【陰湿】レズいじめ【ドロドロ】at EROPARO
【陰湿】レズいじめ【ドロドロ】 - 暇つぶし2ch350:名無しさん@ピンキー
10/01/14 16:12:06 YnA6gAmO
ここのメイン作者様の素晴らしい文章、読ませる力のある言葉の並び…
正直、このようなハイレベルなSSがあると自分のSSを書き込むのが
恥ずかしくなってしまうのですが、それっぽいものを書いてみたいと思います!
このレベルの差を直に感じるのも勉強だと思ったので!


351:名無しさん@ピンキー
10/01/14 16:12:55 YnA6gAmO
誰しもがそう思うだろう。
弱い者の上に強い者は立つ。
弱い人間がいるから強い人間はその立場を利用する。

なら、弱いモノがいなければ、力を持つ人間はどうなるのだろう…?

私はどちらでもない。

ただ、ほんの少し他の人間より強いだけの、ただの傍観者だ。
いつだってそう…

なまじ道場に通っていたせいか、ケンカ等の暴力沙汰にはあまり手を焼いたことが無い。
だからといって、トラブルに巻き込まれるのは真っ平ごめん、それが私の性分だ。


そう、つまり今のこの状況も私にとっては、何の変哲も無い日常でのワンシーンとして平然とただその上を歩いていけばいい。
誰しもがそう願うだろう。
私は弱者でも強者でもないのだから…




ゴボゴボゴボッ…便座横のレバーをクイッと持ち上げ、勢いよく水が流れていく。

この学校のトイレも近いうちセンサーになるのだろうか、いやならないだろうな。

個室を出て、蛇口をひねり手を濯ぎながら彼女はそんな事を考えていた。
ティッシュやハンカチなどを常備する習慣の無い彼女は、濡れた手をピッピッと数回払ってトイレを後にしようとする。
さも日常的な光景ではないか。

しかし、それが彼女だけの(あるいは彼女にだけ許された)日常なのは、いかんともし難いと言える。
何故なら今この空間で行われている行為は“異質”そのものだからだ。

3人、いや4人か…数名の女生徒と、その向こうには裸にされお世辞にも清潔とは言えないこの学校のトイレの床で突っ伏している女の子。
恐らくはイジメの類で、そのリンチの真っ最中といった感じだ。
幾人かは煙をくゆらせ、甘いメンソール臭が漂っている。

最もこの状況、彼女がトイレで用を足す前から行われていたものだ。
そして今何食わぬ顔でここを後にしようとしている。
果たしてここでの“異質”とは彼女の方を指して言うのかもしれない。

352:名無しさん@ピンキー
10/01/14 16:14:42 YnA6gAmO
「ちょっと待ちなよ…」

ドスを聞かせて一人の女が彼女を呼び止める。
「アンタ、このまま出て行く気?」

「あっ…ゴメン、お取り込み中だったみたいね。でもさぁ、漏れそうだったから」

もう半分以上ドアを開けて出て行こうとする彼女に、なおも女は食い下がる。
「ちょちょちょ、まあ待ちなって。ねぇ、わかるでしょフツー?ん?これからどうなるか…」

「もうメンドーだからコイツも一緒にやっちゃう?」
「あっ、アタシ生のレズ絡みとか見てみたいかも!」

何故か後ろの方が盛り上がってきていた。
相変わらず全裸の女の子はぐったりと、無防備に体を床に預けていた。

いいねぇー、いいねぇーと声が大きくなっていく女達に彼女は若干の苛立ちを覚えた。
そして、いよいよ腕を捕まれそうになった時、彼女は威圧感を顔に滲ませた。

「やめといたら?」

それは、彼女が発しようと思った言葉だった。

ギィイイイという個室の扉が開く音に、ゴポゴポッという水の流れる音…。
一番奥の個室からもう一人の女生徒が出てきた。
そして、彼女の傍まで歩み寄って来ると、手を洗い始めた。

「ねぇ、ハンカチ…持ってない?ティッシュでもいいけど…」

そう言って、彼女の手がまだ乾いてないのに気付き「あ、やっぱりいい」と、奥に向かっていく。

「アンタ、持ってなかったっけ?」

全裸で横たわる女の子の前で屈みながら、その女は聞いた。

目は虚ろで、けれども怯えた表情で女の子はコクンと頷いた。
その怯え方は他とは違う様子にも感じられた。

「ある?そお……って、そういやこの子の服どうしたっけ?」
その女は周りにいた女達に聞いたが、思い出したかのように
「あっ、そっか。捨てたんだっけ、ははは。ゴメンゴメン!それじゃあ無理か」
と苦笑交じり、立ち上がった。

「そうだ、こんな時の為に一枚残しといたんだ!」
シュルル…とポケットから布のようなものを取り出す。
淡いピンクのハンカチサイズの布だ。
それが何であるかわかった女の子は「や、やぁああ!!」と泣き出し、取り返そうとするが、周りの女二人に手足を押さえられバタバタをもがく事しか出来なかった。

そして、いざそれで手を拭こうとした時、
「あ~…でも、やっぱこれで拭いちゃうと余計汚くなっちゃうか…」

その言葉に周りは大ウケし、言った本人も笑いを堪え引きつった顔になっていた。
「コレ、いらないから、返すわ。」

353:名無しさん@ピンキー
10/01/14 16:15:40 YnA6gAmO
クルクルと団子状に布を丸めはじめ、「心配いらないわよ、ちゃんと元の場所に返すから」と言って、女の子の股間に丸まった布を押し当てた。

ズズ…ズ…ズリュ、布は彼女の性器の中に少しずつ埋もれていき、そして全て入り切った所で押し込めていた人差し指の力を抜いた。


「さっ、行こ!この子もう飽きたし…いいわ、いらない」

クルッと振り返り、トイレの出口に向かって歩き始める。
女の子を離し、他の女達もそれについて行くように次々とトイレを後にする。

すれ違いざま、その一部始終を見ていた彼女に対し、その女はこう言った。

「貴女とはやり合わないわ、割に合わないもの。ただ、弱い者を自分の物にする感覚はたまんないわよ。
 誰かの上に立つってのは、選ばれたものの特権…いえ、使命にも近いわね。
 そして、そうされるのがあの子の宿命なのよ、わかる?」

「………」

目と目が合う、視線と視線が交差する。


「まっ、好きなようにすれば?中古でよければ、だけど。
 ちゃんと躾はしてるから扱いやすい筈よ。水島 叶絵さん…」


ドアは閉まりかけていた。
彼女…叶絵は手を振ってじゃあね~、というジェスチャーで笑って去っていくその女を知っていた。
そう、最初から。

「……緑川 夢子」

叶絵にとって最も苦手な女。
賢く計算高く、残酷で陰湿な、女のドス黒い部分を全て最大値まで高めたような女だ。
叶絵としても、あんなのとは関わりたくも無い…が、

『使命』

という言葉が、彼女の中の“何か”をゆっくりと動かし始めていた。


354:名無しさん@ピンキー
10/01/14 16:16:10 YnA6gAmO
放心状態でその無残な恥体を晒す女の子。
女性器から少し顔を覗かせているピンクの布は恐らく彼女のショーツだろう…。

叶絵は女の子を見下ろすように立ち、かすかにうめき声を上げるその様を見やると、やおら下腹部辺りに手をやって、少し濡れそぼった小陰唇を押し分け、人差し指と親指でその布切れ掴むと、ゆっくりと引き摺り出し始めた。
徐々に布が出てくる、その直径がおよそ最大に達したとき、女の子は裸体を一瞬のけぞらせ、「ひぐっ!」とくぐもった声を出した。
布が全部出るころ、指には透明色の粘液がいやらしく糸を引いているのがわかった。

「…っう…ぅぅ…」

同性に全てを見られた恥ずかしさか、はたまた初めて会った人間にここまでされた恥ずかしさからか、女の子はプルプルと体を震わせ、声を押し殺して泣いていた。


叶絵にとってはどうでもいい世界だった。
『強い人間が弱い人間を支配する』
そんな事は自分には関心の無い世界の出来事だった。

けれど、今この状況が…ただのワンシーンに過ぎなかった日常が、大きく変わって見え始めていた。



「ねぇ、アンタ…名前は?」

「…え?」

「教えてくれない?名前…」

泣いてる女の子の髪を撫で、叶絵はやさしく聞いた。


「…の……み…」

「ん?」

「く、黒岩 希望…です」

女の子は伏せ目がちに、けれど少し叶絵の表情を伺うかのように呟いた。


「ノゾミかぁ…希望…、うん、気に入った!」

ポンッと頭を叩くと、叶絵ははにかむ笑顔でこう言った。

「じゃ、今日からアンタは私のもの!玩具にする!それでいい?!」


希望の顔からは一切の笑みは見て取れない。
やっと鳥かごから抜け出せた小鳥は、すぐにまた別の鳥かごへと閉じ込められたのだから。


この日から、希望にとっての非日常は、更に過酷なものになっていくことになるのだが…
それはまた、別のお話。

355:名無しさん@ピンキー
10/01/14 16:36:44 xOHd0Ulf
期待しちゃうぞー

356:名無しさん@ピンキー
10/01/14 17:26:40 KQHOCSKz
>>350
蝶乙。
膣にショーツ突っ込むのいいね。


357:名無しさん@ピンキー
10/01/15 17:27:59 UHgjTev7
いいじゃまいか

358:名無しさん@ピンキー
10/01/16 02:25:07 P2gofscD
つづきが気になる

359:名無しさん@ピンキー
10/01/16 02:52:25 U1oQN5fW
願望系の名前なのね

たまえはいないのかな

360:名無しさん@ピンキー
10/01/16 10:20:01 9o9YK967
のぞっみー!かなえたまえ!
すべってー!燃えてしまえ!

361:名無しさん@ピンキー
10/01/16 23:35:57 Xo9i9SM1
続きがこないというのも、ひとつのいじめですか

362:名無しさん@ピンキー
10/01/16 23:52:58 9o9YK967
>>361は女じゃないだろ

363:350
10/01/17 00:05:05 DI1MGZP2
続き、書きました。

書きました…が、エロパートを全く入れられませんでした!
ごめんなさい!!
ここは大人の為の掲示板です。
エロが無いとは全く持って度し難い!!

けれど、この次はもうビックリする位エロくするつもりなんですッ!
それを考慮して、エロ無しのSSをここに上げてもいいでしょうか?
駄目でしょうか…駄目ですよね、やっぱり…

364:名無しさん@ピンキー
10/01/17 01:03:16 XgJqV9IA
>>363
はやく つづき クレ

365:名無しさん@ピンキー
10/01/17 01:21:19 edvYXd8l
>>363
誘い受けなんて要らないッ!
早く投下するんだッ!!

366:名無しさん@ピンキー
10/01/17 02:00:35 IptEs5d0
>>363
それ相応にちゃんと叩くなり褒めるなりしたげるから
そういうリアクション乞食みたいな真似はやめよう

367:名無しさん@ピンキー
10/01/17 02:59:08 UXsAhlLJ
もうプレイは始まっているのか……

368:名無しさん@ピンキー
10/01/17 16:04:00 wErCVBid
斬新だなw

369:名無しさん@ピンキー
10/01/17 21:22:54 pFpn+RNV
367「はやく…はやくッ…!」
350「…何? ちゃんと言ってごらん?」

370:名無しさん@ピンキー
10/01/17 22:06:42 I1JlKHlu
>>1へもどる

371:名無しさん@ピンキー
10/01/17 22:33:54 XgJqV9IA
誘い受けして放置とか・・・ウザ過ぎ
>>350はもう書かなくても良いよ

372:名無しさん@ピンキー
10/01/17 22:59:37 IptEs5d0
単に初心者なだけじゃね?

何の気なしに誘い受けしてみて
こんなに叩かれることを知らず
びっくりして怖気づいたとか

373:名無しさん@ピンキー
10/01/18 02:50:54 tgJ9ljWo
>>363
エロパートまで書きあがったらまとめて投下してくれると嬉しいです

374:名無しさん@ピンキー
10/01/18 09:14:12 3EMuTnFg
>>351
こういうのは俺好きかな…典型的な過激いじめだけどそれがいい


375:350
10/01/19 08:19:15 X7+m3cPJ
ホント申し訳ないです!
やっぱりエロいのがないと駄目なような気がして、
書いても書いてもなかなかその部分までいけず、そうしてやっとイジメが始まりそうになってきました。
と言ってもまだぜんぜんヌルイですが。

366お姉様、371お姉様
ごめんなさい…とにかく全力で書きました。
もうあまり下手なことは書き込まないよう注意します。
なので、もう一度だけチャンスを下さい。

前半は本当フツーです。
けど、こういう描写が後々になって利いてくると思っています。
それでは。

376:350
10/01/19 08:20:19 X7+m3cPJ

なんで、泣いてるの?


私は彼女にそう聞かざるを得なかった。

彼女は泣き腫らした目をこちらに向け、そして一回だけズズッと鼻をすすると、
「飼ってたね、ペットが死んじゃったの」
そう言って、少し恥ずかしそうに涙を拭った。

私はその時、夕暮れに染まる彼女の横顔が、

とても美しく見えた…




あの日から、一週間が過ぎた。
希望の学校での生活は今までとは明らかに変わっていた。
誰も彼女を相手にしてこない…
教室で一人、誰からも相手にされず一日を過ごしている。
以前と違う点は、そう誰も彼女に“何もしてこない”という点だ。


本当に…

本当に彼女は私を解放したのだろうか…?
解放されたからといって、次の第二、第三のグループにまた目を付けられ、結局はまたいつも通りになってしまう筈なのに…

そうならないのは、恐らくもう一人彼女のお陰なのだろうか…?

彼女は私に何もしてこない。

殴ることも蹴ることも裸にすることも。

壊れかけていた私の心は、苦痛に対する抗体がある程度構築され、
ただ次に何をされるのかという恐怖心だけが常にあった。

私は彼女に救われたのだろうか…?

