パワポケでエロパロ7at EROPARO
パワポケでエロパロ7 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@ピンキー
08/12/07 19:48:23 nAh837mB
「何かしら……?」
もう一人が発言した一人に問う。
自分達にこんな感情は作られていたのか、体を震わせながら言う。
「渡された武器を…一人ずつじゃなくて、
一人にすべて使わせればあいつらに勝てるのじゃないかしら?」
「…!でもそれって…」
「ええ、武器が無くなれば私達が勝てる可能性は0になる。
でも一人がすべて使えば5%くらいで奴らに勝てる!」

確かに一人ですべて使えば勝つ可能性は増える。
それは間違いではないが、三人は確実に負けることになる。
それがどんな意味かをみんな知っている。
でも誰がすべてを使うようにする…その話が続いた。
そして決まったのは…。
「朱里…あなたにすべて任せるわ…」
「私が…」
選ばれたのは自分。四人で話し合った結果だ。
最初はどうしてこうなるのかはわからなかった。
みんな生き延びたいはずだ。当て馬のために造られて破壊される運命など認めない。
それでも…姉妹達が自分に賭けたことなんだ。
絶対に勝たなくてはならない、そう思った。
「そうだ朱里、オカリナ吹いてくれない?」
「オカリナ?」
「ほら、あなた生まれた時に偶然、オカリナ持って勝手に吹いていたじゃない。
綺麗な音色だったわよ」
「ああ!あれね。確かに結構綺麗な音色だったわね。
こんな時だから一曲何か吹いてよ」
「……ふん、わかったわ」
これから自分以外の三人は確実に死ぬ。そのはずなのに何故か三人に怯えなどはなかった。
自分一人に賭けてくれることを信じてくれているのだろう…。いい姉妹だった…。
「じゃあ、行ってくるわ…」
姉妹の一人がそう言うと共に会場へと姿を消す。
モニターで試合の様子を見ることはできた。
武器を持っていないのに晴々とした表情の彼女。
装甲で身を固めた相手の男性…。

401:名無しさん@ピンキー
08/12/07 19:48:59 nAh837mB
勝負は一方的だった。
凄まじいスピードで銃を抜いて撃ちはなった弾丸を避けることができない。
接近されて体を切り刻まれる。
彼女の攻撃をあっさりと回避して反撃に移る。
これが新型の力だった。
結果はわかっていた、しかし許せないことはあった。
観客達である。
彼女が殴られ切り刻まれ悶えるごとに罵声と狂喜の言葉を放つ。
裏で自らの利益のための行動をするものたちの欲望が目に響く。
彼女が完全に動けなくなっても相手は攻撃を止めなかった。
そればかりではない。
倒れた彼女に覆い被り服を引き裂いたのだから…。
「…!!」
会場は驚愕の声こそ上がったがすぐさま狂喜の声に変わった。
全身が露になった彼女は何も抵抗ができないまま相手に体を触れられる。
鎖骨から乳房を乱暴に揺さぶられ無理な体勢を強いられる。
彼女の言葉にならない悲鳴が会場の罵声の中に虚しく響く。
散々体を弄ばれた後に彼女は全身を貫かれて絶命した。

402:名無しさん@ピンキー
08/12/07 19:51:14 nAh837mB
残りの二人も勝負は一方的に終わった。
さっきの姉妹の一人のように全身に辱めを受けてから、命を絶たれて…。
「いよいよ、私の番ね……」
見るのが辛くなり人はなれた所でオカリナを吹いていた。
綺麗だといってくれたもういない姉妹達。
モノである自分達が持ついらないはずの感情で…。
「しかし、さっきの三人はなんなんだね?ルッカ」
試合の場に戻ろうとした自分にそんな声が聞こえた。
「彼女達はいわゆる当て馬、我がグループの新作の実験台にすぎません」
「なぜそんな弱い者共を大会に出場させるのか…。
オオガミとの戦いはもう始まっているのだぞ?僅かなリスクにも…」
英語で話している年をとった男の声と、若い女性の声だ。
聞いた事はある。ゴルドマン会長と秘書のルッカだ。
「しかしあと一人残っているではないか。
その娘はもしかしたらうまくいくのではないのかね」
「そんなことはありえません。
東洋のポンコツ雌猿が新型に立ち向かえるものですか」
「ルッカ、言葉を慎め!」
「申し訳ありません…会長」

「ふざけないで…何がポンコツよ…!!」
怒りを抑えながら会場へと向かった。
試合の場では大勢の観客達がこちらを見渡す。
その目は醜くこちらがどうなるかを楽しんでいるような汚れたものだ。
相手も完全にこちらを甘く見てその気になっている。
「絶対に負けるもんですか…生き延びてやる……」
これからどうなるかなど先のことなど知らない。
ただ目の前にいる敵を倒すだけ。
自分に賭けた三人達の力が自分の中にある…だから負けない…!
「うおおおおおおおおおっ!!」
すべての能力をフルに活用して自分は突撃した…。

403:名無しさん@ピンキー
08/12/07 19:53:15 nAh837mB
これで話は終わりです。
朱里ならこういう話があるかなと思った。
今度はサイボーグ同盟の誰かにしようと思います。

404:名無しさん@ピンキー
08/12/08 00:37:08 lxtY/5Gq
Gj

405:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:33:21 IvmFDo/3
さらなお話投下。
スマナイがエロくはないです、はい。

406:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:33:52 IvmFDo/3
12月の一週目の休日。
私立・親切高校最寄りの街に、疋田と真薄の二人は出かけていた。
定期テストも終わり、勉強で疲れた頭を映画でも見てリフレッシュしよう、と言うわけである。
「疋田先輩、何の映画見に行くんですか?」
「荷田先輩は『ガンダーロボvsモグラゾンビ』がいいって言ってたけど、『RED BRICK』の方が人気があるよな。
 真薄は何がいい?」
「先輩が見たいやつでいいですよ。前者以外で。」
「同感だ。う~ん、じゃ、『RED BRICK』にするか。」

「映画館に着きましたけど、人多いですね。」
「ああ。もっと早く出て来ればよかったな。」
長蛇の列に並び、チケットを買う。
(1時間近く待ち時間ができたな)
「・・・スポーツ店で暇潰すか。」
「そうしましょう。」

外も人でごった返している。
(・・・リフレッシュどころか、帰る頃にはクタクタになっるかも。)
慣れない人ごみは身体というより気の方が滅入るものだ。
「しかし、服がないとはいえ、ユニフォームは浮いてるよな。」
「でも、制服は着慣れてませんからね。」
余計疲れる。
私服を着て出れないことでハメを外せない様にしているのだろうが、
「なんか、場違いだよな、俺ら」
「・・・ですね。」

「あれ、あそこにいるのキャプテンじゃないか?」
「みたいですね。」
「お~い、キャプt」
声をかけようとしたら止められた。
「何で止めるんだ。別に声かけるぐらい…」
「小波先輩の隣。」
「隣?」
「うちの女子生徒・・・。まさか、キャプテンの連れか!」
「かなり仲良さそうですよ。」
「・・・キャプテン、ただの野球バカだと思ってたけど、隅におけないなぁ。」
「青春でやんす・・・」
「うわぁ!荷田先輩どこから出てきたんですか!」
「まさか小波くんに先を越されるとは思わなかったでやんす。」
(女の子連れているんだったら、荷田先輩よりは小波先輩の方が納得が行くけどなぁ)
「じゃあ、邪魔しちゃ悪いし、俺たちもさっさと行こう。」
「行きましょう。じゃあ、荷田先輩また・・・」
「おいらはつけるでやんす。」
「「え?」」
「裏切り者をできるだけ克明に観察して、弱みをいくつか握っておくでやんす!」
((…うわぁ))

407:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:34:56 IvmFDo/3

「もうすっかりクリスマス一色だ。」
12月に入り各店舗はイルミネーションを競うように飾りつけ、引っ切り無しにクリスマスソングを流している。
ワイワイと活気あるそんな通りを歩いていれば、否が応にも気分が盛り上がってくる。
「本当に。去年みたいに変わり目もいいですけど、やっぱりこう華やかなのもいいですね。」
ましてや隣に彼女―芳槻さらがいるのだから、気分が下がる方がおかしい。
「受験が無ければ、クリスマス当日に来たかったですね。」
「そうだな。まあ、今年は仕方ないよ。」
それに、二人きりで屋上で過ごすのも悪くないと思う。
「ところで、毎日勉強頑張ってるけど、無理してない?」
「今が頑張り時ですから。手は抜けません。」
「頼むから、倒れるまで勉強しないでよ。」
一度、寝不足で体調を崩して倒れた前科がさらにはあった。
そばに高科がいたらしく大事はなかったが、二度も三度も倒れられては困る。
さらの顔が赤らむ。
「わ、わかってます。小波君の方こそ大丈夫なんですか、追試。」
「う・・・」
二年と半年、野球に全てを費やした代償は重かった。
甲子園から帰ってくるや否や補習の猛攻を受け、定期テストでは相も変わらず越後や高科と壮絶な接戦を繰り広げ、
追試の追試の追試の・・・えっと何回目だっけ、まあ追試を受け続けている有様だった。
われながら、ひどい。
「小波君の勉強を見るのも大変なんですよ~」
で、抜け殻みたいになって屋上へ上がってくる自分を見るに見かねて、さらも勉強を教えてくれているわけだ。
彼氏としては、受験勉強をバックアップしてやりたい(もちろん勉強以外の面で)のだが、完全に足を引っ張っている。
「お、俺のは無理に見てくれなくてもいいんだぞ。」
「いえ、好きでやってるので。」
一応、断りを入れてみるが即刻笑顔で却下。
正直、さらといる時ぐらいは勉強のことを忘れていたいわけだが。
「人に勉強を教えられるってことは、その知識が定着してるって事なんです。
 それを確認できるだけでも、小波君に勉強を教えるメリットはあります。」
こう言われては断ろうにも断れない。
しかし、当の本人の理解スピードが遅すぎて、全然確認作業がはかどらない気がする。

408:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:35:31 IvmFDo/3
「それに・・・」
「それに?」
まだ利点があるのだろうか?
しばらく言うかどうか迷っていたようだが、顔をうつむけてつぶやいた。
「その、こ、小波君と一緒にいれる時間が増えますし・・・」
「そ、そうか。」
少し顔がほてるのを感じる。
うつむいた顔が真っ赤になってるのは想像に難くなかった。
「ん~・・・・・・・」
「おっと。」
今にも走り出しそう感じがしたので、さらの手を握る。
さらはビクリと身体を反応させて、ますますパニック状態。
性格だから仕方ないといえば仕方ないが、自爆されるのは困る。
まあ、あたふたしてる可愛らしいさらを見れるのなら、多少困るぐらい問題ないけど。
「なあ、さら。」
「は、はいっ!なっ、なんでしょうか!」
なんと言うか、アニメだったら目がグルグル渦潮になってそうな混乱っぷりである。
そんなさらを安心させるため、―というより自然にだけど、これでもかというほど笑みを浮かべてこう言った。
「せっかく勉強を放り出して街まできたんだからさ、もうちょっと落ち着いておもいっきりクリスマス気分を満喫しよう!」
一瞬キョトンとした顔になったが、少し顔をうつむけて、
「はい。」
と言ってうなずき、破顔した。
今の街の雰囲気にぴったりの笑顔である。
「よし、じゃあ行こう!」
さらの手を引き一緒に歩いていく。
こんな街の中で暗い顔をしてるやつは馬鹿だ。
馬鹿に違いない。

409:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:36:01 IvmFDo/3

「うらやましいでやんす、ねたましいでやんす!」
暗い顔はしていないが、いろいろとダークなオーラを纏った男が一人。
つけて来なければいいものを、つけて来たためにイチャイチャする様を見る羽目になってしまった。
「手まで繋ぐなんて、許せないでやんす。・・・よし、こうなったら、ちょっと邪魔をs」
(ガシィッッッッ)
突如すごい力で襟首を掴まれて振り向くと、そこにはクラスメートが一人。
「は~い、ニュダっち。ちょっと待った。」
「な、なんでやんすか、高科。ニュダって言うな。」
何故だろうか、笑っているのだが・・・怖い。
「仲睦まじい二人に水を差すのは、感心できませんねぇ。」
「べ、別においらは・・・」
「呪詛の言葉が私の耳に飛び込んできたのですが、聴き間違えでしたか?」
「き、きっと聴き間違いでやんす!」
「へ~。じゃあ、コレも?」
目の前に突きつけられるテープレコーダー。
(『おいらはつけるでやんす!』)
「そ、それはでやんすね・・・ていうか最初からでやんすか!?」
弁解の余地無し。
「ニュダっち、世の中は辛い事が多い、って話ですよ、知ってましたか?」
「知らないでやんす!知りたくもないでやんす!は、離すやんす!」
「往生際が悪いよ、眼鏡くん。掴まれたら最後、もう逃げられないから。」
同じように襟首をつかまれた女の子が言う。
なんか達観してる模様。
「諦めが早過ぎるでやんす!」
「いつきはかれこれ5回目ぐらいですもんねぇ。あ、そこのビル、今テナント募集中らしいですよ?さ、行きますですよ!」
「だ、誰か、助けるでやんす~!」

小波が機嫌よく寮に戻った時、疋田や真薄は少し冷やかしてきたが、荷田はとんと元気がなかったそうな。

おしまい

410:名無しさん@ピンキー
08/12/08 22:43:04 IvmFDo/3
デートイベントのウィンドウショッピングから着想。
この季節、街のどこかで二人で買い物してるかも、と。

機会があれば、さらルートでナオとの和解とか書いてみたいなぁ。

411:名無しさん@ピンキー
08/12/09 00:14:30 KRf8LUoU
GJ

412:名無しさん@ピンキー
08/12/09 00:16:21 PrjIpIIh
荷田アホスw

413:名無しさん@ピンキー
08/12/09 00:26:42 mjl96KG3
お二人ともGJです。
さら可愛いよさら

414:名無しさん@ピンキー
08/12/09 19:03:53 w1rB5EOQ
おお…久々の投下ラッシュ!!
職人さん方GJ!!

