■ 巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その三 ■at EROPARO
■ 巨乳小学生をテーマにしたエロパロ その三 ■ - 暇つぶし2ch174:メリークリスマス!
08/12/22 13:11:09 XWu7SOXt
「その地区を一人でやるというのかね?」
その初老の老人……しかしその恰好は先程の少女と同じような服装をしていた。
そう彼こそは永遠の老人、そして子供に夢をプレゼントする誰もが知っている人物。サンタクロースその人だった。

少女はサンタクロースを真顔で見つめ、哀願するように頼みこむ。
「お願いサンタクロースおじいさん。私にも少しくらい手伝いをさせてください。おじいさんのお手伝いを私もしたいんです!」

少女の真剣な願いをふむふむと真面目にサンタクロースは聞き、しばらく考えていたが。
「ふむ分かった。そこまでワシの手伝いをハウメアがしてくれるのなら……遠慮なく頼もう。何事も経験する事は大事だ。」
と少女……ハウメアの願いを聞き届けてくれる。

「ありがとうおじいさん!」
そのサンタクロースの言葉を聞きハウメアは心から嬉しくなりサンタクロースに抱きつく。
ハウメアの豊かな胸がサンタクロースのお腹にあたり、少しサンタの方が赤くなるも
「それじゃあハウメア。ワシの方から学校に言っておこう…12月24日の日本地区でワシの手伝いをするとな」
と改めて確認をハウメアにサンタクロースは取るのだった。

そして

「私。おじいちゃんのために頑張って子供たちにプレゼント贈るから!」
と祖父サンタクロース仕込みのそりテクニックで急いで担当場所へと暗闇を切り裂きながらいく。

前もって祖父から聞いていた地区は大きめで、小学校が向かい合うように隣接していた。
どちらを先にしようかハウメアは迷うが
「まずは…困った時は西からっ!まずは西方面でと。待っててね子供たち!」
とまずは西方面から開始する。

サンタクロース直伝のノートを見ながらまず低年齢層にプレゼントを置いておく
なぜなら年齢が高ければ高いほど深夜まで起きている事が多く、それに小さい順という原則もあるのでハウメアもそれに従い
幼い子供のところにプレゼントを配る。

壁を抜けて子供を起こさないようにそっと…眠っている子供の頭元にある靴下に、おもちゃをいれていく。

175:メリークリスマス!
08/12/22 13:12:27 XWu7SOXt
順調にプレゼントを贈っていたが…76軒目で少し困ってしまった。

「……どうしよ」
その家の様子を見て少し困ってしまった…年かさとしてはまだ小さめの眠っている少年の横に
上下のスウェットを着た目をがんとあけた少女がどっしり座っていたからだ。
しかも…その少女は少年の靴下の中へと強引に自分の靴下を入れており書き置きまで入れてある。
あらかじめ翻訳の魔法をかけていたハウメアは彼女の文を確認する。

弟の慎也のものは私のもの・私のものは私のもの 真理

………どうやらこの真理という少女は弟である慎也のプレゼントも横取りする気満々だ。
下手に入ったらこの姉弟分どころか根こそぎプレゼントを取られそうだった。
「…子どもには私の姿が見えちゃうからな。仕方ない出てきてクランプス!」

ハウメアは召喚式を唱えながらクランプスと呼ばれた黒と茶色の不気味な怪生物を召喚する。
そしてその怪生物を真理の顔前にテレポートさせると…。

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
がんと見張っていた真理だったが突然怪異が出現し、悲鳴すら上げられないまま気絶した。
だが良く見ると…彼女の下スウェットからちょろちょろと小水が漏れてしまっている
以前友達の前でしてしまったように…ただし彼女にとって幸運だったのは即座に気絶でき
ハウメアや慎也の前で恥ずかしい思いをする事がなかった事だろう、そして。

「ちょっと悪いことしちゃったかな…えい!」
魔法を使って気絶した真理のスウェットとパンツを脱がしつつ、外へと移動させて
他の服がぬれないようM字に足を開かせて、ばれないようにおしっこを出し切らせる。

ちょびちょびと陰毛が生えた少女が…しかもハウメアから見てもこの真理という少女は
引きしまりながらも女性らしい膨らみもしっかりある健康的な体をしており
そんな少女が外で雪の降る中大足を開かされて、浮いたままおしっこをする図式は奇妙この上なかった。

そして真理の服や真理が流した飛沫も魔法で除去して、改めてプレゼントを贈る。
慎也には新発売したばかりのカードゲームスターターキット
真理には果物の種セットと解説本を
それぞれ靴下の中に入れて立ち去る。

それから低学年・中学年のプレゼントも一通り終え高学年のプレゼントに移る。
「結構順調だけどまだまだ!」改めてハウメアも気を引き締める。

176:メリークリスマス!
08/12/22 13:13:42 XWu7SOXt
348軒目
「これって…なんなのかしら」
ハウメアは少女の部屋で奇妙な服を見つけた
その服は全身白く…紐のようなものもかかっていた。

その白い服に少し興味がわきちょっと来てみるべく、熟睡した背の高い少女に対して
「すいません。この服変っていて気になりますので少し着て見ます」
と赤と白の混じった服を脱ぎ、たわわな96cmのおっぱいと92cmのお尻を収めた
下着姿となって、その白い服を着てみるのだった。

「凄くごわごわした服で丈夫そうだけど…何に使う服なのかしら?
とにかく服お貸ししてもらいすいませんでした、その分いいプレゼントを贈りますね。」
と魔法で白いごわごわした服を本来以上に綺麗にし。
その少女が欲しがっていた以上のプレゼントを置いて、その少女の頭元に近寄り。

「これでいい夢が見られますように…」と少女の額に触れて魔法をかける。
これでこの少女の本当にしたいことなど夢の中でかなえられるはずだ。
夢とはいえこの子の見る心地いい夢がいずれ現実になればいいなと思い立ち去る。

それからもハウメアはたくさんプレゼントを子供たちに配り続けた
そして西地区最終

「よし!これが終われば半分!!」
そんな思いを胸にハウメアは少女の家に入るのだが…意外なものを見てしまう。
眠っていた胸の大きい少女が瞳から涙を流しているのだ……。
そして泣きながらか細い声で「お母さん」とつぶやく。

いったいどうしたのかしら。
ハウメアは気になり、メモ帳でその少女の事を知る、その少女は母を失っており悲しい思いをしたことに…。
少し胸にキュンと来るものをかんじ、本来のプレゼントを頭元において、より一層の力で魔法をかける。

「今日は聖夜…これくらいの夢を見たって罰は当たらないよね。
お母さんのことや大きなおっぱいの事で苦労してきたんだもの…幸せになってね千晶ちゃん」
ハウメアは少女……谷川千晶にせめて今日だけでもお母さんに甘えられるように
幻術で夢の中に千晶の母親を作り出し、たくさん甘えてもいいように持ち込ませる。
千晶の顔も先程の悲しそうな顔とは違い少しはにかむ笑顔だった。

少しでも幸せにできたことで心が温まりながらもハウメアは残り半分をこなす為に東地区に向かう。

177:メリークリスマス!
08/12/22 13:15:00 XWu7SOXt
「よしファイトファイト!あと半分でおしまい!」
改めてしんみりした気持ちを切り替えてハウメアは先程のように小さい順からプレゼントを贈る。

567軒目
「むあっ!凄いな~これは…男の子兄弟集まるとこんな匂いになるんだ~」
仲良さそうに眠っている男兄弟のにおいにびっくりしながらも、少年が好むプレゼントを枕元に置き
ギリギリいい子だったので夢を見せて去ろうとするがふと視線に絵が飛びこむ。

「…綺麗な絵…この子のガールフレンドかな?配達中で会えたらいいな」
額縁へ大事そうに飾られた洗練された美貌の少女の絵を見て、この少年と絵の少女が上手くいくことを祈って立ち去る。

679軒目
今度は兄妹同じ部屋で眠っている様子だ。
ひとまず年齢制限のため妹のみにプレゼントだが、画材道具をプレゼントする。
いい子だったのでいい夢のサービスもしておく。

そんなこんなで周囲全部まわって残すところあと一件だけだった。

「おじいちゃん…ちょっと疲れたけどこれで少しはおじいちゃんの役に立てたかな…」
流石に疲労困憊なハウメアだったのだが最後の力を振り絞って。子供がいる大豪邸に潜入する。

ぬき足・差し足…ベッドで眠っている少女の部屋に入り忍び足で彼女の頭元に近寄ろうとするが。
突然眠っていたはずの少女はいきなり跳ね起き、そのまま右手でハウメアの体をベットに押し倒しながら
左手で電気を付けて闖入者の姿かたちを確認する。

178:メリークリスマス!
08/12/22 13:16:35 XWu7SOXt
あまりに突然の事でハウメア自身も「きゃっ!」と悲鳴を上げるのがやっとだったが
自分を捕まえた少女から丁寧な…だが威嚇に満ちた言葉を投げつけられる。
「貴女…どなたですか?私が眠っている最中吐息を立てて部屋を訪れるとは…
私を誘拐するおつもりだったのですか?それとも私に対して夜這いでもする気だったのですか?
いずれにしても度胸の据わった方ですね……」

と少女から見つめられ、まるで蛇に睨まれて蛙のようになってしまう。
今までの配達で疲れていた自分が、その事で息を切らせていた吐息でこの娘は起きたというのか……。
自分のうかつさを呪うしかなかったが、改めてその少女を見る。

少女は薄手のネグリジェを穿いており、ブラジャーやパンティーまでしっかり確認できるほどだ。
またその少女の可憐さは今まで見てきた少女たちにも決して引けは取らず、スタイルもかなりのものであった。

竦みながらついハウメアはその少女の体をじっくりと見てしまっていた。
そんな彼女に対し、少女は見かねたのか今度はハウメアのスカートをパンティーごとずり落とし
思いっきりハウメアの大きい92cmの透き通った人間以上に白いヒップを引っ叩く。

「ああっ!…ん…ん゛ぐぐぐぐっ!!」
つい夜中なのに思いっきり声を上げそうになるが、今お尻をひっぱたいた少女から口を押さえられ悲鳴を封じ込める。

「貴女…今は夜中ですよ。こんなところで大声を出して捕まりたいのですか?」
ハウメアの口を押さえながら、穏やかに、だが絶対に嫌とは言わせないように悲鳴を上げることを止めさせる。

「んんん……んん。」
その少女はとりあえず自分が騒がなければ、人を呼んで騒ぎを起こさないと思い口を押さえられながら頷く。
いくら自分の姿が大人には見えないとはいえプレゼントを渡す前に大騒ぎになっては元も子もない。
最後のプレゼントだし、何が何でもハウメアは今自分を取り押さえている少女に渡す必要があった。

ハウメアがもう騒がないとその少女は確信したのか、口から手を離しハウメアがしゃべれるようにする。

でやっと新鮮な空気を吸いながらハウメアは
「ぷはぅ……すいませんまさか起きてるとは思わなかったんで…私はハウメアと言いまして。祖父サンタクロースの手伝いの為にプレゼントを配達していた所です……」
自分の素姓を語り決して怪しいものではないと言い切る。
スカートとパンティーを引きずり降ろされたためか…金髪の髪にふさわしい煌びやかな金の陰毛。そして白く透き通った大きいお尻に一枚の紅葉が咲いていた。

179:メリークリスマス!
08/12/22 13:17:43 XWu7SOXt
少女はハウメアの話を聞きつつも、ハウメアの体をじっくり鑑賞し、大きいバストとヒップ
そしてくびれたウェストがとてもおいしそうと感じながら、自分から話しかけ。

「まあ私も本物の……しかもサンタクロースのお孫さんに会えるとは思いもしませんでしたわ。しかもこんなに可愛らしい女の子とは…
ではハウメアさん、私も名乗らせて頂きますわね、私は神楽坂沙織と申します」
と少女…沙織はハウメアに対して自分の名前を名乗る。

「沙織ちゃんですね…では予定が若干狂ってしまいましたがプレゼントを…」
袋からプレゼントを取り出そうとするが、その手を沙織に掴まれる
ハウメアも沙織の意図が分からなかったが、沙織はハウメアの手を掴みながらこうはっきりと告げる。

「プレゼントですけど…あいにく物だったら間に合っておりますし。
何より私は初対面の方から一方的に、物を渡されるのはあまり好きではありません」

突然のプレゼント拒否…ハウメアは口をあけて
「いえ…それはちょっと困ります。私も祖父の使いとして来ているので何もいらないというのは…
沙織ちゃんは本当に何か欲しいものはないのですか?」
と困ったように沙織に自分の気持ちを伝える。

沙織はそんなハウメアを見ながら考えていたが、思いついたように囁いてみる。
「わかりました…ではハウメアさん。
私はあなた自身をプレゼントとして頂きたいのですが……
それだったら私からもハウメアさんを気持ち良くさせられますし」

え?ハウメアは沙織が何を言っているのか分からず暫く言葉を失っていたが
突然沙織の方から圧し掛かって、ハウメアの赤いパーカーとブラジャーを瞬く間に脱がし。
ハウメアの豊満な胸がぶるんと揺れて弾む。

帽子以外服を上下全てと靴を脱がされハウメアは一糸まとわぬ姿となったが。
北欧生まれでしかも人間の肌ではない為に、彼女の肌は雪よりもなお白く、碧眼も透き通ってエメラルドを思わす。

そして胸と尻は少女離れした……例えるなら色魔のように扇情的で圧倒的な質量だった。
また大きいだけでは無く形の方も美しく整っており、その肢体はまるでアンティークドールを思わせる物だった。

「……まさか私が欲しいってそういう意味なのですか?
私は人間の愛し方とか分かりませんし、ましてや貴女は女の子なのに私と一夜を過ごしたいなどといわれましても…私だって女の子ですよ、人間ではないですが……」
案の定戸惑うハウメアだったが、そんな可愛らしい困り顔に対して、まず沙織は優しくキスを交わす。

180:メリークリスマス!
08/12/22 13:18:40 XWu7SOXt
「…!!」
ただ唇が触れただけで体から雷が走ったような感覚を覚える…そしてそんなハウメアの様子を見て、いったん離れ沙織も着ているネグリジェに手をかけながら。
「貴女だけに恥はかかしませんわハウメアさん。じっくりとあなたも私の体を見つめて…味わってくださいな」
といった瞬間ばっとネグリジェをベットの横にと、ハウメアの脱がせた服近くに置き。
そしてブラジャーとパンティーのすぐに脱ぎ、自分もハウメア同様一糸まとわぬ姿になり、自慢の裸体をじっくり見せる。

その黒々とした陰毛と見合うほど美しい髪
均整がとれながら、とてもグラマラスな胸と尻
日本人離れした長足に引き締まった腹部、そしてハウメアとまた違う美しさを誇っている。