願わくばこの幸せが偽りでは無い事を、今は信じたい。


377:350
10/01/19 08:24:39 X7+m3cPJ


「希望!」

昼休み、購買部の前でパンとジュースの入った袋を片手に彼女が手を振っていた。

「み、水島…さん」
名前を呼ばれたその女の子は、控え目に少し照れた表情で返事をした。


これが二人の日課だった。

「お昼、一緒に食べよ!」
そう最初に言ってきたのは彼女だった。
それが私に彼女が要求してきた事。
ただそれだけ…。


「あっ、買わなくていいよ。ちゃんとアンタの分も買ってあるからさ!」

「えっ?」

彼女は希望の持っていたパンを掴み取ると、そのままもとの場所へと戻した。
そして、今度はキョトンとしている希望の腕を掴むと、
「屋上、行こっ!」
と、人で溢れ返った購買部前の廊下を力任せに引っ張って歩き始めた。

階段をズンズン登っていく。
もうとっくに人ごみを離れ、十分一人でも歩ける状況だった。
それでも、希望の腕は彼女に掴まれたままで、ときどき「ぁの…」と呟いてみたりもするが、
彼女はお構いなしに先に進んでいく。
希望は恥ずかしさもあったが、どこか嬉しくも感じていた。


あれは彼女と出会って二日目のことだった…。

今のように腕を引っ張られ階段を登っている最中、希望のクラスの数名の女子とすれ違った。
「あれ、希望じゃん?アンタ何してんの?」
そう言って薄笑みを浮かべる。

「アンタさぁ~、夢子が捨てたって言ってたけどホント?」
クスクスと笑い声混じりに聞かれる。
「次、アタシらがオモチャにするから、ソレこっちに渡してくんない?」
私の腕を握っていた彼女に向かってそう投げかける。希望はただ下を俯く事しか出来なかった。
肩が震え、動悸が激しくなる。

私にはやっぱり普通の日常はやってこない…


378:350
10/01/19 08:25:23 X7+m3cPJ

「何訳の分かんないこと言ってんの?」

彼女はそう言った。
掴んだ腕をグイッと引き、希望の体を自分の後ろに置き、まるで守るかのようにして。

「悪いけど、この子は私のもんだから。そこ、どいて…。」


水島 叶絵はそう言った。

その迫力に気圧された数名の女子は先程の笑みを失い、一人また一人と道を開けた。
この学校で叶絵に敵う者はいない。
ましてや女の力では10人やそこらではまるで相手にならない。
夢子のグループが一つの巨大な勢力だとしたら、叶絵もまた唯一人でその力と張り合える程の力の持ち主だった。

「…っち!!」
二人が過ぎ去った階段で、その女は悔しそうに舌打ちする。
「卑怯者!アンタは何もしないだけのただの傍観者だろ!!」
希望は後ろを向きチラッと一瞥する。
「今更になって、遅いのよ!今まで誰も…助けなかったクセに!!」

叶絵が後ろを振り向くことは無かった。
ただ、掴まれた腕が少し痛くなっている事に希望は気付いたいたが、彼女は何も言えなかった。

何故だろう…あの時、彼女を少し怖いと思ってしまったのは…
それが、希望にとって拭いきれない不安感を今尚抱かせている。




ギィイイ…ガチャン!


屋上の扉が開く。
外は晴天、少し肌寒さもあるが、とてもいい天気だ。

ここで二人はいつもパンを食べる。
その間会話は…弾んでいるとは言い難い、が穏やかな時間だった。
終始叶絵のペースで話は進んでいく。
今日の授業のこと、テストのこと、家でのこと…

彼女はクリームパンが好きなようだ。
必ず一つは入ってある。
こう毎日会っていると、流石に少しずつだが彼女のことが見えてくる。


379:350
10/01/19 08:25:53 X7+m3cPJ
かじった拍子に飛び出したクリームが口の端を汚し「あちゃ~」と叶絵は照れてみせる。
それを見て思わず希望の顔にも笑みが零れた。
「な、なによ~…たまにはこういう事だってあるの!」
空いた方の手の指でクリームを掬い取り、その指を舐めながら叶絵は言う。
やっぱりまだ恥ずかしそうだった。

希望は今のこの瞬間が幸せで、何かが込み上げてくるような、そんな…
それが叶絵によってもたらされている事がたまらなく嬉しかった。


パンを食べ終わり、いよいよ昼休みも終わろうとしていた。
二人が無言になった時、どちらともなく立ち上がり、教室へと戻ろうとする。

そんな時、叶絵が扉を開けようとした時だった。

「なんで…」

希望は俯いていた。強く握り締められた拳は僅かだが震えている。
叶絵は、えっ?と掴んでいた扉のノブから手を放した。


「なんで…私を、その……」

沈黙があった。

希望はそこから先を言い出せず俯いたままで、今にも泣き出しそうになってしまう。
叶絵はそんな希望にこう呟く。
「なんで助けたのかって…?」

屋上に吹く風はまだ寒さを帯びている。
ビュウッと吹いた少し強めの風は冷たく、その寒さに体を強張らせ、希望の髪がなびく。
風になびいた髪の毛に自分とは別の、温かみ帯びたその手がそっと置かれる。
叶絵は希望の目をじっと見つめていた。

「似てたから…かな」

「え?」
誰に…と続こうとする希望の言葉を、叶絵の言葉が遮る。

「妹に…」

今度はより一層強い風が吹く。
そのせいか乱れた髪は叶絵の顔を覆い、その表情は読み取れない。
けれど、口元を見るに叶絵が笑顔でいてくれている事に希望は安堵した。

やがて風はおさまり、希望は思わずハッとした。

叶絵の顔が目に映る。
その笑顔が、彼女を彷彿とさせたからだ。
綺麗で、そして儚いその笑顔はまるで…あの時の彼女そのものだった…。


380:350
10/01/19 08:26:31 X7+m3cPJ



「なんで、泣いてるの?」


放課後、誰もいない教室に一人佇む彼女に希望は声を掛けずにはいられなかった。
彼女は希望に背を向けたまま、ただ黙って泣いていた。
ゆっくりとその背中に近づいていき、そっと肩に手を乗せる。
震えているのが分かる。
そして、彼女は遂にこちらに目を向けると、赤くなった鼻をズズッと一度すすると、
「飼ってたね、ペットが…死んじゃったの」
と言った。

知らない子だった。
だが、希望は涙を拭う彼女のその悲しい眼差しに引き込まれるように、ぎゅうっと体を抱きしめた。
すると、彼女は見ず知らずのはずなのに優しく笑顔で腕を希望の体にも回してきた。
その時見た彼女の笑顔は今でも忘れられなかった。

「貴女は私の事、嫌いにならない?」

何故そんな事を聞いてきたのか、初めて会った人間に彼女は甘えるように聞いてきた。
「…うん」
そう答えると、泣き腫らした彼女の目から再度、大粒の涙が零れはじめた。

それが、私と彼女…


緑川 夢子との最初の出会いだった。

381:350
10/01/19 08:27:31 X7+m3cPJ

一枚の写真がある。

小学生くらいの女の子が3人―
両端の二人は仲が悪いのだろうか、お互い目も合わせずにムスッとしている。
その二人の仲を取り持つように、真ん中の女の子は満面の笑みをこちらに向けピースをしている写真だ。

彼女はその二人の女の子に確かな面影を見た。

水島 叶絵

緑川 夢子

まるで二人をそのまま小さくしたような…それがとても可愛らしく思えた。

けど、真ん中にいるこの子は一体…?





希望と夢子はすぐに仲良しになった。
それもその筈。
夢子は何時、何処にいても希望を見つけると飛んできて一緒に行動を共にしてくれた。
希望も別段悪い気はしなかった。
一緒にいて楽しいし、何より彼女は親切で優しかった。

顔立ちもよく、男子はおろか女子からの人気も高い。成績の方も自分とは比べ物にならなかった。
そんな彼女を妬ましいと思うどころか、憧れの対象として見てしまっていた自分がいることに気付いた時、
希望はこの関係がいつまでも続くことを強く願った。


382:350
10/01/19 08:28:23 X7+m3cPJ
休み時間。

希望は借りていた本を夢子に返しに行こうと席を立った。
彼女のクラスは3つ隣だ。
本を片手に廊下を歩いていると、丁度夢子の姿が見えた。

「夢子ちゃ…っ」

声を掛けようとした時、思わず希望は伸ばした腕を引っ込め、廊下にある柱に身を隠した。

「えっ…あれって…?」

夢子は自分のクラスの一つ隣の…そこは問題児揃いの不良グループの多いクラスの前で誰かと喋っていた。
話していた相手はいかにも、な人物である事は希望にも見て取れた。
4,5人に囲まれた中心に夢子がいる。そのいつもと違う目つきに一瞬だがゾクッとした。
顔付きこそ違えど、笑顔で話している事に希望は一抹の不安を抱いた。

結局…本は返せなかった。




「夢子ちゃん、コレ…借りてた本。ありがとう」

放課後になって、希望は帰り支度をしていた夢子の机の前でそう言った。
教室に残った人間の数はまばらで、皆早々にして教室を後にする。
格言う夢子も、机の横に下げてあるリュックのカバンを椅子から半身になって取ろうとしていた。

「ん?ああっ、もう読んだの。早いね」

渡された本を、都合上膝の上まで抱え込んでいたカバンの中に仕舞い込むと、
夢子は椅子から立ち上がり、カバンを背中に回すと希望の手を取って歩き出す。
「帰ろっか」

「う、うん…」
何か言いたげな、そんな表情だった。が、夢子は気にも留めずうっすらと笑みを浮かべるだけだった。


トボトボと学校からの帰り道を歩く。
この日は何故か、夢子は無言だった。
話を切り出してくるのはいつも彼女の方から…
必然、二人に会話は無い。

十字路のカーブミラーが湾曲した二人の距離感を写し出す。

383:350
10/01/19 08:28:53 X7+m3cPJ
「……っ」
希望は思い切って、今日のあの事を彼女に聞こうと、口を開き「あのっ」と言い出そうとした時、

「希望…今日なんで、隠れたの?」
かき消された希望の質問が、質問で逆に返って来る。

「え、あ……っ気付いてた、の?」

沈黙。

夢子は答えない。代わりに希望はさっきしようとした質問を口に出す。

「夢子ちゃん…っ…夢子ちゃんがみんなと仲が良いのは知ってるけど、
 あの人たち、その…あれ…だよね?」

何故か彼女の機嫌を伺うようにして、言葉を選ぶように聞いてしまった。

「…ああ、あの子達?まぁ、評判は良くないよね、そんなに」

その答えを聞くに、やはり少なからず交流があるみたいだった。
前を歩く彼女の歩幅と、自分の歩幅が僅かに開き始める。それも無意識の内だろうか…?

何も言えず、俯き加減で歩いている希望は、急に立ち止った夢子の背中にトンッと頭からぶつかってしまった。
「ふぁ!?ごめんなさいっ」

夢子はやおら振り向くと、

「ねぇ…今日、私ん家…来ない?」

あの時の目つきがそこにはあった。
逆らうことを許さない、絶対的支配の目。
口元を見やるにその笑顔こそ、いつもと同じ風だったが、明らかに普段のものとは違う。
果たして彼女は、私が知っている緑川 夢子、その人なのだろうか?


ポツと一滴、雨粒が彼女の額に落ちる。
見上げると、曇り空がうねりを上げ、シトシトとぱらつき始めた。

「わっ!ヤバ!?降り始めたっ、希望早く!ウチここからすぐだから!!」

目の錯覚なのでは?と思ってしまう位に、意外なほどそこにはいつもの彼女がいた。

「う、うん!わかった!」

それを聞くと彼女はニコッとした表情で「さっ行こ!」と手を引っ張り走り出した。


384:350
10/01/19 08:29:31 X7+m3cPJ



―ザアアアアアアア


雨脚は一層強くなってくる。

しばらく止みそうにないね、と彼女は暖かいコーヒーを二つ持って部屋に入ってくる。
ハンカチで腕や髪を拭いていた希望に、少し大きめのハンドタオルをふさぁっと頭に被せ、
「風邪引いちゃうよ、そんなんじゃ」
と、夢子は苦笑する。

「ありが…とう」
希望は照れ笑いしてコーヒーに手をつける。

ついでに着替えたのだろう、夢子は私服姿だった。
普段制服を着ている彼女しか見たことのない希望にとって、それはとても新鮮だった。
Tシャツ袖から伸びる細い腕や、ホットパンツ越しの腰からお尻にかけてのくびれ、
色白な彼女の肌は女の自分から見てもとても美しく思えた。

「何呆けてんのよ、コーヒー冷めちゃうでしょ、ホラ」

「あっごめんなさい…」
慌ててズズッと差し出されたコーヒーを啜った。

一息つくと、改めて自分が今夢子の部屋にいる事を実感する。
小物やインテリの類はそれ程だが、シンプルな感じの中にけれども女の子らしさを醸し出す、そんな部屋だった。
ベッドに置いてある子豚や河童のヌイグルミが妙に彼女とのギャップを生んだが、
それはそれで自分との距離が少し縮まった感じがして微笑ましく思えた。



「希望は、自分の事どう思ってるの?」

コーヒーをほぼ飲み終え、まったりとした時間がこの部屋の空間を包み込み始めた時のことだった。

「え?どうって…?」

「女って人に見られて綺麗になるもんでしょ?だから、希望も周りから可愛いとかって思われたい?」
彼女なりの見解だが、一理あった。
けれど、自分にとってそれはまるで夢物語の世界だとも同時に思った。

「…えへへ…私ってその、あんまり可愛いとか、そんなのじゃないから…
 髪も伸ばしても似合わないからこんな中途半端だし…それに…」

「それに?」

言葉に詰まる。
自分は彼女ほど努力を重ねたこともなければ、誰かからの好意の対象になれる自信もなかった。
それに…何より彼女を目の前にしてそんな事を言うのが恥ずかしかった。

385:350
10/01/19 08:41:57 X7+m3cPJ
「…えっと…」

自分より数段格上の同性を目の前にして、この質問は少し酷だった。
何を答えようとも、何処かしら自分が惨めになってしまうような気がして…。


「わかってないなぁ、希望は」

「…え?」

「私はすごく可愛いと思ってるよ、希望のこと。特に…」

何かを言いかけて、彼女はサッと口を閉じた。
だが、希望にとってはその時は別に気にも留めない出来事だった。

「…優しいね!夢子ちゃんはっ」
私みたいな何の取柄もない目立たない人間にもそう言ってくれて。
希望は彼女の言葉が社交辞令的なものだろう、とそう思い込んでいた。




どれくらい時間がたっただろうか…?