415:名無しさん@ピンキー
08/12/09 19:21:30 VlgqZnj2
ナオルートでもED後に姉妹丼ルートいけなくもなさそうだよな。
和解後だから修羅場にはなりそうもないが。

416:名無しさん@ピンキー
08/12/09 22:43:44 bA9M14yF
個人的な意見だがさらはナオハッピーエンド後が一番好きだ。

417:名無しさん@ピンキー
08/12/09 23:06:40 w1rB5EOQ
>>415
まさに今書いている途中です…

418:名無しさん@ピンキー
08/12/09 23:36:10 zgYMXnJf
>>417
めっちゃがんばれ超頑張れ

419:名無しさん@ピンキー
08/12/09 23:45:45 DLe5H+v7
ナオとさらのWフェラとかもうウホホホホーイ

420:名無しさん@ピンキー
08/12/10 09:22:45 EVRfz72g
「ふひひ、アカネ…俺のものになれー!がおー!」
「きゃーっ♪」
「そこまでよ!(ガラッ)」
「リン…」
「小波君、アカネを食べてみようとか考えたでしょう」
「いや俺は何も…」
「ダメですからね!いい?これは日本だけではなく先進諸国の法律に抵触…
聞いてなかったでしょう」
「…」
「これは倫理的にも問題があるのよ!いい?アカネはまだ仮にも高校生で…」
チャーラッチャッチャーン(スネークイータァー…)
「あなた時々、任務のこと忘れてない?」
「いやそれは…」
「黙って聞く!」

「リンお姉さんはパラメじゃなくてEVAですよね」

421:名無しさん@ピンキー
08/12/10 18:53:16 PKHsP8gr
6主「タイムパラドックスだ!」

422:名無しさん@ピンキー
08/12/10 20:56:01 FtcjzYnn
つかぬことを聞くですう
10のSSって発売からどれくらいたってから投下されてた?

423:名無しさん@ピンキー
08/12/10 21:01:16 A/JdFDP/
一番早いのは12/12のカズのかな、約一週間後
メル欄にネタバレ注意って書いてあった

424:うどん人
08/12/11 21:00:20 +eA4H56b
タマちゃん物を投下します。
もしもタマちゃんが~の続き物と思ってください。
時間軸がおかしいと思っても、スルーしてください。お願いします。

425:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:01:28 +eA4H56b
 秋――。
 楓の木が真っ赤に染まり、銀杏の葉が黄色く変わるこの季節。
 俺達はある有名行楽地の遊歩道を、二人並んで歩いていた。
 一言に秋と言っても色々な秋がある。
『食欲の秋だ』と言う人もいれば、『読書の秋だ』と言う人もいる。
 あと『スポーツの秋』とも言うけど、毎日のように野球をやっている俺達はどうなるんだろうか。
「タマちゃんはどう思う?」
「単なる野球バカじゃないのか?」
「……もしかして俺バカにされてる?」
 鋭い一言に相槌を入れながら、長い一本の山道を歩いていく。
 最初に言った通り、木々は色とりどりに染まっていて、道端には銀杏の実が大量に落ちていた。
「………それにしても……」
「ん?」
 ポツリとタマちゃんが呟く。
「行楽日和にしては、擦れ違う人が少なくないか?」
「………そう言われてみれば……」
 確かにおっしゃる通りで。
 今まで結構歩いたつもりだけど、見かけた観光客は数えられる程だった。
 ………まぁ、考えられるとすれば
「最近寒くなったからね。多分みんな外に出たくないんじゃない?」
 天気予報で言っていたけど、特に今日と明日は冬並みの気温らしい。
 俺がそう言うと、どこか納得したようにタマちゃんが頷いた。
「それもそうか。正直に言うと私も少し寒くてな」
「………大丈夫? 俺のジャケット貸そうか?」
「いや、それだとお前が寒いだろう」
 それには及ばんと、首を横に振るタマちゃん。
「いや、だけど……」
 震えるタマちゃんの姿を見て思う。
 いつもの服に上着を一枚羽織ったその格好。それだけじゃこの寒さには堪えられないはずだ。
 スカートからはみ出している足とか太股とかは特に。
「じゃあマフラーだけでも……」
「私の事は心配するな。今回はお前がメインなんだからな」
 頑として首を縦に振ってくれない。
「………それなら――」
 そして考える。二人とも暖かくなる方法。
 頭の中にある考えが浮かび上がった。
「じゃあさ、タマちゃん」
「なんだ?」
「二人で暖め合うっていうのはどう?」
「………一応聞くが、どうやって?」
「え? それはもうこうやって抱きしめ合って……」
「アホかお前は」
 タマちゃんのデコピンが俺の額に突き刺さった。


 『秋の風物詩』

426:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:02:41 +eA4H56b
 何で今俺達がこんな所にいるのか。
 それを説明をするなら、話は数日前にさかのぼる。
「おい小波、どこか行きたい所はないか?」
 日本シリーズも終わり、完全にオフシーズンに入った俺達二人。
 全てはタマちゃんのこの一言から始まった。
「…………え?」
 タマちゃんの口から、こんな言葉を聞くのは非常に珍しい。
 思わず疑問の声を上げてしまう。
「なんだ? その腑抜けた顔は」
「あ、いや……タマちゃんがそんな事を言うなんて珍しいなって思って」
 デートの時もHの時も、いつも誘うのは俺の方からだったはずだ。
 ………まぁ、今はそれは置いといて。
「どこかに行こうって………何で?」
 もっともな疑問をタマちゃんに投げ掛ける。
 すると、どこか心配そうな声が返ってきた。
「いや、今年は日本シリーズまで戦ってお前も疲れが溜まっているだろうし、
私なりに休ませてやろうと思ったんだが……」
 迷惑だったか?とタマちゃんは言葉を続ける。
 慌てて返事を返す。
「いや、そんな事ないって! すごく嬉しいよ!」
 変な事を企んでるんじゃ……と、タマちゃんを疑ってしまった自分が情けない。
「そ、そうか? ならいいんだが……」
 今度は少し安心したような声。
 更にタマちゃんの言葉は続く。
「で、行きたい所はあるのか?」
「うーん……行きたい所ねぇ……」
 手を顎に当てて考える姿勢をとる。だけど何処も思い浮かばない。
 別にタマちゃんとならどこに行ってもいいんだけど……なんて考えていると、
「………ん?」
 窓の外。道路を挟んで向こう側。
 公園の紅葉が綺麗に染まっているのを発見した。
 頭の中に稲妻が走って、口が動く。
「じゃあさ、泊まり込みで紅葉狩りにでも行かない?」

 こうやって、俺達二人の温泉旅行が決定した。
 さっさと旅行の用意をして、バスに乗り込んで、旅館に着いて、そして今に至る。


「まぁお前も有名人だし、人が多いより少ない方が楽でいいか」
 話は戻って今現在の俺達二人。相変わらず二人並んで山道を上っている。
 因みに、タマちゃんに俺のジャケットを貸すという事で話はついた。
「そうなんだけど………ね」
「どうした?」
「人に見られて、何も言われない有名人って言うのもどうかと思うよ?」
 今までに擦れ違った人達は、俺に全く気づいてなかったような気がする。
 俺ってそんなに存在感がないんだろうか。サインくらい求められてもいいのに。
「………確かにお前から帽子とユニホームをとったら何も残らないからな……」
「ひどい! タマちゃんひどい!!」
「いや、冗談だ冗談」
「冗談にもほどがあるって!」
 フォローを入れたりしてよ、とまだタマちゃんに向かって叫んでいると
「むぐっ!?」
 タマちゃんが急に手で口を塞いできた。

427:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:06:13 +eA4H56b
「こら、静かにしろ」
 小声ながら妙に気迫の篭った声。俺は何か禁句を言ってしまったんだろうか。
 恐る恐る質問する。
「………どうしたの?」
「妙な声が聞こえた」
 どうやら違うらしい。
 こんな状況だけど、少し安心してしまう。
「……どうやらあそこらしいな」
 そんな俺をほっといて、辺りを観察し続けるタマちゃん。
 その視線はある所を捉えて離さない。
「………いってみようか」
 俺がそういうと、静かにコクリと頷く。目が本気だ。
「…………よし」
 気配を消すのは得意だ。
 足音を消して、息を殺して、木を壁にしながら目標へと少しずつ近づいていく。
 ばれないギリギリの距離まで接近し、木で身体を隠す。
 一度タマちゃんを見て、お互いに頷き、そっと身体をずらして目標を確認した。
 そこにいたのは………

「あっ! そ、そこはダメだって!」
「そうか? でも武美の身体の方は……」
「んんっ!?」
「かなり正直みたいだぞ?」
「うぅ……風来坊さんが親父臭い……」
「何を言う………か!」
「うあ゛っ………あ、ふ」

 下半身を露出して絡み合う男女の姿――
 ぶっちゃけ言うと、やってる最中の男女の姿があった。

428:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:07:11 +eA4H56b
「ほら、指がどんどん入っていくぞ?」
「やっ……あ……んっ!」

「…………………」
「……おい、小波」
 タマちゃんが何か言っているけど、頭に入ってこない。

「ここだってこんなに濡らして……」
「そ、それは風来坊さんが……」
「確かに弄ったの俺だけど、濡らしたのは武美だろ?」

「…………………」
「こら、もう行くぞ」
 タマちゃんの声が聞こえたけど、多分気のせいだろう。

「う゛ぁ……すご……ふかい……」
「う……さすがに立ってやるのは……キツイな」
「あ゛っ! やっ! おく、に、くる!」

「……………………」
「………おい、いい加減に……」
 多分空耳だろう。それか幻聴か何かに違いない。

「え!? だ、だめだめだめ! そっちの穴は!」
「こっちの穴、は?」
「!! うあ゛あっ!?」
「こんなに指をくわえ込んで……説得力ないぞ?」
「ん゛っ! ん゛ん゛っ! あ゛あぁ!!」

「……………………」
「……………………」
 ピキッ。
 何かが切れるような音がしたが、今はそれどころじゃない。

「うあ゛っ!! や、やめ! とん、じゃう……からあ!!!」
「飛べばいいじゃない……か。俺も、ヤバイ……」
「んあっ! あぅ……ぅぁあああああ゛ああ゛あ゛!!!」

 ガシィイイ!!
「ぐふっ!!?」
 急に後ろから首を捕まれた。
 絞められる首、薄れていく意識。かなり力が篭っていて、外せそうにもない。
「な、何…………」
 力を振り絞って後ろを振り返る。そこには――
「何度言ってもお前は………」
 灼熱の炎を目に宿したタマちゃんが立っていた。
「ほら、もう行くぞ」
 俺の首を掴んだまま歩き出す。
「タマちゃ……これ、外し……て……」
「断る」
「何で、こんなに……力…が……」
「ん? そんなに入れてるつもりはないんだがな」
 結局山頂に着くまで、俺はタマちゃんに引きずられ続けた。

429:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:08:01 +eA4H56b
 山頂―――
 山の頂上なだけあって、空間も、風景も、見晴らしも最高なんだけど、俺は生きた心地がしなかった。
「あの………タマ、ちゃん……?」
「なんだ」
「えっと………怒ってる?」
「別に」
 嘘だ。絶対に嘘だ。
 いつもより返事が素っ気ないし、態度だってものすごく冷たい気がする。
「ごめんなさいすいません俺が悪かったですもう二度としませんこの通り許してください」
 地面に頭を着ける勢いで謝りだす俺。
 一別するタマちゃん。その目は南極が暑く感じるくらいに冷たい。
「じゃあ聞くが……」
 ドスの効いた声で呟く。
「自分の何が悪かったのか言ってみろ」
「え? それ……は………」
 一瞬の間を開けて、答える。
「タマちゃんを無視した……から?」
「………本当にそんな理由だと思ってるのか?」
 どうやら違うらしい。
 冷たい視線が更に冷たくなった。
「え、えーと………」
 慌てて別の答えを考える。
 あの状況で、無視した以外にタマちゃんが怒りそうな事怒りそうな事怒りそうな事―――!
「………俺があの女の人に見とれてた………から?」
 頭に浮かんだのはこんなバカみたいな答え。この働かない頭が憎たらしい。
 ………のだが、
「そ、そんなはずがないだろう」
「………マジで?」
 顔を赤くして、俺から顔を背けるタマちゃん。思わず突っ込んでしまった。
 …………まぁとにかく、原因が分かれば話は早い。
「いや、まぁ……確かに見てたけどさ……」
 頬を掻きながら、バツが悪そうに喋る。
「それは何と言うか……男の嵯峨ってやつで、悪気はないって言うか………」
「………まるで獣だな」
「うっ!」
 射殺すような視線が俺の胸に突き刺さる。
 こんな不機嫌なタマちゃんは初めてだ。
「いや、でも! 俺が1番好きなのはタマちゃんだから!」
 俺がそう言うと
「ほう………だけどな、小波」
 ツカツカと近寄って来て、いきなり俺の股間をわしずかみにした。
「ここをこうしていたら、説得力がないぞ?」
「いたっ!! 痛い痛い! タマちゃん離して!!」
「生理現象だから仕方ないかもしれんが……」
「止めて! もう俺のライフは0だから!!」
 納得の言葉に反して、かなりの力が篭った右手。
 さっきの首も痛かったけど、これは異常だ。
「ぐ………あ………うぅ」
 苦しみで意識が遠くなっていく。このままでは息子は使用不能になってしまうだろう。
 それだけは避けなければいけない。
 俺は反撃に出る事にした。

430:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:08:53 +eA4H56b
「タマちゃん!」
「むぐっ!?」
 強引に唇を奪う。
 タマちゃんが身体を引いて逃げようとするけど、後ろに腕を回して逃がさない。
 そのまま押し切るようにして、人目が付かない所へと移動した。
「ん!? ふ……ん、んん……!」
 舌を侵入させようと唇を押し上げる。
 歯を閉じてガードしてきたけど、それならばと、歯、歯茎周辺を何度も何度もなぞっていく。
「こ、こら小波……んんっ!!」
 声を出したチャンスを逃さず、一気に舌を侵入させた。
 逃げるタマちゃん。追う俺。舌と舌が絡み合って、暖かい唾液が伝っていく。
 キスを重ねるにつれて、次第に股間の力がだんだん弱くなってきた。
「わ、分かった。よく分かった!」
 一旦体を離して、タマちゃんが叫ぶ。
 その顔は楓に負けないくらい真っ赤っ赤だけど。
「お前の気持ちはよく分かったから、これ以上は……な?」
 必死で制止をかけてくる。
 が、俺の動きは止まらない。止めようがない。
「ごめんタマちゃん。それ、無理」
「………え?」
「何かもう我慢できない!」
 あれだけの激しい行為を目の前で見た後、股間を握られたんじゃ仕方がない話。
 全部お前の責任だろとタマちゃんが喚いているけど、気にしないでおこう。
「タマちゃんだって分かるだろ? 俺のここがどうなってるか」
「う………ま、まぁ……な」
 今までずっと握られていた息子を、改めて握らせる。
 固く膨れ上がった我が股間。タマちゃんの小さな手の感触が気持ちいい。
「と、いう訳で」
 顔の前で手を合わせ
「いただきます」
 礼。
 セーターを捲り上げて、手を中に侵入させた。
 腹をなぞるように、指を上へと這わしていく。
「冷たっ!! お、おい! こら!」
「あー……そう言えば手袋してなかったしなぁ……」
 寒空の中、素手のままで歩いていたのだからしょうがない。
「………まぁこれも新しい刺激って事で……」
「いや、だからせめて旅館で……!」
「大丈夫。そのうち温かくなるから」
 タマちゃんから中断の意見が出たけど却下。ここまできたら、もう引く事なんて出来やしない。
 服に隠れて見えないけど、多分色気ないであろう胸の下着を、手探りで外していく。
「あっ………だ、だか……らぁ……!」
「うわぁ………タマちゃんの胸、温かくて柔らかくて気持ちいい……」
 スベスベとして柔温かい肌の弾力。いつもよりも数段気持ちよく感じる。
 この胸に全身で倒れ込む事が出来たなら、さぞ幸せな事だろうと切に思う。

431:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:09:59 +eA4H56b
「やっ………あ、は……」
 触れるように軽くタッチ。寒さのせいだろうか、既に乳首が若干固くなってるような気がする。
「………そう言えばタマちゃん寒そうだったしね」
「あ………まぁ、そうだが……」
「じゃあ体の芯から暖まってもらわないと」
 そう言って、乳首を軽く抓る。
「あぁっ!」
 感度良好。タマちゃんの身体が少し震えた。
 更に刺激を与えようと、胸を攻めつつ、舌を首に這わしていく。
「こ、こら! な、舐めるのはいいが、絶対に吸うなよ!?」
「……確かにそれはまずいね」
 出来立ての赤い跡が付いてるのを人に見られたら、何をやっていたか言っているようなものだ。
 …………でも
「やめろって言われたら、余計やりたくなるのが人間だけどさ」
「………もしやってみろ? 私もお前に爪痕を付けてやるからな」
 ものすごいジト目で睨んでくるタマちゃん。
 大丈夫、安心して。やるつもりはないから。だからそんな目で俺を見ないで。
「じゃあ、これは首筋の分!」
「んっ!」
 耳の外周りを指で弄りながら舌を這わしていく。
「谷間の分!」
「ふっ………ん、あ……」
 今度は甘噛み。時に小鳥のように優しく。時に獣のように少し強く。
「そしてこれが胸の分だ!」
「やっ! あっ……こ、ら……汚っ、い……!」
 最後は耳の中。舌を使って全体を綺麗に舐めとっていく。
 汚いだなんて言うけど、とんでもない。耳からは垢の一つも出てこなかった。
「大丈夫。ものすごく綺麗だよ」
 そう耳元で呟いて、再び耳たぶを甘噛みすると
「あ………は、ぁ………」
「うわっ! タ、タマちゃん!?」
 膝が折れるようにタマちゃんが崩れ落ちた。
 倒れる身体を慌てて支える。髪から甘いいい臭いがした。
「もしかしてタマちゃん……耳、弱いの?」
「いや………よく分からんが……力が……」
 全身を支えるように、俺にしがみつくタマちゃん。
 どうやら本当に上手く立てないらしい。
「…………ひょっとして」
 試しにもう一度、耳の中を指で掻き回してみた。
「こ、こら! やめっ………!!」
 ズルズルと、タマちゃんが下に滑り落ちていく。どうやら間違いないらしい。
「ここもタマちゃんの弱点か……」
 新たな発見に、顔がにやけるのが分かる。
 この様子だと他にも色々と弱い所がありそうだ。例えば、背中とか、うなじとか、足の裏とか。
 まぁそれはいつか調べるとして。
「次はこっちだね」
 寒そうに外に素肌を晒している太股。今はそこの感触を調べる事にする。

432:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:10:49 +eA4H56b
「うーん……冷え切ってるね」
 一度触ってみて、改めて感じるその冷たさ。
 俺の手までとはいかなくても、タマちゃんのそこはかなり冷たかった。
 摩擦して温めるように、何度も何度も手を往復させる。
「やるなら……さっさと……!」
 じれったいとタマちゃんが懇願してくるが、
「まぁまぁ、わびさびって物があるから」
 構わずに太股の柔らかさを堪能する。
 絶対にアソコだけは触らずに、太股、足の付け根、反対側と、その周りだけをなぞっていく。
「あ………こな、み……」
「ん? どうしたの?」
「頼む。もう……」
「頼むって何を?」
 分かっているけど、あえて聞き返す。タマちゃんの顔が真っ赤になった。
 意地が悪いね、俺も。
「う………あーー……うう……」
 もの凄く恥ずかしそうにタマちゃん。
「頼むから………ここも、触って………くれ」
 プルプルと震えるそのて手で、自分の股間を指差した。
 顔が極限まで緩む。
「タマちゃんがそう言うなら、仕方ないね」
「いや! お前が!!」
「ん? 何の事かな?」
「………この……! 後で覚えていろ………!!」
 鋭い視線が俺を貫く。
 もう少しこんなタマちゃんを見てみたい気もするけど、イジメるのはこれくらいにしておこう。
「! んっ!! ふ………あぁっ!!」
 ショーツの上からなぞるなんて、まどろっこしい事はしない。
 ショーツをずらし、指をタマちゃんの中へといきなり挿入した。
「はっ! やっ………あぁ゛!!」
 熱く、ヌメヌメとした感覚が俺の指を包んでいく。
 指がものすごく熱いのは、俺の指が冷たいのか、それともタマちゃんの中が熱いのか。
「タマちゃんもHになったよね。もうビショビショだし」
「うあ゛っ! そん、な……ことは……!!」
「大丈夫。俺はHなタマちゃんも大好きだから」
「……え? ……や、あっ! ああ゛っ!! あああ!!」
 指の動きを激しくする。指の根本近くまで入れたと思うと、掻き出すように抜く。
 腰のピストン運動にも勝るも劣らないくらいに激しく、深く。
「あ゛っ! はげ、し……い……!! う゛あっ!!」
 力が入らないのか、力の限りしがみ着いてくるタマちゃん。
 もう前戯は十分だろう。これが最後と口を塞ぎ、ラストスパートをかけた。

「ん゛っ!? ん、ん、んん゛ん゛っ!! ――――っ!!!」
 声のない絶叫。股間から溢れた愛液が腕にかかる。
 身体の震えが収まるのを待ってから、声をかけた。
「………もう準備は満タンだよね?」
「………うぁ………まぁ………」
 切れ切れながらも、了承の答え。急いでズボンを脱いで息子を取り出す。
 はっきり言って、もうとっくに我慢の限界を超えている。
 木をタマちゃんの背もたれにして、俺はヒクヒクと震えるアソコに一物を挿入した。

433:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:11:37 +eA4H56b
「あ゛っ! やっ、あっ! うああ゛!!」
「お、あ………うおぉ……」
 攻める俺にも負担がかかる。深い、ものすごく深い。
 タマちゃんの体重のほとんどが俺に襲い掛かって、その分激しく息子がタマちゃんを貫く。
 俺がこれだけキツイのだから、タマちゃんはよっぽどだろう。
「やっ! やめっ!! あ゛あ゛……ん゛っ!!」
 喘ぎ声の中に苦痛の色が混じる。壊れるくらいに突かれているのだから仕方ない。
 少しでも楽にしてあげようと、お尻を持ってタマちゃんを支える。
「う……ぐ、あぁ……」
「これは………ヤバイ………!!」
 感度的にもだが、それ以上に肉体的に。身体を支えたら腕がキツくて、力を抜くと腰にくる。
 激しくは動けないけれど、少しくらいなら大丈夫。
 何とか姿勢を維持して、細かく動くことに決めた。
「あっ! は……あ、やぁっ!!」
 細かく動くと言っても、深く刺さった状態なら、かなりの刺激になるだろう。
 実際動いている最中に数回奥に先端が当たり、その度にタマちゃんが悲鳴を上げた。
「う゛ぁ………あ………こなみぃ……」
「……ん? 何?」
 力ないタマちゃんの声。
 キツさに顔を歪めながらも、顔を向ける。
「も………ダメ……頼む……」
 潤んだ瞳。涙が流れそうなその表情。
 その瞬間、俺に稲妻が落ちた。
「ゴメン、タマちゃん!!」
「へ? ……あ、あ゛っ!!?」
 急に、力の限り動き出す。
 腰にくるとか腕がキツイとか、そんな事言ってられない。
 タマちゃんのあの表情のためなら、俺はいくらでも頑張れる。
 タマちゃんを木と手で支えながら、腰を上下に激しく動かした。
「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!!」
「タマちゃん………もう……出る!!」
 息子の周辺から、何かが上ってくる感じがする。
 タマちゃんを感じるにつれてそれは大きくなって、ついに入口付近にまで上ってきた。
 そして
「やっ! あ゛あ゛あ゛!!! あああああああああああ!!!」
「うあっ! あ、ああ゛! あぁ………」
 欲望が放たれて、お互いの股間を白く汚していく。
 震える身体。訪れる脱力感。しばらく抱き合っていると、力尽きたようにタマちゃんがその場に崩れ落ちた。

434:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:12:39 +eA4H56b
「た、タマちゃん大丈夫!?」
 慌てて後ろに回り込んで、抱き抱える様に支える。
 どこかに異常はないかと、顔色を確認していると。
「………この………獣………!!」
 鋭く、厳しい一言が飛んできた。
 罪悪感が俺の心を満たしていく。
「ごめんなさい。ホントにごめんなさい」
 とにかく謝る。何度でも謝る。謝る事しか出来ない自分が情けない程に。
「発情期のオス犬か、お前は」
「うぅ………すいません……」
 だが、タマちゃんの言葉が留まる事はない。どうやらかなりご立腹のようだ。
「あの………タマちゃん?」
「………何だ」
 ドスの効いた声。これはマズイ。
 何とかしなくては何とかしなくては――と、必死で考えた、その結果。
「………今何かしてほしい事って………ある?」
 機嫌を取るかのように、怖ず怖ずと尋ねる。
 この程度では罪滅ぼしにすらならないだろうけど、何もしないよりはマシだろう。
「………じゃあ、そうだな………とりあえず………」
 しばらく考えた後、タマちゃんは
「? その手は何?」
 俺に向かって片手を差し出してきた。
 そして、恥ずかしそうに呟く。
「…………起こしてくれ」
「え?」
「…………………腰が、抜けてしまって………」
「………………………」
 沈黙が辺りを包む。
 固まる俺。動かないタマちゃん。
 拍子抜けなお願いに、つい顔の筋肉が緩む。
「………ぷっ」
 一人で笑いながら、タマちゃんの手を掴んだ。
「じゃあ、起こすよ?」
「ああ」
 疲れた身体に鞭打って、力強く引っ張り上げる。
 が、それだけじゃない。
 その勢いに任せたまま、タマちゃんをギュッと抱きしめた。
「わわっ!? だ、誰が抱けと言った!」
「まぁ、いいからいいから」
 腕の中でタマちゃんがもがいているけど、気にしないでおこう。
 旅館へと帰るべく、俺は今まで上ってきた道を歩き出した。

435:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:13:37 +eA4H56b
「何度も言うがな、少しは我慢すると言う事が出来んのか?」
「いやまぁ、そうなんだけど………タマちゃんが可愛いから………」
「!! こ、この……馬鹿」
 場所は移って、旅館のすぐ近くの並木道。俺達はその旅館に向かって歩いていた。
 タマちゃんの機嫌もどうやら直ったらしい。今では手を繋いで歩いている。
 ただし、この旅行中のHを禁止にされたのは、かなり厳しい。
「はぁ………」
「どうした?」
「いや、何でもないよ」
 全面的に俺が悪いのだから、文句を言っても仕方ないだろう。
 男は諦めが肝心だ。今は今夜の料理に期待しよう。
 そう思いながら、今夜お世話になる旅館の扉を二人でくぐった。
「お帰りなさいませ」
 出迎えてくれる従業員の方々。その一言が気持ちいい。
「ねぇ、今からどうする?」
 隣にいるタマちゃんに聞くと、
「私は部屋でゆっくりと休むつもりだが?」
「………だよね」
 理由は説明しなくても分かるだろう。
 じゃあ行こうか、と歩き始めたところ……
「なぁ、こんないい所がこの時期に空いてるのか?」
「あたしを舐めないでほしいね。モバイルガールの名は伊達じゃないよ?」
 後ろから、どこかで聞いた事のある声がした。
 誰だっけと、確認するために振り返ってみる。と、
「「あっ!」」
「ん?」
「え?」
 声を出して驚き、その場に固まる俺とタマちゃん。
 お二方も何が何だか分からないのか、固まってしまった。
 つい二時間程前の痴態が、脳裏に浮かび上がる。
 忘れようにも、忘れられない。そんな二人組がそこにいた。
「あのー……あたしが何か?」
 どこか子供の様な雰囲気を感じさせる女性が尋ねてきたけど、回想中の俺の耳には届かない。
 そのまま固まって動かない姿を、見とれていると勘違いしたんだろうか。

 ガシィイイ!!
「ぐふっ!!」
 再び、俺の首筋を衝撃が襲った。
「あー、スマンな。何でもない」
「? そうなの?」
 俺の変わりに淡々と答えるタマちゃん。ただし手の力が弱くなる事はない。
「だ、だからタマちゃん……力が……」
「知らん。もう行くぞ………じゃあ、これで」
 二人に別れを告げ、昼間と同じように、首を持ってツカツカと歩き出す。
 せめて手を引っ張ってほしいと切に願う。
「タマちゃ………苦し……」
「………浮気者にはちょうどいい罰だと思うぞ?」
 いや、違うから! と叫びたいけど、首を絞められては不可能な話。
 努力も虚しく、結局俺はタマちゃんに絞められながら、二人の部屋へとたどり着いた。

436:うどん人
08/12/11 21:16:09 +eA4H56b
以上です。誤字脱字すいません。
そして管理人さん。ネタが被ってしまいました。
申し訳ありません。

437:名無しさん@ピンキー
08/12/11 21:42:07 rzkTsbZn
タマちゃんの可愛さは抜群でござる

438:名無しさん@ピンキー
08/12/12 00:29:37 EJQo6WTh
タマちゃんきてたあああぁぁ!!!!
最高でござる。タマちゃんと5主最高でござる。可愛いでござる。

439:名無しさん@ピンキー
08/12/12 16:21:59 otdZHPoU
超GJ
あぁぁぁタマちゃんかわいいよぉぉ
力いっぱい踏まれたいよぉぉ


440:名無しさん@ピンキー
08/12/13 08:48:43 rZ/Dgc7F
武美ってことはタマコは37歳以上になるのか

441:名無しさん@ピンキー
08/12/13 12:24:55 5OrcwdWB
そこは深く考えちゃだめだ

442:名無しさん@ピンキー
08/12/13 12:26:07 1/18RBRt
タマちゃんに足コキされたいよう

443:名無しさん@ピンキー
08/12/13 13:06:45 V6Hvy4OI
ほぅほぅ珠子さんじゅうななさいと

艶熟の絶頂じゃねーか…よだれが…

444:名無しさん@ピンキー
08/12/14 07:25:57 ZpuQ2ANA
梨子とかは攻めだと思うが、タマちゃんは受けしか想像できん

445:名無しさん@ピンキー
08/12/14 11:31:11 8vJpJVvb
タマちゃんは、まじめな性格だからな。
台詞や天然ボケで相手を翻弄することはあっても、いじめるイメージがない。

まじめなキャラの攻めってむずかしい。
どうしても相手の同意を求めそうだからな。

446:名無しさん@ピンキー
08/12/14 12:21:53 KTZrTR0p
玲菜ちゃんに踏まれたい

447:幽霊部員
08/12/14 19:25:20 0R6g1x8A
初めてでいきなり質問しますがう裏サクセスのエロパロって書いてよろしいでしょうか?

