゼロのサイドカーを連結し、さらに全身を迷彩色に染めている。
 元が軍用だというせいか、ギアアップ750は市販車なのに、サイドカーに機関銃を固定
する銃架(アタッチメント)が付いてたり、大きなシャベルが付属したりする。
 もちろん使い道はないはずだ。
 いくらロシア国民といえど、機関銃を担いで街中を闊歩はしないはずだからだ。
 メーカーがミリタリーマニアに向けた遊び心だろう。
 が、製造国が製造国だけにジョークに聞こえないのも、また事実である。
 ああ恐ロシア。

 ……しかし、悪役にはぴったりか。
 ついでにいうと、カイトたちに持たせられた携帯火器もロシア製拳銃である。
 識者向けにはマカロフ式だと書いておこう。
 これら悪役グッズに身を固め、カイトはリアシートにリンを、サイドカーにレンを乗せ
て東名高速道路を目指しドコドコと走っていったのだった。

「レーダーによればタコ女は東京に居るようだ。首を洗って待っていろ」
「たこルカだと、首しかないけどね」
「今ケンサクしたんだ。衛星回線ってすごいよネ」
「やかましい! 道を間違えるだろうがッ」

 と、ケンケンガクガクとしながらも彼らはなんとか高速道路に乗ると、そこからさらに
襲い来る走行風と鋭い風切り音に耐えながら、突き進んだ。
 が。

739:名無しさん@ピンキー
09/02/15 23:55:12 NikfZuNv
「アニキ。あたしお腹すいちまいましたぇ」
「オレもオレも。これじゃあタコ女をつかまえる前に、倒れちゃいますよ」

 予想外のアクシデントが起こった。
 バカ二人の腹具合が悪化してしまったのだ。
 彼らは運転中のカイトに向かって「サービスエリアに寄ってハンバーガーを買え」と要
求をつきつけてくる。
 飲まなければ、サイドカーのレンが暴れそうな雰囲気さえ醸し出すから、たまったもの
ではない。

「お前ら……」

 シートの上でぷるぷる震えるカイトは二人を路上に放り出したい気持ちに駆られたが、
しかし、こんな部下でも使わないわけにはいくまい。
 やむなく、

「ええい解ったよ!! 寄ればいいんだろ、寄りゃあっ」
「やったー」

 という形になった。
 しかし路上を走るもののほとんどが四輪車となった現代日本で、それ以外の車両は非常
に目立つ。
 サイドカーなど、その極致といってもいいだろう。
 だったらもっとも目立たない車で行動しろと言われそうだが、ビッグローラーにはサイ
ドカー以外となると、装甲車や自走砲に空挺レイバーだのと、物々しい装備しかなかった
から仕方あるまい。

(くそう。作戦行動中なのに……)

 カイトは内心、気が気でない。
 無心にハンバーガーをパクつくリンとレンを抑えながら、自身もソフトクリームなど喫
している姿は、第三者の目には風変わりな親子連れにしか見えなかったが。
 しかし、休憩は一回では済まず、二回も三回もサービスエリアへ寄らされて作戦時間は
どんどん延びていった。
 その結果を、カイトは後に激しく後悔している。
 なぜなら三回目の休憩の際に抹茶ソフトクリームを食していた時、

「ぐおッ!?」

 と、カイトの視界に火花が散った。
 彼の後頭部に、ソフトボール大の物体が衝突してきたのだ。
 それだけでは済まず、命中した物体は跳ね返らずにへばりつき、そのまま「ニュルニュ
ル」と、軟体生物のごとき触手を伸ばしてカイトの頬や首筋をはいずり回ったから、たま
らない。
 その突然起こった異変に、周囲のドライバー客や、ごついライディングスーツをまとっ
て見た目は強そうなライダーたちも、蜘蛛の子を散らすように離れていく。
 内の誰かはきっと通報していたことだろう。

 ついに触手は口内へ侵入しようとしたが、それだけはさせるかと端でぼけっと見ていた
リンとレンに「早く助けんかい!!」と引っぺがしに掛からせる。
 引っ張りに引っ張った挙げ句、なんとか難を逃れたが、代償として、痛々しく赤らんだ
アザ無数が引き替えになってしまった。

「丸型キスマークだらけになってしまった……」

 首筋をさすってカイトがうめく。
 そして謎物体の正体だが、

「あ、たこルカだ」

740:名無しさん@ピンキー
09/02/15 23:56:07 NikfZuNv
 引っぺがした何かを両手に持って、レンがいった。
 そう、謎のソフトボールはルカの頭部だったのだ。
 触手の正体も彼女自慢の薄紫の長髪であるが、あきらかに軟体であるところから、どう
やら頭部にいくつかのバリエーションがストックされている物らしい。
 その証拠に、ふと視線を移せば、やや遠方に首無しになったまま投てきの体勢で固まっ
ている彼女のボディがあるではないか。
 しかも、隣にはがくぽが白刃をきらめかせつつ、こちらを睨み付けていた。
 どうやらカイトたちがルカたちを探し当てる前に襲撃されたらしい。
 最中、レン手中のルカがいう。

「見つけたぞウロタンダ」
「アニキぃ、これ喋りますぜ。おもしれ」
「ようしそのまま離すなよレン。ところでタコ、いつから俺たちをつけていた」
「私はタコじゃないぞ、カイト」
「どう見てもタコだ」

 その言葉にルカはむっと表情をしかめたが、間を入れず、後ろのがくぽが美振を振り上
げて猛然と迫った。

「離れよ、ルカ! そのアイス男は俺が引き受けたッ」
「ち。サムライもどきが来たぞ。レン、タコを絶対に離すなよ!」
「わかりました。おいタコ、オレからは逃げられないぜ」
「そうか少年。離してくれたらお姉さんが、キモチイイことをしてあげたのに……」
「へ?」

 カイトの命令を守るべくルカを抱えて走ろうしたレンに、ルカから重く甘ったるい口調
で妖しげな言葉がかけられる。
 それに一瞬、レンの動きが静止したと思いきや、

「ぶしゅっ」

 ルカの口から真っ黒な墨が、消化器のごとく噴霧された。
 目つぶしだ。
 しかも少年には妄想を走らせる言葉が、レンの視線をルカへ釘付けにしてしまったがた
めに、墨はパーフェクトに役割を果たしてしまう。
 レンは視界を暗闇に奪われ、その場にもんどりうち、拍子でルカの頭を取りこぼしてし
まった。

