08/11/17 22:11:17 LANrYN3o
彼が囁いた、それは悪魔にも似た誘い
気がつくと握っていたものを自らの股間に引き寄せていた
「エッチだなアサマチは」
次の瞬間浅間の体はずどんと貫かれた、
いきなりだ、しかし充分に焦らされた体はそれだけで軽く震える
次の瞬間抜かれそうになる、反射的に追うように腰が動いたつい開いた目の前ではトーリが優しく微笑んでいる
「おいおい、寝たふりはもう終わりかよ、せっかくあの小説みたいにしてやろうと思ったのに」
それは一体どの小説のことをいっているのだろうか、わからない
ただ満ち足りている感覚だけが浅間を支配する、何度目かのトーリとの逢瀬
彼のことを喜ばせたい、そう思うと足が自然と開いてゆく
そして彼が奥に届く、
「はっ」
吐き出しながら上部をこすられる感覚に体を震わせる、欲しい浅間はもうそれしか考えることができない
胸が揺れる、脇から包み込むようにトーリの手が優しく揉む
唇がふさがれる、今度は自分から舌を絡めた、昇って行く意識が白くなる
片足を抱え込まれ横から突かれる体勢になる、動きにくい、しかしさらに奥を突かれる回数が増えた
肉真珠をはじかれる、意識が飛び痙攣する、これで何度目か、
しかしその日初めての放たれたトーリの熱がこれまで以上に浅間の知性を焼き尽くした。
・・・・
・・・
・・
「モニタリングご苦労である。」
イトケンが次の日学校で浅間にそう声をかけた。
淫夢薬、ただいま絶賛開発中の名誉モニターとしてはあのあまりにも支離滅裂な夢にたいして
何らかの感想を述べなければならないらしい、だから浅間は一言
「過激さが足りませんよね、あれじゃあ」
それだけいうとそしらぬ顔でまた席に着く、校庭ではトーリが今日も騒いでいる。
「人の気も知らないで」
そのつぶやきは誰にも聞こえなかった。