☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第90話☆at EROPARO
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第90話☆ - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
08/12/03 23:10:17 zjZGm6uk
>>98
とりあえずsageれ

101:名無しさん@ピンキー
08/12/03 23:10:45 mIQ1WjR3
まあエリオは自然保護区で伸び伸び育ってるわけですが。

102:26-111
08/12/03 23:16:37 vTlR4WfR
それじゃあ、軽くエリオの話でもしようか
投下予告です

・メインは新人4人
・非エロです
・タイムテーブルはsts本編で言うと大体14.6話くらいです。SS02より後。ギンガの合流より前
・使用レス数14レス
・タイトル:小さな騎士・スバル編

では、投下します


103:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:17:16 vTlR4WfR
「みんな、おはよう!」
「「「「おはようございます!!」」」」

時刻は早朝だが真夏の太陽は既に顔を覗かせており、疑似構築された木々の緑にまで、その恵みを分け与えている
機動六課隊舎の外れ、野外戦仕様の訓練場には今日も六課の新人フォワード4名がびしっと整列しており、若年ながら凛々しい顔付きを朝焼けが照らしていた
そして、彼らの前には白いジャケットで身を包んだ高町なのは教導官殿の姿がある

「さて、以前からの変則コンビネーションも昨日で一段落付いたから・・・今日からは、もう一度コンビを替えるよ」
「「「「はいっ!」」」」
「スバルはエリオと。ティアナはキャロとのコンビを、今日から三日間。短期間だけど、しっかり物にしていこう。
前衛同士のコンビネーション。後衛同士のコンビネーション。これが上手くできるようになれば、フォーマンセルでの戦闘ももっと強くなれるからね」
「「「「お願いしますっ!」」」」

気合いの入った、良い返事を返す教え子4人の姿に、なのははどこか不敵な笑みを唇に宿すと、こくりと一つ頷いて見せた

「それじゃあ、今日も頑張っていこう!!」



○小さな騎士・スバル編



「さて、と。それじゃあ今日から三日間。頑張ろうね!エリオ!」
「はい!よろしくお願いします。スバルさん!」

握り拳を小突き合わせるのは、フロントアタッカー:スバルと、ガードウィング:エリオである

「それじゃあ、よろしくお願いね。キャロ」
「はい、ティアさん!一生懸命頑張ります!」

こちらは、センターガード:ティアナと、フルバック:キャロのやり取り

104:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:17:48 vTlR4WfR
先日までは、スバルはキャロと。ティアナはエリオとコンビを組んで訓練をしていたが、今日から3日間は更にコンビを入れ替えての訓練となる
その真意は、先日初めて経験した“隊長戦”の折りになのは達から教わった・・・曰く、“味方を知ること”、“集団としての完成度を高める事”
それぞれ、互いのパートナーと違った視点で向き合う事で、その実力を深く知り、互いの力量を把握して新たな戦術を組み立てる・・・

それが、この変則コンビネーション訓練の目的である

「さて、それじゃあ訓練に入りたいところなんだけど・・・今日は先生役が私だけなんだよね・・・」

そう呟いて、なのはは少々困った顔を作った。地上本部での公開意見陳述会を一月先に控えており、隊長陣は結構忙しいのである
普段ならばスターズ分隊の副隊長:ヴィータも教導には参加してくれているのだが、生憎、ライトニング分隊の副隊長:シグナムと二人で地上本部に出向いている
ライトニング分隊隊長:フェイトも今日は執務官モードで、彼女の補佐官であるシャーリーを伴って本局に出向中
まさか、機動六課の部隊長として激務に励むはやてに頼むわけにもいかず、彼女の守護獣ことザフィーラはヴィヴィオの子守り役・・・無い袖は振れない状況であった

「それじゃあ、まずはティアナとキャロの二人から見ようか。スバルとエリオは・・・悪いけど、しばらく自主練。良い?」
「「「「はいっ!」」」」

少し困り顔の教導官殿にびしっと返事を返し、
―― そうして今日の訓練は始まった


二人でストレッチをこなし、身体をほぐしたスバルとエリオはそれぞれのデバイスを手に向かい合い・・・向かい合って・・・

「それじゃあ・・・何しよっか?」
「何、しましょうか・・・?」

何となく、苦笑を交わしてしまう二人である。二人で自主練、と言われてできることなど、一つしかないのだが

「じゃあ、やっぱり組み手だね。いつも通りの模擬戦ルールで。ヒットはそれぞれのデバイスが公正に判定すること。お願いね、マッハキャリバー」
『Ok』
「はい!やるよ、ストラーダ!」
『Yes,Sir』

105:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:18:19 vTlR4WfR
本当は、こんな風に監督官を立てない模擬戦はあまり良い顔はされないのだが、“組み手”ならばまだ容認されている
実戦形式でぶつかり合う模擬戦とは違い、組み手は“動作の再確認の為のスパーリング”、というのが主目的であり、模擬戦よりも一段階敷居が低い

マッハキャリバーの車輪が地を噛み、猛然と突撃してきたスバルの拳をエリオは飛び退って避け、返す刀で振り下ろしたストラーダの一撃はシールドで阻まれる

どちらの動きも実戦形式と言うには緩やかで、“勝負”という気配は微塵も無い
もっと鋭く繰り出せる蹴打でも、力を籠めて、狙いを定めて蹴りを打つ・・・避けられるのは当たり前だ。だが、回避したエリオは素早く、自分の立ち位置や姿勢を確認している
身を捻れば回避できる緩やかな刺突だが、敢えてスバルは防壁を展開し、真っ向から受けて立つ・・・防壁の強度はどうか。受け流した角度は、体勢は崩れていないか
さながら、型稽古の様な訓練だが、傍目には暢気とさえ映るそんな光景も長くは続かない
身体が温まってきた二人の動きは徐々に速さを増し、5分が経過する頃には実戦さながらのスピードで攻防が繰り広げられることになる。こうなると既に模擬戦だ

「てやぁっ!!」

裂帛の気合、というには少年の掛け声は少々甲高かったが、それでも籠められた気迫は本物だ
ストラーダの穂先は大気を突き破りながらスバルに迫り、それを彼女は極狭領域で掌に展開したシールドを使い、“撫でる”様にその先端をいなす
気勢を削いだスバルはクロスレンジよりも更に踏み込む。ゼロレンジ、それでも彼女の間合い。素早く小刻みなワンツーは仰け反って避けられた
エリオは後ろに飛び退って距離を取ろうとするが、

「まだまだっ!」
「ッ!?」

不敵な笑みと共に、スバルはエリオに肉迫。間合いを詰めたまま、食い付いて離さない
両手両脚を使った猛烈な乱打で、守勢に回ったエリオを突き崩そうと言うのが彼女の目論見だ
数瞬でも暇を与えたら、彼お得意の高速移動魔法:ソニックムーブで逃げられる。だから、逃がさない

「この前の、お返しーっ!!」
「えぇっ!?」

彼女が言う“この前”とは、先日行われた模擬戦の事である。スバルとキャロ、ティアナとエリオのコンビで分かれて行われた模擬戦の中で、
絶対有利と思われた局面で、スバル達は鮮やかに逆転されてしまったのだ・・・ティアナ達としても、ギリギリだったのだが

「くっ、うわっ!」

106:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:18:49 vTlR4WfR
スバルの動きを牽制しようと突き出したストラーダを逆に掴み取られて、上体が泳いだエリオの姿にスバルは会心の笑みを唇に刻み・・・!

「えいやっ」

むにっ、と、少年の柔らかい頬にリボルバーナックルに鎧われた右の掌抵を押し付けた

『Hit』

どこか嬉しそうに聞こえる合成音声で、マッハキャリバーはスバルの打撃(?)を有効打と判定し、

『Damaged』

どこか沈んだ合成音声で、ストラーダはエリオの敗北と判定した

「勝利ーっ!」
「はぁ、参りました・・・悔しいなぁ」

快活に、空に向かって高らかに勝利宣言をするスバルに、少しだけ悔しさが滲んだ笑顔を浮かべて、エリオは頭を下げた
組み手の開始から10分程の攻防だったが、その激しさを物語るように訓練服は汗を帯びていた。生温いが、何とか涼気を帯びた朝の風が肌に心地良い・・・
そんな二人の立ち回りを、少し前から眺めていたなのはは笑顔で二人の方に歩いて行き、

「うん、良い仕上がりだね。二人共」
「ありがとうございますっ!」
「ありがとうございます。でも、僕は課題ができちゃいましたね」
「欠点が自分で解るなら、それは良いことだよ。今回見つけたエリオの課題は、何かな・・・?」

なのはに促されて、エリオは自分なりに見つけた、先の組み手での“課題”を口にした

「クロスレンジ以上に踏み込まれた時の対処法です。フェイトさんとシグナム副隊長からも、こういうのは少し指摘されていたんですが・・・」

なのはは、うん、と一つ頷いた

107:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:19:21 vTlR4WfR
エリオのスタイルは、高速機動を主軸に置いた一撃離脱型だ・・・それ故に、張り付かれたり、自分より早い相手が敵手の場合は、少々苦しい
この度のスバルは、弱点の両方を突いた形である。逃げる暇を与えないゼロレンジでの格闘戦。“体術”という、攻守どちらにも小回りが効くスタイル

「少し、大胆な手を考えていた方が良いかもしれないね・・・う~ん・・・」

首を捻るなのはであった。モード3が解禁になれば対処の幅も増えるのだが、現状ではそうも言ってられない
できれば、こうした問題は専業騎士であるシグナムやヴィータに相談したいところであるが・・・何となく、相談する前から返事が読めてしまうなのはである

Q:デバイスが振るえないくらいに詰め寄られたらどうしますか?
A:殴る

シグナムあたりは本気でそう言うし、そうするだろう
実際、彼女は実戦の中でもレヴァンティンの柄頭で殴ったり蹴り付けたりと、邪道・・・もとい、剣だけに頼らない柔軟且つ実戦的な剣術を扱う
手足の短いヴィータなら何か違う手段で切り抜けるかも知れないが・・・彼女はディフェンスにも長けているので、スピード型のエリオとは少々事情が異なる

「あの、なのはさん」
「ん~・・・ん?何?スバル」

スバルの控えめな呼び掛けに、考え込んでいたなのはは顔を上げた

「その、素人考えではあるんですが・・・シューティングアーツの基礎を、やってみるっていうのは、どうでしょう?あ、その、出過ぎた真似って言うのは承知ですけど・・・」
「シューティングアーツ・・・零距離格闘戦かぁ・・・」

なのはの私見ではあるが、エリオはまだ体格が未発達という事もあり、格闘技術を鍛えてもあまり意味が無いだろう。と思っている
体格の不利を補う為に、彼は“槍”という長尺の武器を選んだのだから、槍術一本で伸ばしていくべきだ
しかし、長期的に見た場合どうだろうか?成長し、体格が良くなれば、それに合わせてストラーダの長さを伸ばすだろう。そうなれば、リーチは伸びるが先程の様な隙も大きくなる
今と同じ欠点を引き摺ったままというのは、将来、下手をすると致命的な事態を招く事があるかもしれない

