【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合36at EROPARO
【ゼロの使い魔】ヤマグチノボル総合36 - 暇つぶし2ch353:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/01 21:45:11 X5vryCPM
今日で、七日間の期限が終わる。
そう思うと、なんだか今日の朝日も妙に清清しく思える。
才人は重い頭を振り振り、ベッドから起き上がる。
昨日は昨日でアンリエッタとタバサの二人を相手にするハメになったのだが。
昨晩、アンリエッタの供してくれたやたらスタミナのつく料理と彼女のかけてくれた魔法のおかげで、才人の体力はすっかり元通りだった。
むしろ、料理のせいか下腹部にやたら熱を感じる。今ならアニエスのパンチラでもフルボッキできそうだった。

…つーか『絶対に近衛の任を勤めていただきます』とか言ってたわりに、スル気満々じゃねえか…。

だがしかしそれは仕事が終わってからのことだろう、と才人は考え、そしてげんなりする。
女王の近衛の仕事はけして楽な仕事ではない。
女王の傍に控え、その身を守るのが勤めであるがゆえ、謁見の最中はトイレに立つこともできない。
もちろん女王とて人間であるので、謁見の途中で休憩も挟むのだが、この時間がまた短いのだ。
せいぜい、一回につき5分程度の休憩を、三回も取ればいいほう。
その間に、才人はトイレを済まし、握りこぶし程度のパン一個の食事を採り、再び近衛の任に就くのだ。
もちろん、アンリエッタがその程度の休憩で済んでいるのは、きちんと管理された食事と、水魔法のおかげなのである。
まあ、そのへんは尊敬に値する、と才人は思っている。
しかし。

…なんとかしないとだよなあ。ひめさまの色ボケっぷりも…。

その最たる原因が自分であるのは棚の上に置いておく。
そして、どうやって調教しなおせば真っ当な女王様に戻ってくれるか考えて。

「…後で考えよう」

公務まで時間がないことに気づいて、才人は慌てて部屋を出たのだった。

朝早いこともあってか、謁見の間には誰もいなかった。
才人はとりあえず、教えられたとおりに謁見の間の検分を始める。
今日も異常なし。

「…まあ、王宮の中心だしなあ。そうそうなんかあるわけないか」
「そうですわね」

ぽそりと呟いた一言に、聞きなれた声が相槌を打つ。
この、トリステイン王宮に来てからさんざん聞かされた声は。

「…早いですね女王陛下」

いつの間にか、才人の背後に正装の白いドレス姿のアンリエッタが立っていた。
彼女以外に人影は無い。こんな時間から女王が一人でこんな場所にいるとは。
才人が軽く驚いていると、アンリエッタは彼の言葉に応える形で喋りだす。

「あら。だってサイト様が近衛として仕えてくれる、最後の日ですもの。
 一分一秒でも惜しくって」

言いながら、頬を染めて上目遣いに才人を見上げる。
ちょっと前なら、くぁ、可愛いこと言ってくれんじゃないのこのオヒメサマ、なんて思ったものだが。

「…今度は何企んでんすか」

この七日間で、才人はすっかり女王に対して疑心暗鬼を抱くようになってしまっていた。
散々焦らされた上、魔法で射精まで止められては疑い深くもなろうというもの。
だが、才人がアンリエッタを嫌いになったわけではなかった。
ただ、彼の中でアンリエッタの立ち位置が『清純系雌奴隷』から『腹黒系淫乱女王』に変わっただけで。

354:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/01 21:46:10 X5vryCPM
女王は猜疑心でいっぱいの才人に、しれっと応える。

「あら。企むなどとは人聞きの悪い。
 …まあ確かに、ここ数日サイト様には申し訳ないことを致しましたけれども」

ほんとだよ、と心の中で呟く才人の方は向かず、アンリエッタは彼に背を向けて続ける。

「…お詫びといってはなんですけれども。
 この王宮の秘密を少し、教えて差し上げます」

言って、才人の手を引く。
まあどうせまた何か企んでいるのだろうが、王宮の秘密とやらも気にかかる。
才人は大人しく、アンリエッタに手を引かれるまま着いていく。
そして、アンリエッタは謁見の間の奥、ちょうど玉座の後ろ側まで来ると、才人に尋ねた。

「サイト様、もし、謁見中に狼藉者が現れたら、どうなさいます?」
「へ?どういう意味です?」

質問の意図がわからず、才人は思わず聞き返してしまう。
もちろん、近衛騎士である才人はその狼藉者を一撃のもとに撃退するのが役目なのだが。

「狼藉者が現れた場合には、どう対処しますか、と尋ねました」
「えーと。とりあえずその狼藉者を倒して捕まえます」

至極当然の回答であったが、女王の質問には続きがあった。

「では、その狼藉者の数が多かった場合は?例えば十人とか」
「え?ええっと」

回答に窮する才人を、女王はさらに畳み掛ける。

「王宮に火を放たれた場合は?王宮の外からの魔法による連続砲撃にはどう対処なさいます?」
「そ、そんな急に言われても」

困った顔の才人に、アンリエッタは逆に満足そうな笑顔になる。
そして、玉座のちょうど真後ろ、ブリミルのレリーフの彫られた壁面に手を当て。

「疾く開け」

一言、呟いた。
すると。
レリーフのちょうど両足の間が音も無く、大理石の白い壁がまるで布の緞帳を開くように開いていった。
そして、女王は数瞬、壁が開ききるのを待って、言葉を続けた。

「そういった、『人の力ではどうしようもないこと』から王の身を守るため…この部屋があるのです」

その部屋は、多重の結界で守られた、いわばトリステイン王族専用のパニック・ルーム。
王家の血筋でなくば開くことの適わない魔法の扉で閉ざされた、王宮で最も安全な場所。この部屋の結界を解くには、伝説の虚無を以ってするしか術は無い。
もちろん、その場所は。

「な、なんでそんな大事な場所を俺に」

王と、それに連なる一族にしか、場所を明かされない。
それはもちろん保安のため。ここにそのような部屋があると王族以外に知られては、意味が無い。
才人の疑問は当然だった、そして余りにもその疑問は間抜けに過ぎた。

355:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/01 21:47:18 X5vryCPM
今まで笑顔だったアンリエッタの顔が、一瞬にしてむくれ顔になる。

あ、ヤヴェ。

思ったときには遅かった。

「…何を今更…。
 この場所をお教えすることの意味、わからないほど愚鈍ですか?シュヴァリエ」

むくれ顔のまま、才人に詰め寄る。

「え?いやえっとあの」

もちろん才人にだってその意味くらい分かる。
王族にしか伝わらない場所を、才人に教える。それはつまり。

『俺が王家に入る』=『ひめさまとケコーン』っつーことっすか!

いよいよもってアンリエッタの『王になって頂きます』が本気なのだと分かると、才人の背中を、冷や汗と己が主人の罵声が撫で回す。

「い、いや俺今まで冗談だと思っ」
「冗談や酔狂で平民風情を『我が王』などとは呼びません。
 サイト様私をナメてますか?いつだって私は本気ですよ」

いやまてちょっと待てアンタ雌奴隷とかさんざアレな発言しといてソレは!?
あせる才人。追い詰めるアンリエッタ。
たじたじと後ずさるしかない伝説の使い魔の胸倉を、不意に細い白い手が掴んだ。

がし。

「えいっ」
「え?わ、ったたたたたた?」

それは数秒のうちに行われた。
ダンスのターンの要領で、アンリエッタはそのまま華麗にステップを踏む。
いきなり回転させられた才人はバランスを崩し蹈鞴を踏む。
くるり、と二人の位置が入れ替わった。
そのまま、アンリエッタは才人の胸倉をどんと勢いよく突き押す。
バランスを崩したままの才人はそのまま勢いよくパニック・ルームへと転がり込み、尻餅をついてしまう。
アンリエッタはそのままの勢いでパニック・ルームに飛び込み、そして。

「封じよ」

女王の言葉を受け、音すら立てず、大理石の白い壁がまるで終演を告げる緞帳のように、閉じていった。
そして、謁見の間には誰もいなくなった。

しばらくして。
誰もいなくなった謁見の間に、女王と近衛騎士が宰相と銃士隊隊長を伴って、現れる。

「それでは、最後の公務よろしくお願いしますね、シュヴァリエ」
「分かりました、陛下。身命を賭してお守りいたします」

すっかり似合いの二人になったな、と宰相と隊長は二人を見つめる。
もちろん、その二人は魔法人形スキルニル。
才人とパニック・ルームに一日しけこむため、事前にアンリエッタが仕込んだのであった。

356:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/02/01 21:48:59 X5vryCPM
そしてここでつづくです。
パニック・ルームの中では一体何が!チャンネルはそのまま!

んじゃねゆノシ

357:名無しさん@ピンキー
09/02/01 21:49:12 W91E3kZC
支援

してもしなくてもこの国は滅びるけど www

358:名無しさん@ピンキー
09/02/01 21:50:07 W91E3kZC
うっは~~~~~。・゚・(ノД`)・゚・。

またやられた~~

>>356
GJ!です。
怒っちゃダメ…いつもこといつもこと w

359:名無しさん@ピンキー
09/02/01 22:36:51 u0+9gdhL
>>356
ちょwww
全裸でいつまで待てば良いんっすかwww

360:名無しさん@ピンキー
09/02/01 23:56:58 0OCEcDyd
畜生!また寸止めか!!!

へんたいさんはファン殺しだなおい

361:名無しさん@ピンキー
09/02/02 00:33:43 0CqR+MGg
パニックルームは俺のトラウマ

362:名無しさん@ピンキー
09/02/02 00:48:43 YEcfLDXE
「いったい何が」って、ナニに決まってるくせにw

363:X42
09/02/02 01:21:39 3n4BF9wJ
せんたいさんGJ
いじり小ネタ投下します。
職人の皆さますいません。
決して怒らないで下さい。


364:トリステイン魔法商会
09/02/02 01:24:09 3n4BF9wJ
朝早くルイズとシエスタはトリスタニアに買い物に出掛けた。
「あんたメイジじゃないくせになんでマジックアイテムなんて買いに行くの?」
「あらミス・ヴァリエール、メイジじゃ無いからこそですわ。平民にも使えるマジック
 アイテム結構有るんですよ。それをこれから有名な店に買いに行くんですよ」
「ふーん、そうなの。私授業で使う物しか知らないけど一体何を買うつもり?」
「内緒です…まあ、とても良い物ですよ。きっとミス・ヴァリエールも気に入ると思い
 ますわ。あ、それから値段はピンキリですから注意して下さいね」
「あんた、誰に物を言ってるの?私がその気になれば店ごと買い取ってみせるわよ!」
「流石ですわ、ミス・ヴァリエール。それなら私達がとても手が出ない物も買えますわ」
「当然でしょ。さ、早く案内しなさいよ。その店を」
「あ、でも一つじゃないですよ」
「へっ?如何言う事?」
「店によってそれぞれ個性が有るんですよ。ですから何軒も回るんです」
「あ、そう言う事」
 そう言って2人は大きな店の前にやって来た。

「ここがハルケギニア一と誉れが高い『せんたいさん商会』ですわ。幼女から熟女に至る
 まで幅広い年齢層に対応し、ゲルマニアさえ手中にすればハルケギニア制覇ですわね。
品質もどれも最高級ですわ。時々おふざけも有りますけど…とことんまで突き詰めた
その手腕はズバラシーの一言です。正に質、量ともハルケギニア一です。将来は全世界
制覇も夢では無いですね。
ただ寸止めと言う殺人技を使って客を飢えさせますね。その技の為に店の前で悶える人
が後を絶たないとか…」
「あんた何のマジックアイテム買いにきたの?」
「そんなの人前じゃ言えませんわ」
「あんたねぇ…まさかそれでサイトを誘惑するつもりね?」
「誘惑だなんて…そんな夜を楽しむ為ですわ、ミス・ヴァリエール」
「同じ事でしょ!全く何考えてんだか……で、あんたのお勧めの品は?」
「ふふふふっ、やはり乗って来ましたねミス・ヴァリエール。まあ論より証拠、中に
入ってじっーくり拝見しましょ」
そう言って2人は店内に入って行く。そして暫くして笑顔のシエスタと顔を真っ赤に
したルイズが出て来た。

「どうですか?ミス・ヴァリエール。凄かったでしょう?」
「ななななななななんて物売ってるのよ。は、恥ずかしいでしょ。全く」
 と言いつつその手の中にはせんたいさん商会謹製超強力強精剤「オーガの血」を握り
 締めていた。これで今夜は…と妄想モードに突入していた。


365:トリステイン魔法商会
09/02/02 01:24:52 3n4BF9wJ
「次行きますよ!ミス・ヴァリエール」
 シエスタは含み笑いをしつつ次の店に向かった。

「ここがトリステイン王宮御用達のボルボX商会です。特に女王陛下の為のアイテム
では右に出る物はいませんわ。それこそ究極の品質と言っても過言では無いですね。
一度目にすればたちまち虜になる事請け合いですわ。虜になった人達は「信者」と
呼ばれるそうです。ただ品質が高すぎる為1つのアイテムが完成するには大変時間が
掛りますわ。その為「信者」の方々が「マダー・マダー」とお店の前にやって来るそう
です。それももうこの辺りの名物とさえ言われるほどなりましたね」
「そう…まっ、論より証拠よね。よーく品定めしなきゃね」
 そう言って興味津々で入って行った。
 暫くして。

「ず、ずるいわ姫さま。あんな強烈なアイテム使ってサイト誘惑してたなんて。あんなの
 使われたら勝ち目なんかないじゃ無い。あ、あんな身も心も溶かすような…艶やかで
 ねっとりとした…物を使うなんて反則だわ」
 と言いつつシエスタに山の様に買い込んだ物を持たせていた。
「ミ、ミス・ヴァリエール。ちょっと買い過ぎじゃないですか?このままじゃ持って
帰れなくなりますよ」
「馬で来たんだから大丈夫よ…多分。それで後何軒行くの?」

「後はガリア王宮御用達のバレット商会、涙を誘うアイテムでは右に出る物はいない205
商会、最近復活したアトピック商会。それから最近店を閉じたままのツンデレ王子商会、
純愛センター商会ですね。早く再開しないか待ち遠しいですね」
「閉まっている店にも?」
「もしかしたら再開してるかもって期待してるんです」
「それじゃ早く行きましょ。……今夜はサイトを…ふふふふふっ」
「声出てますよ。ミス・ヴァリエール」
「い、良いでしょ別に…そんな事言うなら今夜メイド寮で寝なさいよ」
「ず、ずるいですー。ミス・ヴァリエール。私もご一緒します。私が教えたんですからね」
「ったくがっついて…分かったわよ。但し私が先よ、構わないわね?」
「有難うございます!ミス・ヴァリエール」
 サイトは果たして明日の陽を拝む事が出来るのであろうか?
      ―FIN―


366:X42
09/02/02 01:26:55 3n4BF9wJ
以上です。
本当に怒らないで下さいね。
では失礼します。

367:名無しさん@ピンキー
09/02/02 01:29:05 tCt0Lylu
ああ、川澄声の姫と言えば
パニックルームだな

368:名無しさん@ピンキー
09/02/02 02:14:08 0lEQ6F2y
>>366
ワロス

X42商会じゃどんなエロスなアイテムを売ってるんだい?

