09/07/17 22:33:53 7DRrwUq3
あなたが神ですか。ありがとう、本当にありがとう
301:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:11:00 +BBb+t+Y
111.
「じらさないでぇ・・・!」
心底切なげにひかりが声を上げる。
比呂はその声に突き動かされるように、ひかりのお尻を鷲掴みにすると、
後から一気に貫いた。
ズルズルっと濡れそぼった膣道をペニスが掻き分け押し進む。
正上位で突いた時とは、異なる部位を異なる感覚で刺激していく。
「ぁぁん・・・なにこれぇ・・・?」
新しい刺激にひかりが激しく喘ぐ。
奥に行き当たり、ズンっとこれまでとは異なる角度で奥底を突き上げる。
「ふぁぁぁん」
ひかりはその瞬間に軽くオーガズムに達したようだ。
膣が比呂のペニスを食い締めるように絞り上げてくる。
キューっと最奥で亀頭の先が吸い込まれるような不思議な感覚がする。
ひかりが感じると、こういう感覚が生じる。
どういう状態なのか分からないが、比呂にとっても気持ちの良い感覚だ。
少し動きを止め、ひかりの絶頂が収まるのを待ちながら、
比呂はその膣内の甘美さをじっくりと味わった。
302:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:13:15 +BBb+t+Y
112.
『はあ・・・きもちいい・・・まだ、こんなきもちよさがあったなんて・・・』
ひかりは獣の体勢で比呂に貫かれると、その甘美さに酔っていた。
ペニスの当り方や突かれる場所が違って新鮮な感じがする。
また、この体勢もひどい屈辱感を感じさせてくれる。
正常位のような男女で愛し合う体位というよりも、
まさに、男が女を征服するための身勝手な体位という気がする。
でも、ひかりには、それも素敵なことに感じられた。
『わたし、マゾ気があったみたい・・・』
男に征服される感覚が強まると、ひどく昂奮してしまう。
『はげしく乱れちゃうかも・・・』
かああっと顔が紅潮する。
この姿勢だと比呂が見えないのは嫌だが、顔が見られないので、
思う存分乱れられるような気がする。
膣奥が比呂の亀頭にきゅうきゅうと吸い付いている感覚が自覚できる。
『胎内が、比呂のおちんちん、おいしいよぉって喜んでる・・・』
ゾクリとした気分になり、淫らな表情をしてみる。
舌をいやらしく突き出し、涎をたらしながら、瞳を潤ませる。
息を荒げて、淫蕩な表情をつくってみる。
そうやって、自分の気持ちを盛り上げる。
303:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:14:53 +BBb+t+Y
113.
そんなことをしていると、比呂が再び動き始めた。
「・・・あんっ ・・・あはあん ・・・いいのお」
比呂に見えないのをいいことに、とても淫靡に振る舞い続ける。
そうしていると、本当に気持ちがいい。
『ああ・・・こうしてると・・・ほんとうにきもちいい』
『どんどんよくなってくる・・・』
『すごいいんらんなきもちで・・・ぞくぞくって・・・』
あまりの昂揚感に、かつて無い速さで高まっていく。
「はぁん・・・あぉぉーん・・・」
意識して獣のような嬌声を上げてみる。
比呂も触発されたように、獣の力強さで突きこんでくる。
「うぉっ・・・ひかり・・・いいぞっ! ぉぉぉ!」
「はぉぉん・・・すごく・・・いいわ・・・ひろっ!」
獣じみた歓声をあげながら、獣のようなまぐわいを続ける。
ひかりの淫らな演技は、次第に演技ではなく、
本当の淫蕩な振る舞いへと摩り替わっていく。
『わたしはほんとうにいやらしいの。』
比呂がぎりぎりまで引き抜いて、ひかりの弱い所を一気に突くと、
『ひああ・・・ひろのおちんちんすてきぃ!』
浅いオーガズムに達する。
何ら躊躇することなく性感を貪っていた。
さも、オスとメスが性を貪るのは当然だと言わんばかりに。
304:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:16:18 +BBb+t+Y
114.
ひかりはあまりの快感に腕に力を入れるのが億劫になっていた。
軽いオーガズムの波が連続的に繰り返される。
次第に、頭が下がっていき、比呂に突きこまれるお尻だけを、
男を求めて高く突き上げあげるような姿勢へとなっていった。
腕と胸はだらしなくベッドにもたれかかり、ちょっと息苦しい。
逞しい男に貫かれて、だらしなく快楽を貪る女。
そんな気分になっていた。
『でも・・・それって・・・ほんとうのことだもの・・・』
ゾクリとした気分になる。
『こんなになっても、お尻だけはひろにあわせてうごかしてる』
長大なペニスが深くつき込まれると、
「ふああ・・・ひろ、いい・・・それすてきぃ・・・」
嬌声を上げて、必死に媚びる。
もはや演技ではなく、自分の本心としか思えない。
『きっとひどいかおしてる・・・みだらなおんなのかおに・・・』
比呂に見られたら、恥かしくて死んでしまいそうだけれど、
このゾクゾクする快美感を貪るのがやめられない。
305:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:37:50 +BBb+t+Y
115.
その時、膣穴を嬲るのに集中していた比呂が、
深く突き込んだ後、ひかりの頭に手を置いてきた。
そして、そのままひかりの顔を自らの方に向けさせる。
「・・・ふぁ・・・はぇ?」
女の喜びに陶酔し、蕩けきったひかりが少し呆然としていると、
比呂は髪を掴んでひかりの顔を自分の方にぐいっと向かせた。
そして、ひかりの顔をニヤリとしながら見つめて呟く。
「・・・ふん・・・いやらしい女だな。なあ、ひかり?」
ひかりは口をだらしなく開き、舌を淫らがましく突き出し、
涎をたらしながら、瞳を潤ませ、身も世も無い淫らな表情をしていた。
だらしなく蕩けて、男の与える快楽を貪る女の顔。
獣の体勢ゆえに比呂に見られないと油断しきり、
誰にも見せたくないような、その女の顔を全て比呂に見られてしまった。
快楽に蕩けた脳が事態を理解すると、ひかりは激しく動揺した。
そして、その激しい恥かしさは、ゾクリとした暗く激しい性感へと変わっていく。
「・・・ふぁぁ? ひ・・・ろ?」
ひかりの膣穴が比呂のペニスをぎゅうっと締め付け、
ビュっと愛液を吹き出す。
306:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:40:00 +BBb+t+Y
116.
「・・・ぁぉ・・・あおお・・・」
見られたくない快楽を貪る顔を見られ、恥かしさの極で、
ひかりは軽くオーガズムに達してしまう。
膣穴はさらに蠢き、比呂のペニスに喰い付きを増す。
比呂はじっと見つめながら、ひかりをゾクゾクさせる低い声音で、
「ひかり・・・お前は本当に淫乱な女なんだな・・・。
ものすごく、いやらしい顔をしてるよ。
どう見ても色情狂にしか見えないぜ。」
と囁きかけた。
「いやあ・・・」
ひかりは激しい恥辱に塗れ、力なく頭を振ろうとする。
しかし、比呂は止めを刺すように言葉を投げつける。
「英雄が見たら、びっくりするだろうな。
あの糞真面目な英雄に、ぜひ、みせてやりたいぜ。
こんな淫らな元恋人の顔をなあ!
この俺に犯されることに夢中な情婦の顔さあ!!」
「・・・ぃゃ・・・ふああん・・・っ!」
その瞬間、ひかりの体が瘧(おこり)を起したようにブルッと震えた。
度を越えた恥辱が生み出す暗い快感に、腰までもが完全に砕けそうになる。
一気に全身が燃え上がり、灼熱の黒い炎が思考を焼き尽くす。
心を揺さぶる激しい衝撃に、意識が吹き飛びそうになる。
ビュピュピュ・・・と、秘所が潮を吹き垂らす。
307:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:42:58 +BBb+t+Y
117.
比呂はさらにひかりの弱い部分に突き込みながら、
「ほら、いけよ。すごくいきたいんだろ? 淫乱ひかりちゃん?」
わざと見下すような口調で命じた。
「おまんこも、アナルも感じて仕方がないんだろ? ほら、いっちまえ。」
ひかりは潤ませた瞳を見開き、半ば白目になりながら、
「い・・いひぃ・・・いぐぅ・・また、いぐの・・・んんあああ・・・」
と絶叫した。
「・・・ぉあ・・ぅぐ・・・ぅぁ・・・いぐぅ・・・ぉぉぉぉ」
『あはぅ・・・あはあん・・・みられた・・・』
『ひろにみられちゃった・・・わたしのいきまくってるかお・・・』
『みられちゃったあ・・・わたしのほんしょう・・・』
状況の認識と絶頂が同時に起こった。
見られないと思って安心して貪っていた性の享楽。
その様を完全に見られてしまった。
その恥かしさがひかりの絶頂をさらに押し上げる。
ビュビュビュウ・・・。
ひかりは膣口から派手に潮を吹き出していた。
308:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:48:03 +BBb+t+Y
118.
ひかりは派手な絶頂に朦朧としながら、さらに追い込まれていた。
『・・・それだけ・・・じゃないわ・・・』
比呂は狂態を見抜いたようなタイミングで顔を覗き込んできたのだ。
きっと、性を貪るひかりの全てを見抜かれていたに違いない。
ひかりを知り尽くしている比呂には、ひかりのいやらしい本性など、
全てお見通しだったのだ・・・そんな風に考えてしまう。
『ひろにけいべつされちゃうっ・・・』
愛する男に軽蔑されたらと思うと、恐怖でおかしくなりそうだった。
しかし、そんな恐怖までもが、今のひかりには甘美に感じた。
『けいべつされたら・・・あはう・・・きっと・・・またかんじちゃうう』
『わたし・・・いやらしいメス・・・って・・・』
性感と恥かしさとで蕩けきったひかりの脳が、
さらにゾクゾクとした暗い快美感を感じて痺れた。
自分が卑しい存在であると思うとゾクゾクするのが止まらない。
大好きな比呂に、卑しいメス豚として扱われるのだと考えると、
身震いするような暗く深い性感が沸き起こる。
・・・もう止まらない。止めることができない。
ひかりはぽろぽろと涙を零しながら、
「はあん・・・ひろぉ・・・いやしいメスをつらぬいてぇ・・・
けいべつされてもいいのぉ・・・いやしいわたしをなぶってぇ!!」
と絶叫した。
すごく甘美な絶望感を感じながら。
309:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:52:34 +BBb+t+Y
119.
ひかりの望みに、比呂は無言でペニスを突きこんで応えた。
ひかりの弱い部分を激しくこすりあげ、子宮口を亀頭でドスドスと叩く。
そんな激しい男の動きも、今のひかりには激しい快感をもたらす。
「あひゃぁぁ・・・お・・・おあ・・・・んんんんんんーーっ!」
ひかりは絶頂の高みから、さらにその上に押し上げられる。
ビュビュビュビュ・・・。
また激しく潮を吹き出して、イキ狂う。
ひかりの目から涙がボロボロと零れる。
恥辱と絶望と圧倒的な快感。
もはや、快楽を享受することに何の躊躇いも残っていなかった。
「んああ・・・いってるの・・・わたし、なんどもいっちゃってるのっ!」
比呂に自分の喜びを何度もあからさまに訴える。
そうすることで、さらに喜びが高まっていく。
「・・・ああ・・・ひろぉっ!・・・もっと・・・つよく・・・ふかくぅ!」
自らも比呂に合わせて腰を振り、嬌声を上げ続ける。
310:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 01:02:39 +BBb+t+Y
120.
「んぁ・・・うふぅ・・・はああ・・・もっと・・・もっと・・・ほしいのぉ!」
ひかりが乱れた喘ぎを上げ続けると、
膣穴がきゅうきゅうと比呂のペニスを奥深くへと引き込もうとする。
まるで、ひかりの身体が男の全てを飲み込もうとするかのように。
時折、膣口からビュッと愛液が潮を噴く。
ひかりは断続的にオーガズムに達し続けている。
「ぐぅ・・・ひかり・・・お前の欲しくてしょうがない精液もくれてやるよ!」
比呂もひかりの絶頂の狂態を受けて限界を超えたらしい。
ひかりの体奥で、比呂のペニスが一段と堅さと太さを増す。
赤黒い亀頭が一回り大きく膨れ上がる。
「・・・ひぃ・・・ぁぁ」
膣奥と子宮口がさらに強く圧迫されて、ひかりが喘ぐ。
「・・・ほしい・・・ひろのせいえきほしいっ・・・ほしいのぉ!!!」
ひかりの心と身体が男の体液を激しく求める。
「・・・うおっ!」
まるで、子宮口が亀頭に吸い付くような蠢き方をすると、
比呂の快楽も限界を突破した。
そして、驚くほど大量の精液を膣の奥深く子宮口に叩きつけてきた。
ドビュゥ・・・ドビュゥ・・・ドビュビュゥ・・・。
ドビュビュビュビュウ・・・。
ドクッドクッ・・・。
「ぅん・・・んあああああーーーーっ! もう・・・だめぇぇぇ!!!」
311:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 01:05:29 +BBb+t+Y
121.
ひかりは、ビシャビシャと子宮口に叩きつけられる熱い体液で子宮が灼熱するのを感じた。
これ以上は有り得ないと思うような快感が、さらに高まっていく。
もはや目蓋は開いていても、光を受けていながらも、
回りの物は何一つとして、ひかりの目に入ってはいない。
英雄や古賀春華のことなど吹き飛んでしまっている。
隣室で騒いでいる家族達のことは頭の片隅にも残っていない。
嬌声が漏れ聞こえてしまうことも考えはしない。
比呂の存在と与えられる快感だけを貪り尽くそうとする。
「はおおん・・・いく・・・いきます・・・ひろぉ・・・わたしのいくのをみててぇ!」
すっかり快楽に狂った女が男に嬌態をふりまく。
限界を超えた快楽でどこかおかしくなってしまっているのかもしれない。
「・・・・んんんんん・・・・ふぁぁぁぁ・・・・・ひろのあかちゃん、孕んでるうっっ!」
そんな妄想のような倒錯しきった叫びを上げながら、限界のその先に達する。
ひかりは完全に精神の限界を超えた快美感の中で、意識をブラックアウトさせた。
全ての狂態を比呂に曝しながら。
312:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 01:18:07 +BBb+t+Y
---------------------ここまで----------------------
後背位でクライマックス。ひかりがM気全開です。
>>297
さすがに、H2・2は、あだち先生に頼まないと・・・。
この続編、第三部を、ということでしょうか?
