09/07/11 09:13:20 FYljw9e4
83.
ひかりは、ベッドの上に横たわった比呂の足の間に座り込む。
比呂の勃起したペニスを見つめて息を呑む。
小さな頃に見た可愛いおちんちんとは全然違った。
先ほどセックスで貫かれた時には、こんなに間近に見ることは無かった。
思っていたよりもずっと大きかった。
赤黒く怒張し、カリを反り返らせた比呂のペニスはまさに男根という感じだった。
『普通の男性の平均よりもずっと大きいのね・・・。』
妙に冷静な気分で、本の知識だけで知っていたことと比較してしまう。
その知識を知ったときには、その平均的なペニスですら、
自分で受け入れるには大きすぎるように思えたのだが。
今、目の当たりにしているペニスに貫かれた時の快感を思い出して、
ひかりはふと呟きを漏らしていた。
「・・・ああ、こんな大きなものが私を貫いていたの?」
そう言ってしまって、恥かしさに真っ赤になる。
251:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 09:16:14 FYljw9e4
83.5
恥かしいけれど、熱に浮かされたような気持ちで、
怒張したペニスにそっと手を触れる。
「あ、あつい・・・すごく立派で素敵・・・」
うっかり、正直な感想を漏らして、また赤くなる。
『ああ、絶対、エッチな女の子だと思われてる・・・。』
比呂がいやらしくニヤニヤと笑ってる気がして、顔を上げられない。
『でも、比呂がお願いするから、舐めてあげるだけなんだから・・・。』
恥かしさを堪える為に、心の中で必死で言い訳をする。
しかし、ひかりは気付いていないが、数時間前までのひかりなら、
そんなことを口に出すどころか考えもしなかっただろう。
今のひかりは、比呂に女を喜びを教え込まれて、
その本質に淫蕩さを刻み込まれているのだ。
男への初めての口淫に恥かしさを感じているのも事実だが、
その瞳は淫らな期待に昂奮し、少し潤んでいた。
252:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 09:23:00 FYljw9e4
84.
ひかりは比呂のペニスに恐る恐る口を近付けていった。
赤黒く腫れた亀頭にそっと口付けをする。
触れた唇からジンとした快感がわきあがる。
体奥の熾火が燃え上がると、全身が性感帯になってしまう気がする。
上目で比呂の顔色を窺いながら、おずおずと伸ばした舌先で亀頭をチロリと舐めてみる。
少しだけしょっぱい気がする。先ほどの二人の体液の名残りだろうか。
恥かしさを押し殺しながら、そっと口をあけて亀頭を咥え込んだ。
「うっ・・・」
比呂が敏感な部分を粘膜に包まれて、気持ちよさげにうめいた。
チロリと舌先で亀頭を舐めて回してみる。
ちょっと苦い。
比呂の精液と自分の愛液の味だろうか。
上目に見てみると、比呂は気持ちよさそうにしている。
ちょっと昂奮してきた。
そう言えば、さっきのセックスは一方的に嬲られただけとも言えた。
もちろん、途中からはひかりも積極的に交歓していたのだけれど。
こうしてると、エッチお姉さんが弟分をリードしてあげている気分になってくる。
253:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 09:24:12 FYljw9e4
85.
こうして、積極的に男を愛撫するというのは、どこか楽しく感じた。
相手の反応をみて、さらに愛撫を加える。
そのやりとりに喜びを感じる。
誰に教えられた訳でもなく、本能のままにひかりは口で愛撫を続けた。
舌先で亀頭から、シャフトにかけて舐めおろしていく。
「おお・・・いいよ、ひかり」
比呂が気持ちよさげに呟く。
自分の愛撫に感じてくれて女としての喜びを感じる。
そっとシャフトを咥えてみる。
『可愛いおちんちん、食べちゃいたい・・・』
愛おしさに昂奮してきた。
舌先や口内の粘膜と、ペニスの粘膜が触れ合って、
ひかり自身にも快美感をもたらす。
秘芯がジュクジュクと潤い始めるのを感じた。
「ああ・・・ひかり、すごいよ」
亀頭全体を口に含んで舐め回し、続けて、少し奥まで咥え込む。
ペニスが喉にあたって少し苦しい。
しかし、その苦しさは、オーガズムの際の苦しさを思い出させる甘美なものだった。
『比呂のおちんちん、固く熱くなってて、きもちいい。』
愛撫しているひかりの方まで昂奮してきた。
254:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 09:32:17 FYljw9e4
---------------------ここまで----------------------
とりあえず、第ニ部を始めて見ました。
拙い文章でお目汚しかもしれませんが、暫くご容赦下さい。
第二部と言っても、そのままの続きです。
>>246
気に入って頂けて幸いです。
一応、比呂視点とひかり視点を交互にする構成ではあるのですが、
比呂視点の割合がかなり少ないですね。
ひかり視点の方が書き易く、書いてて楽しいので。
255:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:20:03 GJ+x7R44
86.
今度は口に含まずに、チロチロと亀頭やシャフトを嘗め回していると、
亀頭の先、鈴口に透明な液体が滲み出てきた。
少し粘つく液体だった。
カウパー腺液ということは知識では知っている。
昂奮していたひかりは、躊躇うことなく、舌先で舐め取った。
少し塩辛い。
『ああ、比呂の体液を舐めちゃった。』
女としてのいやらしい振る舞いに、自分でゾクゾクしてくる。
亀頭からペニス全体をくわえ込み、ちゅうちゅうと吸い込むように、
頬を窄めてすすり上げた。
「ああ、すごい、とてもきもちいいよ」
比呂が少し顔をしかめながら呟く。
ひかりはそんな比呂を見上げながら、とてもいやらしい気分になる。
『あん・・・ひろがかんじてる・・・わたしのおくちでかんじてる・・・』
ますます、口淫に熱が加わった。
ひかりの体奥の熾火もジリジリと熱を増していく。
256:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:22:05 GJ+x7R44
87.
しばらくすると、
「ああ、ひかり、もういいよ。これ以上すると、出ちまうから。」
比呂は限界を感じて、そう言った。
しかし、ひかりは色っぽい目つきで見上げながら、少し首を振った。
堅さと大きさを増したペニスを愛おしげにしゃぶり続ける。
ねっとりと舌を絡め、夢中になって吸い立てる。
「おいおい、本当に出ちゃうよ」
比呂は切羽詰ったような感じで身じろぎした。
ひかりは少し口を離すと、熱っぽく淫らに囁いた。
「ねえ、出してぇ、比呂の全部。全部飲んであげるぅ・・・。」
比呂はひかりのあまりの淫蕩さに激しく昂奮していた。
「本当に、出しちゃうぞ。」
ひかりは熱い吐息をつきながら、
「比呂の精液飲ませてぇ・・・はあん」
と囁き、再び、比呂のペニスをくわえ込んだ。
どうやら、比呂を愛撫しながら、片手で秘芯を弄っていたらしい。
『ひかりは、乱れるとすごいな・・・。』
少し呆れたが、そんなひかりも魅力的だった。
257:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:23:38 GJ+x7R44
88.
「ん・・・んぅ・・・」
大きく怒張した比呂のペニスを咥え、舌先で舐る。
大きな肉棒を喉の奥深くまで呑み込む。
その都度、比呂は切迫した呻き声をあげる。
ひかりは比呂の上気した顔を上目に媚びを含む瞳で見上げながら、
亀頭の裏筋を舌先でチロチロと舐めまわす。
『ひろ、ほんとうにきもちよさそう・・・。』
「ん・・・んっ・・・んふぅ・・・」
次第にひかりは、フェラチオに慣れてきていた。
何よりも比呂を気持ちよくしたい。
そして、比呂の体液を飲んでみたい。
自分をいかせてくれたペニスに愛おしさをこめて奉仕したい。
そういった気持ちがひかりを大胆に積極的にさせていた。
それだけじゃない。
粘膜と粘膜をこすり合わせると言いようのない快感が広がる。
まるで口の中に性感帯があるようだ。
『はあ・・・フェラチオってこんなにも感じるのね・・・』
258:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:24:15 GJ+x7R44
89.
続けて、ひかりは比呂の股間で垂れ下がっている陰嚢に触れた。
『クスッ・・・。おかしなかたち・・・。』
少し滑稽な感じもする。
でも、この中に比呂のいやらしい体液がつまっているのだ。
ひかりに注ぎ込むために、子種を蓄えている。
そう考えると、とてもいやらしく思える。
時折、睾丸を柔やわと揉みこんでみる。
袋を柔やわとすると比呂が気持ちよさそうにするのを見ると、
次は舌先でチロチロと刺激した。
比呂が痛くないように気をつけながら、ひかりは天性の技巧をこらしていた。
全身全霊を込めて、比呂への奉仕を続けた。
比呂が手をひかりの頭にあてて押さえる様なしぐさをした。
「うっ・・・うっ・・・」
ひかりが上目遣いに見ると、比呂が赤い顔で何かを堪えるようにしていた。
そろそろ本当に限界なのだろう。
259:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:26:44 GJ+x7R44
90.
『ああ・・・ひろぉ・・・いくのね? いっちゃうのね?』
ひかり自身の昂奮もどんどん高まっていく。
ひかりはくわえ込んだ亀頭を熱心に舐めあげ、鈴口を強く吸い上げた。
『はやくだして・・・わたしにあなたの子種をちょうだい・・・』
体奥の炎が燃え上がり、ひかりは昂奮で絶頂寸前になっていた。
自分がすごく淫乱な女になったような気がした。
そして、比呂が呻き声をあげて限界を迎えた。
「ぐぅ・・・おおおおお・・・・出る・・・出るよ・・・ひかりぃぃぃ・・・っ!」
比呂がひかりの頭を強く押さえつけ、そのペニスを弾けさせた。
びゅるびゅるびゅる・・・。
ビシュ・・・ビュクク・・・。
ドピュピュ・・・。
熱のこもったフェラチオで貯まりまくった大量の精液が口内に溢れ出す。
同時に、ひかりの脳裏に火花が弾けて、軽いオーガズムを感じる。
愛液が膣穴からビビュっと潮のように少し溢れた。
「ん・・・んんぅ・・・(ごくっ)」
ひかりは、陶酔したまま比呂の精液を飲み込んだ。
とても貴重な美酒を味わうかのように。
そして、最後の一滴まで啜り上げると、ようやく口からペニスを解放して、
陶然としながら、深い吐息をついた。
「はぁぁぁ・・・ああん・・・」
260:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:31:37 GJ+x7R44
91.
ひかりは口に悩ましげに手をあてて、艶やかな仕草で、
「はぅん、ひろぉ、いっぱいだしてくれたのね・・・すてきぃ・・・」
と、比呂の昂奮をわざと煽るように囁いた。
精の残滓が喉を通ると、倒錯的な快感がひかりを満たす。
まだ、昂奮が収まらない。
『ああ、いやらしくふるまうのすごくすきぃ・・・』
口に感じる精液の苦味がひかりをさらに駆り立てる、
『んあ、もっと、もっとほしい・・・』
「ひろ、ねえ、こんどは、こっちにちょうだい。・・・ねぇ?」
艶然と微笑する唇を自分の指先でなぞる仕草をしながら、
もう片手で潤った秘芯をくつろげて比呂を淫らに挑発する。
そんな淫蕩なひかりの扇情的な仕草を見ながら、
比呂のペニスの怒張は射精をしてもおさまるどころか、
ますますたぎりたっていた。
『ああん・・・比呂がわたしを欲しがってる・・・』
『わたしにはいりたくてしょうがないのね・・・』
261:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/11 22:40:27 GJ+x7R44
---------------------ここまで----------------------
フェラチオ編終了です。
続きは明日以降。
ちょっと、ひかりに恥じらいが欠けてるでしょうか?>>243さん
第二部は、身体に火がついちゃってるのでこんな感じになります。
262:名無しさん@ピンキー
09/07/11 23:38:39 afaw9CLO
神が降りてきたw
263:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/12 18:59:36 QTvKWFPR
92.
「ひかりっ!」
比呂はひかりを強引に横倒しに押し倒して、その秘芯にむしゃぶりついた。
あまりのひかりの淫らさに頭が痛くなるほど昂奮していた。
「たまらねえよ、ひかりにこんな一面があったなんてな。」
陰唇、クリトリスと、衝動のままに唇と舌先で舐めしゃぶる。
潤った膣穴から溢れてくる愛液を音を立てて啜る。
「はあん・・・ひろぉ・・・」
恥かしい音に顔を紅潮させながら、喘ぐひかり。
すると、ひかりも比呂の下半身に手を伸ばして、
ペニスに口を寄せてきた。
ひかりもひどく昂奮しているらしい。
自然と、シックスナインの形に移っていた。
「んっ・・・んっ・・・ぉぉぉ、ひろぉ・・・」
「うっ・・・あ・・・ひかりぃ・・・」
お互いの秘所に顔をうずめ、全身全霊を込めて愛撫する。
264:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/12 19:00:45 QTvKWFPR
92.3
比呂は秘所から少し顔を離して、指先でクリトリスと膣口を刺激しながら、
「ひかりのおまんこ、真っ赤に腫れてドロドロにとろけてるぞ。」
と、言葉でもひかりを嬲ってやる。
「いやぁぁん・・・はずかしい・・・」
ひかりは顔を紅潮させるが、もはや羞恥を感じているのか、
嬲られて激しく喜んでいるのか、区別がつかない。
ひかりがこういう言葉やシチュエーションに激しく興奮することが、
比呂にはよく分かってきた。
単純な性器への刺激以上に、心への刺激の方が高まるようだ。
『望み通り、心も身体も犯し尽くしてやるよ、ひかり。』
比呂は胸中でそう呟く。
そうして、身も心も快楽の深淵に堕としてしまえば、
ひかりは比呂から離れることなどできなくなる。
既に、ひかりを英雄から取り戻したという実感はあるが、
それを確信に変えるのだ。
ひかりの精神までもを完全に自分の色に染めることで。
265:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/12 19:01:10 QTvKWFPR
92.6
「ほら、こんなにぱっくりと口を開けて、涎をたらしてるぜ?」
・・・ジュクリ。
比呂が嬲ると、ひかりの膣奥からの愛液が一段と増す。
「なあ、みろよ。いやらしいクリトリスまで、こんなに腫れてる。」
・・・ジュクリジュクリ。
さらに溢れるように愛液が零れ出る。
「嬲られると感じるんだな、ひかりは。
こんなに溢れさせて、すっごく男を欲しがってるのがバレバレだな。」
「・・・はぁぁん・・・はぉぉ・・・」
・・・ジュクジュクジュク。
ピクピクとひくつく膣口から愛液がトロトロと流れ出す。
「英雄にお前の元恋人は、こんな淫乱女だったって見せてやろうか?」
ビュビュ・・・ビビュビュ・・・。
「ふぁ・・・ひぃぃん・・・いやぁぁぁぁぁ・・・。」
比呂が「元恋人」を強調して意地悪に言い放ち、
同時に、ひかりの膣内のもっとも弱い部分を刺激する。
ひかりの膣穴から潮が吹き出し、ひかりは耐えかねたように大きな喘ぎを漏らす。
しかし、それでもひかりはひどく昂奮しながら、ペニスへの愛撫を止めない。
比呂もまた、ひかりの秘芯へ口付け、口淫に耽った。
266:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/12 19:01:52 QTvKWFPR
93.