369:名無しさん@ピンキー
09/02/02 02:24:44 +RYgeWU8
せんたいさん及びX42氏乙!

370:名無しさん@ピンキー
09/02/02 02:45:17 +h497d+R
>>366
吹いたわっ www GJ!!
このスレは「オーガの血」使いすぎですよねっっ www

371:名無しさん@ピンキー
09/02/02 07:32:42 ig41NA7+
>>366
乙ですww

372:名無しさん@ピンキー
09/02/03 00:12:54 nK8DncD9
>>366
乙です。
純愛センター氏どうしてるのかなあ。
あの人の書くルイズとサイトの話、とても好きなんだが。

373:名無しさん@ピンキー
09/02/03 20:21:19 BKZV9Gj4
アメリカンジョーク風ゼロの使い魔


ここはヴェストリの広場。今日も水精霊騎士団の特訓が続いている。

ギーシュ「160番!動きが遅いぞ! 55番!よそ見をするな!」

ルイズ「あれは一体何をやっているの?」
サイト「ああ、これからは極秘の任務が増えそうだからな。団員を番号で呼ぶことにしたんだ」

ギーシュ「よし10番!その調子だ!」

ルイズ「え!?マリコルヌが10番なの?意外に優秀なのね」
サイト「いや、簡単にばれないように番号は各人の好みのタイプを数字で表してるんだ。
    ほら、さっき呼んでたギムリは身長で、レイナールは体重なんだ」
ルイズ「・・・・・・マリコルヌは?」
サイト「・・・と、歳・・・」

次第に冷たくなってきたルイズの口調にサイトは背筋を凍らせた。
その時、ギーシュがサイトに向かって叫んだ。

ギーシュ「おーい85番!整列だぞ!」

374:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:02:49 nK8DncD9
Bかw GJ。

375:名無しさん@ピンキー
09/02/03 22:05:02 baOcGBun
あとどれくらい必要なんだろうなw

376:名無しさん@ピンキー
09/02/03 23:01:40 ybK9eVCn
>>373
気に入った、厩舎でルイズをファックしていいぞ

377:名無しさん@ピンキー
09/02/04 01:08:54 CVJgN/JD
規制が解除されたからやっと」GJできるお

378:名無しさん@ピンキー
09/02/04 10:24:50 PIvQCa5f
俺は14番がいいな

379:名無しさん@ピンキー
09/02/04 17:46:47 gp+pmvZs
>>373
GJ! サイトは次の瞬間にボコボコだな

380:名無しさん@ピンキー
09/02/04 20:28:06 azMRnlLu
「胸」という言葉なんか一言も使ってないのに、
85番→ルイズにボコボコ、を連想させてくのはすごいな。

381:名無しさん@ピンキー
09/02/04 20:30:39 QsVl/xkX
サイト×モンモンはまだですか?

382:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:39:31 pQ18gqig
、、さて、>>353の続き。

『ぼくらの七日間戦争~最終日~』final phase

れでぃ~・ごう!

383:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:40:31 pQ18gqig
「いててて…」

才人が転倒してすぐ、周囲は闇に包まれた。
それはアンリエッタがパニック・ルームの入り口を閉じたのが原因だった。
すぐに、才人は今の状況を思い出す。

「ちょ、姫さま何しめてんすか!公務とかどうすんです!?」

慌てて声を上げるが、暗闇から返ってきた言葉は。

「もちろんサイト様を逃がさないためですよ。当然、ここの扉は私の命令なしに開くことはありません。
 公務はいつもどおりスキルニルでなんとかしてますのでご心配なく」

もうやだこの国。

「いやあんた一応王様でしょーよ!ちょっとは真面目に公務しようよ!」

とりあえず正論など吐いてみる。

「いやです」

一蹴である。

「いやですってあーた!」

才人がさらに反論しようとした瞬間。
視界が急に開けた。
闇がまるで虫の群体のように引いて行き、部屋に光が満ちる。
一瞬で切り替わった光の世界の眩しさに、才人は思わず目を閉じてしまう。
そして、数秒して光に慣れると。

「な」

周囲の状況に呆気に取られてしまう。

「なんじゃこりゃあああああああああ!?」

それはどこか見慣れた光景だったが、才人の度肝を抜くには十分すぎた。
まず目に付くのは白い壁。ただし大理石でもなんでもなく、コンクリの上に樹脂の合板を張り合わせた、人工の壁。その一面には大きな窓があり、外の青空から空気と太陽の光を取り込んでいる。
そして床は、きれいに裁断され、ぎっちりと並べられた、これまた合板の木の床。その床にはワックスでも塗られているのか、日の光を反射してぎらぎらと光っている。
その部屋の中には、鉄パイプと木の板で構成された学習椅子や、折りたたみ式のテーブルがいくつも並べられている。壁際にはグレーの掃除用具入れや、鉄製のラックがある。
そう、そこはハルケギニアの光景ではなかった。
才人のいた、現代日本、それも、才人のいた学校の、教室の一室であった。
そして、驚きに声を上げた才人の後ろから、声をかける者がいた。
もちろん、この部屋の主である、アンリエッタ女王その人である。

「驚きました?この部屋は、何日いても飽きが来ないよう、中心として設定した人物の望みの光景を幻覚として映し出すんです。せっかくですので、サイト様を『中心』に設定させていただきました。
 …でも変わった光景ですね。ひょっとしてサイト様の故郷ってこんな所なんですか?」

声に振り向いた才人は、再び呆気にとられた。

「って姫さままでなんつーカッコを!」
「あら、似合ってませんか?」

言って、その場でくるりとターンしてみせるアンリエッタ。
すると、水色の短いプリーツスカートが、ふわりと円を描いた。
アンリエッタも、その姿を変えていた。
いつもの白いドレス姿ではなく、襟や袖口を水色に染めた、セーラー服を着ていた。
以前シエスタの着ていたものとは若干仕様が違っていた。

384:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:41:51 pQ18gqig

「サイト様の故郷の服だという話ですので、一着買い求めたのですけども」

そして、「似合いませんか?」と少し悲しそうな顔で才人の顔を下から覗き込む。

「いや似合って無いわけじゃなくて、いやむしろ似合ってますけど!」
「あら嬉しい」

言ってアンリエッタは、混乱のキワミの才人の胸に飛び込む。
そして、ネコがじゃれ付くように、才人の胸板に頬を摺り寄せる。
才人はそんなアンリエッタを抱きしめたい衝動にかられたが。
ここで負けたらダメな気がして、手を必死にワキワキするほかに道は無かった。

「サイト様」

葛藤の渦の中心にいる才人に、アンリエッタは声を掛ける。

「サイト様との逢瀬も、今日で最後なのです。だから、今日という日を特別なものにしたい。
 そんな乙女心、理解してはいただけませんか?」

いやちょっとまて乙女心とか関係ないだろう、と突っ込もうとした才人だったが、アンリエッタはそこへ先手を打った。
上目遣いに才人を見上げ、目にいっぱい涙を溜めて。

「…満足したら、公務に戻りますから。
 ですから、お願い。私に、思い出をください…」

いやちょっとまてその格好で上目遣いで思い出をくださいは反則だろう、と、一撃で才人の理性はバッキバキに折れてしまった。

「しょ、しょうがないなあ。
 満足したら、公務に戻るんですよ?約束ですからね?」
「はい♪」

嬉しそうに微笑むアンリエッタを、今度は遠慮なく抱きしめる才人だった。


才人が懸念したのはもちろん、その条件。
『アンリエッタが満足したら』の部分である。
普通に考えて、アンリエッタが満足するまで相手をしていたら、明日の朝までかかる。
それをなんとかしないと、と才人は考えていたが。
もぞもぞと、腕の中でアンリエッタが動くのに気づいて、彼女に声を掛ける。

「どうしたんです?」

才人の疑問に、アンリエッタは答える。

「ええ。できるだけ早く満足させていただくために、サイト様に魔法をかけてさしあげようかと」

言ってアンリエッタは、ガーターベルトに挿していた、予備の細い魔法の杖を取り出した。
才人の背中を、いやな予感が駆け抜ける。

「い、いやちょっと待って!どういう魔法をかけるつもりなんすか!」

この七日で、女王が才人にかけた魔法はろくなものがない。
やれ眠りの魔法だ、射精を止める魔法だと、いい思い出など一つも無い。
しかし、アンリエッタは続ける。

「大丈夫です。…えっと、その、ですね」

急に赤くなって、もじもじし始める。

385:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:42:02 7aH7WfI3
゚ | ・  | .+o    _    o。 |  *。 |
 *o ゚ |+ | ・゚ _二ー-゙ヽ/_ +・  o |*
 o○+ |  |i -= ´      ` ミ、 ゚| o ○。
・+     ・ l /,         ヽ ・|*゚ + |
゚ |i    | + / i |ー|-|i | i l . i | |!     |
o。!    |! ゚o !|{ヽ{`━' |i iト、 l |   | *  ゚ |
  。*゚  l ・ ゚ |ソ_` "" リ!ノ /|  |o  ゚。・ ゚
 *o゚ |!   | 。 ヽ'-   ノi| {  +   *|
。 | ・   o  ゚l  ゚+ ` イ  jハ l  *゚・ +゚ ||
 |o   |・゚ ,.‐- .._ -‐}!    ヽ!  |  ゚   |
* ゚  l| /    、  i  }  \   o.+ | ・
 |l + ゚o i     ` -、{! /_   \  ○・ |o゚
 o○ |  | ヽ.     ヾ´    ̄  `ヽ  *。
・| + ゚ o }  }                ヽ O。
 O。 |  | リ、  ..:::        ..   l 。
 o+ |!*。| / `ー::::       , ヘ:::::..  | *
 |・   | ゚・ |/   /  :::... ..   /:::/ | ::..... { |
    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
  /\  ─┐| | \     ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
  /  \    /      /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      \ _ノ    _/   / | ノ \ ノ L_い o o
    >                  <

386:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:43:14 pQ18gqig
その様子が気になって、才人はアンリエッタに先を促す。

「…言ってみてください」
「えと。その。サイト様の、ですね。精液を。
 ちょっと、その、濃くしてさしあげようかと」

確かにそれなら、時間を短縮できるだろう。
しかし、安心するより先に才人は呆れた。そして言った。

普段からこーゆー魔法開発してんのかこのわたあめわ。

「…いー加減、そーゆーことに才能の無駄遣いするのやめなさいね?」
「…は、反省します…」

真っ赤になって、もじもじと杖をいじくるアンリエッタの頭を、才人はくしゃくしゃと撫でた。

「ま、今回はいいでしょ。濃い方が姫さまも早く満足できそうなんでしょ?」
「…は、はい…」

赤い顔のまま、アンリエッタは詠唱を始めた。
すぐに呪は成り、杖に桃色の光が宿る。
その光を、アンリエッタは才人の下腹部に押し当てた。

「『圧縮』…かかりました」

それは、水溶液の濃度を上げる魔法だった。
本来は、実験用の薬品の濃度を増すために、アカデミーで使われていた魔法を、アンリエッタが改変し、人体に作用するように作り変えたのである。
才人は下腹部が急に重くなったような感触を覚えた。
その感覚に、少し不安になる。