そう考えれば、ここでシューティングアーツの基礎を覚えておくのも悪くない。スバルの腕は確かだし、エリオの飲み込みも早い。基礎鍛錬の一環と思えば一石二鳥と言える

「うーん・・・それじゃあ、スバル」

108:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:19:51 vTlR4WfR
「はいっ!」
「先生役・・・やってみる?」

なのはの出した結論に、スバルはぱっと顔を輝かせた
勿論なのはとしては、いきなりエリオにスバル級の格闘技術を求めはしないし、対応策に関しては、後々、フェイトやシグナムにも相談してみるつもりだ
だが、今のこの変則コンビネーションの中で格闘訓練ができるのは都合が良い。人手不足でもあるし、二人の連携も緊密になるだろう
丸投げにするつもりは毛頭無いが、ここは一つスバルに師範代を務めてもらおう・・・それが、なのはの出した結論である

「い、良いんですかっ!?」
「スバルから言い出したんじゃない。頼りにしてるから、頑張ってね。但し、指導に関して危険な事や無茶はさせちゃ駄目だからね」
「はいっ!ありがとうございます!頑張りますっ!」
「それじゃあ、ちょっとティアナ達の方も見てくるから・・・エリオ」
「は、はいっ!」

びしっと気を付けの姿勢を取ったエリオに、なのははにっこりと笑って、

「“先生”にしっかり教わるんだよ。課題の克服を目標にね」
「わ、わかりました!」

うん。それじゃあ頑張ってね、と言い残し、サイドテールを揺らしながらなのははティアナとキャロの方に歩いて行き・・・スバルとエリオは顔を見合わせて・・・

「・・・んふ、んふふうふふふふ」
「ス、スバルさん!?」
「あぁ、もう。違うよエリオ!今この瞬間から、お姉さんの事はスバル“先生”!」
「・・・」

反らした胸を拳で叩いて、彼女は満面の笑みと共にそう言った。期待に充ち満ちた眼差しで見詰められて、エリオは何となく腰が引けた口調で、

「・・・ス、スバル、先生」
「ん、よろしい!」
「はぁ・・・」

109:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:20:23 vTlR4WfR
知らなかったわけではないが、スバルは案外悪ノリするタイプである

「それじゃあ、エリオ。スバル先生がシューティングアーツの基本をバッチリ教えてあげるからね」
「あ、はい。頑張ります!」
「まぁ、そんなに難しくも無いんだけどね。エリオくらいなら、基礎くらいあっという間に物にできちゃうよ。
それじゃあ、まずは基本中の基本。握り拳の作り方と、基本の姿勢から ――



「あ、なのはさん。スバル達はどうしてました?」

なのはが課題として設置していたサーチャー40基は、既に撃墜済みらしい
木の枝を片手に、地面に何やら作戦図らしき図形を描いて話し込んでいたティアナとキャロは、彼女の足音を聞きつけ、顔を上げるなりそう尋ねた
やはり、パートナーの事は気になるらしい

「うん。うまくやってた。今特訓中だと思うよ」
「特訓、ですか・・・?」
「そうだよ。うまく物にできれば、エリオの強さはぐっと変わるね」

振り返ったなのはの視線を追ってみると、そこにはスバルの指導を受けながら、拳を突き出しているエリオの姿があった
格闘技術は未経験の筈だが、やはり彼は近代ベルカの騎士という事か。なかなか堂に入った構えである

「・・・格闘訓練、ですか?」
「そうだよ。スバルが先生役で、シューティングアーツの特訓中。実戦で使うならフィールド強度の調整に、術式のコピーとかもしてあげないとね」
「すごいですね、エリオ君・・・新しい事を覚えるんだ」

感心したように呟くキャロに、ティアナは苦笑を拵えて彼女の背中をぽんと叩いた

「私達だって、新しい技術を覚えようとしてるでしょ?」
「?そうなの?」
「あ、いえ、その・・・エリオ君みたいに、全く新しい事じゃないんですが・・・」


110:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:20:54 vTlR4WfR
疑問符を頭上に浮かべたなのはの言葉に、キャロは少し照れの混じった表情で小さく頷いて、

「ブーストの応用を・・・新しい使い方をティアさんと考えてるんです」
「今まで、キャロのブーストは射撃や打撃への“上乗せ”がメインだったんですが、幻術へのブーストってできないかな、って思ったので」
「うーん・・・ちょっと、難しくないかな?」

ティアナが創る幻影:フェイク・シルエットは幻術魔法としては高位に位置する、扱いが難しい魔法だ
彼女は主に、創り出した幻影を囮や牽制に用いるが、例えば戦闘中に複数の幻影を生み出して襲わせたりするのは、かなりの集中を要する
シルエットの動作の設定・計算・制御をこなさなくてはならないからだ。ティアナは優秀ではあるが、マルチタスクには限界があるし、そこで精度が落ちては幻術の意味が無い
まして、複数の幻影を生み出した場合、一体一体それぞれを制御しなければならないのだ。それを更にブーストとなると、なのはであっても頭がパンクしかねない

「はい、なので・・・ちょっと考え方を変えたんです。見てもらえますか?」

確かな自信を帯びた、不敵な笑みを口元に小さく浮かべながら、ティアナはキャロに目配せを一つすると、瞼を閉じてじっと集中した

「・・・行きます、ティアさん」
「お願い」

短いやり取りと共に、二人の足元に魔法陣が浮かび上がる
そして・・・

『Silhouette,Open』
『Energyboost』
「っ!?」

クロスミラージュとケリュケイオンの合成音声が小さく響くと同時に、彼女ら三人を取り囲むように、ティアナとキャロの姿を映した無数の幻影が現れた
単純に現れただけでなく、それぞれが木陰に隠れていたり、時に茂みから茂みへ飛び移ったりと、なかなか芸が細かい

「茂みの動きや、足音のエミュレーションもできてる・・・でも、これだけの数を・・・」
「・・・っ、はぁっ・・・どうです?なのはさん。なかなかの出来じゃないかと、ちょっとは自信が、有るんですが」
「うん、これは凄いよ。でも、どうやって?」

111:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:21:25 vTlR4WfR
なのはから質問されるという、普段とは逆転した立場に少しだけ面映ゆいが、ティアナとキャロは息を整えながら答えを口にした

「シルエットの制御術式を、少し変えたんです。今までみたいな単体制御じゃなくて、複数体を“群れ”として一括制御できるように。
発生地点の細かい指定なんかは、クロスミラージュに任せちゃってるんですけどね」
「そんなシルエットの“群れ”を幾つも創り出すのは大変ですから、私が主にシルエットを維持する為にブーストをしているんです」
「なるほど・・・制御と維持の役割を分担したんだ」

感心したように呟くなのはに、ティアナは苦笑を拵えて本音を漏らした

「キャロのサポートがあってこそ、ですけどね。私はむしろ、いつもより楽してるくらいで」
「そ、そんなこと!私は、単純にブーストをしてるだけですから・・・」

頬を赤くして、キャロは縮こまるが・・・実際の所、ティアナの言葉の方が正しい
インクリースタイプの魔法は、対象となった人物や魔法に能力を付与する補助魔法であるが・・・高位魔法へのブーストは難しく、術式に干渉する恐れがある
その結果が発動の失敗で済めば僥倖。下手をすれば、暴発という最悪の事態を招きかねない
「ブーストしてるだけ」などとキャロは言ったが、その「ブースト」がこなせる魔導師は、管理局でも一握り程度の数しか居ないだろう
誇張抜きで、彼女が見せたのは間違いなく、基本をそのまま昇華させた高等技術と言える

「まぁ、そんなキャロの頑張りに応えるためにも、私の方はもう一工夫するつもりなんです」
「もう一工夫・・・?それは、どんな風に?」
「このシルエット達に射撃をさせる、っていうアイデアです。勿論、幻影ですけど・・・その為に数を絞るか、シルエットの精度を落とすか。なかなかうまく決まらなくて」

なるほど。となのはは頷いた
幻術とは、詰まるところ所詮“幻”であり、何の力も持たない・・・だが、幻とは言え、いきなり一斉射撃に見舞われたら?
大概の相手は、大きな隙を作ってしまうだろう。そして、その隙を全力で突く。それが、ティアナのプランだ

「・・・これは、楽しみだなぁ」
「何がです?」

ぽつりと漏らしたなのはの呟きに、キャロは首を傾げて尋ね返した
なのはは、徐々に鮮やかさを増しつつある青空を見上げながら、近い未来に思いを馳せて・・・にっこりと笑ってキャロに応えた

112:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:21:57 vTlR4WfR
「みんなが、いつか結果を見せてくれる時が、ね」
「結果、ですか・・・?」
「うん。六課の運用期間、一年が過ぎた時。私とフェイト隊長、ヴィータ副隊長とシグナム副隊長の教導の結果をどんな風に見せてくれるのかが、今から本当に楽しみだよ」

いつもならば、嬉しそうに物騒な笑みを浮かべる教導官殿には引き攣った笑みしか返せないところだが、半年先の自分も、そうだろうか?
エースオブエースに一年間鍛えられて、それでもそんな情けない顔しか向けられないだろうか?
先のことは解らないが、それでも、そんな情けない姿は見せられない・・・!

ティアナは口元にどこか不敵な感じが漂う強気な笑みを浮かべ、キャロは唇を引き結んで両手を胸元で握り締め、二人は揃って、なのはに言った
ティアナ曰く、

「楽しみの種、もっと増やしておきますね」

キャロ曰く、

「きっとみんなで、勝ちますからっ!」

そんな言葉に、なのはとティアナは思わず顔を見合わせ、意外に強気な台詞を打ったキャロの顔をまじまじと眺めてしまい、視線に負けて身を縮こまらせるキャロであった


―― だが、そのくらいの気概がなくては ――


なのはは現在、教導官となって6年になる。書き表せばたった2文字だが、その間には多くの人々との交流があり、多くの生徒との出会いと別れがあった

彼女は思う
“出来損ない”な生徒なんて一人も居なかった。けど・・・この子達は、この4人は、きっと自分が死ぬまで誇れるような、飛びっきり優秀な教え子になる。と

願わくば、この子達が、もっと高みへと羽ばたけるように。そして、叶うなら ――

「その意気だよ、キャロ。私なんかよりももっと強くなって先に進まなきゃ、私達が・・・“先生”が居た意味が無いんだからね」

113:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:22:28 vTlR4WfR
後半部分は胸の裡だけで呟いて、彼女は二人をそう励ました



「うーん、やっぱり筋が良いね。流石男の子」
「そ、そうでしょうか?まだまだ全然だと思うんですが・・・」

スバル先生の格闘技講習は拳の握り方から始まり、基本の構え。真っ直ぐな突きの放ち方を経て、防御の基礎を丁寧に教えていた
実際にスバルは自分の突きを受け止めさせて、その動作を何度も反復して身体の動かし方を教え込む・・・
格闘技歴は4年程しか経験がないスバルだが、血筋と猛特訓のお陰か。その技術は練達の域に差し掛かっていると言っても過言ではなく、そんな彼女の目から見てもエリオは筋が良い
慣れない格闘訓練に汗だくになったエリオ本人としては、投げ渡されたスポーツドリンクに口を付けながら、少々自信薄な言葉を返していたけれど

