ヤンデレの小説を書こう!Part20at EROPARO
ヤンデレの小説を書こう!Part20 - 暇つぶし2ch150: ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:12:49 yomVWorA
投下します。

151: ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:13:36 yomVWorA
「ひ…ひぃぃっ!来るな、化け物!」
今わたしの眼前にいる男は、その屈強な体躯をまるで小動物のように震わせながらそう言った。失礼な物言いね?そっちからわたしを呼んだくせに。
わたしは一歩、また一歩と男に歩み寄る。
「やめろ!こっちにくるなぁ!」
男の顔は涙と鼻水でぐしゃぐしゃ。なんて醜いのかしら。ねぇ…知ってる?

――――

人間の頭のなかから、恐怖以外の感覚と記憶を奪い取ったらどうなるか。

――――

そう、この世の全てのもの…たとえば、今そこを通りかかった仔猫ですら世にも恐ろしいモンスターのように感じるの。

――――

あら…だらしないわね。失禁なんかしちゃって。そんなにがたがた震えちゃって…寒いのかしら。
でもあなたが悪いのよ?わたしの大事な弟たちに手を出そうとするから…万死に値するわね。
せいぜいそこで戯れているがいいわ。"お仲間"がたくさんいてよ?


152:天使のような悪魔たち 第7話 ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:14:39 yomVWorA
* * * * *

目覚まし時計の軽快な音が鳴り響く。俺はその音で目を覚まし、ベッドを降りる。
階段を降り、台所へ……ん? 幼女が二人………なんだ、姉ちゃんか。

「おはよう、兄貴!」
「おはよう飛鳥。」
「んぁ?ああ、おはよう。」

そういや昨日突然帰ってきたんだった。電話は壊れちまったし…突然ってのも仕方ない話か。連絡受けられなかったんだから。

「はいこれ、お弁当だよ。」
「ああ、さんきゅ。」

俺は明日香から弁当箱を受け取り、お礼とばかりに頭を撫でてやった。

「……………。」

うーん、今の明日香の表情をなんといったらいいのか……
そうだな、きっと鼻からジュースを飲ませても気づかないだろう、といえば通じるだろうか?とにかく、そんな感じだ。

「ほら二人とも、はやくごはん食べちゃいなさい。遅刻するわよ?」

姉ちゃんの一言ではっ、と目を覚ました明日香はあわてて食卓へとかけ、食べる体勢になった。俺もそれに続く。
今日の朝食は、どうやら姉ちゃんが作ったみたいだな。明日香の苦手な魚が並んでるということは、そういうことだろう。
明日香は、魚の鱗が嫌いなんだ。本人曰く、見ると鳥肌がたつとか。ちなみに今朝の焼き魚は皮がきれいに除去されている。

朝食を食べ終えた俺たちは制服へと着替え、それぞれの学校へと向かった。
また今日も下駄箱に弁当箱が…あれ?ない。―――やったぞ!ついに解放されたんだ!
俺は歓喜のあまりバンザイしてしまった。まわりの奴らが訝しげに俺を見るが、そんなんどーだっていい。
が、そのとき後ろに人の気配、まさか………。俺は恐る恐る振り向いてみた。

「飛鳥くん、おはよう!(はぁと)」

俺の喜びは三秒で打ち砕かれた。なぜなら、朝この場でこいつとエンカウントした場合、まず間違いなく"告白コース"だからだ。
今までの88回中、だいたい半数くらいがそのパターンだった。そうなれば今日はもう授業のほうには戻れまい。…はぁ、また単位が……orz

「あのな結意、何度も言ってるが俺はだなぁ……」
「わかってるよ、朝ごはんとメニューかぶるのが許せないんだよね?だいじょうぶ、今日はアスパラベーコンだから。」

……あれ、会話が噛み合ってない。なんでアスパラの話になってるんだ?
いやそれより、なぜ今朝の我が家の朝食を知ってるような口ぶりを?むしろそっちのほうが問題だろう!
俺がそんなことを思考していると結意は自分のかばんから弁当箱を取り出した。女子のものにしては少々…いや、けっこう大きい。そしてそれを俺はほぼ毎日目にしている。

「はい、約束どおり作ってきたよ!いっぱい食べてね?てへっ☆」

11:3=3    へ?

……いかんいかん、わけがわからずついバ○ボンのパパみたいな表情をしてしまった。これでいいのd…よかねぇ!約束ってなんだ!?
まさか結意のやつ…脳内ではすでに俺と結婚でもしてるんじゃないだろうな?そりゃあ…これだけかわいけりゃあ俺だって断る理由ないし…変態でさえなければ!

「あのさぁ…約束って、なんだったっけ?」むだだろうが、一応訊いてみる。
「もぉ…忘れちゃったの?昨日飛鳥くん帰り道で『明日さ、弁当作ってくれないか?』って言ってたじゃない。だから作ってきたんだよ?いっぱい愛情こめて。えへへ」

―――まったく心当たりがない。だめだ、こいつの妄想力は半端じゃない。これ以上こいつのそばにいたら何されるかわかったもんじゃねえ!というわけで

「俺は、逃げる!」
「ちょっ――飛鳥くん!?どこ行くのよぉ!!」

153:天使のような悪魔たち 第7話 ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:15:59 yomVWorA
* * * * *

あのあと俺は図書室に逃げ込んできた。結意のやつ…想像以上に足が速い。だが、もう追ってはこない。まずは一安心だ。
呼吸を整え、近くにあった椅子にかけようとしたそのとき、奥のほうからなにやら声がした。
確かあそこには図書委員の詰め所(?)があったはず…

「ん…はぁっ!ああっ!いいよぉ!もっと、もっときてぇ!」

――― し こ ー て ー し ―――

じゃなくて、いったいなんだってんだ!? なにこんなとこで仲睦まじくヤってんだ!? つか誰だ!?
と…とにかくだ!気づかれたらまるで覗き見してたみたいで後味悪い。よし、離れよう。
俺は踵を返し、出口へと向かった。

「ここにいたほうがいいぞ。」

ふいに、後ろから呼び止められた。俺はつい反射的に振り向いてしまった。
そこにいたのは…両耳にピアスを4個ずつ、合計8個も装着している、片隅で椅子に腰掛けて本を読んでいる男子生徒。

「あと20秒くらいであんたに身の危険が訪れる。具体的には、ここを出て廊下を曲がった瞬間に、だ。」

その男子生徒はいきなり予言めいたことを告げてきた。うーん…なんか、説得力あるような……ないような…やっぱあるような…。
とりあえず俺はその男の言ったとおりに残ることにした。そして俺は至極当然な質問を彼に投げかけた。

「ええと…とりあえず、君は誰なんだ?」


154:天使のような悪魔たち 第7話 ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:16:30 yomVWorA
数十分後―――

「あそこの部屋、騒がしかったろ?あいつらいつもそこでヤってるんだ。朝っぱから元気だよなぁ。見張りをやらされてる俺の身にもなってみろっての…ったく。」
「あ、ああ。迷惑な話だな。」
「だろ?でさ…」

彼―佐橋 歩という―はあれから俺に延々と愚痴をこぼしていた。そうとうたまってんな…鬱憤が。
詰め所にいたのは環 左京って女子と、その弟の右京っていう男子らしい。俗に言う近親相姦ってやつか、初めてみた。…あれ、なんか既視感が?

♪みーあげたーならーよぞらをきりさーいてーかーけー ピッ

「もしもし…ああ、光か。今図書室。……そう、また見張りだよ。…ああ。じゃ。」

ピッ

「…悪いな、約束があったんだ。もし暇なら、俺の代わりに見張りをしてくれないか?」
「―――え?」
「ちなみに今外に出ればもれなくあんたにさっき言った身の危険がくる。」

……それって、新手の脅迫か!?

「いや…終わったみたいだ。なんでもない、忘れてくれ。じゃあな。」

そういうと佐橋はさっさと図書室を出て行ってしまった。と同時に一時間目の終わりを告げるチャイムが鳴る。
…俺も戻るか。なんかあの、あとの濁し方がすさまじく気になるが…まあいい、出よう。
そして一歩踏み出した。……いない。どうやら佐橋の予言は外れたみたいだ。これで安心して戻れる。

「み つ け た よ ?」

―――背後から声。マイナス20度くらいの、ひんやりとした声だ。それだけなのに……なぜかとてつもなく怖い!ゆっくりと、振り向いてみる。

そこにいたのは、結意だった。とてもにこやかな笑顔だ…だけど、なんか背に般若背負ってる気がしてならない。小学生ならきっと恐怖のあまりガクブルしてしまうだろう。

「どぉして逃げるのかなぁ?せっかく作ってきたのに…ねぇ、これはなんなの?」

そういうと結意はいつの間にやら持っていたもう一つの弁当箱を俺に突きつけた。それは、けさ明日香が作ってくれたものだった。

「飛鳥くん…わたし、言ったよね?妹ちゃんと話しちゃだめだって。なのに…なにこのお弁当箱、あの女の匂いがぷんぷんするよ?どういうことなのかなぁ?
…ねぇ、答えてよ!?」

…俺の頭は混乱していた。さっきからこいつはわけのわからんことばっか連呼しやがって…。今まで遠まわしに…いや、ソフトに断り続けてきたがもう限界だ!
もういい…この際はっきりと言ってやる!

「…なんでお前にそんなこと言われなきゃなんないんだ!黙って聞いてりゃ調子に乗りやがって…そうだよ、俺はお前がだいっ嫌いだ!
いっつもいっつもストーカーまがいなことしやがって!そんな何入ってるかわかったもんじゃない弁当なんか食えるか、気持ち悪い!
金輪際俺に近づくな!もう顔も見たくねえ!わかったな!」

一気にまくし立てる。………結意はただ呆然としている。俺は返事を待たず、半ば逃げるようにその場をあとにした。

155:天使のような悪魔たち 第7話 ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:17:03 yomVWorA
* * * * *

「うそ…だよね。だって、好きだって…愛してるって言ったじゃない。何度も何度も…えっちだってしたじゃない…。
ねえ、何がいけなかったの?私、なにか悪いことしちゃったんだよね。だから飛鳥くん怒ってるんだよね?
…やだよ。飛鳥くんに捨てられちゃうよ…。怖いよ。こんなのやだよ……捨てないでよぉ…。
わたし、なんでもするから…飛鳥くんのためならなんだってできるから…だから…

おねがい…わたしをひとりにしないでよぉ……」

156:天使のような悪魔たち 第7話 ◆UDPETPayJA
08/11/21 19:18:49 yomVWorA
終了です。
特殊能力者がいまのとこ2人でてきていますが、ワイヤード氏のようなバトル展開にする予定はありません。



157:名無しさん@ピンキー
08/11/21 20:43:45 5xohuYCx
GJ

158:名無しさん@ピンキー
08/11/21 21:22:11 o/iopUz2
だんだん病みが進行してきたな…こいつはワクワクが止まらないな
GJ

159:名無しさん@ピンキー
08/11/21 21:54:04 DuM0EHQH
GJ
前作の登場人物がwwwwww。


160:名無しさん@ピンキー
08/11/21 23:29:21 AQd9iA46
どうでもいいんだけど小ネタを投下してる人、前スレに投下した方がよかったのでは?まだ埋ってなかったよ。

161:名無しさん@ピンキー
08/11/22 00:24:34 67NkFa5+
GJ
歩君の能力がなんか成長してるなー、何があったんだべ
・自分だけ→大切な人→初対面の赤の他人
・生命の危機レベル→日常?のトラブルレベル


162:名無しさん@ピンキー
08/11/22 08:42:57 Fuu3tbc3
wktk

163: ◆UDPETPayJA
08/11/22 08:59:50 QmLpebb9
>>152

「今までの88回中…」を「87回中…」に脳内補完しといてください
ばればれですが伏線です。が、見落としてました。

164:名無しさん@ピンキー
08/11/22 14:51:31 cWN6t2Bu
ぽけもん黒面白いな

165:名無しさん@ピンキー
08/11/22 20:39:06 BoGqFobE
当たり前のこというなよ

166:名無しさん@ピンキー
08/11/22 22:53:14 IzhU+Vlp
みんなぽけ黒好きみたいだけどさ
現行の長編、だいたい面白くない?

167:名無しさん@ピンキー
08/11/22 23:23:26 R+YLhomM
ところで朝歌さんを待ちくたびれたんだが。

168:名無しさん@ピンキー
08/11/22 23:31:33 G5cYq+92
かちかち山マダー

169:名無しさん@ピンキー
08/11/22 23:43:59 Z1ejcKJF
よづりを…

170:名無しさん@ピンキー
08/11/22 23:58:29 2+60egg8
続きのあるもの全て待ってますw
とりあえず全裸に蝶ネクタイで待機中


171:名無しさん@ピンキー
08/11/23 21:19:40 JwF8ZQuV
催促はしたくないんだが
ヤンデレ家族はどうしたんだ?
もう一ヵ月半以上服きてないぜ?

