パワポケでエロパロ7at EROPARO
パワポケでエロパロ7 - 暇つぶし2ch187:名無しさん@ピンキー
08/11/10 23:43:58 gh+qYX87
 その原因の一端に気付き、紫杏は眉を潜め、朱里は問題の液体に向かってしゃがみこむ。
 放たれる匂いが、精液のそれではない。まるで、ジュースのような甘い香りが鼻腔を刺激していた。

「……随分と甘ったるい匂いだな」
「それも俺の能力らしいよ。精液の味は自由自在みたいだな。
 ……甘いのと普通のしかやった事がないからわからないけど、」
「……ジュースにこっそり混ぜられたら、気付かないな。これは」
「あ、間違っても触ろうとするなよ浜野」
「不味いの?」
「ああ。皮膚に触れただけで媚薬効果が発揮されるらしくてな」
「ふーん」
(あ、危ない危ない……)

 興味本位で掬い上げる直前だった朱里は、冷や汗を流しながら己の幸運に感謝した。
 もし、十坂の言葉を聞くのが後一歩遅れていたら……
 ちらりと、朱里は未だに闘争を続けている二人に視線を向けた。

「むきーっ! この電信柱! 色気無し! 槍マニアー!」
「淫乱! アバズレ! 変態ぃぃぃぃぃっ!!」

 いや、もう闘争というよりも、子供の喧嘩だった。
 双方相手を口汚く罵りながら、ポカポカと相手の頭を叩き合う二人。足元には粉々に砕けたバイブとモップが転がっていて、激戦の後をうかがわせる。
 和那は兎も角として、ルッカは……平時のキリリとした面影など全く無い、情けないもので。

(ああは……なりたくないわね)

 浜野朱里は、本心からしみじみとそう思い……地面に手を置いた。

 置いてしまった。

 べ ち ゃ っ 

 粘着質で湿った音が室内に響き渡った瞬間、その場にいた人間は全員動きを止めた。
 朱里も、紫杏も、十坂も、二人仲良く喧嘩しな状態の和那とルッカでさえ、動きを止めて音源を見た。

 精液の水溜りに突き入れられた、朱里の掌を。

「あ゛」
『あ』
『あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』

 現状を認識した一同の悲鳴が、狭い地下室に響き渡る。
 これが。
 後に朱里が『人生最悪最強の性体験』とのたまう事になる事件の、始まりだった。


188:名無しさん@ピンキー
08/11/10 23:47:12 gh+qYX87
以上です。時間が大分経過したので、投下開始してみました。
予告どおり、アホな勢いで突っ走ってみました。正直、和那に『~もーん』のくだりを言わせたかっただけなんだ。後悔はしていない。
……今読み返してみたら、何故か投下予告をすっかり忘れていた事に気が付きました。
もうしわけありません。


>>149
GOD JOB!!!!
パワポケエロパロスレに、俺は神を見た!

189:名無しさん@ピンキー
08/11/10 23:52:44 npESOp/C
ごめん更新せずに書き込んだら力一杯割りこんどった(><)
いやぁ本当に申し訳ない。

そしてワロタw
こういうのもいいもんだな。GJGJGJ

190:名無しさん@ピンキー
08/11/11 00:14:07 oLUMAaAy
GJ!笑わせてもらいました。
しかしパワポケならこういうのもありそうで怖い

191:名無しさん@ピンキー
08/11/11 00:17:24 Kb8S2h8t
10主が超能力に目覚めるてのは俺も考えたことあるけど

192:名無しさん@ピンキー
08/11/11 00:18:32 Kb8S2h8t
間違って途中で送信してしまった…

10主が超能力に目覚めるってのは俺も考えたことあるけど
これはひどい(いい意味でwwww
GJ

193:名無しさん@ピンキー
08/11/11 01:30:46 XdiNhVZA
1,2しかやったことがなくて
1の主人公が出るらしい3とアドバンスの1+2を探すも
とんと見付からない自分が通りますよ

武田とゆきちゃんでどうだろうと思ったらゆきちゃんは佐藤となのかー

194:名無しさん@ピンキー
08/11/11 05:07:28 Kv7W2j6L
これは見事なタイミングのAAだ
GJ!!

195:名無しさん@ピンキー
08/11/11 12:26:21 oLUMAaAy
しかし主人公が特殊能力持ちというのはエロパロ的にも夢が広がるな。
姿を消して覗くとか、分身して3Pとか

196:名無しさん@ピンキー
08/11/11 22:26:59 fCj0hKAc
粘り男とかヘッドスライディングですね
わかります

197:名無しさん@ピンキー
08/11/11 22:49:44 WopzCo0G
神速(ピストン)と絶倫も忘れるな

198:名無しさん@ピンキー
08/11/11 22:57:07 Q78raWkz
待てお前ら!
パワプロ名物弾道アップを忘れているぞw

199:名無しさん@ピンキー
08/11/11 23:08:28 yEP2a+SB
緊縛=SM
呪縛はなんになるんだろうか

200:名無しさん@ピンキー
08/11/11 23:16:49 z90DbqDv
それは普通の特殊能力じゃねーかww

201:名無しさん@ピンキー
08/11/11 23:55:52 MErxZAfT
低め○もよろしくだぜ。

202:名無しさん@ピンキー
08/11/12 00:05:30 ICv1w+nF
ハイボールヒッター=熟女狙い
ローボールヒッター=ロリ
アベレージヒッター=見境なし


パワーヒッター=夢見がちな童貞

203:名無しさん@ピンキー
08/11/12 00:09:42 DTkUfOiZ
>>202
アベレージヒッター=ハーレム野郎
パワーヒッター=一人の女の子を徹底的に調ky(ry


204:名無しさん@ピンキー
08/11/12 00:32:41 tn8rvgJt
孕ませ○

205:名無しさん@ピンキー
08/11/12 00:41:11 Bgmtfd3H
チャンス○=雰囲気(タイミング)を逃さない
持続=持続時間が上がる。
内野安打○=中出しOK
回復○=すぐに再び起き上がる
鉄腕=ゴットフィンガー。神のテクニック。

一発病=早漏

206:名無しさん@ピンキー
08/11/12 00:54:59 DTkUfOiZ
いや、一発病は……間違って孕ませる、だろう。

207:名無しさん@ピンキー
08/11/12 01:10:58 z91MMq2V
ピンチ○=修羅場をセックスで乗り切る
センス○=どんなプレイにもすぐ対応

208:水道局
08/11/12 02:29:54 nCOmEIKV
打球反応○:タマ感度抜群…何でもないです。
一番好きな4より天本さんです。乗り遅れた感がありますが…
トゥルーエンドSS。場面はエピローグからです。

209:平穏な日々
08/11/12 02:32:16 nCOmEIKV
「むしろ、感謝するべきなのかも……」
真っ直ぐ彼女の目を見て、そう答えた。

この3年間、多くの不思議な事が起きた。
けれど、島の人達や、日の出高校の仲間たちと過ごした日々。
真紅の優勝旗を掲げてこの島に帰ってきたこと。
そして、支えてくれた彼女との記憶は決して偽物なんかじゃない。
「だから、後悔はしてないよ」
もう一度、同じ言葉を伝える。

呪いは終わった。
だが、まだ全てが終わりじゃない。
自分達の未来はこれからだ―その想いは、届かなかった。
「……本当のこと、お知りになりたい?」
「え?」
彼女の哀しみの壁に阻まれて。

岬を悲壮な秋風が通り過ぎた。

『平穏な日々』

「……本当のこと、お知りになりたい?」
「え?」
突然のことに、理解できなかった。

そして、彼女は、真実を語り始める。
時が、静かに刻まれる。
「私、祖母は嫌いです。
 祖父は平凡で真面目なだけの人でしたが、祖母を大事にしていました。なのに、祖母は若い頃の失われたロマンスのことばかり……。
 祖母は河島さんを忘れられず、その彼が愛していた野球部に勝って欲しかった……だから私は、野球部に勝って欲しくなかった……」
張りつめた空気の中を、言葉の残響が漂う。

何だ。
これから彼女は、何を言おうとしているんだ―
動揺するこちらを突き放す様に、冷たい表情のまま彼女は言葉を続ける。

210:平穏な日々
08/11/12 02:33:36 nCOmEIKV
「あんなにタイミングよく部室が火事になったり、食べ物が痛んでいたりするものですか……」
言葉を放つ彼女の目に映る色は、闇。
その色は、こちらを凍てつかせ、一切の活動を許さない。
「部室の件はあなたを追い詰め、甲子園を目指させる為の祖母の仕業。あとは、―私です」
「………」
本当に消えそうな声で、彼女は呟いた。

彼女の口から聞かされた真実。

告白は、終わらない。
「なのに、なのに!おばあ様は、勝手に命をすり減らして勝手に死んでしまいました……」
彼女が滅多に表に出さなかった、―いや、出せなかった感情が吐き出される。
「嫌いです、あんな人なんか!!
 だから、急いで医者を呼べばまだ助かったかもしれないのに、
 幸せな夢を見ながらあの人が逝くのをただ見守ることしか、わ、私には……っ!」
全ての責任を思う彼女を止めなければならない。
そう思うも、体が動いてはくれない。

「あなたから告白された時も……っ!」
彼女が少し顔を上げ、その頬を涙が伝わる。

「本当に嬉しくて……。でも私は、あなたの邪魔をしていて……っ!
 だけど嬉しくて……っ!何も知らない、純粋で綺麗なあなたからそう言われて……。
 でも私は、汚れていて、歪んでいて……そんな資格なんて無くて!!」

言葉を連ね、目の前で泣き叫ぶ声は、仮面を被った優等生のものではなく、一人の、少女の声。

「それでも、抑えきれなくて……あなたといることが、本当に楽しくて……」
話しを終え、こちらを見つめる瞳からは、涙が溢れている。

「…………」
ふぅ、とひとつ息を吐く。
自分でも驚くほどに冷静に、話を聞いていた。
思うことはたくさんあるし、言いたい事もある。

211:平穏な日々
08/11/12 02:36:23 nCOmEIKV
けれど、聞き逃せなかった―彼女の建前に隠された、本当の気持ちを。
「天本さんは……結局おばあちゃんのことが好きだったんだよ。
 本当は、全部おばあちゃんの為に……」
「!」
「幸せな夢を邪魔しちゃいけない……そうだろう?」
「……っ!で、でも……私は、私はあなたをっ……!あなたを騙していたんですよ!!
 それなのに、どうしてあなたは怒らないんですか……?
 あなたには、その資格があります……私を憎んで、構わない……」
涙で覆われた瞳が、こちらに向けられた。
「……私、最低、でしょう……?」

これまで、彼女はその細い体に、どれ程の辛さや哀しみを溜め込んできたのだろうか。
両親のこと、祖母のこと……彼女は、心が壊れかかっている。
そんな世界から、彼女を救い出す為に出来ることは。
――正直に、自分の気持ちを伝えること。
「俺と付き合ってくれたことは、偽り?」
「いいえ、本当の気持ちです……でも」
「全部呪いのせいだよ。それに、言っただろう?後悔はしていないって。
 だから、君が哀しむ必要はないし、そうして欲しくない。
 ―優しい人だから」

そうだ。
真実がどうであれ、彼女を好きでいる気持ちは変わらない。
傍で笑ってくれて、支えてくれて、強くて、でも弱くて……そんな彼女だから。
彼女を憎む想いも、理由もない。

手を取り、彼女の小さな体を抱きしめた。
「……っ」
「一緒に、進んでいこう」
「……私はっ……迷惑ばかりかけて……っ」
泣きじゃくる少女の熱い息を感じる。
心の中にある何かを、彼女は止められずにいる。

「ずっと、辛くて……あなたが居てくれて……好きになって……離れたくなくて……っ」

彼女の本当の気持ち。
やっと届いてくれた。
「これからは、一人になんてしない」
「ごめんなさい……ごめんなさい……っ」

彼女はそれからずっとずっと泣いていた。
泣きやまなくていい。
今まで溜め込んできたものが、吐き出せるのだから。
気の済むまで、泣かせてあげようと。
彼女を抱きしめながら、そう思った。

212:平穏な日々
08/11/12 02:37:35 nCOmEIKV
…………

「散らかっていてすみません……」
「いや、大丈夫だよ」
部屋には、整理の途中だろうか、多くの品が置かれている。
そして、ほのかに漂う線香の香り。

暫く泣いて、落ち着いた後、俺たちは彼女の家に居る。
彼女を放って一人になんてしない。そう約束したから。

「ええと、今お茶を出しますね」
そう言って彼女は奥へと向かう。

仏壇には彼女の祖父と、祖母の遺影が並べられていた。
埃もなく、普段から手入れを欠かさないのだろう。
前に座り、手を合せ目を閉じる。

「……引っ越すつもりでした」
戻ってきた彼女が隣に腰を下ろす。
お茶を受け取り、ありがとう、と礼を言ってから言葉の続きを聞く。

「引っ越して、本土に行って……父のことは、ご存じですか?」
静かに頷く。本土の何処かに居るという、彼女の父親。
「いつか一人になったら、復讐に……と。ずっとそう思ってました。
 でも、その必要も無いですね……あなたがいますから」

彼女の哀しみが全て消えたわけじゃない。
痛みのない世界なんてないし、これからも哀しみがあるかもしれない。
でも、二人ならきっと乗り越えていける。

「これから、さ」
「はい……」

お互いに見つめ合う。
そして、二つの影は近づいて―ひとつになった。

213:平穏な日々
08/11/12 02:38:31 nCOmEIKV
…………

部屋を優しく照らす月明かりの下、彼女と抱き合う。
片手でそっと頬に触れると、びくっと体を振るわせる。
しかし、彼女は抵抗しないで真っ直ぐこちらの瞳を見つめてくる。

「上手くできるか分からないけど……」
「い、いえ……ふ、不束者ですが宜しくお願いします……」
初々しいやり取りを交わしながら、もう片方の手で彼女の手を握り締め、少しずつ顔を近づける。
鼻が触れそうなほどの距離になると彼女が目を閉じ、俺も目を閉じた。

「ん……」
最初はただ触れ合う程度の、優しいキス。
二度目は少し積極的に軽く口を開いてキスをする。
三度目はもう歯止めがきかなかった。
想いを全て注ぎ込むように、必死に求めるように、キスをする。
「あ……んん……ん」
舌で軽くノックをすると、控え目に受け入れてくれる。
最初は驚いていた彼女も、こちら行為に応えるように舌を絡めてくる。
「はぁ……ん、んん……ん」

顔を離して彼女のを見つめる。
彼女の顔は赤く、瞳は熱く潤んで焦点が合っていない。
少し呼吸を整えた後、再び口付けを交わして行為に没頭する。

「んん……」
甘い口付けを交わしながら、彼女の胸に手を添える。
「あ……」
彼女をそっと布団に横たわせ、セーターを脱がす。
そして壊れものを扱うように、優しくシャツのボタンを外していく。