何処を愛撫すれば、お互いが気持ち良くなるのか。
そんなことを探りながら、優しく、時に激しく愛の交歓が続く。
「ひぃ・・・ひろぉ・・・それすてきっ・・・。んはっ・・・。」
「ああ、ひかり、きもちいいよ・・・。」
時折、互いに噛み付くかのように、かるく歯を立てた甘噛みも加える。
普通なら痛みも感じかねないような少し強い刺激。
しかし、昂奮しきった二人には、それすらも心地よい刺激に過ぎなかった。
まるで本当の獣のようにお互いを求めあう。
喘ぐ声もまるで交尾するオスとメスの獣声のようだ。
いや、実際、つがうオスとメスとして求め合っているのだ。
二人の心からは、英雄や古賀春華のこともほとんど失せていた。
もはや隣室でバカ騒ぎをする両親たちも気になりはしない。
男と女の原初的な衝動に駆られ、二人はお互いを高め合っていった。
267:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/12 19:03:06 QTvKWFPR
94.
「あふぅん・・・もう、ダメえ・・・」
今度は、ひかりの方が先に限界を迎えた。
激しい愛撫にメロメロになり、どうにもたまらない気分になっていた。
『ふああ・・・このままいっちゃうのもすてきだけど・・・』
『でもやっぱり・・・ひろのおちんちんでいきたい・・・。』
蕩けきった頭で先ほどの激しいセックスの昂奮を思い出す。
「ねえ・・・ひろ・・・はいってきてよぉ・・・。あなたのたくましいものでぇ。」
快感を求め、男に女として媚びてみせる。
比呂がそれを見て、どう振舞うかははっきりと分かった上で。
自分の女に求められて拒む男など居る筈が無いのだから。
比呂も愛撫の手を休め、力強く頷いた。
ひかりを抱きかかえて、ベッドに横たえた。
比呂は軽くキスをした後、ペニスをひかりの開ききった秘芯にあてがった。
「んん・・・ああ・・・きてぇ」
ひかりは熱く囁く。
「んぅー・・・ぅん・・・」
そして、ひかりの待ち望んだ男が力強く押し入ってきた。
「はあぁぁぁ・・・・なんてきもちいいのぉ・・・!」
268:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/12 19:26:42 QTvKWFPR
---------------------ここまで----------------------
シックスナイン終了で、二回戦の前戯編完です。
続きは明日以降なのですが、ちょっとした問題が・・・。
現場のひかりさん、レポートお願いします。
「はい、こちら、現場の雨宮です。」
「おや、作者の机の上に、何処かの店の袋が置いてあります。」
「ちょっと、中を覗いて見ますね・・・。」
「どうやら中には、何やら小さめのパッケージが入っている模様です。」
「『星空の守り・・・』という文字が確認できました。」
「これは・・・。」
さて、色々な意味で影響が甚大なのですが、続編はどうなるのか?
私の私生活と社会生活はどうなるのか?
・・・等々予断を許さない状況です。
ひかり 「計画性がないんですね。」
一日が36時間くらいあれば良いのに・・・。
ひかり 「結局、似たような状況に陥るんじゃないかしら?」
269:名無しさん@ピンキー
09/07/12 22:15:01 9TpgdCH8
比呂×ひかり、ここまで一気に読みました。
原作連載中でもこの二人はちょっとしたきっかけで進展するような気がしていたので
このSSの展開はとても自然に思えました。
ひかりの心情もイメージ通り。とてもエロいけどやりすぎではなく清純さもあり。
とにかく素晴らしい!
>182の予定で後背位があるのも楽しみです。できればもっと続いて欲しいです。
二人でシャワーを浴びながらとか。これが読めて本当に嬉しいです。
270:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:33:44 q1BgctkM
95.
比呂はひかりの望むままに、自らの男で女を貫いた。
『すごく淫乱なひかり・・・。たまらねえ・・・。』
普段の清楚な様や時折見せる元気な様子とは、
まるで違う淫靡な女のひかり。
それが自分の引き出したものだと思うと、さらに昂奮する。
ペニスもその昂奮を受けて怒張を極めている。
普段以上に反り返り、亀頭も大きくカリも広がる。
そのペニスでひかりのとろとろに蕩けた膣穴をえぐる。
「あぐぅ・・・・いひぃ・・・」
最初に比べると、ひかりの膣穴は、随分と比呂の大きさに馴染んでいた。
しかし、それでもまだまだ狭く締め付けてくる。
それをこじ開けるかのように、奥に進む。
ひかりの弱い所もよく分かっている。
突き込みながら、弱い部分をカリで擦りあげる。
「あ・・・ぃぃ・・・それ、それよぉ・・・そこいいのぉ・・・」
すっかり出来上がっているひかりが甘えてくる。
271:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:34:23 q1BgctkM
96.
ズンッと膣穴の奥底まで突き込み、子宮口を突き上げる。
ひかりの襞とつぶつぶが、比呂のペニスに絡みつき、
柔やわと締め上げ、男の精をねだる。
比呂はあまりの気持ち良さを必死に我慢して、
ゆっくりと引き抜き始める。
「ひぁん」
ひかりの弱い部分をカリでこすりながら、膣口付近まで退くと、
その辺りを亀頭でぐりぐりと刺激を加える。
ひかりにとっては、この浅い部分もすごく感じるようだ。
「んう・・・それもいい・・・」
ひかりが瞳を潤ませて喘ぐと、愛液がジュワッと噴出してくる。
その愛液を掻き分けるかのように、再び押し込んでいく。
「はああん・・・ふかいのぉ・・・」
そんな風に敏感なひかりの反応を楽しみながら、
何度も抜きさして、抽送を繰り返す。
ひかりの膣内の感触をじっくりと味わいながら。
272:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:34:58 q1BgctkM
97.
ひかりの膣襞が比呂のペニスに纏わりつき、
膣全体で精を搾り取ろうとするようにいやらしい動きをする。
ひかりが切ない表情をしながら、比呂にしがみつき、
口付けをねだってくる。
ひかりの肉体の気持ちよさは尋常ではなかった。
比呂は必死で我慢しないと精を根こそぎ持ってかれるような気がしていた。
しかし、そんな淫らなひかりは自分が引き出したのだと思うと、
とても高揚した気分で嬉しい。
「おい、ひかり、そんなにおれの精液が欲しいのかよ?」
ひかりの狂態をさらに煽るように、意地悪に聞いてみる。
「ふぁ・・・せい・・・えき? んあ・・・」
惚けたようにくり返すひかり。
「ああ、おれの子種がほしいのか?」
ひかりが潤んだ瞳で喘ぐように言う。
「んぁぁ・・・ほしい・・・せいえき・・・ひろのせーえき・・・ほしいよぉ・・・」
言いながら昂奮が極まったのか、ビュっと膣穴から愛液が噴き出す。
比呂は満足してひかりの膣奥に激しくペニスをねじ込んだ。
ひかりはとても嬉しそうに絶叫する。
「ひゃぁん・・・もっと・・・もっとひろがほしいのぉ・・・っ!」
273:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:35:30 q1BgctkM
98.
比呂が腰をまわし、ねじるようにして、膣内を満遍なく刺激しながら、
ずるずるといやらしい動きでペニスを引き抜く。
「はぉぉぉん・・・。」
ひかりの弱い所が刺激されて、獣のような声で快感がこぼれる。
『ああ、なんてきもちいいの?』
亀頭が抜けるぎりぎりの所で、比呂が焦らすかのように動く。
大きく反ったエラで膣口を嬲り、時折、クリトリスにも愛撫を加えてくる。
「ああ・・・いじわるしないでぇ・・・」
ひかりがたまらずに、腰をあげてペニスを呑み込もうとすると、
比呂は動きを合わせて、浅い所を責め続ける。
『・・・ふぁぁ・・・でも・・・じらされるのもすき・・・』
ひかりが切ない心地よさにうっとりしていると、激しく貫かれる。
「っあひぃ・・・ぉぉぉぉん・・・ひぃぃん・・・すごぉい・・・」
子宮を貫かれるような衝撃に、瞬間、意識が飛ぶ。
数え切れないくらいオーガズムに達している。
潮を吹くように愛液が漏れ出す。
もう、ひかりにとっては、比呂の与える刺激の全てが快楽に感じられた。
比呂の思うがままに操られてしまう。
『わたし、ひろのおちんちんといやらしい指先にあやつられる人形・・・』
そんな自分がすごく素敵な存在に感じていた。
274:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:36:03 q1BgctkM
99.
そうやって、ひかりが為すがままにされていると、
比呂がひかりの脚を肩の辺りに担ぎ上げるような体勢に移った。
屈曲位のような体位になる。
ひかりは身体を丸めたような状態になり、少し圧迫されて苦しい。
『はぅん・・・すごぉい・・・』
しかし、今のひかりには、その圧迫感も快楽のフレーバーにしかならない。
そうしていると、比呂が上の方から、体重をかけてペニスを突き込んできた。
「ひぃっ・・・ぐぅぅ・・・ふぁ・・・」
今までよりも、さらに奥深くに突きこまれてしまう。
『あああ・・・すごく、ふかぁい・・・。』
『こんな奥深くまで、ひろにせいふくされちゃってる・・・。』
圧迫感とともに、痺れるような快感が広がってくる。
「んぁ・・・ひろぉ・・・んふぅ・・・」
比呂に見下ろされる姿勢でみっともなくよがることしかできない。
ひかりは男に支配されているんだという気分に浸っていた。
おそらく、ひかりを知る誰もが想像もつかないだろう。
ひかりがこんなにも淫らな顔をさらけ出す様は。
しかし、間違いなくこれも自分の一面なのだとひかりは自覚していた。
275:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:37:22 q1BgctkM
100.
比呂の大きなペニスに圧迫されるたびに子宮が疼く。
抜かれる時は襞がかき出されて気持ちよくて力が入らない。
快楽に顔がだらしなく歪んでしまう。
『あん・・・いやらしい顔を見られてる・・・』
比呂も昂奮して切羽詰った顔をしている。
でも、目が合うといやらしい自分を軽蔑する表情が浮かんでる気がしてくる。
『ひかり、お前は変態だな。』
ひかりの想像の中で比呂が言う。
『こんなにされて、すごくきもちがいいんだろ?』
ぞくん・・・。
『苦しいのがきもちがいいのか?』
ぞくぞくん・・・。
『男にひどく扱われるのが嬉しいんだな。』
そんな妄想と切迫する快感とが合わさって、頭がクラクラしてくる。
「んぁ・・・はぉぉぉん・・・ひろぉ・・・もっといじめてぇ・・・っ!」
ひかりは比呂の下で妄想と現実の快楽に喘ぎ泣き叫びながら、
際限のない女の喜びを貪っていた。
276:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:39:28 q1BgctkM
101.
比呂の重さを感じながら、膣穴でズルズルとペニスを受け入れると、
その充足感に身体が熱くなる。
比呂に力強く押さえ込まれて、自分の意思では満足に身動きも取れない。
まるで力尽くで、激しくレイプされているようにすら感じる。
自分が、か弱い女であると意識されて、ゾクリとする。
自分の意思で犯されながらも、比呂に無理矢理犯されたいとすら考える。
『ひろにレイプされたら、どんなにかんじちゃうんだろ・・・?』
暗闇で襲われて、目隠しをされて、服を引き裂かれてしまう。
『こうふんしたひろは、いやがるわたしにおちんちんをしゃぶらせようとするの・・・』
妄想していると、さらに昂奮が高まって、ジュワっと愛液が滲み出す。
『そして・・・むりやりにわたしのおまんこにつっこんできて・・・ぁぅぅ?!』
自分の妄想に自分で盛り上がってしまった。
「あ・・・あっ・・・だめっ・・・いや・・・いく・・・いっちゃうっ・・・っ?!」
自分自身の妄想で激しく昂奮したひかりの昂ぶりは、
止めようもなく、あっさりとオーガズムに達してしまう。
ひかりの膣がキュウキュウと比呂のペニスを食い締め、
大量の愛液を溢れさせる。
277:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/13 19:51:11 q1BgctkM
---------------------ここまで----------------------
正上位→屈曲位まで。
ひかりの妄想がやや暴走気味です。
>>269
丁寧な感想、どうも有り難うございます。執筆の励みになります。
私も原作でも、この二人が結ばれるのが自然だったと思っています。
ひかりのキャラクターについては、基本は清純だけれど、
想像力豊かで健康的にエッチな女の子だと想定しています。
同時に、感情の激しい所も隠している感じです。
原作でも比呂と一泊したことになった時、意識し過ぎて、
眠れなかったりしたこと等から、そういう風に想像を広げています。
>二人でシャワーを浴びながらとか。
シャワーシーンは想定していませんでしたが、ちょっと考えてみます。
278:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:34:28 51ihqSYJ
102.
