08/12/10 23:45:27 uXD/U098
>>749
これはいい意味で新感覚ww
751:名無しさん@ピンキー
08/12/10 23:47:37 3VaACEsp
投下します。
時間があるうちに書き留めておこうと思ったら、全部書いちゃいました。
一気に書き上げてしまったので、誤字脱字あるかもしれませんがご容赦を。
今更ながらに、なんでこんなものを書いてしまったんだろうと思ってしまいましたが…w
---------
…どこからか、猫の鳴き声が聞こえてくる。
数時間前の秋晴れも今では夕暮れに変わり、高須竜児の手には一本の包丁が握られている。
鋭い、というたった2文字の形容詞では表現しきれないのでは、と思えるほどの目つきを携え
これから、夕暮れの空を大量のドス黒い血で染めてやる。などといった訳ではない。
ここは、築何十年もたっていると思われる2LDKのアパートの台所。
その鋭い目つきの先には「お買い得!! 鰤大根に!」というシールが張られているパックが。
シールが示す通り、鰤大根に使うための鰤がこれでもかと言わんばかりに盛られている。
外の通りは、肌寒いでは済まない寒さで覆われているため夕食は何か温かい物が良いかなと思っていた矢先の品である。
かのう屋でしつこく「肉と鍋で何か作れ」と家計的に無理難題を仰る隣の人形の様な可憐な人物、逢坂大河をなだめ戦利品として
目の前にあるブツを手に入れたのである。
半居候の身である大河から食費を頂くには頂いており、しかも向こうはお金持ちのお嬢様と来ている。
本来ならば、もっとお金を頂いて豪勢に料理を作る事が出来るのだが変なところでMOTTAINAI精神が働き、今に至っている。
「さて、いっちょ作りますか。」
主夫、というにはあまりにも手慣れすぎている手つきで目の前のブツの下ごしらえをしていく。
湯を沸かし、下ゆでし、時間が余れば食卓に華を添えるためにもう何品か…
こういった涙ぐましい努力の末に、食卓には料理が並び、それを大食らいが胃に収めていく。
もちろん、半居候の人物が手伝う事はなく寒い台所の扉一枚はさんだ向こう側のコタツに小さい体を押し込んでいる。
ちなみに、母であるやっちゃんは今アパートにはいない。ご飯に誘われたとか何とか。
MOTTAINAI精神の名の下に、当然ながら台所に暖房器具はない。あるとすれば火が付いているコンロだけだ。
まだこんな時期なのに冷えるなぁ、と季節柄の言葉をいくつか竜児の頭の中によぎっていく。
外では、石焼き芋はいかが~と言った定番の声。隣では、ニュースの声。
そう、いたって平和である。
ふ、と竜児の意識がアパートの外へと向けられる。
犬の遠吠えのようだった猫の鳴き声が、結構近くなっていることに気づいたのだ。
「こんな寒いのに・・・御苦労さんなこった。」
寒さのせいかまるで老人のような声を出し、それに呼応するかのように猫の鳴き声は一層近くなる。
すっと、竜児の目の前のガラスに茶色い何かが通り過ぎた。ように思えた。
最も、ガラスのすぐ向こう側にいるのではなく少し輪郭がぼやけている茶色い何かがいた。
いた、というよりも現在進行形でまだそこにいる訳で、しかも鳴き声は強まっていく。
そんなところに猫…?とやや疑い気味にガラス窓を開けてみると、確かにそこには猫が一匹。
窓があいた事に気づいたのか、猫の目が竜児を捕らえた、と思った次の瞬間には床に居た。
これには、金髪のよく分からない頭の形をしている外人さんもビックリだろう。
752:名無しさん@ピンキー
08/12/10 23:48:31 3VaACEsp
実際には、猫特有のしなやかさで窓から窓へ飛び移ってきただけなのだが
竜児の方からは猫がこっちに突っ込んでくると錯覚してしまったがために、素っ頓狂な声をあげたことにより
「あー、うっさいわね! バカ犬。ご飯は?まだ?」
語尾にはグズだの駄犬だのと付けられながら、隣人から罵声を浴びせられるが、それに動じる事もなく
「いや、お前、いきなり猫がだな!」
「っち、猫だろうが犬だろうが豚だろうが、ご飯を早く作りなさいよ。おなかすいてんの!」
これ以外にも一言二言の会話はあったが、結局隣人の罵声が心にしみるためこれ以上の会話をするのはやめにした。
視線を足元に落とすと、見事な虎模様の小さな猫がそこにいた。
竜児に怯える事もないというより、家に飛び込んでくるあたり人間に対する恐怖はないのだろう
それを示すように首には首輪が巻かれていた。
(どっかで飼われてる猫、か…。しかし、虎模様とは…)
もともと、猫や犬といった動物が好きな方向にいる竜児なので、大して毛嫌いすることもなく
腰を落とし、頭や顎、背中と順々に触っていってやるとゴロゴロと気持ちよさそうに足元にすり寄ってくる。
抜け毛だけ、あとで掃除するか。と、潔癖症を発症させつつ、下ごしらえした残りの鰤があるのを思い出し
猫の目の前に落とすと勢いよく食べていく。
虎模様の時点で少しばかり笑みを浮かべていたが、大食らいまで似ているのかもなと笑みの明るさを上げる。
ただ、虎猫にばかり構っていると本家本元の虎に喰われかねないので、料理の仕上げに取り掛かる。
虎猫は何をするでもなく、床に丸くなって寝そべっているだけで邪魔をするわけでもない。
仕上げも手際よく、盛り付けも手際よく、あっという間に食卓が彩られていく。
大河は待ってました、もとい遅すぎんのよと視線をよこしながら
「ふぇ」
「で、じゃない食べながら喋らない。お行儀悪いぞ。」
vsやっちゃん用音声辞書がvs大河用音声辞書機能が搭載されていることに気づかないまま
ジト目で睨んでくる大河に少しばかり肝を冷やす竜児の胡坐の上には丸まった虎猫。
「んぐ。何なのよ、その猫は。」
「だから、さっき猫が来たっつったろ? 首輪が付いてるから飼い猫だとは思うんだが…」
「ふぅーん…」
なんだよ、と言いかけその言葉をごはんと一緒に飲みこんだ。
この言葉のせいで、会話が泥沼に進行する可能性は多いにあるためである。
適当に言葉を交わし、置物状態の虎猫の背中を時折なでつつ、やや空気が悪い中食事は進んでいく。
ふと、虎猫の視線が自分の箸の先っちょにいる鰤を見ている事に気づき
適度に身をほぐし、箸のまま口元へ持っていってやる。
うれしそうに食べる猫の視線とは別の視線を竜児は感じた…
その視線に耐えかね、大河に目をやろうとすると視線を逸らされた。何なんだ。
753:名無しさん@ピンキー
08/12/10 23:49:02 3VaACEsp
食事も終え、足元に来る虎猫に気をやりつつ食器類を片付け、猫と共にコタツへ竜児は舞い戻った。
竜児は、テレビより虎猫をイジっていたほうが面白いのでコタツで寝そべりつつ相手をしてやる。
テレビ以外の娯楽がないので、当然大河の興味も虎猫へと注がれることになり
「竜児」
「ほーれほーれ…このいやしんぼめ…どれだけ撫でてほしいんだ? 3分?3分か?」
「返事をする!この駄犬!あとキモいのよ!そのしゃべり方!」
「おう、なんだよいいところだったのに」
「何がいいところなんだか…人間に相手されなくなったからって猫の相手なんて…、まぁいいわ。ん。」
ん。と小さい体を起こし、両手を竜児の方へ向ける。その顔は「そのおもちゃを早くよこしなさい。」と言わんばかり。
渋々、虎猫との一時の別れを惜しむようにそっと抱き抱え、コタツ越しに虎猫を手渡してやる。
が、小さい手が小さい猫を抱き抱えるも物の数秒でその手から虎猫は逃げ、竜児の元へ戻ってきた。
…と、しばしの沈黙。声には出さないものの、さっきと同じ顔で両手を差し出してきたので虎猫を渡してやる。
結局、6回くらいやっても虎猫はイヤがるばかりで竜児の元へ戻ってきた。
ちょっとしたり顔で胡坐の上に寝そべる虎猫をなでる竜児には冷たい視線…
むすーっ、とした顔から発せられるそれはじっと耐えていたいものではないので場を持たせようと
「ま、まぁ、動物だから気まぐれなんだよ…、それもほら猫だしな」
「まったく、この駄犬はバカチワワとか犬にだけ尻尾を振るかと思えば猫にまで…あー、やだやだ」
「だから、それは俺のせいじゃないだろ? 大体、猫に好かれないだけでそこまで露骨な顔すんなよ…」
「フン、何よ。猫に好かれたくらいで良い顔になっちゃって。気持ち悪いったらありゃしない。」
あーだこーだ生産性のない会話が繰り広げられる。その間も虎猫は胡坐の上で気持ちよさそうに声を立てる。
その態度に、イラっとしたのか急に大河が立ち上がり胡坐の上から猫をどかす。
当然、猫は元に戻る。どかす。戻る。どかす…
