【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ9【ボーカロイド】at EROPARO
【初音ミク】VOCALOID総合エロパロ9【ボーカロイド】 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
08/10/29 18:07:13 ZVllvnyb
いちおつ

3:名無しさん@ピンキー
08/10/29 18:14:26 xzrsBYKw
金髪豚野郎

4:名無しさん@ピンキー
08/10/29 18:47:20 8nPlsHyE
よっこら乙

5:名無しさん@ピンキー
08/10/29 19:14:08 upv3/jY3
スレ立て乙

6:名無しさん@ピンキー
08/10/29 20:25:42 kdOOVLih

一乙

7:名無しさん@ピンキー
08/10/29 21:43:14 gtotji9G
>>1
おっつおつにしてやんよ

8:名無しさん@ピンキー
08/10/30 02:37:49 sClTFeju
>>3
俺のリンに酷いこと言うんじゃねえよ

9:名無しさん@ピンキー
08/10/30 02:40:01 a6fkivNh
ビッチなリンも萌えるな

10:名無しさん@ピンキー
08/10/30 10:06:19 Nu/O8hWP
>>1


11:名無しさん@ピンキー
08/10/30 12:47:33 bq9tXpMt

前スレのカイミクマダー?(・∀・)

12:名無しさん@ピンキー
08/10/30 23:20:00 kfMqyOjg
>>8
野郎なのにレンじゃないのかw読みたいんですねそうですね!

男装させたリンと、
「この金髪豚野郎!」
「はぁ・・・もっと言ってぇ!リンの事滅茶苦茶にしてっ!」
「全く、可愛い顔してとんだ好きものだな!こうして欲しいのか?オラオラ!」
「はぁん!もっと、もっとぉ・・・」

こんな感じですか?分かりません><

・・・死にたくなった。リンに踏まれてくる。

13:名無しさん@ピンキー
08/10/30 23:24:00 kfMqyOjg
ていうかいつの間にか規制解除されてた!ひゃっほう!一週間近くかかったんだぜ・・・

そして前スレ最後の人、みんな表示されないみたいだよ。ググったらそんな感じだった

14:石ころ
08/10/31 01:45:35 cYNbSyja
前から少し時間がたってしまったけど投下します。
 
 
ちなみに次回が最終回の予定です。

15:KAITOの迷子更正奮闘記
08/10/31 01:47:42 cYNbSyja
やあ、僕だよKAIKOだよ。 
今、僕は迷子に……
 
「チュポッジュル…チュ」
 
舐められています。主に僕の相棒、いや、My棒を
 
「ング…チュ、ピチュ…ジュルジュル」
 
しかもかなり上手いです。My棒もかなりハッスルハッスルな感じであります。
でも……そんなファラオ顔で舐めないでぇえぇぇぇ!!!(泣)
なんでこうなっているかと言うと。
~ここから回想~
 
「イヤァ、KAITO君ハイッテカラコノミセハ大繁盛ダヨ」
 
休憩中、燃え尽きて真っ白な店主が僕に言った。
 
「でも、結構キツイですよ、いくらVOCALOIDは蛋白質さえ摂ればいくらでも出せるとは言っても」
 
豆乳をチューチュー吸いながら返す。
 
「シカシ女性客モオオイケド意外ニ男性客モ居ルモンダナァ
主ニ20代クライノヒト、テンチョウビックリダヨ」
 
この町、ダメな男多いんだなぁ…
 
「シカモ君ノマスターモナンダカ毎日来テルミタイダヨ」
 
「マジで!?」
 
「純にゃんノタメ準にゃんノタメトツブヤイテタケド誰ノコトナンダロ」 
あぁ…、なんか毎日飲むヨーグルト飲むようになってたけど
ケフィアだったんだアレ…。
後、僕の隣のフォルダに、はぴ○すりらっくす入ってたな…。
もうダメだなあのマスター、今更だけど。


16:KAITOの迷子更正奮闘記
08/10/31 01:48:23 cYNbSyja
「ソロソロ閉店ノ時間ダナ、オツカレチャーン」
 
「あ、はいお疲れさまでしたー!」
 
ケフィア量産しまくって若干やつれて帰ってくると
迷子がいきなり押し倒してきた。
 
「サケノニホイ、ドコニカクシテル?」 
そりゃあ、今の僕はイカ臭…ケフィアの香りぷんぷんしてるけどさ
なんで即嗅ぎつけるのさ? 
「ニホウゾココカラ」
 
そうこうしている内に迷子は俺のズボンとパンツ(ブリーフ)を脱がししゃぶりはじめた。
~回想終了~
それで今に至る。
 
「チュポチュパ、ジュルジュル」
 
「ちょ、ヤバいって」
 
「ヂュゥウゥゥゥ」
 
「だめ、そんな吸っちゃらめぇ!!!出るぅぅぅ!」 
ドビュッ…ドクドク
 
思いっきり迷子の口内にケフィアをぶちまける、それを迷子は一滴残らず吸い付くした。
 
「オイシカッタ、ゴチソウサま」
 
「シクシク」
 
もう、お嫁にいけな…間違いたお婿さんにいけないよ(´;ω;`)

17:石ころ
08/10/31 01:49:58 cYNbSyja
投下終了です。
 
 
ではまたノシ

18:名無しさん@ピンキー
08/10/31 02:13:05 OhA/gEuY
危ない誤字があったぞw
KAITOのケフィアに精子いたら街中サイボーグが…

19:名無しさん@ピンキー
08/10/31 07:47:41 umck316Y
石ころさんktkr!!

ケフィアの在りかを知っちゃったか迷子www
次回も楽しみにしてます。

20:名無しさん@ピンキー
08/10/31 11:02:31 PVYUy6Cw
リン「トリック・オア・トリート!」
KAITO「黒マント?……吸血鬼か?」
リン「むかしむかしあるところにー悪逆非道の王国のー
   闇の夜に君臨してたー 齢14の吸血鬼ー♪」
KAITO「混ざってる、混ざってるぞそれw
    はい、大盤振る舞いでダッツのクリスピーサンド」
リン「わーい(はぁと) じゃ、サービスね」
ちらっとマントを翻すリン。
あっけにとられるKAITOを残して立ち去る。
KAITO「……『ときめきトゥナイト』?」


21:名無しさん@ピンキー
08/10/31 17:35:20 cYNbSyja
>>20
混ぜるな自然

22:名無しさん@ピンキー
08/10/31 18:30:00 umck316Y
>>20
よく知ってるなKAITOwww

23:名無しさん@ピンキー
08/10/31 19:16:38 6Q1P0FVz
>>20
このKAITOは30代

24:名無しさん@ピンキー
08/10/31 19:35:58 CjcXn7Ox
>>15
KAIKOwww
迷子とKAIKOってカオス過ぎるww

25:名無しさん@ピンキー
08/10/31 19:51:02 C4cPyD+l
>>20
裸マントw

26:続・マスメイ(1/6) ◆uOG/Ak17KQ
08/10/31 20:54:44 MDXm7gfp
勢いで前スレのマスメイ続編
・母乳プレイ
・マスターとメイコの性格捏造
人を選ぶネタですので、苦手な方はNG推奨お願いします。




「マスター、ただいま帰りました」
おつかいから帰ったメイコが部屋の戸を開けると、むっとした熱気がその身に絡み付いてきた。
「ダメじゃないですか、また暖房の無駄遣いして。今月の生活費苦しいんですよ」
「お帰りメイコ。部屋を暖めてるのはずばりお前のためだ。寒い中ご苦労さん」
休みの日の例に背かず、マスターである男はパソコンにかじりついたまま、買い物袋を受け取る。
中身は栄養ドリンク3本。
自宅に持ち帰った仕事はまだ終わらないのだろうか。
そんな中でも自分の心配をしてくれるありがたさに胸が熱くなる。
何かおいしい食事でも作ってあげたい。冷蔵庫の中身は乏しいが、工夫すれば何とかなるだろう。
「マスター、」
声をかけるのと、彼が最後の栄養ドリンクを飲み干し、テーブルにこつんと瓶を置くのは同時だった。

「メイコ」
「はい?」
「仕事は今朝のうちに終わらせてある。頑張った俺は御褒美(笑)をもらう権利があると思うんだがどうよ」
「それはお疲れ様でした。ステーキ肉を買うお金はありませんので、コロッケ程度ならどうにか…」
「もっといいごちそうがここにあるじゃないか!」
ニヤリと笑ったマスターは、パソコンの画面にごちゃごちゃとパラメータがひしめき合う窓を呼び出す。
「まさか…」
「汁だくプレイにはちょっと寒い季節だから準備は万端にしておいた」
指差す先のベッドにはご丁寧にタオルが分厚く敷き詰められていた。
「マスター…下品な言葉は謹んでください。つまり…暖房もそういうことなんですね…」
喜んで損した…。心の底から落胆するメイコである。

彼の特殊性癖は、残念ながらあまり理解したいものではない。
ちなみに「隠しパラメータ」が真っ赤な嘘だということは、動画サイトで顔見知りの
専業プログラマ宅のMEIKOと話してからすぐに発覚した。
どこをいじられたかまでは詳しく話してはいないが、
「き、きっと愛されてるのよ。うらやましいわー」
と引き攣った笑みを浮かべる彼女が、若干引いているのが空気で分かった。
まさに顔から火が出る思いであった。
前回不当に胸部のデータをいじられてから、あまり日は経っていない。
はっきり言ってトラウマの域である。

27:続・マスメイ(2/6) ◆uOG/Ak17KQ
08/10/31 20:55:23 MDXm7gfp
「さあ、抵抗するなら今のうちだが、どうするメイコちゃん?」
血走った目でじりじり迫ってくるマスターは変質者のおっさんそのものであったが、
仕事明けのテンションプラス栄養ドリンクの効果には、どうせ勝てやしない。
「…マスターキモいです」
せめてもの憂さ晴らしに暴言を吐いてみる。
「おいおい、ほんとにいいの?」
メイコの細い身体をひょいと抱き上げながら、意表を突かれたらしいマスターが、顔を覗き込んでくる。
それには答えず、ぷいと顔を背けてやる。怒っているように見られたかもしれないが、
本当は、不安で身体が強張るのを見透かされまいとするためだった。
マスターは一瞬悲しそうな顔をしたように見えたけど、「ツンデレもたまには萌えるなー」
などと言いつつ、ムツ○ロウ撫でを繰り出してきたので、内心胸を撫で下ろす。しかし鬱陶しい。

ベッドにメイコを下ろしたマスターは、乱れたメイコの髪を撫でつけ直しつつ、軽くキスを落としてくる。
その手が胸元に伸びてきたとき、反射的に身を固くしてしまった。
彼のシャツを握る手に力が篭ったことを見て取り、マスターは一度手を引く。
「やべ、恐かった?」
「いえ…ちょっと緊張してるだけです」
「ごめんごめん。今日は痛くないようちゃんと対策立ててあるから」
「ほ、本当ですか!?」
思わず出してしまった声が思ったより大きいことに、自分でもはっとして目を伏せる。
これではきっと、マスターとの行為を恐れていることがバレてしまっただろう。
マスターはしばらくメイコをじっと見ていたが、何も言わずに手を伸ばす。
腕の中に抱き込まれる温かい感覚と、言葉はなくても何となく伝わってくる、
ごめん、とありがとう、が、身体の震えを緩和していくのが分かった。
しばらく間を置いて、安堵感が不安を上回ったのを自覚し、メイコの方からマスターに腕を回す。
「ありがとうございます…。もう大丈夫ですかr「その意気やよし!」

がしっと力を込めて抱きしめられ、あっという間に身体を離される。
嬉々として上着を脱がせていくその表情に、僅かな憎たらしさと心からの安心感を覚える。
でもそれは、いい加減でも変態でも、自分は幸せそうなこの人の顔を見ていたいからなんだ、と改めて認識する。

露わになったメイコの胸をマスターの掌が包み込む。重さを確かめるように捏ねるその手つきは
確かにいつもより少し優しい気がした。
「心配しなくてもまだ発動させてないって」
ウォーミングアップなのだろうか。快感を引き出すためにというより凝りを解すような動きだ。
「もっとリラックスしないと後がきついぞー」
一理あるが、それは脅しではないのですか。メイコは少し考え込むと、大きく深呼吸をした。
「マスター、その…背中が寒いんです。くっついててもらえると…嬉しいんです…けど……」
「…おお!やっとやる気になってきたか。待ってろ」
尻すぼみになってしまったが、ちゃんと届いたようだ。いそいそとシャツを脱ぎ捨てたマスターは
メイコを足の間に抱え込み、背後からうなじに唇を落とす。
あくまでマスターの趣味を「異端」と片付けたいメイコは、こうやって「普通」に
肌を重ね合わせる方が好きなのだ。…何か当たってるのは置いといて。

28:続・マスメイ(3/6) ◆uOG/Ak17KQ
08/10/31 20:55:57 MDXm7gfp
「ふ…ぅ……あ……っ…」
マスターの手の動きに合わせて、メイコの吐息に声が混じるようになってきた。
指先は柔肉に埋もれ、たぷたぷと膨らみ同士がぶつかり合う。
メイコの身体はずるずるとだらしなく姿勢を崩し、すっかり全身を解されたようだ。
「そろそろ大丈夫か。メイコ、ほら、自分で揉んどけ」
マスターはメイコの手を取り自身の胸に押し付けさせると、キーボードを操作しに机に向かう。
言われた通りにむにむにと手を動かすメイコの頭の奥に、ビリッとした衝撃が走る。
「うっ…!」
身体の中を巡る人工血液がざわざわと踊り、新たなプログラムが構築されていくのを感じた。
柔らかかった胸にもそれは流れ込み、風船に水が入れられるように、徐々に重さを増していく。
いつの間にか奥のしこりも存在を主張し始め、忘れかけていた恐怖が蘇ってくる。
「ま、マスター…!」
「こら、揉んでろっつったろ」
戻ってきたマスターの手がメイコの胸を覆う。赤くなった乳首は芯を持ったかのように尖って、
触れられるだけでびくっと身をよじらせる原因となった。
「落ち着け落ち着け。な、前ほど痛くないだろ?深呼吸してみ」
マスターに触れられているだけで、心細さが少し緩和される。
呼吸を整えようと息を大きく吸って吐くと、あれだけ早かった鼓動が鳴りを潜める。
「あ…。本当。この前より大分まし…です」
代わりに何だかむず痒い感覚が押し寄せてきた。見下ろすと、マスターの指先は既に白い液体に塗れている。
「う…やっぱり恥ずかしいです」
「それも含めておいしくいただける俺は勝ち組」

