【ぷよぷよ】コンパイル(アイキ)で萌える9【魔導】at EROPARO
【ぷよぷよ】コンパイル(アイキ)で萌える9【魔導】 - 暇つぶし2ch560:名無しさん@ピンキー
09/08/23 19:45:53 12Y1ZD/l
>>555
それはもしかして、ばよえ~んすぺしゃるの美川べるののやつかい?

561:名無しさん@ピンキー
09/08/24 00:57:57 hP5ofTQT
>>560
そうその人のやつ。いわゆる萌え絵じゃないけど個人的に好きな絵柄。

>>557
1:恋の吊り橋効果(?)を狙ってサタン様が城をお化け屋敷風にする
2:アルル&シェゾが入る
3:驚かす仕掛けが無かったのでなぜかルルー&インキュが出向く
4:釣り糸にこんにゃく付けたやつでアルルを驚かす
5:アルルが「ぬるぬるで生臭い何かが~」みたいな事を言う
6:アルルの言葉をヒントにシェゾがルルーの胸と推測
こんなくだりです。比較的シュール系で今読み返しても面白かったです。
というか今読んでも笑えるのがこの話しか無いのでかなり気に入ってますw

リアルタイムでハマってたときは正直ルルー好きじゃなかったけど、
この年になってなんか好きになってきた・・・

562:名無しさん@ピンキー
09/08/24 09:38:05 YMpjHZBh
美川べるのさんの漫画はオリジナルでも面白いのでオススメだ
あの人のギャグセンス好き

563:名無しさん@ピンキー
09/08/24 22:00:18 yUVABX3+
ミカベル好きが多くて安心した。

564:名無しさん@ピンキー
09/08/26 17:22:38 PbvhLUA9
そもそもぷよ系アンソロ本で笑えるネタ描けてたのって魔神とミカベルくらいしか…

565:名無しさん@ピンキー
09/08/26 17:26:42 QZypuTYD
魔神こそ笑えないマンガの代表みたいなもん
わくぷよマンガなんかひどかった

566:名無しさん@ピンキー
09/08/26 20:20:44 aTIYkeZg
東雲萌黄の描くウィッチはかわいい

567:名無しさん@ピンキー
09/08/28 00:39:44 k6Q7rkz2
ちょっとアンソロと4コマアンソロ読みふけってくる

568:名無しさん@ピンキー
09/08/29 15:56:38 QdE/Q0g3
自分もなんか読み返したくなったオ
個人的には都波みなとも好きなんだが、同じ意見の人いる?

569:名無しさん@ピンキー
09/08/29 15:59:37 YBm/gwIe
>>559
返しが沢山ついてるんだってな。

570:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:22:47 foqGDr0h
へぇ

571:名無しさん@ピンキー
09/08/31 14:55:35 BXcgNSjU
>>568
都波みなとさん大好きだ!!
あの人の書くアホなサタン様とチョイ黒いアルルがジャスティス

572:名無しさん@ピンキー
09/08/31 20:24:45 oIeL6pQ/
ぷよスレかと思ったらミカベルスレだったw
ベラー多くて幸せだ(´ε`*)
で、シェウィまだー?

573:名無しさん@ピンキー
09/09/01 10:55:42 b6b6f3RP
まだよ

574:名無しさん@ピンキー
09/09/02 11:33:25 qRRLNRG+
(´ε`*)

575:名無しさん@ピンキー
09/09/02 19:22:28 1pFXoznQ
カミュアルでもいいのですが

576:名無しさん@ピンキー
09/09/02 20:13:29 0FpMGExc
サタルルも歓迎です

577:名無しさん@ピンキー
09/09/02 22:20:35 I7gL9n8k
>571
同志よ~!!
あの腹黒さがいいよな~(*´д`*)

578:名無しさん@ピンキー
09/09/03 00:29:05 drcplPrj
セリリはひたすら泣かせたいのでアヤシイお薬で敏感にしてひたすら焦らすか
卵産もうが産むまいが関係なくぶっかけ祭りでいいかと
下半身のウロコもぬるぬるしてるから擦り付けてよし

579:名無しさん@ピンキー
09/09/03 15:32:13 fsxK4dyk
>>578
同志よ。

580:名無しさん@ピンキー
09/09/04 10:34:04 pV/qMJDM
愛気、勇気、損気

581:名無しさん@ピンキー
09/09/05 16:23:57 LwnQwQXG
ラブラブなサタアル・・・来ないかな・・・
自分じゃどうしても想像つかないんだ・・・

582:名無しさん@ピンキー
09/09/05 19:38:00 lLSw1wax
ラブラブなラグアル・・・

583:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:16:42 koZgBm+S
ぷよ魔導オンリー即売会キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!(しかも都内)
これであと30年は闘える!
URLリンク(www.sdf-event.jp)


584:名無しさん@ピンキー
09/09/06 02:51:48 E5I0id5h
魔導オンリーではなくないか…?
蓋を開ければDSだらけとか…

585:名無しさん@ピンキー
09/09/06 03:43:30 koZgBm+S
>>544
そこまでコアなイベントになったらそれこそ一度行って見て見たいわwww

586:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:29:47 Vy6PRJSq
>>584
厳密には、蒼月祭や覚醒夜といった他ジャンルと同時開催、そして全て運営は同一
コミケでシマ一つ貰えたようなもの

そして参加サークルの殆どはシェゾxアルルばっかりという古参ばっかりの悪夢。

587:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:37:40 Gyl9RRet
文句あるなら自分で好きCP本でも作って参加しろよ
そこまでする気が無いんだろ?
嘆いてないで参加して布教すれば?

588:名無しさん@ピンキー
09/09/06 11:05:36 cEmiVXCZ
なんだ検定中か

589:名無しさん@ピンキー
09/09/06 14:20:55 th4jCAqz
っていうか、土日にやれよ、土日に!
行きたいのに仕事で行けねー(ToT)
休む勇気もネーOTL
行く人よ、後日感想を頼むorz

590:名無しさん@ピンキー
09/09/09 09:48:01 nUr1lrml
>>586
そんなお前が出れば解☆決(^3^)

591:ぷよ
09/09/09 17:14:35 4iMGLyK0
スレチが続く

592:名無しさん@ピンキー
09/09/10 00:29:33 AGVZWfhr
DSだらけとかむしろバッチコイだwww
ぷよ魔導の陰に隠れた名作ばかりだからな~

カプがなんだろうが、オンリーあるだけで胸が躍るぜ

593:名無しさん@ピンキー
09/09/10 00:42:05 3O3740Ll
だからスレチ 同人板に行って話したら?

594:名無しさん@ピンキー
09/09/10 18:22:48 s/uYujbd
>>592
出してるサークルは殆どシェアルばっかりだよ

595:名無しさん@ピンキー
09/09/10 18:36:12 AmHtSbnh
シェウィやシェセリもないとヤダヤダ
行かないけどな

596:名無しさん@ピンキー
09/09/16 06:06:58 LuGtCcTs
スキャナの動作確認ついでにコンクラ84スキャンしてみたんだけど需要ある?

597:名無しさん@ピンキー
09/09/16 06:56:05 gWJL34dC
ある

598:名無しさん@ピンキー
09/09/16 08:02:27 LuGtCcTs
ほい。
URLリンク(www1.axfc.net)
zipのパスは「compile」
問題あったらすぐ消すよ

599:名無しさん@ピンキー
09/09/16 17:47:24 gWJL34dC
GJ。もっとスキャンテストしてもいいのよ

600:名無しさん@ピンキー
09/09/17 00:47:40 Ldibc4hq
結構時間かかるもんで
時間取れたらまたアップしますねー
和議申請後のしかないけど

601:名無しさん@ピンキー
09/09/17 14:30:13 BBf/rD6I
待ってる

602:名無しさん@ピンキー
09/09/20 00:16:39 gCWh5YQ5
保守☆

603:名無しさん@ピンキー
09/09/20 08:26:24 Ouk0JzU0
コンクラ94もアップしたよー
URLリンク(www1.axfc.net)
キーワード、zipのパスは「compile」

604:名無しさん@ピンキー
09/09/20 12:39:03 Q5gtyoxt
頂きました。thx
懐かしいなぁ・・・ホロリ

605:名無しさん@ピンキー
09/09/20 17:47:17 Ouk0JzU0
個人的には12ページのぷよ食ってるシェゾがツボ。
シェゾってこういうキャラだとおもうんだw


606:名無しさん@ピンキー
09/09/20 23:31:12 v6eVe31k
横からだけどありがとうーもらった
だが、84は間に合わなかったか…チクショー

607:名無しさん@ピンキー
09/09/23 08:03:20 Z5rf8ePq
二ヶ月近くSS来てないんだな・・・

608:名無しさん@ピンキー
09/09/24 03:13:57 VRx4U2eY
シェルル分が不足してます

609:名無しさん@ピンキー
09/09/24 07:52:35 7EXJvAi3
サタアルエロ分も不足

610:名無しさん@ピンキー
09/09/24 10:32:53 x8CnYy9A
だからシェアルを…

611:名無しさん@ピンキー
09/09/24 12:33:04 TP2qq266
サタルルが読みたい。

612:名無しさん@ピンキー
09/09/24 14:09:16 e/vqursg
さわりだけでも自分で書いてみたらいいだろ
具体的なシチュや萌える雑談ネタの投下も無しに
求められても職人のモチベーションは下がる一方だ

613:名無しさん@ピンキー
09/09/25 00:40:11 zZOnv0XB
別に感想やGJのためにSS書いてるわけじゃないけどさ
あれが読みたいこれが読みたい、あれは嫌だこれは嫌だ、
クレクレ話と批判話ばっかり続いてたら
完成したSSがあったとしても投下する気無くなるよ

614:名無しさん@ピンキー
09/09/25 02:19:10 ywDaBvkx
コンパイル限定ぷよなんて先細りして消えるだけのジャンルなんだから
なにやったって同じ
それならみんな好きにしたらいい
懐古バカがコンクラかなんかうpしてりゃいいよ

615:名無しさん@ピンキー
09/09/25 11:00:30 fTBxT4Rn
書き手が投下したく無いんならしょうがないな。
このスレは終わりだ。

616:名無しさん@ピンキー
09/09/25 11:07:58 CoU0k5zb
妄想がうまく文章にならねーんだよ

617:名無しさん@ピンキー
09/09/25 12:21:41 gOSCgqj9
書き手も読み手もなんだかなあ って印象

618:名無しさん@ピンキー
09/09/25 13:14:26 NYoAPODr
ドラコで何か書きたいけど相手が難しい

シェゾは他カップリングで食傷気味だし
インキュバスやサタンでも別にいいけどしっくりこない
やっぱり困った時は汎用男ラグナスかな

619:名無しさん@ピンキー
09/09/26 02:15:08 hLSef+iI
無理にカプにしなくてもいいじゃない。
モブにやられたり一人エチーとか

620:小ネタ1
09/09/26 20:04:26 p5OJNtx5
じゃあ書き途中でつまった小ネタ投下。
シェアル前提のアルル一人プレイネタ、中途半端です。




(……ぼく、何やってるんだろ……)

 どこかぼんやりした頭の片隅でアルルは自嘲する。それでも指の動きは止められない。
入り口の辺りを撫でるようにして往復させながら、もう片手で胸をまさぐっていると、簡
単にそこは潤いだした。

「ん……ん、は……」

 とろりと濡れた感触は興奮を加速させる。思わず溢れそうになる声を必死で押し殺して、
ぷくりと膨らみだした芽をかするように刺激する。

「……っ、………ふ、」

 走る電流のようなものに思わず手を放しそうになった。足の裏までびりびりする。とろ
とろの中をかき分けて、中指を潜らせていく。

「………ん」

 くちゅ。微かな音を立てながら、指はゆっくりと呑み込まれていく。

(この指が、ぼくのじゃなくて……)

 中で折り曲げる。

「! ん……っ」

(……ぼくのじゃなくて、シェゾのだったら……)

 アルルは想像する。こんな細くて頼りない自分の指先ではなく、筋張って長く、それで
いてきれいなシェゾの指先を。自分では届かない奥の方をかき混ぜてくるという想像は、
アルルを切なくさせた。

(ううん、指じゃなくて)

 いれる指を一本増やす。本当はそこに何かをいれるのは抵抗があるけれど、エスカレー
トする行為を止められない。もっと大きなものを受け入れたこともあるのに、たかが二本
が息苦しい。身体をいっぱいに埋める、埋められる感覚は、まだ数回しか体験したことの
ない違う行為へと頭の中で繋がっていく。

(こんなもんじゃないって、わかってるけど、でも)

 もう一本増やす。低い声を想像の中で再生する。自分の名前を呼ぶ彼の声。ぬるん、中
で指が滑った。


621:小ネタ2
09/09/26 20:05:44 p5OJNtx5

「あ………っ」

 顔をシーツにうずめる。そうしないともっと声が出てしまいそうだ。半分うつぶせのよ
うにして、三本の指をゆっくり出し入れする。

(これは、シェゾの……)

「あ、あぁぁ……!」

 指の速度が勝手に速くなっていく。

(おと、聞こえちゃう……っ)

 あからさまにそれとわかる濡れた音が、静かな寝室の中でやたらと響く。押しつけてい
てももう声が殺せない。アルルはシーツを噛んだ。

(も……も、だめ)

 頭が白くなってきている。もう限界が近い。からっぽのてっぺんにたどり着こうと刺激
に集中して、いっぱいいっぱいになって―



「…………ん」



 背後で漏らされた低い声に、慌てて手を引き抜いた。

「…………しぇ、シェゾ?」

 囁くようにして、後ろで眠っているはずのシェゾに声をかける。返事はない。どうやら
ただの寝息か寝言のようだ。起きたわけではないとアルルは安堵の息を吐く。それでも続
きをする気にはなれなくて、中途半端に昂ぶった身体を引きずりながらベッドを降りてト
イレに向かった。
 個室に入って、ずるずると座り込んだ。

「ほんと……ぼく、何やってるんだろ……」

 自虐の言葉が出てしまう。紙を多めに出して足の間を拭う。ぬるぬるした感触がもはや
気持ち悪い。

(……ばかみたい)

 アルルは思う。情けなくて情けなくて涙が出そうだった。好きな人が寝ている横で、声
を殺してひとりでするなんて。しかもその行為は今日初めてやったことではない。もう何
回もしてしまっているという事実は、アルルをひたすらに惨めにさせた。