「ううん、そんなこと無いよ。スバル先生が保証してあげる!何か、エリオの訓練を見る時のシグナム副隊長の気持ち、分かるなぁ・・・
エリオくらい優秀な生徒だと、自分ができること、全部教えたくなっちゃうね」
「あ、でも、シグナム副隊長は厳しいですから・・・まだまだ、そんな風に認めてもらえていませんよ。きっと」
「そんなこと無いよ。厳しいのはね、見込みがあるって言うことの裏返しなんだよ。エリオ」
「だと、自信が持てるんですが・・・あ、でもいつかザフィーラがそんな風に言ってたっけ」

盾の守護獣と巡回路を共にした時、彼は励ましてくれていた。『我らの将は見込みのある者には、少々厳しく接する節がある』と

「あっはは、そうなんだぁ・・・うん、それじゃ、もう一本基本の型を通したら、今朝は上がろうか。ティア達もそろそろ切り上げるみたいだし」
「あ、ですね」
「帰ったら、シャワー浴びて朝ご飯食べて、あ、午前中はデスクワークだぁ・・・」

がっくりと項垂れるスバルに、苦笑を浮かべてしまうエリオである
エリオとキャロの年少コンビがデスクワークに不慣れなのは、まぁ仕方が無いと思えるのだが、386部隊での実務経験が有る筈なのにスバルは何故か書類に弱い
訓練生時代から座学の成績は良かったし、勉強嫌い、というわけでは無いのだが、どうにも書類仕事は苦手なのだ
盛大な溜息を吐き出したスバルは、だらけた顔をきりっと引き締めると、両腕を掲げて構えを取った

「よっし!それじゃあもう一本行くよ!防御の型、構え!」
「はいっ!」

114:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:22:58 vTlR4WfR
スバルの号令にエリオはさっと身構えた。相対しているスバルは拳骨を固めると、軽く、素早い突きを胸元目掛けて放つ
いつも着けているリボルバーナックルを外した握り拳は、思い掛けない程白くて、華奢に思えたが・・・拳を捌くエリオの両腕には小さな青痣が幾つか浮かんでいる
どんなに細く見えても、やはり“実戦”を何度も潜り抜けてきた拳なのであった


そんなこんなで、陽も高くなり・・・早朝の涼しさがすっかり薄れてしまった頃、ようやく朝練が終わる

「ふぃーっ。それじゃ今日の早朝訓練はこれまで。っと」
「はい、ありがとうございました。スバルさん」

ぺこっと頭を下げるエリオだが、何故かスバルはぶすっ面である
思わずたじろいでしまうエリオだが、その理由に思い至って、慌てて最前の言葉を言い直す

「あ、ありがとうございました。スバル先生」
「うん、よく頑張りました、と。どうだった?シューティングアーツ。基本中の基本だけだったけど・・・?」
「はい!楽しかったです!」

楽しかった、と明るい笑顔でこちらを見上げてくるエリオに、少し複雑な表情を浮かべてしまうスバルであった

「・・・そっか。楽しんで練習できるのは、良いことだよね」
「あの・・・スバルさん」

思わぬ翳りを見て取ったエリオは、少し遠慮がちに尋ねてみた

「スバルさんが、シューティングアーツを始めた切っ掛けって・・・11歳の時になのはさんに助けられて、それから、なんですよね」
「うん、そうだよ。それまでは・・・あんまり、って言うか・・・全然好きじゃなかったんだ。シューティングアーツ。弱虫で、泣き虫だったって言ったら、信じる?」

悪戯っぽい笑みの中に、少しだけ翳りが残っている・・・嘘では、無いのである
言葉を詰まらせるエリオに小さく苦笑を見せながら、スバルはぎゅっと拳を握って見せた。白く、細い手だが、固められた拳骨からは凄味さえ感じられる・・・

「最初はね、なのはさんに憧れてミッド式の魔法を覚えたかったんだけど・・・あんまり上手くいかなかったんだよね。
その分、シューティングアーツに、近代ベルカ式に適正が合ったみたいなんだけど」

115:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:23:31 vTlR4WfR
血筋、と言う理由もあろう。スバルの母:クイント・ナカジマはシューティングアーツのマスタークラスであったのだし

「あの人みたいに強くなりたい。泣いてばかりで何もできない自分かわ変わりたいってずっと思ってたんだ。
それが、11歳の頃の話だから・・・今のエリオよりも、ちょっと年上だったんだよね。なんかそう考えたら・・・エリオとキャロってすごいよねー」
「え?あ、いえ、そんな事無いですよ」
「でも、キャロから聞いたんだよー?フェイトさんに憧れて、フェイトさんの力になりたくて局員に・・・“騎士”になったんでしょ?」
「そ、それはそうですけど・・・でも、キャロも同じ気持ちで局員になったんですし、別にすごくは無いですよ」

少しだけ顔を赤くして、顔の前で両手を振るエリオの頭を、スバルは問答無用の素早さで小脇に抱え込むように抱き締めた

「んっふふー、照れるな照れるな愛い奴め♪」
「う、うわぁっ!?ス、スバルさん離してくださいっ!」
「いーやーだーよー」

割と遠慮無くぶんぶん振り回されているのが苦しい、というよりも、
耳の辺りに当たる柔らかい感触と、汗で湿り気を帯びたシャツに顔面を密着させて恥ずかしくないんですか、という少年らしからぬ紳士的な理由があるのだが
まぁ、スバルとしてはそんな些末な理由など気にならないらしく、少々過剰なスキンシップを満喫している
振り回されっぱなしのエリオとしては何としてでも、この柔らかい拘束から抜け出したいところなのだが、生憎スバルの力は強い。ノリノリな時は特に

「さーて、それじゃあ一旦部屋に戻ったらシャワー済ませて朝ご飯食べて!デスクワークは正直嫌いだけど頑張ろっかぁ!」
「その前に離してくださいっ!」
「良ーじゃん。部屋はどうせ一緒なんだし。あ、頭洗ってあげるよ?」
「け、結構ですっ!」
「そんな、遠慮しなくても良いってば」
「話を聞いてぇぇぇっ!!」

そんな悲鳴をあげながら、頭を小脇に抱え込まれたままぐいぐい引き摺られる少年騎士の姿があったとか・・・







116:小さな騎士・スバル編
08/12/03 23:24:02 vTlR4WfR
「あ・・・ティアさん」
「ん、何?キャロ」
「ほら、あれ・・・スバルさんと、エリオ君。ふふっ、二人共、いつの間にかすっごく仲良しですね」

ちょっとだけ、妬けちゃいます。という台詞は胸の裡に止めておいて、エリオを半ば連行するように引き摺って歩くスバルの図という、
隊舎の玄関先で見掛けるのは少々奇異な組み合わせを目の当たりにしても、キャロはにっこりと口元を綻ばせていたが・・・

「・・・ちょっとごめんね」
「え?あ、は、はい」

ティアナはタオルやスポーツドリンクの入った小さなバッグをキャロの腕に押し付けると、猛然と駆け出し、

「何をやっとるかこの馬鹿スバルーッ!!!!」

実に見事な飛び蹴りを、相棒の後頭部に見舞うティアナであった
玄関先に顔面から倒れ込むスバルの腕からエリオを救助し、涙目でひっくり返っているスバルに何やら怒号を放つが、
どこか意地悪な笑みを浮かべたスバルが何事かをぼそっと呟き、ティアナとエリオは揃って顔を真っ赤にしている

そんな三人の姿に、はふ、とキャロは小さな溜息を吐き出すのであった

「・・・キャロ?一人でどうしたの?」
「あ、なのはさん。いえ、何でもないです。ただ・・・」
「ただ・・・どうしたの?」

首を傾げるなのはに、キャロはほやっと、少しだけ困り顔な笑みを浮かべて、こう言った

「スバルさんとティアさんが、いつの間にかエリオ君とあんなに仲良しになってるのが、嬉しいような、ちょっと悔しいような、そんな感じです」
「あはは・・・ちょっと、やり過ぎな気もするけどね・・・でも、また元のコンビに戻った時に、きっと実感できる筈だよ。
隣にいる時には見えなかったパートナーの姿と、隣にいる時にだけ感じられるパートナーの姿・・・今まで以上の、絆と、繋がりを、ね」
「・・・はいっ!」

花が咲くような笑顔で応えるキャロに、釣られるように微笑み返すなのはだが・・・視線を上げると、スバルを正座させてガミガミと叱り倒しているティアナの姿が

「まぁ・・・アレはアレで・・・あの二人なりのコミュニケーション・・・なのかなぁ・・・?」
「あはは・・・きっと、そうですよ・・・ね・・・?」

117:26-111
08/12/03 23:29:21 vTlR4WfR
はい、以上です
本編であった紫電一閃のフラグ立て“だけ”の展開ですね
特にそれ以外は見所がない話でありますコンチクショウ

・・・番外編?あんまり期待しないでください
取りあえず、スバルに(良い声で)なかされるエリオのエロさは異常。という事が私の中では決定事項です
早ければ今週中には仕上げて落とせるかな?

しかし、キャロが不憫。良い子だけど不憫。どうにかできぬものか

それでは、スレ汚し失礼しました


118:26-111
08/12/03 23:34:42 vTlR4WfR
だから、何で私はいつも最初に書くべき事を書き忘れるのか・・・

「小さな騎士・スバル編」は、随分前に投下した「小さな騎士・後編」から続く話です
エロ展開である「小さな騎士・番外編」は読んでいなくても楽しめる内容に止めております

・・・というのを書き忘れていました。書き上げたら吊ってくる

119:名無しさん@ピンキー
08/12/03 23:43:58 eqkUB2sK
GJです! スバルの少々過激なフィジカルコンタクトにどっきどきなエリオ君が可愛い。

120:名無しさん@ピンキー
08/12/03 23:59:33 mANTc20e
>>118
GJ!!!
スバエリも改めて見るといいカプだなあと強く思ったぜ
あわあわで少し奥手のエリオにちょっと強引なスバル
相性もいいし、何より数年もたてばエリオの背の方が高くなって互いに支え合う関係に。うん、実にいい

121:名無しさん@ピンキー
08/12/04 00:50:07 rgSBCYU2
>>88
キャロは本当に聖母のような女性だと思う
自分を殺した相手であっても許し、大切なパートナーとの幸せな未来を望む優しい子
エリオとそしてキャロのおかげでルーが助かったのは嬉しいけど、彼女はまた大切な友達を失ってしまったのか…
きっとエリオがいなくなったら今度こそ完全に壊れて二度と元には戻れないだろうな
だからこそ互いが死ぬまで永遠に二人一緒にいて欲しい
後コワレテしまっているのはヴァイスとなのは
チンク、スバルとヴィヴィオが救いの人となるのかな
もし全員助かったとしても、もうすでに失われた命は戻らない所がきつい…
ああ…前回のウェンディがいまだに忘れられない。GJ!!