全てを曝しながら沙織はハウメアの金髪を優しくなでながら、彼女の耳を甘噛みつつ囁く
「大丈夫ですわハウメアさん。貴女は初めてこういう事をするみたいですから優しく私からリードします…
女の子同士にしかわからないツボ…私いろいろ知ってますのよ」
まずは甘くゆったりとしたペースで沙織は耳朶を噛んでなぶり
両の手で豊かなハウメアのバストを優しく包んで温めるように揉み始めて、ゆっくり女の子同士の温もりをハウメアに刻んでいく。

女の子感じる所をよく知っている沙織の責めは優しくも、本当にオナニーすら知らない純朴な少女にすら、青い性の喜びを導き、淫らな一面を呼び覚ますほどで
実際にハウメアは全く抵抗せずにハウメアは沙織に責められるまま。
「あっ……沙織ちゃん私いまぴくっと体が震えてぇ!なんなの?これが女の子なの?
体が…なんか熱くなってくる…どうしてなのぉ」

と未知の快楽に打ち震えるかのように、白い肌がうっすらとピンクに染まる。
沙織の責めに対してまだ未開発のハウメアにとってはこの気持ちが『気持ちいい』と完全に理解できていないが
それでも沙織が自分の耳を噛んだり、ゆったりと胸をもまれるのは不快どころか、心が天に昇るほど気持ちいいとハウメアは思った。

沙織の方も自分の事を心から慕っている後輩の大泉久美やリリアムに今年入団した石引優子とも違う、ハウメア特有の感触に感動すら覚える。
改めて人間とは思えない皮膚の細かさと艶やかさを誇り、一撫でするだけで自分の体も高まってくる。そしてその白い巨胸はまるでゴム毬のような弾力性と綿飴のような儚い柔らかさを併せ持ち
ひと揉み事にぷりゅぷりゅと弾力が変わっていく神秘に満ちた乳房だった。

そんなぷりぷりバスト心地いい感触を楽しみながら沙織は、次に徐々に両方の手で
ハウメアの爆乳を貪るように強く揉んだり、あるいは力をセーブしてくすぐるように揉んだりと、本格的に胸の開発などを進める。

そんな胸の愛撫を受けハウメア自身変わっていく。
(沙織ちゃんにおっぱいもまれる度……今まで感じたことのない震えがくる。
これが女の子なの?おっぱいこんな風に触られるとうれしいんだ)
精霊の体であるハウメアも女の子として生まれたためか、沙織の繊細なしかも的確な愛撫で女の子として…いや『雌』としての目覚めを迎えようとしていた。

「んっぁ!…あぁっ❤」
まだ声に硬さが残っているが、生まれて初めてあげる喘ぎ声が口から出る度にハウメアの肢体と表情から色気に満ちた表情が覗いている。

181:メリークリスマス!
08/12/22 13:19:48 XWu7SOXt
そんな目覚めを後押しするように沙織は微笑みつつ、ハウメアのおっぱいを今度は
ぎゅむぎゅむとつぶすくらいの感覚で揉みだしながら声をかける。
「嬉しいです……初めてですが感じやすいのですね、ハウメアさんは…ではもっと気持ち良く致しますね。思い出になるくらいに」

と言い、本当に激しくハウメアの胸が変形するくらいに揉み揉みしていく
意外と大きめな沙織の手がお椀状の胸を形を変えるほど潰し、おっぱいをきつく揉みながら、沙織はハウメアに対してキスをする。
しかもこのキスは先程と変わり、口内にまで侵略するように、熱い舌を強引にハウメアの口…そして舌にあてて絡め捕る。

「あうぅん♡沙織ちゃん❤❤私わからない♪
おっぱい強く揉まれて痛いのに……すごく体が熱くなって…それにこんな凄いキスなんて。
あぅぅ…これが……女の子が感じるってぇことぉぉ!」

先ほど以上に色っぽい声とピンクに染まった体を曝し弄られながらハウメアは喘ぎ声を大きく上げてしまう。
もう大声を出したら誰か来るという事すら忘れてしまった様に、『雌』の欲望をさらけ出されながら、沙織の責めに圧倒されてしまうのだった。

それは行動にも顕著に出て、自分からも舌と舌が触れあうと痺れるような刺激になると覚えたら
自分も舌を合わせてディープキスにつきあってお互いに激しく舌を絡め合うと、唾液がとろけあい、お互いの唾液を舐めあって。
沙織のマシュマロのようなバストを同じように強く優しくされたように揉み返してみる。

そんなすっかりHな女の子になったハウメアに対して、彼女の少したどたどしいが
だがそれでも懸命な奉仕に、沙織は自分の乳首が尖り、ヴァギナが湿ってくるが嬉しそうにハウメアを見ながら喋る。
「ふふっ。まだまだ感じるところありますわよハウメアさん。
もっとハウメアさんがHな女の子なれる様に色々教えてさし上げますわ」

と言いながらハウメア自身気が付いていなかったがハウメアの当初可愛らしかった乳首も
沙織の乳責めで徐々に乳首がしこっており、金の陰毛部分からもとろりとした滴が漏れてきていた。

そんなすっかり感じつつもまだまだ開発余地のある乳首とヴァギナを両方見て、まずは乳首に焦点を移し、まだ触って無い勃起しかけの乳首を軽く擦った途端に

「やっ……!!らめぇぇ!あぁ…ふぁぁぁ!ひゃぁん!!」
と首はいやいやしながらも、乳首に触れた瞬間ハウメアは自分の乳肉から沙織に揉まれた以上の刺激が
乳肉全てに行きわたり自分の体をガクッと震わして、おっぱいもぷるぷる揺れる。

182:メリークリスマス!
08/12/22 13:21:13 XWu7SOXt
そんなあまりの感度のよさに沙織は妖しく微笑みながら、また胸を揉み始めて囁く
「凄いですねハウメアさんのお体……感度も凄く良いですし人間にはあり得ないほどの肌の艶。わたくし貴女に妬いてしまいますわ」

沙織はハウメアのバストやいまだ触れてなかった腰のラインから徐々に下へと動かし。
そりに乗るためか大きい割に筋肉質なお尻も擦って喜ばせていく。

「バストやヒップはボリュームがタップリの上形が綺麗ですし……ウエストも流石に向こうの人だけあってとても括れてますわ。
精霊の皆さまってハウメアさんみたいにグラマラスでお綺麗なのですか?」
質問攻めにしながら丹念に沙織はハウメアに奉仕し彼女の限界まで…いや限界以上まで
彼女の淫靡な欲望を引き出すかの様に愛撫を繰り返しながら
ハウメアのヴァギナがトロトロに柔らかくほぐれるまで愛撫を続けようと沙織は思い
まだ蕩けそうに熱い滴の落ちるヴァギナには手を出さずに次は勃起して中くらいになった乳首を指で潰しハウメアの甘い嬌声を聞きながら。

「本当に綺麗な雪のように白いバストですね。ふふふ…頂きますわよ」
沙織はハウメアの勃起した両乳首を摘まみ、口の中に入れると唇と舌を使って乳首に奉仕を始める。

その刹那
「あゥん!ニップルぅ…やぁっ…すごく気持ちよすぎるぅ」
すぐにハウメアは沙織の舌と唇から、乳首を起点にソフトにだが時にはハードにと
唇と舌で両方の乳首を吸いたてられてる度。吸われている乳首から激しく狂ってしまいそうな快感が広がり、その乳首自体より大きな快楽で余計に勃起していき。、
そしてその快感は豊満な乳肉…そして体全部に沙織の甘美な感触を感じてしまい。

「んぁあ゛ぁ♪らめぇぇ!!ヴァギナからおしっこ…漏れちゃうぅぅう!!」
ハウメアの絶叫とともにヴァギナから激しく飛沫が飛びベットを汚してしまう。
もっともこれは小水では無く、あまりに激しすぎる快楽がもたらした潮吹きであった。
そんな事は知らないハウメアは女の子に責められ醜態をさらしながらも、生まれて初めて『イク』という経験をした。
だが流石にまだ最初だけあって恥ずかしさの方が勝ち泣き出してしまう。

「あ゛ぁ゛ぁぁ…ごめんなさいお漏らしなんてぇ……」
そんな泣きじゃくりながらもハウメアのヴァギナはどろっと愛液が流れ
沙織が頃合いと思うほどハウメアのヴァギナはもうドロドロに溶けきるようにぱっくりと開き、金の陰毛が愛液に照らされ艶を増し
生まれて初めて男性の怒張を挿入できるようになっていた。

ハウメアは泣きながらも顔を赤くしており、自分が沙織の責めでここまで感じたという事は誤魔化せず、青い性欲を否応なく自覚する。

しかも処女で精霊の為。秘裂は人間のもの以上に赤みを帯び、ピンク色の襞も桁外れで
まさに見ただけで誰でも名器だと確信できるほどの美しさだった。

流石に沙織でも人間外のヴァギナを見るのは初めてだったが、その美しさに少し見惚れ微笑みながら今泣きじゃくっているハウメアを抱きしめ
「泣かなくても大丈夫です。今貴女が出したのは小水ではなく、愛液の潮吹きというものです…
でも大人の女性でもそうそう出ないものなのでその感じやすさを誇るべきですし
たとえ本当に小水だとしてもあなたほど可愛らしい精霊の小水なら汚いとは決して思いませんよ」
と慰めながらもドロドロになったハウメアのヴァギナを沙織は舐め取って、むしろ女性にとって良い事だと教えながら宣告する。

183:メリークリスマス!
08/12/22 13:22:23 XWu7SOXt
「さあそろそろ仕上げです。いよいよハウメアさんを一人のレディにしてあげますわね
まずは…可愛く勃起したクリトリスを可愛がってさし上げますわ」
そういうとハウメア自身も生まれて初めて見るクリトリスが自分に付いているとは信じられないほど、硬くピンクの色をした真珠を舐められ…。

「あぁっ!すごい……体中Hになっちゃうのぉ
今さおりちゃんが舐めたところぉからぁ今まで以上の体ぴくんぴくんして気持ちいいのぉぉ」
と可愛らしい文字通りの妖精は、今や完全に淫媚な雌へと落ち、盛りのついた猫みたいに喘いでしまう。

実際クリトリスを沙織が一舐め一舐めする度、愛液の濃度が上がっていき
最初の時点で無色透明だったとろとろの愛液はもはや、ウィスキーを思わせる琥珀色で、
粘度もドロドロとしたポタージュスープのように濃い愛液となっていく。

「凄いイキッぷりですね…すっかりスケベな本性まる出しとは……
純粋無垢な精霊さんの本性がここまで淫らだと知ったら……お爺さまが泣きますわよ」
と口では罵るように、だが心から沙織は嬉しそうにクリトリスだけでなく
綺麗なピンクの充血しきった美肉を舐め続け、ハウメアの徹底的に雌の体の良さを教え込む
そうする事で遠く離れてもハウメアがオナニーをする度に自分を思い出してくれる事を祈りながら……

そんな気持ちを知ってか知らずかハウメアも体が熱くなってしまい。
「あふぅん♪今だけはサンタクロースお爺さんの事はどうでもいいのぉ!!
それよりもさおりちゃんをもっと私に刻んでぇ。このことをずっと忘れないようにぃぃ!」
(からだがしびれる……私の体こんなにHだったんだ…この気持ち……止まらない!)

と自分の淫らな痴態に溺れながら、沙織の奉仕に心が完全に溶け、今だけは沙織だけのハウメアとして、沙織の舌にもっとヴァギナやクリトリスが触れるよう腰を振って蜜を周囲に振り撒く。

また体も沙織の愛撫の虜となってより淫媚に乳首や乳輪・クリトリスはさらにスケベに膨れて
ヴァギナの肉もより一層肉厚となりながら熱い愛液が流れ、そしてさらに華は華麗に咲き誇り
体全部沙織に見られていくと思うだけで、膣内全てが丸見えとなる位に開ききるのだった。

そんな淫媚な蜜で満ちたヴァギナに沙織は一番長い中指を深く挿入して膣をかき回す。
ぐちゅ!ぐちゅ!
まずハウメアの淫靡でねちっこい粘度の愛液が指に絡まり、
次にハウメアの締まりの良い膣の締め付けがきゅっきゅと沙織の中指を愛撫する。

「ん゛ヴぁ゛ぁぁぁ!!らめらめぇぇ!!
本当に私ぃ…溶けちゃうのぉぉ♪♪このままらとぉ!私本当にさおりちゃんのものになっちゃうぅ」
果てしなく淫靡な喘ぎ……ハウメアも心の底から人間だけでなく妖精にも情愛だけではなく
体が焼き切れるような性愛もちゃんとある事を思いながら体をくねらせ全身で愛撫を感じる。

体全部で感じるハウメアを久美や優子とは違う意味合いでかわいいと思いながら、その一方でこれ以上続けたら指だけで限界に達しそうだと確信し
最後の最後に女の子同士でお互い感じあえるように体勢を入れ替え、沙織自身ハウメアを責め続けて、自分もすっかりぐちゃぐちゃに蕩けてしまいそうなヴァギナを、ハウメアのヴァギナにくっつけて一擦りすると…。

「あぁっ!」
「ひ゛ゃぁぁぁ!!」
二人ともあまりにとろとろ同士のヴァギナが触れあったことで、同時に喘ぎ声を甲高く上げてしまう。

184:メリークリスマス!
08/12/22 13:24:04 XWu7SOXt
そんなつい可愛らしい喘ぎをした沙織は取り成す様に
「これがラストレッスンとなりますハウメアさん。
私の味をたっぷり貴女のヴァギナに染めて思い出にしますから、私にもハウメアさんのヴァギナで私のヴァギナを染めてくださいね❤」
と言いつつ腰を動かし自分の淫肉をハウメアの淫肉に擦りつけ擦りあう。

「ふぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁっぁ!!!!!!!!!!!!!」
もう意識が飛びそうなハウメアはまともに声を出すことすら困難で、まるで交尾中の獣みたいな…だが妖精らしく甘く少し舌ったらずな声でよだれを流し、激しく喘ぐ。

そんなひたすらに淫乱な本性を恥も外聞も無く曝してくれるハウメアに対して沙織も
それにこたえるかのように思いっきりクリトリスをハウメアのクリトリスにぶつけ、
ハウメアから舌を口膜おにねじ込まれたと思えば、今度は沙織の方からも胸を激しく揉んでお互い登りつめるべく、お互いに淫媚な雌としてお互いを貪りあう。