比呂はひかりが達してしまうと、身体を起してベッドの上にあぐらをかいた。
そして、惚けて力の抜けたひかりを向かい合ったまま抱きかかえた。
そのままひかりの腰を落とさせ、自分のあぐら座の上に座らせた。
ペニスがズルズルと膣奥へと進む。
ひかりが切羽詰ったように比呂に抱きついてくる。
二人の肌と肌とが触れ合い、密着感がたまらなく心地よい。
隆起したペニスがひかりのさらに奥深くを突き上げる。
「・・・ふぁ・・・すごく・・・ふかいのぉ・・・」
比呂がゆっくりと動き出すと、新しい刺激にたまらず、ひかりが喘ぐ。
「・・・んああ・・・ひぃん・・・クリトリスがこすれて・・・きもちいい・・・」
喘ぐ息も荒く口をあけ、口の端から涎が垂れてしまう。
ひかりも自ら腰をふり始め、男を味わい尽くそうとする。
「・・・ぅん・・・ぅん・・・おくにあたるぅ・・・あたるぅ・・・。」
深いところが突かれ、同時にクリトリスも刺激されて、
ひどく気持ちが良さそうだった。
279:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:35:02 51ihqSYJ
103.
比呂はふと悪戯心を起して、ひかりのお尻を抱きかかえる手を少しずらして、
ひかりのアナルに指先を触れさせた。
「・・・ぁ・・・ひゃんっ!」
快楽に喘いでいたひかりが、感じたことのない新たな刺激に驚いた声を上げる。
その反応に気を良くした比呂がアナルを指先で柔やわと揉み解そうとする。
「ふわ・・・そ、そこだめぇっ! ・・・んっ・・・ぁぅん」
ひかりが慌てたような声を上げるが、膣穴を攻め立てるペニスからの快感に、
抵抗の言葉が霧散してしまう。
そんなひかりをニヤニヤと楽しそうに見ながら比呂はアナル責めを本格化する。
溢れ出る愛液を掬うと指先に塗りこめて、アナルをくじり始める。
「・・・ひぃっ・・・だめぇ・・・らめぇ・・・」
乳房と膣とクリトリスとアナルとに同時に刺激が加えられて、
ひかりは、あまりの快感に腰砕けになっている。
そして、アナルの緊張がほぐれて指先が少し進入し易くなったのを受けて、
比呂はさらに愛液をまぶした指先で、軽く抽送を開始した。
「・・・んぅ・・・ひぁあん・・・」
ひかりが顔を紅潮させながら、アナルからの刺激に耐えかねて喘いでいる。
比呂はアナルを弄くるのと同時に、ペニスで膣奥もえぐり続けた。
280:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:35:29 51ihqSYJ
104.
「いいの・・・いいのぉ・・・」
ひかりは、比呂の肩に顔をのせて、比呂の耳元で熱く喘いだ。
その愛らしくも淫らな声を聞くと、比呂のペニスはさらにたぎる。
まるで、全身の血液が集中して充血してるかのようだった。
比呂は抱きかかえた腕に力を込め、欲望のままに奥まで打ち込む。
そうすると、ひかりは蕩けた顔で喘ぎ、上半身を震わせる。
「ついてる・・・すごくつきあげてる・・・んんーーっ。」
「ひぃぃん・・・お尻のあなもいいよお・・・」
アナルへの刺激もすっかり気に入ったらしい。
そして、気持ちがよくてどうにもたまらないのか、
時折、比呂の耳をしゃぶりながら、軽く噛み付いてくる。
僅かな痛みはあるが、ひかりのすごい昂奮が伝わってきて、
比呂も激しく昂奮させられる。
ひかりの乳房が自分の胸板に押し付けられ、潰される感触もいい。
膣穴の締め付けも尋常ではない。
襞がペニスを舐るように強く心地よく締め上げてくる。
奥底では、亀頭をきゅうきゅうと吸い上げるような独特の感覚が強まる。
「ぅぉ・・・」
比呂も限界に近かった。
281:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:36:25 51ihqSYJ
105.
二人で激しく抱き合いながら、比呂はひかりのあちらこちらに口付けをし、
舐め回し撫で回す。
首筋から喉元へと舌先を這いまわし、そのまま、乳房をねぶり、
乳輪から乳首をしゃぶり、吸いたて、甘噛みする。
「ふぁぁぁん・・・おっぱい・・・きもちいいよぉ・・・」
「んんん・・・子宮も感じちゃう・・・はぁん・・・くりとりすだめえ・・・」
子宮を突き上げられながら、性感の強いクリトリスを刺激され、
さらに乳房や乳首などの弱い所を同時に攻め立てられ、
ひかりは身も世もなく喘いでいた。
その度に、膣からペニスへの刺激も強まる。
ひかりの膣内の弱い部分を攻め立てると、
そこにある襞とぶつぶつに亀頭が刺激されてたまらない。
『ああ・・・もう我慢の限界だ。』
「はぅ・・・ああん・・・ひろ・・・ひろ、ひろぉ・・・」
ひかりに甘い喘ぎ声で必死に求められて、限界を迎えた。
282:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:37:13 51ihqSYJ
106.
全身の血液がペニスに集中し、亀頭がさらに大きく堅く膨れ上がる。
膣奥深く突きこんだペニスが、ぎゅうぎゅうと締め付ける膣襞と密着し、
膣穴をさらに押し広げる。
まるで子宮を押しつぶそうとするかのように、亀頭が膣奥に押し付けられ、
少し潰されながら、グリグリと刺激する。
それは、ひかりを激しく昂ぶらせると同時に、攻め立てる比呂にも、
強い性感をもたらす。
比呂は精液がペニスの根元までせり上がってくるのを感じ、
さらに抜き差しをして、快楽を貪ろうとした。
カリが膣の襞ひだにこすれて、強い快感が走る。
「ぁぁん・・・いっちゃう・・・また・・・いっちゃうよぉ・・・」
ひかりが切迫した声で高まりを告げるのを聞くのも気持ちがいい。
「・・・ひろぉ・・・おくで・・・いっぱい・・・だしてぇ!」
ひかりの叫びを聞くと同時に、限界が来た。
283:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:38:09 51ihqSYJ
107.
亀頭がひときわ大きく膨れ上がる。
シャフトも限界まで堅さを増し、血管が浮かび上がる。
我慢していた精液が尿道を駆け上ってくる。
それがまた、たまらない快感をもたらす。
さらに、ペニスに力がこもり、ひかりの最深部に注ぎ込もうと、
奥へ奥へと押し付けられる。
ひかりをぎゅっと抱きしめ、愛らしい半開きの唇に強引に舌をねじ込む。
それに応えて、ひかりが舌を舐め、吸いたててくる。
それがさらに比呂を昂奮の高みに追いやり、ペニスを一気に爆発させた。
「うおおおお・・・・」
どびゅる・・・・どびゅる・・・どぷぷぷ・・・
どびゅ・・・どくん・・・どくどく・・・
限界の限界まで溜め込んだ精液が一気に弾け、
ひかりの奥底に叩き込まれる。
目が眩みそうな射精の快感が背筋を上がってくる。
「んぁぁぁぁぁーーーんっ!!」
それによって、ひかりも同時に達していた。
284:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:38:57 51ihqSYJ
108.
二人は強く抱き合ったまま、激しいオーガズムへと突入していた。
ひかりは目の前にチカチカと星が瞬くような感じを受けながら、
快感の本流の中に巻き込まれていた。
身体ごと何処かに弾け飛んでしまうような気がして、
比呂に身体全体で抱きつく。
両手を比呂の背中に回し、脚も比呂の腰に絡めようとする。
唇も合わせて、距離をゼロに縮めようとしている。
そうすると、密着している肌から、さらに快感が巻き起こり、
ますますひかりを追い詰めていく。
体奥で弾けた比呂の精液が子宮を刺激して、
猛烈な女の喜びが沸きあがってくる。
「きちゃう・・・きちゃう・・・はぁぁあああん!」
潮のように愛液がビュビュっと吹き出る。
完全に限界を超えてしまい、ひかりの上半身から力が抜け、
比呂も支えきれずに、二人してそのままベッドへと崩れこんでしまった。
285:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/14 19:47:23 51ihqSYJ
---------------------ここまで----------------------
座位で比呂が三度目の射精。
第二部の本番行為は、次の後背位で終了です。
その後は、二人のエロ成分を含む戯れが少し続いて完の予定です。
286:名無しさん@ピンキー
09/07/15 19:33:57 Xvg5/UWk
o
287:名無しさん@ピンキー
09/07/15 23:12:59 XGW/RA+j
ひかりの乱れる様がたまらん
288:名無しさん@ピンキー
09/07/16 19:17:06 JH0BAxsw
このスレは長編が来ても盛り上がらないね。
住人が片手で数えられる程度しかいなそう。
289:名無しさん@ピンキー
09/07/16 19:44:54 hem/xOPz
ひかりイイ!しかもお尻もきちんと可愛がってて素晴らしいですな!
けしからん、もっとやれ!
290:名無しさん@ピンキー
09/07/16 20:03:10 QGeQSqzd
>>288
そおなんですか?
私なんて毎夜毎夜楽しみにしながら
・・・してるというのに・・・
BxFvayJSZAさまは神ですよ
星空の守り人は進んでるのかしら
291:名無しさん@ピンキー
09/07/16 21:33:46 2vDGdZpi
>>288
わざわざ偉そうにそんなことを書く意図はなに?
292:名無しさん@ピンキー
09/07/17 00:19:05 Cdl5qoZE
>>285
漫画読み直してから読んだが超興奮した。
あそこから話が始まるとはうまい。
293:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/17 05:09:53 zfF9sDN4
109.
はぁはぁ・・・と息を荒げる二人。
しかし、オーガズムに達し、欲望を激しく吐き出しても、
比呂の怒張はまだ収まる気配がなかった。
比呂はひかりにおおい被さったまま、膣をじっくりと味わっている。
長大なペニスは、まだ膣の中を奥まで征服し尽くしていた。
僅かなすき間から、愛液と精液の交じり合った白濁した体液がドロリと溢れ出す。
純白のシーツに、また大きな染みを作っている。
二人は息を荒げながらも、まだ快感を貪っていた。
お互いの身体がもぞもぞと蠢く。
後戯というよりも、もっと性感を求めようとする貪欲な動き。
やがて、比呂は、射精したペニスを抜きもせず、
ひかりを組み敷いて、再び抽送を始めた。
まだ、ひかりの肉体を貪り足りないとでもいうように。
ひかりも嫌がるどころか、蕩けた笑顔を浮かべて、
比呂の下で、その動きに応え始めた。
貪欲に腰を蠢かさせる。
「あは・・・ひろぉ・・・もっと・・・もっとぉ・・・」
294:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/17 05:11:42 zfF9sDN4
110.
こうやって自分の下に組み敷いたひかりが喘ぐのを見るのは、
とても気持ちがいい。
ひかりも派手に感じて気が高ぶっているようだ。
だが、比呂はふと思いついて、ひかりの身体を起こしながら言った。
「な、ちょっと体位を変えるよ。」
「・・・ふぁ?」
性の喜びを存分に貪っていたひかりは、少しぼうっとした風情だったが、
比呂に即されて四つん這いになった。
もはや、比呂の言うがままだ。
ひかりは、獣のような体勢にちょっと恥かしそうにしている。
比呂の姿が見えないのも少し不安らしい。
後から見ると、ひかりの形のいいお尻とジュクジュクになった秘芯が曝されて、
すごく淫靡な光景だった。
赤く充血し、白濁に塗れて、淫猥この上もない様子だった。
「すごく、エッチだよ・・・」
比呂が感慨深げに呟く。
「ひゃぅ・・・ぃゃぁぁん・・・」
ひかりが恥かしそうに切なげに悶えた。
綺麗な背中に口付けをして、首筋にかけて舌で舐め上げた。
「ひぃぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・ぁん・・・」
すると、その瞬間、秘芯からツツーッと愛液が滴り落ちた。
ひかりもバックの体勢にひどく昂奮しているらしい。
295:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/17 05:26:12 zfF9sDN4
---------------------ここまで----------------------
少しだけですがアップします。
良い反応でも悪い反応でも、反応があるのはとても有り難いものですね。
>>287
次のラストの後背位で一番乱れる予定です。
>>289
アナル責めはリクエストに応えて入れてみました。
>>290
ご期待ありがとうございます。
実は、あのようなネタを書いておきながら、パッケージを開けてもおりません。
仕事が忙しくて、今月中には開封できず、執筆・投稿にも影響を与えている状況です。
>>292
あそこから始めるのが本編のパロとしては一番やり易いと思いました。
問題は、この後、ひかりの母が死ぬ展開なので、続編等が難しいことです。
他のシーンでやるなら、二人で外泊した時と、
ひかりの寝室で寝ていた比呂をひかりが抱きしめた時あたりでしょうか。
外泊シーンは導入を少しいじるだけで、このストーリーに続けられると思います。
一方のシーンだと違う展開になりますね。
ひかりが寝ている比呂の身体を使って、軽いオナニーを始めてしまって、
途中で気付いた比呂にそのまま征服されてしまうとか。
296:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/17 05:39:39 zfF9sDN4
とりあえず、第二部は、次の後背位10編+αで挿入有りのセックスシーンが終了し、
残りは後戯とバスルームでの軽いエッチシーンの後に、終幕です。
残り30編ほどなので、週末~来週始めで完結すると思います。
297:名無しさん@ピンキー
09/07/17 15:18:32 TfTj875D
>295
H2・2にも期待してますよ!
原作では叶わなかった比呂の願望を叶えてあげて下さい。
298:名無しさん@ピンキー
09/07/17 15:19:58 R1pgjiqd
>>296
長すぎてウザ。才能ないわ
299:名無しさん@ピンキー
09/07/17 21:17:15 WUghPdzR
>>298
長文が読めないゆとり脳乙
300:名無しさん@ピンキー
09/07/17 22:33:53 7DRrwUq3
あなたが神ですか。ありがとう、本当にありがとう
301:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:11:00 +BBb+t+Y
111.