448:名無しさん@ピンキー
08/12/14 19:37:38 bgrEjYvg
>>447
>>1

449:名無しさん@ピンキー
08/12/14 19:40:11 ZtTRDyVl
何故ダメと言おうか。
是非書いてください

450:幽霊部員
08/12/14 21:43:34 0R6g1x8A
>>448
それはOKということでよろしいですか?

451:名無しさん@ピンキー
08/12/14 21:51:48 91wf5kCl
>>450
オールオッケーだよ、バッチ君

452:名無しさん@ピンキー
08/12/14 22:03:06 bgrEjYvg
>>450
いや、そういう質問をするってことは>>1にあるwiki見てないんでそ?
全部見ろなんて言わないから少し見てみたらいいんじゃないかな、と思っただけ

もちろんスレタイにある通りパワポケなら表だろうが裏だろうが問題ないよ

453:名無しさん@ピンキー
08/12/15 03:23:48 JRzgOxM+
幽霊部員とは...河島を思い出した。。。

454:幽霊部員
08/12/15 06:27:52 C5f7KTYc
それは書いてよろしいということですか?

455:名無しさん@ピンキー
08/12/15 07:10:14 /WyT6xT5
そうだから早く書いてください

456:名無しさん@ピンキー
08/12/15 18:34:02 Acq9wKkQ
「ヘルガ…お前を守って死ねるなら、それでいい…」
「死ぬなブラッド!お前がいなくなったら…誰がフローラのレジスタンスをまとめるんだ…!
くだらん自己犠牲に酔い痴れてないで、早く…早くいつものようにくだらないジョークでも言え…!」
「ぐぅ…」
「…ブラッド…!」
「…なんだ、泣いてくれるかと思ったんだけどなぁ」
「!」
「お前、俺がレーザーで腹やられたなって思ったんだろ?
パワードスーツの操縦用ペダルが腹に突き刺さっただけだった」
「…心配をかけるなこの大馬鹿者!一度殺してやろうか!」
「あだだだ!揺らすな馬鹿!傷が!傷が!」
「…さっさと衛生兵にみてもらえ!お前がいなくなったら士気も低下する!戦力の大幅な喪失だ!」

って話
誰か書い
て!

457:名無しさん@ピンキー
08/12/15 22:27:54 L9Rv+roy
10裏のリンヘルガキボンヌ(主人公と)

458:名無しさん@ピンキー
08/12/15 22:41:20 /WyT6xT5
10裏でヘルガが攻略できると分かった時、感動したのは俺だけじゃないはずだ

459:名無しさん@ピンキー
08/12/16 02:40:33 yX6qDb9y
唯お願いします

460:名無しさん@ピンキー
08/12/16 09:49:54 zYEgqESJ
ひあっ!

461:名無しさん@ピンキー
08/12/16 14:29:04 KEPPjh1h
俺もヘルガには興奮したもんだ・・。
ヘルガかわいいよヘルガ

462:名無しさん@ピンキー
08/12/16 19:42:11 +GJliRs4
ひぃ、いやだ、やめて!

463:名無しさん@ピンキー
08/12/16 20:38:15 sas+nr38
○><

464:名無しさん@ピンキー
08/12/17 19:01:38 PWN0PfgQ
>>463
ワロタ

465:名無しさん@ピンキー
08/12/17 19:33:18 HMaZUF18
春香ちゃんですね。わかります

466:名無しさん@ピンキー
08/12/17 21:53:16 6LrUBUr/
唯ちゃん…

467:名無しさん@ピンキー
08/12/17 22:44:29 2KhjyRR8
じゃあ俺は10の蘭を頼んでみる

468:名無しさん@ピンキー
08/12/18 02:29:45 7rPLzjAA
なら俺は武美を

469:名無しさん@ピンキー
08/12/18 02:37:05 E83Y96oB
10裏の主人公×リンが明日には書きあがりそうなんだが
11発売日の明日に需要ある?


470:名無しさん@ピンキー
08/12/18 02:52:06 +InbNley
そんなの関係ねえ!
よろしくお願いします

471:名無しさん@ピンキー
08/12/18 02:56:42 huzzLy2c
あるに決まってるだろう・・・!

472:名無しさん@ピンキー
08/12/18 07:48:42 1v+qr7+W
お願いしますだ。是非お願いしますだ

473:名無しさん@ピンキー
08/12/18 08:56:24 gd3yv8X1
真央投下。投下時期が重なるみたいですが、こちらも発売に合わせるってことでごめんなさい。
昔投下した奴の続きです。でも前のを読む必要はほとんどないです。

474:ねこ真央りたーんず
08/12/18 08:57:06 gd3yv8X1
 芹沢真央は衝撃を受けた。
自分の行動が間違っていたと知り、驚き、悲しみ、
ふがいなさに怒りすら覚えるほどの衝撃を受けたのだ。
 いつもと変わらない、日常とも呼べる悲日常。
その中に紛れ込んだ小さな異分子が、彼女の常識を変えたのだ。
「…………!」
 そして彼女は決意した。異常を、正常に正そうと。
小さな身体を震わせながら、目を決意の光りに漲らせ、手にした本をにぎりしめる。
 歪む表紙――そのぺらぺらとした安っぽい紙にはこう書かれていた
『にゃんにゃん娘々総集編』と。

「……ふぅ」
 小さな溜息をついて、男は荷物を床に下ろした。同時に後ろ手にドアを閉める。
やや耳障りな軋む音を背景に、彼はもう一度溜息をつく。
 二度も溜息をつかなければいけないほど疲れていたわけではない。むしろ、体力はありあまっている。
それを証明するように、鍛えられた身体を俊敏に動かし、彼―小波は球団寮の自室に足を踏み入れた。
軽く伸びをして身体をほぐしながら、そのまま部屋の隅に向かう。
そこには真新しい大きめの―彼女がいつ来ても大丈夫なように、買い換えた―ベッドがある。
 そこには溜息の原因。小さくて丸い、布団の膨らみが見えていた。
「……真央ちゃん?」
 ベッドの横までたどり着いて、愛しの彼女である芹沢真央の名前を呼ぶ。
多くの場合、野生の勘を持つ彼女は―例え眠っていたとしても―名前を呼ぶと、
何かしらの反応を見せるのだが。
「ま、お、ちゃん?」
 抑揚を変えて呼びかけても、布団の端からはみ出している黒い髪の毛は、
ぴくりとも動く様子がなかった。
 もしかしたら、新品のベッドの寝心地が良くて、深い眠りについているのかもしれない。
 一瞬だけ、小波は彼女を起こすかどうか迷ったのだが。
「…………それ!」
 寝ぼけ眼を擦る彼女の姿を見てみたくなり、一息に布団をはね上げた。
 ばさり。布団が舞う。寝ているならば飛びかかろうと思っていた小波の眼に映ったのは―
「あれ…………いない?」
 単純なダミー―丸められた毛布と、黒いかつらだった。
彼女の姿を求めて、きょろきょろと辺りを見回す。
人の気配は感じない。まさか部屋のどこにもいないということはないだろうが。
 と。

475:ねこ真央りたーんず
08/12/18 08:57:45 gd3yv8X1
「ぶぁ!?」
 唐突に上から何かに押しつぶされ、小波は地面に口づけをした。
何が起きたかわからずに、痛みに悶える彼の耳に届く鳴き声。
「……みやぁ」
 その声に何故か安堵感を覚えながら、
頭の上にある柔らかい感触を跳ねのけて、小波は立ち上がった。
すたっ。軽やかな着地音とともに、彼の足もとにちょこんと座った姿勢になったのは。
 いつぞや見た、猫スタイルの真央だった。
「いたた…………真央! ……ちゃん?」
「…………にゃぁ」
 にくきゅう付き手袋をつけた両手をちょこんと地面につけて、彼女はこちらを見上げている。
両耳は電池が切れてそのままなのか、前回のように動いてはいない。
前回は各パーツを除いて何もつけていなかったのだが、
今回は黒いふかふかした下着を穿いていた。猫の毛皮をイメージしたのか、触り心地もよさそうだ。
一番気になるお尻に挿入するタイプの尻尾はと言うと―さすがにつけてはいなかった。
 少し困るような、嬉しいような。
 そんなことを思いながら、痛む口元を押さえて、小波は問いかけた。
「いきなりどうしたの?……いや、可愛いけど」
「……みゃぁぁ……」
「!!!」
 すりすりと、小さくみゃぁみゃぁ鳴きながら、彼女は小波の足に頬を擦りつけてくる。
……正直なところ、少しばかり引いて、やめさせたほうが彼女のためになるような気がした。
恐らく彼女は何かを勘違いしてるのだろうが……それをそのままにしてもいいのだろうか?
(襲っちゃえよ!)
(いや、ここは断固注意するべきだ!)
 天使と悪魔のささやきが、小波の頭の中で響く。
とりあえず彼は足元をもう一度見て―何故かズボンにはむはむと噛みついている、
真央の可愛さを確認して―
「よし、間を取って後で注意しよう」
 もっとも無難な結論を出した。
「……にゃ?」
「いや、なんでもないよ……よっと」
「……み、みぁ」
 首回りのシャツを掴んで持ち上げようとしたのだが、
さすがに仔猫のようにうまくはいかず、真央が苦しそうにうめく。
「あ、ごめん……よっと」
「!!!」
「いたっ?」
 尻を抱えて持ち上げると、無言で引っ掻かれた。
引っ掻かれたとは言っても、真央はいつも爪を短めに保っているためあまり痛くもないのだが。
「ああ、ごめんごめん……よっと」
「……(こくり)」
 猫にするように脇の下を持ち上げると、彼女は満足そうにうなずいて。
「……みゃぁ」
 小さく鳴いて、小波の胸板に頬をすりよせた。

476:ねこ真央りたーんず
08/12/18 08:58:39 gd3yv8X1
(ぺろっ)
「!!」
 ベッドに彼女のやわらかい体を降ろすと同時に、
 ぺろり。真央が頬を舐めてきた。
生暖かい舌が、小波の顔を唾液で濡らしていく。少しむずかゆい。
頬から顎へと舌が移動して、慌てて頬へ戻る。
一応毎朝剃っているのだが、無精ひげがちくちくと痛いのだろう。
「んっ……みぃ……んっ……」
 どうも今日の彼女は猫の行動を真似しているらしい―
舐めながら、身体をすりすりと擦りつけてくるのもその一環のようだった。
「んっ……にぁ!」
 真央が頑張って演じているのを無下にはできず、
小波は彼女の腰と尻の間へと手をまわした。
イメージ的には尻尾の付け根である。猫(スキヤキ)の喜ぶ場所、第三位。
「真央ちゃん……尻尾は付けないの?」
「……」
 撫でながら聞いてみると、彼女はぷいっと横を向き、
するりと小波の腕から抜け出してしまった。
そしてそのままベッドの端へ行き、両手を揃えて四つん這いになって。
「……ふーっ」
 猫が毛を逆立てる時のような姿勢をとり、低い声で唸った。どうやら威嚇のつもりらしい。
前回彼女が猫の姿を取ったときにいじめすぎた結果、少々心に傷を負ったようだった。
「うーん……あ、そうだ」
「?」
 とはいっても、尻尾の無い猫ルックなど魅力半減である。
小波は振り返って手を伸ばし、ベッドの横に置いてある衣裳箪笥を探り始めた。
 幸いなことに、お目当ての物は十秒もかからないうちに見つかった。
取り出して振り向くと、真央は不思議そうに首をかしげ、ちょこんと座っていた。
「ほら、ベルト。ちょっときつく締めてあの尻尾を差し込めばそれらしくならない?」
「……みぁ」
 鳴いて、頷いて、真央がベッドから降りる……もちろん四つん這いのまま。
お尻をフリフリ振りながら、彼女はベッドの下へと潜り込んだ。
「?」
 疑問に思う間もなく、彼女は勢いよくベッドに飛びあがってきた。
手には以前使った尻尾―先端に、ピンクの棒が付いたエロい奴―がある。
 どうしてベッドの下に尻尾を隠したのか、聞かずに小波は真央へ飛びかかる。
「みぁ……ぁっ……」
 肩に甘く噛みつきつつ、手探りでベルトを腰にとりつける。
彼女はみぃみぃ鳴きながら、小波の背に両手を回してきた。
小さくて柔らかい指が、小波の背中をマッサージするかのように押してくる。
猫ならば爪を立てるところなのかもしれないが、こちらが痛くないように配慮しているのだろう。
「んっ!」
 ベルトをキュッと締めた後、手探りで真央がベッドの上に落とした尻尾を取って適当に挟み込む。
少々不安定だったが、それなりに尻尾のようには見えるようになった。
猫真央。訳したらねこねこ。そんな彼女の身体を一度持ち上げ、仰向けにして下ろす。
彼女は少し不安そうにな顔で振り返って、不思議そうな顔でこちらを見つめた。
「ほら、猫だったら後ろからしないとね?」
「…………」