付け根から扱くように絞られたり、先端をぎゅっと摘まれたり、
鷲掴みにした隙間から溢れる液を舐め取られたり、マスターに一方的に弄くられているうちに
前回にはなかった感覚がせり上がってきた。
あれだけ執拗に責められても、胸への刺激には嫌悪感と痛みしかなかったというのに。
「ぁ…あ、ま、すたー…私、変です…!う、ぁ…あぁ…ッ!何で…っ。気持ち、よく…?」
「…感覚中枢にちょっと細工をしといた。痛みがうまく性感に変換されてるならいいんだが」
「っ…。才能の無駄遣いって、こういうことなんですね」
「日曜プログラマにしては上出来だろ?成功して何より」
力を注ぐ場面を全力で間違っている(とメイコは思っている)マスターは、ご満悦の様子でメイコに喰らい付く。
ちゅっと唇が触れるいやらしい音、胸の中身が吸い取られる快感、生命の営みのためのシステムを
変態プレイに流用してしまった背徳感…どれもがメイコの脳を甘く犯していき、
熱に浮かされたような喘ぎが止まらない。
「や…んっ…!マス、ター…どうしよ…ぅ…、こん、な…」
慣れない感覚に、無意味な問いが口を割って出てくる。どうしよう、どうして、どうしたら。

「ひっ…!?」
吸われていた先端を前触れもなく、べろっと舐め上げられる。
ざらついた舌が敏感な部分を擦り、ぞくぞくと悦びが背骨を駆け抜ける。
「ああ、中身もいいけど、外側も白くてうまそうだよなー」
独り言のように呟いたマスターは、重みで柔らかい輪郭を描いた下乳にかぷりと歯を立てた。
力を込めずに何度か甘噛みすると、圧で乳液が鼻先に滴り落ちる。
「や、だ。何やってるんですか…!」
「いいじゃん。本当は食べたいくらいなのに」
痛いなら止める、と言って名残惜しそうに歯型の痕をきつく吸い上げ口を離す。
またしばらく痕が消えないんだろうな、とメイコは嬉しいような恥ずかしいような気持ちになる。
誰に見せるわけでもないので、気にする必要はないと分かっていても複雑だ。

29:続・マスメイ(4/6) ◆uOG/Ak17KQ
08/10/31 20:56:39 MDXm7gfp
それにしても飽きないものだ。こんなことを続けていても、
マスター自身には物理的な気持ちよさはないはずなのに。
一方メイコはひっきりなしに快感を与え続けられ、たまに飛びそうになるほどだ。
胸だけでイく、という話は聞くが、実は知らないうちに経験しているのかもしれない。
ただ、気持ちいいのは事実だが、それでもダイレクトに胎内に与えられる刺激には程遠いと思う。
乳汁が搾り出される度に、脳が揺さぶられる快感は、まだ身につけたままの下着に包まれた部分を疼かせる。
そこがもうぐちゃぐちゃに濡れそぼっていることを自覚するのと同時に、
早く触れて欲しくてたまらなくなってきた。
このまま胸を弄られ続けて疲弊してしまう前に、決定的な刺激がほしい。

「マスター…もうそろそろ…」
「え?まだ俺は全然我慢できるけど」
…思い出した。そういえば最近仕事が忙しいせいか、持久力に不安があるとか言ってたような…。
それは仕事のせいではなく、とs…本人の名誉のために伏せておくとして、
一回でなるべく長く楽しみたいということなのだろう。
「うー…」
だからといってメイコもこれ以上は体力が持たない。
お楽しみを邪魔するのは気が引けるけど、その気になってもらうよう
仕向けるくらいしてもばちは当たらないだろう。
「マスター…私、これ以上されちゃうと…おかしくっ…なっちゃ…」
「いいよいいよ。どうせ俺しか見てないんだ。声も我慢しなくていいからな」
上機嫌で返されてしまった。どうすれば勢いよく噴き出させられるかなんて、色々工夫してる。
変態変態変態。
ああ困った。触られる度に私は声を上げてしまうのに。息を荒らげてしまうのに。
「お願い、しますっ…!も、許して、くだ…さ…い!」
とうとう涙混じりの声になってしまった。恥ずかしくて死にそうだけど、これで懐柔されてくれるのなら。
「…おいおい。そんなこと言われたら、もっと虐めてやりたくなるだろうが。
 気持ちいいのか?おっぱい弄くられて、吸われたり搾られたりして我慢できないのか?」
これ見よがしに母乳塗れの手で胸を持ち上げられて、言い返せないのと恥ずかしいのと、
早く刺激が欲しいので、頭がいっぱいになって、涙が溢れてきた。
一方的にあれこれしてくるのに、私の言うことは聞いてくれないのが悲しい。
普段からあまり我侭は言わない性格だと自負しているので、
何でこんなに積極的になってしまったのだろうと、後になってから自分でも不思議に思ったけど。

下着に手をかけ、一気に膝まで引きずり落とす。溢れた愛液が、つうと下着と秘部を繋ぐ。
「ま、すたぁ…!早く、くださ…い…っ!私、このままじゃ…壊れちゃいます……」
喘ぎながら懇願する私は、さぞ淫乱に映っただろう。
マスターは顔をしかめて、馬鹿と吐き捨てた。
「俺の負けだ。もうちょっと引き伸ばそうと思ったけど限界」

30:続・マスメイ(5/6) ◆uOG/Ak17KQ
08/10/31 20:57:12 MDXm7gfp
マスターの先端がメイコの入り口に触れると、くちっと粘性の液同士が触れ合い、音を立てる。
余裕をかましていたマスターも、はったりを利かせていただけのようで、その大きさは限界点に達していた。
メイコの腰を掴み、熱い襞をかき分けずぶずぶと杭を埋め込んでいく。
「あー…、ぁ、んんっ…!」
メイコが身を震わせ、愉悦の声を上げた。待ち焦がれていた質量に、それだけで達してしまいそうになる。
「動くぞ」
「はい…」
2,3回慣らすようにゆっくり抜き挿しした後は、本能のままぶつかり合うだけ。
余裕を使い切ってしまったマスターは貪るようにメイコの最奥を突き上げる。
「ふ…あぅ…っ!マスター…!もっと、優し、く…っ!!」
がつがつと突き立てられる恐怖に慄き、自制を呼びかけてみるが効果は薄い。
しかしメイコにとって普段なら苦鳴を漏らすほどの痛みは、
今は同等の強さの快感に変換され脳に叩き込まれている。
本当に壊れてしまうかもしれない、という考えが脳裏を掠めたが、
もうそれでもいい、と投げやりになってしまうくらいの性感に囚われてしまっていた。
「あ、あ、…ま、すた…マスターっ……!」
「メイコ…っ!悪い、止められなくて……!」
「ぃい、んです…。マスターの、好、きに、してくだ、さい…!」
マスターの腰の動きが少しゆるくなり、メイコの汗ばんだ額に唇が落とされる。
片手は胸に伸び、滑らせるように軽く揉みしだかれた。
マスターの熱い掌に撫でられると、くすぐったくて、嬉しい。
ああ、こんな風にたくさん触ってもらえるのなら、改造でもなんでもしてくれてかまわないな。

キスはすぐに終わり、再び快楽のための動きが二人を夢中にさせる。
熱くうねりながら締め付けてくる膣内と、ざらざらしたポイントを何度も何度も引っ掻く括れと。
互いに示し合わせたかのように、限界は訪れた。
「…っ!メイコ!」
「あぅ…あああぁぁ!!」
胎内で熱いものが弾ける。その熱を全て受け止めながら、メイコは満ち足りた幸せを噛み締めた。


31:続・マスメイ(6/6) ◆uOG/Ak17KQ
08/10/31 20:57:51 MDXm7gfp
うつらうつらし始めたメイコの頬を、マスターはぺちぺちと叩く。
「…マスター?」
「……。…何というか…、お前は本当におっとりしてるんだな。」
「それは、MEIKOの性格にも個体差がありますから仕方ないです」
「数いるMEIKOの中でも格別じゃないのか?」
「そうでしょうか…」
他所の活発なMEIKOたちを思い浮かべてみると、そう言えば自分は
あまり年上風を吹かせたことがないなと思い当たる。
彼女たちの家には、後発の兄弟たちが同居していることも多々ある。
メイコがここにきて数日で感じたのは、「だめだこの人…(いろんな意味で)」という脱力感だったので
フォロー役に回るのが必然の事態だったのかもしれない。

「遊びたい盛りの鏡音でもいれば、ちょっとは一般的なイメージに近くなるかもしれませんね」
「んー。そういうのが欲しい家に限って、醒めたリン(反抗期的な意味で)と醒めたレン(中二病的な意味で)
 がセットで届いたりするんだよな」
「毎日の食卓がお通夜状態ですか…」
メイコはそれを想像して笑ってしまう。そしてふと不安になった。
「マスターは、新しいボーカロイドが欲しいですか?」
恐る恐る聞いてみると、マスターは笑って答える。
「予定はないな。メイコがいれば充分だ。……お前だけがいいって言って欲しかった?」
「ふふ…」
メイコは笑ってごまかす。
「何だよ張り合いがねえな」

「あんまり俺が無茶ばっかり言ってたら断ってもいいんだぞ」
「はあ…」
唐突に真面目な顔をしたマスターに見つめられて、メイコは首を傾げる。
「お前はちょっと従順過ぎなところもあるから、自己主張ははっきりしなさい」
ああ、やっぱり気にしてたんだ、とメイコは少し申し訳なくなる。
「大丈夫ですから。私はマスターに本気で嫌なことされた覚えはありません。
 そのときはちゃんと抵抗させていただきます」
「…そうか。それなら安心だ」
マスターは繋がったままのメイコを抱き上げる。
「風呂行こう風呂。残りをゆっくり搾りつくしてやる」
「…今日は中に出したのはそういう思惑ですか」
「何故ばれた」
「……」
急に立ち上がったマスターにメイコは慌ててしがみ付いた。
擦れた胸元はまた鈍い快感を伝えてくる。痛みに戻してもらった方がましだったと気付くのは、5分後のこと。


***
 マスター、私は逆らえないんじゃなくて、逆らいたくないんです。
 いずれあなたも人間の女性と恋をして所帯を持つことになるでしょう。
 そのときまで仲良くしていたいんです。
 なるべくたくさんあなたの笑った顔を見ていたいんです。
 だから、いつかくるその日までは、私と私の歌を愛してくださいね。
***                               

END


読んでくださった方、ありがとうございました。
妊婦プレイは無理でした。
ボカロで妊婦プレイに挑戦するような奇特な方がいらっしゃいましたら
「この変態め!」と賞賛を贈らせていただきます。

32:名無しさん@ピンキー
08/10/31 21:08:24 kOyFbsq5
うおー―!!GJ!!
リアルタイムktkr!!
エロイよエロいよ、ここのMEIKO可愛すぎるよ、マスターGJすぎるよ。

33:名無しさん@ピンキー
08/10/31 21:09:13 YOU1Kp4M
GJ!リアルタイムで読んだのは初めてだ
おしとやかで従順なメイコかわいい萌える抜ける

34:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:36:28 BrsEUS7G
>>31
うおおお!超GJ!前作も今作もイイ!
このマスメイ、夫婦じゃねーか…でもちょっと切ない感じも萌えた!
愛あるエロっていいな

35:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:49:47 CIzGjjS+
投下させていただきます。

・レンが厨二っぷりを発揮
・メイコ×レンR18有り
・環境設定が何だか特殊(バンドネタ)

これでも読んでいただけるならばどうぞ。

36:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:51:36 CIzGjjS+
『おバカロイドの音楽隊』





唐突ですが、鏡音レン、ギター始めます! ヨロシクっ!!
もう無茶なショタ系の曲ばかり歌わされるのはまっぴらゴメンだっ。
ちょっとはミク姉とかリンに男らしい所を見せたいんだ。そこ、厨二病とか言わない。
近所のTUT○YAで借りたライブDVDを片っ端から見て、気持ちが高まった所で早速ギター選び。
ギター雑誌片手に家のリビングで唸っていると、

「ほら、これ使ったら?」

と言ってメイコ姉が『ZO-3』とやらを持ってきて薦めてきた。
ちょっと待った。そのハ○ーキ○ィ柄は何なの? そんなの使えないよ。
僕はロックっぽい返答をしようと心がけて、

「はぁ? こんなの使わないよこのクソビッチ」

なんて言ってみた。
するとメイコ姉の顔が、笑顔から一瞬のうちに般若のような顔になり、
メイコ姉の背中から出て来た一升瓶で2・3発殴られた。うーん、ロックな生活は難しい。
結局、テレキャスターとか言うタイプの黄色と黒のギターをネットオークションでゲットしてみた。



この前は、近所のがくぽ君がギターが弾けるというので教えてもらった。
がくぽ君が持っている棺桶のようなケースの中から、変わった形のギターが出てくる。

「おおぅ、がっくんそれGa○ktモデルだね!」

「こら、大きな声で言うものでない」

うーん、カッコと言い何といい、まだまだ不思議だらけの隣人だけど、ギターは確かに上手かった。
僕の部屋の床にがくぽ君(座布団の方が落ち着くというので)、僕はベッドに腰掛けて、
午前中から日が傾くまでギターを鳴らし続ける。

「レンよ、お主はギターもいいが、歌をメインにしたほうがいいのではないか?」

「え、だってそれじゃ……」

「なに、そして拙者がリードギターで付く」

「ロックデュオか……○'zみたいでいいねそれ!!」

がくぽ君がそんな事を言ってくれた。
確かに僕はVOCALOIDなんだし、歌も当然やってみたいと思っていたので何だか嬉しかった。
二人でユニットを組んで歌えたら、どれだけ楽しいだろう。
がくぽ君と組むから、バナナスっていう奴かな。それともBanana'zで○'zってか?





37:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:54:47 CIzGjjS+
日に日にロックンロールな雰囲気に染まっていく。
格好とかを特に変えたわけじゃないけど、それでも何だか世界が変わっていくような気がする。
洋楽・邦楽のロックの名曲ばかり聴いてみたり、溜めた小遣いでエフェクターを買ってみたり。
こんな青春がしたかったんだ。僕は今たまらなく楽しい。
VOCALOIDの男アイドルとして歌手デビューして、ミク姉のようにチヤホヤされるのも良かったんだろうけど、
それがどうした! 僕は男なんだ。自分の道を自分の力で切り開くこともしてみたい。
……そこ、厨二病って言わない。



今日も今日とて練習三昧。
密閉タイプのヘッドホンを小型のアンプに刺せば、もうここは僕一人の世界。
デスクの上に教本を広げ、時間の経つのも忘れて練習にのめりこむ。
だから、部屋にメイコ姉が入ってきてもすぐには気がつかない。

「……ねーぇ、最近真面目に練習してるみたいじゃない? 関心関心」

「何だよメイコ姉、用が無いならあっち行ってくれよ」

「何よー、冷たいじゃん」

ほんのり顔を赤くして、イスに座る僕の首周りにメイコ姉が絡みついてくる。
うわ、酒臭い。また昼間っから……と思って壁掛け時計をチラっと見ると、もう20時を回っていた。
なんてこった。そういえば何となく腹が鳴るような気はしてたんだ。

「……ねぇ、随分ロックになってきたみたいだけど、何か足りないんじゃない?」

「……何だよ」

酔っ払いのオッサンと化したメイコ姉は、ヘッドホンを外した僕の耳に囁いてきた。
何だよ、足りないって。

「ほら、昔っから言うじゃない。『セックス・ドラッグ・ロックンロール』って」

「……………」

メイコ姉は自信満々でそう応えた。いつの時代のロックだよそれ。
メイコ姉の理屈じゃ、僕はほぼ当てはまってないじゃないか。
ドラッグなんてもっての他だし、えーっと、その、ど、どどど童貞だよ悪いかっ!!