「じらさないでぇ・・・!」
心底切なげにひかりが声を上げる。
比呂はその声に突き動かされるように、ひかりのお尻を鷲掴みにすると、
後から一気に貫いた。
ズルズルっと濡れそぼった膣道をペニスが掻き分け押し進む。
正上位で突いた時とは、異なる部位を異なる感覚で刺激していく。
「ぁぁん・・・なにこれぇ・・・?」
新しい刺激にひかりが激しく喘ぐ。
奥に行き当たり、ズンっとこれまでとは異なる角度で奥底を突き上げる。
「ふぁぁぁん」
ひかりはその瞬間に軽くオーガズムに達したようだ。
膣が比呂のペニスを食い締めるように絞り上げてくる。
キューっと最奥で亀頭の先が吸い込まれるような不思議な感覚がする。
ひかりが感じると、こういう感覚が生じる。
どういう状態なのか分からないが、比呂にとっても気持ちの良い感覚だ。
少し動きを止め、ひかりの絶頂が収まるのを待ちながら、
比呂はその膣内の甘美さをじっくりと味わった。
302:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:13:15 +BBb+t+Y
112.
『はあ・・・きもちいい・・・まだ、こんなきもちよさがあったなんて・・・』
ひかりは獣の体勢で比呂に貫かれると、その甘美さに酔っていた。
ペニスの当り方や突かれる場所が違って新鮮な感じがする。
また、この体勢もひどい屈辱感を感じさせてくれる。
正常位のような男女で愛し合う体位というよりも、
まさに、男が女を征服するための身勝手な体位という気がする。
でも、ひかりには、それも素敵なことに感じられた。
『わたし、マゾ気があったみたい・・・』
男に征服される感覚が強まると、ひどく昂奮してしまう。
『はげしく乱れちゃうかも・・・』
かああっと顔が紅潮する。
この姿勢だと比呂が見えないのは嫌だが、顔が見られないので、
思う存分乱れられるような気がする。
膣奥が比呂の亀頭にきゅうきゅうと吸い付いている感覚が自覚できる。
『胎内が、比呂のおちんちん、おいしいよぉって喜んでる・・・』
ゾクリとした気分になり、淫らな表情をしてみる。
舌をいやらしく突き出し、涎をたらしながら、瞳を潤ませる。
息を荒げて、淫蕩な表情をつくってみる。
そうやって、自分の気持ちを盛り上げる。
303:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:14:53 +BBb+t+Y
113.
そんなことをしていると、比呂が再び動き始めた。
「・・・あんっ ・・・あはあん ・・・いいのお」
比呂に見えないのをいいことに、とても淫靡に振る舞い続ける。
そうしていると、本当に気持ちがいい。
『ああ・・・こうしてると・・・ほんとうにきもちいい』
『どんどんよくなってくる・・・』
『すごいいんらんなきもちで・・・ぞくぞくって・・・』
あまりの昂揚感に、かつて無い速さで高まっていく。
「はぁん・・・あぉぉーん・・・」
意識して獣のような嬌声を上げてみる。
比呂も触発されたように、獣の力強さで突きこんでくる。
「うぉっ・・・ひかり・・・いいぞっ! ぉぉぉ!」
「はぉぉん・・・すごく・・・いいわ・・・ひろっ!」
獣じみた歓声をあげながら、獣のようなまぐわいを続ける。
ひかりの淫らな演技は、次第に演技ではなく、
本当の淫蕩な振る舞いへと摩り替わっていく。
『わたしはほんとうにいやらしいの。』
比呂がぎりぎりまで引き抜いて、ひかりの弱い所を一気に突くと、
『ひああ・・・ひろのおちんちんすてきぃ!』
浅いオーガズムに達する。
何ら躊躇することなく性感を貪っていた。
さも、オスとメスが性を貪るのは当然だと言わんばかりに。
304:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:16:18 +BBb+t+Y
114.
ひかりはあまりの快感に腕に力を入れるのが億劫になっていた。
軽いオーガズムの波が連続的に繰り返される。
次第に、頭が下がっていき、比呂に突きこまれるお尻だけを、
男を求めて高く突き上げあげるような姿勢へとなっていった。
腕と胸はだらしなくベッドにもたれかかり、ちょっと息苦しい。
逞しい男に貫かれて、だらしなく快楽を貪る女。
そんな気分になっていた。
『でも・・・それって・・・ほんとうのことだもの・・・』
ゾクリとした気分になる。
『こんなになっても、お尻だけはひろにあわせてうごかしてる』
長大なペニスが深くつき込まれると、
「ふああ・・・ひろ、いい・・・それすてきぃ・・・」
嬌声を上げて、必死に媚びる。
もはや演技ではなく、自分の本心としか思えない。
『きっとひどいかおしてる・・・みだらなおんなのかおに・・・』
比呂に見られたら、恥かしくて死んでしまいそうだけれど、
このゾクゾクする快美感を貪るのがやめられない。
305:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:37:50 +BBb+t+Y
115.
その時、膣穴を嬲るのに集中していた比呂が、
深く突き込んだ後、ひかりの頭に手を置いてきた。
そして、そのままひかりの顔を自らの方に向けさせる。
「・・・ふぁ・・・はぇ?」
女の喜びに陶酔し、蕩けきったひかりが少し呆然としていると、
比呂は髪を掴んでひかりの顔を自分の方にぐいっと向かせた。
そして、ひかりの顔をニヤリとしながら見つめて呟く。
「・・・ふん・・・いやらしい女だな。なあ、ひかり?」
ひかりは口をだらしなく開き、舌を淫らがましく突き出し、
涎をたらしながら、瞳を潤ませ、身も世も無い淫らな表情をしていた。
だらしなく蕩けて、男の与える快楽を貪る女の顔。
獣の体勢ゆえに比呂に見られないと油断しきり、
誰にも見せたくないような、その女の顔を全て比呂に見られてしまった。
快楽に蕩けた脳が事態を理解すると、ひかりは激しく動揺した。
そして、その激しい恥かしさは、ゾクリとした暗く激しい性感へと変わっていく。
「・・・ふぁぁ? ひ・・・ろ?」
ひかりの膣穴が比呂のペニスをぎゅうっと締め付け、
ビュっと愛液を吹き出す。
306:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:40:00 +BBb+t+Y
116.
「・・・ぁぉ・・・あおお・・・」
見られたくない快楽を貪る顔を見られ、恥かしさの極で、
ひかりは軽くオーガズムに達してしまう。
膣穴はさらに蠢き、比呂のペニスに喰い付きを増す。
比呂はじっと見つめながら、ひかりをゾクゾクさせる低い声音で、
「ひかり・・・お前は本当に淫乱な女なんだな・・・。
ものすごく、いやらしい顔をしてるよ。
どう見ても色情狂にしか見えないぜ。」
と囁きかけた。
「いやあ・・・」
ひかりは激しい恥辱に塗れ、力なく頭を振ろうとする。
しかし、比呂は止めを刺すように言葉を投げつける。
「英雄が見たら、びっくりするだろうな。
あの糞真面目な英雄に、ぜひ、みせてやりたいぜ。
こんな淫らな元恋人の顔をなあ!
この俺に犯されることに夢中な情婦の顔さあ!!」
「・・・ぃゃ・・・ふああん・・・っ!」
その瞬間、ひかりの体が瘧(おこり)を起したようにブルッと震えた。
度を越えた恥辱が生み出す暗い快感に、腰までもが完全に砕けそうになる。
一気に全身が燃え上がり、灼熱の黒い炎が思考を焼き尽くす。
心を揺さぶる激しい衝撃に、意識が吹き飛びそうになる。
ビュピュピュ・・・と、秘所が潮を吹き垂らす。
307:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:42:58 +BBb+t+Y
117.
比呂はさらにひかりの弱い部分に突き込みながら、
「ほら、いけよ。すごくいきたいんだろ? 淫乱ひかりちゃん?」
わざと見下すような口調で命じた。
「おまんこも、アナルも感じて仕方がないんだろ? ほら、いっちまえ。」
ひかりは潤ませた瞳を見開き、半ば白目になりながら、
「い・・いひぃ・・・いぐぅ・・また、いぐの・・・んんあああ・・・」
と絶叫した。
「・・・ぉあ・・ぅぐ・・・ぅぁ・・・いぐぅ・・・ぉぉぉぉ」
『あはぅ・・・あはあん・・・みられた・・・』
『ひろにみられちゃった・・・わたしのいきまくってるかお・・・』
『みられちゃったあ・・・わたしのほんしょう・・・』
状況の認識と絶頂が同時に起こった。
見られないと思って安心して貪っていた性の享楽。
その様を完全に見られてしまった。
その恥かしさがひかりの絶頂をさらに押し上げる。
ビュビュビュウ・・・。
ひかりは膣口から派手に潮を吹き出していた。
308:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:48:03 +BBb+t+Y
118.
ひかりは派手な絶頂に朦朧としながら、さらに追い込まれていた。
『・・・それだけ・・・じゃないわ・・・』
比呂は狂態を見抜いたようなタイミングで顔を覗き込んできたのだ。
きっと、性を貪るひかりの全てを見抜かれていたに違いない。
ひかりを知り尽くしている比呂には、ひかりのいやらしい本性など、
全てお見通しだったのだ・・・そんな風に考えてしまう。
『ひろにけいべつされちゃうっ・・・』
愛する男に軽蔑されたらと思うと、恐怖でおかしくなりそうだった。
しかし、そんな恐怖までもが、今のひかりには甘美に感じた。
『けいべつされたら・・・あはう・・・きっと・・・またかんじちゃうう』
『わたし・・・いやらしいメス・・・って・・・』
性感と恥かしさとで蕩けきったひかりの脳が、
さらにゾクゾクとした暗い快美感を感じて痺れた。
自分が卑しい存在であると思うとゾクゾクするのが止まらない。
大好きな比呂に、卑しいメス豚として扱われるのだと考えると、
身震いするような暗く深い性感が沸き起こる。
・・・もう止まらない。止めることができない。
ひかりはぽろぽろと涙を零しながら、
「はあん・・・ひろぉ・・・いやしいメスをつらぬいてぇ・・・
けいべつされてもいいのぉ・・・いやしいわたしをなぶってぇ!!」
と絶叫した。
すごく甘美な絶望感を感じながら。
309:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 00:52:34 +BBb+t+Y
119.
ひかりの望みに、比呂は無言でペニスを突きこんで応えた。
ひかりの弱い部分を激しくこすりあげ、子宮口を亀頭でドスドスと叩く。
そんな激しい男の動きも、今のひかりには激しい快感をもたらす。
「あひゃぁぁ・・・お・・・おあ・・・・んんんんんんーーっ!」
ひかりは絶頂の高みから、さらにその上に押し上げられる。
ビュビュビュビュ・・・。
また激しく潮を吹き出して、イキ狂う。
ひかりの目から涙がボロボロと零れる。
恥辱と絶望と圧倒的な快感。
もはや、快楽を享受することに何の躊躇いも残っていなかった。
「んああ・・・いってるの・・・わたし、なんどもいっちゃってるのっ!」
比呂に自分の喜びを何度もあからさまに訴える。
そうすることで、さらに喜びが高まっていく。
「・・・ああ・・・ひろぉっ!・・・もっと・・・つよく・・・ふかくぅ!」
自らも比呂に合わせて腰を振り、嬌声を上げ続ける。
310:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 01:02:39 +BBb+t+Y
120.
「んぁ・・・うふぅ・・・はああ・・・もっと・・・もっと・・・ほしいのぉ!」
ひかりが乱れた喘ぎを上げ続けると、
膣穴がきゅうきゅうと比呂のペニスを奥深くへと引き込もうとする。
まるで、ひかりの身体が男の全てを飲み込もうとするかのように。
時折、膣口からビュッと愛液が潮を噴く。
ひかりは断続的にオーガズムに達し続けている。
「ぐぅ・・・ひかり・・・お前の欲しくてしょうがない精液もくれてやるよ!」
比呂もひかりの絶頂の狂態を受けて限界を超えたらしい。
ひかりの体奥で、比呂のペニスが一段と堅さと太さを増す。
赤黒い亀頭が一回り大きく膨れ上がる。
「・・・ひぃ・・・ぁぁ」
膣奥と子宮口がさらに強く圧迫されて、ひかりが喘ぐ。
「・・・ほしい・・・ひろのせいえきほしいっ・・・ほしいのぉ!!!」
ひかりの心と身体が男の体液を激しく求める。
「・・・うおっ!」
まるで、子宮口が亀頭に吸い付くような蠢き方をすると、
比呂の快楽も限界を突破した。
そして、驚くほど大量の精液を膣の奥深く子宮口に叩きつけてきた。
ドビュゥ・・・ドビュゥ・・・ドビュビュゥ・・・。
ドビュビュビュビュウ・・・。
ドクッドクッ・・・。
「ぅん・・・んあああああーーーーっ! もう・・・だめぇぇぇ!!!」
311:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 01:05:29 +BBb+t+Y
121.
ひかりは、ビシャビシャと子宮口に叩きつけられる熱い体液で子宮が灼熱するのを感じた。
これ以上は有り得ないと思うような快感が、さらに高まっていく。
もはや目蓋は開いていても、光を受けていながらも、
回りの物は何一つとして、ひかりの目に入ってはいない。
英雄や古賀春華のことなど吹き飛んでしまっている。
隣室で騒いでいる家族達のことは頭の片隅にも残っていない。
嬌声が漏れ聞こえてしまうことも考えはしない。
比呂の存在と与えられる快感だけを貪り尽くそうとする。
「はおおん・・・いく・・・いきます・・・ひろぉ・・・わたしのいくのをみててぇ!」
すっかり快楽に狂った女が男に嬌態をふりまく。
限界を超えた快楽でどこかおかしくなってしまっているのかもしれない。
「・・・・んんんんん・・・・ふぁぁぁぁ・・・・・ひろのあかちゃん、孕んでるうっっ!」
そんな妄想のような倒錯しきった叫びを上げながら、限界のその先に達する。
ひかりは完全に精神の限界を超えた快美感の中で、意識をブラックアウトさせた。
全ての狂態を比呂に曝しながら。
312:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/18 01:18:07 +BBb+t+Y
---------------------ここまで----------------------
後背位でクライマックス。ひかりがM気全開です。
>>297
さすがに、H2・2は、あだち先生に頼まないと・・・。
この続編、第三部を、ということでしょうか?