477:ねこ真央りたーんず
08/12/18 08:59:42 gd3yv8X1
 どうやら納得したらしく、彼女は四つん這いの状態で小さく頷いて、お尻を高くあげた。
白く小さめの尻からは微かに汗の匂いが届き、不安定な尻尾がゆらゆらと揺れる。
「!!!!」
 黒いも子も子の下着をずらし、秘裂にいきなり口づけをする。
さすがの真央も驚いたようだった。足を動かし、逃げようとする――が。
「……ふにゃぁっ」
 小さな豆に舌を触れさせると、彼女の動きが止まる。
と言うよりも止めざるを得なかったのだろう。短く喘ぎながら体を震わせている。
「ふぅ……ふぁっ、にゃぁっ……んっ、んにゃぁ……」
 唾液をたらし、ビチャビチャと音を立てて舐める。
舌に触るややしょっぱい味と、鼻に侵入してくる汗の匂いがたまらなく卑猥だった。
 彼女の中はかなりきついため、かなり濡らさないと互いに困ることになるのだが―
(……考えてみたら、猫って前戯なんかしないよな?)
 今日の真央は猫である。
つまり前戯などなしで挿れても大丈夫だろう。
謎の理論武装を完了して、小波は一度彼女の恥丘全体を。
「んっ!」
 ぺろりと舐めた後、離れて服を脱ぎ始めた。
昔チャックを下げてしたことがあったのだが、
「……?」
 快楽を途中でとめられて、真央が振り返る。
どこか物足りなさそうな顔は、一瞬で驚愕のものへと変わった。
彼女の視線の先にはもちろん、膨れ上がって天を向いた小波の男根がある。
 そして。
「……ふにゃっ! 」
 再び逃げようとした真央の尻を押さえつけ、男根を秘裂にあてがう。
しばらくなめなめした結果、なんとか挿入できるぐらいには濡れているようだった。
「往生際が悪いよ、真央ちゃん……ぐっ!」
「み゛っ!! ぁっ…………に゛、っゃぁ……」
「うわ……きつ……」
 十分に濡れてない彼女の膣内は、予想した通りにぎりぎりと小波の分身を締めつけてきた。
今すぐにでも引き抜いてしまいたほどの痛みが彼を襲い、苦しそうな彼女の声に心も苦しくなる。
 だがそれらを耐えながら、小波は覆いかぶさりながら真央のうなじに手を伸ばした。
「みっ! ……ゃぁぁぁ……」
 猫の喜ぶ場所、第二位。耳の付け根。
可愛いらしい彼女自身の耳の付け根をこりこりと撫でると、本物の猫のように彼女は身を悶えさせた。
 少し弱くなった痛みと、小さな快楽を感じながら、もう片方の手を胸元に伸ばす。
胸の下着はすでにずれていて、興奮して固くなっている突起があらわになっていた。
小さな小さな膨らみをこねるように揉みしだていく。
「あんっ……にゃんぅ……にゃぁぁぁ……」
 嬌声が艶を帯びてくると同時に、締めつけてくる柔肉の感触が淫らなものへと変わっていく。
だらだらと溢れだすほどではないが、動かしても痛みがないぐらいに彼女の中に液体が漏れ始めた。
「動かすよっ……」
「……!」
 耳の後ろを撫でながら、ゆっくりと腰を前後に動かし始める。
まだ痛みもあるようだが、真央の嬌声もだんだんと大きくなってきた。
「ふぅぅ……にゃぁ、あんっ! む……んむっ……」
 猫の喜ぶ場所、第一位。喉へと手を伸ばすと同時に、小波は真央の唇を奪った。
互いの唾液を味わいながら、舌を絡める。
猫のようにざらざらとしてはいないものの、彼女の小さな舌はとても熱く、柔らかい。

478:ねこ真央りたーんず
08/12/18 09:01:12 gd3yv8X1
 最奥をごつごつと擦り、真央の身体がびくびくと震え始めたところで、
小波はキスをやめて、少しだけ身を引く。
 真央は腕をたてる気力もないのか、だらしなく上半身をベッドへと倒れこませた。
「……にゃぁぁぁぁ……」
 入口に近いところをモノの先端で擦り始める。漏れだす色っぽいうめき声―奥とはまた感触が違って、
かなり良いらしい。だがやっぱり一番好きなのは―
「あんっ!」
 もう一度奥深くへと押し込むと、
猫の無き真似をする余裕がないほどの刺激だったのか、普通の喘ぎ声が聞こえてきた。
 今は彼女の顔を見ることはできないが、
おそらく無表情ながらも『しまった』といった感情をあらわにしているのだろう。
 にやにやと、頬をゆがめながら小波は腰を素早く動かし始める。
「にゃっ、にゃっ、にゃぁ……にゃ!」
「う……」
 快楽に身体をくねらせながら、一所懸命に猫の無き真似をする真央を見て小波の興奮も高まっていく。
射精感が腰のあたりにたまりはじめ、それでもさらに早く腰を動かし始める。
 にゃぁ、にゃあという鳴き声と、ぱんっ、ぱんっと肉のぶつかる音。
彼女の背中に浮かぶ大粒の汗が、脇腹を通って下に落ちる。
 シーツには、小さなシミができていた。
「ん、にゃぁぁ!!」
 片足を持ち上げ、変則的な姿勢に持っていくと、真央が大きく痙攣した。
嬌声が荒い呼吸音が聞こえてきて、きゅうきゅうと締めつけてくる膣内もわななく。
 彼女が確かに絶頂へたどり着いたのに満足して、小波は。
「にゃぁっ! ぁんっ! ぁはっ……あっ!」
 ラストスパートをかけ始めた。何か文句でもあるのか、真央が顔半分で振り返り、
恨めしそうな―けれど快楽で緩み切った顔でこちらを見つめた。
 震えながら伸ばされた彼女の手を、小波はしっかりとつかみ。
 そして。
「にゃ……ゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 猫のように甲高い絶叫を上げて、真央がもう一度絶頂へとたどり着く。
小波も真央の腰を持ち上げ、抱きかかえるように後ろから密着する。
 そのまま腰を限界までねじ込んだ瞬間。
「……俺も……くっ……」
 ぎゅぅぅぅ。音が聞こえてきそうなほど締めつけてきた柔肉により、小波もすぐに精を放ち始めた。
どくどくと彼女の狭い膣内を、大量の精液が侵入していく。
子宮を白く染めるほどの量―もちろんそれは小波のイメージではあったが、
溜まったもの全てが吐き出ていくかのように、放出が止まらない。
「はっ、はぁっ、はぁ、……にゃぁぁ……にゃぁっ」
「あ……まだ、出るっ」
「!!! にっ? にゃ、あぁぁぁぁぁぁ……」
 たっぷりと十数回は鳴動して、射精は止まった。そのまま彼女の身体の上に倒れ込む。
「…………」
 満足感をろくに味わう暇もなく、小さな体を潰していることに気づいて横にゴロンと転がる―ずぼりと、彼女の中から抜け出る男根。
「はぁ……はぁ……」
「……はぁ…………はぁ……」
 互いに荒い息を吐きながら、大きなベッドで二の字を作る。
抜け出たばかりのモノは、一度大きく震えた後だらしなくしぼみ始めた。
 彼女の方はと言うと、ちょうど精液が顔を出し始めたところだった。
桃色の割れ目から白い液体がどろどろと出てくるのを見て、小波の心に満足感が芽生える。
 と。
「……いつも、より…………いっぱい……」
 小さな手が割れ目を覆い隠し、そんな声が聞こえてきた。
手の主である真央の顔を見やる―息をするのも辛そうな彼女に向けて、小波が。
「猫の言葉じゃなくていいの?」
 問いかけると。
「……にゃん」
 彼女はそう、小さく鳴いた。

479:ねこ真央りたーんず
08/12/18 09:01:54 gd3yv8X1
 そのあとしばらくの休憩後。
シャワールームでいちゃいちゃと交わったり洗い合ったりした後。二人でベッドに横になった。
 以前は安っぽいシングルベッドで二人重なって眠っていたのだが、
これからは余裕を持って眠ることができる―はずだというのに、
彼女はどうしてぴったりと寄り添ってくるのだろうか?
「真央ちゃん……ひっついたら、暑くない?」
「暑くない」
 珍しく即答してきた彼女にわずかに驚きつつも、小波は彼女の頭へと手を伸ばした。
さわさわと撫でる―まだ濡れている髪の感触は、乾いている時とは違う心地よさだ。
「そう? ……じゃあ、いいか」
 こくりと頷いた彼女の頭には、もう猫耳は付いていない。
風呂で聞いたところによると、
昨日。カツアゲされていた小太りの眼鏡をかけた男を助けたら、お礼にと無理やり本を渡されたらしい。
その本―どうやら、同人誌と言うらしいが―を読んだ真央が見つけたセリフ。
『猫のコスプレをするときには、にゃんとしかいってはいけない!』
それに影響されて、今日の行動となったのだそうだ。
 一応そういったルールなどはないとは教えたのだが、
『たまにはこういうのも悪くはないね』そんな小波の言葉に彼女は嬉しがっていた。
「すぅ……」
 小さな寝息を背景に、小波も意識を閉ざしていく。
何か大切なことを忘れていた気もしたが、それを思い出すことはせず―

 翌日。
 ドアに鍵をかけるのを忘れていたため、
チームメイトがいきなり部屋に入ってきていろいろと大変なことになったのは……
 また別の話である。

480:ねこ真央りたーんず
08/12/18 09:04:11 gd3yv8X1
終わりです。なんかいろいろ無理があったかもしれません。

業務連絡:とりあえず萌スレのは何か言われない限り転載されたらのせることにします。

481:名無しさん@ピンキー
08/12/18 10:17:24 n6omIGd/
乙。真央かわいいよ真央

482:名無しさん@ピンキー
08/12/18 13:12:41 1v+qr7+W
GJGJGJ!
久々の真央ちゃん素晴らしいでございます!

483:名無しさん@ピンキー
08/12/18 19:38:43 DTz+kMp/
さてみんな、11表にタマちゃん、まおが再登場したんだが彼女に出来ないんだ。
どうすればいい?

484:名無しさん@ピンキー
08/12/18 20:57:54 eBWHVAfu
(買ってないけど)な、なんだってー!

485:名無しさん@ピンキー
08/12/18 22:43:55 lmzOs1pT
KONAMIのデバッカーどもは無能だらけのようですね

486:名無しさん@ピンキー
08/12/18 23:07:24 WgQ9Vo7A
>>483
( ゚д゚)




(゚д゚)

487:名無しさん@ピンキー
08/12/18 23:44:40 D4ZkU0iN
おまいら、よく考えろ。
タマちゃんは5主のもの。
真央は7主のもの。
何も問題ないじゃないか

488:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:00:29 fKtLSwR4
でもしあーんは・・・

489:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:16:55 iW5zR5Xf
ハタ人間はお前にエロ創作して下さいとでもいうようなシチュエーション&女のラインナップだな

490:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:22:06 PTGkAbHB
紫杏BADが正史だなんて……嘘だ

491:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:28:25 Aktsn2G4
>>489
あれ高校生だと絶対にエロいことになるってCEROからいちゃもん付けられたから中学生にしたとか何とか・・・・・・

492:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:44:31 +vHtgXh5
CEROは別にいちゃもんつけてない
あくまで自主規制

493:名無しさん@ピンキー
08/12/19 00:59:21 b9GaI/V0
>>488
パワポケ1~3の智美みたく
紫杏も12あたりで10主のものになると信じるんだ

494:名無しさん@ピンキー
08/12/19 01:25:17 ZcyrRzs0
10主が再登板とは考えにくいな

495:名無しさん@ピンキー
08/12/19 01:37:37 kfj1EWm+
なんとか書き上がったので、10裏主人公×リン投下します


496:酒は飲んでも飲まれるな 1/3
08/12/19 01:40:51 kfj1EWm+
「やっぱり88ミリ砲と電ドリセットかな、一番安定してるし。」
「でも、77ミリ砲も威力はそう変わらないし、弾数も多いでやんす。追加倉庫を積める分、こっちの方が効率はいいでやんす。」
「いっそのこと、150ミリ砲にするとか。やっぱり大きな砲台で撃ち込むのが、戦車のロマンじゃない?」
コナミとオチタとタケミは、コナミの部屋で、野球人形の遺跡に向けて今後の装備について話し合っていた。
議論もだいぶ進み、なんとかまとまりかけていたそのときに、突如奴はやってきた。

バタン!

唐突に開いたドアの音に三人が振り返ると、そこにはリンの姿があった。
…両手一杯に一升ビンを抱えて。既に少し飲んでいるのか、ほんのり顔も赤い。
三人があっけにとられているのを尻目に、リンは抱えたビンを床に下ろして一言
「飲むわよ、付き合いなさいコナミ君。」
「(いったい、なにがどうなってるの?)」
「(たぶん、妹の何気ない一言が深く心に突き刺さったとか、そんなんだろうな。たまにこうなるんだ)」
「(おいらはその妹を知らないでやんすが、リンの口ぶりからはそんなひどい娘とは思えないでやんす)」
「(本人に悪気はまったくないんだよ。リンもそれが分かってるから俺にあたりにくるんだ。)」
コナミが二人に事情を説明している間に、リンは横のテーブルに酒をすべて移動させていた。準備は万端といったところか。
「ええっと、リンさん。あたしたち今後の装備について話しあってるから、お酒はまた後…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
リンの無言の圧力に気おされ、二人はズルズルと後ずさっていく。
「えっと、その、もう夜だし、続きは明日にしよう!」
「そ、それがいいでやんす。コナミ君、また明日でやんす~」
二人はそういって、そそくさと出て行った。
「(あいつら、逃げやがった……)」
コナミ自身、逃げれるものなら逃げたかったが、
「どうしたのコナミ君、早く座ったら?」
「…ああ」
二人の仲間と、戦車談議という逃げ場を失い、もはやコナミは逃れるすべをもたなかった。