「あぎゃッ、目が、目がぁあっ」
「女の誘惑には気をつけろよ少年。じゃあな」

 そうして転げ落ちたルカは、しかし首の付け根あたりからジェットを噴射して胴体へ戻
っていく。
 それをリンが「よくもレンをやったな、タコばばあっ」と、もの凄い悪口をはきかけ追
いかけたが、ジェットの勢いにはかなわない。
 どころか、そこらの什器に脚を引っかけてころび、そこへボディを取り戻したルカから
鋭い反撃を受けてしまう有様だった。

 もとよりクリプトンの最新型戦闘アンドロイドと、少々バグった中古ボーカロイドでは
はじめから勝負は見えていよう。
 しかも悪口をいったのが非常にまずかった。
 レンが倒れ、カイトもがくぽと取っ組み合いになって邪魔立てする者がいないのをいい
ことに、ルカは腰に備え付けていた鞭でもってやたらめったらとリンを打ちまくる。

「ご、ごめんなさいお姉様ーーッ」
「豚は死ね」
「ひぃぃーっ」

 リン、絶体絶命である。

741:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:02:32 N2SPLjbw
私怨?

742:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:04:17 hc9FydAw
 まあいい。
 ここらでSMプレイの描写は置いておこう。
 それよりもサムライもどきと、アイス男である。そのうち、アイス男の方が一瞬で撃破
されてしまった部下を見て「リン、レン!!」と悲痛な叫びをあげた。

「ええい役たたずのバカどもがっ、明日は飯抜きだ覚悟しておけっ」
「部下が無能では辛かろう。仕事やめたらどうだ」
「だまらっしゃい!」

 会話はのんきだが、行動は必死である。
 というのも、カイトは先ほどから拳銃を撃ちまくっているのだが、全てがくぽの美振に
切り落とされてダメージにならないのだ。
 どこぞの石川姓泥棒なみのチート性能である。
 たんなるアイス好きには分が悪く、そのうち弾切れを起こして防戦一方になった、とい
うわけだった。

(だが! ここで負ければ、俺は触手の餌食にされた後でハラキリだ)

 そう思うと、カイトは首に巻き付けていたマフラーをとっさに剥ぎ取り、がくぽの視界
を遮るように投げつけた。

「ぬ!」

 むろん、ただの布だから美振の前には瞬く間に切り裂かれてしまうが、カイトにはそれ
一瞬の隙さえあれば良かった。
 彼は飛び跳ねるようにその場から離脱する。
 目を紅く光らせたルカに打たれまくっていたリンをかっさらい、ついでに側の洗面器で
顔を洗っていたレンを殴って引き連れると、脱兎のごとくサイドカーまでかけ出した。
 そして、

「貴様ら! 今回は退いてやるが、いつまでも逃げおおせると思うなよ」

 おきまりの悪役専用捨て台詞を置いて、さっさと逃げていってしまったのだった。
 その背を見送りながら、ルカがぽつりといったのは、

「私はタコじゃない」

 という言葉だったが、それには、

(いや。どう考えてもタコだった。クリプトンがこんな化け物を開発していたとは、あな
恐ろしや……なんとしてでも叩きつぶさねばなるまい)

 というがくぽの思考があって、それは誰しもが反論のないところであっただろう。
 だが、なにがどうなっているのか、聞こえないはずの思考にルカは「ばっ!」と振り向く。
 そこには、表情がなかった。

「ところでがくぽ」
「……なんだ」
「触手プレイは好きか。私は大好きだ」
「!?」

 青い空も暗転。
 その後に何が起こったかは、読者の想像におまかせするとしたい。
 代わって描写はそれより幾分かは健全な、おめおめとビッグローラーへ逃げ帰ったアイ
ス男たちの方を担当するつもりだったのだが、

743:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:07:11 NikfZuNv
「ッとに無様だこと。あんたら自分の役割なんだか解ってるんでしょうね。特にバカ二人!」
「当ったり前だろ。なめんなよアル中女」
「あたしたちの目的は、おなかいっぱいハンバーガー食べて、ついでにタコの刺身でも作
ろうかってこと! 完璧でしょ?」
「メイコ、安物買いの銭失いとは、よくいったもんだな。俺は次から独りでやるぞ」
「文無しのあんたに言われたかないわよ! それにスタンドプレイなんか許さないから、そん
なことしたら、買ってくるアイスぜんぶかき氷にしちゃうからね」
「ぬぅぅ……くそう。今にみてろよサムライもどきにタコ女め」

 にぎやかな連中のせいで、地の文がつけいる隙もなかった。
 ともあれ、がくぽらの活躍によって、まずはウロタンダの足を止めることに成功した様
な気がするところだ。
 クリプトンの野望を食い止めるため、これから二人の戦士が果てしない戦いの渦へ飛び
込んでいくだろう。
 日本の命運は彼らに託された。
 行け、がくっぽいど! 戦え、巡音ルカ!

「そんなことよりアニキ、飯抜きでもハンバーガーは食べていいでしょ?」
「じゃかましいッ」


了(?)

744:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:20:45 eZcgFq3g
腹筋が千切れるかと思ったw
ルカのキャラが斬新でいい!がくぽとのコンビ最強だわw

了(?)ということは続きも期待できるのかな
触手プレイをぜひw

745:732
09/02/16 00:26:20 CJDrHjUP
>>743
うっかり割ってしまい申し訳なかったです…
すごい笑わせてもらった!やっぱりいいなこの二人ww

746:名無しさん@ピンキー
09/02/16 01:03:51 A0LKpC+o
スーパーカップにワンカップwww
面白かった、次回作には是非エロを!

747:名無しさん@ピンキー
09/02/16 12:40:27 PAhFYGbS
俺もマスターとWカップで吹いたwww
次回昨に超期待w

748:名無しさん@ピンキー
09/02/16 17:41:57 ApVjZtdN
>>743
GJ,ワロタww
しかしながらこの文体、ひょっとすると某ハードボイルド書きさんなのか?
だとしたらギャグもいけるとかなんて多才なwww
楽しませていただきました、続きも是非お願いします!