沙織の方もそろそろイキそうだと思い、ラストスパートで腰ごとヴァギナをハウメアのヴァギナに激しくぶつけて貪る。

ぐちゃっ!ぐちゅっぐちゅっ!!
激しく当ててば当てるほど淫蜜はとび散り、淫らな音が部屋中に響き渡り、お互いもう少しで登りつめるとわかる音だ。

そしてハウメアの様子が今まで以上に淫らな変化を迎える。
体をがくがくと動かしながら、碧眼は白目をむき、人間で言ういわゆる『アクメ』状態
要するにイキまくりの状態へと到達した純粋無垢で可憐な精霊だった彼女は、哀れなだがとても美しい雌へと完全に堕落し
喘ぎ…いやもはや絶叫しながらの域となりながらも喘えぎ続ける。

「ひ゛あ゛ぁぁ!おくの方から何かきちゃう…よくわからないのが来ちゃうよぉぉ!!
体とこころがこわれるぅぅ!!だけどびくびくきもちいいのとまんないのぉぉぉぉ!!!」
涙を流しながら頭の回路が焼け切れるようにハウメアは喘ぎ叫ぶ。

185:メリークリスマス!
08/12/22 13:26:32 XWu7SOXt
そしてちょっとだけ意地悪な笑みをしながら沙織はまずハウメアのヒップを手で強く揉んでみる。

「ヴぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛っ!!お゙ぉおォお尻にゃれられたらまた来ひゃうよぉぉ!!
さおりちゃんにしゃわられるたびにぃぃわたしばか!!ににゃっひゃう!
ぎも゛ぢいぃ゛いぃ゛ぃ事らけしか考えられにゃくにゃっひゃうのぉおおぉぉ!!」

激しくお尻を揉まれただけで正体をなくして喘ぎ狂うハウメア……本当にここまで淫らにあえぐハウメアを見つめながら
もともと沙織の方もハウメアが雌になれる素養はあると見込んだが、基本として当初無垢だった彼女を性欲の虜にできた事に大満足しながら
最後の止めとして艶やかなアナルに指を突き刺し、ヴァギナ同様緩く艶やかになっていたアナルの調教を始める。

ぐにゅぐにゅっ
菊門からぶっすりと中指を差し込み、アナルからGスポットに当たるよう最初はゆっくりと…
だが徐々に早く指を動かしてアナル調教どころかアナルを弄る事により、ヴァギナにも異常な快楽を染み込ませていく事を教える。

「お゙ぉおォおん゛ぉお゙ぉおォおんァァァァ!!!らめ゛ぇぇ!!!くるっひゃう!私このぉおおままお゙ぉおォおんひりいぃじられてくるって
ヴァギナとアナルを弄ってもらう事しかかんがえられにゃくにゃっに゛ゃうぅぅぅ!!!
溶けひゃうとけ゛に゛ゃう!!頭のぉおお中Hにゃことしか考えられにゃくにゃっジャうぅぅぅぅ!!!」
アナルを責められ、まさにふれてしまったかのようにハウメアは狂気に満ちた叫びを上げ続ける。

だが沙織は全然容赦せず、自分の乳肉をよがり狂うハウメアの白雪乳肉へと飲み込むように押さえつけ
更に勃起した自分の乳首を同じくらいか、それより大きめな乳首にこすり合わせながら微笑んで

「うふっ。いいお顔をさらしてますね…
存分に貴女の体に私の想いを刻みこんでさし上げますわハウメアさん」

そして沙織はフィニッシュとしてお互いの乳肉同士を融合させるかの様にきつく抱きよせながら
腰ごと深くまでヴァギナを密着させながら擦り、アナルの指を一気に薬指と人差し指も付けて三本同時に奥までアナル奥まで挿入し
ドリルのようにかき回して一気に括約筋へと刺激を与える。

もちろん傷がつかないよう尻穴から腸内まで繊細にだが大胆に激しく責め続けていき
それが結果的……いやすべて沙織は女の子が感じる責めだと分かっていた上での責めをしていた。

そしてハウメアも先ほど以上の快楽が体全体と脳に回りきり
「あ゛あ゛あ゛あ゛……いぃぎゃぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛!!んもぉ゛お゛お゛ぉぉらめぇぇぇ!!!
お゙ぉおォおしりとヴぁぁ゛ぁ゛ぎにゃぁぁ゛ぁ゛!とぉお゙ぉおォおっぱいぃまれぐにぐにもましゃれてぇぇ!!
いぃぐのぉおおぉぉ!!! いぃぐぅぅいぃぎゅいぃぎゅぅぅぅっ゛……
イッに゛ゃううううううううううううううううう!!!!!」
体を悪霊のように震わせ…顔も可愛らしかったのが色欲に染まり変態淫乱女の表情を浮かべたまま
ハウメアは白目をむいて失神してしまう。

そんな彼女を見ながらも沙織はハウメアの瞳を閉じ、穏やかに眠っているように体を整えながら。
「凄かったですね……ハウメア。この快楽をずっと覚えてくれたらうれしいですわ
…あぁ……私も…すっかり……イッちゃいました。
こんな気持ちいいまま…眠れるなんて……幸せです…わ」
そのまま沙織も寄り添うように倒れこみ、そのまま淫媚な気持ちのままで眠りに就くのだった。

ちょうど二人が目を閉じたころ窓からはうっすらと闇が引き、そろそろ空へ太陽が昇る頃合いだった。

186:メリークリスマス!
08/12/22 13:28:46 XWu7SOXt
美少女が全裸で二人恋人みたいに抱き合っている中、一人の老人が壁を抜けて現れる。
その人物はサンタクロースその人であった。
「…なるほどな。ハウメアが戻ってくるのが遅いと思ったら……こういうことか…」

性の虜になって眠っているハウメアに対してもあくまで優しい祖父としての表情は曇らせず。
「我が孫ながらすごい経験をしたものじゃふぉっふぉっふぉっ。だがまだハウメアには早すぎるわい」
そう言いながら気絶したハウメアをソリに載せながら眠っている沙織に魔法をかける。
次に目を覚ました時にはすべて夢だったと思えるように…。

「もう君とはワシもハウメアも会えぬな……君はこれから大人になるのだからもうわしらは見えないじゃろう。
だが孫娘を全力でかわいがってくれた事はわしも覚えておくよ」

そう言いつつサンタクロースは沙織の頭元にハウメアの着ていた服を魔法で綺麗にした後
プレゼントとして、頭元においてそのまま優雅に去るのだった。

それから何時間がたったのだろう…

いつも通りネグリジェを着て眠っていた少女は日が差した事で目覚め
今日も一日冬休みの宿題に中学受験の勉強。
そしてもう残り少ない期間だがリリアムキャプテンの職務が待っていた。

そんないつも通りの生活が待っているのだが朝一つだけ違うところがあった。
「あれ?私いろいろと楽しい夢を見ていたような……
それに…サンタさんの服?でも女の子用のデザインですけど…どなたが?」
と白昼夢か幻か…それとも実はすべてが偽りなのか分からなかったが
少なくても頭元にあった女の子のサイズに合わせた、サンタクロースのような服に見覚えが少しあったような気がした。

そしてこの服は大事に取っておかないといけないような気がした。
大事な友達のプレゼント…のような温かみを感じた為かそのサンタのような服をぎゅっと抱きしめ、少女は大人になる事の苦みを悟ったような気がしたのだった。 

その頃 
「ん…はぁぁ…さおり……ちゃん……はっ私おじいちゃんのところに戻らないと……
あれっここは?おじいちゃんのそり?それに私裸の…まま??」
そりの中で目を覚ましたハウメアは混乱しながらも、元の明るい感じに戻りマゴマゴしている。

そんなハウメアを見ながらサンタクロースは愉快そうに笑って、一連の事情を伝え
最後のミスを抜かしては十分手助けになってくれたと労をねぎらう。

そしてハウメアの方も自分の服が結果沙織のプレゼントになり、少しはにかみ激しく愛し
た事を思い出しながらも。
「沙織ちゃん……ありがとう。もう私と沙織ちゃんが会う事はないけど……沙織ちゃんがお母さんになって、お祖母ちゃんになって、ひいおばあちゃんになって。
子供や孫そして曾孫ができてプレゼントが必要になったら……絶対私会いに行くから!」

そう固く心に誓い、沙織はもう自分の事を忘れて自分の姿を見てくれないと分かっているが
それでもここまで自分を愛してくれる人間がいた事を自分は忘れないだろうと思った。

雲を抜けまぶしく温かい日の光が照りつける中
故郷に帰って苦労話やプレゼントを配った子供の大事な思い出など自分にも大事な思い出がたくさん出来た事を喜び
またこれからもずっと子供のため飛びまわろうと決意するのだった。FIN

187:メリークリスマス! 設定資料集
08/12/22 13:31:09 XWu7SOXt
ハウメア
156cm 54kg
96(J) 55 92

このショート小説の主役。サンタクロースの孫 精霊専用学校の小6
クリスマスシーズンの為。祖父サンタクロースを助けるため
西小地区・東小地区の小学生までの子どもにプレゼントを配りにきた

もちろん人間でないため大人には確認不能で無条件に家に入ることが可能。ただし小学六年生までの子どもには姿を確認する事が出来接触可能。
ソリに乗せた袋から最適なプレゼントを取り出すことができる。また良い子に関してはさらにスペシャルなプレゼントを送ることもでき
思い出の詰まった夢や温もりなどを相手に与えるおまじないも使用できる。

ハウメア本人は長めの金髪・碧眼。人間でないため普通の白人少女以上に肌が透き通り、文字通りに妖精のようなかわいらしさ
肢体は完全に未開発ながら感度が高く、一度火がつくと止まらなくなるのかも。

188:名無しさんX ◆q5tFVKFOs2
08/12/22 13:55:16 XWu7SOXt
投下終了です。

もともとクリスマスシーズンという事もあり、作品コンセプトとして他の作家の方がプレゼントなり
ハウメアあるいは本当に夢でいい思いをしたなど色々と含みを持たせて書いてみました。

ただあんまり人物が絡み過ぎると、何が何だかわからないという指摘も出てきましたので、私も色々と悩みました。
今後拙作としてリンクを少し抑えようかなと考えてます。

ですが以前にも言いましたが優子・久美・沙織に関しては作者皆様の自由に使ってください。
注 ただし強姦ものとか人生が大幅に悪い方へ狂うような展開など、あくまでアナザーという事にさせてもらいます。

また沙織に関しての裏コンセプトは介入しない東小の裏バンのような存在だと思っていただければ
東小・西小の抗争には不介入を貫く代わり、リリアムメンバーに対して両陣営にも不介入を徹底させてます。

それと一つ補足を
もしハウメアがラストにシバケン・千秋・明など抗争トップクラスのメンバーに疲れたまま訪れていたら
確実に気がついたことと、後半あたりまでなら沙織は気が付かなかったという事ははっきり言っておきます。
そうしないと明らかに沙織>千秋・明・シバケンなど という図式になってしまいますし
もしもこの面子だったら沙織は比較として最弱です。(全力でという前提はつきますが)

では長い裏話はこれまでにして落ちます。
短編の予定が長くなってすいませんでした。

189:名無しさん@ピンキー
08/12/22 14:50:28 wvqWHmSY
GJ!!
スゲエ良かった!!

190:名無しさん@ピンキー
08/12/22 19:54:56 Rqxg0kKy
GJでした
マリがマリらしくてウケた

エロパロ板なんだからエロには全く制約ないと思う ただ、あまり長い作者語りは敬遠されるかも


191:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/12/23 00:18:53 BxED413B
GJ…なのですが、この系統は苦手ですからね…
俺の小説のエロが薄いのは、濃いのが苦手だからだし;

さて、俺の方は設定資料集の方でも投下しますか。

192:迷わずストレート!設定資料集
08/12/23 00:20:23 BxED413B
☆登場人物紹介
 なお、理奈を除いて主要登場人物の名前の読み方は、フルネームでその元ネタであるモデルと一緒となっている。
 また、土生以外は全員、モデルの名前の漢字を同じ読み方の別の感じに代えている。
 カッコ内はあだ名、通称。

■光陵リトル主力選手

野村理奈(ラリナ) 西小5年1組 左投左打 ピッチャー

豪速球を投げ込み相手をねじ伏せる、本編の巨乳主人公。
当たり前だが野球がとても大好きで、普段はおとなしいが優しく、仲のいい友達の前でなら明るい性格。
成績がさっぱりで、土生に何度もやり込められる当たり、かなり単純馬鹿なキャラ。
大好きな父親が出張の間は土生と同棲しており、彼の事が大好きだが告白はしていない。

以前まで何度かリトルをはしごしていたが巨乳のせいでの性的な嫌がらせが原因で入退団を繰り返し、今に至る。
土生に誘われて弱小チーム、光陵リトルに入団し、全力投球を貫くことに。
打撃は苦手で変化球も殆ど投げられず総合的なレベルは低いが、ストレートだけは異常に速く全国トップレベル。
モデルは2007年夏の甲子園準優勝校、広陵高校のエース、野村。


土生翔平(翔) 東小5年1組 右投左打 キャッチャー/サード

走攻守で高いレベルを誇る光陵リトル最強の選手。本編のもう1人の主人公。
両親に捨てられたりチームメイトの移籍で深く心が傷つき、暗い性格になるが理奈のおかげで熱い心を取り戻す。
理奈と真反対で成績が良く、かなり冷静かつ頭が切れ落ち着いており、チームの精神的支柱。
ただ、理奈の巨乳にしゃぶりつくのが大好きで、実は相当甘えん坊な性格でもある。

走攻守すべてにおいて万能の選手。
打撃は県内屈指レベルで強豪からの移籍の誘いも受けていたが、自分を育ててくれた光陵リトルの愛着から残留。
チームメイトから慕われ、チームをけん引する。能力的には文句なしの4番だがチーム事情で3番を打っている。
モデルは2007年夏の甲子園準優勝校、広陵高校のキャプテン、土生。


瑞原勇気(ユキ) 東小4年2組 右投右打 外野手/ピッチャー

身体能力だけならすべてにおいて土生に匹敵する、運動神経抜群少女。
かなりおとなしい性格だが、土生や理奈との出会いで少しは明るくなった。
下記の通り空手をやっていたので喧嘩はやたら強い(土生や千晶、シバケン並み)。少々の相手なら瞬殺する。
実は陰で土生の事を思っており、虎視眈々と狙っていたりする。

以前空手をやっておりその腕は4段と本物だが、強くなりすぎて敵がいなくなった事で空手に飽きて野球に転向。
チーム加入後はその持ち前の運動神経と才能をいかんなく発揮し、強打を速球を売りにする。
ピッチャーが理奈以外まともな奴がいないのでピッチャーも兼任。理奈と違い土生に教わったカーブが投げられる。
モデルは漫画・ドカベンの水原勇気。唯一の実在人物以外を元ネタにした選手。