以前雨は激しさを失わず、それに伴って吹く強風はガタガタと窓を揺らす。

そんな中ふと、希望は本棚に置かれた写真立てに目がいった。

「あれ?この写真に写ってるの…夢子ちゃん?」
希望は立ち上がり、間近でじっとその一枚の写真を見つめた。

そこには3人の小学生くらいの女の子が並んで写っていた。
その写真に写る夢子の表情は険しかった。
ムスッとしていて、全く正面を向いていない。明らかに嫌そうで、誰かに敵意を丸出しにしていた。
それが誰なのかは彼女の反対側に位置する、もう一人の女の子なのは明白だった。
この子も同じようにしてツンッとそっぽを向いている。

何故このような写真をわざわざ飾るのだろうか?
自分だったらまず見える所には置かないだろう。
希望は不思議そうに眉をひそめた。

「それが、一番楽しそうに笑ってたのよ…」

ドキッとする。
後ろに立っていた夢子は、自分の考えていた事を悟ったかのように呟いた。

「笑ってる…って?」

視線を写真に落とす。
確かにそこには最後の一人、真ん中に立っていた女の子がとっても嬉しそうな笑顔をこちらに向けている。

「この子…誰かに似てるような…」
その疑問は夢子の反対の女の子を見るとすぐに解けた。
表情こそ対照ではあるものの、目元や口元がそっくりではないか。
双子…?


386:350
10/01/19 08:42:37 X7+m3cPJ

「希望」

そんな思慮を巡らせていた時、突然自分の名前を呼ばれてビクッとした。

「え、な何?夢子ちゃん」

彼女は突如、腕を回して希望に抱きついてきた。

「ごめんね、希望…私、これでもちゃんと我慢したんだよ?」
耳元でそんな言葉を囁かれ、突然のことに希望はパニックに陥っていた。

「何言ってるの?ねぇ!!どうしたの?!」

「希望…もし、さっき飲んだコーヒーに睡眠薬が入ってたら…眠ったアンタに私何すると思う?」
声のトーンが普段より低い、それでいてどこか艶めいた喋り方をする夢子。
違う!こんなの夢子じゃない!!

「なっ!?離して!!」

ドンッ!!

急に恐ろしくなった希望は、彼女の体を突き飛ばし、慌てて部屋を出ようとする。
「わ、私帰るね!夢子ちゃんっ」


「帰るって…外、雨だよ?」


ザアアアアアアという雨音が静寂を打ち消すかのように轟く。
それでも尚、希望は一刻も早くこの部屋を出たいという一心で、カバンを手にドアノブを掴む。
が、開かない。

「あれ?!」
内側の鍵が掛かっていた。
ノブにあるツマミを反転させるタイプだから簡単に開けられる。
しかし、それに手間取った一瞬の隙が希望を奈落へと突き落とした。

ガツン!!

鈍い音がする。と同時に、何かが割れて弾ける音が続く。

「いっ!!?」
希望の後頭部を激しい痛みが襲う。
思わずその場に倒れ込むと、希望はドアにもたれかけ、後ろを向くと―


そこには、割れて跡形もなくなったマグカップの取っ手だけを右手に夢子が立っていた。

「あ~あ…このカップ、結構お気に入りだったのになぁ…」
飛び散った破片と一緒にその取っ手もぽいっと放ると、しゃがんで希望の顔を覗きこんできた。
「あっ、血ぃ出ちゃったね。痛い?」

希望はズキズキと痛む部分に恐る恐る触れてみると、その手は真っ赤に染まっていた…。
「い、いやぁああああ!!!」
こめかみを流れる血が、頬を伝っていくのが分かる。
ぬるりとした感触。
痛みと困惑の中、体は言う事を聞かない。
それでも、逃げなきゃ!という思いで彼女の頭はいっぱいだった。


387:350
10/01/19 08:43:09 X7+m3cPJ
「そんなに怯えないでよ、かすり傷よ。ちょっと切っただけ、見せて…」

「いやっ!来ないで!!」

傷を押さえる手を触ろうと、夢子の手が伸びてくる。
希望はその手をバシッと弾くと、両足で何とか立ち上がろうと交互に動かしてみるが、力が入らない。
まるで恐怖心に体を支配されてしまったかのように。

「ふふっ…さっき睡眠薬って言ったけど、あんなのデタラメよ」
この状況で笑みを浮かべる夢子に、彼女は懇親の怒りの眼差しを向ける。

「だって…眠ったアンタをイジメても楽しくも何ともないでしょ?」
遂には堪えきれず、ショックで、悔しくて、必死で我慢していた、
希望のその両の目からぽろ…ぽろっと涙が零れ始めてきた。

「やっぱり、思った通り。泣いてる希望の顔、すっごく可愛い…」

「う…っう~…ひくっ ひっく ぅ~~」

歯を食いしばって、泣き声を出さないようにしていたが、どうしても漏れてしまう。
堪えるだけ余計惨めさが募っていく。



「ねぇ、希望…」

涙で視界があやふやになった時、彼女は私にそっと呟いた。


「私の事、嫌い?」


その時、彼女の表情が少し寂しそうに見えたのは、

あれは気のせい…?それとも…


ただ、一つ言えるのはその時見た彼女の目はいつもの優しい目だった。

388:350
10/01/19 08:45:02 X7+m3cPJ

昔も今も、学校は生きた心地がしない…


小学校、中学校と酷いイジメを受けてきた。
少し、周りの人と比べて口下手で内向的なだけで…

ヒトというものはかくも恐ろしい。

私は心を閉ざした。
そうすることで、私は私を救ってきたのだ。


あれは高校に入ってすぐの事…一人の女の子と出会った。
そして、初めて私に友達が出来た。

その子の名前は…





「夢子!」

誰かに名前を呼ばれる。

教室の外をぼぉ~っと眺めていた、そんな時だった。
視線を声のする方に向けると、入り口には悪友とも言うべき連中がこちらを見て、手招きしているのが分かった。
仕方なく立ち上がり、そいつらの方へ足を運ぶ。(嫌々だ)

「…学校ではあんまり声掛けないでよ。」
連中の前でさっそく悪態をつく。
明らかに周りの人間が少し引き気味にこちらを伺っているのが見て取れた。
「まあまあ、そう言うなって。優等生っ」
若干の嫌味めいたニュアンスを漂わせ、その女はニヤニヤとポケットから封筒のようなものを取り出す。

「夢子、アンタにプレゼントだよ。ラブレター…っていってもいいかもね」

「?」

訳も分からずその封筒を受け取ると、
「E組の黒岩 希望…仲良いんだってね」
ボソッとそう耳元で囁いて、そいつらはその場から立ち去った。

「……」

何故か胸騒ぎがした。

渡された封筒をゆっくりと慎重に開けていく。
中には一枚の写真が入っていた。


389:350
10/01/19 08:45:41 X7+m3cPJ
3人の女の子が並んで写っている。
その中に希望と思しき女の子がいた。
制服が今と違う…中学の頃だろうか…

が、特筆すべきはそこではない。

笑っている二人の女の子、そこに挟まれる形で希望がまるで魂が抜けてしまった人形のように机の上に座らされていた。
スカートをたくし上げ、両足を大きく広げるように腕で押さえられている。
ショーツが脱がされ左足にかろうじて引っ掛かり、今にも抜け落ちそうである。

そして、

局部には一本のリコーダーが突き刺さっていた。
血の滴るリコーダー、無残にも机にはその鮮血が広がっていた。

希望の大腿部には大きくマジックでこう書かれていた。

“処女喪失記念”


夢子は封筒の中に写真を戻す。

今自分がどういう表情をしているのだろうか…
心の奥底に眠っていた感情。
決して起こしてはいけない、今起こすわけには…っ


右手をそっと口元にやる。
無意識に零れる笑みをなんとかして隠そうと…

夢子は、自分の机に戻ると一冊の本を手に取る。タイトルは何だったかな…まぁいい。
それを手に彼女はゆっくりと立ち上がり、廊下に出る。

向かう先は…三つ隣の、



390:350
10/01/19 08:54:08 X7+m3cPJ


雨が降っていた。

部屋の明かりはついていない。
薄暗いこの一室の片隅で、今一人の女の子が陵辱に堪えていた。

その子はベッドの上に寝かされていた。
その身には一切の衣服はない。
脱がされたであろう制服や下着は乱雑にベッドの下に放られて、
両足の付け根にある彼女の秘所を弄る手がそこにはあった。

クチュ、クチュという音が響く。
その音に恥ずかしそうに耐える少女は、目を真っ赤に腫らし涙を流していた。

「やっぱり、奥まで入るね…指」

そう言って、希望の体を押さえる彼女は中指と薬指を更に深くに挿す。
「うぐっ!」
口にハンドタオルを押し込まれた希望の口から呻き声が漏れる。
彼女の指は、膣の一番奥、子宮口にまで伸びてくる。
その円形の淵をなぞる様グルグルとかき回され、嫌が応にも体は反応してしまう。
「う~~っ!!う、ん~~!!」

「何?気持ちいいの?希望」
彼女はその反応を楽しむかのように、指を器用に動かしイジメてくる。

少し落ち着いたとは言え、未だ希望には今のこの現状が信じたくない、夢であって欲しかった。
彼女は…夢子は、初めて自分と友達になってくれたヒトだったから。



タオルを口から取り出される。
指を抜かれ、まだ快楽の余韻が体の自由を縛っている為か、言う事を聞かない。
夢子は彼女の体を離し、今度は囁くように質問してきた。

「初めて処女を亡くした時、どう思ったの?」
その質問に、彼女はハッとして夢子の目を見たが、また直ぐに視線を落とした。

思い出したくも無い記憶だった。

中学の頃、イジメがいよいよ過激さを増してきた時、クラスの女子から最も嫌われていた男子の笛を
あろう事か性器に挿し込まれたのだ。
その様子を写真に撮られ、笑い者にされ、今でもその事を思うと涙がどっと押し寄せる。
その事実を知った上で、夢子は質問してきたのだろう…それが余計に胸を締め付けた

391:350
10/01/19 08:55:33 X7+m3cPJ
「ねぇ、どうなの?」

意識を現実に戻される。
夢子の指はまた性器の方へと向かっていた。
今度は中ではなく、尿道の直ぐ上にある小さな朱玉を狙っていた。
そして、親指と人差し指の爪先で摘まんだそれにギュッと力を込める。
「早く答えなさいよ!」

「ひぎっ!!」

薄い包皮に守られた彼女の陰核は潰れるとはまではいかなくも、形を変え、指と指の間で押し出されていた。

「あっう…!ぐ、ぁの…し…死にたかった…です…」

「死ぬ?ははっ馬鹿ね、希望。そうなったのは全部アンタのせいでしょ?」
冷たい答えが返ってきた。
あの時自分がどれだけ苦しんだか…どんなに悲しんだか…
けれど、言い返せなかった。
夢子の言っている事が確かにそうだったからだ。

「つまりね、アンタは最初からこうなる側の人間だったってことよ…」
 
「そ、そんな…非道いよ…夢子ちゃんっ」
体を震わせ必死の覚悟で声を絞り出す。
「……」
夢子は何も言わず彼女の体を解放する。
そして、その視線は彼女の方を見てはいない。

「雨、止んだね…」

窓の外を見ると、さっきまでの大雨は嘘のように過ぎ去っていた。

「今日はもうお終いにしてあげる」
優しい笑みで話しかける夢子。
だが、それはもう昨日までの夢子ではないのは、きっと本人も分かっているだろう…。

服を着せられ、救急箱を手にその中から消毒液と脱脂綿を取り出し、頭の傷を丁寧に診てくれた。
染みて痛かったが、その痛み以上に胸が悲しさで張り裂けそうだった。


392:350
10/01/19 08:56:04 X7+m3cPJ

「じゃ、気を付けて帰んのよ!」

玄関口で靴を履いて帰ろうとする。
夢子は見送りがてらにそう言った。

「……ぅん」
彼女は気の無い返事でどこか上の空のまま、ノブに手をかける。
ガチャッと扉を開けた瞬間、

「希望…また、明日ねっ」

その時見た夢子の目に彼女はゾッと表情が凍りついた。
何故ならその目は、これまで自分をイジメてきた人間と同じ、いやそれ以上の恐怖を感じさせたからだ。

彼女は何も言わず足早に出て行った。
まるで逃げるかのように…

残された夢子は一人、笑みを浮かべる。


「明日から楽しみね…希望」

393:名無しさん@ピンキー
10/01/19 12:02:48 56HFq6UM
これはなかなか。
エロ抜きで考えても普通に面白い。

ところでリコーダーで処女喪失シーンは、過去の回想みたいな形でまた描かれますか?


394:名無しさん@ピンキー
10/01/19 20:26:07 MpQnQqBN
>>350
超乙です。
夢子の言ってた「飼ってたペットが死んだ」ってまさか………

見た感じ良作だから頑張って途中放棄せずに最後まで書き切って欲しいです。

395:名無しさん@ピンキー
10/01/19 23:58:51 XYPX5MK4
すばらしすぎる

キャラの心情や場面の緊張感に
振れ幅の大きい緩急をうまいこと作ってるな
鳥肌立ったわ

せっかくなんだから誘い受けレス乞食的な発言はしない方がいいと思う

396:350
10/01/21 01:55:01 +8ESHzV1
続き書きました。
皆さん読んで下さって本当にありがとうございます。

あと、希望の処女喪失の辺りはもう出てこないです…申し訳ありません!