>>117
小さな騎士…どこかで見た記憶があったので保管庫確認で納得
あの話の続編か!!!
好きだったけど、とうとう完結してしまったのか…と嘆いておりました
前回はティアと結ばれる一歩手前までいっただけに今回はどこまでいくのかドッキドキ
それだけに一歩間違えればティアの目からハイライトが消えそうで、そこがまた楽しみ
キャロは純粋な子だからまだ恋愛ごとには疎くて不憫なのは仕方がないこと
二人のちょっと過剰になってしまったスキンシップ(?)を待ち望んでおります
GJ!!

122:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:37:43 8O7K4vyT
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
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123:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:39:13 8O7K4vyT
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124:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:40:20 8O7K4vyT
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
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125:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:41:40 8O7K4vyT
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126:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:43:09 8O7K4vyT
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なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ


127:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:43:54 k04SCi7x
悪気のないスバルに攻められるエリオのエロさは最高だと俺も思っていただけに嬉しいものです
小さな騎士といえば最期でとうとうティアナがデレた所で同棲期間が終了になってしまったのでしたね
今回はスバルと同棲することになった続きですか
奥手なティアナに対して(薬を飲んだ場合は除く)スバルはごーいんぐまいうぇい
果たしてエリオの運命は?
そしてはぶられたキャロもエリオといちゃつける時が来るのか
続きをもの凄いwktkしながら待っております

128:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:44:38 8O7K4vyT
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
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なのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイなのはヲタキモイ
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129:名無しさん@ピンキー
08/12/04 13:45:56 8O7K4vyT
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130:名無しさん@ピンキー
08/12/04 15:22:42 uBNVpVIT
>>118
26-111氏GJです。
今まで男キャラだから興味がなかったエリオだけど、氏の書くエリオは凄く可愛いですね。

131:名無しさん@ピンキー
08/12/04 22:59:36 bzJW0iLD
>>117
>しかし、キャロが不憫。良い子だけど不憫。どうにかできぬものか
さあ一線を越える(by散様)んだ!

越え過ぎて孕まs(ry

132:名無しさん@ピンキー
08/12/04 23:19:19 gf/2RBZX
そんなSSあったなw
エリオじゃなくてユーノだけど

133:サイヒ
08/12/04 23:39:41 86EQo8jE
うい、どうもお久しぶりです。
会社の短期出張と、積みゲー崩しが忙しくてご無沙汰してました。

とりあえず復帰第一弾は、クライド×リンディで母乳。
例によってクライドが半分オリキャラなのと、搾乳には程遠い内容です。
というかリンディさんの方がミルクを(ry
おまけで、クロフェといつものオリキャラ子供勢が出てます。

オリキャラは嫌、という人は全体的にスルーよろしく。

134:伴侶と子供と
08/12/04 23:40:34 86EQo8jE
「ほーらクロノ、たかいたかーい」

 寝そべったクライドが、両腕を高く上げた。
 その手に抱かれているのは、愛息のクロノ。まだ生まれて一ヶ月と経っていないが、浮遊感が楽しいの
かきゃはきゃはと笑って喜んでいる。それを見て、クライドがクロノに負けないぐらい満面の笑みを浮か
べた。
 その様子を、リンディは夕ご飯の支度をしながら眺めていた。

「赤ちゃんって本当に可愛いなあ。どうしてこんなに可愛いんだろうな、リンディ?」
「……そうね。私とあなたの子供だからじゃないかしら」
「なるほど」

 曖昧かつ適当にした返答にも、クライドはやたら感心して何度も頷いていた。
 自分の声がひどく硬かったのが、リンディには嫌というほど分かった。表情もあまり浮かないものになっ
ている。
 目線を手元に戻すが、夫とクロノのはしゃぐ声が聞こえると無意識のうちに顔を上げてしまう。おかげ
で食事の準備はほとんど進まない。

「つっ……!」

 指先に僅かな痛みを覚える。よそ見しながら魚を捌いていたせいで、包丁が指を掠っていた。
 幸い皮一枚切っただけだが、血がじんわりとにじんでくる。指を口元へ運びながらもう一度クライドを
見るが、夫はクロノとにらめっこ始めており全く気づいた様子は無い。
 出産前まではこうではなかった。リンディの小さく悲鳴を上げた時点で飛んできて、大慌てで治癒魔法
をかけてくれただろう。
 仕方なく自分で指をしゃぶれば、鉄錆の嫌な味がした。
 血は止まったが舌に残る味を忘れるようにリンディは、声を出してクライドを呼んだ。

「あなた、そろそろクロノが眠くなる時間だから」
「ん、もうそんな時間か。遊んでると時間が経つのが早いな。じゃあおやすみクロノ」
「あー」

 クライドの言葉に反応したクロノが嬉しかったのか、またクライドは相好を崩しながらリンディにクロ
ノを手渡した。
 ベビーベッドのある自室へクロノを運んでやるリンディだが、寝かせもせずじっと顔を見つめる。
 そのままおもむろに、クロノのほっぺたを軽く捻った。
 本当に触れるのと大差ない程度の力しかこめなかったのだが、赤子のとんでもなく柔らかい頬にはそれ
でも痛かったのか、クロノの眼の端にあっという間に涙が盛り上がってきた。

「ふぇっ……。ふぇぇぇん……!」
「ご、ごめんなさいクロノ!」

 慌ててあやすリンディだが、クロノはぐずぐずと泣き止まない。おっぱいを口に含ませて、ようやく涙
が止まった。
 ふぅとため息をついてリンディは呟く。

135:伴侶と子供と
08/12/04 23:41:14 86EQo8jE
「…………なにやってるのかしら私」

 リンディも、クライドに負けない程の愛情を息子に抱いている。もしクロノに危害を加えるものが現れ
たとしたら、身命を賭して守るだろう。
 だがその一方で、リンディは間違いなくクロノに嫉妬していた。
 恋人同士になってからこれまでの時間、クライドの心の大半を占めてきたのはリンディただ一人である。
 しかし息子が生まれてからこちら、クライドはクロノにかまってばかりだった。
 そのことに、時折強い不満を感じている自分がいた。
 抓って泣かせてしまったことを反省しつつも、ついついクロノのほっぺたをリンディはぷにぷにと突っ
ついてしまう。
 しかし息子は母の胸中など全く知らぬふうに、おっぱいを飲むだけ飲むと乳首を咥えたまますやすやと
眠ってしまった。

「はぁ……。子供を産んで一ヶ月なのにこんなで、私これからお母さんやっていけるのかしら……」

 頭を振ってリンディはベッドにクロノを横たえ布団をかけてやる。
 もやもやした気分もクライドと夕食を食べながらしゃべっていれば晴れるだろう、と思いながら部屋を
出た時だった。
 いきなり腕が引っ張られたかと思うと、強く抱きしめられる。
 驚きの声を上げる隙もなく、唇が唇で塞がれた。

「んんんっ!?」

 反射的に暴れようとしたが、至近距離にあるのが夫の顔だと気づく。突き飛ばそうとした腕は止まった
が、今度は全身が硬直してしまう。
 その間にもクライドの舌がリンディの舌を絡め取り、自分の唾液でリンディの口の中を汚していく。
 一分以上経ってから唇は離れたが、顔の近さはそのままでクライドは微笑んだ。

「ごめんリンディ。最近クロノのことばっかりかまってて、寂しい思いさせて」
「わ、私は別に……」
「ごまかさなくていい。俺には分かるよ。だって、リンディの夫なんだから」

 今度は頬に口づけが降ってくる。柔らかい感触に、続けようとしていたリンディの反論は熱い吐息に変
わってしまった。

「それに、俺もクロノに嫉妬してたんだよ」
「え?」
「だって、リンディに抱きしめられるのも頬ずりされるのもキスされるのも、これまでずっと俺一人の特
権だったんだから」

 その一言で、やっぱり夫も何も変わらず愛していてくれたのだとリンディは悟る。胸にあった不満や不
安が嘘のように晴れた。
 もう一度クライドの唇が、リンディの唇に戻ってくる。今度はリンディの方から積極的に舌を絡めていっ
た。

「息子を本気で羨ましがるなんて、駄目な父親と母親だな」
「そうね。……だったら」

 一瞬だけ下拵え中の食材を思い出したが、すぐにリンディは頭から消して自分から顔をクライドに近づ
けていく。

「今晩は駄目なままで、クロノのこと完全に忘れちゃいましょうか?」

 返答は聞くまでもない。クライドの唇が上がってきて、情熱的なキスで応えてくれた。

136:伴侶と子供と
08/12/04 23:42:03 86EQo8jE
          ※



「ああっ……ちゅっ、んん…………クライドぉ……」

 場所をクライドの寝室に変え、身につけていた物の一切を脱ぎ捨てた二人は、舌だけでなく全身で絡み
合っていた。
 つよくクライドの背中を抱きしめるリンディだが、温もりがいまいち伝わってこない。クライドが上半
身を浮かせて、僅かな隙間をリンディとの間に作っているのだ。
 なぜだろうと考えるリンディはすぐに思い当たることがあった。
 出産後にセックスをするのはこれが三回目だが、最初にした時にクライドは母乳が出るようになったリ
ンディの胸を触らないようにすると言ったのだ。
 リンディも成人男性の力で吸ったり搾られたりすればどうなるかが少し不安だったので頷いたが、今晩
はそんな不安は無かった。
 リンディの身体はそれこそ秘所から脇下、足裏、そして尻穴にいたるまでも全てクライドの舌で味わい
尽くされている。
 ならば、今の時期だけ身体から出る液体も存分に味わってもらいたい。

「ねえクライド、私のおっぱい飲んでみないかしら?」

 リンディの首筋に舌を這わせていたクライドがぴたりと止まる。
 けっこうな時間迷った様子を見せてからクライドは口を開いた。

「…………正直に言えば、飲みたいよ。けどリンディのおっぱいは本来クロノのものなんだし」
「そうは言うけど、本当はクロノが私のおっぱい飲んでるの見て羨ましかったんじゃないの?」

 図星だったのか、クライドは横を向いて恥ずかしそうに頬をかく。

「それに……今晩はクロノのこと忘れるんでしょう?」

 微笑みながら、リンディはクライドの頭を胸元へ抱き寄せた。母乳をたたえたことでさらにボリューム
を増したリンディの乳房は、完全にクライドの顔面を埋もれさせてしまう。

「ほら、この中身、飲みたくないかしら?」

 押しつけたまま軽く身体を揺らせて、迷っている夫の背中を押す。
 ちらりと上目遣いになったクライドと視線が交わった。それだけでリンディは夫が乗り気になったこと
を知り、いっそう笑みを深めながら腕の拘束を緩める。
 頭が自由になったクライドの口が、乳首に吸いつく。
 しかし吸われる力はひどく弱く、クライドの唇を湿らせる程度しか母乳は出ていない。

「あんっ……遠慮しなくてもいいのに……」

 不満を見せるリンディだがクライドの吸う量は変わらず、三口分ぐらいを口にしただけで離れてしまっ
た。

「美味しくなかったかしら?」
「まさか。リンディのおっぱいならいくらでも飲めるよ。けど一気に飲むのが惜しいんだ。それにさ、俺
ばっかりっていうのも悪いから」

 リンディを跨いだ状態でクライドが立ち上がる。

「今度は交代で、リンディに飲ませてあげるよ」

 猛々しく屹立した肉棒が近づいてくる。鼻腔を刺す生々しい匂いにうっとりしながら、リンディは口を
開いて一気の喉奥までクライドを受け入れた。
 こうやって上から口の中に突き入れられた状態で奉仕するのが、リンディは好きだった。クライドが深
く奥まで入ってきてくれる。