「あの、これ副作用とか大丈夫なんすか?」

もし血液を間違って圧縮されてしまったらどうなるのだろう、そんなことを考えていた。

「大丈夫ですわ。…精液以外が濃くなったりはしません。ちゃんと、ルーンで限定しましたし」

アンリエッタもこう見えてれっきとしたトライアングルメイジである。
ことスキルニルの扱いとこのテの魔法に於いては伝説級ではあるが。

「ためして、みます…?」

言って、既にズボンの前を押し上げ始めている才人自身を、ズボンの布の上から撫で上げる。
才人の下半身は、濃度を増した精液に反応するように、熱くたぎっていた。
才人は、手近にあった椅子の上に股を開いて腰掛け、言った。

「そうですね。それじゃ、姫さまのクチで」
「はい…」

才人の足元に跪き、ズボンのジッパーをその細い指で下ろしていく。
半分ほど下ろした時点で、びん!と勢いよく布を押しのけ、才人の一物が露になる。
そのまま、アンリエッタは才人のズボンとパンツに手をかけ、下ろしていく。
アンリエッタの動きにあわせ、才人は軽く腰を浮かせ、ズボンを脱がせやすくする。
ズボンが完全に脱がされると、嫌でも屹立した才人自身が目に付いた。
アンリエッタはその根元の袋を優しく右手で捧げ持ち、左手を竿に添えて、先端に優しく口付ける。
才人が小さくうめき声を漏らすのを確認し、感じているのを確信すると、先走りの漏れ始めた先端を口に含む。
そして、才人が気持ちよくなるよう、全体を舌で優しく包み込み、やわらかく吸い上げ、陰嚢をふわふわと繊細に揉みあげる。
やがて唾液と先走りの混合物がじゅるり、と音を立て、アンリエッタの口の端から溢れる。それは才人の竿を伝い、陰嚢を濡らし、間接的にアンリエッタの白魚のような指を汚す。
それでも女王は奉仕を止めず、小さなあえぎを漏らしながら、大きな吸引音をたてながら、才人を高めていく。

387:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:43:42 7aH7WfI3
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388:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:44:08 pQ18gqig
「くっ…ひめさまっ…!」

才人の耐えるような声。限界のようだ。
アンリエッタはいつもとは違い、喉の奥ではなく、口の中、ちょうど舌の真ん中に亀頭を乗せ、才人の射精を促すべく、陰嚢そ刺激し、竿をしごく。
すると。
ひときわ大きく才人が口の中で脈動し、一瞬、竿が太くなる。
才人の管の中を、いつもの数倍に濃度を増した精液が、上ってきていた。
ごぷん、と異質な音を立て、アンリエッタの口の中で才人が弾けた。
『圧縮』の魔法によって濃度を増した才人の精液は、もはや液体ではなかった。
アンリエッタの舌の上で、ぷるぷると震えるソレは、ゼリーのように固まり、口の中でプチプチと噛めるほどになっていた。
ソレは一度では飲み込みきれず、仕方なしにアンリエッタは口の中で才人の精液を反芻していた。
口の中に広がる、濃度を増した雄の臭いと味に、アンリエッタの理性が溶かされていく。
射精が終わり、才人が口の中から出て行くと、それにつられるように一部の精液がぷるん、とアンリエッタの口から溢れる。
それをアンリエッタは両手を捧げて受け止め、そのままずるりずるりと口の中へ吸い込んでいく。
重い、濃いゼリー状の精液が喉の中をまるで陵辱するように通過するたび、アンリエッタの官能を灼く。

「ん…く…は。はぁ…あたま、クラクラします…」

陶然とした表情で、腰をぺたんと床に下ろした格好で、そうのたまう女王。
桃色に染まったその姿は酷く淫靡で、才人の雄は再び滾り始める。
天を衝き始めた才人を見て、アンリエッタはすく、と立ち上がる。

「姫さま?」
「サイト様はそのまま。今日は私が上になります…」

言って、たくしあげたスカートの中には。
ひくひくと蠢くアンリエッタの雌が、涎でべとべとに濡れているのが見えた。

「今日ははいてないっすか」
「ふふ。サイト様、こういうの好きでしょう?」

そう言って才人を跨ぐと、アンリエッタは右手を才人の竿に沿え、固定する。
そして、ひたり、と愛液で濡れそぼった女陰を押し当てて。
そのまま、体重を掛けて、己を貫いた。
愛液が淫靡な音を奏で、その伴奏にアンリエッタは喘ぎを合わせる。

「あっあっあっあっあっ…おく、おくまできましたぁ…」

そしてそのままぎゅ、と才人に抱きついて動きを止める。

「…今日も、コレなんすか?」

アンリエッタは、抱き合ったまま動かず、腰を捻るだけで高めあうセックスが大好きだった。
才人もそれを承知しており、女王の機嫌をとる時や、気分の乗ったときは、アンリエッタの好きなこのやり方で彼女を抱いていた。

「はいぃ…。コレ、すき…。おなかのなか、サイトさまでいっぱいで…しあわせなのぉ…」

涎を垂らしながら、淫欲に曇った瞳で才人を見つめながら、アンリエッタは嬉しそうに微笑む。
しかし、才人はそこまでこのやり方が好きなわけではない。
時間もかかるし。

「んー、でもコレ俺はそんなでもないかなあ」

と、正直な感想が口を衝いて出る。
その言葉に、アンリエッタは少し不機嫌な顔になるが。
何かを思いついたのか、脇のテーブルに置いてあった杖を手に取り、呪文を唱え始める。

「え?ま、また魔法っすか?」

今度は何をされるのか、と不安になる才人。

389:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:44:27 7aH7WfI3
             _
          _二ー-゙ヽ/_
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     三|三        ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
      <ム  /´ |`ヽ   | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      フ| ヽ ヽ_ノ ノ / | ノ \ ノ L_い o o

390:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:45:01 pQ18gqig
それを感じ取ったのか、すぐにアンリエッタは応える。

「大丈夫。今度は私にかけます。私の…おなかに…」

おなかに?中の動きをよくしてカンジさせようっていうのか?

しかし、才人の予想は外れることになる。
アンリエッタの呪文は直ぐに完成し、そして、杖に宿った光を、アンリエッタは自分の下腹部に当てる。

「『透過』せよ」

すると、アンリエッタのセーラー服の下腹部の直ぐ上に、円形の穴が開いた、ように見えた。
そこからは、アンリエッタの『中身』が丸見えだった。
ぎゅうぎゅうと才人の茎を締め付ける膣道、亀頭に口づけをする子宮顎、ふるふると震えながら、射精の奔流を待ち焦がれる子宮。
それらが、セーラー服とアンリエッタの肉体を透過し、丸見えになっていた。
余りにも現実離れした淫靡な光景に、才人の喉がごくりと鳴る。

「みえますか?サイトさま…」
「あ、ああ。こんなんなってんだな」
「見えますでしょう?私の中、嬉しそうにサイトさまをぎゅうぎゅう抱きしめてます…。
 あっ…わ、わかるでしょう?私のおく、サイトさまのさきっぽを、ちゅうちゅうしてますぅ…!」

アンリエッタの言葉どおり、彼女の肉襞はぐにぐにと蠢きながら、才人の竿を揉み上げている。そして子宮顎がもの欲しそうにずるずると降りてきて、才人の鈴口に何度もキスをしていた。
二人はまるで別のイキモノのように蠢く自分たちを眺めながら、非現実的な快感に酔いしれていく。

「すげっ、姫さまの中、こんなっ、ヤらしい動きっ…!」
「あ、く、かってに、かってに動きますっ、動いてますぅ…!」

やがて、互いに耐えられなくなり、二人は抱き合う。

「くぁ、いく、も、出るっ…!」
「あ、は、私もっ、もうっ、だめぇぇぇぇぇぇ!」

きつく結ばれあった二人の結合部で、雄が吼えた。
ごぷん、と異質な音をたて、精『液』がアンリエッタの開ききった子宮口から流れ込む。
熱くたぎるゼリー状の生命の塊は、そのままアンリエッタの子宮の襞の隅の隅まで絡まり、留まる。

「あ、や、おなか、なか、いっぱいぃ…。あぁぁぁぁ…」

そして、アンリエッタはくたん、と才人の肩に頭を預けたのだった。

391:ぼくらの七日間戦争~最終日~ ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:45:24 pQ18gqig
「サイトさま?これから、どうなさいますか…?」

二人は椅子の上でまだ繋がっていた。
アンリエッタの下腹部から覗く、二人の器官の結合を見せられ、才人の滾りはまだ納まらなかった。
ああいうことを言った手前、早く終わらせるべきなのだが。

「…姫さま、満足しました…?」

含みを持たせたその言葉に、アンリエッタは心の中だけでほくそ笑む。

…それでこそ。私の愛した、愛しい我が王…。

「…申し訳ありません…実は、その、まだ…」

申し訳なさそうな顔の演技で、アンリエッタはそう言ってのけた。
そして当然、才人は。

「い、いや!実は俺もまだしたいなーって思ってたから!
 …いい?」
「ふふ。こちらこそお願いいたします。ほんと、しょうがないひと…♪」
「姫さまに言われたくないなあ…」

そして、アンリエッタは再び才人を、遠慮なく抱きしめたのだった。

…今日は、あなたは私だけの玉座です…。


そしてそのころ、謁見の間では、スキルニルのアンリエッタが、集まった諸侯にとんでもない発表をかましていた。
シュヴァリエ・サイトの伯爵への抜擢。そして、自分との婚約。
今までの数々の功績と、伝説を担う者としての肩書きを、知らぬ諸侯はおらず。
枢機卿と諸大臣たち、さらには銃士隊隊長のお墨付きまであっては、反対するものはいなかった。
もちろん、それはアンリエッタによる策略であった。
もちろんその事を知った、某虚無の担い手は己が使い魔を取り戻そうと画策するのであるが。
その、トリステイン全土を揺るがした大事件が起きるのは、もう少し先の話。

白百合の女王アンリエッタと、トリステインの盾、英雄サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガの成婚の儀式の真っ最中のことである。~fin

392:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/02/05 00:48:39 pQ18gqig
以上。ついにつづきものシリーズもクライマックスの気配。
それ以前にちゃんとオチはつくのか!?

ルイズのお仕置きは?タバサのガリアのっとり計画は?
シエスタハブられてねーか?ティファニアは最後までアホの子のままなのか?

広げた風呂敷は最後まで開いたままのヨカン。伏線?なにそれくいもんすか?

まあそんなわけで今日はねゆ。ノシ

393:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:51:22 MDA5h0zi
へんたいさんのド変態!!

394:名無しさん@ピンキー
09/02/05 00:54:45 P0kLBRBo
>>392
せんたいさんGJ!
いやあ流石ですね。無論つづき期待してます。

395:名無しさん@ピンキー
09/02/05 02:52:00 EtuAV+xZ
>>392
透視なんて!!!
畜生!
へんたいさんはやっぱへんたいだった!GJ!!

396:名無しさん@ピンキー
09/02/05 02:58:04 JstFeokN
まさか文章で膣内断面射精を読むことになろうとはw
GJですへんたいさん。

397:名無しさん@ピンキー
09/02/05 03:01:56 MDA5h0zi
シュヴァリエ・ド・ヘンタイも爵位を与えてもいい気がする

398:名無しさん@ピンキー
09/02/05 04:46:49 bAxj/KFA
断面マニアにはたまらない展開でしたwwwwww

399:名無しさん@ピンキー
09/02/05 08:28:20 NdGto7sC


400:名無しさん@ピンキー
09/02/05 13:53:24 TDq1kaKa
ヒャッハー!こいつはいいへんたい野郎だぜ!

401:名無しさん@ピンキー
09/02/05 19:36:20 S1ZlBGuB
>>392
さすがへんたいさん 今回も素晴らしく変態な内容ですね GJ!

402:名無しさん@ピンキー
09/02/05 21:39:32 geKiTruC
GJ!

断面が斜め上でした

403:名無しさん@ピンキー
09/02/06 22:33:01 MeTvJuw3
ヘンターイ、より猟奇の領域に片脚指突っ込んでるような気も(汗)

404:名無しさん@ピンキー
09/02/06 22:37:53 SEuTr4Bm
ヤンデレの域には既にどっぷり使ってる気がするからおk

405:反・胸革命!
09/02/07 12:02:54 3ruzbad5

大通りの人混みの中を、一人の黒髪の少年と、情熱的な紅い髪の少女が歩いていた。
ただ歩いているのではない。二人は心通い合う男女がそうするように、少女は少年の腕に腕を絡め、頬を肩に乗せるようにしていた。
今のサイトは学院生の制服姿のキュルケと身を寄せ合っていても不自然ではないように、ちゃんと水精霊騎士隊の外套をパーカーの上から羽織っていた。これで一応社会的には問題ない。
が、そもそも東洋系の人間がいないらしいここハルキゲニアで、サイトの姿とゲルマニア出身のキュルケのカップル姿はずいぶんと目立っていた。
人混みでなければ振り返る者もあったかもしれない。
サイトはつい先刻、キュルケの熱意に結局押され、何よりナース服という魔力には勝てずに手頃な場所を探すこととなったのである。
ルイズには後で戻って、はぐれたとでも言い訳を考えておかなければならないのが憂鬱だ。

「んふふ、ダーリンっ」

頬に軽い接吻を受けた。
このように、心底嬉しそうに自分の片腕にしなだれかかっているキュルケのほのかな香水の香りは、それを差し引いてなお余りある満足感があるのだった。

(ああ、こんな日がやってくるとは思いませんでした)

鼻の下を伸ばさんばかりに腕をサンドイッチするキュルケの豊乳と、女の子と連れだって歩くという夢のような状況に、彼は幸せをかみしめずにはいられない。


406:反・胸革命!
09/02/07 12:03:50 3ruzbad5
こちらの世界へやってきて結構な時間が経った気がする。
数多の美女美少女と出会い、少なからずの好意を受けてきたが、考えてみればここまで彼氏彼女の関係に発展した例はキュルケのみだ。
ルイズは……

(どうなんだろうな……?)

