08/10/22 23:42:41 Dtyt7lJD
予想外のワッフルだったからやっつけだけど>>238の続き
こいしは当てろと囀ったその舌で、爪の先から指の付け根までをちろちろとなぞっていく。
最初は親指。それから人差し指、中指。順々にゆっくりと焦らすように。最初から私の答えなど期待していないのは明白だった。
「ねえお姉ちゃん、なんだと思う？」
くすくすと笑いながら手の爪ひとつひとつに口付けを落とす仕草に気を取られて、ろくな返事ができない。
これを意識してやっているのなら恐ろしい。いや、無意識か。
「こいし……っいい加減、に」
「いい加減に、手だけじゃ嫌？」
「ちが……ぅひあっ！？」
悪戯に笑った顔が胸元に近づいたかと思うと、次の瞬間背筋を電流と寒気が入り混じったようなものが通り過ぎた。一気に息が上がる。
なんだ。今のはなにが起きた。恐る恐る顔を上げると心底驚いたようなこいしと目が合った。
どうやらこいしにとっても予想外の反応だったようだ。目を丸くしてきょとんとしている様は見た目相応で可愛らしい。
しかし、それも束の間だった。呆けて開いたままだった口が凶悪な形につり上がる。
「へー……お姉ちゃん、ここ気持ちいいの？」
「んぁ、んんっ…やぁ、あ！」
白い指が胸元の“目”を触れるか触れないかの際どさで弄ぶ。体中がぴりぴりする。こんなの知らない。こんな感覚は知らない。
とっくに開放された手はわずかに抵抗する力さえ込められずに、ただカリカリと床を引っ掻くだけに終わった。
「私はなんともないのに……やっぱり開いてるのと閉じてるのだと違うのかなあ」
まるで物色するような手つきから無遠慮に与えられる刺激に視界が潤む。足と足の付け根が粘り気を帯びていくのが嫌でもわかった。
「あ、ぁあっ！？……ぉねが、さわ……ぁ、ひゃぅ！…ないでぇっ…！！」
第三の目って普通に考えて性感帯だよな