193:迷わずストレート!設定資料集
08/12/23 00:21:06 BxED413B
緒方かな子(カナたん) 6年生 右投右打 外野手

元々巨神にレギュラーとして在籍していた、チーム唯一の6年生。かなりクールな性格。
巨神時代に光陵と試合をし、その時に再起不能と言われたほどの大怪我をしてしまった。
非常に理想的なスタイルをしており、意図的ではないがそれが目立つようなバッティングフォームである。
そのスタイルからモデルをやっていたこともあり、白瀬紗英とは旧知の仲。

巨神のレギュラーを張っていただけあり実力は本物。
ただ、怪我の影響で筋力やが衰え、動きにキレがなくなりフォームも崩れた。
しかし、懸命にリハビリに励み、短時間なら膝が持つことを生かし、代打に全てを賭けることに。
モデルは元グラビアタレントの中條かな子。


橡浦隼人(チビ) 東小5年2組 右投左打 外野手/セカンド

光陵リトルの中心選手。いたずら好きで卑怯な性格だが、土生と理奈を尊敬し慕う気持ちは本物。
ゆえに山下と最強の子分の座を座を争い、いつもケンカしている。
足の速さだけなら土生をも凌ぎ、それを生かして切り込み隊長を担当。
モデルは2007年夏の甲子園準優勝校、広陵高校の1番、橡浦。ちなみに名字は「トチウラ」と読む。


山下力(デカブツ) 東小5年2組 右投右打 ファースト/サード

光陵リトルの中心選手。暴れん坊で周りが迷惑することもあるが、土生と理奈を尊敬し慕う気持ちは本物。
ゆえに山下と一番弟子の座を座を争い、いつもケンカしている。
パワーだけなら土生をも凌ぎ、それを生かして4番に座る。
モデルは2007年夏の甲子園準優勝校、広陵高校の4番、山下。


赤松雅人 西小4年1組 ショート

理奈以外では唯一の西小。故に理奈と非常に仲がいい。
元々土生に匹敵する俊足を持っていたが、技術的なものが一切なく、入団当初は全く使い物にならなかった。
だが土生の猛特訓で実力をグングン伸ばし、いまや立派な主力の1人に上り詰めた。(打撃は未だ酷いが。)
モデルは広島の赤松。


194:迷わずストレート!設定資料集
08/12/23 00:22:07 BxED413B
■光陵リトルの他の選手(適当に色の漢字が付いた名前を採用。全員能力は低い。)
 実力は全くないが土生の猛練習の甲斐もあってバントと守備だけは上達した。

赤星典弘 5年生 右投右打 外野手
打撃は下手な上脚も遅いがエラーだけは絶対にしない。モデルは阪神の赤星。

青山浩司 5年生 右投右打 投手/外野手
球質そのものがひどいがコントロールだけは理奈より上。モデルは楽天の青山。

黒田浩樹 東小5年2組 右投右打 投手/ショート
理奈が来るまではエース。多彩な変化球を使えるがストライクに入らない。モデルは広島→ドジャースの黒田。

白井和幸 5年生 右投右打 キャッチャー/サード
肩はいいが理奈の球を捕れない。頭脳的な事に関しては飲み込みが早い。モデルは日本ハムの白井元ヘッドコーチ。

青野剛 5年生 右投左打 セカンド
かなりのお調子者でカッコつけた守備をするためエラーを多発していた。モデルはロッテの青野。


■過去に在籍していた光陵リトルの選手たち
 1年前の移籍事件で強豪・巨神リトルに移籍。いずれも県内屈指の実力。

二岡智弘 6年生 ショート/サード
逆シングルが得意な花のある選手。長打の多い攻撃的なトップバッター。モデルは元広陵、日本ハムの二岡。

西村謙太郎 6年生 ピッチャー
豪速球とブレーキの利いた大きなカーブを操る光陵の元エース。モデルは元広陵、巨人の西村。

白濱祐太 6年生 キャッチャー
飛距離抜群の光陵リトル不動の元4番。肩も強くキャッチングも定評がある。モデルは元広陵、広島の白濱。

新井貴裕 6年生 サード/ファースト
パワーもあるが卓越した右打ちの能力を持つ大砲。エラーは多いが好プレーも多い。モデルは阪神の新井。


195:迷わずストレート!設定資料集
08/12/23 00:22:54 BxED413B
■その他の人たち

中井監督 25歳 監督

選手のための監督、と自分を位置付けている監督。
練習内容もすべて自由にして、選手に任せ、ただベンチから眺めているやる気のなさそうな監督。
当初は素人だった土生の能力を引き出し一流に育て上げた人物でもあり、土生が最も尊敬する人物。
モデルは2007年夏の甲子園準優勝校、広陵高校の中井監督だが、実際の中井監督は70歳を超えている。


野村健二郎(ラリナパパ) 31歳 キャッチャー

理奈の父親。理奈が光陵に入るまで唯一の野球相手であり、毎日庭のブルペンで理奈のボールを受けていた。
理奈にとても好かれており、もちろん自身もとても理奈の事が大好き。
今も一緒に風呂に入るが、顔が母親に似てきて、胸もどんどん大きくなる娘の姿に、微かに恋心を抱いたりも。
ただ、仕事の関係で出張で家を空けることも多い。

実はキャッチャーとして地元のプロ球団に2年だけ在籍していた。
戦力外通告を受けた際に当時の彼女と別れたが、その当時お腹の中にいた理奈は大切に育てている。
戦力外になってからはスカウトを担当し、いい助っ人をたくさん連れてきて、球団や選手の信頼度は高い。
そのおかげで理奈も選手たちや球場関係者と非常に仲が良く、球場は彼女の庭のようなものである。
モデルは元広島の野村謙二郎。言わずと知れた名球界入りの選手である。


中村剛矢(おじさん) 44歳 サード

ラリナパパが出張の時は出前で理奈の胃袋を満たす、球場前中華料理店『野球軒』店長。
若手選手に出世払いと言って安く料理を振る舞う店長として有名で、ラリナパパも世話になった。
理奈が生まれた時からずっと見守っており、理奈の事をよく知る人物の1人。
今もその成長を楽しそうに見つめている毎日。

なお、一応中学まで野球をやっていたらしい。
モデルは西武のおかわりくんこと中村剛也。

196:迷わずストレート!設定資料集
08/12/23 00:23:29 BxED413B
アレックス・ラミレーズ(ラミっち) 31歳 外野手

今年で在籍9年目となる、地元プロ球団に在籍する外国人選手。
ラリナパパと同い年で、初めてラリナパパがスカウトした選手でもある。
非常に陽気な性格で全国的に大人気で、ラリナパパや理奈とも非常に仲が良い。
特に理奈の事を理奈が3才の頃から見守り続けてきており、わが子のように可愛がっている(ちなみに独身)。

長年にわたり3番を打ち、主砲として活躍。
8年間の成績は通算打率3割5厘、通算本塁打280本、通算打点832打点と、怒涛の成績を上げている。
地元プロ球団が親会社を持たないため他球団より年俸が低かったために以前に金満球団の移籍も考えたが、
それを知った理奈が泣きながらどこにも行かないように訴え、生涯残留を決意した事もあった。
モデルは巨人のアレックス・ラミレス(推定年俸5億)。ラミレーズの推定年俸は4年11億円、現在3年目。


コルビー・ルウィズ 31歳 ピッチャー

今年在籍2年目の地元プロ球団の外国人選手。ラリナパパがスカウトした選手で、理奈やラミレーズと仲が良い。
1年目から大活躍で、相手をなぎ倒すその姿はまさに神。また最多奪三振のタイトルも獲得。
ファンの間ではルウィズ神、ルウィズ大明神、ゴッド・ルウィズなどと呼ばれている。
モデルは広島のコルビー・ルイス(推定年俸1億4300万円)。ルウィズの推定年俸は1億円。


野々村克也 71歳 キャッチャー

地元プロ野球球団の監督。今年3年目。
名称とうたわれ、何度も優勝経験をした監督。現役時代はキャッチャーで通算本塁打数657本。
理奈の事もよく知っており、何度かグラウンドに招待したこともある、ファンサービス旺盛の監督。
モデルは楽天の野村克也監督。


司馬洋 東小5年1組

土生を一方的に敵対視する少年。5人グループを作って行動。
シバケンを尊敬しており、西小の理奈と仲がいいのを西小と通じていると勘違いし、ますます敵対心を燃やす。
モデルはソフトバンクの柴原。(当初は柴原をモデルにしたつもりはなかったのだが。)




197:迷わずストレート!設定資料集
08/12/23 00:25:19 BxED413B


☆登場人物(特に女の子たち)の身体的設定集

野村理奈(ラリナ)

バストが3桁の大台を突破してしまうという、小学生としては明らかに異常な巨乳の持ち主。
体は若干がっしりしてはいるものの、胸が大きいおかげでやや大きめな体幹は目立っていない。
服装は当たり前だが動きやすさを重視。ハーフスパッツと特注のスポーツブラを愛用。
身長147cm、101-58-85のJカップ。


瑞原勇気(ユキ)

かなりの胸を持っているが、目立たない性格や他にもっと巨乳少女がいるせいかなぜか目立っていない。
華奢な体つきで、軽装かつ空手をやっていたおかげで傷跡が体のあちこちに見える。
靴下嫌いで極度の軽装を好み、なんと上半身がボタン全開や裸になる時があるが、本人は全く気にしていない。
身長139cm、80-48-70のFカップ。


緒方かな子(カナたん)

クールな外見と性格がマッチした、非常にバランスのとれた、モデルに引けをとらないスタイルを持つ。
超ロングヘアにすらりとした脚、そして長身。同年代としては大きめの胸をもつ。
上半身はノースリーブ、膝の手術の跡は絶対に見られたくないと思っており、長ズボンを着用。
身長159cm、84-60-82のCカップ。


土生翔平(翔)

おとなしい性格とは裏腹に、髪型は全体的に立っている。
男の子にしては華奢な方で、体幹がほぼ理奈と同じ。
身長も理奈より低く、この2点を気にしているとともに、土生が理奈に甘える要因の1つにもなっている。
身長143cm。


橡浦隼人(チビ)

体は小さいが割とかっちりした性格。
やんちゃな性格にそぐわず、髪も猿のように中央に集まってとんがっている。
意外な事に寒さに弱く、年中通して長袖に長ズボン。
身長141cm。


山下力(デカブツ)

橡浦からは暑苦しいデカブツ、と呼ばれているが、太っているわけではない。
4番というだけあり体はかなり頑丈。筋肉質の体だが、そこまで筋肉が目立っているというわけでもない。
しかしやはり暑さには弱く、夏にはかなり弱る性質を持つ。
身長181cm、チーム一どころか、ある意味理奈の巨乳より驚異的かもしれない。

198:名無しさん@ピンキー
08/12/23 18:05:12 wR7QAwWu
>>191
この人なんでいっつも人の作品に文句ばっかいってんの?
名前間違えられても間違ってますよ。って一言いうだけでいいのに無駄な一言つけて
作品の感想も苦手でもGJとだけ言っとけばいいのになんでいちいち一言余計に言うの?
貴方の趣味はSSの薄さで察してるからいちいち自分語りしなくていいよ。
SSは凄いのに、人間的にはかなり幼いよね…

199:SDS ◆cStOEcFYHc
08/12/23 23:06:55 sLMpye4Q
…書き手の横レス失礼します。つい先日まで別スレで、やはり小学生をテーマにしたリンクSSを連作していました。
楽しかったのですが、些細な書き手さん、読み手さんの姿勢のズレから、スレは崩壊し、愛着のある私のキャラ達は動きを停めたままです。
大好きなこのスレがそんな事態にならないよう、書き手さんも、読んで下さる住人の皆さんも、スレの発展の為に仲良くしていけたらいいなあ、と切に思います。

と、いうわけで、投下です。書いたものの、リリアム登場でとりあえず没っていた作品ですが…



200:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:09:31 sLMpye4Q
投下開始
及び前回までの話

『附属小』の加賀桐也は謎の多い六年生。狡猾で高い知能の持ち主。
表面上成績優秀な二枚目の彼は、屈託のない朗らかな同級生の美少女、栗本沙耶と交際している。
素直な沙耶を手玉に取って愉しむ桐也のもう一つの顔、それは、狡猾な手腕を駆使して女生徒を脅迫し弄ぶグループ、『課外活動』のリーダーだった。
しかし沙耶との交際を通じ、悪事との決別を決めた彼を引き戻すべく、悪友藤田達は沙耶を襲う。
沙耶にその正体を知られながらも、桐也は辛うじて沙耶を守り、そして彼を赦した沙耶と共に贖罪の道を選んだ桐也は…

今回は『ラリナ』野村理奈ちゃんをお借りしました。
またのタイトル『迷いつつ変化球』です…



201:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:11:49 sLMpye4Q
藤田のうろたえた電話に呼び出され、学校へ再び戻る羽目になった加賀桐也は、家に待たせたままの沙耶を気に懸けながら附属小の広い敷地を縫って『旧部室棟』へ向かう。
藤田と、おそらく相棒の矢口の待つ旧部室、今は使われていない倉庫代わりの一棟は、かつて桐也達『課外活動』のアジトのひとつだった場所だ。
藤田達は桐也と決別したあとも、よからぬ悪戯を繰り返していたが、
こうやって沙耶の目を盗んで馬鹿な彼らの尻拭いをするのも、果たして沙耶の言う『罪滅ぼし』なのだろうかと、桐也は大きなため息をつく。

「桐也!! こっちだ!!」

藤田は旧部室棟の前で、首を長くして待っていた。鼻血を出したのか、丸めたティッシュを鼻に詰めて、あたふた近づいて来る。

「すまねえ。ちっとヤバくてさ…」

彼は桐也の手を引かんばかりに、辺りを見回しながら隠れ家に案内した。
カラーコーンやロープの類が雑談と積まれた部屋の奥に、顔に痣を作った矢口が座り込んでいる。
その横にもう一人、ロープでぐるぐる巻きにされ、口をテープで塞がれた制服の少女、6年A組の鷲沢奈津が、憎悪に燃える瞳で桐也達を見上げながら、あられもない姿で横たわっていた。



202:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:13:23 sLMpye4Q
スパイキーに逆立ったショートカットに日焼けした浅黒い肌。
そして屈強な男子二人にここまで手傷を負わせた強靭でしなやかな四肢。巻きついたロープの隙間からは、乱れた制服と、意外に白く豊かな乳房が片方だけ覗いている。
小等科ソフトボール部キャプテン鷲沢奈津は、藤田や矢口ごときに手におえる相手ではなかったようだ。

「…あんまり生意気なんで、ちょっと懲らしめてやろうとしたらさ、大暴れしやがって、ひん剥いて写真撮っても、訴えるだの、退学だの……どうしよう、桐也?」

ガクリと脱力しながら、桐也は相変わらず愚かな二人の悪友を睨みつけた。
この連中は、沙耶に乱暴し、桐也を仲間に引き戻そうとした一件から、全く何も学んでいない。

「…おまえらいい加減にしろよ。脅迫した時点で相討ち、もしくは負けっていつも言ってるだろ!!」

ほとほと愛想も尽きたが、放っておくとこの馬鹿共は、鷲沢奈津をこのまま山に埋め兼ねない。
しかし、気の毒だが相手が奈津で良かった、と桐也は少し胸を撫で下ろした。
幸運にも奈津に対する切り札を偶然握っていた彼は、それを微塵も匂わせることなく藤田と矢口に言い捨てる。