>>298
お褒めに預かり、恐悦至極です。長編を書くのが目的の一つです。
それと、自分に才能があると思ったことは、まるで無いです。
どうせなら、貴方に、ピリリと小粒で辛い良作の短編を
お手本として投稿していただければ、とても嬉しいです。
評論するよりも、創作してみましょうよ、ね?
>>300
褒め言葉としては過分過ぎますが、有り難うございます。
313:名無しさん@ピンキー
09/07/18 10:16:27 jNg72QHd
269です。バスルームでのエッチを書いてくださるとは嬉しい限りです。
もうすぐ完結とのことなのでそうなったら270以降一気に読ませていた
だきます。執筆がんばってください。
314:名無しさん@ピンキー
09/07/18 17:16:28 7fYILt3l
j
315:名無しさん@ピンキー
09/07/18 17:19:50 7fYILt3l
>>313
自作自演やってて虚しくならないの?w
こんな長い駄文は誰も読んで無いよwww
316:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:19:49 b7Bs2DSv
なげえンダヨ蛸
317:名無しさん@ピンキー
09/07/18 18:32:07 7fYILt3l
その通りw
318:名無しさん@ピンキー
09/07/19 04:00:44 NR5PrJD3
ひかりが理性が戻ったときにどうなるのか考えるとニヤニヤがとまりません!
続編は是非ヒデに別れ話するところからお願いします
319:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:08:56 I5o4Bmtz
122.
・・・・・・。
何分くらい気を失っていたのだろう。
脳を焼き尽くすオーガズムの大波の影響でちょっと頭が痛い。
甘い残像で全身が疼く。
身体を撫で摩る優しい手が心地よい。
身も心も完全にその手に委ねる。
大事な男の手に。
すごい快感だった。
甘美さと薄暗い背徳感。
すべてを書き換えられてしまうような快感。
先程よりも大量の精液がひかりの膣の奥深くにたまっている。
熱い男の体液がたっぷりとお腹の中に収まっていることにひかりは幸福を感じていた。
精液は子宮の中まで犯している。
『はぁん・・・すてきぃ・・・ひろのだいじなせいえきがいっぱい・・・』
『こんないやしい、いやらしいわたしにそそぎこんでくれて・・・うれしぃ』
『らんしがせいしにおかされて・・・あかちゃん・・・できちゃう・・・』
恍惚としたままのひかりは、ゾクゾクする被虐的な喜びに包まれている。
男の子種を植え付けられて、女が喜びに打ち震えている。
「はふ・・・ひろぉ・・・」
320:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:11:15 I5o4Bmtz
122.5
「・・・あん」
ひかりが身じろぎすると、体奥から貯まった精液が逆流するのを感じる。
愛液と交じり合いながら、トロトロと流れ出す。
比呂の長大なペニスが抜けてくつろぎ、少し開いたままになっている膣口から、
タラリと、二人の愛し合った印の体液が零れ出る。
『ふあ・・・ああん・・・わたしのおまんこひろのかたちにひろがっちゃった・・・』
ゴポリ・・・と、膣口から溢れてくる精液を、ひかりはもったいなさそうに指先で掬う。
『ああ・・・ひろのせいえき・・・もったいない・・・』
隣で比呂が見ていることも忘れて、衝動に駆られて、
半開きの口から舌をいやらしく伸ばし、舌先で舐めとろうとする。
「ふぁぁ・・・んん・・・」
絶頂の余韻の中、大好きな男の体液を味わって、
感極まってひかりは喘ぎ声を漏らす。
もはや、そこには、性に溺れきった一人の女しか居なかった。
321:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:18:57 I5o4Bmtz
123.
こうして、女の性に溺れて、狂態と嬌態をさらしていたひかりだったが、
快楽の大波と余韻が過ぎ去り、ひかりの身体もようやく落ち着いていく。
極限まで達し常軌を逸して惚けてしまったひかりの心にも、
次第にいつもの平静さがもどっていく。
ひかりはゆっくりと深呼吸をしながら、心身がくつろぐのを感じていた。
『ああ・・・私が私で無くなっていたみたい・・・セックスって・・・』
冷静になって振り返ってみる。
明らかに熱に浮かされたような狂態。
ひかりは、ハッと気付く。
女の喜びに溺れて、あまりにもひどい姿を曝してしまったのではないか?
快楽を追い求めるあまり、恥かしい欲望を全て比呂にぶつけてしまった。
『ああ・・・私、なんてはしたない・・・』
羞恥に顔が熱くなる。
浅ましく性感を貪るひかりを、比呂はどんな気持ちで見ていたのだろう?
『どうして、私は・・・』
後悔の念が沸き起こる。
同時に、後の祭りだという自覚もあった。
322:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:30:23 I5o4Bmtz
123.5
『自分のことを、いやらしいメス豚だなんて・・・。』
『ましてや、そんな風に比呂に扱って欲しいと思うなんて・・・。』
そんな自分の考えの恥かしさにどうにかなりそうだった。
『しかも、メスを貫いて欲しいなんて、本当に言っちゃって・・・。』
『いじめて欲しいとまで・・・。』
自分で自分の愚かしさが恨めしい。
自分は快楽を我慢できない享楽的な女だったのかと思うと、
恥かしくて死にそうだった。
気持ちが良くなると、自分は感情をセーブできないのかもしれない。
そのことが痛感された。
おそらく、また快楽に酔えば、同じような狂態を曝してしまうだろう。
いや、もっと酷い媚態をさらけ出すに違いない。
『赤ちゃん孕んでる・・・なんて心底嬉しそうに叫んで・・・。』
『・・・まるで本当に頭のおかしい色情狂の痴女じゃない。』
自分で自分を嫌悪しながら、同時にゾクリと胸に暗いが沸く。
ゾクリとした言いようのない疼きが起こる。
そんな自分がますます恥かしかった。
323:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:39:24 I5o4Bmtz
123.7
そんな風に考えていると、ひかりは次第に怖くなってきた。
『・・・比呂は浅ましい私のことをどう思ったかしら?』
確かに、比呂は私のことを好きだといってくれたし、
その気持ちには嘘はないだろう。
しかし、それはいつもの自分、普段通りの幼なじみの自分に対してであって、
あんな欲望のままに狂態を曝す色情狂めいた恥かしい女ではない。
あんな姿を見たら、誰だって幻滅するに決まっている。
比呂でなくても、そう、例えば、意外と潔癖な英雄なら確実に嫌われるだろう・・・。
『私、一時の快楽の為に、とんでもないことを・・・?』
英雄と古賀春華を裏切ってまでして、
せっかく手に入れた比呂との仲をめちゃくちゃにしてしまったのではないか?
ひかりは次第に、愛する者を失ってしまう怖さを感じ始めた。
考えていると、涙が溢れそうになってきた。
そうして、ひかりはおそるおそる目をあけて、比呂の顔を伺った。
あんないやらしい女は嫌われても仕方が無いと自己嫌悪しながら。
324:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:40:15 I5o4Bmtz
124.
しかし、比呂は優しくひかりを抱きしめながら、愛おしそうに見つめていた。
「・・・比呂?」
「お、気付いたか。あんまり、激しかったから、心配だったんだよ。」
「ごめん、わたし・・・」
「ん? 謝るのはおれの方だろ。ごめん、調子に乗りすぎたよ。」
安堵感のあまり涙が出てくる。
「おい、だから悪かったって。なあ・・・。」
「ううん・・・悲しいんじゃないの。うれしいの・・・。」
「あん? いじめられるのが?」
「そうじゃなくて。比呂が私を受け入れてくれてるのが。」
比呂はひかりを抱きしめる手に力を込める。
「ばかやろ。おれはどんなひかりだって好きだよ。」
「あんなにエッチな女の子でも?」
「ああ・・・。エッチすぎて、おれの身体が持たないかもしれないけどな。イタタッ・・・。」
調子に乗って語る比呂の頬を強くつねる。
「もう、バカ。」
ひかりは潤んだ目で比呂を見つめた。
325:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:41:21 I5o4Bmtz
125.
綺麗で優しくて素敵な女の子のひかり。
皆の前ではひかりはそう振舞っている。
でも、比呂は同時に、ひかりの元気さや強さも知ってくれている。
その寂しさも、強がりなところも。
それだけじゃない。
乱れるとこんなにも淫らになることも知られてしまった。
たぶん、それをひどく恥かしく思っていることも分かってくれてる。
けれど、比呂はその全てをひっくるめて、ひかりを大好きなのだろう。
誰よりも。
弱い時は側に居てくれる。
元気な時も。
比呂の腕に抱きつきながら、ひかりは素直に想う。
『ずっと側に居て欲しい・・・。』
326:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:42:20 I5o4Bmtz
126.
ひかりがそんな幸福感に浸っていると、
「なあ、シャワー浴びないか?」
比呂が問い掛けてくる。
こうして、冷静になって互いを見てみるとひどい有様だ。
激しく愛し合ったおかげで、汗と精液や愛液の残滓ですごい状態になっている。
全身べとべとで、確かにシャワーを浴びてすっきりしたい。
「そうね。比呂、先に入っちゃってよ。私は後からでいいから。」
ひかりは気を利かせて、そう言った。
すると、
「んー。・・・一緒に入らないか?」
と、比呂がそう誘ってきた。
「えっ? 一緒に?」
予想外の比呂の誘いにひかりは戸惑う。
あんなに激しいセックスまでしておいて奇妙な話だが、
二人でシャワーと言うのは何やら少し恥かしい。
少し赤くなりながら、
「ここユニットバスだから、二人で入るのはちょっと無理じゃない?」
とはぐらかそうとする。
しかし、比呂は、
「大丈夫だって。それにひかりも早く流して、すっきりしたいだろ?」
と意に介さず、ひかりをバスルームへと連れて行こうとする。
327:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 06:54:24 I5o4Bmtz
---------------------ここまで----------------------
ようやく挿入有りのセックスパート完です。
本質的な部分では、二人の関係は変わっていません。
>>313
バスルームでのエッチシーンはありますが、
本番行為はありませんので、ご期待を裏切ることになったら、申し訳ありません。
原作での描写が普通のシティホテルらしかったので、
ユニットバスしかイメージできず、セックスはきつそうだなと考えてしまいました。
>>315-317
長いのは仕様です。長編ですから。
むしろ、貴方達の秀逸な短編を読ませて下さい。
>>318
こんな風になりました。
イメージしていたのと同じでしたか? それとも違いましたか?
ちなみに、続編をちょろっと書き始めてみましたが、
別れ話のシーンからは始められませんでした。
328:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 07:04:27 I5o4Bmtz
(訂正)
123.5
×「同時にゾクリと胸に暗いが沸く」
○「同時にゾクリと胸に暗い喜びが沸く」
329:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:29:15 Vvfod378
127.
「あん、比呂っ。ちょっと、強引なんだから、もう。」
ひかりは照れてちょっと怒ったふりをしながらも、
比呂とこんなやり取りを出来るのが、何だか嬉しく感じていた。
『比呂と一緒にお風呂なんて何年ぶりかしら?』
小学生低学年の頃までは、比呂と一緒にお風呂に入ったことももあった。
しかし、それもひかりが大きくなってくると自然消滅した。
何となく、あの頃が戻ってきたような気がして懐かしい気がした。
バスルームは、通常のユニットバスに比べるとゆったりした作りだが、
二人して入ってみると、やはりちょっと狭い。
身を寄せ合うような格好になり、比呂の体温を感じる。
「やっぱり、無理じゃないかしら?」
懐かしさを感じながらも、比呂の体温を意識してしまう。
「いや、お互いに流しっこすれば何とかなるよ。」
比呂がシャワーの湯温を調節しながら応える。
「ほら、流すから、そっちむいて。」
330:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:29:45 Vvfod378
128.
シャー・・・。
比呂はひかりの背後からシャワーで流しかけてやった。
「・・・ん。ああ、いい気持ち。」
ひかりがうっとりと目を細める。
「熱くないか?」
「うん。だいじょうぶ。」
比呂はシャワーを流しかけながら、
体液の残滓をもう一方の手で撫でこすり流す。
「はぁ・・・。」
ひかりが安堵のため息を漏らす。
もちろん、性的なものではないが、比呂は少しドキリとした。
こうやって見ると、ひかりの肌にはキズやシミ一つ無く、
抜けるように白くて綺麗だ。
背中から、腰、ヒップにかけてのラインもとても女性的で美しい。
湯をかけながら撫でこする手にひかりの肌が吸い付いてくるような気がする。
つい先ほどまで、この女体を征服していたのだと思うと、
体の芯が熱くなってくる。
ペニスも再び力を取り戻そうとし始めてしまう。
331:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:31:08 Vvfod378
129.
「ん・・・。」
比呂にシャワーで身体を洗い流されながら、
ひかりはうっとりするような心地よさを感じていた。
『他人に流してもらうのって気持ちいいのね。』
すぐ側に比呂の体温が感じられるのも、とても安心する。
性的な激しい快感では無いが、ゆったりとした快感が広がる。
「はぁん・・・。」
油断をすると甘えたようなため息が出てしまう。
それくらい素敵な感覚だった。
そうやって、しばらく洗い流されていると、
「ほら、次はこっちを向いてごらん。前を洗うからさ。」
と、比呂が声をかけてくる。
「・・・えっ? いいわよ、前は自分で流すから。」
さすがに自分の胸も秘所も全てをさらけ出して、
洗い流してもらうのはかなり恥かしい。
少し赤くなって断ろうとした。
しかし、比呂はやや強引に、ひかりを振り向かせると、
肩から胸の辺りにシャワーを流しかける。
332:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:32:00 Vvfod378
130.