>>298
お褒めに預かり、恐悦至極です。長編を書くのが目的の一つです。
それと、自分に才能があると思ったことは、まるで無いです。
どうせなら、貴方に、ピリリと小粒で辛い良作の短編を
お手本として投稿していただければ、とても嬉しいです。
評論するよりも、創作してみましょうよ、ね?
>>300
褒め言葉としては過分過ぎますが、有り難うございます。
313:名無しさん@ピンキー
09/07/18 10:16:27 jNg72QHd
269です。バスルームでのエッチを書いてくださるとは嬉しい限りです。
もうすぐ完結とのことなのでそうなったら270以降一気に読ませていた
だきます。執筆がんばってください。
314:名無しさん@ピンキー
09/07/18 17:16:28 7fYILt3l
j
315:名無しさん@ピンキー
09/07/18 17:19:50 7fYILt3l
>>313
自作自演やってて虚しくならないの?w
こんな長い駄文は誰も読んで無いよwww
316:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:19:49 b7Bs2DSv
なげえンダヨ蛸
317:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:32:07 7fYILt3l
その通りw
318:名無しさん@ピンキー
09/07/19 04:00:44 NR5PrJD3
ひかりが理性が戻ったときにどうなるのか考えるとニヤニヤがとまりません!
続編は是非ヒデに別れ話するところからお願いします
319:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:08:56 I5o4Bmtz
122.
・・・・・・。
何分くらい気を失っていたのだろう。
脳を焼き尽くすオーガズムの大波の影響でちょっと頭が痛い。
甘い残像で全身が疼く。
身体を撫で摩る優しい手が心地よい。
身も心も完全にその手に委ねる。
大事な男の手に。
すごい快感だった。
甘美さと薄暗い背徳感。
すべてを書き換えられてしまうような快感。
先程よりも大量の精液がひかりの膣の奥深くにたまっている。
熱い男の体液がたっぷりとお腹の中に収まっていることにひかりは幸福を感じていた。
精液は子宮の中まで犯している。
『はぁん・・・すてきぃ・・・ひろのだいじなせいえきがいっぱい・・・』
『こんないやしい、いやらしいわたしにそそぎこんでくれて・・・うれしぃ』
『らんしがせいしにおかされて・・・あかちゃん・・・できちゃう・・・』
恍惚としたままのひかりは、ゾクゾクする被虐的な喜びに包まれている。
男の子種を植え付けられて、女が喜びに打ち震えている。
「はふ・・・ひろぉ・・・」
320:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:11:15 I5o4Bmtz
122.5
「・・・あん」
ひかりが身じろぎすると、体奥から貯まった精液が逆流するのを感じる。
愛液と交じり合いながら、トロトロと流れ出す。
比呂の長大なペニスが抜けてくつろぎ、少し開いたままになっている膣口から、
タラリと、二人の愛し合った印の体液が零れ出る。
『ふあ・・・ああん・・・わたしのおまんこひろのかたちにひろがっちゃった・・・』
ゴポリ・・・と、膣口から溢れてくる精液を、ひかりはもったいなさそうに指先で掬う。
『ああ・・・ひろのせいえき・・・もったいない・・・』
隣で比呂が見ていることも忘れて、衝動に駆られて、
半開きの口から舌をいやらしく伸ばし、舌先で舐めとろうとする。
「ふぁぁ・・・んん・・・」
絶頂の余韻の中、大好きな男の体液を味わって、
感極まってひかりは喘ぎ声を漏らす。
もはや、そこには、性に溺れきった一人の女しか居なかった。
321:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:18:57 I5o4Bmtz
123.
こうして、女の性に溺れて、狂態と嬌態をさらしていたひかりだったが、
快楽の大波と余韻が過ぎ去り、ひかりの身体もようやく落ち着いていく。
極限まで達し常軌を逸して惚けてしまったひかりの心にも、
次第にいつもの平静さがもどっていく。
ひかりはゆっくりと深呼吸をしながら、心身がくつろぐのを感じていた。
『ああ・・・私が私で無くなっていたみたい・・・セックスって・・・』
冷静になって振り返ってみる。
明らかに熱に浮かされたような狂態。
ひかりは、ハッと気付く。
女の喜びに溺れて、あまりにもひどい姿を曝してしまったのではないか?
快楽を追い求めるあまり、恥かしい欲望を全て比呂にぶつけてしまった。
『ああ・・・私、なんてはしたない・・・』
羞恥に顔が熱くなる。
浅ましく性感を貪るひかりを、比呂はどんな気持ちで見ていたのだろう?
『どうして、私は・・・』
後悔の念が沸き起こる。
同時に、後の祭りだという自覚もあった。
322:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:30:23 I5o4Bmtz
123.5
『自分のことを、いやらしいメス豚だなんて・・・。』
『ましてや、そんな風に比呂に扱って欲しいと思うなんて・・・。』
そんな自分の考えの恥かしさにどうにかなりそうだった。
『しかも、メスを貫いて欲しいなんて、本当に言っちゃって・・・。』
『いじめて欲しいとまで・・・。』
自分で自分の愚かしさが恨めしい。
自分は快楽を我慢できない享楽的な女だったのかと思うと、
恥かしくて死にそうだった。
気持ちが良くなると、自分は感情をセーブできないのかもしれない。
そのことが痛感された。
おそらく、また快楽に酔えば、同じような狂態を曝してしまうだろう。
いや、もっと酷い媚態をさらけ出すに違いない。
『赤ちゃん孕んでる・・・なんて心底嬉しそうに叫んで・・・。』
『・・・まるで本当に頭のおかしい色情狂の痴女じゃない。』
自分で自分を嫌悪しながら、同時にゾクリと胸に暗いが沸く。
ゾクリとした言いようのない疼きが起こる。
そんな自分がますます恥かしかった。
323:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:39:24 I5o4Bmtz
123.7
そんな風に考えていると、ひかりは次第に怖くなってきた。
『・・・比呂は浅ましい私のことをどう思ったかしら?』
確かに、比呂は私のことを好きだといってくれたし、
その気持ちには嘘はないだろう。
しかし、それはいつもの自分、普段通りの幼なじみの自分に対してであって、
あんな欲望のままに狂態を曝す色情狂めいた恥かしい女ではない。
あんな姿を見たら、誰だって幻滅するに決まっている。
比呂でなくても、そう、例えば、意外と潔癖な英雄なら確実に嫌われるだろう・・・。
『私、一時の快楽の為に、とんでもないことを・・・?』
英雄と古賀春華を裏切ってまでして、
せっかく手に入れた比呂との仲をめちゃくちゃにしてしまったのではないか?
ひかりは次第に、愛する者を失ってしまう怖さを感じ始めた。
考えていると、涙が溢れそうになってきた。
そうして、ひかりはおそるおそる目をあけて、比呂の顔を伺った。
あんないやらしい女は嫌われても仕方が無いと自己嫌悪しながら。
324:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:40:15 I5o4Bmtz
124.
しかし、比呂は優しくひかりを抱きしめながら、愛おしそうに見つめていた。
「・・・比呂?」
「お、気付いたか。あんまり、激しかったから、心配だったんだよ。」
「ごめん、わたし・・・」
「ん? 謝るのはおれの方だろ。ごめん、調子に乗りすぎたよ。」
安堵感のあまり涙が出てくる。
「おい、だから悪かったって。なあ・・・。」
「ううん・・・悲しいんじゃないの。うれしいの・・・。」
「あん? いじめられるのが?」
「そうじゃなくて。比呂が私を受け入れてくれてるのが。」
比呂はひかりを抱きしめる手に力を込める。
「ばかやろ。おれはどんなひかりだって好きだよ。」
「あんなにエッチな女の子でも?」
「ああ・・・。エッチすぎて、おれの身体が持たないかもしれないけどな。イタタッ・・・。」
調子に乗って語る比呂の頬を強くつねる。
「もう、バカ。」
ひかりは潤んだ目で比呂を見つめた。
325:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:41:21 I5o4Bmtz
125.
綺麗で優しくて素敵な女の子のひかり。
皆の前ではひかりはそう振舞っている。
でも、比呂は同時に、ひかりの元気さや強さも知ってくれている。
その寂しさも、強がりなところも。
それだけじゃない。
乱れるとこんなにも淫らになることも知られてしまった。
たぶん、それをひどく恥かしく思っていることも分かってくれてる。
けれど、比呂はその全てをひっくるめて、ひかりを大好きなのだろう。
誰よりも。
弱い時は側に居てくれる。
元気な時も。
比呂の腕に抱きつきながら、ひかりは素直に想う。
『ずっと側に居て欲しい・・・。』
326:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:42:20 I5o4Bmtz
126.
ひかりがそんな幸福感に浸っていると、
「なあ、シャワー浴びないか?」
比呂が問い掛けてくる。
こうして、冷静になって互いを見てみるとひどい有様だ。
激しく愛し合ったおかげで、汗と精液や愛液の残滓ですごい状態になっている。
全身べとべとで、確かにシャワーを浴びてすっきりしたい。
「そうね。比呂、先に入っちゃってよ。私は後からでいいから。」
ひかりは気を利かせて、そう言った。
すると、
「んー。・・・一緒に入らないか?」
と、比呂がそう誘ってきた。
「えっ? 一緒に?」
予想外の比呂の誘いにひかりは戸惑う。
あんなに激しいセックスまでしておいて奇妙な話だが、
二人でシャワーと言うのは何やら少し恥かしい。
少し赤くなりながら、
「ここユニットバスだから、二人で入るのはちょっと無理じゃない?」
とはぐらかそうとする。
しかし、比呂は、
「大丈夫だって。それにひかりも早く流して、すっきりしたいだろ?」
と意に介さず、ひかりをバスルームへと連れて行こうとする。
327:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:54:24 I5o4Bmtz
---------------------ここまで----------------------
ようやく挿入有りのセックスパート完です。
本質的な部分では、二人の関係は変わっていません。
>>313
バスルームでのエッチシーンはありますが、
本番行為はありませんので、ご期待を裏切ることになったら、申し訳ありません。
原作での描写が普通のシティホテルらしかったので、
ユニットバスしかイメージできず、セックスはきつそうだなと考えてしまいました。
>>315-317
長いのは仕様です。長編ですから。
むしろ、貴方達の秀逸な短編を読ませて下さい。
>>318
こんな風になりました。
イメージしていたのと同じでしたか? それとも違いましたか?
ちなみに、続編をちょろっと書き始めてみましたが、
別れ話のシーンからは始められませんでした。
328:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 07:04:27 I5o4Bmtz
(訂正)
123.5
×「同時にゾクリと胸に暗いが沸く」
○「同時にゾクリと胸に暗い喜びが沸く」
329:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:29:15 Vvfod378
127.
「あん、比呂っ。ちょっと、強引なんだから、もう。」
ひかりは照れてちょっと怒ったふりをしながらも、
比呂とこんなやり取りを出来るのが、何だか嬉しく感じていた。
『比呂と一緒にお風呂なんて何年ぶりかしら?』
小学生低学年の頃までは、比呂と一緒にお風呂に入ったことももあった。
しかし、それもひかりが大きくなってくると自然消滅した。
何となく、あの頃が戻ってきたような気がして懐かしい気がした。
バスルームは、通常のユニットバスに比べるとゆったりした作りだが、
二人して入ってみると、やはりちょっと狭い。
身を寄せ合うような格好になり、比呂の体温を感じる。
「やっぱり、無理じゃないかしら?」
懐かしさを感じながらも、比呂の体温を意識してしまう。
「いや、お互いに流しっこすれば何とかなるよ。」
比呂がシャワーの湯温を調節しながら応える。
「ほら、流すから、そっちむいて。」
330:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:29:45 Vvfod378
128.
シャー・・・。
比呂はひかりの背後からシャワーで流しかけてやった。
「・・・ん。ああ、いい気持ち。」
ひかりがうっとりと目を細める。
「熱くないか?」
「うん。だいじょうぶ。」
比呂はシャワーを流しかけながら、
体液の残滓をもう一方の手で撫でこすり流す。
「はぁ・・・。」
ひかりが安堵のため息を漏らす。
もちろん、性的なものではないが、比呂は少しドキリとした。
こうやって見ると、ひかりの肌にはキズやシミ一つ無く、
抜けるように白くて綺麗だ。
背中から、腰、ヒップにかけてのラインもとても女性的で美しい。
湯をかけながら撫でこする手にひかりの肌が吸い付いてくるような気がする。
つい先ほどまで、この女体を征服していたのだと思うと、
体の芯が熱くなってくる。
ペニスも再び力を取り戻そうとし始めてしまう。
331:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:31:08 Vvfod378
129.
「ん・・・。」
比呂にシャワーで身体を洗い流されながら、
ひかりはうっとりするような心地よさを感じていた。
『他人に流してもらうのって気持ちいいのね。』
すぐ側に比呂の体温が感じられるのも、とても安心する。
性的な激しい快感では無いが、ゆったりとした快感が広がる。
「はぁん・・・。」
油断をすると甘えたようなため息が出てしまう。
それくらい素敵な感覚だった。
そうやって、しばらく洗い流されていると、
「ほら、次はこっちを向いてごらん。前を洗うからさ。」
と、比呂が声をかけてくる。
「・・・えっ? いいわよ、前は自分で流すから。」
さすがに自分の胸も秘所も全てをさらけ出して、
洗い流してもらうのはかなり恥かしい。
少し赤くなって断ろうとした。
しかし、比呂はやや強引に、ひかりを振り向かせると、
肩から胸の辺りにシャワーを流しかける。
332:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:32:00 Vvfod378
130.