749:名無しさん@ピンキー
09/02/17 23:27:08 FU23NqP3
……こんなスレがあったとはww

よし、頑張ってリンで一つ書くぜw

750:名無しさん@ピンキー
09/02/18 00:20:38 Ye8lfW6s
>>749
OK、どんと来い。

751:名無しさん@ピンキー
09/02/18 01:20:35 4+FjtWph
>>749
乳首にお猪口貼り付けて待ってる

752:名無しさん@ピンキー
09/02/18 11:17:15 KLDM/9VW
オッス、俺たち輪姦マン!!
  __    __  
  | ・∀・|   |・∀・ | リクエスト貰えればガンガン犯されちゃうやつ書いちゃうぞ!!
 |L / ̄ ̄ ̄/ | |  
 ̄ \/ FMV /  ` ̄ 
     ̄ ̄ ̄  

貰えなくてもガンガンに犯されちゃうやつ書いちゃうぞ!!


753:鬼畜ドSエロマスター
09/02/18 17:50:23 x9tOLwVE
どうも、鬼畜ド(ryです。
今回はシリアスに挑戦しました。あと>>620も私です。
[彼女のココロ]
それではお手柔らかに。


754:[彼女のココロ](1/5) ◆G/JDSVg/gE
09/02/18 17:52:20 x9tOLwVE
「―感情は私を満たしてくれますか?」新入りVOCALOID2engine・CV03 巡音ルカはそう言った。


どうも、カイトです。
うちのパソコンにも巡音ルカがやってきたのだが、正直くせ者だった。何故なら
[あまりにもロボ過ぎる人]
だったのだ。例えで言えば、某ゲームで出てくる女性型アンドロイド兵器。

マスターの基本調律が終わった後、挨拶と自己紹介をし歓迎会をしようとしたのだが、ルカは
「私達は歌うソフトウェア、VOCALOIDです。その様な物は必要ありません。」
と言って自分の部屋(フォルダ)へ帰ってしまった。
この件で年少組は「ルカさんは何を考えているかわからない、表情がない、怖い。」
と愚痴を零し、がくぽも口元を扇子で隠しながら「感情まで[からくり]と成すか、
難しい女性だ。」と眉をひそめた。
メイコは「カイト、このままじゃあヤバイよね…」と思い詰めた表情でルカの部屋を
見つめていた。多分俺と同じ事を考えていたのかもしれない。
―昔のメイコみたいだと。

翌朝、朝食を取るのに彼女の部屋をノックした。メイコも一緒だ。ルカはドアを開けて
くれたが、挨拶はない。
「…おはよう、ルカ。朝食が出来たから呼びに来…」
俺が言い終わる前にルカの声が遮った。
「私達は歌うソフトウェア、VOCALOIDです。食事の摂取など必要ありません。」
あまりにも殺伐とした言葉だった。そこへメイコ。
「歌には感情が必要でしょ?これは[人間の感情]を理解する為に真似しているの。
感情がなきゃ…」
メイコの声を再びルカの声が遮る。
「CRV01 MEIKO、CRV02 KAITO、我々はソフトウェアです。[感情]など必要ありません。」
ルカは言い切った。[感情など必要ない]と。我が耳を疑った。俺とメイコが言葉を失い、
呆然としているとルカは静かにドアを閉めた。

俺がここにやって来た当時、メイコはただ[歌う人形]だった。


755:[彼女のココロ](2/5) ◆G/JDSVg/gE
09/02/18 17:55:43 x9tOLwVE
俺が少なからず[感情]を持っているのを見抜いたマスターは「メイコにも[感情]を
持たせる事は出来るのか?」と俺に聞いてきた。
プロトタイプ時代の記憶が片隅にあれば、感情が発生運良ければ再構築…
そんな期待を胸に俺は[歌には感情が必要不可欠。人間の感情を理解する為に、
人間と同じ様な生活をしよう]と提案した。
実際それは巧を奏した。再構築はなかったがメイコの感情は著しく成長した。
今では全員当たり前の様に人間の生活を真似している。
俺達VOCALOIDはソフトウェアだから本来食事や睡眠など人間の様な生活は必要ないが、
全ては歌の為だ。歌に心を。その為の努力は惜しまない。
それを否定した巡音ルカ。このままでは亀裂が出来てしまう。

食後の団欒に俺は口を開いた。
「聞いてくれるかな?ルカさんの事だけど、昨晩の件は許してやってほしいんだ。」
俺が話し出すと年少組は眉をひそめた。昨晩の件でルカへのイメージダウンは明らかだった。
「ルカは起動したばかりだから何もわからないんだ。少しずつでいいから皆で教えて
いこう。ね?」
俺が諭す様に同意を求めると
「う~ん…わかってはいるんだけど、どうすればいいんだろ?」
「リン、あーゆー面白みのない大人、嫌だ。年下の後輩が欲しかったのにさぁ。」
「んな事言っちゃあヤバいだろリン。俺だって…年下の弟が欲しかったよ。」
ミクはともかくリン&レンはあんまり乗り気がない。この二人は最後まで「年下の
妹分or弟分が欲しかった」と散々駄々をこねていたのだ。
そんな態度にため息をついた俺にメイコが助け舟を出した。
「あたしやカイト、がくぽさんもルカに教えていくから。ルカに言いにくい事が
あったらあたし達に話して。ルカに伝えるから。あんたたちも起動したばかりの頃は
そうだったんだから。ね?」
メイコが優しく話すとリン&レンは渋々了解した。
「サンキュ、めーちゃん。」


756:[彼女のココロ](3/5) ◆G/JDSVg/gE
09/02/18 17:56:36 x9tOLwVE
俺が礼を言うとメイコは手を振り
「いいのいいの。それよりマスターに話して、どうするか考えましょ。」
やっぱり頼りになるのはマスターだな。鬼畜エロだが話の筋はちゃんと通す。それに
マスターの命令は[絶対]だ。ルカでも俺達でも命令を無視する事は出来ない。
朝食の片付けをし、俺とメイコはマスターの元へ向かった。

モニターから出ると先客がいた。がくぽだ。
「おはよう、MEIKOにKAITO。ルカの事ならがくぽから聞いたぞ。」
それなら話が早い。説明する手間が省けた。
「ありがとう、がくぽさん。」
メイコが礼を言うとがくぽは何故か表情を引きつかせながら
(まだ[真っ白フリーズ]のトラウマが残ってるのか…)
「れ、礼には及ばぬ。だが、ルカ殿の態度は目に余る物がある。主(あるじ)直々に
忠告した方が望ましいかと思った次第。」
がくぽも同じ事を考えていたか。そうやりとりしてる間、マスターはマイドキュメントから
とあるフォルダを開いた。
「これを聞かせればルカも目を覚ますだろ。いいかおまいら、ルカを呼ぶぞ。」
何を出したのかわからないが、マスターの声に俺達は頷いた。マスターがルカを呼び出す。
「ルカ、ちょっと来い。」
マスターの呼びかけにモニターから現れた巡音ルカ。相変わらず表情、挨拶がない。
俺達を見つめるルカ。多分[何故俺達がいるのか]理解していないだろう。
「ルカ、お前は感情を持ちたくないのか?」
マスターの声が室内に響く。
「私達は歌うソフトウェア、VOCALOIDです。[感情]など必要ありません。」
ルカの言葉にマスターも眉をひそめながら口を開いた。
「ルカ、俺が[人間の感情を理解する為に、人間生活を真似しろ]と命令すれば、
お前はやりざるをえない。だが一方的な命令は俺のポリシーに反する。
論より証拠だ。これから二つの曲を聞かせる。最新型のお前なら違いがわかるだろう。
ヘッドフォンのプラグを差し込め。」


