【俺に】銀狼怪奇ファイル【不可能はない】at EROPARO
【俺に】銀狼怪奇ファイル【不可能はない】 - 暇つぶし2ch21:名無しさん@ピンキー
08/11/26 00:43:15 9Vhojtbr
突然だが‥投下する。

[設定]ドラマ後、何だかんだで共存するかたちとなった耕助・銀狼二人とめでたく?夫婦になった冴子。
※エロ無し会話文のみ。IQ220のわりにはかなり間抜けで淡泊な銀狼。




「‥銀狼分かっていると思うけど‥『今日もダメ!‥か?』
「わ‥分かってるじゃない!」
自分が言おうとした事を銀狼に言われた為か、冴子はバツの悪そうな顔を浮かべた。
そんな様子を見た銀狼は先程よりかなりトーンダウンした声で言った。
「‥冴子、俺の事そんなに嫌いか?」
「急に何よ?」
予想外の銀狼からの質問に冴子は、慌てて銀狼に身体を向き直した。
「耕助からの誘いはあんまり断らねぇクセに、俺からの誘いはほぼ断るじゃねーか!‥何で俺ばっかり」
すねている様に思えるのは気のせいだろうか?

「‥ねぇ銀狼、あ・ん・た何かすごく勘違いしてるんじゃないの?」
「何がだ?」
そっぽを向きながら答える銀狼。
「良いからこっちを向きなさい!」
冴子の両手によって強引に顔を冴子に向けさせられる。
「‥痛ェなァ!何するんだこのアマ!」
「あんたが向かないからでしょ?‥いい?あんたの誘いを断った理由はね‥」
「ハッ、俺が単に嫌いだからだろ?」
横を向こうとしたが、冴子の両手に行く手を遮られ下を向く銀狼。
「違うわよ!」
「じゃあ何故だ?」
蒼眼が冴子を見据える。

「あんたがあたしを誘う日は‥」
「誘う日は?」
「ほぼ月一にあたるからよ!」
顔を壮大に赤らめ言い切る冴子。
「‥何だと??!本当なのか、それは?」
「嘘じゃないわ!本当よ!」
俯きながら、しかし強く頷いてみせる。
「‥ナルホドね、仕方ねェーか。っておい!!」
「‥何よ?」
「俺の立場はどうなるんだ?耕助ばかり優遇しやがって!」
「‥そこんトコなんだけどさ、きっぱり諦めて♪」
「なッ?!!」
「我儘言わないでよ!それに…‥あの‥時、あげたんだから良いじゃない‥」
「はッ?聞こえないぜ」
「あっあたしの初めてをあんたにあげたんだから良いじゃない!!」
「なッ?!!あれは耕助が勝手に結婚式の三次会に酒飲み過ぎて‥」

ーそう冴子にとって?の悲劇は結婚式の夜に起きたのだった。
「‥そう、耕ちゃん飲み過ぎて酔い潰れて‥それによってあんたが覚醒して‥あぁ思い出したくもないわ!」
「チッ何言ってやがる!同じ様に大量に酒を飲んで酔ってて、俺に勝手に抱いてく『言ってないわよ!もう知らないから!!』
そのまま冴子が二人を隔てる襖を乱暴に閉めた事で本日の会話は強制終了された。
後に残された銀狼というと、二人のあの夜を色々と思い出し、眠りについたのは夜明け前であった。



もしこの文才がない俺の文を最後まで見てくれた人がいたら感謝する。ありがとう!



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