そんな不毛な争いで気づいたことは、「場所がなければ戻れない」のではないか?と。
適度にムキになっているので、後先考えずに猫をフンッとどかし、猫がいた場所に陣取る。
それが意味するものは…
「な、なぁ…」
「フン、私の勝ちね。大したことないんだから。手間取らせやがって…全く…」
「なぁってば」
「何よ、うっさいわね。黙ってなさい。」
「…」
そう、大河は何も考えず、竜児の胡坐の上に座り込んだのだ。それも、肩に手を置いた状態で。
視線が猫を追っているためか、目の前にいるはずの竜児が目に入らない。
「おう…あー…その、なんだ…」
「あー!もう、なに…よ…」
その顔は喜びの顔から怒りが感じられる顔へ変わり、止まった。
最も、喜びの顔は横顔から垣間見れただけで、目の前で止まった時には怒りなのか何なのかよく分からない顔だ。
たっぷり、5秒くらいは止まったんじゃないだろうか。
大河の顔が瞬間的に沸騰したような赤みになり、超高速で後ろを向いてしまった。
754:名無しさん@ピンキー
08/12/10 23:49:41 3VaACEsp
「お、おう。どうした、大河。」
「………」
「ど、どうした…?」
「な、なんでも、なんでもないのよ!これは! ただその、なんていうかその、縄張り?トリテリー?争い?みたいな。」
「ひとまず落ち着け、トリテリーじゃなくてテリトリーな。」
「な、なんだっていいでしょ!」
顔をこちらに向け果敢に啖呵を切るが、自分の胡坐の上で小さくなった人物からは普段の威厳は感じ取れない。
だだだって、犬ってご主人さまの…と意味がつかみとれない言葉を発している大河の頭を
さっきまで虎猫にやってやったように、そっと撫でてやる。
ビクンッ、と一瞬だけ体を強張らせ、驚いたように目を見開いたがそれも一瞬で
顔だけ竜児に見せないように向きを元に戻してしまった。
あ…う…、と声にならない声を出しながら、なすがままにされている本家本元の手乗りタイガー。
(こうしてみると、本物の猫みたいだなー…、なんてな。)
今の竜児は、猫をあやすように大河をあやしている。
頭をなでていた手を滑らせ、ブツブツ何かを呟いている顎へと持っていってやる。
猫と人とは勝手が違うがそんなことはお構いなしにゆっくりと撫でていく。
ひと撫でするたびに、こわばっていた体から力が抜けていき、今では大河の体は完全に竜児の体に預けられている。
当然、竜児の顔の真下に大河の頭が来るわけで。髪の毛から良いにおいが漂ってくる。
(さわり心地いいよなー、なんて…なんて…なん…)
実は、大河の突然の行動に竜児も頭の回転が追いついてなかったのだ。
そのため、今更になって自分が起こしている行動が何を意味するのか、普段の反応から考えてみる。
考えてみるが、どうやっても最悪の結末しか出てこない。
あぁ、さよなら僕の人生。さよなら、インコちゃん…
「りゅーじ」
さっきとは逆だ。竜児の体が強張る。
次に襲ってくるであろう言葉の暴力、直接的な暴力、またはその両方を覚悟する。
「もっと」
ハイ?ナントオッシャイマシタ?
その言葉の意味が分からずに頭の中で何度も反芻する。
反芻するのに時間がかかりすぎたのかもう一度声がかかる。
「もっと。もっと撫でて」
猫なで声とはこういうことを言うのか!と一人納得する竜児。
大河の口から発せられたのは普段からは想像もつかない、小さくてかわいらしい声だった。
しかし、ここで機嫌を損ねては後が怖い。アフターカーニバルは避けられないだろうが、今ここでの暴発は回避したい。
言われた通りに、自分に体を預けてくる大河の頭を割れ物を扱うかのようにゆっくりと撫でてやる。
755:名無しさん@ピンキー
08/12/10 23:51:13 3VaACEsp
それから、どれくらいの時間が経っただろうか。
心臓は早鐘のように鳴り、コタツからの熱気が暑くて仕方がない。
手はしっとりを通り越してじっとりと汗ばんでいるが、手を止めるわけにはいかない。
しかし、このままではマズい。ここは…やるしかないか…
「た、たいがさん?」
「…………」
「あのー…、その…、どうしましょう?」
何が一体どうなのか、自分ですらわかっていないのだ。
そんな回らない頭でも次にはいったい何が来るのかだけは二つに一つ。覚悟はできた。
「……ねる」
はい?とハテナマークを浮かべたままの竜児に、遠慮することなく力をかけていく。
いくら手乗りクラスなタイガーとはいえ、人一人だ、それも力が抜けた人間とは意外に重い。
最初こそは耐えていた竜児だったが、腰の痛みが限界を迎えそのまま寝っ転がってしまった。
さすがに体の上では寝付きが悪いのか、竜児の体の上からもそもそと動き布団の上に落ちる。
竜児は一瞬だけほっとしたが、虎はより良い寝付きを得るために肉の棒を枕にした。これが俗にいう腕枕の誕生である。
すぅすぅと寝息を立てる大河を起こすのも忍びない。コタツの中で寝るのは良くないとは思いながらも
先ほどまで体にあった熱気も今ではすっかり抜けてしまい、コタツの熱が眠気を誘っていく。
耐えられなくなる前に電気だけは消し、二人はそれぞれの夢の中へ旅立っていった。
---
それから数時間後。もとから眠りが浅かった大河はゆっくりと目覚めた。
普段のベッドとは違う寝心地もそうだ、何かが違う。
半覚醒状態の寝ぼけ頭をゆっくりと上げ、自分の状況を確認しようとする。
暗闇に目が慣れ目の前に何かがあると思った時には、顔は真っ赤になっていた。
高須竜児、自分の駄犬である顔が視界一杯になったからだ。
目の前に寝ている人物を起こさないように、器用に慌てふためいている。
が、そのまま抜け出すのも何かに負けた気がするので結局元の枕に頭を戻した。
何かってなんだろう…何に負けるんだったっけ…と思いながらも、覚醒しきらない頭の中は眠気で満たされていく。
あぁ、そうだ。
取られたくないんだ。これを。
この微妙な距離感の中に、何かが入ってほしくない。
この距離は私だけのものだものね。
相手が誰でも、渡さない…
「だから、私にだけ尻尾振りなさいよ…全く…」
コイツの夢の中に響けばいいな、と思いながら、自分が安心出来る物に囲まれながらもう一度落ちていく。
---
次の日、竜児が覚悟していた事が起こったのは言うまでもない。そこまで厳しくはなかったが。
そして、虎猫はどこへ行ったのかは誰も知らない。
二人も口に出すことはない。
ただ時折、頭をなでてやろうかな。と思ってしまう竜児がいて
頭をなでてきなさいよ、と思ってしまう大河がいるだけでした。とさ。
756:名無しさん@ピンキー
08/12/10 23:52:51 3VaACEsp
誤字脱字・意味不明な部分は本当にごめんなさい、脳内保管でお願いしますorz
大河のあの頭を撫でてみたい人はきっといるはず、と思って書いてみました。
ものすごい久々に書いたので上手くいかない部分があるかとは思いますが大目に見てください。
お目汚し、失礼しました。
757:名無しさん@ピンキー
08/12/11 00:00:59 8yj2dbZ3
だれか俺の口から流れ出る砂糖を止めてくれ
GJ!
758:名無しさん@ピンキー
08/12/11 00:22:20 QqrWC/TY
3分か!3分欲しいのか!?このいやしんぼめッ!!!
759:名無しさん@ピンキー
08/12/11 00:27:41 382R0W6x
751さん。
GJです。ブラボウです!
いいもの読ませていただきました!!
760:名無しさん@ピンキー
08/12/11 00:31:16 znRJUJ/k
GJ!
おまいら最高すぎるぜ!!
761:名無しさん@ピンキー
08/12/11 01:04:37 RtiBpnvk
なんというニヤニヤGJ
うちもコタツなのになぜ何も起きないんだ
762:名無しさん@ピンキー
08/12/11 01:07:22 N4sqlt0V
見ているこっちが何かむずがゆくなりますね。
アマーイ
763:名無しさん@ピンキー
08/12/11 01:10:09 XPqmfW6L
猫に対抗して胡坐の中に納まる大河が容易に想像できて口元が不審者になるw
764:名無しさん@ピンキー
08/12/11 09:44:04 0wR7ZuqK
亜美×竜児の長編書いたけど、投下は次スレの予定
でも、需要あります?
765:名無しさん@ピンキー
08/12/11 09:49:37 dVy1D08t
あらゆる需要はあるから、聞かなくてもいいと思うよ
次スレで楽しみにしてるよー
766:名無しさん@ピンキー
08/12/11 09:49:44 hl1WQTgE
>>751
GJ!