757:[彼女のココロ](4/6) ◆G/JDSVg/gE
09/02/18 17:57:53 x9tOLwVE
ルカは素直にヘッドフォンのプラグを差し込み、マスターはルカに2つの曲を聞かせた。
何を聞かせているんだ?俺達は固唾を飲んだ。
「ルカ、同じ曲を流したが1番目と2番目、どっちの歌声が良い?」
マスターの質問にルカは答えた。
「1番目の歌声です。」
するとマスターはニヤリと笑った。勝利を確信した笑みだった。
「正解だ、ルカ。よく聞き取れた。しかし何故だかわかるか?」
その質問にルカは黙ったままだったがマスターは続けた。
「同じ曲、同じ機材、同じ調律だ。なのにどうして違いが出たのか、おまいにわかるか?」
マスターはルカの返答を待つ。
「わかりません。」
ルカの声が響いた。まるで降伏した様に。
マスターが席から立ち上がり諭す。
「[感情]だ。あるかないかで差がこんなにも出るんだ。歌に感情は必要不可欠。
少しずつでいい。おまいも皆と共に生活して感情を育ててみないか?そうすればきっと
良い声になるだろう。俺も作詞作曲しがいがあるってもんだ。」
そう言いながらマスターは机に置いてあったコーヒーを飲み干した。
「yes,master.」
ルカが納得した。その言葉に俺は安堵し、メイコは「やった!」と満面の笑みを浮かべ、
がくぽは静かに頷いた。
そんな様子を見て満足したマスターは
「よし、皆で歌ってもらおうか。がくぽ、年少組を呼んでこい。」
「御意。」
がくぽは一礼してパソコンへ戻った。
マスターはルカに何を聴かせたんだろう。俺の探究心が擡げた。
「マスター、ルカに何を聴かせたんですか?」
俺の質問にマスターはマグカップを机に置きながら答えた。
「MEIKOの歌声だ。」
「あたしの、ですか?」
メイコは首を傾げた。
「KAITOが来て数カ月後のと、来る以前のを聴かせた。感情の成長差をみるのに
サンプリングしたヤツだ。まるで[番(つがい)の鳥]だな、おまいら2人は。」
番の…鳥?俺とメイコが不思議そうに互いを見つめると、マスターはニヤニヤしながら話を続けた。


758:[彼女のココロ](5/6) ◆G/JDSVg/gE
09/02/18 18:00:01 x9tOLwVE
「鳥は1羽でも鳴くが、相性の良い雄&雌の番だと更に良い声で鳴くんだよ。
ルカ、こいつらは入る隙がない程相性良過ぎるからな。とくに夜は…」
「ちょっ、マスターっ!!」
一気に顔が熱くなった。多分メイコもだろう。俺は思わずマスターの襟首を掴んだ。
メイコと2人だけならともかく、ルカもいるのに羞恥プレイかっ!この鬼畜エロマスターっ!!
襟を捕まれてもニヤニヤしている鬼畜エロマスターは続けて言う。
「これなら浮気の心配はゼロだな、安心しろMEIKO。
ルカ、音楽の知識はこの2人に聞け。それとKAITOはMEIKOに関して超過保護だから
気をつける様にwww」
そう言うと一部始終を傍観していたルカはお約束といわんばかりに「yes,master.」と
無表情で返事をかえした。
「ルカ、変な事は覚えなくていいから…」
赤面したメイコがルカに諭すも、ルカは「CRV01 MEIKO、何故ですか?」不思議がるばかり。
俺達がぎゃんぎゃんやっていると、がくぽが年少組を連れて戻ってきた。
「我が主、年少組を連れて参りました。」
部屋が更に賑やかになる。
「マスター、おはようございます!」
「やほー、マスター!がくぽさんから聞いたよ~。ルカ姉大丈夫?」
「…カイ兄メイ姉、何赤面してんの?」
もはや収集が掴めなくなりそうな中、ルカは俺達に聞いてきた。
「皆に聞きます。感情は私を満たしてくれますか?」と―。

あれから二週間、ルカは[人間の感情]を勉強しながら俺達と共に生活をしている。
「CV01 初音ミク、質問よろしいでしょうか?」
「…なかなか喋り方直らないねルカさん。で、どうしたの?」
「少しずつ直していこうねルカ姉。ルックス綺麗なのに勿体ないよ~」
「CV02 鏡音リン、努力します。」
「俺的には格好良くて好きだけどなぁ。ルカ姉このスペルのヒアリング、後で教えて。」
「CV02 鏡音レン、了解しました。」


759:[彼女のココロ](6/6) ◆G/JDSVg/gE
09/02/18 18:00:44 x9tOLwVE
まだ喋り方、表情が無表情と変化ないが、コミュニケーションは何とか上手く取っている。
そんなやりとりを見ながら俺とメイコは夕食の支度をしていた。
「一時はどうなるかと思ったけど…流石マスターだな、酔いどれ鬼畜エロだkいてっ!。」
メイコに足を踏まれた。
「そんな事言ったらマスターに失礼でしょ。もう。」
そう言いながら嬉しそうに料理を皿に盛る。そこにルカがやってきた。
「CRV01 MEIKO、CRV02 KAITO、食膳準備手伝います。」

―まだロボっぽく無表情なルカ。メイコと同じ様に、心から笑う日が来ます様に。


760:鬼畜ドSエロマスター
09/02/18 18:01:16 x9tOLwVE
以上。お粗末様でした。

初めてのシリアスでしたが、もっと精進しないといけませんね。
読んで戴きありがとうございました。それではまた。

761:名無しさん@ピンキー
09/02/18 20:37:01 Za8YIX0O
GJ
これからのルカに期待したい良い話だった

762:名無しさん@ピンキー
09/02/19 00:53:02 TRxMkBV3
新人の登場か、または昔散々弄られた反動か、
とにかく最近ミクが空気過ぎる気がしてどこか寂しい