「……それで? どうし……んむぅぅっ!?!?」

うんざりしながら振り向いたら、そこにはどアップのメイコ姉の顔が。
顔どころか、メイコ姉は唇を僕に近づけてくる。
頬をがしっと掴まれて、メイコ姉は僕にキスをしてきたが、それだけでは済まなかった。
……唇の隙間から、僕の口の中に酒が入ってくる。
どんどん僕の口の中に酒が溜っていくけれど、僕はなぜか何も出来ない。固まっている。
やがて口の中に溜めておけなくなってきて、ついゴクンと飲み込んでしまった。

「っぷは、な、なななっ……!?」

「アルコールもある意味ドラッグ扱いできるでしょ?」

やっと口が解放されたけど、何だかうまく言葉が出てこない。
いったい何考えてるんだ、メイコ姉は。
それよりも、何だか早速体が熱くなってきた。そういえば、空きっ腹にアルコールはとても『効く』らしい。
それを意識すると、体の熱がさらに上がっていく。


38:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:57:19 CIzGjjS+
「頑張ってるレンに、おねーさんからロックなプレゼント」

トロンとした目をしたメイコ姉が、改めて僕の唇を奪ってきた。
強引に舌が口の中へ突っ込まれたので、何とか押し返そうとするけど、結果として舌が絡みあう。
うーん、これはかなりのディープキスだなぁとうっすら考えながら、せめて負けじとキスを続けた。

「ん……んぁ……っ……」

僕の舌がメイコ姉の舌と直接絡む感覚がとても興奮する。
粘膜と粘膜が絡み合うような、どんどん触覚が研ぎ澄まされていくような、そんな感じがする。
どんどん体中の力が抜けていく。
メイコ姉が、立ったままの僕をトンと押すと、不思議なくらいあっさりと僕の体はベッドの上に落ちた。

「ちょ、メイコ姉ぇ……っ!?」

「んふふ、いいからいいから……」

ギターが邪魔らしく、勝手にメイコ姉は僕の背中にギターを回す。
かと思ったら、今度は僕のズボンのジッパーを開け始めた。
な、何でっ!? 僕が混乱している間もメイコ姉は手を動かし続け、遂に僕のモノをご披露してしまった。

「ちょっ……何っ!?」

「う……ゎ……」

僕は当然抗議の声を上げるが、それを無視するように、メイコ姉は僕のおっ勃っているモノに視線を注いで来た。
死ぬほど恥ずかしいのに、メイコ姉は完全に無視。
ごくんと喉が鳴った音が僕まで聞こえて来た後、ゆっくりと舌が僕のモノへと伸びてくる。

「んっ、む……ん……はむ……っ……」

「ん……っ!? くぁ、っ……め、いこねぇ……っ!!」

薄く口紅でもひいているのか分からないけど、メイコ姉の艶やかなピンク色の唇が、僕のモノを咥えた。
当然、こんな包まれるような感覚は初めてで、ついつい情けない変な声が口から出てしまう。
正直言って、すぐにでも出してしまいそうだ。

「んっ……ふぁ、ふぁふぃふぇもふぃいふぉお?」

口に咥えたままで、メイコ姉が何か話して来た。
その時のはむはむとした甘噛みの感触で、僕の我慢の限界はあっさり訪れてしまった。
腰が抜けるくらい気持ちがいい射精を、メイコ姉の口の中で迎えるなんて。
おまけにメイコ姉は、僕が出した精子をこくこくと飲んでいるようだった。

「っは、ぁ……はぁ……くうっ……!! いくらメイコ姉でも……」

許さない、と続けようとした僕を、メイコ姉はベッドへ押し倒して来た。
うぐっ……ギターを背中にしたから何か変な風に背中に当たって痛い。
抗議の意を目で伝えようと視線をメイコ姉に移すと、
そこには下半身がすでに丸出しのメイコ姉が、膝立ちで僕の体の上に乗っかろうとしていた。

「うあっぁっ!! メイコ姉っ!?」

「いいから……黙ってなさい」

メイコ姉は僕のモノを軽く握ると、そのまま自分の股間を僕のモノへと近づけていった。
薄く毛が生えているその部分のちょっと下には、女性のアソコがあるんだろう。
それを想像しただけで、メイコ姉に握られたモノが少し硬くなったような気がした。


39:名無しさん@ピンキー
08/11/01 00:59:13 CIzGjjS+
「……焦らさないで、入れて……っ!!」

うるうるになった目で、そんな事を言われてはたまらない。
おっぱいへの攻撃は止めて、もう一回挿入へ移った。

「く、ぅうっぅ……!!」

「ん、はあぁぁんっ……!!」

手をモノに添えれば、狙いさえ定まっていれば案外すんなりと入るもんなんだなぁ。
僕はメイコ姉と今日二回目の結合を果たした。
さぁ、今度は僕自身で動いて見せるんだ。

「ああっぁっ!! はあぁんんぅうぅっ!! く、レン……っ!!」

メイコ姉の骨盤の辺りを掴んで、僕はエロ知識を総動員してピストン運動を始めた。
確か……強弱とかも大事だったはず。
ガツガツと突いてみたり、ゆっくりと抜いてみたり。

「メイコ姉、っ……!! どう、かな……っ!!」

「う、んっぅっ!! いい、いいよ……っ」

本当にこれでいいのか分からないけど、少なくともメイコ姉の反応は悪くない。
そのままメイコ姉の体をゆっくり味わっていたかったけど、そうも行かなくなってきた。
本日二度目の射精がしたくてしたくて仕方なくなってきた。

「く、メイコ、ねぇ……っ! 早くしても、いいよね……っ!!」

「はぁ、あ……いいわよ……」

そうと決まれば、僕は腰の動きを早くした。
このままメイコ姉の中で出しても……いいのかな?
でも何も言ってこないし、そんな事を本当は考えたくないほどメイコ姉の中は気持ちいい。

「ああぁあっ、はあっぁあんっ!! くぁ、っぅううううっ!!」

メイコ姉の喘ぎ声が大きくなってきた。
おお、これは僕も一人前に女性を悦ばせることが出来ているという事なのだろうか。

「はあぁっっ……!! レン、っ!! わたし……もう、っ!!」

メイコ姉の中はまるで別の生き物のように動いて、僕に射精を促す。
二度目だけど、もう我慢の限界だ。
僕は最後のスパートを掛けて、メイコ姉にぶちまける準備を始める。

「くぅぅっ……メイコ姉、ぇっ……!! 出る、よっ!!」

「はあぁぁっ!! 来て、来なさい……っ!! あああぁぁあああっっ!!」

モノの先からビュルルッと発射する感覚がした。
遅れて、メイコ姉の体がビクンと震えたのが見えた。
僕は思わず目をつむり、メイコ姉の中に残らず精子を出しきろうとする。

「ふーっ……ふーっ……ぅ……」

「はぁあっっ……あはぁ……んぁ……」


40:>>39と>>40を入れ替えてください
08/11/01 01:01:34 CIzGjjS+
「ふあぁっ、んううぅっっ!!」

「っああぁぁあぅぅっっ!?!?」

ぬるりと僕のモノがメイコ姉の股間に消えると、僕とメイコ姉はほぼ同時に声を上げた。
メイコ姉が上げた声は色っぽかったけど、僕の上げた声は何だか情けないような気がする。
初めての女の人の中は、なんとも言えない柔らかさと温かさとキツさが交じり合って、訳が分からなくなる。

「んっ、はっ、ああっっ、んんぅぅっっ!!」

メイコ姉は、僕の腹の上で腰をグリグリと押し付けて来る。
くぅ、気持ちいい。気持ちいいけど……何だか悔しくなってきた。
だって、僕が全然動けてない。全部メイコ姉が自分でやりたい放題なのだ。

「レン、っ……!!」

「はあぁっ、ああっ、め、いこ……姉?」

メイコ姉が、突然顔を近づけてきた。
その顔は、いつも見る凛々しい顔ではなく、目がトロンと蕩けた、何かをかきたてられる顔だった。
うわ、よく見たらよだれも少し垂れてる。
そんなに気持ちいいのかな?

「わたし、が……下に、なるわ……だから……」

「……………」

なんて、僕を見ながらメイコ姉が言ってきた。
僕は黙ったまま。

「もっと思いっきり……私を、いじって……っ!!」

「―――っ!!」

メイコ姉が僕におねだりをしてきたのだ。
あのメイコ姉が。
VOCALOIDという特殊な家族関係などお構い無しに、ちゃんと『お姉さん』だったメイコ姉が。
その事実が、なぜか僕を興奮させた。

「んっ!? っあ、んうぅっっ……!!く、あああぁあっ……!!」

望みどおりにメイコ姉を体の上から振り切って、逆にメイコ姉をベッドに寝かせる。
一回抜けてしまったモノをもう一回アソコに入れようとしたとき、僕の目にある物が飛び込んできた。
はだけた上着から覗く、メイコ姉のおっぱい。
ミク姉やリンでは、まだまだ敵わないサイズの大きなおっぱい。

「ふぁ、ああっぁあっ……!!」

思わず僕は挿入を忘れて、そっちに手を伸ばした。
ふにふにと柔らかい感触のおっぱいの形を、僕自身の手で歪める。
すべすべのメイコ姉の肌が、蛍光灯の光も手伝ってですごく綺麗に写る。

「く、ふぅううっ……んあぁっ……!! ちょ……っ!!」

僕がおっぱいを歪める度、そして乳首に少し触れるたびに、メイコ姉は声を漏らす。
何だか気分がよくなってきた。
今度は赤ん坊のように吸い付いてやろうかと思ったら、メイコ姉が僕の頭を両手で押さえてきた。


41:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:02:42 CIzGjjS+
僕は思わず息を荒くしながらも、満足するまでメイコ姉の中に出し切った。
メイコ姉は時折体をくねらせて艶っぽい声を上げながら、僕を受け入れる。
出し切って冷静になった僕は、汗だくになって息を整えているメイコ姉に質問を始めた。

「ねぇ、メイコ姉」

「はぁ、はぁ……どう、した……の……?」

「何で、今日はこんな風に誘ってきたの?」

「……それは」

メイコ姉は荒いままの息の間に、僕に説明をしてくれた。
―――かいつまんで話すと、メイコ姉はチェリーハントがしたかったらしい。
何でも、僕が成長してしまうのが惜しかったんだとか。何だよそれ。

「それにしても、まだまだアンタも未熟ね。やっぱり」

「何だよ、さっきさんざん気持ちよがってたくせに」

「ん、あれ演技だけど」

な、なんだって―――!?
くそっ、僕はメイコ姉にこけにされてたって言うのか。
まぁ冷静に考えて、童貞若造にそんなセンスがあるわけないか。

「……だから、ね」

メイコ姉はそんな僕の微妙な心境を知ってか知らずか、話を続ける。
僕の体の下で僕に手を伸ばし、誘って来た。

「二回戦、しない……?」

メイコ姉からリベンジのチャンスが与えられた。
今度こそと意気込んで、僕はメイコ姉の上に体を重ねた。
まぁ、二回戦も敵わなかったわけだけど。



―――さて、晴れて童貞卒業してみると、何だか世界が変わったような気がする。
あの日、僕は本当にメイコ姉から大きなプレゼントを貰ったみたいだ。
今なら何でもできるんじゃないか?
とりあえずマスターに『ロックバンド組みたい』って提案したら、あのマスターは

「は? ばっかじゃねーの? それより見てくれよ。今度の新曲はこれをモチーフにハァハァ……」

と、胸に『れん』の名札をつけた旧型のスクール水着を見せながら言ってきた。
僕は驚くほど冷静にマスターを一発殴って、着替えの入ったドラムバッグとギターケースだけ担いで家を飛び出した。
そうですか、僕は馬鹿ですか。確かにマスターに従わないVOCALOIDなんて馬鹿かもしれない。
……でも、あのマスターにこき使われるくらいなら馬鹿でいいや。




42:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:04:45 CIzGjjS+
で、数週間後。

「よーし、今日が初ライブだから、気合入れていくよ」

街の小さなライブハウスの奥にある控え室で、僕は円陣を組みながらそんな事を言っていた。
肩を組んでいる仲間は、

「練習でもうまく行っている。心配せずとも拙者たちはうまく出来る」

まずはギターのがくぽ君。
相変わらず黒いGa○ktモデルが映えるなぁ。

「君はじつに馬鹿だな、そんな事確認するまでも無い」

で、ベースのテトさん。
真っ黒ボディの小さなスタ○ンバーガーを、小さな胸からぶら下げている。

「ステキなRock Showにしまショウね!!」

最後にドラムのアン。
今からドラム叩くのにワンピースドレスでいいのだろうか?

「せーの」

「「「「お―――っ!!」」」」

大きな掛け声と共に円陣を解いて、僕らは出番が回ってきたステージへと足を進める。
マスターから離れて、がくぽ君の家でお世話になりながら作ったバンドなんだ。
苦労が報われなきゃ、せっかくの僕の決意が無駄になる。



アンのドラムロールで曲が始まる。
がくぽ君のカッティングとテトさんのベースラインに支えられるような気分で、僕はステージの中央のマイクに口を近づける。
お客さんはそんなに多くない。まぁ新人バンド目当ての人なんてそんなにいないよね。
でも大事な一歩だし、当然気合全開で行かないといけない。
有名なイギリスのパンクナンバーの歌詞をちょっと弄って、僕はステージの上の七色の光の中から叫び始めた。





Breaking rocks in the hot sun     熱い太陽の下で 岩を砕く  
I fought the geek and the geek won  俺はヲタクと闘ったが ヲタクが勝った 
I needed shout 'cause I had none   シャウトしたかった 全く出来なかったんだ
I fought the geek and the geek won  俺はヲタクと闘ったが ヲタクが勝った

I left my lord and it feels so good  クソッタレマスターを捨てた 思い出すとひどく可笑しい
Guess my race is begin        俺の人生始まったな 
He's the bad guy that I ever had   最高に嫌な男だったから
I fought the geek and the geek won  俺はヲタクと闘ったが ヲタクが勝った
I fought the geek and the……     俺はヲタクと闘ったんだが……

43:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:05:22 CIzGjjS+
以上です。ある方面から変な影響を受けた。
>>39>>40をミスったので申し訳ないですが組み替えて読んでください。
メンバーの人選とかキニシナイ!

読んでいただいてありがとうございます。

44:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:07:55 YMjsVksv
乙!GJ
中二病真っ盛りのレンがいい味出してるw

45:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:12:19 AX4ejJxu
>>43
GJ!!
リアルタイムで見させてもらいました。
演技だと知らずに気持ち良くさせてやったぜ!とか思ってたレンが良かった。

46:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:26:27 nniDr2yb
>43
Fが弾けないですね、GJです!

47:名無しさん@ピンキー
08/11/01 01:27:04 +o2PK5or
>>31
おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!
メイコがいちいち可愛過ぎるよぉぉ!
GぅぅぅぅぅJおおおぶ!!!!


>>43
エロよりバンドマンな青春が素敵w
GJ!

48:名無しさん@ピンキー
08/11/01 06:27:08 9+/F61Sm
>>31
このマスメイ可愛すぎ、GJ!
お通夜な食卓ふいた

49:名無しさん@ピンキー
08/11/01 16:03:47 DwXjxcXb
>>24
今気きました
なんとゆう……
KAIKOにはついてないはずなのに

50:前スレのカイミク777
08/11/01 16:24:00 xNWQixCF
カイミク投下です。

我ながら書いてみて吃驚の甘甘ぶりだったので
苦手な方は逃げてください。

51:カイミク・9
08/11/01 16:24:31 xNWQixCF
興奮を抑えきれないまま指を抜いて、呆然と自身の手を眺めた。
ミクが、僕の、指で。
――不思議な気持ちでそれを眺めていたら
「う、う、ひぃっく、うぁ、ん、おに、ちゃ、酷い、よ…ひど、い
ミク、もうヤだって、言ったのに…おに、ちゃ、ミク、こんなの嫌、だったのにぃ…」
息も絶え絶えにそうミクが抗議する。
涙をぼろぼろと流して、両手で両目をぐしぐしと拭っている。
ああそんな風に拭ったら明日の朝きっと目がはれてしまうのに。
スカートはもう原型を留めてないほど乱れていて、膝はピッタリともう
閉じられているけれど、その奥はまだテラテラと光ってカイト自身を誘っている。
ミクのその様子が一瞬納まりかけた熱をジクリとまた煽る。
だけどミクはもうぐしゃぐしゃに泣いていて――
それは正にカッとなって我を失った自分の所為であり――
何をどういえば良いのか解らずに、カイトはただ謝った。

「ごめん――」
「出てって…」
「でも、ミク」
「で、出て行って、よ!」

ミクそのその悲鳴のような拒絶の言葉に、胸が痛む。
だけどここで引いたらもう前のような関係には戻れない事は明白だったし
自身の気持ちが解ってしまった以上、前のような関係に戻る気もカイトには無かった。

「嫌だ。僕は出て行かない」

そのはっきりとした言葉に、ミクの泣き声がやんだ。
鼻を啜ったままのミクがカイトを驚いた目で見ている。
カイトは瞳を真っ直ぐに受け止めて、はっきりと一言一言、丁寧に言った。

「僕は出て行かないし、このことも後悔してない。少し無理やりだった事は謝るけど…
ミクが男としての僕を好きなら、僕の答えはたった一つしかないよ。
僕もミクが好きだ――そして、男としてミクを抱きたい。」

52:カイミク・10
08/11/01 16:25:10 xNWQixCF
カイトの言葉に、ミクは信じられないように目を見開いた。
そして直ぐに顔を痛そうに歪めて言った。
「嘘だよ……そんなの…嘘だよ…」
そういってまたボロボロと涙を流す。
「お兄ちゃん優しいから、ミクのあんな様子見たから、そう言ってるんだ…
 だってお兄ちゃん今までミクの事一度でもそんな風に見たことあった?無いでしょ?
 ミク子供じゃないもん、解るもん…そんな事くらいわかるもん…
 酷いよお兄ちゃん… そんな嘘つくなんて、酷いよ…酷い…」
ミクはもうカイトを見ていなかった。
辛くて辛くて堪らないといった様に、目をきつく閉じてカイトを拒否していた。
「…ミク……」
カイトの声にミクはただ頭をふるふると振る。
「ミク」
呼びかけるカイトの声は悲しそうだった。
酷く悲しそうだった。今までに聴いた事がないくらい、悲しそうだった。
それはミクにも伝わっていたけれど、心がついていかなかった。
自慰を見られただけでも死にそうに恥かしかったのに、半無理やりにキスされて
その後も(一応ミクなりに)頑張って必死に抗議したのに聞き入れてもらえず
そのまま指でイかされたなんて心をレイプされたのと一緒だった。
あんなにお兄ちゃんの指でいけたら幸せなのかな?と考えていた夢みたいな気持ちは
もう何処にもなくて、ただただ、悲しい気持ちで胸がいっぱいだった。

「どうしたら許して貰える…?どうしたら、僕の気持ちをわかって貰える?」
だけど、カイトの泣きそうな声にミクの胸もひどく痛かった。
兄妹の関係は壊れてしまった。明日からどんな顔をすればいいのだろう。
何も無かったように笑う事なんてきっと出来やしない。
ミクは俯いたまま小さく唇を噛み、それを見つめたままカイトの情けない声が続ける。
「……僕はね…本当にミクの事は可愛いと思っていたんだ…。だけど妹のようなもので
家族のようなもので、そういう可愛いなんだと自分でもそう思って居た…。
ううん。今思えばそう思い込もうとしていたのかも知れないね…ミクは可愛いから
マスターにも、お隣のがくぽさんにも人気で…きっとそのうち彼氏が普通に
出来るんだろうと思ってたんだ…だけど…」

53:カイミク・11
08/11/01 16:25:59 xNWQixCF
「……だけど…?」
思わず促したミクの言葉にカイトは小さく笑った。
「僕はいつも気付くのが遅いね…。ミクが僕を呼んでくれていたのを見てやっと気付いたんだ。
 嬉しくて嬉しくて、溜まらなかったよ。その名がミクの大好きなマスターや
 他の誰でもない、僕だった事――」
ミクはただ俯いて静かにカイトの言葉を聴いていた。
「今なら、大声で言えるよ、ミクが好きだよ、ミクを抱きたい。ミクを――他の誰にも渡したくない。」
あんなにさっきも泣いたのに、どうしてこんなに涙が零れるんだろう。
ミクは呆然と自分の目から落ちるそれを眺めている。
「…まだ信じてもらえない…?どうすれば…信じてもらえる…?ミク…好きだよ。ミク」

ゆっくりと伸ばしたカイトの手を、ミクは拒絶しなかった。
優しくミクの頬に触れ、そのまま涙を拭い、そっと顔を上げさせる。
「…酷い顔…」
カイトが笑うとミクはボロボロ泣いたままお兄ちゃんの所為だもんと口を尖らせた。
「そうだね。全部僕の所為だ。僕が悪い――今日の事は全部、僕の所為にして良いよ…」
優しくミクの涙を唇で拭う。
「んっ…」
「ごめんね。いっぱい傷つけて、ごめんね、ミク」
それから可愛らしい瞼に、おでこに――そっと、唇に。
小鳥が啄ばむような可愛いキスを。
何度も何度も繰り返して。
静かに瞳を開ければ、すごく近くで、潤んだミクの瞳とぶつかった。

「ミク」
「良い…よ、信じる…。お兄ちゃんの言葉信じる…」
「…ミク!」
一気にぱあああと明るくなったカイトの表情にやっとミクにも小さな笑顔が浮かんだ。
「えへへ、お兄ちゃん、大好き」
「僕もだよ、ミク!」
許された喜びにカイトはまたミクの唇にチュ!と勢い良く口付ける。
それを受けてミクは擽ったそうに笑った。

54:カイミク・12
08/11/01 16:27:19 xNWQixCF
でもミクは直ぐに心配そうな顔になって、顔を真っ赤なままおずおずとカイトに告げた。
「で、でも……お兄ちゃん、ミ、ミクの体、で、興奮、する、の?」
可憐な声で、胸とかも小さいのにと少し悲しそうに続ける。
カイトは、そんな事を言うミクが可愛くて可愛くて仕方なかった。
「馬鹿だなあ。ミク。」
「むう、馬鹿じゃないもん」
「ミクじゃなきゃ、駄目なんだよ――」
言いながらカイトはミクの唇をそっと覆って、今度は味わうようにゆっくりと舌をもぐりこませる。
「ん、ふぅ…んn」
今度はミク自身も頑張って、カイトの動きに舌を絡めてくる。
先ほどとは違って応えて来るミクの反応がただただカイトには嬉しかった。
幸せに満ちたまま優しく唇を開放すると、ミクがとろんとした瞳で見つめている。
カイトはとても切なそうに、けれどどこかとても幸せそうに笑顔を浮かべた。
「ミクの身体じゃなきゃ、ミクの声じゃなきゃ、僕はもう興奮なんてしないんだ。
 例えば…そうだな、めーちゃんのあの豊満な胸が目の前にあっても
 僕はミクの小さな胸を選ぶよ。きっとね。」
「絶対?」
「うん、絶対」
「ほんとにほんとに絶対?」
「うん、絶対
「ほんとのほんとのほんとに、おっきい胸よりもちいさいのが良い?」
「……うん。絶対……」
厳しい追及にうっかり本音がにじみ出ると、ミクが今お兄ちゃん躊躇したあああ!!と泣きそうな声を上げた。
「ちが!!躊躇なんてしてない!!小さい胸のがいいよ!!ミクの胸の方が全然可愛いよ!!」
「ううう~~~やっぱりお兄ちゃんも巨乳好きなんだあああ」

「違うよ!僕はミクの胸が一番好きだよ!!」

…はた、と恥ずかしい事を言っている事に気付いてカイトがとても今更に赤面した。
言われたミクも自身の追求の所為だったのだけれど、余りにストレートな言葉に赤面した。
「…ええ、と。だから…その、そう言う事だよ!解った!?ミク!」
何がそう言う事なのか良く解らない。言ったカイト自身も良く解っていない。
ミクも真っ赤なまま返事をした。
「う、うん。解った…」

「…え…と」
「…………」
今まで散々恥ずかしい事を言ってはいるのだが、なんだが正気に意識が戻ってしまった。
「ぼ、ぼく、やっぱり今日はもう出て、くね…!そうだそれがいい、それがいい」
明後日の方を向いて真っ赤なままカイトは捲くし立てる様に告げた。
正直下半身はとっくに限界だったし、どうにか欲望を吐き出してしまいたかったのが
本音だったけど、またミクを傷つけてしまうようで怖かった。
自分の欲望を止められる自信がカイトには1㎜も残ってはいなかった。
「じゃ、じゃあみく、またあした!」
そう言いながらわたわたと情けないほどに慌ててベッドから降りようとするカイトの袖を
ミクの手がそっと掴んだ。

55:カイミク・13
08/11/01 16:27:52 xNWQixCF
「い、行っちゃ、やだよ…。さっきは出て行かないって言った…のに。」
「で、でも、ミク」
ミクの顔は俯いていてカイトからは見えない。
袖を掴んでいるミクの手が小さく震えているのだけが認識できた。

「……続き、良い、…よ」

どれほどの勇気で言っているのだろう。
そう思うと、胸が痛くなるほど切なくなった。
声が震えるのが解る。

「本当に良いの…?ミク…」
「お兄ちゃんなら、良い、よ……」
「さっきみたいに優しく出来ないかも知れないよ…?」
ミクの震える手をそっと剥がして、両手で掴む。
それからカイト自身もまたベッドへと腰を降ろして、まっすぐにミクと向かい合った。
ミクは真っ直ぐにカイトに告げた。

「このままお兄ちゃんが行っちゃう方がイヤなの……
 お兄ちゃんが本当にミクを好きなら――今すぐここで抱いて」

ココロが、震えた。
泣き虫で、いつだって僕の後をくっついて歩いていた可愛い女の子。
いつのまにこんな強さを秘めていたのだろう。
ふわふわでにこにこで可愛らしいイメージはもう彼女にはなかった。
真っ直ぐな瞳に射抜かれたように、カイトは言葉を失った。
「……お兄ちゃん?」
でもすぐに不安そうなミクの声で、我に返った。
それから思わず自嘲気味に笑った。
「――いつの間にか、ミクはこんなにも成長していたんだね…」
「?」
「なんでも、ないよ。……ほんとに、良いんだね」
ミクの瞳をじっと見つめた。
あまりにも澄んでいて、そこには迷いがなくて。
美しかった。

「うん。お兄ちゃんが、大好き」
「僕も――好きだよ、ミク」

今日何度目の言葉だろう、カイトはミクに優しく口付けながらぼんやりと思う。
でも不思議と、何度言っても足りない位だった。
溢れる想いに、言葉がついていかない。
言葉だけじゃ、全てに足りない。

――ああ。
だから人は――。
身体を、繋げるのか。

カイトは無性に泣きそうになって、ミクの小さな胸に顔を埋めた。


続く。


56:名無しさん@ピンキー
08/11/01 16:32:12 xNWQixCF
終わりませんでした/(^o^)\
次の投下でエロエロでイチャイチャで終わりにしたいです
抜けるエロってどう書けば良いんだろうと考えながら消えます。

57:名無しさん@ピンキー
08/11/01 19:44:56 Y0l59B0D
リン「暴君王女が恋するは、顔のよく似た召使♪
   笑顔が素敵という噂、今宵お目にかかりましょうか♪」
レン「エエエエエエ」
リン「『ハハッ、変な顔」」
レン「ゴラア!」

58:名無しさん@ピンキー
08/11/01 22:35:24 u1vNCeQm
>>56
GJ、ううっ貴重な癒し?カイトありがとぅ~
続きまってるよう。

59:名無しさん@ピンキー
08/11/02 03:34:14 0Atqbxpe
続きまってるよぅ

60:名無しさん@ピンキー
08/11/02 05:00:02 VbN2H6wd
>>26
母乳MEIKOの続編きてたー!!
マジ抜いた…あんた最高だよ

61:名無しさん@ピンキー
08/11/02 09:25:29 d+doftXH
「ふんふーん♪」
「どしたのミク姉おめかしして。どっか行くの?」
「あ、リンちゃん。ちょっとがくぽさんの家にお返事しに行くの」
「返事?何の?」
「ラブレターの」
「ラブレター!?もらってたの!?」
「うん、全裸で書いたラブレターの」
「おめで……はァ!!?」
「じゃ、行ってくるね!」
「待て待て待て待てミク姉!受け取るとき何とも思わなかったわけ!?」
「最初はどうかと思ったけどね、読んでいくうちにときめいちゃって」
「まず受け取るなよ」
「すごい熱意と愛を感じたの…」
「聞けよ」
「この愛に答えたいって心の底から思って、私もお返しにラブレター書いたのよ」
「……全裸で?」
「ううん」
「ああ…よかった、まともで」
「全裸に書いたの」
「ダメだこいつ早くなんとかしないと」
「ほら、ちゃんと書けてるでしょ」ちらっ
「ああ…うん…ちゃんと書けてるね…それ見せるの…?」
「やだリンちゃんたら、そんなこと言わせないでよう」
「なら書くなよ」
「ちなみにどこらへんまで書いてあるのかと言うと」
「聞いてねえよ」
「よし、これで私の愛も伝わるはず!行ってくるね、リンちゃん!」
「頑張ってね(棒」