大河可愛いw
767:名無しさん@ピンキー
08/12/11 12:54:13 0wR7ZuqK
次スレ投下予定の長編の予告です。
--------------
つうーっと、白く細い指を竜児の頬に伸ばし、白磁のような頬を竜児の頬にすり寄せる。
「ずいぶん、熱心なのね。日頃、亜美ちゃんには冷たいくせにぃ」
「バカ、人目がある、離れろ!」
その抗議よりも一瞬先に、滑るように竜児の側から離れ、髪をかき上げながら、意地悪い笑みを竜児に向けてくる。
「全力疾走ってのは、傍目ではかっこいいのかもしれないけど、間近で見ると、結構、痛いよね」
(中略)
痛打を受けた竜児は、白目を剥いて、昏倒した。
「やりすぎだよ、麻耶! あんたの行為は傷害罪、もし高須くんが死んじゃたら傷害致死だからね。この犯罪者!!」
「うるさーい! 法学部の1年坊主が、ちょっと法律かじっただけで偉そうに。あんたが色気でたぶらかした男が、
何だっつーの!」
「色気でたぶらかしたぁ!? ふざけんな、あんただって、髪の毛染めて男に媚び売ってるじゃないか。この売女!!」
「黙れ、淫乱!!」
「なにおぉ!」
(中略)
「よって、こうすれば解決だ」
と言うやいなや、北村は、ズボンをずり下げた。
「これで、おあいこだな、木原。こうすれば、パンツを見られた、お前の機嫌もなおるはずだ、が…あれ?」
しかし、北村がはいていたブリーフはゴムが緩かったのであろう。
「きゃーっ! まるおが、丸出しぃ!!」
「祐作、あんた、本当に最低!!」
(中略)
「ねぇ、耳掃除をしている間に、あたしの質問に答えてくれる?」
「どんな質問だ?」
「う~んとね、高須くんは、なんでいつも無理をするのか、なんで自己犠牲をいとわないのか、これを知りたくてね」
「そんなこと…、俺は無理なんかしていないし、利己的で、自分を犠牲になんかしない。お前の質問は不適切だ」
と、言った瞬間、「いてっ!」と、竜児は顔をしかめた。
「あ~ら、ごめんなさ~い。ちょっと、手元が狂っちゃった。でも、今のは嘘つきさんに罰が当たったんだわ」
(以下略、乞うご期待)
768:名無しさん@ピンキー
08/12/11 12:58:16 5kSZuwOq
ちなみに何レス予定ですか?
769:769
08/12/11 13:07:04 0wR7ZuqK
>>768
60くらい逝ってしまうかと(汗
でも、笑いとアクションと、(疑似)高須流レシピ付きと、それなりにまとまって、面白いとは思います。
場合によっては、複数のスレに分割して掲載することも思案中です。
770:名無しさん@ピンキー
08/12/11 13:29:51 DljbUYyX
うはw60w
今から全裸で待ってます
771:名無しさん@ピンキー
08/12/11 13:43:26 znRJUJ/k
>>767
楽しみだww
772:名無しさん@ピンキー
08/12/11 13:45:45 3ixy96lv
>>770
バカ野郎!!
風邪引いたらどうする
せめて靴下とネクタイを装着するんだ
773:名無しさん@ピンキー
08/12/11 14:27:12 QqrWC/TY
60レスwwwww
774:名無しさん@ピンキー
08/12/11 14:35:51 P3+MrbMq
あれ?超大作の枠すらこえてね?ww
おまえ自分でハードル上げて大丈夫なのか?ww
6のまちがいとかじゃないよな?
楽しみに待ってる
775:名無しさん@ピンキー
08/12/11 14:54:49 zkVz4hy0
①先に次スレをたてて現行スレからまたいで投下
②次スレをたて、そこに投下。現行スレは別の作品で埋める
③現行スレが埋まったら次スレで投下
他になんかある?
776:名無しさん@ピンキー
08/12/11 15:13:44 +6EM8VM8
遅レスだが>>600
・文字と背景の色が読みづらい
・変に行間が開いてて読みづらい
・フォントの大きさが作品ごとにバラバラで読みづらい
・明朝体は読みづらい
こんなとこ。
777:名無しさん@ピンキー
08/12/11 15:13:55 FENn4+M8
③でいいんじゃね?
778:名無しさん@ピンキー
08/12/11 15:30:55 KiRQBfbm
お前の好みに合ってないだけじゃね?
少なくとも俺は行間詰められた方がずっと読みにくい
フォントとか字サイズとか次色は気にするほどのことでも無いし
779:名無しさん@ピンキー
08/12/11 15:50:41 DljbUYyX
>>772
眼鏡ONしてるから平気なんだぜ
780:名無しさん@ピンキー
08/12/11 16:10:03 Y2HqIHET
>>779
腰にラップ巻いとくだけでも随分ましだぞ
781:名無しさん@ピンキー
08/12/11 16:34:16 ZFrFFEZo
個人的には一週間にわけて投下してほしいぜ
782:名無しさん@ピンキー
08/12/11 17:02:07 4NAzGFNA
>>776
ブラウザの設定変えたら?
783:名無しさん@ピンキー
08/12/11 17:11:17 yCpcpv8h
>>776
ミラーの方見たら?
784:名無しさん@ピンキー
08/12/11 18:53:56 i+8p2uef
>>776
自分でまとめたら?
785:名無しさん@ピンキー
08/12/11 19:37:06 ugYQ4juq
こういう雰囲気はやめようぜ?
786:名無しさん@ピンキー
08/12/11 19:54:06 +6EM8VM8
>>783
ミラー見てみたら調度よかったわ
先に見ておくべきだったな、すまん
787:名無しさん@ピンキー
08/12/11 20:59:19 3S00Y1wY
>>751
遅レスだが、ベリーGJ!!
すげー描写が丁寧で感心したw
前の犬のもそうだが、ペット絡みのSSって良いものだな
788:名無しさん@ピンキー
08/12/11 22:44:01 o5FsxpMr
751を書いたもんです。
何やらたくさんのおほめの言葉が・・・ありがたやー。
一作だけのつもりが、ちょっとやる気が出てきました。
描写の方は、正直回りくどすぎるかなぁ?と思ってましたがあんなもんで大丈夫なんでしょうかね。
説明描写が多すぎる気がしないでもなかったんですが・・・
次回作も頑張ってみます。
789:名無しさん@ピンキー
08/12/11 23:21:36 tIXS9nbX
>>751
GJ!
さてと頑張って後半書くかな~
790:名無しさん@ピンキー
08/12/12 00:33:12 CFXFZ9ug
>>39
> さて、俺も投下逝くぜ( ゚∀゚)
> 大河が怖いです。ヤンデレです。
>
> 「写真と狂気」
>
> きっかけは一枚の写真だった。
> 竜児がそれを締まりのない顔で眺めているのを見つけた時、あたしは我を忘れてしまった。
> 思えばこれが罠だったんだ…
> 「竜児、なに、この写真は? アンタ、いつみのりんを隠し撮りしたんだっ!」
> 隠し撮りなんかしてねえよ、普通に櫛枝に貰ったんだ、慌てた表情でそう言い訳する竜児を見た時、
> あたしの中で、何かが、切れた。
> 「なんであたしがいるのに、みのりんの写真なんかでするのよっ!」
> 「バカ野郎っ! おまえの見てる前でそんなことするわけねぇだろうが」
> そんな意味で言ったんじゃない…という言葉が出かけて、あたしは慌てて口をつぐんだ。
> 竜児が意味を取り違えてくれて助かった。
> 気持ちを落ち着けるべく、1つ深呼吸すると、あたしは竜児に向かってこう言ってやった。
>
> 「みのりんの写真をおかずにするな! このエロ犬!
> 男なら正々堂々と告白して、みのりんを彼女にしてみせろっ!
> そしたら好きなだけ、見せたり触らせてもらえばいいでしょ!」
>
> この言葉が、あたしと
791:名無しさん@ピンキー
08/12/12 08:03:42 /UPji3SE
>>788
こんなもんでいいんじゃないの
792:名無しさん@ピンキー
08/12/12 16:04:30 lJVBBT5H
ここまだ書けるの?
793:名無しさん@ピンキー
08/12/12 17:15:20 39fKCQYP
あと44キロバイトだからちょっとした中編くらいなら余裕
794:名無しさん@ピンキー
08/12/12 20:24:32 peMJR1Jw
もうすぐクリスマスか
毎年、田村が松澤とギシアンしてる最中、相馬は盗聴器でそれを聞きながら独り寂しく自分を慰めているわけか
クリスマス前や冬休み、夏休み前は相馬のアピールが更に積極的になるんだろうな
795:名無しさん@ピンキー
08/12/12 21:11:39 KaZOonOF
ちょっとした中篇を書いていただきたい
796:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:06:28 /gxfcF9P
>>794
なんだその将来独神化しそうな相馬はw
797:vene
08/12/12 22:07:49 tm2lyD0U
いきなり投下!
展開読めまくりでしょうがお付合いくださいませ!