比呂が柔やわとあくまでも優しく丁寧に身体を流してくれる。
弱めのシャワーを浴びせながら、とてもソフトに身体を撫でさする。
肩から胸、そしてわき腹へと繊細に指先が進む。
「・・・ぁ」
そうして貰っていると、ひかりの声に性的なものが混じってしまった。
確かに洗い流される心地よさは変わらないのだが、
触れるか触れないかの微妙なソフトタッチで触れられていると、
奇妙な気分になっていく。
鳥肌が立ちそうな気がする。
「・・・んぅ」
比呂が乳房の形をなぞるかのように、優しく洗い流してくる。
そして、さわっと僅かに掠めるようなタッチで乳房の先も撫でさする。
「・・・ふぁ」
今度は明らかに性感を呼び覚まされてしまった。
乳首と乳輪が軽くしこってしまう。
ひかりの顔にシャワーを浴びているための上気以外の紅潮が加わった。
333:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:32:33 Vvfod378
131.
比呂は少し昂奮しながらも、あくまでも優しく洗い続けた。
ひかりが感じ始めているのはよく分かったが、こうしてソフトな愛撫を続けるのも、
これはこれでいいものだと思った。
立て続けにひかりに射精して、気持ちにゆとりが出来ているからかもしれない。
比呂はひかりのボディラインを確めるように、じっくりと洗い流していく。
「・・・ん・・・んふ・・・」
時折、ひかりが堪えるかのような態で微かな喘ぎ声を漏らす。
しかし、もう自分で洗い流すとは言ってこない。
ひかりも愛撫されるように洗い流してもらうのを心地よく感じているのだろう。
目を閉じて、快感に集中しているように見える。
比呂はお臍から下腹部へと洗い流し、
続けて、太ももから脚全体へと優しく撫でさすっていった。
そして、最後に、ひかりの秘所へとシャワーと指先を近付けていった。
334:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:33:03 Vvfod378
132.
「・・・ふぅ・・・はぁ・・・」
比呂の手が外陰部を柔らかく揉みほぐすかのように洗ってくる。
ひかりには、もうほとんど性的な愛撫のように思えた。
しかし、ひかりは抵抗することが出来なかった。
ゆったりとした雰囲気の中で抵抗の力が抜けてしまっていた。
そして、次第に、体奥の熾火がチリチリと熱を持ち始めてしまうと、
抵抗したいという気持ちすら希薄になってしまう。
大陰唇から小陰唇へと襞をかき分けるかのようにして、
丁寧に洗ってくれる。
しかし、繊細すぎる指の動きは、もはや性的な愛撫でしかない。
「ここも綺麗にしないとな。」
比呂がそう呟くと、クリトリスの包皮を剥き上げて、柔らかな水流で、
優しく洗い始めた。時折、肉芽を優しく揉みながら。
「ぁぁ・・・はあん・・・」
ひかりの声には、明らかに甘い喘ぎが混ざってしまう。
335:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:35:26 Vvfod378
133.
続けて比呂は、膣口から指先を挿入させた。
膣穴をくつろげては優しく洗い流す。
すっかりほぐれているので、あまり強い抵抗はない。
しかし、膣奥から、愛液が溢れ始めていて、
入り口付近をいくら洗っても、粘液は取れる気配が無かった。
「あれ、おかしいな? おまんこのヌルヌルがちっとも無くならないよ?」
比呂はわざと卑猥に、ひかりに囁きかけてみた。
「・・・ぃゃ」
ひかりは恥かしそうに顔を紅潮させて、消え入りそうな声で応えた。
「どうしたのかなあ? おまんこから粘液が溢れて、洗い終わらないよ?」
さらにいやらしそうに、ひかりへと淫猥な言葉を投げかける。
同時に、膣穴だけではなく、クリトリスにも愛撫を加えた。
「ひああん・・・。」
ひかりが恥辱の中で切なそうに身をよじる。
愛撫を続けていると、次第にひかりの息が荒くなっていく。
336:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:38:39 Vvfod378
134.
「ねえ、どうしたらいいと思う?」
比呂が耳元でいやらしく囁いてくる。
洗い流された耳朶を比呂の舌がチロリと舐ってくる。
「ふぁ・・・んぅ・・・」
たったそれだけで、ひかりの身体は熱く疼いてしまう。
また、比呂に体奥の熾火を起されてしまった。
こうなったら、オーガズムに達しないと治まりがつくはずも無い。
「いきたいっ! いかせてっ!」
切羽詰って、正気な欲望を吐露してしまう。
「あれ? シャワーしてただけで感じてきちゃったのか?」
比呂が意地悪に囁きかけてくる。
「いやぁ・・・そんな・・・」
「いいんだよ。おれは、エッチなひかりをどんどん気持ちよくしてあげるからね。」
意地悪されたかと思うと、優しく扱ってくれる。
ひかりの胸がキュンとしてしまう。
「それで、どうされたいの?」
比呂が優しく尋ねてくる。
「・・・ひろの舌でいきたいっ。おまんこを舐めていかせてぇ!」
ひかりはもはやいやらしい自分も言葉も飾ることなく、淫猥に叫んだ。
337:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:47:40 Vvfod378
---------------------ここまで----------------------
バスタイム前半です。
>>269さんのリクエストにインスピレーションを受けて書きました。
ただし、269さんの意図とはちょっと違う内容と思います。
一種の後戯の類です。ちょっと激しいですが・・・。
残り10編ほどですので、明日か、遅くても明後日で完結すると思います。
長々とお付き合いいただきましたが、あと少しお付き合い下さい。
338:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:51:36 Vvfod378
(訂正)
134.
×切羽詰って、正気な欲望を吐露してしまう。
○切羽詰って、正直な欲望を吐露してしまう。
339:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:51:32 jCDHAzJ4
135.
比呂は、壁際のバスタブの出っ張りに、昂奮しきったひかりを座らせると、
自らは膝立ちになって、ひかりの股間に顔を埋めるような姿勢をとった。
そんないやらしい光景に、ひかりは顔をさらに紅潮させている。
「ひかりのここは、何時見てもいやらしいな。充血してきてるよ?」
そんな風に言葉で嬲る。
「いやん・・・じらさないで・・・おかしくなっちゃうっ。」
ひかりが切迫したように訴える。
「そこまで、せがまれたら、しかたないなあ。」
「また、いかせてやるよ、俺のひかり。」
そして、火の付き始めたひかりの陰部に舌を這わせ始めた。
「はぁん・・・いいのっ・・・すごくいいのっ!」
ひかりが恥も外聞もなく喘ぎ始める。
比呂は舌で陰唇やクリトリスを舐りながら、
二本の指にたっぷりと愛液を塗りこめて、膣内へと挿入した。
「・・・んはああん」
既に今日何度も大きなペニスで犯しぬいた所だけに、比較的容易く指を呑み込んでしまう。
しかし、ひかりは強く快美感を感じたようで、大きな喘ぎを漏らす。
柔やわと襞ひだが指を締めつけて動くのが気持ちのいい感触だった。
340:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:52:12 jCDHAzJ4
136.
比呂はそのまま指先を進めて、今日発見したひかりの膣内の性感帯を探る。
襞をかき分けて、ぶつぶつとした感触を感じながら指をやや深くへと押し入る。
「・・・ふぁ?・・・んぉ」
ひかりの喘ぎに少し質の異なる声が混ざってくる。
どうやら、性感帯へと達したようだ。
「しかし、ひかりは、本当に膣内が感じるいやらしい体の持ち主なんだなあ。」
「中がすごく感じる女は珍しいって本で読んだんだけどな?」
比呂は意地悪な口調で指摘する。
「そんな言い方、いやっ・・・う・・・いいっ・・・
あっ・・・いやっ・・・あっ・・・うんっ・・・きもち・・・いいっ・・・!」
しかし、ひかりは既に込上げてくる快感に切迫していて、嫌なのかいいのか、
分からない喘ぎ声を上げる。
すっかり混乱しているようだった。
「やれやれ。」
比呂は少し呆れたように呟くと、唇を陰部に寄せて、丁寧に口淫を始めた。
指先もひかりの弱い部分を的確に捉えて嬲り続けた。
「・・・ぁぉっ・・・んぅぅぅぅ・・・はおお・・・ぁぁはぁん・・・」
ひかりは激しい性感に翻弄されているようで、獣のように喘ぐばかりだった。
341:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:52:40 jCDHAzJ4
137.
「んんんぅぅ・・・っ!」
ひかりは高まる快感に言葉にならない喘ぎをあげるしかなかった。
『ああ、すごい・・・ひろのゆびきもちいい・・・』
『おあ・・・そこを突かれるとおかしく・・・なっちゃう・・・』
愛液が奥から沸き起こり、比呂の指を伝って、はしたなく流れ落ちる。
「ひかりは愛液の量がすごいなあ・・・。」
そんなことを呟いたかと思うと、比呂が膣穴にむしゃぶりついてきた。
ジュルル・・・。
そんな恥かしい音を立てながら、膣が啜られ、舐めしゃぶられる。
「・・・んはっん・・・ふああ・・・」
やや奥の膣内の性感帯までは舌先は届かないが、そのいやらしい音と、
愛おしい比呂に秘所を舐られる昂奮に、ひかりの昂ぶりは、
さらに高まっていく。
「んんん・・・ふああ・・・ひろぉ・・・もっとしゃぶってぇ・・・」
ひかりのおねだりに応えて、比呂がさらに激しく口淫を繰り返す。
「はぁぁぁぁ・・・きもちいいぃ・・・」
ひかりは、あまりの快感にどうしようもなくなり、
比呂の頭に手をやって自らの股間に押し付けるはしたない素振りをしていた。
342:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:53:21 jCDHAzJ4
138.
比呂の唇と舌と指先とで絶え間なく、
ひかりの膣やクリトリスや陰唇の性感帯が攻め抜かれる。
自分の股間で比呂の頭が蠢くのも、とてもいやらしい光景に感じる。
ひかりはだらしなく、はしたない情婦になったような気分で喘いでいた。
『わたしは、男がくれる快感をよろこんでうけるみだらなおんな・・・』
じゅるじゅると愛液が啜られると恥かしくて気持ちがいい。
こんなにも感じてるんだって、比呂にばれてしまうから。
『はあう・・・興奮しちゃう・・・』
そうやって、いやらしい女だと思うことで気持ちが高まる。
そのことは比呂にも見抜かれている。
『今夜一晩ですっかりいやらしい女にされちゃった・・・』
ゾクリとして、切迫した快感が募ってくる。
目の前がチカチカして、息苦しくなってくる。
もはや慣れっこになってしまったオーガズムの前兆だ。
『ああ、きちゃう・・・』
「ふああああ・・・・いくっ・・・いぐ・・・いくぅぅぅ・・・・ひろぉっ!!」
脳が焼ききれるかと思うような感覚がひかりを襲う。
ひかりは、股間の比呂の頭を抱え込み、身体をガクガクと震わせた。
そして、膣穴から激しく潮を吹き出して、比呂の顔に浴びせ掛けた。
比呂もひかりを激しくオーガズムに達しさせたことに満足していた。
343:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:54:05 jCDHAzJ4
139.
ひかりはそのまま身体から力が抜けて、ぐったりとしてしまう。
少し時間が経って、ようやく回復してきた。
少し気だるそうにしながら、
「もう、比呂ったら、また洗わないといけないじゃない・・・。」
と文句を言う。
また、汗だくになってしまっていた。
「それに、私のことをエッチって言うけど、そうしたのは比呂でしょ?」
そんなふうに八つ当たり気味に軽く戯れる。
「ひかりがエッチなのは、おれのせいじゃないと思うけどなあ・・・。」
比呂はそんなふうに呟いていた。
ひかりはそんな比呂を軽く睨みつけると、
「比呂が全部悪いの! 私がエッチになっちゃったのも、
すごく感じるようになったのも、比呂に愛されたくて仕方なくなったのも、
全部、比呂のせいなの!」
とやや理不尽な言葉をぶつけた。
「はいはい、ちゃんと責任はとるよ。」
比呂は冗談めかしながらも、そこは本気で力を込めて答えた。
344:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:54:58 jCDHAzJ4
139.5
そして、そのように半ば戯れながら、お互いに洗い流し合った。
ボディシャンプーを泡立てて、身体をこすり洗う。
セックスの時とは異なる少しくすぐったいような気持ちよさ。
二人で泡に塗れていると、何だか小さい頃に戻ったような気がする。
あの時のように、二人の距離が縮まったように思える。
いや、実際、今日一日で、二人の気持ちは確かにかみ合ったと思う。
「あ、そこ、ちょっと痒いの。うん、そこ、こすって!」
ひかりが背後の比呂にかるく甘えたように言う。
「はいはい。」
比呂がこすってやると、ひかりはとても気持ちよさそうにする。
「はあ・・・いい気持ち・・・。」
お互いに完全に心を許してリラックスしている。
比呂もひかりに洗い流してもらうと、くすぐったく、気恥ずかしくもあったが、
とても心地が良かった。
345:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:55:57 jCDHAzJ4
139.7
髪をシャンプーでわしゃわしゃと洗い流す。
頭皮をマッサージするように洗髪してやる。
「はああ~、気持ちいいよぉ~・・・比呂、頭洗うの上手ね?」
「野球選手じゃなく、床屋でもやってけるかな?」
「あは。」
ひかりにシャンプーしてもらう。
優しい指先で揉み洗われるのが気持ちいい。
「お客さま、痒い所はございませんか?」
「んー・・・チンポが腫れて痒・・・イダっ!」
比呂が悪ふざけを言おうとすると、ひかりに頭を小突かれた。
「当店はエッチなサービスはしておりません。」
「・・・はい。」
互いに洗い流した後、バスに湯を張って二人して浸かった。
やや大きめのバスだったが、二人で入るには結構狭かった。
しかし、身体を密着させ、互いの肌を肌で感じてながら、
湯に浸かっていると、とてもリラックスできた。
「比呂、気持ちいいね?」
「・・・ああ。」
ひかりが比呂の身体に枝垂れかかるように寄り添いながら、
指先でお湯をちゃぷちゃぷさせている。
少し狭苦しかったが、二人で密に接しながら、温まるのは何とも心地よかった。
こうしてお互いに綺麗にして、すっきりとした気持ちでバスルームを出た。
346:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:56:35 jCDHAzJ4
140.