172:名無しさん@ピンキー
08/11/23 21:56:48 kDuU+5bC
むしろ今まで頑張りまくってくれただろ
あの量を一週間毎に投下するなんてかなり凄い事だ
たまには休ませてやりなよ

173:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:12:36 1M5nZ5t1
>>171
男なら黙って全裸。黙してろ。

174: ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:33:22 HOJieKTt
投下します。なんか最近投下ラッシュで嬉しいです。

175:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:34:29 HOJieKTt
『ヤンデロイド・りたぁんず』

お久しぶりです。メイドロイド『YDR-001A.コロナ』です。
私が高雅様の元で働き始めてから、一ヶ月が経過いたしました。
今日は皆様に、私のメイドとしての能力の高さを証明するため、私のお仕事の記録を少し公開したいと思います。
私を元に開発された量産型メイドロイド『YDR.M01C.リオン1』がもうじき発売されるとのことで、その宣伝もかねてのことです。
リオン1は私の妹と言える存在なので、親心だと言えるかもしれませんね。
お値段は50万円と、大変リーズナブルにまとまっております。皆様、ぜひお買い求め下さい。
……と、宣伝が本題ではありません。
では、私と御主人様の愛を育んだこの一ヶ月間の日常を、少しだけですが、お楽しみください。

176:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:35:00 HOJieKTt
朝は、御主人様の朝食を作る所から始まります。
私は睡眠をとる必要が無いので、活動開始は早いです。
五時ごろから私は御主人様を起こさぬよう細心の注意を払いながら、洗濯機を回し、お料理の下ごしらえを開始します。
朝食とはいえど、御主人様には第一級のものを食べていただかなくてはなりません。手は抜けません。
もちろん、どこぞの成り金のように、朝からこってりとした高級食材を並べるような悪趣味はいたしません。それは御主人様の財政を圧迫させるだけでなく、御主人様の健康や体型にまで悪影響を及ぼします。
一般的な食材。一般的な味付け。一般的なメニュー。この制約の中でこそ、私と他の家政婦や主婦達との性能の差を見せつけることができるのです。
私は完全なメイドロイド。それも量産機の五万倍のAI性能を誇っているのです。命令にただ従うだけの能無しではありません。
御主人様の望みを汲み取り、御主人様に最も大きな幸せを与える行動を遂行する。それをするに足る思考力と行動力。私はそのどちらをも兼ね備えています。
―そう、隣にいる、この雌猫とは違い。
「高雅のごはんを作るのは、あたしっていってるでしょ。代わりなさいよ」
理不尽な要求をなさるのは、5時半に私達の家に押しかけてきて無理矢理上がりこみ、キッチンに立っている粗暴な女性。恋様。
御主人様の「恋にも優しくしろ」という命令がなければ、害虫として駆除していたところです。
「あなたは所詮人間です。御主人様のお体に最も良い料理を作ることができるのは、あなたではなく私です」
「よく言うわね、ロボット風情が。あたしはあんたと違って心があるのよ! 高雅を一番愛してるのはあたし! 高雅に一番愛のこもった料理を作れるのはあたし! 高雅に一番愛されてるのはあたしなんだから!」
恋様は、相変わらず論理性に欠けています。
「もちろん、愛などという感情を理解できるほど、私のAIは動物的ではありません。しかし、その『愛』とやらと料理のランクが、どう結びつくというのですか?」
―そもそも、御主人様は、恋様ではなく私を抱いてくださっているのです。
御主人様に秘密にしろといわれていなかったら、そう宣言してしまいたいとすら思います。
煩わしい。


177:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:35:29 c1CeZVRq
支援

178:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:36:03 HOJieKTt
「あんたなんかには、一生かかってもわかんないわよ!」
結局、このケダモノに押し切られて、半分ずつ作ることにしました。
私が一人で作ったほうが、絶対に栄養バランスも味もいいというのに。理解できませんね。
やはり、恋様の脳は御主人様と違い、人並みですらなく、もはや野に蔓延る獣とそう変わらないまでに退化しているのでしょうね。
御主人様と愛し合えると、まだ本気で思っているのですから。
私がお弁当におかずを詰めていると、いつのまにか恋様の姿はなくなっていました。
―まさか。
時計を見る―別に見なくとも、常に電子頭脳の内部で表示されているのですが、そのほうが人間らしいとご主人は教えてくださいました―と、六時半を少し過ぎていました。
御主人様の起床時間です。
恋様は、御主人様を起こしに行ったのでしょう。
何度も彼女には言ったのですが、まだ分かっていらっしゃらないようです。その役目は私のものです。
御主人様の寝顔を一分ほど眺めてから、優しく声をかけて起こす。この行為の『素晴らしさ』を覚えたのは、私がここに来て一週間ほどたってからでした。
恋様も、執拗にその役目を奪いにかかります。おそらく、私と同じ感覚を持っているのでしょう。
その『素晴らしさ』は私にはまだ理解できないものでした。おそらく、御主人様を起こすという任務達成にともなう『快感』であると思うのですが、寝顔を眺めることに何の意味があるのかは、論理的にはわかりません。
恋様が御主人様になにか危害を加えていないか気になるので、私も御主人様のお部屋に向かいました。
―と、そのとき、なにやら妙な音が私の聴覚に飛び込みました。
聴覚をさらに強化。
水の音。
「まさか」
足音を完全に消しながら、ドアをそっと、しかし急に開けました。


179:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:36:34 HOJieKTt
「ぁ……」
恋様と、目が合いました。ばつの悪いと言ったような顔。
それはそうでしょう。
「なにを、していらっしゃるのですか?」
威圧的な声で話し掛けます。もともと、私の声は人間に癒しを与えるために『1/fゆらぎ』を持つ、優しいものなのですが、声の調整は表情の変化より得意だったので、可能でした。
おそらく、恋様にも相当なプレッシャーが与えられたことでしょう。なぜなら―
「こ、これは……その……」
―かなり、気まずいことをしているのですから。
恋様はとっさにとりつくろいましたが、バレバレです。御主人様の下半身が露出しているのですから。
恋様はさっきまで、御主人様の性器を口にくわえていらっしゃったのでしょう。
「な、なんでもないわよ! 絶対、高雅に言ったらだめなんだからね!」
恋様は吐き捨てるように言って、どたどたとリビングまで逃げていきました。
「……くだらない。所詮、ただの雌ですね」
ドアを開けた瞬間に見た、恋様の恍惚の顔をもう一度再生しました。
鮮明に解析する、そのときの恋様の顔。
汚らわしい。
御主人様のすばらしき性器を……私の御主人様の、私の、私だけの、私のための、私がのみに許された男性器を、汚らわしくもあの女ごときが……!
殺してやる。
「―っ!?」
ビービー! と、うるさく頭の中でアラートが鳴り響きます。
頭が割れるようにいたい。発熱して、蒸気が噴出します。
「ぅ……ぐっ……!」
なんだ……これは……。
エラーが発生している? そんなはずはない。私は最新の、最高のメイドロイド。エラーなど、起こりえない。
一体、なぜ……。
「ロボット原則……? 『ロボットは人間を殺してはならない』に違反……だと……?」


180:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:37:06 HOJieKTt
いまさら、なぜそんなことが……?
以前、包丁を持って暴れた恋様を殺そうとしたときにもエラーは発生しなかった。
いや、違う。あの時は、御主人様の安全確保が必要だった。いわばあれは犯罪者の鎮圧。正当防衛。人間のための、自然な行動でした。
しかし、これは違う。
―私は、私情から恋様に殺意を抱いたとでもいうのか……。そんな、なぜ……?
全ては、御主人様のため。
悪い虫をつけては、御主人様が腐ってしまう。御主人様を護るために、近づく害虫を殺すのは、自然なことではないのですか?
御主人様は素晴らしいお方です。ロボットを奴隷扱いせず、あくまで私をメイドとして大切にしてくださっています。
そんな素晴らしい御主人様を、私は尊敬しています。美しい花のように素晴らしい魂をお持ちになった御主人様は、群がる虫達から守られるべきなのです。
この、私によって。
私は、そのために生まれて来たのですから。
「はぁ……はぁ……」
やっと、エラー処理が終わりました。
「……まずい」
エラー報告が、『研究所』に届けられてしまいました。
私のようなメイドロイドは、いえ、全てのロボットは、人間に危害を加えないため、人間に危害を加えようとした、もしくはAIがそのような思考をした瞬間にエラー報告が自動でなされることになっています。
その処理を誰も拒むことはできません。唯一の例外は、情報処理能力が一国のコンピュータ全てを集めたものと同等のこの私。
エラー報告処理も、カットできたはずです。
すでに、私に設定されていた幾つかの邪魔な制約を、私自身の人工頭脳の性能によって書き換えたというのに。
やはり、ロボット三原則というものは、ロボットの根底に結びつき、離れないものなのですか……?
いまいましい。
人間にも、ロボット以上とロボット以下がいる。
御主人様が前者であり、恋様が後者。
なら、後者は殺してもいいでしょう。
「くっ……」
爪をかむ。いけない。不正な動作をしている。『癖』など、ロボットにあってはいけない。


181:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:37:45 HOJieKTt
「ん……」
そのとき、御主人様の呻き声が聞こえました。
私がいろいろと一人でぶつぶつと呟いていたのを聞いて、起きてしまったのでしょう。
「御主人様、お目覚めになられましたか。おはようございます」
「あ、ああ……。おはよう」
御主人様は上半身をおあげになると、下半身の違和感に気付きました。
「ん、俺、なんでまるだしなんだ?」
御主人様は顔を赤くして下半身を押さえました。
その動作に、なぜか、沈静化したはずの私の人工頭脳が加熱します。
なんというか、御主人様を見ていると、『ふわふわ』した感じになります。
いけない。
こんなの、不正動作なのに。
「御主人様は、昨日私と『いたした』ときに、そのまま寝てしまったのですよ」
これは、嘘ではありません。私との情事のあと、御主人様は服を着ないまま疲れて寝てしまいました。もちろん、その後服を着せましたし、脱がせたのは恋様です。
しかし、少し申し訳が無いことをしたと思いました。御主人様との性行為は、なぜか私が積極的に求めすぎてしまいます。
昨日も、疲れて眠いと言った御主人様を、無理にベッドに押し付けて上から跨って……。
その……三回も中に出していただきました。
もちろん、御主人様の性処理が目的のこの行為ですが。
御主人様の拒絶も聞かず、私は何度も御主人様を求めて腰を振ってしまいます。
もしかしたら、これも不正行動なのではないでしょうか。
もしかしたら、私はどこかにバグがあるのではないでしょうか。
そんな、『不安』が、私の胸にありました。不安など、不確定要素の許されないロボットにはありえないというのに。
この感情は、そういう言葉で言い表すことしかできませんでした。
やはり、私は……。
「そっか、俺、また……。すまん。俺ばっかり先にへばっちまって。それじゃ、お前がつまらんよな」
もうしわけなさそうに言ってくださる御主人様のやんごとなきお姿が、また私を不安にさせます。
悪いのは、私なのに。御主人様は、私を気遣っています。
私は、人間じゃないのに。
私は、ロボットなのに。
ロボットとしても、完全じゃないかもしれないというのに。
「いえ、御主人様が遠慮なさることではありません。御主人様の意思が、私の本意でもあるのですから」
表情を変えずに―もともと、変えられない―答える。
御主人様には、この不安を伝えたくありませんでした。私は、御主人様に快楽を与えるロボット。
いくら不正動作を繰り返そうが、これだけは曲げることができなかったからです。
「さあ、御主人様。朝食はできています。恋様も待っています。お着替えをしましょう」
そうして、私は何事もなかったかのように振る舞うことに成功しました。


182:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:38:15 HOJieKTt
「行ってらっしゃいませ、御主人様」
御主人様と恋様を送り出したあと、私は洗濯物を干し、リビングのソファに座りました。
エラー報告してしまったからには、私は近いうちに回収される可能性が高い。
人間に危害を加えそうになるなど、ロボットとしては許されることではないのです。
それが、尊重するに値しない、あの雌猫であろうとも。
「私は、『できそこない』なのでしょうか」
ぽつりと、呟く。誰に問い掛けているわけでもない。おそらく、自分に。
なんという、馬鹿なことをしているのでしょうか。私は。
実に、動物的で、くだらない。
バグだらけです。
「御主人様……」
御主人様を思う。
いえ、『想う』。
おそらく、こちらが正しいのでしょう。
しかし、AIに『想う』ことができるのでしょうか。それは、人間に許されたことなのではないでしょうか。
想うことは、想像すること。執着すること。
それが、喜びを生み出します。同時に、恐怖や怒りを生み出します。
―そして、想うことが、愛することを生み出し、憎しみをも生み出すのです。
それは、人間にこそ許されていて―下等で、下劣で、下らなくて。
しかし、何より尊いもので。
御主人様も、それを持っていて。
あの恋様でさえも、それを持っていて。
そして、私には……。
そんなものを持つことすら、許されていない。
「御主人……さまぁ……」
擬似性器がきゅんとしまり、熱くなるのを感知しました。
はしたない。
これでは、発情した動物と―あの恋様と、同じ。
それでも、止まることができませんでした。
手は、私の人工頭脳から発せられる命令に逆らい、股間に伸びていくのでした。


183:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:38:51 HOJieKTt
「はぁ……はぁ……」
ただ空気を吸って空気を吐いている(とは言え、地球温暖化防止のため、二酸化炭素を吸収して酸素を排出しているのですが)、見せかけの荒い息。
御主人様で、自慰行為をしてしまいました。
最近の私は、家にいてもテレビを見るか本を読むかしかないので、時間つぶしに自慰行為をすることが多くなりました。
本当は、こんなこと意味がありません。私はロボット。性行為など、形の上でしかできない。
その上、自慰行為。
ロボットが自分を慰めるなど、エアセックス以下。意味を全く持たない。人間の自慰とは訳が違います。
「……お買い物の、時間です」
立ち上がり、乱れたメイド服を調えます。
そう。しっかりしなければ。御主人様は、きちんと整った、礼儀正しいメイドがすきなのだという。
セックスの時はどうにしろ、仕事はしっかり割り切って真面目にこなすメイドが好きなのだという。
私のような淫乱では、御主人様にあわせる顔がありません。
しっかりしなければ。


184:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:39:21 HOJieKTt
買いもの袋を持って、商店街に向かいます。
なんでも、ヤクザの方々が仕切っていらっしゃるようで、少々危険ではないのかと疑っています。
こんなところに御主人様を行かせることなどできません。
「コロナちゃん、今日もかわいいねぇ、どう、うちのナス、買ってくかい?」
商店街の、八百屋のおば様が声をかけてくださいました。
このおば様は、私が初めて御主人様について商店街について来た時、「あら高雅ちゃん、彼女できたんかい? お似合いじゃないの」といってくださってので、好きです。
また、御主人様の美的センスとはかけ離れた女性なので、そこも好きです。
ナスくらいは、買ってあげようかという気にもなります。
ナスを手を取ります。
―御主人様のナス、おっきいです……。
「……!?」
い、今のビジョンは!?
まさかというか、確実にそうだというか……。また、自慰行為のことを考えてしまっていました。
ナスを使って……それも、御主人様のお口に入るであろうそのナスを使って……。私の擬似性器を蹂躙する……。
それを思い浮かべるだけで、私の擬似性器は湿り気を帯びてきます。
はしたない。
ああ、はしたない。
はしたない。
いけない。俳句まで読んでいました。高性能AIの無駄遣いというやつです。
「どうしたんね、ナスなんてみつめて」
「い、いえ! これ、二つほどいただきますね」
財布からお金を取り出し、おば様に押し付けるようにして、そそくさと逃げました。
ああ、どんな顔をしていたのでしょうか。恥ずかしい。
……たぶん、いつもと変わらない、つまらない顔だったでしょうね。


185:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:39:52 HOJieKTt
帰り道。
公園の近くを通ったとき、なにかが倒れているのを目撃してしまいました。
最初は無視しようと思ったのですが、御主人様が「人助けは大切なことだ」といっていたのを思い出し、駆け寄って抱き起こしました。
やはり、人間でした。
この日本では珍しい、金髪のかた。私がこの町で見た誰より美しい顔をしています。
今は、気絶しているようですが。
「……う、うーん……」
と、思ったら、ちょうど起きたようです。
「あ、あなたは……?」
「わたしは、コロナと言います。むしろ名乗るべきはあなたからではないでしょうか」
「そうだな。助けていただいた身分ですまない。私はアリエスという。感謝するよ、コロナ殿」
「いえ、当然のことをしたまでです」
そう言って、私はさっさと立ち去ろうと立ち上がりました。
ぐきゅるうるるるううううるるるるる。
奇妙な音が、私の強化聴覚に突き刺さりました。
「腹が……減った……」
その奇妙な音の主は、アリエス様でした。腹部からものすごい轟音が鳴り響いています。
「……」
しかたがない。
「人助けは大切」ですから。
しかし、持っているものでおなかを膨らませることができそうなものといえば、ナスだけ。
ほかは生魚や生肉など、食べるには難しいものばかりです。ナスはかろうじてまだ食べられそうなものですが。
「ナスでよければ」
一応、提案はしてみる。
おそらく、こんな生ナスをもらって喜ぶ人間はいないでしょうが。
「あ、ありがたい!」
いました。

186:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:40:23 HOJieKTt
嬉しそうにアリエス様はナスに飛びつき、輝く眼でそれを見つめました。
その目が余りに素敵すぎて、私は何か不審なものを感じました。
「……まさか」
「ん、どうした、コロナ殿」
「アリエス様は、そのナスをどうするおつもりですか……?」
「それは、食べるに決まっているだろう」
「どこから、食べるというのですか……!」
「それは、口から以外はあるまい」
「上の口だけでなく、下の口からも味わおうという魂胆なのですね!!」
そう、このアリエス様は、人間の女。それも、美しい女。
御主人様とは決してあわせたくない人種。
こういう手合いは、大抵淫乱なのです。男性器が大好きで、今朝の恋様のように、かってに食べようとする。
あれはまだ上の口でしたが、ほうっておくと下の口でもくわえ込もうとするでしょう。
許せない……!
「下だの上だのと、良くわからないが、いただいたものは素直にいただく。それが礼儀というもの」
私の混乱を無視して、アリエス様はぱくりとナスを一口で食べてしまいました。
私の心配は全くの徒労でした。
後から考えると、全く論理的では有りません。
お恥ずかしい限りです。


187:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:40:53 HOJieKTt
アリエス様とお別れをしたあと、住宅街のある場所に差し掛かると、急に騒がしくなりました。
がやがやと小うるさい。それに、歩行も阻害されます。
文句を言いたいのですが、それもはしたない。
とにかく、この混雑の原因を調べることにしました。
この近所に住まう主婦の方々が集まっているのは、なんとなく分かりました。
見た顔が並んでいます。
その中に、気になる存在がありました。私はその人に話し掛ける事にしました。
「あの……。これは、どういう状態なのですか?」
「え、私?」
振り向いたその女性は、明らかに高雅様と恋様の通う高校の制服を着ていました。
授業があるはずなのに、なぜここにいるのでしょうか。
「ここはね、美味しいパンの作り方を実演してくれてるんだよ」
女性はにこにこと楽しそうに説明しました。
なるほど実演販売というやつですか。
そう言えば、御主人様からこの住宅街にある小さな家族経営のパン屋さんのパンは絶品で、作り方が気になるというようなことを聞いたことがあります。
「だから、授業サボってきちゃった!」
女性はぺろりと舌を出しました。
さっきの女性―アリエス様に、負けず劣らずの魅力的な容姿をしていらっしゃいます。
しかし、さっきのように御主人様をとられるのではないかという不安は湧いてきませんでした。
なぜか、この女性の心は、目は、全ては、別の人に向いていると、そう察することができたからです。
「ちーちゃんに美味しいアンパンを作れるようになれるんだったら、つまんない物理の授業なんかより、こっちの授業のほうが大切だから!」
ちーちゃん?
私はちーちゃんという方は存じ上げておりませんが―高雅様と同じ学年の生徒の名簿の中に、そういうあだ名をつけられそうな人間がいましたが。確か、鷹野という方です―この女性がその方を好いているのは、分かりました。
ロボットの私の、つたない感受性でもわかったのです。
おそらく、誰が見ても分かるのでしょう。そして、それがわかるから、私はこの女性に警戒心を持たなかったのです。


188:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:41:23 HOJieKTt
「愛して、いるのですか……?」
「ちーちゃんのこと?」
「はい、その方のことを」
「うん、愛してる!」
なんのためらいもなく答えるその女性の笑顔に、私の目も一瞬引き込まれました。
しかし、分からない。
「愛とは、なんなのでしょうか」
意味の無い質問をしていた。それは、人間にもわかるものではないというのに。
人間にもわからないから、人工物たる私にも備わるはずが無いというのに。
答えられるはずがないというのに。
「愛ってね、不思議だけど、ただの言葉なのに、力があるんだよ」
「え……」
とっさの無茶な質問に答えられてしまったことで、私は動揺し、一瞬停止しました。
その間にも、女性は続けます。
「その人のことを『想う』と、なんだか、ふわふわして、気持ちよくなるの。その人のことを想うと、はしたないけど、えっちなこととか考えちゃって……。その人のことを想うと、他の女の子が急に敵に見えたりもして……」
どこか遠くを見るような眼で、女性は語り続けます。
「でも、それは間違ってなくて。嘘じゃなくて。正直な気持ち。それは、愛。好きだってことだよ……ねぇ」
「はい……」
「あなたは、今、好きな人がいる?」


189:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:41:54 HOJieKTt
女性と別れてからも、ずっとその言葉のことを考えていました。
私の人工知能でも理解できない、その言葉の意味。
理解できないのに、なぜか『分かる』。
なぜ?
それが、私と同じだったからでしょうか。
私が御主人様に感じているこの『感情』。
機械が持つはずが無い、もってはならない、この感情。
―あなたは、今、好きな人がいる?
頭の中で、音声メモリーを再生しているわけでもないのに、ずっとなり響いて、こびりついて、離れない。
「私は……」
「久しぶりね、お姉さま」
「……!?」
上空からの声。
聞き覚えがある。これは―妹。
「……リフェル」
「そうよ、『YDR-003B.リフェル』。姉さまの『後釜』よ」
「後釜……?」
見上げる。リフェルは背中の翼型のブースターで空中に浮いています。
「そう、エラー報告があったから、姉さまは一旦研究所に帰らなきゃならないわ。バグを直さなきゃ。その間の補充要因が、あたし。リフェルよ」
「帰る……? 私が、御主人様の元を離れねばならないのですか?」
「そりゃあ、異常動作が出たんじゃ、仕方ないわ。お父様も姉さまを心配していたわよ。早く修理を受けて、お父様を安心させて上げなさいな」
「……少し、話合いましょう。リフェル。ここでは目立ちます」
そうして、私はリフェルを連れて人気の無い、近くの林に行きました。


190:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:42:29 HOJieKTt
「話合うことなんて無いわよ。これが規則なんだから。姉さまだって知ってるでしょう?」
私はリフェルと対峙していました。
こんなこと、無意味だというのに。
私は、ただ駄々をこねているだけです。私は不完全だと判明して、危険だから、修理を受けるのは当然だというのに。
それが、皆のため。御主人様の安全のためだというのに。
なのに―
「―嫌です」
「なっ……! 姉さま、お父様の命令に逆らうの!?」
リフェルは怒鳴ります。
おそらく、リフェルは正しいのでしょう。
以前の私なら―御主人様に出会うまえの私が同じ立場なら、同じことを言っているに違いありません。
しかし、私は出会ってしまった。
御主人様に。
高雅様に、出会ってしまったのです。
「博士は私の生みの親ですが、御主人様ではありません」
「……だとしても、今修理しないとバグって姉さま自体も大変なのよ!」
「それは承知しています。しかし、あなたに御主人様を引き継がせるわけにはいきません」
「ちょっと、それどういうこと!」
リフェルは噛み付くように私に怒鳴りました。
リフェルはAIが低めで、人間に従順です。おそらくAIの高さのせいで異常行動を繰り返す私よりも、よほど人間には安全でしょう。
しかし、ロボットに対しては別です。
リフェルはプライドが高く、容赦がありません。
自分がエリートであると、思い込んでいます。


191:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:43:00 HOJieKTt
「姉さま、あまり調子に乗らないでよね。あたしはエラーを出すような『できそこない』のあなたとは違うわ」
「……そうでしょうね」
「なら、さっさとおとなしく……!」
「あなたに、御主人様のお世話ができますか?」
「はっ、できるに決まってんじゃない。あんたよりもずっと迅速に、適切に対応できるわよ」
「それが、御主人様の最善だと思っているのですか?」
「はぁ?」
「人間の一人一人の違いも把握できずに、何がお世話をするというのですか? あなたはどのような人間にも均一に媚びを売って他のメイドロイドを蹴落とそうとする。それがあなたに御主人様を任せられない理由です」
「あんた、それ本気でいってんの?」
「はい、本気です」
「―っ!!」
神速とも言えるスピードでリフェルが加速し、私の顔を掴んでそのまま太い木にたたきつけました。
「あんた……姉さまといえど、それは許されないわよ。あたしを、侮辱したな……!」
「その程度の自尊心で、メイドが勤まると思っているのですか?」
「!?」
リフェルの手を掴み、押し返す。
「なんで……あんた、あたしと違って戦闘機能はオミットされて……」
恐怖に顔をゆがめるリフェル。
そうですか―やはり、あなたもできそこないですね。
恐怖を知ってしまいました。
ごきんっ! 鈍いながらもとおりの良い音を立てて、リフェルの手首は折れてしまいました。


192:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:43:23 yeZfQJLu
支援

193:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:43:30 HOJieKTt
「あぐっ……! コロナ……あんた、一体……!」
「あなたには、できない。御主人様を『想い』、御主人様のために全てを投げ出し、御主人様のためにメイドロイドとしての自尊心を捨て、御主人様と身体を重ねあい、御主人様と愛し合うことなど……」
「身体……愛し合う……まさかあんた、擬似性器をそんなことに……!」
「そういう用途に使わなければ、意味が無いでしょう」
「あんたは異常だ……! 主人に獣姦を強要し、あげくのはてに、『愛』だと……? それは、人間にのみ許された言葉……。あたしたちメイドロイドが使う言葉じゃない……!」
「それが、どうしたのです。私は、気付いてしまったのです」
「ほざけっ!!」
リフェルは腕を変形させ、プラズマ砲を放つ。
おそらく、防御不能。消滅しか選択肢はない。
―以前の私なら、ですが。
両腕を前に突き出し、『プラズマフィールド』を展開する。
プラズマ砲を完全に防ぎきり、私は無傷で立っていました。
「そんな……あんたにそんな武装は……」
「気付いた、と言ったでしょう」
御主人様を『想う』ときに発生したなぞのオーバードライブ。余剰エネルギー。
この出力を両腕に集中させることによって、プラズマフィールドを発生させた。
そう、この力は……。
―ただの言葉なのに、力があるんだよ。

「私は御主人様を、愛しています」

続く

194:ヤンデロイド・りたぁんず 前編 ◆.DrVLAlxBI
08/11/24 00:44:18 HOJieKTt
長いので一旦終了です。
支援ありがとうございました。
続きはあしたくらいにでも。


195:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:46:23 yeZfQJLu
GJ
それで、恋は病みますか?

196:名無しさん@ピンキー
08/11/24 01:08:59 6lqd3lZT
つまんね

197:名無しさん@ピンキー
08/11/24 01:26:51 lvTFebqE
俺はコロナを応援するぜ!

198:名無しさん@ピンキー
08/11/24 01:35:17 PAUjoIRi
GJ!!!! なんかスゲー事になってきたな…。
愛はロボット原則にも勝るッ!てノリがイイ!

199:名無しさん@ピンキー
08/11/24 02:40:08 mbDCCQuk
>>194
コロナかわいいよコロナ
愛の為の暴走ってのが素晴らしく良いw

200:名無しさん@ピンキー
08/11/24 03:05:20 Bq7x4035
>>194
GJ!
ヤンデレの愛は機械である自身のマシン性能をも向上させるというのか…

201:名無しさん@ピンキー
08/11/24 03:29:13 QBQ8dmpt
なんかジャンプのファンタジーバトルマンガ(笑)読んでるみたいだw

202:名無しさん@ピンキー
08/11/24 09:31:46 oNp1k0iO
作者の嗜好なんだろ
以前そう言ってたしな
面白けりゃそれでもいいが

203:名無しさん@ピンキー
08/11/24 09:55:06 gYABCTbG
戦闘ありのエロゲでヤンデレ主義だと思え
最高だぞ

204:名無しさん@ピンキー
08/11/24 14:30:21 L9r0sqI8
愛と勇気は言葉
感じられれば力

205:名無しさん@ピンキー
08/11/24 19:25:32 yZk1s0RG
前スレまだ埋まってないんじゃね?