比呂が柔やわとあくまでも優しく丁寧に身体を流してくれる。
弱めのシャワーを浴びせながら、とてもソフトに身体を撫でさする。
肩から胸、そしてわき腹へと繊細に指先が進む。
「・・・ぁ」
そうして貰っていると、ひかりの声に性的なものが混じってしまった。
確かに洗い流される心地よさは変わらないのだが、
触れるか触れないかの微妙なソフトタッチで触れられていると、
奇妙な気分になっていく。
鳥肌が立ちそうな気がする。
「・・・んぅ」
比呂が乳房の形をなぞるかのように、優しく洗い流してくる。
そして、さわっと僅かに掠めるようなタッチで乳房の先も撫でさする。
「・・・ふぁ」
今度は明らかに性感を呼び覚まされてしまった。
乳首と乳輪が軽くしこってしまう。
ひかりの顔にシャワーを浴びているための上気以外の紅潮が加わった。
333:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:32:33 Vvfod378
131.
比呂は少し昂奮しながらも、あくまでも優しく洗い続けた。
ひかりが感じ始めているのはよく分かったが、こうしてソフトな愛撫を続けるのも、
これはこれでいいものだと思った。
立て続けにひかりに射精して、気持ちにゆとりが出来ているからかもしれない。
比呂はひかりのボディラインを確めるように、じっくりと洗い流していく。
「・・・ん・・・んふ・・・」
時折、ひかりが堪えるかのような態で微かな喘ぎ声を漏らす。
しかし、もう自分で洗い流すとは言ってこない。
ひかりも愛撫されるように洗い流してもらうのを心地よく感じているのだろう。
目を閉じて、快感に集中しているように見える。
比呂はお臍から下腹部へと洗い流し、
続けて、太ももから脚全体へと優しく撫でさすっていった。
そして、最後に、ひかりの秘所へとシャワーと指先を近付けていった。
334:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:33:03 Vvfod378
132.
「・・・ふぅ・・・はぁ・・・」
比呂の手が外陰部を柔らかく揉みほぐすかのように洗ってくる。
ひかりには、もうほとんど性的な愛撫のように思えた。
しかし、ひかりは抵抗することが出来なかった。
ゆったりとした雰囲気の中で抵抗の力が抜けてしまっていた。
そして、次第に、体奥の熾火がチリチリと熱を持ち始めてしまうと、
抵抗したいという気持ちすら希薄になってしまう。
大陰唇から小陰唇へと襞をかき分けるかのようにして、
丁寧に洗ってくれる。
しかし、繊細すぎる指の動きは、もはや性的な愛撫でしかない。
「ここも綺麗にしないとな。」
比呂がそう呟くと、クリトリスの包皮を剥き上げて、柔らかな水流で、
優しく洗い始めた。時折、肉芽を優しく揉みながら。
「ぁぁ・・・はあん・・・」
ひかりの声には、明らかに甘い喘ぎが混ざってしまう。
335:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:35:26 Vvfod378
133.
続けて比呂は、膣口から指先を挿入させた。
膣穴をくつろげては優しく洗い流す。
すっかりほぐれているので、あまり強い抵抗はない。
しかし、膣奥から、愛液が溢れ始めていて、
入り口付近をいくら洗っても、粘液は取れる気配が無かった。
「あれ、おかしいな? おまんこのヌルヌルがちっとも無くならないよ?」
比呂はわざと卑猥に、ひかりに囁きかけてみた。
「・・・ぃゃ」
ひかりは恥かしそうに顔を紅潮させて、消え入りそうな声で応えた。
「どうしたのかなあ? おまんこから粘液が溢れて、洗い終わらないよ?」
さらにいやらしそうに、ひかりへと淫猥な言葉を投げかける。
同時に、膣穴だけではなく、クリトリスにも愛撫を加えた。
「ひああん・・・。」
ひかりが恥辱の中で切なそうに身をよじる。
愛撫を続けていると、次第にひかりの息が荒くなっていく。
336:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:38:39 Vvfod378
134.
「ねえ、どうしたらいいと思う?」
比呂が耳元でいやらしく囁いてくる。
洗い流された耳朶を比呂の舌がチロリと舐ってくる。
「ふぁ・・・んぅ・・・」
たったそれだけで、ひかりの身体は熱く疼いてしまう。
また、比呂に体奥の熾火を起されてしまった。
こうなったら、オーガズムに達しないと治まりがつくはずも無い。
「いきたいっ! いかせてっ!」
切羽詰って、正気な欲望を吐露してしまう。
「あれ? シャワーしてただけで感じてきちゃったのか?」
比呂が意地悪に囁きかけてくる。
「いやぁ・・・そんな・・・」
「いいんだよ。おれは、エッチなひかりをどんどん気持ちよくしてあげるからね。」
意地悪されたかと思うと、優しく扱ってくれる。
ひかりの胸がキュンとしてしまう。
「それで、どうされたいの?」
比呂が優しく尋ねてくる。
「・・・ひろの舌でいきたいっ。おまんこを舐めていかせてぇ!」
ひかりはもはやいやらしい自分も言葉も飾ることなく、淫猥に叫んだ。
337:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:47:40 Vvfod378
---------------------ここまで----------------------
バスタイム前半です。
>>269さんのリクエストにインスピレーションを受けて書きました。
ただし、269さんの意図とはちょっと違う内容と思います。
一種の後戯の類です。ちょっと激しいですが・・・。
残り10編ほどですので、明日か、遅くても明後日で完結すると思います。
長々とお付き合いいただきましたが、あと少しお付き合い下さい。
338:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/19 18:51:36 Vvfod378
(訂正)
134.
×切羽詰って、正気な欲望を吐露してしまう。
○切羽詰って、正直な欲望を吐露してしまう。
339:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:51:32 jCDHAzJ4
135.
比呂は、壁際のバスタブの出っ張りに、昂奮しきったひかりを座らせると、
自らは膝立ちになって、ひかりの股間に顔を埋めるような姿勢をとった。
そんないやらしい光景に、ひかりは顔をさらに紅潮させている。
「ひかりのここは、何時見てもいやらしいな。充血してきてるよ?」
そんな風に言葉で嬲る。
「いやん・・・じらさないで・・・おかしくなっちゃうっ。」
ひかりが切迫したように訴える。
「そこまで、せがまれたら、しかたないなあ。」
「また、いかせてやるよ、俺のひかり。」
そして、火の付き始めたひかりの陰部に舌を這わせ始めた。
「はぁん・・・いいのっ・・・すごくいいのっ!」
ひかりが恥も外聞もなく喘ぎ始める。
比呂は舌で陰唇やクリトリスを舐りながら、
二本の指にたっぷりと愛液を塗りこめて、膣内へと挿入した。
「・・・んはああん」
既に今日何度も大きなペニスで犯しぬいた所だけに、比較的容易く指を呑み込んでしまう。
しかし、ひかりは強く快美感を感じたようで、大きな喘ぎを漏らす。
柔やわと襞ひだが指を締めつけて動くのが気持ちのいい感触だった。
340:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:52:12 jCDHAzJ4
136.
比呂はそのまま指先を進めて、今日発見したひかりの膣内の性感帯を探る。
襞をかき分けて、ぶつぶつとした感触を感じながら指をやや深くへと押し入る。
「・・・ふぁ?・・・んぉ」
ひかりの喘ぎに少し質の異なる声が混ざってくる。
どうやら、性感帯へと達したようだ。
「しかし、ひかりは、本当に膣内が感じるいやらしい体の持ち主なんだなあ。」
「中がすごく感じる女は珍しいって本で読んだんだけどな?」
比呂は意地悪な口調で指摘する。
「そんな言い方、いやっ・・・う・・・いいっ・・・
あっ・・・いやっ・・・あっ・・・うんっ・・・きもち・・・いいっ・・・!」
しかし、ひかりは既に込上げてくる快感に切迫していて、嫌なのかいいのか、
分からない喘ぎ声を上げる。
すっかり混乱しているようだった。
「やれやれ。」
比呂は少し呆れたように呟くと、唇を陰部に寄せて、丁寧に口淫を始めた。
指先もひかりの弱い部分を的確に捉えて嬲り続けた。
「・・・ぁぉっ・・・んぅぅぅぅ・・・はおお・・・ぁぁはぁん・・・」
ひかりは激しい性感に翻弄されているようで、獣のように喘ぐばかりだった。
341:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:52:40 jCDHAzJ4
137.
「んんんぅぅ・・・っ!」
ひかりは高まる快感に言葉にならない喘ぎをあげるしかなかった。
『ああ、すごい・・・ひろのゆびきもちいい・・・』
『おあ・・・そこを突かれるとおかしく・・・なっちゃう・・・』
愛液が奥から沸き起こり、比呂の指を伝って、はしたなく流れ落ちる。
「ひかりは愛液の量がすごいなあ・・・。」
そんなことを呟いたかと思うと、比呂が膣穴にむしゃぶりついてきた。
ジュルル・・・。
そんな恥かしい音を立てながら、膣が啜られ、舐めしゃぶられる。
「・・・んはっん・・・ふああ・・・」
やや奥の膣内の性感帯までは舌先は届かないが、そのいやらしい音と、
愛おしい比呂に秘所を舐られる昂奮に、ひかりの昂ぶりは、
さらに高まっていく。
「んんん・・・ふああ・・・ひろぉ・・・もっとしゃぶってぇ・・・」
ひかりのおねだりに応えて、比呂がさらに激しく口淫を繰り返す。
「はぁぁぁぁ・・・きもちいいぃ・・・」
ひかりは、あまりの快感にどうしようもなくなり、
比呂の頭に手をやって自らの股間に押し付けるはしたない素振りをしていた。
342:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:53:21 jCDHAzJ4
138.
比呂の唇と舌と指先とで絶え間なく、
ひかりの膣やクリトリスや陰唇の性感帯が攻め抜かれる。
自分の股間で比呂の頭が蠢くのも、とてもいやらしい光景に感じる。
ひかりはだらしなく、はしたない情婦になったような気分で喘いでいた。
『わたしは、男がくれる快感をよろこんでうけるみだらなおんな・・・』
じゅるじゅると愛液が啜られると恥かしくて気持ちがいい。
こんなにも感じてるんだって、比呂にばれてしまうから。
『はあう・・・興奮しちゃう・・・』
そうやって、いやらしい女だと思うことで気持ちが高まる。
そのことは比呂にも見抜かれている。
『今夜一晩ですっかりいやらしい女にされちゃった・・・』
ゾクリとして、切迫した快感が募ってくる。
目の前がチカチカして、息苦しくなってくる。
もはや慣れっこになってしまったオーガズムの前兆だ。
『ああ、きちゃう・・・』
「ふああああ・・・・いくっ・・・いぐ・・・いくぅぅぅ・・・・ひろぉっ!!」
脳が焼ききれるかと思うような感覚がひかりを襲う。
ひかりは、股間の比呂の頭を抱え込み、身体をガクガクと震わせた。
そして、膣穴から激しく潮を吹き出して、比呂の顔に浴びせ掛けた。
比呂もひかりを激しくオーガズムに達しさせたことに満足していた。
343:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:54:05 jCDHAzJ4
139.
ひかりはそのまま身体から力が抜けて、ぐったりとしてしまう。
少し時間が経って、ようやく回復してきた。
少し気だるそうにしながら、
「もう、比呂ったら、また洗わないといけないじゃない・・・。」
と文句を言う。
また、汗だくになってしまっていた。
「それに、私のことをエッチって言うけど、そうしたのは比呂でしょ?」
そんなふうに八つ当たり気味に軽く戯れる。
「ひかりがエッチなのは、おれのせいじゃないと思うけどなあ・・・。」
比呂はそんなふうに呟いていた。
ひかりはそんな比呂を軽く睨みつけると、
「比呂が全部悪いの! 私がエッチになっちゃったのも、
すごく感じるようになったのも、比呂に愛されたくて仕方なくなったのも、
全部、比呂のせいなの!」
とやや理不尽な言葉をぶつけた。
「はいはい、ちゃんと責任はとるよ。」
比呂は冗談めかしながらも、そこは本気で力を込めて答えた。
344:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:54:58 jCDHAzJ4
139.5
そして、そのように半ば戯れながら、お互いに洗い流し合った。
ボディシャンプーを泡立てて、身体をこすり洗う。
セックスの時とは異なる少しくすぐったいような気持ちよさ。
二人で泡に塗れていると、何だか小さい頃に戻ったような気がする。
あの時のように、二人の距離が縮まったように思える。
いや、実際、今日一日で、二人の気持ちは確かにかみ合ったと思う。
「あ、そこ、ちょっと痒いの。うん、そこ、こすって!」
ひかりが背後の比呂にかるく甘えたように言う。
「はいはい。」
比呂がこすってやると、ひかりはとても気持ちよさそうにする。
「はあ・・・いい気持ち・・・。」
お互いに完全に心を許してリラックスしている。
比呂もひかりに洗い流してもらうと、くすぐったく、気恥ずかしくもあったが、
とても心地が良かった。
345:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:55:57 jCDHAzJ4
139.7
髪をシャンプーでわしゃわしゃと洗い流す。
頭皮をマッサージするように洗髪してやる。
「はああ~、気持ちいいよぉ~・・・比呂、頭洗うの上手ね?」
「野球選手じゃなく、床屋でもやってけるかな?」
「あは。」
ひかりにシャンプーしてもらう。
優しい指先で揉み洗われるのが気持ちいい。
「お客さま、痒い所はございませんか?」
「んー・・・チンポが腫れて痒・・・イダっ!」
比呂が悪ふざけを言おうとすると、ひかりに頭を小突かれた。
「当店はエッチなサービスはしておりません。」
「・・・はい。」
互いに洗い流した後、バスに湯を張って二人して浸かった。
やや大きめのバスだったが、二人で入るには結構狭かった。
しかし、身体を密着させ、互いの肌を肌で感じてながら、
湯に浸かっていると、とてもリラックスできた。
「比呂、気持ちいいね?」
「・・・ああ。」
ひかりが比呂の身体に枝垂れかかるように寄り添いながら、
指先でお湯をちゃぷちゃぷさせている。
少し狭苦しかったが、二人で密に接しながら、温まるのは何とも心地よかった。
こうしてお互いに綺麗にして、すっきりとした気持ちでバスルームを出た。
346:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:56:35 jCDHAzJ4
140.