バスルームを出ると、二人はぐったりしてベッドに横たわった。
激しく求め合い、セックスを繰り返したおかげで、
二人ともかなり疲れていた。
ひかりに至っては、何度も激しいオーガズムに達したせいでクタクタだった。
そのまま寄り添って、お互いの体温を感じるように、
肌を触れ合わせる。
さすがに、もう、性欲はかなり減退しているが、
大好きな人と触れ合う喜びが二人を穏やかに包む。
そして、そんな雰囲気が二人を素直にさせる。
比呂がひかりの肩を抱き寄せて囁く。
「なあ、こんな形になっちまったけど、本当に愛してるから。」
「うん。分かってる。」
「ずっと、切なくなるくらい好きだった。」
「・・・うん。私もそうだったよ。比呂が素敵な男の人だと気付いてから、ずっと・・・。」
そんな優しいやり取りの中、二人は少し眠気に誘われてウトウトしてしまう。
ずーっと、こうしていたい。そんなふうに思いながら。
347:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:58:47 jCDHAzJ4
141.
ウトウトしかけていたひかりがふと気付く。
「あ・・・そろそろ、戻らないとまずいんじゃないの?」
時計を見ると、比呂がきてそろそろ3時間が過ぎる。
隣室の両親達は、相変わらず、バカ騒ぎを続けているようだけれど。
「ああ、そうだな・・・。そろそろ戻るよ。」
「・・・うん。」
二人して着替える。
あんなに激しく愛し合った後でも、落ち着いた状況で着替えるのは、
何だか、ちょっと気恥ずかしい。
「だらしないなあ。甲子園のヒーローが台無しよ。」
ひかりは、比呂のジャージの襟や裾を整えてやり、
被った帽子の向きも直した。
「明日の試合、見に来いよ。」
「うーん、どうしようかなあ。」
「なんでだよ?」
「比呂の試合を観に行くと、勝っても負けても泣きそうになるから。」
348:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 08:00:20 jCDHAzJ4
142.
「じゃあな。」
「うん。」
比呂はドアを開けかけて、ふと思い出したように向き直る。
そのまま、ひかりをそっと抱きしめる。
「あ・・・比呂?」
耳元で心を込めて囁く。
「本気で愛してるから。」
「うん。」
そっと手を離して、ドアを開ける。
「やっぱり、ちゃんと見に来い。」
「え?」
「英雄には、おれがちゃんと話すから。」
「・・・。」
「お前が選んだのなら、あいつは祝福するよ。おれと同じだ。」
「うん。」
ホテルを出ると星が綺麗だった。
「あー、この試合負けられねえなあ。」
比呂はそう呟いて、合宿所を目指して走り始めた。
<FIN>
349:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 08:14:25 jCDHAzJ4
<あとがき>
長々と駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
一応、これで完結です。
この作品には、寝取られ・寝取り風味、裏切りの背徳感、
そう言ったものも多めに盛り込んでいますが、
いわゆるNTR系とはちょっと違います。
それは、私が比呂とひかりはやはり相思相愛だと思っているからです。
二人の間には、英雄や春華との関係よりもずっと深い想いが見え隠れしており、
たぶん、周囲の大人たち、ひかりの母等もそれを望んでいた筈。
でも、原作では、二人は近すぎて、男と女としてはすれ違ってしまいました。
けれど、どちらかが躊躇いを超えれば、寄り添うことも出来た筈だったと思います。
この作品は、エロパロですから、原作では有り得ない展開ですが、
二人の関係の『方向性』について、最後はこうなってもよかったんじゃないかという
アナザーストーリーの意味もあります。
350:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 08:28:22 jCDHAzJ4
反省点は多々ありますが、
最大の反省点は、ほとんど一人でスレッドを占拠したような形になったことです。
他の作家さんが作品を投下してくれたり、もっと他の人のレスがあったり、
そういう状況が望ましかったのですが・・・。
全体に長いとか、文章が冗長なのは、じっくりねっとり書こうという方針通りなので、
反省点では無いのです。この点はお叱りを受けるかもしれませんが・・・。
次回作や続編等の投下予定は未定ですが、要望が多ければ動くかもしれません。
ただし、要望の多寡によらず、スレッドの独演会場状態は避けたいので、
他の作家さんが一、二作品書かれたりして、それなりにスレッドが進み、
そういう状態になってからにしようと思います。
最後に、長文にお付き合いいただき本当に有り難うございました。
感想を書いていただいた方、大いに執筆の励みとなりました。
本作の全体を通した感想等も書いていただければ幸いです。
351:名無しさん@ピンキー
09/07/20 12:37:04 yTt672Jz
完結ktkr
352:名無しさん@ピンキー
09/07/20 12:47:15 I5scUHYy
完結乙。原作は南が和也を選んだような違和感があったのでこれは話も
エロも両方燃えた。とても上手い人なのでぜひまたなにか書いて。
次回作でも続編でもあなたが一番書きたいやつを。
353:名無しさん@ピンキー
09/07/20 14:47:59 FctjDFnC
長文、大いに結構!!文句の言いたい奴には言わせとけば良い。
どんな作品でも、産みの苦しみはあります。
自分も他のスレで長文を書かせて頂いた時にも、色々言われました。
それは参考にもなるし、励みにもなりますよね。
完結お疲れ様でした。また新しい作品を、心待ちにしております。
354:名無しさん@ピンキー
09/07/20 17:17:44 QyEn1oUQ
まぁずっと過疎ってるスレだからな。
>>352のような原作の違和感はおそらく誰もが感じたものだろうし、
(そこが味わいなのかもしれないけど)
そういった心の隙間を埋めるという意味でもいい出来だったのではないだろうか。
しかし俺は南の脱糞物も読みたい・・・・・仕方ないよ。性癖なんだからw
355:名無しさん@ピンキー
09/07/21 19:32:08 EyF1Qw5X
以前書いてた作家さん達って、
作品を書いてないだけじゃなく、
もうスレも見てないのかな?
356:名無しさん@ピンキー
09/07/21 21:35:32 K/H1crOS
269です。完結お疲れ様です。二人でシャワー書いてくれて超感謝です。
本番はないですがその代わり二人の絆のようなのが見れて良かったです。
それにしても素晴らしい作品でした。ぜひとも続きか新作書いて欲しいです。
357:名無しさん@ピンキー
09/07/21 23:47:08 eF6exDMk
>>355
作家というほどではありませんが、Another Adachi Worldを書いていた者です。
スレは見ています。
でも、仕事が非常に忙しいのと、書こうと思ったタイミングで規制食らったりして気がつけば長い間放置になってます。
すいません。
私も青葉痴漢ものの人の続きは、期待に股間を膨らませながら待っています。
あとは、スローステップのリレーに、誰でも気軽に参加していただきたいですね。
358:名無しさん@ピンキー
09/07/22 19:05:45 wAey+7Hq
>>357
復活を期待してます。
359:名無しさん@ピンキー
09/07/22 19:29:57 pO9AMWJ+
脱糞や死姦ものを書いていた基地外だけど、俺もたまに見てるよ
もう飽きちゃったからレスするのも止めたけど、いつまでも生暖かく見守っています
360:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/23 05:48:37 Zen/5Y9M
>>352-354 >>356
感想有り難うございます。
それなりに気に入って貰えて幸いです。
一応、続編の方向で、徐々に書き溜めています。
選抜後、比呂とひかりの母達の入院前という時間軸で、
英雄他には、まだ打ち明けられてないという設定です。
まだシーンの断片で、小説の態をなしていませんが。
夏休みにまとめて書けたら良いなと思っています。
>>357 >>359
アニメのクロスゲームも盛り上がってきましたし、
先輩作家さん達の復活を祈念しております。
(個人的趣味ではスカトロ系は苦手ですが。)
361:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/25 19:40:46 zt7LlFPN
現在、続編を少しずつ執筆しています。、
しかし、第一、二部と内容がだぶらないように苦心しているうちに、
書いている内容が微妙な感じがしてきました。
一言で表すなら、
「メス奴隷ひかり」
とでも表題を付けたくなるような方向性になりつつあります。
エロパロとして上手くまとめられるのかも不安が出てきました。
恋人同志の戯れの延長ではあるのですが、
ライトなSMというか、支配と隷属が大きな柱になってしまいそうで。
もちろん、道具使ったりとかではなく、精神的なものですけれど。
こういう方向性は有りでしょうか?
362:名無しさん@ピンキー
09/07/25 20:51:17 gKtQH3Z5
書きたいものを書くのが一番です。
363:名無しさん@ピンキー
09/07/26 08:35:35 BZc4PHqv
wktk
364:名無しさん@ピンキー
09/07/26 10:02:21 htmNHW4a
なんの問題もない、是非に!
365:名無しさん@ピンキー
09/07/26 19:26:57 H14l0Efu
誰かつなぎに短編でも投下してくれないかな。
366:名無しさん@ピンキー
09/07/27 01:28:56 F9Y9mBir
ラフ好きだ
367:名無しさん@ピンキー
09/07/27 05:02:41 ByNaDVV0
んじゃ、ラフの短編を是非。
368:名無しさん@ピンキー
09/07/27 18:42:42 Wd3K75TX
長編でもOK
369:名無しさん@ピンキー
09/07/28 15:20:52 aTTXpYFx
ひかり×野田に期待。
(H2・2あらすじ)
プロ転向後、極度のスランプにより2軍で苦悩する英雄から、一方的に別れを告げられたひかり。
そこに現れるのは比呂ではなく、二人の良き相談役であった野田であった!