「やっぱりぼく、どっかおかしいんだ」

 シェゾの呼吸と体温を感じながら自分を慰める。そんな行為に埋没している。あさまし
いと嘲笑われても否定できない。
 どうしてこんな風になったのか。全部シェゾのせいだ、とか言ってみたかったけれど、
そうしてもむなしいだけだった。




終わり。魔導女キャラの一人ネタは夢が広がる。

622:名無しさん@ピンキー
09/09/26 20:15:50 rrAQ/MQZ
ルルーは毎晩、サタンを想いながら自慰してるんだろうな。

623:名無しさん@ピンキー
09/09/26 21:59:51 nTbSr6D2
いいねえ、定番はいい

624:名無しさん@ピンキー
09/09/26 22:00:19 wX6E4Egg
GJ!!
投下サンクス
よかったぉ(*´д`*)

ルルー、ウィッチあたりは間違いなく自慰やってるだろうね

625:名無しさん@ピンキー
09/09/27 03:39:54 mCKDDurl
>>396-406

626:名無しさん@ピンキー
09/09/27 23:21:47 3ahnP2mX
>>622
CDシアターの「ばよえ~ん!」の
ルルーのアレ(ぁんあんぁあ~んサタン様ぁ~!)は寝言だったんだけど
毎晩毎晩寝る前にあんな声を出してるんだろうなぁ・・・

627:名無しさん@ピンキー
09/09/27 23:34:25 Gz7CznLY
>>626
あれ、じゃあ魔導とかで野宿のときは…

628:名無しさん@ピンキー
09/09/27 23:51:06 /L4dQq6c
>>627
魔導学校までの旅の最中、毎晩アルルとルルーはレズってたんだろうな
そしてミノは辞意

629:名無しさん@ピンキー
09/09/28 08:58:11 hblaq5DL
GJ!シェゾ気付いてあげてw

魔導キャラは女も男も自慰やりそうなのばっかでうひひだ


630:名無しさん@ピンキー
09/09/28 13:20:09 CDbVXDBg
アイナブリッジならぬアルルブリッジ大佐は確実に存在するんだろうな。

631:名無しさん@ピンキー
09/09/28 18:15:38 yQOHZq5k
>>628
ミノも交ぜてあげて。

632:名無しさん@ピンキー
09/09/30 23:32:15 uahLx5f+
ぷよぷよ7でウィッチでてるんだな、今更知ったよ
それを聞いて、魔導熱が再燃しつつあるのだが
今のぷよと、旧魔導やぷよの世界観との繋がりを理解できるページってないかな

633:名無しさん@ピンキー
09/10/01 23:33:00 PYDoRQEi
ぷよぷよの世界が
かつての魔導物語の世界を懐かしんだサタンが作り出したものだって
設定をどっかで聞いた事あるがそれはオフィシャルじゃないって説もあるし
あれは正直ようわからん

ただゲームとして先に作られたのが魔導物語だってのは確かなハズ

634:名無しさん@ピンキー
09/10/02 06:01:14 7N5ufCJo
サタンが作り出したっつー設は織田設定だろ?
アルルがリリスの力を持ってる・・・とか
完結する前に会社が亡くなったから、謎のまま終わってしまったが・・・・。

635:シェアル0/7
09/10/02 15:56:55 oYS1yYmn
空気を読まず投下

ぷよぷよCDでのデレアルルが可愛いので、シェゾがそのまま受け入れたらどうなるかの
妄想をしてみたら思ったよりも長くなりました

シェアルです

636:シェアル1/7
09/10/02 15:57:37 oYS1yYmn
「でも、シェゾがどうしてもって言うんだったら、ぼく…」

 ほんのりと頬を染めてもじもじとそう呟くアルルを見て、シェゾは目を丸くした。
自分の言葉が曲解されることはよくあるが、こんな反応が返って来るとは思ってもい
なかったのだ。
 考えてみれば、これはチャンスかもしれない。アルルのこの様子では、本当は自分
の力が狙われていることなど、全く気が付いていないようだ。
 赤い顔のまま、アルルはちらちらとシェゾを見る。シェゾはゆっくりと笑みを浮か
べた。

「…アルル。お前、私ならいいと言うんだな?」
「……そ、そうだよっ!…女の子にこんなこと、何回も言わせないでよっ」
「それは悪かった。……アルル」

 名前だけ呼び、手を差し出す。アルルはその手とシェゾの顔を何度か見比べた後…
戸惑ったように自分の手を重ねた。



「…ここ、どこ?」

 空間転移で見知らぬ場所に連れて来られたアルルは、少し怯えたように問い掛けた。
シェゾがライトの魔法で辺りを照らすと、洞窟のようだが僅かな生活用品も見える。

「私の隠れ家のひとつだ。…さすがにあそこで事を始めるわけにもいかぬだろう?」

 アルルの顔がかぁっと赤くなる。シェゾは寝台の上に散らばる本を払いのけた。先日
ここで寝泊まりをしていたばかりだから、埃が溜まっていることもないだろう。
 マントだけを外し、寝台に腰を下ろす。ぽんぽん、と隣を叩くと、アルルも素直に従
って座った。

「後悔はしないか?」
「…し、ないよっ」
「威勢のいいことだ。…まぁ、今更帰す気もないがな」

 魔力を奪うなら、事が終わった後でもいいだろう。寧ろ、そちらのが奪い易い。
 シェゾは内心ほくそ笑みながら、アルルの唇を自分のそれで塞いだ。口付けすら初め
てだったらしく、アルルは戸惑ってシェゾの服を掴む。

637:シェアル2/7
09/10/02 15:58:07 oYS1yYmn
 一旦唇を離し、再度重ねる。僅かに開いた唇の隙間から、シェゾは舌をねじ込んだ。
一瞬びくりと震えたアルルだったが、知識だけはあるようで恐る恐るシェゾの舌を受け
入れた。
 唇を重ねたまま、シェゾは寝台にアルルを押し倒した。

「……っはぁ…シェゾ、苦しいよぅ」
「息を止めているからだ。鼻で呼吸しろ」
「…むぅ……」

 不満そうな顔をしながらも、アルルはシェゾの口付けを受け入れる。ぴちゃり、と唾
液の混ざる音が暗い室内に響く。その間に、シェゾは器用にもアルルのアーマーを外し
て寝台の外に放る。息を乱して上下する胸を、服の上からするりと撫でた。

「…ゃんっ」
「アルル、お前」
「な、なに…?」
「言うほどちんちくりんでもないのな」

 感心しながら、シェゾはアルルの胸を揉みしだく。アルルは眉間に皺をよせ、ぽかん
とシェゾの頭を叩いた。

「…この変態」
「誰が変態だ、誰が」
「きみだよきみ!…ルルーには負けるけど、普通にあるもん」

 拗ねたように唇を尖らせ、アルルはふいっと目を逸らした。シェゾは僅かに頬を弛ま
せ、アルルの赤い目許に口付ける。手の中でふにふにと形を変える胸の頂点は、いつの
間にか服の上からでも分かるくらい固くなっていた。それに気付いたシェゾが指先で捏
ねるようにすると、アルルは堪えきれずに声を漏らした。

「あっ、あんっ…」

 やめてくれ、とばかりにシェゾの服を引っ張るが、シェゾは動きを止めようとはしな
い。それどころか、首筋を舐め上げアルルが声を上げた隙をついて、着ていた服を下着
ごとずり上げた。いじられて固くなった乳首は、ぴんと勃ち上がり存在を主張している。
シェゾは全体を揉み上げながら、先端をきゅっと摘む。

「やぁんっ!しぇ、シェゾ…ぼく、なんか変だよう…」
「安心するがいい。正常な反応だ」

638:シェアル3/7
09/10/02 15:58:30 oYS1yYmn
 生理的に浮かんで来た涙で目を潤ませ、アルルはもじもじと両脚を擦り合わせる。先
程からシェゾに胸を弄られるたび、下腹部にじんとした妙な痺れが走って仕方が無い。
 空いている方の手で、シェゾはアルルの太腿をやわやわと撫でる。最初は膝に近い位
置だったが、だんだんと上に登って行き、アルルが気付いた時にはスカートの中に入り
込んでいた。下着の中心をなぞると、確かにくちゅ、と水音がした。

「アルル、濡れているぞ」
「ば、ばかっ!変なこと言う…あんっ!」

 勢いでシェゾを殴ろうと拳を振り上げたアルルだったが、胸の頂をべろりと舐め上げ
られ思わず嬌声を上げた。シェゾの指は下着をずらし、アルルの秘部に直接触れる。割
れ目を撫でる度、乳首を強く吸われる度、アルルはあ、あ、と身体を震わせた。
 だんだんと水音もぐちゅぐちゅと大きくなっていく。その音が自分からしているとい
う事実に、アルルはさらに感度を高めていく。
 不意に陰核をぐりっと潰されて、アルルは息を飲み込みながら背を大きく反らせた。

「…ひっ!!い、いまの、だ、だめぇっ!」
「これか?」
「ああっ、やだあっ!」

 軽く胸を揉み、下着の上から秘部をなぞるくらいの自慰はした事はあっても、直接、
しかも敏感な突起に触れたことなどなかったアルルに、今の刺激は強すぎた。しかし、
シェゾは意地悪く口許を歪ませただけで、やめなどしない。包皮を剥かれ、弾き、摘み
上げられる。突起に零れ落ちた愛液を擦り付けながら、シェゾは指を膣内に挿入した。

「ぁあああっ!!」
「ぐちゃぐちゃに濡れてはいるが…まだ硬いな」
「ぁんっ…な、なにが…?」
「お前の中だ。アルル、一度達しろ」
「え…ぁああっ!や、やめ…っ!!」

 早急に膣内をかき回され、陰核を潰される。乳首も甘噛みされ、快感で身体の震えが
止まらない。アルルは胸元にあるシェゾの髪を掴みながら、頭を振って快感に耐えるこ
としかできなかった。だんだんと、目の前が白く霞んで、どこかへ昇りつめて行くよう
な感覚に陥る。

639:シェアル4/7
09/10/02 15:58:53 oYS1yYmn
「や、あ、あ、ぼく…も、だ、だめ…あ、ああっ」
「気にするな。イけ」

 ぴん、と陰核を弾かれた瞬間、アルルの頭の中が真っ白になる。

「――ぁあああああっ!!」

 背を反らし、大量の愛液を吐き出しながら、アルルは達した。そのうちに身体から力
が抜けて、ぐったりと横たわる。シェゾはまだびくん、びくん、と痙攣している膣内か
ら指を抜き取り、絡み付いた愛液を舐めとる。濡れすぎて用を成さなくなった下着を脱
がしてやると、透明な糸ができてそのうちに千切れた。

「まだ、本番はこれからだぞ、アルル」
「……え…?」

 ぼんやりとした意識の中アルルが頭だけ起こすと、下穿きの前だけ寛がせたシェゾが
寝台に腰を掛けていた。その中心で勃立しているものが目に入り、ごくりと唾を飲み込
む。シェゾはアルルの髪を一度だけ撫でて、そのまま身体を持ち上げ、自分の腿を跨が
らせた。

「…しぇ、ぞ…?」
「アルル、お前のそこ、自分で開けるか」

 言われて、アルルは恐る恐る脚の付け根に手を伸ばす。あまりにもぐっしょりと濡れ
そぼっており驚いたが、言われた通りに指でぱっくりと開かせる。

「できた、よ」
「よし。そのままでいろよ」

 シェゾがアルルの腰を引き寄せる。勃ち上がったシェゾ自身とアルルの濡れた入り口
がぴたりと合わさった。割れ目に触れるシェゾの先端があまりのも熱くて、アルルは思
わず身体を震わせる。

「そのまま、腰を下ろせ」
「え…」
「自分で入れてみろ」

640:シェアル5/7
09/10/02 15:59:16 oYS1yYmn
 怯えて腰を引こうとしても、シェゾの両手ががっしりと支えていてままらない。不安
に揺れる瞳でシェゾを見ていたアルルだったが、意を決したように息を飲んだ。
 少しだけ、腰を落とす。シェゾの先端が愛液で濡れながら、アルルの花弁を開いて侵
入していく。

「あ、あ、ああ…」

 シェゾが、中にはいってくる。じゅぶ、じゅぶと音をたてて。
 見ていられず目を閉じたことで、感覚がさらに研ぎ澄まされることに、アルルは気付
かなかった。
 先端だけが埋まったところで、アルルは動きを止めた。

「も、無理だよ…っ」
「まだ半分も入っていないぞ」
「でもぉ…っ」

 ふるふると首を振って抵抗をする。シェゾは、ふむ、とだけ呟いて、アルルの背を
つぅっと撫でた。

「ひゃあっ!」
「最初だし、お前のペースのがいいと思ったんだがな」
「え、それって…」
「いくぞ」

 宣言するや否や、シェゾは支えていたアルルの腰を一気に下に引き下ろした。

「あぁああああっ!!」
「…やはり狭いな…」

 破瓜の血がシェゾの下穿くを赤く濡らす。一瞬痛みが走ったが、それよりも異物感の
方が大きい。圧倒的なその感覚に、アルルはくたりとシェゾの胸にもたれかかる。
 すごく、深い。奥まで、シェゾでいっぱいになっている。そう頭で認識した途端、恥
ずかしさや色んな物が入り交じって、アルルは耐えるようにシェゾの服を握りしめた。

「あ、あうぅ…」
「…っ、アルル、力抜け…!」
「む、無理ぃ…っ」

641:シェアル6/7
09/10/02 15:59:38 oYS1yYmn
 アルルは力をいれることでシェゾの形をより感じていることに気付いていない。この
ままぐいぐいと締めつけられたら、シェゾだってたまったものではない。
 小さく舌打ちして、シェゾはアルルを抱えるように尻に手を伸ばした。そのまま、下
から腰を突き上げる。

「ゃああっ!あ、ああっ!」

 痛みや異物感は、すぐに快感に飲み込まれた。激しい抽送に、アルルは必死にシェゾ
にしがみつく。奥をぐりぐりと刺激する度に、高い嬌声を上げて喘いだ。膣壁を抉られ
るように突き上げられ、ぽろぽろと涙を零してもシェゾは止まらない。

「あぁんっ、あんっ、…ひぃああっ!」

 不意に陰核を摘まれて、アルルは喉を引き攣らせた。痛いほどの快感。突き上げられ
る度に、どこかへ飛んで行きそうになる感覚。繋がった場所からするじゅぷんじゅぷん
という水音や、乾いた肉がぶつかる音が、さらに興奮を高めて行く。