バスルームを出ると、二人はぐったりしてベッドに横たわった。
激しく求め合い、セックスを繰り返したおかげで、
二人ともかなり疲れていた。
ひかりに至っては、何度も激しいオーガズムに達したせいでクタクタだった。
そのまま寄り添って、お互いの体温を感じるように、
肌を触れ合わせる。
さすがに、もう、性欲はかなり減退しているが、
大好きな人と触れ合う喜びが二人を穏やかに包む。
そして、そんな雰囲気が二人を素直にさせる。
比呂がひかりの肩を抱き寄せて囁く。
「なあ、こんな形になっちまったけど、本当に愛してるから。」
「うん。分かってる。」
「ずっと、切なくなるくらい好きだった。」
「・・・うん。私もそうだったよ。比呂が素敵な男の人だと気付いてから、ずっと・・・。」
そんな優しいやり取りの中、二人は少し眠気に誘われてウトウトしてしまう。
ずーっと、こうしていたい。そんなふうに思いながら。
347:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 07:58:47 jCDHAzJ4
141.
ウトウトしかけていたひかりがふと気付く。
「あ・・・そろそろ、戻らないとまずいんじゃないの?」
時計を見ると、比呂がきてそろそろ3時間が過ぎる。
隣室の両親達は、相変わらず、バカ騒ぎを続けているようだけれど。
「ああ、そうだな・・・。そろそろ戻るよ。」
「・・・うん。」
二人して着替える。
あんなに激しく愛し合った後でも、落ち着いた状況で着替えるのは、
何だか、ちょっと気恥ずかしい。
「だらしないなあ。甲子園のヒーローが台無しよ。」
ひかりは、比呂のジャージの襟や裾を整えてやり、
被った帽子の向きも直した。
「明日の試合、見に来いよ。」
「うーん、どうしようかなあ。」
「なんでだよ?」
「比呂の試合を観に行くと、勝っても負けても泣きそうになるから。」
348:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 08:00:20 jCDHAzJ4
142.
「じゃあな。」
「うん。」
比呂はドアを開けかけて、ふと思い出したように向き直る。
そのまま、ひかりをそっと抱きしめる。
「あ・・・比呂?」
耳元で心を込めて囁く。
「本気で愛してるから。」
「うん。」
そっと手を離して、ドアを開ける。
「やっぱり、ちゃんと見に来い。」
「え?」
「英雄には、おれがちゃんと話すから。」
「・・・。」
「お前が選んだのなら、あいつは祝福するよ。おれと同じだ。」
「うん。」
ホテルを出ると星が綺麗だった。
「あー、この試合負けられねえなあ。」
比呂はそう呟いて、合宿所を目指して走り始めた。
<FIN>
349:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 08:14:25 jCDHAzJ4
<あとがき>
長々と駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
一応、これで完結です。
この作品には、寝取られ・寝取り風味、裏切りの背徳感、
そう言ったものも多めに盛り込んでいますが、
いわゆるNTR系とはちょっと違います。
それは、私が比呂とひかりはやはり相思相愛だと思っているからです。
二人の間には、英雄や春華との関係よりもずっと深い想いが見え隠れしており、
たぶん、周囲の大人たち、ひかりの母等もそれを望んでいた筈。
でも、原作では、二人は近すぎて、男と女としてはすれ違ってしまいました。
けれど、どちらかが躊躇いを超えれば、寄り添うことも出来た筈だったと思います。
この作品は、エロパロですから、原作では有り得ない展開ですが、
二人の関係の『方向性』について、最後はこうなってもよかったんじゃないかという
アナザーストーリーの意味もあります。
350:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/20 08:28:22 jCDHAzJ4
反省点は多々ありますが、
最大の反省点は、ほとんど一人でスレッドを占拠したような形になったことです。
他の作家さんが作品を投下してくれたり、もっと他の人のレスがあったり、
そういう状況が望ましかったのですが・・・。
全体に長いとか、文章が冗長なのは、じっくりねっとり書こうという方針通りなので、
反省点では無いのです。この点はお叱りを受けるかもしれませんが・・・。
次回作や続編等の投下予定は未定ですが、要望が多ければ動くかもしれません。
ただし、要望の多寡によらず、スレッドの独演会場状態は避けたいので、
他の作家さんが一、二作品書かれたりして、それなりにスレッドが進み、
そういう状態になってからにしようと思います。
最後に、長文にお付き合いいただき本当に有り難うございました。
感想を書いていただいた方、大いに執筆の励みとなりました。
本作の全体を通した感想等も書いていただければ幸いです。
351:名無しさん@ピンキー
09/07/20 12:37:04 yTt672Jz
完結ktkr
352:名無しさん@ピンキー
09/07/20 12:47:15 I5scUHYy
完結乙。原作は南が和也を選んだような違和感があったのでこれは話も
エロも両方燃えた。とても上手い人なのでぜひまたなにか書いて。
次回作でも続編でもあなたが一番書きたいやつを。
353:名無しさん@ピンキー
09/07/20 14:47:59 FctjDFnC
長文、大いに結構!!文句の言いたい奴には言わせとけば良い。
どんな作品でも、産みの苦しみはあります。
自分も他のスレで長文を書かせて頂いた時にも、色々言われました。
それは参考にもなるし、励みにもなりますよね。
完結お疲れ様でした。また新しい作品を、心待ちにしております。
354:名無しさん@ピンキー
09/07/20 17:17:44 QyEn1oUQ
まぁずっと過疎ってるスレだからな。
>>352のような原作の違和感はおそらく誰もが感じたものだろうし、
(そこが味わいなのかもしれないけど)
そういった心の隙間を埋めるという意味でもいい出来だったのではないだろうか。
しかし俺は南の脱糞物も読みたい・・・・・仕方ないよ。性癖なんだからw
355:名無しさん@ピンキー
09/07/21 19:32:08 EyF1Qw5X
以前書いてた作家さん達って、
作品を書いてないだけじゃなく、
もうスレも見てないのかな?
356:名無しさん@ピンキー
09/07/21 21:35:32 K/H1crOS
269です。完結お疲れ様です。二人でシャワー書いてくれて超感謝です。
本番はないですがその代わり二人の絆のようなのが見れて良かったです。
それにしても素晴らしい作品でした。ぜひとも続きか新作書いて欲しいです。
357:名無しさん@ピンキー
09/07/21 23:47:08 eF6exDMk
>>355
作家というほどではありませんが、Another Adachi Worldを書いていた者です。
スレは見ています。
でも、仕事が非常に忙しいのと、書こうと思ったタイミングで規制食らったりして気がつけば長い間放置になってます。
すいません。
私も青葉痴漢ものの人の続きは、期待に股間を膨らませながら待っています。
あとは、スローステップのリレーに、誰でも気軽に参加していただきたいですね。
358:名無しさん@ピンキー
09/07/22 19:05:45 wAey+7Hq
>>357
復活を期待してます。
359:名無しさん@ピンキー
09/07/22 19:29:57 pO9AMWJ+
脱糞や死姦ものを書いていた基地外だけど、俺もたまに見てるよ
もう飽きちゃったからレスするのも止めたけど、いつまでも生暖かく見守っています
360:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/23 05:48:37 Zen/5Y9M
>>352-354 >>356
感想有り難うございます。
それなりに気に入って貰えて幸いです。
一応、続編の方向で、徐々に書き溜めています。
選抜後、比呂とひかりの母達の入院前という時間軸で、
英雄他には、まだ打ち明けられてないという設定です。
まだシーンの断片で、小説の態をなしていませんが。
夏休みにまとめて書けたら良いなと思っています。
>>357 >>359
アニメのクロスゲームも盛り上がってきましたし、
先輩作家さん達の復活を祈念しております。
(個人的趣味ではスカトロ系は苦手ですが。)
361:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/25 19:40:46 zt7LlFPN
現在、続編を少しずつ執筆しています。、
しかし、第一、二部と内容がだぶらないように苦心しているうちに、
書いている内容が微妙な感じがしてきました。
一言で表すなら、
「メス奴隷ひかり」
とでも表題を付けたくなるような方向性になりつつあります。
エロパロとして上手くまとめられるのかも不安が出てきました。
恋人同志の戯れの延長ではあるのですが、
ライトなSMというか、支配と隷属が大きな柱になってしまいそうで。
もちろん、道具使ったりとかではなく、精神的なものですけれど。
こういう方向性は有りでしょうか?
362:名無しさん@ピンキー
09/07/25 20:51:17 gKtQH3Z5
書きたいものを書くのが一番です。
363:名無しさん@ピンキー
09/07/26 08:35:35 BZc4PHqv
wktk
364:名無しさん@ピンキー
09/07/26 10:02:21 htmNHW4a
なんの問題もない、是非に!
365:名無しさん@ピンキー
09/07/26 19:26:57 H14l0Efu
誰かつなぎに短編でも投下してくれないかな。
366:名無しさん@ピンキー
09/07/27 01:28:56 F9Y9mBir
ラフ好きだ
367:名無しさん@ピンキー
09/07/27 05:02:41 ByNaDVV0
んじゃ、ラフの短編を是非。
368:名無しさん@ピンキー
09/07/27 18:42:42 Wd3K75TX
長編でもOK
369:名無しさん@ピンキー
09/07/28 15:20:52 aTTXpYFx
ひかり×野田に期待。
(H2・2あらすじ)
プロ転向後、極度のスランプにより2軍で苦悩する英雄から、一方的に別れを告げられたひかり。
そこに現れるのは比呂ではなく、二人の良き相談役であった野田であった!
(あらすじ終わり)
以後よろしく
370:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:47:21 K+qgYaGO
第三部
3-1
予想もしなかった形で二人が結ばれてから、数週間がたったある日。
「ああ、ここは昔と変わってないなあ。」
「うん。この小屋も昔のままなんだね。」
比呂とひかりは、町外れにある小さな神社の境内にやってきていた。
小さい頃に、よく二人で遊んだことのある神社。
「比呂ったら滅茶苦茶したよね。小屋の鍵まで盗むし。」
「あの時は、お前も煽ったじゃねーか。」
西日の中、そんな他愛もない昔話をしながら歩いている。
ここには、二人が秘密基地にしていた小さな小屋が在った。
この小さな神社には、人が滅多に来ることも無く、
せいぜい、近所のいたずらっ子が遊び場にしている程度だった。
「・・・今じゃ、ここで遊ぶ子供もいないみたいだな。」
「そうね。大人の目も届かないし・・・。
危ないから、遊んじゃダメって言われてるのかも。」
「そうだな、ここなら、人の目は届かないよな。」
比呂はそう言って、ひかりを抱き寄せて口付けをする。
「・・・ん。」
371:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:50:03 K+qgYaGO
3-2
それほど濃厚では無いが、互いの舌を口腔内に差し入れて絡め合う。
「・・・んっ・・・んふ・・・。ふあ、もう、いきなりって。」
ひかりはちょっと怒ったように言うが、まんざらでもない表情をしている。
「お前だって、期待してたくせに。・・・イテ。」
比呂の頬が軽くつねられる。
「・・・マナーは守りましょう。」
「はひ・・・。・・・ったく、ひかりは乱れる前と乱れた後の落差が大きすぎるぜ。」
「んー? 何か言ったあ?」
ひかりにかるく睨みつけられて、比呂は口を閉じる。
「・・・おっかね女」
「んー?」
そんな他愛のないやり取りをしながら、
比呂は小屋の扉の前に立ち、何やらガチャガチャとやっている。
ガチャリ・・・ギィ・・・扉が開く。
「お、ラッキ。鍵は昔のままだった。」
「無用心ねえ。」
「ま、盗まれるようなものが置いてある訳じゃないだろうしなあ。」
小屋は比較的しっかりとした作りをしていた。電気も通っており、白熱灯もつけられている。
小屋の中は少しの土間と、残りは板敷きになっており、
室内の片隅には、古い畳が何枚か重ねておいてある。
扉の鍵は内側からもかけられるようになっている。
372:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:51:19 K+qgYaGO
3-3
「・・・ねえ。ほんとにここでするの?」
ひかりが僅かに躊躇するようなそぶりで聞いてくる。
「あ? なに言ってんだよ。ここを提案したの、お前じゃんか?」
「んー、そうなんだけど。」
ひかりはちょっと目線を下に逸らす。
恥じらいが見える。
「大体、ひかりも我慢の限界なんだろ?」
「・・・。」
ひかりは少し黙り、比呂がニヤニヤしながら指摘する。
「身体が疼いて仕方が無いんだろ?」
ひかりの頬がかあっと赤くなる。
「比呂の変態っ! わたしはそんないやらしい女じゃ・・・。」
「どうかなあ。ひかりは、エッチなことになると我を忘れちゃうからなあ。」
「もうっ! いじわるっ。」
しかし、そんな風に言いながらも、ひかりが欲求不満気味で、
身体が疼いているというのは、紛れも無い事実だった。
だからこそ、この場所を思い出したひかりは、比呂をここに誘ったのだ。
373:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:52:58 K+qgYaGO
3-4
正確に言えば、欲求不満がたまっているのは、ひかりだけではない。
比呂もまた欲求不満気味だった。
その理由は分かっている。
二人はまだ、お互いの関係のことを英雄や周囲に告白できていなかった。
覚悟は決めたものの、いざ、英雄の前に出ると、何とも打ち明け辛かった
親友であり、(元)恋人であり、嫌いになった訳でも無いのだから、
その英雄を裏切った行為を告白するには、二人にはまだ勇気が足りなかった。
もっとも、告白しないということは、親友や恋人の仮面を被り続け、
英雄を裏切り続けるずっと酷い行為を続けることになる。
そのことが二人の心を責め立ててストレスがたまっていた。