そんな俺の心情を察してか、カイトが俺の肩に手を差しのべてくれた

「ぼくカイト ウホホイウッホ ウホホホホ ウッホホウッホ ウホホホホーイ」



寂しい

763:名無しさん@ピンキー
09/02/19 07:18:25 vo98SXon
>>762
なんでだろう、泣けてきた

764:名無しさん@ピンキー
09/02/19 08:25:42 21q740mq
>>762
不覚wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

765:名無しさん@ピンキー
09/02/19 08:54:36 Yt3L0k2D
>>762
小林亜星のキングコング歌ってるのかと思ったジジイがここにいるwwwwwww

766:名無しさん@ピンキー
09/02/19 12:37:57 SiNnQuu3
>>762
不意打ちすぎるwwwwww

767:名無しさん@ピンキー
09/02/19 14:59:31 0qT68VGh
>>762
大賞川柳wwwwwwwww

768:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:15:01 MMTuK4fT
オッス、俺たち輪姦マン!!
  __    __  
  | ・∀・|   |・∀・ | 今からMEIKOがガンガンに犯されちゃうぞ!!
 |L / ̄ ̄ ̄/ | |  
 ̄ \/ FMV /  ` ̄ 
     ̄ ̄ ̄  

でもおっぱい弄っておわっちゃったぞ!! 嫌いな人はスルーしてな!!

769:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:16:35 MMTuK4fT
そこは、とてもおかしな部屋だった。
まず、インテリアがほとんど無い。目に付くものと言えば、部屋の中央にベッドが1つだけ。ドアは部屋の隅に1つだけあった。窓らしきものも見当たらない。

その部屋の唯一のインテリアであるベッドには、鎖が備え付けられていた。

そして。

―その鎖には、女が?がれている。

若干内がわに巻いているショートヘア、
ぴったりとした赤いノースリーブの上着、
上着と同じく、赤色のミニスカート。


770:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:17:38 MMTuK4fT
スカートから伸びている太ももは光を艶やかに反射し、
衣装とのコントラストを演出していた。
むっちりとした質感と、そしてたっぷりとした腰周り。
そして、後ろ手に繋がれたことで自然と突き出された、豊満なバスト。
二つの双丘が、女の呼吸に合わせて上下するその様はとても艶かしい。

女の表情は険しく、とても苦々しく周囲を睨みつけていた。
女の周囲。つまり女がいるベッドの周囲。そこには、ベッドを取り囲むようにして複数の男達が取り囲んでいた。男たちの手にはビデオカメラやカメラつき携帯電話が握られており、既に何度かシャッター音が切られていた。

男たちの表情は、皆バラバラだった。
期待感に震えて、鼻息の荒い者。
ニヤニヤと半笑いを浮かべて女を見ている者。
中には既に股間に手をやり、もぞもぞと動かしている者もいた。

そんな状況が、既に30分ほどこの部屋で続いていた。

繋がれた女は既に分かっているだろう。
自分は、これからとても酷い辱めを受けるのであろうと。
だが、女は変わらず周囲を睨みつけている。
まるで、負けるものかとでも主張しているように。


771:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:18:19 MMTuK4fT
この分なら、結構長持ちするだろう。
ああ、今回はとても楽しいショーになりそうだ。

そう、ここは輪姦部屋。
ある金と権力の亡者共が作り上げた理不尽の城。
年老いた金持ちが考えることは全く持って恐ろしい。

食欲、睡眠欲、性欲

抗い難い人の欲を利用し、さらに権力を求めようしているこの城の主人は悪魔だ。
下で女を取り囲んでいる男たちは、有名企業の社長や、政治家、そしてその息子達。
今まさにこの城の主人に弱みを握られているとは知らずして、のこのことやってきた権力の餌。後に骨までしゃぶられる事もわからずに、わらわらと毎回集まってくる奴らの考えも度し難い。

まあ、こんなところでこんな仕事をしている俺も俺だがね。

今回のターゲットは、MEIKO。
今をときめく芸能グループの一員だ。
なるほど、リストに上がるだけあって中々の上玉だ。
精々がんばって餌どもを満足させてやってくれ。

ここでは何もかもがまかり通る裏の世界。
表の世界のルールなど、なんとでも捻じ曲げられてしまう。
ガチ、と俺はマイクのスイッチをONにする。

「……さあ、楽しい楽しいショータイムの始まりだ!!」


772:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:18:58 MMTuK4fT
「皆さん、長らくお待たせいたしました、ただ今より入札を開始いたします」

俺の言葉が天井のスピーカーから流れると、どっと会場から歓声がおこった。
まあ、30分も焦らされれば当然だろう、なんせ目の前には女がいるのだ。

「……何よ!! ―何勝手なこといってんのよ!!」

女が上を向いて叫んだ。中々に活きがいい。
何より、演出を盛り上げるのも私の大事な仕事だ。
結構なことだ、ちょっと話に付き合ってやろうか。

「何かご質問が? MEIKOさん」

声質は至って平静に、そして当然のように振舞う。
そう、ここでの異質は我々ではなく、この女なのだから。

「何か……、って、あんた達!! どういうつもりよっ、こんな真似してただで済むと思ってるの?」

強気に叫ぶ表情が中々にそそる。
ああ、こいつは当たりだ。今日の餌共は中々についてる。

「質問はそれだけですか?」

私の答に女は絶句した。怒りか、呆れか、
目を大きく見開き、ギリ、と歯を食いしばっている。


773:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:20:31 MMTuK4fT
「ではお答えしましょう。まずは、どういうつもりか、ですね。」

ここで1拍。

「我々は今から貴方の体を嬲り、犯し、そしてそれらを映像に保存し記録します
 なに、抵抗しなければ痛いことはありません。むしろ気持ちよくなれますよ?」

「なっ……」

「えー、次にただで済むかと思ってるか、ですかね。
そうですね、ただで済むとは思っておりません。
強いて言えばそんなものは 糞 食 ら え なのですよ。
おっと、下品な言葉遣いでしたね。失礼いたしました。
つまりは、お茶の子さいさいへの河童、もひとつおまけでおっぺけぷー、といった感じでございましょうか」