「…今回だけ助けてやる。外で見張ってろ。」



203:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:15:34 sLMpye4Q
藤田達が安堵の表情を浮かべ、いそいそと旧部室から出て行く。桐也は奈津に背を向けて座り、呑気な調子で話し始めた。

「…汚ない部屋だよな、ここ。新しい今の部室は冷暖房完備シャワー付きだろ? ソフトボール部も、野球部もさ…」

「…ん、んん…」

塞がれた口で奈津が唸る。 それがどうした、という意思表示なのは明らかだ。

「…だいぶ前の日曜日、うちの野球部と、ええと、光陵リトルだっけ、女の子がピッチャーのチーム。あそこが練習試合したときさ、あの女の子、どこで着替えとかしたんだろ?」

唐突な話題に、奈津がぴたりと動きを止めた。依然として桐也の背中を睨みつける瞳に、微かな動揺が浮かぶ。

「答え。女子ソフトボール部の部室。男子と一緒、って訳にはいかない…」

桐也の奇妙な自問自答に奈津はこの状況も、足首まで下げられたショーツも意に介さず、身じろぎもせず耳を傾けている。

「…そして試合中、彼女が使ったロッカーで、何が起こったか…」

芝居じみた動作で桐也が振り向くと、なぜかすっかり顔色をなくした奈津は、目を伏せて床を見つめていた。

「…これじゃ話せないな。制服も台無しだし。座って、ちゃんと話さないか?」




204:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:17:31 sLMpye4Q
奈津はゆっくりと頷く。彼女の瞳から、暴れない、という無言の約束を汲み取ってから桐也は彼女のロープを解いた。

「早く服を直せ。」

桐也は再び背中を奈津に向けて待つ。着衣を整えた奈津は最後にためらいつつ、ゆっくりと口からテープを外した。


「…光陵リトル? 何の話してんだよ…」

奈津の乱暴で少しハスキーな声が室内に響く。
しかし柔弱な男子が多い附属小において、体育部員を中心に幅広い人望を集めているA組のリーダー格『ナッちん』の迫力は、なぜか全く影を潜めていた。

「『ブラジャー泥棒』の話だよ。鷲沢キャプテン。」

奈津の瞳を見据えて桐也が言う。奈津は絶句し、たまらずに桐也から目を逸らせた。

あの試合の日曜日、女子ソフトボール部室に仕掛けられた桐也自慢のCCDカメラは、四回裏にこっそり部室に侵入した鷲沢奈津が、光陵リトルの紅一点、野村理奈という五年生のブラジャーを持ち出す一部始終をしっかりと記録していた。
もちろん頭の上がらない沙耶の命令により、全ての隠しカメラを撤去した現在、それは桐也が闇に葬るつもりの事実だったのだが。

(…楽しみでやってるんじゃない。藤田に貸しを作って、キッパリ手を切る為だ…)



205:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:19:43 sLMpye4Q
自分に言い訳をしながら、桐也は手首の紐飾りをチラリと見る。生まれ変わるための沙耶との約束のしるし。奈津には不運だったが、今回だけは…


懸命に平静を装う奈津の膝は細かく震えていた。誰も知る筈のない彼女の過ち。あの試合のあった日、朝練を終えた奈津は、隣りのグラウンドで行われていた野球部の練習試合を覗きに行った。

『…あ、ナッちん!! 凄いよ、あの子…』

先に観戦していたソフトボール部員の言葉に、ピッチャーマウンドを見た奈津は暫く呼吸を忘れた。
話に聞いていた光陵の女投手だ。凄い肩だった。そしてユニフォームの下で偉容を誇る胸。愛らしく凛々しい顔立ち…
奈津は呆けたように彼女の投球を、いや、彼女をゲーム中盤まで時を忘れ、食い入るように見つめ続けた。
精悍でワイルドな美貌を備え、生半可な男子より腕力も勝る奈津は附属小の女子児童に人気が高く、事実、校内には何人かの『彼女』もいる。
言い寄ってくるまま彼女たちを受け入れてきた奈津は、今まで自分の性癖にさしたる疑問を抱いたことは無かったが、この日、奈津を襲った感情、野村理奈という名の可憐なエースに抱いた想いは、紛れもなく激しい『恋』そのものだった。




206:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:22:26 sLMpye4Q
『…鷲沢、今日の野球部の対戦相手、女が1人いるらしいから、着替えに部室貸してやってくれ…』

四回裏、朝は聞き流していた顧問教師の言葉が、奈津の耳に蘇った。確か、空きロッカーの手配を後輩の誰かに命じた記憶があった。

…あの子をもっと知りたい。話したい。触れてみたい…

抗えぬ衝動に奈津は自制心をねじ伏せ、目立たぬようグラウンドを離れて部室に向かった。
ソフトボール部のキャプテンが自分の部室に入る。当然の行動だと自分に言い聞かせながら、奈津は人気のない部室に入り、施錠されていない予備ロッカーをそっと開いた。
名入りのスポーツバッグと、きちんと畳まれた衣服。試合後の着替えであろう『サンべリーナ』のキャミソールにそっと触れると、清楚な少女の香りが奈津をしばし陶然とさせる。
まるで酔ったように普段の固い道徳心を麻痺させたまま、彼女は一番下にあった白いブラジャーにおずおずと手を伸ばした…


「…お前だよな。ブラジャー泥棒。」

桐也の言葉に、奈津は切迫した現実に戻る。
疑問と罪悪感がグルグルと彼女の思考を縛る。舌が乾き、言葉が出ない。


207:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:24:35 sLMpye4Q
…彼は確証を掴んでいる。素直に犯行を認めるか、それとも断固否認して、この廻りくどく狡猾そうな加賀桐也を相手に言い逃れを続けるか…

もはや狼狽を隠せない奈津に桐也は続ける。

「…別に答えなくてもいい。じゃ、俺に訊きたいことは?」

質問は山のようにあった。しかし何を尋ねても、全ての質問は、即ち自白に等しいのだ。奈津の狂おしい葛藤のさなか、桐也は無情に彼女に背を向けた。

「…質問なし、と。じゃ、お前は藤田たちを訴えるなり、好きにすればいい。俺は帰る。帰って沙耶とクッキー焼くんだ。」

「あっ…」

奈津の小さな叫びを無視して桐也は扉へ歩き出す。以前の桐也が最も好んだ勝利の瞬間。
自ら憶測する恐怖は、どんなに絶望的な現実より耐え難い。奈津は敗北を認めて力なく桐也に尋ねた。

「…なんで、知ってるの…」

苦悩を絞り出すような奈津の掠れた告白に、桐也は足を止めて静かに口を開く。ゲームセット。
早く楽にしてやりたかった。

「見てた奴がいる。『障子に目あり』って奴だな。」

カメラについて教える必要はない。
ガクリとうなだれる奈津に、桐也は少し同情しながら、残る簡単な手続きを告げた。



208:『リスキー・ゲーム5』
08/12/23 23:27:20 sLMpye4Q
「心配するな。外の二人を勘弁してくれたら、この件は絶対にどこからも漏れないと約束するよ。誰にも、な。」

瞳を少し潤ませた奈津は、二つ目の、そして彼女にとって最も大切な質問を発した。

「野村…理奈にも?」

「野村理奈にも、だ。」


しっかりした桐也の答えに、ようやく膝を抱えた奈津の顔が寂しく和んだ。桐也は優しく笑い、奈津の横に腰を下ろす。

「…でも、他人のブラジャーなんて、何に使ったんだ?」

意地の悪い質問。ここからは悪ふざけだ。これ位なら沙耶も許してくれるだろう。
再び顔を赤らめて沈黙する奈津の脳裏には、あのブラジャーを自分がいかに『使った』か、が幾通りも浮かんでいた。
言えない。死んでも言えない。

「言えねぇよ…」

スポーツマンらしい、素直な奈津の答え。
彼女の深い悲しみをたたえた横顔を見つめ、桐也は傷心の彼女を慰める言葉を考えている自分に気付き、少し戸惑った。


END



209:SDS ◆cStOEcFYHc
08/12/23 23:30:36 sLMpye4Q
投下終了
◆selJPZyjjYさんも、そろそろですよね?



210:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
08/12/24 00:01:41 1h5ZwkwN
GJです。
てっきり土生と理奈を同時に登場させると思っていたら、
全く違う話に登場させるとは思ってませんでした。

この小説自体は結構前に書かれたものでしょうね、多分。
なぜなら、現在光陵には女子が3人もいるから。
緒方は古傷の関係で大会以外の試合には出ない、
ユキは何らかの理由で欠場した、と考えるべきか…
こんなこと考えても何にも役には立ちませんね;

2つ質問です。
『附属小』は位置的には西小、東小の近くですか?
もしそうなら、うちの光陵リトルで通っている学校を決めていない4名を、
附属小所属、と言う事にしてよろしいですかね?

211:名無しさんX ◆q5tFVKFOs2
08/12/24 15:26:43 Z+AM8Jko
【ご返信しにちょっと来ました】

>>189-190
ありがとうございます。
それと前書きあとがきが長くならないよう気をつけます。

>>191 暴走ボート ◆z95s/qs7OM さんへ
すいません…私の場合ついエロ描写を濃い目にやるほうなので…。
それと設定資料集よかったですよ!ストレートシリーズを今後もがんばってください。

>>199 SDS ◆cStOEcFYHc さんへ
作者・読者がいてこそのスレですからね。
それとリリアムを出した結果。貴方の作品に支障を出してしまいすいませんでした。

【落ちます】

212:名無しさん@ピンキー
08/12/25 16:52:57 htUCdygf
作者の皆様はどの作品も完成度が高いし、俺たち読者はせめて書きやすいよう応援を続けるぜ
保守

213:名無しさん@ピンキー
08/12/27 19:47:23 SPNf35Hw
桃花街

214:『おっぱいの神さま』GBH ◆GudqKUm.ok
08/12/29 22:48:14 cN3TKez7
裏山の神社の近く、小国民の義務とやらの勤労奉仕の柴刈りをさぼって、俺と賢太は街を一望できる高い杉に登って、ぼんやりと遠く尾ノ浜を眺めていた。

「…しかしよぉ、いくら千紗でも、モンペ穿いたケツは色気ないよなぁ…」

「でもな晃、あいつの乳、またデカくなっただろ? 六年生一番だな。ありゃ。」

戦局の悪化もなんのその、相変わらずの猥談に花を咲かせていると、突如街のほうからけたたましいサイレンが鳴り響いた。空襲警報だ。
真面目に作業していた同級生たちがオロオロと眼下を走り廻る。

「バカが。目標は松原の造船所だろ。こんなとこへ爆弾落とすもんか。」

しかし尾ノ浜の沖にその禍々しい姿を見せた爆撃機は市内上空を傲然と通過し、まっすぐこちらに向かって来る。

「おい!! こっち来たぞ!!」

賢太が叫んだ瞬間だった。
巨大な黒い影が頭上を覆い隠し、思わず頭を覆ったとき、衝撃と振動が周囲の木々を震わせて俺たちは登っていた杉から転げ落ちた。
幸いに二人とも灌木の中落ち、擦り傷だらけになりながらも無事だ。

「畜生!! こんな山奥に爆弾落としやがって!!」
悪態をつく俺に、賢太が呆然と囁く。

「…おい晃、みんなは…」



215:『おっぱいの神さま』
08/12/29 22:49:29 cN3TKez7
俺たちは慌てて周囲を駆け回ったが、静かな山の木々のなか、引率の先生も、同級生の気配もない。

「先生!! タケ!! 千紗!!」

ただ俺と賢太の叫びだけが木霊する。どうやら無事に下山したらしいが、神社の方角から上がる黒煙に近づくには勇気が要った。
もし運悪く、たった一発落ちたらしい爆弾の下に千紗たちがいたら…

この夏、兄貴が戦死した賢太が走り出す。賢太とはよく喧嘩するが、こんなとき頼りになる同級生はこいつくらいだろう。
慣れた獣道を走って小さな神社に着くと、鳥居も本殿も無事だった。煙は本殿の裏から上がっている。確か小さな祠があった辺りだ。

「罰当たりのアメ公め…」

廻ってみると、祠のあった場所は無残にくすぶった木片が散らばり、焦げた匂いが立ち込めている。

「…おい…晃…」

重苦しい賢太の声。
彼の足元、崩れた塀の下から華奢な手が力なく覗いていた。賢太の膝が小さく震えている。

金縛りにあったように動けなかった。ヤエコか、トシエか、それとも…

ようやく、まだ息がある可能性に思いあたり、俺と賢太が顔を見合わせて焦げた塀に手をかけた時、煤だらけの小さな手がぴくりと動いた。

「わあっ!!」


216:『おっぱいの神さま』
08/12/29 22:51:11 cN3TKez7
俺たちは、餓鬼大将の沽券に関わる情けない格好で尻餅をついた。

「わ…」

ゴソゴソと動く祠の残骸から、そのままの格好で後ずさる。


「…ええい、この年の瀬になって、蛮夷に住まいを焼かれようとは…」

ぶつぶつ不平を言いながら瓦礫の中からもうもうと埃を立てて立ち上がったのは…見慣れない女の子だった。
とりあえず千紗たち同級生ではなかった事にほっとしながら、改めて彼女を見上げる。
…へんてこな女の子だった。あちこち破れて煤に汚れた服は、まるで修身の教科書に出てくる『イザナギとイザナミ』だ。そして、人形のような白く綺麗な顔と黒髪。
しかしなにより驚いたのは、破れた衣服から覗いている巨大なおっぱいだった。
俺たちと同い年くらいに見えたが、恥ずかしげもなく突き出した乳房はとても千紗や…寺井先生の比ではない。超ド級だ。
賢太と息を呑んで見つめていると、彼女は厳かな声で俺たちを見下ろして言った。

「…これ童ども、とりあえず里へ案内せい。」

ようやく我に帰った賢太が、まず彼女の高飛車な口調に噛みついた。

「…お前、どこの学校だ? こんなとこで、何してんだよ!?」




217:『おっぱいの神さま』
08/12/29 22:52:55 cN3TKez7
しかし彼女はさらに胸を偉そうに張り、俺たち二人の鼻先に凜とした乳首を突きつけて答えた。