「ねえレン、全裸で書いたラブレターってどう思」
「茄子があああああ茄子が迫ってくるよおおおおおお」
「もうやだこの家」

62:名無しさん@ピンキー
08/11/02 10:06:24 npKFcmPf
>>61
全裸「に」wwww
あれいい歌だよね

63:名無しさん@ピンキー
08/11/02 10:07:59 JA7msqq2
>>61
ワロタww
みんな可愛いしがくぽとミクアホだwww


64:名無しさん@ピンキー
08/11/02 10:58:45 d7V959TG
>>57
wwww

65:名無しさん@ピンキー
08/11/02 12:22:47 N3E6pTRV
>>61
ネタ早いなww

66:名無しさん@ピンキー
08/11/02 12:41:54 hJDxZ4nT
>>61
このがくミクの行く末が気になるwww

67:名無しさん@ピンキー
08/11/02 13:14:56 gkvNZ4pS
>>61
レンとがくぽの間に何がwww

68:名無しさん@ピンキー
08/11/02 17:59:30 Ji/yjTZr
>>61
VOCALOID2エンジン組に何があったんだ…w

69:名無しさん@ピンキー
08/11/02 19:52:04 sumZrjev
>>61
ちょがくぽ、レンに何したw

自分の体に書くのって難しいよな
誰かに手伝ってもらわなかったのかな

70:名無しさん@ピンキー
08/11/02 20:06:47 JYtpGy5H
耳なし芳一なミクですかwww
>>69
はちゅねさんに書いてもらったに一票
というかこのスレにははちゅね成分が足りない

71:名無しさん@ピンキー
08/11/02 20:47:21 rOERRjxJ
…そうか…上から順に脱いで、みてもらって
最後の一言はパンツのなかってー仕様かwwwww

72:名無しさん@ピンキー
08/11/02 21:26:59 d+doftXH
「…“初めて会った時から”…」
「やっ…声に出して読まないで下さい、恥ずかしいっ」
「よいではないか。…さて、次で最後の行だな」
「あ…こんな明るいとこじゃ」
「何を言う、暗くては読めぬではないか」
「そ…そうですけど」
「…仕方ない、それならば拙者もミク殿と対等になろう」
「えっ、それって」
「二人ならば恥ずかしくあるまい?」
「がくぽさん…」
「さあ、語り合おうではないか。全裸で」
「はい!全裸で」



「……なーんてやってんだろうな、今頃」
「なあリン、なんか頭が痛いんだけど、なんかした?」
「寝てる間にでもぶつけたんじゃないの?」
「そうかなぁ」
「……ねえ、レン」
「うん?」
「手紙プレイってどう?」
「は?」



「カイトー、油性ペン貸してくんない?」
「え、めーちゃんのもないの?俺のも見当たらなくて」
「おかしいわねぇ。名前が書けないじゃない」
「健全だね、めーちゃん」
「?何の話?」

73:名無しさん@ピンキー
08/11/02 22:55:38 IF5Ugyl8
>>72
> 名前が書けない
自分の持ち物には自分の名前を書きましょう、ですね。
KAITOのケツに「MEIKO」って書いてあるのか・・・

74:名無しさん@ピンキー
08/11/02 23:08:17 /vsxIau4
>>73
ミク達CVシリーズは腕にナンバリングが入っていて
CRVシリーズはどこに入ってるんだみたいな話題があったのを思い出した

75:名無しさん@ピンキー
08/11/02 23:41:54 VbN2H6wd
>>74
けっこうみんなCRVシリーズはナンバリング好きな場所に描写するね
俺はMEIKOは胸か内腿の付け根あたりがいいな
KAITO?乳首でいいんじゃね

76:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:02:12 T7Wpkg8l
CRVって何の略だ?

77:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:13:16 +T4hMJ+O
製品番号でしたっけ?
CRV1 MEIKO
CRV2 KAITO

CRypton Vocaloid か、
Crypton Releaseed Vocaloid あたりの略じゃないでしょうかね?

78:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:23:59 u+3oxgRk
エロいとこにナンバリングとか萌えるな

79:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:29:51 PcNLXyVi
なんとなく首の後ろなイマゲ。
なんかの映画かドラマで首の後ろにバーコードっつーのがあったような気がする。
まぁ、別にナンバリングなくても構わんけど。

80:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:31:33 Exvcb5MW
>>77
そっか、ありがとう
CRVって聞くとどうしてもパチンコが思い浮かぶ

81:名無しさん@ピンキー
08/11/03 00:32:18 6BOF5GgT
hello!アタシはPRIMA。今日から新しい家にインストールされたの。

「初めましてー!」
「いらっしゃい。よろしくね」
そう言って迎えてくれた国産ボカロたち。私もすぐに馴染めそうでホッとしたわ。
自分のフォルダに戻って出番を待つ。今の曲が調教し終わったら次はアタシの曲の番らしいの。どんな曲を貰えるかワクワクしちゃう!
「…そういえば他のボカロたちはどんな曲を歌ってるのかしら」
ちょっと気になったから、PC内を検索することに。マスターの傾向が分かれば私も自主練しやすいしね…と、検索が終わったみたい。

ミク【スーパーオッパイタイム】
リン【たゆん!たゆん!】
MEIKO【タユタユフィーバー】
レン【のぼり棒】
がくぽ【裸で書いたラブレター】
KAITO【愛さえあればそれでいい】

…もうやだこの国。

82:名無しさん@ピンキー
08/11/03 02:01:30 ossWeGA3
タユタユがもうここにまでwwww

83:名無しさん@ピンキー
08/11/03 04:29:17 HR2PmSmi
>>79
ダークエンジェルだね<首の後ろにバーコード

自分はなんでか心臓の上とか思っていた。

84:名無しさん@ピンキー
08/11/03 10:47:53 aPM7hajr
>>81
LEONがいたら「乳をもげ!」が持ち歌なんだろうなぁ。

85:名無しさん@ピンキー
08/11/03 20:31:30 pAnSzGQK
そういえば5日はMEIKOの誕生日なんだな
MEIKOがいなきゃミクも生まれなかったかもしれないわけで…
いつも有難うございますMEIKOさん(下半身的な意味でも)

86:名無しさん@ピンキー
08/11/03 22:56:04 e/WDp+s7
はじめは、マイクみたいな抽象的なパッケージだったらしいから
ちゃんとキャラにしたパッケージ作った人にも感謝!

87:名無しさん@ピンキー
08/11/04 08:38:37 6egwNWoL
MEIKOもKAITOも、パッケージの一枚絵からイメージ膨らませていったんだしね。

88:名無しさん@ピンキー
08/11/04 11:11:49 JJECPIKn
性格とかは声質、趣向は歌からだよな。
あらゆる視点からキャラクターが出来たんだな。

89:名無しさん@ピンキー
08/11/04 14:08:13 1XSU9MP4
ねんどろいど見てKAITOってツリ目だったんだと初めて知った
あとよく見るとパッケージ絵の目は中心が黒くて怖いw


90:名無しさん@ピンキー
08/11/04 14:33:04 ttFC3sZT
腐女子のおかげでいまやパッケ絵完全無視だもんなw

91:名無しさん@ピンキー
08/11/04 14:45:10 D/o7gOc3
SDからシリアスまでいろいろあってよい。
MEIKOのお色気絵がもっと増えるとうれしいけど。

92:名無しさん@ピンキー
08/11/04 18:16:55 IpqWJan+
メイコとかミクは結構あるんだよ
問題はリンのエロリ画像が以外と少ないことだよ

93:名無しさん@ピンキー
08/11/04 19:28:02 MyuvhqlS
MEIKOねんどろ出るかなあ
テレビでもグッズでもハブだったから心配だ
もし出たらさんざんかわいがるのに

94:名無しさん@ピンキー
08/11/04 19:56:08 /cVgJAF9
やっぱり5人揃えたいよね。
がくぽも来いやw

95:名無しさん@ピンキー
08/11/04 20:43:07 D/o7gOc3
KAITOが出るんだからMEIKOも出るんじゃないかな。
やはり小道具はマイクスタンドとカップ酒がつくんだろうか?

96:名無しさん@ピンキー
08/11/04 21:46:00 32yaoNiB
MEIKOは衣装の正面図の公式設定がないからな…
今からでも決めてくれればいいのに。

97:名無しさん@ピンキー
08/11/04 22:05:59 LdOvsPnV
そろそろ雑談しすぎ

98:名無しさん@ピンキー
08/11/05 00:51:19 076zTRNy
MEIKO誕生日おめでとう

99:名無しさん@ピンキー
08/11/05 08:51:16 5A941o+a
MEIKO誕生日おめでとう!

100:名無しさん@ピンキー
08/11/05 08:56:20 IEZE4eXA
めーちゃんおめでとう!!

101:名無しさん@ピンキー
08/11/05 09:40:06 KsMYolET
めーちゃん誕生日おめでとー

102:名無しさん@ピンキー
08/11/05 10:27:46 +4DdLLGg
最近投下続きだったから今暇だな

103:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:30:17 A/odateJ
メイコ誕生日おめでとうということでカイメイ投下させて
頂きます。長いし、女マスターが出張ってくるし、少女漫画的
という三重苦ですがよろしければどうぞ。


パソコンに向かっているマスターに声をかける。
丁度2時の時報が鳴り響いていて、マスターは何だと眼鏡を外した。
「めーちゃんの誕生日の事なんですが」
「ああ、聖誕祭も活発になってきているね、私もめーこのために
 曲を用意しているよ」
「そうなんですか?あの、それで、俺なんですけど……」
ちょっと言葉が上手く出てこない。
マスターに金をせびっているようなわけでもあるし、
俺もめーちゃんにプレゼントを用意したいんだけれど自分で管理しているお金なんて無いし。
「こうパーティ的なものを開いたりした方がいいのかなとか、
 思っているんですけど、それも準備とかありますし」
「カイトのプレゼントはこれ」
そう言ってマスターは一枚の紙を差し出してきた。
見ると有名ホテルの名前とレストランの様な名前、マスターの名前が書いてあった。
「何ですか、これ?」
「察し悪いなぁ、スイートの部屋を取ったんだよ。
 誕生日はめーこと楽しんで来なさい」
「え!?良いんですか!?」
俺がびっくりしたような声を上げるとマスターははぁと溜息を付いた。
少しじっと俺を見つめてくる。
その後にパソコンの横に重ねてある紙の束から付箋の付いたものを取り出し、
これを絶対読んでおいてと言って渡して来た。
まずその一番上の紙に彼女を満足させるスローセックスと書いてあって噴出す。
「なっ、何ですかこれ!!」
「私はめーこに誕生日プレゼントを楽しんでもらいたいだけだけど。
 色々ネットで調べたの、それで参考になりそうなのプリントアウトした」
「あの!めーちゃん、こう、あんまりこういうの好きじゃないと思うんです」
だって絶対エッチは夜で部屋を暗くしてだし、
アブノーマルなプレイとか好まないし、結構淡白なのを好むんだ。
顔がきっと真っ赤になっていることを気にしながら、
マスターの計らいに申し訳ないが答えられないことを訴える。
にしても、マスターだって彼氏が出来た事無いくせにこんな事を
言ってきてもあんまり説得力が無いと思うのは失礼だろうか。
「カイトさぁ、エッチにどれくらい時間かけるの」
「えぇ!?そんな事……」
「言いなさい」
「はい、えと、20分くらいです」
マスターが無言になる。
いや、だってそうなんだよ、めーちゃんは嫌とか否定形の言葉ばっか言って、
すぐ入れてよ馬鹿って言ってきたりして、それで入れたら入れたでもう出していいよ
とか言ってきてまぁ言う通りにさせてもらっている。
「カイトさん、ラブホのご休憩は何故2時間単位なのでしょう」


104:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:30:46 A/odateJ
「お風呂とかお話とかするとそれくらいが妥当かなと、あ!2回したりとか!」
「このバカイト!!」
マスターは少し弱く俺を叩いた。
頭を抱えている。何でだろうと首を傾げる。
「もうめーこ可哀想……」
「何でですかー!」
マスターは大きく息を吸って、カイト死なないでねと言って言葉を続けた。
「いい?めーことこの前飲んだ時に私いったこと無いし不感症なのかもしれない
 って言ってたの!それで調べたの色々、そしたら体質とかあるのかもしれないけど、
 私が聞いたカイトとめーこのエッチって酷いよ。
 めーこは恥ずかしがり屋で否定とかばっかするかもしれないけどね、
 ちゃんと前戯してあげないとよっぽどの子じゃないといくわけないでしょ!
 女の子は恥ずかしいから否定するに決まってんでしょ、エッチって思われたくないし、
 めーこは絶対普通の子より酷いんだから、そういうの!強引でもいいから続けなさい!
 何言われた通りに出したりしてんの!オナニーか!」
「………その調べた中に男性はデリケートだから言葉に気をつけろって
 書いてなかったですか?」
「あったけど知らない」
もの凄い攻撃を受けて俺は立ち直れるかどうか不安になる。
不能とかになったらどうしようと思いながら、マスターを見る。
マスターははぁはぁ息を切らしながら、顔を赤くしている。
「私だって恥ずかしいんだからね、このバカイト!」
こういう事を指摘するのはマスターにとっては恥ずかしいんだと思って、本当にへこむ。
俺ってそんな下手糞な感じなのかと衝撃が酷い。
「でも……俺の方がめーちゃんと長いし、めーちゃんの性格とかわかってるつもりです」
「私だって同じ女としてわかってるつもりだけど!」
マスターはじっと俺を見て、一生懸命なのがわかる。
多分マスターもめーちゃんの誕生日を良いものにしようと、
俺に反感買うのをわかって言葉を続けているんだ。
きっとこのままだとめーちゃんは不満を感じたまま何も言わなかっただろうし。
「ご指摘、感謝します」
「うん。ね、カイト、私はカイトが下手とかそういう意味で言ってるんじゃないよ。
 めーこはね、天邪鬼なの、めーこの嫌は良いなの、ダメはもっとなの。
 あんたそれをわかってあげてって話なの」
「………わかりました」
ちょっとショックで立ち直れるかわからないけれど、
ある意味これは、凄い事を教えてもらったのかもしれない。
今までめーちゃんに嫌われるのが怖いというか、めーちゃんの意思は尊重しないとと
思っていたから言われるがままに実行していたけれど、それが裏目に出ていたみたいだ。
確かにマスターの言った通りめーちゃんはいったことが無い。
前戯とかももっとしたいし、いちゃいちゃしたいんだけど、
めーちゃんがすぐ入れてって言うから言われるがままにしている。
それって女の子にとっては照れ隠しで望んでいることじゃないのかと事実にびっくりする。


105:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:31:20 A/odateJ
だってちゃんと濡れていて、入る準備は出来ているし。
その認識も改めないといけないのかもしれない、十分に濡れて解れていれば入れて良い
って思う事自体間違いなのかもしれない。
一緒にいけないんだったら入れる前にいかせるくらいしないといけないのかもしれない。
そう思って溜息を付く。
マスターにもらった紙の束をめくりながら、今まで避けてきた知識的な部分が
メモリーに吸収されていく。
ホテルのスイートやレストランの予約をしてくれたんだと
マスターの計らいに感謝しながら色々予定を考える。
とりあえず、めーちゃんの嫌が良いでダメはもっとなんだというマスターの言葉を
噛み締めて、めーちゃんに誕生日の予定を話した。
めーちゃんは俺じゃなくてすぐにマスターにお礼を言いに行っていたけど。
マスターはめーこの聖誕祭のために歌を作ろうねと
お礼に言いに来ためーちゃんとすぐレコーディングに取り掛かっていた。
多分、これもマスターの計らい。
俺と誕生日まであんまり近づけないようにして知らない所で準備しておきなさい
って事なんだと、それくらいは想像がつく。
俺がエスコートとかしないといけないんだって思って、
テーブルマナーとか色々書いてある紙の束をメモリーにインプットしていく。
これってマスターがして欲しいことなのかなとちょっと頭を掠めて、
いつかマスターに彼氏が出来たら俺もその人に教えてあげようと誓う。
誕生日前日には曲が完成して、俺にもお披露目してくれた。
大人目な、気だるげな雰囲気の曲で、めーちゃんの声に良く似合っていた。
マスターはめーちゃんに聖誕祭でいっぱい曲出てきているからボカランはきっと
無理だと思うけれど、お祝いになった?と尋ねている。
「はい!ありがとうございますっ!!」
めーちゃんが少し涙を浮かべてマスターに抱きついている。
マスターがよしよしとめーちゃんを撫でて、
じゃあドレスとスーツに着替えようかと言った。
「え?」
「レストランの予約とホテル今日だよ」
「え!?今日前日ですけど!?」
俺の発言にマスターは何聞いていたのというような顔をしてくる。
めーちゃんは俺にマスターに見えないように肘鉄を入れて、お願いしますと笑った。
「マスター、明日は一緒に飲んでくださいね」
「うん、じゃあ楽しんで来て」
その言葉と同時くらいにパソコンを操作して、俺らの設定を変える。
黒いドレス姿のめーちゃんと、ホストみたいなスーツを着た俺が出来上がる。
何か刺激的だ、黒いドレスは後ろがぱっくりと開いていて、めーちゃんは髪が短いから
背中が丸見えで、胸元は開いていないんだけれど横から胸が少し見える。
パールも胸元にかかる感じで、アクセントになっている。
膝元までくらいまでのふわふわした素材は歩くたびに揺れて、可愛らしい。
シンプルなデザインのドレスに黒のレースの手袋をしていて、


106:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:31:50 A/odateJ
ドレスも手袋もバッグも黒いのにピンヒールの靴だけ赤いのがめーちゃんの色を
損なっていない気がする。
「流石めーこ、私の思った通り似合うわ」
「ありがとうございますマスター!」
「あ、カイトも似合うから」
「何ですかその取って付けたような……」
「タクシー来てるはずだから行ってらっしゃい」
俺の発言はほぼ無視で、マスターはめーちゃんと話している。
最後にめーちゃんに見えないように何かの時のためのお金と
頑張ってという言葉をくれたけれど。
マスターはめーちゃんにコートを渡すと行ってらっしゃいと微笑んだ。
タクシーに乗ると、めーちゃんがフレンチって楽しみと笑った。
そうだねと笑い返してめーちゃんの手を握って、着いたら腕組んでねと言うと、
めーちゃんは少し赤くなってマナーだものねと目を反らした。
とりあえずめーちゃんの行動は照れ隠しなんだっていう事を脳内で繰り返す。
タクシーがホテルに着いて、フロントでマスターの名前を言うと
すぐに手配してもらえて、カードを貰うと同時にレストランに案内された。
俺はホテルに入ったのが初めてだけれど、ホテルって凄い綺麗なんだなと思う。
マスターの家は大きいけれどマスターの部屋が薄暗い感じで、
ホテルは同じ様な大きさだけれど清潔感と明るさに包まれている。
案内されたレストランは落ち着いた雰囲気で、
お客さんも皆小奇麗な格好をしている。
入り口でコートを脱いだめーちゃんに皆の視線が注ぐ。
何かこういうのって俺凄い誇らしいなって思う。
綺麗な彼女で羨ましいだろって。
窓際の席に案内されて、支配人みたいな50代くらいの人に挨拶をされる。
マスターの名前と共にお世話になっていますと言われ、
マスターはずっと引きこもっているからご両親が利用しているのかなと思う。
こんなホテルに泊まるくらいなら家に帰ってきてくれればいいのにと
思うけれど、お忙しいのかなと考えを改める。
お飲み物は如何致しましょうと聞かれて、ワインで何か良い物ありますかと
尋ねる。わからない時は相手に聞けって書いてあったから。
ソムリエの人が来て、今日のコースでしたら、と教えてくれる。
「じゃあ、それをお願いします」
一生懸命平静を装ってソムリエの人に頼む。
向かいに座っているめーちゃんは少し驚いたような顔をしていて、
ソムリエの人が去っていくと、何であんた慣れているのと尋ねてきた。
「一応調べましたから」
「そう、ああ、マスターが教えてくれたんでしょ」
その通りですと素直に認める。
まぁいつもめーちゃんと一緒に居て、こんな所来た事無いんだから、
情報元なんてすぐ割れるってものだ。
食前酒で乾杯をして、ゆったりと食事をした。


107:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:32:22 A/odateJ
俺は勉強したら上手くいっているんだけれど、めーちゃんは何も知らない
はずなのに綺麗に食事を続けている。
そっちの方が疑問だって尋ねると、え、常識でしょと返事が来た。
どうやら最低限の知識でさらりとこの姿が保てているみたいだ。
そう思うと、色々知識を詰め込んできた俺の立場ってとへこむが、
知識が多いのに悪い事なんて無いと思って持ち直す。
だって今日はめーちゃんのために色々用意して来たんだから。
デザートまで食べ終わると結構お腹がいっぱいになって、凄く満足だ。
よくマスターが親とホテルでご飯に誘われてるけど面倒だから嫌だと
言っているのを聞いていたけど、
こんなに美味しい物食べれるなら行けばいいのにと思う。
まぁマスターはあんまり食に興味が無いみたいだし、
庶民的な味を好むから嫌なのかもなとも思うけれど。
一息ついて、めーちゃんに出ようかと声をかけて席を立つ。
席を引いてもらってありがとうと言うめーちゃんは俺なんかより全然
このレストランの雰囲気に似合っている。
ぎゅっと腕を組まれて、レストランを出る。
「少し赤くない?」
「うん、ワイン美味しくて結構飲んじゃった」
うふふとめーちゃんは笑う。
コートが肩にかかっているだけで腕に胸が当たって気持ちいい。
それから美味しかったねとか話をしながら部屋に上がる。
カードを入れて開けた部屋は凄く広くて、シャンパンが用意されていた。
何部屋もあって、俺の部屋とめーちゃんの部屋を合わせたくらいの広さだ。
ベッドも凄く大きい。
「凄い!凄いね!夜景が綺麗だよ!凄く嬉しい!」
めーちゃんは普段見せないようなはしゃぎ様で、
ぴょこぴょこと部屋と部屋を行き来している。
せっかくシャンパンがあるんだからとめーちゃんを誘うと、
何かスイートにシャンパンってちょっと古臭いねと笑う。
俺は上着を脱いでハンガーにかける。
ソファーに座ってシャンパンを飲むめーちゃんが可愛いから、
後ろからぎゅっと抱き締める。
剥き出しの背中がすべすべしていて気持ちいい。
「何?飲みにくいじゃないのよー」
「えっと、背中寒そうと思って」
こんな大きな部屋なのにソファーの上で密着しているなんて、
何かスイートの無駄使いだなとか思いながらぎゅってする。
そういえば、と思って前々から疑問な事を口にする。
「めーちゃんてさ、シリアルナンバーどこにあるの?」
「んーさぁねぇ?」
いつもこうやってはぐらかされてばかりだ。
ぶっちゃけるとシリアルナンバーの所って結構敏感なんだ、


108:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:34:06 A/odateJ
確実な性感帯とまではいかないかもしれないけれど、
そこそこ感じる部分だと思うんだ、出来れば教えてもらいたいし。
髪や首筋にキスをするとめーちゃんはやだって言って肘で押し返してきた。
「もっ、何なの、ベッドまで待ってよ」
耳が赤くなっている。
もう我慢出来なくなってきた、だって今日の格好とか凄く萌えるし。
ね?壊れていい?と耳元で囁くと、
ひょいとめーちゃんの持っていたグラスを取り上げた。
一応壊れる宣言はしておいたから何してもいいやって気持ちになる。
マスターの名言、めーちゃんの嫌は良いでダメはもっとなんだを信じて、
抱き上げてベッドに運ぶ。未だ嫌とかダメが出てきてないけど。
「え、ちょっと!!壊れてってどういう…」
「ベッドまでは待ってあげる」
にっこり笑って余裕ぶってベッドの上に降ろす。
掛け布団の上に押し倒されためーちゃんは俺を上目遣いで見つめる。
ベッドルームは入る時に電気をつけたけど、間接照明なのか少し薄暗い。
でも十分にお互いが確認出来る程度だから、急に普通の明るさの下で
やるよりは抵抗が少ないかなと思ってめーちゃんに口付ける。
「んっ、ね、まだ、」
肩を押し返してお風呂入ってないからと抵抗されるけれど、
別にいいよと返してキスを続ける。
急にぱしんと頬を叩かれた、本気で抵抗してくる時はめーちゃんは結構暴力的だ。
痛いなと思ってその手首を押さえて痛いよと呟く。
「待ってって、お風呂入りたいし電気ちゃんと消してよ、こんなの嫌」
「うん、わかった」
はい、良いんですねって笑って手首を掴んだまま首筋に口を移す。
めーちゃんは何笑ってんのって少し怒ったけれど、
耳の裏と顎のラインを舐めると喘ぎで声が震える。
「パールは舐めたりしたら危険だから外そうね」
首の裏に手を回してネックレスの止め具とドレスのボタンを外す。
やだ、とめーちゃんは自由の聞く左手で前を隠すけれど、
柔らかく制止して胸を露にする。
ドレスにパッドが付いていたみたいで、布一枚脱がすだけでおっぱいが見える。
「嫌!カイトっ!見ないでっ!」
薄暗い中でもちゃんと白い肌が浮かび上がって、凄い綺麗な胸が出てくる。
今までは感触とかしかわからなかったけれど、
白くて、乳首が濃い目のピンク色で、少し立ち上がっている。
何か感動するなと思って、乳首に口を付ける。
「やだって!!馬鹿!!明るいの嫌!」
何か凄い抵抗されて、本当に俺のやってる事は大丈夫なのかなと思ってしまう。
めーちゃんは真っ赤な顔でばたばたと抵抗しているし、
これは誕生日プレゼントだってことを考えるといいのかなと疑念が出てくる。
でも震えているめーちゃんは凄く可愛い。


109:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:35:34 A/odateJ
しかも何となくさっきから腰が動いている気がする。
落ち着いてマスターが渡してくれた知識を思い出す。
えっと、抵抗は照れ隠しで、ちゃんと可愛いとか言ってあげて、
偶には強引なのも良くて、理性はある程度保つ。
今まさに危なくなっているんだけど、ちゃんとめーちゃんをいかせるまでは
突っ込まないって心に決めている。
欲しがりません勝つまではってやつだ。
「凄い綺麗だよ、めーちゃん大好き」
恥ずかしいけど、めーちゃんだって恥ずかしいんだろうから我慢。
我慢って程でもないか、本心なんだから。
そう言って目を合わせて笑うと、卑怯と呟いて目を反らされた。
胸とかだけじゃなくて色んな所を舐める。
そういえばいつも首とか胸とか本当にお決まりだったよなと反省する。
「んやぁ、何、あっ!だめ……」
「ん?もしかして背中弱いの?」
つぅっと指を這わしながら背骨のラインを舐めるとぴくぴくと震えてくる。
凄いこれは面白い。
今までずっと一番近くに居てわかりあってるって思ってためーちゃんの
知らない所とか新たな発見が次々と出来ているんだ。
背骨の辺りが凄い弱いし、抵抗もちょっと無視して強引に進めたら
あっさりと許可してくれるし。
まだまだ知らない性感帯とかあるんだろうなと思って色々舐めてみる。
「やだ、どしたのぉ、ねっ!」
いつもと違う俺にめーちゃんは涙目で訴えてくる。
また背骨のラインを舐めようと思って一番上の所から舐めてみようかと
思って首にかかっている髪の毛を手で上げる。
「あ…」
「あっ!ダメ!!」
左側の生え際にシリアルナンバーがあった。
今まで結構近くまで舐めてたのに気付かなかったんだと、
凄く嬉しくなってちゅぅっと吸う。
「ひゃぁっ、ああっ」
めーちゃんが仰け反って、肩が震えて縮こまる。
俺もシリアルナンバーの敏感さはわかっているつもりだけど、
この反応は俺より敏感なんだと笑う。
ふふっと出した吐息にも反応してめーちゃんは震える。
「ねぇ、本当に性感帯だったりする?」
「違ぅっ、あんた、だって、敏感でしょ、そこはぁ」
はあはあと吐息混じりの声に、もう一度シリアルナンバーの所に
ふぅっと息を吹きかけてみる。
それにもまたぴくんとめーちゃんは反応する。
ここだったのかという嬉しさと、ここだとしたら反応している
めーちゃんの顔って見えないんだなという残念さもある。


110:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:37:39 A/odateJ
今まさに顔は枕に埋められて見えないし、声と身体の反応しかわからない。
思うと、今まで正常位ばかりだったというか、
前から攻めてばかりだったけれど、めーちゃんの性感帯って背中とか
裏の所だったんだと、今までごめんねと耳元で囁く。
「何がっ、ね、もぉ、私っ!」
少し身体を起こしてめーちゃんが振り返ってくる。
涙目で、頬を染めて俺を見つめるめーちゃんの姿は扇情的で、
その顔だけでやばいんだけど、ここで本能に飲まれては元も子もない。
とりあえずめーちゃんの欲求には気付かない振りをして、下を脱がす。
ドレスを取り払うと、手袋と黒の紐パンと靴だけを着けた姿になって、
何か服着てないのに装飾品だけ着けてるのってエロいなと思う。
パンツに手を這わすと、もう下着の意味をなさないぐらいに濡れていた。
片方の紐を外して直に触れると、いつもより凄く熱い。
「やぁ!」
「凄いね、陰毛とかぐしょぐしょだし、そんなに感じちゃった?」
笑いながら声をかけると、知らないと返事が来る。
でもちゃんと愛撫すると反応してくれているのが嬉しくて、
つぷと音を立てて指を侵入させる。
内壁がぐっと迫ってきて、いつもも締まっては来るけれども、
今日は搾り取るかのように指を締め付けてくる。
どこが良いのかなと思って色々動かしてみると、更に締め上げてきたり、
奥の上の方がざらざらしているという事がわかったりした。
指を動かしながらも太ももや膝を舐めると、声が上がる。
「あっ、カイトぉ、はぁ」
Gスポットとか言われる辺りを押したりしてみると、それなりに良い反応が来る。
でもさっきの背中とかシリアルナンバーくらいに劇的じゃないなと思って、
掻き回してみたけれどそんなにでもない。
今まで適当に掻き回すだけで突っ込んで来たんだから掻き回すだけじゃだめかと、
指を前後に出し入れるように動かしてみる。
上の本当に入り口辺りを引っ掻くように出し入れるとめーちゃんがびくんと
震えて、仰け反った挙句に息を呑んだ。
「あ、ここ?」
めーちゃんは涙目で口に手を当ててぶんぶん首を振るけれど、
ここなんだと確信して、そこを重点的に触る。
「ああっ、やだぁ、何か変っ!ダメ!」
お腹の辺りがびくびくと震えて、指がぎゅっと締め付けられる。
いくのかなと思って、身体をめーちゃんの横に寄せて、
大丈夫大丈夫と寄り添って入れてない方の手で肩を抱く。
初めていくのって不安だし、拒否したい気持ちもあるって見たから。
確かに初めて射精した時はびっくりだったもんな。
俺の場合は俺ってそんな機能あるのって意味でもあったけど。
指の速度を速めて、追い詰める。
「んぁっっっ!」


111:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:38:58 A/odateJ
俺の腕の中でめーちゃんが仰け反って、指を何度も締め付ける。
何だこれと初めての感覚にこっちもびっくりするけれど、いったんだと思って、
速度を弱めて、触れるか触れないか程度に弱く触る。
いった瞬間にゆるめてあげないと、初めてってきついだろうから。
めーちゃんはぼろぼろと涙を流して虚ろな目で俺を見つめてくる。
口が半開きで色っぽい。
「大丈夫?」
勝利宣言したいくらいだったけど、流石にそんな事言ったら切れられるだろうなと
気持ちを抑えて髪を撫でる。
良い子良い子と頭を撫でてあげると、うんと頷かれた。素直でとてもよろしい。
そろそろ落ち着いたかなと思って、俺も服を脱いで、挿入する準備をする。
ぐったりしているめーちゃんの靴と手袋も脱がしてあげる。
だってやってる途中にピンヒールで蹴られたりしたら怖いし、俺そういう嗜好は無いし。
入れるねと言って足を持って中に押し入る。
押し入るって表現は相応しく無いかもしれない、受け入れられたという感じだ、
ふわっと入り口が蕩けて入れてもらえた感じ。
それなのに中の締め付けが凄くて、何だこれと思って我慢しろと自分に言い聞かせる。
自分がいくのが絶対に早いと予測出来るからめーちゃんの足を肩に乗せる。
ぐんと奥まで入りきって、また中が締まる。ちょっとミスだったかと思いながらも、
最奥に届くように腰を動かす。
「ああっ、あっ、はぁっ!!」
「痛くない?」
いつもあんまり奥まで打ち込むと辛そうな顔していたから、
後背位とか今みたいな体位とか出来なかったんだよな。
俺の言葉にめーちゃんがぎゅっと抱きついてくる。
足を上げているからあんまり抱き寄せれないんだけど、もう一度ぐっと中に進む。
「うんっ、あぅ、もっとぉ、もっとしてっ」
すみませんマスター、もう我慢出来ません。
一生懸命理性で抑えていたものが撃沈した。
壊れるとは言ったけれどそれは色々してあげるための口実であったつもりだったが、
本当に壊れるなと、腰を動かす速度を速めて奥まで打ち付ける。
ぐちゃぐちゃと卑猥な音が響いて、めーちゃんの声と混じって耳が侵食されそうだ。
「うわ、めーちゃん力抜、いてって……」
「っ違っ、あんっ、あっ、カイっト、はあああっっ!!」
めーちゃんが再び仰け反って、何度も中が伸縮していったのと同時に、
俺も中に射精する。
何とか今度は一緒にいくことが出来てセーフだと思う。
「めーちゃん大丈夫?」
引き抜いてから、隣に横たわってめーちゃんの肩に触れる。
ちょっと触っただけなのにびくっと震えられて、
荒い呼吸と一緒に触らないでと言われた。
「え、何で?」
「……感じ過ぎてだるいから、あんた、だって、いった後触れるの嫌でしょ…」


112:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:40:05 A/odateJ
「そっかー」
にやにやしながらずり落ちてしまっている掛け布団を被る。
ベッドの横にある時計を見ると0時を少し過ぎていた。
「めーちゃんお誕生日おめでとう!あ、もしかして一緒にいった時に0時だったの
 かもしれないね」
「五月蝿いバカっ!!」
おめでとうって祝福したのに馬鹿と罵倒された。
ごろんと反対側まで向かれて、ちょっと切ないけど、今のめーちゃんが凄い可愛いから
全然ダメージにはならないなと思って、はいめーちゃん後戯後戯と言って背中を撫でる。
めーちゃんはうーと言いながら大人しくなされるがままになっている。
悪戯したくなってきて、背中を撫でながらシリアルナンバーの所をべろって舐める。
「うひゃぁ!!」
大きな声がと共にめーちゃんがびくんと震える。
「んーびっくりした?」
笑いながら話かけたのに反応が無い。
無視されているのかと思ったけど何度呼んでも返事が無い。
え?とちょっと固まってめーちゃんを振り向かせる。
その顔を見て何度かぱちぱちと頬を叩いてからすぐに電話を取った。
「マスター!!!めーちゃん意識飛ばしちゃったんですけど!!
 俺一体どーすればっ!!!」
「………お前何で中間ってものが無いのさ…」


以上です。
長々と失礼しました。
読んで下さってありがとうございました。

113:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:43:29 kwi/jS6e
超GJ!ひきこもりマスターもGJ!

MEIKO誕生日おめ

114:名無しさん@ピンキー
08/11/05 11:54:55 INey1gs7
おおぅ、これが<KAITOの本気>って奴かっ

めーちゃんお誕生日おめでとー!!

115:名無しさん@ピンキー
08/11/05 12:18:30 PqavJtCT
おー凄い! GJ!GJ!GJ!
MEIKOもKAITOも、マスターもみんないいなあ

MEIKO誕生日オメ

116:名無しさん@ピンキー
08/11/05 16:13:40 4Z5no9Fw
おおMEIKO誕生日SSか!GJ!

ツンデレかわいいよツンデレ誕生日おめでとう!

117:名無しさん@ピンキー
08/11/05 18:28:07 0AJjFRX5
いい話だった!!
心からMEIKO誕生日おめ!!

118:名無しさん@ピンキー
08/11/05 19:12:44 ryGp75nh
背景描写が細かくてGJ!
ツンデレ敏感なMEIKO誕生日おめっとさん!

119:名無しさん@ピンキー
08/11/05 19:36:57 /E2RGHTZ
エロパロ的エロではなかったけどリアルでGJです!
メイコが普通の女の子っぽくて良かったwマスターも良くぞ言ってやった!
そして誕生日おめ!!

しかし、この後カイトはサポートセンターまでメイコを運ぶ羽目になったのか・・・?
それを考えると少し笑える。

120:名無しさん@ピンキー
08/11/05 22:41:03 8mUtAnk9
>>112
カイメイGJ!可愛い話だった。
ところで、カイトのシリアルナンバーは腹?背中?

121:名無しさん@ピンキー
08/11/05 22:57:40 KsMYolET
GJ!!

122:名無しさん@ピンキー
08/11/06 00:10:58 FWlNe3bx
カイトのシリアルナンバーの場所は、>>112基準だと個人的には左肩から胸周辺希望。
その辺りだとメイコと正面から抱擁した状態で互いのシリアルにキスできそうだし。

123:名無しさん@ピンキー
08/11/06 07:21:20 Hde57Fmr
>122
おまっ、エロいなwww

124:名無しさん@ピンキー
08/11/06 07:48:00 fNDlIHfV
>>122
その発想はなかったw

125:名無しさん@ピンキー
08/11/06 18:41:18 gpq/d3MW
>>122
キスでシリアルナンバーが触れ合っただけで軽く達せるわけですね。

126:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:24:49 tIjmq8yv
前スレのがくリンの人は何処行かれたー!

127:名無しさん@ピンキー
08/11/06 21:57:28 hpzCGZOU
誕生日に気をきかせて年長を旅行に送り出し
未成年だけの留守宅に保護者役を頼まれた(綺麗な)がくぽ
そこに長姉たちの乗った飛行機が墜落して不明の報が入る

こうして未成年の少年少女と青年との奇妙な同居生活が始まった

という妄想をしてみた

128:名無しさん@ピンキー
08/11/06 22:25:11 ei3CQShC
>>127
心臓痛くなる上にがくぽがおかんになりそうだな

129:名無しさん@ピンキー
08/11/06 22:42:57 Qsg1AgI3
>>122
キスだけでイけるって現実ほぼありえないことだからロマンを感じるw
その発想はなかったわスゴイ

>>127
飛行機墜落

無人島に不時着

無人島でたくましく生きるMEIKOとアイス欠乏症で使いものにならないKAITOを
妄想した
がくぽがおかんとか割烹着想像したら似合いすぎてwww

130:名無しさん@ピンキー
08/11/06 22:50:58 1nbPM/hB
がくぽには割烹着とハタキとちゃぶ台の昭和初期な家が似合うと思うw

131:名無しさん@ピンキー
08/11/06 23:54:35 9kqQSEK5
イケメンが所帯じみてるの可愛いなw
みくぽでもりんぽでも可

132:名無しさん@ピンキー
08/11/07 00:11:01 URwKLCTZ
ラーメン屋かなんかを営む昔かたぎの頑固オヤジながくぽと
可愛くて働き者の割烹着の妻ミクもいい。

133:名無しさん@ピンキー
08/11/07 00:18:55 DwJTkdRB
売れない小説家とかでもいいかもしれず。

134:名無しさん@ピンキー
08/11/07 00:40:23 Mo+1m4Cv
割烹着ミク…かわええ

135:名無しさん@ピンキー
08/11/07 01:03:47 6w494QVI
―この先ポイント通過のため、電車が揺れます。ご注意くだs
「ひゃあっ!?」
俺の目の前で前に後ろにとよろけるミク。

「あぅーずっと立ちっぱ疲れるよー><」
「まぁこんな超満員電車じゃ仕方ないよ、乗り換えまであと25分の辛抱だ」
「長いよー座りたいよーマスター即席椅子になってー><」
「あーわかった。次の駅でグリーン車に移ろう。座るのは無理かもだけど、まぁこのぎゅうぎゅう詰めよりはマシだろ」
「わぁい♪それまでならミクがんばるー!」
「まぁ、頑張るのは分かったが……ミク」
「んー?」
「なんで乗ってからずっとでウマウマしてるん?」
「痴漢と間違われない対策だよー。両手を頭に付けてネコミミの運動ー♪にゃおーんっ!」
「……突っ込みどころ満載だがとりあえず一つだけ。腰はもう振らなくておk」

俺がそう言いつつ顎を向けた先には背を裾絞りドアに、腹をミクの尻にサンドイッチされ顔を真っ赤にしたレン君がいた。

136:名無しさん@ピンキー
08/11/07 08:56:39 7vh+Hfae
>>133
リアルな濡れ場を書くために実践ですねわかります
お手伝いさんな古風メイドミクが頭にこびりついて離れないじゃないか

「いつも苦労をかけるな…」
「いいんです。私はあなたの書くものが好きですから」
とか言いながら薄暗い、しかし温かな食卓を囲んでいるがくミクとかいいじゃないか

137:名無しさん@ピンキー
08/11/07 09:36:32 0mQqGnY5
ミク「でもいくらあたしが魅力的だからっていっても悪いことしちゃだめよ-」
がく「げ…下品な女だ……でかい声で…」

138:名無しさん@ピンキー
08/11/07 12:41:48 zJm2qR3T
>>137
ブルマ乙w
そういや髪の色が似てるな

139:名無しさん@ピンキー
08/11/08 03:24:17 Z0m5bSqM
急かすようであれなんだが作品保管庫に収納する前に前スレ落ちちゃった…?