「やっ、ああっ、も、ぼく、あ、だめっ、こわれっ、んっ、ちゃうっ」
「ああ、壊れろよ」
「やだっ、いゃああっ」

 唇からはだらしなく唾液が零れ落ち、大きく開かれた瞳は焦点が定まっていない。先
程達したよりも、もっと高い所へ上り詰めるような。

「あ、あっ、あああああああっっ!!」
「――くっ」

 ぐんっ、と奥まで突き上げられた瞬間、アルルは一際高い嬌声を上げ絶頂を迎えた。
アルルの中が絞る取るように締め付け、シェゾも一番奥で全てを吐き出した。アルルは、
熱いものが広がっていく感覚を、朦朧とする意識の中で感じていた。

「なか…でてる……あ、ついよぅ……」

 アルルは未だ快感でびくんびくんと痙攣している。シェゾは身体を引くと寝台にアル
ルを横たわらせ、毛布を一枚かけてやる。アルルの愛液と破瓜の血で汚れた服を脱ぎ、
別のものに着替えると、シェゾは薄く笑った。

642:シェアル7/7
09/10/02 16:00:04 oYS1yYmn
「……アルル、悪いな」

 このチャンスを逃す訳にはいかないのだ。
 アルルの額にすっと手を伸ばす。すると、意識を飛ばしたと思っていたアルルが、と
ろんとした瞳でシェゾを見上げた。

「なっ、アルル!?」
「…ねぇ、シェゾぉ…」

 伸ばされたシェゾの腕を引き、そんな力どこにあるのかと思えるくらい強い力で寝台
に引き込む。体制を崩したシェゾに馬乗りになり、無理矢理唇を重ねる。離れた時に見
えたアルルの目に含まれるのは、魔導力を奪われることに対する恐怖でも怒りでもなく、
劣情。

「もう1回、しよ?」



 その日、いつまでもやってこないアルルを、サタンは律儀にも待ち続けていた、とか。


おわり

お粗末様でした
シェゾの一人称を「私」にしたのだが、書いてて違和感ありすぎた…

643:名無しさん@ピンキー
09/10/02 16:10:40 8Ogo6/xo
>>638
GJ
サタンさま(泣)

644:名無しさん@ピンキー
09/10/02 20:38:30 7qNJBl5+
おお、これは貴重な井上シェゾじゃないか!
アルルのデレっぷりとエロさが実にイイ!
そして哀れサタンw
GJ!

645:名無しさん@ピンキー
09/10/02 22:39:00 jcK44Ca+
>>642
本当だ井上シェゾだwww
珍しいを通りこして初めてみたww
一人称が私なのは確かに違和感があるが妙にしっくりくる気もするなァ…つか、アルル初めて
なのに第二ラウンドとかw初々しさがかわいいなー
ごちそうさまでしたー

646:名無しさん@ピンキー
09/10/02 22:40:03 WfuwJie1
>>638  GJ! やっぱシェアルは私の大好物だ。

PCエンジン版「通」のネタですか、ナツカシス。(持ってないけど)
同キャストのドラマCD『ばよえ~ん!』でも、何気にシェアルでサタルルなんですよね。w
(特にサタルルは、よい子にはお見せ(お聞かせ)できないほどの過激さで・・・)

久々に本棚のすみっこにある『ALLABOUT・ぷよぷよ通』のシナリオ集を読みたくなりました。

647:名無しさん@ピンキー
09/10/03 00:38:09 bY0swa3u
井上だー!!
ごちそうさまでつ。
エロアルル最高!

648:名無しさん@ピンキー
09/10/03 00:39:59 SupMevLK
>>646
某動画サイトでドラマCD聴いて来た。

下ネタひどすぎるwwwww
昔は自由だったんだな

649:名無しさん@ピンキー
09/10/03 08:32:50 CV+eofTz
ドラマCDふいたw

650:名無しさん@ピンキー
09/10/03 22:56:10 Lz76bR9o
そういや井上シェゾは、一人称が「私」なんだったっけ?
他の作品は「俺」が多いんだけどね。

651:名無しさん@ピンキー
09/10/04 18:31:52 qQR4iV/T
ドラコはまだかな?

652:名無しさん@ピンキー
09/10/06 02:11:10 yphmikqm
ラグナスとドラコは需要あるかな?

653:名無しさん@ピンキー
09/10/06 05:41:35 lPh1pNo3
ありまくり

654:名無しさん@ピンキー
09/10/06 12:19:59 v9JvnxjE
おまえらにとって認めないカップリングって何だ

655:名無しさん@ピンキー
09/10/06 14:50:08 aETOAtE0
>>654
ゲイ×女キャラは認められないな

656:名無しさん@ピンキー
09/10/06 19:25:08 Rj3cQpyN
>>654
男×男

657:名無しさん@ピンキー
09/10/06 20:32:31 VjcEeVbZ
>>654
コンパイルキャラ×セガキャラ

658:名無しさん@ピンキー
09/10/07 07:42:18 WZ7e0mRa
青ぷよ×赤ぷよ

659:名無しさん@ピンキー
09/10/07 08:27:39 cfscwoJL
>>657
確かにコンパイルスレだからセガキャラはスレチだけどそういう発言は控えてほしいな

660:名無しさん@ピンキー
09/10/07 13:00:04 H1tQNTNs
>>659
セガキャラが好きとか嫌いとかじゃなくて、
単純に苦手なカップリングの質問に答えただけだろうに
そこまで噛みつくのもどうよ

自分の場合、7のキャラは住んでる世界が違うから、
魔導世界のキャラとのカップリングは苦手

661:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:03:58 xJRcIaDi
>>654
シェアルはもう腹一杯だ

662:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:29:46 kjb3rGDi
認めないとかなぜネガ方向の話題をするんだ・・・

663:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:36:38 lWfofs2k
お前らは損なやつらだ、
俺ならたらシェだってイケるぜ

664:名無しさん@ピンキー
09/10/07 23:42:58 N6vjyes2
たらシェwww
>>663は漢

665:名無しさん@ピンキー
09/10/08 01:14:11 BIUwN1r0
>>660
わざわざここに落とされる筈のないセガキャラを引き合いに出したんだから
アンチに思われてもしゃーない
元々荒れやすい話題なんだし

認められないとは違うが魔導以外のも見てみたい
ビリー×林田とかラウエル×ミルフィアとか

666:名無しさん@ピンキー
09/10/08 01:48:57 z4fecLzZ
落とされるとかされないとか関係ないよ。
>>654の質問に素直に答えただけじゃん。

>>655-656>>658が問題なくて>>657につっかかるとか
セガ信者に思われてもしゃーない

667:名無しさん@ピンキー
09/10/08 02:54:54 pmXcqbBb
>>666
落ち着け
必死すぎるぞ

668:名無しさん@ピンキー
09/10/08 08:40:13 ca4tCi3h
>>660だけど、もしかして>>666と同一人物だと思われてる?
確かに同じ主張だと思うけど、日付が変わってからの同主張=同一人物って決めつけるなよ。
都合の悪い主張は全部、一人が顔真っ赤にしてるだけだと?

669:名無しさん@ピンキー
09/10/08 10:43:34 EB3XWTMu
つスルー

投下も減るはずだわ

670:名無しさん@ピンキー
09/10/08 12:06:02 Z10pBi8I
どうみても必死なのは668ですありがとうございました

671:名無しさん@ピンキー
09/10/08 12:20:49 ca4tCi3h
どうせそう来るだろうと思ったよ。
嫌なカップリングを挙げろとか、それこそ職人が嫌がりそうな話題は野放しで、
こういうときだけは団結して排除だもんな。

672:名無しさん@ピンキー
09/10/08 12:53:58 BIUwN1r0
>>671
とりあえず他の住人の迷惑になってるんで一緒にROMろうか

673:名無しさん@ピンキー
09/10/08 15:53:31 gQuXDHS+
>>663
たらの唇はセクシーだよな

674:名無しさん@ピンキー
09/10/08 18:43:42 z4fecLzZ
>>672
お前が巣に帰ればいいだけ

675:名無しさん@ピンキー
09/10/08 20:50:48 cytlUUv5
>>659だけど正直すまんかった(´・ω・`)
他の誰得な組み合わせと比べて異質に感じたからレスしたんだけど
まさかここまで荒れるとは思わなんだ…
自分もしばらくROMって以後反応しないようにするよ

↓以下、何事もなかったかのようにどうぞ↓

676:名無しさん@ピンキー
09/10/08 21:56:43 RFqO6tU5
「サタン……」
 窓からは月明かりが差し込んでおり、アルルの肌を淡く銀色に照らし出していた。
 暗くても認識できるくらいに赤く染まった頬に触れれば、びくりと身をすくませる。
「アルルよ。怖いのは十分に理解できるが、心配しないでくれ」
 怯える彼女にそっと囁くと、安心したように微笑んだ。
「……うん、こういうのは初めてだから、ね?」
 己も怖いはずなのに、それを我慢して首を傾げる姿を見ると、胸の奥から暖かい衝動が満ちてくる。
 ―つい、我を忘れてしまい、気づいた時にはサタンがアルルを押し倒す形となっていた。
 僅かにみじろぐものの、嫌ではなさそうだった。
 そんなアルルの―ルルーほど大きくはないが、手におさまるくらいの胸に触れる。
「っ……!」
 アルルがサタンの服を固く掴んだ。
「大丈夫だ」







サタン「↑と、言う夢を見たが、続きは見てないから書けないのだ」

677:名無しさん@ピンキー
09/10/08 23:29:57 C2uj4Sf2
今すぐ寝て
続きを見るんだ

678:名無しさん@ピンキー
09/10/08 23:32:19 EB3XWTMu
早く寝直してくるんだ

679:ユグゼルド
09/10/09 00:09:25 qkTZSW4q
寝てる間に繋ぎを

予告通りラグナスとドラコですが
投下は初なのでお手柔らかに

680:恋の香り、接吻
09/10/09 00:11:15 qkTZSW4q
ある晴れた日のこと。
ドラコは、森の中を散歩していた。
いつもならもうすぐ親友の歌声が聞こえてくるであろう畦道で。
ふんふん、と鼻唄混じりに歩き続ける。
いつもの真っ赤なチャイナドレスが魅力的に美しく。
街中なら道行く人々を、一度は振り返らせるような美貌。
今は閑居な森の中、友人を尋ねに行く独りきりの少女。
ようやく目的地に辿り着き、綺麗な湖を草むらから覗き込む。
いつもなら、美しい天使の姿をする自分の友人。
それが、見た目とは裏腹の、金切り声の歌を歌い上げているはずだったのだが。
予想外にもハーピーはそこに居なかった。
代わりとは言わないが、そこに居たのは、ラグナス。
彼もまた、友人の一人。
金色の鎧を身に纏う、孤独の勇者。
その彼が、湖のほとりに座り込んでいた。
鎧を外して、全身を黒一色の服で包む。
何やら右腕を庇うように、全身で疼くまっており。
目のいいドラコからは、その腕から血が流れ出るのが見えた。
慌てて草むらから走り出し、ラグナスの元へと向かう。
ラグナスまでの距離、あと8メートルというようなときに、ようやくドラコの存在に気付いた。
一瞬だけ、しまった、という顔をしたが、すぐにはにかむ。
ドラコを心配させない、精一杯の悪あがき。

681:恋の香り、接吻
09/10/09 00:12:24 qkTZSW4q
「ラグナス!大丈夫!?腕、どうしたの?」
「ははっ、ちょっとヘマしちゃった…。でも、大したことないよ」
「いっぱい血が出てるよ、…ちゃんと見せて」

痛々しい程に傷付いた、右腕を差し出すラグナス。
それは素人目から見ても、酷いものだった。

「…とにかく治療しないとね」
「い、いいって。本当に大丈夫だから…」
「ダメだよ!とりあえず、歩ける?」
「あぁ、うん。歩くくらい全然」

そう言って立ち上がるラグナス。
しかし、よろけるようにして足元がふらつく。
すかさず肩を貸すドラコ。

「ははっ、少し血が流れ過ぎたかな…」
「此処じゃどうにもならないから、家に行こう?」
「ゴメンね、ドラコ…。ありがと」

そう呟くと、一歩一歩を共に踏み締める。
友人に会うために歩いて来た道程を、すぐに引き返す。
その間にも流れる血を心配しているドラコ。
ボンヤリとした意識の中で、違うことを考えるラグナス。

(…ドラコって、やっぱり女の子なんだな。凄くいい匂いがする…)

意識を手放しときに覚えていたのは、それだけだった。



ふと、目を覚ました。
見上げる天井は、見知らぬもの。
はっきりと覚醒しない脳みそで考える。
自分の置かれた状況。
痛みが走る右腕に顔をしかめて、包帯に気付いた。
丁寧に巻かれたそれを気遣いながら、上体を起こす。
辺りを見回すと、少し殺風景ではあるが、女の子の部屋だと分かる。
自分が眠るベッドを見た。
白く清潔に保たれている。
部屋に漂う香り。
何処かで嗅いだ気がする。
無意識に呟いてしまった。

682:恋の香り、接吻
09/10/09 00:13:38 qkTZSW4q
「ドラコ…、いい匂いがする」

ガシャアン!
と大きな音がする。
余りの驚きに、慌ててそちらを見ると。
ラグナスよりよっぽど慌てたドラコが、お盆を手から落としていた。
顔を真っ赤にしていて、今にも火を吹きそうだ。
聞かれていた、と理解するのに時間は掛からない。
ラグナスも同時に顔が熱くなる。
けれども、ドラコは平静を装おうとしていて。

「ご、ご、ゴメンね。包帯、か、変えようと思ったんだけど、あ、焦って落としちゃった…」
「い、いや、こっちこそ、ゴメンね。わざわざ治療までしてもらって」

新しいの持ってくるから、と。
ドラコは言い訳のように呟いて、部屋を後にした。
その瞬間、大きく溜息をつくラグナス。
何故、自分はあんなことを言ってしまったのか。
自らの愚鈍さを悔いた。
しかし、悪い気はしなかった。
自然とこぼれでたあの言葉は。
決して嘘じゃない。
だから、ドラコだってあんなに慌てたんだ。
そう思うと、どうしても悪い気はしなかった。
再び自分の前に現れたドラコは、相変わらず顔を赤くしている。
ラグナスはかいがいしく自分の世話を焼くドラコを、素直に可愛いと感じた。
それは、恋が芽生える、一歩手前のような感情で。
本人でさえ、それが何なのか、断言できない。