397:350
10/01/21 01:55:43 +8ESHzV1

その子はとにかく泣き虫だった。

よく姉に泣かされては、私の所にやってきて、わんわんと泣きじゃっていた。
それが癖なのか、泣いてる最中はずっと私の服の袖を噛んでいる。
正直何着服を駄目にされた事か…まぁ、いいやと私も半ば諦めた様子でその子の頭を撫でていた。

気が弱く、怖がりで、臆病で、ろくにヒトとも喋れない…
そのくせ私には人一倍甘えてくるのだから、困ったものだとしか言いようがない。

そういう人間としての弱い部分が余計に許せないのだろう…
性格が正反対の姉は事あるごとに妹であるその子をイジメた。
そうして、また私の所へとやってくる。

まさしく悪循環だ。

けれど、その子を守ってあげられるのが私しかいない以上、
今はただ泣き止むまで頭を撫でてやることしか出来ない。

なかなか泣き止んでくれないとき―
そんな時は、軽くその子のやわらかい唇に自分の唇を重ねる。
無論、まだ幼い私にとってそれ自体に深い意味はない。

しかし、これが一番の解決方法だった。

そうするとその子は、途端に涙を拭い「えへへっ」と笑う。
今日は肩から肘にかけてぐっしょりとやられた…泣きたいのはこっちの方だ…。

「ありがとう…ごめんねっ、夢子ちゃん」
もう一つの悪い癖。
必ず“ありがとう”と言った後には“ごめんね”が続く。
その言葉はどこか私の心情を複雑にさせる。

「もう泣いちゃだめだよ、珠恵!」

珠恵は、うんっ!と言って、また次の日も私の服を噛んでいた。


398:350
10/01/21 01:57:09 +8ESHzV1


「あっ!いたいた!」

屋上にゾロゾロと人がやってくる。どうやら彼女を捜していたのだろう。
その事に強い不安と絶望が彼女を襲う。

一人の女が近付いてきて言う。

「お前さぁ~ヤバいって…なんでちゃんと来ないの?」

全く知らない人達だったが、恐らくは不良の…ともなれば大体察しが付く。
「あのさ~…これウチらが言うのもなんだけど…アイツ、あんまし怒らせない方が良いよ?」
続けて別の女が口を開いた。
「そうそう、マジ怖ぇ~から…ウチらなんてまだ可愛いもんだよ、なぁ?」
皆、それに応じるように頷く。

そして、肩にポン!と手を置かれ、
「さ、行こうか」
と足を進めるよう促された。

「……」
もう逃げられないのは十分わかっていた。
そういう経験は今までに何度もあったから…

屋上を出て階段を下りていく。
彼女を含め4、5人の集団が、人気の無い放課後の学校を闊歩する。
中心を歩かされる彼女の周りでは、恐ろしい言葉が口々に飛び交っていたようだったが、
彼女の耳には入ってこない。
ただ、深く深く…自分の心を閉ざすだけだった。


399:350
10/01/21 01:57:39 +8ESHzV1
やがて、場所は体育館にたどり着く。
その奥には、今では誰も立ち寄らない用具準備室のような所がある。
裏手に回り、更に地下へと続く階段を降り切ったその扉の向こう、
そこが、彼女たち不良グループの溜まり場だった。

地下の階段を歩かされ、ゆっくりと扉が近付いてくる。
彼女はここに来てようやく心臓の鼓動が早まっていくのを感じた。
恐怖や不安もあっただろう…が、
この扉の先に待ち構えているであろう人物の方が殊更にそれを助長していた。


嫌だ!会いたくない!という想いとは裏腹に、手はドアのノブに伸びていく。

『だって…


ガチャリ、と扉が開いていく。

か細い明かりに照らされた小さな部屋で、そのヒトは椅子に座っていた。
背中を向け、静かに佇むそのヒトは紛れも無く“緑川 夢子”だった。

「夢子…ちゃん」

その声に反応した彼女は、ほんの少しだけ顔をこちらに向けると、こう呟いた。

「なんで泣いてるの…希望?」


希望の目は涙で溢れていた。
ポロポロと零れ落ち、拭っても拭ってもまた零れ落ちてくる。
その名前を呼ぶことに、その姿を見ることに、
どうしてもこの想いが胸に詰まってしまうから…

『だって…私…

 もうどんな顔して、会ったらいいのか…

 わかんないよ…夢子ちゃん…』


400:350
10/01/21 01:58:04 +8ESHzV1


ドンッと後ろから背中を押されるのが分かる。

「早く入りなよッ」
不良の一人が希望を中に急かすと、続けて残りの連中も用具準備室へと入ってくる。
全員が入り終えた所で、最後の人間が扉の内側に付いてある閂のようなものを閉め、
その下にはガッチリと南京錠をかける。
これで、この部屋は外部と完全に遮断された空間となった。

つまり、誰も彼女を助けてくれる人はここには現れない、という事だ。

「メール、見なかったの?」
と、椅子に座ったままの彼女が言った。

皆がそれぞれ一様に腰を下ろし、ある者は煙草を吸い始め、ある者は談笑を始める…
けれど、その視線はポツンと立たされた希望に向かっている。

メール…
今日の放課後、ここに来るようにと書かれたメールだった。
それを無視して、希望はその時間が来ても屋上から外を眺めていた。

「……」

何も答えない希望に、彼女はあからさまに“はぁ~…”と大きく溜息をつくと、
「最初だし、今日は軽めにしようと思ったけど…そういうわけにもいかない、か」
そう言って腰を上げ、椅子から立ち上がると希望の方に近付いてくる。
希望はビク、ビクッと時折肩を震わせていたが、それを見る彼女の眼差しは冷たい…。

「…じゃ、みんな始めよっか。まずはコレの服、脱がせて」
周りにいた連中はそれを聞き、ニヤニヤと黒い笑みを浮かべ、指をさされた人物へと近寄っていく。

セーターを脱がされ…
スカートを下ろされ…
シャツのボタンを外され…
白いキャミソールを取られ…

遂には下着だけが残された。

「おっと、こいつも取っておかないとね!」
不良の女はそう言って、希望の束ねていた後ろ髪のゴムをすっと抜き取ると、
ぱさぁっとセミロングの髪の毛が肩まで下りてくる。
「ひゅ~、色っぽいじゃん!ノ・ゾ・ミちゃん♪」
前髪で顔を隠し、そのヒト達からの視線を逃れるよう俯き加減になる。
希望はその行為をただじっと我慢していた。

「それじゃあ、この可愛い下着も取っちゃお~ねっ」

「コイツ、結構大人しいのな!場馴れしてる奴は楽でいいわ」

そんな会話を交えて連中は、されるがままの希望の体からブラとショーツを脱がしていく。
夢子はその様子をただじっと見つめていた。


401:350
10/01/21 01:59:00 +8ESHzV1
一糸纏わぬ姿となった希望を、4人が抱え体が宙に浮く。
そして、夢子が再度口を開く。
「じゃあ、次は…あそこに運んで…」

彼女が次に指をさしたのは、部屋の片隅にある長机だった。
希望の体くらいならなんとかその全身が乗るくらいの机…言わば、これが処刑台となる。

「いっ…嫌!!ヤダよぉ!助けてっ」
ここに来て初めて希望は暴れ始めた。
「プッ!助けるって…誰がアンタを助けんの?この状況で?」
「ハハハ!夢子にでも頼んでみたらぁ!?ひょっとして助けてくれるかもよ?」

その名前が出たとき、希望は僅かな『希望』を抱き、彼女の方を見つめ何かを訴えるようパクパクと口を動かした。
夢子は口の動きから読み取れた言葉がなんだったのか…いや、わかっていた。
彼女は確かにこう言った。

“夢子ちゃん…助けて…”

涙ながらに訴えるその小さな小さな声が、彼女に何かをもたらしたのだろう…
夢子は俯いて、ただじっと服の袖を見つめていた。



「ホラ、暴れんじゃないよ!」
不良たちは希望の非力な抵抗をものともせず、徐々に机へとの距離を縮めていく。

そして、「せーのっ」と希望の体を机の上に乗せると、今度は細いロープを持ち出し、
不良たちは手際のいい作業を進めていく。
一人は左足を、もう一人は右足、そして両手をバンザイの格好になるろうに後の二人が…
各々が手に持ったロープで各部位を机の脚にきつく結び、両膝のにもロープが回される。
膝をロープで左右に引っ張られ、強制的に下半身を割広げた状態にして、それが戻らないようロープを括り付ける。

俗に言う“カエルの解剖”といった感じか…

それだけでは無い。
机と腰から臀部にかけての間に大きめのクッションを押し込み、前に突き出すよう、
まるで見てくれと言わんばかりに陰部を露出させられていた。

「うわっエロいなぁ~…ちょっとグロいけど」
ゲラゲラとその部分を笑って覗き込まれる。

こんなにも惨めな格好で、裸を性器を余すところ無く同性に見られていた。
恥ずかしくて、涙だけではなく鼻水も涎も構わず垂れ流す。
こんなにも惨めな自分の姿を、彼女に…

402:350
10/01/21 01:59:28 +8ESHzV1
他の者たちは皆、笑いながらにその様子を携帯の写真機能で一枚、また一枚と撮っている。
間近に撮られたり、顔が写る様撮られたり、別々のヒトが指で小陰唇を広げた所を撮ったりと…
様々な形をした自分の性器を写メとして収めていく。

「見て!コイツのここ、伸びて面白いんだけど!ホラッ」
ビロンビロンと肉びらを引っ張って弄ぶ。
「それよか、もっと開いて奥まで見ようぜっ」
他人の性器にここまで興味津々になれるのが不思議だ。
自分たちにも付いてある筈の生殖器官なのに…

2本の指を膣口に引っ掛け、グググッと左右に押し広げていく。
暗くてよく見えない、と誰かが携帯のライトでそこと照らすと、

「あっ!見えた見えた!アレのこと?子宮って?」

ポッカリと口を開けた希望の膣の奥底には、小さくヌメヌメと光る子宮口が見て取れた。

「うわ~…きもいなぁ…こんなのがついてんの?ウチらにも…」
「ノ~ゾミちゃんっ♪アンタも見てみたいんじゃない?自分の大切な処だもんね~」
そう言って、“テロリ~ン”と軽快な撮影音が鳴ると、携帯の画面に一杯に映った子宮口の画像を希望に見せ付けてきた。

「ぃ…やぁああ!!もうやめてっ!!お願い…だからぁ……ッ!!」
希望がひときわ甲高い声を張り上げた。


「もう、いいわ…その辺で」

その一言にまるで、時間が止まったかのように、
その場にいた全員の動きがピタリと止まった。

遠巻きに見ていた彼女は、こちらに向かって来ると、
「どいて」
と、不良女の一人と手で押しのける。
不良たちは何も言わなかった。(或いは、言えなかった)

「…怖かった?」
彼女は希望の顔を覗きこんで、優しい笑顔で頭を撫でてきた。

「…う…ん…っ」
その言葉に素直にコクンと頷く。
涙でベトベトで、鼻水が垂れて…なんて情けない顔だと思われてもいい…っ
希望は彼女の顔を見つめた。
普段見たあの優しい顔が…この状況から救い出してくれる事を願う『希望』を照らした。

「そう、それじゃあ…」

彼女は振り返り、元居た場所に置いてあった椅子を机の傍まで、
丁度希望の足の間から全てが見える位置に持ってくると、そこに腰を下ろした。

「始めましょうか、希望」

処刑のときを告げる、悪魔のひと言だった…
と同時に、『希望』は闇へと突き落とされたのだと、悟った。


希望は…このとき全てを諦めた…

403:名無しさん@ピンキー
10/01/22 19:26:38 8mFsSXW8
うわ~すげ~
同姓ならではの容赦の無さが出ててGJ

是非是非続き希望~希望~♪

404:名無しさん@ピンキー
10/01/23 06:29:18 DYXBwTgT
あれ?人いない?

405:名無しさん@ピンキー
10/01/23 06:29:36 0zWN1tTz
あげ

406:名無しさん@ピンキー
10/01/23 12:03:25 YFLZUUJX
GJ
おもしろくてかつエロいです
夢子怖いです

407:350
10/01/24 07:53:32 tXAXmE4x
続き出来ました。

ちょっとやり過ぎたかもしれません。
夢子怖い…

408:350
10/01/24 07:54:36 tXAXmE4x
自分が同性愛者だとわかった時、私は深い後悔と同時に生きる意味を見出した。

初めてその人を好きになったのは、恐らくあの時だろう…

三人並んで、一緒に写ったあの日―
私はうまく笑えずに、険しい剣幕でそっぽを向いてしまったが、
その胸中はどれ程の愛おしさで溢れていたことか。

けれど、決して知られてはいけない…
葛藤はいつしか、
私のこの恋心を狂気に変えてしまった。

そして隣には、
その人と瓜二つの顔をした、もう一人の彼女が…

その顔が、その笑顔が、その泣き顔が私を狂わせた。

そう、私は最初から

彼女を守ってなどいなかったのかもしれない…




希望の目は虚ろだった。

机の上にロープで四肢を縛られ、多くのヒトにそのあられもない姿を見られ、撮られ…
彼女の精神は恥辱と苦痛に蝕まれ、もはや崩壊寸前だった。

「ふふっ、随分大人しいわね希望…もう壊れちゃったかな?」
希望の性器が余す所無く見える位置に腰掛けた夢子が、彼女の恥部と、その生気の抜けた顔とを見渡しながら言う。

「……」
希望は答えない。もとい、その声が耳に届いているのかさえも怪しい状態だ。

「あらら…大丈夫、この子?まあ、その内元気になるでしょう…イヤでも、ね」
夢子は、そう言うと取巻きにいた不良たちにある物を渡し始めた。
一人にはハンディカメラを、もう一人にはデジタルカメラを持たせ、

「じゃあ、最初はこの子のアソコを撮っておいて!」

そう言われ、不良の女は「お、おお…」と返事をするが、その表情にさっきまでの明るいさはなかった。
今この場で笑みを浮かべているのは、夢子ただ一人…
不良の女はカメラを構え、希望の股間部に詰め寄ると夢子の指示の下シャッターのボタンを押した。

パッシャ!とまばゆいフラッシュが焚かれ、カメラのメモリーに次々と記録されていく。
希望の秘裂が、間近に接写される事でそのピンクの襞一本一本の皺までもが鮮明に細部まで見て取れる。
そこに世の男性が思い描く美しさなど存在しない。
ただの“生殖器”である。まだ色が綺麗な淡い色をしているのが何よりの救いだろうか…


409:350
10/01/24 07:55:09 tXAXmE4x

「あっ」

と、夢子が口を開け、写真を撮るのを中断させた。

「もお、希望ったら~…女の子でしょ?毎日ちゃんと洗ってるの!?」
指で開かれた希望の陰部には、よく見ると僅かだが恥垢が付着していた。

「大切な撮影なんだから、こんなんじゃ駄目よ。ちょっと待ってね…」
そう言うと、夢子はウェットティッシュを取り出し、その先端の方で陰唇の淵をなぞる様に柔らかく拭き始めた。
そして、クリトリスの包皮を親指で器用に剥き上げ、その間にもティッシュを宛がった。