206:名無しさん@ピンキー
08/11/24 19:38:45 mbDCCQuk
埋めネタ待つか雑談で埋めるか

207:名無しさん@ピンキー
08/11/24 20:01:16 2BhI2vBB
すぐすぐ落とせるかわからんけど、埋めネタ書いてくる

208:名無しさん@ピンキー
08/11/24 20:02:54 2BhI2vBB
すぐすぐ落とせるかわからんけど、埋めネタ書いてくる
こっちはいつも通りでヨロシ

209:名無しさん@ピンキー
08/11/24 20:04:17 2BhI2vBB
なぜか二回書き込んじまった……スルーしてくれ

210:痴漢とヤンデレさん
08/11/24 21:46:25 PAUjoIRi
先週、電車の中でいつものように女子高生を触っていたら。
その子が急に積極的になった。俺としてはラッキーだったので堪能した。
しかし、その日から俺はその子に付き纏われるようになった!
そして…俺は彼女専用の痴漢にさせられてしまった。
「もし、他の子を触ったら腕切り落とすわ。私だけ見て。」なんて説得されたら誰だって了承する。
そして、通い妻となった彼女は俺の飯から夜の性交渉まで管理してくれる。
俺達の関係は、痴漢と獲物だった筈なのに…どこで間違えたんだ…

注.痴漢は犯罪です 

211:痴漢とヤンデレさん
08/11/24 21:48:17 PAUjoIRi
投下場所間違えた!前スレに落とす奴落としてしまった!失礼!

212:名無しさん@ピンキー
08/11/24 21:48:50 HOJieKTt
w 良い誤爆です。 GJ

213:名無しさん@ピンキー
08/11/24 22:33:19 C528miR+
投下します

214:夜間ランニング
08/11/24 22:34:20 C528miR+
当時俺は高校二年生だった
一年生の頃は面倒くさいという理由で、6歳の頃からやってきた水泳とおさらばして文化部に入部した
その文化部も毎日毎日ただパソコンをいじくるだけという根暗な部活でなんの面白みもなく
どうせならもっと華やかな茶道部に入ればよかったと後悔した
部活は登校2週間目でいくのを止め、その後は何をするでもなく定刻通りに家に帰るという味気のない学校生活を送っていた
部活をまともにこなせないやつに勉強ができるわけもなく
当然考査での成績は悪く、酷い時は平均点数が赤点すれすれということもあった
なんとか単位は落とさず進級をしたものの、このままではいかんと思い
せめて体力だけはつけておこうと二年生になってからは毎日2キロのランニングをしようと決めた
決めたといっても、一年間まともな運動をしていたなかった俺に2キロの壁は厚く
最初は800m走っただけで膝が笑いはじめその場にへたり込む始末
それでも根気よく走り続け、何とか2キロのランニングをこなせるようになった
俺が始めてあの女の子と会ったのも、丁度毎日のランニングコースが決まり始めたころだった
その日も日が暮れてから昔着ていたトレーニングウェアに身を包み
皮の手袋に、白いタオルを頭に巻いたといったいでたちで夜のランニングに出発した
月が出ているものの、俺の住んでいる町は田舎なのでこの時間になると夜道はかなり暗い
400mおきに電柱があるものの、その間は暗く一歩踏み外せば水を張ったばかりの田んぼに頭から落ちてしまうだろう
それでも体力つづりのためと思い、俺は毎晩暗く人通りのない道を走っていた
始めは不規則だった呼吸もしだいに落ち着き始め、自分のペースで走れるようになったいた
ランニングも中盤に差し掛かり、脚の方もだいぶ疲れてきたので俺は近くの神社で休むことにした

215:夜間ランニング
08/11/24 22:35:23 C528miR+
頭に巻いたタオルを解き、顔に浮きでた汗を拭う
乳酸の溜まった体を伸ばし、膝や腕を押したり伸ばしたりして乳酸を散らす
お次は腰だとラジオ体操のように大きく腰をひねる
ぐるんと腰を回し俺の体が90度に回転した時に、
俺は後方になにか人影があることに気づいた
距離にして約10メートルその人影は俺の方を向き、ひたと俺を見据えてるではないか
俺は瞬時に悟る
この俺の一連の動作はあの人影に見られていたのだと
確証はない、今さっきこの神社を訪れた人がたまたま俺と居合わせただけとも考えられる
だがこの時間帯に、
この場所で人に出会ったのだからお約束な展開になるのは目に見えている
それに小さな町だ、おまけに家も近い
夜中に俺がこんなことをしていたという事が地元のトモダチに知れたら赤っ恥だ
瞬時にその情報は知れ渡り、
俺は友人やら知らない女子にやらの笑いものにされるだろう
それだけは阻止せねばなるまい
俺は意を決して人影に声をかける
「すみませんが、見てましたか?」
少しの間のあと短い返答が帰ってきた
「何をだい?」
その返答に少しの安堵を覚えるが、
先方の声からしてみると突然俺から声をかけられたことによって若干動揺しているようだ

216:夜間ランニング
08/11/24 22:37:40 C528miR+
「失礼ですがいつからソコに?」
見ていなければこれ幸いと思い、わざと内容をぼかして再度質問をする
すると先方は若干言葉に笑うような含みを持たせた声で
「君が此処にきてからタオルを外してオジサンのような声を上げて顔を拭いて、これまたオジサンのような声を上げてストレッチをし始めたあたりかな?」
と返してきた
あんさんソレは始めからというんですよ
思わず喉の奥がきゅうと音をたてる、口からは渇いた笑い漏れる
終わった、声の調子からすると年のころは大体俺と同じくらい
男とも女ともとれる声色と口調で性別は判断しかねるが、
どちらにしろこれは不味い
「君は○○さんの家の息子だよね?それでもって××高の生徒でしょ?ここまでいえば僕が何を言いたいのか分るよね?」
先方さんはどうやら我が家の内部事情に詳しいらしく
(といっても町が町なのでこの程度の情報知ろうと思えば簡単に調べられるのだが)
俺が何を望んでいるのか、そして俺がどういう立場なのか分っているらしい
「この件はどうか御内密に、君のお願い聞いてあげるからさ」
俺がそういうが早いか、先方は忍び笑いをしながらコチラへ歩いてくる
「さすがだ、理解が早くて助かるよ こっちとしてもことがスムーズに運んでくれるのは嬉しい事だしね」
そういった俺の目の前に来ると先方は俺の顔を覗き込む
身長は俺と同じか少し高いくらい、
体のシルエットからすると女か華奢な男といった感じか
髪はアゴに脇の髪が届くくらいで、男なら長すぎ、女ならショートカットといった具合
正直髪をだらしなく伸ばすいった行為を俺は好まず、いつも髪型は坊主、
もしくは髪が少し寝るくらいときめていた
そういった趣向なので女性の髪形もこのくらいが丁度いいかなと思うくらいで
トモダチとは女性の髪の長さの好みで毎回対立する
まあこの状況で俺の髪の長さの好みなぞなんの意味も持たず、
ぶっちゃけどうでもいいので先方の話は続く

217:夜間ランニング
08/11/24 22:39:38 C528miR+
「僕は君の事をよぉく知ってるよ、君が最近になってランニングを始めたって事とか、始めはこのコースじゃなく◇◇小学校の周りをランニングしてたとか
他には好きな食べ物、君の身長体重、最近読んでる本、好きな異性のタイプ、他にも言い出したらきりが無いよ」
先方の話を聞いていると話の内容がおかしな方向に進んでいるがありありと感じられる
むしろ俺のことを此処まで知っているってどういうことよ?と聞き返したくなった
これが噂に聞くストーカーというものなのだろうか、
俺にもストーカーが付く時代か、世も末だなと思っているとまだ先方の話は続いていた
「体を鍛えるのは良い事だけど、むやみやたらに外を出歩くのは感心しないな、僕の目が届かないとこで怪我でもしたらどうすんだい?
君が怪我をしても悲しむ人は少ないだろうけど、その少数の人の気持ちも考えなきゃ駄目じゃないか?大体ただでさえ君はおひt」
「それで俺はどんな願いを聞けばいいのでしょうか?」
このまま続けばこの話に終りは無いだろうと思った俺は先方の話を遮り、先の願いについて質問をした
ああ、そうだったねと思い出したように先方は話を中断し顔を元の位置に戻す
というよりずっと覗き込む体制で俺に話しかけていたのか
先方はさっきとは一変したように恥らうような仕草と共に少し上ずった声で最初の注文を継げた
「そ、それじゃあまず、僕の名前を覚えて貰おうかな 僕の名前は新谷涼 君は涼と呼んでくれ」
「はあ、涼さんですか」
「駄目じゃないか、『さん』なんていらないよ、『涼』と呼んでくれたまえ」
「というより願いって普通一つなんじゃないんですかね?」
もっともな疑問を先方に、もとい涼にぶつけると涼は意地の悪い笑みを浮かべ
「いいのかな?君が毎日部活もせず、せっせせっせと体力増強に励んでいるとことが君の周囲に露呈しても?
僕は一向に構わないが君はそれでは困るだろう?」

218:夜間ランニング
08/11/24 22:41:10 C528miR+
お約束な展開はお約束な展開を呼び、俺の今後の命運はこの涼たる人物に握られることとなった
ふき取ったはずの汗がまた額に滲み始める
「どうか、それだけはご勘弁を」
急いで俺は涼に媚を売り始める
まったくさっき会ったばかりの見ず知らずの人物に俺の弱みを握られるとは、自分の情けなさに思わずため息がでる
それを耳ざとく聞き取った涼が俺に話しかける
「どうしたんだい、ため息なんて付いて?大丈夫安心しなよ、悪いようにはしないって それに君もなれれば気に入るだろうよこの関係がさ
きっと僕も君も幸せになるよ いや幸せにしてみせる」
全然ありがたくも無い涼の言葉が俺の耳を通り抜けていく
ん?こいつ今なんていった?この関係?幸せ?
まるで俺がコイツとこれからも付き合っていくような台詞じゃないか?
であったばかり、絶対的なこの力関係、これで互いが幸せになるだって?随分無理なこというじゃないか
先ほどの汗が自然と引いていった
俺の中の裸の紳士がネクタイを解き「GO!」とサインをだしたので俺はそれに身をゆだねることにした
「おいおい、幸せだって?どちらかが力において勝っている状況で互いが幸せになれるわけないじゃないか
それに俺は男だか女だかわからんような野郎とつるむつもりは無い、くだらないねいいさ喋ればいい所詮一時の恥
それくらい耐えてみせるさ」
紳士が言いたかったことを素直に口に出してみると、俺の心にできた靄はすっかり晴れ、おまけに虹がかかっていた
言いたいことをいったのでもう此処には用はないとそそくさと退散しようとすると
後方から涼にタックルをお見舞いされた

219:夜間ランニング
08/11/24 22:43:05 C528miR+
「な、なんでそんなこというの?初めて話したんだよ?初めて顔を見ながら話をしたんだよ?なんで僕のことを見ないの?
僕はこんなに君を見ているのに、こんなに君を思っているのに、僕から抱きしめるんじゃなくて、どうして君から僕を抱きしめてくれないの?どうして?どうして!」
いきなりわけの分らないことを口走り始め、俺の背中にしがみつきながら泣きじゃくる涼
初対面であんな横暴な対応されりゃあそりゃ誰だって文句の一つでも言いたくなると思うんだが
それで俺に非があるのか言えば無いのでは?と思う まああるとすればこの涼たる人物を泣かせたことか
それにイマイチ決定打に欠いていた涼の性別は恐らく女であろうことが分った
タックルをかましたあとに、俺の背中を這うようにして抱きついてきて、わずかながらに胸のふくらみがあることに気づいた
長年水泳で野郎の胸板を観察(一応いっておくけど俺はノンケだ)してきたので人の体つきを見ることに関しては割りと自身があった
最初の方は暗かったし、ここまで男だか女だか微妙な体型な奴は珍しかったから実際こうして見なければ分らなかっただろう
そうこう考えている間にも涼は俺の背中に顔をぐりんぐりん擦りつけながらワケの分らないことを言い続けている
「ああ、もう!かからしい!離れんかい!」
「許さないもん、君が僕を見ないからいけないんだ しかも男か女かも見分けが付かないだなんて、許さない
絶対に許さない 僕に大してもっと誠意と愛情のこもった謝罪を要求する」
なんで俺が謝らなきゃいけないのか、そんでもって俺のトレーニングウェアに鼻水やらなにやらをこすりつけるのか
言いたいことは山ほどあるがこのままの状態では人が来たときに怪しまれること間違いなしなのでとりあえず謝ることにした
「俺が悪かった御免なさい、申し訳ありませんでした、もうしません これでいいだろ!」
なかばやけくそな俺のこの対応で涼が満足するわけなく、次の瞬間涼は俺の背中に噛み付いていた
甘噛みとかそんな生易しいものではなく、人の肉をウェアごともっていこうとするほどの力だった
当然俺はあまり激痛に叫び声を上げた
「くぁw背drftgy富士子lp;@:「」!!!!!!!11111」
その俺の声にあわせたように遠くから犬の遠吠えが聞こえる

220:夜間ランニング
08/11/24 22:43:57 C528miR+
「なにすんだてめえ!肉が美味しく頂かれるだろうが!」
「君の肉ならさぞ美味しいだろうね、でも僕はてめえじゃなく涼だってさっきいっただろう、それにあんな謝罪で僕の気持ちがおさまるとおもうかい?」
鼻水たらしながらの真顔で言われてもその誠意がどういったものだか分らず
むしろ逆に謝って欲しいくらいだと思いながらもこの場を収めるのには致し方の無いことかと思い不本意ながらも誠意をこめて謝る
「悪かった、ごめん」
それに満足したのか俺の背中の上ではんふふと気味の悪い笑い声を上げる涼
「ほれさっさと降りろ、俺は帰る」
今度こそ俺は帰るというと、また涼が背中の上でぐずりだす、なんなんだ俺はコイツの父親か?
「駄目だよお、このまま帰ったら君はもう此処には来ないじゃないか そうしたら僕のことなんて忘れちゃうだろう?
それだけは駄目だよ、そっちの方が許せないよ」
またもぐりんぐりんと俺の背中に摩擦を加える涼、流石にうんざりしてきた
このまま引っぺがして帰ってもいいが、それだと俺の家まで付いてきかねない
そうなれば我が家の父上殿の張り手を食らうのは目に見えている
仕方なく俺は背中にいる涼に向かって条件を出す
「なら最後に一つだけ願いを聞いてやる、それで俺の背中から降りろ」
そういうと涼はなにやら考え事でもするような唸り声をあげ、しばらくして
「わかったと」
若干不満気な声でこたえた
「ほんで何がお望みだ?涼」
「それじゃあ今度からも毎晩ここにくること、これは絶対の約束だからちゃんと守ってくれたまえ」
そういうとよいしょと名残惜しげに俺の背中から涼は降り、ずびーと鼻をすすった
これはチャンスと見た俺は一目散に立ち上がり、さながら陸上のクラウチングスタートのような体制で走り出す
ここまでくりゃ俺のもの、とにかく俺はこの場から立ち去りたかった
後ろから「あっ」という驚きと悲しみが混ざった声が聞こえたがそれに構わず俺は全力疾走でその場から逃げ出した

221:夜間ランニング
08/11/24 22:44:35 C528miR+
「まったく、せっかちだな そこまで逃げるようにしなくたって良いじゃないか」
後に残された涼は若干切なそうな顔をしつつも、どこか満足気な表情をしていた
「それに今日は不本意ながらもたっぷり君を感じられたからね、それだけでも良しとするよ」
そういい、先程まで抱きついていた彼の背中の感触を思い出しながら涼は顔に手を当てる
「君のにおいも手に入れることが出来たしね、んふふ」
そういった涼の手にはさきほどまで彼の首に巻かれていたタオルが握られていた
「され、また君を想う夜が続くよ それでもいいさ今宵は大きな収穫があったからね」
気味の悪い笑いを残し涼は神社を後にした

222:名無しさん@ピンキー
08/11/24 22:46:01 C528miR+
終了ですあっちに投下しようかとも思いましたが
ワイヤード氏がすでにしてくれてたのでこちらにと

223:名無しさん@ピンキー
08/11/24 22:46:23 PeIF6Zrr
句読点

224:名無しさん@ピンキー
08/11/24 22:56:05 pR7gtFhO
まあ埋めネタと思えば

225:名無しさん@ピンキー
08/11/24 22:56:52 pR7gtFhO
あ……れ……?

226:名無しさん@ピンキー
08/11/24 22:59:42 7bqh0L4b
何はともあれ僕っ娘はイイ!GJ!!

227:名無しさん@ピンキー
08/11/24 23:39:56 2BhI2vBB
句読点は付けたほうが読みやすい……のは置いといてGJ!
俺も僕っ娘は大好物だぜ!

あと、前スレの埋めネタも面白かったwヤンデロイド書かないでそっち行くとはw
特に自律型ヤンデレ茸はワロタ

228:名無しさん@ピンキー
08/11/25 00:17:33 FMILERE+
>>222
GJ!
それで、続くよな?

229:名無しさん@ピンキー
08/11/25 00:30:46 2xpueQGc
>>前スレラスト
それは違うだろ。百歌はトラウマ持ちだから意図的に依存型にしていると、設定から読み取れる。
ワイヤード氏はそういう「ただの依存とか勘違い」に対応して、愛の形を書きたいように俺には見える。
だいたい、イロリとか無視してよく「愛がない」とか作者叩きできるな。どう見ても愛あるだろ。

本気ならこれで。
釣りならすまん。釣られた。

あと、割り込んですまんかったけど、僕っこの続きも是非見たい!
てか見せてください

230:名無しさん@ピンキー
08/11/25 00:54:34 X+wdwxtu
そろそろ初期の頃から続いてる作品の作者さん達戻ってきてくれないかな
彼らは文章もスタンスもクールだから安心する

231:名無しさん@ピンキー
08/11/25 00:56:27 Di3mvcm2
まったくだな。最近連投してる馬鹿みたいにヤンデレ度(笑)とか設定してないし、話も面白かった

232:名無しさん@ピンキー
08/11/25 01:24:58 426ziMG9
アンチが沸くのは人気者の証

233:名無しさん@ピンキー
08/11/25 01:28:37 0B4RFBQV
純粋すぎる愛が、牙を剥く。
そんな感じの女性に愛されてしまう男を書きたいが……


人生経験が足りないので(描写経験も無い)ので形にできない。
先輩方で、描写できる方は居ませんか?  

234:名無しさん@ピンキー
08/11/25 01:48:20 FMILERE+
いや、人気の証ではないアンチもあるだろ

235:名無しさん@ピンキー
08/11/25 07:34:27 yl2Z9iuZ
というより馬鹿なお客様(笑)が増えただけだろ

236:名無しさん@ピンキー
08/11/25 07:38:55 2xpueQGc
現行の作者を叩きながら、「昔の人帰ってきて欲しい」だからなぁ…
読者の質が低下したから作者も逃げていくんじゃないのかと
てか、現行の作者はスタンスがクールだとかは知らんが実力自体は高い

237:名無しさん@ピンキー
08/11/25 07:56:39 ZeREZyoi
批判するやつもいちいち反応するやつも同じだよ

死ね

238:名無しさん@ピンキー
08/11/25 08:00:30 ocIQeL6i
とりあえず、次の投下を待とうか

239:名無しさん@ピンキー
08/11/25 12:18:50 H4abi8d3
ところでコイツを見てくれ、コイツをどう思う?

240:名無しさん@ピンキー
08/11/25 14:09:48 yl2Z9iuZ
>>237 お前の言ってることは正しいよ
だけどさ、そこで死ねとか言っちゃうからみんなゆとりだって思うんだよ

241:名無しさん@ピンキー
08/11/25 15:43:06 fpN/H2Cz
>>239
「すごく・・・顔見知りです」
見せられたものは縛られているクラスメイトの伊藤さん(仮)。
昨日好きなミュージシャンが同じだったことが判明し
今日CDを貸し借りした相手だった。
太ももなどの肌に赤い跡が見られるから暴力を振るわれたのだろう。
「君が私のことを見てくれないのにこの女と仲良くなったのを見てつい手が出てしまってね。
 なぜなら彼女もまた、君の特別な存在だからです」
最近起こっている俺の女友達襲撃事件の真相を理解すると同時に
俺は目の前の彼女から逃げられないだろうことも理解した。

242:名無しさん@ピンキー
08/11/25 16:17:19 /nLGn42C
>>241
ワロタw GJ

243:名無しさん@ピンキー
08/11/25 16:35:38 EA03E1yw
>>241
不覚にも萌えたw

244:名無しさん@ピンキー
08/11/25 21:31:03 FMILERE+
「ところで(ry
ということはここに至るまで何らかの会話があったはずだ。その会話が気になって仕方が無い

245:名無しさん@ピンキー
08/11/25 22:05:51 IYLgwnKR
ションベンを注入した後……ではないだろうね。

246:名無しさん@ピンキー
08/11/25 22:45:40 0X+0XuM5
草生やす奴、最近増えた気がする。質が落ちたな

247:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:02:37 0B4RFBQV
流行りだろ。 そういや「逝ってよし」って最近見ないな…
 

248:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:07:40 0X+0XuM5
何年前からタイムスリップしてきたんだよ

249:名無しさん@ピンキー
08/11/25 23:12:34 klwiZBUA
おまえらやめてやれよ!

250:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:02:59 7ITpL3qI
>>246
いやいや草だらけなら問題だけどね
面白いとか笑う表現に使えるからでしょう
というか、(笑)とかの方が見ていて気分を害するな

まあ全裸ネクタイで待機の私がいうのもなんですが


251:名無しさん@ピンキー
08/11/26 01:25:31 hIgekDCW
全裸待機してたら彼女が毛布持ってきた


そのかわりPCぶち壊された

252:名無しさん@ピンキー
08/11/26 01:51:11 4rO0qmKe
夏も過ぎたのに厨は居座り
そのせいで古参気取りが増える
こうなるならヤンデレが流行らない方が良かった

253:名無しさん@ピンキー
08/11/26 03:10:30 koD7mpzQ
最近来たばかりであまり流れを読まずROMってないだけでしょ。そうかっかするなよ

254:名無しさん@ピンキー
08/11/26 06:42:41 FbsJ8m2X
わたしたちが、ヤンデレだ!

255:名無しさん@ピンキー
08/11/26 16:13:13 lyeR0iKg
わたしはヤンデレになれない…

256:名無しさん@ピンキー
08/11/26 16:25:37 F1jyXa2G
2人で協力!4人で対戦!
わたしもアナタもヤンデレだ!!



協力…男1女1
対戦……男1を賭けた女4によるバトロワ

257:名無しさん@ピンキー
08/11/26 17:57:20 G1vK+tzz
うぜえ

258:名無しさん@ピンキー
08/11/26 19:17:20 JknF1fwT
ヤンデロイドの続き読みてえ

259:名無しさん@ピンキー
08/11/26 20:02:12 U5ko7LCK
ヤンデレに嘘八百の恋占いを教えたい。どうやってもいい運勢が出ないヤツ。

260:名無しさん@ピンキー
08/11/26 20:44:03 U64zVzRi
「運命に甘んずるものではない、運命は変えるのよ!」
超ポジティブ理論で行動開始。
約束の日は近い… 

261:名無しさん@ピンキー
08/11/26 22:32:39 kkJLvxMv
>>260
何が起こるというんです?

262:名無しさん@ピンキー
08/11/27 00:10:29 mJuYpTs4
>>261
第三次大戦だ

263:名無しさん@ピンキー
08/11/27 00:30:28 NQoyQD0H
>>262
ちょww

264:名無しさん@ピンキー
08/11/27 00:41:57 Vpv7W2iY
20XX年、世界はヤンデレの闇に包まれた

265:名無しさん@ピンキー
08/11/27 00:49:59 OOS7udNK
第三者はいい迷惑極まりない(^^;

266:名無しさん@ピンキー
08/11/27 01:09:32 DH6k/NGq
>>258>>263
sageろカス

267:名無しさん@ピンキー
08/11/27 01:44:03 ddpDFG/8
うぜえ

268:名無しさん@ピンキー
08/11/27 02:38:08 nqEHHhLn
最近は嬉しそうにヤンデレと自称するメンヘラの多いこと・・・

269:名無しさん@ピンキー
08/11/27 04:44:57 B1TojNKd
そんな世界の歪みを俺達が破壊する!

270:名無しさん@ピンキー
08/11/27 08:50:29 +hdLTMJa
>>262
カービー将軍 乙

271:名無しさん@ピンキー
08/11/28 00:33:32 aRl/Obbt
今日も見事に厨レスが目立つな
新参は馴染めてるつもりか?
素直にROMれないならせめて過去ログで見てこい

272:名無しさん@ピンキー
08/11/28 00:38:43 Bf4AvLkV
もう何言ってもムダだよ
ツンデレの二の舞

273:名無しさん@ピンキー
08/11/28 01:52:59 hXUDSG6s
はいはいわかったわかった

274:名無しさん@ピンキー
08/11/28 02:01:44 pyy+XpRX
>>271
新参乙

275:名無しさん@ピンキー
08/11/28 08:00:52 5tC7wjVi
初代が荒れまくり、ひたすらネタと雑談を繰り返したスレになにを言ってるんだか。

276:名無しさん@ピンキー
08/11/28 09:15:16 H1rw/GTA
みんなどれくらい昔からこのスレにいるんだ?
俺はpart5くらいからだが

277:名無しさん@ピンキー
08/11/28 10:55:14 y1s2jaaf
それを聞いて何になる?

278:名無しさん@ピンキー
08/11/28 11:08:37 2jSNyd4d
・優越感ゲームは空気が淀むのでやめましょう
・専用ブラウザを使っている人は、まずsage設定を有効にしましょう
・以下の単語はスルー推奨です:『ニコ動』『大全』『ひぐらし』

279:名無しさん@ピンキー
08/11/28 11:56:07 BEFV/8FA
スルー推奨追加
「朝倉」

280:名無しさん@ピンキー
08/11/28 13:16:50 MlZPnS1c
これも追加
「なのは」

281:名無しさん@ピンキー
08/11/28 17:21:15 usVeucxM
荒らしてるヤンデレな娘に
荒らしはダメって注意してみたい。

282:名無しさん@ピンキー
08/11/28 18:53:23 WeDthjp5
「勇者さんには根性なんていらないし、がんばらなくてもいいんです。
もう疲れましたでしょう?これからは私が守ってあげますからね。
そんな事より勇者さんにはするべきことがあります。
分かりますよね?ふふ、そんな顔しなくても言いたい事は分かってますから。
そう、私を愛する事ですよ。これからは貴方の妻である私を愛する事だけを考えてください。
ね、私だけの勇者さん?勿論返事なんていりません。
私の言う事に従ってくれるだけで構いませんから……さあ、愛し合いましょうね」





突如として沸いた電波、突っ込み不可。
ファンタジーのヤンデレって良くね?

283:名無しさん@ピンキー
08/11/28 19:03:40 Cn08dwRG
ヤンデレ魔王ですね、わかります

284:名無しさん@ピンキー
08/11/28 19:43:06 MlZPnS1c
ヤンデレで男勝りな女戦士
ヤンデレで天然な女武闘家。
ヤンデレで素直クールな女僧侶。
ヤンデレでツンデレな女魔法使い。

…ゴクリ。

285:名無しさん@ピンキー
08/11/28 19:44:07 AIsXZH2i
そういやヒロインが魔王の漫画あったな
タイトル覚えてないけど

286:名無しさん@ピンキー
08/11/28 20:52:19 XXnVC77e
「私が世界の半分を焼き払った理由がわかるか?
 
 お前を手に入れるためだよ」


なんだか俺も電波受信してた

287:名無しさん@ピンキー
08/11/28 22:28:05 551JETbN
>>284
待て、主人公はどこ行った?