「んっ、終わったよ」
「ありがと、ドラコ。助かったよ」
「えへへっ、困ったときはお互い様でしょう?それより、一体どうしたの?」
「ちょっとパトロール中にドジをしちゃってね」

詳しく聞いてきたドラコに、細かい説明を繰り返す。
どんな場所に行ったのか、どんな敵にあったのか、どんな危険があったのか。
ドラコは何にでも興味を持ち、そしてよく聞いていた。
話が盛り上がれば、顔を近付け聴き入る。
そんなときでも、ラグナスはつい意識してしまう。

683:恋の香り、接吻
09/10/09 00:14:29 qkTZSW4q
ふわりと運ばれてくる、少女の香り。
ドラコと言えば格闘好きで通っているのに。
何故か漂う空気は、甘い砂糖菓子の香りで。
それが髪からするのか、全身から溢れ出すのか。
ラグナスには、判断が付かない。
ただ一つ言えることは、それがとても心地好くて。
もっと近くに居てほしいということと、ずっと感じていたいということ。

ラグナスの話も終わると、楽しそうに笑っていたドラコが、再び顔を赤くしている。
恥じらいながらも、ちらちらとラグナスの顔色を伺う。

「ね、ねぇ、ラグナス…?」
「ん?なぁに?」

もじもじとしている少女に、ラグナスは感づいた。
先程のことが、話題になると。

「あ、あの、さっき言ってたことって、ホント…?」
「さ、さっき言ってたことって…?」
「そ、その、私が、い、いい匂いだっ、て…」

まるで、付き合いたての恋人。
もしくは、その直前。
恋の駆け引きを楽しむ幼心のような二人は、顔を真っ赤にして俯く。
それでも、ラグナスはきちんと答えた。
自分が感じたことは、決して嘘じゃない。

「…うん」
「…!?ホントに、ホント?」
「嘘じゃないよ」

684:恋の香り、接吻
09/10/09 00:16:27 qkTZSW4q
それから、ホッとしたように、息を吐き出すドラコ。
顔を赤らめながらも、本当に嬉しそうに微笑む。
ドキッとした心を隠しきれず。
つい、その笑顔に見とれる。

「わ、私、他の人からそんなこと言われたことないから、信じられなくて…」
「い、いや、嘘じゃないよ。ドラコ」
「えへへっ、嬉しい」

そういう少女の笑顔は、真実で。
それに魅了されている、ラグナスの気持ちも真実で。
二人、惹かれ合う気持ちもまた、真実で。

「えへへっ、嬉しいから、ラグナスなら嗅いでもいいよ」
「えっ…」
「特別だよ…?」

特別。
四文字しかない、その言葉があまりに甘露に聞こえて。
高鳴る鼓動が、ドラコに聞こえてしまわないか、心配になってくる。
微かに見える、美しい鎖骨を、近付けてくるドラコ。
これは、誘っているのだろうか?
火照った頭では、考えがまとまらず。
ただ、彼女の言葉に従うのみ。
今まで、理解できそうで理解できなかった難題は。
その瞬間、音を立てるように簡単に解かれた。
少女から溢れ出すあの魅力的な香りは。
全身から、その少女の美しさを、抑え切れず溢れ出すものだと。
麻薬のようなそれに、体が抑制できなくなって。
左手で少女を抱き寄せた。
動かせない右腕がもどかしい。
抱き寄せて、ゼロ距離で少女の匂いを嗅いだ。
んっ、と口から漏れる吐息。
それに気付いて慌てて、顔を離すラグナス。
しかし、ドラコの両手に後頭を掴まれ、抱き寄せられる。
抵抗もできず、引き寄せられ、胸いっぱいに楽しんだ。
懐かしいような、安心する少女の香る風。

685:恋の香り、接吻
09/10/09 00:18:33 qkTZSW4q
だんだん脳髄まで溶けてゆくような感覚。
まともな考え方は麻痺していて。
最後に残るのは、少女への愛しい想い。
胸に抱かれるように、頬を寄せていたラグナス。
女性特有の膨らみから、顔を離す。
二人の間にできた空間を、押し潰すように。
ゆっくりと引かれ合う。
赤く染められた唇が重なるとき。
互いの心音だけが、その部屋で鳴り響いていた。
ただ、触れ合うだけで。
まるで体温の交換を行っているかのように、静かな口づけ。
しばらくしてから、ようやく二人の影が離れた。

「ら、ラグナス…」
「ドラコ」

ほぅ、と小さな溜息。
熱くなった吐息を絡ませるみたいに。
もう一度、近付き合う唇。
もう、児戯のキスではない。
熱く、どこまでも熱く。
貪り、相手を求める。
欲望の赴くままに。
野生の本能が、解き放たれている。
ぴちゃぴちゃと、水音がいやらしく響く。
ラグナスが舌を入れれば、ドラコは受け入れ。
勇気を出して、舌を出せば、ラグナスに絡み取られる。
数十秒、数分、数時間。
一体、どのくらいそうしていたのか。
二人も、あまりはっきりとは意識していない。
心地好い時が過ぎるのを、唇や肌で感じるだけ。
いつまでも夢中だった。
ゆっくり離れる二人の間には、一筋の銀色。
それが重力に負けて、落ちたとき、初めてラグナスの意識が覚醒し始めた。

686:恋の香り、接吻
09/10/09 00:19:51 qkTZSW4q
(お、俺、何してんだろ…)

上気した少女の瞳。
ゆらゆらと揺れている彼女のしっぽ。
全身の女の性を使って、囁きかける。
私を抱いて、と。
もう、他に考えるようなことはない。
すぐに少女を抱き寄せようとしたが、右手に鈍痛が走る。
瞬発的に顔をしかめてしまい、ドラコも感づいた。
色気にほだされていた二人だが、段々と元に戻っていく。
そして、心配そうな声色で。

「ら、ラグナス。腕は大丈夫?」
「えっ…!?う、うん」

悲しみに伏せた目尻。
瞼に重りをつけられたように、うっすらと目を開けるドラコ。

(優しい娘だな…)

自分の身を按じているのだと、ラグナスには分かった。
今にも泣き出しそうなドラコの気持ちとは逆に、ラグナスは歓喜する内面を隠すのに必死だった。
自分を想い、この可憐な少女が泣きそうになっている。
普段は人の手本として生きるラグナスからすれば、醜い独占欲。
それが、自分を支配している。
総合的に考えて、客観的に考えて。
ラグナスはドラコに恋をし始めていた。
その気持ちに、自覚もある。
だから、後は態度に示すだけ。

「大丈夫だよ、ドラコが丁寧に手当てしてくれたから」
「…うん」
「ほら、平気」

687:恋の香り、接吻
09/10/09 00:22:11 qkTZSW4q
そう言って、右腕を動かした。
自分の正面に座っていたドラコの頬に触れる。
少し痛いが、関係ない。
緑でさらさらの髪の毛。
それが指をすり抜ける感覚を楽しんでから。
優しく頬を固定した。
そのまま、上体を更に起こしていき。
もう一度、口づける。
今度は、また慈愛に満ちたキス。
自分は大丈夫なのだ、と。
触れ合う部位から、伝える。
目を開けると涙を溜めた、ドラコ。
体に焦りが、走る。
嫌だったのだろうか。

「ねぇ、ラグナス…」
「ご、ゴメン!嫌だった?」
「えっ…!?」
「泣くくらい嫌だなんて、思わなくて…」

ドラコは、自分の顔に手を添える。
確かに、涙の流れた筋が一つだけ。
そしてそれに、ドラコ自身も驚いていた。

「ううん、嫌じゃないよ…」
「でも、泣いてるよ」
「違うの!…ただ、」
「…?」
「う、嬉しくて」

頬を赤らめて、下を向いてしまった少女。
いつもは、あんなに活発なのに。
こんなときだけ、しおらしくなられては狡い。
いや、違う。
こんなときだから、こんなにも可愛らしいのだ。
自分だけが知る、ドラコ。
ラグナスも無性に嬉しくなって。
ドラコの顔を上げさせて、目を見つめる。

「ドラコ、お、俺も嬉しいよ…!」
「あっ…」
「俺、ドラコのこと好きだ」

見つめ合ったまま、ほうけた様子のドラコ。
ラグナスの言葉を理解するのに、たっぷり時間をかけて。
それからコクコクと何度も頷いた。
ホントに、ホントに嬉しそうに。
今宵、新しいカップルが仲よさ気に額を寄せ合い、愛を囁き続けた。







エロまで妄想が回らなかったので終わりです
元々小ネタだったので気にしないで下さい

688:名無しさん@ピンキー
09/10/09 05:49:22 R9cYFzdS
ドラコかあいいよおおおおおおおおおおおおおおおおお

689:名無しさん@ピンキー
09/10/09 12:03:24 9h8ISBt+
GJ!!
初々しすぎる☆
エロが無くても良かったよ~

690:名無しさん@ピンキー
09/10/09 17:22:04 aIUZe1Wk
初々しすぎて体が痒くなるw
しかしGJなんだぜ!

691:ユグゼルド
09/10/09 23:00:08 qkTZSW4q
思ったより好評でよかったです
また書けたら投下します

692:名無しさん@ピンキー
09/10/10 00:07:57 4/OTlsDe
 アルル・ナジャは同様していた。
 額や背筋からは嫌な汗が滲み出ている。
「……はぁ、はぁ」
 ちらりと窓から外を見れば、まだ空には眩い月が輝いているではないか。
 それにしても、後味の悪い夢を見たものだ。
「ま、まさか、サタンの夢を見るなんて……」
 けれど、夢にしてはやけにリアルだったと思う。
 そう、サタンの優しい声や冷たい指先、触感までもが鮮明にイメージ出来てしまうくらいに。
「……」
 考えていたら、柄にもなく頬が熱くなっていた。
 心臓の高鳴りは抑えようにも、意思に反して強さを増していく。
「なんで、ボクが、こんな思いをしなくちゃならないんだ―ッ!!」
 その時だった。
「Goodmorning!」
 爽やかな声と共にドアを粉砕した侵入者は、アルルの目の前まで近づくとどこからか真っ赤な薔薇を一輪取り出した。
「今の私とアルルにふさわしい花だ。受け取って欲しい」
「いらないやい!」
 ばしりとサタンの手を叩くと、ドアを粉砕された恨みから睨みつけてやる。
 それでも怯む様子が見えないのは、流石サタンと言ったところか。
「そんなことより聞いてくれ、我が后よ!」
「……なにさ」

693:名無しさん@ピンキー
09/10/10 00:24:15 CSjGIsh5
「私は今日……いや、つい先ほどだな。アルルの夢を見たのだ。その内容はと言うと……」
「うん。サタンには悪いけど、ボク、眠いんだ」
 寝ぼけ眼をこすりながらサタンに背を向ける。
 さっきまではサタンの登場で驚いていたが、しばらくすると慣れてしまい、どうでも良くなるのだ。
 つまりは、眠くなってきた。
「ドアの修理は明日でいいかな。あー眠い眠い」
「っ、あ、アルル……!」
 一瞬だけ動きが止まってしまった。
「……ッ」
 夢の中のサタンと同じ呼び方だった。
 発音も、声の大きさも、その時に見せた手振りすらも。
「なに―」
 振り返った矢先に抱き寄せられた。
 少しの間だけ、思考が停止する。
「や、やめてよ」
「好きだ、アルル」
 何度も聞いた言葉なのに、何故か胸が締め付けられる。
 不思議と、アルルは冷静だった。
 アルルを抱き締める腕の力が強くなる。
 それが苦しくて、切なくて、あたたかくて―
「ボクも、嫌いじゃないかな」
 思わず抱き締め返してしまった。







サタン「夢の続きktkr!!!」

694:名無しさん@ピンキー
09/10/10 06:56:46 GnJmHwLn
ぐっすり眠って最後まで夢見ちゃいなYO!

695:名無しさん@ピンキー
09/10/10 11:32:04 EQYAKZXU
ドラコ待ちます

そして、夢の続きktkr!!!

696:名無しさん@ピンキー
09/10/10 15:57:21 lbELBOKG
>>686
GJ

サタン、早く寝るんだ!

697:名無しさん@ピンキー
09/10/10 23:17:49 c3dDN6DJ
サタン!どんだけ飢えてるんだw

698:名無しさん@ピンキー
09/10/11 22:49:32 4f7NsPju
きっとアルルは、サタンの10万25年に渡って溜まった性欲を満たせるまで
永遠に激しく犯され続けるに違いない。

699:名無しさん@ピンキー
09/10/12 14:21:49 bHQOjOBx
アルル「え?やだ童貞?出なおして来いや」

700:名無しさん@ピンキー
09/10/12 15:23:02 axb251lL
アルル悪女www

701:名無しさん@ピンキー
09/10/12 17:33:50 ZSps/qTd
あの作品でインキュバス以外に童貞じゃなさそうなのっているのか?ww

702:名無しさん@ピンキー
09/10/12 18:16:40 qcJVWFdR
一応サタンはハーレム持ちだった時代もあるが・・・

703:名無しさん@ピンキー
09/10/12 18:16:57 LVfpq/Vt
170歳の童貞…あれ、涙が

704:名無しさん@ピンキー
09/10/12 21:19:45 pZCf3ADy
SS魔導のラグナスは、一通りやってそうだ。

705:名無しさん@ピンキー
09/10/13 02:05:17 UpxyD0qr
シェゾは14歳の頃に眼鏡美人教師にオールナイトで童貞奪われたよ

706:名無しさん@ピンキー
09/10/13 09:58:33 upmfnMr3
女の子は処女ばかりです

707:名無しさん@ピンキー
09/10/13 17:34:36 L2iM00Z4
サタンがルルーで筆下ろし。

708:ユグゼルド
09/10/13 18:19:22 Fioa3xjB
女の子処女同意

709:名無しさん@ピンキー
09/10/14 11:25:20 h0bhlGZn
ハーピー…

710:名無しさん@ピンキー
09/10/14 13:14:16 jvxa++U/
アスペルガー症候群の特徴
・ 平均かそれ以上の知能
・ 社会性とコミュニケーションの欠如
・ 強迫的で狭い範囲に限定された興味
・ 具体的に、ことばを字義どおりに受け取る考え方
・ 融通が利かない
・ 問題解決、組織的思考に問題がある
・ 関係のある刺激とない刺激の識別が難しい
・ 理解不足、ストレス、防御的パニック反応などからよく起こる問題行動