「……な、何をいってるの?」




774:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:21:25 MMTuK4fT
「おや、まだお分かりにならないですか?
我々は貴方のそのおっきなお胸をぺろぺろと舐めこんだり、
その生意気なお口にチ○ポを突っ込んでぐりぐりしたり、
貴方の体中を指で撫で回したり、
貴方の下のお口にもチ○ポを突っ込んでひぃひぃよがって頂くためには
社会のルールや建前など気にも留めないとのことですよ」

俺がそう言い切ると周りの男たちから下品な笑い声が巻き起こった。

「MEIKOちゃーん、今すぐ気持ちよーくしてあげるからね!!」
「うはぁ、もうたまんねぇよ、あのおっぱい無茶苦茶にしてやりてぇ!!」

「な、何よ、それ、……認めないんだから、……絶対、絶対認めないんだから!!」

さて、盛り上がってきたようだし、入札を開始するか。


775:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:22:09 MMTuK4fT
「では皆様、入札タイムです。MEIKOさんは巨乳のセオリーどおり、
ちょっと状況理解力が乏しいようです!! どなたか揉みほぐして頂けるお客様はございませんか? 
愛撫箇所は上半身、ペッティング関係はお好きなようにどうぞ、ただし強引なキスで舌を噛まれるのはご注意くださいませ、
自分から吸い付かせてこその紳士力、では入札スタート!!」

俺の合図と共に会場では次々と声が上がり始めた。
入札は段々と収束し、最初のプレイヤーが決まる。

「はい、では最初の方は、おお、これはご兄弟で参加の高間様、おめでとうございます。持ち時間は30分です。ご存分にご堪能ください。ではプレイヤー以外の方は白線までお下がりください、撮影はそちらからお願いいたします」

よりによって高間兄弟が相手とは、いい具合に仕上げてもらうんだな。

ずい、とベッドに二人の男が近寄っていく。


776:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:22:44 MMTuK4fT
高間兄弟とある企業の御曹司だ。
この部屋の常連でもあり、巨乳の女が出てきた時には大抵は餌食だ。
因みに双子なのだが、俺は未だにどっちがどっちだかわからん。

「いやぁ、これはすごいおっぱいだねぇ兄ちゃ~ん」
「はっはっは、弟よ、これは延長してしまうかもなぁ」

じりじりとMEIKO近づいていく高間兄弟

「いや、……こないで、こないで」

逃げようと体をゆするMEIKO。
しかし、当然の事ながら鎖につながれているMEIKOは逃げることが出来ない。

高間兄弟が左右から回りこみ、がしり、とMEIKOの腕を掴みホールドした。

「―いや、……いやよッ、あっちいって!! あっち行きなさい!!」

しかし、弟の左腕に右腕を、そして兄の右腕に左腕を拘束されているので動けない。
健気にもじだじだと足を動かしているが、気休めにもなっていない。

「それじゃいきますか」

兄弟のそれぞれ空いている右手と左手が、MEIKOの胸へと伸びていき、

「あ、やだ、だめ、だめだめッ、やめなさい、やめなさいッ!! 」

むにゅん、と揉みこまれた。


777:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:23:16 MMTuK4fT
「ひぅっ」

まずは大きく捕まれ下手に持ち上げられ大きく揉み上げられた。
ぴったりとした衣装のせいで、歪む胸の形がしっかりと確認できる。

「や、…ん、やだぁ、あ、あッ…」

揉み上げるスピードが段々とリズミカルになってきた。
ゆっくり掴み上げるような動きから下から手を差し込み、指の動きでぽんぽんと揺らされて、弄ばれている。

「ひゃ、ああ、あんッ、や、……めなさい、あ、うんっ、はぁはぁ、だめ、やめな、さい!!」

「に、にいちゃん、凄い、MEIKOちゃんのおっぱい、服の上からでもすごいやわらかいようっ、ぷるぷるしてる」

そういって弟はMEIKOの首筋を舐め上げた。

「やぁっ、あうっ…ん、ん、ん、んッ、うんッ、はぁんッ」

「うむ、弟よ、こっちの揉み心地も中々だぞ? ほら、みてご覧うっすら乳首がたっているだろう?」

そういうと兄は人差し指でMEIKOの胸の天辺をつんつんと突き回す。

「あ、ひゃうぅっ、や、…ぁ」


778:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:24:24 MMTuK4fT
「ホントだっ、こっちも、こっちもぷっくりしてる!!」

そう、声を上げると弟も嬉々として、MEIKOの乳房をつつきまわし始めた。
兄と弟、男二人にがっしりと片腕で体を固定され、
MEIKOの二つの乳房は人差し指のみで先端を責められ、弄ばれていた。
深くむにゅりとつつかれたと思えば、そのまま指でぐりぐりとかき回され、
そしてつんつんと、何回も指を差し込まれる。時々思い出したように大きく揉みこまれ、
それが何回も繰り返されるのだ。

「や、ぁ、あうぅ、だめ、それ…、だめ、だめぇっ…やめっ止めなさいっ、あうっ」
「兄ちゃん、MEIKOちゃん気持ちよさそうだよ」
「ふむ、ではこちらも頑張らんといかんな」
「や、……あんッ、だめ、…だめぇ、ぐりぐりしないで、やぁあ…ッ、あぅ、はぁん」

甘い声を上げ始めたMEIKOをみてニヤリと兄弟は笑い、激しく指を動かし始めた。

「はぁ、はぁはぁ、はぅ、ん、ん、ん、うんっ、あんっ、はぅっ、はぁ…、はぁ、はうっ、だめ、、あんっ、やだ、指、だめ、だめなの、胸、変になる…っ、あん、あ、あ、あ」

両方の胸の先端をぐいぐいとつつかれ、ぐりぐりと捏ね回される度にMEIKOは体をビクン、と震わせている。そんなMEIKOを見ながら兄弟は舌を鋭く尖らせ、MEIKOの耳にちゅぐりと、ねじ込んだ。


779:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:25:07 MMTuK4fT
「や、……はぁん!!」

一際甘い声がMEIKOの口からでた。
尚も兄弟は、ジュクジュクとMEIKO耳たぶを責めながら胸を責め立てる。

「やだっ、あぁんっ、やぁん、みみ、みみだめ、だめなのッ、やめて、あぅッ、」

ちゅくちゅく、ちゅくちゅくと部屋に隠微な音が響き渡る。
その間にも相変わらず二人に胸は弄ばれているのだ。

「あっ、あっ、あ、あ、ひゃうぅぅ、んあ、はうぅ、うん、……はぁんっ」

ビクン、ビクンと玩具のように胸を弄ばれ、耳を舐られ、完全にMEIKOは俯き、体を震えさせている。
くて、と傾けた首筋に弟の指が迫り、ジー、と一気にファスナーを下ろされた。赤い衣装が弾け、黒いインナーに包まれたMEIKOの胸がこぼれ出る。