それは一週間前のことで、あまりに唐突な出来事だった。
私は虎だ 強くならなくちゃいけない 竜と対等になれるのは私だけ 竜を救えるのも私だけ
ピリリリリ ピリリリリ ピリリリリ
「竜児・・・ 携帯うるさいんだけど。早く出なさいよ!」
「すまん大河、今ちょっと手が離せないんだ。携帯持ってきてくれないか?」
「何で主人の私があんたのために動かなきゃいけないのよ。この駄犬!」
そう言いながらも、私は私のためにご飯を作ってくれてる竜児のもとへ携帯を持っていく。着信画面を見ると、登録されていない番号からの着信のようだ。
「ほら、さっさと出なさいよ。」
「おう、わりぃな」 ピッ
「はい、高須ですが・・・ ええ、高須泰子はうちのものですが・・・」
誰からだろう?竜児の料理を作る手が止まっている。心なしか竜児の表情が暗い。私にはわかる。ただ事ではないはずだ。
「ええ・・・ あ、はい 大丈夫です。○○病院ですね?わかりました。すぐ向かいます。」
「病院? 竜児、何かあったの?」
「悪い大河。俺これから○○病院にいってくるわ。メシはあとでいいか?」
「いいけど・・・、何があったの?」
「泰子が交通事故にあったみたいだ。それで今○○病院に搬送されてるからきてくださいって。」
「嘘・・・。やっちゃんさっき家を出たばっかじゃない。」
私は言葉を失った。やっちゃんとはついさっき仕事に出掛けたばかりで、すぐに話を飲み込めなかった。
竜児は素早くエプロンを脱ぐと、財布と携帯をポケットにしまい、すぐに玄関に向かう。その時の竜児の顔は今まで見たことのないぐらい引きつっていて、
私はそれが少し怖かった。
「竜児、私もついて行っていい?」
「ああ・・・。」
私達は家を出るとすぐタクシーの拾える広い通りに向かった。タクシーに乗り込むと、竜児は行き先をつげて、その後は無言だった。
竜児は電話口で何を言われたのだろう?私はそれをふと思い出し、それを確かめたい衝動に駆られたが、竜児の悲痛な顔がその衝動を抑えた。
病院に到着し、足早に院内へと向かう竜児。
普段は私に気を使って歩幅を合わせてくれる竜児が、今日は違う。スタスタと大股で救急外来に向っていく。私は置いてかれまいと小走りで後を追っていく。
そして、一人の看護士を捕まえて竜児が名乗ると、その看護士は担当した医師のところへ案内してくれる。その医師が事情を説明してくれるとのこと。
でも私はやっちゃんの家族ではなかったから、竜児と一緒に話を聞くことができなかった。
しばらくして、竜児が医者と一緒に部屋から出てきた。その表情には感情がなくなっているように見えた。
「竜児、やっちゃんどうなったの?大丈夫なんだよね?」
「・・・ これから泰子に会いに行くんだ。大河もくるか?」
「うん・・・」
不安だった。心臓が高鳴っているのがわかる。なぜ竜児は詳しく説明してくれないのだろう?
そして今どこへ向っているのだろう?病院内を医師の案内で進む。怖くなったあたしは竜児の袖をつかんでいた。
「こちらです。」
扉を開けると、人が一人ベットで横たわっている。顔には白い布がかけられており、一瞬誰だか判別つかなかったが、
あの鮮やかな髪の色の持ち主を私は一人しか知らない。そう、それはまぎれもなく高須泰子だったのだ。
頭の中で事態を把握しきれない私。なのに私の目には大粒の涙が浮かんでいた。
気が付くと、私はやっちゃんに抱きついていた。それから後はあまり覚えていない。
その時竜児がどんな顔をしていたのだろう?
あの時の私は自分の感情で精一杯だった。
続
798:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:32:25 OlyUYeCK
ここで切るんかい!
799:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:32:35 6Etzi7Jd
人死にが出る場合は注意書きぐらい書いてくれ。
800:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:34:38 ZXbxsP7N
(゜□゜)
801:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:40:31 dujNrhON
ちょww
802:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:43:52 ClB+Zd9v
気長にまとうぜ>arl
803:名無しさん@ピンキー
08/12/12 22:49:41 1nJv+/L9
arl……だと……?
804:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:07:04 OugeqINd
>>802
春田空気嫁
805:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:08:27 IjAnLMTE
>>802
高校生にもなってオールすら書けないとかやばくね
806:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:08:55 OlyUYeCK
もしかしてollって書こうとした?
807:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:23:52 ClB+Zd9v
竜児か大河が過呼吸になり、手ごろに袋もないからキスで止める…という電波が来た。
808:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:25:26 GBjtVU11
>>807
さあ、早くそれを文章化する作業に戻るんだ
809:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:28:56 2zQ1DDtk
やっちゃん…(泣)
810:名無しさん@ピンキー
08/12/12 23:38:46 usp5Sp0y
>>802
>>806
まさか、分裂でもしたというのか?
811:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:07:52 0FgzIrQ/
バイオハザードか
春田め
812:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:39:32 JOUNndJ7
「…ねえ竜児、寒くない?」
「あぁ、お前の体、小さいけど暖かいからな。お前は大丈夫か?」
「土管の中って案外暖かいのね。寒くはないけど……お腹すいたわ。」
「そういや何も食べてなかったもんな。なんかないかな…、ん、これ…は……」
「あ、私のあげた、チョコ……。」
「そうだった…、そういえばこれ夢中で掴んでそのままだった。」
「………。」
「腹へったなら、これ、食う?」
「いらない。あんたにあげたんだからあんたが食べなさいよね。」
「でもお前なんにも食べてないんだろ?じゃあ半分こだ。半分食え。」
「半分っていってもそんな分厚いの割ることもできないでしょ。私のことは気にしなくていいよ。」
「気にするわ。ほら、なんとか割ってさ、一緒に食おうぜ。」
「そんなこと言っても……、あ!」
813:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:40:03 JOUNndJ7
「ん、どうした?」
「じゃ、じゃあさ……、その……、一緒にかじりついたら……。」
「一緒にって……ちょ!お前それって…。」
「し、仕方ないでしょ。私はこっち側食べるから、あんたはこっち側ね。ほら、………んっ。」
「じゃ、じゃあ…、あんっ」
「………。」
「………。」
「………ん。」
「……なんか言えよ、恥ずかしいじゃねえか。」
「えっと、その……あ、あんたの口ってチョコの味がするのね。」
「んなわけあるか。」
「わかってるわよ、ばか。」
終われ
814:vene
08/12/13 00:42:20 ayzE+kbo
>>799
無知ゆえの過ちすまぬ。
797の続編投下です!今しばらくお付合いくださいませ。
「ふぅ ようやく全部終わったか。 手伝ってくれてありがとな 大河。」
「・・・うん それはいいの。私もやっちゃんと最後のお別れちゃんとしたかったから。」
「いつまでそんな顔してんだ? お前がそんな顔してると泰子も悲しむぞ。」
「うん・・・ わかってるけど、わかって る けど・・・ 」
やっちゃんとの最後のお別れは少ない参列者の中行われた。お別れといっても形式的な葬式は行わず、火葬場で竜児が参列者に
挨拶をするといった簡易的なものだった。
やっちゃんがいなくなってから、私は泣いてばかりだ。そんな私を竜児は気遣ってくれる。私はそれに甘えてしまっている。
竜児も悲しいはずなのに、私に笑顔を見せて元気付けてくれる。いつもと同じように接してくれる。
「竜児は強いね。 私は・・・ 駄目駄目だ。」
そういって、私はまた竜児に甘えるのだ。
翌日から竜児は学校に復帰した。校内で事情を知っている人間は生徒の中では私と北村君を除いて他にいない。
それは竜児が誰にも言わなかったからで、だから学校の皆は普通に竜児に話し掛ける。何で休んでたんだ?などと平然と聞いている。
私はその何も知らない奴らの言葉に苛立ちを覚えた。でも、竜児が本当のことを言わない限り私には何もできない。それが悔しかった。
なのに竜児は普通に振舞っている。普通に皆と話している。本当に竜児は強いなと心の中で思っていた。
それから数日後、やっちゃんがいなくなってからちょうど一週間が経った日の夜のこと。
私もようやく心が落ち着いて、前のように泣く事はなくなってきた。やっちゃんの事を思い出しても、笑顔を作れるように頑張れるようになってきた。
その日、私は竜児しかいなくなった家に夕飯を食べに行った。台所に立つ竜児、テレビを見る私、いつもの平穏が戻ってきたかのように思えた。
ふいに竜児の方を見る。竜児の手が止まっていた。料理を作るそぶりは見せず、ただ台所にぼうっと立っているだけのように見えた。
「竜児?」
私は声を掛けたが、返事はない。私は俯いたまま立ち尽くしている竜児の隣に立ち、顔を覗き込む。
竜児の目から涙が溢れていた。拳が固く握られ、肩も小刻みに震えている。 私はこの時、初めて竜児の涙を見た。
815:名無しさん@ピンキー
08/12/13 00:56:51 yyzYzwHy
>>814
だったら今のも前置き位入れとけよ
あと、終わるんだか続けるんだかの後書きも
連投するんならいっぺんに投下したら?
これは個人的にはどっちでもいいけどsageなよ
816:名無しさん@ピンキー
08/12/13 01:01:03 JbEw8e+t
誘い受けまじでうざい
817:vene
08/12/13 01:19:54 ayzE+kbo
>>815,816
すまん!下調べが足らな過ぎたな。
いろいろタブーをやらかしてしまったみたいだ
次から気をつける
続編はまだ書いてない だけど、連投した方が見やすいし効率がいいよな
次回書くことがあったらそうしやす
818:名無しさん@ピンキー
08/12/13 03:01:40 0GyynuvK
ここ埋めるの今書いてるから次スレを用意しておいてくれるとありがたい
819:名無しさん@ピンキー
08/12/13 03:54:44 0GyynuvK
書きおわったから投下
短いから埋まらないはず!