711:名無しさん@ピンキー
09/10/14 19:28:05 3qAEi5CI
ある意味シェゾがあてはまるな

712:名無しさん@ピンキー
09/10/15 07:10:58 y/95CSAc
確かにw

713:名無しさん@ピンキー
09/10/16 18:14:03 TmgN4ZNd
シェゾそのものだな

714:インキュバス×ドラコ0/4
09/10/16 23:18:57 qp//d/hZ
>>651見て思いついたインキュバス×ドラコ
正直話題に乗り遅れた感が否めない…
微妙に陵辱までいかない陵辱っぽいので注意です

715:インキュバス×ドラコ1/4
09/10/16 23:20:43 qp//d/hZ
 前々からおかしいと思っていたんだよ。ここはどこ?エロパロだよ?エロだよ?それ
なのに男性キャラはシェゾやサタンばかり…ここは僕が出るところでしょう!?だって
「エロパロ」なのに!全くもう…

「…インキュバス、なにひとりでブツブツ呟いてんの…?」

 背後から声を掛けられ、優男―インキュバスはゆっくりと振り向いた。その目にい
つものチャイナ風の衣服に身を包んだドラコケンタウロスの姿を認め、面白そうに目を
細める。

「やあ、ハニー。奇遇だね」
「…あんたさぁ、誰にでもその「はにー」って言うのやめなよ。気色悪いなぁ、もう」

 身体中に広がる鳥肌をぽりぽりと掻きながら、ドラコは眉を顰めた。インキュバスは
特に気にする様子もなく、にこにこと笑みを浮かべている。

「ハニーは一人なのかい?」
「だから「はにー」ってのは…まぁいいや。うん、そうだよ。買い物でも行こうかと思
って」

 そう言って挙げられた手には、ドラコのお気に入りの鞄が握られている。

「そう……それは、とても好都合だね」
「へ?」

 反射的に顔を上げたドラコの目に、インキュバスの瞳が赤く光るのが映った。まずい、
と思う前に身体に異変が起こる。全身が火照ったように熱くなり、脚に力が入らずその
場に崩れ落ちた。

「な…なにを、したんだよ…っ」
「いや、ちょっとハニーの身体を好きにさせて貰おうと思って」
「なにば、ばかな事を…っ!」
「ばかな事とは心外だなぁ。ハニーの可愛い姿が見たいだけだよ」

 フフ、と笑ってインキュバスはドラコの脚を撫でる。それだけで熱の籠ったドラコの
身体は反応してしまう。触れられたところから痺れが走って、ドラコは首を振った。

「や…っ」
「ああ、可愛いよハニー」
「さ、触るな…っ!」
「…仕方ないね。それじゃあ、ハニーに頑張って貰おうかな」

716:インキュバス×ドラコ2/4
09/10/16 23:21:11 qp//d/hZ
 大人しく手をどけたインキュバスは、さらに目の奥を光らせた。びくんっとドラコの
身体が震え、両手が意志とは関係なく動き出す。

「あ、な、なにこれ…!?手が勝手に…っ!」

 左手は胸元に、右手は脚の間に。それぞれドラコの敏感な部分に移動したと思ったら、
性感を与えるように動き出す。左手は胸全体を揉み上げながら、中心をぐりぐりと刺激
する。右手は割れ目をなぞるように滑る。

「んっ、おい!な、なにした…ぁんっ、だよっ!」
「僕に触れられるのは嫌だと言ってたから…それなら、ハニーの自慰でも見せて貰おう
と思ってね」
「な…っ」

 インキュバスはにっこりと笑って、ドラコの姿をよく見ようとその場にしゃがみ込ん
だ。力づくでも止めさせたいのに、身体は言う事を聞いてくれない。
 自慰行為をしたことくらいある。けれど、部屋でこっそりしたことがあるだけで、こ
んな誰が通るかもしれない道端で、しかも人前でなんて…したことも、しようと思った
こともない。
 屈しようとしても、操られた両手は確実に弱いところを刺激してくる。その上、イン
キュバスの魔術で性感が高められてある状態では、ドラコになす術はなかった。
 服の上からでも分かるくらい固くなった乳首を、ぐりぐりと摘まれる。右手はスパッ
ツの中に入り込み秘裂に触れながら、その上にある敏感な突起を刺激することも忘れな
い。普段自分でしている自慰行為と大差ないはずなのに、ドラコはいつも以上に感じて
いた。

「あっ、やっ、あぁん…っ」
「フフ、ハニーは本当に可愛いね」
「み、見る、なぁ…っ!」

 楽しそうにインキュバスはドラコを眺める。眺めるだけでなにもしないのに、下腹部
が疼いてドラコは身震いした。とろりと愛液が零れる。下着は既にぐちゃぐちゃになっ
ており、スパッツまでも濡れていた。
 中に入り込んだ指が膣壁を擦る。身体の震えがとまらない。だんだんと意識が朦朧と
して来る。ぐちゅり、ぐちゅり、ぐちゅり。

「あ、あぁ、んぁっ―――え…っ」

 達しようと目をつぶった途端、勝手に動いていた両手が止まった。

717:インキュバス×ドラコ3/4
09/10/16 23:21:56 qp//d/hZ
「…な、んで……」
「おや、術が切れてしまったようだね。残念だな」

 全くそうは思っていない声で、インキュバスは立ち上がった。ドラコは呆然とインキ
ュバスの姿を見上げる。自分の意志で自慰を再開したところで、先程と同じような快感
を得られるとは思えない。身体はこんなにも物足りないと悲鳴をあげているのに。

「それじゃあハニー、またね」

 たりない、たりないたりない。こんなにも、ほしいのに…!

「ま、待ってよ…!」
「…おや、なんだい?」

「……最後まで、してくれ…」

 正気なら、きっとこんな台詞言えない。インキュバスは満足そうににっこりと笑った。

「…喜んで」

 インキュバスに指示された通り、道端の木で身体を支えるように立ち上がる。スパッ
ツと下着だけ脱ぎ、尻を持ち上げた。愛液で濡れてらてらと光る秘部が、インキュバス
の目に映る。

「こんなにぐちょぐちょになって…ハニーは本当に可愛いね」
「なに言って…ひゃあんっ!」

 不意にべろりと舐められて、ドラコは悲鳴を上げた。舌先が陰核を掠める度に、愛液
が溢れて来る。インキュバスは飲み干そうと秘裂の中に舌を捩じ込み、ちゅうちゅうと
吸った。

「やぁ!や、やめろぉっ!あ、ああんっ!」

 唇を離し、脱力して崩れ落ちそうになるドラコの腰をインキュバスが支える。愛液で
濡れる唇をぺろりと舐めた。

「これだけ濡れていれば、平気かな」

 ぐいっと腰を持ち上げ、ひくひくと蠢く秘裂に自分の性器を押し当てる。驚いたドラ
コが恐る恐るこっちを振り向いた瞬間、後ろから一気に貫いた。

718:インキュバス×ドラコ4/4
09/10/16 23:22:20 qp//d/hZ
「ああああああっ!!」
「くっ……キツいね」

 狭いドラコの中はぎゅうぎゅうとインキュバスを締めつける。だが、確かに受け入れ
ていた。インキュバスは笑みを浮かべ、あ、あ、とうわ言のように呟いているドラコの
胸を後ろから揉み上げる。それだけで、ドラコの中はやわやわと動いた。

「ハニーの中は最高だよ」
「そ、んなこと…ふぁあんっ!」

 大きな動きにも小さな動きにも、ドラコは過敏に反応する。腰を引くと、出ていくこ
とを拒むように絡みつく。抉るように打ちつけると、歓喜して締めつける。結合部は泡
立った愛液で濡れ、ぬちゃぬちゃと粘った音を立てる。

「ハニーも、気持ちいい?」
「ち、ちが…あぅっ、いやっ、んぁ、やああっ!」
「フフ…大丈夫。言わなくても僕には分かるよ」

 腰を密着させ、奥をぐりぐりと刺激してやる。

「ひっ…いやあっ、やめ、やめろぉ…っ!」
「おや?ハニーはこれがいいのかい?」
「違うっ、やめ、やだあぁっ!」

 深いところが侵食されていく。未知の感覚に、ドラコはいやいやと首を振った。蕩け
きったそこは、ドラコの意志に反して刺激を求めてインキュバスを受け入れる。
 目の前が白く染まっていく。
 身体が熱くてたまらない。

「ああ、ああああああっ!!」
「…っ!」

 大きな快感の波に放り投げられ、ドラコは悲鳴のような嬌声を上げる。絞りとるよう
に締めつけるそこから自身を取り出し、インキュバスはドラコの尻に射精した。健康的
な肌と、赤いチャイナ服が、白濁とした精で穢されている。それを、インキュバスは嬉
しそうに眺めた。
 インキュバスの手が離れると、支えを失ったドラコの身体はずるずるとその場に崩れ
落ちる。絶頂を迎えたばかりのその瞳は、まだ朦朧としてどこか遠くを見ていた。

 その姿は、酷く淫靡で、美しかった。

「……ご馳走さま、ハニー」

 インキュバスはそれだけ言って、微笑んだ。 


おわり

お粗末様でした
2レスくらいで終わらせるハズなのにどうしてこうなった…

719:名無しさん@ピンキー
09/10/16 23:40:07 frszZ07u
GJ!!
珍しくインキュバスがインキュバスしてるwwww



720:名無しさん@ピンキー
09/10/17 00:44:22 6nkdsFWu
設定上はこれが正しいインキュバスなんだよな

何気にアルルも何度も唇奪われたりとかしなかったっけか

721:名無しさん@ピンキー
09/10/17 20:50:38 WdS7tYnr
GJ!
言われてみたらエロパロ向きのキャラなのにインキュ物は少ないな

722:名無しさん@ピンキー
09/10/17 21:15:49 8UkSbJ8h
ドラコかわいいな。GJ。

723:名無しさん@ピンキー
09/10/18 01:36:57 Xhc1OI64
インキュバスは使うの難しいから仕方ない下手するとギャグになりかねない
そういえば 某ゲームでインキュバスの館に
ドラコとウィッチが鎖でつながれていたような気がする

724:名無しさん@ピンキー
09/10/18 09:06:52 ktY/+jlP
GJです!!
インキュ×ドラコものを見たのはCuvie氏以来だな
いいもの見せてもらいました!!
>723
あったねー鎖でつながれてるのが
しかも鍵が一個しかないというドSな展開だったっけ?

725:名無しさん@ピンキー
09/10/18 11:29:41 QqPIipXz
Cuvieみたいなうんこの名前いちいち持ち出すバカってまだいるんだな

726:名無しさん@ピンキー
09/10/18 16:15:58 ehHLo9OQ
Cuvieの名前が出ただけで脊髄反射的に叩くうんこってまだいるんだな

727:名無しさん@ピンキー
09/10/18 17:16:23 TmXi+F/W
おまえらこれやるから落ち着け
つうんこ
つ大便
つ糞

728:名無しさん@ピンキー
09/10/18 18:04:54 RyXcz+mv
ルルーの浣腸ものなら大歓迎です

729:名無しさん@ピンキー
09/10/18 19:37:57 W5Os/3RW
>>718
GJ
ドラコみたいな娘がエロエロ弄られちゃうの最高。

730:名無しさん@ピンキー
09/10/18 19:38:19 YrzEF7e9
やい、お前さん達!
あんまりうんこうんこ言ってるとサタアルでうんこ書くぞ?

嫌だったらうんこうんこ書くんじゃないぞ!!

731:名無しさん@ピンキー
09/10/18 20:17:17 RyXcz+mv
全裸待機するか

注意書きはしてね

732:名無しさん@ピンキー
09/10/18 23:44:40 +sUFkKKo
サタカーおよびカーサタでうんこだったら許す。w

733:名無しさん@ピンキー
09/10/19 14:34:30 LxQ29vML
URLリンク(red.ribbon.to)
「DEAD END 1-2-3」
 メタフィクションです。
 サタン=コンパイル、ラグナス=狂信的なコンパイルファン、シェゾ=穏健派(セガも許容する)コンパイルファン、という設定。
 アルルとカーバンクルはそのまんま。世界という言葉をゲームソフト/ゲームシリーズと置き換えれば、終わるだの続くだのという議論も分かるでしょう。ただしシェゾは日常的な意味でしか捉えられてませんが。
 ネタバレになるけど、この構図が頭に入っていた方が読みやすいからバラしてもいいよね。今から読む人はそれを念頭に置いてください。

この人にはセガぷよが駄目ってだけで狂信的に見えるのかね

734:名無しさん@ピンキー
09/10/19 17:43:32 yP0TELws
>>730
うんこうんこ!うんこうんこうんこ!unko!ウンコ!
うーんーこー!うんこっこ!うんこうんこうんこうんこうんこ~

これだけ書けばOKか?待ってるよ

735:名無しさん@ピンキー
09/10/23 00:03:00 x4lEEqtU
あるるん きゃわきゃわい

736:名無しさん@ピンキー
09/10/24 10:29:07 SiJGyxPA
がおー!!

737:名無しさん@ピンキー
09/10/25 18:10:52 otw688HC
ハロウィンはウィッチにイタズラする日

738:名無しさん@ピンキー
09/10/26 00:29:59 O5SEEH4r
ウイッチはお嬢様口調で唯一許せるキャラだったな・・・

739:名無しさん@ピンキー
09/10/26 19:30:15 w0oqm+Si
ルルーを犯したい。

740:名無しさん@ピンキー
09/10/27 06:47:00 gmlaeWuZ
ルルーのおっぱいを弄りまくりたい

741:名無しさん@ピンキー
09/11/01 09:24:55 y/UB4EvN
ハロウィンネタが来てないだと…?

742:名無しさん@ピンキー
09/11/01 19:31:32 3QdG+jpq
ハロウィンネタねぇ…


『やぁウィッチ!』
「あらアルルさん、今日は私みたいな格好ですのね」
『今日はハロウィンだからね。じゃあ…trick or treat!?』
「まぁ、イタズラされては困りますわ。ではちょうど持ち合わせていたアメで許して頂けます?」
『えへへ、ありがとウィッチ!…このアメすっごいキレイな色だね』
「そ…そのアメはなかなか手に入らないアメですの。とても珍しいものなんですのよ?」
『へぇ~そうなんだぁ。じゃあさっそくいただきまーすっ』ぱくっ
『………んー、なんとも言えない味がするけどコレ美味しいかも!』
「気に入って頂けて嬉しいですわ。で、では私はこれで。オホホホ…」
『?ウィッチ行っちゃった。ま、いっか。次はどこに行こうかなぁ?』


「………うふふ、アルルさんたら何の疑いもなく私特製のアメを舐めましたわね。まだ試作段階ですけど、あれには媚薬を入れてあるんですのよ。」
「アルルさんには実験体としてこれから観察させてもらいましょう。これから会う人にどのような反応を見せるのか…楽しみですわ」クスクス



ベタベタなので続かない

743:名無しさん@ピンキー
09/11/02 12:18:18 UsMcAm4H
続け!続いてくれぇ!!