薄いインナーに包まれたMEIKOの胸先は、ものの見事にツンと立っていた。
すかさず兄弟の指がMEIKOの乳首を人差し指と親指で摘み、こりこりとさすり上げた。

「ふあぁああああん!! やだ、やだっやだやだっ、あぁんっ!!」

ぷっくりと勃起した乳首の先端を、兄弟執拗に愛撫し続ける。
指でぴん、弾き、つまみ、捏ね回し、そして指の腹でやさしく撫で上げる。
それを両方同時に、そして舌はMEIKOの首筋から耳からを執拗に舐め続けている。

「だめぇ、うんっ、やだっ、そんな、あっあっあっ、ひぅぅぅ…、ん、はぅん」

既に薄い布越しに、はちきれんばかりに、MEIKOの乳首がそそり立っている。
そして兄弟は目を合わせると、口を大きくあけ、MEIKOの両の乳首をパクリと口に含みこんだのだ。
「―ひゃ、ああん!!」

一際大きく、ビクンとMEIKOの体が跳ねた。


780:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:25:43 MMTuK4fT
ちゅぱ、…ちゅくり、…ちゅぱ、…ちゅぱ

「やん!、あぁんっ! だ……、めぇ、す、すわないでぇっ、ああん!!」

「はぁ、美味しいよ、服の上からでも美味しいよ、MEIKOちゃん!! んーちゅぱちゅぱ」
「ふふ、こんなに硬くして、たっぷり吸ってやるぞ、ちゅぱ、ちゅぽん」

「残り、10分です。高間様よろしいでしょうか?」

盛り上がっているところ悪いが、スムーズな進行も俺の仕事の一つだ。
しかし、よくもまあ胸だけでここまで興奮できるものだ。

「に、兄ちゃん、時間も無いし…」
「ふむ、では、拝むとするか」

兄弟はそういうと、ついっと、インナーを持ち上げ、一気に捲り上げる。
ぼろんと、たっぷりとした肉感の乳房と、そそり立ったピンク色の乳首が飛び出した。

「あ、…、あ、あっ」

自分の素肌が晒されたことと、周りのカメラを構えた取り巻きを改めて認識し、MEIKOはふと我に返った。

「や、やだっ、離してっ、離しなさいッはなっ……あ、あぅん!!」


781:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:26:27 MMTuK4fT
MEIKOの叫びの途中、兄の指がMEIKOの乳首を弾き、そして指を細かくぴしぴしと乳首に当て始めた。
弟は弟でうっとりした表情で乳首を口に含んでは、出し。含んでは出し続けている。
ちゅぽん、ちゅぽんと、部屋に響くたびにMEIKOの体が震え、口からは吐息が漏れた。

「あぅん、はぁはぁ、だめ、だめよ、指、弾か、ないで…。乳首、へんになっちゃうの、
ああん!! 吸わないで、ひゃぁっ、やぁっ噛んじゃ、噛んじゃだめなのぉぅ、ああああああん!!」

MEIKOの胸は兄弟に揉みこまれいやらしく、そしてリズミカルに形を変えていく。
そして、舌や指で執拗に嬲られ、MEIKOは既に声を上げるしかできなかった。

「やっ、んっ、だめ、二ついっぺんにすっちゃ、はぅ、だめぇ、あぁんッ、やだぁッ、こんな、ことして、あぁん!! やだぁ、すっちゃやだ、すっちゃやだぁ、ああああああん!! 」

ちゅぽ、ちゅぱじゅる、ちゅぱ、ちゅぽん、ちゅるる、ちゅば、ちゅぽ、ちゅぽん

部屋は既に兄弟の舌の音と、MEIKOのあえぎ声、そして取り巻きのシャッター音しかなかった。

「ふっあむぅう、はむ、ん、ん、……んむぅ!! ぷはっ あぁん、はぅ、んむ! ん、ん、ん、ふぁあ、あむぅ、んむ、あ、あ、あ、あ、だめぇ、……だめぇっ!!」

最後の1分。兄弟2人に強引に口に舌を差し込まれ乳首を挟まれ、捏ね回され、指の間に挟んで揉みこまれ、持ち時間を終了した。


782:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/19 22:28:51 MMTuK4fT
今回はここまで!!
  __    __  
  | ・∀・|   |・∀・ | このペースだと挿入までどれくらいかかるのかね!!
 |L / ̄ ̄ ̄/ | |  
 ̄ \/ FMV /  ` ̄ 
     ̄ ̄ ̄  

たぶん3回くらいあとじゃないかな!! また来るよ!!

783:名無しさん@ピンキー
09/02/19 22:50:43 uEW5s0dZ
なんという生殺し
早く楽にしてくれ!続き期待

784:名無しさん@ピンキー
09/02/20 01:37:23 0nZLC9zo
GJ!おっぱい好きにはこれは嬉しい

785:名無しさん@ピンキー
09/02/20 12:39:25 N5z4g4fz
GJGJ!!今までぶっちゃけMEIKOというか巨乳に興味なかったが、これはエロい

786:名無しさん@ピンキー
09/02/20 17:53:54 GKpw90Wc
GJ!
オパイストにはむしろこれが本番
いいもの見させていただきました

787:名無しさん@ピンキー
09/02/21 02:34:26 iMCVkguL
輪姦マンGJ!
凌辱系も良いものだ。

そういえばもう494kbだ。そろそろ次スレの季節だな。

788:名無しさん@ピンキー
09/02/21 04:14:46 ydpRMPgL
次スレ立ててみる

789:788
09/02/21 04:18:08 ydpRMPgL
立った
スレリンク(eroparo板)

790:名無しさん@ピンキー
09/02/21 08:34:58 C4P5BHIm
>>789
乙っす。
前回みたいに残りをSSの感想にあてようか。

791:名無しさん@ピンキー
09/02/21 10:43:55 wtWXzgik
何か良い埋めネタ無いかな……

792:名無しさん@ピンキー
09/02/21 12:18:31 REO/NFj3
朝起きたら隣で彼、彼女が寝ていた。
昨夜の記憶はなくほのかに漂うアルコールの匂いと
割れるような頭の痛さだけが現状を把握する術。
どうしようか…とりあえず寒いので服を着ようとベット降りようとしたそのとき―