(あらすじ終わり)
以後よろしく
370:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:47:21 K+qgYaGO
第三部
3-1
予想もしなかった形で二人が結ばれてから、数週間がたったある日。
「ああ、ここは昔と変わってないなあ。」
「うん。この小屋も昔のままなんだね。」
比呂とひかりは、町外れにある小さな神社の境内にやってきていた。
小さい頃に、よく二人で遊んだことのある神社。
「比呂ったら滅茶苦茶したよね。小屋の鍵まで盗むし。」
「あの時は、お前も煽ったじゃねーか。」
西日の中、そんな他愛もない昔話をしながら歩いている。
ここには、二人が秘密基地にしていた小さな小屋が在った。
この小さな神社には、人が滅多に来ることも無く、
せいぜい、近所のいたずらっ子が遊び場にしている程度だった。
「・・・今じゃ、ここで遊ぶ子供もいないみたいだな。」
「そうね。大人の目も届かないし・・・。
危ないから、遊んじゃダメって言われてるのかも。」
「そうだな、ここなら、人の目は届かないよな。」
比呂はそう言って、ひかりを抱き寄せて口付けをする。
「・・・ん。」
371:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:50:03 K+qgYaGO
3-2
それほど濃厚では無いが、互いの舌を口腔内に差し入れて絡め合う。
「・・・んっ・・・んふ・・・。ふあ、もう、いきなりって。」
ひかりはちょっと怒ったように言うが、まんざらでもない表情をしている。
「お前だって、期待してたくせに。・・・イテ。」
比呂の頬が軽くつねられる。
「・・・マナーは守りましょう。」
「はひ・・・。・・・ったく、ひかりは乱れる前と乱れた後の落差が大きすぎるぜ。」
「んー? 何か言ったあ?」
ひかりにかるく睨みつけられて、比呂は口を閉じる。
「・・・おっかね女」
「んー?」
そんな他愛のないやり取りをしながら、
比呂は小屋の扉の前に立ち、何やらガチャガチャとやっている。
ガチャリ・・・ギィ・・・扉が開く。
「お、ラッキ。鍵は昔のままだった。」
「無用心ねえ。」
「ま、盗まれるようなものが置いてある訳じゃないだろうしなあ。」
小屋は比較的しっかりとした作りをしていた。電気も通っており、白熱灯もつけられている。
小屋の中は少しの土間と、残りは板敷きになっており、
室内の片隅には、古い畳が何枚か重ねておいてある。
扉の鍵は内側からもかけられるようになっている。
372:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:51:19 K+qgYaGO
3-3
「・・・ねえ。ほんとにここでするの?」
ひかりが僅かに躊躇するようなそぶりで聞いてくる。
「あ? なに言ってんだよ。ここを提案したの、お前じゃんか?」
「んー、そうなんだけど。」
ひかりはちょっと目線を下に逸らす。
恥じらいが見える。
「大体、ひかりも我慢の限界なんだろ?」
「・・・。」
ひかりは少し黙り、比呂がニヤニヤしながら指摘する。
「身体が疼いて仕方が無いんだろ?」
ひかりの頬がかあっと赤くなる。
「比呂の変態っ! わたしはそんないやらしい女じゃ・・・。」
「どうかなあ。ひかりは、エッチなことになると我を忘れちゃうからなあ。」
「もうっ! いじわるっ。」
しかし、そんな風に言いながらも、ひかりが欲求不満気味で、
身体が疼いているというのは、紛れも無い事実だった。
だからこそ、この場所を思い出したひかりは、比呂をここに誘ったのだ。
373:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:52:58 K+qgYaGO
3-4
正確に言えば、欲求不満がたまっているのは、ひかりだけではない。
比呂もまた欲求不満気味だった。
その理由は分かっている。
二人はまだ、お互いの関係のことを英雄や周囲に告白できていなかった。
覚悟は決めたものの、いざ、英雄の前に出ると、何とも打ち明け辛かった
親友であり、(元)恋人であり、嫌いになった訳でも無いのだから、
その英雄を裏切った行為を告白するには、二人にはまだ勇気が足りなかった。
もっとも、告白しないということは、親友や恋人の仮面を被り続け、
英雄を裏切り続けるずっと酷い行為を続けることになる。
そのことが二人の心を責め立ててストレスがたまっていた。
また、当然のことながら、二人でおおっぴらにデートをすることもできないし、
家族にばれないように気をつけて振舞うのも神経を使うことだった。
そのため、逆に、たまに人目につかず二人きりで居られる時は、
お互いを激しく求め合い、激しいセックスにふけるような状態になっていた。
その行為も次第にエスカレートし、二人で会えない晩などには、
携帯越しに二人でオナニーをして、テレフォンセックスをしたりもしていた。
374:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:53:55 K+qgYaGO
3-5
しかし、ここ一週間以上は、お互いの家でも何処でもセックスをする
機会が見つけられず、ご無沙汰になっていた。
比呂に女の喜びをすっかり開発されたひかりにとっては、
この無聊はひどく苦痛だった。
テレフォンセックスなどでは代わりにはならない。
何よりも、比呂の、男の体温を感じたい。
身体全体で、体奥で、体温を感じたい。
男の強い腕で抱きしめて貰いたい。
授業中、教師の説明に耳を傾けていても、
ふと、比呂とのセックスのことが脳裏に浮かんでしまう。
弓道場で、的に向かって集中しようとしていても、
次は、愛おしい比呂のペニスをどのように舐めしゃぶって、
彼に感じて貰おうかと埒も無い考えが頭を離れない。
当然、的は外してしまう。
挙句の果てには、未だに何も知らない英雄と恋人のふりをしながら、
喫茶店で会話をしていても、英雄の話など上の空で、
『ああ・・・比呂に抱かれたい・・・』
と思ってしまう。
そんな淫らな自分に呆れると同時に、ゾクリと身体が疼くのを感じる。
目の前の英雄に罪悪感を感じるのと同じくらい強く・・・。
375:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:55:01 K+qgYaGO
3-6
比呂とひかりはお互いを求めて、セックスをできる方策を探したが、
親元で暮らしている二人にとっては、簡単には見つからなかった。
ラブホテルを使おうにも、二人とも入ったことなどないし、
小遣いもそれほど潤沢にある訳ではない。
数回利用したら、資金は底を突いてしまうだろう。
そもそも、市内のラブホテルは、人目に付き易い。
家族や英雄にそういう最悪な形でばれるのだけは避けたいし、
学校にばれたら、停学ものだ。
昨晩もお互いの身体の火照りに止むを得ず、テレフォンセックスを虚しくし終えて、
二人であれこれ相談をしているときに、ふと昔話になった。
そんな中で、ひかりが町外れの神社の小屋のことを思い出したのだ。
「あそこなら、誰も来ないし、中は結構きれいになっていたんじゃないかしら?」
「んー・・・。でも、もう何年も行ってないから、どうなってるか分からないぞ。」
「行くだけ行ってみても損にはならないじゃない。近くに銭湯もあった筈よ。」
「まあ、そうだけどさ・・・。」
こうして、二人はとりあえず、神社へと行ってみることになった。
376:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:55:37 K+qgYaGO
3-7
比呂が室内の電気をつけ、扉を閉めて鍵をかけた。
カーテンの隙間から漏れる西日と白熱灯の灯りに照らされた小屋の中は、
僅かにセピア色に染まり、感傷的になりそうな雰囲気だった。
「おー。悪くはないんじゃね?」
「ね、きれいに片付いてたでしょ。」
「ほら、バッグから、持って来たシートとか出してくれよ。」
さすがに板敷きの上では無理があるので、色々と準備もしてきた。
これから二人のすることを考えると、このやや薄暗い空間は、
ひかりには、とても淫靡な空間に思えてくる。
「・・・あ」
ひかりがふと声を漏らす。
『・・・あ。もう、私のエッチ。』
ひかりは胸中で独りごちた。
乳首がいやらしい期待に勃起するのを感じたのだ。
周囲の乳輪も堅くなり、乳房全体が張ったような感覚を憶える。
比呂の手で、優しく、時に激しく、乳房を揉みほぐして貰いたい。
しこった乳首と乳輪を吸って貰いたい。
甘く噛んで貰いたい。
そんな期待に胸がときめく。
377:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:56:27 K+qgYaGO
3-8
ひかりは、比呂に女にされた後も、普段はまじめで清楚な性格は崩れなかったが、
その奥底に、とても淫らな本質を隠し持つようになっていた。
一度、それに火が付くと、比呂に全てを征服され、犯し尽くされ、
身体を滅茶苦茶に蹂躙されないと収まりがつかなくなる。
『・・・んはぁ・・・欲しい・・・』
何気ないそぶりをしながら、ひかりは既にかなり昂ぶっていた。
胸がどきどきして、呼吸も少し荒くなっている。
エッチな期待に瞳が潤んでくる。
しかし、ひかりがそんな風にぼうっとしているのを見て、
比呂はひかりがここでセックスをすることにやはり抵抗があると思ったようだった。
「やっぱり、止めとくか? 別に無理に今日しなくても、死ぬ訳じゃないしな。」
それはひかりを焦らそうとしたのではなく、純粋に思いやりから出た言葉だった。
だが、今のひかりにとっては、ここまで来て止めて帰るなんて有り得ないことだった。
ひかりの体奥に眠る熾火はしっかりと起されてしまった。
このまま帰ったら、自分はどうにかなってしまう。
「いやっ! お願い、抱いて! もう、耐えられないの。」
ひかりは必死になって叫んでいた。
比呂に媚を売ってでも、その寵愛を得たいと必死になっていた。
「ねぇ、お願い、ここでいいから・・・。今すぐ、ここで私を犯して!」
378:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 20:04:23 K+qgYaGO
---------------------ここまで----------------------
第三部がある程度、書き貯められたので、ちょっと投下します。
最初にお詫びをしておきますが、オリジナル色が強い内容です。
シチュエーションは完全にオリジナルです。
また、読み進めていくと分かりますが、
キャラ等が、原作の雰囲気と少々かけ離れております。
エロスの側面を優先して、こういう形になりました。
もちろん、全くのオリジナルではなく、
第一部、第二部の続編として読むと違和感は少ないと思います。
前作でのキャラ設定を引き継いで、その方向性が強まった感じです。
前作ほどのペースでは投下できないと思いますが、
こんな作品でも読んで下さる方は、気長にお付き合い下さい。
379:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 20:06:23 K+qgYaGO
>>369
その話の続きも見てみたいですね。
野田にあまりセックスアピールを感じないので、
私自身では、続きを書くことはできませんが。
是非、二作品を並行して続けましょう!
380:名無しさん@ピンキー
09/07/28 23:25:37 hJQ2u6Ta
ktkt
381:名無しさん@ピンキー
09/07/28 23:43:44 7uZH8zug
久しぶりにこのスレに来たら神が降臨しとるじゃないですか!
比呂×ひかり派な自分には最高の展開です。
もはや自分にとってはこっちが原作。
382:名無しさん@ピンキー
09/07/29 00:02:52 2GOUoCYv
>>381
お前、誰に対しても同じこと言ってるな
今から笑うけど、文句ないだろw
383:名無しさん@ピンキー
09/07/29 05:48:20 tpMpZvmw
>>382
それはお前の勘違いだ。
単に俺はその人とコメントが被っただけのことだよ。
384:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:06:36 blGhBYJp
3-9
比呂は、そのの急な変貌ぶりに、ひかりの情緒不安定さを見つけていた。
そして、ひかりがかなり参っていることにようやく気付いた。
『確かに、一週間以上も寂しい思いをさせてたからなあ。』
と胸中でつぶやく。
今のひかりはその清純な本質の中に、極めて淫蕩な女の部分を併せ持っていた。
それは比呂自身が、ひかりの中に植え付けたのだ。
英雄からひかりを奪い返すために、そして、ひかりの乱れた様を見たいが故に。
そして、ひかりは、大好きな比呂から与えられた禁断の果実を喜んで受け入れた。
比呂が望むままに心と身体を差し出した。
愛する男が与えてくれる性の喜びを貪欲に吸収していった。
初めての夜から、比呂に嬲られ辱められることに、激しい昂奮を感じていたひかり。
最近は次第に、その被虐すら喜ぶ性質が強まっていた。
今では、その淫蕩さはひかりの中にしっかりと根付いていた。
そのひかりにとって、この長い無聊は辛いものだったのだろう。
ましてや、今は、英雄への後ろめたさなどから来るストレスもあって、
普段よりも、二人はお互いの体温を強く求めている。
ひかりが必死になるのもしかたないことだろう。
385:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:07:34 blGhBYJp
3-9.5
『うーん・・・火を付けた責任はとらなきゃなあ・・・』
そんな風に比呂は感じていた。
もちろん、それは、ひかりの望み通り、激しく陵辱して、
心身を犯し尽くしてやるということに他ならない。
そうしてやらなければ、ひかりの空虚は埋まらない。
同時に、比呂にとってもゾクゾクするほど楽しみなことではあった。
大好きなひかりがどんどんと自分に依存するようになり、
強い快楽から逃れられなくなっていく様を見るのは、
何処かうす暗い喜びがある。
清楚で可愛いひかりが堕ちていく様を見ること、
この腕でひかりを穢れた悦楽の闇に突き落とすこと、
それらは、比呂の中に暗い加虐心を呼び起こしてくれる。
もちろん、恋人としての甘やかな関係を持つことも素晴らしい。
だが、今の比呂には、ひかりが隷属し全てを曝け出すことも同様に、
いや、それ以上に素晴らしいことのようにも感じられた。
何よりも、ひかりもそれを強く望んでいるはずだ。
比呂は、自然とそう考えるようになっていた。
386:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:08:22 blGhBYJp
3-10
ひかりの媚態に触発されて、比呂の心の闇のスイッチもまた入ってしまった。
陵辱されることと隷属させられることを望む女に対して、
征服し支配することで応える男として。
今のひかりは、被虐を喜ぶ隠れた性質を持っている。
愛する者から嬲られ酷い扱いを受けると、激しく興奮してしまうらしい。
言葉や行動で嬲ってやると昂ぶり、ひどく乱れる。
元からの性質なのか、新しく生まれた性質なのかは分からない。
最初のうちは、英雄からひかりを奪い取るために、ひかりを感じさせるプレイの一環として、
ひかりを嬲る演技を意識して行っていた比呂だったが、次第にそれは変質して行った。
今では、ひかりを征服し支配し陵辱し嬲ることが楽しく感じる。
また、それこそがひかりを喜ばせる真の愛の行為だとさえ、
頭の片隅では思うようになり始めていた。
ひかりの被虐を喜ぶ隠れた本性が、比呂の加虐を楽しむ性質を作り出したのか、
あるいは逆に、
比呂のひかりを征服したいという欲望が、ひかりの隷属を望む気質を生み出したのか、
それはどちらが先であったのかは分からない。
しかし、今では、その関係が二人の仲に定着しつつあることは事実だった。
387:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:09:08 blGhBYJp
3-11
切羽詰って叫んだひかりは、比呂にぎゅうっと強く抱きしめられた。
その体温に、腕の力強さにうっとりとし、気分が少し落ち着く。
大好きな比呂に抱きしめられると、どんな時でも安心できる。
そうすると、その比呂が耳元で囁きかける。
「そうだよな。エッチなひかりちゃんは、まんこが寂しくて限界なんだよな?」
淫猥な言葉がひかりに投げつけられる。
「俺の大きなちんぽがほしくて、学校でも涎を垂らし続けてたんだろ?」
そんないやらしい言葉を受けて、ひかりの心と体がゾクリと疼く。
体奥から愛液がジュクリと湧き出した気がする。
「・・・ひぅ? いや・・・そんなんじゃ・・・」
ひかりは今さら取り繕う姿勢をみせる。しかし、比呂は取り合わない。
「だって、ずーっと、俺のチンポのことを考えていたんだろ?」
「ち・・・ちが・・・そ・・・そんなこと・・・な・・・」
真っ赤になりながら、言葉にならず喘ぐように応じる。
「英雄と話してても、俺の精液が欲しいって考えていたんだよな?」
比呂の何気ない一言が、ひかりの心を激しく撃ち抜いた。
「・・・ひぅっ!?」
恥辱に取り乱し喘ぐ。激しい性的な興奮に息が詰まる。
・・・なぜなら、それは紛れも無い事実だったから。
比呂にしてみれば、単なる言葉責めの一つだったが、
ひかりにとっては、淫蕩な部分を全て見抜かれている気がした。
388:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:10:05 blGhBYJp
3-12
「ふぁ・・・ぁぁぁ・・・そ、そんなこと・・・」
「いいんだよ。俺には全て分かってるんだからさ。」
そうして比呂がひかりの性感帯である耳朶を優しく舐り、甘噛みした。
同時に、うなじの弱い部分も指先で丁寧に愛撫してやる。
「・・・ああっ? らめ・・・ んぁぁぁ・・・」
自らのエッチな期待と、比呂の言葉責めで高まっていたひかりは、
それだけで軽いオーガズムへと達してしまっていた。
穿いたままのショーツの中で、ジュワリ・・・と愛液が滲む。
ひかりが軽く達したのを見て取ると、比呂はさらに追い討ちをかけてきた。
「ははは、もうイっちゃったんだな。ほんとエッチだよな。」
「・・・んぅ・・・ちが・・・ふぁ・・・」
「違わないだろ? こんなソフトな愛撫と言葉だけでイっちゃうなんてさ。
普通の女の子じゃありえないよ?」
「いや・・・わたし、ふつうの・・・おんなのこ・・・」
「感じやすいだけじゃなく、俺のぶっといちんぽを気持ちいい、気持ちいいって、
喜んで咥え込んじまうひかりが普通? あはははは。」
「ひぃん・・・いやあ・・・」
そして、比呂は、ひかりの形の良い顎を手で押さえて、宣告する。
「お前は淫乱な女だよ、ひかり。お前のご主人様である俺が言うんだから間違いない。」
「・・・ふぇ?」
「お前の望みどおり、この俺がひかりの全てを犯しぬいてやるよ。」
「・・・おっ・・・おおっ・・・んああ?」
ひかりは精神的な責めだけで、再びオーガズムに達していた。
恥辱と淫靡な期待に激しく興奮して、限界に到達してしまった。
「・・・あう・・・だ・・・め・・・」
ひかりの足から力が抜けて、比呂が床に布いた毛布とシートの上に膝をついてしまう。
389:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:20:32 blGhBYJp
---------------------ここまで----------------------
書き溜めた残りの投下です。
昨日分ではあまり感じなかったと思いますが、
以前の予告どおり、ひかりが壊れていきます。
本人が真面目で清純な本質を持つが故の反動と、
英雄に対する罪悪感とその反動と今の状態のストレス。
そう言ったものが、ひかりを蝕んでいます。
比呂は大好きなひかりの望むことが分かってしまうので、
ひかりが堕ちるのに合わせて、新たな性質に目覚め始めています。
390:名無しさん@ピンキー
09/07/30 03:40:28 YmawM6MI
aha
391:名無しさん@ピンキー
09/07/30 20:04:47 EpOTc0yt
ktkr
392:名無しさん@ピンキー
09/07/31 08:39:22 2d5t+Vw8
>>389
このスレ読んでる人があまり居ないから、せっかく長編書くなら人気のあるエロパロスレで書けばいいのに。
393:名無しさん@ピンキー
09/07/31 14:19:59 q6Njuflg
ひろひかり飽きた
他のカプ書いてよ
394:名無しさん@ピンキー
09/07/31 19:31:28 H/tlBzfE
自分で書いてみればいいんじゃね?