彼女はこちらの行為をただじっと見ている。
やがて、シャツがはだけ、清楚な下着に包まれた控え目なふくらみが顔を出した。
彼女の顔が真っ赤になる。
額にキスをして、下着をそっと取り除く。
「あ……」
ふくらみの真ん中に、小さな突起が現れる。
綺麗な白い肌と淡いピンク色の乳首が構成するエロティックさに、思わず魅入ってしまう。

「………」
「そ、そんなに見つめないでください……恥ずかしくて……。
 それに、そ、その……小さいですから……」
語尾が小さくなっていき、聞き取りづらい。
「綺麗だよ」
「そ、そんなこと……ああっ!」

撫でるように柔らかな胸に手を這わせる。
全体を、円を描くように撫で回し、上向いた突起に舌を這わす。
「そ、それは……は、あぁっ!!」
弾くように乳首を転がすと、彼女が身を捩る。
そして、乳首を吸い上げる。
「ああぁあ……っ!」

214:平穏な日々
08/11/12 02:39:24 nCOmEIKV
普段の彼女からは想像出来ない嬌声が上がる。
そんな声を聞けることに優越感を覚え、胸への愛撫を続けていく。
「はぁ、ああぁ……ん、はぁ……っ!!」

そして、空いている片方の手を、体のラインに沿って下に撫でていく。
「んん……はぁあ……っ」
そして、少し湿った場所へと行き着いた。
「脱がすよ……」
「んん……は、はぃ……」

彼女の服を全て脱がし、お互いに生まれたままの姿となる。
月明かりに照らされる彼女の体は、何よりも美しい。
顔は赤く上気し、躰は熱を帯びている。
優しく、彼女の秘所に触れる。
「そ、そこは……ああぁっ!!」
そこは充分に湿っていた。
そっと、谷間に合わせて指を這わす。
「は、はぁあっ、んん、あぁっ!!」
少しだけ指を入れ、中をかき混ぜる。
「そ、それは、ん、ダメ、です……はぁぁ!!」
クチュクチュと音を立てるそれは、彼女にとってかなりの羞恥らしい。
乱れている彼女が愛おしく、胸と継続して愛撫していく。
「あぁぁ、っはぁ、んんぁあ……っ、ああぁぁ!!」
躰が少し跳ね、彼女の手がこちらを強く握った。

「落ち着いた?」
「は、はい……」
絶頂を迎え、ぐったりしてしまった彼女を抱く。
少し調子に乗りすぎたかもしれない――彼女は体力があるほうでは無いのに……。
軽く自己嫌悪に陥っているこちらに対し、優しい笑みを浮かべてくれる。
「私は、大丈夫ですから……。それに、そ、その、あなたも……」
抱きしめる格好により、彼女のお腹に、はち切れそうになった肉棒が触れている。
彼女を大切に思うからこそ、抑えきれなくなっているのも事実。

「本当に大丈夫ですから……そろそろ……」
「……分かった」
体を起こし、自分の息子を彼女の潤った秘所に添える。
「で、出来るだけ、優しくお願いします……」
「うん……」
彼女に優しく口づけし、腰を前に押し出す。
「ん…………っ!!」
「っ、キツい……」
破瓜の痛みに、彼女の顔が歪む。

中はとても狭く、こちらを拒んでいる。
強い締め付けに、気を抜けない。
「んん……わ、私は大丈夫ですから……そのまま……っ」
狭い中を、奥まで進んでいく。
そして、最奥まで到達した。

その時、初めて彼女が涙を流していることに気付いた。
「!!ご、ごめん、俺、また自分だけ……」
「いえ……違うんです……やっと、ひとつになれて、あなたと一緒になれて、嬉しくて……」
瞳に涙を溜めながら、そう言葉を紡ぐ。

215:平穏な日々
08/11/12 02:40:25 nCOmEIKV
「俺もだよ……」
彼女が愛おしい。
繋がったままキスをして、見つめ合う。
「落ち着きましたから、動いて下さい……」
「でも……」
「平気です……それに、そうして欲しい……」
「分かった……」
そっと腰を動かし始める。
少しでも彼女の痛みを和らげる為に、ゆっくりと、手を握って。
「んん……はっ、ああぁ、ん……」
「くっ……」
徐々に解れてきたのだろうか、滑りも幾らか良くなり、体の硬さも多少和らいでいる。
「つ、く……」
「はぁあ、ああぁっ!ん、……あぁあ、んん、はぁ……っ!」
彼女の中は温かく、締め付けは強いが、とても心地良い。
限界も、そう遠くはなかった。
「くっ、天本さん、そろそろ……」
「んっ、はぁぁっ……な、名前を……」
「……え?」
「んん、名前で……呼んで、くれませんか……母の……いえ、お母さんの付けてくれた……」

彼女は以前、自分は変な名前だ、と言っていた。

でも、それは嘘で。
本当は、誰かに、愛する人に呼んで欲しくて。

「――怜泉」
「はい……」

彼女の頬を再び涙が伝わる。
それは、哀しみではなく、喜びから。

それを合図にスパートをかける。
もうお互いに余裕が無くなっていた。
「はぁっ、んん……はぁ、あぁっ!」
「もう……っ」
「は、はい……っ、このまま、一緒に……」
最大の快楽の波が押し寄せる。
「怜泉……っ!!」
「あぁぁあぁっ――!!」
同時に果て、彼女の中に全てを吐き出す。
彼女を抱きしめ、
心地良い疲労感と温かさが体を包み込んだ。


「怜泉……」
「はい……」
布団の中、幸せそうな笑顔の彼女と、口づけを交わす。
「ちょっと、無理させちゃったかな……」
「いいえ、幸せです……こんなに幸せでいいのか、ってくらい……」
そんな愛しい人を抱き寄せる。
彼女の顔に浮かぶのは、澄み切った笑み。
これが彼女の、本当の笑顔。
一生守っていこう―そう心に誓う。

「怜泉……」
「ん……」
もう一度、優しいキス。
お互いの心が通じ合った、そんな幸せを感じて。
彼女の温もりを腕に感じながら、眠りに就いた。

216:平穏な日々
08/11/12 02:45:43 nCOmEIKV
………………………
 ……………
 ……

「………ん」
淡い色のカーテンの向こう、眩しい光が室内を照らす。

「………」
コチコチと静かに刻む時計の音。

俺は確か――

「………夢か」

懐かしい夢。
あれは、彼女と初めてわかり合えた日の出来事。
あの時は本当に幸せだった。

今はと言うと。

「ん………」
「おはよう、怜泉」
隣で目を覚ました、愛する人。
彼女の目に一番に映るのは――

「おはようございます……あなた」

見ているこちらが幸せになれる、そんな笑顔で。
彼女に優しくキスをして、抱きしめる。
そんな俺を、彼女は温もりで包み込んでくれる。

217:平穏な日々
08/11/12 02:46:27 nCOmEIKV
「どうか、しましたか?」
笑顔で、彼女はそう問う。
「夢を、あの日の夢を見た……怜泉と向き合えた、あの日」
「そうですか……」
そう言って彼女は言葉を切り、頭を撫でてくれる。
その時間は穏やかで、不安定だった心を満たしてくれる。

「どっちが赤ちゃんか、分かりませんね」
クスクスと笑い、彼女は傍のベビーベットへと視線を向ける。

そこには、俺と彼女の子供。
すやすやと穏やかな表情を浮かべながら眠っている。
そんな姿にに、思わずお互いの顔に笑みが浮かぶ。

あの後、高校を卒業して、俺たちはこの島で結婚式を挙げた。
そして、今もこの島で暮らしている。

野球選手になるという夢は、叶わなかった。
プロへの誘いはあったが、彼女を守ると決めたから。
彼女にそう伝えたとき、悲しそうな表情を浮かべたが、
『あなたが決めたなら……後悔はしないのでしょう』そう言ってくれた。

野球選手にはなれなかったけど、今は最高に幸せな日々を送っている。
この夢はきっとこの子が叶えてくれる―というのは親バカだろうか?

「怜泉」
隣にいる彼女と向き合う。
「はい」
「これからも宜しくな」
「―はい」
そして、満面の笑み。

そうだ。
この笑顔を守るんだ。
そして、二人で――いや、三人で支え合って生きていこう。

岬から数年後。
幸せそうな三人を、優しい光が照らしていた。

218:水道局
08/11/12 02:49:30 nCOmEIKV
以上です。大変クサい…
完全なる自己満足SSですが、少しでも評価していただければ幸いです。
誤字・脱字があったらすみません。

219:名無しさん@ピンキー
08/11/12 03:43:26 mJMQKFMz
神ぃぃぃ――っ!
神が降臨なされたぁぁぁっ!

220:名無しさん@ピンキー
08/11/12 07:55:42 KTzp/n72
GJ――!!!
天本さん可愛いよ天本さん。
しかしまさか主人公が野球選手にならないとわ……

221:名無しさん@ピンキー
08/11/12 10:01:23 WkixFDlQ
ふ~

222:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:33:42 DTkUfOiZ
>>水道局氏
ううむ。これが正史ヒロインの力か!
圧倒的ではないか!

……早くも続編がかきあがったので、投下します。
相変わらず、エロよりギャグですが。

223:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:34:37 DTkUfOiZ
『せっくすもんすたぁ・に』

 ―朱里が十坂の精液に触れた。

 ふって沸いたアクシデントに対する一同の反応は、様々だった。

「朱里―大丈夫か? 体調に変化はないか?」

 冷静に朱里の心配をする者。

「えええええ、えっと……手についただけなら水で洗えば何とかなるかも……!
 水水水ーっ!」

 半ばパニック状態で対処を試みる者。

「うぇぇぇぇぇ……ライバルが増えたぁ……しかも相手が朱里やなんてぇ……
 うわーん! うちのせいやー!」

 状況に打ちのめされ、めそめそと泣く者。

「こ、この東洋の牝猿がぁっ! 畜生の○○の分際で飼い主の手を噛むとは……!」

 放送禁止用語を交えてなじる者。

 ……本当に様々であった。というか、ルッカは自重しろ。

 先ほどまで和那とルッカの怒号で満ちていた室内が、今度は四人分の声で大層賑やかになる中、朱里は冷静に己の状況を分析した。

(……っ!)

 熱い。
 精液に触れた指先が、熱い。
 だがそれは決して外側の暑さではなく、内側から沸き起こる熱……興奮した時に性器に感じる性的衝動のそれに似ていた。まるで、指先と性器が置き換わったと錯覚するような強力な熱。
 しかもその熱は、徐々に徐々に広がっていき、彼女の神経を侵蝕するのだ。

(こ、これは……!)

「どうなんだ? 朱里……」
「朱里ぃ! 大丈夫なん!?」

 紫杏は真剣なまなざしで、和那は涙目で。
 表情や感情は違えど、自分を心配してくれる二人の言葉に、朱里は正直な言葉を返した。

「……正直……ちょっと辛いわね」

 つぶやくその頬は赤く染まり、唇をかみ締めていた。

「♂♀★〒↑@&▽%%#°@>◇◆〓□¢>」【+±§☆¶∽♭‰≪】!!!!!」

 バックミュージックは、ルッカが奏でる聞くに堪えない放送禁止スラングである。
 どうやらこちらを無視するなと言っているらしい。

 『過去の悲惨な体験』……その中で、媚薬を打たれた経験は何度もあるが、こんな極め付けに強力な効果を及ぼされた事は一度もない。
 逆の方の手でハンカチを取り出し、精液をぬぐおうとして……



224:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:35:10 DTkUfOiZ
「ああ! あかん! 下手に拭いたらかえって悪化してまう!」

 和那の涙声に止められた。
 そこへ丁度いいタイミングで十坂がコップを手に戻ってきて、中身の水を朱里の指先にかける。するとどうだろう、水に荒いがなされるかのように、指先に篭っていた熱が引いていく……完全に引ききったわけではないが、熱が広がる速度は間違いなく遅くなっていた。

 幾分か正気を取り戻した朱里は、目の前の元凶をじろりと睨みつけて毒を吐く。

「擦って引き伸ばしたら悪化するって、何処の毒よ……」
「毒の方がマシだと思うよ」

 それに返ってきたのは、間違えようのない自嘲の言葉。

「♂♀★〒↑@&▽%%#°@>◇◆〓□¢>」【+±§☆¶∽♭‰≪】!!!!!」

 しつこいようだが、BGMはルッカの放s(ry
 どうやら十坂に失礼な口を聞くなといっているらしい。

「間違えて口に入ったら、発狂寸前になるからなあ……」
「ある程度耐性ついとったら……ぐすっ……肌につくくらいはなんでもないんやけどね……」

 十坂の怖いお言葉に、和那が鼻をすすり上げながら追従する。
 確かに、指についただけでこんな反応が起こる媚薬だ……口に入ったら、まかり違って性器に触れたら一体どうなってしまうのか……想像するだけで背筋が凍る。
 ルッカが壊れてしまったのも当然だろう……これは、あまりに強力すぎる媚薬だ。

 そうこうしているうちに、手先を潤していた水の流れが途切れてしまった。コップの中の水が切れてしまったのだ。

「あ……やべ……
 急いで次の水を注いでくる!」
「♂♀★〒↑@&▽%%#°@>◇◆〓□¢>」【+±§☆¶∽♭‰≪】!!!!!」

 慌てて立ち上がろうとする十坂のBGMはルッカn(ry
 どうやら、ご主人様の手を煩わせるなという意味の事を、紫杏達に言っているらしい。
 あまりにやかましいBGMに、十坂は青筋を立てて、

「ルッカ」
「何でございましょう御主人様!」

(御主人様っ!?)
(もう完全に道を踏み外してる!)

 一瞬でクールダウンしてしおらしくなるルッカに、紫杏と朱里はビックリである。
 両目を潤ませ頬を染め、初心な少女のような表情をするルッカに、十坂は冷たく命じた。

「お前うるさいから少し黙ってろ」
「ええ!? そんな! そんなご無体な!」

 外国人なのに、やったら流暢な日本語を使い、ルッカは両目に涙を溜めて講義する!



225:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:36:09 DTkUfOiZ
「ただ黙ってろだなんて!
 やるなら、『両穴バイブで拘束放置』! ……いえ! せめてボールギャグで拘束を!
 この哀れな牝豚に御慈悲をぉぉぉぉ!」

 ―叫ぶ彼女の表情は、明らかに興奮していた。

 早     /::::l:::l::、:::::、:::::ヽ::、::::::::::::\:::\::::::::ヽヽ::::::ヽ   駄
 .く      /:::!::::i:::!:::ヽ:::ヽ::::::ヽ::ヽ、::::::::::\:::ヽ:::::::ヽヽ::::::',   目 
 な.     /:l::::!::::ヽ!::ヽ:::::::ヽ:::::::\:::ヽ、::::::::ヽ:::ヽ::::::::!::i:::::::!  だ 
 ん   ハ:::l:::::、::::ヽ::::\:::::\:::::::\:::`ヽ、:::ヽ::ヽ:::::!:::!:::::l
 と   /:::::::l::::::!ヽ:ヽ::::、:::::ヽ:::、:\::::: \::::::\::::!::::ヽ:!:::i:::l:l  こ
 か  !:/!:::::!::::::!::ヽ:ヽ{:::\:::ヽ::::\:::\::ヽ:::::::ヽ!:::::::}!::::l::li|   い
 し  j/:::l:::::!:、:::!::ト、:、:ヽ:::::`ヽ{、::::::\::::\{、::::::::::::::::i::!::l:l !   つ
 な    l:i:l::::i::i:、:l::lテ=-、:ヽ、_、::\_,≧ェュ、_、\:::::::::i::li::!::リ   :
 い   !ハト:{:!:i:トN{、ヒ_ラヘ、{ >、{ 'イ ヒ_ラ 》\::l::!:ト!!:l::l!     :
 と     ヽ i、ヽ:ト{、ヾ ̄"´ l!\   `" ̄"´  |::!:l::! j:ll:!
  :      !::、::::i      l             u |:::/lj/l:!リ
  :        ヾト、:!u                 j!/ j|:::リ
          ヾ!    ヽ  ‐       u /イ´lハ/
            }ト.、  -、ー-- 、__      /' !:://
             リl::l゛、  `二¨´    /  |/:/
         rー''"´ト!::i{\       /  / !:/
        / ^ヽ  ヾ!  ヽ _,,、'´    /  j/

 注・朱里


 妙に手馴れた十坂にボンテージファッションで拘束され(バイブは刺さなかった)、ボールギャグまでかまされて、恍惚とした表情で涅槃に旅立ったルッカの姿に、朱里は危機感を感じずに入られない。
 主に任務中の危機管理とか。こんなヤツから指示受けて大丈夫なのかと小一時間。

「……妙に手早いな」

 ルッカの拘束を終え、水を汲んで帰ってきた十坂に、紫杏が声をかけた。
 十坂は朱里の指先に水をかけながら、疲れきった笑みで、

「―慣れてるからさ」
「……大変だな」

 その表情から苦労の程を察してねぎらうも、十坂は首を左右に振った。

「いや、元はといえば、俺のせいだし……最初にやった時に口の中に出したら、箍が外れちゃったみたいでさ」
「……まぁ、何だ。
 事情があるなら、君がカズの部屋に夜這いするくらいは、見逃してもいいぞ」
「……根本的解決になってない。カズが壊れるってば」

 ねぎらいのつもりだったのだろうが、全く的を外れた紫杏の言葉に、十坂はジト目で突っ込んだ。



226:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:36:54 DTkUfOiZ
「誰がカズを抱けといったか! 二人きりで話すだけでも―」
「俺はカズと密室で二人きりになって、自分の欲望を抑えきる自信はないぞ」
「はぁ?」
「俺にとっては、最高に可愛い彼女だからな。多分押し倒さずにはいられないだろうし」

 それは全くの不意打ちだった。
 つまるところ彼の言葉は、『二人きりになったら襲ってしまうほどベタ惚れ』という意思表示で。
 十坂に片恋中の紫杏にとっては嫉妬を掻き立てられる言葉であり、和那の羞恥心を直撃する、最大級の惚気だった。

「よかったじゃない……彼、貴方にベタ惚れみたいよ」
「あ、あうぅぅぅぅぅ……」

 朱里の言葉に、和那は耳まで真っ赤になって縮こまる……180を超える長身の彼女がこうなるとやけに小さく、かわいらしく見えるから不思議である。

「そのぐらい耐えられないのか……?」
「耐えられるわけがないだろう。二人きりになったときのカズは、そりゃあもう愛らしいんだから♪
 俺は元々猫派だったが、今なら断言できるぞ。
 今の俺は猫より犬よりカズ派だ。あいつは猫より何倍も可愛い♪」

 続いて吐き出された言葉は、紫杏なりの嫌味だったのだろうが……力の限り逆効果だった。
 紫杏の米神がピクピク痙攣しているのにも気付かず、十坂は惚気爆発である。

「……あんなこと言ってるわよ。あんたの彼氏」
「お、おさむのあほぉぅ」

 かなり余裕が出てきたらしい朱里にからかわれ、和那は真っ赤になって膝に顔を埋めた。

「耐えられないなら、一体いつスキンシップをとってるんだ、二人とも」
「え、そりゃあ…… 事 後 」

 半ばやけくそ気味に質問する紫杏に対し、十坂は恥らうことなく躊躇うことなく言い切った。
 紫杏と朱里が和那の親友という事で、安心しきっているのだろうが、ある意味尊敬に値する馬鹿である。

「事後って言っても、挿れっぱなしなんだけどな。その状態で首筋とかにキスマーク付けると、反応が可愛いんだよ~♪」
「キスマーク?」
「ああ! カズは俺のモンだから、めい一杯マーキングしておかないとな! うなじとか鎖骨とか……まぁ、大概付けてる最中にお互い寝ちゃうんだけど」
「い、いれっぱなしでか」
「ああ……というか、一つのベッドに入ったら、いつも抜くのはいつも朝なんだよな」
「……」

 紫杏の頭から、ぷちっと何かが切れる音がした事に、その場にいた誰も気付けなかった。

「『一杯チュッチュしてもらったもーん』、ね。成る程」
「…………!!!!」
「とりあえず、首筋にキスマークがついてたら、前日はお楽しみだったって事でいいのね?」
「うえええええ……朱里がいじめっ子やぁ……」

 完全に熱が引き、いつも通りの顔色になった朱里は、ここぞとばかりに和那をからかい倒していた。羞恥心を抉る朱里の口撃に、和那は子供のようにマジ泣きするしか出来ない。
 ―これなんて羞恥プレイ?


227:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:37:30 DTkUfOiZ
「とりあえず、妊娠には気をつけなさいね」
「うう……コンドームつけとるから大丈夫やもん……」
「……ふと思ったんだけど、あれに合うサイズのコンドームなんてあるの?」
「ジャッジメント特注品……あそこの変態に頼んで……」
「……まあ、市販のコンドームが使えるはずないか……」

 その頃の変態=ルッカ。

(放置プレイだなんて……!
 くやしい……でも……感じちゃう! ビクビクッ)

 何もしてないにもかかわらず絶頂したりして、中々の痴女っぷりを見せ付けてくれていた。




「ちなみに……これって、飲んだりしたらどうなってたわけ?」

 一通り和那をからかい倒した朱里は、ふと脳裏に浮かんだ疑問を、そのまま十坂にぶつけてきた。とされた十坂は朱里に向かって振り返り、紫杏に背を向けるか形で顎に手を当てた。

「……カズの時はそりゃあもうビックリの乱れようだったなぁ」
「い、いちいちうちを引き合いにださんといてぇぇぇぇぇぇ」

 これ以上の羞恥プレイには耐えられないとばかりに悲鳴を上げる和那であった。

「……俺の精液浴びた女ってルッカと和那だけだから、正直どうなるか想像がつかない」
「ルッカのときは……って、愚問ね」
「ああ……暴走して記憶がない。
 気がついたら彼女が精液の海にアヘ顔で気を失ってたよ……」
「ああ、そのショックで……」

 朱里が痛ましそうに視線を投げた先では、

(らめぇぇぇぇぇっ! 放置しゃれるのぉがよしゅぎてルッカとんに゛ゃう!!)

 脳裏でみさくら語を展開しつつ、潮を吹いたりしていた。
 素敵なまでに駄目人間である。

「まぁ、量にもよるけど……精液浴びた時の二人の反応から察するに、浴びる位置が体に近いほど、早く発情状態になっちゃうんじゃないかな」

 ぴ く り っ

 その一言を口にしたとき、紫杏の片が震えた事に、誰も気が付かなかった。
 気が付けなかった。

「もしその状況になったら……?」
「んー……その時点で、もう俺の精液の中毒になってるだろうから……まぁ、俺が抱く人間が一人増えるんだろうなぁ……
 増やしたくないけど」

 ぐ っ !

 その言葉を聴いたとき、紫杏が何かを決意したかのように拳を握り締めた事に、誰も気が付かなかった。
 気が付けなかった。



228:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:38:33 DTkUfOiZ
「増やしたくないの?」
「今でさえカズがいやな顔するんだから、これ以上泣かせるのはゴメンだよ。
 ああ、浜野は大丈

 べ ち ゃ ッ !

 夫―!?」

 ―会話の最中に地下室に響き渡った、不吉な不吉な濡れた音。

 今さっき聞いたのと同じ、しかし明らかに先の音より大きな音に、その場にいた全員が硬直した。
 うつむいていた和那も顔を上げ、皆でさびた機械が動くように、ぎぎぎぎぎぃっ、と音源に向かって首を動かし……そして見た。




 床に広がる精液の海。
 その真っ只中に、何故か顔面からダイブしてしまっている紫杏の姿を。




『し、しあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんっ!?』

 声をはもらせた和那と十坂が、わたわたと倒れた紫杏に駆け寄る中、朱里は動かなかった。動けなかった。
 そう、彼女は見てしまったのだ。
 精液の海に向かって倒れこむ瞬間……紫杏が某嵐を呼ぶ幼稚園児の如き笑みを浮かべる姿を!

「し、紫杏! 大丈夫か紫杏!」
「ば、バランスを……崩してしまった……」

 嘘だ。アレは絶対わざとだ。
 彼女は、わざと精液の海の中に自分から突っ込んだのだ。



229:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:39:43 DTkUfOiZ
 あの冷静沈着な紫杏をここまでトチ狂わせるとは……恋とは、実に恐ろしい不治の病である。

「か、カズ! ルッカの拘束解いて! バケツリレーで精液を洗い流せー!!!!」
「わ、わか―」

 そうか。
 そういうことか。

 かちゃかちゃ……

「って、ちょっと紫杏さーーーーーーんっ!?
 何でズボンのベルトを―」
「うふ、うふ、うふふふふふふふふふ」
「だ、駄目だー! もう完全に逝っちゃってるー!!!!」

(紫杏、あなたは……人の道を踏み外してでも、十坂と結ばれたかったのね)

 あかりん、遠い遠い目で逝ってしまった己が主を眺め、ゆっくりと絶望した……紫杏が倒れこんだ時に飛び散った精液が、口の中に入ってしまった音に対する、拭いようのない絶望感が、胸を満たしていく。

「うわーん! 紫杏が、紫杏がどこぞの変態みたいになってしもうたー!」
「……誰が変態よ。誰が」
「アンタにきまっとるやろー!」
「……人が御主人様からの放置プレイを楽しんでいたところを邪魔しておいて、いう事がそれかー!」

 和那と拘束から解き放たれたルッカが、闘志むき出しで火花を散らし。

「あむ……ぷちゅ……あぁ……大きい♪」
「ちょ! 紫杏……いきなりそれは……って、浜野まで何を……!」
「ふふふふふふふ」
「え、獲物を狙うハイエナの目だっ!!!!」

 紫杏と十坂に朱里が混じって、ピンク色でサックスが聞こえそうな雰囲気を撒き散らし、

 まぁなんてカオスな空間でしょう!
 リフォームの匠もびっくりの劇的ビフォーアフターであった。

 その日……彼女達はカレンダーの日付が変わるまで、地下室を出る事はなかった。



230:名無しさん@ピンキー
08/11/12 17:43:15 DTkUfOiZ
以上です。

着々とセックスモンスターハーレムが築かれつつありますが、朱里はハーレム入りしません。
(ギャグ漫画的な意味で)もっと美味しい役回りを予定しています。

231:名無しさん@ピンキー
08/11/12 19:32:56 DTTtAHDL
天本さんの話とハーレム話もGJです。
ところで質問するけど、
本編のイベント中にここは主人公、彼女を抱いただろうな感じのイベントで、
まずどのイベントを思い出す?(五十鈴や友子のようなイベントで)

232:名無しさん@ピンキー
08/11/12 20:27:01 KTzp/n72
なんという良作の嵐……。
天本さんもギャグもGJ!。
俺はこういうの好きだな

233:名無しさん@ピンキー
08/11/12 22:00:51 Bgmtfd3H
かなりGJ!もう満腹!w

>>231
そりゃ、維織さんでしょ!

234:名無しさん@ピンキー
08/11/12 22:19:35 uErZe8ZZ
バレンタインイベントの友子はガチ

235:名無しさん@ピンキー
08/11/12 22:23:49 KTzp/n72
確かに友子はガチだが
カズの保健室イベントもかなり

236:名無しさん@ピンキー
08/11/12 22:27:54 hsX0xctG
のりk・・・
いや何でもない、すまなかった。

237:名無しさん@ピンキー
08/11/12 22:30:05 NCFoKGfX
シャンプーの匂いがする主人公

238:名無しさん@ピンキー
08/11/13 00:05:22 mdhskU+v
イベントじゃあないが、デートの後の背景がラブホテルだと、こいつら犯ったなと思う。

239:名無しさん@ピンキー
08/11/13 00:37:25 ++axdzMr
6のことかー!
色々と酷かったな、6は。いいぞ、もっとやれ

240:名無しさん@ピンキー
08/11/13 07:15:06 AFXPDGAU
酸素の消費自重してください><

241:名無しさん@ピンキー
08/11/13 07:40:04 FLaURStk
1日目離しただけで2本も…!
GJGJマジGJ
最近すごいなぁなんつーかバンザイ状態

242:名無しさん@ピンキー
08/11/13 15:58:59 M3P0ONiP
>>231
5のめぐみちゃん

243:名無しさん@ピンキー
08/11/14 07:49:47 rB/AwvkH
9で落盤後のなっちゃんと9主は、やはり助けだされるまでは……

244:名無しさん@ピンキー
08/11/14 13:20:40 EIye4Hnn
>>243
朝でなおかつ鳥の鳴き声。後は分かるな?