820:名無しさん@ピンキー
08/12/13 03:55:20 0GyynuvK
『虎のご乱心!』
その事件はいつもと同じ変わらない日常に起きてしまった。
あのドジが、いつものようにバカをやらかしたせいで。
「龍児ぃー、喉渇いた。さっさとお茶でも入れなさいよー」
人様の家で図々しくも寝っ転がりテレビを見ているのはたまたまの隣人、逢坂大河。
勝手に自分専用にした高須家の座布団を二つ折りにし、それを枕代わりにしているのだ。
龍児は大河の向かい側に座っていて、そして二人はいつものように一緒にテレビを見ていた。
「残念ながら今茶は切らしててな。いつも買ってる店が長期の休みなんだ。
なんでも息子の受験のためにお百度参りをして体調を崩したとか」
「……なんかご利益なさそうなお百度参りね。それにしても受験か、ずいぶんと世知辛い世の中になったものだわ」
「年寄りくさいこと言うな、お前の設定年齢は幾つだよ……」
そう問いかけたが大河は答える気が無いらしく、
「あーあ暇だわ、何が悲しくて北村君にも会わずにこんなところにいるんだか…」
とか抜かしている。どう考えても失礼なことをサラリと言うあたりも、大河が『手乗りタイガー』と呼ばれる由縁なのだが。
「そんなに暇なら自分で飲み物取ってこい。確か冷蔵庫に牛乳があったはずだ」
「飲み物も持って来れないなんてまったく使えない奴ねえ…。アンタそんなんじゃきっとみのりんに振られるわよ」
そう言いながら面倒くさそうにモゾモゾとゆっくり立ち上がる大河。
「俺はむしろ、自分の飲み物すら他人に持ってこさせる奴が北村と付き合いたいと思っていることに驚きを隠せないんだが」
「そこはいいのよ。こんなこと言うの龍児だけだし」
「そんな特別はいらねえよ。それより櫛枝との仲を取り持ってくれ」
ガチャガチャと冷蔵庫の中を漁りながら、「気が向いたらねー」と一言。
まったく、俺には北村との仲を手伝いさせといてそれか、とことん唯我独尊な奴だな。と龍児はひとりごちる。
「あ、なんだブドウジュースあるじゃない。いっつも牛乳ばっかだからたまには違うの飲みたくなるのよね」
…ブドウジュース?そんなものは買った覚えは無いのだが。
いつものように泰子が仕事帰りにでも買って来て入れておいたのだろうか―そこまで考えて、龍児はとんでも無いことに気づく。
あのバカ大河はもしかして……!!まさかさすがに間違えることはないだろうと思いながらもとっさに振り返った龍児は、
821:名無しさん@ピンキー
08/12/13 03:57:04 0GyynuvK
「バカ!なに飲んでんだ!これ料理に使おうと思ってたワインだぞ!!」
「わひん…?ぶどう…?」
「確かにブドウはブドウだが、こんなもの一気飲みしやがって。…大河、大丈夫か?」
一応聞いてはみるが、顔からして明らかに大丈夫ではない。
顔はアルコールのせいで真っ赤、口は常に半開き。
目はいつもの半分しか開いておらず、その凶暴な、一睨み効かせるだけで周りを恐怖のどん底に突き落とす目は今は眠そうに呆けていた。
これぞまさに、アホ面。
この場に北村が居なくて本当によかった。もしこんな顔を見られていたら大河にとっては自殺ものだろう。
「なんひゃ……変な感ひよ………でもたぶんだいじょう…」
と、そこまで言って突然泣き出しそうになっていた。
これはまさか急性アルコール中毒というヤツか!救急車を呼ばなければ!――と慌てて電話に駆け寄ろうとした竜児の服の袖を、大河は掴んでいた。
「どうした大河、気持ち悪いのか?気にせず洗面所行って吐いて来ていいぞ」
「りゅうじ……なんでりゅうじはそんなにやさしいの?」
さっきより多少ロレツも回復したのかまともに喋る大河。…喋っている内容はまともではないが。
「お、おう…なんだよ急に…。別にいつもと同じだろ」
「いつもとおなじ…?そっか、どうせだれにでもやさしいんだ…」
そう言いながら俯き、ポロポロと涙をこぼしながら、
「な、なんなんだ大河!どうしたんだ!!どっか痛いのか!?」
「いたいけどいたくないよ…。…りゅうじのとくべつはみのりん?」
などと聞いてくる。……本当に女はズルい。普段あれだけ傍若無人な奴でも、涙など見せられたら心が痛んでしまうではないか。
だから…そう、だからだ。だから別に変な意味はないぞ、と訳の分からないことを自分に言い訳をして、
「櫛枝もそうだが、…お前も、特別だぞ」
と言ってやった。それを聞いた大河は泣き止んだのか、顔を少し上げて―相変わらずの呆けたアホ面だったが、上目遣いで、
「とくべつ……?わたし、りゅうじにとってとくべつ?」
自分に投げかけられた言葉を反芻するようにボソボソと呟き、
「へへ…りゅうじ、すき!」
赤い顔を更に赤らめて、満面の、それこそ見たことも無いような笑顔で突然の告白をかましてきた。―あなおそろしや酒の力!
822:名無しさん@ピンキー
08/12/13 03:57:55 0GyynuvK
「りゅうじはきらい…?」
「嫌いなんかではないが…。いやその…だな、大河」
「…ならすき?」
「あのな大河、そうじゃなくてな、お前は今おかしいんだ。だから好きとか嫌いとか…」
「……やっぱりきらいなんだ…。りゅうじはみのりんがすきなんだもんね…」
また俯きかけている大河のその目には涙が溜まっていた。泣かせたくない、このバカでドジでワガママで、だけど寂しがりな大河を。
「…っ。あのな、お前のことだって、好き、だぞ」
「みのりんとおなじように……?」
「それは…」
それは、違う。大河と居るときに感じるものと、櫛枝と居るときに感じるものは、違う。
だけど、だけど…、
「……りゅうじは、なんでわたしのそばにいてくれるの…?」
だけど。
「それはだな…その、なんと言うか、初めは成り行きに任せてたところがあったんだけどな、
でもだんだんお前の傍にいるのが心地よくなってきたと言うか…、あ、別に俺がMってことじゃなくてだぞ。
お前と居ると気楽だし気兼ねしないし、いつもなんだかんだ言ってるけど楽しいし、お前はよくドジるからほっとけないしな。
お前はワガママばっかり言うし人の忠告も聞きもしない。その代わり真っ直ぐで、繊細で、すぐ傷つくしな。目が離せねえ。
―ってああもう!結局だな、俺が言いたいのは!」
恥ずかしいから、目を瞑って思いっきり叫んでやった。
「俺が、お前の傍に居たいと望むから居るんだよ!!」
そして静寂。……ずっと、静寂。――これが放置プレイってヤツか。
目を堅く瞑ったままだった竜児だったが、さすがに何も言われないと恥ずかしさと気まずさで、息が出来なくなってきていた。
なので恐る恐る片目を開けてみると、
「スー……スー……」
だらしなく口を全開にして、寝ている大河がいた。
「おう…これは、まさか…」
これはまさか、俺、今すごく恥ずかしい奴になってないか?
……まあなんというか、平和だ。
***
そして翌日には喋った内容を全部覚えていた大河に9/10殺しにされ。
しばらくの間、思いっきり叫んだ言葉のせいで、ご近所ではおば様方に
「若いっていいわねえ」「アンタ、あんな可愛い子手放すんじゃないよ!」「私もあと40才若かったら…ポッ」
などと言われるようになってしまっていた。
end
823:名無しさん@ピンキー
08/12/13 03:59:36 0GyynuvK
ごめん全然大丈夫だった
正直舐めてたわ、あなおそろしや500KB!
824:名無しさん@ピンキー
08/12/13 04:07:18 IIRHRmVS
GJ!
825:名無しさん@ピンキー
08/12/13 04:09:27 GI2nnnJZ
2番槍GJ!
寝ようと思ったのに目が覚めてしまったじゃないか
826:名無しさん@ピンキー
08/12/13 04:46:16 lqluCm6x
手乗りタイガーを目がうつろになるまで犯したい
827:名無しさん@ピンキー
08/12/13 09:21:52 WbfZl1sW
ブラックタイガーで我慢しろ
828:名無しさん@ピンキー
08/12/13 09:51:34 W8anffDb
ハーティアか。
829:名無しさん@ピンキー
08/12/13 10:01:29 O/LgJ1JO
中の人はマーク・ロコ(初代)
830:名無しさん@ピンキー
08/12/13 10:24:09 lmSXT08O
>>820
超GJ!
831:名無しさん@ピンキー
08/12/13 12:41:26 a08wRNQB
ゼロの使い魔じゃん・・・
あと大河は自分から好んで牛乳飲んでるんじゃなかったか
832:名無しさん@ピンキー
08/12/13 12:49:36 +/oAniG5
某スレからきたせいか
ものすごく同心誌にありそうな流れだと思った
833:名無しさん@ピンキー
08/12/13 13:04:58 E4ZiZUiR
>>831
じゃあもうお前書けよ
俺書くのやめるから
834:名無しさん@ピンキー
08/12/13 13:12:25 nIu4+AkZ
>>831先生の次回作にご期待下さい!
835:名無しさん@ピンキー
08/12/13 13:18:39 q3rbhaSD
>>833
最近このスレたちの悪いのが住み着いてるみたいだが
そんなのほっとこうぜ
836:名無しさん@ピンキー
08/12/13 14:51:29 +E441v5d
820、グッジョブです!
こう言う竜虎が読みたかったです。すばらしい。
変な横槍は気にせずに。
次回作期待してます。
837:名無しさん@ピンキー
08/12/13 16:14:47 QV3ACxRp
>>833
いいよ書かなくて。
なんだその‘書いてあげてるんだぜ’的なノリ。
そもそも口出されるの嫌なら2chに投稿するなよ。
838:名無しさん@ピンキー
08/12/13 16:30:19 4ah4zQFl
こうやって職人が減り、過疎化していくんですね分かります
839:名無しさん@ピンキー
08/12/13 16:54:57 fgFscWFn
>>837の‘読んであげてるんだぜ’的なノリもどうかと思うよ?