「あっ…!ん…ぅぐ…っ!」

希望は、恥ずかしさに打ち震え、敏感な所を突付かれるムズ痒さから声が漏れ出した。
女性の手によって性器の汚れを指摘され、取り除かれる…
それは羞恥心を通り越し、惨めさの極まりであり、それが涙となって零れ落ちていく。
希望のそんな切なる表情の変化さえも、無機質なビデオカメラに収められていくのだった。

いっそ楽になれるのなら、死んでしまいたい…

そんな希望の願いが叶う筈もなく、
「うん!これでいいわね。じゃあ、続きやって」
夢子は包んだティッシュを傍にあった袋にポイと捨て、再度不良の一人にカメラを構えさせた。

何枚も撮る。閉じた状態、開いた状態、陰核をアップに包皮を剥いたり、と
先程の携帯の時よりも綿密に性器だけを撮っていく。
そうして、夢子はカメラを受け取り、その画像を再生して「う~ん…」と唸ると
「まっ、こんなもんでいいか…」
と、ようやく何かに満足した。

しかし、本当の地獄はこれからだった…

ガサゴソ、と袋をまさぐる音が聞こえ始める。
体の下の方から聞こえるそれは、希望に強い不安感をもたらした。

「希望。次はちょっとしたクイズに付き合ってもらうわね!」
その言葉に希望は恐る恐る頭をもたげ、夢子の方を見る。
彼女が手にしていたのは、①・②・③という三つの札だった。

そして、彼女は言う…優しい笑みを浮かべて…


「三択よ、希望…ちゃんと答えてね」


410:350
10/01/24 07:55:56 tXAXmE4x


奇妙な質問―

三択とは、一体何のことなのか…勿論知りたくない。
知りたくはないが、恐怖心がそれを許してくれない。
彼女は思い切ってこう切り出した。

「な…何するの?夢子…ちゃん」

これから何をされるのか分からない不安げな顔…
この後それが、絶望色に染められることを想像すると、
夢子は背筋からピリッとしたものが全身を駆け巡るのを感じた。

「ふふふ…簡単よ。要は三つの内のどれかを答えるだけ」
その目は妖しく光っていた。

当然、ただの三択ではない。
それは彼女に地獄の苦しみを味遭わせる、残酷な三択ゲーム…

「じゃあ、ちょっと準備するから待ってね」
夢子は不良たちを従え、その場を離れた。

そして、数分後「よしっ」と言う夢子の声と、不良たちの「本気でやんの?」という声が聞こえてきた。
夢子はそんな抑制には耳もかさず、身動きの取れない彼女の方へと歩み寄ると、
その手に持った三つの“モノ”を見せた。
彼女の目に映ったのは、

①の札が付いたワサビのチューブ、
②の札が付いたカラシのチューブ、
③の札が付いたタバスコのビンだった。

「あ…ぅ…うそっ?夢、子ちゃん…それどうする…の?」
大きく目を見開き、想像しうる最も恐ろしい行為が頭を過ぎり、あまりの恐怖に絶句する。

夢子は言うまでもないと思ったが、説明した。
「どうって?だから、この中から一つをアンタのここに塗って正解を当てん…」
「いやあああああっ!!いやだよぉ、それだけは許して!!お願いっ!!」
夢子の言葉を最後まで聞かずして、希望は狂ったように大声をあげた。

縛られた腕を、脚を力の限り縦横無尽に振る。
ガタガタと机が揺れ出し、不良たちは慌ててその体を押さえた。
「ちょっ!暴れんな!」
いやっ!いやっ!!と頭を振り、大声で泣き叫ぶ希望の口に布が押し込められる。
「ングッ!!ンーーーッ!!!」
それでも、まだ尚抵抗する。

「ったく、こんなんじゃ無理だって…夢子?」
「答えられるわけないよ、こんな状態じゃあ…」
不良たちも流石に気が引けたのか、中止を促そうとする
が、夢子は椅子に腰掛て既に①のワサビの蓋を開けていた。

「あはは、それじゃあ希望?これは何番でしょ~か?

411:350
10/01/24 07:57:17 tXAXmE4x
チューブからはみ出た緑色のそれを、強引に性器に塗り付ける。
希望はじわり、じわりと性器が熱くなっていくのを感じた。
そして、それが次第にチクチクと刺すような痛みに変わり、性器全体に味わったこともない強い痛みが走った。

「~~~~~~ッ!!!」

声にならない絶叫が喉の奥から、耳の穴を抜けていく…
希望は体を仰け反らせ、縛られた脚がビクンビクンと痙攣を起こしていた。

意識が遠のきかけたが、次第に薄れる痛みに何とか持ちこたえる事が出来た。
それでもまだ、性器を覆うヒリヒリとした感覚は十分に残っていた。
天井を見つめ、呆けた顔で口から涎を垂らす。

夢子はその口からべっとりと涎まみれになった布を取り出すと、
「はい、希望。正解は?」
と、さも当たり前のように聞いてきた。
希望は以前、落ち着きを取り戻すのに必死で、はぁ…はぁ…という息遣いだけが聞こえてきた。

「ぶっぶ~、残念!時間切れ~」
その言葉が意図するのは、更なる地獄だった。
「えっ!?ま、待って!!ちが…っ!!」

「もう早く答えないからよ、馬鹿ね~?」
そう言って、夢子はまた布を彼女の口の奥に押し込み、椅子の方へ戻っていく。
希望はンーッ!!と唸っていたが、夢子はそんな事気にする素振りも見せずに次を手に取った。

②という札の付いたカラシのチューブの蓋を開け、
躊躇うことなくまた希望の性器に塗り始めた。
今度は更に痛かったのだろう、見る見る内に全身から、特に太ももやお尻に掛けて汗が噴出している。
何か大声で悶えているようだが、夢子は冷静にその様子を眺めている。
そして、少し落ち着いた所でまた希望の口の布を取り出して、
「はい、正解は?」と聞いた。

「いっ!一番っ!!」

流石に二度目は答えたか…
鼻水が垂れてもお構いなしの必死な形相で、希望が懇願するかのように答えた。

「偉いじゃない、希望!ちゃんと言えたわねっ」
夢子はよしよし、と希望の頭を撫でると、ホッとした顔でこちらを見てくる彼女に言った。
「けど、残念…不正解よ。次は頑張って当てるのよ!」
再度布が口に押し込められる。

希望は痛みに堪えるのも忘れて泣きじゃくっていた。


「さてと、次はどれにしようかな?」


412:350
10/01/24 07:58:21 tXAXmE4x



腫れ上がった希望の性器は、見るものに痛々しさを与えた。


あれから六度―
性器に刺激物を塗られ、なんとか正解を果たした彼女の陰部にもはや当初の面影はない。

大陰唇がプックリと膨れ、5ミリほどだった陰核は1センチ程の大きさになっていた。
赤く爛れたそこは希望の意思とは関係無しに今尚プルプルと震えている。
今は触れるだけでも激痛が彼女を襲うだろう…

希望の口からはもう言葉は出てこない。
ただ「あ~…」とか「う~…」とくぐもった声を漏らしているだけだった。
床には黄色い液体が飛び散っている。
それは、希望がタバスコをかけられた時に失禁したものだった。

手の空いていた二人の不良がそれを拭き取っている最中、
「これからアンタのここ、拭いてあげるね。痛いけど我慢しなさいよ」
ウェットティッシュを片手に、夢子が希望にそう言った。
希望は頭を左右に振りいや、いやとねだるが、それでも刺激物まみれのこの状態にしておくわけにもいくまい。

右の小陰唇を引っ張られると、腫れ物に触るとはまさに、といった感じで痛みがぶり返してきた。
「いーーっ!!痛いっ!痛いよぉおお!!」
それでも、夢子は手を休めることなく何枚もティッシュを使って性器を拭っていく。

ようやく終わりが見え、性器から手を放すと夢子は次に薬を塗り始めた。
ひどく染みるが、熱を帯びた局部から熱さが引いていくのも感じ取れた。
「はい、よく我慢できました!あとはこの飲み薬を飲んで、希望」
口の方に何やら液体が運ばれる。
半開きのそこに流し込むように注がれ、口から零れてしまう。
「ほら!ちゃんと飲んで!」
そう言って、顎を押さえて喉を通るよう頭を僅かに持ち上げられた。

ごくん…ごくん…っと、ちょっとずつ飲み込む。
夢子は「いい子ね、エラいエラい!」と、
まるで子供をあやすかのようなに希望の頭を撫でた。

けれど、そんな事はもう…どうだってよかった…
涙はとうに枯れて、声も擦れる位に散々叫んだ。
もはや何の気力も残ってなどいない。

「それじゃあ、また写真撮って」
夢子は再びカメラを不良の一人に持たせ、性器を撮らせ始めた。
同一人物のものだとは思えないほど変わり果てた希望の陰裂…
その違いを見比べ楽しむかのようにして、同様の構図で写真に収めていく。

ひどい…ひどすぎる…

こんなの人間のする事じゃない…


413:350
10/01/24 07:58:48 tXAXmE4x
希望は怒りと悲しみに暮れていた。

そう考えている内、
いつしか希望の意識は夢の中へといざなわれていった。


不良たちがパシ、パシッと希望の顔をはたいてみるものの、反応はない。
よく眠っている。
先程飲ませた薬に混ぜた睡眠薬が効いてきたのだろう…

ぐっすりと眠っている希望―その寝顔を見ながら、

「おやすみ、希望っ」


夢子は、ニコリと微笑んだ。





そこはよく見知った部屋だった。

辺りはすっかり日が落ちて、真っ暗だったが天井や、電灯、今横になっているベッドから
そこが自分の部屋だというのが分かる。

記憶が混濁し、意識がまだハッキリとはしていないが、服を身に着けていることに若干の安堵の息がもれる。
しかし、意識が覚醒していくにつれ、下腹部の痛みもまたズキズキと目を覚まし、
今日の日の出来事が蘇ってきた。

あれは、夢ではない…紛れも無い現実…

「っつ…!」と走る痛みを堪えつつ、ベッドから身を乗り出し、部屋の明かりをつける。
今日家を出た時のまま、何も変わっていない…
しかし、机の上に見覚えのない―

一枚の手紙と、一枚のSDカード

が置かれていた。

股間部に違和感を感じながらも、希望はゆっくりと机の手紙を手に取り読み始める。
そこには彼女からのメッセージが残されていた。

『希望、起きた?
 今日は楽しかったね☆また遊ぼっ!
 じゃあね~♪
             夢子
 
 P.S
 そこのSDはパソコンで見れるから、
 絶対見ること!いいねっ!!』

414:350
10/01/24 07:59:29 tXAXmE4x
短い文章だったが、彼女を絶望の淵に立たせるには十分だった。
もうあんな事されるのは、イヤ!!
怖くて、痛くて、どんなに泣いたって許してくれない…
次に会ったら一体何をされるのか…希望がそんな思いを張り巡らせる中、
その実、もう次の事は為されていた。

それは、SDカードに内臓された映像を見たときに分かった。

部屋にあるパソコンの電源を入れ、USBにSDカードを繋げる機器を差し込む。
そして、操作を進めてそのSDのフォルダを開いていくと、一個の動画ファイルがあった。
引き返したい気持ちで一杯だったが、見ない以上何の解決にもならない。
希望は、震える手でそのファイルをダブルクリックした。

メディアプレイヤーが立ち上がり、早速映像が流れ始める。

そこに写っていたのは、全裸で横たわる自分と、夢子、そして不良たち。
意識が飛んですぐの事なのは何となく理解できた。
ロープがまだ体を縛り、広げた両足からは目も覆いたくなるような光景…
自分の裸体や性器をこうして見せ付けられると、嫌が応にも過剰に反応してしまう。
「うっ…ひどい…こんなの」
自分のものなのに、そう思いたくない。

しかし、それだけで終わってくれた方がまだ幸せだった…

“ほら、もうロープは必要ないから解いて”
映像の中の夢子が言う。
不良たちは希望の四肢を縛っていたロープを順々に解いていった。
食い込んだロープの痕が生々しく腕や脚に残っていた。
“希望、ちゃんと見てる~?”
手を振ってまるで、映像越しの自分に話しかけてくるようにカメラ目線で喋り出す夢子。

“じゃあ…これから別のゲームを始めるね”

心臓をギュッと鷲掴まれ、鼓動が止まるかのような…そんな一言だった。
“今ね、こっちのアンタは夢の中だから、これを見てるアンタが答えてね!”
映像の中の夢子と目が合う。
まるでリアルタイムに見られているかのような、ゾッとする目だ。
「もう…やめて…これ以上、何をするの?」

“ふふふ…怖い?何されるか?
 けど、これをアンタが見てるって事は無事に済んだって事よ”

そう言って、夢子は机の上でだらしなく股を開いている希望の性器を弄り始めた。
“今度は推理ゲームよ”
膣に指を入れ、ぐりぐりとかき回している。
他の人間たちも胸や、顔を触って無抵抗の希望を見て楽しんでいた。
そして、夢子は膣から指を抜き、希望の陰毛を掴みブチブチと引き抜いた。

三本だけ残して、あとは床にポイと捨てる。
そして、
“3つ…これがまた重要な数字よ、希望”
と言って、カメラの前にその三本の陰毛を映し出した。

“それじゃあ、始めましょう”

夢子は手に持った陰毛をフッと息で飛ばし、袋の中からまた何かを取り出し始めた。


415:350
10/01/24 08:28:21 tXAXmE4x
夢子は一つずつ説明しながら袋から出していく。
“はい、まず一つ目は…納豆!”
コトッと、机の上に置かれたのはスーパーで買える市販の極フツーのものだった。

“そして、え~っと…次はぁ、瞬間接着剤!”
それも机の納豆の横に置く。まだ開封されていない未使用のものだった。

“んで、最後にコレ!手に入れんの結構苦労したのよ、感謝してよね”
他の二つより少し大きいそれは透明な袋に入った細いチューブのようだった。
“カテーテルって言うのよ。これはね…まあ、いいや、それは後にして…”
聞き慣れない単語に一層不安が頭を過ぎる。

夢子は全てを出し終えて、再びカメラ目線で希望に問いただした。
“はい、ここで問題よ、希望。
 私は今からこの3つを使って、アンタに何をするのでしょうか!?”