245:名無しさん@ピンキー
08/11/14 15:30:49 g/6NFPuB
まてまてまて。
なっちゃんと9主が助け出された時、カンタ達は何事もなかったかのように接してるんだぞ。
普通にあれしてたら、そんな反応はしないはず。
……やはり、服を着たままセックスして中(ry

246:名無しさん@ピンキー
08/11/14 18:55:41 ua5cu0jW
>>245
中で繋がったまま
「沸騰しそ(ry」ですね、わかります。

247:名無しさん@ピンキー
08/11/14 22:25:42 P572kCLM
そうか、カンタに妹ができるのか

248:名無しさん@ピンキー
08/11/14 22:32:58 0eNsg7Vz
>>244
朝チュンですね。もちろんわかります。

249:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:14:34 ZHdLAtsd
8主×友子を書きます。
誕生日イベントからハッピーエンドです。

250:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:15:10 ZHdLAtsd
「あれ、少し早くきすぎたかな?」

彼がホッパーズに入団してから3年目。
今日は彼の誕生日で祝うために公園で待ち合わせをしていた。
彼がやってきたので、少し驚かせようと物影に隠れて待っているところを、

「よっ!」
「わっ!」

彼は驚いて大きく飛び上がった。


『真実の愛』


「驚かすなよ…」

そんなことを言っている彼に対して、私は微笑みながら、

「はい、アイス食べる?」
「おっ。サンキュー」

二人で一緒にアイスを食べ始めた。
彼はアイスを本当においしそうに食べてくれていて、自分が作ったわけじゃないのに、
ちょっと嬉しい気分になった。

「のどかね…」
「うん、前にもこうして公園に来たよな」
「うん、そうね…平和よね…。
ああ…平和が一番いいわ…」

サイボーグ同盟と私達は名乗っているけど、実際はアンドロイドな私達は、
あの忌まわしい記憶が残る研究所から逃げ出してから戦いの日々だった。
今、ここで彼の所にいるのもCCRの一員である彼から情報を抜き取るためだ。
それでもお互い戦っている中こんな穏やかな雰囲気に和んでいた。


251:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:16:16 ZHdLAtsd
「どうってことない話題で、楽しんだり怒ったりできる
今の世の中が一番いいよ」
「そうね、普通なことができるのが一番よね」

リーダーである石中や小野が言っていたことがある。
普通の人間として生きていたいと。
石中はホッパーズに潜入してから目的とは別に野球に愛着がわいたし、
小野はただ私達と平和に暮らしたいと願っている。
大神の連中が邪魔をしなければ、私達でも普通の暮らしはできるから。

「最近そう思うようになってわ」
「ああ、そうさ……なあ、友子?」
「なあに?」

彼が何かいいたそうな表情をして、さりげなく返した。
けど帰ってきたのは深く、重い言葉…。

「もうやめないか?…俺から情報を引き出すのは…」
「!!!…ど、どういうこと?」

聞かれた質問に私は動揺してしまい、慌てた口調で返してしまう。
それを見た彼はやっぱり…というような表情を見せて言った。

「とっくにバレてるんだよ。お前、サイボーグだろ?」
「ち、違うわ…!」
「いいよ、もう…あ、アイス溶けるぞ」
「え、あ、うん…」

必死に否定している私にその言葉を投げかける。
私がアイスを食べ終わるまで、彼はずっと黙っていて、やがて言った。

252:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:17:13 ZHdLAtsd
「強力な暗示能力を持った機械のことを聞いたことがある。
小型化には限界があるけど、サイボーグなら体内に隠すことができるからな。
そして偽の過去の思い出なら細かい部分まで決めなくても、会話で誘導するのはたやすい」
「…………私をどうするつもり?」

すべて図星を言い当てている彼に対して、私は声を震わせながら言った。
正体がバレていたなんて思っていなかった。
彼は私達を捕まえるための組織の一員…だから私を…。

「俺はお前が好きだ…守ってやりたい…」
「え…!?」

思いもよらない言葉が再び返ってきて、また私は動揺した。

「でも、それは私が偽の記憶を…」
「過去は関係ない、お前はいいやつだよ」
「えっ…?」
「なあ、俺と一緒に逃げないか?
ずっとお前を死ぬまで守ってやるよ」


253:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:18:02 ZHdLAtsd
「それは駄目…できないわ…」

彼が言っていることは、彼は自分の組織を裏切ること。
つまり彼は私を守るためだけに組織を裏切るというのだ。
そんなことをさせたくはなかった。騙してた私を…。

「俺じゃ駄目か?それとも信用できないのか?」
「そんなことない、だけど…」
「じゃあ決まりだ。一緒になろう!」
「待って!」

明るく振舞う彼に私は歯止めをきかせた。

「やらなきゃいけないことがあるの、それが終わるまで待って」
「それはいつ?」
「10月の2週目…」
「なあんだ。シーズン終了後じゃないか。
ちょうどいい、俺もペナントで抜けなくてすむ
そうだな、よし。ホッパーズの公式戦最後の試合が終わった翌日に、
この公園でこの試合に待ち合わせよう」
「ねえ、日本シリーズは?」
「あ、優勝したときか!」
「ふふふ、どうせなら最後までやってきて」
「よし、日本一になってお前と一緒に逃げるぞ!」

自分の本当のことを話しても彼は私を受け入れてくれた。
嘘の記憶を作らせ彼に近づいた、でも…今ここにあるのは、
私の本当の気持ちだった…。

「待ってろよな!お前が誰であれ、俺はお前が好きだからな!」
「ありがとう…」

254:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:18:44 ZHdLAtsd
しばらく二人でじっと寄り添い合っていた。
これからシーズン、または日本シリーズが終わるまで、会えなくなる。
もしかしたらもう二度と会えなくなるかもしれない。
だからたとえ約束しても今のこの温もりを感じていたかった。

「小波君…」
「友子………」
「んっ!」

いきなり彼は私を抱き寄せてきて、唇を押し当てる。
初めて抱かれた時もそうだった。彼は手馴れているような感じだけど、
ときどき驚かされるようなこともする。

「んっ…はっ…んんんっ…はあっ」

そのまま来ていたコートに手をかけられすべるように服を脱がされていった。
あっという間に生まれたままの姿にさせられ、彼はじっと見つめる。

「そんなに変わらないはずなんだがな…」
「体のなかにはいろいろ入っているのよ。自爆装置とか…」
「…………」
「はあんっ!」

ふくらみの突起を唇で銜えられ、甘い痺れが体中にはしる。
体中を撫で回されてついにはその場所にまで。

「ひゃああんっ。そこは…ああっ!」

彼の指がその場所に入っていくとともにくちゅくちゅと音を立て、
体を仰け反らせながら声をあげてしまう。
体中が熱くなり、溺れてしまう感覚を味わう…。

255:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:19:45 ZHdLAtsd
「友子…いくぞ……」
「ええ…いいわ……」

彼のそれが押し当てられると共に、そのまま結ばれる。

「はあああんっ!小波…君…」
「友子…」
「ああんっ…はあっ…こ…小波君…好き……」
「俺もだ…友子……」

体の中に押し広げられるような感覚。甘く痺れてしまう温もり。
彼が腰を強く動かすと共に強く気持ちのいい…。
私も、より心地よさを求めて腰を振って…。

「友子っ!」
「あああああああああっ!」

彼から解き放たれる熱く暖かい想いを味わい体を喜ばせていた。
そのままゆっくりと二人で寄り添った。
この幸せな気分を少しでも味わいたかった……。

256:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:20:22 ZHdLAtsd
それから一ヵ月後、ホッパーズは優勝を果たし、日本シリーズへ参加。
その間にCCRによってアジトが襲われてしまい、私は脱出。
私が行方をくらませている間にホッパーズは日本一に。
そして彼はCCRの真相を暴いて大神から送られた黒幕を倒した。
そして彼はその日に公園でずっと待ち続けていた…私を……。

「……………」
「会いにいかないの?せっかく助けてあげたのに」

銀髪の女性、彼と同じCCRの一員である白瀬が言う。
脱出するときに私は彼女に偶然出会い、どうしてかわからないけど、見逃してくれた。
会話から導こうとした記憶操作が効かずに撃たれそうになったけど…。

「もう私と会わない方が、あの人は幸せなんじゃ…」
「はあ~あ。ああもう、面倒くさいなあ。ほらほら、いったいった!」
「きゃっ!」

彼女に無理矢理押し出される形で彼と目を合わせてしまう。
彼は私を見て、驚くような表情をする。
いきなり見つめられて、頭が混乱してしまう。

「あ…その……」

それでも次第に言葉が出てきた。
やっと約束が果たせた…、彼との約束を…。
だから、いつものこれで言った。

「よ!元気?…………おまたせ…」
「友子………友子~!!」

嘘から始まった恋…それでも今の私達にあるのは、
ここから先にあるのは真実の愛…。
抱きしめられながら私は思う。
これがハッピーエンドなんだって………。


257:名無しさん@ピンキー
08/11/14 23:24:22 ZHdLAtsd
これで終わりです。
条件が厳しい分、ハッピーには感動した。
本編の会話が殆どなので目新しい所はないかもしれませんが、
楽しんでいただければ幸いです。


258:名無しさん@ピンキー
08/11/15 00:06:42 3MIBMZTn
乙!
友子は苦労するよね 試合に勝てずにリセットしまくったりイベント発生しなくてリセットしたり・・・

259:名無しさん@ピンキー
08/11/15 00:32:50 u4C+GW0U
乙ったら乙
隊長に負けた俺何なの。馬鹿なの。

260:名無しさん@ピンキー
08/11/15 00:52:44 8sbpBIKT
GJ!
友子は苦労した。
まさか作った選手が一定以上いないといけないなんて……

261:名無しさん@ピンキー
08/11/15 08:33:24 ELITsnae
パワポケの彼女は全部甲乙付けがたいから困る



(例外を除く)

262:名無しさん@ピンキー
08/11/15 14:26:55 yNt8RT1A
誰かそろそろ玲奈書いてくんねーかな

263:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:41:34 PMRy/jXr
>>261
ふ ふ ー ん 

264:名無しさん@ピンキー
08/11/15 23:44:40 XZXdONnl
6主×詩乃とか欲しいな~

265:名無しさん@ピンキー
08/11/16 03:09:34 0wsdb5UR
最近の投下ラッシュは嬉しいぜよ

266:名無しさん@ピンキー
08/11/16 10:12:04 DacYGFiR
武美のリボンを黄色にすると・・・・


だめだこの先言えない


267:名無しさん@ピンキー
08/11/16 11:21:54 MAOEz9X6
たまにそれ言う人いるけど全然似てなくね?

268:名無しさん@ピンキー
08/11/16 11:22:08 Qjz1iWc5
>>266
武美はあのままだからいいんだろ!

269:名無しさん@ピンキー
08/11/16 14:50:16 ds68CcBd
全盛期のパワポケ伝説
・三回プレイして五回ゲームオーバーは当たり前、8回ゲームオーバーも
・プレイ開始直後にゲームオーバーを頻発
・パワポケにとっての野球はミニゲームのできそこない
・先頭打者サイクルヒットも日常茶飯
・9回裏100点差、チームメイト全員負傷の状況から1人で逆転したのに彼女は意識不明
・普通の女の子も余裕で自殺
・一回のサクセスでキャラが三人死ぬ
・緑髪伝説が特技
・カセットを差し込むだけでプレイヤーが泣いて謝った、心臓発作を起こすプレイヤーも
・グッドエンディングでも納得いかなければバッドエンディングにした
・あまりに彼女が死にすぎるから死んでても彼女扱い
・その彼女もサイボーグ
・彼女候補を一睨みしただけでPAWAに飛んでいった
・スイッチをつけてない状態でもバッドエンディング
・野球をせずにシナリオをクリアしたことも
・自分の投げたイタチの人形を自分でキャッチしてレーザービームで投げ返したらまた戻ってきた
・本編で死んで裏でも死ぬなんてザラ、シリーズに渡って複数回死亡することも
・オープニングより開始→ゲームオーバーになるまでの方が短かった
・ペナントでもバッドエンディング
・瑠璃花、茜、芳槻さらのバッドエンディングで俺の心が折れた
・顧客の小学生の質問に流暢な日本語で予想の斜め上の解答
・パワポケスタッフがグッとがガッツポーズしただけで鬱エンディングが五個増えた
・プレイヤーの溜息が原因でハリケーンが起きたことは有名
・湾岸戦争が始まったきっかけは亀田の徴収
・大正の探偵から超未来のSFで野球をしなかった
・エンディングでスナイパーライフルの先に彼女が居た
・自分のアキカンに飛び乗ってスタンドまで行くというファンサービス
・スタッフは本気を出した事がない
・CEROから全年齢対象をもらえるエロゲはパワポケくらい
・主人公がケガしたら弾道が1上がる
・主人公が打つと弾道が1上がる
・病気の彼女にホームランを約束→バッドエンディング
・昔は野球ゲームを作っていた
・やめた理由はほるひす
・フラグが有りすぎるせいかボールのフラグまで見える
・街で主人公が歩くだけで弾道が1上がった
・ほるひすが立てるスレは伸びる
・実はバッドエンディングであることにまだ気づいていないプレイヤーも多い
・俺はパワポケをクリアと落ち込んでトイレに篭ってしまう
・じつは野球をしているのはアルベルトだけ
・サクセスが始まった時点でバッドエンディングいいだろ
・アカネハウスを撤去した雑用は褒められる
・弾道が1上がった、は「今日はカレーが食べたい」という暗号
・「・・・人は忘れるから、生きていけるでやんすよ。」
・フライキャッチ後のレーザービームでバッドエンディングに直行したのはあまりにも有名
・スタッフは、いつも店先のトランペットを物欲しそうに眺める少年にパワポケを買ってあげたことがある

俺はこんなゲームで小説かけないんだぜ。

270:名無しさん@ピンキー
08/11/16 15:11:00 4DXzwVf1
>>269
むしろそっちのほうが書けねえよw

271:名無しさん@ピンキー
08/11/16 16:22:55 7O3AEc/r
センスは○だがここで書く事かそれw

272:名無しさん@ピンキー
08/11/16 16:25:42 gEwLM05l
>・エンディングでスナイパーライフルの先に彼女が居た
ヘルガァァァァ!!!!!!

273:名無しさん@ピンキー
08/11/16 16:26:32 9xyXyxNA
半分くらいは合ってるから困る

274:名無しさん@ピンキー
08/11/16 18:56:56 Qjz1iWc5
こうやって見るとブラックすぎだな

275:名無しさん@ピンキー
08/11/16 19:24:45 4DXzwVf1
俺は11でも小杉とヘルガ姉さんがでると信じてるぜ。

276:名無しさん@ピンキー
08/11/16 19:56:24 Yqzqu9AE
小野さんなら出るのにな

277:名無しさん@ピンキー
08/11/16 21:47:48 5twnj4vr
信じるんだ。
ヘルガもリンもミーナも出ると
信じるんだ

278:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:08:17 Qjz1iWc5
ヘルガとリンが攻略できるなら
3万払っても良いと俺は思う

279:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:33:10 GlHHiZlp
>>278
早くパワポケ10裏を攻略する作業に戻るんだ

280:名無しさん@ピンキー
08/11/16 22:45:49 Qjz1iWc5
>>279
いや・・・分かる。
ヘルガが「頼むから・・・目を背けないでくれ・・・」とか
リンが主人公と一緒にお茶飲んで幸せに感じるとか

分かるんだ・・・分かるんだけど・・・

281:名無しさん@ピンキー
08/11/16 23:01:08 vAyqVIuB
>>280
分かるんだけど??

