09/08/26 01:43:02 eg51TaDX
「どうかな」
「やわらかい……綿菓子みたいな感じ」
上手な例えだと我ながら感心したのだけど、首を傾げるところを見ると、伝わらなかった
みたいだった。
自分が馬鹿らしくなってきたので、誤魔化すために胸を包んでいる手に思わず力を入れてしまう。
「―っ!」
その急激な表情の変化に狼狽えて、ますます手の速度を上げてしまった。当然、
うねるように七変化する死神さんの表情。
「ん……っ、ふぁ……あぁ……」
変化していく表情が、次第に柔らかいものに変わっていった。
半開きの目と口。すさまじく官能的なその表情は、僕の性欲を刺激してあまりあった。
もっと、もっとえっちな顔を見せて欲しい。少し力を込めて押すと、人形みたいに
彼女は倒れた。
両手で2つの胸を揉みしだく。それだけじゃなく、起ってきた突起をつついたり、とにかく
色々とやった。
「はんっ……だ、だめっ…………っ!」
艶やかな声が、僕を急かす。次は、より激しい反応を見たかった。
「……、そ、そこは、まだ」
自分に忠実に、素早くスカートの下に手を潜り込ませる。くちゅり、と言う音と共に僕は
濡れた下着に触れた。
「ひんっ!」
それだけなのに、死神さんは大きな反応を見せた。この分だと、適当に触るだけで
それなりに効果を得られるのでは無かろうか。
濡れている所を主にして、何の模様もない下着の上から触っていく。
「んんっ! ……はぁっ」
死神さんの体が跳ねる。過激な反応が嬉しい。スカートをめくって、濡れている下着を見る。
ゆっくりと、染みが広がっていくのが見て取れた。
「こんなに濡れてる……」
「いゃ……いわないで…………」
「もう、良いかな……」
「……た、多分」
そう言われて、僕は剥ぎ取るように死神さんのパンツをずりさげた。てかてかと、
いわゆる愛液が光っていた。
僕は無我夢中で性器をズボンから出した。それは、ピンク色をした死神さんの綺麗な
性器には、とても不釣り合いに思えた。
死神さんの足を広げて、もう少しで触れると言う所まで近づく。
「ここ、かな……」
焦って、ずるりと何回も滑った。どんどんと焦りが募って、どうにも入りそうになかった。
意固地になって、半ば怒りながら僕は挿入を試す。
「てつだう……?」
「いらないっ」
ちょうど、ぎゅ、と先端が穴を押し広げた。
「……づぅっ」
死神さんの表情が苦痛に歪む。
大切にしないといけないと言う気持ちとこのまま一気に突き破りたい衝動が僕を板挟みにする。
それは、今まで受けたことのない果てしない拷問のように思えた。
「いける?」
「すぅ……来て」
死神さんの腰を両手でしっかり掴んで、ゆっくりと自分の腰を進める。みちみち、と嫌な
音がする。
「い、たぃ、いたい……っ!」
「ぅう……」
途中で、ぶちり、と何かが裂けた。
「あ゛っづぅうっ――!!!」
悲鳴。腰を支えていた両手を、自分の両手で掴んでくる。ぎり、と爪が食い込む。
「……っは、ふぅ、ぅ……」
大きく深呼吸する死神さん。ギロリ、とキツイ視線が飛んできた。が、視線はすぐに逸らされた。