「…見れば判るであろう。この社に住まいなす神の一柱、ミクニヒメじゃ。安産授乳の神として、知られておる。」

半信半疑で立ち上がった俺と賢太をニコニコ見つめる彼女は俺たちよりだいぶ背が低く、不釣り合いに大きな胸以外は全く普通の女の子に見えた。でも爆弾の直撃を受けて生きているところをみると、まあ神さまとはいかないまでも、狐か妖怪の類かも知れなかった。

「…か、神さま?」

「いかにも。」

少し落ち着いた俺たちは、さりげなく近寄って魅力的な乳房をちらちらと観察した。
何しろ堅物の上に滅法腕の立つ千紗のおっぱいは、俺たちの策略も虚しく当分拝めそうにない。この機会は逃せない…
瑞々しく張りつめたこの神さま『ミクニヒメ』のおっぱいは本当に見事だった。麩のように真っ白なたわわな膨らみに、淡い桜色の突起。
あんぐり口を開いて見つめる俺たちに気付き、彼女は自慢げに胸を揺する。
俺は一計を案じて彼女に言ってみた。

「…ジュニュウの神さまってことはよ、ナリは子供でも、ちゃんと出るモンは出る筈だよな!?」



218:『おっぱいの神さま』
08/12/29 22:55:22 cN3TKez7
賢太がニヤリと笑って調子を合わせる。

「晃の言う通りだ!! …飲んでみなきゃ信用出来ねぇな。」

『ミクニヒメ』は別に動揺もせずにため息をついた。

「…疑り深い童どもじゃ。まあよい、信用出来ぬと申すなら吸うてみよ。まだ乳恋しい年頃かのう…」

彼女の言葉の終わりも待たず、俺と賢太は目の前のおっぱいに飛び付く。たちまち舌に溢れる甘く懐かしい味に、どうやら本当に神さまだ、
と信じるが、押し寄せる昂まりにそんなことはどうでもよくなって、俺たちは夢中で柔らかい乳房を揉みしだき、堅く甘い先端をちゅうちゅうと吸った。

「…こ、これ、少し…乱暴じゃ…」

眉間に皺を寄せ、少し切なげに喘ぎはじめたミクニヒメは、千紗たちと変わらぬ少女の顔になった。興奮の絶頂で賢太と目配せして、彼女の軽い体を押し倒す。

「な、何をするかっ!!
天地の始まりより…」

きいきいと抗議する彼女を抑えつけ、さらに勢いよくぶちゅうっ!!と乳首を吸い込み、空いている手を乱れた裾の中に忍ばせる。

「…ば、罰を当てるぞっ!! あ、ああっ!!」

どうせ明日空襲で死ぬかも知れない身だ。罰など怖くなかった。



219:『おっぱいの神さま』
08/12/29 22:58:28 cN3TKez7
彼女の仄かに暖かい、いい香りのする母乳で顔をべとべとにしながら、賢太と争うように彼女の少し湿った太腿をこじ開けようとした。
ようやく裾から侵入した俺の手が僅かに生えた柔らかい毛を探り当てたとき、ミクニヒメの両手もまた、瞬時に俺たちの一物を掴んでいた。

「わあ…あ!!」

「…子わっぱ風情が、姫を見くびるでない。ほれ…」

「うわあ…あ!!」

暴発寸前だったモノは、彼女の柔らかい手のなかで痺れたようにひときわ硬直すると、とめどなく激しい射精を続けた。

「し、死ぬ…」

目の眩むような絶頂感の連続で、断末魔のような痙攣を続ける俺たちに、ミクニヒメの乳首から飛ぶ甘い飛沫が降り注ぐ。

「…姫の乳はすぐ精となって男子を奮い立たせる。覚悟は良かろうの?」

彼女の形の良い唇がチラリと舌を覗かせてから、畏れ多くも賢太の再びいきり立ったモノをぬるりと咥えた…



「…も、もう出ないよう…」

瀕死の病人のように虚ろな瞳で、俺と賢太は微笑む姫を見上げていた。いつの間にか彼女の焼け焦げ、破れていた衣装が新品同様になっている。やっぱり神さまだったのだ…


220:「おっぱいの神さま』
08/12/29 23:00:08 cN3TKez7
「…満足した顔じゃの。しかしこの国難の時局、男子たるものまだまだ逞しく生きねばならん。『産めよ殖やせよ』じゃ。」
そう言ってミクニヒメは高らかに笑うと、ふらふらの俺たちに街まで案内するよう命じた。

「…この国の神の一柱として、街へ降りてしばらく子を育くむ女の助けをするのもまたよい仕事じゃ…」

疲れたという彼女を代わる代わるおんぶして、ようやく国民学校にたどり着いて振り向くと、いつの間にかミクニヒメは姿を消しており、そして代わりに、鬼のような顔をした千紗が校門の前で待っていた。

「馬鹿!! ろくでなし!! 非国民!! 心配したんだから!!」

べそをかきながら俺と賢太を散々殴った千紗は、さいごに俺たちをその大きな胸にぎゅっと抱きしめた。
少し、涙が滲んだ。

…神さまの「しばらく」がどれぐらいかは判らない。でも、たぶんミクニヒメはまだこの街にいて、千紗みたいな大きいおっぱいの小学生を見守ってるんだろうな、と、ときどき思う。


END



221:GBH ◆GudqKUm.ok
08/12/29 23:01:58 cN3TKez7
投下終了

222:名無しさん@ピンキー
08/12/29 23:53:03 aozsvMHc
こwwwれwwwはwww
まさかひょっとして、あれか、あれなのか?
とにかく……GJ!!!

223:名無しさん@ピンキー
08/12/30 18:02:41 u4vGx7Mk
>>221

GBH氏GJ!
新しい作品投下とデビューに感謝します。
それともしよかったらミクニヒメと千紗のスリーサイズとか知りたいかな~って少し思います
保守

224:名無しさん@ピンキー
08/12/31 01:51:42 msgRKl9h
ぬぅ これは別の路線 いい手腕よのう

225: ◆selJPZyjjY
08/12/31 19:56:11 i3MPGj84
>>209
すいません。年末年始は仕事が大量に入ってしまい、とても投下できそうにありません。
次回投下はおそらく、一月中旬以降になってしまうかと思います。
次回もまだエロなしの予定ではありますが、お待ちいただければと思います。

>>221
意外な角度からの新たな切り込み、GJでした!
……ところで作中に散見されるあれやこれやは、GBHさんの遊び心なのでしょうか?
いずれにせよ次回作、楽しみにお待ちしております。

226:名無しさん@ピンキー
09/01/01 17:07:34 WC+esUz4
>>225
ゆっくり俺らも待ちますんでいつまでもお待ちします

227:名無しさん@ピンキー
09/01/01 18:21:07 TZnJVdUR
selJPZyjjY氏
SDS氏
暴走ボート氏
名無しさんX氏
GBH氏
今年の新作投下楽しみにしています!!


228: 【大吉】 【72円】
09/01/01 23:22:53 6NiqC3/b
皆様いつもGJです!
今年も投下を楽しみにしています。

229:SDS ◆cStOEcFYHc
09/01/02 21:49:43 U86NpJb0
>>selJPZyjjY様
次回での千晶の活躍を楽しみに、気長に待ってます!! 本年も宜しくお願いします。


>>暴走ボート様
諸般の事情により遅レス失礼します。
『附属小』は更なる複雑化を避ける為、なるべく西小東小シリーズから離していく予定なので使用しないほうが得策か、と思います。(拙作でも互いへの言及に留めるようにしています)
位置的には、普通に暮らしていると、あまり顔を合わせる機会がないくらい距離、でしょうか。
元々『良家の変態子弟が集う金持ち校』として勝手に苦手な濃いエロSS用に作った学校ですし、どなたでもそういう作品に加賀桐也や鷲沢奈津を含め使って頂けたら、と思います。次なるストレートシリーズ、楽しみにしています!!

>>名無しさんX様
私はソフトボール物なんか絶対書けませんから、どうぞ気になさらずに!!今後私では扱えない単発キャラ、鷲沢奈津の使い道はないでしょうか?
…ハウメア嬢、来年お借りしたいなぁ…





230:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
09/01/03 21:24:39 4wY4rjYd
規制で久しぶりの書き込み。

>SDSさん
わかりました。
となると光陵のあの連中の通う小学校は伏せたままの方がよさそうですね。

>GBHさん
巨乳小学生スレッドの住人として言えた義理でもないが、
一番現実離れしてるっぽいですね。
面白かったです。

…出身地の関係ゆえ原爆は登場させないでね(ぁ

231:名無しさんX ◆q5tFVKFOs2
09/01/03 22:22:10 /N81ACTB
あけおめです皆様、今年もできる限りまったり書いてみます。

GBH ◆GudqKUm.ok様
初めまして、そして小説の方大変良かったです。

SDS ◆cStOEcFYHc様
私もスポーツ苦手ですが色々と書いてみます。
それと鷲沢奈津嬢を使わせて頂けるなら、是非とも使わせてください。
勿論ハウメアを其方でも使って下さるのでしたらとてもうれしいです。

暴走ボート ◆z95s/qs7OM様
規制大変だったと思います。
これからも作品応援してます。

今日はあいさつのみです。

232:迷わずストレート!『檜舞台のストレート』
09/01/06 20:30:03 eI+0Imme
かるーく投下。


「今から出れば十分間に合うね。」
「忘れ物は?」
「無い!」

いよいよ大会当日である。
念を押して開会式1時間半前を集合時間にした。

「でも、プロが使う球場で試合が出来るのかー。」
「3回戦まで進めばな。」

あのラミレーズも戦っている、あの球場。理奈の庭。
開会式は別の球場で行われるので、あの天然芝を踏むためには2回試合に勝たなければならない。
開会式は普通の市営球場で、町のはずれにある。自転車は無論、歩いても間に合う。

「本当は自転車使いたいのに…」
「怪我のリスクは最小限にとどめる。大会の事で上の空になりそうな誰かさんのためにな。」
「むっ!」

膨れる理奈を無視して、玄関で靴をはき。
いよいよ夢の詰まったグラウンドへ出陣。のはずなのだが。

(いいか、あいつらはここを通るはずだ。
 この近辺はしっかり見張ってろ!)
(はいっ!)

「…。」
「こんな大事な日に…」

家を出てしばらくして、司馬軍団に遭遇。
どうやらまた喧嘩を売りに来たらしい。今日に限っては喧嘩をするわけにはいかないのだが。

「しゃあない、遠回りだ。」
「間に合わないよ。」
「急がば何とやらだ、あっちだ。」

急がば回り、また見張りに遭遇。

「…勘弁してくれ…こりゃこのあたり一帯は…」
「どうしよう?やっぱり、強行突破?各所に見張りは1人しかいないし、脚はこっちの方が…」
「リスクは最小限、だ。俺たちは喧嘩に自信があるとは限らないから、怪我の可能性もある。
 それに荷物があるから逃げ切れるとは限らない。」
「どうするの?」
「どうにもなんねえな。暴力沙汰は嫌だが、ここはもう最後の手段…」

携帯電話をかける。
集合時間はあと40分、ここから球場までは急いでも20分ちょっとかかる。
そのタイムリミットの半分が過ぎたころ、

「速く来て…」
「きたぞ!よし、合流だ!」

強行突破をもくろみ、一気に見張りのところまで突撃する2人。

「し、司馬!あいつらが来た!」
「全員金元のところに行け!」

見張りのところにも援軍が差し向けられ、5人が2人の前を封鎖。だが。

233:迷わずストレート!『檜舞台のストレート』
09/01/06 20:31:17 eI+0Imme
「何の考えもなく突撃すると思ったか?」
「…ぐはあっ!」
「て、てめえは!…ごふう!」

球場からユキが駆けつけてくれた。5人を瞬殺し、急いで球場へと向かう。
早く西小と東小の戦争が終わってほしいと願ってやまない。

もっとも、そんな事になれば確実に2名の小説家が困り果てる事になるので、まず不可能と考えていいだろう。

「はあ…はあ…あそこだ!」

息を切らしながら走った先に、仲間がいる。
…そこに、緒方の姿は、なかった。

「あ…あれ?緒方は?」
「先に入っていきましたよ。精神統一したいとかで。
 それより、司馬達は撒けましたか?」
「ああ、サンキューユキ。…今、何時だ?」
「10時半です。集合時間と一緒です。」
「正確に言ってくれ。今何時だ?」
「…10時32分、遅れちゃいましたね。」

やはり遅れてしまった。
もちろん全員事情は知っているので怒ってなどいるはずもないが、

「みんな済まない!」

腰を曲げ頭を下げる土生。それにつられて理奈も土生同様頭を下げる。
胸元が強調され、色っぽい姿勢。

「いえ、そんな。悪いのは司馬達だし、それに集合時間だって
 土生さんが念を押して早めにしたんだから、ちょっとくらい遅れたって…」
「…青野、そのいい加減さが命取りになる。
 そんな甘い考えが、1分くらい遅れてもいいという考えが、10分、20分と長引くことになるんだ。」
「は、土生さん…」

半ば脅すような目つき特徴で、自らを戒める。
そして、衝撃の発表をした。

「遅刻のペナルティ。
 今日は俺と理奈は、スタメン落ちだ。」
「…ええっ!?」

234:迷わずストレート!『檜舞台のストレート』
09/01/06 20:32:03 eI+0Imme
昼食の時も、何を食べたか覚えていない。ただ口に詰め込むだけ。
開会式の時も、何を話されたか覚えていない。まあ聞く気もないが。
それだけ、土生の言葉は衝撃的だった。

彼らがその事で私語をするたびに、

「お前ら、騒ぐな。そう慌てる事じゃない。」

肝心の監督も、

「別にいいじゃないか。あいつに采配すべて任せてるんだ。
 筋を通すことは、何ら悪い事じゃない。時間を守らなかったらどうなるか、あいつは身をもって教えてくれた。」

それでいいじゃないか…と言われても、
負けたらすべておじゃんになることが、分かっているのだろうか。


「それでは、スタメンを発表する。」
(ざわ…ざわ…)
「おとなしく聞いてろ!俺は勝てると思っている。
 だが、相手を舐めているから、俺自身にペナルティを貸したんじゃない。」
「ど、どういうことですか?」
「お前たちは1か月前とは比べ物にならないくらい成長した、だから俺は安心して、自分のペナルティ課せた。」
「でも…」
「俺への依存心を断ち切れ!お前らは、お前ら自身で野球をしろ!いいな!」

それでも不安という空気を払う事は出来ない。
なぜなら、チームの絶対的な存在が、同じグラウンドに立っていないからだ。


1,8・橡浦
2,6・赤松
3,1・瑞原(ユキ)
4,3・山下
5,5・青野
6,2・白井
7,7・青山
8,4・黒田
9,9・赤星

控え…土生(捕手) 野村(=ラリナ。投手) 緒方(外野手)