282:名無しさん@ピンキー
08/11/16 23:05:18 ZN2UY6Ee
>>280
            /  \―。
           (    /  \_
           /       /  ヽ   / ̄ ̄ ̄
        ...―/          _) < ちんちん キッ!キッ!キッ!
       ノ:::へ_ __    /     \___
       |/\:::: :::: :/::: :::: \/_
      /-o-ヽ―ヽ::-o---::::(::::::::.ヽ
     |:: ̄/  /::::: ̄ ̄: (:::::::::::::) ─┼─
     |::::/  :::: :::::::::::::    ヽ/   ─┼─
      |  \`    \     /     │
      \  ------       /       | | /
        \  -       /         _/
         \____-イ
ここはPINKちゃんねるエロパロ板のパワポケスレ。
これが意味するところを理解する者は幸いだ。
今すぐしかるべき行動をとれ。
わからぬ者はパンを焼け。
餡を詰めろ。
一生そうしているがいい。


283:名無しさん@ピンキー
08/11/16 23:07:08 LoRa0U2n
つまり…デレてほしいと?

それをやっちゃうと、あの二人じゃないような気がする

284:名無しさん@ピンキー
08/11/16 23:10:15 GlHHiZlp
>>282
俺はこれ以上適切なちんキッを見たことがない

285:名無しさん@ピンキー
08/11/17 01:08:47 6IrU35VC
10好きのみんなすまない。
大方は10の主人公とヘルガさん好きが多いようだ。
勿論、俺も好きだ。
しかし、それ以上にブランドとヘルガが好きだ!!愛してる!!
希少生物と言われても構わない!!!!
職人様ぁ!!どうか私のはちきれんばかりの想いを形にしてくだされ!!!!

286:名無しさん@ピンキー
08/11/17 01:11:44 mV3kA3mT
詳しいシチュエーションとか書いておくと、書こうかなって人もいるかもしれないよ
でも、名前を間違える程度の愛しかないんだな

287:名無しさん@ピンキー
08/11/17 01:17:59 u+iDXA6o
この厚かましさはさっき萌えスレで見たものと同じだな

288:名無しさん@ピンキー
08/11/17 10:26:48 l5FL3rLY
ネタにキレてる奴って

289:名無しさん@ピンキー
08/11/17 17:37:43 GdX7BPaS
どうみてもネタではなく真性です

290:名無しさん@ピンキー
08/11/17 18:10:28 l87Zl65Y
URLリンク(up2.viploader.net)

291:名無しさん@ピンキー
08/11/17 18:15:29 riKk/xC4
>>290
パワ体の裸ってなんだかなぁ・・・

292:名無しさん@ピンキー
08/11/17 18:16:30 riKk/xC4
sage忘れスマン

293:名無しさん@ピンキー
08/11/17 18:38:17 u+iDXA6o
リョナぽい

294:名無しさん@ピンキー
08/11/17 18:46:22 l87Zl65Y
張った俺が何だけど カタワに見える

295:名無しさん@ピンキー
08/11/17 20:19:45 dFAy1tSA
>>290
なんだかなあ・・・・・・

296:名無しさん@ピンキー
08/11/17 21:40:42 WsGEEw3x
反応からしてその画像だろうと思ったw
しかしまぁそういう事なんだよなぁ

297:名無しさん@ピンキー
08/11/17 22:04:45 zk95akdp
そこで主人公の体をだな
あんま考えたくないね、筋肉とか。
そしてタルタルを思い出す。

298:名無しさん@ピンキー
08/11/17 23:35:01 Krt1iVT9
エロはリアル体の方がいいな。うん

299:名無しさん@ピンキー
08/11/18 02:06:00 ieno+Jnz
ある意味で擬人化ってことになるか?

300:名無しさん@ピンキー
08/11/18 07:47:59 A5HqrYq8
むしろ擬体化かな?

301:名無しさん@ピンキー
08/11/18 10:00:26 ZJw8Ho+l
パワポケキャラの裸体とか想像した事ないわ
文だけでハアハアしてた

302:名無しさん@ピンキー
08/11/18 16:11:17 UAppmr7b
>>301
それが普通だ

303:名無しさん@ピンキー
08/11/18 21:04:03 zk1K79aC
しかし画像一枚がここまで物議を醸すとは

304:名無しさん@ピンキー
08/11/18 21:18:02 nFExEKuR
大事な事なんだよ、多分。

305:名無しさん@ピンキー
08/11/18 21:27:45 A5HqrYq8
確かにパワポケのあのポリゴン上……な
だが、愛さえあれば大丈夫だと俺は信じてる

306:名無しさん@ピンキー
08/11/18 23:51:52 6537RXoX
脳内では普通にフルの頭身キャラに自動的に補正されてるけどな俺は

307:名無しさん@ピンキー
08/11/19 00:21:39 QBCC06mG
絵より文字の方がエロいことに何故気付かないんだ

308:名無しさん@ピンキー
08/11/19 01:27:24 6wIWFQ7c
つーか普段ポケ体の下半身て気にしない、と言うより現実味が沸かないんだよなぁ。
いつも腰から上しか映らないし。なんかそれで完結しちゃってるから、
立体感とかあまり感じないし、下半身もあるものとして認識できない、って言うか。
完全に二次元、動く一枚絵、て感じで認識してしまっててさ。

うーんこの感覚どう表現したものか難し過ぎる。

309:名無しさん@ピンキー
08/11/19 06:18:08 JYUO0dIH
実はパワポケって本当は八頭身のキャラをデフォルメして表してるとか、そういう設定だったりしないのかな?

310:名無しさん@ピンキー
08/11/19 08:04:59 vicl4NZC
作中で「この手でどうやってじゃんけんするんだよ・・・」的な話題が出たこともないし、
当然ふつうの体格の人間って設定でしょ

311:名無しさん@ピンキー
08/11/19 09:22:02 5B1fR9IH
8裏で口が無いのをネタにしてたような

312:名無しさん@ピンキー
08/11/19 12:24:08 vicl4NZC
それはサクセスしよう2内の漫画じゃなかったか

313:名無しさん@ピンキー
08/11/19 12:29:57 5B1fR9IH
いや、8裏のオールスター編
楽屋ネタだけどな

314:名無しさん@ピンキー
08/11/19 15:43:14 TwioeTZi
10のスクール学園高校学院はどういう扱いになるんだろ

315:名無しさん@ピンキー
08/11/19 19:58:46 AiAJ65OB
アレはネタ

316:名無しさん@ピンキー
08/11/19 20:28:27 od69hpNi
kwsk

等身大でも出たの?

317:名無しさん@ピンキー
08/11/19 21:11:51 95eLa4Iy
10をやるんだ

318:名無しさん@ピンキー
08/11/20 22:07:50 jBpK22IP
8の話を書いている人に質問するけど、
真ED後の話を書くとき、石中協力ルートかCCR解体ルートを、
彼女によって分けている?それともどっちか一つだけ?

319:名無しさん@ピンキー
08/11/20 23:25:36 CqVS5vwz
石中に協力してCCR解体でいいんじゃないの?
石中を殺した方が話はまとまるけどな

正史は「白瀬が一晩中ヒヨリンの歌で拷問」であってほしい

320:名無しさん@ピンキー
08/11/21 00:07:22 jWjFalkX
それだとヒヨリンが地球人になっちゃうじゃないか

321:名無しさん@ピンキー
08/11/21 01:15:53 JtEzc6p2
誰だっけ5でイサムと付き合って7裏で荷物が重いっていう奴

322:名無しさん@ピンキー
08/11/21 07:59:51 Ycn7CzbH
>>321
美咲

323:名無しさん@ピンキー
08/11/21 16:52:09 ndUxeTR1
ところで紫杏はどのカテゴリーに入ると思う?
ツンデ・・・いや違うか・・・

324:名無しさん@ピンキー
08/11/21 21:37:36 3ITPa5LA
厨二病と

325:名無しさん@ピンキー
08/11/22 00:29:57 bMtfmIPz
相手が望む性格になれるんなら全てのカテゴリーに入るのでは

326:名無しさん@ピンキー
08/11/22 01:27:49 J/IEMhAN
昔の萌えスレに何かあったので貼ってみる
URLリンク(fullmoondrive.hp.infoseek.co.jp)

『 明日香ハード 』

主人公の応援の為に甲子園に潜入する明日香。
だが、それはプロペラ団の巧妙な罠だった。

「明日香の心臓は 私に崩される為に築いてきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんなプロペラ団なんかに…!」
「よかったじゃないですか 病気のせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、たこ焼きを用意しろ。みんなで食べてやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「明日香の生弁当ゲ~ット」
(いけない…!スパイクが超特殊能力が付いてないのを悟られたら…!)
「生明日香様の生パジャマを拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、心臓に当たってしまったか。甘い発作がいつまでもとれないだろう?」

327:名無しさん@ピンキー
08/11/22 02:21:24 OlBSdHbt
>>322
そうそう、美咲だ。
名前も忘れるくらい俺の中では影薄いのになぜか夢に出て来たんだ

328:名無しさん@ピンキー
08/11/22 02:28:15 begM9h6S
「なぁ紫杏」
「なぁに?」
「お前って相手が望んだ人格を完璧に演じられるんだよな?」
「まぁ平たく言えばそんな感じだけど…それがどうしたの?」
「そうか…それを見込んで頼む!俺だけのメイドさんになってくれ!!」
「…はぁ!?ちょ、何言ってんの!?」
「俺はふりふりのメイド服を着た紫杏に『お帰りなさいませご主人様』って言われてみたいんだ!
 コスプレとかイメクラなんかじゃない、心の底からメイドさんになった紫杏に尽されたいんだ!!」
「い、いきなり何言い出すのよ!そ、そんなの土下座して頼むような事!?バカじゃないの!?
 大体何であたしがそんな悪趣味な事しなきゃいけないのよ!」
「紫杏の事が好きだから」
「えっ…?」
「……」
「……」
「はいおかしな空気そこまでー。朱里、そっち頼んだ」
「…言うまでも無いわ。さぁ僕、ちょっとお姉さんに付き合ってもらおうか」

「え、ちょっと、浜野さん眼が、ヤバイこれ本当ヤバイあぁやめて引っ張らないで助けてしあーん……」
「あ、小波!」
「あっちはほっといてえぇ。ええか紫杏、いくら彼氏の言う事でも聞いていい事と悪い事があるで?
 好きだからって理由でほいほい言う事聞いてたらあんたどんどんへんたいになってしまう」
「う、うん……」
「さっきのは忘れよ?な?」
「…小波……」
(大丈夫やろか…)

数日後

「ご主人様ー」
「し、紫杏!?そ、その格好は…」
「あのね、ご主人様がー、私にメイドさんになって欲しい、って言うからー、
 あたしご主人様のメイドさんになる事にしたの!ふつつかものですがよろしくお願いしますっ(ペコリ」
「あちゃー、やっぱり……」
「…このクソガキャ私の紫杏をこんなにしくさってから……
治るまでずっと死ぬより辛い目味おうてもらおうか、覚悟しぃや…」

「ひぃぃ……やめてモウヤダヤダタスケテごめんなさいごめんなさいごめぶべらっ」
「やめてーあたしの為に争わないでくださいー(><)」

329:名無しさん@ピンキー
08/11/22 02:32:12 begM9h6S
あ、改行が…
上見てふと思いついた単発ネタ。
お粗末様でした。

330:名無しさん@ピンキー
08/11/22 07:49:36 DJEh1VIC
こんな紫杏………………………………いいじゃないか!

331:名無しさん@ピンキー
08/11/22 09:49:20 JoKLwHKb
紫杏の可愛さは異常
武美にも引けをとらないと思ってる

332:名無しさん@ピンキー
08/11/22 13:13:31 begM9h6S
「ご主人様ー」
「し、紫杏!?そ、その格好は…」
「あのね、ご主人様がー、私にメイドさんになって欲しい、って言うからー、
 あたしご主人様のメイドさんになる事にしたの!ふつつかものですがよろしくお願いしますっ(ペコリ」
「あちゃー、やっぱり……」
「…このクソガキャ私の紫杏をこんなにしくさってから……
治るまでずっと死ぬより辛い目味おうてもらおうか、覚悟しぃや…」
「ひぃぃ……やめてモウヤダヤダタスケテごめんなさいごめんなさいごめぶべらっ」
「やめてーあたしの為に争わないでくださいー(><)」
「はいはいCEROZはあっちでやってぇな。それにしても……あんた、本気?本当にそれでえぇの?」
「だってご主人様が、あたしにメイドさんになって欲しい、て言うから、
 あたしいっぱいいっぱい勉強したんですよ?せっかく一人前のメイドさんになれたのに…ご主人様が…」「あー泣かんといて、調子狂うわぁ…(かわいいけど…)大体何見て勉強すればそんな事になるん?
 何か人の道踏みはずしてへん?とりあえず見た目だけ真似たんやないの?」
「!そんな事ないですよ!ちゃんとメイドさんのお仕事をマスターしたんですよ!?
 ほら見てください、おそうじだってこんなに華麗に……はうっ!?」
(あ、しかもドジッ娘…)
「うぅぅ、痛いよぉ…」
「……なぁ朱里、ちょっとこっち来てみ」
「何よ…今こいつ〆るのかに忙しいんだけど。邪魔するならあんたでも殺るわよ?」
「いいからいいから、ちょっと休憩し。なぁ紫杏、もう一度さっきのやってくれふん?」
「え、嫌ですよぅ、あたしはご主人様にだけ尽したいんですっ」
「へー、さっきのあの様で。メイドされる方も迷惑やろなー」
「!!な、何言ってるんですか!さっきのはたまたまです!
 見てくださいほらこんなに上手に……はうっ!…あぅぅ、なんで上手くいかないの…?」
「…なぁ、これ、どう思うよ」
「………」
「…?朱里?」
「…小波」
「ひゃ、ひゃい」
「紫杏に命令しなさい、これからは私のメイドとして私に尽すように、って」
「はぁ!?ちょ、朱里!?あんたまで何言い出すん!?」
「だって何よこれ!もはや犯罪じゃない!!これは私が保護しないといけないの!!さぁ!!」
「何言うてんの!元に戻るよう言えば済む話やないの!」
「バカ言わないでよ!こんなにかわいいのに何で戻さなきゃいけないのよ!
 この子は私がお持ち帰りしていっぱいかわいがるんだから!!」
「何やその本音!確かにかわいいけども!朱里、お前まで人の道を踏みはずす気か!
 そうはさせへんでー、私の意地にかけてあんたは堕とさせはせん!」
「何、私の邪魔するって言うの?今の私を邪魔するなら……滅するわよ?」
「やれるもんならやってみぃ、あんたごときにのされるカズちゃんやないで!」
「あのー…俺は一体どうすれば…?て言うか置いてけぼり…」
『やかましい外野はすっこんどれ!!』
「はぃっ!ってそんな、ハモらんでも…」
「だからあたしの為に争わないでー(><)」


333:名無しさん@ピンキー
08/11/22 13:16:41 begM9h6S
何か物足りなかったから加筆修正。
むしゃくしゃしてやった今は反省している。

しかしまた改行ミスったなー携帯からやるもんじゃねーな。
一部読みづらくてスマン

334:名無しさん@ピンキー
08/11/22 14:17:25 JoKLwHKb
百合展開の予感(*´Д`)ハァハァ

335:名無しさん@ピンキー
08/11/23 16:00:40 T5oTlAI9
ブラックとキャプテンがお盛んしてるところをピンクが出歯亀→いつの間にやら背後にブラックが!→ブラック×ピンク←キャプテン
という電波を受信した

336:名無しさん@ピンキー
08/11/23 20:34:31 rT6Jp19g
>>335
Yes,you can.

337:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:43:51 UErnq92u
ピンクの中の人が男なのか女なのかそれが問題だ

338:名無しさん@ピンキー
08/11/24 00:46:13 P7vycMzX
ピンクの性別はピンク

339:名無しさん@ピンキー
08/11/24 04:28:17 QkWmYLyd
もうふたなりでいいよ

340:名無しさん@ピンキー
08/11/24 08:33:52 9pXWZMrE
この世には双頭バイブと言うものがあってな……

341:名無しさん@ピンキー
08/11/25 08:14:26 RYzFrgaV
書き手の人に質問なんだけど、やっぱりみんなパソコンで書いてるの?
自分は携帯でしか書いてないんだけど、やっぱりパソコンの方がいいんだろうか

342:名無しさん@ピンキー
08/11/25 10:31:21 l5SBmkcF
改行とかがしっかりしてて見やすければ携帯でも問題ないかと。
単純にPCのが楽に打てるから大半はPCだとは思うが。

343:名無しさん@ピンキー
08/11/25 17:06:33 qtADVgOV
test

344:名無しさん@ピンキー
08/11/25 17:56:57 e9+AmGI9
携帯のが手軽だけど、長文に弱いからね。
すぐ操作ガチガチになるし

345:名無しさん@ピンキー
08/11/28 07:20:03 hlt437VI
なんか、急に閑古鳥が鳴き始めたな。

346:名無しさん@ピンキー
08/11/28 08:53:47 6lBEoJPk
閑古鳥ってほどでもないだろ
11発売すれば活気は出るだろうけど

347:名無しさん@ピンキー
08/11/28 14:17:24 3pN128fS
嵐の前の静けさ

348:名無しさん@ピンキー
08/11/28 16:52:33 2N8oSX2b
12月30日だと勘違いしてて予約忘れた
常識的に考えてクリスマス後の発売は無いだろ俺・・・orz

349:名無しさん@ピンキー
08/11/29 00:25:48 PtnGIknI
まだいいじゃないか。
俺なんてDSがないんだぜ

350:名無しさん@ピンキー
08/11/29 09:16:07 lgTXFjZi
DS洗濯機で回した俺も忘れるなよ

351:前萌えスレ転載
08/11/29 19:46:20 U8swXY9o
 街から小一時間ほど歩いた荒野には、人の気配はほとんどなかった。
彼女がこの場所に指定したのは、そう悪くないと言えるだろう。
決闘には最適―なおかつ、シルバーの趣味にもあっていた。
「久しぶりね」
 微笑みながら彼女に挨拶をしても、その童顔がほころぶことはない。
シルバーはそう思っていたし、それは正しかった。
「そう、ですね」
だが、聞こえてきた彼女―エリの声は、驚くほど柔らかいものだった。
笑っていると、錯覚するほどに。
「一区切りついたときは、すぐにでも来るっておもってたけど」
「・・・修行をしていたんです。あなたを倒すために」
 朗らかな声で喋りながら、エリが腰から忍者刀を抜く。
細かい傷はたくさんついているが、刃の輝きは鋭い。
「まあ、たった一年程度修行したところで、ゴミはゴミのままでしょうけどね~」
 笑いながら挑発する。彼女の性格から考えて、
すぐにかっとなって襲いかかって来るだろうと思っていたのだが。
シルバーのもくろみは外れることになる。
「・・・えと、どこだっけ」
 キョトンとした顔になったエリは、胸元に手をつっこみ、何かを探し始めた。
数秒かけてまさぐって、取り出したものは小さなノートだった。
それをぺらぺらとめくって、彼女は言う。
「えっと・・・あ、あった。そんなゴミに倒されるあなたは、ゴミ以下です!」
「いや、カンぺ見ながらそんなこと言われても」
「う・・・」
 自身でもそれは自覚していたのだろう。
彼女は無念そうに口を尖らせて、ノートを胸元にしまいこんだ。
「口喧嘩も修行したんですけど・・・覚えきれなくて」
「・・・修行するほどのものなの?それ」
 思わずつぶやくが、エリは返事をする気がないようだった。
右手で柄を握り締めて、左手を後ろ手に回し、こちらを睨みつけてくる。
一年前に比べたら、少しはましになっている構え。
どれぐらい楽しませてくれるかしら?とシルバーはほほを緩ませる。
「・・・行きます」
「別に宣言しなくてもいいわよ、いつでもどーぞ」
 わざわざ挑戦状を送りつけてきたところあたり、エリは正々堂々と勝負する気でいるらしい。
不意打ちをしかけてきたあのころと、何かが変わったのか、何も変わってないのか。
それが今から分かるのだろう。
 一陣の風が、二人の間を通り過ぎて。
 そして。
 ちゃらちゃらら~ら~らら~ん
『らぶ!らぶ!びっくばーん!』

352:前萌えスレ転載
08/11/29 19:46:58 U8swXY9o
『あなたの~こと~が~ま・ち・き・れないよる~ど・き・ど・きしてるは・ぁ・と♪』
「・・・」
「・・・」
 ふらふらと、後ろに下がるシルバー。
全身にひどい虚脱感。さっぱり理由はわからないのだが。
「あのぅ・・・」
「・・・ああ、出ていいわよ、むしろさっさとでなさい」
 右手をひらひらと振って、シルバーは数歩後ろに下がる。
それを確認して、エリが再び胸元に手をつっこんで、携帯端末を取り出す。
『お・つきさーまぁとび』
「はいもしもし、エリです。・・・え?トウコさん?今この星に・・・あ、そうなんですか。はい」
「・・・」
 どうやら、知り合いらしい。死にたくなるほどの倦怠感をこらえながら、シルバーは待つ。
「え? はい。実は今はシルバーと決闘中で・・・あ、でも大丈夫です。
 えっと、ほら、なんとか島の、なんとかさんとなんとかさんみたいに。
 待たせておいて相手を怒らせて隙を・・・え?・・・も、もちろん私がむさしさんです!」
「あたしに聞こえるように言っちゃ意味ないでしょうが、それ」
 有名な故事を電話の相手に話しているエリに向かって小さく突っ込む。
電話に集中しているようで、その声は届く様子はなかったが。
「あ、はい・・・え!?ホントですか?あ、ちょっと待ってください。
メモを・・・あ、大丈夫です。ルナリングの、りょうていゆきえににじゅういちにち。
・・・はい、大丈夫です。朝から行きます!」
「・・・」
「はい・・・はい、ではトウコさんもお元気で・・・ふぅ」
 携帯端末をしまいこみ、エリは真面目な目つきでこちらを見つめ。
「・・・お待たせしました」
 真剣な声色で鋭く叫んできた。
「・・・あのさ、急に真面目なムードになられても雰囲気ぶち壊してるから」
「そんなこと言われても・・・」
「まあ、いいわ。さっさとかかってきなさい」
「・・・」
 困惑した顔も長くは続かず、再び緊張した面持ちになるエリ。
一秒が経過、二秒、三秒、四
『カッキーン! ガッツだぁーキミとボクとの正義のファイトぉー』
「・・・」
「・・・」
恐ろしいほど軽快な、なおかつ妙に虚脱感を味あわせる音楽が流れ始める。
音源はエリの胸元―ではなく。シルバーのポケットだ。
「あ、あの。でていいですよ?」
 電話を待ってもらった負い目だろうか、そんなことをエリが口走る。
「・・・そうさせてもらうわ」

353:前萌えスレ転載
08/11/29 19:47:33 U8swXY9o
『なぁれぇる ヒ』
 ため息をついて、シルバーはポケットから携帯を取り出した。
馬鹿みたいな歌が一番盛り上がっているところで、電話に出る。
「もしもし?」
「今どこにいる?」
 電話に出てすぐ、むやみやたらに高圧的な口調で相手が聞いてきた。
知り合いではない男の声に、シルバーの眉が傾く。
「はぁ?・・・あんた誰よ」
「いや、いい。すでに座標は割りだした。三分で行く、待ってろ」
「は?ちょ、ちょっと?」
 一方的に用件を告げられて、男の声が電子音に変わる。
「・・・間違い電話ですか?」
「いや、誰かが三分でこっちに来るとかなんとか」
「はぁ・・・」
 問いかけてきたエリに、事実を告げる。彼女は数秒思案して。
「じゃあ、それまで待っててあげます」
「は?」
 シルバーが思ってもいないことを口に出してきた。
困惑してるうちに、さらにエリは言葉を紡ぐ。
「来た人が血まみれで地面に倒れてるシルバーを見るのは可哀そうですし」
「・・・ま、いっか。じゃあその後ってことで」
「はい!」
 プライドは、今すぐ彼女と戦うべきだと叫んでいたのだが。
先ほどの妙な音楽によって、シルバーの気力はほとんどなくなっていた。
「・・・」
「・・・」
 気まずい空気。もちろん無理に良くする必要もない・・・のだが、
沈黙を嫌ってシルバーは口を開いた。
「そういえばさ、さっきの音楽・・・なに?」
「え?知らないんですか?今宇宙でものすごくはやってるんですよぉ?」
「・・・マジで?」
 やや表情を柔らかいものにしたエリの口から飛び出した言葉に、シルバーは驚愕する。
あの腐りきって甘ったるそうな音楽がははやっている?
「時代遅れですね、シルバー!あのヒヨリンを知らないなんて」
「いや、知らなくて良かったと心底思うわ」
 誇らしげな顔で無い胸を張るエリに、シルバーは小さくつぶやいた。
「・・・あの、さっきのあなたの音楽は・・・」
 シルバーとしては、ここで会話が終わっても良かったのだが、今度はエリが質問してきた。
苦虫をかみつぶしたような顔で、シルバーは口を開く。
「言っとくけどあたしの趣味じゃないわよ。たぶんブラックがいたずらしたんでしょ。・・・ったく」
「・・・そう、なんですか」
「?」
 シルバーの答えに、やや悲しげな表情でエリがこちらから眼を逸らす。
それに何の意味があるのか、シルバーが考え始めた瞬間。
「・・・ん?」
 ごぅ。
 轟音とともに衝撃が襲いかかった。

354:前萌えスレ転載
08/11/29 19:48:15 U8swXY9o
地面が揺れ、空気のかたまりがシルバーにぶつかり、エリの身体があさっての方向へ飛んで行って。
「・・・・・・?」
 十数秒の後、シルバーは耐える態勢を解く。
眼を開くと、銀色に輝く飛行艇が、彼女の目の前にあった。
 ハッチが開き、軽やかに飛び降りてくる操縦者・・・どこかで見たような、男。
一瞬で戦闘態勢を取ったシルバーに、彼は無造作に近づいてくる。
「・・・お前がシルバーだな?」
「ええ」
 問い掛けに、鋭い視線と冷たい言葉を返す。
だが、威嚇を込めたそれらに動じることなく、男は小さな箱を差し出してきた。
「お届けものだ、さっさとサインをよこせ」
「・・・はぁ?」
 そして吐き出されるわけのわからない言葉。
何と答えていいかわからないシルバーの視界に、ピンク色が映る。
そちらに注意を向けると―あちこちに擦り傷を作ったエリが、こちらに近づいてくるところだった。
「うぅ・・・あれ?エドさんじゃないですか」
「エドゥアルド、だ。・・・なんだ、忍者の小娘か」
 シルバーの方には目もくれず、エリが男に話しかける。
(・・・エドゥアルド?)
「お久しぶりです!」
「うむ」
 名前を胸の内で繰り返して、シルバーは男の正体を思い出した。
連邦のエースからルナリングのエースに、そして今はシルバーと同業者となった男。エドゥアルド。
「・・・む?ああ、サインをまだもらっていなかったな、さっさとよこせ」
 それからエリの二言三言会話して、
エドゥアルドは小さな箱をシルバーの胸元に押し付けて、伝票を差し出してきた。
「・・・?『うちゅうせんしひらやま、しょかいげんていばん』?」
 小包に書いてあった文字をエリがが口に出す。
熱くなる頬、それをごまかすかのように、シルバーは伝票にサインをさっと書いていく。
「うむ。確かに『宇宙戦士ヒラヤマ初回限定版』を届けだぞ」
「ヒラヤマ・・・さん?」
 カエルとカブトムシとムカデが混じった生物でも見つけたかのように、
驚きと困惑を混ぜた顔でエリが首をかしげる。
 さすがに誤解されたくはなく、シルバーは顔をしかめながらエリに話しかけた。
「いや、だからブラックだって。ヒーローものが好きみたいなのよ、あの子。今度製造・・・じゃなくて、誕生日だし、プレゼントよ」
 なんでこんなこと話してるのかしらね。そんなことを思わないでもない。
「・・・そう、なんですか・・・あ、じゃあこれを・・・えと、どこにしまったっけ」
「?」
 一瞬だけ暗い声色になった後、エリが三度胸元に手をつっこんだ。
エドゥアルドがそれとなく視線を逸らしているうちに、彼女は白い正方形の紙を取り出す。
 ミミズが這いまわったような文字が、奇麗な白を汚している紙。
「ヒラヤマさんのサイン色紙です!ブラックさんに、どうぞ!」
 しかめっ面で、エリがそれをこちらに投げつけてくる。反射的に受け取ってしまうシルバー。
「・・・いや、もらう義理がないんだけど」
 すぐに突っ返そうとしたのだが、エリがエドゥアルドの後ろに回ったため、それもできない。