……しばらく時がたち、リンが用意した酒も、ようやく飲みきったころ、
「さて、お酒もなくなったしそろそろお開きにしましょうか。」
「ああ、そうだな。…部屋まで送ってこうか?」
「あら、私に護衛が必要とは思えないけど、どうして?」
「いつものお前ならな。でも、今はだいぶ酒が入っているし、万が一ってこともある。あとは…まあ、男の甲斐性って奴かな。」
「甲斐性ねえ…、それじゃあ、お願いしようかしら。」
そういってリンが微笑む。酒のせいかいつもより妖艶で、思わずコナミの胸も高鳴った。だが、
「……………………!!!」
突如リンに異変が起こる、顔が青ざめ、額には汗が浮かぶ。
「どうしたリン、気分でも悪いのか?」
「ええ。コナミ君、この宿って……、その、トイレはどこだったかしら。」
「トイレなら、この部屋を出て左の突き当たりに……って、大丈夫なのか?」
「この分なら、そこに着くまでなら多分持つわ。」
言い終わると同時にリンは歩き出したが、五歩としないうちによろめいてしまう。
コナミはすばやくリンを受け止めて、お姫様抱っこの要領で抱えあげた。
「ちょっとコナミ君、どうするつもり?」
「このままトイレまで連れて行ってやる。ちょっと揺れるけど我慢しろよ。」
コナミはリンを抱えあげたまま、全速力で、かつリンに振動を与えないように移動する。
リンが持ってきた酒をほとんど飲んでしまったせいで、コナミにはまだ若干の余裕があった。

497:酒は飲んでも飲まれるな 2/3
08/12/19 01:43:27 kfj1EWm+
「ふぅ……ついたぞリン。」
リンのほうを見ると、ほとんど決壊寸前であった。
「俺はここで耳塞いで待ってるから、終わったら声をかけてくれ。」
「ええ」
しゃべる時間も惜しんで、リンは千鳥足でトイレに向かう。
数分後、スッキリした顔でリンがトイレから出てきた。
「おまたせ。」
「間に合ってよかったよ、しかし、ひどい汗だな。」
「ほんとうなら、シャワーを浴びたいところね。」
「?、浴びればいいじゃないか、シャワー室はこの隣だぞ?」
「これ以上、あなたを待たせるわけにはいかないわ。」
「俺なら別にかまわないぞ、どうせ明日は二日酔いだしな。」
「それなら、すこし甘えさせてもらうわ。」

リンのシャワーを待つ間、コナミはリンのことを考えていた。
「(今日のリンはなんだかいつもよりしおらしいな、いつもこうならなあ…)」
以前酔った勢いで口説いて、問答無用で関節を外されたことを思い出す。
付き合いの長さもあって、異性としての意識は低かったが、こうして酔ってしまえば、そんなことは関係ない。
「(今頃リンは体を洗ってるんだろうな…考えてみれば、チャンバの町に来てから、なんだかんだで二月抜いてないな…)」
だんだん思考はピンク色に染まっていき、ついにある考えに思い至った。
シャワーを浴びる女、それを待つ男。
これではまるで、アレの前シーンではないか。
一度ピンクに染まった思考は、そう簡単には戻らない。コナミが脳内でリンを剥きだすまで、そう時間はかからなかった。
いい加減コナミがトイレで一発抜こうと思い始めたころ、ようやくリンが上がってきた。
だが、コナミはやはり大人である。リンが上がってくるのと同時に、少なくとも表面上は平静を装えた。だが、
「おまたせ……、!!」
リンは今日何度もつまずいていたし。そのたびにコナミは支えていた。だが今回は、二人の位置が問題だった。
リンとコナミは互いに向き合っていた。この状態でリンが転べば、自然、それを支えるコナミはリンを抱きしめる形になる。
「コナミ君…………」
腕の中に感じるリンの体の柔らかさ、濡れた髪の毛、上目使いのリン。
コナミの理性はあっけなく崩壊し、そのままリンの唇を奪った。
「ん…………」
それは唇が触れる程度の軽いものだったが、この場の雰囲気を一気に変えた。
「コナミ君…………どういうつもり?」
そういうリンにもいつものオーラはなく、むしろ頬を染めている。
「いや、今のリンの魅力に、自分を抑えられなかったんだ。俺も相当酔ってるんだろうな。」
「酒のせいってわけね、まあいいわ、今日は許してあげる。」
「本当か?」
「ええ、だって…………この気持ちも、酒のせいだから。」
「へ?」
コナミが返事をするより早く、二人の唇は再び重なった。
「ん…………ふぁ、んん……」
どちらからともなく舌を絡める。
「ん…ん、んぐ……んはぁ…」
再び見つめあう二人。その瞳には、情欲の色が浮かんでいた。
「部屋に戻りましょう…………ここでだと、人が来るわ…」
その言葉が何を意味するかは、コナミにも十分分かった。
コナミはリンを抱えて、ゆっくりと部屋に戻っていった。



498:酒は飲んでも飲まれるな 訂正 3/4
08/12/19 01:45:49 kfj1EWm+
リンを部屋のベッドに下ろして、コナミは最後の確認をする。
「リン……………本当に、いいんだな?」
「今更野暮な事は言わないで。二人とも酒のせいでおかしくなっている、そういうことにしておきましょう。」
「…………そうだな。」
三度目のキスをして、コナミはゆっくりと服を脱がしていく。
コート、服と脱がしていって、いよいよ下着に手を掛けようというとき、リンにその手を止められた。
「コナミ君」
「どうしたリン、まさか今更やめるなんてことは……」
「そうじゃないわ。……その、こうゆうことをするのは久し振りだから……」
「だから?」
「もっと……優しく……」
「わかった」
下着の中に手を入れて、胸をもみしだく。
すでに自己主張している頂点の突起には決してふれないよう、ゆっくりと撫でるように、徐々に力強く。
「……んっ……ふぅ………あっ………はぁ……」
高まっていく快感と、触れてほしい所に触られないもどかしさで、リンの息も荒くなってきた。
そんなリンの状況を知ってか知らずか、コナミは一向に先端に触れようとはしない。
コナミはただひたすらに、リンの胸の感触を味わっていた。
「ねえ、コナミ君、そろそろ……」
ついにリンが音をあげる。この生殺しがずっと続くのならば、強引にされたほうがずっとましだった。
「そろそろ?ちゃんと言ってくれなきゃ分からないな。」
そういいながらもコナミの手は止まらない。限界に近づく快楽への欲求が、リンの羞恥心をついに上回った。
「さっ……先っぽに……さわっ…………っああ!!!!!」
言い終わる前に、リンの乳首を強めにつまむ。リンは軽く達してしまったようで、小さく肩を震わせていた。
リンを後ろから抱きしめたまま、落ち着くのを少し待つ。
「はぁっ……はぁ……っ………………ずいぶん上手ねコナミ君。何人の娘を泣かせてきたのかは知らないけど。」
「人聞きの悪いことをいうなよ、それよりリン、俺の一物を見てくれ、こいつをどう思う?」
「どこかで聞いたようなセリフね。もう準備はできているみたいだけど……」
「舐めてくれ」
「…………は?」
「いや、ここのところずっと抜いてなくて、溜まってたんだ。このままじゃ瞬殺されそうだし、一発出しておこうかと。」
「コナミ君……」
リンの視線がコナミに刺さる。その目にいつもの覇気はないが、やはり怖いものは怖い。
「後でどうなっても知らないわよ。」
だが、意外にもリンは了承し、コナミの肉棒をくわえ込んだ。
「ん、ちゅ……んむ、ふ、んぅ……んん……」
リンの喉がなる。大きな飴玉をなめるように膨らんだ先端を舌がなめてゆくのを感じる。
亀頭が狭い空間に押し込まれる感覚が背筋を駈け上がり、声を上げまいとすると、自然に力が入る。
あのリンが自分のものを舐めているという刺激的な光景を、もう少し眺めていたかったが、
ほぼ二月の間忍耐を強いられてきたコナミの男根は、あっさりと限界を迎えてしまった。
「……っ……出るっ……」
溜め込んでいた特濃の精液が、リンの口内に放出される。
射精が終わってもリンは口を離さずに、ねっとりとした精液を飲み込んでいった。
「はぁ、はぁ……。ずいぶん出したわね……」
コナミのほうは、目の前の光景に目を丸くしつつも、久しぶりの射精の快楽に浸っていた。
「……いつまで余韻に浸ってるのよ、これで終わりのわけないわよね?」
「そんなわけないだろ、リンももう大丈夫か?」
「ええ、いいわ……来て、コナミ君……」

499:酒は飲んでも飲まれるな 訂正 4/4
08/12/19 01:46:50 kfj1EWm+
リンの秘部に肉棒をあてがい、ゆっくりと突き入れる。
すでに十分に湿っていたリンの胎内は歓喜の声を上げてコナミの男根を締め付け始めた。
「リン、動いていいか?」
「もう……少…し…この…まま……抱き…しめていて」
久々の挿入は刺激が強かったのか、リンの体はピクピクと痙攣している。
正常位のままリンを抱きしめ、キスを繰り返していると、ようやくリンの了解が出た。
「ひっ……ぅうっ…………あ、ンっ……んっ!!」
できるだけ刺激を抑えるように、腰を動かし始める。
じっくりと時間をかけて、愛液を肉棒になじませていく。
コナミが腰を突き出すたびに、形のいいの乳房がぷるんと弾む。
コナミは誘われるままその肉の果実に手を伸ばして、もぎ取るようにぎゅっと捻り上げた。
「うっ!……あぁっ!……きゃ!」
突然の奇襲に、リンは少女のような悲鳴をあげた。 声に誘われるように、コナミの腰の動きも速まっていく。
一突きごとにリンの膣はますます収縮して、愛液をとめどなく垂れ流している。
コナミはリンの子宮を突き上げながら、執拗に胸への愛撫を続けた。
形良く盛り上がった曲線をつっと指でなぞった直後に、恥らうように勃起した乳首に爪を立ててつまみ上げる。
そのたびにリンは喘ぎ啼きの声を漏らすが、切なげなその声は男の欲望を燃え立たせる音色だった。
「ひっ……ぅうっ…………あ、ンっ……んっ!!」
一際大きな声とともに、リンの腰が跳ねる。どうやらイってしまったらしい。
小波は歯を食いしばり、なんとか射精の欲求に耐えた。先ほど出していなかったら、腰ごと持っていかれただろう。
快楽の大きな波を耐え切り、抽迭を再開する。
「っ!! まだ…イったばかりで、敏か、、ああっ!! うっ、はっ、うあああっ!!」
言葉とは裏腹に、再び訪れた官能の疼きに、リンの体は歓んでコナミを迎えている。
腰骨が砕けるかと思うほど、コナミは下半身を苛烈に往復させる。
子宮を突く度に、リンの膣は貪欲に収縮し、精を搾り取ろうとする。
一度は引いた快楽の波が、再び押し寄せてくる。限界が、近い。
腰を打ちつけながら、再びリンの唇を求める。
「んうっ、ふうっ、コ……コナミ君……んっ、んむっ、んむう……」
もはや舌さえ絡められず、ただひたすらにリンを求めていく。
リンも二度目の限界に向かっているのか、膣壁が焦るように痙攣する。
「リンっ、俺も……もうっ……」
最後とばかりに、思う存分リンの胎内をむさぼる。
「ああっ、私も……もう……だめっ、コナミ君……ふああっ、はうっ……んああぁっ」
もはや二人の頭には快楽しか浮かばず、絶頂に向けて突き進んでいった。
「――――っ!!!! ぅっ、はっ、やっ、ぁあ~~~~~~ッ!!!!」
先に絶頂まで達したのはリンのほうだった。両手両足でコナミにしがみつき、互いの体を密着させる。
「リン、出す、ぞ…………っ!!」
コナミはそれを射精の了承と受け取り、リンの一番奥まで深く突き込み、絶頂を迎えた。
互いの体がひとつになるかと思うほど強く抱き合い、糊の様な精子を子宮に押し込んでいく。
射精の快感と、密着の気持ちよさに支配され、コナミの意識は深い闇に落ちていった……

コナミは体にかかる、心地よい重みで目を覚ました。
体の上ではリンがすやすやと眠っている。どうやら事が終わった後、抱きあったまま眠ってしまったらしい。
「(そうか……俺、昨日リンと……)」
二日酔いで重い頭を働かせ、昨夜のことを思い出す。
ふだんのキツさはどこへやら、無防備に自分の上で眠るリンが不意に愛しくなり、寝ているリンの唇を奪う。
コナミの口付けを受けたリンは、童話のお姫様のようにゆっくりと目を覚まし…………
……次の瞬間にはコナミを床に組み伏せていた。
「痛い痛い痛い痛い!リン、お、お、落ち着いて俺の話を聞け!!」
「私は十分落ち着いてるわ。貴方こそ、落ち着いて辞世の言葉でも考えたら?」
すっかりオーラの戻ったリンが冷酷に囁く。昨日まったく怖くなかった分、今はいつもの五割り増しで怖い。
「いいから落ち着け!昨日俺の部屋に来てからのことを、順番に思い出すんだ!」
「……………………」
リンがしばし思考にふける、すこし時間が流れた後、突如リンの顔が真っ赤に染まった。
「な、思い出したら早く俺を開放―」
コナミが言葉を言い終わる前に、怒りと、そして多分に照れ隠しが混じったリンの鉄拳がコナミを捉え、彼の意識は再び闇に落ちていった……

500:名無しさん@ピンキー
08/12/19 01:48:05 kfj1EWm+
以上です。
駄文失礼いたしました

501:名無しさん@ピンキー
08/12/19 02:15:28 kKU/jlrc
11発売祭りに投下ラッシュとは脳から変な液体が出そうだぜ

502:名無しさん@ピンキー
08/12/19 02:40:23 4pLqgCn1
中学生の方々、特に瑠璃花が良すぎる
ダッシュ主人公もあんな生活送ってるんだろうなあ

ネタバレ怖いから>>502はクールに去るぜ

503:名無しさん@ピンキー
08/12/19 14:01:55 CeYrSCJ3
なんか皆が望んでいたかのようなチョイスばかりだな裏は
みゆき先生も復活したし

504:名無しさん@ピンキー
08/12/19 15:18:38 kKU/jlrc
11は表も裏もエロパロになる材料の宝庫だな

505:名無しさん@ピンキー
08/12/19 15:35:12 KoRVRd+h
特に裏は書いてくれと言わんばかりの・・・
パーティは小野さん、白瀬、リコで固定の俺

506:名無しさん@ピンキー
08/12/19 16:12:43 PTGkAbHB
テストで買えない俺涙目

507:名無しさん@ピンキー
08/12/19 18:29:31 QjSGUd7F
お約束通り売り切れで買えなかった俺も涙目。
積んでる1+2でもやろうかしら・・・

508:名無しさん@ピンキー
08/12/19 22:51:00 oe3cbIf/
また家族もいないのに「プレゼント用で」と店員に言う時期になったか

パワポケのためなら構わないけど、毎年毎年死にたくなるぜ

509:名無しさん@ピンキー
08/12/19 22:55:25 QM6JrJEN
あああああリンがあああああああああああ!!!

GJ!!