137:伴侶と子供と
08/12/04 23:42:58 86EQo8jE
「ちゅぷ……ちぅ…………んふぅん……」

 頭を激しく動かし唾を垂らしながら夫に快感を与えるべく情熱的に動くリンディを見て頬を緩ませてい
たクライドだが、ふっとほんの僅かに眼を細めて言った。

「そうだリンディ。自分のおっぱい飲んでみないか?」
「ふひゅっ!?」

 いきなりな提案に、肉棒を咥えたまま眼を丸くするリンディ。
 いくら愛しい夫の提案だろうが、自分の分泌物を自分で飲むというのには抵抗があったが、リンディに
構わずクライドは乳房に手を当てる。

「ほら、こうやったら吸えるだろう」

 下乳が持ち上げられ、右胸の形がたゆんと歪む。天を向いた乳首は、唇のほんの数センチ先にあった。

「味は俺が保障するよ。ほら、吸ってみて」

 指に力が加えられ、母乳がぴゅっと飛沫いて顔にかかった。頬にかかった一滴が垂れて、唇の隙間から
入り込み、喉を通っていった。
 ほんの数瞬だけ舌に感じた甘味。それで、リンディの抵抗は一気に無くなった。
 口の中に入りっぱなしの性器が喉を突くのも構わず、リンディは自分の乳首に吸いついて音高く乳をす
すった。

「そうそうそんな感じ。どうせだからこっちも」

 逆の胸も同じようにされ、口の中が三つの突起でいっぱいになる。呼吸が苦しくなりながらも、リンディ
は頬を喜色に染めながら喉を鳴らして飲み干し続けた。
 とくとくと溢れ出していた苦味のある先走りと甘ったるい乳が混ざって、なんとも形容し難い味となる。
だが、一口飲む度に胸が幸せに満ち溢れる。
 枯れるまで飲み続けたかったが、流石に肺活量に限界が訪れてリンディは一度口から全てを抜いた。

「はぁ……あはぁ……あなたの言うとおりね。私のおっぱい凄く美味しいわ」

 息を整えつつ、いつのまにかクライドが離していた乳房を自分で持ち上げたリンディは、母乳を絞って
はクライドの肉棒にまぶしていき、滴るぐらいになれば舌で舐め取っていく。

「こうやってもあなたのおちんちんとおっぱいの味が混ざって、美味しいわ。次は、あなたのミルクと一
緒に飲ませて、ね」

 再び亀頭と乳首を口に含んだリンディだが、今度はひたすら吸うことはしない。
 先端の括れを乳首で弄くりつつ、鈴口を舌で突っつく。かと思えば一気に飲み込んで喉肉で擦りたてた
りもしつつ甘噛んだ。

「あぐっ……くぅぅ……」

 クライドの声が呻きに近くなり、先端が膨れ上がってきた。
 限界を見て取ったリンディは、最後の堰を壊すべく舌を巻きつけ一気にずるりと引き抜いた。

「リンディ、出るっ!」

 溜まりに溜まった精液が食道へ向かって放たれる。舌の上に止める暇さえ無い勢いだった。

「んぐぅ……たっぷり出たわね。こんなに粘ついているわ」

 口の中に僅かに残った残滓を慎重に舌で集めて手の平に垂らした。さらにその上から母乳をかけては、
舌で舐める。
 母乳の甘さを舐め取ると、先走りとは比べ物にならない濃ゆい精液の味が舌に広がり、変態的な行為の
羞恥心を感じさせないぐらいリンディを陶酔させた。

138:伴侶と子供と
08/12/04 23:44:35 86EQo8jE
「ふふふ、本当に、一度で飲んでしまうのはもったいないわ」

 クライドにもよく見えるようにしながら、手の平ので作った窪みに溜めた二種類の白濁液を、リンディ
は惜しみ惜しみ飲んでいく。
 わざと舌だけ出して淫卑に舐め取れば、放出して少し萎えていたクライドの男根が、みるみる大きくな
る。

「これならもう一回飲ませてもらえそうね。でも今度はあなたが飲む番かしら」
「どうせなら一緒にしよう。口かそれともあそこに飲ませてあげるのか、どっちがいい」
「……そうね。どっちにしましょうか」

 考えるふりをしながらも、リンディの心は決まっていた。
 すっかりぐしょぐしょになった場所は、愛液だけでなく疼きも発している。上の口ではなく下にある口、
正確には一段奥まった場所にある口へたっぷり注いで欲しい。

「やっぱりあそこかな」

 答えるより早く、リンディの眼の色だけで察した夫は腰をリンディの胸元から下半身へと移動させる。
 リンディも、腿を開いて秘所を晒した。

「来て、クライド」

 顎を引いてクライドは頷き、一秒の間もなく逞しい男の象徴が潜り込んできた。

「あふ、ぁあんっ!!」

 突き入れられる瞬間が、リンディは好きだった。馴染んでいるはずなのに、指や器具では絶対に無理な
痛烈すぎる快感が、頭のてっぺんまでも突き刺さる。
 うねるようにリンディの膣を抉りながら、クライドは乳房を吸いついてくる。
 こんな時でもクライドは優しく、さっきと変わらぬ弱さでしか胸を吸おうとしない。それでも、一滴吸
われただけでリンディの身体は肉の悦びにくねった。
 母乳を吸われながら交わるという初めての行為に、神経の伝えてくる情報が全て官能に直結してしまう。
少し敏感な部分を亀頭で擦られただけで、リンディは全身を痙攣させて達した。
 イッたのを感じたクライドが一度動きを緩めるが、それでも断続的に波が来てリンディの身体の震えは
止まらない。止めるには、もっと強い快感をもらう意外に無かった。

「もっとぉ! もっとしてぇ!!」

 学生時代に交わりを持ってから数年。リンディの身体は、クライドを悦ばせるための術を何十通りと覚
えこんでいた。
 だが、膣を締めることも、自分から腰を突き上げることも、クライドの陰嚢を指で転がすこともせず、
リンディはひたすら受身で喘ぐだけだった。
 何をするよりも、こうしてただひたすらに貫かれるのが一番クライドを感じられる。

139:伴侶と子供と
08/12/04 23:45:25 86EQo8jE
「愛してるよリンディ」

 腰を止めぬまま、耳元でクライドが囁く。

「クロノと君。僕の世界で誰よりも、次元世界よりも大切な二人だ」

 愛の囁きを聞くうちに、硬く太いはずの肉棒が身体の中で溶けていくような錯覚をリンディは覚えた。
クライドが溶けてリンディの全身に広がっていき、女性の一番大事な部分に集まろうとしている。

「頂戴! クライドの精液私の子宮に頂戴!!」
「ああ全部、リンディに全部出してあげるよ!」
「あ…もう…………イク、イッちゃ……うああんんんん!!」

 熱く激しく、子種が注がれる。
 女として最大の幸福に、リンディは浸りきった。



          ※



「ほーらクロノ君、いないいないばあっ!」
「うえええん!!」
「…………どうしてこの子、私には全然懐いてくれないのかしら」
「お酒の匂いが嫌なんじゃない?」
「染みつかせるほど飲んじゃいないわ」

 憮然としているレティから、リンディは泣いているクロノを受け取った。
 リンディが軽く数回揺らしてあやすだけでクロノはぴたりと泣き止むのを見て、いっそうレティは面白
くなさそうな顔をする。

「……まあ、私じゃなくてあなたの息子だからね。それにしてもリンディ、あなた子供産んでから変わっ
たわね」
「そうかしら?」
「前はクライドといつでもどこでも馬鹿ップルだったけど、最近ちょっと節度が出てきたわよ」
「そう言われればそうかもしれないわね。分かったのよ」
「なにが?」
「くっついたりご飯を食べさせあったりキスしたりしなくても、クライドはいつだって私のことを一番に
考えてくれてるってね」
「…………訂正。何も変わってないわ。どうやったって惚気に行き着くわけね」
「それともう一つ。私はクライドと同じぐらい、クロノのことが大好きだっていうこと」
「やっぱり赤ちゃんって可愛い?」
「当たり前よ。私とクライドの子供なんだから。ええ、私の人生最大の幸せは、あの人と出会えたことと、
この子が今ここにいることよ」

 リンディはありったけの愛情を込めてクロノのほっぺたにキスしてあげる。

「生まれてきてくれてありがとう、クロノ」



          終わり

140:伴侶と子供と
08/12/04 23:46:26 86EQo8jE
          おまけその一「新暦〇〇七七年 クロノ・ハラオウン宅にて」



 ちゅぅっという音と、液体が喉を通る時の音。そして自分のかすかな喘ぎ声だけが、フェイトの耳には
入ってきた。

「ふうぁぁ……」

 うなじの辺りに集まった快感が、背骨を伝って降りていく。いつもとは逆の昂り方に、フェイトぶるり
と身震いした。
 赤子を出産し、生物の摂理に従って母乳が出る肉体にとなったフェイト。しかし夜の夫婦の時間、母乳
を飲んでいるのは息子のクロードではなく、夫のクロノだった。
 そしてクロノに乳房を吸われると、フェイトの内側で母でも妻でもない純粋な女の部分がかき立てられ、
否応なく官能が高まっていく。
 片方を飲み終えたクロノが、反対側の乳房も吸いだす。だがそちらもすぐに途切れてしまう。
 息子を産んでから早数ヶ月。フェイトの身体から出る乳の量はだんだんと少なくなっていた。
 名残惜しそうに、クロノは乳房を丹念に揉みしだいては出てくる吸い残しを舐め取っている。
 息子に授乳する時と同じようにクロノの頭を撫でつつ、クロードには絶対に見せない淫らな表情でフェ
イトは囁いた。

「ふふ、残念だねクロノ。せっかくクロードが離乳食だけになったからクロノが全部飲めるようになった
のに」
「残念なのは君もだろう? 母乳を吸われて気持ちよくなれなくなるんだから」

 クロノの指がフェイトの秘裂をついっと撫で上げ、眼前に持ってくる。指に絡んだ蜜は、透明ではなく
うっすらと白い色になっていた。
 ベッドに入ってからクロノに受けた愛撫は、キスと胸を吸われただけ。それなのに、フェイトの身体は
完全にクロノを受け入れる準備が出来上がっていた。
 淫乱である証拠を見せつけられたようなものだが、フェイトは恥ずかしがるどころか逆に眼の奥の艶を
増しながら自分もクロノの肉棒へ、そっと手を伸ばす。
 クロノの先端も、フェイトに負けないぐらい濡れている。ねとつく先走りを肉棒に塗布していきながら
フェイトは言った。

「そうだけど、クロノが頑張ってもう一人作ってくれたら、またこういうことができるんだよ」

 フェイトの言葉に、クロノは顔から肉欲を消して優しくそうだな、と同意してくれた。フェイトも一度
にこりと笑って、性器の先端を女陰に導く。
 交わりで気持ちよくなるのも確かに嬉しいが、愛しい人の子供を産むのはもっと嬉しい。
 ゆっくりと二人は繋がり、新たな生命を育む行為に没頭した。



          まだ続く

141:伴侶と子供と
08/12/04 23:47:18 86EQo8jE
          おまけその二「新暦〇〇九七年 クロード・ハラオウン宅にて」



「ちょ、ちょっとお姉ちゃん、そんなに注がれても飲めないよぅ」
「まだ二杯目だよ。本当にお酒弱いんだから。そんなのだと、宴会とかに出席しなくちゃいけなくなった
時に大変だよ」
「ビール二本は飲めるようになったよ」
「瓶じゃなくて缶で、でしょ」

 ユーナ・T・ハラオウンの対面に座ってからかいながら酒を注いでくるのは、姉のヴィヴィオ・T・ス
クライアである。
 最近一人暮らしを始めたヴィヴィオだが、仕事後に一人でする食事は侘しいとかで実家やユーナの新婚
宅にけっこうな頻度でやってくる。
 ちなみに今晩、ユーナの夫であるクロード・T・ハラオウンと、同居人の人狼のロウはいない。両方と
も今は次元の海の彼方で仕事中だ。ただ今邸内にいるのは、ユーナとヴィヴィオ、そしてユーナの部屋で
寝ている最近生まれたばかりである娘のクロナだけである。

(ご飯出すのはいいけど、お酒に付き合わされるのは勘弁してほしいなぁ)

 教導隊は体育会系なところがあり、日頃のハードスケジュールの鬱憤晴らしとばかりに酒飲みが多い。
ヴィヴィオも教導隊入りした頃から母の目をかすめて飲んでいた口であり、立派な酒豪に育ってしまった。
ウィスキーを一本空けてけろっとしているレベルである。
 ちなみにユーナは初めて酒を飲んだ時の記憶は、ビール一口飲んだところから半日分がきれいさっぱり
消えており、起きたら顔中に落書きされていた。その犯人は今現在、目の前で笑いながらユーナのグラス
に炭酸水を入れて勝手にソーダ割りを作っている。
 一杯目を飲んだ時点ですでにユーナのアルコール摂取量は限界だったのだが、差し出されるとついつい
断れずに飲んでしまう。
 グラス半分飲んだところで、自分でもはっきり分かるぐらいユーナは酔っ払ってしまった。くらくら揺
れだした視線で姉の身体を見て、ユーナは普段から思っていたことをぼそりと呟いた。

「お姉ちゃんはいいなぁ。胸が大きくて……」
「そんなにいいものじゃないと思うけど。近接戦闘の時とか邪魔になるし」
「私みたいなぺったんこよりはずっといいよ」

 ユーナは首を九十度下に傾ける。眼に入るのは大平原と申し訳程度にある丘であり、自分のへその部分
がいともたやすく見えてしまった。ヴィヴィオが同じことをやったら、間違いなく二つのご立派な山脈に
視界が阻まれるだろう。
 このちっとも育ってくれない胸を、ユーナは子供の頃から大いに気にしていた。特に結婚後は、旦那の
家族は母も祖母も使い魔もおっぱいがいっぱいな人々ばかりなので、なおさら落ちこみ安くなっている。

「やっぱり胸が大きいと、おっぱいもたくさん出るんだよね」
「へ? そんな話聞いたことは……」
「そしたらクロード君の分だけじゃなくてクロナの分もあったのになぁ」
「ちょ、ちょっとユーナ、なに言って……」
「美味しい美味しいって言って全部飲んじゃうんだから」

 いつもは自分にとことん優しいくせに、ベッドの上では豹変して意地悪く荒々しくなる夫の愚痴を口ず
さむユーナ。
 まあ、ユーナも激しい方が好みだからそれはそれでいいのだが。

142:伴侶と子供と
08/12/04 23:48:53 86EQo8jE
「でも、この間着たスクール水着は胸が無い方が似合うってクロード君大喜びしてくれたし」
「…………」
「今度フェイトさんが昔着てたバリアジャケットを着てしようかな。あれちょっとスクール水着に似てる
よね」
「…………」
「でもクロード君マザコンなところあるし逆効果に……ふへぅっ!?」

 いきなり顔を挟まれたかと思うと、頬の肉がぐいっと引き伸ばされ激痛が走る。
 引っ張っているのはもちろん、額に太っとい癇筋浮かべている姉だった。

「い、いふぁいいふぁいおねえひゃん!!」
「お姉ちゃんがまだ独り身なのを知ってるのに堂々とのろけるのはこの口かなー?」
「のびりゅ!! ほっぺのびひゃうから!!」
「母乳プレイとかイメクラもどきの変態なことする淫獣二世に育てた覚えはないんだけどなー?」
「へ、変態でも淫獣でもないよ!」

 なんとか姉の手を振り払ったユーナは反論する。

「クロード君だって、女の子はちょっとエッチな方が可愛いって言ってくれてる!」
「あんなユーナ限定女たらしの言うこと信じちゃだめ!!」
「だいたいお姉ちゃんにいい人ができないのは、厳しすぎる教導やって怖がられてるからだよ!」
「どこが!? ママより全然優しくしてるよ!!」
「普通の魔導師の人はアクセルシューター二十発も避けれないの!」

 姉妹の言い争いは、おしめが濡れた気持ち悪さで目覚めた娘が泣き出すまで続いた。



          ※



 次元航行部隊のクルーは航海が終了すると、一部の例外を除いて数日間の休暇がもらえる。長期間、見
慣れすぎた艦内で暮らさざるをえなかったクルー達は、皆が皆保釈日を迎えた囚人のような顔をしてグラ
ナガンへと繰り出していく。
 八神トウヤもそれらの群れに混じりたかったが、浮世の義理というものがあった。今のトウヤは、ひた
すら気だるい表情を浮かべながら本局内訓練所の隅っこで煙草をふかしていた。

「…………本当にあの馬鹿は懲りねえよなあ。何回目だよ?」

 最初がユーナの妊娠がばれた時だから、と指折り数えつつ上空を見上げれば、訓練所の空はホログラム
装置を作動させていないのに実に色とりどりな光に満ち溢れていた。七色の魔力弾が複雑な軌道で飛び交っ
たかと思えば、天空に描かれる虹を思わせる極太の集束砲がぶっ放される。
 やがて空の一角から、人影が落下していた。素早くトウヤは駆け寄って地面に激突する寸前で抱きとめ
た。
 腕の中でのびているのは、トウヤの親友であり、自他共に認める『ハラオウンの犬』ことロウだった。
 腰まであるロングストレートの美しい白髪は一部焦げて縮れており普段の面影はなく、手足はびくびく
と痙攣している。

「ディバインバスター二発まで耐えたか。お前はよくがんばった」

 完全に眼を回している守護獣見習いを背中に背負ってやるトウヤ。もちろんその時に、しっかり胸を揉
んでおくのも忘れない。

143:伴侶と子供と
08/12/04 23:50:25 86EQo8jE
(……88……いや、89のD。ついにアルフと同サイズまできたか)

 ロウとアルフに血縁関係は無いが、母親に劣らぬ見事なスタイルに育った。特に胸周り。やはり絆は血
よりも濃い。
 おまけにロウは使い魔ではないので魔力消費を抑えるためにぺったんこ幼女になることはない。極めつ
けに、頭さえ下げればいくらでも揉ませてくれる。なんとも素晴らしい。
 俺は良い友人に恵まれたと感動しつつ、目的を果たして出口へ向かおうとするトウヤの前に、もう一つ
ぼとりと落ちてきた物体があった。
 普段から黒づくめの格好だが、今日は焼け焦げ痕がついていっそう真っ黒けになったクロードだった。
よたよたと手が伸ばされる。

「ぼ……ぼくも……たすけてくれ……」
「やなこった。どうせいつもどおり、ユーナにエロイことしてたのがばれたんだろ? 今回はユーノさん
がいないだけましだと思ってボコられとけ」
「この……はくじょうものぉ……」

 力尽きたのか手が落ちた。そしてそれが合図だったかのように、天からもう一人黒いバリアジャケット
を纏った魔導師が降りてくる。
 ただしこちらの髪の毛はクロードと違って亜麻色で、なおかつ一切無傷だった。口元に魔王の如き笑み
を浮かべカートリッジを全弾ロードしているその人物に、トウヤは恐る恐る声をかけた。

「あー、ヴィヴィオさん。そこの自業自得なエロードはどうでもいいですけど、こいつは見逃してやって
くれません? ほら、こいつ父親に似て体は忠義で出来ているところがあるから……」
「ふふふふふ、まだだよクロード君……ユーナにどんないやらしいことしてるか、全部お話聞かせてもら
うから……!!」
「俺のお話聞く気はないんですね。わかります」

 とばっちりを食らう前に、トウヤはとっとと逃げ出す。途中で振り向くと、ヴィヴィオのデバイスの先
にクロードが引っ掛けられているのが見えた。これから起こる惨劇が容易く予想できる光景に一瞬だけ助
けてやろうかと思ったが、友情より恐怖が勝ったため引き返すことはなかった。

「シャマ姉うちにいるかな」
「全力全開!! 零距離スターライトブレイカーーーー!!!!」
「……ついでに三日ぐらい絶対安静の診断でも出してもらってうちに泊めるか。その方がザフィーラも喜
ぶだろう」

 背後から聞こえてきた死刑宣告もそれに続く轟音も一切合財無視して、トウヤはようやっと実家へ帰る
のだった。



          今度こそ終わり

144:サイヒ
08/12/04 23:52:09 86EQo8jE
以上です。
孫が二十歳の嫁にスク水着せるという暴挙に出てるのは、
「母さんだって二十○歳まで似たような真ソニックフォーム着てたから大丈夫」という認識に基づくものです。


過去話書いたり未来話書いたりで時間軸が自分でもよく分からなくなってきたんでクロフェ時空年表とか作ってみたら、
今回の本編とおまけその二の間が半世紀近く空いてた。
そりゃリンディさん曾お祖母ちゃんになるわな。

145:名無しさん@ピンキー
08/12/05 00:12:59 gPbEK0g1
>>117
GJ!!
スバルのかわいさとエリオのエロさにやられた
二人がパートナーになってもすごく似合うだろうな
そして恋人通しのパートナーになっても末永く暮らせるはず

>>144
GJ!!
蛙の子は蛙ということわざを思い出した
アナル好きはアナル好き、おっぱいはおっぱい、すごく自然だ

146:名無しさん@ピンキー
08/12/05 00:30:15 qFXe7vWY
>>144
GJ!!!
そしてヴィヴィオ…○○路まえでまだ独り身か
たぶん、高町家の長女は行き遅れるという運命でもあるんだろうな…

147:名無しさん@ピンキー
08/12/05 00:52:59 1EMIDsb0
>>144
GJ。
親子三代のワイフ限定女ったらしは遺伝子レベルで継承されているんですね。
ユーナもユーナでユーノの血が混じっているわけだから・・・・・・・恐るべき淫獣の血統。
サラブレットのクロナはどんな子に育つのか、想像の羽が広がっていくw

>>146
その代わり、高町家の長女は達人になる素質があるのかもw
ヴィヴィオは素の魔力は平均ちょい上程度だし、美由希さんと同じく大器晩成型か。


148:名無しさん@ピンキー
08/12/05 03:01:14 BnZeTeRK
>>147
ヴィヴィオは元からして、現代ミッドに蘇った聖王様な訳だし。
ソレが更に、戦闘民族高町家の一員ともなれば、
状況次第によっては、『管理局の白い魔王』を超える事も…(SLB

149:名無しさん@ピンキー
08/12/05 07:19:15 qbKl+os7
なのはたちが涼宮ハルヒの聖地巡礼をするSS書いたんですけど
どこに投下したらいいんでしょうか
クロススレあたり?