コミケじゃないけどお客様じゃないんだからさ、お互いに
840:名無しさん@ピンキー
08/12/13 17:04:45 9Vc8T5qB
俺は>>837に賛同するよ。
横槍にむかついたのかもしれないが、だからといってあの言い方はないでしょ。
『良い評価』も『悪い評価』も合わせて一つだよ。馴れ合いじゃないんだから。
>>839
>>837は「書きたくないなら書かなくていいよ」って意味じゃないの? 知らないけど。
841:名無しさん@ピンキー
08/12/13 17:18:57 VbuptRhd
なにこの流れ
小学生の喧嘩かよ
842:名無しさん@ピンキー
08/12/13 17:39:18 bBe/9y4b
GJ、だけどゼロ魔的雰囲気になっちゃってんのが少しもったいない
とか書いとかきゃいいだろ
職人により上手い作品見せてほしくて書いてんのか、文句言いたいだけなんかわからん
下手な作品にはGJしなきゃいいだけ
843:名無しさん@ピンキー
08/12/13 18:11:11 E4ZiZUiR
みなさん、不快な思いをさせて本当に申し訳なかったです、冷静になって自分の言ったことのバカさに気付いた。
作品に対してのコメントは批判も称賛も全てすごくありがたく読ませていただいている。
ただ、作品を全て批判されてカッとなってしまったんだ。
自分はとらドラのSSを書くのが好きなので、これからも作品を投下させて頂きたい。
自分が書いているのが分かっても生暖かく見守って欲しい。本当に申し訳なかった。
844:名無しさん@ピンキー
08/12/13 18:13:57 Yd4ccEoL
よし、みんなでソープに行こう
845:名無しさん@ピンキー
08/12/13 18:31:40 a08wRNQB
俺が金出すよ
846:名無しさん@ピンキー
08/12/13 19:04:25 su7F9qdB
あ、俺と高須は別行動だから。
847:名無しさん@ピンキー
08/12/13 19:13:03 aVVu+yql
龍児って誰だ?
848:名無しさん@ピンキー
08/12/13 19:49:35 q3rbhaSD
もうとっとと次スレたてようぜ
849:名無しさん@ピンキー
08/12/13 21:00:58 /lHD5Pcb
容量が残り15位になった時が丁度良くないか?
850:名無しさん@ピンキー
08/12/13 21:13:54 2V+GNiKD
そう言って急になくなったスレをいくつ見たやら
851:名無しさん@ピンキー
08/12/13 21:26:20 0I5loOlZ
ぐだぐだになると面倒だからスレ立ててくる
852:名無しさん@ピンキー
08/12/13 21:28:10 mZvPO5BX
ま、書くほうも、読むほうも、実質的な利害得失が無いですから、
好きに書けば良いし、読むほうも、個人個人の好き嫌いをあまり主張しなければ良いと思います。
ただし、作文として成り立たない場合には、投下を遠慮して欲しいですが。個人的には。
または、内容が原作などの設定から大幅に離れているとかは、あまり感心しないです。
次スレが、良質な作品の集まりになりますように。
争いが少ないとかも。
853:名無しさん@ピンキー
08/12/13 21:28:41 0I5loOlZ
無理だったわ
854:名無しさん@ピンキー
08/12/13 23:24:42 HJS9kRjV
じゃあ俺が立ててくる
855:名無しさん@ピンキー
08/12/13 23:26:20 HJS9kRjV
立てたんだぜ
【田村くん】竹宮ゆゆこ 6皿目【とらドラ!】
スレリンク(eroparo板)
856:名無しさん@ピンキー
08/12/14 00:04:44 a08wRNQB
>>855
乙!
857:名無しさん@ピンキー
08/12/14 00:10:31 J6uY9S4i
>>855
乙~
858:名無しさん@ピンキー
08/12/14 00:30:27 RxzZ9yh8
>>855
乙
こっちのスレは雑談で埋まるかな
859:名無しさん@ピンキー
08/12/14 01:13:13 3Il7MFqH
埋めるぜぇ~超埋めるぜぇ~
860:名無しさん@ピンキー
08/12/14 01:23:07 DA+SESj2
>>855
乙~
誰かTSっぽいの書かないかな~……。
861:名無しさん@ピンキー
08/12/14 01:37:17 tBvVxu88
女高洲はいい嫁過ぎて逆ハーレムになりそうだな
862:名無しさん@ピンキー
08/12/14 01:51:16 fnpJHHmo
埋めるぜぇ~超埋めるぜぇ~
863:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:00:03 dDzJcpL7
思いつきで捏ねた、もとい小ネタ。誰かに捏ねて欲しい気も、このまま誰の目にも映らず消えて欲しい気も・・・
「悪い高須、生徒会の資料をうちに届けてくれないか?」
北村が風邪を引いた。
珍しいこともあるとは思ったがこれはいい。
ついでにいえば北村頼まれたことにも文句はない。
親友の頼みだ。問題ない。
「あんた北村君をこき使い過ぎなのよ!」
問題はついて来た大河が垨野すみれアニキこと生徒会長に喧嘩を売ったこと。
「む、それに関しては確かに思うところがない訳ではないな・・・」
でもない。
「だがそういうお前はどうだ? その男に頼りっきりだと聞いたが?」
「そそそんな訳ないわ! わたしは一人で大丈夫よ! ただこの犬が寂しがるから特別に奉仕させてあげてるのよ!」
この発言にも突っ込まない。もうなれた。
「ならお前北村にこの資料を届けろ、できるなら看病してやるがいい」
ここからが問題だ、差し出された書類は大河の手に渡った。
「そのかわりこいつは借りるぞ、北村がいない分私流にこき使わせてもらう・・・お前とは一度手合わせを願いたいと思っていたしな」
一瞬自分に向けられた言葉かと思った。が、彼女の目は相変わらず大河に向けられ睨み返す彼女との間に火花を散らしている。
「そう・・・つまりそういうことね。いいわ、あんたごときがこの馬鹿を使いこなせるものならやってみなさい」
「私が負けるようなことがあれば・・・そうだな、風邪が治った後一日北村を貸してやろう」
「じゃあもし私が負けたら竜児を好きなようにすればいいわ・・・竜児」
去り際にふと大河がこちらに目を向けた。
「審判はあくまで公正にね?」
とてつもなく邪悪な顔を。
どこで突っ込めばこの事態をさけられたのだろうか? 思い悩んでも答えは出ない。
とりあえず俺は北村看病の応援を櫛枝に頼むか川島に頼むかで悩むことにした。
864:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:25:01 hFnXS/kS
寝落ちか?
865:863
08/12/14 03:43:32 dDzJcpL7
いや、申し訳ない。これで以上書く想像力がありませんでした。
866:名無しさん@ピンキー
08/12/14 03:55:35 CwD5KOOQ
まあ細かい事だが川島ではなくて川嶋だな
867:名無しさん@ピンキー
08/12/14 04:08:52 tBvVxu88
川嶋に頼むのはありえないし頼んでも行かないだろ亜美ちゃん
868:名無しさん@ピンキー
08/12/14 04:32:00 I+VybmdT
「亜美ちゃんだっる~い」の一言で切り捨てられること山の如し。
869:名無しさん@ピンキー
08/12/14 06:06:28 dDzJcpL7
名前間違えて申し訳ありませんでした。
櫛枝さんは部活が忙しそうだなと思ったのです。
870:名無しさん@ピンキー
08/12/14 13:35:20 hFo+Zqno
「ん、竜児何だろこれ?」
「どうした大河、何ってどう見ても手紙だろ。何が書いてあるんだ?」
「えっと、『いちおつの手紙 この手紙を受け取った逢坂大河と高須竜児は以下の内容を実行せよ。
さもなければ棒が訪れるであろう』だって」
「おう、いきなり名指しかよ!っていうか何だ棒って不幸の間違いじゃねぇか、字が下手だなこいつ」
「何をすればいいのかしら?『1.逢坂大河の髪型をポニーテールにする』」
「実行するのかこんな怪しい手紙……」
「だって棒が来たらいやじゃない。よいしょっと」
「不幸な。……おまえって髪型遊べていいよな」
「女の子の嗜みよ。あ、リボン持つの忘れちゃった。駄犬、リボンを持てい!」
「結んでやるよ、ほれ」
「どう竜児、似合う?」
「あ、ああ、……い、いいんじゃねぇの」
「えっと次は、『2.高須竜児は逢坂大河と向き合い』」
「おう」
「『その両肩を手で掴み』」
「お、おう」
「『「俺、実はポニーテール萌えなんだ」と言い』」
「おっおう、おうっ!?」
「人語を話せ駄犬」
「ちょっと待てなんだその台詞は、言ったら最後拳銃で頭を打ち抜きたくなるぞ!」
「いいからお言い、棒が来てもいいの!?」
「もう十分に不幸だよ。『俺、実はポニーテール萌えなんだ』」
「…………」
「何だその目は、どうせ俺は大根だよ!」
「……まあいいわ、次は『逢坂大河にキ、きっきキキ、キキキスをするぅ!?ってなんじゃこりぁあああぁぁああ!!」
「はあ、変な手紙に付き合って馬鹿を見たな。さて、お茶でも入れるか」
「え、しないの?」
「へ?」
「何だこの意味深な改行は、何もなかったぞ!?」
「黙れエロ犬、意味不明な事言ってないで次行くわよ」
「……俺の努力を……。ええと『3.逢坂大河は次の台詞を言う』」
「ここ読めばいいのね」
『勘違いしないで、これはポニーテールじゃなくて乙なんだからね!』
「あ、間違えた『これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら』」
「……間違えた方が文脈がつながってるとかもうグダグダだな」
>>1乙
871:名無しさん@ピンキー
08/12/14 13:36:32 hFo+Zqno
やべ間違えた、死のう
872:名無しさん@ピンキー
08/12/14 13:50:13 CwD5KOOQ
クソワロタ
873:名無しさん@ピンキー
08/12/14 13:50:45 3Il7MFqH
カワイソス(´・ω・)
だがワロタ
874:名無しさん@ピンキー
08/12/14 13:54:24 s/Zon+Sx
>>871
お前、可愛いな
875:名無しさん@ピンキー
08/12/14 14:30:31 MJeQC7gZ
>>870
萌えたぜGJ
876:名無しさん@ピンキー
08/12/14 18:48:41 0lVwdLsp
>>870
GJ
877:名無しさん@ピンキー
08/12/14 19:31:10 B9p1lLIr
なんか板の言動荒くなってきてるね…。悲しい…
878:名無しさん@ピンキー
08/12/15 00:10:56 WGGLTFMO
このスレしか見てないから言動がわからん
879:名無しさん@ピンキー
08/12/15 00:14:34 yJvRwX4E
まあ板そのものまで気を遣ってたら身が持たないぜ
880:名無しさん@ピンキー
08/12/15 17:21:43 7YDgf+cn
てか板全体の言動を掴めるほどのスレを見ている>>877が凄い
自分なんか10スレ程度だから荒くなっても局所的以上のことは言えない
板全体の1割だけを把握するのでも80スレは見ていることになるなぁ
オレなら冗談抜きで身が持たないぜ
881:名無しさん@ピンキー
08/12/15 18:38:25 VA2YKBT2
このネタでてくるとは予想外デス
882:名無しさん@ピンキー
08/12/15 19:47:31 PuomNVK8
>>877はすごいなあ
>>877はこのスレの>>877だ
ぼくにはとてもできない
>>877はエロパロ板中の
言動をはあくしている
ぼくにはとてもできない
883:sage
08/12/15 20:12:03 MEDLrAga
板→ここ最近のゆゆぽスレッド
って書きなさいよ!この駄犬!