使い魔以上、恋人未満。
特別には違いないが、一線を越えてはいない間柄。
サイトはそこだけが引っかかっているのだった。


・・
・・・

チクトンネ街にある大衆酒場兼宿場『魅惑の妖精』亭に到着し、入り口を通ると、まだ昼間とあってか客の数はまばらだった。

「あの、スカロン店長」

サイトはテーブルを拭いている屈強な体躯をした男性に声をかけた。


407:反・胸革命!
09/02/07 12:04:30 3ruzbad5
いわゆるラブホテルのようなものがどこにあるのか皆目見当もつかなかったし、キュルケの話では危ない貧民街にそういった生業の店が多く、自分はあまり行きたくない旨を伝えられていた。
となると、宿屋と言えばここくらいしか思いつかなかったのである。

「あら~ん、サイトちゃんじゃなぁ~い! 久しぶりねトレビア~ン!」

くねくねとその男らしい身体を女っぽくよじりながら、スカロンがサイトの声に反応した。

「あら……そちらのレディは確か」
「ああ、その、ちょっとね! えーとその、ちょっとだけ部屋で休んでいこうって話になってさ!」

いざキュルケと二人で部屋を取ることになると、堂々とはできなかった。
言い訳じみた話でスカロンに質問をさせないよう矢継ぎ早に部屋の空きがないか尋ねる。

「日没前までなら何部屋か空いてるわよ~ん」

さすがは宿屋の経営者といったところか、学院の制服姿のキュルケを見ても問いただす様子はない。
幸いにして、シエスタの親戚にあたり、自分とキュルケにも面識のあるジェシカは今店にはいないようだ。
ジェシカはシエスタの味方であり、情報が漏れれば一大事である。ほっと胸をなで下ろした。

「じゃ、じゃあ一部屋……」
「わかったわ! じゃあ、そちらのレディはお先にお部屋へどーぞ、部屋番号は三○三号よん」

スカロンはカウンターに戻ると部屋の鍵を取り出してキュルケに渡した。


408:名無しさん@ピンキー
09/02/07 12:04:51 AQN0f3nd
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409:反・胸革命!
09/02/07 12:05:17 3ruzbad5

「じゃあサイトちゃんはこっちの宿泊者名簿にサインとかしてってちょうだい」
「うん、じゃあキュルケ、先に行っててよ」
「ええ……うふ、待ってるわね」

とんとんと階段を上がっていくキュルケを見送り、言われた通りに宿泊者名簿に自分の名前を書くことにする。

「……ねえねえちょっとちょっと」

スカロンが声を落として耳打ちしてきた。

「キュルケちゃんといつの間に付き合うようになったのよん?」

好奇心というより、老婆心といったような口調だった。

「え? い、いや付き合ってはいないんだけ、ど……」
「付き合ってないのに二人で腕組んで街歩いてるワケ?」
「う……」
「今からお楽しみなんでしょ?」
「ま、まあぶっちゃけそうなんだけど」
「……これで何回目?」
「に、二回目」
「トレビアン。いいわ、ちょっとこっちにきなさい」
「へ?」



410:反・胸革命!
09/02/07 12:06:02 3ruzbad5

裏方のほうへ招かれると、スカロンは自室からタバコ箱二つ分ほどの小さな箱を持ってきた。

「これ、アタシからの二人へのお餞別」

受け取ると、中身を見てみる。

「なんだこりゃ……?」

中には薄い油紙の包装の四角い何かが数十枚は入っている。

「あら~ん、レディと交際する殿方がそれを知らないのは無粋よ~ん」
「は、はあ?」

サイトは訳が分からずに一枚を取り出してみる。
包装紙の中には何かグニグニとした感触がした。

「えっ!? これって……」

そこにきて彼もようやく合点がいく。

「夜の社交界必須のお品よん」

スカロンが胸を張った。



411:反・胸革命!
09/02/07 12:06:38 3ruzbad5

(ま、まあロケットランチャーやゼロ戦あるくらいだし、コンドームが伝わっててもおかしくはないか……)

サイトは手のひらの中の、男性用避妊具を見つめる。
コルベールが錬金術でガソリンを複製したように、きっとこちらの世界で誰かが生産しているのだろう。
サイトは昔何かのエロ知識本で、そもそもコンドームは世継ぎ問題を軽減するためにヨーロッパの貴族社会が創り出したもの、というのを読んだ覚えがある。
複製されているのはゼロ戦のような機械と違い、用途がこちらの世界の人間にも理解できる範囲だったためだろう。
何はともあれハルキゲニアで今まで見てきた自分の世界の物の中で最もリアクションに困る存在である。

「うちも職業柄、指名とるために身体使っちゃう娘が多くって困ってるのよ~ん。
だからお客様にご奉仕する時は絶対にコレ使いなさいって指導してるワケ」
「は、はあ、なるほど……」

サイトが対応に困る顔をしていると、スカロンが満面の笑みで尋ねる。

「あら、使い方分からないなら今から手取足取り教えてあげるわよ~ん?」
「 結 構 で す っ ! 」

椅子から立ち上がり、さっさと階段へ向かうことにする。
パーカーのポケットの中へコンドームの箱を突っ込み、三○三号室のドアを叩いた。



412:反・胸革命!
09/02/07 12:07:10 3ruzbad5

・・
・・・

「あら、遅かったのね……」

とろけるような声で自分を迎えたのは、褐色の肌の純白の天使だった。
サイトが目を見張る。

(おおっ!)

飛び込んできたその光景に感動を禁じ得なかった。

「んふ……」

腰に片手をあて、彼女は身体のラインが際立つような姿勢を取る。
キュルケの身を包む純白の制服は、清楚と禁欲の象徴であるはずのもの。
しかし、ナースキャップを被り、白のガーターストッキングで脚を覆ったその姿には、禁じられているがゆえに漏れ出すような色香が漂っていた。
純白の中に除く健康的な褐色の肌、結い上げた紅い髪から続くうなじのライン。
ぴっちりと身体を締め上げる白いナース服は、その豊かな乳房に負けてボタンを数個外した状態でなおはちきれんばかりに押し上げられている。
スラリと長い脚は今にも純白の下着が見えてしまいそうな丈しかなく、スカートとガーターストッキングとの合間には淫らな褐色の生足の絶対領域が広がっていた。


413:名無しさん@ピンキー
09/02/07 12:07:15 AQN0f3nd
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414:反・胸革命!
09/02/07 12:07:43 3ruzbad5

(こんなナースがいれば自発的に事故起こしたくなるわな)

サイトは満面の笑みで、完璧以上の姿に変身したキュルケナースの姿を堪能した。

「あん、見ているだけじゃつまらないわ」

キュルケはサイトに歩み寄ると、背後のドアの鍵をかける。
そして、そのまま彼に身を寄せ、首に腕を回した。

「ん……」

二人の唇が重なる。
まだ経験豊かとまではいかないサイトだったが、前回に比べればかなり上手にキュルケの舌を受け入れ、互いに舌を愛撫し合った。
キュルケの舌は熱を持った軟体動物のように恋人の舌を責め立て、貪るようでいて同時に男の快楽を誘発する。
悲しいかな、サイトの青い性はそれだけで既に臨戦態勢を整えようとしていた。

「ん…んちゅ……ちゅ……あふ……」

サイトも彼女の腰に手を回し、互いに抱きしめ合ってキスを楽しんだ。
その隆起したズボンを、密着する白衣の股間に押し当てる。



415:反・胸革命!
09/02/07 12:08:25 3ruzbad5

「ぷは…」

今にも暴発しそうな彼の股間をその繊細な指先でそっとさすり、まだまだ序の口とばかりに頬を紅潮させ、キュルケはベッドへと彼を無言でいざなった。
腰を降ろして脚を優雅に組むと、続けて座った隣のサイトに微笑みを向ける。
発情期の獣のように一度紅い唇を舌なめずりし、彼女は言った。

「……今日はどんな戯れをご期待かしら?」

サイトは息を飲んだ。

「じゃ、じゃあさ」
「ええ」
「ご奉仕、してくれないかな?」


・・
・・・

サイトは下半身を露出し、キュルケは彼の座るベッドの前に跪く。
ナース服姿で、膝をついて男の股間に向き合うだけで、その光景はどこか淫らな印象を見る者に与えた。
サイトはそのいつものキュルケとは別人のようなナース姿に、すっかり心奪われていた。
きっと、こんなナースを見ることなど、彼が元の世界にいたとしても生涯訪れるか怪しいものだ。


416:反・胸革命!
09/02/07 12:09:04 3ruzbad5

「キュルケ、とっても似合ってるよ」

彼がそう言うと、キュルケはにっこりと笑った。

(あ、かわいい……)

サイトが胸の奥でそんなことを感じていると、彼女は半立ちの彼のものを両手でそっと握った。

「あぅっ……」

サイトはその見下ろす視線からの相乗効果もあって、思わずピクンと反応してしまう。

「んふふ……ダーリンのここ、とっても敏感ね」

しゅ、しゅ、と彼女の両手が上下し、彼のペニスに固さを与えていく。
そう、ナースといえばメイドに肩を並べる奉仕の存在。
それを生かさずしてナースプレイは語れない。
サイトの頼みに、キュルケは快く応じてくれたのだ。
しかし言い出しっぺの当人は、キュルケの丁寧な愛撫にただただため息を漏らすばかりだった。

「ちゅっ」

十分に彼のものが天井へ向けられたあたりで、彼女は一度その先端にキスをした。
サイトが喘ぐのを妖しく笑い、躊躇いなくその屹立したものを口へと含む。


417:反・胸革命!
09/02/07 12:09:39 3ruzbad5

「んー……」

彼女がゆっくりと肉の棒を口内へと埋没させていく。
粘膜のようにぬめる舌の感触が男根に絡みついてくる。
人生初のフェラチオに、サイトは天井を仰いで声を漏らした。

「くぅ~っ……!?」

熱い彼女の舌が亀頭を這うように包み込み、やがてその筋へと舌先がなぞっていく。
奉仕される一方で、その主導権は完全にキュルケのものだ。

「んっ んっ んっ ちゅぷ ちゅっちゅっ」

揺れるナースキャップを眺めながら、サイトはその快楽に酔いしれた。
舌先で先端をそっとすくったかと思うと、今度は大胆に根本まで口に収め、抜きざまにカリ裏をなぞる。
キュルケの奉仕は、清楚なはずの純白の制服ゆえにその淫らさが倍増され、どこか背徳的な気分にさえなってくる。
サイトは今まで、ここまで濃密な悦楽を誰かに与えられたことなどなかった。
いくら前回ガンダールヴの力で乗り切ったとはいえ、本来はまだまだ未熟な少年である。
キュルケに余裕をもって対することは難しかった。



418:反・胸革命!
09/02/07 12:10:30 3ruzbad5
「あ……その、キュルケ」
「ん?」

口が塞がった状態で上目遣いに彼女が答えた。

「……おっぱいで、ええと」

キュルケは煮え切らない態度のサイトの異変に気づいたのか、ちゅぷん、と口内からペニスを引き抜いた。
唾液を拭い、うっとりとした表情で言った。

「挟んで欲しいのかしら?」

限界まで勃起した目の前のサイトのものを人差し指で悪戯ぽく突っつく。

「うひっ!? よ、よく分かったね……」
「だってぇ、ダーリン私の胸に腕挟まれてる時すっごく嬉しそうだったもの」

ああ、顔に出てたのね、とサイトは苦笑いする。
キュルケは白衣の胸元のボタンを更に外す。
すると、窮屈そうに収まっていた二つの褐色の巨乳が元気よく服からまろび出た。

ばるんっ!