150:名無しさん@ピンキー
08/12/05 07:56:03 X6S0ebVE
クロススレへどうぞ

リリカルなのはクロスSSその84
スレリンク(anichara板)l50


151:名無しさん@ピンキー
08/12/05 08:01:39 72FizX43
>>149
ハルヒキャラがちょっとでも登場するならクロススレ池だな
観光メインだったら……まぁギリギリ許されるんじゃないかな?
理想郷におとすのも一つの手だと思うよ

152:名無しさん@ピンキー
08/12/05 11:54:46 PHBb5EjI
最近、原作とちと性格が違う(いい意味でと、さらに外道に行ってて悪役になっているのも含め)クアットロの性格が違うのが読みたいなぁ。
人を苛立たせるような言動や態度を演じるが、実は、姉妹の仲で一番機械的なのは、彼女で残虐に敵を苦しめるのは、
感情が理解できないゆえに人間の感情の研究の為の観察とか。
もう一つは、本当は、ナンバーズの中で一番、日和見主義で小心者、精神は一般人、あるのはISで騙す技能と策を練るのが上手いぐらいで、
スカ博士とかのやってる事には内心引いてる、生まれて教育終了後に、GDや私達の性能、ゆりかごがあれば管理局相手でも、いけるなと、
ニヤソとしていたら、存分にあるレリックで爆弾作ったりして管理局部隊を襲わない、基本殺さないでやるとかスカ博士がトチ狂い出したので、
駄目だこりゃって、いかにスカ博士たちに気づかれないように管理局との戦争で自分が有利に負けるかとかを精一杯考えるとか。
後々の為に、ヴィヴィオにメッチャ優しくしたりとか、ゼスト隊がアジトに気づいたのは実はリークしていたからとかw


153:名無しさん@ピンキー
08/12/05 12:44:38 xS8Ewp0j
>>152
クァットロは死ぬほど怨まれながら、汚物でも見るような眼で見られるのが大好きなどM説を今ここに高らかに宣言してみる

154:名無しさん@ピンキー
08/12/05 13:17:37 CVe3vukC
戦闘面でまるで役に立てないからどうにか役に立とうとしてるうちに歪んでしまった
とかなら少し考えたことがある

155:名無しさん@ピンキー
08/12/05 14:06:55 GB6KKFGh
このスレの流れに、クアットロ登場連載作者がドキドキとしていると勝手に言ってみるw

156:名無しさん@ピンキー
08/12/05 17:40:24 WnniYOTa
クアットロは悪巧みが何一つ成功せずにゴミみたいにすり潰されて無意味に死んでほしい。

157:名無しさん@ピンキー
08/12/05 18:30:16 vYlGXFDW
可愛いクア姉のネタはあるのだが、いまいちまとまらない。
いずれやってやるぜ。

158:名無しさん@ピンキー
08/12/05 19:09:27 0XIuRerl
>>155
クア姉は可愛いよ!
どんなクア姉でも、きっと心の奥底には乙女チックな行動原理があると信じてるよ!
クア姉は最高に可愛いよ! 、とドキドキしながら主張してみる。

159:名無しさん@ピンキー
08/12/05 19:21:42 X6S0ebVE
もし、ドゥーエが生きていたら・・・とか、考えてしまう

160:名無しさん@ピンキー
08/12/05 20:36:53 dx8e5pLb
ドゥーエ姉様に強い影響を受けてるなら、姉妹には優しくてもいいはずなのよね
ディエチとかを馬鹿とかつまんない子呼ばわりする裏側には「だからこそ私が頑張ってあの子達を
正しい(悪の)道に導いてあげなくっちゃ」的な思考があるのかも……と妄想したり

161:名無しさん@ピンキー
08/12/05 20:55:59 qbKl+os7
>>151
慣行・巡礼レポートがメインでハルヒとかは一切出てきません
登場するキャラもなのは・フィイト・すずか・アリサ・アルフ・はやての6人のみ
他の物語のキャラクターはおろか
守護騎士たちやナンバーズなども出てきません
設定はAs終了後だし

エロもないし(ちょっとフェイトがなのはに対して百合入ってるけど)
無難なのでクロススレに投下させてもらうことにします
というよりUPしたファイルの張り付けだけど

162:名無しさん@ピンキー
08/12/05 21:41:22 PHBb5EjI
クアットロは指揮官ってのも分かるが、能力的に前線に出ても強いタイプでもいいと思うんだ。
ISを戦闘補助に使って、GDに攻めさせて相手がそっちに集中している時にGDごと吹き飛ばす一撃を入れるとか、
デスサイズ・ヘル・カスタムみたいに、GDを始末して安心している敵をISで隠れ、死角から忍び寄り、斬殺したり、射殺したりとか。
もしくは、いつどこから来るか分からないっていう、恐怖を武器に一回奇襲して、ISで隠れ、相手が警戒しているのを見て何もせず、
相手が奇襲に備えて精神を削っている中、数十分間は本とか読んで時間つぶしし待って、去ったようだと気を抜いた時に殺るとか。

163:名無しさん@ピンキー
08/12/05 21:45:41 FJNdZ4eP
JS事件で死人出たよー、って話は明確にされてる?
ゼストやレジアス、脳ミソとか特殊な例じゃなくて地上本部とかゆりかご周辺空域とかの現場の人的被害についてなんだけど

164:名無しさん@ピンキー
08/12/05 21:47:16 vYlGXFDW
 少なくとも、映像媒体では明確な描写はなかったと思う。

165:名無しさん@ピンキー
08/12/05 21:55:23 1EMIDsb0
>>162
まずクアに攻撃手段がないのがネックなんだよな。
ちょっと丈夫な体だけじゃ前に出ても的になるだけだし。
だから指揮官能力身につけて余計に後ろに下がってしまったのかな?

後は性格的に前に出るタイプじゃないというか・・・・ネタを仕込んで戦う前に勝つってスタイルみたいだからね。
本人が汗臭く戦うの嫌う性格なんじゃないのかという妄想もできる。

相手の悔しがる顔を見るためにプライベートの時間に手間暇かけて嫌がらせの準備をするクア姉ってなんか良いな。

166:名無しさん@ピンキー
08/12/05 22:05:08 vYlGXFDW
>>165
で、いざ仕掛けを開陳しようとすると、トーレたちが突撃していくんですね?

「ん? 今何かあったか? セッテ」
「さあ?」

「せ、せっかくの仕掛けが……」

167:名無しさん@ピンキー
08/12/05 22:26:39 PHBb5EjI
>>165
この能力こそ、優れた肉体と武器、性格がちゃんとした奴が使えば、これほど強いものはいないというのに。
もう戦闘能力は質量兵器に依存でいいよw
カラシニコフおじいちゃんが作ったAKをスカ博士の技術で魔改造したの装備とかwww


168:名無しさん@ピンキー
08/12/05 23:19:44 gnUz8KMv
>>144
GJ!
クライドもリンディもエロいなあ。
そして、相変わらずのクロフェのだだ甘っぷりが素敵です。

あと、何気にヴィヴィオが未だに独り身なのがw
てっきりルーテシアとタッグを組んで、エリーに紫色の髪の毛の弟妹を作るのと同時に、
亜麻色の髪の毛の弟妹を作ろうとしてるのかと思っていたのに。
……そうなったら、今度はエリオがバインド砲撃地獄を巡ることになりそうですが。
ヴォルテールは白天王が抑えるとしても。

169:名無しさん@ピンキー
08/12/05 23:28:13 oJcn6whC
>>144
GJ!
うおお!母親から呪われた運命を受け継いだトウヤが
まさかこんな安息の地を得ていたとは!
しかも頼めばやらせて貰えるとは、なんとうらやましい……。

170:名無しさん@ピンキー
08/12/06 03:05:31 /JmmCRuq
>>162
クアットロは指揮官と言うより、参謀といった方が良さそうな感じ。
策謀がえげつないが、シャマルと似た立ち位置なんじゃないかと。

前線指揮官に相当するのは、トーレ・チンク・オットーだと思う。

171:名無しさん@ピンキー
08/12/06 09:34:42 5IL8JOpN
>>144
GJ!
そして未だに寝とり成功編を待ち望む者がここに一人…
気が向けば是非ともお願いします

172:名無しさん@ピンキー
08/12/06 09:45:57 3e7rccts
>>144
>クロフェ時空年表

うおおお、見てえええええw
なんかもう、ヴィヴィオのボイスがなのはさんと同じ声で
脳内再生される俺は、もうダメなのかのしれん。


173:名無しさん@ピンキー
08/12/06 11:13:28 h6Ov0vak
>>169
揉ませてくれるだけだぞ
ヤラしてくれるのはむしろアル(ry

174:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:07:47 pd6SN9PD
ロリとは身体ではない。心だ。

175:174
08/12/06 17:08:37 pd6SN9PD
すまん、誤爆した。

176:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:55:56 2w3A6Wl7
誤爆に見えませんw

177:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:57:01 HIZsq/v7
子供っぽいばあさんなど見たくない。

178:名無しさん@ピンキー
08/12/06 18:39:19 lkq7DUiq
よろしい、ならばミゼット×ヴィータだ

179:名無しさん@ピンキー
08/12/06 20:11:29 oBNOCh6C
本編最年少のセッテ、オットー、ディードの3人はSSX時点で3歳か。
最年長はイクスorリインフォース(闇の書の意思)&ヴォルケンズの数百歳だな。
ヴィヴィオは精神年齢5歳(本編)らしいが、肉体年齢は不明。

A's以降、精神年齢と実年齢が合わないキャラが増えたよな。

180:名無しさん@ピンキー
08/12/06 20:46:33 UMWTOyV8
>>179
そうか?1期のころからなのは、アリサ、すずかは妙に大人びていたし(小3にして将来について悩んでた)
フェイトも実年齢は4歳ぐらいじゃなかった?