744:名無しさん@ピンキー
09/11/02 13:34:24 NrktRexB
>>742
アルルが逆に悪戯されちゃうんですね。

745:名無しさん@ピンキー
09/11/02 18:15:07 XG+hPvZl
ベタが一番楽しいんだぞう

746:名無しさん@ピンキー
09/11/02 23:20:17 JUqr4TTv
そんな中途半端なネタふりするんなら俺が書いちゃうぞ!






あるたらで

747:742
09/11/03 10:40:29 8V2+j8Sz
じゃあ頑張って続き書いてみます
出来上がる頃には「今更ハロウィンネタかよ」となる気がしますが、待っていて下されば幸いです…

748:名無しさん@ピンキー
09/11/04 23:31:32 jF+bDTCh
>>747
楽しみにしてます^^


やっぱり今更だけどハロウィンで小ネタ

ルル「サタン様!今日は何の日かご存知でして?」
サタ「確かハロウィンというやつではなかったか?」
ルル「流石ですわ!ではハロウィンで言う言葉、覚えていらっしゃいますか?」
サタ「ああ!あれだろ!トリックオアトリー「きゃー!サタン様!」
サタ「!?」
ルル「申し訳ございません!今日お菓子は持ち合わせておりませんの!」
サタ「???そうか…それは残念だ…」
ルル「でも決まりですもの…私、しっかり役目を果たしますわ!」
サタ「(…まさか)」
ルル「サタン様!思う存分ルルーにイタズラして下さいませ!!(抱きっ)」
サタ「やっぱりこうなるのかー!」


続かない。

749:名無しさん@ピンキー
09/11/04 23:41:10 MUFq+v5P
ハロウィンで盛り上がり!!

750:名無しさん@ピンキー
09/11/05 00:12:57 ClQCgbyZ
降り注ぐ雨の中で独り。
金色の勇者が立っていた。
血で濡れた頬と、剣。
それを拭おうとした手も、返り血で赤く染まっている。
独り立ち尽くしていると。
青色の胸当てを付けた少女が一人。
また、姿を現す。

「…アルル」
「ラグナス」

二人の間を支配するのは沈黙だけで。
絶え間なくザァザァという音が地面を叩く。
乾ききった瞳は涙を流せないので。
少女が代わりに雫を落とした。

「…辛かったね、ラグナス」
「もっと、別の方法があったかも知れない…」

倒れた死体に目を向ける。
冷酷で慈愛に満ちた眼差しは。
遠く遠く、未来を見ているかのよう。

「もう、いいんだよ」
「殺さずにすんだかもしれない、もっと、話、とか…」

不意に抱き締められて。
少女にまで血が付いてしまった。
この、少女を汚してはならない。
そう思い、引き離そうとしたが、固い。
仕方なく、両手を下げた。

「君は、優しすぎるから…」
「…」
「勇者様には、向いてないのかもね…?」

彼女がこぼした最後の疑問が、深く青年の胸に刺さった。

751:名無しさん@ピンキー
09/11/06 00:01:59 qDhMZUXp
そして紙芝居おじさんへ…

752:名無しさん@ピンキー
09/11/06 20:56:36 Am6fEVvp
え?
ここってエロ無しってあり?

753:名無しさん@ピンキー
09/11/06 21:29:59 qDhMZUXp
なくてもハァハァ出来れば問題ない

754:名無しさん@ピンキー
09/11/08 17:04:53 MkZJV2Ax
アルルがサタンを好きになれば、サタンも余裕が出来てルルーの相手をする様になるんだろうか。

755:名無しさん@ピンキー
09/11/08 23:23:05 Z2RTEKyW
ルルーがサタンを好きじゃなかったら
ハーレムにしか相手にされない可哀想な魔王にはなるな

756:ユグゼルド
09/11/08 23:43:00 952GxnOT
ハロウィンネタ投下までの繋ぎです
前回の続きで今回はエロありますが
駄文なのであんまり期待しないで下さい

757:愛欲、性欲
09/11/08 23:45:05 952GxnOT
サンサンと降り注ぐ太陽の破片。
闇に紛れることもなく、明るい街道をドラコが歩く。
いつも着ている真っ赤なチャイナドレス。
今日はそれに加えて、少しだけのナチュラルメイク。
身だしなみを整えた状態で、ルンルン歩く。
微笑みとバスケットの籠を携えて、ラグナスの家へと。

「ラグナス~!」
「やぁ、いらっしゃい。ドラコ」
「えへへ、お邪魔します」

ダイニングに座って、本を読んでいたラグナス。
ここ最近でドラコがよく見かけている状況。
ラグナスの腕を治療した、あの日。
その日から、ドラコはラグナスのものとなっていた。
ラグナスもまた、ドラコのものであり。
とどのつまりは、二人愛し合っていた。
あれから、毎日。
ドラコはラグナスの家に通い詰め。
右腕の包帯を変えてあげるのと、彼に料理を作ってあげるためという理由付きで。
しかし、とは言っても、ドラコは料理が苦手だった。
いつもラグナスが後ろから指示を出して、なんとか食べれるものにしていたのだ。

「ドラコ、今日は何を作るの?」
「今日はねぇ、カレーだよ!」

カレー好きでしょ?って恋人が首を傾げるから。
ラグナスは愛しい気持ちがより強くなる。
自分の前でだけ、この少女はとても可憐で。
弱々しく、可愛らしくなる。

758:愛欲、性欲
09/11/08 23:46:11 952GxnOT
「うん、好きだよ」

にっこり笑っている青年。
その言葉は、カレーのことを指しているのか。
はたまた、目の前の少女に向けられたものなのか。
あまりに純粋で無邪気なその表情からは、どちらを意味するのかはっきりとは分からない。
カレーのことを言っているのだと考えてみても、ドラコは顔が赤くなるのを抑えられなかった。
初々しさの極みとも言えるドラコの反応に、気をよくするラグナス。
しかし、恥ずかしさを隠すためにドラコがすぐに夕飯の準備に移ってしまった。
持ち込んだバスケットの籠から材料を次々と。
高級なものはない、ありふれたもの。
そんな些細なことにも、ラグナスは幸せを感じていた。
野菜を洗い、皮を剥き出した少女の背中に声を掛ける。

「困ったときは呼んでね」
「うん、ラグナスはゆっくりしてていいよ」

ここ最近でドラコの料理の腕も上がってきている。
もう付きっきりでいる必要もないのだろう。
ラグナスは再び、読書の世界へと向かった。



うとうとし始めた頃に、ラグナスはようやく気が付いた。
自分の鼻孔をくすぐる、美味しそうなカレーの香り。
純白のエプロンがよく似合う少女。
ふんふん、鼻歌なんか歌いながら鍋の前を右往左往。
なにやらスパイスのようなものを加えて、蓋をする。
本を置いてから、後ろに近付く。

759:愛欲、性欲
09/11/08 23:47:24 952GxnOT
「美味しそうな匂いだね」

後ろにラグナスがいることに気付いていなかったドラコ。
一瞬驚いてビクッとするが、褒められたことが嬉しいのか。
満天の笑みで、振り返る。

「えへへ♪今日は凄く上手くいったんだよ!」
「ドラコの自信作、楽しみだな」
「もう少し煮込まないとダメだから、ちょっと待ってね」

日が傾き出した、夕暮れ時。
自分はそんなに寝てしまっていたのかと。
エプロンを外すのに悪戦苦闘している少女を前に、ラグナスは考えた。
ドラコの背中で蝶々結びされた紐を解いてあげる。
ありがと、って言いながらエプロンをしまうドラコ。
そのまま二人でリビングに向かった。
ソファーに並んで座り、ラグナスの右腕をドラコが掴む。
全く痛みを感じていない様子で、のほほんとしているラグナス。
包帯を外していき、傷の具合を確かめようとするが。
そこには綺麗な肌色をした元の右腕が存在していた。
有り得ない程の回復力だが。
彼なら有り得るのかもしれない。

「よかったぁ、もう治ったんだね」
「うん、ドラコのおかげだよ」
「よかったよかった!」

解いた包帯を片付けて、またソファーに座る。

「ドラコ、明日は仕事なの?」
「ううん、明日はお休みだよ」
「じゃあ、一緒に居られるね♪」
「…う、うん、それでね…」

カレーが良い具合に煮込まれてきた時に。
ドラコがぽつりと呟いた。

「…ら、ラグナス。今日、帰りたくない…」
「…えっ?」
「と、泊まっていい?」
「そ、それって…」

そういう意味だよね?と目で問い掛ける。
ドラコは理解しているのか、していないのか。
少し朱色に染めた頬を、こくりと頷かせる。

760:愛欲、性欲
09/11/08 23:48:45 952GxnOT
「お、俺は構わないけど…」

ラグナスから許可をもらうと、恥ずかし気にではあるが思い切り微笑む。
子供のように無邪気に喜んでいると、鍋の沸騰する音。
慌ててキッチンに戻るドラコ。
その後ろ姿を見送りながら、どうしたものかと考えるラグナス。
金色の鎧を纏う孤独の勇者。
それは魔王の前での姿でしかなく。
愛しい少女の前では、只の平凡な青年に過ぎない。
あれこれ考えている内にラグナスの前に皿を並べられる。
いつの間にか注がれたカレー。
食欲をそそる香りも、今のラグナスにはあまり感じられなかった。
機械のように、スプーンを口元に運び。
何度も咀嚼して、カレーを飲み込んだ。
その様子をニコニコしながら見るドラコ。
ラグナスが一口食べ終わると同時に、身を乗り出しながら。

「ねぇ、美味しい?」

と問う。
その問い掛けだけは、どうにか耳に入れていたラグナスはなんとか。

「う、うん!凄く美味しいよ!」

と反射的に答える。
どこかぎこちないラグナスの様子に気付くこともなく喜ぶドラコ。
しっぽをフリフリし、羽をぱたつかせ。
可愛らしい八重歯を覗かせながら微笑んだ。

「えへへっ」

そんなドラコを見て、カレーを残すはずもなく。
緊張気味な二人きりの晩餐をあっという間に平らげる。

761:愛欲、性欲
09/11/08 23:49:58 952GxnOT
簡単に片付けを済ませ、二人共手持ち無沙汰になる。
すっかり日が落ちて、暗くなった外。
部屋の中も薄暗く、暖炉の火だけが、明々と光る。
並んで座るソファーの上。
沈黙がさ迷う部屋の中。
先に破ったのはラグナスのほうだった。

「も、もう遅いし、寝よっか?」
「えっ、…ぅん」

ぎくしゃくと立ち上がり、寝室に向かうラグナス。
顔が真っ赤で、手と足が同時に出そうな緊張ぶりである。
しかし、それに負けず劣らず、ドラコも緊張していた。
俯きながらもラグナスの後を追う。
寝室のドアをラグナスが開けたとき。
顔を上げてドラコは、何とか言った。

「さ、先にシャワー浴びていい?」



月が、大きな窓に映る。
遠くで響く、シャワーの音。
ベッドの縁に独り座り、考えていた。
ホントにこのまましてしまうんだろうか?
ドラコは、ただ純粋に一緒に寝たいだけじゃないのか?
いやいや、そんなわけないだろ?
カレー美味しかったな。
ヤバいなぁ、童貞じゃマズイか?
シャワーの音に聞き耳を立てながら。
そんな数多に存在する思考。
それらも最終的には、ドラコに対する愛に変わる。
俺はドラコを愛してる。
それでいいんだ。
それ以外、何もいらない!
という、確固たる決意。
…だが、それもすぐに揺れはじめて。
自問自答を繰り返す悪循環。

762:愛欲、性欲
09/11/08 23:51:41 952GxnOT
そうこうして考えるうちに、寝室のドアが開く。
体にバスタオルを巻いただけのドラコ。
顔が赤いのはシャワーのせいだけではないだろう。
美しく伸びた四肢を見つめ、ラグナスは呆然とする。
自分の彼女はこんなにも可憐だったか、と。
大きく左右に広げられた羽がぴくぴく動き。
恥ずかしそうにうなだれたしっぽ。
意識せずに、つい口をついて出た台詞。

「綺麗だよ、ドラコ」
「…そ、そかなぁ?あんまり見られると恥ずかしいよ…」

黙ってベッドに彼女の分のスペースを作る。
従順にドラコは腰掛けた。
少女の手を取って、その大きな瞳を見つめる。
気恥ずかしさや、思い止まり。
そんなものが消えてゆくのを感じる。
少女にはまだ、恥ずかしさが残るようで。
俯かせた横顔のピンク色が、妙に印象に残る。
肩を抱き寄せようと、触れると。
ドラコの体がぴくりと反応する。
一瞬戸惑うラグナスだが、しっかりと掴んで、少女を引き寄せた。
まだ濡れた、美しい髪の香り。
仄かに漂う、純白の胸元。
肩に寄せる手を離して、ドラコの顎に。
くいっ、と上を向かせて、もう一度、その大きな瞳を見つめる。

「…好きだよ、ドラコ」
「…わ、私も。貴方が大好き」

最後まで残ってたはずの後悔が、音を立てて崩れてゆく。

763:愛欲、性欲
09/11/08 23:52:56 952GxnOT
初めてのキスというわけでもないのに。
ラグナスの口づけは、どこまでもどこまでも、優しいものだった。
ただ、じゃれ合うような触れるだけのキス。
口先で、互いの存在を確かめ合う。
少し吸い付くだけでも、やり過ぎのような気を起こさせる。
そんな、慈愛に満ちたもの。
しかし、次第に我慢の効かなくなるラグナス。
より近く、より深く、少女と互いを求め合いたいのだ。
自然と、ドラコをベッドに押し倒す。
自然と、ラグナスを受け入れる。
羽に気をつけながら。
もう幼稚なキスではない。
相手の口内に舌を差し込み、絡め合う。
ぴちゃぴちゃ、淫らな水音が反響する。
一度、その身を離して、少女に問い掛ける。

