09/02/20 02:37:36 g4cVAPUD
一滴たりともこぼさじと女達が争った貴重な精を、自らの腹上に撒き散らし皇帝は果てた。
一瞬の恍惚が白い面に浮かぶが、さっとその表情を怒りに燃やし魔女を睨み付け、叫ぶ。
「なんという屈辱!貴様の顔、忘れんぞ!」
一瞬の恍惚の最中に垣間見た、満足げな魔女の笑顔。必ずやあの顔を快楽に歪めてみせる。
この状況下においてなお、皇帝の野望は尽きない。
―それでこそ、私が「支配」するにふさわしい…。
「さすがは皇帝陛下。まだ懲りていないというのなら…いいわ。踊りましょう…。」
すっとアルティミシアが両手を掲げると、皇帝を縫いとめる光刃の戒めが解かれる。
「ふふふ。貴男の強さ…見せてごらんなさい。」
するりと皇帝の胸元へ滑り込むと飛び散った精を指に絡め取り、うっとりとその指を舐める。
ぴちゃぴちゃと音を立てて白い精を貪る美猫の姿に、皇帝の野望は再び威勢を取り戻した。
「ふっ。いいだろう。真の支配者を決めよう!」
魔女の身体を強く引き寄せ、接吻ける。舌を押し込み口腔を蹂躙する。
熱く火照る肌に手ごたえを感じながら、皇帝は逆襲に燃えた。
「支配」と「隷属」相反する二つの喜びを知る者こそ「支配」を極める。
支配者達の饗宴は幕を開けたばかりである。
* * *
このあとヤラれるばかりだった皇帝が一転、アルティミシアを翻弄する展開があるんだと思う。
自然な流れ出「ウボァー」を目指しましたがハードル高すぎだ。