そんな音がしたような気がサイトにはした。

419:反・胸革命!
09/02/07 12:11:04 3ruzbad5

「ほぅーら」

キュルケが両手で胸を寄せると、すっぽりと彼のものを挟み込んでしまう。

「うあぁ……」

柔らかで温かな人肌の感触だった。それでいて弾力も絶妙なバランスで、男の欲望に十分過ぎるほどに応えている。

「どう? 気持ちいいかしら?」

上半身を上下させてパイズリを開始すると、唾液が円滑油になってすんなりとペニスに刺激を与えてくれた。

「うん、最高だよ……キュルケ」
「ああん、嬉しいわダーリン」

今度は左右の乳を交互にこすり合わせる愛撫に変える。
徐々にキュルケの与える快楽は激しさを増し、その紅潮した彼女の表情には明らかな性的興奮が見て取れた。
サイトはあまり早く果てるのも格好悪いので、歯を食いしばってその責めに耐える。
胸の谷間から聞こえる粘着質な音は、キュルケの唾液ではなくサイトの我慢汁の方が多いに違いなかった。
抵抗もむなしく射精前の腰の違和感を抱き、サイトはキュルケに叫んだ。


420:反・胸革命!
09/02/07 12:11:51 3ruzbad5

「うああっ! キュルケ、俺もうっ!」
「はぁはぁ、いいわダーリン、私のいやらしい胸にダーリンのたくさん出してぇっ!」
「うおおぉっ!」

次の瞬間、キュルケの双乳の中でサイトは爆ぜていた。
腰を大きく痙攣させ、駆け上ってくる白濁液をビュクビュクと先端から放出する。

「あはぁぁっ! あ、熱いわ! ダーリンのとっても!」

勢い余った液体が、彼女の胸元に白い溜まりを作る。
キュルケは両手で胸を締め付け、サイトに最も気持ちよく射精できるよう図ってくれていた。

「はぁーはぁー……」

ぐったりとサイトが息も絶え絶えに脱力した。
ようやく終わった射精に、キュルケがそっと胸から男性器を抜き取った。
ちゅる、と糸を引いてサイトの半分萎えたものが離れる。



421:反・胸革命!
09/02/07 12:12:25 3ruzbad5

「あふ……すごいわ、こんなにいっぱい……」

べったりと褐色の肌に白い色合いを添える強烈な臭いを放つ液体。
あまりに濃いその液体は、彼女の肌にへばりついて離れない。

「それに濃いわ……」

彼女は指でその液体をすくうと、その粘性を確かめる。
その光景だけで、サイトは二回目の勃起を取り戻しそうな気がした。
と同時に、サイトはキュルケがこれだけ無条件に奉仕してくれていることに引け目を感じる。

「キュルケ……」
「なあに?」
「ベッドいこうか」


・・
・・・

ダブルベッドに褐色の裸体を横たえ、サイトはそっと彼女に寄り添うようにして彼女を愛撫していた。
その乳房をほぐすように優しく揉み、片手は彼女の花弁から蜜を溢れさせている。


422:反・胸革命!
09/02/07 12:13:15 3ruzbad5
ショーツは愛液で染みをつくらないように既に脱がしており、ナース服も脱ぎ捨てられている。
腰からは白のガーターベルトがむっちりと張った太ももに下り、ストッキングを吊っている。ベルトにゆるみはまったくない。
ルイズとはまったく違う。それなのに、美しい。これが自分と同年代の少女なのかとさえ思う。
すみずみまで気を配られた完成した女の体。
171サントのモデル体型とあいまって、サイトにはそれが、絵画に描かれた女神の姿のように見えた。

「あ……ダーリン……あぁ……ん……」

切なげな声を漏らすキュルケは、いつもの責めの彼女とは違った表情で、サイトはどこか嗜虐感と、いじらしさのない交ぜになった気持ちで彼女の快楽を徐々に高めていく。
ガンダールヴの力が補助になっているので、幸いなことに彼女の性感帯は手に取るように分かる。

「あぁ……すごい上手……」

うっとりとした表情でキュルケが囁く。
サイトは唇を重ね、そしてうなじに舌を這わせた。
少女特有の甘い香りが鼻孔をくすぐる。


423:反・胸革命!
09/02/07 12:13:48 3ruzbad5
首筋に意識が行っているところで、膣内へ侵入させていた中指で彼女のスポットを刺激する。
不意を突かれた彼女は、反射的に身体を波打たせた。

「あはぁっ」

ゆさりと揺れる乳房に咲いている淡い色合いの乳首は、もうツンとした固さを持っていた。
膣内は指がスムーズに出入りするほどの愛液に満たされている。
褐色の肌にはうっすらと汗が滲み、健康的な光沢を放っていた。
一方、サイトも入念に彼女を愛撫する内に、あれだけの量を出した後にも関わらず、再び熱くたぎっていた。
いや、キュルケのこの裸体を前に、若いオスが欲情しないわけがないのだ。
サイトは我慢しきれずに、卑怯にもイク寸前の彼女の膣内から指を抜いた。

「キュルケ、いいかな?」

耳元で尋ねると、キュルケはそれが何を意味するのか理解したように目を伏せて頷いた。
サイトはパーカーを脱ぎ、全裸になる。
と、ポケットから小さな箱がぽろりとベッドへ転がった。

「あ、ダーリン……それ」
「うわっ!? こ、これは、その」

サイトは慌てた。
それはスカロンからもらったコンドームの箱だった。


424:反・胸革命!
09/02/07 12:14:24 3ruzbad5
(やば! これじゃあエロいことしか考えてないみたいに思われるんじゃ……)

相手もいないのに財布にゴムを入れている奴がいたりするが、それがバレたときの惨めさといったらない。
キュルケという相手がいたとしても、示し合わせたわけでもないのに事前に持っていたらそれしか頭にないように思われるのではないだろうか。
そんな考えが一瞬脳裏をよぎった。
キュルケが箱を手に取り、中身を取り出した。
ナースキャップに白ガーター姿の女性がそれを手にしているのは、暗喩的なエロさがある。

「……用意してくれたのね」
「え、ああ、うんまあ」
「嬉しいわ……」

キュルケは当然というか、それが何なのか理解しているようだ。
開放的な彼女の性格からは少し予想外に、笑いも嘲りもしない。
サイトが意外に思っていると、多くは語らず、彼女は一枚を口で封を切った。

「んふ……じゃあ、着けてあげるね」

サイトが何かを言う前に、彼女は薄紫の避妊膜を口にくわえていた。


425:反・胸革命!
09/02/07 12:14:58 3ruzbad5
サイトはキュルケの行為に一瞬驚いたが、シーツの上をすり寄ってくるナースに、すぐに彼女が何をしようとしているのかを理解した。
彼はペニスを彼女の顔の前へ差し出す。
そして、キュルケはそのままサイトのそそり立ったものをくわえ込むように被せた。

「あ……」

サイトは思わぬ口内の熱い感触に呻いた。
ゴムを着けるつまらない動作が、この淫乱ナースにかかれば快感の一種になってしまう。
キュルケが口を離すと、ペニスには根本までしっかりとゴム膜で覆われていた。
こちらの世界のコンドームなので、分厚い粗悪なものかと思っていたが、意外にも薄くちゃんとしたゴムだった。
サイトは保険体育でもらった一枚で一度試しに装着したことがあったが、それとほとんど変わらない感覚だ。
これならそこまで快感を損なわないかもしれない。

「……ダーリン」

キュルケが扇情的なポーズをとってベッドで横になっている。

「キュルケ……俺の、欲しいか?」
「……欲しいわ」
「どこに?」
「ここ……」

すらりと伸びた長い脚を大きく開き、彼女は自らの花弁を見せつけた。
そこは一見するだけで熱く、湿っているのが分かる。
透明な粘液が、白いシーツにトロリと落ちる。


426:反・胸革命!
09/02/07 12:15:30 3ruzbad5

「うずいて仕方ないの、早く……」

サイトは倒れこむようにキュルケにのしかかった。
その亀頭を膣口に押し当てる。
サイトが突き出したタイミングに寸分ずらさず、キュルケは腰を浮かせてペニスを迎え入れた。

ぬぷりゅ

「ああっ!」

二人の叫びが重なった。
押し入ったペニスが愛液をあふれ出させる。
細かい飛沫を跳ねるほど、サイトはペニスを激しく打ちつけようとする。
だが、焦りすぎて抜けそうになる。
すかさずキュルケがそのストッキングに美しく覆われた両足を折り、体ごと彼の腰をくわえこんだ。
たまらない密着感が身体を襲う。
サイトはキュルケのナースキャップと結った髪を解いた。

「あぁっ ダーリン外れちゃった……」
「いいんだ! ナースよりもキュルケが欲しい!」
「ダーリン……」

折り重なり、情熱的な口づけを交わす。
キュルケの膣内はいっそう強く彼を絞り上げ、快楽を与えて射精を誘発しようとぬめり始めた。
それが本能なのか愛なのか、もう当人にも分かりはしない。



427:反・胸革命!
09/02/07 12:16:14 3ruzbad5

「んぁあダーリンっ いいわっ! もっとぉ!」

確実な挿入でキュルケの中を突いていく。
褐色の体が激しく上下し、乳房が円を描いて丸く流れる。
それを鷲掴むと、荒々しく揉みしだいた。
激しい交わりの中、サイトはペニスが限界まで膨張するのを抑えきれなくなった。
キュルケもそれによって膣内で何が起こるのか知らないわけがない。
彼女はサイトの首に腕を絡めた。

「あはぁ……いいわ、どうする?」

サイトは無言で彼女の子宮口を先端でつついた。
ここにいい、と同意を求める表情を浮かべる。

「あんっ! ……いいわ、いっぱいきて」

最後を目前にした、彼の最後のピストンが始まる。

「いっ いいっ あっ すごいっ いやっ!」
「ううっ おっ!」
「ダメぇ もう いっいく イクぅ! イッちゃうぅ!」

キュルケが達したその瞬間、サイトは深く深く彼女の膣奥を突き上げて静止した。
ストッキングに包まれたキュルケのつま先が強烈に伸びきり、くっきりと腱を浮かび上がらせた脚がオスを逃がさないよう腰を締め付けた。
細かく震える乳房を、強く眉をしかめたサイトが、形が変わるほどに握り締めていた。
キュルケの後を追うように、サイトも男の絶頂を迎える。


428:反・胸革命!
09/02/07 12:16:49 3ruzbad5

ビュッ! ビュルッ!

「あ……」

絶頂感と同時に膣内へ注ぎ込まれる精の熱さを感じ、キュルケは短く声を漏らした。
互いのアンダーヘアが絡み合うほどに密着しあい、サイトはまるでオスの生殖欲求を少しでも満たそうとするかの如く彼女の膣内へ射精を続ける。
コンドームを着けているので、心おきなく膣内へ射精できる安心感もあるのだろう。
時間が止まったような一瞬の後、彼女の身体にサイトが倒れ込んだ。
荒い息をつき、額の汗をぬぐいながら、キュルケと視線を交わす。

「ん……」

どちらが求めるでもなく、二人はそっと唇を重ね合った。


・・
・・・

日が傾き始めていた。
虚無の曜日も終わろうとしている。


429:反・胸革命!
09/02/07 12:17:24 3ruzbad5

「あの、さ……」
「なあに?」

いつもの学院生の制服に着替え、ロングブーツを履いているキュルケに遠慮がちに言う。
ルイズの手前、一緒に帰れないこともあってここで解散することになった。
ピロートークなりもう少ししたい気分だったが、時間がそれを許さない。
サイトはキュルケとの行為の合間に覚えた感情について、話すことにした。

「俺、キュルケのこと……」

しかし、言い終わらない内に、キュルケが人差し指を彼の口に押し当てていた。
サイトが目を白黒させていると、キュルケは苦笑いのような表情を浮かべた。

「……二回だけじゃ、分からないわよ、本当の愛なんて」

う、とサイトは痛いところを突かれた気がした。
キュルケの言うことはもっともだ。もともと彼女はルイズには言わないということを前提にしている。
それが意味するところは、友達以上恋人未満。キュルケの部屋を訪ねていたその他大勢のようなポジションだ。
すぐには整理できない複雑な気持ちだった。
そんなサイトを見て、キュルケはにっこりと笑った。



430:反・胸革命!
09/02/07 12:17:56 3ruzbad5

「でもね、こういうこと言うの、ダーリンだけなんだからね?」

ひらりと身を翻すと、彼女は部屋を出て行く。
と、ドアを開けて振り返ると、頬を赤くして付け加えた。

「あ、でも、避妊具気を遣ってくれたのは本当にありがとう。私の身体のこと大事にしてくれたの、ダーリンが最初だよ」

サイトの言葉を待たず、ドアが閉まった。


・・
・・・

翌日

昨夜ルイズにムチ打ち二百回とマウントとられての鉄拳制裁二十発を食らったせいでパンがかじれない。
食堂でサイトはスープをちびちびと飲むことにした。
と、背後で気配がする。
小柄だが、圧倒的な殺気を揺らめかせている彼の主人だ。
恐る恐る振り向くと、さっとスープの入った皿を取り上げられる。



431:反・胸革命!
09/02/07 12:18:29 3ruzbad5

「誰がエサ食べていいって言ったわけ!? アンタは今後一週間三食飯抜きよ!」
「えっ!? ちょ、それって普通に餓死するんだけど?」
「うるさいわね! ご主人ほっぽってどっか遊びに行く使い魔なんだから拾い食いでもしてりゃいいでしょ!」

食堂内ではそんなやりとりをもはや恒例とばかりに遠巻きに見ている連中ばかりだ。
ギーシュたちも呆れ顔で、まあ今回は仕方ないよとばかりにサイトへ手を合わせている。

「あ……」

そんな視界の中に、赤い髪をした少女がこちらに微笑を向けて座っているのが目に飛び込んでくる。
隣い青い髪の少女、タバサがいることでもすぐに分かる。
キュルケだった。
彼女はサイトと目が合うと、にっと笑って小さく何かを口した。
そして、投げキッスをすると、さっさと席を立って行ってしまった。

(マア・ガンバッテネ・ダーリン……)

読心術の心得なぞないのに、はっきりとサイトにはそう聞こえたのだった。

「なに人が話してんのによそ見してんのよぉーっ!」

ルイズの右パンチが彼を襲った。

<終>

432:名無しさん@ピンキー
09/02/07 12:19:26 3ruzbad5
そういうわけでキュルケもの第二弾でした。
キュルケはさくさく動いてくれていいですねw

433:名無しさん@ピンキー
09/02/07 13:21:13 s41cXAhM
コンドームは魚の浮き袋だかを使ったものが古代ギリシャの昔から存在したとか聞いた

434:名無しさん@ピンキー
09/02/07 15:08:23 8yLAB8HW
>>433
昔、なんかの漫画で、フグのアレでコンドームをつくって装着し、
相手の女を毒殺するというイベントが描かれてた。
そんなことが現実に可能なのかどうか知らんが。

435:名無しさん@ピンキー
09/02/07 17:42:06 PG1Uywgx
日本じゃ江戸時代くらいに開発された、鯖の腸かなにかって本で読んだぞ。
買ってきた主婦がそれにご飯を詰め込んで食べちゃったっていう笑い話があるくらいだ。

本の出版社は民とか明とかいう書房な。

436:名無しさん@ピンキー
09/02/07 19:25:18 u9/LipIs
>>432
実は密かにフォン・ツェルプストー好きな俺としては、
このシリーズの作者を神と称えたりしている。
だから、もっと続きを書いてくれ。

437:名無しさん@ピンキー
09/02/07 19:55:44 VQXXRgAv
キュルケは素でエロいはず、なんだけど
木っ端毛ラブラブ&タバサの友情優先になってる本編では今ひとつ生かせてない罠。

エロパロでは本領を発揮してもらえると嬉しいな。

438:名無しさん@ピンキー
09/02/07 20:25:09 CfEHT2RB
>>432
エロくて良い話でした これからもお願いします

あとコンドームの話題が出てるけど、現在の物の原型はイギリスで
発案されたらしいぞ あと日本製が一番性能がいいらしいww

439:名無しさん@ピンキー
09/02/07 20:43:19 nDffMPkw
こんなところでもMADE IN JAPANかw

440:名無しさん@ピンキー
09/02/07 20:56:54 LUvb6nZN
GJ
思わずナウい♂息子になってしまったwww

441:名無しさん@ピンキー
09/02/07 22:47:03 NnZiXBga
誰か>440の説明を頼む

442:名無しさん@ピンキー
09/02/07 23:14:37 LUvb6nZN
>>441
つまりオレの息子がエレクトしたってことだw

443:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:13:28 WK8xbqay
>>442
把握した

444:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:16:25 akTrkunS
エレクトリカルパレード

445:名無しさん@ピンキー
09/02/08 00:17:42 fNKzNa7n
前作でも感じたことなんだけど、このキュルケssの作者さんはバランス感覚が良いと思う。
自分の妄想にがっつき過ぎてないというか、余裕を持ってお話をコントロールしてる気がする。

446:名無しさん@ピンキー
09/02/08 01:49:50 ftcntHty
なかなかのエレクチオンであるな。

447:名無しさん@ピンキー
09/02/08 02:27:47 Hlq5kLKB
キュルケシリーズの連作、文体というか視点が女性っぽいなと思ってるのはオレだけでいい

448:名無しさん@ピンキー
09/02/08 02:47:31 +Mwj7TRJ
サイト×モンモンはまだですか・・・

449:名無しさん@ピンキー
09/02/08 03:28:28 D3TEZSBG
自ら書きたまえよ君

450:名無しさん@ピンキー
09/02/08 04:59:08 +Mwj7TRJ
えっいいの?

451:名無しさん@ピンキー
09/02/08 05:49:01 Hlq5kLKB
>>449
ギーシュ口調で背中を押すとは、なんというハードプレイ w

>>450
ここではいいんだよ

452:名無しさん@ピンキー
09/02/08 14:29:17 Ap/s+gLv
「やっ、やめろっギーシュ! 話せば分かる……ッッッ!!」
「少し仲良くしてやりゃあ、平民上がりが調子に乗って……まさかモンモランシーにまで……ッッッ」
「逃げちゃダメだよ相棒、オマエは一度、きっちり痛い目にあっておくべきだ」
「そうよねギーシュ手を貸すわ……この躾の悪い犬には、御主人様からもちゃんと教育し直してあげないとねぇぇぇぇ!!」

こうですか? 分かりません!

453:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:11:35 fNKzNa7n
板垣絵で再生してください

454:名無しさん@ピンキー
09/02/08 22:41:34 ftApA77Z
ギーシュと喧嘩したモンモンが、あてつけにサイトと付き合うフリをするんだ。
モンモンは、ギーシュに見せびらかすようにサイトとの仲をアピールしようとするんだが、
なんだかんだで、ギーシュが未だに許せなくて、強がってサイトと行為に及んじゃって、
その直後、冷静に考えたらすごいことをしてしまったと動揺して、サイトを慌てて実家に連れ帰り、
両親に紹介、その場で結婚すると宣言しちゃう。(サイトの意見は無視
すぐ挙式になって、式場にギーシュとルイズが乱入して、阻止しようとする。

というある種ベタな電波をキャッチしました。

455:名無しさん@ピンキー
09/02/08 23:22:33 hi2q/A+m
>>454
よし。今すぐ書くんだ。

いや、書いて下さい。お願いします。

456:名無しさん@ピンキー
09/02/09 01:57:11 4wQOM7fa
>>454
ギーシュが許せない=才人との行為に繋がるかな?
いくら強がっても、モンモンがギーシュに惚れとるのは公式だし、
一発やっちまったからといって、彼女が強引に結婚まで持ち込もうとするかな?
そこいら辺の心理描写次第じゃ、NTR的な、いかにも気分の悪い話になりそうな気がする。

457:名無しさん@ピンキー
09/02/09 02:01:24 YpbAVXnZ
どっちも脈無いからなあ。
そうなったとしたらっていう説得力を文に持たせないと難しい話だな。

458:名無しさん@ピンキー
09/02/09 02:11:20 dcIinuvm
っ媚薬

459:名無しさん@ピンキー
09/02/09 02:17:27 8sRkAB9O
モンモンがお口の恋人になる話がWikiにあるけど、そうなったいきさつは全部端折ってあるな。
エロパロなんだから、事情説明なんてカットしてしまっても問題ないような気もするが。

460:名無しさん@ピンキー
09/02/09 05:14:57 TQjpE9rl
魔法学院の宝物庫を整理してたら、魔法の杖に似た筒を2つ発見したコルベール。
調べるためにその筒を持って研究室へ向かおうと歩いていると、サイトとルイズに遭遇した。

「やあサイト君、ちょうど良かった。ちょっと君に見てもらいたかったんだ」

思わず才人は目を見開いた。
地球で作られたような物体の筒であるが、見たことはない。

「この筒は何かを入れるんじゃないかと思うんがね」
「腕を入れるんじゃないんですか?」

才人はためしに腕を入れてみたが、何の変化もない。

「あれ、何にも動かないなぁ」
「ルイズ、お前脚細いから入るだろ。ちょっと入れてみろよ」
「な、なんでそんなもんに脚入れなきゃいけないのよ!」
「いいから。ちょっと入れてみろって」

才人はルイズを抱きかかえ、強引に両脚を筒に入れた。
すると、ルイズの頭にネコ耳とおしりにしっぽ生えてきたではないか!

「ちょ、ちょっと何よこれー!」
筒の先に付いてた小さなプロペラが回転しはじめ、下から車輪らしきものも出てきた。

「う、うああああああああ!サイトー!早くなんとかしなさいよー!」

走り始めたルイズに何とか飛びついたサイト。
しかし勢いは止まるどころか、そのまま飛んでしまった。

「お、おいルイズ!早く降りろよ!あぶねえだろ!」
「どうやって降りればいいのよ!」

461:名無しさん@ピンキー
09/02/09 05:44:09 TQjpE9rl
「というかあんた、どこに顔触うずめてんのよ!」
「う、うるせえ!それどころじゃねえだろうが!つーか何もねえし!それよりなんとかしろよ!」
「あんた、わたしがフライ使えないの知ってるでしょー!どうしろっていうのよ!」
「お前首から祈祷書下げてるだろうが!何か読める呪文ねえのかよ!」

才人に言われ、仕方なく祈祷書を開くルイズ。
すると、今まで何も読めなかったページの呪文が見えてきた。

「読める呪文があるわ!移動系の呪文みたいだけど・・・」
「何でもいいから呪文唱えろよ!このままじゃ俺達落ちて死んじまうだろうが!」

呪文を唱えるルイズ。
すると、前方にゲートらしきものが見えてきた。
高速でゲートに突っ込むルイズとサイト。

「うわああああああああああああああああああああああ!」
「きゃああああああああああああああああああああああ!」

・・・・ゲートを抜けた先は一面の銀世界であった。

「・・・なにここ!?」
「わかんねえよ!とりあえず雪の上ならそのまま突っ込んでも大丈夫だろ!いいから雪の多いところに突っ込め!」

そのまま、二人は大音量を立てて雪の中に突っ込んだ。

「・・・おい、大丈夫かルイズ」
「・・・うん・・・何とか平気」

どうやら突っ込んだショックで、鉄の筒は両脚から外れたようだ。

「とりあえず寒くてしょうがねえ。どこか人のいるとこ探そうぜ」


462:名無しさん@ピンキー
09/02/09 05:49:27 JJ7ZuX0d
しえんいるの?

463:名無しさん@ピンキー
09/02/09 05:59:35 TQjpE9rl
2時間ほど歩いたところで、前方から向かってくるものに才人は驚いた。

「・・・車?車じゃねえか!」
「くるまぁ?」
「自動車だよ!俺の世界の乗り物!」
「えええ!ここはあんたの世界なの!?」

「おーい!おーい!」

手を挙げて車を止める才人。
窓を開けて顔出したのは綺麗な長い黒髪の少女だった。
歳は才人とそう変わりないように見える。
才人は美しい顔に思わず顔を赤らめた。

「なんですか?」
「あの・・・俺達どういうわけか、道に迷っちゃって。よければ乗せてってくれませんか?」
「別にかまわないけど・・・」
「あ、ありがとうございます」

「その格好じゃ寒いだろうから、とりあえずわたしの基地で体を温めていって」
「はい・・・ありがとうございます。ところでここはどこなんですか?」

「・・・スオムスよ。わたしは穴拭智子中尉、よろしくね」
「スオムスゥ!?」

「おいルイズ、スオムスって何だ?お前知ってるのか?」
「知ってるわけないじゃない。というか、ここはあんたの世界じゃなかったの?」

464:名無しさん@ピンキー
09/02/09 10:12:35 Ooyx1dj7
パンツじゃないから恥ずかしく無いもん!

か。

465:名無しさん@ピンキー
09/02/09 21:25:23 aTr/xtDa
>>463
投下してくれるのはありがたいけどクロスオーバー物は
このスレでは駄目なんだが
↓の方の本スレに投下してくれ
あの作品のキャラがルイズに召喚されました まとめ
URLリンク(www35.atwiki.jp)

466:名無しさん@ピンキー
09/02/09 21:46:30 tWOfse/Y
>>465
エロ入るならあの作品の~でもダメなんだがw


467:名無しさん@ピンキー
09/02/09 21:48:18 tWOfse/Y
あと、まとめへの直接投稿禁止だからな

468:名無しさん@ピンキー
09/02/09 22:54:32 aTr/xtDa
>>467
今の所はエロ要素はないけど確かにそうだな
フォローサンクス 

469:名無しさん@ピンキー
09/02/10 00:31:10 k6H1WZRK
と、殿……ではクロスのエロパロはどこに投稿すればいいのでござるか?

470:名無しさん@ピンキー
09/02/10 00:52:17 swOvAuM+
クロスも面白きゃいいんじゃないかな

某へんたいさんはしょっちゅう某魔王様召喚するし

471:名無しさん@ピンキー
09/02/10 00:57:55 Ny0IOsHZ
クロス作品の避難所に投下するといいよ

472:名無しさん@ピンキー
09/02/10 01:18:20 r9l37p7Y
でもホラ、「スオムスいらん子~~」は一応ヤマグチの作品でもあるし、
なによりここは「ヤマグチノボル総合」だし、ゼロ魔とのクロスなら、
別に問題ないんじゃない?

あと、個人的にクロススレはお勧めしない。
あそこは、ひどい時は15分に一回はSSが投下されるくらいの過密スレなので、
投稿しても、あまりじっくりとは読んで貰えないし、GJとかも貰えない。


473:名無しさん@ピンキー
09/02/10 02:28:39 ZxHrvbov
普通の高校生である平賀才人は、学校帰りに自販機でジュースを買っていた。
「レモンスカッシュでも買うか」
(略)
「お前は今日からレモンちゃんだ!」

474:名無しさん@ピンキー
09/02/10 06:50:21 rYV2+mZs
>>471
避難所もエロ描写はほどほどになんできっちりエロ書くなら無理

475:名無しさん@ピンキー
09/02/11 20:48:51 fLqnZlOg
>>474
ライトノベルキャラで抜こう! 7th
スレリンク(eroparo板)
ここはどう? ここの過去ログだかでクロスものがあったような気がする


476:X42
09/02/12 00:26:39 /g/BejHS
「お姉様、シルフィー初潮がきたのね。でも孵化しないからお姉様の為に
卵焼きにしてきたのね。きゅい」
そこには数十人分の巨大卵焼きがあった。
「こんなに食べたら毒」
「ひどいのね、シルフィーの卵、毒なんかじゃないのね。きゅい」

イルククゥスレに書いた物なんだが書いた後疑問が湧いた。竜って初潮なんて有るのかな?