この書き込みは >877 の提供で(ry
884:名無しさん@ピンキー
08/12/15 20:38:59 WGGLTFMO
板とスレの区別もつかない池沼がいるときいて
885:名無しさん@ピンキー
08/12/15 20:50:12 cSkkF6bP
板とスレの間違いくらいにそんな必死にならんでも……
886:名無しさん@ピンキー
08/12/15 21:30:38 cYGL+Uer
みんな暇なんだよw もう終わったスレだしね
887:名無しさん@ピンキー
08/12/16 12:06:20 QwUqrH8X
気軽に一発ネタ書いとく
全てはクリスマスパーティーの日に狂い始めた。
あの日の彼女の言動に俺の心は酷く動揺し、自分でも知らない内に溜まっていた想いが爆発してしまったのだ。
去り行く彼女を引き止め、抵抗する彼女の腕を抑え、人気の無い場所へ連れて行き、今までの言動の真意を問い質すという醜態を晒してしまった。
今考えれば、あの時はナニカ(北村大明神的な奴)が乗り移っていたとしか思えないほどに、俺―高須竜二らしくない行動だったと断言出来る。
俺の強引なやり方に彼女が返したのは、俺の事が好きだが大河の為に身を引く、という一方的な通告だった。
その言葉を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になり彼女をその場に押し倒してしまった。
焦って飛び退こうとするも、思い出が欲しい、と涙を流して懇願する彼女を見て、ただ頷き抱き締めていた。
初めて同士、しかも野外での行為に戸惑いはあったものの、相性は良かったのかつまずく事なく全てを終えた。
そして彼女はあれ以来、俺の隣りを誰にも譲らない。
「だって高須くんに埋められちゃったんだもん。『亜美ちゃん』の心も、体も―スレも、ね」
そんなわけで埋め。
888:名無しさん@ピンキー
08/12/16 12:32:21 yrZXqIRE
みのりんかと思ったw
889:名無しさん@ピンキー
08/12/16 18:45:34 T15pv9e7
みのりんかと思ったw
890:名無しさん@ピンキー
08/12/16 18:53:26 gY+Io1Ia
みのりんかと思ったw
891:名無しさん@ピンキー
08/12/16 19:51:37 mzXNb7qA
みもりんかと思ったw
892:名無しさん@ピンキー
08/12/16 20:15:51 iWvXMmCn
みのりんかと思ったw
893:名無しさん@ピンキー
08/12/16 20:24:29 uJeNwUam
みのもんたかと思ったwww
894:名無しさん@ピンキー
08/12/16 20:26:29 QwUqrH8X
おぉ、最後まで騙されてくれるか疑問だったから、反応があって助かった
今度は普通にSS書いてみるわ
895:名無しさん@ピンキー
08/12/16 21:01:36 kxDEAOXY
おくちクチュクチュモンダミンかと思ったwww
896:名無しさん@ピンキー
08/12/16 21:23:26 NNjr3j1E
竜児かと思ったw
897:名無しさん@ピンキー
08/12/16 21:28:44 MFI6VigT
黒マッスルかと…さすがにそりゃねーわ
898:名無しさん@ピンキー
08/12/17 05:38:10 TzrxkJ02
新スレに独身物が投稿されて、刺激されたから俺もいっちょ書こうと思うんだけど
竜児って独身のことなんて呼んでたっけ?
原作が今手元に無くて、けどスッゲー気になるんで誰か教えてください
899:名無しさん@ピンキー
08/12/17 05:41:31 9p+vg836
三人称ならたぶん独身
二人称ならたぶん先生
確証はない
900:名無しさん@ピンキー
08/12/17 18:15:21 nKIWsk2y
三人称は独身orゆりちゃん
二人称は知らん
901:名無しさん@ピンキー
08/12/17 21:27:31 q/dpZ63K
いっそ呼び捨てでいいんじゃね?
902:名無しさん@ピンキー
08/12/19 03:56:55 B6UGtejY
/⌒ヽ
/: : : : ハ
_,. '´: :―- 、: : Ⅴ⌒ヽ、
, ': : : : : : :,>-: : : : : : : : : : >‐ 、
/: : : : : :./: : : : :./: : : : : : : ヽ: : ヽ
/: : : : : /: : : : : : /: : : : : : : : : : !: : : :ハ
/: : : : :./: : : : : : /: : : : : : : : : : : |: : : : :ハ
/: : /: :/: : : : : : /: : : : : : : : : : : : |: : : : : :.',
/: :./: :/: : : : : : : :/ヽ/ヽ: : : : : : :.ハ: : : : : :.',
/: :/: : :!: : : : : : :〃/ \|:.!: : :斗匕∨: : !: : |
/: :/: : : !: : : : : /才T示ト !ハ: : /rz=ぇ!!: :/: : | ̄ ̄¨ ' ‥‐- 、___
/: :/: : : :|: :|: : : i vZツ |/ vZツ |:V: : : :|  ̄ ̄¨ ,二ニつ
/: :/: : : : |: :ハ: : :.ヽ. ' |厶イ: :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`'' ー--、 くふ
/: :/ / ̄∨|: \|\> ハ_,〃レ `ー'゛
./: : : :,' V: : : :ト、 ∠⌒) , イ/ あんたら早く埋めなさいと変なのが来ちゃうんだからね
: : : : :.| \: : :\> 、 , イ: : :リ
: : : : :.| ヽ !ヽ: :ハ \_/ 「 | |: : :∧
: : : : :.| |::::|: :.ハ彳ハ メ、|∧: :.!:∧
: : : : :.| |::::|: : : Vん|ト、_》!: :.V: : :.ハ
: : : : :.| |::::|: : : :.} |! /: : :.ヽ: : :.ハ
: : : : 弋二T ̄ ̄¨|::::|: : : :.| !! /: : : : :|: : : : !