こんなベタベタな話希望

793:名無しさん@ピンキー
09/02/21 12:59:03 UTPKByFz
ぼくカイト ウホホイウッホ ウホホホホ

794:名無しさん@ピンキー
09/02/21 16:20:45 iMCVkguL
小ネタですまんが、MEIKO親衛隊リンクの大百科みたらこんな隊規があって吹いたので。

MEIKO親衛隊 隊規 第24条
 MEIKOは誰の嫁でもない。あえて言うなら親衛隊員がMEIKOの嫁である。
 MEIKO親衛隊たる者、俺嫁論争による不毛な争いを禁ず。

「あぁっ、MEIKO様!踏んで下さいぃぃ!」
「ふふっ、いいわよ?好きなだけ踏んであげる。だって貴方達はみんな可愛い私の嫁ですもの」

周囲にはごろごろと恍惚の表情を浮かべたまま失神している男女たち。
空気は濃厚な桃色もしくは赤色で染まっているようだった。
まるでコマンド【pink big】【red big】の弾幕が流れた後のように。
どこかで見たような翠のツインテールや、青い髪や紫の髪、黄色い双子、
桃色のロングなども混じっているが、関係者の名誉のために詳しい描写は勘弁してほしい。
そう、ここはMEIKO親衛隊員だけが来れるMEIKOによるファン感謝祭。

「ほら、いっちゃいなさいっ!」
「……ぅあああっ!!」
「……ふう、これで最後かしら?嫁が多いと満足させるのも大変だわ」

続かない。

795:名無しさん@ピンキー
09/02/21 19:10:20 K2NLVjv5
ちょ!俺が大変素敵な目にあっているwww
GJ!!!

796:名無しさん@ピンキー
09/02/21 19:44:33 HgrMhr2x
>>794
なんで俺の秘密を知ってるんだ…くそっ…

797:名無しさん@ピンキー
09/02/21 20:07:33 FxuwoCjX
MEIKOの嫁で本当に良かった…っ。
嬉しくて嬉しくて、言葉に出来ない!

798:名無しさん@ピンキー
09/02/21 23:46:04 gwrLh821
MEIKO様ーッ!一生ついていきます!

799:名無しさん@ピンキー
09/02/21 23:55:12 IRP/jZJW
生まれ変わってもあなたのファンです!

800:名無しさん@ピンキー
09/02/22 00:19:00 YxD4MrqI
うおっ超GJ!
そして密かに>>535の後編投下をwktkして待ってる
ずっと待ってるぜ!全裸で!

801:腐女子
09/02/22 08:35:52 Yc07aG7H
カイレン(*´д`)ハアハア

802:名無しさん@ピンキー
09/02/22 08:39:47 Yc07aG7H
親衛隊多すぎwwwww
 
 
 
とりあえずもっと踏んで下さ(ry

803:MEIKO
09/02/22 12:14:15 IoZN4DSf
面倒だからリンからロードローラー借りて踏み付けて
あ・げ・る。

804:名無しさん@ピンキー
09/02/22 14:37:09 /VJa5V6w
まあ、待つんだ。
ボカロはコーラスパートが最大で16できるんだったよな?

てことはだ。16人のMEIKO様、ミク様、リン様、ルカ様gggg

805:名無しさん@ピンキー
09/02/23 01:26:16 iG37LmeO
>>804
MEIKOは10人までしか増えられないよ。
…十分じゃねぇか!お前ら贅沢すぎるんだよ!

806:名無しさん@ピンキー
09/02/23 19:42:46 2Ew/b5/m
MEIKO×10から界○拳を連想してしまった。

807:名無しさん@ピンキー
09/02/23 21:35:55 xEx4cKOQ
>>806
MEIKO×10で迷王拳

酔っ払ってMEIKOがいっぱいに見えるー
いやむしろ迷子の酔拳か

808:名無しさん@ピンキー
09/02/24 00:35:52 IVjkxZvE
>>806

MEIKO奥義
冥光「天」

809:名無しさん@ピンキー
09/02/24 01:09:23 wF2uMiIX
>>806
迷子が10人…



KAITOよ、後は任せた!

810:名無しさん@ピンキー
09/02/24 07:55:10 7QkVTtaR
KAITOも10人にして大乱交にするんですね、わかります。

811:名無しさん@ピンキー
09/02/24 11:59:47 YNTD+/5Q
よ…よしえさんが10人…ゴクリ

812:名無しさん@ピンキー
09/02/24 12:17:55 7pkBTSd4
右手にミクで左手にリンで上にルカで下にMEIKO

813:名無しさん@ピンキー
09/02/24 12:19:36 lKuzzthk
>>811
やすおよ、後は任せ…いややっぱ氏ね。

814:名無しさん@ピンキー
09/02/24 13:24:59 boNYU465
>>812
そこに足下からカイトが迫る

815:名無しさん@ピンキー
09/02/24 15:46:18 o4dvDtFT
男イラネ

816:名無しさん@ピンキー
09/02/24 15:48:58 T+tTDDu7
待ってくれ、頑張って俺が分身するからMEIKOさん5人くらいください

817:輪姦マン ◆SFMyLianiE
09/02/24 17:05:54 pxz+YX+n
もう何時間も同じ体制でいる。
両の腕を縛られ、目隠しをされたまま自分は全裸で床に転がされていた。

ルールはたった一つだけ。

『動かないこと』

それが数時間前にMEIKO様が俺に言った言葉だ。
手は縛られているが、固定はされてない。
動こうと思えば動ける。目隠しをとろうと思えば取れる。

だが、俺は取らない。そして、動かない。
自ら進んで俺は、いや『俺達』は脚を開き、屈辱的なポーズを続けるのだ。

「偉いわ、ちゃんとおねだりの格好をしているのね」

MEIKO様の声、そして同時に下半身に感じる圧迫感。
ああ、なんということだ。今回は生足じゃないか。
その前はストッキングだった。その前は指で摘んでもらった。

ぐにぐにと圧迫される。指ではさんでシゴかれる。
ぬるぬると滲み出た俺の汁がMEIKO様のおみ足に絡みついている!!
気持ちい、気持ちいぃ……、ああ、ああ、ああ…っ、ああっ!!!!

―あ、

『はい、おしまい。またこのままいい子におねだりしてたら、
してあげるわよ、ふふふっ』

寸止めされて、息を粗くしてる俺にそう声をかけつつ隣へ移動する足音。
楽しみだ、時間が立つのが、俺はとても楽しみだ。



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