「ドラコ、外すよ?」
「…う、うん」

少女を包み隠す、最後の白き鎧を脱がすと。
あまりに美し過ぎる素肌が顕れる。
生まれたままの、なまめかしき裸体に釘付け。
じっくり見つめてしまうと、ドラコは恥ずかしがって、その腕で視線を遮る。
それを優しく取り除き、真っ赤な耳元で囁く。

「とっても綺麗だよ、ドラコ」
「…ーっ」

余りの恥ずかしさに、溶けてしまいそうだ。
そんなことを考える隙も与えないように、ラグナスは攻め始めた。

764:愛欲、性欲
09/11/08 23:53:58 952GxnOT
可愛く自己主張をするピンク色の突起を、舌先で突く。
少しでも触れようものなら、ドラコの敏感な性感帯は、電気信号を脳へと突き刺す。
今までに遭遇したことのない、未知の感覚。
ただでさえ、それに戸惑っているのに、ラグナスの行動は予想の範囲を越えていた。

「ふゃ、…んんっ!」

舌でぺろぺろと舐められていただけだったのに。
ラグナスは急にそれを口に含んだのだ。
上手く吸い上げながら、余ったもう一つを指先でいじくる。
とても、さっきまで緊張で赤面していた男のテクニックとは思えない。
そんなことを考える余裕もないドラコ。
ただ、気持ち良さと恥ずかしさに頬を染めるだけだった。

「ひゃ…!?あっ、ん、そこは…」

しっかりと濡れている、その秘所。
胸への愛撫を止めないまま、ラグナスは優しく触れた。

「ドラコ、…いい?」

こんなに優しくされて。
こんなに淫らにされて。
断れるはずなどありはしない。

「………うん」

すでにパンツは脱いでいるため、最後の牙城は閉じられた足。
それも今や、ラグナスの手により攻略されている。
大きく開かさせられた股。
恥ずかしくて手で顔を覆う。
マジマジとラグナスの両目は魅了されていた。

765:愛欲、性欲
09/11/08 23:55:37 952GxnOT
「そ、そんなに見ないで…!」

慌てて片手で秘所を遮ろうとするが、ラグナスに止められる。

「隠したらダメだよ」
「…はうぅ」

じっくりと眺められる、この羞恥心。
純情な少女には堪え難いものであって。
先程の愛撫と合い重なり、その秘所から透明な液が流れ落ちる。

「ドラコ、感じてるの…?」
「うぅ…、恥ずかしいよぉ…」
「可愛いよ、ドラコ」
「ひゃっ、そ、そんなところ、き、汚いよぉ…んんっ!」

僅かな躊躇いも見せず秘所に口づけるラグナス。
不意を突かれたドラコは、急な刺激に鳴くばかり。

「んっ、はっ、や、やだぁ…、やんっ!」

クチュクチュと、唇同士の水音とは違う水音が響く。
ドラコの足は、音が響く度にぴくぴくと動き。
太股が、きゅうっとラグナスの頭を挟み込む。
段々と、その快楽が病み付きになってきたその時に。
ラグナスが舌を動かすのを止めた。

「あっ、……や、やめちゃ…」
「ドラコ…」

見上げてみると、ラグナスも我慢が効かない表情。
いつの間に脱いだのか、彼の立派なイチモツがそそり立っているのが見える。
初めて見る男性のものに一瞬驚くが、好奇心が勝り、じっと見つめてしまった。


766:愛欲、性欲
09/11/08 23:56:48 952GxnOT
「ドラコ、いいかな…?」
「へっ、…?」

ラグナスが意味することを理解するのに時間が掛かる。
だが切なげに見つめる彼の表情を見ていると。
何だか自分が悪いことでもしているかのような気分にさせられて。
遂には、真っ赤な顔で頷いた。
少女の了承を得たラグナスは、ゆっくりとその腰を近付けて。
自らの分身を、聖所にあてがう。

「いくよ…」
「あっ、…んんっ!おっき…!」

まだその先端を受け入れたに過ぎない。
それなのにドラコが感じる快楽は、限界を超えようとしていた。
彼女を気遣い、少しずつ腰を進めるラグナス。
暫くすれば、少女の純潔の証に辿り着いた。

「ドラコ、ちょっと痛いかもしれないけど…」
「んっ、大丈夫…、ラグナスとなら…」

耳元に口を寄せ、大好きなんて呟きながら。
ラグナスはそれをぶち抜いた。
破裂の痛みがじんわり押し寄せてくるが。
それ以上に、自分は全てをラグナスに奪われたのだという幸福感が漂った。
ドラコを心配してラグナスは動かないでいる。
そんな恋人が愛おしくて。
ドラコは自分からキスをおねだりした。
何度も、何度も繰り返す口づけに。
再び秘所が濡れていくのを感じるドラコ。
それは少し恥ずかしかったが。
ラグナスのためなら、と我慢が効いた。

767:愛欲、性欲
09/11/08 23:58:39 952GxnOT
「んっ…、ラグナス、動いて、いいよ…」
「えっ…、痛くないの?ドラコ…」
「ちょっとだけ痛いけど…、もぉ大丈夫だ、から…」
「分かった…」

遠慮がちに動き出した青年の腰。
ぬるりと引き抜かれてゆくイチモツには、少女の愛液。
初めて受け入れたはずの、それを逃すまいと。
いやらしく絡み付いた。
ある程度姿を見せてから、もう一度深々と突き刺す。
単調な作業が繰り返されるが。
少女の反応は単調ではなかった。
自分の弱いところを突かれる度に、よがり、喘ぐ。

「んっ、…あっ、ひゃ…!んんっ!」

ついさっきまで童貞だったラグナス。
そんな彼が女淫に対して耐久力があろうはずもなく。
そして、それはドラコにも当て嵌まることだった。
互いの限界を感じ、ペースが早まる性交。
男と女の、限りなく淫乱な音が部屋に滞る。

「ど、ドラコ、…俺、もう…」
「あっ、はっ、ラグナス…、あ、アタシも、…んんっ!」

終焉への階段を駆け上がる。
その勢いは止まることを知らず。
ただ、ずるずると這うようにして快楽を求める。

「…ドラコ、愛してる…!」
「あ、ひゃっ…!い、イクっ!んんっ!!」

自分の中に、温かいものが拡がるのを感じた。
そして、それと同時に意識を手放す。

768:愛欲、性欲
09/11/09 00:00:24 952GxnOT
「………ラグナス?」
「ドラコ、目ぇ覚めた?」

白く輝くベッドの上に横たわる。
朝日が昇っていた。
腰に響いた鈍い痛み。
その痛みは、昨日の出来事を思い出させて。
そうして幸福な痛みへと変わった。
頬杖を付いて、自分の顔を見下ろす勇者様。
もちろん服は着ていない。
その逞しい胸元も、とってもハンサムな顔も。
何もかも、存在が愛おしくて。
ドラコはぎゅうっ、と抱き着いた。
そんなドラコを包むように抱き寄せて。
美しく深緑に輝く彼女の髪を撫でた。
その手つきは昨日と変わらない。
どこまでも、どこまでも優しいものだった。

「おはよう、ドラコ」
「おはよう、ラグナス!」

抱きしめ合う互いが呟いた。

「「大好き」」

769:ユグゼルド
09/11/09 00:01:46 952GxnOT
ちょっと長くなりすぎましたね…
もし書くとしたら次はコンパクトにします

770:名無しさん@ピンキー
09/11/09 00:02:37 nRWIDFlk
ラグドラだ

771:名無しさん@ピンキー
09/11/09 03:36:31 h7lhcCQx
ドラッコラグーン

772:名無しさん@ピンキー
09/11/09 16:37:58 Opl7Wut4
>>764
GJ
ドラコ可愛い。

773:名無しさん@ピンキー
09/11/10 00:37:56 F40UTIdL
ラグドラきたー\(^o^)/
良すぎっすよ☆

774:名無しさん@ピンキー
09/11/17 00:27:12 Kk5PGxsS
突然だけどサタン様って誕生日あるの?

775:名無しさん@ピンキー
09/11/17 00:54:53 OUA0mWXW
>>774
ないよ。生年月日不詳。

776:名無しさん@ピンキー
09/11/17 15:31:14 6bf6I3g+
定番のシェアルがそろそろ読みたい

777:名無しさん@ピンキー
09/11/17 22:51:28 c6RWd5LH
年齢わかって誕生日わからないのがサタン
誕生日わかって年齢わからないのがシェゾ

778:名無しさん@ピンキー
09/11/18 00:32:14 SVyhursB
>>775
㌧クス

じゃあサタン様の誕生日イベントは無いのか…
かわいそうに

779:名無しさん@ピンキー
09/11/18 08:30:53 wr4HW2/f
今からクリスマスSSに期待

780:名無しさん@ピンキー
09/11/18 11:40:05 mj7zoysA
即席ですがサタン様誕生日小ネタ投下します。



アルル『え?誕生日?』
サタン「そうなのだっ!私にも誕生日が欲しいのだ!」
アルル『別にいいじゃん…今更年齢数えてどーすんのさ』
サタン「ちっがーう!私はアルルに誕生日を祝ってもらってキャッキャウフフしたいんだぁぁぁぁぁぁ」ジタバタ
サタン「だからアルル、お前が私の誕生日を決めてくれないか。その日は私の誕生日であると同時に私とお前の記念日にもなるのだっ!」
アルル『勝手なこと言って…。じゃあ9月15日で。』
サタン「そうか!9月15日だな!?ちなみになぜこの日にしたのだ?」
アルル『キミに合ってるかと思って。あと喜んでいるトコ悪いんだけど、バースディパーティーは開かない方がいいと思うよ』
サタン「な!?何故だ?」
アルル『だってバースディケーキに10万本もロウソク挿したら火事になっちゃうよ。あと言っとくけどボクはサタンの誕生日を祝ってキャッキャウフフするつもりはないからね。じゃ』
サタン「そ、そんなぁ~……」ガックシ


※9月15日は老人の日です。



以上です。

781:名無しさん@ピンキー
09/11/18 12:38:54 UbukdrL7
こんだけ投下がないとエロくもないネタも仕方ないかな

782:名無しさん@ピンキー
09/11/18 16:37:34 ZRMOIikh
誕生日やクリスマスといったら、「プレゼントはわ・た・し」だろ。
問題はそういうのしそうなのが、ルルーくらいしか思い付かないことだ。

783:名無しさん@ピンキー
09/11/18 17:20:48 22TUu1Y2
サキュバス見たい

784:名無しさん@ピンキー
09/11/19 02:05:24 REsD8i1E
>>782
サタンがサンタでアルルに「プレゼントは私だ!」でおk



ぷよ7の流れで、ラブラブなサタアルを書いてみたいのに書けない…。小説なんて書いたことないからなぁ。ストーリーは浮かんでも文章にならないものだな……

785:名無しさん@ピンキー
09/11/19 03:56:30 HB0SK7uq
>>782
ルルーがいるだけでも十分じゃないか
じゃなかったら>>783みたくサタアルになると

786:名無しさん@ピンキー
09/11/19 08:02:12 yqOI5eNI
>>784
処女作期待してる

787:名無しさん@ピンキー
09/11/19 18:20:53 YWsYBu3B
ルルーは、きっと処女。

788:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:35:44 E619CE1K
アルルは、まちがいなく処女。

789:名無しさん@ピンキー
09/11/19 22:42:44 oiRihGIx
サタンは、たぶん(お尻の穴は)処女。

790:名無しさん@ピンキー
09/11/20 09:35:26 9CpydAgi
シェゾってアルル殺したあと死体見ながらオナニーしてそうだよね。

791:名無しさん@ピンキー
09/11/20 18:35:21 WQmCald+
サキュバスはあれで処女だったら萌える

792:名無しさん@ピンキー
09/11/20 20:46:22 5HbLFItP
>>790
その発想はなかった…
ヤバイな妄想が広がる

793:名無しさん@ピンキー
09/11/21 00:51:36 bYabZw8m
ヤバイのはお前だ

794:名無しさん@ピンキー
09/11/21 16:47:32 IywwLbp/
気を失ったサタンに跨がって自慰をするルルーなら

795:名無しさん@ピンキー
09/11/21 18:12:28 0hwsH4nT
>>794
切な萌え

796:名無しさん@ピンキー
09/11/23 01:34:52 wi1ix4IH
サタンの上でイったあと気を失ったルルー様にイタズラしようとするシェゾなら

797:名無しさん@ピンキー
09/11/23 14:55:38 FfzSMXkX
むしろルルーをどかしてぐったりしているサタンにイタズラしようとするシェゾなら

798:名無しさん@ピンキー
09/11/23 19:17:30 3eqJyHH0
で、しようと思った所をアルルに見られ、また変態呼ばわりされるんですね。わかります。


799:名無しさん@ピンキー
09/11/24 07:36:42 Xrs7PLJF
>>798
口封じにアルルを犯すんですね。

800:名無しさん@ピンキー
09/11/25 22:13:26 Qc9/Ndfr
シェゾ=変態
異論は認めん

801:名無しさん@ピンキー
09/11/25 23:54:14 3yGWRHtr
>>799
サタンもルルー起きてきて仲良く4Pですよね

アルル総攻めおいしいです

802:名無しさん@ピンキー
09/11/26 01:33:25 MJjdbcpn
>>801
それってアルル総受けって言わないか?