「えっ!?何するの…やめて、変なことしないで!」
今希望が画面に映った世界に向けて言葉を発しても、所詮は過去の世界…
もう、それは行われてしまっている事なのだ。
今更どうしようもないのに、それでも希望は夢子に向かって必死にお願いした。
「やめて…夢子ちゃんっ!」

“ん~?わかんない?そっか~…残念ね、希望”
笑顔で手を振る夢子―
その映像が一瞬ブツッと切れ、映像が切り替わった。
そこには先程と体位を変えさせられた希望が映っていた。

体を床に下ろされて、両足は頭の方まで持ってこられ、お尻を高く天井に向けるポーズ。
まんぐり返しという格好だ。
それを真上から撮るようにして、性器、胸、顔の順で映っていた。
卑猥な格好で映る自分の姿に絶句したが、映像はどんどんとズームになっていく。
そして、画面に映るのが肛門と性器だけの位置で固定され、横から夢子と思しき手が伸びてきた。

“それじゃあ、正解発表の時間よ”

夢子の声がした。
そして、もう一人誰かの手が映ると、真っ直ぐに希望の性器に伸びてきて
左右のビラビラをグイッと引っ張り、陰部を丸見えの状態にした。

“まずはこのカテーテルを…”


416:350
10/01/24 08:29:58 tXAXmE4x
さっき見た細いチューブを右手に、夢子は慎重に場所を見定め、そこに突き挿した。
「ひぃっ!?」
あまりの痛々しさに希望は目を背ける。
挿されたのは、膣口のほんのちょっと上、分かり辛いがそこにある小さな穴だった。

“ふふっ、これはね尿道カテーテルって言うのよ。おしっこの穴に通して、詰まらないようにする為に使ったの”

チューブをするすると奥まで挿し込み、ある程度まで埋まると、
今度は管の根元にある二股の一方の穴に注射器のようなものを取り付け、
ゆっくりと力を込めてピストン部を押し上げていく。
注射器を外すと、またチューブを指で掴み、今度は反対側、体外に向けて引っ張り始めた。
するすると出てくるが、ある所で急に出てこなくなる。

“あははっアンタの膀胱の中でバルーンが膨らんでるから、抜けなくなっちゃたわね”

夢子は不敵に笑みを浮かべ、尿道から伸びる管の長さを調整しながらハサミを入れた。
“一応いつでも好きなときに出せるよう細工はしておくから、安心してね!”
その手元には小さな部品が握られていて、それを短くなった管に取り付けていた。
“これで、よしっと…
 あっ、ちゃんと抜いてあげるから心配しないで。その日が来たら、だけど…”

そして、映像は更に進む…

今度は納豆だった。
“ネバネバで匂いのキツイ奴を選んでみたわ。うぇ…これ、本気くさいんだけど…”
夢子は希望の性器の真上で、その納豆を箸でかちゃかちゃとかき回し始めた。

そして、納豆が全体的に白っぽくなってきた所で、
“はい、じゃあ流し込みま~すっ”
と、ポッカリと開いた膣口に向けて、膣の内部にそれを零れることなく入れ始めた。

「うっ!」
希望は見ていて吐きそうになった。
つまり、今この瞬間も自分のアソコにはあれが入っているのだ…
例え痛みで感覚が鈍っていたとしても、その言い表しようのない不快感が彼女の下腹部を襲う。
歩くたびに膣の内部で納豆が擦れ合う…想像すると、吐き気が更に圧し掛かってきた。

膣口の横にポツンと入れ損ねた最後の一粒を箸で掬い、
“全部入った?…うん、これでいいわね”
と、中へ落としながら夢子が言った。

417:350
10/01/24 08:31:17 tXAXmE4x
“うわっ結構臭うわね、ナカに入れてもまだ…”
鼻を摘んでいるのだろうか、鼻声の夢子は三つの内の残された一つを手に取ると、
“っぷは!それじゃあ最後は蓋をして終わりよ、希望”
手に持った瞬間接着剤を小陰唇の内側にピッと塗る。
そして、もう片方の小陰唇と張り合わせ、希望の性器を閉じていった。

下の方から少しずつ…
徐々にそのサーモンピンクの肉襞が姿を隠していく。
遂には、カテーテルの先端がちょこんとが飛び出る形で、希望の性器は見事にピッタリとくっつけられてしまった。
強度を試すよう夢子が両手でそれを左右に引っ張るが、剥がれる気配は微塵もなかった。

そして、また映像が切り替わっていく…

“完成~!!納豆の恥肉詰めで~す!”
夢子がとびきりの笑顔を画面に向けて立っていた。
そこが用具準備室であることが確認できる引き気味の映像。

夢子と不良たち…その真ん中には、相変わらず全裸のまま希望が椅子に座らされていた。
何より恥ずかしいのは、両足をサイドの女たちに持ち上げられ、脚を左右に大きく開かされていた事だ。
それでも、全くピクリともしてしない自分の姿に憐れさが募っていく。

“どお?嬉しい、希望?”

夢子が口を開く。
自分の身に起こっているおぞましさにまだ理解が追いついてこない。

“今もアンタのマンコには糸引いた納豆が入ってるのよ、分かる?
 ふふっクサイものには蓋をしろってね!ほら、ココも塞いでおいたわっ”
夢子の指が希望の陰部の下付近をグイッと抓り上げた。

その映像に、希望は恐る恐る下着の中に手を入れてみる。
陰毛の手触りがして、更に奥まで伸ばすとそこには腫れて盛り上がった大陰唇があるのが分かった。
そして、意を決してその真ん中の辺りに指を這わす―

そこには二枚の陰唇が重なり合い、管のようなものがはみ出ている感触があった。
隙間はなく、管と陰唇が一体化してしまっている。
無論、開こうとしても無駄だった…

ズキン―と、性器の痛みと共に違う痛みが希望を襲った。

「うぅ…こんなの…うう~っヒドすぎるっ…よぉ~」
希望はとうとう泣き出してしまった。


418:350
10/01/24 08:31:49 tXAXmE4x
そして、夢子は管の先を指差し、カメラがそこにズームしていく。
“おしっこする時はここから出るからね。先っぽに何か付いてるでしょ?ここをね…”
そう言って、その先端にある小さなコックのようなものを夢子が爪先で器用にひねる、
と管を通って希望の尿がぴゅっと飛び出た。
慌てて夢子はまたコックをひねって、漏れ出すのを止めた。

“ははは、面白~いっ!もお一回っ!!”
再度いじって、管からまたぷしゅっと尿が飛び出す。
希望の意思とは無関係に生じるその生理現象を、夢子は無邪気に弄んでいた。

どこまでこの人は私を惨めにさせれば気が済むのだろう…


“はい、じゃあ今日はこの辺でおしまいね。カテーテルとマンコは暫くはこのままね!”

“勝手に病院に行ったり、誰かに言ったりしたら…クスッ、こんな脅し文句古臭いわねっ”

“まぁ、そういう事だから…元に戻して欲しかったら、ちゃんと言う事聞くのよ?
 い~い!希望?”


バイバ~イ、と夢子は手を振って、映像は終了した。


途方に暮れ、希望の目からはただただ涙が流れていた。

それが、彼女に許された唯一の行為だった…

419:名無しさん@ピンキー
10/01/24 08:41:51 Zdu296mx
朝からすげぇな…GJ

納豆とか新しいwwww

420:名無しさん@ピンキー
10/01/24 09:24:43 xduL/hIZ
>>418
なんつーか、えげつないなあw
発想が異常というか、凄いと言うか。

421:名無しさん@ピンキー
10/01/24 10:07:21 l9M1u7jl
どうしたのこれなにがあったの?(いちお賛辞)
例の夏休み小説がチラリと頭をよぎった

422:名無しさん@ピンキー
10/01/24 11:20:30 5fI30cQZ
凄いな
常軌を逸している
これは凄い
理解できないが作者は天才かもしれない

423:名無しさん@ピンキー
10/01/24 12:22:26 bmGZp2vr
なんというスレタイに忠実なSS(物理的な意味で)
そしてこんな最低なSS(褒め言葉)で興奮してしまった俺はどうすればいいんだ…
なにはともあれ、GJ

424:名無しさん@ピンキー
10/01/24 19:11:05 o33Vv/t9
さすがにこれは……
作者の言うとおりやり過ぎかも……… 希望に救いはあるのだろうか?
まぁ、なんにせよGJ

425:名無しさん@ピンキー
10/01/24 23:37:39 VsSSrLOY
膣に納豆って・・・妊娠出来なくなるぞ。

リアルいじめでマヨネーズを絞り込まれた女の子が
子宮の中に入ったマヨネーズが腐って子宮摘出したことがあった。

いくらレズいじめSSだからって酷すぎる・・・・。








だがそれがGJ。


426:名無しさん@ピンキー
10/01/24 23:48:55 l9M1u7jl
あんまリアル方向で深く考えたらあかんでしょ
状況やインパクトが先

427:350
10/01/25 01:39:23 p8ljgnm/
皆さん引いてしまってますね…
やり過ぎました、ごめんなさい。

ここが一応のピークだと思われますので、これ以降はせいぜいキス止まりの
百合SSになってきます。
なので、特にエロくもなければ、実用性もないわけで…
あと3、4話くらいを目処に物語の完結を目指しています。
それが、出来上がってからの投稿にしようと思ってます。

それでは、いずれまた!

428:名無しさん@ピンキー
10/01/25 01:48:47 0RGbXVba
ひくくらいのシチュこそが良さでしょう
もったいないよー

429:名無しさん@ピンキー
10/01/25 02:13:55 QZfiARFF
せっかく才能あるんだから、頑張れ!
人を引かせるくらいの発想も才能だぞ!

430:名無しさん@ピンキー
10/01/25 03:31:42 V1JJXgUs
>>427
何をおっしゃいますやら
私的にはこれくらいの容赦の無さで激しくGJですよ!
むしろもっと…いやいやいやw

切断とか死亡とかは流石にキツいですけど
「えげつない」レベルならドンドン突き詰めてほしいです


431:名無しさん@ピンキー
10/01/25 03:38:38 BA/uRgBg
>>427
いやいや、誤解を招くGJを送っちゃってスイマセン
その類まれなる才能を思う存分発揮してください
といいますか、書き手さんの好きなように書いて貰うのが一番ということです

432:名無しさん@ピンキー
10/01/25 23:51:45 nlhgsprE
大丈夫!
昔あった類似スレでは「臓物だってOKだぜ!」と言っていた兵がいたくらいなので

433:名無しさん@ピンキー
10/01/27 06:19:56 /Ai8jkrr
つわもの と読ませたいわけだな

434:名無しさん@ピンキー
10/01/27 12:39:20 LKzOAzaU
つわものどもがゆめのあと

435:名無しさん@ピンキー
10/01/29 01:06:34 9b8Xh8mb
>>434
芭蕉もこんな所で引用されるなんてゆめにも思ってなかっただろうな
ある意味これもイジメかも・・・
芭蕉は女じゃないから何もグッと来ないが。

436:名無しさん@ピンキー
10/01/29 15:28:29 z/CExFuE
紀貫之は男の娘なんだし、松尾ばなな先生は女の子説があってもいいじゃない

437:350
10/01/30 13:50:07 f5gVTSph
ようやく書き終わりました!
…といっても一話分だけですが。
まとめて上げる、と言いましたがとんでもなく長くなってしまうので、
結局いつも通りになってしまいました、すみません。

今回は前回の反省を生かし、そこまでエロくはないです。
色々とすみません(汗)

だらだらと文章だけが長くなってしまい、如何せん語彙が乏しい為
似たような形容、比喩ばかりになってしまっています。
それでも、何とか違う表現をと、毎度四苦八苦しております。

次回からは現在の話に戻ります、それでは~

438:350
10/01/30 13:51:22 f5gVTSph

自分が今までしてきた事に罪悪感は無い

確信犯という言葉があるように、
私は自分が正しいと思うことをやってきたまでだ

たとえそれが狂気の沙汰だと言われようと、
私は悔いない、振り返ったりなどしない

けれど、彼女が最後に残したあの言葉―

「ごめんね…」

と、服の袖をかぷっと噛んだそのあとで、彼女はこの世からいなくなった…

その言葉の意味は今でもわからない
ただ、彼女は救おうとしたのかもしれない…

誰を?私を?それとも…?

