09/01/28 19:20:42 B1yCvE4b
なんか切れちまった
続き
「あんたなんか嫌いよ……」
自分に言いきかせるように呟く。
いつからだろうか。
貪るように体を重ねるようになったのは。
「大嫌い……」
なんでこんなことになってしまったのだろう。
なんで自分は拒まなかったのだろう。
気付かなきゃよかった。自分の気持ちに。
「なんでよ……」
頬を生暖かいものが伝う。
それが涙だと分かるまで少し時間がかかった。
「プロイセン」
昔に戻ってやり直したいと思っても、ただ虚しくなるだけだった。