相手・西部リトル

1,4・片岡
2,7・栗山
3,6・中島
4,9・佐藤
5,5・中村
6,1・涌井
7,3・石井(義)
8,8・後藤
9,2・細川

235:迷わずストレート!『檜舞台のストレート』
09/01/06 20:34:10 eI+0Imme
「橡浦、山下。」
「はい?」
「お前たちだけは大丈夫のようだな。」
「やれるだけやってみます。土生さんを温存できるように。」
「うん。で、バッティングのいいユキを3番に入れたが、野球そのものには慣れてない。
 …お前たちで1点だけでも取ってくれ。今日の相手なら、ユキならそう点は取られないはずだ。」

正直、土生も不安だった。
…これは、優勝を狙うための、賭け。チームを一つにまとめるための、賭け。

「うー、試合に出たいよ…」
(だが、本気の試合でもこの打順を試す価値はある。
 理奈を控えに回すことによって全体の打力は向上する。ピンチになったらいつでもリリーフ出来て応用も効く。)
「なんかすごく今失礼な事言わなかった?」
「さあ?
 あと、緒方。」
「なあに?」
「…1イニング、守れるか?」
「頑張れば。」

絶対的エースを引っ込めるわけにはいかない、故に代打は出せない。
だからこそ、控えとして温存する。いざとなれば緒方にも守ってもらう。

「…おもしろい。とりあえず、まずは橡浦次第だ。」

『1番、センター、橡浦君。』

大会初日、第1試合が、アナウンスとともに始まりを告げた。

(とにかく出ないと。ユキちゃんと、デカブツにまわさなきゃいけねえ。)
(チビ、俺まで回せよ。)

目線が合わずとも、火花は散る。
負けん気に任せて、初球を振りぬいた。

「おっしゃあ、ライト前!」
「いいぞ橡浦!」
(あのくらいのピッチャーなら、橡浦は打てる。
 さて、監督から全ての采配を任されているが…問題は、ユキちゃんがどれだけ抑えられるか…)

ユキがほとんど点を取られないなら、1点を取るために固く行く。
ユキに大量失点の恐れがあるなら、大量点を狙いに行く。

(赤松のあの必殺技はまだ未完成だしな。ここは…)
(了解、バントですね。)

セオリー通り転がし、1アウト2塁。

「ユキちゃん、気楽にね。山下もいるから。」
「ああ、思い切り行って来い!」

ストライクゾーンは、選手の身長によって変わる。
身長差42cmのユキと山下の打順を隣にする事によって、リズムを狂わせるという魂胆でもある。
そして何より、いくらバッティングが良くても野球に慣れていないユキには、気楽に打たせないといけない。

…だが、土生は1つ思い違いをしていた。

236:迷わずストレート!『檜舞台のストレート』
09/01/06 20:35:48 eI+0Imme
(へえ、空手の大会の時と同じ…皆、いい目をしてる。楽しみ♪)
(ん?ユキちゃん、なんか楽しそうだな…)
「ち、女かよ…舐めた真似しやがって…」
「聞こえてるよん♪みんなそうやって油断して…」

ユキは、『大会』という場数は、このチームにいる誰よりも、踏んでいた。
相手との間合い、その場の空気、雰囲気。それらとの付き合い方は、緒方並みにしっていた。

「何!?」
「おっしゃあ!」
「これは大きいぞ!」
「あはっ、飛んだ飛んだ―!」

ユキが余裕の表情で2塁に到達。景気よく先制点。
そして、4番、山下も素人が目の前で打った以上、黙ってはいない。

「うおりああっ!」

特大飛球。だが、ちょっと上がりすぎた。
フェンス直撃のタイムリーツーベース。だが打点を稼ぐという点では、しっかりと仕事をこなした。

その後青野、白井と凡退。2点先制し、守備に回る。

(問題は、空手で培った場慣れが、ピッチングにどこまで通用するか…
 メンタル面において、ピッチングの負担は守備や打撃と比較にはならないはず…)

だが、久しぶりの大会を『楽しんでいる』状態のユキ。
固くならずに楽しもう、とはよく言ったものだが、それを実践できる人間もそうはいない。

「ストラックアウト!」
「よっしゃあ、三者三振!」

事前に配球のパターンや簡単なイロハを教えただけで、簡単に抑えられた。
ストレートもかなり早く、カーブもそれなりに曲がる、つまりユキのピッチャーとしての能力がいいという証拠だが、
土生が教えた事をその通りに実践できる白井の飲み込みの速さも、決して無視できるものではない。

ユキのスピードなら何とか捕球できることが幸いだった。何と言ってもコントロールが素晴らしいのが大きい。
リードのしやすさ故、マニュアル通りのリードがそのまま成り立つ。この2人、かなり相性がいいかもしれない。

そのまま2点リードを守ったまま、3回の裏に突入。

「あれ。」

だが、この日初めてのヒットを許してしまう。
…ここから、大きな落とし穴が待っていた。

3連打で1点を失い、ノーアウト1塁2塁。そして、

「よっしゃあ、左中間抜けたあ!」
「帰れ帰れー!」

長打でランナー一掃、逆転。
今まで試合を楽しんでいたユキが、一変した。

(やっぱりか…
 急造ピッチャーは、一度打たれるとモチベーションが保てなくなる。
 いままでの大会でも負け知らずだったのが、初めて自分の思い通りにならず、やられている。)

ユキの強心臓が、その自信が、裏目に出てしまった。
結局橡浦や赤松の好プレーで救われたものの、この回5失点。

237:迷わずストレート!『檜舞台のストレート』
09/01/06 20:36:47 eI+0Imme
「どうしてだよ土生さん!なんでラリナを出さないんだ!」
「俺たちが遅刻したからだ。」
「そんな事言っている場合じゃねえよ!勝つ気あるのかよ!」
「ある。
 そして、俺はユキが抑えられると信じているから、そのまま続投させる。」
「でも打たれてるじゃねえか!」
「結果論に過ぎない。
 それに、あの長打以外はそこまでいい打球ではなかったはずだ。」
「それは…」

確かに、打たれたヒット7本のうち、ツーベースヒット以外は不運なあたりも多かった。
それとメンタル面での脆さが、負の連鎖を引き起こしていたにすぎない。

「でも、とりあえずこの点差を何とかしないと…
 次は俺からか…俺と変わってください、土生さん!」
「そう焦るな、青山。まだ4回だ。
 焦って勝負所を見失っても何にもならない。必ず勝負をかける時は来る。」
「…わかりました…」

この回を確実に捨てる気である。
向こうもエース・涌井がずっと投げているので、この回は点を取らずに、次の回に賭ける。
…だが、この回全く何もしないわけではない。

「青山。とにかくあいつを揺さぶれ。ツーストライクまではバントの構えからバットをひっこめろ。
 追い込まれたらストライクのボールをバントだ。ピッチャー前に転がせばどんな形でもいい。黒田、赤星も同じだ。」
「「はい。」」

涌井を徹底的に揺さぶる。
バントの構えから制球を乱させ、球数を投げさせる。追い込まれたらピッチャー前に転がす。

(ちい…姑息な真似を…)
(向こうも、5回の上位打線に賭けるつもりか…)

青山、黒田、赤星、全員が土生の指示通りに動き、球数を投げさせた。
ボールをしっかり見極め、ツーストライクになったらストライクを確実にバントした。

そして、4回の裏は持ち前の強心臓で見事立ち直り、三者凡退。

「この回だ。行ってくれ、橡浦。」
「おう、あんちゃん。」

みんな分かっている。
全てはこの回にかかっているという事を。

『1番、センター、橡浦君。』

自然と手が震えているのを感じた。
それを押し殺し、前に進まなければ、未来はない。

238:暴走ボート ◆z95s/qs7OM
09/01/06 20:37:35 eI+0Imme
投下完了。

こういう場所だから、試合経過を書くのは一苦労。
あんまり長いことだらだら書くわけにはいかないが、その辺のバランスが…

…もうエロパロがどこかへ吹っ飛んでる気がする。

239:名無しさん@ピンキー
09/01/06 23:37:29 q42L2zsr
突き抜けてそこまでいってしまいたまえ。心配せずとも
メンバーと展開は把握しようがない。

240:名無しさん@ピンキー
09/01/07 12:29:41 7gVXS3u7
野球SSが読めるとこは珍しいがスレタイからの逸脱は否めないw
【試合中】等注意書き必要かもな


241:名無しさんX ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:19:11 +GCshh/t
では私の方も初前後篇の内前篇を投下させていただきます
それと後篇からSDS ◆cStOEcFYHc さんの作品(リスキー・ゲーム5)に登場した鷲沢奈津嬢を出演させます。
そして今回の属性は軽めの理奈嬢×優子のペッティングで、土生少年も話に出ます。
それでは短めですが投下開始

242:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:22:11 +GCshh/t
とにかくキャッチ 過去と今と 前編

ACT 4

理奈を迎えに行こうと思ったらその理奈とぶつかるなんて…それにしてもやっぱり理奈のおっぱい大きいな…私や沙織も大きい方とはいえ流石に理奈の三ケタ台には勝てないや。
私は改めて理奈の脅威の胸囲に驚きドキドキしたけど、とりあえず倒れたままの理奈に声をかけ

「理奈の父さんまた海外ってお母さんから聞いたから…急いで家に帰って、理奈ん家にお惣菜持って行こうと慌ててた…御免ね」
と私は理奈に手を差し出し立たせようとするが、理奈の後ろから少年の声が聞こえてくる。
だれだろう?私は理奈を立たせてそちらの方を見てると少年が走って寄ってきて理奈の方に近寄って声をかける。

「ラリナ!大丈夫か?怪我してないか?」
と理奈と同じユニフォームを着た少年が心配そうに声をかける。
とりあえず理奈の所属している野球チーム光陵のチームメイトかな?それよりもラリナって?
そんな事を思って見ていると理奈の方が少年に対して答える

「私は大丈夫だよ翔。私の不注意で優子にぶつかっちゃっただけだから」
理奈は背が低く華奢に見える少年…翔って言うのかな?とにかく翔に対して心配ないよという。
そして今度は翔の方が私に対して誰だという表情を浮かべてしまう……私もこの翔という少年が理奈と親しそうな感じを受けどこか困惑していたのだろう。
そんな私と翔を見かねて理奈から口を改めて開く。

「ああ紹介するね翔…私の幼馴染の石引優子。今リリアムのキャッチャーを務めている…んだっけ?」
とりあえず理奈は私と理奈の関係を簡潔に紹介してくれるが、理奈自体ソフトボールは野球ほど関心があるわけでは無く、少しおぼろげだ。

仕方ないからもう少し補足しようと私からも説明する序に
「もぅ!理奈ったら。この間リリアムの正キャッチャーになったばかりなのにぃ」

と理奈に対して親しげに声をかけた後理奈のチームメイトに対して割と事務的に声をかけ
「まあ初めまして。私は西小5年生でソフトボールサークルリリアムキャッチャーの石引優子。そしてさっきも理奈が言ったけど私は理奈の幼馴染❤ 所で理奈この人はだれ?」
理奈のチームメイトに対してあえて理奈から聞いてみる。流石に初対面の男子に対してなれなれしく声をかけたくなかったので理奈に彼の素姓を聞いてみる。

「ああそうだった。まだ翔の事優子に言ってなかったね。この子は光陵のエース土生翔平!ポジションは優子と同じキャッチャーだよ♡」
とどこか親しげに土生翔平という少年に視線を向ける。
何かあったのか?私は彼がキャッチャーというポジションという以上今理奈の球を一番受けているのだろう…それが少し悔しかったがそれ以上にただのチームメイトにしては…。
少しムッとしてしまうが今度は土生翔平から声をかけられる。

「…ラリナから聞いたと思うけど俺は東小五年で土生翔平。チームメイトやクラスメートから翔って呼ばれている。
ラリナに幼馴染がいるっていうのは初めて聞いたけど…あんたも凄いな……色々と」
と土生翔平の目線がちょうど私の胸辺りにあるため私の胸を見て言ってくる。

243:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:22:52 +GCshh/t
「凄いってどういう意味?それに私の名前は優子であってあんたじゃない!」

むっと来た私はつい私も少し怒って言い返すも、土生翔平の方から口をはさんでくる。
「確かにあんたの胸も凄いけどラリナの方が…いやすまん俺の言いたい事はあんたがあのリリアムの正キャッチャーだってことだよ。
もしかしてあんたがあのやかましい大泉の相方を勤めてるのか?」
とまだ私をあんた呼ばわりしてくる、まあいきなり名前で呼ばれても困るとはいえ……それと久美とも知り合いなのか?

今度は理奈の方が気になったのか…土生翔平に対して話しかけてくる
「翔誰?その大泉って人…女の子みたいだけど?」
嫉妬かな?それとも土生翔平の話しぶりでピッチャーかと思ったのか…私の方からも改めて理奈に土生翔平の口を遮って久美の事を話す。

「ああ久美の事ね。彼女はリリアムのピッチャーでいま私とバッテリー組んでる…昔の理奈と私みたいにね」
となんか自分でも今カノと元カノのような会話だなと思いながら昔私は理奈と組んでいたとはっきりいい、ついどこか土生翔平を牽制してしまっている。
まあ踏ん切りは自分の中でついたとはいえ…理奈が男の子と仲良くするのをなんかほっとけないな~と思っちゃうんだよね。

そんな私が話すと理奈も納得したように
「優子とバッテリーを組んでるんだ…その…久美って娘どんなピッチャー?」
と久美のピッチャーとしての力に興味がわいたのか、久美の事を聞いてくる。

私も話そうと思ったのだが流石に時間が押してきてるので理奈に対して提案する。
「じゃあ理奈の家にまた来るからそん時でも!それじゃあ私いったん家に帰るね」
と猛ダッシュで家に向かう。後ろから声が聞こえるが気に留めない、理奈とは昔馴染みだ特に私が入ってきても問題ないだろう。
ましてやしばらくおじさんはいないはずだ…理奈一人じゃちょっと不安だしね。

そんな事を思いながら私は急いで自宅に戻って。
「母さん理奈にご飯持ってく」
と私はありあわせの食材を詰め込んで理奈の家に駆け込むように走るのだった。

244:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:23:42 +GCshh/t
ACT 5
「理奈~リリアムの事話しに来たよ~開けて~」
とりあえず私は理奈の家のチャイムを鳴らし大声で理奈にドアを開けてもらうように頼んでみる。
…遅いな~いつもだったら割とすぐに玄関が開くのに…まるで何か戸惑っているようだった…まあいいや♡出ないんだったら友情の証としておじさんからもらった合鍵で…。
私は早速合鍵で玄関を開けようとするが、その時玄関のかぎが外れる音がする。

早速玄関に手をかけがばっと自分からドアを開けるが思いのかけぬ光景を目の当たりにする。
「理奈ご飯持って……え!!!なんであんたがいるの?」
私はつい困惑の声をあげてしまう、理奈の私服の胸部にて102cmのJカップが少し理奈が動くたび、惜しみも無く蟲惑的に揺れていたが、その小学生離れした爆乳の理奈の後ろに土生翔平がいたからだ。

すっごく我ながら困惑しているが、私はとりあえずスタスタと台所に向かい料理を揃える
作り置きとはいえ私や母さんが作ったおかず…理奈……私頑張る!