私は考える

もしも罪を償えるとしたら、私にも誰かを救えるのだろうか…




「遅かったじゃない…」

と、夢子は言った。

放課後の屋上、周りには誰もいない。
彼女たち二人だけだ。

ここに呼び出されていた希望は、入ってきた扉から離れようとしない。
ずっと下を向いたままだ。
「こないだも遅れてきて、そんなにイヤなの?私と会うのが…」
夢子が少し訝しげな顔で、希望の方を見やった。

「それとも…嫌いになった?」

希望はハッとして顔を上げる。
若干の沈黙の後、希望は、小声で「…違う」と言い、そして
「私…こ、怖い…夢子ちゃんが…っ」
と、震える声で言った。
それを聞いた夢子は笑みを浮かべ、
「そ、よかったっ」

と言って、希望の手を取った。

繋いだ希望の手から、ぎゅっと握り返してくる感触に夢子は「?」となる。
見ると希望は、唇をわなわなと震わせ、思い詰めた表情でこっちを見つめていた。
今にも泣き出しそうな顔で…その潤んだ瞳が何か訴えようとしていた。

439:350
10/01/30 13:53:13 f5gVTSph
「なに?どうしたの、希望」
と夢子が訊ねると、希望は口を僅かに開き、

「夢子ちゃん…お願い…お願いだから…っ」

夢子の手を握る希望の手に再び弱々しい、が確かな力がこもる。
言わんとしようとしている事は大体分かっていた。
けれども、それを最後まで聞いてやる必要などない。

夢子は彼女の手をグイッと引き寄せ、
「ここじゃ、ちょっと寒いわね…ついて来て!」
と、半ば強引に希望の体を引っ張り、屋上を後にした。

「ゆ、夢子ちゃん…ィヤっ、離してっ!!」
恐怖に慄く希望の表情が、階段を下りるにつれ険しくなっていく。
それに見兼ねた夢子は、
「落ち着いて、希望!今日は何もしないから!本当よっ」
そう言って、繋いだ手を離し小指を立て「ほらッ誓うわ!」と、
希望の目を見つめ、優しく微笑んだ。
希望は少し躊躇う素振りを見せつつも、立てられた小指に自分の小指を絡ませた。

「ハイ指切った!これで本当に何もしないっ、信じてくれる?」

「……ッ」
コクン…と僅かにだが、希望が頷いたのが分かった。

「そう…それじゃ、行きましょ!」

夢子は彼女の手を握り、再び歩き始めた。


希望は知っていた。

誰よりも残酷で、何よりも優しい…
こんなにも哀しいその人を
嫌いになることなんて出来ない事を…




窓から見えるその景色が、この辺りに立ち並ぶどの高層建築物よりも高いことを物語っている。

ビルの最上階、そのとある一室、
一泊数十万はするであろう高級スイートルームに希望は連れて来られていた。

「食べないの?」

大きな円卓のテーブル、純白のテーブルカバーが掛けられたその上には
見た事も無いような、一見してそれが高級食材だと分かる料理が満遍なく敷き詰められている。
夢子は、先程からホワイトソースの掛かった白身魚を切り分けていた。
こういった食べ方に不慣れなのだろう…食器に当たるナイフの音が少々目立つ。

希望は、目の前に置かれた彼女と同じ料理に手をつけることなく、ただじっと下を向いていた。
ナイフとフォークが料理の乗ったお皿の横にキチンと並べられている。

「大丈夫よ、毒なんか入ってないわよ。あっそうだ、ワイン飲む?」
フォークに突き刺した切り身をパクッと口に入れて、夢子はテーブルの隣に置かれていた
氷の中で冷やされているワインのボトルを手に取った。
「ふふっ、高校生にワインって…金さえ払えば何でもありね、ホント…」


440:350
10/01/30 13:54:30 f5gVTSph
夢子はワインをグラスに注ぐ。そして、それを見る事も嗅ぐ事も味わう事もなく、一気に食道に流しこんだ。
「本当…くだらないわね…っ」
空になったグラスをトン!と置き、希望を見やる。
そして、希望のグラスにもドボドボとワインを注ぎ、また自分のグラスにも注ぎ始めた。

「ねぇ…希望…なんで、黙ってるの?ンフフッ」
指先でちょっとずづ、希望にもワインを飲むのを強要するようにグラスをそっと近づけていく。
希望はワイン特有の強いアルコール臭に咽返りそうになった。
「うっ…の、飲めないよ、私」

「お酒とか飲んだことないでしょ?味はともかく、少しは気分が楽になるわよ、ほらっ」

夢子にそう言われ、後ろめたい気持ちの中、希望はグラスの液体に口をつけた。
とてもそれが美味しいとは思えなかったが、ニコニコとこっちを見てくる夢子の手前、
全部飲み干さない訳にはいかない。

飲みきった後、ふわっと体が軽くなったような、顔に熱を帯びていくのが分かった。
「うふふ、どお?おかわりする?」
ボトルを手に、夢子が身を乗り出してくるが「んん、もう…いいよ」と、希望はそれを断った。
「あっそう…」
と、夢子は笑顔に陰りを見せ、体を戻し自分のグラスを手に取った。

「せっかくなんだし、料理も食べたら?お腹すいてるでしょ」

「う、うん…」

希望は言われたままに、少しおぼつかない手でナイフとフォークを持ち、目の前の料理を口にし出した。
夢子は既に食べるのを止め、ワインにしか手をつけていなかった。

料理の味は、今まで味わったことも無いそれはそれは美味しいものだった。
その感動と、火照った体が夢子の言う通り、希望を幾分かマシな気持ちにさせてくれた。
時折、夢子と目が合うと、彼女はニコッと笑みを浮かべた。
希望は何処か気恥ずかしさを覚え、すぐにまた俯いてしまう。


やがて―
料理を食べ終え、全てを忘れ、満ち足りた時間を過ごしていたとき
彼女が口を開いた。

「希望…」

「えっ?」
キョトンとしている。
そんな希望に向かって、夢子は彼女から目を逸らして言った。

「まだ…元には戻さない、から」

それだけ言うと、夢子はまたグラスになみなみとワインを注ぎ、ゴクゴクと喉を鳴らして飲み干した。

静寂が訪れる。その短い沈黙の後、

「うん…わかった…」

とだけ、希望は言った。
どこを見つめているのか、その表情は空虚だった。

そして、一滴…

彼女の頬を、涙が伝うのを見た。

441:350
10/01/30 13:56:47 f5gVTSph


気分が悪くなった、と

夢子は飲み過ぎたせいか、上着を脱ぎ、ネクタイを取り、カッターシャツのボタン上から二つを外し、
ラフな格好で部屋にあるキングサイズのベッドで横になっていた。
必然、そんな彼女を放って置けずに、希望は帰るに帰れなくなっていた。

トントン、とドアをノックする音がして、使用人らしき頭の先からつま先までクリーニングの行き届いた
正装服に身を包んだ男が部屋に入ってくる。
彼は食べ終わった食器やグラスを片付け、「デザートはいかが致しますか?」と丁寧な口調で訊ねてきた。
夢子は「いらない」と言って、脱ぎ捨てた上着のポケットをまさぐる。
中から折りたたまれた一万円札を取り出すと、2本の指でそれを挟み、使用人に見せる。
男は差し出されたチップをサッと受け取り、それを仕舞うと
「御用の際はいつでもお呼び下さい、失礼致します」
と一礼し、ワゴンを牽いて部屋から出て行った。

今の光景といい、このホテルといい…一体彼女はどこにそんな大金があるのだろうか、
と怪訝な表情を浮かべる希望に、

「お風呂、入ろっか?」

夢子はそう呟いた。
希望は一瞬ドキッとしたが、間を置かずして「い、いい…」とそれを断った。
「あっそう」と、
夢子がまた言った。

「希望、お風呂にお湯溜めといて。溜まったら起こしてね」
夢子はそれだけ言うと、ごろんと背中を向けて寝始めた。
「……」
希望は黙って、浴室に向かい言われた通りの事をする。

ジョボボボボボッと、勢いよく蛇口からお湯が流れ出る。
日常よく見る光景だが、自分の部屋より無駄に広いこの浴室だと、イマイチ実感が沸かない。

突然、希望の頭にプシャーーーッと冷たい水が降り掛かった。
「きゃあっ!?」
驚いた希望は慌てて後ろを振り向く、とそこには
夢子がシャワーのノズルを手に立っていた。

驚くべきは彼女が、一切の服を見に纏っていない―という事だ。
その裸体は、白く透き通った肌に包まれ、股間に茂る恥毛が水に濡れ、露を落とす。
そのギャップとも言うべき、黒と白の調和が同じ女ながらに美しさを感じさせた。

「何じっと見てんのよ、希望のエッチ」

全身をずぶ濡れにされた希望は、鳩が豆鉄砲を喰らった、といった様子で、
目をパチクリさせて彼女の方を見ていた。
シャワーから出る水は、既に暖まりお湯になっていた。

「あははっビショビショになっちゃったね。早く脱いだら?」

「…え…あ、うん」

442:350
10/01/30 13:58:36 f5gVTSph
結局、彼女の思惑通り、一緒にお風呂に入ることになった。
既に何度も見られている自分の裸だが、いつもとは違うこの状況に少し戸惑いの色を見せる。
希望は後ろを向き、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。

水を吸って重くなった衣服を浴室の外のカゴに入れると、
希望は自然と胸と股間を手で隠した。
それとは対照的に堂々と乳房と局部を見せつける夢子に、目のやり場に困ってしまう希望。
「女同士で何ハズカシがってんの!ほら、手ぇどけなさいよ」

夢子は希望の両手を掴んで、隠していた部分を覗き込んでくる。
そして、指先で希望の乳首を優しくクリクリと弄り、
「相変わらず、小っちゃくてカワイイおっぱい!フフ、それに~…」
ツゥー…とその指が、胸からお腹、臍を通り過ぎ、徐々にあの部分にまで近付いてくる。

「ここもとっても素敵よ、希望…ピッタリとくっついて、
 カワイソウな性器…なんて惨めなの、アハハッ」

閉じ合わさった陰裂を指でなぞる。
隙間はおろか、まるでそこには性器など存在しないかのような指触り…
管を差し込まれ、僅かにはみ出したその先端が一層惨たらしさを演出している。
しかし、その上には薄い皮膚に守られた希望のクリトリスだけが、手付かずの状態で残されていた。

シャワーの音が響く浴室で、掻き消される希望の「やめて…」という弱々しい声、
そしてはぁ、はぁ…と徐々に息遣いが荒くなっていく。

「どお?おしっこ、ちゃんと出せてる?」
カテーテルの管を指でつつかれる、が希望は答えない。
答えたくも無い質問だった。

朝、トイレの便座に腰かけ、断腸の想いでそのコックを捻った時、
管の先からチョロチョロと流れ出す自分の尿を見て胸が張り裂けそうになった。
「いつまで、こんな事しなくちゃいけないの…」と、
涙を流して、飛び散る尿を見つめたのだ。それなのに、彼女は…


「あっ、そうだ!希望、アンタ生理は?今月はまだなの?」
思い出したかのような口ぶりで、夢子は聞いてきた。
「ねえ、答えてよ。それ結構重要なんだから…」

「こ、今月は…まだ、きてない…よ」
希望はその言葉に、躊躇いつつも答えた。

「ふ~ん…そっかぁ。いつ始まんの?」
夢子は更に質問を重ねる。
「えっ…」と、希望は答えに詰まる。
同じ女性でも、面と向かってそんな事を答えるのは気が引ける。
それに、このまま生理が始まったら、自分のアソコはどうなるのだろうか、
という不安も考えずにはいられない。

そんな希望に業を煮やし、夢子はさっきよりキツメに聞いた。
「早く答えなさいよ!アンタの都合なんか、どうでもいいんだから!!」

その強い口調に、希望はビクッと体が硬直してしまう。
「あ…の、た、たぶん三日後…くらい、です…」
怯えた表情を見せる希望に、夢子はハッと我に帰る。
そして、しまった、という顔で、今度は口調を穏やかなものに変えた。
「ふ~ん、そう…じゃあ、思ったより早くなりそうね」


443:350
10/01/30 13:59:10 f5gVTSph
あの時彼女が言った“その時が来たら”とは、生理のことだったのだろうか?
勿論、希望にはそれを知る由も無いが、それでも性器をまた元に戻してくれるという
微かな“希望”があることは分かった。

「ごめんなさいね、希望。怒鳴っちゃったりして…」
そう言うと、夢子は再度、希望の股間をまさぐり始めた。
閉じた陰部の盛り上がりをなぞり、その指がちょこんと顔を出す希望の陰核を摩る。

「んぁっ!?」
その頂点を夢子の指がかすめた時、思わず希望の口から声が漏れた。

「どうしたの?希望…まだ痛い?」

「ぅ…っちがう…の」
希望は漏れる声を手で押さえ、夢子の視線から目を逸らす。
夢子はその反応を見て、指先をクリトリスに定め、そこを重点的に責め出した。

「ここ、気持ちいいのね。じゃあ今度はここの皮もくっつけちゃおっかな?」

包まれた包皮を引っ張り、陰核を剥き出しにされる。
「いやぁ!!駄目ッそんなのイヤだよぉ!!」

小さな豆粒のようなそれを夢子が指でさすると、腰から背中に掛けてジンジンと痺れ、
やがて頭の中にある脳の奥にまでその奇妙な感覚が響き、そしてハジけた。

「あぅっ…!?」
と、普段の自分の声より高いトーンで小声が漏れ、ビクッと腰がはねる。
希望は立っていられず、思わず床に尻餅をついた。

「あははっこんなんでイッちゃったの?希望、可愛い~」
見下ろしながらに夢子は笑う。
シャワーのお湯が希望の体に降り注ぐ。
それに隠れるよう、濡れた髪の毛で表情を覆った。
今の自分の、この情けない顔を見られたくなかったから…

「これで、アンタの穴ン中の納豆
 もっとネバネバになったんじゃない?よかったわね」

笑えない冗談だ。
そんな事を言われ、希望は悲しみに打ちひしがれ、両足を抱え込んでシャワーの雨に打たれていた。
「ヒク…ッ…夢、子ちゃんの…嘘つ…きっ…ヒック」
泣き声混じりの希望の声が夢子の胸に突き刺さる。
「き…今日は、何もしないって…だから、ヒク…わ、わたし…っ」

「あっ、ごめんごめん!希望、もお泣かないでっ」
夢子は少し取り乱した様子で、希望の体を抱きしめ、彼女をあやし始めた。
顔に当たる夢子の乳房の柔らかい感触に、希望は妙に落ち着きを覚えた。
常々思う。
この人に頭を撫でられると、何故こうも穏やかな気持ちを感じずにはいられないのだろう…

それはきっと、

彼女の本質にあるものが、“優しさ”だったからではないだろうか…

444:350
10/01/30 14:00:34 f5gVTSph


お風呂から上がると、カゴの中には濡れた衣服の代わりに、これまた高級そうなバスローブが置かれていた。

どうやら、夢子が制服等をクリーニングに出すよう手筈していたようだ。
その高級なローブに身を包み、夢子は酔い覚ましに冷たいミルクを飲んでいた。
湯上りなせいか、はたまた酔いの火照りからか、
彼女の肌はうっすらと赤みを帯びている。
髪をタオルで拭きながら、同じくバスローブを着た希望は、そんな彼女の後ろ姿を眺めていた。

浴室で見た彼女の綺麗な胸の形や乳輪、その先端の小さな乳首が、
そして、土手に茂る黒々とした陰毛、局部のぷくっと柔らかそうな肉襞が
今頃になって何故か希望の頭の中で膨らんでいく。
決していやらしい気持ちではなく、(そもそも同性に対して、そういった感情を抱くのも可笑しな話だ)
ただ純粋に彼女の裸身が美麗であることを、心の奥底で反芻していたまでだ。

