09/03/05 20:42:50 o6l1amX6
シビュレは白磁のような肌から玉の汗を出している。
「はぁっはぁっ……こんな感じでよろしいのでしょうか。」
頬を赤らめ上目遣いで尋ねてきた。
「あぁ、いいことはいいんだが……多少ぎこちなさが残ってるよ。これは慣れるしかないかな?」
「そうですか……」
シビュレはしゅんとなり軽くうつむいた。 けしからん とてもやばいぜ 俺の理性 と一句詠んでしまうほどくる光景だが我慢我慢。厳しく言うだけじゃあれだし誉めることもせねば
「だがさすが実働もこなすだけあって飲み込みはいいよ。」
「ほんとですか?ありがとうございます。」
「いやいや、じゃもう一回ヤッたら更衣室まで送るよ」
「…………はい。」
シビュレは恥ずかしそうな、それでいて嬉しそうな顔で頷いたのだった
その後、更衣室に戻ったシビュレは汗を流すために浴場に入った。
そこには全竜交渉部隊の訓練を終えた風見、美影、ヒオに新庄が居たのだった
「あらシビュレ、貴女もお風呂?」
「はい、千里様達は訓練ですか?」
「うん、出雲君や佐山君に飛場君までもがややこしい真似しだしたから、ボクと風見さんでシューティングしてたの」
「リュージ君、二人からばれないのぞき方聞いたりしてたみたい。」
「サンダーフェロウに採点してもらったんですけれど、風見さんはクリティカル狙い、新庄さんはコンボ狙いで物凄くいい勝負でしたの。13点差で風見さんの勝ちでしたけれど、凄かったんですのよ?」
「はぁ、それは見てみたかった気がしますね」
と、そこで風見はあることに気付いたのだった
「あら、シビュレ。歩き方おかしくない?」
「え、あ……こ、これは普段使ってなかった筋肉をフル活用した結果といいますか……あ。」
女湯は恐ろしいほどの沈黙に包まれたのだった
ーつづくー
次回予告
風見の何気なく発した一言はシビュレを動揺させ、全UCAT規模の混乱を巻き起こすことになる
女湯での不振な言動を訝しんだ風見達は男連中を巻き込んでシビュレを壮絶ストーキングを始めるのだった
シビュレは秘密を守り続けることができるのだろうか?