510:名無しさん@ピンキー
08/12/19 23:16:30 MffF4sje
リンは絶対に素直にデレる事はなさそうだよな

511:名無しさん@ピンキー
08/12/19 23:29:40 3QS4hNhh
コナミの通販にすりゃいいのに
送料、代引きもいらないみたいだし

512:名無しさん@ピンキー
08/12/20 00:27:05 v6d8DGty
ハタみゆき先生に襲われるものが頭に浮かんだ
なんであんなに強いんだよ…

513:名無しさん@ピンキー
08/12/20 01:37:53 0Ea1gLZk
しかし、ハタ人間のシチュはエロいな。キャラの年齢かえてPCで出せば……あれ、誰か来たみたいだ

514:名無しさん@ピンキー
08/12/20 01:45:17 y73X7ks4
全員孕ませてやんよ

515:名無しさん@ピンキー
08/12/20 02:30:50 d/0VnBkb
11裏の女子のクラスメートがあの面子だなんて毎日バラ色だな。

516:名無しさん@ピンキー
08/12/20 02:52:23 nAa8wd3B
もし二ノ宮がハタ人間に出てたら
ハタ人間になった人達を容赦無く殺したりするのかと考えてしまった

こいつら宇宙人に洗脳されちゃって助けられないんだろ?
ならさ、殺したって構わないじゃないか

的な感じになってたのだろうか?

517:名無しさん@ピンキー
08/12/20 04:39:39 UyH95Ge/
あぁ、飴やるよ

518:名無しさん@ピンキー
08/12/20 05:29:21 Zk8IiYza
だれか裏サクセスに出る全員(女子だけでなく男子も)の名前を書き出してくれないか?_
それだけでいろんな想像ができるんだが・・・

519:名無しさん@ピンキー
08/12/20 05:40:59 CExmPdY2
仲間は
URLリンク(www27.atwiki.jp)

まだ途中だけど
和桐社長や敵としてみゆき先生とか出たよ

520:名無しさん@ピンキー
08/12/20 14:11:42 d2taqqlo
みゆき先生の追跡者っぷりにワロタ

521:名無しさん@ピンキー
08/12/20 16:20:04 yAMMK1P2
アカネも出てきたなあ
妄想がとまらん

522:名無しさん@ピンキー
08/12/20 17:29:20 BEYdXsnA
月 ゆりか
火 夏菜
水 エリ
木 委員長
金 ユイ
土 リコ
日 白瀬

という主人公の性生活を妄想した

523:名無しさん@ピンキー
08/12/20 19:06:36 RdGGrdA1
11裏ざっとやったが白瀬がハタになっちまって軽く鬱だ...
まあ切り替えて、この悲しさを糧に作品を考えてみる。
それにしても、メンバーがエロパロを創ってくれと言ってるにしか思えん。

524:名無しさん@ピンキー
08/12/20 21:14:24 y73X7ks4
小野さんにいいこいいこされたいよう

525:名無しさん@ピンキー
08/12/20 21:27:50 wEzZQOKn
俺のパーティが常にるりか、白瀬、小野さんな件について

526:名無しさん@ピンキー
08/12/20 21:39:07 v6d8DGty
ハーレムだとリコに怒られるぞっ

527:名無しさん@ピンキー
08/12/20 22:01:27 ZRiMA4o4
11の紫杏は10の主人公をフッてしまったのかな?

それとも10の主人公が何らかの事件に巻き込まれて死んじゃって
サイボーグとかで生き返らすかわりにジャッジメントの職に就いたのかな?

うん、ごめんね、3のやりすぎだね

528:名無しさん@ピンキー
08/12/20 22:34:52 +qYo+ecs
紫杏BADなら浜野がジャジメントから離れる理由がないし、和那たちが真央と合流してるのはおかしい
予測だけど紫杏は主人公が止める機会がない限りどのルートでもジャジメント行きってことになるんじゃないかなとか

529:名無しさん@ピンキー
08/12/20 22:39:40 Yl6V8v/c
朱里が「カズとカズの好きな人の間をあたしが引き裂いた」とか
カズが「まだあの人には会いに行ってない」とか言ってるところを見ると、
カズENDで紫杏はあまり10主と関わらなかったような希ガス

530:名無しさん@ピンキー
08/12/20 22:56:39 Ap2Xq0dL
主人公の昔は好きな人がいた?という問いに対しての
リアクションからしてそれなりには交流があったかも

531:名無しさん@ピンキー
08/12/20 23:01:53 BFGHIRPo
社長がグラウンドに来て練習に参加するイベントで
おそらく10主のことを言ってた
「野球部にいた知り合い、いや親友」とか微妙に気になる表現で

532:名無しさん@ピンキー
08/12/20 23:03:34 LIDxMHS/
紫杏ルート途中でそれてカズルートで終わったんだろ多分
11本編でも10主に対して好意を持ってた旨の会話があったし

533:名無しさん@ピンキー
08/12/20 23:34:16 pN+YMfk9
紫杏ルートでもカズはいつのまにか能力者になってるし、主人公が関わらなくても話が進むってだけだろう。
寺岡なんて3では完治か死亡かしかないんだし

534:名無しさん@ピンキー
08/12/21 02:06:42 1yq4pntC
此処で11の話はネタバレ&スレ違いじゃない?
書いた職人に対する労いも少ないし…

535:名無しさん@ピンキー
08/12/21 02:10:12 HXBZTSL7
労い云々は無理に強要するもんじゃないとして
11の話を全開トークするのはまずいきもするな

536:名無しさん@ピンキー
08/12/21 02:40:46 rB+wrMPL
今回の裏で唯のパンチラが無いのは誠に遺憾であります

537:名無しさん@ピンキー
08/12/21 08:08:05 qO6IhRRK
>>536
ははは・・・・、まさか冗談キツイよ。
よく探してみろよ、パンチライベントがないなんて・・・・
俺は認めないぞぉおおおぉお!

538:名無しさん@ピンキー
08/12/21 08:38:37 yQnfJonR
早く正月こねーかな

539:名無しさん@ピンキー
08/12/21 10:11:56 aORCzgRq
>>537
戦闘中に殺人キックしてるじゃないか!

540:名無しさん@ピンキー
08/12/21 11:47:18 OUK8pGZy
>>539
待て、それだと敵しか見ることはできないぞ

541:名無しさん@ピンキー
08/12/21 12:58:01 6KSWQ8fN
キックのダメージ+出血多量


圧倒的ではないか!

542:名無しさん@ピンキー
08/12/21 16:19:42 MBVIX4TK
パンツ見ておっきした所に金的のコンボですか

543:名無しさん@ピンキー
08/12/21 17:11:28 AjpXKH0P
下らんこと思いついた
魔人が来てから主人公はキャンプ中以外性欲処理できない。

シズヤが弱る

選択肢によっては、キャンプのホテルに魔人を置いてシズヤだけ連れて行ける。

fateよろしく、魔力の供給のために(ry



ごめん、どうかしてた。

544:名無しさん@ピンキー
08/12/21 17:33:55 nwdPKYdP
11ってカズ出るのか?
つか裏で越後出るとはww
すげーぜ!越後!!
しかし武器の刀を見る度にハガネと隊長が欲しくなるぜ。
あー10の裏キャラも素晴らしかったなぁ

545:名無しさん@ピンキー
08/12/21 21:26:40 MBVIX4TK
社長のおっぱいをたゆたゆさせたい

546:名無しさん@ピンキー
08/12/21 21:57:55 dH2KxD6n
ハタ人間化した女子クラスメイト達に追い詰められる話

547:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:10:43 PVm/3/l6
職人さんが書き終えるまでに彼女攻略を終わらせなきゃ

548:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:15:19 xMrr6fIX
あー
ハタ人間にされていく女子達を見てたら某エロゲーが頭に浮かんでしゃーない

549:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:24:49 gCx+vIJL
女性キャラが皆ハタ人間化されて
主人公を逆レイプとかいいですね^^

550:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:38:52 hrMt+m2s
11のハタ人間編をプレイしていてハタと思いつき、
発作的に書き上げたSSを投下。やや長め。
ハタ人間化バッドエンド後の、
ギャスビゴー星人にハタ人間化された
主人公たちのお話です。

ちなみに、これが初投稿です。
スレのルールにそぐわない部分があったら、御容赦ください。

551:われらのハタのもとに 1/8
08/12/22 00:39:49 hrMt+m2s
「やっぱり、二人ともここにいたんですね!」

頭の上に立てたハタをはたはたとハタめかせながら、
わたしは、空き教室のドアを怒りを込めて開いた。
思った通り、小波と白瀬さんはそこにいた。
制服のブラウスとタイを肩に引っ掛けただけの白瀬さんが、
同じく制服のズボンとワイシャツの前を大きくはだけた小波の上で、
腰を振っていた。

「うん、なんだ? るりかも混ざりに来たの?
 ひょっとして、3P……」
「3Pじゃありません!」

ふたりの頭の上のハタは細かく震え、先ほどまで行われていた
激しい運動の余韻を残していた。
まったく、二人とも照れも恥じらいもない。でも、少し羨ましい。
わたしはそんな自分の感情を打ち消そうと、ことさらに厳しい口調で言った。

「今日の午後一時から、2-C教室でハタなし人間地区襲撃の
 作戦会議を立てるって、ちゃんと、昨日言っておいたはずです!」
「ああ、そう言えば、そんな話も聞いたような……」
「わたしは、ちゃんと言いました。
 小波、あなたはわたしたちハタ人間遊撃隊のリーダーなんですから、
 きちんと、作戦会議には出席してもらわないと困ります!
 そんなだらしない事じゃ、ギャスビゴー星人様のお役には立てないと、
 わたしはいつも言っているはずです!」

552:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:41:08 BYBOkSP2
ほとんどのキャラにフラグを立てたうえに幾人かは攻略済み
そしてドサクサに紛れてクラスメイトを落としていく裏11主人公はシリーズ1もてていると思う

案外先生にもフラグ立ててあったかもな

553:われらのハタのもとに 2/8
08/12/22 00:41:08 hrMt+m2s
「……ハイハイ、本妻さんはやかましいこと」
小波の体の上で頭上のハタを振りながら、
白瀬さんがわざとらしく大きな溜息をついた。
「でもさ、作戦会議なんて、形式みたいなもんじゃない。
 今の地球で、わたしたちハタ人間にまともに抵抗できる勢力なんて、
 もうどこにも残ってないわよ。
 そもそもあんな敵、戦術レベルで考えるような相手じゃないでしょうが」

そう呟いて、白瀬さんは小波から腰を離した。

「だってさあ、あの基地の残存勢力で戦力になりそうな連中は、
 前回あいつらがこっちに奇襲を掛けて失敗した時に、
 あらかた捕まえてハタ人間にしちゃったもん。
 残ってるのは、女子供ばっかりでしょ?
 どうせハタを付けてやったって、ロクな兵士になりゃしないって。
 襲撃計画立てるだけ、人的資源と時間の無駄使いよ。
 爆弾でも落として、皆殺しにしちゃえばいいのに」

白瀬さんは戦場ではわたしたちの中でも五本の指に入る優秀な戦士で、
正直、わたしなんか足元にも及ばないくらいなのだが、
ギャスビゴー星人様の奴隷としての、家畜としての自覚が足りないのが珠に瑕だ。
投入される兵力の消耗に対して、新たな兵力として獲得できる新規のハタ人間が
引き合わないと感じると、さっさと抵抗勢力を全滅させてしまおうとする。
しかし、それはいけないことだ。
人間に生かす価値があるかないかは、ギャスビゴー星人様だけが決められることで、
わたしたちが勝手に判断すべきことではない。

「そうだ。前回の作戦でハタ人間にした、あの基地の連中がいたじゃないか」
わたしが白瀬さんに言い返そうと口を開いた途端、小波が口を挟んだ。
「あれを兵力として投入すればどうだろう?
 あいつらなら、ハタなし人間のアジトの内部にも詳しいだろうしさ、
 何よりも、ハタなし人間は、昔自分の家族や知り合いだったハタ人間を
 攻撃するのに躊躇するから……ククッ、きっと面白い事になるぜ!」

554:われらのハタのもとに 3/8
08/12/22 00:42:10 hrMt+m2s
やっぱり小波は頼りになる、とわたしは見直した。
こうやって、いつもわたしたちのために素晴らしい計画を立ててくれる。
かつての自分の家族や友達に一方的に襲撃される
惨めなハタなし人間どもの様子を想像すると、わたしも胸が躍った。

「素晴らしい作戦です。やっぱり小波、あなたには作戦会議に
 出席してもらわないといけません」
「うーん……あとは大神や有田に任せときゃいいだろ。
 作戦運用じゃ、あいつらの方が頼りになるし……って、
 オイオイ、まだ出してないって!」

傍の机に投げ出した下着を拾い上げ、
むきだしの下半身の足に通している白瀬さんを見て、
小波が不満そうな声を上げた。

「もういいや、そんな気分じゃなくなっちゃった。
 わたし、今排卵期じゃないから、出したってムダ打ちになるだけだもん」
そう言って、白瀬さんは意味ありげにニコっと笑った。
「どうせなら、本妻さんに出してあげたら?
 さっきからの様子じゃ、だいぶ溜まってるみたいだしさ。
 したいんでしょ?」

「はい、もちろんわたしはいつも小波と交配する用意が出来てます。
 ……あ、でも、それは小波がわたしを望む時にであって、
 わたしがそうして欲しいというわけじゃないんですからね!
 変な勘違いしないでください!」

思わずわたしがそう答えると、白瀬さんは吹き出した。

「はいはい、ごちそうさま。じゃ、愛人は退散するとしますか」

白瀬さんはそう言い残し、最後にスカートのホックを止めると、
空き教室から出て行った。

555:われらのハタのもとに 4/8
08/12/22 00:43:04 hrMt+m2s
          *           *

わたしたちは、かつてギャスビゴー星人様が地球を解放される際に
最初に降り立たれた、パライソ島地区に住む中学生だった。
他のパライソ島地区の地球人は、あっさりとハタ人間にされたが、
わたしたちのグループは最後まで抵抗し、
外部から孤立したままでギャスビゴー星人様と戦い抜いた。
そして、最後の戦いでギャスビゴー星人様に敗れ、
わたしたち全員はハタを植え付けられて、ハタ人間となった。

今にして思えば、ハタなし人間だった頃のわたしたちは
本当に愚かで哀れでどうしようもない存在だった。
ギャスビゴー星人様の偉大さも知らず、
ハタ人間となる事の素晴らしさも知らず、
「自由」などという全く何の意味も価値もないくだらない物のために、
ギャスビゴー星人様に刃を向けるようなとんでもない真似をしたのだ。
今から思い出しても冷や汗が出る。