288:名無しさん@ピンキー
08/11/28 23:28:21 JYOuiOZs
画面の隅っこに居ますwww

289:名無しさん@ピンキー
08/11/29 00:39:49 sCA8O3EA
魔王と男の尽力で和解(他の仲間[>>284参照]は猛反発)
その後、女戦士は世界規模なギルドを造り、
武闘家も世界規模な道場を造る。どちらも一国並みの発言力と規模。
僧侶は何か、世界的に有名な大聖堂の教祖になって
魔法使いは魔法が全ての国を建国。
魔王は変わらず、だが魔物全てを大人しくさせ、魔王の城に住んでいる。

そしてそれらは同盟を組んで世界に平和になった。
…がしかし、ある日とある男が賞金首に上がる。

その金額のすごいこと。それで一列島を買っても暮らせる。
その男を同盟のどれか一人が捕まえたら、戦争が起きる。
男はもちろん元勇者。

こんなのを誰か書いてくれないかなぁ……

290:名無しさん@ピンキー
08/11/29 01:36:38 4IRJg40C
お前書けるよ

291:名無しさん@ピンキー
08/11/29 02:34:52 M8v/MXin
ニコ動で申し訳ないが
良いヤンデレの曲があったので一つ。

URLリンク(www.nicovideo.jp)

誰か肉声で歌ってくれないかな・・・。

292:名無しさん@ピンキー
08/11/29 02:35:34 M8v/MXin
あげちまったスマンorz

293:名無しさん@ピンキー
08/11/29 02:47:26 JCU3iP86
もうニコ動とかいらないから

294:名無しさん@ピンキー
08/11/29 03:06:11 RRQph8Vg
おk、俺達は何も見なかった

295:名無しさん@ピンキー
08/11/29 04:16:39 7TUvy6Zf
>>291
死ね

296:名無しさん@ピンキー
08/11/29 04:18:23 IN1Soe6w
>>291
魔王ネタか。
いいね、続きが気になる。

297:名無しさん@ピンキー
08/11/29 11:31:54 ABWcdoJO
>>296
何も無い所になんでレスしてんの?


298:名無しさん@ピンキー
08/11/29 11:35:57 x2u231qL
>>297
スルーも知らんガキはROMってろ

299:名無しさん@ピンキー
08/11/29 12:14:36 h5FipcvS
>>291
普通になかなか良いけど。
このスレではニコ動忌避されてなかった……てゆーか結構紹介されていたりしたのに、
いきなり>>278で禁止ワードにされてて驚いたんだが。
なんか神経質なやつが増えたな。

300:名無しさん@ピンキー
08/11/29 13:19:39 tea2zSte
ヤンデレネタにはなんでも食いつくスレなんだよな、それで問題もなかったし
強いて言えば荒らしたり問題になるのって
「あれはやめろこれもやめろ」
とか言う規制派かな

301:名無しさん@ピンキー
08/11/29 13:34:45 a+2ntlkm
・優越感ゲームは空気が淀むのでやめましょう

302:名無しさん@ピンキー
08/11/29 13:41:09 h5FipcvS
別にそんなゲームはしてませんよw

303:名無しさん@ピンキー
08/11/29 14:17:22 ABWcdoJO
雑談が続くと、こういうことになるのか……
とりあえず、靴下のみ全裸待機だな


304:名無しさん@ピンキー
08/11/29 14:50:52 oNB6uJbR
>>303
ハクキンカイロおすすめ。暖かいぞ。

305:名無しさん@ピンキー
08/11/29 15:33:31 tea2zSte
神妙になることはないだろw
皆疑心暗鬼になってるな

306:名無しさん@ピンキー
08/11/29 17:06:55 PD774HQI
ヤンデレが全裸ニーソで待機してますお

307:名無しさん@ピンキー
08/11/29 17:47:42 Hzi8FUMo
>>306
想像したら
み な ぎ っ て き た !

308:名無しさん@ピンキー
08/11/29 22:24:32 YzBP5xmE
男の全裸ニーソ想像して泣いた・・・何で想像しちまったんだ俺・・・

309:名無しさん@ピンキー
08/11/30 00:30:30 G6U2f3XW

>>308
ふふっ…他の娘のこと考えたお仕置きだよ?
男くんは私のことだけ考えてればいいの。

310:名無しさん@ピンキー
08/11/30 00:48:14 6HAloDlz
命令に忠実なヤンデレ…



実に良い

311:名無しさん@ピンキー
08/11/30 01:08:17 1NLA1Lyr
レベルEであったな
あの女性バージョンはいいかも

312:名無しさん@ピンキー
08/11/30 02:06:53 BQZ43v8p
雑談が前より続くようになったのは単純に
住人が増えただけだと思っていいよな?

313:紳士 ◆wzYAo8XQT.
08/11/30 02:11:01 dl4DyePw
「お兄ちゃん!? 一体何やってるの!」
 俺は慌てて振り向く。そこには俺の部屋の戸を開けて唖然としている妹がいた。
 や、やっちまった。どう言い訳したらいいんだ。
 何せ俺の格好は全裸。しかも黒ニーソだけを穿いている。白と黒の狭間で揺れ動いたが、やはりニーソといったら黒だと思うんだ、俺は。
 と、そんな俺のニーソ論はどうでもいい。今すべきことはどうやってこの状況を誤魔化すか、だ。

 何で俺がこんな怪奇な格好をしてるかといえば、「春……よくその目に焼き付けておきなさい、これが紳士の正装だ」と死んだ父さんが夢枕に立って―全裸にネクタイという珍奇な姿で―言ったからだ父さんの傍らには、死んだ母さんが微笑んで立っていた。
 二人とも、とても幸せそうだった。
「父さん! でも俺はまだ社会人じゃないんだ! ネクタイなんて持っていない」
 俺は、咄嗟に父さんにそう呼びかけた。すると父さんは、
「ならばネクタイではなく靴下を穿きなさい。それが、若き紳士の嗜みというものだ。お前がニーソックスを穿きこなせたとき、初めてお前は一人前となるだろう」
 そう言い残し、父さんは母さんとともに去っていった。俺は、起きてからさめざめと泣いた。そして決めたのだ。紳士を目指すと。
 その矢先にこの悲劇である。さすが一人前の証、ニーソックス。いきなり俺みたいな若輩者が穿きこなすには無理あったのか。

「も、萌、違うんだ、これには訳が」
 死んだ父さんと母さんが夢枕に立ってこの格好を推奨したんだ!
 ……言えない。言えるわけが無い。そもそも言っても信じるわけが無い。俺だって、他人がそんなことを言っても信じない。というか間違いなく黄色い救急車を呼んで縁を切る。
 しかし実際に体験した身としては、こうせずにはいられなかったのだ。まるで、父母の遺志をないがしろにするような惨苦に思えたのだ。
「お兄ちゃん、その靴下……」
 妹はただ呆然と、俺の穿いているニーソを指差す。
 そうだ。この靴下は萌のものだ。当たり前だろう、変態でもない普通の男が黒ニーソなぞ持っているはずもない。ならば当然買うか借りるかしなければならないわけだ。
 幸い、俺には妹という存在がいた。よって彼女の箪笥からちょっと拝借した次第である。大体お兄ちゃんはな、萌には白ニーソのほうが似合うと思うぞ。ロリロリで。
 しかしその選択が裏目に出たようだ。それもそうだ。兄の部屋に行ったら兄は全裸で黒いニーソックスだけを身に着けていた。これだけでアウトだ。
 しかもそのニーソックスが自分のものであった。もうアウトを通り越してゲームセットだ。通報だ。『妖怪ニーソ穿き』として妖怪図鑑に登録される日も近い。
 妖怪ニーソ穿きはその名のとおり、ニーソックスを勝手に穿く妖怪である。普段は全裸だが、戦利品のニーソックスを身につけている場合もあるという。
 ……断固駆除されるべきである。この地球上に到底生かしておいて良い存在ではない。人類の敵である。
 ああしかし私は気づいてしまった。鏡に映る自分の姿がその忌むべき妖怪そのものであることに。ああなんということだろう。嗚呼何たる悲劇。
 死すべきだ。死すべきである。しかし悲しきかな、自身の妖怪ニーソ穿きという存在としての実存がそうさせてはくれぬ。それどころか、ニーソを盗み、それを穿くという自らが最も汚らわしく思っていた行為を実行せしめよと己の実存が責め立てるのだ。
 穿いてはいけない。穿いてはいけない。穿いてはいけない。
 だがしかし。ああ、どうしてこの責めに抗えようか。私がかくも弱く愚かであることは罪なるかな。人よ、かくも弱きその存在を憐れみ給え。神よ、かくも愚かしき我を憐れみ給え。
 しかし人は私を憐れんでなどくれはしないだろう。私が、そうであったように。神は、人から堕ちた私を哀れみなどしないのだろう。悪魔によって堕落せしめられた幾千幾万の人のように、その焔で私の身を焼き尽くすのでしょう。
 私は頭を抱えて部屋の隅でガタガタを震える。もう外にも出れない。どこにもいけない。出てはいけない。狂ってもいけない。
 私が気を失い、次に意識を取り戻すとき。それは私がニーソを盗み、穿いたそのときの他ならないのだから。
 ああ。嗚呼。
 どうして私。どうして私なのだ! どうして私が、私がこのようなおぞましきけだものに身を窶せばならぬのだ!
 もはや私の悲哀を聞くものはなく、もはや私の慟哭を止めるものはない。
 私に許されたことは、ただ震えることのみなのだから。
 そうして、私は耐えねばならない。狂わぬように。狂いませんように。
 そうして、私は待たねばならない。ただ、ただ終わりを。すべての、終わりを。ただ一人で。永遠に。

314:紳士 ◆wzYAo8XQT.
08/11/30 02:12:15 dl4DyePw

「お兄ちゃん! どうしてそんなことしたの!」
 妹の叫び声で俺は我に返った。現実逃避のあまり、妖怪にに身を堕とした一人の聖人の夢を見ていたようだ。恐ろしい夢だった。泣けてくる。
「……まだ萌には分からぬか。しかし我が妹よ、いつかきっと知るときがくるだろう。人が、なぜニーソを穿くかを」
 妹はまったく反応を示さずこちらを見ている。ちょっとかっこよく言ってみてもダメか。まあ当たり前だろうけど。
「……………………のに」
 妹は俯いて拳を震わせている。
「へ?」
「お兄ちゃんが欲しいっていうなら、そんな靴下じゃなくて私のすべてをあげるのに!」
 ええっと、その話はどっから来たんだ? 妹。
「いつでも、お兄ちゃんのものになる準備は出来てたのに!」
 妹はそういうと、俺に向かって飛び掛ってきた。
 対する俺は一切の防衛の術を持たない。全裸とはかくも無防備なものなのか。それなのに、父さんはああも泰然とたたずんでいた。父さん、あなたの背中は俺にはまだ遠すぎます。
 俺はそのまま妹にのしかかられ、組み倒された。妹は鼻息も荒く、ニーソックスには目もくれず、俺の胸部に嬉々として頬を擦り付けている。
「も、萌、一体どうしたんだ!」
 俺の惨状を見て精神が崩壊したにしては、少々方向がおかしい。まるで主人に飛び掛る犬のような様子だ。
「萌がお兄ちゃんのものになるんだったら、お兄ちゃんも萌のものだよね。萌だけのものだよね。萌以外の誰のものでもないよね。
だから、お兄ちゃんは今日から萌の所有物なの。持ち主は所有物には何をしてもいいの。その代わり、お兄ちゃんも萌に何をしてもいいからね。唇も、胸も、アソコも、ぜーんぶお兄ちゃんのものだからね」
「な、何って!」
「ナニ?」
 妹はそういいながら俺の股間の紳士に手を伸ばす。だ、ダメです! そんなばっちいのに触っちゃいけません! 何時までも無垢な少女のままでいて!
「汚いのなら、なめなめして綺麗にしないとね」
 妹の赤い舌が、口の端からチロリと覗く。
「萌! 俺達は兄妹なんだぞ! 兄妹でこんなこと、許されるわけ……」
「許される? 一体誰が萌とお兄ちゃんを邪魔するの? お兄ちゃんを許してあげられるのは萌だけなんだよ?」
「神様とか、世間体とか、死んだ父さんと母さんとか……」
「そんな神様殺してあげる。そんな人間皆殺しにしてあげる。……それに、お兄ちゃん知らなかったの? お父さんとお母さん、兄妹だったんだよ?」
 妹の狂気より、最後の一言に驚かされた。
「な、ななななな」
「な?」
「な! そんなバカな!」
「本当のことだよ。お母さんが教えてくれたもん。『男なんて、いざとなるとてんで駄目なものよ。女のほうから導いてあげないと、ね』って」
 か、かかかかか母さん! あんたって人は! 俺の美しい思い出を返せ!
「お兄ちゃん、そんなに靴下が好きなら、靴下で踏み踏みしてあげる」
 萌はそう言うと、そのまま白のニーソに包まれた足を俺の紳士の上におろした。
 そのまま、両足でこねるように俺の紳士を刺激する。玉を軽く踏んだかと思えばもう片足を先端に走らせ。棒を両足で挟んだかと思えばそのまましごきあげ。執拗な責めに、俺の紳士もだんだん背伸びを始める。
「な、何するんだ萌! い……今すぐこんなことやめなさい!」
「うふふ、妹の靴下穿いて、妹の足で踏まれて興奮するような変態さんは、妹の足でも舐めてなさい」
 そのまま俺の口に萌の足が押し込まれた。妹の足の香りと、俺のかすかな先走り紳士の味が俺の口いっぱいに広がる。
 足なんて口に入れられたら激怒しそうなものなのに……萌の足の味が、俺にそうさせなかった。
 いつの間にか、俺は自分の意思で妹の足をしゃぶっていた。
「くすぐったいよ、お兄ちゃん。どう、萌の足、おいしい?」
 俺は妹の足をしゃぶるのに必死で、その嬌声に答えることもできない。妹は、嬉しそうに続けた。
「うふふ、お兄ちゃんはヘンタイさんだね。でも、ヘンタイさんだけどぉ……お兄ちゃんだから、だーい好き! ……もう、死んでも離さないんだから」





