08/11/10 01:22:52 /NaxjtEo
さて、一方勘違いから飛び出していったフェイトはと云うと。
「・・・ エリオにキャロを任せるなんて・・でも年齢は関係ないし・・・・イヤでもキャロに痛い思いをさせるのは・・・
だけど好きあっているんだろうし・・・でもまだ10歳は・・・こういう時どうしたらいいと思いますかお父さん」
ベッドの縁に腰掛けて、両腕に抱いた、なんだかよくわからないヌイグルミに向かってブツブツと呟いていた。
本人はバルディッシュに語りかけているつもりなのかも知れないが、ひょっとして恋人のつもりなのかもしれず、
とにかくその双眸はどこまでも虚ろであり、
「・・・9歳でも20歳のモノは入るし・・・エリオのパオーンくらいなら・・・」
「ねえねえザッフィー、フェイトママから変なオーラでてるよー?」
「しっ、見るなヴィヴィオ。あちらの方で眠るぞ」
その日からの2、3日、仕事中以外は非常に鬱陶しい存在であった。