しかし、宇宙で最も偉大な至高の存在であり、
今ではわたしたちの存在のすべてを捧げるべき相手である
ギャスビゴー星人様は、ギャスビゴー星人様に逆らうという、
百兆回地獄に堕とされても仕方が無いような大逆無道を犯した
わたしたちを赦してくださり、わたしたちに本当の人生の目的を与えてくれた。
今のわたしたちは、ギャスビゴー星人様の忠実な兵士であり、
奴隷であり、家畜である。わたしたちは特別遊撃部隊として、
ギャスビゴー星人様に逆らうハタなしの馬鹿な屑連中を次々と撃ち破り、
ハタ人間となる素晴らしさを教えてやった。
現在ハタ人間が地球の七割を支配するに到った経緯には、
実にわたしたちのグループの果たした役割が大きい。
今はこのかつてのパライソ中学の校舎が、わたしたちの本部基地となっている。

そして、ギャスビゴー星人様からわたし達に与えられた
もう一つの大事な任務―それは「子作り」だ。

556:われらのハタのもとに 5/8
08/12/22 00:43:59 hrMt+m2s
わたしたちは皆、様々な兵士としての特殊能力を持っている。
その能力の元となる遺伝子はわたし達の世代だけではなく、
後の世代にも受け継いでいかねばならない。
だから、そのためにわたし達のグループは毎日の戦闘の合間にも、
男子と女子同士で、互いに子作りに励んでいる。

生まれて来た子供はアンドロイド/ガイノイド技術の応用で、
半年で強制的にわたし達と同じ肉体年齢まで成長させられ、
物心付いた時には、もうハタを立てられていることになるそうだ。
わたし達の子供は、わたし達のような中途半端でくだらない、
何の意味もない前人生を、ムダに送ってきた不完全なハタ人間ではなく、
生まれながらの完全なハタ人間となれるのだ。なんと素晴らしい話だろう。

そして、ギャスビゴー星人様がわたし達に行われたDNA検査により、
小波はわたし達のグループの中でも、
最も優秀な兵士となれる遺伝子の持ち主であることが分かった。
幼なじみの小波がギャスビゴー星人様のお役に立てると知って、
わたしまで誇らしい気持ちになれた。

小波との交配相手に選ばれたのは、
白瀬さん、夏菜さん、委員長、ユイさん、そしてわたしの五人だ。
わたしたち五人は一回でも多く小波と交配し、
一日でも早く小波の子供を孕み、一人でも多く小波の子供を産み、
ギャスビゴー星人様のための優秀な戦士を「生産」し続けねばならない。
そのためにも、わたしたち五人は小波が求めれば、
どんな場所、どんな時間、どんな状況下であっても、
即座に体を開いて彼の精子を受け入れる事を求められている。
小波の子供が産めて、それがギャスビゴー星人様のお役に立てる。
まるで夢のような幸せな話だった。

          *           *

557:われらのハタのもとに 6/8
08/12/22 00:44:47 hrMt+m2s
「ああ、いいよ。るりか。上はそのままで」
ブラウスの前ボタンに指をかけたわたしに、
小波は片目をつぶって見せた。
「作戦会議に出なきゃならないんだろ? 手早く済まそうよ。
 下だけ裸になって、ケツだけ向けてくれりゃいいからさ」

小波は優しい。ちゃんと、わたしの都合のことを思いやってくれている。
さすがギャスビゴー星人様の選ばれたハタ人間の種牡だ。

スカートのホックを外して床に落とし、パンツを足から抜き取ると、
わたしは小波に背中を向けて、教室の黒板に両手を突いた。
靴下と上履き以外、下半身には何一つ身に付けていない。
お尻を彼に突き付けたままの姿で肩越しに一度振り返ると、
わたしは照れ隠しもあって、ややぶっきら棒に言い放った。

「さあ、どうぞなさってください。
 でも勘違いしないでください。これは楽しみじゃなくて、
 わたしの子宮に新しいギャスビゴー星人様の兵士を孕むための、
 大事な仕事なんですから」

小波の陰茎をわたしの膣で受け入れるのは、これで十回目になる。
初めての時は痛くて泣きそうになったが、そんな事ではギャスビゴー星人様の
優秀な兵士出産機械にはなれないと考えて、歯を食いしばって我慢した。
しかし不思議なことに、何度も小波との交配を繰り返している内に、
痛みが完全になくなったわけではないが、腰のあたりから脳に向けて
突き上げてくるような、不思議な感覚が感じ取れるようになった。
それは決して不快なものではなく、小波との交配の最中には
いつもその感覚を心待ちにしている自分がいる。
今では、こうやって彼の目の前にむき出しの陰裂を突き出しているだけで、
性器がうずくのすら感じられる。これは、わたしの体が
優秀な牝畜のそれへと変化しつつある証拠かもしれない。
もしそうなら嬉しいことだ。

558:われらのハタのもとに 7/8
08/12/22 00:45:35 hrMt+m2s
しばらくの間、小波は後から私の陰裂を指でもてあそび続けた。
二、三分、いや、もっと長かったかもしれない。
最初は腰をくねらせて堪え続けていたが、
その内にわたしは耐え切れなくなり、「あん」と、声を上げてしまった。
こんな声が出せるのかと自分でもびっくりするような、
大きな、甘い声だった。
きっと、この校舎の上の階にある作戦会議室にまで聞こえたに違いない。
白瀬さんが聞いていたら、またわたしと小波のことを当てこするだろう。
その事を考えると、性器のうずきがより一層強くなった。

顔が熱くなるのが感じられた。きっと、小波からはわたしの耳と首筋が
真っ赤になっているのが見えるに違いない。
そう考えていた時に、小波がわたしの陰裂から指を離した。
その途端、わたしの口からはまた、「あ……」と声が洩れてしまった。
自分でもはっきりと分かるほどの、不満さと切なさを帯びた声だった。

と、次の瞬間、小波の両手が思い切りわたしの腰に乗せられ、
小波の硬く勃起した陰茎が、わたしの陰唇に押し当てられた。
信じられないことに、わたしの膣はその陰茎をぬるりと受け入れ、
陰茎はそのままほとんど抵抗もなく滑り込んでいた。
自分でも気付かない内に、わたしの性器はべとべとに濡れていた。

559:われらのハタのもとに 8/8
08/12/22 00:46:28 hrMt+m2s
息を付く暇もなく、例のあの感覚が、膣から腰のあたりに生まれて来た。
しかし、それは今までの交配で感じていたような、そこはかとない感覚ではなく、
よりはっきりとした強烈な快楽であり、至福感だった。
まるで、快楽という名の刺がびっしりと生えた太い棒を、腰に向けて打ち込まれ、
ごりごりと体の内部からかき回され続けているような感覚だった。
もうわたしは作戦会議のことも忘れて、ひたすら声を上げ続けた。

ああ、わたしはついに完全なハタ人間出産機械になれたんだ
―朦朧とした意識の中で、わたしはそう思った―
でも、それが、こんなに気持ちのいいことだったなんて。
この快楽にめぐり合えたのも、この頭の上にあるハタのお蔭なのだ。
この幸福を、一人でも多くの人々に分かち与えねばならない。
それがわたしの、小波の、わたしたちの生きる意味、人生の価値のすべてだ。

小波に勢い良く突き上げられ、
頭上のハタをその動きに合わせて振り回し続けながら、わたしは一心不乱に祈り続けた。
この小波の精液がわたしの卵子を濡らしますように。
その卵子が受精しますように。小波の子供が孕めますように。
そしてその子供が、ギャスビゴー星人様のお役に立てる、立派なハタ人間に育ちますように。

わたしはこれからも毎日、小波との交配を続けるだろう。
そして、新たなハタ人間の兵士となる子供たちを生み続けるのだ。

この宇宙の全ての生命ある物の頭上にハタが翻るようになる、その日まで。

560:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:48:25 hrMt+m2s
以上です。
ハタ人間編はまだ一章しかクリアしてないので、
背景設定の間違いとかがあったら、すみません。

561:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:52:11 BYBOkSP2
更新押し忘れてすいませんorz
悪堕ち好きにはいい時代が来たものだ……GJです

562:名無しさん@ピンキー
08/12/22 00:58:58 spppewPq
ああ、11ネタ一番乗りしたかったのに…

まあそれはそれとして、改めてハタ人間の設定のすばらしさを実感できました。GJです

563:名無しさん@ピンキー
08/12/22 01:42:26 hx69V7xP
受精とか孕ませとか最高にエロいな。GJ

564:名無しさん@ピンキー
08/12/22 07:40:35 P7oaJHh6
GJです。GJですとも!

565:名無しさん@ピンキー
08/12/22 12:54:00 HDY78+Ff
素晴らしい乙

566:名無しさん@ピンキー
08/12/22 21:00:21 T2zR/uJm
一通り遊んでみた感想は、真のハタ人間は主人公だったなっていう
夏菜のハタ化シーンはホラーだが最後のセリフが何かエロい

567:名無しさん@ピンキー
08/12/22 21:39:10 W5ywOX1O
華音待ってます

568:名無しさん@ピンキー
08/12/22 23:55:51 mCpoHM06
GJ!いい作品を見れた。本当にGJ。
ついでに今11裏の白瀬エンドの後、白瀬が戻って来たというストーリーで作品を作ってる。
後少しで出来るからもう少し待っててくれ。

569:名無しさん@ピンキー
08/12/23 00:25:18 E4moHAVv
>>568
期待してるぜよ

570:名無しさん@ピンキー
08/12/23 00:30:08 SVAgYOqW
>>568
白瀬にナースキャップをかぶせて待ってます。

571:名無しさん@ピンキー
08/12/23 00:36:42 SVAgYOqW
連レスすまないが
白瀬の「もう駄目って時に、あんたの顔が脳裏に・・・」でもう俺は駄目になりかけた。

572:名無しさん@ピンキー
08/12/23 00:39:11 sdCAWUuO
>>571
  `¨ - 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´

573:名無しさん@ピンキー
08/12/23 01:07:35 SVAgYOqW
>>572
分かってくれる人がいたとはw


574:名無しさん@ピンキー
08/12/23 01:09:01 g4BXJfnY
しかし、今回は愛持ちが多いな
モテモテ野郎め

575:名無しさん@ピンキー
08/12/23 01:13:49 qiOV21UQ
>>573
オレも仲間だ

576:名無しさん@ピンキー
08/12/23 02:25:30 DUH5fWrZ
裏が軽く萎えるんだが…
一章の後半から敵強くないか?

と言う話は置いといて…しのぶの名字が分からん…
Wikiに載ってなかったから誰か載せておいた方が良いんジャマイカ?

577:名無しさん@ピンキー
08/12/23 02:57:59 E4moHAVv
そういうことは11スレでやりな

578:名無しさん@ピンキー
08/12/23 20:32:29 xYs1z9hc
イベントで完全に好意を示したのは
リコ ユイ アカネ 白瀬 エリ くらいか。

夏菜はよくわからん。完全に友達か?
るりかも微妙。最近ツン期に入ったせいかわかりづらい。

って事はクラスメイトで主人公にまったく好意がないのは委員長くらいじゃん。
恋人の役もできる、って言う件で、演じ続ければ好きになる→別に好きじゃないって事だし。

579:名無しさん@ピンキー
08/12/23 20:34:59 ylJ7Gyd8
おまえは何を言っているんだ

580:名無しさん@ピンキー
08/12/23 22:51:47 S+wMDX/b
最後までイベントを見てるのかと言わざるを得ない
瑠璃花なんて露骨にデレまくってるじゃねーか

581:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:03:58 xYs1z9hc
>>580
ごめん、青い石が後一つ見つからずに断念したんだ

582:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:13:18 g4BXJfnY
先生の体力が凄すぎるな

583:名無しさん@ピンキー
08/12/23 23:38:58 FNGbGEs4
>>582
その言い方だとエロい方向に考えてしまうじゃないか

584:名無しさん@ピンキー
08/12/24 00:17:51 UANqHrKR
主人公を逆レイプですね。分かります

585:名無しさん@ピンキー
08/12/24 00:43:32 hCP1H3Ud
しかし殆ど無条件に女性キャラの殆どから好かれてるしハーレムっぷりが異常だな今回の裏主人公は

586:名無しさん@ピンキー
08/12/24 01:35:40 kGRGCKpD
一応完成したので投下します。
初作品、初エロ作なので酷いかもせれませんが。

587:一人旅その後
08/12/24 01:39:24 kGRGCKpD
――パライソ中学校卒業式閉幕後――

「じゃあ、お前は高校には進学しないのか?」
「ええ、いつか言った通り世界中を旅するわ。」
卒業書を貰った今年の卒業生二人が木の陰で討論をしていた。
「いつ頃戻ってくる?」
男子生徒の小波は質問を投げ掛ける。
「まだ決めてないわ。」
女子生徒―白瀬芙喜子―はあっさり言った。
「.........。」
「.........。」
多少の沈黙―我慢比べみたいになっているが―
先にその沈黙を破ったのは芙喜子だった。
「あのさ。」
「?」
「私さ、あんたのことを好きになっていたんた。」
「へ?今何て。」
相当鈍感らしい。芙喜子は溜息をつきながらもう一度言う。
「だから、私はあんたのことが好きになってたのよ!二度も同じこと言わせないでよ。ばか!」
「そ、そうなのか...り理由は?」
小波は恐る恐る理由を聞く。
「あの時、そう、私がハタ人間にハタを刺されそうになったのは覚えてるわよね。」
「ああ、あの日か...」
ふと、思い出すあの日、芙喜子はトイレに行くといって、よそ見をしていて
ハタ人間に捕まった。なんとか応戦して芙喜子を助け出したあの日だ。
「そう、その日ね。私はあの時意識が朦朧とした時、あんたの顔が浮かんできたの。
その瞬間、私はこいつに恋をしているんだと気がついた。」
そして、すこし目をそらして小さい―今にも消え入りそうな―声で
「それに、助けられたから」
「......。」
芙喜子は話に区切りをつけるようにワンテンポ置いて。
「これが理由よ。わかった?」
「ああ。よくわかった。」
そして、芙喜子は小波に近づいて唇を重ねた。
「これがファーストなんだから、じゃあね。」
名残惜しそうに後ろを向いて歩きだした。
「おい!まてよ白瀬、告白の返事はいいのかよ。」
もう一度こちらを向いて
「それは、もう一度あんたのもとに帰ってから聞くわ。」
そして、また後ろを向いて歩きだした。



次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch