08/12/10 01:57:09 kiPyMqNf
注意:エロはあるけどギャグです。アホです。主にタイトルの人のキャラ崩壊あり。
エクスデスは窮地に陥っていた。
「ファーっ、ファーっ、ファーっ……」
いつものごとく高らかに笑おうにも息が切れている。咳き込まないだけマシといった有様だ。
己の城に乗り込んできたクリスタルの四戦士の卑劣な策略は間違いなくエクスデスの生命を削っている。
連中は、全員その指にリフレクトリングを輝かせていた。
得意のレベル3フレアもガ魔法も、その威力をエクスデス自身に発揮していた。
バッツ達はそれをえらく腹の立つ表情で眺め「おお、こわいこわい」などと嘲弄している。
そして実にいい加減に、片手間にちくちくと攻撃してきているのだった。
が、それも終わりが近い。主に自滅が原因で肉体が朽ち始めている。
エクスデスの脳裏には、これまでの人生が走馬灯のようにくるくると蘇っていた。
千年前、五百年前、そして昨日の夕飯まで。
(―九割以上が木として鳥類と戯れていただけではないか……!)
『無』趣味を極めんとする崇高な目標に対し、あまりに未練が多すぎる。
このままでは死ねない。人の姿を手に入れて三十年、まだやるべきことは星の数ほどある。
だが現実は無常である。上空に気配を感じ仰ぎ見ると、ガラフの孫であるクルルが槍を構えて大股開きで落下していた。
あの加速度で槍を突き込まれれば、今のHPでは百回は死ねる。
五メートルそこそこの天井の部屋で明らかに五十メートルは飛んでいるのはクリスタルの仕業か。矛盾する光景に目がチカチカする。
目を兜越しに擦ったとき、エクスデスは得がたい光景に気づいた。
「あれは……!」
竜騎士の鎧を着てこの城のマグマを渡るのは暑かったのだろうか。
「はいていない……!」
エクスデスの超人的視力はクルルの無毛の割れ目をはっきりと捉えていた。
それを見た瞬間、時間の流れが止まって感じられるほどエクスデスの思考力は冴え渡った。
(あのクルルという娘に挿入するのだ!)
別段エクスデスがトチ狂ったわけではない。生き残る最良の手段を思いついただけだ。
邪悪が集まり人の身を成したエクスデスには、当然生殖器もついている。
そこに自身の力の全てを結集してモノ自体を射出し、クルルの小さくてきつい性器に潜伏して頃合を見計らって復活する。
もうクリスタルは放っておいても砕ける。ならばこの城にももう未練はない。
他の方法を考えるという選択肢は浮かばない。もはや挿入することしか考えられない。
成功すればあとはクルルの小さくてきつくて穢れを知らない胎内で優雅に待つだけでいいのだ。
体力は尽きたとはいえ魔力は無尽蔵に近い。その魔力を股間に結集する。
「ぬぅん!」
物理力にすらなりそうな魔力が蓄積され、エクスデスの男根が勃起した。