395:名無しさん@ピンキー
09/08/01 01:14:50 cmIVmxQC
>>393
自分で書けよw
そんなリクエストが通る訳ねえ。
「393さんのリクエストで、比呂×ひかりはここ終了です。」
とかなったら驚くわ。
396:名無しさん@ピンキー
09/08/01 06:05:53 /6SFQawo
しかし、作者の執筆意欲を高めるようなレスとまでは言わんが、
モチベーションを下げない程度のレスもできんのかね?
過疎ってる上に、こんな状況では、
またまた、未完の作品が増えることになるだろうよ。
397:名無しさん@ピンキー
09/08/01 19:24:55 +AYSoSKu
>>393
「もう秋田から、俺が他カプのを書いたぜ、これ読め!」
くらい言えんのか?
398:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:32:12 13PPYSJ3
3-13
比呂は達してしまったひかりを満足げに見下ろしていた。
「おっと、ほら、制服はちゃんと脱がないとまずいだろ?」
比呂は腰砕けになったひかりにそう言った。
「はぁはぁ・・・・・・うん。」
ひかりは喘ぎながら肯くと、のろのろと制服を脱ぎ始めた。
比呂はそれを手伝ってやった。
制服を着たままのひかりを犯してやるのも魅力的なのだが、
次の日のことを考えると、ちょっとまずい。
『夏服に切り替わる前にでも、やってみるかな・・・。』
比呂はそんなことを考えていた。
ひかりの制服を脱がせ終わり、比呂も手早く制服を脱いでしまう。
二人とも下着姿となった。
そのまま、二人で抱き合う。
いや、ひかりは体の力が抜けているので、
半ば比呂がひかりを抱き抱えているようなものだった。
腕の中のひかりの体温を直に感じられる。
ひかりの肌の吸い付くような感触が気持ちいい。
既にひかりの方も、久々のセックスの期待で高まっているのは見え見えだ。
399:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:32:53 13PPYSJ3
3-14
ひかりは比呂の腕の中で少しうっとりとしていた。
これから、待ち焦がれていた愛おしい男に抱かれるのだ。
その期待に胸が弾み、体奥は女の喜びを求めて疼く。
『比呂ぉ・・・わたしのご主人様ぁ・・・』
胸中でそっと呟く。
その響きにゾクリと胸が疼く。
先ほどの比呂に投げかけられた言葉の中で、実は、その部分に一番興奮していた。
比呂とのセックスの中でも、そういうやり取りがひかりは好きだった。
普段、しっかりとした自立した女の子として振舞っているためか、
逆に、そういう隷属や被支配にゾクゾクしたものを感じる。
しかも、大好きな比呂に全てを支配して貰えたら・・・。
力強く抱きしめる比呂の腕の力が、
自分を征服しようとしている男の逞しさを感じさせてドキドキする。
たったこれだけのことで、ひかりの秘芯はジュクジュクと溢れ出す。
久しぶりのご馳走を前に涎を流すかのように。
『あん・・・私ってば、こんなにはしたない女の子になって・・・。』
そんな風に自分を卑下する一方、身体は欲望に正直に反応し続ける。
お気に入りのピンクのショーツに愛液が染みを作っている。
見た目にもはっきりと分かってかなり恥かしい。
『着替えを持って着て良かった・・・。』
400:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:33:35 13PPYSJ3
3-15
比呂は腕の中に抱えたひかりに優しく愛撫を加えていく。
先ほどの乱暴な言葉責めとは対極的な振る舞いだった。
髪に優しく触れて撫で回し、首筋から肩、背中へと触れて回る。
ひかりは心地よさそうに蕩けた表情を見せる。
比呂は、こうやって緩急をつけて攻めることがひかりを最も狂わせる早道だと、
この数週間の経験で学んでいた。
また、比呂自身も、ひかりを優しく愛おしみたいという気持ちと、
激しくめちゃくちゃに犯して嬲ってしまいたいという気持ちとが半ばしているので、
こういうソフトなタッチも嫌いではなかった。
いかにもな恋人同士の触れ合いというのも悪くは無い。
しかし、ひかりの身体に触れて、その体温を感じ、
立ち昇ってくる女の芳香を嗅いでいると、次第に優しい気持ちが薄れてくる。
激しい情動が胸を突き上げ、この女を征服したいという感情が露になる。
優しい愛撫が次第に激しいものへと変わっていく。
「んん・・・ん。」
抱きしめた腕に力がこもり、ひかりが僅かに苦しげに身をよじる。
だが、嫌がっている風ではない。
『あたりまえだ。ひかりは俺の女なんだ。激しいのが好きなんだ。』
比呂は昂ぶり、胸中でそう嘯く。
ひかりの形の良い頤を掴んで、乱暴にこちらを向かせる。
「・・・あ」
そのまま、その可憐な唇をふさいでしまう。
401:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:34:07 13PPYSJ3
3-16
比呂はひかりを抱きしめたまま、その唇を荒々しく奪った。
ひかりは従順に、とても嬉しそうに、それに従う。
比呂がひかりの唇を舌で割り開くと、口を開いて応じる。
比呂の舌先がひかりの舌を求めて侵入してくると、
最初はおずおずと、やがて自ら喜んで舌を絡めて行く。
微かにざらつくような舌触りに、ぴりぴりとした快感が走る。
キスだけで感じてしまう、
『・・・あん・・・したが・・・性感帯になっちゃったみたい・・・ふぅん・・・』
比呂も興奮してきているのか、次第に唇と舌の動きが激しくなってくる。
『はぁぁぁ・・・ひろのキスぅ・・・はげしくて・・・すきぃ・・・』
ひかりは、もはや慣れ親しんだ比呂の舌による蹂躙にうっとりとしている。
『ふあ・・・乱暴に・・・されるのも好きぃ・・・』
荒々しく愛されると、とても感じてしまう。
生き物のように蠢く舌は、口の中で大きな質量を持って感じられる。
『はうう・・・まるで舌でお口を犯されてるみたい・・・』
舌に舌を絡めとられ、また、口腔内を舐られる。
『あはぁ・・・くちがおまんこになって、ひろの舌チンポにおかされてるぅ・・・』
口腔内の感じるところを余さず舐られる快感に、ひかりの理性が半ば飛んでしまう。
402:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:34:50 13PPYSJ3
3-17
ちゅぱ・・・ちゅぱ・・・ちゅ・・・じゅる・・・ぺちゅ・・・ちゅぱ・・・
西日の差す薄暗い小屋の中に、比呂とひかりの交わすキスの音だけが響く。
若い恋人同士の初々しいキスの音・・・では、もちろん無い。
粘膜と粘膜をこすり合わせ、まるで性交しているかのようないやらしい響き。
お互いの唾液を交換し、相手の全てを呑もうとするかのように淫らに飲み下す。
お互いにお互いの全てを感じ、快楽を貪ろうとする淫らな口付け。
二人を知る者が見たら、ショックを受けるような淫靡な光景だった。
比呂もひかりも上気し、荒々しくもどこか慣れた風に、互いの唇を貪っている。
「んふぅ・・・んんぅ・・・ぅふぅ・・・」
ひかりが呼気と喘ぎを漏らす。
普段の清楚さからは想像もできないような扇情的な振る舞い。
うっとりとした表情を浮かべながらも、切迫したように更なる快感を求め、
比呂の首筋にぶらさがるようにして抱きつき、さらに深く唇を重ねていく。
比呂が口中に沸いた唾液を含ませてやると、嬉しそうにごくりと受け入れる。
かつての恋人だった橘英雄も見たことが無いひかりの一面だった。
それを比呂の前で晒している。
403:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:35:27 13PPYSJ3
3-18
激しい口付けを交わし続ける中、ひかりの昂ぶりは次第に切迫したものになる。
『んぉ・・・ああ・・・キスで・・・おかしく・・・なっちゃう・・・』
軽い酸欠状態になったように、頭がぼうっとしてくる。
その一方で、口腔内の粘膜は性的な快感を伝え続ける。
『あう・・・さいきん、ずっと・・・がまんしてたから?・・・やめられない・・・』
息苦しさとジリジリする快感に翻弄され、目が眩んでくる。
ちゅ、ちゅぱ・・・じゅる・・・ちゅぱ・・・
それでも、ひかりの唇と舌先は、比呂を求めて止まらず蠢く。
ジリジリした快感に、秘芯からもジワリと愛液が漏れ出す感触を感じる。
「・・・んっ? んんーーっ・・・」
快楽とも苦しさともつかない大きな昂ぶりがひかりを襲った。
口を塞がれたまま、苦鳴のような喘ぎが漏れる。
『ふぇ・・・? あぉ・・・お、おかしくなっちゃう・・・』
「んぅ・・・・ん・・・・」
さらなる昂ぶりがひかりに襲いかかる。
クラッとしたと思った瞬間、意識が飛ぶ。
気づくと、比呂がやや心配そうに見下ろしている。
どうやら、昂ぶり過ぎて失神してしまっていたらしい。
「だいじょうぶ。・・・もっと、あいしてぇ、ひろぉ?」
少しぼうっとしながらも比呂に応え、
媚を売るかのように、比呂の唇を舌でぺろっと舐めてみせた。
404:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:36:04 13PPYSJ3
3-19
比呂は抱えたひかりを、そっと毛布の上に横たえた。
そして、下着を脱がせていく。
「腕を上げて。」
「うん。」
ブラを取り去ると、ひかりは少し恥かしそうにして、胸を腕で隠すようにする。
お互いに、もう裸は見慣れている筈だが、気恥かしさは無くならないようだ。
続けて、ひかりのショーツにも手をかける。
「ん? ショーツが愛液で濡れてるよ?」
ふと気付いた比呂が指摘すると、かああっと、ひかりの紅潮が増す。
「いやぁ・・・。」
消え入りそうな恥かしげな声を上げる。
「まだ、おまんこは触ってもいないのに、こんなに感じてたんだな?」
「ふぁ・・・。」
ひかりは顔を赤くして言葉もない様子だった。
「ショーツに大きな染みが出来るくらいエッチな気分なんだよな?」
「んん・・・。」
「ちゃんと答えないと、もう続けてあげないよ?」
比呂がそう意地悪を言うと、ひかりは恥かしさを堪える顔をして答えた。
「そうなの。キスされて、撫でられて、やらしい言葉をかけられて、
とっても、感じてたの。おまんこから、いやらしい液が止まらないのっ!」
405:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:36:45 13PPYSJ3
3-20
ひかりが顔を真っ赤にして、恥かしい告白をすると、比呂は満足した様子で、
ショーツを脱がせ、ひかりを産まれたままの姿にしてしまった。
「ほら、この間、教えただろ。俺が欲しいなら、自分でちゃんと誘うんだ。
ひかりのエッチなおまんこを開いてみせてみな。」
「・・・うん。」
ひかりは恥かしさに真っ赤になりながらも、比呂の言葉に頷き、
秘所が比呂に見え易いように体勢を整えた。
M字に開脚し、陰部を指先でくつろげ開いていく。
そこは、既に溢れてる愛液でてらてらと淫らに光っている。
「ん・・・。」
愛液に濡れた陰唇やクリトリスを露わにし、膣口までもを比呂の前に曝す。
「ああ・・・比呂・・・見て。わたしのいやらしい所をぜんぶ見て下さい・・・。」
とても恥かしそうにしているが、どことなく恍惚とした口調で喋る。
クリトリスの包皮を指先で剥いてみせ、膣口もくつろげて見せる。
「ねえ・・・わたしのここ、ひろがほしいって・・・」
そうすると、膣口から愛液がジュクリといっそう溢れ出した。
406:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/02 09:46:54 13PPYSJ3
---------------------ここまで----------------------
あまり評判が良くないようですが(否定的評価のみ。肯定的評価ゼロ・・・orz)、
他作家さんの降臨も無いので、書き溜めた分までは投下しようと思います。
心が折れて途中で終了したら済みません。
>>393
他のカップルでエロパロを書く気も予定もありません。
作品が気に入らないようでしたら、
トリップ等で適当にフィルタをかけて目に触れないようにして下さい。
407:名無しさん@ピンキー
09/08/02 16:23:56 6XV0dQ8O
いやいや楽しんでますよ。
自分も別のスレで書いてましたが、ここまで早いペースは凄いと思います。
確かに肯定意見は少ないかもしれない(どんなに良作でも)ですが、自分みたいに楽しんでるヤツもいるので頑張って下さい。
408:名無しさん@ピンキー
09/08/02 16:32:57 8bI3nuCH
いやいやいや、そんな悲しいこと言わずに是非続けてください。俺はあなたの書かれる比呂×ひかりを
楽しみにしてますんで
409:名無しさん@ピンキー
09/08/02 22:08:15 qJNm2kwk
>>406
そんな悲しいこと言わないでください
ちょっと生理中で性欲減退中でしたが
禁欲週間も終わって、ゆっくり読ませていただいてるところなんです
とても楽しみにしてるので続きをお願いします
410:名無しさん@ピンキー
09/08/03 19:34:43 hvCb/vXc
作品を書いてくれる人は神です!エゴい人にはそれが分からんのですよっ!!