また、当然のことながら、二人でおおっぴらにデートをすることもできないし、
家族にばれないように気をつけて振舞うのも神経を使うことだった。
そのため、逆に、たまに人目につかず二人きりで居られる時は、
お互いを激しく求め合い、激しいセックスにふけるような状態になっていた。
その行為も次第にエスカレートし、二人で会えない晩などには、
携帯越しに二人でオナニーをして、テレフォンセックスをしたりもしていた。
374:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:53:55 K+qgYaGO
3-5
しかし、ここ一週間以上は、お互いの家でも何処でもセックスをする
機会が見つけられず、ご無沙汰になっていた。
比呂に女の喜びをすっかり開発されたひかりにとっては、
この無聊はひどく苦痛だった。
テレフォンセックスなどでは代わりにはならない。
何よりも、比呂の、男の体温を感じたい。
身体全体で、体奥で、体温を感じたい。
男の強い腕で抱きしめて貰いたい。
授業中、教師の説明に耳を傾けていても、
ふと、比呂とのセックスのことが脳裏に浮かんでしまう。
弓道場で、的に向かって集中しようとしていても、
次は、愛おしい比呂のペニスをどのように舐めしゃぶって、
彼に感じて貰おうかと埒も無い考えが頭を離れない。
当然、的は外してしまう。
挙句の果てには、未だに何も知らない英雄と恋人のふりをしながら、
喫茶店で会話をしていても、英雄の話など上の空で、
『ああ・・・比呂に抱かれたい・・・』
と思ってしまう。
そんな淫らな自分に呆れると同時に、ゾクリと身体が疼くのを感じる。
目の前の英雄に罪悪感を感じるのと同じくらい強く・・・。
375:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:55:01 K+qgYaGO
3-6
比呂とひかりはお互いを求めて、セックスをできる方策を探したが、
親元で暮らしている二人にとっては、簡単には見つからなかった。
ラブホテルを使おうにも、二人とも入ったことなどないし、
小遣いもそれほど潤沢にある訳ではない。
数回利用したら、資金は底を突いてしまうだろう。
そもそも、市内のラブホテルは、人目に付き易い。
家族や英雄にそういう最悪な形でばれるのだけは避けたいし、
学校にばれたら、停学ものだ。
昨晩もお互いの身体の火照りに止むを得ず、テレフォンセックスを虚しくし終えて、
二人であれこれ相談をしているときに、ふと昔話になった。
そんな中で、ひかりが町外れの神社の小屋のことを思い出したのだ。
「あそこなら、誰も来ないし、中は結構きれいになっていたんじゃないかしら?」
「んー・・・。でも、もう何年も行ってないから、どうなってるか分からないぞ。」
「行くだけ行ってみても損にはならないじゃない。近くに銭湯もあった筈よ。」
「まあ、そうだけどさ・・・。」
こうして、二人はとりあえず、神社へと行ってみることになった。
376:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:55:37 K+qgYaGO
3-7
比呂が室内の電気をつけ、扉を閉めて鍵をかけた。
カーテンの隙間から漏れる西日と白熱灯の灯りに照らされた小屋の中は、
僅かにセピア色に染まり、感傷的になりそうな雰囲気だった。
「おー。悪くはないんじゃね?」
「ね、きれいに片付いてたでしょ。」
「ほら、バッグから、持って来たシートとか出してくれよ。」
さすがに板敷きの上では無理があるので、色々と準備もしてきた。
これから二人のすることを考えると、このやや薄暗い空間は、
ひかりには、とても淫靡な空間に思えてくる。
「・・・あ」
ひかりがふと声を漏らす。
『・・・あ。もう、私のエッチ。』
ひかりは胸中で独りごちた。
乳首がいやらしい期待に勃起するのを感じたのだ。
周囲の乳輪も堅くなり、乳房全体が張ったような感覚を憶える。
比呂の手で、優しく、時に激しく、乳房を揉みほぐして貰いたい。
しこった乳首と乳輪を吸って貰いたい。
甘く噛んで貰いたい。
そんな期待に胸がときめく。
377:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 19:56:27 K+qgYaGO
3-8
ひかりは、比呂に女にされた後も、普段はまじめで清楚な性格は崩れなかったが、
その奥底に、とても淫らな本質を隠し持つようになっていた。
一度、それに火が付くと、比呂に全てを征服され、犯し尽くされ、
身体を滅茶苦茶に蹂躙されないと収まりがつかなくなる。
『・・・んはぁ・・・欲しい・・・』
何気ないそぶりをしながら、ひかりは既にかなり昂ぶっていた。
胸がどきどきして、呼吸も少し荒くなっている。
エッチな期待に瞳が潤んでくる。
しかし、ひかりがそんな風にぼうっとしているのを見て、
比呂はひかりがここでセックスをすることにやはり抵抗があると思ったようだった。
「やっぱり、止めとくか? 別に無理に今日しなくても、死ぬ訳じゃないしな。」
それはひかりを焦らそうとしたのではなく、純粋に思いやりから出た言葉だった。
だが、今のひかりにとっては、ここまで来て止めて帰るなんて有り得ないことだった。
ひかりの体奥に眠る熾火はしっかりと起されてしまった。
このまま帰ったら、自分はどうにかなってしまう。
「いやっ! お願い、抱いて! もう、耐えられないの。」
ひかりは必死になって叫んでいた。
比呂に媚を売ってでも、その寵愛を得たいと必死になっていた。
「ねぇ、お願い、ここでいいから・・・。今すぐ、ここで私を犯して!」
378:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 20:04:23 K+qgYaGO
---------------------ここまで----------------------
第三部がある程度、書き貯められたので、ちょっと投下します。
最初にお詫びをしておきますが、オリジナル色が強い内容です。
シチュエーションは完全にオリジナルです。
また、読み進めていくと分かりますが、
キャラ等が、原作の雰囲気と少々かけ離れております。
エロスの側面を優先して、こういう形になりました。
もちろん、全くのオリジナルではなく、
第一部、第二部の続編として読むと違和感は少ないと思います。
前作でのキャラ設定を引き継いで、その方向性が強まった感じです。
前作ほどのペースでは投下できないと思いますが、
こんな作品でも読んで下さる方は、気長にお付き合い下さい。
379:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/28 20:06:23 K+qgYaGO
>>369
その話の続きも見てみたいですね。
野田にあまりセックスアピールを感じないので、
私自身では、続きを書くことはできませんが。
是非、二作品を並行して続けましょう!
380:名無しさん@ピンキー
09/07/28 23:25:37 hJQ2u6Ta
ktkt
381:名無しさん@ピンキー
09/07/28 23:43:44 7uZH8zug
久しぶりにこのスレに来たら神が降臨しとるじゃないですか!
比呂×ひかり派な自分には最高の展開です。
もはや自分にとってはこっちが原作。
382:名無しさん@ピンキー
09/07/29 00:02:52 2GOUoCYv
>>381
お前、誰に対しても同じこと言ってるな
今から笑うけど、文句ないだろw
383:名無しさん@ピンキー
09/07/29 05:48:20 tpMpZvmw
>>382
それはお前の勘違いだ。
単に俺はその人とコメントが被っただけのことだよ。
384:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:06:36 blGhBYJp
3-9
比呂は、そのの急な変貌ぶりに、ひかりの情緒不安定さを見つけていた。
そして、ひかりがかなり参っていることにようやく気付いた。
『確かに、一週間以上も寂しい思いをさせてたからなあ。』
と胸中でつぶやく。
今のひかりはその清純な本質の中に、極めて淫蕩な女の部分を併せ持っていた。
それは比呂自身が、ひかりの中に植え付けたのだ。
英雄からひかりを奪い返すために、そして、ひかりの乱れた様を見たいが故に。
そして、ひかりは、大好きな比呂から与えられた禁断の果実を喜んで受け入れた。
比呂が望むままに心と身体を差し出した。
愛する男が与えてくれる性の喜びを貪欲に吸収していった。
初めての夜から、比呂に嬲られ辱められることに、激しい昂奮を感じていたひかり。
最近は次第に、その被虐すら喜ぶ性質が強まっていた。
今では、その淫蕩さはひかりの中にしっかりと根付いていた。
そのひかりにとって、この長い無聊は辛いものだったのだろう。
ましてや、今は、英雄への後ろめたさなどから来るストレスもあって、
普段よりも、二人はお互いの体温を強く求めている。
ひかりが必死になるのもしかたないことだろう。
385:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:07:34 blGhBYJp
3-9.5
『うーん・・・火を付けた責任はとらなきゃなあ・・・』
そんな風に比呂は感じていた。
もちろん、それは、ひかりの望み通り、激しく陵辱して、
心身を犯し尽くしてやるということに他ならない。
そうしてやらなければ、ひかりの空虚は埋まらない。
同時に、比呂にとってもゾクゾクするほど楽しみなことではあった。
大好きなひかりがどんどんと自分に依存するようになり、
強い快楽から逃れられなくなっていく様を見るのは、
何処かうす暗い喜びがある。
清楚で可愛いひかりが堕ちていく様を見ること、
この腕でひかりを穢れた悦楽の闇に突き落とすこと、
それらは、比呂の中に暗い加虐心を呼び起こしてくれる。
もちろん、恋人としての甘やかな関係を持つことも素晴らしい。
だが、今の比呂には、ひかりが隷属し全てを曝け出すことも同様に、
いや、それ以上に素晴らしいことのようにも感じられた。
何よりも、ひかりもそれを強く望んでいるはずだ。
比呂は、自然とそう考えるようになっていた。
386:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:08:22 blGhBYJp
3-10
ひかりの媚態に触発されて、比呂の心の闇のスイッチもまた入ってしまった。
陵辱されることと隷属させられることを望む女に対して、
征服し支配することで応える男として。
今のひかりは、被虐を喜ぶ隠れた性質を持っている。
愛する者から嬲られ酷い扱いを受けると、激しく興奮してしまうらしい。
言葉や行動で嬲ってやると昂ぶり、ひどく乱れる。
元からの性質なのか、新しく生まれた性質なのかは分からない。
最初のうちは、英雄からひかりを奪い取るために、ひかりを感じさせるプレイの一環として、
ひかりを嬲る演技を意識して行っていた比呂だったが、次第にそれは変質して行った。
今では、ひかりを征服し支配し陵辱し嬲ることが楽しく感じる。
また、それこそがひかりを喜ばせる真の愛の行為だとさえ、
頭の片隅では思うようになり始めていた。
ひかりの被虐を喜ぶ隠れた本性が、比呂の加虐を楽しむ性質を作り出したのか、
あるいは逆に、
比呂のひかりを征服したいという欲望が、ひかりの隷属を望む気質を生み出したのか、
それはどちらが先であったのかは分からない。
しかし、今では、その関係が二人の仲に定着しつつあることは事実だった。
387:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:09:08 blGhBYJp
3-11
切羽詰って叫んだひかりは、比呂にぎゅうっと強く抱きしめられた。
その体温に、腕の力強さにうっとりとし、気分が少し落ち着く。
大好きな比呂に抱きしめられると、どんな時でも安心できる。
そうすると、その比呂が耳元で囁きかける。
「そうだよな。エッチなひかりちゃんは、まんこが寂しくて限界なんだよな?」
淫猥な言葉がひかりに投げつけられる。
「俺の大きなちんぽがほしくて、学校でも涎を垂らし続けてたんだろ?」
そんないやらしい言葉を受けて、ひかりの心と体がゾクリと疼く。
体奥から愛液がジュクリと湧き出した気がする。
「・・・ひぅ? いや・・・そんなんじゃ・・・」
ひかりは今さら取り繕う姿勢をみせる。しかし、比呂は取り合わない。
「だって、ずーっと、俺のチンポのことを考えていたんだろ?」
「ち・・・ちが・・・そ・・・そんなこと・・・な・・・」
真っ赤になりながら、言葉にならず喘ぐように応じる。
「英雄と話してても、俺の精液が欲しいって考えていたんだよな?」
比呂の何気ない一言が、ひかりの心を激しく撃ち抜いた。
「・・・ひぅっ!?」
恥辱に取り乱し喘ぐ。激しい性的な興奮に息が詰まる。
・・・なぜなら、それは紛れも無い事実だったから。
比呂にしてみれば、単なる言葉責めの一つだったが、
ひかりにとっては、淫蕩な部分を全て見抜かれている気がした。
388:比呂×ひかり ◆BxFvayJSZA
09/07/29 19:10:05 blGhBYJp
3-12
「ふぁ・・・ぁぁぁ・・・そ、そんなこと・・・」
「いいんだよ。俺には全て分かってるんだからさ。」
そうして比呂がひかりの性感帯である耳朶を優しく舐り、甘噛みした。
同時に、うなじの弱い部分も指先で丁寧に愛撫してやる。
「・・・ああっ? らめ・・・ んぁぁぁ・・・」
自らのエッチな期待と、比呂の言葉責めで高まっていたひかりは、
それだけで軽いオーガズムへと達してしまっていた。
穿いたままのショーツの中で、ジュワリ・・・と愛液が滲む。
ひかりが軽く達したのを見て取ると、比呂はさらに追い討ちをかけてきた。
「ははは、もうイっちゃったんだな。ほんとエッチだよな。」
「・・・んぅ・・・ちが・・・ふぁ・・・」
「違わないだろ? こんなソフトな愛撫と言葉だけでイっちゃうなんてさ。
普通の女の子じゃありえないよ?」
「いや・・・わたし、ふつうの・・・おんなのこ・・・」
「感じやすいだけじゃなく、俺のぶっといちんぽを気持ちいい、気持ちいいって、
喜んで咥え込んじまうひかりが普通? あはははは。」
「ひぃん・・・いやあ・・・」
そして、比呂は、ひかりの形の良い顎を手で押さえて、宣告する。
「お前は淫乱な女だよ、ひかり。お前のご主人様である俺が言うんだから間違いない。」
「・・・ふぇ?」
「お前の望みどおり、この俺がひかりの全てを犯しぬいてやるよ。」
「・・・おっ・・・おおっ・・・んああ?」
ひかりは精神的な責めだけで、再びオーガズムに達していた。
恥辱と淫靡な期待に激しく興奮して、限界に到達してしまった。
「・・・あう・・・だ・・・め・・・」
ひかりの足から力が抜けて、比呂が床に布いた毛布とシートの上に膝をついてしまう。