355:前萌えスレ転載
08/11/29 19:48:45 U8swXY9o
「敵に塩を送る、と言うではないか。素直にもらっておけ」
 大人の男の貫録を見せるかのように、エドゥアルドが言う。
「うーん・・・あ、もしかして」
「?」
「『もらったはいいけど処分に困ってたからちょうどいいからあげちゃえ』ってことだったりする?」
「・・・そ、そんなことないですわよ?」
「なにその口調。・・・まあ、いいわ、もらっとく」
 視線を逸らすエリを睨みながら、色紙を小包の蓋に挟み込む。
彼女の思い通りになるのはしゃくだったが、これをブラックに渡した時の反応を見てみたかったのだ。
「・・・ところでエドさん、この船かっこいいですね」
「む?あたり前だ。この俺が乗る船なのだからな」
 逸らした視線の先にあった飛行艇に、エリがふらふらと近づく。
流線形のフォルムは鮫を思わせる形で、無理な着地をしたにもかかわらず傷一つない装甲。
 シルバーの眼から見ても、なかなかの船だ。
「わあ・・・」
「えぇい、触るな。指紋が付くだろう」
「カッコイイなぁ・・・」
 忠告を無視して、ぺたぺたとエリは妙に素早い動きで飛行艇のあちこちを撫でていく。
それを止めるためか、エドゥアルドがつぶやいた。
「・・・なんなら乗せてやろうか?」
「え?いいんですか?」
「宇宙港までの帰り道だがな」
「ぜひお願いします!・・・よいしょっと」
「いやちょっと」
「?」
 即答して飛行艇に乗り込んだエリに向かって、シルバーは叫んだ。
「あたしはどうするのよ?」
「の、のせませんよ?」
「違う!」
 ずれた返事をするエリを見限って、エドゥアルドに視線を向ける。
 彼は困った顔で、口を開いた。
「・・・すまん、この船は二人乗りなんだ」
「それも違う!」
 ボケ二人の相手は疲れる。
そんなことを思いながらシルバーはもう一度エリに視線を向けて、口を開いた。
「あのさ、一応あんたとあたしは一騎打ち中だったと思うんだけど」
「・・・ああ!」
 助手席に乗り込んでいたエリが、すたっと地面に着地する。

356:前萌えスレ転載
08/11/29 19:49:49 U8swXY9o
「先輩の仇!勝負!」
 そのまま威勢よく啖呵を切ってくるエリ。
「・・・悪いが、俺はもう行くぞ」
 だがエドゥアルドがつぶやいた言葉が、彼女の動きを止めた。
「えぇ!?」
「次の配達があるからな、待っている暇はない」
 含み笑いをしながら、機体に手を置くエドゥアルド。
頼りない呻き声を上げながら、エリがこちらを向いた。
「そんなぁ・・・あの、シルバーさん。また今度ってことで・・・駄目ですか?」
「・・・まあ、いいわよ」
 困り切った顔になったエリに向けて、小さく同意するシルバー。
シルバーとしても、早く愛しのペリュトン号(二号機)に帰りたい。
できればゴールドに代わってしばらく眠りたい。そんな感じだったのだ。
「そうですか、礼は絶対に言いませんけど、ありがとうございます」
「言ってるじゃない」
「さあ!いきましょうエドさん!」
 こちらを無視して助手席に乗り込んで、エリは叫ぶ。
その目線は、どこまでも広がる宇宙に向けられているようだった。
「・・・エドゥアルドだ」
 つぶやいて、エドゥアルドもさっと乗り込む。
彼がシートベルトを締めて、操縦桿を握ってすぐに、機体は浮上し始めた。
 踵を返し、少し離れるシルバーに、聞こえてくる会話。
「そういえばエドさん、今度のパーティ楽しみですね!」
「・・・パーティ?」
「二十一日にある、『連邦弱体化一周年記念パーティ』ですよ。
デスパレスを破壊するのを手伝った人間すべて参加するって言う、あの!」
 会話の中身が気になって振り返った途端、飛行艇は轟音とともに空の彼方へと消えていった。
聞こえたような気がしないでもないエリの悲鳴―それに気を良くしながら、シルバーは携帯を取り出した。
 短縮一番を押して、相棒を呼び出す。
「・・・あ、ブラック?今度の二十一日ってなんか予定あったっけ?
いやさ、なんか面白いパーティがルナリングで・・・」

 どっとはらい。

357:名無しさん@ピンキー
08/11/30 06:00:29 LnDYeodw
なんかいいなぁ萌えスレ見てなかったから見てみるか

358:名無しさん@ピンキー
08/12/01 00:06:07 NgJTlgtA
他にも呼んでない連中来るんだろうなwww


>>350
乾かしたら案外動くんじゃねwwなにせ任天堂だ

359:名無しさん@ピンキー
08/12/01 07:47:46 AXeRv8c4
あと2日!

360:名無しさん@ピンキー
08/12/01 15:59:59 IxaJesLS
発売日なら延びたぜ?

361:名無しさん@ピンキー
08/12/02 13:20:12 IIGfro4w
11にも紫杏とか官取は出るみたいだな

362:名無しさん@ピンキー
08/12/02 16:33:58 jG9Lv4MJ
と言うことは、紫杏BESTが正史という俺の夢は砕かれてしまったのか……?

363:名無しさん@ピンキー
08/12/02 16:49:47 M5Rbw2ZV
>>362は二つの意味で可哀相

364:名無しさん@ピンキー
08/12/02 18:45:10 yde8C5SE
タマちゃん!タマちゃん!

365:名無しさん@ピンキー
08/12/02 19:14:51 jG9Lv4MJ
>>364
今書いてる最中なんだぜ

366:名無しさん@ピンキー
08/12/02 19:32:46 izXjvBeN
>>365
ささ、どうぞどうぞ 頑張ってください・・・

367:名無しさん@ピンキー
08/12/02 19:49:00 NlVkjRLs
なおさらの成分が足りないな。
よし、いつか分からないが投下する。

368:名無しさん@ピンキー
08/12/02 20:13:52 OvTW8dKi
おいちゃん、そろそろ燃料ほしいね

369:名無しさん@ピンキー
08/12/02 23:49:38 vGA3eaHI
11が出るまでに表の彼女攻略だけでも終わらせたいが間に合うだろうか

370:名無しさん@ピンキー
08/12/03 00:14:00 CVXeiUaL
>>365
なん…だと…?貴方が神か…!!
全身全霊こめて応援してます
貴方のおかげでまた頑張れます

371:名無しさん@ピンキー
08/12/05 01:05:30 h7PtqqRt
補給隊はまだか?

372:名無しさん@ピンキー
08/12/05 07:55:14 YC/T7WYx
こんな時こそ普段書かない人が書いてみたらどうだろうか?

373:名無しさん@ピンキー
08/12/05 16:09:02 pVVpjTRM
書けないから普段書かないんです。

374:名無しさん@ピンキー
08/12/05 17:27:24 XHtOBP4+
ちょっとまって、今・・・何て言った? おい>>373!今何て言った!?
書けないとか言ってる間はずっとダメなんだよ!
考えろよ!もっと考えろよ!

375:名無しさん@ピンキー
08/12/05 17:44:24 YC/T7WYx
諦めたら、そこで試合終了だよ?

376:名無しさん@ピンキー
08/12/05 18:09:43 t2MM6OVz
クレクレの分際で調子に乗ってるのがいるな…。届いた電波でも発信するだとか、能動的にしてりゃいいのに

377:名無しさん@ピンキー
08/12/05 18:19:29 eXumRhh8
ってね、開口一番に仰っていただいたんです

378:名無しさん@ピンキー
08/12/05 20:30:59 h7PtqqRt
SSの場合、普通のクレクレとは少し違うと思うぞ

379:名無しさん@ピンキー
08/12/05 23:24:07 m8IKFLTf
近日中にさらな話が書けるかも。

380:名無しさん@ピンキー
08/12/06 04:59:39 23gWW5Yw
春香ちゃんとパスタ食べに行きたい。
そして口の周りについたトマトソースを舐めとってもらいたい

381:名無しさん@ピンキー
08/12/06 06:37:17 adsw0Ob5
わんこをもふもふしたい









性的な意味で

382:名無しさん@ピンキー
08/12/06 09:36:51 SjyBj0+7
もふもふ…?
ぺたぺたの間違いだろう

383:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:51:21 0WAdwfPh
芙喜子投下
キャラが壊れてるかもしれません、というかまともに喋りません

384:白瀬芙喜子の憤慨
08/12/06 17:51:57 0WAdwfPh
 例えばある晴れた日に、道を歩いていて吐き捨てられたばかりのガムをふんづけた。
「んー!」
 例えば雨音が心地よい雨の日に、車に泥をかけられてお気に入りの服が汚れた。
「んむー!」
 例えば気分の滅入る曇りの日に、目の前でお目当ての物が売り切れた。
「んむぐんぁー!」
 こういったことについて、彼女―白瀬芙喜子がぐだぐだ言うことはないだろう。
せいぜい苛立ちまじりに地面を蹴りつけるとか、運転手への愚痴を吐き出すとか、
少々値段の張るものを自分に買わせる。そんなことで彼女の怒りは収まるはずだ。
「んむぐんぁぁぁぁぁぁぁーー!!!」
 だが、今の怒り狂った芙喜子―ギャグボールを噛んで、
涙目でこちらを睨みながら妙な唸り声を上げている―の怒りを納める方法はあるのだろうか?


「まあ、俺は悪くないよな」
「むーーー!!!!」
 眼前のベッドの上で横たわる女豹―いや、女狼に向けて、小波は小さくつぶやいた。
 そのまま、不満そうに唸り声をあげながら暴れる彼女の裸体をじっくりと見つめる。
白い光に照らされて艶やかに光る、まるでワックスをかけたばかりの新車のような彼女の身体。
というのも、先ほど小波がぬるぬるローションをたっぷりといやらしく隅々まで塗りたくったからである。
もちろんヘアスタイルもぐしゃぐしゃにして、彼女の気力を奪うことも忘れていない。
「むぁぁぁぁ!!!!」
 両手両足を縛られた彼女は、呻きながらごろごろとベッドの上を転がる。
仰向けになるたびに、小さく揺れる胸。
同年代の女性と比べて少々しっかりしすぎているため、小さくしか揺れていない。
だが、小波が何度も何度も触れて、吸って、舐めて、かぶりついたその胸が、
とてもとても美味しいことを、小波は良く知っていた。
「ふっ! むぅ! むぁ!」
 確かな幸せを感じながらじっと見つめ続けていると、
芙喜子が陸に上げられた魚のように大きく跳ね出した。
白に包まれたベッドが軋み、ぎし、ぎしと大きな音をたてる。
 その音に合わせるように小さく頷いて、小波は言葉を繰り返した。
「俺は、悪くない」
「むぐーーーーー!!!!」
 小波の言葉に何かしら思うことがあったのか、芙喜子がさらに激しく暴れだす。
全裸で縛られていて、まともに声を発することのできない彼女を見ると、
何とも言えない幸福が小波の胸を満たしていった。
 この感情こそきっと、愛とかそういうものなのだろう。
 確信に近い感情を持ちながら、小波は頬をにやけさせる。
「むぐぇ?!」
「おっと」
 妙な声とともに、ベッドから転げ落ちそうになった芙喜子を手を伸ばして支える。
とっくの昔に暴れることが無意味だと悟っていたのだろう。
彼女は抵抗することなく、小波の手を借りてベッドの上に戻った。
「む……」
 小波の舐めるような視線に冷静さを取り戻したのか、芙喜子が呻くことをやめる。
 それを確認して、小波は口を開いた。。
「寝ているところに催涙弾を投げて、窓を割って不法侵入。
さらに布団をはね上げて、俺にスタンガンを押し付けようとした」
「む」
 五分ほど前の出来事を感情を込めずにたんたんと告げると、
彼女はぴくりと身悶えして、頬に一筋の汗を垂らせた。
どうやら、少しばかりやりすぎたとは思っているらしいが。

385:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:52:42 0WAdwfPh
「俺がたまたま、本当にたまたまガスマスクをかぶって眠ってて、反撃できたから良かったけど。
いくらなんでもやり過ぎじゃないか?」
「……むぇ。むぁむぁむぁむぃむぇむぉ!!」
「え? いや、本当にたまたまだって。ホントホント」
「むがぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
 怒りを隠さずに再び暴れ出す芙喜子。
どうやら、小波が某悪の宇宙帝国の暗黒卿によく似たガスマスクを被って寝ていたことに、
どうしても納得できないらしい。ありえない光景に固まったことが、
彼女の反応を遅らせ、無様な姿をさらす結果となったのだから仕方ないともいえるのだが。
 布団をはね上げてきたときの芙喜子の間抜け顔―それを思い出しながら、
小波は彼女の首筋まで流れおちた一滴の球に指を伸ばした。
「んっ!」
「まあ、明日は試合がないのを見越して襲撃してきたのは評価するけどな。あむ」
「!」
 汗とオイルが混じった液体は、筆舌し難い味がした。
不味い、そういってしまうのはた易いし、正しいのだが。
彼女の体液が混じっているものを、たやすく不味いというのはいかがなものだろう。
「……む?」
 こちらの葛藤を感じ取ったのか、
不味いのは当たり前じゃないとでも言いたげに、芙喜子が半眼でこちらを見つめきた。
 それに少し苛立ちを感じた小波は―
「よっと」
「むぇ?!」
 ベッドの上に飛び乗り、マウントポジションをとった。
そのまま体重をほどよくかけて、芙喜子の動きを封じる。
「むぅ……」
 以外にも、彼女が暴れだすことはなかった。
―もっとも、抵抗をやめる気がないのは、その瞳で知れたが。
「とりあえず」
 べたべたの髪を手で撫でながら、小波はつぶやいた。
「罰として、全裸に剥いて縛った挙句エロいことをしまくっても、問題はないよな?」
「むぁぁぁぁぁ!!!」
 なぜか―本当になぜかわからないが―芙喜子が抗議の唸り声をあげて、再度暴れ出す。
小波に押さえつけられているため、わずかにしか体は動かせていない。
むしろ暴れるたびに荒縄にちくちくと肌が刺激されているのか、
時折見せるむずがしそうな表情がより小波の情欲を掻きたてる。
「だいたい女スパイってのは捕まったらエロいことされるのが常識だ」
「むぁぇ? むぁむぅむぇむんむむっむむむぁーむんむぁ?」
「ん? まぁ確かに最後に逆転して女スパイが目的を達するパターンもあるな。それは困る」
「むぇむぇ」
 満足そうに首を縦に振った芙喜子は、視線だけで『じゃあ、やめるわよね?』と言ってきた。
「まさか、やめるわけないだろ」
「むぁぅっ……むぅ」
 芙喜子の言葉を即座に否定して、唸り声をあげようとした彼女の口を右手でふさぐ。
止まっているホテルは隣の部屋の声が聞こえるほど貧層と言うわけでは決してないが、
万が一にでも、騒ぎになることは避けたかったのだ。
 引きつる頬を見て、安心させるために微笑み、語りかける。

386:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:53:44 0WAdwfPh
「ところで、前回のことを俺もいろいろ反省してさ」
「……む?」
 予想外の言葉を聞いたかのように、彼女は疑問の混じった唸り声をあげた。
反省? 何を? とでも言いたげな瞳が小波を睨めつけてくる。
「色々と用意してみたんだが……これとか、あれとか、それとか」
 それを気にすることなく、小波は横に置いておいた鞄から道具を取り出し、
ぞろぞろベッドの上に並べ始める。
 コンドーム、バイブ、ローション。この三つは良く使っているものだったのだが。
「むぇ……」
 ローター、鞭、ろうそく(マッチ付き)、眼隠し、剃刀、アナルビース。
「…………むぁ」
 鼻フック、ランプ、拘束具一式、ローションセット、乳首につけるクリップ。
なんだかよくわからない丸い物―最後に鞄に残っていた―は、とりあえず鞄にしまっておくことにした。
「これだけあれば芙喜子の期待にも添えるんじゃ……って、なんで泣いてるんだ」
「むぇぇぇ……」
 ベッドに並び終えて芙喜子の方を見ると、妙な鳴き声とともに、彼女はしくしくと泣いていた。
眼から涙が出ていたわけではないの。だが、確かに眼を閉じて確かに泣いていた。
「……? んぐんむぁ ぐむぁー、むぁ?」
 だが、泣き続けることをよしとしなかったのだろう。彼女は視線でランプを指し示し、何事かを唸ってきた。
「……ああ、ランプは何に使うかって? ……さぁ? なんか心惹かれるものがあったから買ってみたけど」
「むむぇむぇむむむぁっむむ?」
「ああ、うん。通販で眼についたもの片っ端から買ってみた」
「むぃむむぁむむぁむっむむぉ?」
「え? ああ、だいたい給料の三か月分かな」
「ぐぇあぇむあぇあ?!」
「冗談だって、……でも、三週間分ぐらいは使ったかな?」
「むが!」
「そういえば馬鹿って言うやつが馬鹿って良く言うけど、あれってどっちも馬鹿ってことになるよな」
「むが!」
 非難を軽くあしらって、小波は彼女の手首を優しく撫でた。
無理に動かしすぎたためか、縛られた跡が紅くなってしまっている。
「むぁ…………」
 その優しい動きが気持ち良いのか、芙喜子が気持ちよさそうに眼を細める。
なんとはなしに喉を撫でてみたくなったが、
彼女の怒りを再燃させるきっかけになりそうだったため、断念した。
「そうだな……とりあえず蝋燭でも使ってみるか」
「!!!」
 左手で蝋燭を持ち、空いた右手でマッチを擦り、火をつける。
仕事柄様々なことを経験している小波ではあるが、本格的な道具を使った行為は初めてだ。
「むぇ……」
 ちらちらと揺れる赤い炎を、芙喜子が期待半分、怒り半分と言った様子で見つめてくる。
期待―そう思うのは少しばかり都合のいい解釈かも知れない。
そう小波は感じたが、潤み、きらめく彼女の瞳は、興奮していることは確かだった。
「そろそろ……」
「っむ!」
 芙喜子の胸元にろうそくを近づけいくと、芙喜子が固く眼を閉じた。
まるで拷問を耐えるような苦悶の表情を浮かべる彼女に、少しだけ小波の熱が冷める。
「うーん……」
 拷問―二人が所属していたCCRでは、それを耐える訓練を行っていなかった。
人の記憶を操作できる機械なんてものが現実に存在すること。
そもそもそういった訓練が、無意味だということ。
他にも理由はあるだろうが、主なものはそんなところだろう。
―もっとも、日々の様々な訓練は拷問と言っても大差ないものだったことも事実だが。
「大丈夫、だよな?」
「……」
 念のため、身体をこわばらせている芙喜子に聞いてみる。
 彼女は眼を開き、こちらを睨んで。
「……むぁ」
 小さく馬鹿とつぶやいた。

387:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:54:30 0WAdwfPh
 それを了承の証ととり、小波はろうそくを傾けた。
「……っ!!」
 胸元に蝋が垂れた瞬間、芙喜子の身体が予想以上に激しく跳ねた。
かなり熱かったのか、ギャグボールからは小さな呻き声さえ聞こえてくる。
「う゛っ! むぅ! う゛ぅ!」
 押さえつけている小波の身体が揺れるほどに、芙喜子が暴れる。
 富貴子に使う前に、小波も蝋の温度がどれぐらいか試してみたのだが。
耐えられないとまではいかないが、低温と言う言葉が嘘ではないかと思うほど熱かった。
正直なところ、芙喜子に快楽を得ることは難しいだろう。
「う゛、ぁっ! う゛~~う゛ぅ!」
 それを知っていながら、小波は次々に蝋を垂らしていく。
ぽたり、ぽたりと落ちる蝋が、白い肌を綺麗に彩っていく。
胸の先端を避けながら、小さな膨らみを覆うように
くぐもった声を背景に、胸の膨らみから下腹部へ赤い線がゆっくりと描かれた。
 身体を縛る縄と、体を痛めつける蝋。
 蝋の赤と、熱によって朱に染まった肌。
それらを見て、わずかな罪悪感に紛れて強い嗜虐心が小波の心に芽生え始める。
普段ならばその感情を彼女を悦ばせるために利用するのだが、
「……ふっ」
 今はただ、彼女の苦しむ顔をもっと見ていたい。
ゆがんだ欲望を隠そうともせずに笑い、小波はろうそくの火を吹き消した。
そのまま、ベッドの上に置いてあった鞭を取り上げる。
軽く振ってみると、甲高い音が部屋に響いた。
音に反応して、身体を強張らせて熱を耐えていた芙喜子が目を開く。
「少し身体に跡が残るかもしれないけど、我慢してくれよ?」
 小波は鞭を器用に動かし、先端で芙喜子の顔を撫でた。
嫌悪感溢れる眼差しで、芙喜子が鞭を睨みつける。
 その途端。
「う゛ぁ!!」
 空気を裂く音、肌が打たれる音、くぐもった芙喜子の悲鳴。
三つの音が順に響き、小さな赤い線が彼女の右肩に生まれる。
快楽よりも痛みの方が強いのだろう、芙喜子は怒りを瞳に映し、小波を睨みつけてくる。
 だが。
「い゛っ! うぅ、んっ!」
 二度目の鞭を、右の乳房に叩きつけられる。
三度目は左の乳房、四度目は左肩、五度目は左頬をなぞるように。
叩いて、叩いて、叩いて、十度目の鞭で、芙喜子の悲鳴が止まった。
「…………ん、ん……ぅぁ」
 痛みを耐えるために歯を食いしばり、荒い息をギャグボールの隙間から噴き出す芙喜子。
いつもの気丈な姿からは、考えられない痴態だ――他の男には絶対に見せることのできない、小波だけが知る彼女の姿。
 ゆっくりと、小波は押さえつけていた彼女の身体を転がして、うつ伏せの状態にした。
「~~~~!!!!」
 そして再び鞭を振るう。
背中に、尻に、腕に。彼女の体のあちこちに傷をつけていく。
痛みに悶え、芙喜子は泣き声のような唸りを上げ始めていた。
本当に泣いているのかもしれない―たとえ泣いたとしても、彼女が折れることはないだろうが。

388:今更だけどSM注意
08/12/06 17:55:58 0WAdwfPh
「ぅぅ……ふぁ……」
 二十まで数えて、小波は鞭を振るうことをやめた。
芙喜子の身体に浮かぶ、赤いみみずばれ。しばらくの間、跡が残ることは明白だ―
季節が冬のため他人に気づかれることはないだろうが。
「……?」
 彼女の身体を、仰向けに戻す。
怒りを燃やしていた瞳は、痛みから解放された安心感からか、今はだらしなく半分ほど閉じかけていた。
端からは光る雫さえも見える。反射的な涙とはいえ、彼女にとっては最大限の屈辱だろう。
 だが、光る雫が見えているのはそこだけではなく。
「……ぁっ」
 雫の見える箇所―彼女の股間へと指を伸ばすと、ローションとは違うぬめりが指に触れた。
びくりと身悶えし、必死に逃げようとする芙喜子。
知られたくないことを知られてしまった焦りが、潤んだ瞳に浮かんでいた。
「ま・さ・か」
 言葉を区切り、芝居がかった口調で小波はつぶやく。
形の良い尻に向けて顔を近づけ、大げさに鼻で息を吸った。
 びくり。震える芙喜子の白い尻。
やや固く、小ぶりな果実からは、汗とは違う香りが漂ってきていた。
 ぐち、ぬちゅ、ぐちゅと、音が鳴るほどに激しく、右手の人差し指を芙喜子の中に出し入れする。
膣内は熱い雫に満たされていた―飲み込むように指を締めつけてくる。
「感じてるわけ、ないよな? 」
「~~~~~!!!!」
 こちらの言葉を無視するように、芙喜子が顔をシーツに押し付けた。
ローションでべたべたになったシーツは、かなり不快な感触なはずなのだが。
それを気にする余裕もないようだった。
 悔しさと、羞恥と、鞭の跡で赤くなった首筋を、空いていた左手でなぞる。
甘い声が聞こえてくることはなかったものの、小さく震える彼女の身体は、明らかに強い快楽を得ていた。
「さて、次は……これにしようか」
 首筋を軽くつまんで、跡をつけて、小波はベッドの上の道具に手を伸ばした。
手に取ったのは、小さな丸い球が繋がっているアナルビーズ。
やけにカラフルなそれは、一応細めの物を選んだつもりだった。
 小波が芙喜子と身体を重ねた回数は、かなりの数を数えたのだが、
あまり後ろの方を強く攻めたことはなかった。(むしろ、後ろを強く攻めてくるのは芙喜子の方だった)
せいぜい指を入れて掻きまわすぐらいである。
恐らくそれは普通のことなのだろうが、
小波としてはもう一歩先に―先とはどこなのかはわからないが―進みたかった。
「っぅっ……………?」
 指を膣内から引き抜く、だらだらと指を垂れる液を、小波はビーズの一つに擦りつけた。
さらにローションセットから適当な小瓶を選び、両手と道具にたっぷりとたらす。
「……!!!? む! むぁむぇむぁむぇ!」
「残念なことに、なんて言ってるかさっぱりだな」
「むぁぁぁぁぁぁぁ!!!! …っ!」
 準備が整って、小波は芙喜子の尻の割れ目を手で広げた。
小さな菊門は、早くいじってもらいたいとでも言うかのように、ひくひくと蠢いている。
「……むぁ! あ! ん~~~!!!」
 まずは人差し指を侵入させていく。一応力は抜いているのか、割とすんなり入って行った。
……とはいっても、締めつけてくる力は、確実に膣内のそれよりも強い。
暖かく、背徳的な香りのするその穴に男根を入れる日を、小波は夢想した―とりあえず次の日、
芙喜子が本気で激怒する姿が浮かんだ。

389:名無しさん@ピンキー
08/12/06 17:56:38 0WAdwfPh
「……二本目、っと」
「~~ぅぅ!!!」
 続いて中指を無理やりねじ込む。そして拡張するように二本の指を動かしていく―
多少指が汚れることも覚悟していたのだが、指に異物がついている様子は無い。
 ふと疑問に思って、聞いてみる。
「なんか綺麗だけど、もしかして準備してきたのか?」
「む…………むむむぁ」
「うーん……」
 再び顔をシーツに押し付ける芙喜子。
どうやら、きちんと洗って来ていたらしい。
こうなることを期待していた、というのは違うだろう。
恐らく、小波にする予定だった屈辱的な命令―それに関わる予定だったのだ。
「そろそろ、だな」
「む……ぁっ……」
 かなりほぐれたのを確認して、小波は勢いよく指を引き抜いた。
小さく漏れた甘い呻き声。それに確かな手ごたえを感じて、
「力抜いて……」
「ぅ!」
 ずぶ、ずぶとアナルビーズを侵入させていく。
あまり太いものではない―先端は指二本と同等か、それよりも細いだろう。
 誘い込むかのように収縮する菊門が、貪欲に異物を飲み込んでいく。
その光景を小波は鼻息荒く見守り、最後のピンク色のビーズがのみこまれたのを確認して、
小波はズボンのベルトを外した―三十秒もかからずに、適当に服を放り投げ、彼女の身体に覆いかぶさる。
「……んっ!」
 ついでに、抜けかけていたビーズを手のひらで押すと、
妙な感覚に悶えるするように、彼女が体をくねらせた。
「芙喜子……」
 次に小波が取った行動は、おそらく芙喜子の予想していなかったことだった。
縄の結び目を緩め、彼女の身体を自由にしたのだ。
 放り投げられる縄―強く縛りすぎたためか、
鞭で叩かれたのと同じように、縛られた後は赤くなっていた。
「……ぷはっ……はぁ、ふ、んむぅ!?」
 次いでギャグボールを外して、小波は息を整えている芙喜子の唇を奪った。
舌を差し出し、唾液を送り、唇を食む。
芙喜子がしようと思えば、小波の舌を髪切ることさえできる行為。
「んっ……むっ、じゅる……っ」
 だが、彼女も流石に今の空気―恋人同士の、甘い―を壊したくなかったのだろう。
素直に、けれど激しく舌を小波の下に絡めてきた。
 鼻息も荒く、小波は口づけを続けた。
今までの非道をわびるように、情熱的に、想いをこめて。
「んっ!」
 股間のいきり立った棒を、入口にあてがうと、
芙喜子が恐れを感じたかのように顔をしかめた。
 眼を開くと、光る彼女の瞳にも若干の不安が見える。
「ん……ぁっ……」
 空いた左手を動かす。口づけを続けながら、右頬から眼の横、首筋、背中へ。
彼女の固い筋肉をなぞるように、柔らかい肌を撫でるように、
 小波の優しい愛撫は、彼女の不安を薄れさせたようだった。
少しだけ、柔らかい表情になった芙喜子、愛しいその身体をゆっくりと抱きかかえる。
彼女の後ろの穴から、器具が取れないようにしっかりと右手で抑えつけながら、
小波は座った状態で向き合う体制に持っていった。
 芙喜子の身体を抱えるような形の、対面座位。
密着する肌と肌―少し妙な感触がするのは、冷えた蝋が芙喜子の身体に残っているからだろう。
 彼女の体重は、決して軽いとは言えないものだったが、
彼女の体重を支えることに、小波は喜びを感じていた。


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