08/10/26 01:36:20 +bFTLhi+
「こんにちは、今日は地上に何か用ですか」
アリスは地上に遊びに来ていた天子に挨拶をした
赤の他人であれば特に声をかける事も無かったのだが
仮にも弾幕を交えた仲だったので挨拶をした
「あのー、どうかしたんですか」
何となく天子の機嫌が悪そうに見えたので様子を窺った
「むー、敬語」
「え？」
「何で霊夢とかは普通に話しくれるのにあんたは敬語なのよ」
天子は子供っぽく頬を膨らませながらアリスを睨む
「敬語を使うのは相手の事を警戒してるからだってどこかのアルター使いが言ってたわ」
「はあ？ はあ、そう言う訳ではないですけど」
何だか訳のわからない顔をしているアリスを天子は人のいない茂みへと連れて行った
「あんたが私を警戒してるならこっちはフルオープンであんたに対するわ」
そう言いつつも頬を染めながら天子は服を脱いでいく
「ちょっ！？ 何してるんですか！」
「袖すり合うも何とかっていうでしょ。こっちに隠し事はないわ」
箱入りだとは聞いていたが、ひょっとしてバカなのか
と思ったアリスだったが、なんだか面白そうなのでとりあえず黙って置く事にした
気持ち良いぐらいにさらけ出した天子の肌は陶磁器のように白く、思わず見惚れてしまった
「さあこれでこっちに隠すものは何もないわ。あんたも全部見せなさい」
「はあ、はい。って何でそうなるんですかっ！」
天子に見惚れていて思わず流されそうなアリスであったが、そんな恥ずかしいマネはできなかった
「何でって、ここはお互い隠し事はなしで行こうって事じゃないの」
「あのー、ひょっとして友達が欲しくて地上に来たんですか」
「なっ！ ばっ、ばか。そんな訳ないでしょ」
頬をさらに真っ赤に染めて批判する天子だがどう見てもバレバレだ
「い、いいからとっとと脱ぎなさいよ。早くしないと剣で切り裂くわよ」
「え、ちょっ、もう、何で私がこんな目に……」
という妄想をしたが天子の頭がスカスカすぎてチルノみたいになりそう