FFシリーズ総合エロパロスレ 5at EROPARO
FFシリーズ総合エロパロスレ 5 - 暇つぶし2ch270:WoL×コスモス
09/01/29 02:38:53 wbHEbDEA
「コスモス…!」

幾度となく呼んだその名を、戦士は口にした。だがその声は、彼の心中の狼狽をありありと映している。

「思い悩む事があるのですか?」
口元に微笑みを浮かべて、女神は問いかける。
「悩みなど。
 ただ、未だクリスタルへの道が見えない。どうすれば辿り着けるのかと 思案していた所だ。」
いかなる時も相手を真っ直ぐに見据えて話す彼だが、今回ばかりは女神の姿を直視することが出来ずに、言葉の途中でフイと視線をそらす。
先程までの懊悩を悟られてしまうような気がして、女神の瞳を見つめる事など出来ないのだ。
「クリスタルは強い決意のもとに輝く…。
 あなたならきっと。もうすぐ手に入る。」
「戦いを終らせる。それが私の決意。」
――それが全てだ。
あさはかな感情など、今捨てた。だからもう大丈夫だ。
自らに言い聞かせて、顔を上げる。
その視線は、吸い込まれそうな女神の眼に釘付けられてしまう。
心の内など、すべて見透かすような瞳。
きっと、女神はこの浅ましい想いを知っているのだ。知って、それを諌めるために現れたのだ。いっそ断罪を受ければ、今度こそ迷いを捨てられる。
そう開き直り、戦士は女神と真っ直ぐに見つめ合った。

「それは本当にあなたの望み?」
「そうだ。」

さあ。早くこの浅ましい男を断罪してくれ。

射抜くような視線に見つめられると、たまらなく胸が苦しい。
息が詰まるような沈黙が女神と戦士の間に流れた。

時間にすれば、ほんの一時であろうが、彼には無限に続くかとも思われた張り詰めた時間を打ち壊し、ついっと女神は戦士に歩み寄る。
ふいに、距離を詰められ彼は思わずうろたえる。思いがけず隙だらけになった右手を、女神は両手で優しく包み、その手の平を自らの頬へとふれさせる。

「あなたの本当の願い…聞かせて…。」
大きな手の平にそっと頬を寄せ、女神は艶然と微笑む。

「…私は。
 …あなたに……触れたい…!」

心の奥深くに押し隠そうとした想いは、口をついて転がり出た。
初めて触れた女神の肌。そのなめらかな手触りと優しいぬくもりを知った歓喜に、戦士はただ打ち震えていた。



気恥ずかしすぎて書いてて死にそうになった。
エロまで辿り着かなくてすまない。


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