そうして私はテーブルにおかずを並べていくが…土生翔平の分はまあいいか! あいつが来てるって私知らなかったし…
そんな事を思っているとなぜだか土生翔平まで現れる。なんだろうと思うが冷蔵庫からあり合わせの材料を出し、料理を作り出す。
ふ~ん料理できるんだ。そんな風に考えながら特に私たちは口を聞かずなんとなくごちそう風に盛り付けを完了する。

そして理奈がテーブルを見て一言
「凄いね。翔と優子がつくったの?」と目を丸くし驚いていた。

……そんなこんなで十分三人分あった食事も(私も理奈もそして土生翔平もお腹が減っていたのか…子供分では無いのよ)
瞬く間になくなり後は空の食器だけだが…。

土生翔平の方が理奈に気を使ったのか
「食器の方は俺と石引が洗っとくからラリナは風呂入ってこいよ…手伝ってくれるよな料理出したんだし」
と食器の後かたずけを私と二人でやろうといってくる。

仕方ないか…私もかたずけなきゃ悪いもんね流石に…私も理奈の方を向いて
「理奈はお風呂入ってきな。土生の言うとおり料理を作ったの私たちだから…お風呂沸くまでシャワーでもいいんだし」
と私も土生翔平に合わせて理奈をお風呂に入るよう促す。

「二人ともありがとう。じゃあお風呂入ってるから」
と理奈がお風呂に向かうのを見届け、私たちで食器のかたずけをする。

245:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:25:15 +GCshh/t
流石に少し喋った手前土生翔平に対しても何かしゃべらきゃと思い私から声をかけてみる
「……ちょっといい? 理奈があんたと仲がいいのは理奈の様子を見ればわかる。でも正直男の子と混じって野球をしてるって聞いてるから怪我とか少し不安でね
二・三聞かせて?まず理奈はどういった経緯で光陵リトルに入ったの?」

食器を洗いながら土生は答える
「そうだな…まずラリナを光陵にスカウトしたの俺なんだよ。
お前さんラリナの幼馴染だからいちいち説明しなくても分かってるだろうけど。他のリトルで女だからってまともにピッチングを見なかったり、大きな胸をからかったりするやつばっかりで大変だったみたいで
たまたま俺がラリナとラリナの親父さんがキャッチボールをしてたのを見てこれは逸材だって思ったからスカウトしたってわけだ」

深い所まで知ってるんだ…
確かに理奈は小学生した爆乳に加えて容姿も可愛らしいからからかってくる男子が多い事にくわえ、まして野球でも女の子ってだけで色眼鏡で見られることが多々あるって悲しそうに言ってたっけな…
それに理奈ってよっぽど親密な間柄じゃないと大人しくふるまっちゃうから、まず言い返したりできないもんな。
たぶん理奈がそういう色眼鏡で見られて辛いって知ってるのは理奈のお父さんと私位だけだと思ってたけど…

そんな事を思いながら
「そうなんだ…見る限り理奈は光陵リトルと相性がいいみたいだね。あんなに明るい理奈はそうそう見れないよ。
じゃあ少し気分を変えて軽い質問。なんでラリナって変わったあだ名になったの」
何で理奈からラリナと中南米風のあだ名になったことを聞いてみる。

「ああラリナの由来ね。野村里奈から苗字と名前の区切りを最初間違ってノム・ラリナになったわけだ!」
ぶっ!!理奈は当初名前の区切りを間違われた為にラリナってあだ名になったのか?
私はぎりぎりで吹き出すのを堪えることができた。

「安直だっていうなよ?光陵のメンバーみんなラリナで通してるんだし」
と土生の方も少し笑っている様だった…そして私にこんな事を教えてくれる。

「それとな…ラリナは本当に凄い!最近は打撃に関しても凄い当てるようになったし…変化球も急ごしらえながらいい感じだぜ
まさに野球の為に生きてきた女だよまったく! 」
と土生は私に理奈が打撃や変化球の類はに関して急速な進化を付けたこと、そしてその才能の開花を心から喜んでいる事を知る。

だが最後にどうしても気になる質問がしたかったので褒めてから切り出してみる。
「…理奈はいいパートナーを見つけたみたいだね。私はソフトボールの方がしたかったから理奈と一緒って訳にはいかなくなったけど
少なくても野球のパートナーという意味では私は土生の事認めてあげる…でもこれが最後の質問だけどあなた理奈のことどう思ってるの?
どう考えてもあんたが理奈とはただのチームメイトじゃない事は私にだって想像つく。そう関係…なの?」

濁した言い方だが土生と理奈が付き合っているのか…少なくても理奈が家に招いたり、理奈の辛い事とか知ってるんだ…少なくても信頼しているのは確かだ。
恋人?それとも大事なチームメイトとして?少なくても私は土生の言葉を聞く限り彼が理奈の体目当てでひっつくような変な虫では無いと思うが…
私は土生を心の奥底で確かめたかったかもしれない、そんな様子を探る雰囲気を土生も悟ったのかこういった事を言い出す。

「そうだな…俺はラリナの事チームメイトとして信頼してるけど…正直女の子として好きか嫌いかとか正直分からない。チームメイトと恋人が一緒って言うには今の俺には早いよ
でもな…俺はラリナの事を信頼してるんだ、光陵のカントク…チームに付いてきてくれた仲間…そしてあいつをだれよりも」
と正直私は土生や光陵のチーム事情はよく飲み込めないし分からないが、少なくても土生は心から理奈やチームを信頼してるんだなと思った。
だが同時に土生はこれ以上理奈に対して深く教えてくれる事は無いだろうし、これ以上の詮索土生に対しても失礼だと思った。

「……わかった。じゃあ食器も終わったことだし悪いけど土生何かお茶買ってきてくれない?理奈に聞きたい事あるから」
と訝しげな土生に対して強引にお金を渡してコンビニに走らせると私は大急ぎで理奈が入浴中の風呂場に向かう。

246:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:26:44 +GCshh/t
ACT6
私はさっき丹念に体を洗ってるからそんな洗う必要ないけど…理奈はそうじゃないからな。
私は理奈が脱いだと思われるユニフォームや下着をチロチロ見ながら、自分も私服を脱いで空きかごに服を投げ入れ全裸になると
「理奈~久しぶりにお風呂一緒に入ろう♪」
と強引にだが体を洗っている理奈に声をかけながら浴場に入る。

理奈はほとんど体を洗い終え、一糸まとわぬ姿をさらしていた。

小学生離れした…だけど全く垂れてなく乳首や乳輪も眩いばかりにピンク色の綺麗な爆乳
そして私と同じように陰毛はまだ生えておらず、足の付け根から一本入った綺麗な割れ目を見せ
湯上りで少し赤くなっている姿は艶めかしくドキドキ来るものがあった。

私は眼福をひたすら噛みしめていたが優子から声をかけられる。
「優子ぉ~相変わらず強引なんだから…食器は終わったみたいだけど……翔は?」
理奈は小学生離れした102cmの爆乳をゆさゆさ揺らしながら、あきれ顔で私を見つめて土生の所在を聞く。

私は
「ああ土生には飲みもん買うようにコンビニに行かせたよ♪それよりもいろいろ理奈にも聞きたい事があってさ……ぶっちゃけ理奈って土生のことどう思ってるの?
理奈のお父さんの許可をもらってるって言っても、いくらなんでも理奈一人だけの家に意味なく男の子を招き入れないよね。好きなの?」
と土生にコンビニに行かせた事と、単刀直入に理奈が土生に対してどう思ってるか聞いてみる。

あまりに私がバカ正直に土生の事を切り出したから理奈もびっくりしたのだろう…顔を真っ赤にしながら
「ババ…バカッ! 優子には関係ないでしょ私と翔の関係なんて❤」
思いっきり怒り出すが理奈の声は艶っぽくやっぱり理奈は土生の事を異性として好きみたいだなと私は思った。

もう少しつつけばまだ教えてくれそうだ…もう少し聞いてみよう
「ふーんやっぱり理奈って土生のこと異性として好きなんだ。A?B?…幾らなんでもCまで行ってたらしゃれじゃ済まないけどさ~」 
とニヤニヤしながら聞くがちょっとだけ本当にCまでいってたらどうしようとも思ったが土生の様子から流石にそれはないだろうと思った。

そんなワイ談その物の質問に茹蛸のように理奈は顔を真っ赤にして
「もう!優子の馬鹿っ」
と可愛らしく怒りだしてしまう。

私はそんな理奈を
「あはっ!理奈のそんな顔久々にみたっ!もちろん土生には内緒にするし、私の事も色々教えてあげるからさ…」
なだめながら食いさがってみる。

247:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:29:18 +GCshh/t
理奈も諦めたのか…じと目で私を見ながら念を押す様に
「絶対翔や他の人には内緒だからね……C直前まで…経験したけど。
でも翔から最後まではって言われたけど…でも正直私も怖かったからあの時は拗ねたけど、でも今考えると翔の態度うれしかった…
その後翔は私のおっぱい吸って私と翔の二人で添い寝っ❤ もうっ恥ずかしいから私と翔の事はもういいでしょ?じゃあ今度は優子の恥ずかしい秘密でも教えてよ…勿論私だって誰にも言わないから」

理奈はすべていえるだけ言ったと告げ私の方に話を振ってくる…なので私も。
「まあ土生と最後までやっちゃったんでなかったら私はこのこと誰にも言わないから安心して
そうだね…私の秘密は二つあってさ…まずリリアムの裏事情から、実はさっき言った久美と私付き合ってるのHな意味で…しかも久美の姉貴分でリリアムキャプテンの沙織ともHな…レズって言うのかな…そういう関係
おまけに言うとリリアムメンバーみんな、西小・東小とか派閥の区別抜き無く付き合ってるよ」
とリリアム外部では絶対誰にも言う事がない秘密を話し、自分もある意味で同性愛者だとカミングアウトしてみる、決して私は男の子が嫌いってわけじゃないけどね。

「えぇ…優子何?うむぅ…はぁ」
流石にあまりにインターネットで言う斜め上の発言だったのか、堪らず理奈がびっくりして大声を上げそうだったので
慌てて私は真正面から理奈を押し倒し、私の乳肉と唇を理奈の乳肉と唇とむにゅむにゅひっつかせながら理奈を黙らせる……
ゴメンネ久美・土生…たぶんこの事が久美あるいは土生にばれたら間違え無くケツバットの刑だなと確信しながら、私は役得気味に理奈にキスをしちゃう、しかもどさくさまぎれに理奈の口に舌まで入れちゃった❤
私の94cmの乳肉と理奈の101cmの乳肉、そしてお互いのルビーのように赤い乳首を確認しながら私から乳首を絡ましていくとじきに少し乳首がこりこりしてくる…理奈もかな?

理奈はビックリしたまま黙り硬直するも、流石に理奈からは舌を絡めてくれない…まあそこまで期待してたわけじゃないけど
気を取り直して私は惜しいが理奈から離れ、いつもの様に爽やかに声をかける
「びっくりした理奈? ごめんねつい舌が入っちゃった❤てへっ! 」
が流石に少し理奈の方が引いたのか…少し私から離れる…でもまあ大声を出すこともなさそうだ。

そんな少し警戒しながら理奈の方が口を開く。
「優子ねぇ…ぜーったい私はそっちの趣味には走らないから! それともう一つあった優子の秘密って何?」
と私のもう一つの秘密を訪ねてくる。少しムッとしているが本気で嫌ってないようだった。

248:とにかくキャッチ 過去と今と 前編 ◆q5tFVKFOs2
09/01/07 23:35:14 +GCshh/t
そして私は…やっと理奈に言えるのか……本当の気持ちを。自分でも真顔に戻ったとわかる位に真剣な表情になりそう言い切る。いつか言いたかった事を
「もう一つの秘密ね。これは私の本心からなんだけど…ずっと私は理奈や理奈のお父さんのお母さんになりたかったの…ずっと一緒に理奈といたかったんだ」
とはっきり理奈に告げる…理奈のお母さんは今どうしてるか分からない…けど父娘の二人だけって境遇を見ていて私が理奈たちのお母さんになれたら…
だからちっちゃい頃から家の仕事や料理を学んで、いろいろ料理を作ってもってたり、時には理奈の家にお泊まりして辛い事とか言いあったりしてた。
決して私は家族と仲が悪いわけじゃないし、十分両親には感謝してるけど、それでも可能な限り理奈といつもくっついて行動したりしてたんだ。

そんな真顔で今まで言い出せなかったことを私は言い終えると少しだけ理奈は涙ぐんだように私に対して
「そうだったんだ優子……そんなに私とお父さんの事思っててくれているんだね…ありがとう…私達家族に気を使ってくれるのは凄くうれしい
でも今は恋人として翔が一番だから…これからは少しだけ遠慮してほしいな、もちろん友達を止める気はないしこれからも学校で一緒に付き合うよ。
それとね翔って私のおっぱい吸うの好きだから…私は優子が今まで尽くしてくれたお礼として現状だと私はこれ位の事しか出来ないけど
翔が私に対してしたみたいに優子に尽くせるから…こんな風に…」

と理奈はいきなり私の胸を掴み、右おっぱいの乳首を乳輪ごと吸い始める。
「あぁっ理奈ぁ♪激しいよぉ…そんな事ぉ…いつも土生からこんな風におっぱい吸われてるの?」
少し喘ぎながらも質問するが理奈は答えず、一心不乱に乳首を口いっぱいに含んで吸いたくる。

右乳首を吸われるたび、私の乳首も加速度的に大きくなるが理奈は容赦せずひたすら母乳でも飲むように丹念に私の乳首を吸い
フリーな左胸はひたすら理奈の指が捏ねまわして…時にはハードに乳首を愛撫してくれる
すっかり両乳首ともHに勃起し、実を言えば乙女の果肉も蜜を流して溶けるように綻んでたけど、あえて私は理奈におっぱいを弄られるだけでそれ以上の事を求めなかった。
今胸を愛撫されるだけで理奈に対して疑似的に母乳を与えている気分になり、かつ胸の愛撫だけで満足だったからだ。

理奈もどこか子供に戻った感じで私の胸を沢山吸い、満ち足りた笑顔を浮かべていた。
「あはむぅ♪優子のおっぱい甘い…翔も私のおっぱいでこんな風に…」
少し土生と比べられている感があるのだけは引っかかるが理奈が喜んでいるんだったら…そんな授乳プレイを二人仲良く行うのだった。


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