140:名無しさん@ピンキー
08/11/08 03:27:56 +QLia7zF
倉庫の人にお願いしてくればいい

141:がくリン「微熱」(1/7)
08/11/08 16:14:39 KMzAf8dF
前スレで「近いうちに」と言いつつ随分日がたってしまったけど投下
がくリンでロリンでエロあり
またリンを泣かしてしもた

------------------------------------------

 リンが熱を出した─という表現が正しいのかどうかは分からない。ボーカロイドであ
る彼女に至っては、「オーバーヒートした」と言った方がより適切だろうか。いずれにせ
よ、リンの体温が昨夜から平熱を3度以上も上回り、ベッドから起き上がれない状態であ
るのは確かだった。取扱説明書によれば、急激な気温の変化や歌唱システムの酷使など、
様々な条件が重なったときに稀にこのような事態に陥ることがあるらしい。それは人間で
いうところの「風邪」に酷似した症状だった。
 がくぽはリンが横になったベッドの枕元にあぐらをかき、腕を組んでじっと彼女の様子
を見守っていた。昨夜からずっとこの調子である。彼がその場を離れようとすると、眠っ
ているのだとばかり思っていたリンが薄く目を開き、「どこ行くの?」と力なく訊ねてく
るせいだ。この場合の「どこ行くの?」は「行かないで」と同義だった。
 そういうわけで、がくぽは彼女の傍を離れられず、昨夜からこうしてリンの看病を続け
ているのである。
「がっくん」
 ふいに名前を呼ばれて目をやると、それまで眠っていたリンがいつのまにか目を覚まし、
こちらを見ていた。
「目が覚めたか」
「うん」
「具合はどうだ」
「頭がぼうっとする気がする」
「だるいか?」
「よくわかんない」
「吐き気は?」」
「わかんない」
 まだ熱に浮かされているのか、リンの返事はてんで的を射ない。がくぽは軽く息を吐い
て、すくっと立ち上がった。リンの額に乗せた氷嚢を取り替えるためだ。
 ベッドの傍を離れようとすると、着物の袖を引っ張られた。内心またかと思いつつ、が
くぽは振り返る。すると案の定、心細そうな顔をしたリンと目が合った。
「がっくん、どこ行くの……?」
「新しい氷嚢を持ってくる」
 がくぽはリンの額の上に乗せてあったそれをひょいと取り上げた。
「もう完全に溶けてしまっているだろう。これでは意味がない」
 がくぽの袖を掴んだリンの手にぎゅっと力が入った。
「やだ。ここにいて」
「すぐ戻る」
「氷なんか、なくていい。熱、もう下がったもん」
「その割に顔が赤いぞ」
「熱のせいじゃないよ」
「ならば何のせいだ」
「がっくんのせい」
 リンはどうあっても離してはくれないが、彼女の様子を見ているととても熱が下がった
ようには見えない。がくぽは床に膝を突いて身を屈め、リンの額に自分の額を押し当てた。
リンがぎゅっと目を閉じた。
「やはりまだ熱い」
 小さく口にすると、閉じられていた瞳がすぐ目の前でゆっくりと開いた。二つの碧い瞳
は、熱のせいかしっとりと潤んでいる。
「だって、傍にいてくれなきゃさみしいんだもん……」
 身体の調子が悪いときというのは、かくも気まで弱ってしまうものなのだろうか。がく
ぽには未だこの熱暴走の経験がないので分からない。
 がくぽはリンの汗ばんだ額と髪をゆっくりと撫で、薄く開いた唇に軽いキスをした。リ
ンの柔らかい唇に己の唇を触れさせたまま、囁くように告げる。
「少しだけ待っていろ、リン。氷を取ってくるついでに、メイコどのに言って何か食べる
ものを─」
 言いかけた言葉は途中で途切れた。
 リンががくぽの頬を両手で挟んで、自分から彼の唇を塞ぐように口づけたからだ。

142:がくリン「微熱」(2/7)
08/11/08 16:15:46 KMzAf8dF
 がくぽが上半身を起こそうとすると、リンはしがみつくように腕ごと彼の首に回してき
た。
「ん……ぅ……」
 唇の隙間から伸びてきたリンの舌は、いつもより熱かった。リンはいつになく大胆に舌
と舌を絡めてくる。蜜のように柔らかい唇と、熱を持って絡んでくる舌。時折、苦しげに
喘ぐ呼吸。がくぽは無意識のうちに、自らも舌を動かして応えていた。
「はぁ、はぁっ……んっ……ぅ……」
 口の周りがほっぺたまで唾液で濡れるほど濃厚で長いキスだった。熱で体力の落ちたリ
ンの息はもう完全にあがっていて、しかしそれでも無我夢中でキスを続けている。がくぽ
の首に腕を回し、時々首の角度を変えながらキスに夢中になっているリンはとてつもなく
可愛い。唾液を嚥下する、コクンという音すら可愛い。リンがこんなに積極的なのは初め
てかもしれない。熱に浮かされているせいか─そこまで考えて、がくぽははたと我に返
った。
 そういえば、リンは熱を出していたのだ。ディープキスで体力を消耗している場合では
ない。
「リン」
「んぅ……?」
 がくぽは放っておけばもっともっとと強請ってくる唇を無理矢理に引き離した。
 リンは焦点の定まらない目でぼんやりとがくぽの顔を見ていた。
「もういいであろう。今日くらい大人しくしておかねば、いつまでも直らぬぞ」
 早々に立ち去った方がいいと判断し、がくぽは腰を上げた。それを見たリンの焦点が徐
々に定まってくる。
「がっくん、なんでそんないじわるするの?」
 リンがベッドから起き上がった。また捕まってしまわないように、がくぽが一歩後ずさ
る。リンはあからさまにショックを受けたような顔をした。
「ひどい。がっくん、リンのこときらいになったの?」
 じわ。
 二つの瞳に涙が滲む。
「そうは言っておらん。少し外すと言っただけだ」
「だから、なんにもほしくないって、言ってるでしょ。リンはがっくんがいればいいの」
「そういうわけにもいかぬ」
「リンがいらないって言ってるのに」
 とうとうリンの目から大粒の涙がこぼれ落ちた。
「ううっ……がっくんの、ばか……ふえぇ」
 いよいよ本格的に泣き出したリンに、何と言ってなだめればよいものかと思案していた
がくぽは、ふとあるものに目をとめて思考停止した。
 リンのパジャマの第一ボタンが外れて、肌蹴た胸元からぷくっと膨らんだ可愛らしい乳
房と、ピンク色に色づいた突起がチラリと見えていたのだ。そういえば、さっきリンの汗
を拭いてやったときにボタンを外して、そのままだったような気がする。
 まずいものを見てしまった─それとなく目を逸らしながら、がくぽは己のうかつさを
呪った。
 リンは自分のしどけない姿に気づいていないようだ。ぽろぽろと零れる涙を手の甲で拭
いながら、しゃくり上げている。少しサイズの大きいパジャマの胸元からは、やはり小さ
な乳首がばっちり見えていて、どうぞしゃぶってくださいとばかりに誘いかけてくるよう
だった。がくぽはあの乳首の、悪魔のような柔らかさと味を知っている。
 ただでさえ濃厚なキスによってエンジンがかかりかけていたところに、この光景はキツ
イ。一度頭に上った血が一気に下半身に集まってくるような感覚だ。
「がっくん……?」
 遠慮がちに呼ぶ声にはっとした。リンはいつの間にか泣きやみ、固まってしまったがく
ぽを不思議そうに、小首を傾げて眺めていた。
「もしかして、怒ったの?」
 リンが消え入りそうな声で言った。
「リンが、わがままばっかり言うから?」
「違う」

143:がくリン「微熱」(3/7)
08/11/08 16:16:32 KMzAf8dF
 即答で否定した。
 リンがどれだけ我が侭を言おうと、それでがくぽが怒ったりなどするはずがないのだ。
「じゃあ、ここにいてくれる……?」
 これ以上ここにいると何をするか分からない─とは口にせず、がくぽはベッドの縁に
腰掛けてリンの髪を撫でてやった。
「ここにいよう」
 するとリンは安堵したように笑みを浮かべ、そっと目を閉じた。がくぽは親指の先でリ
ンの濡れた頬を拭い、顎を上向かせてその唇に口づけた。普段からリンはがくぽより体温
が高かったが、今はより一段と熱い。舌を滑り込ませた口の中も、いつもより熱く感じた。
「ん、ん……がっく、ん」
 長いキスの途中で、リンが突然辛抱しきれなくなったように抱きついてきた。半分体当
たりでもするような勢いだった。
「がっくん」
 がくぽの身体にぎゅっとしがみつき、リンは甘えるように言った。
「リン、なんだかえっちな気分になってきちゃった」
 抱きついたリンの腕にきゅっと力がこもり、がくぽの耳に唇をくっつけてうわごとのよ
うに囁く。
「がっくんに、えっちなことたくさんしてもらいたい」
 リンががくぽの耳たぶに軽く歯を立てた。そこを甘噛みしながら、覚束ない手つきで自
分のパジャマのボタンを外す。耳にリンの熱い吐息が当たってくすぐったい。下半身が疼
く。
 ボタンを一番下まで外したリンはパジャマを脱ぎ捨て、上半身裸になった。さっきちら
ちら見え隠れしていた膨らみが目の前に晒されている。ぷるっとした、消して大きくはな
いものの、いかにも弾力のありそうな瑞々しい乳房。
「さわって?」
 リンが可愛らしく小首を傾げながら言った。
 請われるがままに、がくぽはリンの乳房に手を伸ばした。
 指先で軽く押すと、ふにっと指先が埋まる。
「そんなんじゃやだ。もっとさわって。たくさんさわって」
 リンがねだる。
 がくぽは下から持ち上げるようにしてリンの両方の乳房を手のひらで包み込んだ。乳房
全体をやわやわと揉みながら、人差し指と中指の間に乳首を挟んで、くりくりと刺激する。
「あ、ん……それ、きもちい」
 鼻にかかったような声でリンが呟いた。感じやすいリンの乳首はもうすでにピンと起ち
あがっている。
「はぁ……はっ……ん」
 体力が落ちているせいか、呼吸が上がるのもいつもより随分早い。とろんとした目つき
のまま、リンはパジャマのズボンと下着を自ら同時に脱ぎ去った。一糸まとわぬ姿でがく
ぽの膝に跨り、彼の頭を抱きしめるように腕を回す。ぷにっとした乳房の感触が頬に当た
って気持ちがいい。
「がっくん、おっぱいちゅっちゅは?」
 まるで赤ん坊に話しかけるような口調でリンが促した。すぐ目の前にあるピンク色の突
起を、焦らすように舌先でチロチロと舐める。
「あっ、あ……やぁん、いじわる、しないで……」
 焦れたリンは自分で身体の位置を調節して、がくぽの唇に乳首を押しつけた。無意識な
のかわざとなのか、がくぽの頭を抱きしめる腕に力が入って、ふわっとした膨らみで窒息
しそうなほどだった。
 それはそれで幸せなのだが、あんまり焦らすのも可哀想だ。がくぽはリンの乳首を咥え
て、口の中でベロベロと舐め回した。
「ふぁ……っ、にゃ、あんっ……! はっ、はぁっ、ん……!」
 あどけないリンの声に不釣り合いな嬌声が、がくぽの鼓膜を刺激する。喘ぐ声がもっと
聞きたくて、がくぽはリンの乳首を口内でこれでもかというほど蹂躙した。強く吸ったり
、弱く吸ったり、軽く歯を立てて甘噛みしたり、たっぷりと唾液をなすり付けて舌先でコ
ロコロと頃がしたり。刺激を与える度にリンは可愛く鳴いて、がくぽの欲情を煽った。リ
ンの胸はもうがくぽの唾液でびしょびしょだ。

144:がくリン「微熱」(4/7)
08/11/08 16:17:19 KMzAf8dF
「はぁ、はぁ……がっくん、これ、ぬいで」
 リンががくぽの着物の襟を掴んで引っ張った。
「はだかで、ぎゅってしてほしい」
 やはり今日のリンはいつもより積極的だ。がくぽが着物を脱ぐ間にも、その短い時間す
ら惜しいというように、頬や唇にキスしてくる。やがてがくぽが生まれたままの姿になる
と、リンは待ちかねたようにまた抱きついてきた。
「がっくんのからだ、冷たくてきもちいー……」
「リンの身体が熱いのだろう。まだ熱も下がらぬ身で」
「そんなの知らない。がっくんがだいすき」
 リンはがくぽの肩口に頬ずりした。素肌のむき出しになった膝の上に跨っているせいで
、リンの割れ目は直接がくぽの太ももにぴったりとくっついている。腕の中の少女を自分
のものにしたい欲望がムラムラと身体中を駆け巡り、思わず力任せに裸の身体をぎゅっと
抱きしめると、リンのアソコからじわりと溢れてきた熱い蜜が、がくぽの太ももを濡らし
た。
「ん……がっくん、ゆび、いれて?」
 少し腰を浮かせて、リンが誘うように身体を開く。リンの割れ目とがくぽの太ももの間
に、ねっとりと糸が引いた。
 たっぷりと潤ったアソコに指を這わせ指先で愛液をすくい取ると、がくぽはそれをクリ
トリスになすり付けた。
「あ、あ……っ!」
 そのまま、ぷっくりと勃起したクリトリスに愛液を塗りつけるように、指先でゆっくり
と擦る。指先が乾けば、リンの奥からとぷとぷと溢れてくる蜜をまたすくい取って、執拗
に小さな突起を弄った。
「ん、ふぁ……やだ、はやくぅ……ゆび、いれて……がっくんの指がほしい」
 こう可愛くお願いされてはその通りにするしかない。がくぽがたっぷりと水分を含んだ
ソコにヌプっと指を挿れると、リンの眉根が切なげに寄せられた。
「は、にゃ……ぅ、ん……!」
 はぁはぁと息を荒げながら、リンがねだる。
「ゆび、動かして……おねがい」
 がくぽの中指を根本までズップリと咥え込んだ膣内は熱く、弛緩を繰り返しながら絡み
ついてくる。指先をクイと動かすと、リンの肩がピクンと強ばった。
「あ、はぁっん……!」
 うっすらと目に生理的な涙を浮かべ、リンが虚ろにがくぽを見た。もっと、と顔に書い
てある。
 ……チュッ、クチュ、クチュ……クチュ、チュッ……
 膣内をかき回すように指を動かすと、空気と液体の混ざる卑猥な音が響いた。
「あ、あんっ……はぁっ、ああっ……! き、きもちい、よぅ……!」
 リンの力なく緩んだ口元から、飲み下せなかった唾液がたらっと零れた。がくぽはそれ
を舌で舐め上げ、うっすら開いた唇に己の唇を重ねた。リンの膣内に挿れた指の動きは休
めない。激しく中をかき回しながら、互いに舌を絡め合う。強く吸うようにしながら唇を
離すと、一緒に吸い出されてきたリンの小さな舌が唇からちろっと顔を覗かせた。この上
なく淫猥で、扇情的な光景だ。
「あ、あ、だめ、や、イキそうっ……! あぁっ……あ、あぁあん!」
 短く荒い呼吸をしながらリンが快感を訴える。がくぽは指を一本増やし、リンの中の一
番いいところをかき回し続けた。リンの中はもうグチョグチョで、後から後から溢れてく
る愛液でがくぽの膝もびしょびしょだ。がくぽの指の動きに合わせてリンの中からクチュ
クチュといやらしい水音が聞こえる。その眉間には切なげにしわができ、激しい快感に耐
えているようだった。もうそろそろ達する頃合いだろう。がくぽは指の動きを早めた。
「やっ……! がっ……くん、だめ、やだあっ……! やめ、て……やめてぇ!」
 突然、リンがほとんど悲鳴に近い声でがくぽを制した。がくぽの手首を掴んで、必死に
やめさせようとする。がくぽは手を止めずに短く訊ねた。
「どうした」
「あぁ、あ、お、おしっこ、でそうっ……あ、も、でちゃう、でちゃうっ!!」


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