(ジ●ン兵)
411:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:10:23 BC1yTvfa
3-21
比呂がひかりの秘所をじっと見つめているだけで、
愛液がじわじわと溢れ出してくる。
いやらしい部分を男にじっくりと観賞されていることに、
羞恥と性的な昂ぶりを感じてしまう。
比呂に視姦されていることに興奮し、
これからたっぷり犯されることへの期待で浅ましくも盛り上がっている。
「ほら、ひかり、何もしてないのに、いやらしい汁がどんどん溢れ出してくるよ。」
「ふぁぁ・・・いやぁ・・・恥ずかし・・・」
ひかりは恥かしそうに、しかし、蕩けたような声で呻く。
「ひかりのおまんこがチンポを咥えこみたくて涎を垂らしてるんだよ。」
「いやああ。そんな下品なこと言わないでえ・・・。」
ズクリ・・・。
比呂が酷い言葉を投げつけると、ひかりの心と身体が疼く。
「はは、この嘘吐き。その口でよく言うよなあ。
本当は、いやらしいことを言われたくて仕方ないんだろ?」
「そ・・・そんなこと・・・ない・・・」
ズキズキ・・・と疼きが止まらない。
愛液がいっそう垂れ流れだす。
クリトリスが充血しふくらみを増す。
「お前がいやらしい女だってことを、思い知らせてほしいんだろ?」
「ふぁ・・・・。だめ・・・そんなに・・・ぉぁ・・・。」
「おいおい、まさか言葉責めだけでいっちゃうのか?(笑)
・・・ほんとどうしようもない淫乱女だよ、お前はな。」
412:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:13:18 BC1yTvfa
3-22
「んんー・・・ひぃ・・・もう・・・やめ・・・」
ひかりは切羽詰った喘ぎ声を漏らす。
その間も、比呂の目前にいやらしく曝した陰部からは、
ジュクリジュクリと愛液が溢れ出し続けている。
比呂がとどめをさす様に言葉を投げつける。
「ほら、俺の前で、いやらしく、いっちまえよ?
お前の恥かしい様をぜんぶ見ててやるからさ!
いけ! いっちまえ、いやらしいメス豚っ!」
「んんんん・・・んぁ・・・おおっ・・・おあ・・・らめ・・・いぐ!・・・んお・・・。」
比呂がひかりが心の奥底で望んだ通り、冷たく侮蔑するかのように嬲ると、
ひかりの羞恥と昂ぶりは、あっさり限界を超えてしまった。
メス豚と罵られて、黒い快美感がゾクゾクと背筋を駆け上がった。
体奥の熾火が燃え盛る今のひかりにとって、比呂に嬲られ虐められることは、
とても暗くゾクゾクとした無上の喜びをもたらすものだった。
「んんん・・・んああ・・・」
比呂に指一本触れてもらうことすら無く、視姦と言葉だけでオーガズムに到達してしまった。
ビュビュビュ・・・。
比呂の目の前で、膣穴から愛液が潮のように吹き流れ出る。
陰部を広げていたひかりの指先も、自分の愛液でしとどに濡れてしまう。
小屋の中に、女の淫らな匂いが充満していく。
413:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:19:03 BC1yTvfa
3-23
「ははははは・・・!
いやらしく、イったもんだな。」
「はあはあ・・・はあ・・・あん・・・」
絶頂の余韻にひたるひかりだったが、比呂はさらに容赦なかった。
比呂もひかりの狂態を目の当たりにして、激しく昂奮しているのが分かる。
「おれはまったく手も触れてないんだぜ?
自分独りだけで盛り上がってイっちゃうなんて、
とんでもない淫乱女だよ、ほんとにな。」
比呂に嘲笑われて、恥かしさが極に達してしまう。
恥辱感がそのまま性的昂奮に変り、ひかりの性感のピークがさらに高まる。
「そ・・・そんな・・・あ?・・・きひぃ・・・ぉぉぉ・・・んぐぅ・・・またっ!」
ビュピュ・・・ピュ・・・ビュ・・・。
さらに言葉で嬲られたことで、もう一段と昂ぶり、
ひかりの秘芯はひきつるように蠢いて愛液を吐き出す。
吹き出した愛液がだらしなく床板へと零れる。
「んお・・・んお・・・いいっ・・・ひろっ・・・わたし、いいのっ!・・・いぐっ!」
性の喜びに浸りながら、ひかりは快感を感じていることをはしたなく訴える。
比呂はひかりが浅ましく性感を貪る様を楽しそうに見つめていた。
414:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:22:26 BC1yTvfa
3-24
『はああ・・・すごく・・・きもちいい・・・』
暗く深い被虐的な喜びに浸るひかりはそう考えていた。
『んあ・・・おまんこ、ぐちょぐちょになってる・・・』
ひかりの指先も吹き出した愛液でびしょびしょになっている。
『おっぱいもかたくはって、ちくびがぼっきしちゃってる・・・』
乳房が張り、乳首と乳輪が堅く尖っていることは、
見たり触ったりしなくても、その疼きから明らかなことだった。
視姦と言葉責めだけでいかせて貰うのは初めての体験だったが、
本番のセックス前に、比呂に激しく嬲られるのは重要な儀式になりつつあった。
こうすることで、ひかりは自分がとても卑しく浅ましい淫蕩な女であると意識し、
心身に完全に淫蕩なスイッチが入ってしまう。
普段の清楚で優しく慎ましやかな女性から、
比呂に激しく陵辱され快楽を貪ることだけを望む淫らな情婦へと切り替わる。
そのどちらもが、今のひかりを構成する本質だった。
こうなってくると、最早、ひかりは比呂の為すがままだった。
口で、舌で、指先で、男根で、そして言葉だけでも、いいように翻弄される。
何度も何度も高みへと昇らされてしまう。
ひかりの心身が比呂の全てを喜んで受け入れてしまう。
415:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:23:40 BC1yTvfa
3-25
ひかりは、自分でも気付かないうちに、
数多の快楽を与えてくれる比呂に完全に依存するようになっていた。
・・・心も身体も。
心の奥底が比呂に隷属してしまい、何を言われても本気では逆らえない。
どんなに酷く言葉で嬲られても、すべて喜びに摩り替わってしまう。
こんな喜びを与えてくれる男に逆らいたいなんて思えない。
『ああ・・・わたし・・・やっぱり、ひろじゃなきゃだめなの・・・』
『ひろにはすべてわかってしまう・・・わたしが何を望み、どのように感じてしまうかを。』
『他の人に、こんな真似はできっこないもの・・・。ヒデちゃんだって・・・。』
ひかりは自分の心が既に比呂に支配されているような気がした。
しかし、そう思っても、そのことが嫌に思えない。
むしろ、ゾクゾクしてくる。
暗い喜びが突き上げてくる。
『ひろ、さっきわたしのことを、”メス豚”って・・・。』
先ほどの比呂の言葉を思い出して、胸がゾクリと疼く・・・。
『ふあ・・・メス豚を支配するのは、”ご主人様”よね・・・』
そんな風に、さらに被虐的な思いに浸ってしまう。
『私は、ご主人様のひろに飼われるいやらしいメス豚・・・。』
416:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:27:13 BC1yTvfa
3-26
「言葉だけでイケたご褒美だ。お前のまんこを可愛がってやるよ。」
ひかりに十分に休む暇を与えずに、比呂が秘所にむしゃぶりついてきた。
「あっ・・・ひぃ・・・くひぃ・・・」
絶頂に達したばかりで、さらに激しい刺激を受けるのは少し辛かった。
しかし、ひかりの貪欲な身体は、そんな刺激ですら確かな快楽として受け止める。
・・・ジュク。
次第に、体奥から新たな愛液が湧き出してくる。
「ふ・・・あん・・・きひぃ・・・すごくいい・・・」
比呂の舌先が充血したクリトリスを捉えると、鋭い快感が突き抜ける。
陰唇をかき分けられると、じわじわとした強い快感が襲ってくる。
敏感な膣口周辺を舐られると、ズクズクと快感がこみ上げる。
「んあああーっ・・・。・・・また・・・また・・・いっちゃうっ!」
精神が昂ぶったままだったひかりは、あっさりと再度のオーガズムに達してしまう。
目の前が少しチカチカしたような感じになり、切迫した快感が押し寄せる。
それと共に、膣奥から愛液が湧き出し、びゅくくっ・・・と潮を吹いてしまう。
比呂の口元にはしたなく愛液を吹きかけてしまった。
しかし、比呂はその愛液をごくりと飲み込んでしまう。
ひかりは、それがとても恥かしかったが、同時にとても嬉しくも感じていた。
『ああ・・・わたしのごしゅじんさまぁ・・・すきぃ・・・』
心の中で愛情を込めて、いまや自分を支配している男に呼びかけていた。
自立した女性のプライドも尊厳もかなぐり捨てて。
そうすることが気持ちよかった。
417:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:34:05 BC1yTvfa
3-27
続けざまに激しいオーガズムに達させられたひかりは、すこしぐったりとしていた。
毛布の上で、はあはあと息をつきながら横たわっていた。
比呂もしばらくは、ひかりを労わるように、優しく身体に触れるだけだった。
『はげしく愛されるのも好きだけど、こうして優しくされるのも好き・・・。』
少し冷静さを取り戻したひかりは、恋人同士の優しい雰囲気に浸っていた。
甘えたように、比呂の腕に触れてみたりもする。
しかし、ひかりの体奥の熾火はまだまだ収まっていなかった。
昂奮が一通り収まると、さらに激しい行為を求めて体が疼いてしまった。
比呂の優しい手先の動きまでもが、いやらしい蠢きのように感じてしまう。
『あ・・・いやだ・・・わたし・・・また・・・。』
冷静になりかけたひかりに淫蕩な女の感覚が戻ってき始める。
ひかりの瞳から理性の光が失せ、再び淫らな欲望が戻る。
そして、ひかりは少し潤んだ瞳をして、媚を含んだ声で比呂に呼びかける。
「・・・ねえ・・・ひろぉ・・・」
「何だい?」
「・・・もっと・・・もっと・・・きもちよくしてぇ・・・」
比呂はひかりのあまりの淫靡さに僅かに気圧された様子もあったが、
恋人の求めに満足したようににやりと笑い返しながら肯いた。
418:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/05 19:39:30 BC1yTvfa
---------------------ここまで----------------------
と言うことで、堕ちる喜びを知ってしまったひかりでした。
>>407-410
ちょっと凹んでいただけです、どうもすみません。
何とか、三部終了まではこぎつけたいと思っています。
409さんは、ネタでなければ女性ですか?
