09/02/27 01:52:56 K0yjo45+
ふと横を見ると女性が一人眠っているのが見える。
亜麻色の艶のある髪からは人では有りえない細長い耳が出ている、大樹だ。
此処が何処であるのかはよくわかっているのだが何故こんなことになったのか、それだけが理解できない
とりあえずどうしよう。誰かに見つかったらもうなんというか……
すごく大変なことになるではないか!主に自分が!!
幸いなことがあるとすれば先に気付いた、この一点に尽きる
…………
…………
よく分からない賢者タイムの果てに行動を起こすことにした。
「大樹さん、リール・大樹さん。起きてくださーい」
「くー……せんせいもうおなかいっぱいでたべられないですよー」
「いや、大樹さん。起きなきゃ大変なんだって。起きてー」
「んー、あとじゅっぷん……ふぇ?」
「大樹さん、おはよう。起きれる?」
「あー、おはよーございますー。せんせいちゃんとおきますよー?」
「じゃ、ゆっくり下見てくれ。もう遅いかもしれないけどさ」
「したー?……ってうわなんですかこれー!?」
大樹の脚、付け根のあたりから赤い液体が垂れていた