「希望」

夢子は背中を向けたまま、希望に呼びかけた。
こんな時は、どこか嫌な予感がする。
けれど、そんな怯え眼の希望に対し、夢子は

「さっきは…ごめんね。私、ちょっと酔ってたから…
 その…遂、アンタの事イジメたくなっちゃって…」

―可笑しな話だ。
と、希望はまた思った。

自分はイジメを受ける側で、彼女はそれをする側の人間…
なのに何故、
私は謝られ、彼女は謝るのだろうか…と

今まで希望は、ただ暴力と陵辱によって弄ばれる自分の体と心、
その壊れ行く様を見て楽しむ事だけが、イジメをする人間の喜びだと思っていた。
それなのに、彼女は違った…
けれども、彼女によって行われたイジメは、これまでのモノとは一線を駕すのもまた事実。

その両極端な彼女の行動、思考が、希望を更に戸惑わせていた。

「……うん」
そう、控えめに答える希望。

顔を上げると、夢子が手招きしているのが分かった。
「?」と、希望は夢子の方へと近寄っていく。
彼女はノートパソコンを開き、画面を見つめていた。

「流石よね、ネットもパソコンも完備だなんて。
 丁度よかった、これで手間が省けたわ」

夢子はインターネットエクスプローラーを立ち上げ、
「ふふっ、希望にね、見せたいものがあるの…」
と言って、カタカタとキーボードを叩き、手動でURLを打ち込んでいく。

そして、画面に映ったのは、簡素な作りのHPだった。
全体が黒で統一され、中央には白いドアの画像が一つ…
広告などは一切無い、その独特な雰囲気がどこか不気味だった。

そのドアをクリックすると、画面にIDとパスワードを要求するウィンドが中央に出てくる。
夢子はそこに、カタカタと慣れた手付きでアルファベットを打ち込んでいく。
そして、Enterを押すと、ドアが開き、画面が次のページに移っていく。

445:350
10/01/30 14:01:00 f5gVTSph
またしても真っ黒の画面、その下部には小さい赤のフォトンで文字が並んでいる。
中央には白い“G”という大きな文字が、一層不気味さを醸し出していた。

「これはね、俗に言う闇サイトよ。
 そして、私のスポンサーでもあるわ…」

「えっ!?」
希望はまだ何だかよくわからないっといった様子で、夢子の顔を見やる。

「…変だと思わなかったの?ただの女子高生が、
 こんな高そうな、怪しいホテルに泊まれるなんて」

「…う、うん」
薄々は感じていたその違和感が、夢子の言葉で明らかになっていく。

「ほら、希望…ここ見て」
夢子はマウスを動かして、小さく並んだ文字列の一部分にカーソルを当てる。
そこには、

“黒岩 希望”

と、赤い文字で自分の名前が書かれていた。

「え!?」
希望の脳裏に、この世で最も想像したくない事態が過ぎる。
「う…うそ……?夢子ちゃん…な、なんなの、これ?」

大きく目を見開いて画面を見つめる希望を横目に、
夢子は「ふふっ」と薄笑みを浮かべ、その名前をクリックした。

カチッ

とクリック音がすると、画面がジジジ…という機械音と共に変わっていく。
そこに表示されたのは、希望そのものだった。

顔や体―胸や性器に至るまで、
果ては肛門の画像までもがサムネイル形式でいくつも表示されていた。

【黒岩 希望】という個人の尊厳など全くの度外視の、
モザイク加工など一切されていない、自分の顔と自分の性器がそこにはあった。

局部はこの前撮られたであろう、接写されたものがずらりと並んでいる。
夢子はその一つをクリックすると、別ウィンドで画面いっぱい
高画質で拡大された希望の性器のありありと見て取れる画像が表示された。

「いやっ!!いやぁああ!!」
自分の本名と無修正の性器がネットに存在している。
この事実に、あまりのショックで希望は半狂乱になってしまっていた。

「落ち着いて…って言っても無駄か。気休めかもしれないけど、希望…
 このサイトはごく一部の、限られた人間しかアクセス出来ないようになってるから
 まだ金持ちの変態どもにしか見られてないわよ」

大声で咽び泣く希望を他所に、夢子は他の場所もクリックする。
「ホラ、動画もあるわよ。アンタのアソコに悪戯する所もばっちりね!」

画面上の再生ボタンを押すと、この間の壮絶なリンチ映像が流れ始めた。
「こうやって見ると、つくづくマンコって面白いわよね。アハッ見て、ヒクヒクしてる!
 何か別の生き物みたい!」

446:350
10/01/30 14:12:47 f5gVTSph
「ううぅ…いやぁ~…こんなの、もういやぁああ!!」
とうとう希望はその場にふさぎ込んでしまった。

「もう、また泣いちゃって。ホント泣き虫ね、希望って…」

「取り敢えず、中のアレはその内出してあげるから。
 しかも、かなりの高値で売れるそうよ、嬉しいでしょ?」

「でも、それなりに“演出”しないといけないから…また頑張ろうね、希望!」

それらの言葉に、希望は体を震わせ泣きじゃくっていた。
カーペットに彼女の涙が染み込み、そこだけが濃くなっていく…

その時、プルルルルッ―
と、携帯の着信音が部屋に鳴り響いた。夢子のものからだ。
夢子はそれを手に取ってパカッと開き、電話に出た。

「ウェイ?」

彼女は日本語ではない別の言語で喋り始めた。
「怎样做了?……是、…是」

恐らくは中国語だろう…何を話しているのか希望にはさっぱり分からない。
その電話の主と絶えず中国語で話す夢子、やがて通話を終え携帯を閉じ、
彼女は何か思い詰めた様子で希望を見やった。

「ハァ…催促の電話よ。“さっさと次の指示を実行しろ”って…」

「……うっう」
希望は声を押し殺して泣いている。
夢子は勝手に話を進めていく。

「全く…ビジネスパートナーだからって中国語覚えさせられて、
 その挙句、無理難題ばっかりこっちに押し付けて…」

少し間を置いて、
「くだらない連中よね」

…と夢子は吐き捨てた。

「夢子ちゃん…うう、私…もうヤダよぉ、こんなの…」
ガバッ―と、希望は夢子の体にしがみ付き、もう止めて欲しいと懇願した。

ひどく怯える希望に、その不安を和らげる為にも夢子は言った。
「大丈夫よ、希望。こいつらはアンタに何もしてこないから。そういう契約だから…ただ…」

何かを言いかけて、夢子はしがみ付く希望の顔をよく見ようと、
彼女の前髪をすっと掻き上げる。

「ただね、この事がもし第三者にバレた場合…
 その時は、この中に私の名前が載ることになるわ。」


447:350
10/01/30 14:14:08 f5gVTSph
「っ!?」
その言葉に希望は大きく目を見開いて、夢子の顔を凝視した。

「連中もプロだし、そうなったら私もオシマイね…。
 まぁ、それも自業自得ってやつだし、仕方ないかっ」

「ゆ…夢子ちゃん…それって…まさか?」
彼女の思い描く平和な日常が、この瞬間―
現実味を帯びた非日常に変わっていくような気がした。

「そ、だから自殺なんかしないでね、希望。
 少なくともアンタには係わり合いのない世界なんだから、
 今はただ、じっと我慢して頂戴…。
 …死ぬのは私一人で十分よ」

そんな残酷さと悲しみに彩られた言葉を残しながら、彼女はニコッといつもの笑顔をしてみせた。

「もう寝よっか、希望…」

希望の長かった一日が、また一つ終わろうとしていた…




ベッドの中―

彼女が「どうせだから裸で寝よう」と、私のバスローブを剥ぎ取り、自身も全裸となって、
一つしかないベッドに二人で寄り添う形で寝る羽目になった。

私は恥ずかしさから、彼女に背を向けて横になっていた。
それでも、縋りつくように彼女は後ろから腕を回し、足を絡ませ私に抱きついてくる。

彼女の柔肌が抱き締められた全身に感じられる。
ふっくらした彼女の乳房が背中越しに押し付けられ、ぷにぷにとした柔らかい触感が背中に広がる。
その柔らかさに妙な居心地のよさを覚える以前に、
さっきから彼女にクニクニと胸を揉まれている事の方が今は問題だ。

「ふふふ、希望のはやっぱり小っちゃいなぁ~」
と、耳元でそっと囁かれた。

「……」

私は寝たフリをして、無言でそれに堪えていた。
「寝ちゃったの?ねぇ、希望…」
そう言いながら、乳首を軽く抓られた。

448:350
10/01/30 14:15:36 f5gVTSph
「…っん!」
ジンジンと抓られた乳首が疼く。
その疼きは下腹部の辺りにまで伝染し、私は股間をモゾモゾと動かしてしまっていた。

「あはっ!寝たフリなんかして、お仕置きよっ」
彼女は手を下の方まで持って来ると、また私の敏感な蕾みを摘んできた。
その瞬間、ビリリッと電流のようなものが走り、声が出てしまう。
「きゃぅっ!?」

「変な声出しちゃって…こんな事されても喜ぶんだ、希望って」
クスクスと、彼女は嘲笑めいた小声で喋りかけてきた。

「あ…んん!やめ、夢子ちゃ…っあ!」
クリクリと彼女の中指が緩急をつけて、私の陰核を責め立てる。
その絶妙なタイミングに、私の中の快楽を司る何かが絶頂へといざなわれていく。

びくんっ…と、
私は二度も彼女の手によって逝かされてしまった。

「はぁ…はぁ…」
涙目になって、未だ快感の余波に浸る私に、
彼女は耳元でボソッと囁いた。

「ねぇ希望…私のも……触ってみる?」

「え…?」
突然の事に私は耳を疑った。
それは自分の性器を私にも触って欲しい、ということなのだろうか…

「私の…アソコ、今濡れてるかも…」
彼女のその告白が何を意図しているのか分からなかったが、
私は体を彼女の方に向き直して、ゆっくりと指でその部分に触れてみた。

―ヌルッ

と、サラサラとした特有の粘液が指に付着してくるのが分かる。
指を動かしただけでピチャピチャという音を立てて、
彼女の膣から溢れ出る愛液は太ももにまで伝い始めていた。

「ん…っ希望、指…入れて、みて…っ」
恥ずかしそうに、堪えるように、声を上ずらせて彼女は呟いた。

「うん…」
私は細心の力加減で、その穴の開いている部分に人差し指を埋めていった。
が、まるで吸い込まれるようにニュルンッと彼女の体の奥まで指が入っていった。

「あぁっ!」

彼女がオンナの声を出す。
温かい…むしろ、熱いくらいに彼女の膣内は熱を帯びていた。
私はどこか興奮した面持ちで、更に中指もそこに加えて、クイクイと二本の指で彼女の膣壁を掻き回した。
音がグチョグチョと、いやらしい音に変わってくる。


449:350
10/01/30 14:15:59 f5gVTSph

「あ、や…っ!だ、めっ!!」
それは初めて見る顔だった。
眉を顰め、ギュッと目を閉じて恥ずかしさと気持ちよさの両方に堪える彼女の顔…
その顔はどこか可愛くも美しくも見えた。

「っ…んぁ…希望っっっ」
彼女はギュウウ~ッと細い腕で私の顔を胸に埋める形で抱きしめてきた。

「…はぁ、はぁっ…エヘヘ、私もイっちゃった…希望」
彼女は涙ぐんだ目を指で擦りながら、そう言った。

そして、私たちはそのまま眠りについた。
この日、この瞬間の幸せを胸に、また明日からも辛い日々を乗り越えていこう…
そう思っていたのは、或いは私だけではなかったのかもしれない。


 希望…っダイジョウブ…だからね…
 私が…絶対に、守るから…っ


―曖昧な眠りの中

彼女がそう言ってくれたような気がした
けれど、その体は微かに震えていたような…

―曖昧な夢の中

私は、彼女と初めて出会った日のことを思い描いていた
もしかすると、あの時から…
私は彼女から逃れられない運命だったのかもしれない…

私には分かっていた

誰よりも残酷で、何よりも優しい…

こんなにも哀しいこの人を

嫌いになれるはずがないことを…

450:名無しさん@ピンキー
10/01/31 00:21:20 5yNiR1jN
なんというか
地味なエグさ

ため息しか出ん(ほめことば)

451:名無しさん@ピンキー
10/01/31 01:40:01 pc4vKAfH
おつおつ

452:名無しさん@ピンキー
10/01/31 16:44:23 17w/jA0+
うん、これくらいの語彙だったら全然気にならない
そもそも推敲して書いているのが分かるくらいだから並のレベルを超えてるでしょ
適当に書いたしか思えんSSよりかは遥かにいい
GJッ!!

今、気付いたんだが、中で腐る事がないように納豆にしたのでは・・・?


453:名無しさん@ピンキー
10/01/31 17:17:38 S4500Aa6
愛あるレズいじめっていうのもいいなあ、GJ!
この歪んだ感じの偏愛がたまらん

>>452
確かにすでに腐ってるわけだけど
なんというありがた迷惑w

454:名無しさん@ピンキー
10/01/31 18:12:57 byPfEtNV
350様GJ!
今回はなんか心理的にクル所と色んな裏側が見えて面白かったです。
またハードな責めも期待してますw

>>452
納豆菌の繁殖は続くだろうから発酵は進む筈…結構な熱を出すような…
ただ、雑菌は納豆菌が殺すから、変に悪い菌が増えすぎないのも事実か?
…内在する有用菌(乳酸菌類)も納豆菌に負けるとしたら…出した後のケアいかんで悲惨な事にも…
あとは納豆菌そのものが人体の粘膜に対してどれだけ害があるか…かな?

同じネバネバしている食材と比して、トロロイモ突っ込むよりは良心的かも


455:名無しさん@ピンキー
10/02/01 21:29:02 gdgU8WQ3
何であろうと突っ込んだら危険だろ
そんなこと気にすんな

456:350
10/02/03 06:36:25 2WQQBS0d
皆様、いつも読んでくださってありがとうございます!

残すところあと3話なのですが、まだ全然進んでません(汗)
そして、現在すぐに出来るとも言い難い状況です。真に申し訳ありません。

次回からは挿絵を付けていこうと考えてます。
pixivの方に置いて、挿入箇所にリンクを張っていきます。
今回は取り敢えず3人のラフ画とSSのワンシーンを試しに書きました。
こんな感じで、という具合に。

(ラフ画)URLリンク(www.pixiv.net)

(SS挿絵)URLリンク(www.pixiv.net)

では、またいずれ!


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