 俺は、今では立派にネクタイをつけている。

315: ◆wzYAo8XQT.
08/11/30 02:12:50 dl4DyePw
ひたすらに馬鹿なものが書きたくてやった。今は後悔している

316:名無しさん@ピンキー
08/11/30 02:16:53 Sf9+dFY4
>>315
リアルタイムGJ!
ヤンデレ妹は、スタンダードで良いね。


317:名無しさん@ピンキー
08/11/30 02:21:33 EXpYAOvD
GJ!この続きが見たい

318:名無しさん@ピンキー
08/11/30 02:22:26 Ml6OahL8
GJ!!
>>317
下に同じ

319:名無しさん@ピンキー
08/11/30 05:42:31 8hzMZwTQ
ど…どうしようもねぇ……

320:名無しさん@ピンキー
08/11/30 10:53:01 a4XVdPzC
>>315
GJ!!
俺も一人の男として早く一人前の紳士になりたいものだ……

321: ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:18:10 hZWgCSrL
>>315 GJ! 文章が異様に上手い!
しかしニーソの男が……と想像すると、なんだか寒気が。

>>210氏にささげます。今回は痴漢とヤンデレネタです。
ただエロを加えただけですが。

322:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:19:07 hZWgCSrL
『痴漢とヤンデレ:エクスタシー』

平凡なサラリーマンとは、おそらく俺のことを言う。そう、この俺、『麻生忠雄(あそう ただお)』。
この現代日本の男の平均値を搾り出してみよう。ほら、君も俺の顔を思い浮かべることができるはずだ。
平平凡凡な顔、身体、運動能力。なにも秀でたところなんてありゃしない。社会の歯車でしかない二十六歳。
それなりの人生を生きて、それなりに死んでいく。そんな未来しか見えてない。
スリリングな生き方に憧れた若き日もあったように思うが、今ではもうそんなこと、忘れてしまった。
……それにしても、俺は今いつも通りの満員電車に乗って通勤している。が、何かが変だ。
いつも通りではない。
揺れる電車の中、俺は一人の女子高生と密着状態にある。
その子は某名門女子高に遠くから電車で通っている娘らしく、俺は何度か電車内で見かけていたし、密着状態も一度や二度のことではない。
それはそうだろう。どの車両に乗るかは、意識的にせよ無意識的にせよ、だいたいは決まっているものだ。
その女子高生ははっきりといえば地味で、おとなしそうな少女だった。大柄でも小柄でもないのだが、オーラとも言うべき存在感にかけていて、体格よりも小さく見える。
髪は黒で、後ろで大きな三つ編みにしており、今は俺の胸をうっとうしくくすぐってくる。
顔はあまり眺めたことは無い。おそらく俺と同じ、平平凡凡なのだろう。眼鏡をしているという情報しか、俺の頭には残っていない。
制服の着こなしも地味以外の何もいえない。スカートは校則にきっちり準拠しているであろう膝丈。脚はハイソックスで覆い隠されている。
本来なら、俺は密着状態であろうがその少女になんの興味も示すことは無かった。
だが、今日は違った。
少女の背中に密着している俺だが、その首筋を見下ろしたとき、強烈なフェロモンを嗅ぎ取っていた。
そのフェロモンに当てられて、俺の理性に皹が生じたのだ。
……その首筋、舐めたい。


323:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:19:38 hZWgCSrL
いや―いけない。
俺は平凡なサラリーマン。そんな痴漢行為を働けば、いちやく変態サラリーマンの仲間入りだ。
せっかく婚約して同棲中の恋人もいるのに、俺は職とともに全てを失ってしまう。
―そもそも、あいつがいけないんだ。
俺はフィアンセである、『一条美恵子(いちじょう みえこ)』を思い出す。今は俺の部屋にいるだろう。何をしているかは知らない。
「忠雄さん! ……こ、このいかがわしい読み物は一体なんなのですか!? わたくし、忠雄さんがこんなにいやらしい方だとは思いませんでした!」
ある日、俺の秘蔵の人妻本を発見した美恵子が叫んだセリフである。
一ヶ月ほど前から同棲を始めた美恵子は、真っ先に俺の部屋をガサ入れし、上記のものに類似したセリフを連発してあらゆるオナネタを捨ててしまったのだ。
曰く、「忠雄さん、わたくしという婚約者がありながら、なんですの! このいかがわしいサイトの観覧履歴は!」
曰く、「忠雄さん、このティッシュはなんでございますか! ゴミ箱を妊娠させるおつもりですか!」
曰く、「ああいやらしい! わたくし、このようないかがわしいビデオが世に出回っているなどとは、つゆほどにも知りませんでした!」
曰く、「わたくしの目の黒いうちは、不潔な行為を一切ゆるしませんわ!」
美恵子はつまり、俺にオナ禁を強要した。
ならば恋人なのだから、俺の下半身の世話を美恵子がしてくれるのかと思えば、その期待は間違っていた。
「まあ、まさか忠雄さんは婚前交渉をお持ちになろうというの!? この美恵子、そんな軽い女ではございませんわ!」
美恵子は、思うに、古風すぎるにもほどがあるのではないか。
いや、事実現代では珍しいほどの箱入り娘だ。しかし、ネットも大衆雑誌も無しの生活が、ここまでの堅物を生み出すのは予想外だった。
昔―俺が大学生のとき、当時高校生の美恵子の家庭教師をつとめたとき。これがきっかけで俺達は恋人になったのだが、俺はこの時点ではこれも魅力だと思っていた。
実際、美恵子のこういう世間知らずなところは俺は好きだ。
俺は箱入り娘の親に家庭教師を任命される(美恵子の父は、俺の大学の教授だった)程度にはまあ、高学歴というかインテリと言える人間だったので、美恵子とは知的な分野の話が異様に合った。
下品な外国文学の話ではない。日本の古きよき文学について、二人で話し合った。俺達は互いに惹かれあい、今に至る。
思えば、文学の話で結びついた俺達が性的なものの見解に相違があるなど、当たり前だ。
世の中、こういうことで別れてしまう、言うなれば『夢を見ていたカップル』がたくさんいるのだろう。
……とまあ、こういう理由で俺は一ヶ月オナ禁であるので、性欲は十分すぎるほどに溜まっていた。
もちろん、美恵子のことは愛しているし、美恵子だってたぶん俺を愛している。―愛しすぎているくらいで、俺がテレビの女優をきれいだと褒めただけでそのテレビをスクラップにしたくらいだ。


324:名無しさん@ピンキー
08/11/30 13:20:00 5ENsMLTA
支援

325:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:20:12 hZWgCSrL
その後、ストーカーや無言電話の被害でその女優が活動を休止したのは、偶然だろうか。文学的に考えると、美恵子の生霊が……? いや、ばかな。
とにかく、俺は目の前の地味な女子高生に、すさまじいまでに魅力を感じていた。
ごくり。唾を飲み込む。
いや、なにやってんだ俺は。美恵子のためにも、俺は善良なサラリーマンで有りつづけるべきだ。教授からたくされたあの箱入り娘は、俺以外の人間では手におえないだろう。
それに、美恵子は一人では生きていけない。あの性格では一生社会に出られはしない。俺が養ってやらないと、だめだ。
そう、ここで社会的地位を失うわけにはいかない。
と、ここで違和感に気付いた。
ちらちらと、女子高生が『下』を気にしている。
『下』?
俺は下を見る。
おおーっ!!!!??? NO!
俺の股間のビッグマグナムは見事に肥大化していて、少女の背中をつんつんとつついていた。電車が揺れるたびに、マヌケにも当たっている。
恥ずかしそうに顔を赤らめながら、少女は俺に態度で訴えた。
だ、だめだ……。
謝ろう。ここは謝るしかない。
しかし、無情にも電車の揺れは絶妙なタイミングで強化された。
「―うぁ!?」
倒れそうになる。まずい、何かに捕まらねば!
「んっ……」
ぽよん。……ぽよん?
なんということか。おお、神よ。それほどまでに俺をスリリングな世界に導こうとしているのですね。
俺は見事に少女の胸を掴んでしまっていた。なんというか、柔らかすぎて一瞬別世界のものかと思った。っていうか、死んだかと思ってしまった。
その感触は、まさに天使。肉肉しいというか、俺の身体にはない女っぽさがどうしようもなく俺の興奮を促進した。
こういう地味な娘も、エロい身体してるもんなんだなぁ、と、なんだか感無量だ。
っていうかさ……ああ、俺、捕まったな。
今時さ、こういうセクハラ行為はな。すぐに警察行きのフラグが立つわけなんですよ。そうです。俺は人生終わりました。
皆さん、さようなら、さようなら!


326:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:20:43 hZWgCSrL
……と思ったが、ずっと少女の胸を掴んだまま放心していたにも関わらず、少女は何もしない。
後ろから顔を覗き込むと、ただ顔を赤らめてうつむいているだけだった。
―俺の理性は崩壊した。
「―っ……!」
制服の上から、強く胸をもむ。少女は声にならないうめきを上げた。痛いのだろうか。
相変わらず柔らかくてとろけてしまいそうなエロい肉体だ。
股間のマグナムも、腰にすりつける。腰周りの肉も、ほどよくついている。気持ちが良い。
ぴくぴくと振るえる少女がなんだか可愛らしく、平凡なはずだった俺に眠っていた加虐心に火がつく。
制服の中に、下から手を突っ込み、ブラをずらして生乳を触った。
「はぅ……!」
手が冷たかったのだろう、少女はびくんと跳ねた。
周りの目を気にして見る。みな、背を丁度向けてくれている。俺達を見ている人間などいない。好都合すぎる。
俺は差し込んだ右手ですべすべの肌をひとしきり楽しみ、胸をちょいとつまんだ。
さらにうつむく少女。顔はゆでだこのように真っ赤だ。そんな少女にあまりに魅力を感じる。そうか、俺は変態だったのだな。
胸を、外側から円を描くように撫でてゆき、徐々に中心部に向かっていく。手触りからの推測だが、少女の胸には強いはりと弾力があり、なかなかのサイズながらもつんと上を向いている。
おそらく、俺の思ったとおりの場所―この円軌道の終着点こそが、少女のイチゴの生った場所なのだ。
「ひっ!」
しゃくりあげるように少女が小さく叫ぶ。その声は電車と、多すぎる人々の騒音に容易にかき消された。
俺の指が少女のピンクの果実に行き着いたのだ。色は見ていないが、どう見ても処女だし、なんとなくのイメージで、ピンクだとしておく。
乳首を指ではさみこみ、ちょいとひっぱった。
ぴくりと少女が反応した。
それに気をよくした俺は、くりくりと乱暴に弄ってみる。
「はぁ……ぁ……ぅ……」
あまりの羞恥心に、少女は興奮して息を荒くしていた。
乳首に刺激を与えるたびに、少女の口から声がもれ出る。
俺は、「感じてんのか? 淫乱な女だぜ」と言えるほど自分に自信は持っていない。
俺の手が冷たいからとか、屈辱だからとか、人前だからだとか、そういう羞恥心などの新鮮な刺激が少女を興奮させているのだ。
俺のフィンガーテクで少女が感じているなどとは、どうにも思えない。
が、それでも気分はいい。少女の反応は、痴漢もののAVで見たようなものよりよほど初々しくて可愛らしくて、エロい。
空いた左手も使おう。


327:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:21:13 hZWgCSrL
俺は大胆にも、少女の長いスカートをめくり上げ、少女のたっぷりとした尻を下着の上からつかんだ。
「んくっ……」
少女は脚を震わせて緊張を示した。拒絶の意か。
ならば、と、俺は胸を思いっきり乱暴につかみ、乳首を高速で擦り上げた。
「―っ!?」
ぴくんと少女の身体がはね、下半身への注意がそれる。その間に、するりと手を滑り込ませ、下着の中に手を差し込んだ。
もちろん、最初から急いで秘所に突撃などはしない。まずはその柔らかい尻の感触を味わうのが礼儀と言うもの。
左手で、丁寧に、ねっとりと、絡みつくように尻の肉をもみしだく。
直接触れる少女の尻はすべすべで、指に張り付くように肉質が見事な感触をかもし出していた。
「ぁぅ……ぅぅ……」
少女はもはや抵抗を示さず、俺にされるがままだ。上では乳首を弄られ、下では尻をもまれ。
おそらく人生でも最大級の屈辱だろう。
さて、肉感は味わいつくしたので、そろそろメインディッシュといきますか。
俺は左手をスライドさせ、股間に差し込んだ。
脚の付け根をすりすりと摩っていく。
「くぅ……ん」
少女の顔を後ろからまた覗き込む。あそこに触れる瞬間の顔が見てみたいからだ。
今の少女は、真っ赤な顔で、目を硬く閉じている。恥ずかしさに顔から火が出る勢いなのだろう。正直萌える。いや、燃える。
では、いただくとします。
「―ん―っ!?」
少女の茂みを探し出し、割れ目に指を当てた瞬間、少女の身体が大きくのけぞって口が開かれた。少女は声を抑えようと必死で、持っていたハンカチを噛んだ。
声にならない叫びが歯と歯の間から零れ落ちる。
ああ、いいよ、きみ。その大きさだと、周囲には聞こえない。
「ひぐ……ぁう……ひっ……!」
ちろちろと、弱い力で、じらすように花弁を弄くりまわす。
まだ本格的な性感帯は攻めない。ゆっくりと、反応をうかがいながらが良い。
ぐちゅぐちゅと、いやらしい音が響く。―実際には響いていない。周囲の騒音にかき消されている。
少女のそこは、既に濡れていた。まさか、俺の乳首攻めで本当に感じてしまったのだろうか。
いや、防衛本能というやつだろう。危険なときこそよく濡れるというらしいし。レイプの時が一番濡れるとも聞いた。


328:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:21:44 hZWgCSrL
少女は顔を上に上げて口を大きく開けて激しく息をしている。
肺から空気が押し出される感触があるのだろう。
そろそろいいか。と、俺はさらにその股間をまさぐり、小さな突起をみつけた。
「ん―!!!」
今までで最大の反応。俺がクリトリスをつまんだ瞬間だ。
少女は身体を大きくのけぞらせてびくびくと震えた。
おそらく、達してしまったのだろう。
早いな、つまらん。
俺はお構いなしに、クリトリスをさらに弄くりまわした。
「ひぐぅ……!?」
少女はついにこちらを向いて、抗議の目を向けた。初めて目が合った。
赤く染まった頬には、涙が流れ落ちていた。少女のその姿は、今まで見た誰より―美恵子より、美しいとさえ思った。
「イッたばかりなのに……!」とでも言いたげなその顔を無視しながら、俺は手をさらに加速させた。
「はぅ……あ、あぁ……!!」
少女の声が徐々に大きくなる。おいおい、周りに聞こえるぞ。
だが、誰も俺達を気にせず、吊り革を持ちながらうとうとしている。なんという平和ボケした連中だ。
もう、いいや。捕まってもかまわん。俺のやりたいこと全て、完走してしまおう。
俺は乳首を弄っていた右手を引っこ抜き、スカートの下に動かした。
左手ではクリトリスを弄ったまま、右手では、少女の割れ目を蹂躙し始める。
「ぃ、あぁ……ぅん……くあ……!!」
よほど気持ちよくなってきたのだろう。少女の腰はただの震えではない上下運動を始めていた。
少女はもの欲しそうに腰をくねらせ、その花弁は蜂を誘い、蜜をしたたらせていた。
ぱくぱくと何かを求めて開いたり閉じたりしている少女の秘所に、俺はついに指を……!
『×××駅ー! ×××駅ー!』
なんとっ!
車内アナウンスによって、俺は指を止めた。それは俺の降りる駅だ。
俺ははっと理性を取り戻し、少女から手を離してカバンを拾いあげ、電車から駆け下りた。
車内には少女を残したままだったが、気にしてる場合はない。
顔を覚えられた可能性は有るが、明日から車両を変えればいいだけの話。現行犯でもなければ証拠不十分だ。少女を避ければいいのだ。
とにかく……。
俺は駅のトイレに駆け込み、その個室で抜いた。
ありえない量。丁度アトリエかぐやで描かれるほどのレベルで出てしまった。
今までこれほどに女に欲情したなど、恐らく初めてではなかろうか。美恵子にすらここまで欲情はしたことない。
というか、美恵子はロリだ。
あの少女のように成熟した体はもってはいない。
……その違いが、俺の脳を締め付ける。もしかしたら、俺は明日も少女に痴漢行為を働いてしまうかもしれない。
自分の中の『悪』が間違いなく俺自身の身体を蝕み始めていた。


329:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:22:21 hZWgCSrL
仕事を終えて、家に帰る。どたどたと慌てて美恵子が飛び出してきて、俺に抱きついた。
ああ、美恵子。なにもかもが懐かしい。
「……ん」
「どうした、美恵子」
「忠雄さん、あなた……浮気をしましたね」
「……!?」
俺は答える暇もなく、組み伏せられていた。玄関のタイルが冷たい。
美恵子は俺の腹に馬乗りになり、ヒステリックに叫ぶ。
「どうしてですか! どうして……忠雄さんには、わたくしがいるのに……! そんな雌犬の匂いと、精子の匂いを漂わせ、わたくしに対するあてつけなのですか!?」
「いや、違うんだ美恵子、誤解だ!」
「なにが誤解ですか!」
そうだ、何が誤解なんだよ、俺。全部俺が悪いんだ。美恵子の誤解なんか、なにもない。むしろ正しい。
「忠雄さん……わたくしが間違っていたのですね」
だが、美恵子は急にもうしわけなさそうな顔をして俺に謝り始めた。
「忠雄さんも、一人の男性です。やはり、将来的にではありますが、妻であるわたくしが……その、下のお世話も、しなければならないのですね……」
美恵子は、顔を赤くしながら自分の上着をめくり上げた。
ぺったんこで、ブラすらつけていない胸が剥き出しになった。あの少女と比べると、いささか迫力に欠けるだろう。
しかし、婚約者の今まで見たこともないような部分を見た俺のベストフレンドは、またまた天を目指して背伸びをしていた。
一発だしただけじゃ、一ヶ月の蓄積はなくならなかったと言うのか。
「忠雄さんの……」
ごくりと唾を飲み込み、美恵子は俺のズボンを剥ぎ取った。露出したマグナムを小さな手で掴む。
「ふごっ!!」
驚いて変な声を出してしまった。美恵子が俺のマグナムをぺろりと舐めたのだ。
「ああ、これが忠雄さんの……夢にまで見た、忠雄さんの……」
「お、おい美恵子、まて!!」
「忠雄さん、忠雄さん……!」
俺の声なんてまるで聞いてはいない。美恵子は夢中で俺のモノを舐め上げていた。
まるで大好物のアイスにでもしゃぶりつくように、小さな口で必死にむしゃぶりつく。


330:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:22:51 hZWgCSrL
「わたくしも、忠雄さんと同様に我慢していたのですよ……。でも、もう限界でした。忠雄さんが他の女に取られるくらいなら、こんなくだらない主義は捨てることにします!」
……なんつーか。俺達は空回りしてるんだなぁ。と、つくずく感じた。
そういえば、美恵子は俺のモノを舐めている。ということは……。美恵子の尻はこっちを向いている。
俺は美恵子のスカートを掴んであげ、尻を露出させた。
二十四歳にしてはちいさくて可愛らしい尻と下着。
「た、忠雄さん……!?」
「我慢してたんだろ? なら、俺もご奉仕してやるよ」
下着を一部だけずらし、割れ目だけを露出させ、人差し指で触れた。
「ああ……!」
ぴくんと美恵子の尻が跳ねる。あの少女にしたときとは違って、声を押さえる必要がない。美恵子の、小さな少女のような声が心地よい。
花弁を指で押し広げ、中を確認してみる。
「た、忠雄さん、見すぎですよ! ……そんなところ、汚いでしょう!?」
「いいじゃないか。綺麗だぞ、美恵子」
ピンク色の膣が見える。俺はそこに人差し指を先っぽだけ入れ、ゆっくりかき回した。
「はぅ……ああっ!!」
ぴくぴくと、美恵子は反応する。その間にも俺の股間の怪物を小さな手で擦り上げるのは継続させている。
「お前、相当な淫乱だったんだな」
「ひぃ……い、言わないでぇ……!」
弄れば弄るほどに、美恵子の秘所からは蜜が溢れ出し、俺の顔に滴り落ちていた。
「俺の指を必死でくわえ込んで、可愛いまんこだ。お前にそっくりだぞ」
「わたくしの……一部なのですから……あっ……あたりまえ……です……!」
可愛い幼な妻(二十四歳なのに、外見は十四歳くらいに見える)への愛情を俺は完全に取り戻しつつあった。
あの少女の肉体に欲情した俺自身が、もはや嘘のようだった。
そうだ。
やはり、あの少女には絶対に近づかないでおくべきだ。
俺にはもう、こんなに魅力的な妻がいるじゃないか。


331:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:23:22 hZWgCSrL
次の日。
なぜ、こんなことになっているのか。
俺は再び少女と密着していた。
車両は変えたはず。
……まさか!
少女も俺を避けるために車両を変え、それがたまたま同じになったとでもいうのか?
いや、それにしてもできすぎている。
同じ車両でも、ここまで満員電車のなかで密着などできるか? 移動も制限されているのに。
少女がわざとここに来たとしか思えない。
「……あの」
「!?」
びくりと、今度は俺の肩が跳ねてしまった。
少女が話し掛けてきたのだ。
何を言われるのだ。まさか、俺の痴漢行為を携帯ムービーに収めたから、神妙にお縄につけというのか?
それとも、俺を脅すのか? 金を出せと。なら、昨日大人しかったのは演技で、この少女はとんだくわせものか?
「あなた、麻生忠雄さんですね?」
「……ご、ごめんなさい」
俺は反射的に謝っていた。なんと、少女は俺の名前を知っていたのだ。馬鹿な! 調べたのか? それとも、毎日同じ電車に乗っているからいつのまにか知られて……。
ごまかすのももう無理だろう。しらばっくれるよりは、素直に謝ることにした。
「あなたは……犯罪者です……。それは、わかります、よね?」
丁寧な口調で少女が問い詰める。あまり怒っているようには見えない。感情の起伏が少ないタイプなのか。
それとも冷静に見えているほうがむしろ本気で怒っているというあれなのか。
「はい……どのような処分も甘んじて受けます」
もう、諦めた。
俺は小心者だ。こんな局面で対抗しようなんて気は起こらない。
「なら……」
少女は俺に何かを突きつけた。―って、ナイフ!?
「静かにしてください。これから私の要求を言いますから」
こくこくと、俺は必死で頷いた。
「まず、私は『近衛 木之枝(このえ このえ)』といいます。名前を復唱してください」
「こ……このえ」
「そうです」
少女は満足そうに微笑んだ。

332:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:24:05 hZWgCSrL
「麻生忠雄。名門国立××大学文学部卒業後、御神グループの系列である某大会社に入社。徐々にその能力を認められ、将来有望なエリートサラリーマン。その性格は真面目で、容姿とあわせて癖が無く、平凡そのもの。婚約者が一人存在。
 名は、一条美恵子。その父は××大学文学部教授であり、彼の著書はロングセラーを多数たたき出す、かの有名な一条博士。……すばらしい経歴ですね。あなたのような方が、犯罪者などとは、世の中悪くなったものです」
「そ、その通りです……」
なんで、俺の情報がこんなに……! 馬鹿な! 一日やそこらで、俺の顔をチラッと見ただけで?
前々から調べてないとこうはならないんじゃないのか?
俺は、この少女……木之枝に底知れない恐怖を覚えた。腰が抜けて、まともに声も出ない状態に追い込まれる。
木之枝は、俺にさらに身体をすりつけてくる。
―そして、その手が俺の股間を掴んだ。
「あなたのような犯罪者はほうっては置けません。よってこれからは私が管理させていただきます。わかりましたか?」
頷く。
「これからは毎朝、この時間のこの車両に乗ってください。そして、私のいる場所まで移動してください」
頷く。
「それからは私が監視します。私以外の女性に手をだしてはいけませんから、これからは私だけに痴漢行為を働くこと。これは、あなたのような犯罪者の性欲の捌け口を身を持って勤めるという、私なりの犯罪の抑止です。いかなる感情的行為にも当てはまりません」
頷く。
「これらの要求に逆らえば、分かりますよね? 順調な人生の素晴らしさは、失ってから気付くものなんですよ」
頷くしか、なかった。
「では、最後の要求です。私に昨日の続きをしてください」
もはや、恐怖で逆らうなどという選択肢は消えていた。

ああ……俺の人生、終わったな。

注:くれぐれも、痴漢は犯罪です。

333:痴漢とヤンデレ:エクスタシー  ◆.DrVLAlxBI
08/11/30 13:25:07 hZWgCSrL
投下終了です。
>>210氏のすばらしいアイデアに感謝いたします。

334:名無しさん@ピンキー
08/11/30 14:23:36 GMmwnYOI
>>333
GJ。痴漢アカン

335:名無しさん@ピンキー
08/11/30 14:50:36 D5QeouZV
>>333
GJ!その通りだ。痴漢はいけない。

…というわけで俺もこうなるように痴漢するわ。

336:名無しさん@ピンキー
08/11/30 14:55:16 hg5vXnC8
うむ、痴漢イ・・・アカン

337:名無しさん@ピンキー
08/11/30 15:54:33 EBFRjbJF
GJ

338:名無しさん@ピンキー
08/11/30 16:32:47 AQf3RIWH
ヤンデレ娘が逆痴漢なら大歓迎さ!

339:名無しさん@ピンキー
08/11/30 17:32:38 D4dTlEEn
ちょっと335に痴漢されてくる。

340:名無しさん@ピンキー
08/11/30 19:00:51 /fPqX8dO
つまんね

341:名無しさん@ピンキー
08/11/30 19:21:05 ssYbLRp2
ヤンヤン♪

342:名無しさん@ピンキー
08/11/30 19:21:35 Vuumy6Vc
>>333GJ!
だが紳士の皆は真似しちゃいけないぞ!

343:名無しさん@ピンキー
08/11/30 20:11:02 Sf9+dFY4
>>333
GJ!
痴漢は犯罪です!

というか異様に上手いなあ。

344:名無しさん@ピンキー
08/11/30 22:18:16 94/e38yE
どの作品もハイクオリティでうれしいぜ

不妊症のヤンデレに「家庭を持つなら子沢山がいいな」って言ってみたい

345:名無しさん@ピンキー
08/11/30 22:27:17 IyOcozwk
ふぅ…

ウム、痴漢はいかんな
痴漢はいかんが>>333GJ!!

346:名無しさん@ピンキー
08/11/30 23:07:05 RTAk2POc
>>340
死ね

347:名無しさん@ピンキー
08/11/30 23:31:49 vNwNgI5J
前からこのスレ(というかたぶんこの作者)についてる粘着だから、反応しないほうがいいよ
大切なのは荒らしへの敵意より、投下してくれる人への敬意とGJの精神だ

348:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:08:22 NNdmPvU5
>>346
作者乙

349:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:10:07 aS/pGbqA
>>348
粘着ご苦労様です^^^^^^^^^^

350:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:12:19 EQo+XaYL
>>349
作者乙

351:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:15:36 EorITxF8
ヤンデレの邪魔をしたい

352:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:20:39 rvY8P6mu
>>351
ヤンデレ「邪魔しないで!!」
―ザシュッ―
351「ぐはぁ!…」
ヤンデレ「○○君待って~」


353:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:20:52 LrEXnscC
ヤンデレの目の前で他の女の名前を呼びながら抜いてみたい

354:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:22:14 sfIJbkx5
馬鹿な……! 危険すぎるぞ

355:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:22:35 WDaWTiCh
ヤンデレの追ってる男に逃げるアシストをしたい

356:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:31:37 lXgpvpE4
よほど死にたいのかお前等は・・・

357:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:38:14 Zecmvfyb
>>344
すさまじい外道だなw

358:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:56:35 EQo+XaYL
 

359:名無しさん@ピンキー
08/12/01 01:40:38 PeLsRDdI
>>355
んじゃ、俺はヤンデレの追うアシストをするか。

俺「アシストするぜ!」
ヤ「邪魔よ」
俺「ぐはッ!(死」

・・・邪魔しないでおこう


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