ひかりの反応等について、明らかな虚構も混ぜてありますが、
エロス優先のフィクションと言うことで勘弁して下さいね。
419:409
09/08/05 23:14:51 lf2KAKHk
>>418
ネタではないですし、女ですよ~
女でもエロイのは好きですし
映像のように生々しくなく
文章で想像できるほうが私は好みなので
大変楽しませていただいております
もちろんフィクションだということを重々存じ上げた上で
楽しんでますので大丈夫です
ドラクエの合間に長編を書いていただき
ありがとうございました
私も最近、ドラクエ始めました
夫がクリアしたので早々に払い下げられたものです
ありがたやー
420:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/07 00:04:53 87VMt38A
3-28
比呂の手の動きから優しさが消え、再び淫らな刺激を加えてくる。
優しく労わるような動きから、いやらしい愛撫へと変わってくる。
比呂の手がひかりの秘芯をくつろげ、膣口近くを刺激する。
「・・・ん・・・いいっ・・・あん」
続けて、比呂がひかりの菊門を弄り始めた。
愛液をまぶした人差し指がそろそろと抜き差しされる。
その都度、ぞくっとする快感が湧き上がってくる。
「ああん・・・お尻のあなもきもちいいよぉ・・・ひろぉ・・・」
挿し込まれる時もチリチリとした快感が走るが、
奥深くに入れられた指が抜かれる時に、菊門周囲がかき乱されるのが、
すごく気持ちがよかった。
アナルを刺激されるのは、もちろん初めてではない。
比呂と結ばれた最初の夜から、アナルへの軽い愛撫は受けていた。
その後もセックスのたびに、比呂に少しずつアナルの感覚を開発されていた。
そして、ひかりは、比呂に何度もアナルを可愛がられているうちに、
アナルをいじられる行為が、だんだんと好きになっていた。
秘芯とは違った種類の快感を感じさせてくれるし、
根が真面目なひかりは、排泄器官で快楽を味わうというアブノーマルさに、
逆にインモラルな昂奮を覚えていた。
421:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/07 00:07:02 P0IOw9qt
3-29
ひかりは最近では、一人でオナニーをする時にも、乳房やクリトリスや膣にくわえて、
自分の指でアナルを軽く刺激するようになっていた。
指先で菊門くじるとチリチリとした快感が走る。
比呂の指先で愛撫をされているのだと想像しながら、
包皮を剥いたクリトリスを優しくつまみながら、膣口から愛液を滲ませた状態で、
濡らした指先をゆっくりとアナルに抽送する。
だんだんと気持ちの良さが高まってくると、指先を大胆に動かす。
ついには、妄想の中の比呂におねだりしてしまう。
「ひろお、おしりにきてぇっ! おおきなおちんちんでおしりのあなをひろげてぇ!!」
そんな風にアブノーマルな空想に耽る。
本当にアナルを貫かれたら、どんなに感じてしまうだろうと思う。
さすがに、指の一、二本で菊門がいっぱいになる狭い状態では、
男のペニスを受け入れるのは、到底無理だろうし、
比呂の長大なペニスでは、尚更、無理な話だ。
しかし、何時かは、比呂にアナルを犯されてみたいとすら思ってしまう。
そんな風に考えるとゾクゾクしてしまう。
422:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/07 00:11:10 P0IOw9qt
3-30
「ああん・・・おしりぃ・・・わたしの・・・」
アナルと秘芯を同時に責め立てられながら、ひかりは快感に喘ぐ。
異なった快感がひかりの体奥の熾火の熱を増していく。
「ひかりのアナルは、こんなに感じていやらしいな。」
「はぅ・・・うん・・・いやらしいの・・・」
そんな風に淫らな睦み言を交わす二人。
「いつか、ここを拡張してたっぷりと犯してあげるよ?」
「ふぇ・・・?」
気持ちよさにぼうっとしていたひかりがドキッとして、比呂の顔を見上げる。
自分の密かな願望を見抜かれたかのように思えた。
「ひかりのアナルを調教して、俺のちんぽが入るくらい広げてやるよ。」
「・・・んぁ・・・そんな・・・はずかしい・・・ひぅ・・・」
ひかりは自分の密かな願いを比呂に突き付けられて昂奮していた。
「そうしたら、俺のちんぽを全部埋め込んでひかりのここも征服してやる。」
「えぅ・・・・。そんなことしたら・・・わたし・・・おかしく・・・なっちゃ・・・はぁう・・・」
ゾクゾクする昂奮がひかりを支配している。
「好きなだけ、おかしくなっちゃえよ。
お前は全部俺のものだからな。
アナルにもたっぷりと精液を注ぎ込んで、俺色に染めてやるよ、まんこと同じにな。」
比呂はそう言い放つと、指を二本に増やし、やや激しく抜き差しする。
423:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/07 00:14:19 P0IOw9qt
3-31
「んあ・・・ひぎぃ・・・」
比呂にいつかアナルを犯されるという妄想が比呂の宣言で現実化して、
ひかりは激しく昂奮していた。
アナルを貫く指がまるで比呂のペニスであるかのように思えてくる。
すっかりほぐれたアナルは、比呂の二本の指を難なく受け入れていた。
『ああ・・・こんな風にひろげられて・・・』
『だんだんと大きな物をうけいれられるように、調教されちゃって・・・』
この愛撫がアナルの拡張訓練のようにも思えて、ますます昂奮してしまう。
『いつか、ひろのおちんちんがはいってきちゃうのね・・・』
そんな風に考えると、ひどく昂ぶってしまう。
別の手で刺激を受けている秘芯から湧き出す愛液が増してしまう。
やがて、比呂は秘芯への刺激を止め、アナルへの愛撫へと集中してくる。
「ほら、アナルだけでイってみなよ?」
ひかりの感じやすい部分をとらえてグリグリしてくる。
「・・・あぉ・・・んぉ・・・らめ・・・それ・・・すごく・・・」
ジュチュ・・・ジュチュ・・・
小屋の中にアナルを嬲るいやらしい音が響く。
「・・・あぐぅ・・・いぎ・・・きひぃ・・・」
ひかりはあっという間に、アナルへの刺激だけで軽い限界へと達してしまった。
「・・・んあああ・・・いぐ・・・いぐ・・・きひぃ・・・いぐぅっ!」
「・・・いひぃ・・・おしりぃ・・・おしりでいっちゃふっ!」
424:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/07 00:15:29 P0IOw9qt
3-32
「はあ、はあ、はあ、はあ・・・」
生まれて始めて、アナルへの刺激だけでオーガズムに達してしまったひかりは、
ひどく息を荒げて、余韻に浸っていた。
『ああ、すごいぃ・・・。こわされちゃう・・・。』
単純な快感だけで言えば、秘芯への愛撫の方がずっと大きいが、
アナルを嬲られると、そのアブノーマルさにひどく昂奮してしまう。
大好きな男に、排泄器官を見られるだけでも恥かしいのに、
そこをいやらしく嬲られるのだから、恥辱感をとても強く感じる。
アナル責めのそんな所も、被虐感で昂ぶる性質のひかりにとっては、
とても合っているのかも知れなかった。
何よりも、常識的で優等生なひかりだからこそ、
アブノーマルでインモラルな行為ほど、ひどく昂奮し感じてしまうのだ。
「アナルでいったんだな、ひかり?」
「・・・うん。・・・すごかった。」
ひかりは恥かしそうに肯く。
「何時か本当にアナルを犯してやるから、楽しみにしてろよ?」
「・・・ん。」
ひかりは恥かしさに真っ赤になりながら、
しかし、どこか期待するような風情で僅かに頷いていた。
425:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/07 00:31:15 P0IOw9qt
---------------------ここまで----------------------
と言うことで、さらにアブノーマルな喜びに浸り始めたひかりでした。
比呂の予告は、第四部の伏線ですが、実際に書くか否かは未定です。
現状、第三部をまとめることが目標ですので。
>>419
文章のエロスの方が良い部分もありますね。
特に、内面を描写しようとすると、画像や映像では難しいですから。
比呂×ひかりでは、なるべく心身両面を描写したいと思っていますが、
二人の関係性の変化や、堕ちていく喜び、被虐的な快感とか、
文章でなら表現可能ですが、映像でやるとなると相当に高難度です。
ちなみに、以前書いたように、ドラクエの合間というよりも、
仕事の合間という感じでした。
しかも、遅まきながら、ドラクエ9も開始したので、
睡眠時間が酷いことに・・・orz
409さんも気をつけて下さいね。
おそらく、DQ9は、美容と健康の最大の敵です。
426:名無しさん@ピンキー
09/08/07 07:12:55 aI82gt4i
!
427:名無しさん@ピンキー
09/08/07 21:51:47 VcNp/Lka
GJ!!第四部に縄も追加して下さい
428:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/08 04:44:47 ehlsOezK
3-33
「次は、俺のチンポにご奉仕するんだ。」
比呂が立ち上がって、トランクスを脱ぎ捨てる。
すっかり怒張してエラを張り出したペニスが天を衝くように勃起している。
「あ・・・。」
それを見るひかりは、少し顔を赤くして恥かしそうにしていたが、
視線はそのペニスに集中している。
『あん・・・ひろのおっきい・・・』
その逸物がもたらしてくれる快感への期待にうっとりしてしまう。
「はあ・・・すごい・・・大きくなって・・・すてきぃ・・・」
その物にさんざん犯され、喘がされてきたひかりは、
押さえ切れない淫らな本音を漏らしてしまう。
そのことに恥じらって、かぁぁ・・・とさらに赤くなる。
「ほら、ひかり。お前のやらしくイキまくる姿を見ていたら、こんなにデカクなっちまったよ。」
「・・・ふぁ・・・そんなこと・・・」
「卑しいメス豚のお前に、俺のペニスにご奉仕することを許してやる。
ほら、感謝しながら、いやらしく舐めるんだ!」
「・・・ひぃん・・・め・・す・・・ぶたぁ?」
また、メス豚呼ばわりをされて、ひかりの身体にゾクゾクとした疼きが走り、
ブルっと身震いをしてしまう。
秘芯がジュクッと愛液を分泌し、菊門が何かを求めるようにひくつく。
429:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/08 04:46:35 ehlsOezK
3-34
仁王立ちになった比呂がわざと尊大な態度でペニスを持って即すと、
ひかりは恭しく跪いて、その逸物に口付けした。
「ああ・・・ひろぉ・・・ご主人さまぁ・・・わたしのだんなさまぁ・・・!」
同時に、ひかりの口から、自然と「ご主人様」という言葉が零れ出す。
今までは、内心の妄想でしか口にしなかった言葉。
比呂とひかりの間の支配と従属の関係を決定付ける言葉。
それをひかり自らが進んで選び口にしていた。
『ああ・・・いっちゃった・・・』
その言葉を口にしてしまうと、そのことがひかりに更なる暗い疼きをもたらした。
ゾクゾク・・・。
『ひろになんて思われたかしら? きっと、ほんとにあさましい女って・・・。』
ひかりは、亀頭に口付けをくり返しながら、上目遣いで比呂の顔を見る。
その瞳は、自らの支配する男への媚を含んで潤んでいる。
比呂はニヤニヤと蔑むような目付きで、
しかし、どこか慈しむような表情でひかりを見下ろしていた。
・・・ゾクリ。
そんな比呂の目を見てしまうと、ひかりの体奥の熾火が燃え盛る。
浅ましい期待感に膣口と菊門がひくつき、いやらしい粘液を垂らしてしまう。
・・・ぽたりぽたりと体液が板敷きに零れ落ちた。
430:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/08 04:49:55 ehlsOezK
3-35
「ああ、俺がお前のご主人さまになってやるよ。」
比呂が跪くひかりの頭をやさしく撫でながら言う。
・・・ゾクンッ。
その宣言に、ひかりに激しい衝撃が走る
「・・・ひぅ」
それだけの言葉で、微かな悲鳴のような喘ぎがひかりの口から零れる。
「俺はお前の幼なじみで、恋人で、そしてお前の愛しいご主人様だ。」
まるでペットを褒めるかのように頭を撫でながら語りかける。
ひかりは今、自分でも信じられないような充足感と心地よさを感じていた。
「はい・・・ご主人さま。」
気持ちよさにうっとりして目を細めてしまう。
まるで主に可愛がられる犬のようだと思いながら。
『ううん・・・わたし・・・ご主人さまに可愛がられるメス豚・・・』
「このご主人様がこれからたっぷり、お前を可愛がってやるよ。」
・・・ジュクジュク。
御主人様の言葉に、ひかりの身体が嬉しそうに反応する。
秘芯が口をあけて淫らな体液をさらに溢れさせる。
「さあ、お前を可愛がるちんぽにご奉仕するんだ。」
比呂がひかりにまるで支配者のように命じた。
いや、今のひかりにとっては支配者そのものだった。
431:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/08 04:51:06 ehlsOezK
3-36
「はあん・・・いやしいメス豚がご主人さまの大事なものにご奉仕させていただきます・・・。」
ひかりは激しい昂奮に身震いしながら、大好きな比呂に語りかけた。
大切な物を扱うようにペニスを恭しく撫で擦り、愛おしげに肉棒に頬を寄せる。
これまで何度も自分をオーガズムの極に達しさせてくれた男の大事な物に、
今日も多くの快楽を与えてくれる御主人様の一物に、
心からの愛情をこめて接する。
可憐な小さな唇を最大限に開いて、亀頭を優しく加え込む。
チュウチュウと吸い付き、舌先で少し塩辛い亀頭を舐め回す。
何度も何度も絶頂に押し上げられ、さらにこれからも繰り返し、
自分を気持ちよくしてくれる逸物に愛情を持って仕えなければならないと、
比呂に教え込まれてきたひかりにとっては、もはや当然の行為だった。
そして、ひかりの大切な御主人様となった比呂に対して、
そうすることに深い喜びを感じていた。
・・・ちゅ。
鈴口に滲んでくるカウパー腺液を舌先で舐め取る。
御主人様の体液を頂いて、ひかりはさらに激しく昂奮する。
膣口からピュ・・・っと軽く潮を吹いてしまう。
昂奮のあまり、軽い絶頂に達していた。
432:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/08 05:02:19 ehlsOezK
---------------------ここまで----------------------
と言うことで、事前の予告どおり、被虐的な喜びに浸るひかりでした。
>>427
いやあ、あの・・・私には今一つ縄のよさが分からないので、
ちょっと縄物は書けません。
特に、今や伝統芸の風格すらある各種の縛りになると、
様式美のようなものは感じるのですが、エロティックさは微妙で。
それと、縄自体の処理や結び方はそれなりの知識と経験が要るので、
比呂が実行するのは、ちょっと難易度が高すぎる気が。
目隠しされて、後ろ手に手錠をされて、
そういう身動きできない体勢でエロエロと愛撫を加えられるひかり。
そういうのなら、有りかも知れませんが・・・。
ちなみに、第四部を書くとしたら、アナル開発とアナルセックスだけで、
まとめることになると思います。
433:名無しさん@ピンキー
09/08/08 14:30:35 PiPFW0hI
!!
434:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/08/08 23:47:29 I3G7Mp/X
3-37
西日が漏れ注す小屋の中はやや暗く、薄く橙色に染まった室内は、
陰鬱な影を纏って秘密めいた雰囲気を漂わせている。
そんな小屋の中に、淫靡な音と淫らな匂いが満ちている。
今や、心の奥底に潜んでいた被虐を望むスイッチが入ってしまった。
倒錯した思いと暗い快感が、ひかりの心と身体を支配していた。
女の欲望に突き動かされるまま、比呂のペニスに口淫を続ける。
亀頭の先から裏筋へと舐め下ろして行き、ついでシャフトの部分へと口付けし、
そのまま横咥えにするようにして、心底愛おしそうに舐めしゃぶる。
同時に指先でも、比呂の陰嚢やペニスを丁寧に愛撫している。
そして、そのように激しい愛撫を加えることに昂奮してしまう。
膣口からはトロトロと愛液が溢れ続けていた。
『はあ・・・わたしはなんて・・・いやらしくて・・・卑しいのかしら・・・』
口淫に夢中になりながら、ひかりはそのように感じてしまう。
そして、自分のようないやらしくて卑しいメス豚に女の喜びを授けてくださる
ご主人様の大事なペニスにお仕えするのは当然なのだという、
被虐的で倒錯した想いを抱いてしまう。
卑しいメス豚がご主人さまにご奉仕させて頂くのは大きな喜び。
心の底から、そのような感謝の気持ちすら抱いていた。
・・・もちろん、体奥の熾火が治まり、冷静さを取り戻すと、
いつも通り、とても恥ずかしい思いをすることになるのだが。