477:名無しさん@ピンキー
09/02/12 00:33:52 AGpPEBDS
爬虫類や鳥類は受精してから卵が作られるから
無精卵は卵が食害にあう確立を減らすダミーらしい


それにしても夢精卵という誤変換に(;´Д`)ハァハァした

478:名無しさん@ピンキー
09/02/12 01:01:01 aZ41iF16
>>476
ないと思う。
生理は妊娠せずに不要になった子宮上皮の剥離と排出のことであって
卵生動物では生理自体が存在しないから当然初潮も存在しない。
これ以上の細かい話は長くなるので割愛しとく。

ハルケギニアの竜が卵生か胎生かが1つの問題だ。

>>477
いろいろ違う。
周期排卵の動物が発情期に交尾しなかった場合や
交尾排卵動物でも高齢やダミーとの交尾などで受精不能の場合には
無精卵の排出が普通に起こる。
これも長くなるので後は割愛。

479:X42
09/02/12 01:10:41 /g/BejHS
「うわぁ、やっちまった。でもしゃーねよな。毎日美少女2人に挟まれて寝てるんだもんよ」
才人はそう言って夢精でベトベトになったパンツを脱いだ。
そこに突然シルフィードが人間形態に変化して飛び込んできた。
「そのパンツよこすのね、きゅい」
「はぁ?何でだよ?」
「卵産むためなのね、きゅい。でもサイトとエッチするとお姉様に殺されるのね
だから代わりに出したてほやほやのそのパンツで我慢するのね、きゅい」
そう言って強引に才人からパンツを奪って竜形態に戻って飛んで行ってしまった。

後日シルフィードが才人の下にやって来た。
「サイトの夢精で産まれた夢精卵なのね、きゅい」

>>477
いいネタありがとう。
>>478
15巻や外伝を読むと卵生だと思うよ。

480:名無しさん@ピンキー
09/02/12 01:15:45 AGpPEBDS
>>478
勉強になった
でもX42氏が言いたかったのは周期排卵で初めての排卵の事じゃないかと愚考してみる


>>479
俺はきゅいきゅいが淫夢を見て思わず排卵(想像妊娠?)するのを考えてたんだが
GJ!!でしたww

481:名無しさん@ピンキー
09/02/12 23:11:02 IBbIG2rO
>>405
Gj!!!!!!
サイト×キュルケの続編に期待

482:名無しさん@ピンキー
09/02/13 00:15:06 nYxIZjw/
>>405
`¨ - 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´


483:名無しさん@ピンキー
09/02/13 02:04:13 kYGTIlCz
>>480
X42氏が言いたかったのはそれで合ってると思う。
結局人間が人間用に付けた名前だから人間のそれ以外は適当なんだ。
多少探してみたけどやっぱり固有名称は無いっぽい。
初回排卵や初回発情=性成熟でFAオワタ。

484:名無しさん@ピンキー
09/02/13 02:50:50 9/ku3S+M
>>482

                     /    |    |    |
                 |     |    |    |
                   |ー |   l ー-  l
           /⌒ヽ   |    |   l     l
           l   l    |    |  |  0   |
            |   l   | ー-  |  l⌒) - l
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()     l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)      ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ    |
          ヽ、       /  /   l      しノ      |
           ヽ、  /   /     |           l
            ヽ、          l          /
             ヽ、            |          /
              ヽ          l        /



485:名無しさん@ピンキー
09/02/14 00:15:39 LUmzwdl/
タタリ神の呪い?

486:名無しさん@ピンキー
09/02/14 00:16:42 FnAimOFi
う、うん…

487:名無しさん@ピンキー
09/02/14 04:06:27 EXS+XQXQ
( ゚д゚ )

488:名無しさん@ピンキー
09/02/14 11:36:17 dAAKmgWM
なんだか穴に見えてきてゾクッときた

489:名無しさん@ピンキー
09/02/15 18:53:44 lWznTy5m
誰かヴァレンタイン記念SS書くかなと期待してはいたが……。
何事もなく終わっちまいましたね。

490:ハルケギニアではわかめ酒を振舞うらしい
09/02/15 23:11:04 MydI6oTQ
2月14日、この日は恋する乙女達にとって特別な日バレンタインデー。とはいえここハルケギニアでは
そんな風習は存在するはずもなく才人にとってのバレンタインはそのままスルーされた………はずだった。

「ど、どうぞ…!サイトさんっ!!」

何だろう、テファに用があるといって呼び出されて来て見れば。なんかわかめ酒を差し出されていた。
テファの象徴ともいえるその豊かな胸にタルブ産のワインが注がれそのまま落ちてきたワインはびっちり
と閉じられたテファの太股に溜まっていく。自然の姿を良しとするエルフの風習のためか無駄毛の陰毛は
剃られている為正式にはわかめ酒ならぬあわび酒となっているのだが。あまりに急すぎるテファの大胆な
行動に才人は思わず目を丸くする。

「あ、あの…」
「あー、あのさーテファ?何してるのかな?」
「え!?ロバ・アルカイリエではこの日は女性は意中の男性に『わかめ酒』を献上する日なのではないのですか?」

なんの経緯で知りえたそんな情報、大方自分と同じようにこっちに迷い込んできた奴が吹き込んだ情報なんだろう。
よくやったとほめてやりたい。

「で、ですから。私、サイトさんに…」
「わ、わかったよ。よし、それなら脚しっかりと閉じてろよ。漏れちゃうからな」

と、まぁおかしな状況ではあるが据え膳食わばである。そもそもわかめ酒なんてマニアックなシチュなど
そうは出会えるものではない。才人は舌を伸ばしワインが注がれたコースからすすっと舌を滑らしていく事
にした。

「ひゃっ」
「んっ…これなら。まず胸に溜めて味わってからでもよかったな」
「そ、そんな…それは無理です…」

きちんと両腕で胸を挟めば可能ではある、才人はこれが終わったらいつか試してみようと心に決めた。
そして、本命のワイン溜まりに到達するとずずっと一気にすすり量を減らす事にした。まず、脚が開かれると
ワインは一気に漏れベッドを汚してしまうし、何より顔が動かしにくいからだ。自分の太股に溜まったワイン
は一気に減ると共にそれに顔を突っ込んでワインを飲む才人の様子を見てテファはなにかいけない事をしている
ような錯覚に陥った。

「(はぅっ、サイトさん。なんか犬みたい…)」

その姿はまるで水を飲む犬のようで、そう思うとテファの背筋はぞくぞくとする。

「(あ、でも。自分を水入れにして飲ませている私って何なの?へ、変態さん?)」

しかし、根が真面目なのか途中で我にかえるテファ。その思考に一気に体温は上昇し顔が赤くなっていく。
ようやく、自分のしでかしている事に気付き恥ずかしがっているテファを余所に才人はワインをすすり続けている。
そして、ちょうどワインが大きく減ったところで動きを変えた。

491:ハルケギニアではわかめ酒を振舞うらしい
09/02/15 23:11:30 MydI6oTQ
「違う…私、へんたいさんじゃ…ひゃっ」
「テファ、脚」

ぬらりとテファの恥部の表面が才人の舌に舐めとられ、テファは思わず脚を開きそうになる。
しかし、才人はその動きを予知していたのか、自分の両手押さえつけ注意する。

「サ、サイトさん。そんな事したら、ダメです」
「何言ってるのさ、こんな事をしておいていまさらじゃないか」

と言うと、才人は舌を上手く使いテファを攻めた。まるで秘肉にワインを刷り込んでいくように。

「あ、ふっ、んんっ」

とはいえ、脚を閉じきっている為深く舌は入り込んでこない。あくまでも入り口とクリトリスにのみに集中される。
すでに、性の楽しみは体にしっかりと刻み込まれている。何かをきっかけにその肉欲の炎はいともたやすくともされる。
が、そのためか煮え切らない。今のような焦らしのような愛撫では体が持て余され、悶えそうになる。

「や、サイトさん…。そんなに、しないでぇ…」
「ん~、ほら、お酒なんだから長く楽しみたいじゃん?」
「ぁっ!そんなっ」

才人はそんなテファの哀願を無視し、再び愛撫にもどる。脚を開いてワインを漏らせば、そのままテファが望む展開
になるのだろうが、才人のたくましい腕がそれを阻んで許さない。徐々に頭がぽ~っとしてくる、自分の感情が抑え
切れない。気がつけばテファはその美しい眼に涙をたたえて泣いていた。

「ひっ、えっく、そんなに…いじめないでくださいよ」
「あ、て、テファ。うぅ、その。ごめん」

しくしくと泣き出したテファに才人は困惑した。とりあえず、愛撫を続けるのはやめて残ったワインを飲み。
近くにあったタオルで太股の周りを拭くと、つーっと粘り気のある液体が糸を引きタオルの間で橋を作った。

「あ…」
「お、なんだ…もう出来上がってたのか」
「サ、サイトさんのせいじゃないですか」

テファのソコは淫らにもヒクヒクと蠢き、才人の来訪をいまかいまかと待ちわびているようであった。

「うわぁ、エッロ」
「ぅぅぅ、あんまり見ないで下さい…」

もちろん、そんなモノを見せられては才人だって黙ってはいない。元より、この異質なシチュのせいで酒の周りも
速かったためか心臓が変な感じにばくついている。

「い、いくぞ。テファ」
「は、はい…あぁぁっ」

才人は肉棒を曝け出すと、ソレ掴んでゆっくりとテファの淫肉の中に沈めていった。

「あ、あふぁっ、あぁぁぁっ」
「え?ちょ、ちょっと待てこれはっ」

才人の背中にぞわりと悪寒が走った。テファの中に入れたはいいもののそこからは今までのテファのモノ
とは思えない程の快感であった。なんだか襞の一つ一つが才人の性感帯を刺激し取り込もうとしているような動き。
思わず才人はテファの最奥に到達する前に達しそうになってしまった。

「ちょ、やばいってこれ。ええい、くそ、ならば!」
「んんっ、!!。ふぁぁぁぁぁっ!!」

492:名無しさん@ピンキー
09/02/15 23:39:19 agO3YLWn
?規制に引っ掛かったの?

493:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:05:03 MydI6oTQ
書き込めるかな?

494:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:06:08 +c7cGKS5
支援?

495:名無しさん@ピンキー
09/02/16 00:26:37 uy0tKxYe
支援

496:名無しさん@ピンキー
09/02/16 05:57:23 zZSSMMAE
私怨

497:名無しさん@ピンキー
09/02/16 14:09:19 S5HUZLKQ
生殺しかYO!

498:アトピック ◆Xz18YlHQYY
09/02/16 15:30:02 GChWAwl7

異常な程のテファの肉の絡みつきに才人はどうせならばと半分まで一度上まで引き抜いてから一気に奥まで突き上げた。
この動きに予想ができていなかった、テファは大きく喘いでしまう。びくびくとテファの中の動きがさらにおかしくなる。
子種を搾りだそうと蠢き、才人はとうとうそれに抵抗できずに欲望のたけをぶちまけてしまう。

びゅくびゅくびゅくっ!!

「あ!な、中でぇ、中で出てる!サイトさんのがたっくさん…」
「ぁぁぁっ、くっ、全部搾り取られてるみたいだ」

一気に才人の腰に力が抜ける、まるで射精とともに力まで吸われているかのように。

「ぁっ、う、うわ。腰に力がはいらね…んっ!」

と戸惑っていると急に視界が90度変化した。テファが才人の腰に力が入らなくなったのを見計らい、イッたばかりだと言うのに
体位を逆に持っていったのだ。

「…ぅふふふ、ふふふふ、ふふふ」
「あ、あの~テファさん?」
「うふふふ、あはははは」

なんだかテファの様子ががらりと変わった、どことなく眼が据わっているようにも見える。

「サイトさぁ~ん、気持ちよかったですかぁ~」
「テ、テファ?」

とテファは急に甘ったるい声を出して才人の腹の両脇に手をやりやわやわと愛撫しはじめた。

「ふふふ、でも一回じゃ足りないですよね~。これからも~っとも~っと気持ちよくさせてあげますからね~」

ぐるり、っとテファはいやらしく腰を一回転させるように動き回した。

「うっ」
「もしぃ~、赤ちゃんが出来ちゃっても~、私は構いませんから、好きな時に好きなだけ中にぴゅっぴゅっ出して下さいね~」
「ちょ、テ、テファ!?」
「サイトさぁ~ん、だ~いすき~」

テファはそのまま倒れてくると才人の唇を奪った、そしてその後で耳元に口を近づけ『たっぷり出して下さいね、旦那様』
とつぶやくと淫らに腰を使い始めた。

「お、お、おぉぉぉっ~」


翌日、才人はカラッカラの状態で発見されたという。

499:アトピック ◆Xz18YlHQYY
09/02/16 15:32:27 GChWAwl7
本来なら問題なくいくはずだったんだけど急に書き込めなくなってこんなになってしまった。
申し訳ない。

それはそうとテファの母親が殺されちゃった理由ってエルフじゃなくて淫乱だったからではない
かという説、王様の腹上死を防ぐ為にやむなく…。
きっとヴィターシャルもエロエロに違いない。

500:名無しさん@ピンキー
09/02/16 18:40:55 ia68jCWr
>>499
GJ
寸止めかと思いましたよ。

501:名無しさん@ピンキー
09/02/16 22:58:43 vpMVlOIV
>>499
GJ! 新作乙です

502:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/02/17 00:26:41 JqTrTDew
アトピックの旦那、そ、そのエロエロなテファのおかあはんの話を早く!
早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く!