903:名無しさん@ピンキー
08/12/19 06:01:20 O5ChDsFq
朝の登校中。
いつも通りのやり取りをしている大河と竜児。
「グダグダ言うな、この堕犬!」
「おぅ……なんか、漢字が違わなくないか?」
「これで良いのよ。堕落した犬、略して堕犬。あぁ、可哀相な竜児。犬ランクの最下層にまで急降下。でも安心して、私は見捨てないわ。だって側で見ていると滑稽だもの……うぷぷ」
大河はうきゃきゃきゃっと悪魔のように笑って竜児を指差す。
が、その指が竜児を指す事はなく、間に入り込んだ人物の上半身を突き刺した。
「ちょっと道の真ん中は邪魔―あんっ!?」
その人物とはわざわざ竜児と大河の間を通った川嶋亜美。
彼女は甲高い声を上げ、大河に突き刺された上半身―乳房を抱き抱え、キッと大河を睨み付ける。
「何すんのよ、変態!」
「……る」
呆然と自分の指を見つめていた大河の口から何かが呟かれるも、周囲の喧騒に書き消されてしまう。
「ハァ?」
「……る」
「何だ、大河、どうした」
変わらず呟く大河の口元に竜児が耳を寄せて言葉を聞く。
「えーと―ばかちーのおっぱい、ぷるるんるん」
「何言ってんだテメェッ!」
竜児の首を絞める亜美。
「ちょっ……俺じゃ……大河が」
「うるさい!」
あぁ、意識が落ちる。
「だがスレは落ちないのだった!」
櫛枝、いつからそこに……
904:名無しさん@ピンキー
08/12/19 09:15:11 bkEdOzLZ
_______
3点 | ∧∧
〃 ̄ ∩ ゚Д゚) もっとエロく
パッ ヾ. )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
905:名無しさん@ピンキー
08/12/19 20:25:07 cBM6WA57
誰かみのりんでほのぼのひざだっこSSを…
906:名無しさん@ピンキー
08/12/20 08:53:18 0D//SWed
SS書けないし、読んでみたいネタでも投下してみるか
不快だったらすぐやめるからスマソ
907:名無しさん@ピンキー
08/12/20 08:55:33 0D//SWed
「高須くん、受けたまえ、この燃えるような恋心!! スカーレットニードル・カタケオ・アンタレス!!」
「お、おう・・・む・胸が熱いっ!」
908:名無しさん@ピンキー
08/12/20 09:01:54 0D//SWed
キレた大河がゆらりと立ち上がる
どういうわけか幻のようなものが、その小さな背中の上に見える
虎? いや・・・あれは・・・
「あ・あれは卍解・・・狂乱猛虎明王!」
櫛枝の意味不明なつぶやきがもれると同時に、おれはハッキリ見たのだった
木刀を構えた巨大な虎耳大河の幻影を・・・
909:名無しさん@ピンキー
08/12/20 09:09:10 0D//SWed
「私たちはこれからもずっと、ずっとずっと、頑張る姿を、想いを、お互いに伝えあうんだよ。 それはさ・・・永遠だぜ」
「おう」
「よっしゃ、宇宙仏契(ぶっちぎり)!!」
「(ガクッ)なんだよ、それ・・・」
910:名無しさん@ピンキー
08/12/20 11:39:34 Tv6hJNoE
>>909
馬鹿乙
911:名無しさん@ピンキー
08/12/21 15:24:35 ANUg1ZMk
梅
912:名無しさん@ピンキー
08/12/21 16:39:47 G867SkZC
うめるぜぇ~
超うめ以下略
913:名無しさん@ピンキー
08/12/21 16:51:08 9M7z919f
あとちょっと
914:名無しさん@ピンキー
08/12/21 18:53:59 qjmGCrX3
竜虎の子供の名前でも考えるか
高須竜牙
915:名無しさん@ピンキー
08/12/21 18:56:11 qjmGCrX3
高須志狼
916:名無しさん@ピンキー
08/12/21 18:57:31 qjmGCrX3
高須静虎
917:名無しさん@ピンキー
08/12/21 18:59:04 L2taJlms
いま494のこり6くらい
かなりのりょうを かきこめる
918:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:02:24 qjmGCrX3
高須鬼龍
919:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:09:55 m782H5gm
高須尊鷹
920:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:28:51 ZSgHV/35
逢坂璃夜
婿養子ってことで
921:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:35:12 XtIItpzM
高須雷河
922:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:37:38 qjmGCrX3
高須鉄牛
923:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:39:03 qjmGCrX3
高須レオ
924:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:40:07 qjmGCrX3
高須隼人
925:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:40:55 qjmGCrX3
高須拓馬
926:名無しさん@ピンキー
08/12/21 19:41:36 qjmGCrX3
高須邪鬼
927:名無しさん@ピンキー
08/12/21 21:43:06 eldhwhYT
何か変な名前もあるな。2人の漢字を取って、竜河でいいじゃないか
…安直か
928:名無しさん@ピンキー
08/12/21 22:13:32 VWmeeLOw
「大河べたべたにして」
口の周りをチョコだらけにしてパフェを食べてる大河をティッシュで拭いていた。
「高須くんは大河にアマアマだよ」川嶋が聞こえないないつもりの小声で囀っていた。
「おいおい俺は亜美たんがべたべたでも拭くぜ、拭きまくるぜー」嫌味全開で亜美の口元を親指で拭うのだが、亜美は顔を真っ赤にして俯きやがる。なんだってんだ。
「イヤー高須君は天然だねー」
櫛枝いったい何の話だ?俺が天然ってなぜだ?そうか
「みのりんも拭かれたいのか?」みのりの口元に滴るバニラアイスを舐め取ると、みのりんは固まったまま真っ赤になってしまった。
固まった2人を不思議そうに思いながら俺は大河の口元をまた拭くのであった。
929:名無しさん@ピンキー
08/12/21 22:47:57 VWmeeLOw
ガッシャーーン、朝の惰眠を貪っていた俺の部屋の窓が砕かれた
「何だ何だ、大河何しやがる」
砕かれた窓の外枠を開けながら外に首を出すが、大河の部屋の窓はカーテンも締め切られたままだった。
呆けた俺に上の方から苦笑が浴びせられたのを確認すると共に上を見上げると、
「あ、あっ、あっ・・・」
言葉にならない上に呆れた俺の呆けた顔に、華やかな笑顔が降り注いだ。
「竜児くーん、来ちゃった^^]
来ちゃったって、何だえ?
向かいのマンションの3階の窓から亜美が笑顔を振りまいていた。
何が何だが寝ぼけた俺の頭には理解の出来ない事柄を逃避して
「よ、おはよ、俺はまた寝るから」
寝床にまたもぐりこんだ俺は、またズキズキと頭痛がしたのであった。
930:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:16:05 VfnHZOwg
外からの罵声を無視しながら眠りこみながらも、10時には目が覚めた俺は、
ベットから起き上がり居間を通り歯を磨きに行く途中に、居間の卓袱台に座
った櫛枝に気が付き「お、おはよう」と声を掛けながら、全て無かった事に
して洗面台に向かった、歯を磨き、顔を洗い何かが起きている事を気づきつ
つ呆然と事態の把握をしようと勤めながら、理解不明の混沌が我が身に襲っ
て来ているのを理解出来ていなかった。
居間に戻ると卓袱台を囲んで大河、実乃梨、亜美が座っていた。
931:名無しさん@ピンキー
08/12/22 01:52:04 8s32SN6e
>928
親指も舐め取るも性格的に無いな。ティッシュ、いやむしろハンカチだろう。
まぁ結果は一緒なことに違いはないだろうけど。
932:名無しさん@ピンキー
08/12/22 18:26:12 O25bK3Bj
,' : . : .〃 ハ:. : . : . : .jl __ __
{ : . {{ / ∧:. : . : ./:| '.:´::::::::::::::::::` 丶
', : . ∨ー ":.:.. ∧:. : ./ | /::::::::::::::::::::::::::::::: . :: :: .ヽ
゙、 : . ∨:.:.:.:.:.:.:.. ヘ/ |゙. : . :.:::::/ヘ:::::、::::ヽ::::::::'; :: :`、 ハ
\、 : .Ⅴ:.:.:.:.:.:.;.、‐´ |.:::::::l::::/ ヽ':ヽ::::`、:::::i:::::::::ハ ィ
`ヾ、ー-- '┴ '''''"´ : . : |ハ:::Ⅳ! ` ,> ヾ::|::l:::::l:::l
\ : . : . : . : . : 「7>!、、 ヽイイび゙犲V::::::l:::| こ
ヽ . : . : . : . : ノ|ィ7てカ` ゞつン 小:!::|:::| れ
丶. : . : . : ./ ゞ゙‐'" 、 イ::l:::ト}:| ま
`、ー- --:‐'''~ ハ |:::|:::|;!:| で
/ ̄ ̄_\ ヽ,..、. リ 「7 ̄ ヽ !:::!:::l:::l ぇ
〈 .、-''" `く { [∧ { `, ,|:::l::::|:::| ぇ
} _,、-¬-、\〉 ヽ公.、 ゝ _ _ン .ィ|:|:::|::::!:::! _____
{ _、‐ 、 'く| ノ::::\> 、 _ <.:{:!:|::::!:::i:::! _/`{ _,.、- ゝ、
ヽ ゙´ ,r-、ン| /⌒ヽ::::Ⅵ'" ̄二≧z{;;;」::::{;;:1::1 〈′ :| ,.-‐'' ハ
∨ イ:.:.:. |′ `、::ヽ、 イ [l |:::::{;;::l:::l {`ー入{ ,、-‐ ハ
V 丿:.:. | `,::ヽ >ゝヘ、_|__ {:::::l;;::|:::{ ヽ .::廴{_ z‐ 1
,、‐''f´∨{'⌒\ } i ゙;::::', ', `, ';:::::ドi|:::}_ ヽ :/゙ ̄`ヽ{
/ ゙, \、:.:.:.:.ソ | : jハ::i ', '、 ';::::i, ``ヽ、 丶、ヘ. |
, ' ゙、 `"''゙リ } .:. ノ ソ ', ゙、`、::', ヘ {´`ヾ、__ __.{、
_,、イ .: 丶、:;;_/.: .: ;ハ . .: .: .: .: :. . . 、 ゙、 ゙;:ハ 、、 ヽ ,'´\ ``ー' }
, '" :/ .: . . : .: .:.丿.: / .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: : ', . .゙, j;'リ. ヾ; ,〉-、 i ヽ、 _ _,リ,
/ .:/ .: .: .: .: .: .:/,: イ.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .}.:..:}} : :. . . . Y \. ,j;.  ̄ }
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