いずれにせよ、アルルをみんなで責めるのはおいしそう・・・

803:名無しさん@ピンキー
09/11/26 01:55:01 17980Cyf
いやいや
アルル受けは沢山あるから攻めで狙うのもおいしいです
サタンルルーシェゾの三人をアルルがお仕置きとか

804:名無しさん@ピンキー
09/11/26 08:20:43 iQsj5pIL
アルルに踏みつけられるたびヨダレ垂らしながら喜んでる変態とロリコンが目に浮かぶぜ

805:名無しさん@ピンキー
09/11/26 17:54:38 1dfNKV+f
>>804
ロリコンの下では、ルルーが幸せを噛みしめてるんですね。

806:名無しさん@ピンキー
09/11/26 19:59:07 4Bhn1zB5
そして変態の下ではウィッチが

807:名無しさん@ピンキー
09/11/27 01:00:00 a2VMILLx
更にゲイも

808:名無しさん@ピンキー
09/11/27 01:23:55 RH8FpFLL
そしてルーンロードも

809:名無しさん@ピンキー
09/11/27 16:34:44 7QFD2mbS
組体操みたいになってきたw

810:名無しさん@ピンキー
09/11/28 22:41:36 rA9zcZlD
>>809
そうきたかwww

811:名無しさん@ピンキー
09/12/02 22:41:35 THMFAUUD
ほ。

812:名無しさん@ピンキー
09/12/03 19:28:27 +jZ0vjmn
はっふっ保っ守

813:名無しさん@ピンキー
09/12/08 05:02:54 tp78i0/w
ヒーリング

814:名無しさん@ピンキー
09/12/10 09:25:29 UL8vMqls
ルルー様はノーパン

815:名無しさん@ピンキー
09/12/10 10:44:51 p0YPYaQI
>>814
一瞬ルバンに見えた
疲れてるみたいだから寝よう

816:名無しさん@ピンキー
09/12/10 17:58:40 l7Vkswiw
ドラゴンボールで、人魚はノーパンというネタがあったな。

817:名無しさん@ピンキー
09/12/10 20:38:01 2kDkDNMl
セガスレは犠牲になったのだ・・・

818:名無しさん@ピンキー
09/12/13 16:40:36 9v2QHdxS
もうすぐ新年かー

819:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:13:20 Q2XQJbdo
その前にクリスマスイベントとしてサタン様が何かやってくれるはず

820:名無しさん@ピンキー
09/12/13 22:49:08 e6PnRh1v
今年中にこのスレ消費出来るかねえ…

821:名無しさん@ピンキー
09/12/13 23:15:57 rrpPvDsD
>>819
ナチュラルにサンタさんと読んでたw


822:名無しさん@ピンキー
09/12/15 15:22:21 m4RV/i2V
サタン「よいこのみんな!メリ~クリスマ~ス!…じゃな~いっ!サンタじゃなくてサタン様だ!さ・た・ん~!」
アルル「f^_^;(ウザッ)」


823:名無しさん@ピンキー
09/12/15 15:53:55 GZsy2KWO
サタンのアルルへのクリスマスプレゼントは自分の体だな。

824:名無しさん@ピンキー
09/12/16 03:36:19 VHmST+yI
アルル「サンドバッグがふえるよ!」
カー君「やったねアルちゃん!」

825:名無しさん@ピンキー
09/12/16 17:06:47 K1akn3py
気のせいかな? なんか違和感が…

疲れてるみたいだもう寝よう オヤスミ

826:名無しさん@ピンキー
09/12/18 08:01:30 UvhpgCpn
カーバンクル×アルル

827:名無しさん@ピンキー
09/12/18 13:13:10 2NVJtOZX
エロゲ作るって言ってた奴いたなぁ カーアルで

828:名無しさん@ピンキー
09/12/19 08:19:03 u4vzApqb
>>827
期待せずにはいられない。
マスコット×魔法少女は鉄板

829:名無しさん@ピンキー
09/12/21 10:41:34 HAOT8HJA
「あるるであそぼ」で我慢しておくれ

830:名無しさん@ピンキー
09/12/23 01:49:11 p77edPU+
それって
“うたわれ”じゃあ・・・。

831:名無しさん@ピンキー
09/12/23 03:08:29 WNn5uzCK
ハロウィンSSを書いていたら、いつの間にかクリスマス…
な、なにを言ってるか(略

832:名無しさん@ピンキー
09/12/23 06:48:57 TZBiKZfd
今すぐ投下するんだ

833:名無しさん@ピンキー
09/12/24 13:16:35 eas1p5+b
>>831
まだ?

834:絵とか
09/12/25 03:29:11 QkCoyeCt
せっかくクリスマスなので久々に描いてみた>>393です。
URLリンク(imepita.jp) アルルは実はえっちぃ娘!派の人へ
URLリンク(imepita.jp) サンタコスのブラキキG行為。何故チョイスしたのか自分でもわからん

835:絵とか
09/12/25 03:35:53 QkCoyeCt
ブラキキの方がバカでかいまんまだったので小さくして張り直し。
すいません。
URLリンク(imepita.jp)

836:名無しさん@ピンキー
09/12/25 14:01:38 /r5Ze1SK
ブラキキが一番好きなんでごちそうさまでした

837:名無しさん@ピンキー
09/12/25 17:12:11 kcdTs7Z+
GJ

838:名無しさん@ピンキー
09/12/26 18:14:49 gbSBSr/7
では、アルルは俺がおいしくいただきますね

839:名無しさん@ピンキー
09/12/26 23:12:57 6M8q+EDs
杉浦幸子ってなんだ?

840:名無しさん@ピンキー
09/12/27 09:36:46 wyNZ84MS
全裸リボンで「プレゼントは私」は男の夢。
多分、サタンの夢の中のアルルだな。

841:名無しさん@ピンキー
09/12/29 03:04:20 r0PYqrZB
ウィッチも妄想の中では、それくらいやりそうだ

842:名無しさん@ピンキー
09/12/29 20:57:00 LxIwO6jv
>>826
カーアルできたよー\(^o^)/
URLリンク(imepita.jp)

843:名無しさん@ピンキー
09/12/30 16:57:59 UehrAbLf
目つきはドッペルっぺえな

844:名無しさん@ピンキー
09/12/30 19:12:44 /xZhpx+1
>>842
gj
舌長えw

845:名無しさん@ピンキー
10/01/01 01:49:18 BhWBhCzE
あけおめー
正月でエロパロといえば姫はじめかな
ゆっくり正月すごしたいアルルに迫りすぎてばたんきゅーされるサタンさまもいい

846:名無しさん@ピンキー
10/01/06 20:46:47 kK0H+5Mz
「どういうことー!?」
魔導学校校長室に、アルルの叫び声が響いた。
「合宿だと言っただろう? 案内を出したはずだが」
『校長』と書かれたプレートのある席に座るのは、言わずと知れたサタン。
プリンプ魔導学校主催の大会で優勝したサタンは、願いを叶えるメダルに合宿を願っていた。それがついに開催されるらしく、その案内の手紙を受け取ったのは一週間前。手紙は魔導学校からの正式なものであり、日付と場所、そして校長であるサタンのサインが書かれていた。

『学校に到着した者は、まず校長室へ来ること』

その指示に従いここまで来たのはいいが。
「今日のメンバーは、私とお前の二人だ」
そのサタンの言葉に、アルルが叫び声をあげたのは当然のことだ。


「合宿は全員で、じゃなかったの!?」
「全員だ。だが全員一度に合宿をする、とは願っていないぞ」
「そ、そんなことって……」
そんな屁理屈が通用するかー!
アルルとは反対に、サタンは嬉しそうに笑みを浮かべながら、こちらに近づいてくる。
「さて、校長の私自らが特別授業をしてやろう」
「特別授業…?」
嫌な予感。アルルの本能が「逃げろ」と告げている。しかし実際に行動に移す前に、サタンに腕を捕まれる。
「ちょ、サタ……っ…!」
次の瞬間には唇を塞がれていた。サタンの熱を持った舌がアルルのそれにからみつく。その間にサタンの手がアルルのアーマーを外していく。
「っは……」
やっと唇を離され、安堵した瞬間、サタンに押し倒されてしまった。サタンの綺麗なエメラルド色の髪が、アルルの頬にかかる。
「覚悟はいいか?」
赤い瞳がアルルを捕らえる。





よく考えたら15thはセガネタだからスレ違いだな。というわけで終了。

847:名無しさん@ピンキー
10/01/07 00:06:06 BplzeI3w
オープニングを魔導ネタに差し替えて続投希望。

848:846
10/01/07 02:20:17 lU0gxFUt
15th関係なしで普通に合宿、またはアルルが成績悪くて呼び出しくらったことにすればよかったかな……。
スレチネタ、すまんかった。

849:名無しさん@ピンキー
10/01/08 04:36:58 tliB6MsQ
スレチだとわかってるなら最初から書き込むなたわけ。
罰として、魔導ネタでサタアル書いてこい。

850:SUNでサタアル
10/01/09 01:42:27 mv5qU9l0
>>846じゃないけど、SUNでサタアル書いてきた。アルルが「実はサタンのことが好き」
ってことになってるんで苦手な方は注意してください。





アルルが目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。
「あれ、ここは…」
「気がついたか、アルル」
声に振り向くと、サタンの姿が。その瞬間、今までの出来事がよみがえる。
太陽を大きくした原因であるサタンを倒し、全てもとの状態に戻したのはいいが…カーバンクルによって、再び太陽が巨大化してしまったのだった。しかしそれから先の記憶がプッツリと途絶えている。
「ボク、何してたの?」
「私が目を覚ましたら、お前が倒れていた。熱射病だったようだな」
サタンはアルルに例のごとくばたんきゅーさせられ気絶していた。意識が回復し、倒れていたアルルを発見したサタンは、すぐさまアルルを介抱したのだった。
部屋の中は涼しく、快適な温度が保たれていた。アルルが寝かされているベッドは、どうやら普段サタンが使っているものらしく、布団からサタンの匂いがする。それに気づき、思わず顔が赤くなる。
「しばらく休んでいくがいい」
見れば、サタンはあのアロハシャツからいつもの服装に着替えていた。
「そういえばサタン、ギャルにモテモテになるのは諦めたの?」
サタンが太陽を巨大化させ、多くの者に迷惑をかけた理由がそれ。これで魔界の王なのだから、聞いてあきれる。
「何を言っている? 諦めてなどいないぞ」
当然のように返ってきた言葉に、アルルは思わずため息をつく。
「大体、私は普段の営業努力が足りなかったのだ。小麦色の肌を手に入れ、世界中のギャルをメロメロにし、モッテモテになるのは魔王として当然の努めだっ!」
「馬鹿じゃないの」
アルルの冷めた声に、サタンがガクッとこける。
「なぜだー!? ギャルにモテたいと願うのは男として当然のことだ! 男の浪漫だ!」
「じゃあ、もうボクをお嫁さんにする必要はないよね」
「……は?」
アルルの言葉に、サタンが固まる。
「世界中のギャルにモテモテになったら、そこからお嫁さんを選べばいいだけの話だもんね。ボクがわざわざ君のお嫁さんにならなくてもいいよね」
普段、しつこいくらいにボクに求婚してくるくせに、いきなりギャルにモテたいなんて、明らかに矛盾している。そのことにサタンは気づいているのだろうか?
アルルの顔に、明らかに「不機嫌」と書いてある。
「……アルル」
いきなり、サタンがずいっとアルルに近づく。


851:SUNでサタアル
10/01/09 01:44:08 mv5qU9l0
「な……なんだよっ!」
サタンの表情は、今までとは違う真剣なものになっている。正直、サタンはかなり美形である。綺麗に通った鼻筋、形のいい唇、ルビーのような赤い瞳。
「ちょっと…近いよ!」
照れ隠しに顔を背けようとしても、なぜかサタンの瞳から目が離せない。
「アルル。お前……嫉妬していたのか」
「……はぁ?」
気の抜けた声がアルルの口から放たれる。
「そうだな、私に必要なのは世界中のギャルではなく、お前だ。ギャルにモテる必要など全くなかったな」
うんうんと納得するように頷くサタン。
「どうしてそういう考えになるんだよぉ~…」
「ならば、どう考えればいいのだ?」
逆にサタンに問われ、アルルは言葉に詰まる。
「えっと、それは……だから、君がボクをお嫁さんにするのを諦めて、他のギャルをお嫁さんにすれば、ってアドバイスしたわけであって、嫉妬とかそんなんじゃないんだからね! なんで君はいつも自分のいいように考えるのさ!」
一気にまくしたてるように言う。何故か息が切れていた。
と、その時。
ふわ…と、サタンに抱きしめられた。あまりにも突然のことに、アルルは抵抗するのも忘れてしまう。
「え…サ、サタン!?」
「…すまなかった」
低い、だがよく通るサタンの声。
「本当に、すまなかった。私が軽率だった」
その声から、アルルは彼が本当に謝っていることがわかった。そのことを、アルルは素直に嬉しく思った。
「うん…もう、いいよ」
「ありがとう…」
抱きしめたまま、サタンがアルルの髪を撫でる。それが、とても心地よかった。
思わずアルルは、体の力を抜いてサタンに身を委ねていた。いつもならばよえ~んをぶちかますところだが、彼が反省しているのは伝わってきたし、これくらい許してあげよう…そんな気持ちが生まれていた。
だから、アルルはされるがままになっていた。サタンの髪を撫でる手が、アルルの頬まで下りてきた時も。その手が顎にかかった時も。上を向かせられ、サタンの顔が近づいてきた時も。気がついたときには、サタンの舌がアルルの舌にからみついていた。


852:SUNでサタアル
10/01/09 01:47:15 mv5qU9l0
(…え……?)
アルルがその状況を理解するまで、少し時間がかかった。そのせいで、全て把握したときは既にサタンはアルルから唇を離していた。
「サ…サタン…?」
「抵抗するかと思ったのだが…」
アルルがされるがままになっていたことは、サタンにとっても驚くべきことだったようだ。アルルに口づけたというのに、喜びより戸惑いの様子が見て取れる。
「いや、これは別に好きでしたんじゃなくて、君が勝手に…!」
「お前がそんなでは…私も理性がきかなくなる」
「え」
サタンの呟きのあと。
見事に、アルルはサタンに押し倒されていた。
「ちょ、駄目だよサタン! 離してよ!」
「嫌だ」
そのまま、強く抱きしめられる。
「大体、お前が悪いのだ。お前が、全く私に振り向く素振りすら見せなかったから…」
「な、何言ってるんだよぉ!」
サタンを吹っ飛ばす魔導を繰り出すべく、アルルは意識を集中する。だが、再びサタンに口づけされるほど間近に迫られ、うまく集中することが出来ない。
「ただ、お前が欲しいだけなのだが」
「…それはシェゾの台詞だよぉ…」
言いながら…サタンの言葉ももっともかもしれない、と思う。サタンが本当にアルルを思っていることくらい、アルルだってわかっていた。
そして、アルルもサタンを嫌っているわけではない。ただ…自分の気持ちを認めてしまうのが怖かった。
今まで、こんな感情に素直になったことはない。それを認めてしまうのは、アルルにとってとても恥ずかしいことだった。サタンのように素直に気持ちを表せるなら、また違ったかもしれないが。
中途半端な自分の気持ちと態度が、サタンに今回のような馬鹿な真似を起こさせたのかもしれない。
「アルル」
名を呼ばれ、顔をあげると、サタンがまた唇を重ねてきた。それは決して強引なものではない。アルルが抵抗の素振りを見せれば、おそらくサタンはすぐにでもやめるだろう。
わかっていて、アルルは抵抗しなかった。サタンの唇を受け入れた。今、アルルが素直になれる手段は、これしかなかった。
(このまま…サタンに抱かれちゃうのかな…)



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