そして寒さのあまり思いついたあまりにも寒い小ネタを投下。

※注意事項※
・寒いです
・えろぬきです

503:鍋奉行 ◆mQKcT9WQPM
09/02/17 00:28:11 JqTrTDew
寒の戻り、とでもいうのだろうか。
ようやく日差しが戻り、花がつぼみを膨らませ始めた矢先、雨交じりの雪が降り出した。

「っくぁーーーーーーっっ!さみーーーーーーっ!」

その日の昼過ぎ、学院の中庭で素振りをしていた才人は、突然の霙に慌ててルイズの部屋に逃げ込んだ。
学院の寮は暖房完備で、外の天気とは無関係に快適な温度が保たれている。

「あら、お帰りなさいサイトさん」

才人を迎えたのはこの部屋の主人ではなく、黒髪のメイド。
この時間ルイズは授業の真っ最中だ。
シエスタはいつぞや才人の作った『コタツ』を床に設置し、暖を取る準備をしていた。

「おーシエスタ気がきくねえ」

いかに快適な温度に保たれているとはいえ、中まで冷え切った身体を温めるには少々頼りない。
しかしおこたがあれば、冷えた体などあっという間に温まってしまうだろう。
才人はいそいそとコタツに潜り込む。
コタツの中は練炭で暖められ、すでにぽかぽかだった。

「うっへぇ~~~い」

コタツの天板の上で容赦なく垂れながら、才人はこの世の春を謳歌する。
その対面に腰掛けながら、シエスタは言った。

「なんでしたら、暖かい食べ物とか用意しましょうか?
 …そうですね、久しぶりにヨシェナヴェとか」

タルブ名物の、才人の世界の食べ物の名前を、シエスタは挙げる。
そしてその名前が引き金となり、才人の灰色の脳細胞にいらぬ電流を流してしまう。

ティンときた!

「うん、それもいいけどさ。
 いいこと思いついた。日本の習慣でさ、『闇鍋』っていうのがあるんだけども」
「はい?ヤミナヴェ、ですか?」

そして才人はとうとうと説明を始める。

闇鍋鉄の掟。
そのいち。具材は各自にて自由に持ちよる。その条件は必ず『食べられるもの』であること。
そのに。闇鍋は暗闇にて行われるべし。暗闇にて設置された鍋に各自具を入れていくべし。
そのさん。箸をつけたものは当人が責任を持って必ず完食すべし。
そのよん。闇鍋は訓練を受けたプロがライセンス許諾を受けて実行するものです。一切危険はありません。

504:鍋奉行 ◆mQKcT9WQPM
09/02/17 00:28:51 JqTrTDew
才人の説明を、シエスタはうんうん、と頷きながら聞いていた。

「いいですね闇鍋。私、やってみたいです」
「面白そうじゃないの」

いつの間にか帰ってきていた部屋の主人が、その話を聞きつけて参加の意思を表明する。

「あらミス・ヴァリエール。お帰りでしたか」

そう言ったシエスタに今日は半ドンだからね、と答えて、ルイズは、余った二辺のうち才人から見て右側に座りながら言った。

「やるなら最高級の牛肉を用意するわよ。ラ・ヴァリエールは伊達じゃないわ」
「あ、なら私、タルブ伝統の『シェラタキ』と『アブラゲ』を用意しますね」

どうやら二人もやる気まんまんのようだ。
とりあえず三人は、いつやるのか、誰かを誘うか、など、闇鍋会の計画を立てていく。
そして。
ソレをこっそり聞いていた、窓の外の風韻竜がほくそ笑む。

「いい話聞いたのね。そんなおいしい話、シルフィが黙ってないのね。
 おねえさまに相談して材料出してもらって…うふふふふふ…。山ほど食らうのね~~~♪」

結局情報だけを取られて闇鍋からは締め出されるとは露知らず、シルフィードは自らの仕える主人の下へ急ぐ。
そして部屋の中では、とりあえず料理の出来そうなティファニアを誘おう、と満場一致で決定がなされていた。

そして闇鍋当日。

「…なんであんたらがいるのよ」

部屋のカーテンを締め切り、闇鍋の準備を万端整えたルイズの部屋に、二人の予想外の客がやってきていた。
一人は、己が使い魔から情報を聞き出し、単身やってきたタバサ。
手には大きなバスケットを持ち、その中にはカサの小さな茶褐色の茸。

「…珍味」

差し出したバスケットの中身は珍味として知られる『マブタケ』。
特定の木が密集した場所でないと採れない特殊な茸で、その味はどこか甘く、そして熱したときの匂いがすばらしい。
つまりタバサは、これを出すから闇鍋に混ぜろ、と言っているのだ。
そして、もう一人。
目立たないように町娘の格好をしてはいるが。
お忍びで現れたアンリエッタは、独自の情報網で、闇鍋の仔細をゲットしていたのだった。

「あら。私が用意しましたのはお鍋には欠かせない特製コンソメですわ」

アンリエッタの用意したのは、王宮厨房から拝借してきた、王宮厨房御用達、秘伝のコンソメ。
その一欠片だけでただの水がスープになるという代物。
二人の突然の来訪を、しかし企画者である才人は快く受け入れた。
鍋はたくさんで囲んだ方がおいしいのだ。
それに人数が多い方が被害が少なくて済む。

…ハズレ引かせたときの顔がおもろいんだよなコレ。

才人は自分の用意したムシゴロシの実その他の『ハズレ系』具材を思い出して心の中でほくそえんでいた。

505:鍋奉行 ◆mQKcT9WQPM
09/02/17 00:29:56 JqTrTDew
そして結局。
参加者は才人、ルイズ、シエスタ、ティファニア、タバサ、アンリエッタの総勢六人になった。
さすがにこの人数ではコタツは使えないので、円卓に鍋と固形燃料を置き、囲む形になる。
そして、最後の明かりとなるランタンに手を掛け、主催の才人が最後の説明をする。

「んじゃ、最後に確認な。取ったモノは絶対食えよ。残したらダメだからな」
「わかってるわよ。そんなの」
「わかりました~」
「うん、わかったわサイト」
「分かった」
「仔細承りましたわ、サイト様」
「んじゃいくぞ。明かり消すからな」

ランタンにカバーがかけられ、周囲が闇に包まれて。



ぎにゃあああああああああああああああ…………………。



五人全員から一斉に襲われた才人の悲鳴がこだましたのだった。

506:せんたいさん ◆mQKcT9WQPM
09/02/17 00:31:09 JqTrTDew
以上おしまい。
たべられるものがなべのなかのものだけとはかぎらない。
そういうオチでしたとさまる。

んじゃねゆ。ノシ

507:名無しさん@ピンキー
09/02/17 00:37:31 Fb5m0sSj
>>506
相変わらず冴えておりますねえ。でも悲鳴の先を書いてくださいよう。

508:名無しさん@ピンキー
09/02/17 01:05:02 VHFQCIkz
>>506
食べるの意味が違うww GJ!

509:名無しさん@ピンキー
09/02/17 06:46:53 Fmk6ojXn
糞つまんね

510:名無しさん@ピンキー
09/02/17 11:24:27 CRuFUjl+
せんたいさんらしいタッチだけど~なんでだろう。ちょっと…萎えt(ry

511:名無しさん@ピンキー
09/02/17 13:08:43 ZiLHRqq5
全員サイトのキノコを狙いに行ったわけですな

512:名無しさん@ピンキー
09/02/17 23:43:07 8pDXM5jU
>>506
GJ!!
いつもながらの切れ味ですな。
こういう小話に何気にセンスが見え隠れするぜ!


513:名無しさん@ピンキー
09/02/18 20:21:55 KtBbGSuK
シルフィード哀れ……

514:名無しさん@ピンキー
09/02/19 14:17:43 EGd9/0ru
哀れ

515:名無しさん@ピンキー
09/02/19 14:18:55 m0i1G2Bk
鍋自体は誰も食べずに余るからおk

516:反・胸革命!
09/02/19 21:48:22 aFVPYKpM

「へえ、チョコレート?」

ある日、キュルケの部屋を訪れたサイトは、テーブルの上に拡げられた菓子を見つけた。
高級そうな包装紙に包まれ、いかにも貴族のお菓子といった感じのチョコだ。
双月の夜に、キュルケの部屋らしい蝋燭の明かりと合わさって、雰囲気からしておいしそうである。

「ええ、実家から送ってきたものなの。二人で食べようと思って」

キュルケは寝間着のベビードール姿で、サイトの隣に腰を降ろす。
風呂上がりの甘い香りが鼻をくすぐった。キュルケなりにサイトを迎えてくれているのが分かる。
チョコといえば、とサイトは腕を組んだ。

「バレンタインデーを思い出すなぁ」
「バレンタイン?」

うん、と懐かしげに頷いて彼は説明した。
キュルケはその手の話題がやはり好きなのか、興味津々といった表情で彼の言葉を聞いている。

「ロマンチックなイベントなのね」
「ああ、だから2月14日はいっつもそわそわしてたんだよ」
「あら、言ってくれれば私があげたのに」
「ホント、キュルケが本命チョコくれたら最高だよな」
「もうダーリンったら!」

キュルケが楽しげに笑い、チョコを一つ口へ運んだ。
テーブルのワインを傾け、チョコと一緒に彼に勧める。

「チョコにワインって珍しいね?」
「ええ、ゲルマニアだけの特別なワインなんだけどね」

ちびりと飲んでみると、確かに味が違う。甘い果実の香りと舌触りがする。
なるほど、これはチョコにも合うだろうな、とサイトはチョコを食べてみる。
これも今までスーパーでカートに入って売っているチョコとは比べものにならないほどおいしい。
甘いだけがチョコではないとは初めて知った。


517:反・胸革命!
09/02/19 21:49:08 aFVPYKpM

「どう?」
「凄い、こんなの食べたの初めてだ」
「良かったわ」

キュルケは微笑を浮かべる。
甘いとはいってもやはりワインに違いはなく、ほどなくして酔いがまわってきた。
話を弾ませながら、サイトはキュルケに言う。

「キュルケだったらさ、どういう工夫して相手に渡す?」
「そーねぇ……」

キュルケは思案すると、ややあってサイトの顔をみて何かを思いついたように言った。

「やっぱり、その相手がどんなものが好きか、によるでしょうね。例えば……」

キュルケはチョコを口にくわえ、そっと目を閉じた。
キスを求めるように、サイトの眼前に差し出す。

「き、キュルケ……」

サイトは一瞬驚いたが、すぐに意味を理解した。

「あむ……」

口移しにチョコを受け取る。
すると、サイトの口の中にキュルケの舌も入ってきた。

「ちゅぴ……」

微熱の温もりが、彼の口内でチョコを溶かす。
甘い味覚と、キュルケの熱い唾液がサイトの口を満たした。

「ん……」

しばらくの間、二人は熱い口づけを続ける。
チョコが溶けきり、味がしなくなるまでなめつくす。


518:反・胸革命!
09/02/19 21:49:39 aFVPYKpM
古来よりチョコは媚薬の一種として用いられてきた。
キュルケがそのことを知らないはずもない。
熱にうかされたような虚ろな瞳の奥には、オスを望む彼女の浅ましい欲情が見て取れた。

「ああん!」

サイトがベッドにキュルケを押し倒すと、ベビードールを手早く脱がしてしまう。

「ここにもおいしそうなチョコがあるぞ」

耳元で甘く囁き、そっと彼女の耳たぶに舌を這わせる。

「んんぅっ!」

一糸纏わぬ姿となった彼女の身体は、まさに名パティシエの創り出した美しいチョコそのものだ。
チョコレート色の肌はしっとりと輝き、サイトの舌が触れる度に歓喜に震える。
首筋へ、鎖骨へ、そしてつんと立った乳首へ。

「あぁっ! だ、ダーリン、そんな吸っちゃだめぇ!」

ころころと小さなチョコを舌先で転がすように、サイトは二つの蕾を愛撫する。
やがて舌先は臍を通って彼女の秘所にまで到達する。
いくら味わっても飽きないキュルケという極上のデザートを、サイトは貪る。

「あっ! あぁっ! んぁっ! あうぅ!」

キュルケが執拗なクンニに喘いでいる内に、サイトはポケットからコンドームを取り出すと、空いた手で自身の生殖器に装着する。
愛しいから守りたい、大事にしたいという思い。
愛しいから壊したい、膣奥に放ちたいという思い。
その二つが激しくせめぎあう。


519:反・胸革命!
09/02/19 21:50:13 aFVPYKpM

「ああっ! もうダメぇ、お願いダーリン、私のはしたないところにダーリンのをちょうだいっ!」

キュルケの懇願に肯定のキスを返し、サイトは服を脱いで互いに全裸になる。
ベッドの縁に彼女の腰をもってくると、段差正常位の姿勢で挿入を図る。

ぬぷ……

「んっ!」

先端が彼女の入り口を捉える。
サイトはキュルケが焦れるのを待ち、最高の瞬間を待って腰を一気に進めた。

「あぅーっ!」

キュルケが上半身を仰け反らせた。

「うぉお!」

サイトが激しく腰を振り始める。
チョコとワイン、もしかしてそれはキュルケの故郷で男女が睦み合うために発明された組み合わせではないだろうか。
そんなことを思いながら、いつもより熱く自分を受け入れるキュルケの中を堪能する。

「あはぁ! だ、ダーリン、す、凄いっ! ああっ! もっと突いてっ! 私を溶かしてっ!」

キュルケもいつもの悠然とした態度を崩し、ただがむしゃらに求めている。
激しく奪い合うような行為だったが、それでもチョコの効果だろうか、決して一方的ではなかった。




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