181:名無しさん@ピンキー
08/12/06 21:00:37 cvzwppbs
というか、精神年齢と実年齢のあっているキャラの方が珍しい作品だからなぁ。

182:名無しさん@ピンキー
08/12/06 21:08:42 pp49/t01
都築氏、子供が嫌いらしいからな

なのちゃんとかも大人びた雰囲気はなくても異様に物わかりがいいが
そういう方向性の根底にはたぶんその辺が関わってるんだと思う

183:名無しさん@ピンキー
08/12/06 22:29:06 Yrx9haKp
とらハでまだ子供っぽかったのは、2の美緒くらいか。
あとは、なのちゃんすら霞んでしまうアリサやクロノなんていう
チートキャラと言わざるをえないキャラばかり。

184:名無しさん@ピンキー
08/12/06 23:07:32 M+TESHi4
苦手じゃなくて嫌いかぁ
確かに納得してしまう作風だよなぁ。

185:名無しさん@ピンキー
08/12/06 23:47:10 oBNOCh6C
そのおかげでなのはは恋する乙女から冥王まで幅広い属性を秘めたキャラクターへと成長することができたわけか。


186:名無しさん@ピンキー
08/12/06 23:55:38 nWj1Y9Q6
>>185
将来のヴィジョンは~と言ってた一期からヴィヴィオのママンの三期だからなあ。

187:名無しさん@ピンキー
08/12/07 00:11:58 84r5u9te
ちょっと質問なんですが、ここの作品でスカリエッティといった原作の人物以外のオリジナルを敵方のボスに据えた話ってどの程度あるのでしょう?

188:名無しさん@ピンキー
08/12/07 01:00:57 x1sWSNcC
>>182
ああ~何か今まで腑に落ちなかった部分がなんとなくww
きっと子供の無邪気さとかが気に入らない人種なんでしょうね…

189:名無しさん@ピンキー
08/12/07 01:03:32 wIF5/4ZT
>>187
沢山ありますよ~ 特にAFTERものなどに多いようです。

190:名無しさん@ピンキー
08/12/07 01:16:32 4/oElZ8H
>>189
再構成で実は黒幕は別にいるってのはあまり見たことない気はするけどね。
アフターものは、まあ仕方がないとしか言えない。

191:名無しさん@ピンキー
08/12/07 04:30:33 oe0O/YL4
>>188
らしい。
随分昔の日記で、銭湯かどっかで子供がギャーギャー騒ぎまくりで
みんな引きまくりの状況に遭遇した時のことで
ああいう頭の足りない生き物は好きになれんねとか何とか言ってた。

192:名無しさん@ピンキー
08/12/07 05:22:51 +Vu36Xz7
かつて自分も子どもだった癖して随分と傲慢だな。
子どもが騒ぎまくっていたなら親がちゃんと注意しろ、と思うが。


193:名無しさん@ピンキー
08/12/07 07:11:12 YyZa5/U+
普通に3次の子供が嫌いなだけじゃね?
2次なら実害ねえけど3次はあるし

194:名無しさん@ピンキー
08/12/07 08:04:51 +gX58Rg8
それ以上は別スレでやれ

195:名無しさん@ピンキー
08/12/07 14:35:43 3eeGGGFc
>>190
クロススレだと、教会や三提督が黒幕だった。
って感じのがあったな。

196:名無しさん@ピンキー
08/12/07 16:14:47 4/oElZ8H
>>195
まあ、オリジナルで黒幕を作るよりはやりやすいしね。
黒幕といえば、最高評議会が登場する前は管理局の頂点(局長)は某勇者王の長官みたいな人か、
三提督みたいな陽気なじい様を想像してた。
で、ラストにリミッター解除を使いきって苦戦しているなのは達を助けるために超法規的手段で持って解除を認めるという展開を。

今にして思えばなんてご都合主義なと恥ずかしくなってくる。

197:名無しさん@ピンキー
08/12/07 16:18:56 DldlPnpx
三脳が無能過ぎだったからな
最高評議会とか偉そうな名前で黒幕臭プンプンのくせして何もせず消えていった

198:名無しさん@ピンキー
08/12/07 16:40:57 Nmy4hZo7
>>196
それは「王道的展開」と言ってな。

紙一重とはいえ、そういう展開、嫌いじゃない。

199:名無しさん@ピンキー
08/12/07 17:20:59 ju3z8WVp
そして都築は王道が嫌いとのこと

200:名無しさん@ピンキー
08/12/07 17:24:53 IU+oKDUI
まぁ都築パパンと俺らの嗜好が完全に一致しなきゃいけないかって訳でもないし
……しかしスパロボ好きなのに王道嫌いってのも珍しいな、都築

201:名無しさん@ピンキー
08/12/07 18:13:57 XMgPeSN4
王道から少しはずれたとこが好きなのか、王道を意図的に外してウケを狙ってるのか
盛り上がりよりキャラ単体のドラマを優先させた結果として王道からずれたのか…

とりあえず、肝心なとこでここをちょっとこうすればド直球の王道なのにって部分が
非常に多いらしいな都築作品は

202:名無しさん@ピンキー
08/12/07 18:14:26 wbB8AAVT
投下が無くて寂しいんで、スレ内における男キャラ総括とかやってみた。
かなり俺の主観が入ってる。


ユーノ……魔王様と一緒に出番減退中。
     スバティアあたりまで手を出してた時代は遠くなったものである。

クロノ……もはやここでの嫁は義妹。息子まで作ってしまった。
     男女を問わず尻を掘る。

エリオ……男性キャラ登場率NO1。
     最近保護者が相手の作品は少なく、ダブル召喚師がメイン(紫多め)。

ザフィーラ……ロリアルフを獣姦してる雰囲気がだいぶ前からあるが、作品ではまだない。
       我こそはと思う職人求む。

ヴァイス……ソープナンバーズにトラウマぶちまけに行っている男。ちょくちょく姐さんも。
      もうちょっとツンデレとかヘリパイにも目を向けようよ。

ゲンヤ……SSXで娘ハーレムを形成した生涯現役の男。
     その反動でチビ狸が割りを食いつつある。

グリフィス……最終鬼畜メガネ。
       生真面目な青年キャラのまま出番が無かった頃とどっちがいいのだろうか。

ロッサ……義姉さんピンチです。僕の存在忘れられてます。

レジアス……なのはさんとくっつくという予想外ジャンルを開拓中。
      もっとも、それ以外に誰とくっつくんだと言われたら困るが。

カルタス……「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
       『ナンバーズ更正担当としてフラグが立つと
        思ったらいつのまにかナカジマ隊長とグリフィスに食われてた』
       な… 何を言ってるのか わからねーと思うが(ry)。

203:名無しさん@ピンキー
08/12/07 18:22:39 Nmy4hZo7
>>202
スカは?

204:名無しさん@ピンキー
08/12/07 18:45:31 wbB8AAVT
スカリエッティ……ウーノさんとお幸せに。
         でも時々はフェイトそんを陵辱してた頃のガッツも思い出してください。

205:名無しさん@ピンキー
08/12/07 19:55:56 +gX58Rg8
>>202
ほんとに主観入りまくりだな

それにしてもこうも投下ないと寂しい
みんなコミケの準備でもしてんのかね・・・

206:名無しさん@ピンキー
08/12/07 20:26:17 +2/tWqww
>>204
スカリエッティに強姦されて泣き叫ぶフェイトそん…

(*´∀`)

207:名無しさん@ピンキー
08/12/07 20:52:31 uRjFxWA3
正直スカって性欲薄そうなんだよなぁ……数の子ハーレムで毎晩ウハウハとか言うならまだしも、そういう風でもないし。

208:名無しさん@ピンキー
08/12/07 22:21:31 cRiI5jNT
>スカやん
インポな気がしてしかたがないのだが…
あんだけ色んなタイプのおにゃのこはべらしながら
やった事といえば子宮に自分のクローン仕込むだけ

あえて性欲カットされた設定なのかもしれない
勝手に種まかれないようにとか

209:名無しさん@ピンキー
08/12/07 22:26:48 JU+y/8Bt
ドクターに一番ベタ惚れしてるのはクアットロな気がするが
彼女がウーノに嫉妬して彼女を陥れて陵辱す…あ、ドクターいらねーやこの展開

210:Foolish Form ◆UEcU7qAhfM
08/12/07 22:38:16 YcE7GjRT
あー……スレの流れを激しくぶった切ってしまうようで申し訳ないが、
この辺で投下させてもらいま。
何か世間は冬コミの原稿とか言ってるようだが、俺はもう入稿したぜ(`・ω・´)

ちょっと久々にSS書いたからいまいちかも知れないが、生温かく見守って下さい。


・なのは&ユーノ 非エロ
・二人は同棲してる設定なので、ユーなの派じゃない人には微妙かも
・タイトルに偽り(?)あり。ヴィヴィオ率ちょっと高し

ではでは、お楽しみあれ。

211:バカップル観察日記 1/4
08/12/07 22:39:42 YcE7GjRT
「まったく、ママもパパも……はぁ」
その日の夜も、ヴィヴィオは辟易していた。
「はいユーノ君、あーん」
「うん、いつ食べてもなのはの料理は美味しいね」
「そう? それじゃもう一口、どうぞ♪」
「あぁ、もう、なのはごと食べたくなっちゃうよ」
「だぁめ。ヴィヴィオが見てるよ」

終始、この調子である。『見てるよ』と口では言いつつも、さっぱり見ていない。
食事の最中くらい、封鎖領域を解除してくれてもいいんじゃないかと思う。
Aクラスの結界魔道師が以下に厄介か、身体で分かってきた自分が悲しい。

事件の後、色々あって二人は恋人になったらしい。
一度だけ、その時の話を聞いてみようと思ったが、果てしない長さののろけを貰ったので諦めた。
……が。
聞きたくないのに聞かされた。それはもう延々と、眠くなるまで、否、眠くなってもずっと。
その話は、いずれまたされるだろうから、今は思い出したくない─確かに良い話だけど、それ以上にいちゃつきすぎだ。

「ほら、ヴィヴィオも食べなよ」
「ヴィヴィオ、あーんしてあげようか?」
「もうっ、二人ともご飯の時くらいいちゃいちゃするのやめてよ!」
言っても無駄だろうが、取り敢えず提言する。
「ねぇ、ヴィヴィオ、ヴィヴィオには素敵な男の子とかいないの?」
「うんうん、僕となのはみたいに一緒に過ごす人はいないのかい?」
「な、な……」
開いた口が塞がらないとはこのことを言うのだろう、文字通り口がパクパクいって声が出ない。
「まだ見つからなくても、大丈夫だよ。わたしたちはお互いに9歳の頃知り合ったから」
「あれ、あの頃なのはまだ誕生日来てたっけ? この嘘つきさん」
「にゃはは、そういうユーノ君だって─」

頭が痛い。

「でもさ、なのはと僕が出会ったのって、ホント運命だよね」
「そうだね~。ヴィヴィオも、いつか運命の人が見つかると良いね」
「この僕でも見つかったんだから、ヴィヴィオならきっと大丈夫だよ」
「わたしよりも美人だもんねー、ヴィヴィオってば」
「なのは、君の方がキレイだよ」
「もう、ユーノ君なに言ってるのー」
この二人、いちゃいちゃするに飽き足らず娘の前でのろけたい放題……
「あー、ヴィヴィオむくれちゃってるよ」
「ヴィヴィオ、好きな男の子とかいないの?」
「……」
何とか口を閉じて、無言を突き通す。一種の抗議活動だった。
「ん~、図星でしょ!」
「そうか、ヴィヴィオもついに好きな男の子が見つかったのかぁ……でもお嫁に行くのは早い、まだ早いよ!」
「ユーノ君、それこそまだ早いよ」
「あはは、それもそうだね」


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